JP2002247076A - Webサーバ間で構成されるネットワークグループの管理方法 - Google Patents

Webサーバ間で構成されるネットワークグループの管理方法

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JP2002247076A
JP2002247076A JP2001044290A JP2001044290A JP2002247076A JP 2002247076 A JP2002247076 A JP 2002247076A JP 2001044290 A JP2001044290 A JP 2001044290A JP 2001044290 A JP2001044290 A JP 2001044290A JP 2002247076 A JP2002247076 A JP 2002247076A
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Tetsuya Isobe
徹也 礒部
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Abstract

(57)【要約】 【 課題 】本発明の目的は、WEB上に任意に構築され
たワープグループネットワークの構成情報を一元的に管
理する事で、外部よりの問い合わせやサービスなどを従
来より効率的に行う方法を提供することにある。 【 解決手段 】上記目的を達成するため、WEBサーバ
同士を特定のグループとして認識させるアプリケーショ
ンと、グループを構成するサーバが各々保持する構成情
報及び各サーバのグループ内における分類を記録するデ
ータベースと、グループデータベースに記された内容を
グループを管理する外部データベースの管理情報に反映
するアプリケーションと、グループ情報を管理サーバ上
の管理アプリケーションに問い合わせることで特定のI
Pアドレス等を提供する方式とを発明した。本発明によ
れば、外部よりグループ内の特定のサーバにアクセスす
る際、グループにおける分類名のような相対的な指定を
行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明はネットワークの管
理方法に属し、特に複数のWEBサーバ間で周知のPeer
to Peerによるワークグループネットワーク(以下、該
ネットワーク)を形成する環境下において、該ネットワ
ークに対し外部よりサービスを提供する際,サービス提
供先となるサーバのIPアドレス等を問い合わせる窓口
として、管理用のサーバを用いる事に関する。
【従来の技術】
【0002】従来、ネットワークを管理する方法として
は、ネットワークを統括する存在の計算機が他の複数の
計算機同士の接続を仲介する方式(例えば、クライアン
ト/サーバネットワーク等)と、ネットワークを構成す
る計算機同士が全て対等の権限を持って接続される方式
(例えば、ワークグループネットワーク)における管理
方法が周知の技術として広く知られている。
【発明が解決しようとする課題】
【0003】しかし上記従来の技術によれば、外部より
ネットワーク全体に対する問い合わせ方法は確立されて
いないため、ネットワークを構成する計算機のIPアド
レスを直接取得する必要があった。
【0004】また上記の従来の技術によれば、ネットワ
ークが複数存在し問い合わせ側が任意のネットワークに
等価のサービスを提供しようと臨む際、ネットワーク情
報とネットワークを構成する全ての計算機を把握しなけ
ればならなかった。
【0005】本発明は以上の問題点を鑑みて為された物
であり、その目的はWEB上に任意に構築された該ネッ
トワークの構成情報(以下、構成情報)を一元的に管理
する事で、外部からの問い合わせやサービスなどを従来
と比較し効率的に為さしめる方法を提供することにあ
る。
【課題を解決するための手段】
【0006】上記課題を解決するため、各々が固有のI
Pアドレスを持ち、インターネット上でサーバとして稼
働する電子計算機(以下、WEBサーバ)同士を特定の
グループとして認識させるアプリケーション(以下、グ
ループアプリケーション)と、グループを構成するWE
Bサーバが各々保持する構成情報及び各WEBサーバの
グループ内における分類(以下、サーバ属性)を記録す
るデータベース(以下、グループデータベース)と、グ
ループを管理すべき外部サーバ(以下、管理サーバ)に
組み込まれ、グループデータベースに記された内容を自
身の保有するグループデータベース管理情報に反映する
アプリケーション(以下、管理アプリケーション)と、
常に変化する可能性のあるグループ情報を管理サーバ上
の管理アプリケーションに問い合わせることで特定のI
Pアドレス等を提供する方式(以下、本件管理方式)と
を発明した。
【0007】管理サーバに問い合わせを行う際、問い合
わせ側はグループとサーバ属性を指定するだけでグルー
プの意図したサーバのIPアドレスを取得出来る為、問
い合わせ側で予めIPアドレスを把握する必要がない。
【0008】また問い合わせ側は各サーバのIPアドレ
スではなく、サーバ属性を用いて指定を行うため、各グ
ループにおける構成情報の状況や種類を考慮する必要が
ない。
【0009】さらに同一グループ内に同一のサーバ属性
を持つサーバが複数存在していても、優先順位を設定す
ることで状況によって接続先の変更を実現し、これによ
って問い合わせの確実性を増す。
【0010】なお本発明の説明に当たり用語を多数使用
しているため、まず用語についての解説を行う。
【0011】WEBサーバとは、既に述べたごとくWW
Wシステムにおいて情報送信を行うサーバであり、各々
が固有のIPアドレスを持ち、インターネットを介して
他のWEBサーバと接続する。なお特に断りのない限
り、本発明における「サーバ」という語はWEBサーバ
を指す。
【0012】未参加サーバとは、WEBサーバの要件を
満たし、グループアプリケーションを実装しているにも
かかわらず、本件管理方式に認識されないサーバの事で
ある。
【0013】サーバ属性とは、そのWEBサーバを用途
により分類した形態であり、例えば音楽配信用、動画配
信用、データベース管理用等と分類することである。ま
たサーバ属性は任意に決められるものではなく、本件管
理方式を用いて実運用する際明確に分類指針を定義する
べきである。
【0014】グループとは、本件管理方式において、同
じグループIDを持つWEBサーバ群をひとつの単位と
見なしたものである。言うまでもなく各々のサーバはグ
ループアプリケーションを実装し、そのグループデータ
ベースの内容は同一となる。
【0015】構成サーバとは、特定のグループを構成す
るWEBサーバの各々である。
【0016】管理サーバとは、グループ及び構成サーバ
の状況を把握するためにグループ外に設置したWEBサ
ーバであり、構成サーバに対し何らかのサービスを望む
外部サーバの要求に対しIPアドレス通知する等の働き
をする為の管理アプリケーションを実装する。
【0017】ローカルグループとは、管理サーバを介さ
ず、構成サーバ間のみで認識するグループのことであ
る。原則として、ローカルグループの認識状況は必要に
応じて管理サーバに反映される。
【0018】グループIDとは、本件管理方式において
グループに対し一意に命名された符号である。同一のグ
ループIDを持つ複数のWEBサーバは同一のグループ
に所属すると見なされる。
【0019】グループ名とは、利用者がグループIDの
代わりに使用するエイリアス(別名)であり、あるサー
バを特定のグループに参加させる際、グループより新規
参加するサーバを識別する手がかりとなる文字列のこと
である。これは利用者が任意に設定して良いが、管理サ
ーバはグループ名による管理を行わない。あくまでもロ
ーカルグループにて通用する。
【0020】サーバ順位とは、同一グループに同一サー
バ属性を持つサーバが複数存在した場合、どのサーバを
優先的に適用するのかを示した数値である。順位の高い
サーバが何らかの原因で利用不可能となった際、同じサ
ーバ属性を持つ別サーバに処理を代行させる等の処理を
可能とする。
【0021】起点サーバとは、新たにグループに参加す
るサーバが、参加の意向を通知する対象たるサーバであ
る。グループの構成サーバのうち、任意のサーバを起点
サーバとする。
【0022】加入サーバとは、新たにグループに参加す
るサーバである。参加以前に他のグループに属していた
か否かに左右されない。
【0023】個別情報とは、構成情報の各要素、即ち各
サーバにおけるサーバIPアドレス、サーバ属性、サー
バ順位の事である。
【0024】サーバセットとは、構成サーバの個別情報
をグループ別にまとめたテーブルの事である。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明するが、本発明はこの実施の形態に限定
されない。
【0026】図1は本発明における接続構成を示す概念
図である。1Aは「起点サーバ」であり、図示されない
サーバアプリケーションが稼働している。また起点側ア
プリケーション1Bを搭載する。1Bは「起点側アプリ
ケーション」であり、任意の形態により接続される他サ
ーバ(例えば、加入サーバ1H等)の加入側アプリケー
ション1Iとネットワーク構成情報を同期させる。これ
により該ネットワークを形成すると同時に特定のIPア
ドレスに対して例外的に接続する機能(例えば、特願20
01-044283に示される技術)及び、起点サーバ1Aの所
属するグループID及び構成サーバを記述するデータベ
ース(以下、起点側グループデータベース)1Cを持
ち、管理サーバ1Eに対して起点側グループデータベー
ス1Cの内容を通知する機能を持つアプリケーションで
ある。1Cは「起点側グループデータベース」であり、
起点サーバ1Aが所属するグループの構成情報を全て記
載したデータベースである。1Dは「起点側個別情報」
であり、起点側IPアドレス1D−1、起点側サーバ属
性1D−2を記載する。1D−1は「起点側IPアドレ
ス」であり、起点サーバ1AのIPアドレスを記載す
る。1D−2は「起点側サーバ属性」であり、起点サー
バ1Aにおけるサーバ属性を記載する。1Eは「管理サ
ーバ」であり、グループを形成するサーバ群の外部に存
在する。1Fは「管理側アプリケーション」であり、起
点サーバ1Aより起点側グループデータベース1Cの内
容を受けることで、常に複数のグループの状況を監視
し、特定のグループ構成の変更を速やかに管理側グルー
プデータベース1Gに反映させる。1Gは「管理側グル
ープデータベース」であり、管理サーバ1Eの監視下に
あるグループの状況を記録した物である。1Hは「加入
サーバ」であり、図示されないサーバアプリケーション
が稼働している。また加入側アプリケーション1Iを搭
載し、起点サーバ1Aとのグループ形成を試みる。1I
は「加入側アプリケーション」であり、任意の接続形態
により接続される他のサーバ(例えば、起点サーバ1
A)の起点側アプリケーション1Bのネットワーク構成
情報を同期させることで該ネットワークを形成すると同
時に特定のIPアドレスに対して例外的に接続する機能
及び、加入サーバ1Hの所属するグループID及び構成
サーバを記述するデータベース(以下、加入側グループ
データベース)1Jを持ち、管理サーバ1Eに対して加
入側グループデータベース1Jの内容を通知する機能を
持つアプリケーションである。1Jは「加入側グループ
データベース」であり、加入サーバ1Hがグループを構
成していた際、構成情報を全て記載したデータベースで
ある。1Kは「加入側個別情報」であり、加入側IPア
ドレス1K−1、加入側サーバ属性1K−2を記載す
る。1K−1は「加入側IPアドレス」であり、加入サ
ーバ1HのIPアドレスを記載する。1K−2は「加入
側サーバ属性」であり、加入サーバ1Hにおけるサーバ
属性を記載する。
【0027】図2は起点側グループデータベース1Cの
構造を詳細に示した物である。2Aは「起点側グループ
データベース」であり、同名の1Cと同じ物を指す。2
Bは「起点側グループ名」であり、グループIDに一対
一で関連付けられた別名である。2Cは「起点側グルー
プID」であり、起点サーバの所属するグループのID
である。2Dは「起点側構成サーバセット」であり、構
成サーバの各々の個別情報をひとまとめにしたデータセ
ットである。2D−1は「起点側構成IPアドレス」で
あり、グループの構成サーバのIPアドレスを記載す
る。2D−2は「起点側構成サーバ属性」であり、グル
ープの構成サーバのサーバ属性名を記載する。2D−3
は「起点側構成サーバ順位」であり、構成サーバのうち
同じ属性名を持つ物が複数存在した場合の識別情報であ
る。
【0028】図3は管理側グループデータベース1Gの
構造を詳細に示した物である。3Aは「主テーブル」で
あり、管理側グループデータベース1Gの本体である。
3A−1は「登録グループID一覧」であり、登録され
たグループIDがここに記述される。またこの項目はグ
ループ構成サーバテーブル3Bのキー項目として働く。
3Bは「グループ構成サーバテーブル」であり、登録さ
れたグループID毎に存在する。3B−1は「管理側グ
ループ名」であり、グループIDに一対一で関連付けら
れた別名である。3B−2は「管理側構成サーバIPア
ドレス」であり、グループの構成サーバのIPアドレス
を記載する。3B−3は「管理側構成サーバ属性」であ
り、グループの構成サーバの各属性名を記載する。3B
−4は「管理側構成サーバ順位」であり、構成サーバの
うち同一属性名を持つ物が複数存在した場合の優先順位
を記した情報である。
【0029】ネットワーク構築について説明する。起点
側アプリケーション1Bに、構築すべき該ネットワーク
の名称、即ちグループ名を与える。グループ名は任意と
する。
【0030】起点側アプリケーション1Bは、最初のグ
ループ名の命名を受け、管理サーバ1Eに起点サーバ1
AのIPアドレスの有無を問い合わせる。
【0031】管理サーバ1Eは、管理側グループデータ
ベース1Gを参照し、管理側構成サーバIPアドレス3
B−2を検索する。
【0032】前記参照の結果、管理側グループデータベ
ース1Gに起点サーバ1AのIPアドレスが存在してい
なければ、管理サーバ1Eは起点サーバ1Aを未参加サ
ーバと見なし、起点サーバ1Aを唯一の構成サーバとし
たグループを想定し、新規のグループID(以下、新規
登録ID)を作成する。同時に登録グループID一覧3
A−1に新規登録IDを追加する。
【0033】さらに新規登録IDをキーとして起点サー
バ1AのIPアドレスを、管理側構成サーバIPアドレ
ス3B−2に記述する。起点サーバ1Aのサーバ属性
を、管理側構成サーバ属性3B−3に記述する。起点サ
ーバ1Aのサーバ順位を、管理側構成サーバ順位3B−
4として記載する。
【0034】管理サーバ1Eは起点サーバ1Aに対し、
新規登録IDを送信する。起点サーバ1Aの起点側アプ
リケーション1Bは送信された新規登録IDを受ける
と、既に命名されていたグループ名と新規登録IDとを
一対一で対応付ける。
【0035】引き続き起点サーバ1Aは起点側グループ
データベース1Cに対し、登録情報を記述する。即ち起
点側グループ名2Bに既に命名済みのグループ名を記録
し、起点側グループID2Cに付与された新規登録ID
を記録する。起点側構成サーバセット2Dの起点側構成
IPアドレス2D−1には、起点サーバ1A自身のIP
アドレスを記述する。起点側構成サーバ属性2D−2に
は起点サーバ1A自身のサーバ属性名を記述する。起点
側構成サーバ順位2D−3には起点サーバ1A自身のサ
ーバ順位を記述する。
【0036】この状態で加入サーバ1Hが新規に起点サ
ーバ1Aとグループを形成する事を想定する。
【0037】加入サーバ1Hは起点サーバ1Aに対し、
起点側アプリケーション1B及び加入側アプリケーショ
ン1Iを用い、ローカルでグループを形成する。本発明
においてグループ形成の具体的な方法は問わないが、少
なくとも次に示す三要件を満たす必要がある。
【0038】要件の一は、加入サーバ1Hのグループ名
及びグループIDは、起点サーバ1Aと同じものという
事である。
【0039】要件の二は、加入側グループデータベース
1Jと起点側グループデータベース1Cとは全く同じ内
容となる事である。以上の2要件を満たす方法として
は、例えば特願2001-044283を用いると良い。
【0040】要件の三は、例えば起点サーバ属性1D−
2と加入サーバ属性1K−2等、加入によって同じサー
バ属性とひとつのグループになった際は、各々に構成サ
ーバ順位を付与し、構成サーバセットに反映させる事で
ある。この理由は、サーバ属性の重複が発生すると後述
する「どのネットワークの、どの属性を持つサーバか」
という定義が成立しなくなる為である。
【0041】ローカルでのグループが形成された後、引
き続き加入側アプリケーション1Iは管理サーバ1Eに
対し管理側グループデータベース1Gを送信する。もち
ろん同じ内容である起点側グループデータベース1Cを
加入側アプリケーション1Iによって送信しても差し支
えない。このため起点側グループデータベース1Cと管
理側グループデータベース1Gを総称し「ローカル側グ
ループデータベース」と呼称する。
【0042】管理サーバ1Eは管理側グループデータベ
ース1Gの主テーブル3Aより、送信されたローカル側
グループデータベースのグループIDを検索する。
【0043】管理側グループデータベース1Gが主テー
ブル3Aに該当するグループIDを発見した時、グルー
プ構成サーバテーブル3Bを参照し、ローカル側グルー
プデータベースの内容に置き換える。
【0044】以上の作業を以て、ローカル側グループデ
ータベースとグループ構成サーバテーブル3Bの内容
は、最新の状態に更新される。
【0045】この方式により、WEBサーバのIPアド
レスを「どのグループIDの、どの属性を持つサーバ
か」という形式で指定出来る。
【0046】以下に本発明の実施の形態を具体的に図を
用いて例示する。なおこれはあくまでも例示であり、本
発明はこの例示に左右されない。
【0047】図4は本発明における「エンターテインメ
ント情報取得」の例である。4Aは「音楽情報サーバ」
であり、特定のユーザーに対して配信すべき音楽情報を
蓄積する。4Bは「音楽情報ミラーサーバ」であり、音
楽情報サーバ4Aが事故などの原因で稼働しなくなった
場合の予備の為、音楽情報サーバ4Aと全く同じ内容を
蓄積したサーバである。4Cは「データベースサーバ」
であり、ユーザーのアクセス数を集計する働きを持つ。
4Dは「動画サーバ」であり、特定のユーザーが閲覧す
る動画を蓄積したサーバである。4Eは「グループI
D」であり、音楽情報サーバ4A、音楽情報ミラーサー
バ4B、データベースサーバ4C、及び動画サーバ4D
全てに共通するグループIDである。グループIDは、
例えば「service-8633298」なる文字列を想定する。ま
たグループIDには「ENTERTAINMENT」という別名が付
いている。4Fは「ローカルデータベース」であり、グ
ループで共有するグループ情報を示している。4F−1
は「サーバIPアドレス」であり、グループを構成する
サーバのIPアドレスが記されている。4F−2は「サ
ーバ属性」であり、グループを構成するサーバの属性が
記されている。4F−3は「サーバ順位」であり、同じ
サーバ属性を持つサーバのうち、いずれが優先的にアク
セスされるかを示す数字である。4Gは「管理サーバ」
であり、「ENTERTAINMENT」グループ以外にも複数のグ
ループを管理する。管理サーバ4Gは図示されない管理
側アプリケーション及び管理側グループデータベースが
搭載され、ローカルデータベース4Fと同一の内容を保
持し、ユーザーが「グループID」及び「属性名」を問
い合わせることで、該当するIPアドレスを返信する働
きを持つ。4Hは「一般サーバ」であり、ユーザーから
のリクエストに応じてIPアドレスに示されるサーバに
接続し、情報を提供する。
【0048】ローカルデータベース4Fの内容を示す。
1段目には4Aの個別情報、即ちサーバIPアドレス4
F−1として「111.111.000.000」、サーバ属性4F−
2として「music」、サーバ順位4F−3として「1」
が記述される。2段目には4Bの個別情報、即ちサーバ
IPアドレス4F−1として「111.111.000.001」、サ
ーバ属性4F−2として「music」、サーバ順位4F−
3として「2」が記述される。3段目には4Cの個別情
報、即ちサーバIPアドレス4F−1として「321.865.
532.970」、サーバ属性4F−2として「database」、
サーバ順位4F−3として「1」が記述される。4段目
には4Dの個別情報、即ちサーバIPアドレス4F−1
として「977.646.534.153」、サーバ属性4F−2とし
て「movie」、サーバ順位4F−3として「1」が記述
される。言うまでもなくこの内容はグループ内全サーバ
で共有しており、さらに管理サーバ内のグループ構成サ
ーバテーブルにても同じ内容が存在している。
【0049】ユーザーが一般サーバ4Hを介し、音楽情
報にアクセスしようと試みたとする。ユーザーはまず、
管理サーバに「service-8633298」の「music」なる問い
合わせを管理サーバ4Gに行う。
【0050】管理サーバ4Gは問い合わせを受け、自身
のグループデータベースを参照する。主テーブル内に
「service-8633298」を発見し、それをキーとしてグル
ープ構成サーバテーブルを参照する。
【0051】管理サーバ4Gは構成サーバテーブル中
に、「music」の属性を持つサーバを2件見つける。本
例で「music」のサーバ属性を持つ物は4A(サーバI
Pアドレス「111.111.000.000」、サーバ順位「1」)
及び4B(サーバIPアドレス「111.111.000.001」、
サーバ順位「2」)であるので、よりサーバ順位の上位
である4Aを候補として選ぶ。ここで次の処理に進む前
に、選出したIPアドレスが現在稼働中か否かを確認す
るアクセスを行えばより望ましい。稼働していない際は
一時的にサーバ順位のより低いサーバの順位を上げた上
で再びアクセスを試みるか、もしそのサーバ属性におい
てより低い順位のサーバが存在しなければ「接続失敗」
の旨をユーザーに通知すると良い。
【0052】管理サーバ4Gは一般サーバに対し取得結
果である「111.111.000.000」を返す。なおこの際、直
接IPアドレスを一般サーバに返すのではなく、IPア
ドレスの示す結果がWEBブラウザなど、ユーザーにと
って認知可能なインターフェースを用いるのであれば直
接、表示や閲覧及び再生させる事が望ましい。
【発明の効果】
【0053】本発明によれば、サーバ間で役割を決めて
構成している小規模な該ネットワーク、即ちグループを
構成する各サーバに対し、役割名をサーバ属性名として
問合せる事でサーバを特定できるため、例えば小規模の
サーバを搭載した家電製品同士での家庭内ネットワーク
を想定した場合、特定の製品に対するサービスを提供す
ることが容易になる。
【0054】また本発明によれば、複数のグループID
をインターネットを通じて管理するため、世界中に存在
する不特定のグループ及びグループを構成する不特定の
サーバに対するアクセスが可能となり、等質のサービス
を広く配信することが容易となる。
【0055】加えて本発明によれば、サービス提供を希
望する一般サーバを、予め審査の上管理サーバに登録し
ておくことで、グループの予期しない(または不正な)
サービスを行うサーバからの問合せを予防でき、セキュ
リティ向上に役立つ。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における本件管理方式を示す概念図であ
る。
【図2】本発明における起点側グループデータベースの
構成を示す概念図である。
【図3】本発明における管理側グループデータベースの
構成を示す概念図である。
【図4】本発明における「エンターテインメント情報取
得」の実施例を詳細に示した図である。
【記号の説明】
1A 起点サーバ 1B 起点側アプリケーション 1C 起点側グループデータベース 1D 起点側個別情報 1D−1 起点側IPアドレス 1D−2 起点側サーバ属性 1E 管理サーバ 1F 管理側アプリケーション 1G 管理側グループデータベース 1H 加入サーバ 1I 加入側アプリケーション 1J 加入側グループデータベース 1K 加入側個別情報 1K−1 加入側IPアドレス 1K−2 加入側サーバ属性 2A 起点側グループデータベース 2B 起点側グループ名 2C 起点側グループID 2D 起点側構成サーバセット 2D−1 起点側構成サーバIPアドレス 2D−2 起点側構成サーバ属性 2D−3 起点側構成サーバ順位 3A 主テーブル 3A−1 登録グループID一覧 3B グループ構成サーバテーブル 3B−1 管理側グループ名 3B−2 管理側構成サーバIPアドレス 3B−3 管理側構成サーバ属性 3B−4 管理側構成サーバ順位 4A 音楽情報サーバ 4B 音楽情報ミラーサーバ 4C データベースサーバ 4D 動画サーバ 4E グループID 4F ローカルデータベース 4F−1 サーバIPアドレス 4F−2 サーバ属性 4F−3 サーバ順位 4G 管理サーバ 4H 一般サーバ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分散型ネットワーク環境において、ネット
    ワーク構成を各計算機間で共有することを特徴とした、
    ネットワークグループの管理方法。
  2. 【請求項2】各計算機に一意のIPアドレスが存在する
    事を特徴とした、上記請求項1におけるネットワークグ
    ループの管理方法。
  3. 【請求項3】各計算機に機能または役割分担を端的に表
    現した属性情報を付与し、該IPアドレスと1対1の関
    連付けを行い管理することを特徴とした、上記請求項1
    及び2におけるネットワークグループの管理方法。
  4. 【請求項4】該ネットワーク構成をネットワーク外に設
    置したネットワーク外部の計算機に通知することを特徴
    とした、上記請求項1〜3におけるネットワークグルー
    プの管理方法。
  5. 【請求項5】該ネットワーク外部の計算機に、複数の該
    ネットワーク構成をデータベースをとして管理すること
    を特徴とした、上記請求項1〜4におけるネットワーク
    グループの管理方法。
  6. 【請求項6】上記請求項1〜5記述以外の一般計算機か
    ら該ネットワーク外部の計算機に対し、特定の該ネット
    ワーク構成を問合せ、結果を取得する事を特徴とした、
    上記請求項1〜5におけるネットワークグループの管理
    方法。
  7. 【請求項7】特定の該ネットワーク構成の問い合せの
    際、該属性情報を用いることで該IPアドレスを取得す
    る事を特徴とした、上記請求項6におけるネットワーク
    グループの管理方法。
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