JP2002244911A - コンテンツ配信システム、コンテンツ配信装置、クライアント端末装置、コンテンツ配信プログラムが格納された記憶媒体、及び、クライアント端末プログラムが格納された記憶媒体 - Google Patents

コンテンツ配信システム、コンテンツ配信装置、クライアント端末装置、コンテンツ配信プログラムが格納された記憶媒体、及び、クライアント端末プログラムが格納された記憶媒体

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JP2002244911A
JP2002244911A JP2001040343A JP2001040343A JP2002244911A JP 2002244911 A JP2002244911 A JP 2002244911A JP 2001040343 A JP2001040343 A JP 2001040343A JP 2001040343 A JP2001040343 A JP 2001040343A JP 2002244911 A JP2002244911 A JP 2002244911A
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンテンツの全体を実質的にクライアント端
末装置上にあるのと同等のコンテンツの配送状態を実現
し、コンテンツの部分毎の権利保護のためのセキュリテ
ィーを実現したコンテンツ配信システムの提供。 【解決手段】 コンテンツとをコンピュータに実現させ
るためコンピュータ読み取り可能なクライアント端末プ
ログラムが格納された記憶媒体。とをコンピュータに実
現させるためコンピュータ読み取り可能なクライアント
端末プログラムが格納された記憶媒体。配信装置は、セ
グメントテーブルとコンテンツ・セグメントファイルの
部分を一括配信し、要求されたセグメントをコンテンツ
・セグメントファイルから転送し、クライアント端末装
置はコンテンツファイルにセグメントデータがあればそ
のセグメントデータを利用し、なければコンテンツ配信
装置からセグメントの配信を受けてセグメントデータを
利用し、転送未了のセグメントを先読みし、セグメント
ヘッダー上の指示によりアクセスの制限が指示されセグ
メントテーブルが指示する条件が満たされるときにのみ
セグメントデータの利用を可能にしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はコンテンツ配信シス
テムに関し、例えば、ネットワークを介してユーザーに
コンテンツを配信するコンテンツ配信装置、コンテンツ
を利用するクライアント端末装置、コンテンツ配信プロ
グラムが格納された記憶媒体、及び、クライアント端末
プログラムが格納された記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、急速にIT革命に伴うマルチメデ
ィア化が進行している。これは、データとネットワーク
とのデジタル化により、様々なデータを共通のネットワ
ークにより配信することを可能にするものである。情報
通信分野におけるマルチメディア化の要因の一つはイン
ターネットの普及である。現在では、マルチメディア機
能を搭載したパーソナルコンピュータ(以下PCと記
す)をインターネットに接続しさえすれば瞬時に世界中
の情報にアクセスし、また、世界中の人と情報交換をす
ることが可能である。このようなネットワーク環境にあ
って、いま、コンテンツ配信装置とユーザーが持つクラ
イアント端末装置とがネットワークを介して接続されて
いるのものとする。かかる場合に、コンテンツ配信装置
においてデジタル・コンテンツの配信と利用は、(1)
一括配信方式、(2)ストリーミング方式、(3)ファ
イル集合による複合コンテンツ方式の三つの方式に限ら
れている。以下、各方式の具体例をそれぞれ以下に説明
する。
【0003】(1)一括配信方式 (ア) 配信と利用方法について コンテンツは単一のファイルにまとめられ、コンテンツ
配信装置からファイル全体をクライアント端末装置に配
信した後に、クライアント端末装置のアプリケーション
・プログラムで使用される。この場合、コンテンツの利
用に際し、ファイル全体を配信する間の待ち時間が生じ
ゲームや音楽アルバムのような大容量のコンテンツは事
前にダウンロードする以外に実用上利用困難である。例
えば、1[メガビット/秒]の高速回線を利用して1.
2[ギガバイト]のデジタル・コンテンツを配信するの
に必要な所要時間は、約9600[秒](2時間40
分)かかることから実用上利用困難であることが分か
る。 (イ)コンテンツ保護のセキュリティー方式について コンテンツ保護のセキュリティー方式は、(i)コンテ
ンツ配信装置の上のファイルのアクセス権を設定し不正
なダウンロードを防止する方式、(ii)コンテンツ全
体を暗号化し、複合化キーを持たぬものの不正な解読を
防止する方式、(iii)コテンツの作成時に特定の要
素を埋め込み、コンテンツ利用時にクライアント端末装
置の専用アプリケーション・プログラムがこれを認識し
て不正な利用を防止する方式の三方式がある。上記第
(i)項、第(ii)項は、コンテンツ全体に一様にセ
キュリティー保護されるのみである。上記第(iii)
項はコンテンツの部分毎にセキュリティー保護の内容を
変更できるが、コンテンツ作成時に特定の要素を加えて
おく必要があり、セキュリティー保護内容の変更や、セ
キュリティー保護対象部分の変更等における柔軟性に著
しく劣る。
【0004】(2)ストリーミング方式 (ア) 配信と利用方法について コンテンツは微小な単位に分けられ、これら微小な単位
についてコンテンツの先頭から順次コンテンツ配信装置
からクライアント端末装置に配信される。クライアント
端末装置では、コンテンツ内容に応じた専用アプリケー
ション・プログラムにより、配信された内容を受信と平
行して処理し、処理結果をユーザーに提供する。配送す
るコンテンツの単位が充分小さく、かつ、配送単位を処
理する時間内に配送が完了すれば、コンテンツの処理は
あたかもクライアント端末装置上に存在したかと同じ結
果を与える。このストリーミング方式は、音楽配信やビ
デオ配信に多く利用されているが、コンテンツを先頭か
ら順次に利用できる場合に限られる。 (イ)コンテンツ保護のセキュリティー方法について コンテンツ保護のセキュリティー方式は、(i)コンテ
ンツ配信装置上のファイルのアクセス権を設定し不正な
利用を防止する方式や、(ii)コンテンツ全体を暗号
化し、複合化キーを持たぬものの不正な解読を防止する
方式を採用している。上記第(i)、(ii)項は、コ
ンテンツ全体に一様にセキュリティー保護されるのみで
ある。
【0005】(3)ファイル集合による複合コンテンツ
方式 (ア)配信と利用方法について コンテンツはそれぞれ独立したファイルとして構成され
親コンテンツに規定された内容に応じてクライアント端
末装置のアプリケーション・プログラムから呼び出され
使用される。使用に際し送信要求が出され、ファイルが
一括配信あるいはストリーミング配信されアプリケーシ
ョン・プログラムで処理された結果が利用者に提供され
る。一括配信されたファイルは部分的にクライアント端
末装置に保存され再利用時に直接利用される(例:We
b Contents)。この方式では、コンテンツが
分割されることにより配信時間が分散されるが、全ての
コンテンツが利用時に配信要求が出されるオンデマンド
方式のため、全体の待ち時間の総計は一括方式と変わら
ない。また、各構成要素のコンテンツの配信は一括配信
と同様であるため大きさに実用上の制限がある。さら
に、構成要素のコンテンツをファイルとして独立させて
いるため、コンテンツ全体の管理に困難を伴うことがあ
る。 (イ)コンテンツ保護のセキュリティー方式について コンテンツ保護のセキュリティー保護は構成要素のコン
テンツ毎に設定可能である。しかしながら、別ファイル
として独立しているために、必ずおのおの別々に保護内
容及び保護方法を設定しなければならなかった。従来、
以上のような配信及び利用の方式が提供されていた。
【0006】ところで、上述したようにIT技術の進歩
はとどまるところを知らず、インターネットはますます
進展し、かつ、デジタル・コンテンツ技術の進展に伴
い、ユーザーの求めるコンテンツは巨大化する傾向にあ
る。さらに、コンテンツは、インタラクティブ性を要求
され単体ファイルのコンテンツから複数の種類のコンテ
ンツからなる複合コンテンツへ移行する傾向にある。元
来、複合コンテンツは、販売、配送等の管理容易性から
単一のメディア形式や全体として一つにファイルにまと
められるが、この結果配信すべきファイルの大きさは巨
大化することになる。高度化したデジタル・コンテンツ
は、当然、対価を必要とする販売物であり、配送中の盗
難や不正利用からの保護を必要とする。同時に、販売促
進のために、広く無料で利用可能なサンプルも必要とす
る。この結果、ネット配信用のデジタル・コンテンツの
開発には多くの負荷を伴っていた。さらに、ネットワー
クのブロード・バンド化に伴い、デジタル・コンテンツ
のネットワークによる配信への要請が高まっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
デジタル・コンテンツの高度化に対処してゆくには、上
述した従来技術には以下のような問題点があり、ネット
ワーク配送が阻害されている。 (1)上記一括配信方式あるいはストリーミング方式で
は、単一種類、単一ファイルの配信を前提としており、
全体を一気に利用するか、データを順次処理に利用する
ものとしている。この結果、ネットワークのブロード・
バンド化が進展してもコンテンツの巨大化に寄与する
か、ストリーミングの品質向上にのみ利用されることに
なる。
【0008】(2)Web Contents形式の複
合コンテンツ(Web、ゲーム、研修教材)方式の場
合、構成要素のコンテンツの配信はオンデマンドで要求
される。末端のユーザーが感じる待ちへの人間的時間
と、構成要素配信時間の乖離が配信の高速化によって埋
められる利点がある。しかしながら、本来インタラクテ
ィブ性を前提としたコンテンツであるにも係わらず、末
端のユーザーの思考時間を配信に利用せず待ち時間を分
散しただけであるため、全体として冗長になり、クライ
アント端末装置上にコンテンツがある場合に比較して品
質が低下する。さらに、全ての要素コンテンツ配信待ち
時間を実用的なものにするためには、複合コンテンツの
設計に甚だしく困難を伴う。
【0009】(3)CD−ROMイメージのゲームやG
D−ROM形式のゲーム等の複合コンテンツを統合して
1つのファイル形式にまとめたコンテンツの場合、全体
を一度に利用するのでなく、特定の部分を長時間利用す
る傾向にある。このファイル内で利用するデータが局所
化する特性を利用できないため、大量のデータのファイ
ル全体の配信を使用に先立ち必要とする。例えば、GD
−ROM形式で全体の配信を行った場合、約2時間40
分の配信時間を必要とするため、結果配信によって提供
可能な複合コンテンツの範囲が実用性から大幅に制限さ
れてしまう。(4)複合コンテンツ方式の場合、1ファ
イルの一括配信方式か、要素コンテンツのオンデマンド
配信かの2者択一であるため、配信待ち時間をコンテン
ツの使用前に集中するか、コンテンツの利用中に分散す
るかをコンテンツの設計時に決定してしまうため、末端
のユーザーの好みに任せることができない。この結果、
コンテンツの設計時に利用者を限定することになって、
設計上困難を伴う。特に、配信を前提とせずに開発され
た既存のコンテンツの多くは一括配信のみであるため、
最近のブロード・バンド技術(ADSL等)を利用した
としても配信による配送は夜間配送以外実用的でない。
【0010】(5)上記複合コンテンツ方式の場合、一
括配信とオンデマンド配信の混在も設計時に決定されな
ければならないため、末端のユーザーの持つネットワー
ク速度によらず品質が決定されてしまい、末端のユーザ
ーがより早いネットワークを利用した効果をコンテンツ
の利用方法の柔軟性として提供できない。 (6)複合コンテンツ方式では、現在ではCD−ROM
等のメディアを用いて配送されているため、構成要素コ
ンテンツのオンデマンド配信方式に変更するには大幅な
設計変更を伴う。また、構成要素コンテンツの配信待ち
時間を必要とするため、コンテンツ内容そのもの(例:
ゲームの内容)にも変更が必要で、従来からの複合コン
テンツの開発手法をそのままにしてオンデマンド化する
のは実用的でなかった。
【0011】(7)複合コンテンツ方式において、配信
を1ファイル形式で配信する際の不正利用からの保護は
全体を一様に保護することが一般的である。この場合、
販売促進用のサンプルは、別コンテンツとして新たに作
成する以外に方法はない。これは、配信販売が有効とさ
れている既存のコンテンツのネットワーク販売網を用い
た再販売促進を阻害しているといわざるをえない。 (8)コンテンツ作成時に、あるいは、既存のものを変
更し、割込み点(ゲート)を設け、権利条件を満たさな
いと以降の利用を禁ずることにより、一部をサンプルと
して提供し、残りを保護する方法がある。この場合、ユ
ーザーが購入するか否かにかかわらず、ファイル全体を
配信することになり、不必要な配信時間が生じるととも
に、ユーザーのクライアントシステムの外部記憶装置に
不必要な負荷を要求することになる。この結果販売促進
用のサンプルを提供できる数が制限され効果を失うとい
う欠点があった。本発明は、上述した点に鑑みてなされ
たのものであり、コンテンツの全体をククライアント端
末装置上に転送せずに実質的にクライアント端末装置上
にあるのと同等のコンテンツの配送状態を実現し、併せ
てコンテンツ作成後に設定できるコンテンツの部分毎の
権利保護のためのセキュリティー手段を実現したコンテ
ンツ配信システム、コンテンツ配信装置、コンテンツ配
信方法、クライアント端末装置、コンテンツ配信プログ
ラム及びコンテンツ配信装置プログラムを提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1及び2記載した発明では、コンテンツ配信
装置とクライアント端末装置とがネットワークを介して
接続され、前記コンテンツ配信装置から配信されたコン
テンツをクライアント端末装置で利用できるコンテンツ
配信システムであって、前記コンテンツ配信装置は、前
記コンテンツを構成する要素コンテンツの全てのデータ
について番地付け可能な単位に分割してセグメントデー
タを構成し、当該セグメントデータにベッダー情報を付
加してセグメントを構成し、当該セグメントを集合して
なるコンテンツ・セグメントファイルと、前記コンテン
ツ・セグメントファイルの各セグメントの配信及び利用
に関する情報を記述したセグメントテーブルとを設け、
前記クライアント端末装置への事前の一括配信あるいは
前記クライアント端末装置から最初にアクセスされたと
きに、前記セグメントテーブルと当該セグメントテーブ
ルで指定された前記コンテンツ・セグメントファイルの
部分を一括配信し、かつ、前記クライアント端末装置か
らの要求に応じて、要求されたセグメントを前記コンテ
ンツ・セグメントファイルから転送するようにし、ま
た、前記クライアント端末装置は、一括配信で取り込ん
だセグメントテーブルの情報を基に一括配信で取り込ん
だコンテンツファイルにセグメントデータがあればその
セグメントデータを利用し、なければ前記コンテンツ配
信装置へ当該セグメントの配信を要求し、前記コンテン
ツ配信装置からセグメントの配信を受けてセグメントデ
ータを利用し、次の処理に必要な転送未了のセグメント
データの転送指令を出して前記コンテンツ配信装置より
転送未了のセグメントを受信し、セグメント利用要求が
あったときに、セグメントヘッダー上の指示によりアク
セスの制限が指示されセグメントテーブルが指示する条
件が満たされるときにのみセグメントデータの利用を可
能にしたものである。したがって、ユーザーは、クライ
アント端末装置を、最初のアクセスの後に放置すれば一
括転送するコンテンツとして扱うことができ、また最初
のアクセスの後継続して利用すればオンデマンド転送の
コンテンツとしても利用することができ、併せてコンテ
ンツ作成後に設定できるコンテンツの部分毎の権利保護
のためのセキュリティーを実現できる。
【0013】上記目的を達成するために、請求項3及び
請求項9に記載の発明では、コンテンツを構成する要素
コンテンツの全てのデータについて番地付け可能な単位
に分割してセグメントデータとし、かつ、当該セグメン
トデータにベッダー情報を付加してセグメントを構成
し、当該セグメントを集合してなるコンテンツ・セグメ
ントファイルと、前記コンテンツ・セグメントファイル
内の各セグメントの配信及び利用に関する情報を記述し
たセグメントテーブルとを設け、前記クライアント端末
装置への事前の一括配信あるいは前記クライアント端末
装置から最初にアクセスされたときに、前記セグメント
テーブルと当該セグメントテーブルで指定された前記コ
ンテンツ・セグメントファイルの部分を一括配信し、前
記クライアント端末装置からの要求に応じて、要求され
たセグメントを前記コンテンツ・セグメントファイルか
ら転送するものであるので、配信が事前の一括配送とク
ライアント端末装置のアプリケーションプログラムの進
行と独立した背景配信によって行なわれ、末端のユーザ
ーの試行時間や利用するデータの局在性を利用して、末
端のユーザーがアプリケーションプログラムを利用する
間に、未送信セグメントを前もって配送することができ
る。
【0014】上記目的を達成するために、請求項4ない
し請求項8、請求項10に記載の発明では、一括配信で
取り込んだセグメントテーブルの情報を基に一括配信で
取り込んだコンテンツファイルにセグメントデータがあ
ればそのセグメントデータを利用し、なければ前記サー
バーへ当該セグメントの配信を要求して前記コンテンツ
配信装置からセグメントの配信を受けてセグメントデー
タを利用し、次の処理に必要な転送未了のセグメントの
転送指令を出し前記コンテンツ配信装置より転送未了の
セグメントを受信し、セグメント利用要求があったとき
に、セグメントヘッダー上の指示によりアクセスの制限
が指示されセグメントテーブルが指示する条件が満たさ
れるときにのみセグメントデータの利用を可能にしたも
のである。したがって、クライアント端末装置を、最初
のアクセスの後に放置すれば一括転送するコンテンツと
して扱うことができ、また最初のアクセスの後継続して
利用すればオンデマンド転送のコンテンツとしても利用
することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を図1ないし図6を参照して詳細に説明する。図1は、
本発明の実施の形態に係るコンテンツ配信システムを示
すブロック図である。この図1において、コンテンツ配
信システム1は、コンテンツ配信装置3とクライアント
端末装置5,…とがネットワーク7を介して接続される
ことにより構成されており、前記コンテンツ配信装置3
から配信されたコンテンツをクライアント端末装置5で
利用できるものである。
【0016】[第1の実施の形態]図2は、本発明の第
1の実施の形態に係るコンテンツ配信装置を示すブロッ
ク図である。前記コンテンツ配信装置3は、図2に示す
ように、サーバー・システム30からなる。このサーバ
ー・システム30は、中央処理装置(CPU)、ROM
(リード・オンリ・メモリ)、主メモリ、入出力ポー
ト、ハードディスクドライブ装置、その他の装置から構
成されている。このサーバー・システム30は、Jav
a(ジャバ)などのプログラム言語で作成したソフトウ
エアで動作するようになっている。サーバー・システム
30は、ネットワーク7を介してクライアント端末装置
5にコンテンツを送ることができるようになっている。
【0017】また、このサーバー・システム30は、図
2に示すように、コンテンツセグメントファイル31
と、セグメントテーブル32とが格納されている。この
コンテンツセグメントファイル31は、コンテンツ33
を構成する要素コンテンツの全てのデータについて番地
付け可能な単位に分割してセグメントデータ34を構成
し、当該セグメントデータ34にセグメントヘッダー3
5を付加してセグメント36を構成し、当該セグメント
36,…を集合蓄積して構成されている。また、前記セ
グメントテーブル32は、図2に示すように、コンテン
ツ情報ヘッダー37と、番地38,…に対応した前記コ
ンテンツ・セグメントファイル31の各セグメント3
6,…の配信及び利用に関するセグメント情報39,…
を記述してなる。
【0018】また、サーバー・システム30は、コンテ
ンツ配信プログラムを実行することにより、図2に示す
ように、前記クライアント端末装置5への事前の一括配
信あるいは前記クライアント端末装置5から最初にアク
セスされたときに、前記セグメントテーブル32と、当
該セグメントテーブル32で指定された前記コンテンツ
セグメントファイル31の部分を一括配信する一括配信
手段41と、前記クライアント端末装置5からの要求に
応じて、要求されたセグメント36の集合を前記コンテ
ンツセグメントファイル31から転送する転送手段42
とが実現される。
【0019】[第2の実施の形態]図3は、本発明の第
2の実施の形態に係るクライアント端末装置を示すブロ
ック図である。この図において、上記クライアント端末
装置5は、例えばデスクトップ型コンピュータやノート
型コンピュータあるいはD−STB(デジタルセットト
ップボックス)、携帯電話、PDA(携帯情報端末)で
構成すればよい。前記コンピュータは、中央演算処理装
置(CPU)と、主メモリと、入出力ポートと、ハード
ディスク装置とを少なくとも内蔵し、かつ、キーボード
やマウスなどの処理を制御する機構を備えている必要が
ある。また、このコンピュータは、インターネット接続
用のターミナルアダプタ等の通信装置を備えており、ネ
ットワーク7を介してコンテンツ配信装置3に接続され
て通信を行えるようになっている。また、クライアント
端末装置5は、例えば、商標のwindows98、w
indows−me、あるいは、windows−NT
−Workstation、windows−2000
などのオペレーティングシステム上で動作するクライア
ント端末プログラムにより動作する。
【0020】クライアント端末装置5は、一括配信で取
り込んだセグメントテーブル32Aの情報を基に一括配
信で取り込んだコンテンツセグメントファイル31Aの
一部集合にセグメントデータ34があれば当該セグメン
トデータ34を利用し、なければ前記サーバー・システ
ム30へ当該セグメント36の配信を要求して前記サー
バー・システム30からセグメント36の配信を受け、
その配信を受けたセグメントデータ34を利用する利用
処理手段51と、将来処理に必要な転送未了のセグメン
トデータ34の集合に利用処理手段と独立して逐次転送
指令を出して前記サーバー・システム30より転送未了
のセグメント36を受信する先読手段52と、セグメン
ト利用要求があったときに、セグメントヘッダー35上
の指示によりアクセスの制限が指示されセグメントテー
ブル32が指示する条件が満たされるときにのみセグメ
ントデータ34の利用を可能にするセキュリティ手段5
3とを備えている。
【0021】なお、前記先読手段52は、事前指定によ
るセグメント先読手段、または、利用状況によるセグメ
ント先読手段からなる。事前指定セグメント先読手段
は、配信サーバーから一括配信される以前にセグメント
テーブル32によって指定されたセグメント36を起点
とする先読み対象セグメントの集合に逐次配送指令を出
す。利用状況によるセグメント先読手段は、利用手段が
転送要求を出したセグメントを起点とするセグメント集
合に対して逐次転送要求を出す。
【0022】[コンテンツセグメントファイル、セグメ
ント・テーブルの詳細説明] (A)コンテンツセグメントファイル31について説明
する。コンテンツを構成する要素コンテンツの全てのデ
ータをセグメント・データに分け、各セグメントにヘッ
ダー情報を付加してファイルとしてサーバー・システム
に記憶してある。「コンテンツセグメントファイル3
1」は、セグメント36,36,…の集合からなる。セ
グメント36は、セグメントヘッダー(ヘダー情報)3
5と、セグメントデータ34とからなる。「セグメント
データ34」は、コンテンツ33を構成する要素コンテ
ンツの全てのデータを所定を単位に分けることにより構
成される。このセグメントデータ34にセグメントヘッ
ダー(ヘッダー情報)35を付加することにより、セグ
メント36が構成される。これらセグメント36の集合
がコンテンツセグメントファイル31としてサーバー・
システム30に格納されている。なお、一つのコンテン
ツ33に対してコンテンツセグメントファイル31は複
数であってよい。「セグメントヘッダー35」には、特
別な処理を、クライアント端末装置5のアプリケーショ
ンプログラムがセグメントデータ34を利用する前であ
って、セグメントテーブル32が指示する処理の前、あ
るいは、処理の後に完了させる必要があることを示す情
報が書き込まれている。情報の内容は特別な処理のID
とその実行のために必要なデータから成る。ここで、
「セグメントデータ34」は、要素コンテンツファイル
を分割したデータを含む。また、セグメントデータ34
は、暗号化されていて良い。
【0023】(B)セグメント・テーブル32について
説明する。「セグメント・テーブル32」は、各セグメ
ントの配信と利用に関する情報をもっている。「セグメ
ント・テーブル32」は、コンテンツ情報ヘッダー37
と、各セグメントの番地38と、各セグメントの配信及
び利用に関するセグメント情報39とから構成されてい
る。ここで、「コンテンツ情報ヘッダー37」は、コン
テンツの識別IDと、コンテンツの属性情報と、各セグ
メント処理へのデフォルト情報とからなる。上記「セグ
メントの番地38」は、アプリケーションがセグメント
を識別するのに利用する論理番地情報であり、サーバー
・システム30上に記録位置を示すサーバー番地情報
と、クライアント端末装置5における記録位置を示す物
理番地情報とからなる。
【0024】ここで、「論理番地情報」は、セグメント
のグループを示すグループ識別ID(論理ファイルI
D)と、グループ内の位置を示すグループ内番地とから
なる。なお、グループ識別を持たず1つの論理ファイル
としても良い。上記「サーバー番地情報」は、サーバー
・システム30の上でのサーバー識別情報と、サーバー
・システム30上のコンテンツ・セグメント・ファイル
の識別情報と、サーバー・システム30上のコンテンツ
・セグメント・ファイル内の位置情報とからなる。な
お、このサーバー識別情報及びコンテンツ・セグメント
・ファイルの識別情報は個別に持たず、全体のデフォル
ト値を利用しても良い。上記「物理番地情報」は、セグ
メントが配信された後にクライアント端末装置5に記録
された位置の情報を備えている。「セグメント処理情
報」39は、配信処理情報と、配信後処理情報および利
用処理情報とからなる。
【0025】ここで、「配信処理情報」は、配信の方式
を既定する情報を有し、先頭部分の一括配信の対象、一
括配信時の配信完了の必然性、配信後ローカルへの記録
禁止、配信後の暗号復号化の必要性、複合化の方式、ロ
ーカルへ記録する前の処理指示情報、配信の完了状況等
を指定する。また、上記「配信後処理情報」は、配信完
了後の処理を既定する情報を有し、事前指定による先読
みの開始セグメント等の指定をする。さらに、上記「利
用処理情報」は、セグメント・データをクライアント端
末装置5のアプリケーションに渡す前、或いは渡した後
の処理を既定する情報を有し、セグメントの暗号の復号
化の必要性、復号化方式、セグメント・データの種類、
権利保護のための特別処理方式、利用状況、あるいは、
利用前処理指示情報等を指定する。
【0026】(セグメントテーブル32」の構成につい
て)セグメントテーブル32の行の順は、コンテンツセ
グメントファイル31毎にまとめられ、当該コンテンツ
セグメントファイル31内のセグメント36の順に並べ
られる。ここで、セグメント・テーブル32は、単一の
テーブルでも、複数のテーブルで階層構造をとるもので
あってもよい。この「セグメントテーブル32」で階層
構造をとる場合には、図4に示すように、親セグメント
テーブル32aの番地情報たる番地38aに別テーブル
(子セグメントテーブル32b)への分岐情報32aa
と、子セグメント・テーブル32bの先頭の位置情報3
2abを設定し、セグメント情報39に子セグメント・
テーブルの識別情報32acを設定する。子セグメント
・テーブル32bの最終行は、親セグメント・テーブル
32aへの分岐情報、戻り位置32bd、親セグメント
の識別情報32beを持つ。
【0027】同様に、子セグメント・テーブル32bの
番地情報たる番地38bに別テーブル(孫セグメント・
テーブル32c)への分岐情報32baと、孫セグメン
ト・テーブル32cの先頭の位置情報32bbを設定
し、セグメント情報39に孫セグメント・テーブルの識
別情報32bcを設定する。孫セグメント・テーブル3
2cの最終行は、子セグメント・テーブル32bへの分
岐情報、戻り位置32cd、親セグメントの識別情報3
2ceを持つ。さらに、各セグメント・テーブル32
a,32b,32cはコンテンツ情報ヘッダー37a,
37b,37cを持っている。「コンテンツ情報ヘッダ
ー37a,37b,37c」には、各セグメント・テー
ブル32a,32b,32cが代表するコンテンツ部分
の識別名が記載されている。「コンテンツ属性情報」
は、各セグメント・テーブル32a,32b,32cが
代表するコンテンツ部分の属性情報のことである。
【0028】各セグメント36の処理へのデフォルト情
報には、その各セグメント・テーブル32a,32b,
32cの各セグメントの処理デフォルトが設定される。
各セグメント処理のデフォルト値は、親のセグメント・
テーブルから継承するし、現セグメント・テーブルから
親に遡る順に優先順位を持つ。上記サーバー・システム
30では、上述したような内容を備えたコンテンツセグ
メントファイル31、及び、セグメント・テーブル32
を格納し、これらの情報を基にコンテンツの利用を可能
にしている。
【0029】[コンテンツ配信システムの動作説明]次
に、コンテンツ配信システムの動作について図1乃至図
4を基に、図5以下の図面を参照して説明する。図5
は、本発明のコンテンツ配信システムの動作を説明する
ための図である。 (先頭部分の一括配信動作)コンテンツ配信装置3のサ
ーバー・システム30は、クライアント端末装置5から
一括配信指示を受けたとき(ステップ101;YE
S)、格納しているセグメント・テーブル32をネット
ワーク7を介してクライアント端末装置5に一括送信す
る(ステップ102)。クライアント端末装置5は、一
括送信指令後に(ステップ201)、コンテンツ配信装
置3から送られてきたセグメント・テーブル32を受信
する(ステップ202)。
【0030】また、クライアント端末装置5は、セグメ
ント・テーブル32を受信後(ステップ202)、当該
セグメント・テーブル32内のセグメント情報39を基
に、コンテンツセグメントファイル31の所定の範囲を
一括配信するよう指示する(ステップ203)。クライ
アント端末装置5は、セグメント・テーブル32の受信
後、セグメント・テーブル32内の番地38における論
理番地からセグメント・テーブル32の各行への記憶位
置を検索する索引301を作成する(ステップ20
4)。この索引301は、セグメント・テーブル32内
の番地38における論理番地情報のグループ識別ID毎
にまとめられ、グループ内番地の順に並べられる。な
お、グループID間の順序性は任意である。
【0031】次に、クライアント端末装置5は、図5に
示すように、セグメント・テーブル32が配信され受信
した後、後述の事前指定背景処理開始点待ち行列30
2,302,…と、利用状況による背景処理開始点待ち
行列303,303,…とを作成する(ステップ20
5)。また、コンテンツ配信装置3のサーバー・システ
ム30は、セグメント・テーブル32を送信後(ステッ
プ102)、クライアント端末装置5からファイルの一
括配信指示の後のファイル要求指令を基に、前記コンテ
ンツセグメントファイル31の内容のうち指定された全
ての内容を送信する(ステップ103)。なお、コンテ
ンツ配信装置3のサーバー・システム30において、セ
グメント情報39で一括配信時の送信完了が必然とされ
たものは、送信が完了しなければならない。
【0032】コンテンツ配信装置3は、クライアント端
末装置5からの指定されたコンテンツセグメントファイ
ル31の範囲のセグメント36を一括受信する(ステッ
プ206)。また、コンテンツ配信装置3は、受信した
セグメント36に対して、セグメント・テーブル32の
配信情報内の配信後の暗号復号化の必要性、復号化の方
式、ローカルへ記録する前の処理指示情報で指定された
処理を行い(ステップ207)、しかる後に、セグメン
ト36をローカル(クライアント端末装置5)への記録
が禁止でなければ(ステップ208;NO)、ローカル
(クライアント端末装置5)の外部記録媒体に記録する
(ステップ209)。その際、セグメント36の物理番
地情報と、セグメント36の配信完了状況が、クライア
ント端末装置5のセグメント・テーブル32Aに記録さ
れる。ここで、ローカル(クライアント端末装置5)へ
の記録が禁止であれば(ステップ208;YES)、外
部媒体への書出しは行わずローカル(クライアント端末
装置5)の主記憶上のみで処理される(ステップ21
0)。また、一括配信中では、クライアント端末装置5
のアプリケーションプログラムからのセグメント利用要
求は、一括配信完了まで待たされることになる(アクセ
ス待ち)。
【0033】一方、クライアント端末装置5において、
事前の一括配信が行われる前に出されたコンテンツ利用
開始要求、または、最初のセグメント番地のない利用要
求(セグメント・テーブルがクライアント端末装置5に
無く、コンテンツ名とコンテンツのあるサーバー・シス
テム30のみを指定した要求)は、最初に一括配信要求
をサーバー・システム30に出す。これにより、サーバ
ー・システム30は、クライアント端末装置5に対して
一括送信を行なう。サーバー・システム30は、利用要
求の場合には一括送信完了後、セグメント・テーブル3
2の先頭にあるセグメント36への利用要求とみなし、
セグメント36の利用要求処理がなされる。
【0034】(クライアント端末装置5上の情報構成)
クライアント端末装置5には、コンテンツ・セグメント
が展開される。コンテンツ・セグメントとは、クライア
ント端末装置5の外部記憶媒体に記録されたセグメント
の集合のことをいう。クライアント端末装置5には、索
引301、事前指定背景処理開始点待ち行列302、利
用状況による背景処理開始点待ち行列303が形成され
る。索引301は、論理番地からセグメント・テーブル
32Aの行を検索する索引である。事前指定背景処理開
始点待ち行列302は、事前指定背景配信対象セグメン
トの探索を開始するセグメント行の物理番地待ち行列で
あり、利用状況による背景配信開始点待ち行列303
は、事前指定利用状況による背景配信対象セグメントの
探索を開始するセグメント行の物理番地待ち行列であ
る。
【0035】(クライアント端末装置5のアプリケーシ
ョンプログラムからのセグメント利用要求の説明)クラ
イアント端末装置5のアプリケーションプログラムから
のセグメント・利用要求は、論理番地情報(グループ識
別ID、グループ内番地)を持って出される。グループ
番地情報のみの利用要求は、論理番地でグループの先頭
から順に利用要求が出されたものと解釈する。 (クライアント端末装置5のアプリケーションプログラ
ムへのセグメント・データの引渡しについて)コンテン
ツ配信装置3のサーバー・システム30は、セグメント
・テーブル32の配信状況情報から、要求されたセグメ
ント36が配信済みの場合には、コンテンツ・セグメン
トの該当セグメント36のセグメントデータ34に対し
て、セグメント・テーブル32のセグメント情報39に
設定された利用情報にある暗号復号化処理、権利保護の
ための特別処理、利用前処理を施す。また、サーバー・
システム30は、セグメント・テーブル32のセグメン
ト情報39の利用情報内の利用状況情報を更新した上
で、処理済のセグメントデータ34をクライアント端末
装置5のアプリケーションプログラムに引き渡す。な
お、サーバー・システム30は、クライアント端末装置
5のアプリケーションプログラムの要求に応じてセグメ
ント・データの種類を返す。また、サーバー・システム
30は、セグメントが配信未了の場合、次のオンデマン
ド配信に移行する。
【0036】(オンデマンド配信動作)クライアント端
末装置5のアプリケーションプログラムがセグメントの
利用要求を出したとき、セグメントが未配信であった場
合、セグメント・テーブル32の番地情報内のサーバー
番地のセグメントの配信要求をサーバー・システム30
に出す。このとき、セグメント情報の配信情報内の配信
状況をオンデマンド配信中に置く。要求されたサーバー
・システム30は、要求されたセグメント36をクライ
アント端末装置5に送信する。サーバー・システム30
は、先読み配信中や他による配信中の場合には、配信完
了状況を監視し、その機構による配信完了後、コンテン
ツ・セグメントから該当セグメントを取り出し配信され
たものとみなす。クライアント端末装置5では、主記憶
で受信したセグメント36に対して、セグメント・テー
ブル32のセグメント情報39による配信情報内の配信
後の暗号復号化の必要性、復号化の方式、ローカルへ記
録する前の処理指示情報で指定された処理を施した後、
クライアント端末装置5のHDD等の外部記憶装置への
記録が禁止でなければ、セグメント36をクライアント
端末装置5のHDD等の外部記憶装置に記録する。その
際に、セグメント36の物理番地情報と、セグメント3
6の配信完了状況がローカルのセグメント・テーブル3
2Aに記録される。
【0037】ここで、クライアント端末装置5のHDD
等の外部記憶装置への記録が禁止であれば、HDDなど
の外部記憶装置には記録せずに、クライアント端末装置
5の主記憶上のみで処理される。配信完了までの間、ク
ライアント端末装置5のアプリケーションプログラムは
待ち状態に置かれ、配信処理完了後、セグメントデータ
34には、セグメント・テーブル32のセグメント情報
39内の利用情報にある暗号復号化処理、権利保護のた
めの特別処理、利用前処理が施される。クライアント端
末装置5では、セグメント・テーブル32Aの利用情報
内の利用状況情報を更新した上で、処理済のセグメント
データ34をアプリケーションプログラムに引き渡す。
また、クライアント端末装置5では、アプリケーション
プログラムの要求に応じてセグメントデータ34の種類
を返す。オンデマンド配信完了後に、オンデマンド配信
されたセグメントに該当するセグメント・テーブル32
行の物理番地を利用状況による背景処理開始点待ち行列
303にいれ、利用状況による背景配信を起動する。
【0038】(ローカル・セグメント情報の更新)クラ
イアント端末装置5の上のセグメント・テーブル32A
のセグメント情報の更新は、セグメントの配信要求時
と、配信完了後と、アプリケーションプログラムへセグ
メントデータ34を引き渡す前とで行われる。セグメン
ト・テーブル32Aのセグメント情報の更新は、配信完
了後、番地情報、物理番地情報、配信情報、配信完了情
報、利用情報、及び、利用状況情報についてなされるこ
とになる。
【0039】(事前指定セグメントの先読み動作)クラ
イアント端末装置5は、一括配信完了時にセグメント・
テーブル32の全体から事前指定の先読み指示が出され
ているセグメントを検索し、それが該当するセグメント
・テーブル32の行の物理位置を事前指定背景処理開始
点待ち行列302に記録し、事前指定背景配信を起動す
る。
【0040】(事前指定背景配信動作)クライアント端
末装置5の事前指定背景配信は、事前指定背景処理開始
点待ち行列302から取り出し、対応するセグメント3
6の配信状況を検査する。クライアント端末装置5は、
そのセグメント36が配信済みの場合、セグメント・テ
ーブル32Aの行を検査する。クライアント端末装置5
は、事前指定背景配信中または利用状況による背景配信
中またはオンデマンド配信中の場合、待ち行列302,
303から次の事前指定背景処理開始点を取り出し処理
を継続する。クライアント端末装置5は、配信未了の場
合、セグメント・テーブル32Aの番地情報内のサーバ
ー番地のセグメントの配信要求をサーバー・システム3
0に出す。このとき、クライアント端末装置5は、セグ
メント情報の配信情報内の配信状況を事前指定背景配信
中に置く。上述した要求を受けたサーバー・システム3
0は、要求されたセグメント36を送信する。
【0041】クライアント端末装置5では受信したセグ
メント36に対して、セグメント・テーブル32Aの配
信情報内の配信後の暗号復号化の必要性、復号化の方
式、ローカルへ記録する前の処理指示情報で指定された
処理を施した後、ローカルへの記録が禁止でなければセ
グメントをクライアント端末装置5のコンテンツ・セグ
メントに記録する。その際セグメントの物理番地情報と
セグメントの配信完了状況がローカルのセグメント・テ
ーブル32Aに記録される。一方、ローカルへの記録が
禁止であれば、クライアント端末装置5は、コンテンツ
・セグメントへの追加は行わずローカルの主記憶上のみ
で処理される。クライアント端末装置5は、セグメント
・テーブル32Aの上の次の行の行位置を、事前指定背
景配信点待ち行列302に入れ、待ち行列から次の行位
置を取り出し、処理を継続する。
【0042】クライアント端末装置5において実行され
る事前指定背景配信は、アプリケーションプログラムや
その他の処理と平行して行われ、指定された数だけ起動
される。この処理は、前景処理の処理速度を維持するた
め、適当な空時間を入れながら実行される。
【0043】(利用状況によるセグメントの先読み)ク
ライアント端末装置5は、オンデマンド配信完了後に、
オンデマンド配信されたセグメント36の論理番地を利
用状況による背景処理開始点待ち行列303に入れ、利
用状況による背景配信を起動する。
【0044】(利用状況による背景配信動作)クライア
ント端末装置5は、利用状況による背景配信を行なうと
きには、利用状況による背景処理開始点待ち行列303
から取り出し、その取り出した情報に対応するセグメン
トの配信状況を検査する。クライアント端末装置5は、
そのセグメント36が配信済みの場合、セグメント・テ
ーブル32Aの行を検査する。クライアント端末装置5
は、事前指定背景配信中の場合には、セグメント・テー
ブル32Aの次の行を検査する。クライアント端末装置
5は、利用状況による背景配信中またはオンデマンド配
信中の場合、待ち行列303から次の事前指定配信点を
取り出し処理を継続する。配信未了の場合、クライアン
ト端末装置5は、セグメント・テーブル32Aの番地情
報内のサーバー番地のセグメントの配信要求をサーバー
・システム30に出す。このときセグメント情報の配信
情報内の配信状況を利用状況による背景配信中に置く。
要求されたサーバー・システム30は要求されたセグメ
ント36をクライアント端末装置5に送信する。
【0045】クライアント端末装置5では、受信したセ
グメント36に対して、セグメント・テーブル32A内
のセグメント情報39内の配信後の暗号復号化の必要
性、復号化の方式、ローカルへ記録する前の処理指示情
報で指定された処理を施した後、ローカルへの記録が禁
止でなければセグメントをローカルのコンテンツ・セグ
メントに記録する。その際セグメントの物理番地情報と
セグメントの配信完了状況がローカルのセグメント・テ
ーブルに記録される。一方、ローカルへの記録が禁止で
あればコンテンツ・セグメントの追加は行わずクライア
ント端末装置5の主記憶上のみで処理される。クライア
ント端末装置5は、セグメント・テーブル32Aの上の
次の行の行位置を利用状況による背景配信点待ち行列3
03に入れ、待ち行列303から次の行位置を取り出し
て処理を継続する。利用状況による背景配信はアプリケ
ーションやその他の処理と平行して行われ、指定された
数起動される。また、この処理は、前景処理の処理速度
を維持するため適当な空時間を入れながら実行される。
【0046】(背景配信処理動作)利用状況によるセグ
メントの先読み及び利用状況による背景配信動作によ
り、クライアント端末装置5では、事前指定された背景
配信開始点や、オンデマンド配信されたセグメントを基
点として、セグメント・テーブル32Aの上で逐次配信
未了セグメントが背景配信され、おのおのの背景配信の
鎖が形成される。クライアント端末装置5において、事
前指定背景配信の鎖は他の背景配信の鎖に出会うと消滅
する。利用状況による背景配信の鎖は他の利用状況によ
る背景配信に出会うと消滅するが、事前指定背景配信の
鎖では消滅しない。このような方式により利用状況によ
る背景配信を事前指定背景配信より優先させ、不必要な
鎖の重なりを防止する。
【0047】(アプリケーションの利用停止を跨る背景
処理の継続動作)クライアント端末装置5では、アプリ
ケーションプログラムの利用終了時にコンテンツ利用終
了時要求を出し、各背景配信点待ち行列を外部記録媒体
に保存し、次回のコンテンツ利用開始要求時に外部媒体
から主記憶に再生することにより背景配信を継続するこ
とができる。
【0048】(セグメント単位のセキュリティーについ
て)セグメント単位のセキュリティーは以下の方式で実
現する。 (i)配信中のセキュリティーについて、サーバー・シ
ステム30は、これから送信する際に、配信情報内の暗
号復号化の必要性情報が復号を必要とするセグメントに
ついて復号化方式情報に対応する方法で暗号化して送出
する。この際に、セグメントのヘッダー情報も含めて暗
号化する。クライアント端末装置5では、受信直後にヘ
ッダー情報も含め復号化する。暗号化・復号化のための
キーの入手方法は復号化方式情報に含められる。 (ii)クライアント・システムの外部記憶上のセキュ
リティーについて サーバー・システム30の上において、コンテンツセグ
メントファイル31のセグメントデータ34を暗号化す
る。あるいは、配信後、クライアント端末装置5におい
て、セグメント・データをローカルへの記録前処理情報
に含められた暗号化方式で暗号化する。暗号化の必要
性、キーの入手方法もローカルへの記録前処理情報に含
められる。さらに、クライアント端末装置5では、利用
前処理情報に含められた復号化方式で復号化する。復号
化の必要性、キーの入手方法も利用前処理情報に含めら
れる。
【0049】(セグメント単位の権利保護について)権
利保護のための特別処理の必要性はヘッダー情報に含め
られる。このとき、セグメントデータ34は、サーバー
・システム30上のコンテンツ・セグメント・ファイル
内で暗号化する。このコンテンツ配信システムを導入す
る時に既定される特別処理のいずれを利用するかはヘッ
ダー情報内の特別な処理IDで指定される。セグメント
データ34の復号化、及びキーの入手は、この中で行わ
れる。またこの特別な処理には課金処理の割り込み等も
含まれる。これにより、あるセグメントを利用するには
課金完了状況がクライアントシステム内に設定される必
要があるとしたり、特定のセグメントを利用するには必
ず他のサーバーの処理が完了することを条件とすること
ができる。このセグメントを必ず順次処理されるセグメ
ント群の先頭に置くことによって、条件を満たさない利
用へのゲートを作成できる。あるいはアプリケーション
が必ず必要とする部分をこのセグメントとすることによ
り、条件を満たさない場合、アプリケーション・エラー
として不正利用へのゲートとすることも可能である。こ
のセキュリティー方式は、ヘッダー部分の改ざん、セグ
メント・データの復号化のキーの入手、特別処理内の条
件判定論理の全てを入手しなければ、クライアント端末
装置5の内部で破ることができない。
【0050】(ローカル・セグメントの最適化につい
て)コンテンツ利用開始要求が出されたとき、クライア
ント端末装置5は、ローカル・セグメントの最適化機構
を起動する。このローカル・セグメントの最適化機構
は、他の処理と平行して起動し、適当な空時間を持ちな
がら進行する。クライアント端末装置5は、セグメント
・テーブル32Aを検索し、配信済みセグメント36の
うち指定された時間以上利用されていないセグメント3
6をクライアント端末装置5から削除し、セグメント・
テーブル32Aの配信状況を配信未了とする。但し、一
括配信の対象となるセグメントは削除しない。このよう
に動作することにより、従来技術の欠点であった以下の
点が改善される。
【0051】(1)先頭部分の一括転送手段と、事前指
定の先読手段とを組み合わせて全ファイルの一括転送と
同様な機能を提供することができる。先読手段は、アプ
リケーションプログラムの実行と平行して行われる。ア
プリケーションプログラムの実行時に必要となる未転送
セグメントはオンデマンドで転送されるため、一括転送
とオンデマンド転送が混在した転送が可能となる。ユー
ザーは、クライアント端末装置を、最初のアクセスの後
に放置すれば一括転送するコンテンツとして扱うことが
でき、また最初のアクセスの後継続して利用すればオン
デマンド転送のコンテンツとしても利用することができ
る。これは、ユーザーの持つネットワークの転送速度に
合わせて、これら転送を使い分けることができる。しか
も、これら手段は、元のファイルを後からセグメント分
割し、セグメントデータのどの部分が要素コンテンツに
相当するかをセグメント・テーブル情報として与えるだ
けで、コンテンツの作り変えをする必要がない。 (2)利用状況によるコンテンツの先読手段は、利用す
るコンテンツデータ近傍にあるとするデータの特質を利
用し、アプリケーションプログラムの実行、特にインタ
ラクションのユーザーの思考時間を転送時間に利用す
る。この結果、従来のオンデマンド配送コンテンツが単
に待ち時間の分散であったのと異なり、コンテンツを利
用するに連れて待ち時間が減少し、ローカルのコンテン
ツと同等の品質に近づくことになる。なお、セグメント
・サイズが充分小さく、セグメント転送時間がセグメン
トの処理時間より短ければ、ストリーミング方式と同等
の効果をもたらすこともある。
【0052】(3)事前指定の先読手段は、ゲーム・コ
ンテンツのように使用するデータがコンテンツの利用の
フェーズ毎に局在化する性質を利用し、ユーザーがある
ステージをプレイしている間に、次のステージのデータ
を先読みする。この結果、ローカル上のコンテンツ・フ
ァイルと同等の品質を得ることができる。しかも、デー
タ位置をセグメント・テーブル32に与えるだけでよ
く、いちいちコンテンツの内容そのものを変更する必要
がない。 (4)先読手段は、コンテンツの利用を終了しても再開
後継続されるため、利用時間の累積が大きくなるほどロ
ーカルのコンテンツに近づくことになる。
【0053】(5)先頭部分の一括ダウンロード機構
は、コンテンツ部分をサンプルとして提供することを可
能とする。先頭部分以外は、セキュリティー保護を課
し、許されたユーザー以外の利用を禁じているが、先頭
部分のみを一般開放することができる。さらに、配送時
にサンプル部分のみを最初に一括転送し、残りの部分は
許可を与えた後にオンデマンド/先読み機構による一括
転送を行なうことができる。この方法によりサンプルの
転送量を減らし、クライアント端末装置の記憶装置に不
必要な負荷をかけるのを防止して、大量のサンプルを提
供することができる。 (6)上記したようにコンテンツの部分毎に権利保護の
ためのセキュリティーを設定できることから、コンテン
ツ販売の柔軟性を著しく向上させることがてきる。しか
も、コンテンツの内容を変更せず、作成後、セグメント
36と、セグメント・テーブル32の作成時にセキュリ
ティーを設定することができるため、コンテンツ開発を
容易にするだけでなく、既存のコンテンツにも適用する
ことができる。この結果、デジタル・コンテンツ販売の
配送にネットワークの利用がしやすくなる。
【0054】(7)配信方法は、サーバー・システム3
0の指定も含め設定可能である。したがって、セグメン
ト毎にサーバー・システム30を変えることができるた
め、、サーバー・システム30の拡張性の確保が容易で
あり、部分更新も容易であるという利点がある。 (8)セグメントの最適化によりより、高速のネットワ
ークのユーザーには、ローカルのセグメントを減らし、
より多くのコンテンツを提供することが可能になる。
【0055】(9)デジタル・コンテンツを番地付け可
能な単位に分け(セグメント)、セグメント毎に配信す
るようにしたので、配信は事前の一括配送とクライアン
ト端末装置のアプリケーションプログラムの進行と独立
した背景配信によって行い、末端のユーザーの試行時間
や利用するデータの局在性を利用して、末端のユーザー
がアプリケーションプログラムを利用する間に、未送信
セグメントを前もって配送することができる。これによ
って、末端ユーザーにとってのコンテンツの配信待ち時
間を短縮することができる。併せて、権利保護のための
セキュリティー機構をセグメント単位に導入可能にし、
コンテンツの作成後コンテンツの部分ごとのセキュリテ
ィー保護の設定を可能としている。
【0056】[コンテンツ配信プログラム及びクライア
ント端末プログラムが格納された記憶媒体]なお、上記
本発明の実施の形態に係るコンテンツ配信システム、コ
ンテンツ配信装置、コンテンツ配信方法、クライアント
端末装置で説明した動作内容は、各動作に対応した各プ
ログラムがコンテンツ配信システム、コンテンツ配信装
置、及びクライアント端末装置に格納され、これらプロ
グラムを使って動作されることになる。そこで説明した
各動作(コンテンツ配信装置、または、クライアント端
末装置)のプログラムのうちの少なくとも一つ以上を組
み合わせたプログラムを、記憶媒体に格納するようにし
てもよい。ここで、記憶媒体には、例えばフロッピー
(登録商標)ディスク、ハードディスク、光時期ディス
ク、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD、磁
気テープ、ROMカートリッジ、バッテリバックアップ
付きRAMメモリカード、フラッシュメモリカートリッ
ジ、不揮発性RAMカードなどを含む。この記憶媒体と
は、何らかの手段により情報(主にデジタルデータ、プ
ログラム)が記録されているものであり、コンピュータ
や専用プロセッサに所定の機能を実現させるものであれ
ばなんでもよい。以下、同様とする。なお、本発明の実
施の形態では、ネットワーク7で説明したが、これに限
らず、その他通信回線、インターネット等を使用したも
のであってもよい。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1及び2記
載した発明では、コンテンツ配信装置とクライアント端
末装置とがネットワークを介して接続され、前記コンテ
ンツ配信装置から配信されたコンテンツをクライアント
端末装置で利用できるコンテンツ配信システムであっ
て、前記コンテンツ配信装置は、前記コンテンツを構成
する要素コンテンツの全てのデータについて番地付け可
能な単位に分割してセグメントデータを構成し、当該セ
グメントデータにベッダー情報を付加してセグメントを
構成し、当該セグメントを集合してなるコンテンツ・セ
グメントファイルと、前記コンテンツ・セグメントファ
イルの各セグメントの配信及び利用に関する情報を記述
したセグメントテーブルとを設け、前記クライアント端
末装置への事前の一括配信あるいは前記クライアント端
末装置から最初にアクセスされたときに、前記セグメン
トテーブルと当該セグメントテーブルで指定された前記
コンテンツ・セグメントファイルの部分を一括配信し、
かつ、前記クライアント端末装置からの要求に応じて、
要求されたセグメントを前記コンテンツ・セグメントフ
ァイルから転送するようにし、また、前記クライアント
端末装置は、一括配信で取り込んだセグメントテーブル
の情報を基に一括配信で取り込んだコンテンツファイル
にセグメントデータがあればそのセグメントデータを利
用し、なければ前記コンテンツ配信装置へ当該セグメン
トの配信を要求し、前記コンテンツ配信装置からセグメ
ントの配信を受けてセグメントデータを利用し、次の処
理に必要な転送未了のセグメントデータの転送指令を出
して前記コンテンツ配信装置より転送未了のセグメント
を受信し、セグメント利用要求があったときに、セグメ
ントヘッダー上の指示によりアクセスの制限が指示され
セグメントテーブルが指示する条件が満たされるときに
のみセグメントデータの利用を可能にしたものであるの
で、ユーザーはクライアント端末装置を、最初のアクセ
スの後に放置すれば一括転送するコンテンツとして扱う
ことができ、また最初のアクセスの後継続して利用すれ
ばオンデマンド転送のコンテンツとしても利用すること
ができ、併せてコンテンツ作成後に設定できるコンテン
ツの部分毎の権利保護のためのセキュリティーを実現で
きる。
【0058】請求項3及び請求項9に記載の発明では、
コンテンツを構成する要素コンテンツの全てのデータに
ついて番地付け可能な単位に分割してセグメントデータ
とし、かつ、当該セグメントデータにベッダー情報を付
加してセグメントを構成し、当該セグメントを集合して
なるコンテンツ・セグメントファイルと、前記コンテン
ツ・セグメントファイル内の各セグメントの配信及び利
用に関する情報を記述したセグメントテーブルとを設
け、前記クライアント端末装置への事前の一括配信ある
いは前記クライアント端末装置から最初にアクセスされ
たときに、前記セグメントテーブルと当該セグメントテ
ーブルで指定された前記コンテンツ・セグメントファイ
ルの部分を一括配信し、前記クライアント端末装置から
の要求に応じて、要求されたセグメントを前記コンテン
ツ・セグメントファイルから転送することができるの
で、配信が事前の一括配送とクライアント端末装置のア
プリケーションプログラムの進行と独立した背景配信に
よって行なわれ、末端のユーザーの試行時間や利用する
データの局在性を利用して、末端のユーザーがアプリケ
ーションプログラムを利用する間に、未送信セグメント
を前もって配送することができる。
【0059】上記目的を達成するために、請求項4ない
し請求項8、請求項10に記載の発明では、一括配信で
取り込んだセグメントテーブルの情報を基に一括配信で
取り込んだコンテンツファイルにセグメントデータがあ
ればそのセグメントデータを利用し、なければ前記サー
バーへ当該セグメントの配信を要求して前記コンテンツ
配信装置からセグメントの配信を受けてセグメントデー
タを利用し、次の処理に必要な転送未了のセグメントの
転送指令を出し前記コンテンツ配信装置より転送未了の
セグメントを受信し、セグメント利用要求があったとき
に、セグメントヘッダー上の指示によりアクセスの制限
が指示されセグメントテーブルが指示する条件が満たさ
れるときにのみセグメントデータの利用を可能にしたも
のであるので、クライアント端末装置を、最初のアクセ
スの後に放置すれば一括転送するコンテンツとして扱う
ことができ、また最初のアクセスの後継続して利用すれ
ばオンデマンド転送のコンテンツとしても利用すること
ができ、かつ、コンテンツ作成後に設定できるコンテン
ツの部分毎の権利保護を可能にしたコンテンツ配信装置
を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るコンテンツ配信シス
テムを示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るコンテンツ配
信装置を示すブロック図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るクライアント
端末装置を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の形態に係るセグメント・テーブ
ルの階層構造を説明するための図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るコンテンツ配信シス
テムの動作を説明するための図である。
【図6】本発明の実施の形態に係るコンテンツ配信シス
テムの一括配信動作を説明するためのフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 コンテンツ配信システム 3 コンテンツ配信装置 5 クライアント端末装置 7 ネットワーク 30 サーバー・システム 31 コンテンツセグメントファイル 32 セグメントテーブル 33 コンテンツ 34 セグメントデータ 35 セグメントヘッダー 36 セグメント 37 コンテンツ情報ヘッダー 38 番地 39 セグメント情報 41 一括配信手段 42 転送手段

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンテンツ配信装置とクライアント端末
    装置とがネットワークを介して接続され、前記コンテン
    ツ配信装置から配信されたコンテンツをクライアント端
    末装置で利用できるコンテンツ配信システムであって、 前記コンテンツ配信装置は、 前記コンテンツを構成する要素コンテンツの全てのデー
    タについて番地付け可能な単位に分割してセグメントデ
    ータを構成し、当該セグメントデータにベッダー情報を
    付加してセグメントを構成し、当該セグメントを集合し
    てなるコンテンツ・セグメントファイルと、 前記コンテンツ・セグメントファイルの各セグメントの
    配信及び利用に関する情報を記述したセグメントテーブ
    ルとを設け、かつ、 前記クライアント端末装置への事前の一括配信がなされ
    たときに、あるいは前記クライアント端末装置から最初
    にアクセスされたときに、前記セグメントテーブルと、
    当該セグメントテーブルでの配信に関する情報で配信す
    るように指定された前記コンテンツ・セグメントファイ
    ルのセグメントを一括配信する一括配信手段と、 前記クライアント端末装置からの要求に応じて、要求さ
    れたセグメントを前記コンテンツ・セグメントファイル
    から転送する転送手段とを備え、 前記クライアント端末装置は、 一括配信で取り込んだセグメントテーブルの情報を基に
    一括配信で取り込んだコンテンツファイルにセグメント
    データがあればそのセグメントデータを利用し、なけれ
    ば前記コンテンツ配信装置へ当該セグメントの配信を要
    求して前記コンテンツ配信装置からセグメントの配信を
    受けてセグメントデータを利用する手段と、 次の処理に必要な転送未了のセグメントデータの転送指
    令を出して前記コンテンツ配信装置より転送未了のセグ
    メントを自動的に逐次受信する先読手段と、 セグメント利用要求があったときに、セグメントヘッダ
    ー上の指示によりアクセスの制限が指示されセグメント
    テーブルが指示する条件が満たされるときにのみセグメ
    ントデータの利用を可能にするセキュリティ手段とを備
    えたことを特徴とするコンテンツ配信システム。
  2. 【請求項2】 前記先読手段は、利用処理手段がアクセ
    スしたセグメントに対するセグメントテーブルの配信情
    報の指定に従ってセグメントの転送指令を出す手段、ま
    たは、利用処理手段がアクセスしたセグメント以降を転
    送する旨の転送指令を出す手段から構成されており、 且つこの先読手段はセグメント利用の処理と独立して働
    くことを特徴とする請求項1記載のコンテンツ配信シス
    テム。
  3. 【請求項3】 クライアント端末装置にコンテンツを配
    信できるコンテンツ配信装置において、 コンテンツを構成する要素コンテンツの全てのデータに
    ついて番地付け可能な単位に分割してセグメントデータ
    とし、かつ、当該セグメントデータにベッダー情報を付
    加してセグメントを構成し、当該セグメントを集合して
    なるコンテンツ・セグメントファイルと、 前記コンテンツ・セグメントファイル内の各セグメント
    の配信及び利用に関する情報を記述したセグメントテー
    ブルとを設け、 前記クライアント端末装置への事前の一括配信あるいは
    前記クライアント端末装置から最初にアクセスされたと
    きに、前記セグメントテーブルと、当該セグメントテー
    ブルでの配信に関する情報で配信するよう指定された前
    記コンテンツ・セグメントファイルのセグメントを一括
    配信する一括配信手段と、 前記クライアント端末装置からの要求に応じて、要求さ
    れたセグメントを前記コンテンツ・セグメントファイル
    から転送する転送手段とを備えたことを特徴とするコン
    テンツ配信装置。
  4. 【請求項4】 一括配信で取り込んだセグメントテーブ
    ルの情報を基に一括配信で取り込んだコンテンツファイ
    ルにセグメントデータがあればそのセグメントデータを
    利用し、なければ前記コンテンツ配信装置へ当該セグメ
    ントの配信を要求して前記コンテンツ配信装置からセグ
    メントの配信を受けてセグメントデータを利用する利用
    処理手段と、 次の処理に必要な転送未了のセグメントの転送指令を出
    し前記コンテンツ配信装置より転送未了のセグメントを
    自動的に逐次受信する先読手段と、 セグメント利用要求があったときに、セグメントヘッダ
    ー上の指示によりアクセスの制限が指示されセグメント
    テーブルが指示する条件が満たされるときにのみセグメ
    ントデータの利用を可能にするセキュリティ手段とを備
    えたことを特徴とするクライアント端末装置。
  5. 【請求項5】 前記先読手段は、利用処理手段がアクセ
    スしたセグメントに対するセグメントテーブルの配信情
    報の指定に従ってセグメントの転送指令を出す手段、ま
    たは、利用処理手段がアクセスしたセグメント以降を転
    送する旨の転送指令を出す手段から構成されており、 且つこの先読手段はセグメント利用の処理と独立して働
    くことを特徴とする請求項4記載のクライアント端末装
    置。
  6. 【請求項6】 定期的に起動され、セグメントテーブル
    上の利用状況に従い常駐不要と判断されたセグメントを
    削除し転送未了とするセグメント整理手段を備えたこと
    を特徴とする請求項4記載のクライアント端末装置。
  7. 【請求項7】 オンデマンド転送で得たセグメントを、
    利用するとともに、その利用状況を記録し、かつ、取り
    込んだセグメント・テーブル内に記録された配信状況を
    更新し、各セグメントの利用状況も前記セグメント・テ
    ーブル上に記録する手段を備えたことを特徴とする請求
    項4記載のクライアント端末装置。
  8. 【請求項8】 セグメントの利用要求が出されたとき、
    セグメントヘッダー上の指示によりアクセスの制限が指
    示されセグメントテーブルが指示する条件が満たされた
    ときのみセグメントデータが利用可能とする単位セキュ
    リテー手段を備えたことを特徴とする請求項4記載のク
    ライアント端末装置。
  9. 【請求項9】 クライアント端末装置にコンテンツを配
    信できるコンテンツ配信プログラムが格納された記憶媒
    体において、 コンテンツを構成する要素コンテンツの全てのデータに
    ついて番地付け可能な単位に分割してセグメントデータ
    とし、かつ、当該セグメントデータにベッダー情報を付
    加してセグメントを構成し、当該セグメントを集合して
    なるコンテンツ・セグメントファイルと、 前記コンテンツ・セグメントファイル内の各セグメント
    の配信及び利用に関する情報を記述したセグメントテー
    ブルとを格納し、 前記クライアント端末装置への事前の一括配信がされた
    とき、あるいは前記クライアント端末装置から最初にア
    クセスされたときに、前記セグメントテーブルと、当該
    セグメントテーブルの配信に関する情報で配信するよう
    指定された前記コンテンツ・セグメントファイルのセグ
    メントを一括配信する一括配信機能と、 前記クライアント端末装置からの要求に応じて、要求さ
    れたセグメントを前記コンテンツ・セグメントファイル
    から転送する転送機能とをコンピュータに実現させるた
    めコンピュータ読み取り可能なコンテンツ配信プログラ
    ムが格納された記憶媒体。
  10. 【請求項10】 一括配信で取り込んだセグメントテー
    ブルの情報を基に一括配信で取り込んだコンテンツファ
    イルにセグメントデータがあればそのセグメントデータ
    を利用し、なければ前記コンテンツ配信装置へ当該セグ
    メントの配信を要求して前記コンテンツ配信装置からセ
    グメントの配信を受けてセグメントデータを利用する利
    用処理機能と、 次の処理に必要な転送未了のセグメントの転送指令を出
    し前記コンテンツ配信装置より転送未了のセグメントを
    受信する先読み機能と、 セグメント利用要求があったときに、セグメントヘッダ
    ー上の指示によりアクセスの制限が指示されセグメント
    テーブルが指示する条件が満たされるときにのみセグメ
    ントデータの利用を可能にするセキュリティ機能とをコ
    ンピュータに実現させるためコンピュータ読み取り可能
    なクライアント端末プログラムが格納された記憶媒体。
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