JP2002245729A - デジタルディスク及びデコード装置 - Google Patents
デジタルディスク及びデコード装置Info
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Abstract
が異なるように、また、略一定の録音時間で録音可能に
する。 【解決手段】 ディスクの主信号の記録領域に、アナロ
グ音声信号をマルチチャネルの第1のグループのチャネ
ルと第2のグループのチャネル毎に異なるサンプリング
周波数でサンプリングし、かつ第1のグループのチャネ
ルと第2のグループのチャネル毎に異なる量子化ビット
数で量子化したデジタル音声信号として記録し、前記マ
ルチチャネルと同一又は異なるサンプリング周波数でサ
ンプリングし、ステレオ用の2チャネルのデジタル音声
として記録等を行う。
Description
及びデコード装置に関し、特にDVDオーディオディス
クに代表されるディスクのデータ構造に関する。
てはCD(コンパクトディスク)が知られている。ま
た、CDより高密度な光ディスクとしてDVD(デジタ
ルビデオディスク)が知られている。しかしながら、D
VD(以下、DVD−ビデオ)ではビデオ信号が主、オ
ーディオ信号が従として記録されるので、次のような問
題点がある。 (1)オーディオ信号がビデオ信号と一体化されてお
り、オーディオ信号の記録容量が少ない。 (2)オーディオ信号の時間を管理することができな
い。 (3)曲名などの簡単な文字情報を取り出すことができ
ない。
ザは使い方の層が幅広いので、CDのようにTOC(テ
ーブルオブコンテンツ)の領域を設けることにより簡易
な再生方法が求められる。しかしながら、DVD−ビデ
オでは、ナビゲーションコントロールパック(CONT
パック)と複数のビデオ(V)パック及びオーディオ
(A)パックによりビデオコンテンツブロックユニット
を構成してV、Aパックの再生などをCONTパックに
より制御するので、オーディオ信号を主として記録しよ
うとしてもユーザにとって簡易に再生することができ
ず、使い勝手が悪いという問題点がある。
デオフレーム単位でのみ行うので、オーディオ信号を主
として記録しようとしても、ビデオに比べてオーディオ
信号は連続性が重要であるので実時間の管理が困難であ
るという問題点がある。
る場合にユーザにとって簡易に再生することができて使
い勝手がよく、また、実時間の管理を簡単にするため
に、オーディオデータを含むパックに対してオーディオ
データを管理する情報を含むコントロールパックを設け
たDVDオーディオディスクが考えられる。
DVDオーディオディスクにオーディオ信号を記録する
場合、CDより高密度な光ディスクであるので、長時間
のオーディオ信号を左右2チャネルのステレオ信号の
他、5チャネル、6チャネル、8チャネルのマルチチャ
ネル信号で録音することができる。そこで、録音者側が
ディスクやアルバム、楽曲に応じてチャネル数や、サン
プリング周波数や量子化ビット数を変更して録音した
り、チャネルに応じてサンプリング周波数を変更した
り、また、チャネルに応じて帯域を狭くして録音するこ
とができれば、所望の録音時間のDVDオーディオディ
スクや録音時間や音質が異なる種々のDVDオーディオ
ディスクを実現することができる。ここで、このような
種々のDVDオーディオディスクは1種類のプレーヤが
再生することができる互換性を有することが必須とな
る。
信号の録音時間や音質が異なるように、また、略一定の
録音時間で録音することができ、また、録音されたオー
ディオ信号の録音時間や音質が異なっても1種類のプレ
ーヤで再生することができるデジタルディスクやデコー
ド装置を提供することを目的とする。
するために、以下の1)及び2)に記載の手段よりな
る。すなわち、 1)補助信号の記録領域と主信号の記録領域とが連続し
て配置されて前記主信号の記録領域に、アナログ音声信
号がマルチチャネルの第1のグループのチャネルと第2
のグループのチャネル毎に異なるサンプリング周波数で
サンプリングされ、かつ第1のグループのチャネルと第
2のグループのチャネル毎に異なる量子化ビット数で量
子化されたデジタル音声信号として記録され、更に、前
記マルチチャネルと同一又は異なるサンプリング周波数
でサンプリングされ、ステレオ用の2チャネルのデジタ
ル音声として記録されるオーディオエリアと、前記オー
ディオエリアに記録されているデジタル音声信号の第1
のグループのチャネルと第2のグループのチャネル毎の
サンプリング周波数および量子化ビット数と、第1のグ
ループのチャネルと第2のグループのチャネルのアサイ
ンメントと、更に、前記ステレオ用の2チャネルのサン
プリング周波数が記録される量子化制御情報エリアと、
を所定のフォーマットにより記録したデジタルディス
ク。 2)請求項1記載のデジタルディスクに記録されたオー
ディオ信号をデコードするデコード装置であって、前記
量子化制御情報エリアに記録されているデジタル音声信
号の第1のグループのチャネルと第2のグループのチャ
ネル毎のサンプリング周波数及び量子化ビット数と、第
1のグループのチャネルと第2のグループのチャネルの
アサインメントに基づいて、前記オーディオエリアに記
録されている第1のグループのチャネルと第2のグルー
プのチャネルのデジタル音声信号をデコードする手段
を、有するオーディオ信号のデコード装置。
施の形態を説明する。図1はDVD−ビデオのフォーマ
ットと、本発明の参考例に係るDVD−オーディオのフ
ォーマットの一実施形態を示す説明図、図2は図1のオ
ーディオマネージャ(AMG)のフォーマットを詳しく
示す説明図、図3は図1のオーディオタイトルセット
(ATS)のフォーマットを詳しく示す説明図、図4は
図2のオーディオマネージャインフォメーション(AM
GI)のフォーマットを詳しく示す説明図、図5は図4
のオーディオタイトルセット・アトリビュートテーブル
(ATS−ATRT)のフォーマットを詳しく示す説明
図、図6は図5のオーディオタイトルセット・アトリビ
ュートデータ(ATS−ATR)のフォーマットを詳し
く示す説明図、図7は図3のオーディオタイトルセット
インフォメーション(ATSI)のフォーマットを詳し
く示す説明図、図8は図7のオーディオタイトルセット
インフォメーション・マネージメントテーブル(ATS
I−MAT)のフォーマットを詳しく示す説明図、図9
は図8のオーディオタイトルセットメニュー・オーディ
オストリーム・アトリビュートデータ(ATSM−AS
T−ATR)を詳しく示す説明図、図10は図8のオー
ディオタイトルセット・オーディオストリーム・アトリ
ビュートテーブル(ATS−AST−ATRT)のフォ
ーマットを詳しく示す説明図、図11は図10の各オー
ディオストリームのアトリビュートデータ(ATS−A
ST−ATR)を詳しく示す説明図である。
ツブロックユニット(ACBU)を示す説明図、図13
は図12のオーディオパックとビデオパックのフォーマ
ットを詳しく示す説明図、図14は図12のオーディオ
コントロール(A−CONT)パックのフォーマットを
詳しく示す説明図、図15は図14のオーディオキャラ
クタディスプレイ(ACD)エリアのフォーマットを詳
しく示す説明図、図16は図15のネームスペース情報
により表示される例を示す説明図、図17は図14のオ
ーディオサーチデータ(ASD)エリアのフォーマット
を詳しく示す説明図、図18は図1のオーディオコンテ
ンツブロックユニットの変形例を示す説明図である。
ィスクには、CD世代からDVD−オーディオ世代に移
行する際の過渡期に対応するように、オーディオ信号と
してステレオ用2チャネルと5/6/8チャネルのマル
チチャネルの両方の信号が記録される。また、この過渡
期が経過したときには5/6/8チャネルのマルチチャ
ネル信号のみが記録されるようになると考えられる。
デオ、DVD−オーディオの各フォーマットを示し、D
VD−オーディオのフォーマットはエリアの名称が異な
るがDVD−ビデオと互換性を有する。まず、大別して
DVD−ビデオのフォーマットは先頭のビデオマネージ
ャ(VMG)と、それに続く複数のビデオタイトルセッ
ト(VTS)の各エリアにより構成され、他方、DVD
−オーディオのフォーマットはこれに対応して図2に詳
しく示すオーディオマネージャ(AMG)と、図3に詳
しく示すようにAMGに続く複数のオーディオタイトル
セット(ATS)の各エリアにより構成されている。
ション(VTSI)と、それに続く1以上のビデオコン
テンツブロックセット(VCBS)と最後のVTSIに
より構成され、他方、ATSの各々はこれに対応して先
頭のATSインフォメーション(ATSI)と、それに
続く1以上のオーディオコンテンツブロックセット(A
CBS)と最後のATSIにより構成されている。AT
SIには、ACBS内の各曲の演奏時間が実時間でセッ
トされる。本発明では、最初のACBSにはメニュー画
面を表示するためのメニュー情報が記録される。これは
DVDビデオと同様のものであり説明を省く。
され、他方、ACBSの各々は複数のACBにより構成
されている。VCBの各々はビデオの1タイトル(Ti
tle)分であり、ACBの各々はこれに対応してオー
ディオの1タイトル分である。VCBの各々(1タイト
ル)は複数のチャプタ(Chapter)により構成さ
れ、他方、ACBの各々(1タイトル)はこれに対応し
て複数のトラック(Track)により構成されてい
る。チャプタはパートオブタイトル(PTT)を含み、
トラックはパートオブタイトル(PTT)を含む。
により構成され、他方、トラックの各々はこれに対応し
て複数のインデックス(Index)により構成されて
いる。セルの各々は複数のVCBユニット(VCBU)
により構成され、他方、インデックスの各々はこれに対
応して複数のACBユニット(ACBU)により構成さ
れている。VCBユニットとACBユニットの各々は、
複数のパックにより構成され、1パックは2048バイ
トで構成されている。
ールパック(以下、CONTパック)と、それに続く複
数のビデオ(V)パック、オーディオ(A)パック及び
サブピクチャ(SP)パックにより構成され、他方、A
CBユニットの各々は、これに対応して先頭のオーディ
オコントロールパック(以下、A−CONTパック)
と、それに続く複数のAパックとVパックにより構成さ
れている。
する情報が配置され、A−CONTパックにはCDのT
OC情報のように後続のAパックのオーディオ信号を管
理するための情報が配置される。Aパックにはオーディ
オデータが配置され、Vパックにはビデオデータの他、
オーディオデータ以外の例えばクローズドキャプション
(CC)データが配置される。
示すように、 ・図4に詳しく示すオーディオマネージャインフォメー
ション(AMGI)と、、 ・AMGメニュー用のオーディオコンテンツブロックセ
ット(AMGM−ACBS)と ・バックアップ用のAMGIを有する。AMGM−AC
BSはコントロール情報として ・プレゼンテーションコントロールインフォメーション
(PCI)と ・データサーチインフォメーション(DSI)を有す
る。
3に示すように、 ・図7に詳しく示すオーディオタイトルセットインフォ
メーション(ATSI)と、 ・ATSメニュー用のオーディオコンテンツブロックセ
ット(ATSM−ACBS)と、 ・ATSタイトル用のオーディオコンテンツブロックセ
ット(ATSA−ACBS)と ・バックアップ用のATSI を有する。ATSM−ACBSとATSA−ACBSは
共に、前述(図2)したPCIとDSIを有する。
メーション)は図4に詳しく示すように、 ・AMGIのマネージメントテーブル(AMGI−MA
T)と、 ・タイトルのサーチポインタテーブル(T−SRPT)
と、 ・オーディオマネージャメニューPGCIユニットテー
ブル(AMGM−PGCI−UT)と、 ・ペアレンタルマネージメントインフォメーションテー
ブル(PTL−MAIT)と、 ・図5に詳しくオーディオタイトルセット・アトリビュ
ートテーブル(ATS−ATRT)と、 ・テキストデータマネージャ(TXTDT−MG)と、 ・オーディオマネージャメニューセル(インデックス)
アドレステーブル(AMGM−C−ADT)と、 ・オーディオマネージャメニュー・オーディオコンテン
ツブロックユニット・アドレスレスマップ(AMGM−
ACBU−ADMAP)を有する。
ット・アトリビュートテーブル)は図5に詳しく示すよ
うに、 ・オーディオタイトルセットアトリビュートテーブルイ
ンフォメーション(ATS−ATRTI)と、 ・複数(n)個のATSの各々のオーディオタイトルセ
ットアトリビュートサーチポインタ(ATS−ATR−
SRP#1〜#n)と ・図6に詳しく示すような複数(n)個のATSの各々
のオーディオタイトルセット・アトリビュートデータ
(ATS−ATR−#1〜#n)を有する。
トデータ(ATS−ATR−#1〜#n)の各々は、図
6に詳しく示すように ・ATS−ATR−EA(エンドアドレス)と、 ・ATS−CAT(カテゴリー)と ・ATS−ATRI(インフォメーション)を有する。
ション)は図7に詳しく示すように、 ・図8に詳しく示すオーディオタイトルセットインフォ
メーション・マネージメントテーブル(ATSI−MA
T)と、 ・オーディオタイトルセット・パートオブタイトル・サ
ーチポインタテーブル(ATS−PTT−SRPT)
と、 ・オーディオタイトルセット・プログラムチェーンイン
フォメーションテーブル(ATS−PGCIT)と、 ・オーディオタイトルセットメニュー・PGCI・ユニ
ットテーブル(ATSM−PGCI−UT)と、 ・オーディオタイトルセット・タイムマップテーブル
(ATS−TMAPT)と、 ・オーディオタイトルセットメニュー・セル・アドレス
テーブル(ATSM−C−ADT)と、 ・オーディオタイトルセットメニュー・オーディオコン
テンツブロックユニット・アドレスマップ(ATSM−
ACBU−ADMAP)と、 ・オーディオタイトルセット・セル・アドレステーブル
(ATS−C−ADT)と、 ・オーディオタイトルセット・オーディオコンテンツブ
ロックユニット・アドレスマップ(ATS−ACBU−
ADMAP)を有する。
タイトルセットインフォメーション・マネージメントテ
ーブル)は図8に詳しく示すように、 ・ATS−ID(識別子)と、 ・ATS−EA(エンドアドレス)と、 ・ATSI−EAと、 ・VERN(DVDオーディオスペックのバージョン番
号)と、 ・ATS−CAT(カテゴリー)と、 ・ATSI−MAT−EAと、 ・ATSM−ACBS−SA(スタートアドレス)と、 ・ATSA−ACBS−SAと、 ・ATS−PTA−SRPT−SAと、 ・ATS−PGCIT−SAと、 ・ATSM−PGCI−UT−SAと、 ・ATS−TMAP−SAと、 ・ATSM−C−ADT−SAと、 ・ATSM−ACBU−ADMAP−SAと、 ・図9に詳しく示すようなATSM−AST−ATR
(ATSMのオーディオストリーム・アトリビュート)
と、 ・ATS−AST−Ns(ATSのオーディオストリー
ムの数)と、 ・図10に詳しく示すようなATS−AST−ATRT
(ATSのオーディオストリーム・アトリビュートテー
ブル)を有する。
示すように8バイト(ビットb63〜b0)により構成
され、このディスクに記録されている符号化オーディオ
信号の属性として次のようなデータ(1)〜(4)が配
置される(他のビットは保留)。 (1)オーディオ符号化モード(3ビットb63〜b6
1) 000b:ドルビーAC−3 010b:MPEG−1又はMPEG−2(拡張ビット
ストリーム無し) 011b:MPEG−2(拡張ビットストリーム有り) 100b:リニヤPCMオーディオ 101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch
+6ch、2ch+8chを含む。)
ジコントロール)情報(2ビットb55、b54) ・オーディオ符号化モードが「000b」の場合には
「11b」 ・オーディオ符号化モードが「010b」又は「011
b」の場合、 00b:MPEGオーディオストリーム内にダイナミッ
クレンジコントロールデータが存在しない 01b:MPEGオーディオストリーム内にダイナミッ
クレンジコントロールデータが存在する 10b,11b:保留 ・オーディオ符号化モードが「100b」、「101
b」の場合、ステレオ2chに対して 00b:16ビット 01b:20ビット 10b:24ビット 11b:保留
b53、b52) ステレオ2chに対して 00b:48kHz 01b:96kHz 10b:192kHz (4)オーディオチャネル数(3ビットb50〜b4
8) 000b:1ch(モノラル) 001b:2ch(ステレオ) 010b:3ch 011b:4ch 100b:(ステレオ2ch+5ch) 101b:(ステレオ2ch+6ch) 110b:7ch 111b:(ステレオ2ch+8ch)
(ATSのオーディオストリーム・アトリビュートテー
ブル)は図11に詳しく示すように、オーディオストリ
ーム#0〜#7毎のATS−AST−ATRを有し、A
TS−AST−ATRの各々は8バイトで構成されてい
る(合計64バイト)。
ST−ATRは図11に示すように、図9に示すオーデ
ィオタイトルセットメニュー・オーディオストリーム・
アトリビュートデータ(ATSM−AST−ATR)と
同様な8バイト(ビットb63〜b0)で構成され、上
記属性データ(1)〜(4)の他に、 (5)マルチチャネル・イクステンション(ME)(1
ビットb60)と、 (6)オーディオタイプ(2ビットb59、b58)
と、 (7)オーディオアプリケーションモード(2ビットb
57、b56)と、 (8)そのストリーム(AST)の間引き情報(2ビッ
トb47、b46)と、 (9)LFE(Low Frequency Effect)1chのみの間引
き情報(2ビットb45、b44)の各データを有す
る。そして、このDVDオーディオディスクの(7)オ
ーディオアプリケーションモードには、 11b:2ch+サラウンドモード が記録され、また、(8)そのストリームの間引き情報
と、(9)LFE1chのみの間引き情報には共に、帯域
情報として 00b:フル(1/1) 01b:ハーフ(1/2) 10b:クオータ(1/4) が記録される。
おける(4)オーディオチャネル数は、オーディオスト
リーム#0では必ず2chとなり、また、オーディオスト
リーム#1はフロントの3chを含む。すなわち、例えば
1つのタイトルのオーディオ信号を2+6chで記録する
場合、2chのステレオ信号をオーディオストリーム#0
に割り当て、6chの内、3chのフロント信号をオーディ
オストリーム#1に割り当て、2chのリヤ信号とLFE
1ch信号をオーディオストリーム#2に割り当てる。そ
して、図4に示すオーディオマネージャインフォメーシ
ョン・マネージメントテーブル(AMGI−MAT)と
図8に示すオーディオタイトルセットインフォメーショ
ン・マネージメントテーブル(ATSI−MAT)には
共に、ストリーム#0〜#2の利用データとして「3」
が記録される。
信号を例えば次のようなサンプリング周波数fsでサン
プリングし、次のような量子化ビット数で量子化して記
録する場合、 ステレオ2ch :48kHz、20ビット フロント3ch :96kHz、16ビット リヤ2ch、LFE1ch:48kHz、16ビット(間引
きなし) となり、図9に示すオーディオタイトルセットメニュー
・オーディオストリーム・アトリビュートデータ(AT
SM−AST−ATR)にはステレオ2chの属性として (1)オーディオ符号化モード 101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch
+6ch、2ch+8chを含む。) (2)量子化/DRC 01b:20ビット (3)サンプリング周波数fs 00b:48kHz (4)オーディオチャネル数 101b:(ステレオ2ch+6ch) が記録される。
−AST−ATRには (1)オーディオ符号化モード 101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch
+6ch、2ch+8chを含む。) (2)量子化/DRC 01b:20ビット (3)サンプリング周波数fs 00b:48kHz (4)オーディオチャネル数 001b:2ch(ステレオ) (7)オーディオアプリケーションモード 11b:2ch+サラウンドモード (8)そのストリームの間引き情報 00b:フル(1/1) (9)LFE1chのみ間引き情報 00b:フル(1/1) が記録される。
−AST−ATRには (1)オーディオ符号化モード 101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch
+6ch、2ch+8chを含む。) (2)量子化/DRC 00b:16ビット (3)サンプリング周波数fs 01b:96kHz (4)オーディオチャネル数 010b:3ch (7)オーディオアプリケーションモード 11b:2ch+サラウンドモード (8)そのストリームの間引き情報 00b:フル(1/1) (9)LFE1chのみの間引き情報 00b:フル(1/1) が記録される。
−AST−ATRには (1)オーディオ符号化モード 101b:リニヤPCMオーディオ(2ch+5ch、2ch
+6ch、2ch+8chを含む。) (2)量子化/DRC 00b:16ビット (3)サンプリング周波数fs 00b:48kHz (4)オーディオチャネル数 010b:3ch (7)オーディオアプリケーションモード 11b:2ch+サラウンドモード (8)そのストリームの間引き情報 00b:フル(1/1) (9)LFE1chのみの間引き情報 00b:フル(1/1) が記録される。
Aパックとその制御パックについて説明する。図12に
示すようにVCBユニットは0.4〜1.0秒分の任意
の数のパックにより構成され、ACBユニットは0.5
〜1.0秒分の任意の数のパックにより構成されてい
る。また、DVD−オーディオのACBユニットにおけ
るA−CONTパックは、DVD−ビデオのVCBユニ
ットにおける第3パックに配置される。
時間の0.5秒単位に配置され、インデックスの切れ目
では0.5〜1.0秒の範囲で完結するように配置され
る。また、オーディオの時間(GOF:Group of Audio
Frame単位)はA−CONTパックにより示され、その
データ位置はオーディオフレームナンバと、ファースト
アクセスユニットポインタとフレームヘッダの数により
決まる。また、A−CONTパック直前のAパックは、
オーディオ時間の0.5秒単位でパディングすることを
強制しない。
互いに関連するように配置され、例えばステレオの場合
にはLチャネルパックとRチャネルパックが隣接して配
置され、また、5/6/8チャネルのマルチチャネルの
場合にも同様に隣接して配置される。Vパックはオーデ
ィオ信号の再生時に映像を表示する場合にそのAパック
に隣接して配置される。AパックとVパックは、図13
に示すように2034バイトのユーザデータ(Aデー
タ、Vデータ)に対して4バイトのパックスタート情報
と、6バイトのSCR(System Clock Reference:シス
テム時刻基準参照値)情報と、3バイトのMux rate情報
と1バイトのスタッフィングの合計14バイトのパック
ヘッダが付加されて構成されている(1パック=合計2
048バイト)。この場合、タイムスタンプであるSC
R情報を、ACBユニット内の先頭パックでは「1」と
して同一タイトル内で連続とすることにより同一タイト
ル内のAパックの時間を管理することができる。
に示すように、14バイトのパックヘッダと、24バイ
トのシステムヘッダと、1003バイトのACD(オー
ディオキャラクタディスプレイ)パケットと、1007
バイトのASD(オーディオサーチデータ)パケットに
より構成されている。また、ACDパケットは6バイト
のパケットヘッダと、1バイトのサブストリームID
と、図15に詳しく示すような636バイトのACD
(オーディオキャラクタディスプレイ)情報と、360
バイトの保留エリアにより構成されている。ASDパケ
ットは同じく6バイトのパケットヘッダ及び1バイトの
サブストリームIDと、図17に詳しく示すような10
00バイトのASD(オーディオサーチデータ)により
構成されている。
5に詳しく示すように48バイトのジェネラル情報エリ
アと、第1言語の文字「1」及び第2言語の文字「2」
毎に294バイトのエリアを有し、この各エリアは93
バイトのネームスペースエリア、各々93バイトの2つ
のフリースペースエリアと15バイトのデータポインタ
エリアにより構成されている。第1言語の文字「1」と
第2言語の文字「2」の一方のネームスペースエリアに
は例えば図16に示すように楽曲名を日本語で表示する
ためのデータが配置され、他方のネームスペースエリア
には英語で表示するためのデータが配置される。なお、
この表示言語はディスク発行元が決定してよい。
6バイトのサービスレベル情報と、12バイトの言語コ
ード情報と、6バイトの文字セットコード情報と、6バ
イトの表示アイテム情報と、2バイトの「前のACD情
報との相違」情報と、6バイトの保留情報により構成さ
れる。16バイトのサービスレベル情報は、表示サイ
ズ、表示の種類、オーディオ/ビデオ/SPの区別、ス
トリームなどを示し、また、文字はマンダトリー(必
須)、ビットマップはオプション(随意)である。12
バイトの言語コード情報はビデオファイルと同様に文字
「1」「2」の言語をそれぞれ2バイトで示し、1ファ
イル中最大8言語分を示す。英語はマンダトリーであ
る。
コードに対応した文字コードを最大15個持つことが可
能であり、文字「1」「2」の言語の有無と種類を1バ
イトで示す。コード例を以下に示す。 1.ISO646 2.ISO8859−1 3.MS−JIS 6バイトの表示アイテム情報は、図15に示すフリース
ペース「1」「2」、データポインタの有無、IDを示
す。ネームスペースはマンダトリーであり、タイトルネ
ーム、ミュージックネーム、アーティストネームは必ず
記述する。
チデータ)は、図17に詳しく示すように16バイトの
ジェネラル情報と、8バイトの現在の番号(No.)情
報と、16バイトの現在時刻情報と、8バイトのタイト
ルセットサーチ情報と、8バイトのタイトルサーチ情報
と、404バイトのトラックサーチ情報と、408バイ
トのインデックスサーチ情報と、80バイトのハイライ
トサーチ情報と、52バイトの保留エリアにより構成さ
れている。
ットの現在のタイトル番号(2バイト:BCD)と、タ
イトルセットの現在のトラック番号(2バイト:BC
D)と、トラックの現在のインデックス番号(2バイ
ト:BCD)と保留領域(2バイト)により構成されて
いる。16バイトの現在時刻情報は、トラックのプレイ
バック時間(4バイト:BCD)と、トラックの残りの
プレイバック時間(4バイト:BCD)と、タイトルの
絶対時間(4バイト:BCD)とタイトルの残りの絶対
時間(4バイト:BCD)により構成されている。
タイトルセットの最初のセクタ番号(4バイト)と、タ
イトルセットの最後のセクタ番号(4バイト)により構
成されている。8バイトのタイトルサーチ情報は、タイ
トルの最初のセクタ番号(4バイト)と、タイトルの最
後のセクタ番号(4バイト)により構成されている。4
04バイトのトラックサーチ情報は、タイトルのトラッ
ク及びセクタ番号(4バイト×99)と、タイトルの最
初のトラック番号(4バイト)とタイトルの最後のトラ
ック番号(4バイト)により構成されている。
は、トラックのインデックス及びセクタ番号(4バイト
×100)と、トラックの最初のインデックス番号(4
バイト)とトラックの最後のインデックス番号(4バイ
ト)により構成されている。80バイトのハイライトサ
ーチ情報は、トラックのインセクタ番号(4バイト×1
0)とトラックのアウトセクタ番号(4バイト×10)
により構成されている。
Aパックの先頭に、CDのTOC情報のように後続のA
パックのオーディオ信号を管理するためのA−CONT
パックが配置されるので、オーディオデータはビデオデ
ータなどとは一体化されず、記録容量を多くすることが
できる。また、A−CONTパックによりオーディオ時
間を管理することができ、また、A−CONTパックに
よりオーディオデータに関する曲名などの簡単な文字情
報を取り出すことができる。
スタートアドレス、演奏時間などのTOC情報を配置す
るので、オーディオ再生中であってもユーザの操作に応
じた情報をA−CONTパックから取り出して再生を開
始することができる。また、オーディオマネージャイン
フォメーション(AMGI)とオーディオタイトルセッ
トインフォメーション(ATSI)内にTOC情報を配
置することにより、必要なTOC情報を再生装置内のメ
モリに記憶させて、ユーザの操作に応じた情報をメモリ
から即座に読み出して再生を開始することができる。ま
た、DVD−ビデオにおけるプログラムチェーンインフ
ォメーション(PGCI)のような大きな容量の情報を
記憶する必要がないので、ディスクを効率的に管理する
ことができる。
ーチ、ランダムアクセスが可能になる。 (2)GOF(オーディオフレーム)単位の頭出し、タ
イムサーチ、ランダムアクセスが可能になる。 (3)タイトル、曲、インデックスの時間を実時間で管
理することができる。
ディオデータに関しては、上記(1)〜(3)の他に、 (4)タイトル、曲中の現在時間、残り時間を実時間で
表示、管理することができる。
チ、ランダムアクセスが可能になる。 (2)ビデオフレーム単位の頭出し、タイムサーチ、ラ
ンダムアクセスが可能になる。 (3)タイトル、PTT、セルの時間を実時間で管理す
ることができる。 (4)PTT又はタイトル中の現在時間、残り時間をビ
デオフレーム単位時間で表示、管理することができる。
パックとCONTパックを含んでいるが、図18に示す
ようにVパックとCONTパックは含まないように構成
してもよい。この場合にはビデオ信号は記録されない
が、オーディオ信号の記録容量が割り増しになる特徴が
あり、ディスクサイズを小型化することができ、また、
再生機能を簡略化することができるのでポータブル用の
再生装置に適するものを提供することができる。
サンプリング周波数fsでサンプリングし、種々の量子
化ビット数で量子化して2chのみ、2ch+マルチチャネ
ル(6ch、8ch)、マルチチャネル(6ch、8ch)でD
VD−オーディオディスクに記録する場合の録音時間
(TIME)を示している。このように、録音者側が各
チャネルのサンプリング周波数fsと量子化ビット数を
選択して録音すれば1枚のディスクに数10分から30
0分以上まで録音することができる。
フロント(FRONT)3chとリヤ(REAR)2ch+
LFE1chの場合と、2ch+5chであって5chがフロン
ト3chとリヤ2chの場合と、6chのみであって6chがフ
ロント3chとリヤ2ch+LFE1chの場合の各録音時間
(TIME)を示している。このように、各チャネルの
サンプリング周波数fsと量子化ビット数を選択し、ま
た、各チャネルのサンプリング周波数fsを共通にして
もリヤ2ch+LFE1chや、LFE1chのみの帯域を狭
くして圧縮して録音すれば1枚のディスクに1時間前後
を録音することができる。なお、圧縮して録音されてい
る場合にはプレーヤ側で図11に示すリヤ2ch+LFE
1chやLFE1chのみの間引きデータに基づいて補間、
伸長した後に元のサンプリング周波数fsでD/A変換
することができる。
オ2チャネルの各ストリーム信号をディスクに記録する
場合、例えば図21に示すようにディスクDを内側、外
側のマルチチャネルエリア1とステレオ2チャネルエリ
ア2に分けて記録するようにしてもよい。この場合に
は、マルチチャネルとステレオ2チャネルの各サンプリ
ング周波数や量子化ビット数が異なっても種々の制限を
低減することができる。
信号がリニヤPCMであるものとして説明したが、オー
ディオ符号化モードがドルビーAC−3、MPEG−1
又はMPEG−2であってもよく、この場合には、たと
えばサンプリング周波数と量子化ビット数がフロントch
以外は標準とされ、フロントchについてはATSM−A
ST−ATR(図9)の量子化/DRC情報及びサンプ
リング周波数fsを採用するようにして、異なるサンプ
リング周波数と量子化ビット数を選択するようにでき
る。これによって、幅広いユーザに対応したデジタルデ
ィスクを提供することができる。
図15のように第1言語の文字「1」と第2言語の文字
「2」のデータを有するように構成してもよいが、代わ
りに図22に示すように文字「2」に関するデータを省
略して、48バイトのジェネラル情報エリアと、例えば
図16に示すような楽曲名などのいわゆる「オーディオ
・ナビゲーション」を表示するための1つの言語の文字
「1」に関する294バイトのエリアと294バイトの
オーディオ再生制御情報エリアにより構成してもよい。
文字「1」のエリアは、同様に93バイトのネームスペ
ースエリアと、各々93バイトの2つのフリースペース
エリアと、15バイトのデータポインタエリアにより構
成されている。
意であり、例えば各々25バイトの10種類分のオーデ
ィオ再生制御情報エリア(250バイト)と44バイト
の保留エリアにより構成される。1種類分のオーディオ
再生制御情報エリアには20バイトのグラフィックイコ
ライザ情報と、3バイトのレベルバランス情報と2バイ
トの残響付加情報が配置され、この情報はユーザにより
選択されてオーディオ信号の音質が制御される。これら
のオーディオ再生制御情報は、Aパックに配置されてい
る楽曲をユーザが再生する場合に、例えばその楽曲のジ
ャンル(クラシック、ジャズ、ロック、BGM)に応じ
て、また、同一ジャンルであってもその楽曲の演奏状
態、録音状態、雰囲気などに応じて再生時の音質が最も
良くなるようにいわゆるプロのミキサが推奨するデータ
である。保留エリアにはオーディオ信号のチャネル数が
6の場合、チャネル数を2にミクスダウンしてステレオ
再生できるようなミキシング係数を収納させる。
る。図23は本発明に係るDVDオーディオディスクの
実施形態のフォーマットを示し、このフォーマットは図
25ないし図27に示すようなVTSは含まず、ATS
のみにより構成されている。そして、このATSは図1
(b)に示すオーディオマネージャ(AMG)と、ビデ
オ及びオーディオのオーディオマネージャメニュー(A
MGM)と、AMG内のAMGIにより管理されるAT
S<1>及びATS<2>により構成され、また、AT
S<1>及びATS<2>は図24に示すように、A−
CONTパックを含まず、Aパックと静止画パックによ
り構成されている。また、この静止画パックはAパック
に対して多く配置されず、1トラック当たり1パック程
度が配置される。
an(ビデオ+オーディオナビゲーション)ディスクの
フォーマットを示し、このフォーマットは概略的にはD
VD−ビデオデータとしてビデオタイトルセット(VT
S)と、オーディオナビ(ナビゲーション)データとし
てANVタイトルセット(ANV−TS)により構成さ
れている。また、詳しくは、VTSは図1(a)及び後
述する図26に示すDVDビデオディスクと同じ構成で
あり、他方、ANV−TSは図1(b)に示すオーディ
オマネージャ(AMG)と、VTS側のVTS<1>及
びVTS<2>とそれぞれ対を成してAMG内のAMG
Iにより管理されるATS<1>及びATS<2>によ
り構成されている。また、DVDビデオディスクのフォ
ーマットは図26及び図1(a)に示すようにATSや
ANV−TSを含まず、VTSのみにより構成されてい
る。
オ+AVデータ)ディスクのフォーマットを示し、この
フォーマットは概略的にDVD−ビデオデータとしてビ
デオタイトルセット(VTS)と、DVD−オーディオ
データとしてオーディオタイトルセット(ATS)によ
り構成されている。また、詳しくは、VTSは図1
(a)に示すビデオマネージャ(VMG)と、ビデオ及
びオーディオのビデオマネージャメニュー(VMGM)
と、VMG内のVMGIにより管理されるVTS<1>
により構成されている。
オマネージャ(AMG)と、ビデオ及びオーディオのオ
ーディオマネージャメニュー(AMGM)と、VTS側
のVTS<1>内のオーディオデータと対を成し、かつ
AMG内のAMGIにより管理されるATS<1>と、
VTS側とは対をなさず、同じくAMG内のAMGIに
より管理されるATS<2>により構成されている。ま
た、このATS<2>は図24に示すように、A−CO
NTパックを含まず、Aパックと静止画パックにより構
成されている。
のオーディオデータの内容を示す属性データとしてディ
スクに記録されるオーディオ・オンリ・タイトル・オー
ディオ・オブジェクト・アトリビュート(AOTT−A
OB−ATR)を示している。この属性データは8バイ
ト(64ビットb63〜b0)により構成され、MSB
側から順に詳しく説明すると ・3ビット(b63〜b61)のオーディオ符号化モー
ドと、 ・1ビット(b60)のダウンミックス(D−M)モー
ドと、 ・4ビット(b59〜b56)のマルチチャネルタイプ
と、 ・4ビット(b55〜b52)のチャネルグループ1の
量子化ビット数Q1と、 ・4ビット(b51〜b48)のチャネルグループ2の
量子化ビット数Q2と、 ・4ビット(b47〜b44)のチャネルグループ1の
サンプリング周波数fs1と、 ・4ビット(b43〜b40)のチャネルグループ2の
サンプリング周波数fs2と、 ・3ビット(b39〜b37)の保留領域と、 ・5ビット(b36〜b32)のチャネル割り当てと、 ・残り32ビット(b31〜b0)の保留領域により構
成されている。なお、残りの32ビット(b31〜b
0)は各チャネルの属性データ用として用いられる。
保留 0010b:圧縮オーディオ(MPEG2拡張無し)用
に保留 0011b:圧縮オーディオ(MPEG2拡張有り)用
に保留 0100b:圧縮オーディオ(DTS)用に保留 0101b:圧縮オーディオ(SDDS)用に保留 その他 :その他の符号化モード用に保留 (2)ダウンミックスモード(b60) 0b:ダウンミックスステレオ出力許可 1b:ダウンミックスステレオ出力禁止 (3)マルチチャネルタイプ(b59〜b56) 000b:タイプ1 その他 :保留
数Q1(b55〜b52) 0000b:16ビット 0001b:20ビット 0010b:24ビット その他 :保留 (5)チャネルグループ2の量子化ビット数Q2(b5
1〜b48) ・チャネルグループ1の量子化ビット数Q1が「000
0b」の場合には「0000b」 ・チャネルグループ1の量子化ビット数Q1が「000
1b」の場合には「0000b」又は「0001b」 ・チャネルグループ1の量子化ビット数Q1が「001
0b」の場合には「0000b」、「0001b」又は
「0010b」 ただし、0000b:16ビット 0001b:20ビット 0010b:24ビット その他 :保留
周波数fs1(b47〜b44) 0000b:48kHz 0001b:96kHz 0010b:192kHz 1000b:44.1kHz 1001b:88.2kHz 1010b:176.4kHz その他 :保留
周波数fs2(b43〜b40) ・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が
「0000b」の場合には「0000b」 ・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が
「0001b」の場合には「0000b」又は「000
1b」 ・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が
「0010b」の場合には「0000b」、「0001
b」又は「0010b」 ・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が
「1000b」の場合には「1000b」 ・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が
「1001b」の場合には「1000b」又は「100
1b」 ・チャネルグループ1のサンプリング周波数fs1が
「1010b」の場合には「1000b」、「1001
b」又は「1010b」
2) 図29は1チャネル(モノラル)から6チャネルまでの
グループ「1」、「2」のチャネル割り当て情報(パタ
ーン)を21通り示している。ちなみに、図に示す記号
を以下に説明する。 C(mono):モノラル L,R :2チャネルステレオ Lf :マルチチャネルのレフトフロント Rf :マルチチャネルのライトフロント C :マルチチャネルのセンター LFE :マルチチャネルのLow Frequency Effect
(低周波数効果) S :マルチチャネルのサラウンド Ls :マルチチャネルのレフトサラウンド Rs :マルチチャネルのライトサラウンド none :該当なし
モードが使用される。リニアPCMのAパックは204
8バイト以下で構成され、その内訳は図30に示すよう
に14バイトのパックヘッダとAパケットにより構成さ
れている。Aパケットは17、9又は14バイトのパケ
ットヘッダと、図31に詳しく示すプライベートヘッダ
と、1ないし2013バイトのオーディオデータ(リニ
アPCM)により構成されている。
に ・8ビットのサブストリームIDと、 ・4ビットの保留領域と、 ・4ビットのISRC番号と、 ・8ビットのISRCデータと、 ・8ビットのプライベートヘッダ長と、 ・16ビットの第1アクセスユニットポインタと、 ・6バイトのオーディオデータインフォメーション(A
DI)と ・0〜7バイトのスタッフィングバイト により構成されている。
と、 ・4ビットのグループ「2」の量子化ワード長「2」
と、 ・4ビットのグループ「1」のオーディオ・サンプリン
グ周波数fs1と、 ・4ビットのグループ「2」のオーディオ・サンプリン
グ周波数fs2と、 ・4ビットの保留領域と、 ・4ビットのマルチチャネルタイプと、 ・3ビットの保留領域と、 ・5ビットのチャネル割り当て情報(図29参照)と、 ・8ビットのダイナミックレンジ制御情報 より構成されている。
号のエンコード装置の一実施形態を示すブロック図、図
33は図32の信号処理回路を詳細に示すブロック図で
ある。図32においてアナログオーディオ信号AはA/
Dコンバータ31により十分高いサンプリング周波数
(サンプリング周期Δt)、例えば192kHzでサン
プリングされて、例えば24ビットの高分解能のPCM
信号に変換され、高分解能の曲線αに対応するデータ列 xb1,x1 ,xa1,x2,xb2,x3,xa2,・・・,x
bi,x2i-1,xai,x2i,・・・ に変換される。このデータ列(xbi,x2i-1,xai,x
2i)は図33に詳しく示す信号処理回路32及びメモリ
33によりエンコードされ、次いでDVDフォーマット
化部34に印加される。
を詳しく説明する。まず、本実施形態のように圧縮を行
わない場合には、A/Dコンバータ31により変換され
たPCMデータがそのままアロケーション回路40に印
加されて図30に示すオーディオデータ(リニアPC
M)に割り当てられ、次いでDVDフォーマット化部3
4により図30に示すAパックにフォーマット化され
る。
1/2の帯域を通過させるローパスフィルタ(LPF)
36、例えばFIRフィルタにより、高分解能の曲線α
に対応するデータ列(xbi,x2i-1,xai,x2i)か
ら、帯域制限された低分解能の曲線βに対応するデータ
列 xc1,*,*,*,xc2,*,*,*,xc3,*,*,
*,・・・,xci,*,*,*,・・・ を得、次にこのデータ列の内、データ「*」を間引き回
路37により間引くことによりデータ列 xc1,xc2,xc3,・・・,xci,・・・ を生成する。ここで、データ列xciはA/Dコンバータ
31によりA/D変換されたデジタルデータを帯域制限
してサンプリング周波数を1/4に低減したデータ列と
なっている。
2i)の内、データxi を間引き回路38により間引くこ
とによりデータ列 xb1,xa1,xb2,xa2,・・・,xbi,xai,・・・ を生成する。
aiに基づいて、差分計算器として作用する加算器39に
より差分 xbi−xci=Δ1i xai−xci=Δ2i を演算する。ここで、差分データΔ1i、Δ2iは、例えば
24ビット又はそれ以下であり、また、ビット数は固定
でも可変でもよい。アロケーション回路40はデータ列
xci及び差分データΔ1i、Δ2iをユーザデータ(図13
参照)にパッキングし(1パケット=2034バイ
ト)、そのユーザデータをDVDフォーマット化部34
に出力する。
によりデジタル信号に変換され、次いでこのデジタルビ
デオ信号がVエンコーダ32VによりMPEGフォーマ
ットにエンコードされ、次いで図13に示すユーザデー
タにパッキングされてDVDフォーマット化部34に印
加される。そしてDVDフォーマット化部34は、前述
したようなフォーマットにパッキングする。このDVD
フォーマット化部34によりフォーマット化されたデー
タは、変調回路35によりディスクに応じた変調方式で
変調され、この変調データに基づいてディスクが製造さ
れる。
クを再生する装置を示し、DVDオーディオディスク1
には、上記構造のデータがEFM変調されてピットの形
式で記録されている。操作部18やリモコン装置19に
より曲目選択、再生、早送り、停止操作が行われると、
制御部(CPU)23はその操作に応じてドライブ装置
2と再生装置17を制御し、再生時にはDVDオーディ
オディスク1に記録されたピットデータがドライブ装置
2により読み取られた後、EFM復調される。
ック検出部3とA−CONTパック検出部9に送られ
る。CONTパック検出部3はこの再生データ中のCO
NTパックを検出して制御パラメータをパラメータ部8
に設定するとともに、CONTパックにより制御される
VパックをVパックバッファ4に順次書き込む。Vパッ
クバッファ4に書き込まれたVパック内のユーザデータ
(ビデオ信号、サブピクチャ情報)は、バッファ取り出
し部5によりVパック内のSCR(図13参照)に基づ
いてパック順に、また、CONTパック内のPTS(Pr
esentation TimeStamp)に基づいて出力時刻順に取り出
され、次いで画像変換部6、D/A変換部7、ビデオ出
力端子15、15’を介してアナログビデオ信号として
出力される。
データ中のA−CONTパックを検出して制御パラメー
タをパラメータ部14に設定するとともに、A−CON
Tパックにより制御されるAパックをAパックバッファ
10に順次書き込む。Aパックバッファ10に書き込ま
れたAパック内のユーザデータ(オーディオ信号)は、
バッファ取り出し部11によりSCRに基づいてパック
順に、また、A−CONTパック内のオーディオサーチ
データASDの現在時刻(図17参照)に基づいて出力
時刻順に取り出され、次いでPCM変換部12、D/A
変換部13、オーディオ出力端子16を介してアナログ
オーディオ信号として出力される。また、A−CONT
パック中の表示用データ(図15、図16に示すオーデ
ィオキャラクタディスプレイ情報ACD)は表示信号生
成部に送られて表示信号が生成される。
ブロック図である。再生手段2は図34に示すドライブ
装置2に対応し、再生信号処理分離手段A(9、10、
11、14)はA−CONTパック検出部9、Aパック
バッファ10、バッファ取り出し部11及びパラメータ
部14に対応し、オーディオ信号出力手段(12、1
3)はPCM変換部12及びD/A変換部13に対応
し、文字情報出力手段20は上記表示信号生成部に対応
している。文字情報出力手段20からの表示信号は表示
信号出力端子22を介して出力されたり、内蔵の文字表
示部21に出力される。また、再生信号処理分離手段V
(3、4、5、8)はCONTパック検出部3、Vパッ
クバッファ4、バッファ取り出し部5及びパラメータ部
8に対応し、ビデオ信号出力手段とサブピクチャ情報出
力手段(6、7)は画像変換部6及びD/A変換部7に
対応している。制御手段23は制御部23に対応してい
る。
8やリモコン装置19から目的の楽曲を再生するための
コマンド信号が送られてくると、その再生コマンドに応
じたアドレス制御情報信号を再生手段2に送ることによ
りDVDオーディオディスク1から目的の楽曲を再生す
る。再生信号処理分離手段Aは再生データを分離してA
−CONT情報を制御手段23に送り、オーディオ信号
をオーディオ信号出力手段(12、13)に送り、文字
情報を文字情報出力手段20に送る。再生信号処理分離
手段Vは再生データを分離してCONT情報を制御手段
23に送り、ビデオ信号とサブピクチャ情報をそれぞれ
ビデオ信号手段とサブピクチャ情報出力手段(6、7)
に送る。ここで、図17に示すようなオーディオサーチ
データ(ASD)をディスクのTOC情報エリアに記録
して曲の頭出しなどを行うようにしてもよい。
4に示すフォーマット)のディスクを再生する装置を示
し、同様に操作部18やリモコン装置19により曲目選
択、再生、早送り、停止操作が行われると、制御部23
はその操作に応じてドライブ装置2と再生装置17を制
御し、再生時にはDVDオーディオディスク1に記録さ
れたピットデータがドライブ装置2により読み取られた
後、EFM復調される。
出部3とA及びDパック検出部9に送られる。Vパック
がディスク1に記録されている場合には、Vパック検出
部3はこの再生データ中のVパックを検出して制御パラ
メータをパラメータ部8に設定するとともにVパックを
Vパックバッファ4に順次書き込む。Vパックバッファ
4に書き込まれたVパック内のユーザデータ(ビデオ信
号、サブピクチャ情報)は、バッファ取り出し部5によ
りVパック内のSCR(図13参照)に基づいてパック
順に、また、CONTパック内のPTS(Presentation
Time Stamp)に基づいて出力時刻順に取り出され、次
いで画像変換部6、D/A変換部7、ビデオ出力端子1
5、15’を介してアナログビデオ信号として出力され
る。
タ中のAパックとDパックを検出して制御パラメータを
パラメータ部14に設定するとともに、AパックとDパ
ックをA及びDパックバッファ10に順次書き込む。A
及びDパックバッファ10に書き込まれたAパック内の
ユーザデータ(オーディオ信号)は、バッファ取り出し
部11によりパック順に、また、出力時刻順に取り出さ
れ、次いでPCM変換部12、D/A変換部13、オー
ディオ出力端子16を介してアナログオーディオ信号と
して出力される。また、Dパック中の表示用データは表
示信号生成部20に送られて表示信号が生成され、この
表示信号は表示信号出力端子22を介して出力された
り、内蔵の文字表示部21に出力される。
ルチチャネルの個々のチャネルのデジタル音声信号の量
子化ビット数、サンプリング周波数を録音者側が任意に
選択可能にして、個々のチャネルのデジタル音声信号と
その量子化ビット数、サンプリング周波数をデジタルデ
ィスクに記録し、DVDオーディオディスクプレーヤ側
でこの量子化ビット数、サンプリング周波数に基づいて
個々のチャネルのデジタル音声信号をD/A変換可能に
したので、録音者側が録音時間や音質が異なるように、
また、略一定の録音時間で録音することができ、また、
録音されたオーディオ信号の録音時間や音質が異なって
も1種類のプレーヤで再生することができる。
考例に係るDVD−オーディオのフォーマットの一実施
形態を示す説明図である。
ーマットを詳しく示す説明図である。
フォーマットを詳しく示す説明図である。
ン(AMGI)のフォーマットを詳しく示す説明図であ
る。
ートテーブル(ATS−ATRT)のフォーマットを詳
しく示す説明図である。
ートデータ(ATS−ATR)のフォーマットを詳しく
示す説明図である。
ション(ATSI)のフォーマットを詳しく示す説明図
である。
ション・マネージメントテーブル(ATSI−MAT)
のフォーマットを詳しく示す説明図である。
ーディオストリーム・アトリビュートデータ(ATSM
−AST−ATR)を詳しく示す説明図である。
オストリーム・アトリビュートテーブル(ATS−AS
T−ATRT)のフォーマットを詳しく示す説明図であ
る。
ュートデータ(ATS−AST−ATR)を詳しく示す
説明図である。
ト(ACBU)を示す説明図である。
フォーマットを詳しく示す説明図である。
NT)パックのフォーマットを詳しく示す説明図であ
る。
(ACD)エリアのフォーマットを詳しく示す説明図で
ある。
る例を示す説明図である。
エリアのフォーマットを詳しく示す説明図である。
トの変形例を示す説明図である。
周波数と録音時間の関係を示す説明図である。
周波数が異なる録音例を示す説明図である。
ディオエリアの他の例を示す説明図である。
(ACD)エリアのフォーマットの他の例を示す説明図
である。
スクの基本フォーマットを示す説明図である。
ディオデータ構造を示す説明図である。
を示す説明図である。
示す説明図である。
を示す説明図である。
スクにおけるAOTT−AOB−ATRを示す説明図で
ある。
説明図である。
クのリニアPCMのオーディオ(A)パックのフォーマ
ットを示す説明図である。
明図である。
ード装置の一実施形態を示すブロック図である。
図である。
ィスクの再生装置を示すブロック図である。
である。
スクの再生装置を示すブロック図である。
である。
・オーディオストリーム・アトリビュートテーブル(量
子化制御情報エリア) ATS−ATRT オーディオタイトルセット・アトリ
ビュートテーブル(量子化制御情報エリア) ATSI オーディオタイトルセットインフォメーショ
ン CONT コントロールパック D ディスク V ビデオパック
Claims (2)
- 【請求項1】補助信号の記録領域と主信号の記録領域と
が連続して配置されて前記主信号の記録領域に、 アナログ音声信号がマルチチャネルの第1のグループの
チャネルと第2のグループのチャネル毎に異なるサンプ
リング周波数でサンプリングされ、かつ第1のグループ
のチャネルと第2のグループのチャネル毎に異なる量子
化ビット数で量子化されたデジタル音声信号として記録
され、更に、前記マルチチャネルと同一又は異なるサン
プリング周波数でサンプリングされ、ステレオ用の2チ
ャネルのデジタル音声として記録されるオーディオエリ
アと、 前記オーディオエリアに記録されているデジタル音声信
号の第1のグループのチャネルと第2のグループのチャ
ネル毎のサンプリング周波数および量子化ビット数と、
第1のグループのチャネルと第2のグループのチャネル
のアサインメントと、更に、前記ステレオ用の2チャネ
ルのサンプリング周波数が記録される量子化制御情報エ
リアと、を所定のフォーマットにより記録したデジタル
ディスク。 - 【請求項2】請求項1記載のデジタルディスクに記録さ
れたオーディオ信号をデコードするデコード装置であっ
て、 前記量子化制御情報エリアに記録されているデジタル音
声信号の第1のグループのチャネルと第2のグループの
チャネル毎のサンプリング周波数及び量子化ビット数
と、第1のグループのチャネルと第2のグループのチャ
ネルのアサインメントに基づいて、前記オーディオエリ
アに記録されている第1のグループのチャネルと第2の
グループのチャネルのデジタル音声信号をデコードする
手段を、有するオーディオ信号のデコード装置。
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2001
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Also Published As
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