JP2002243523A - 液面高さ計測方法および液面計 - Google Patents
液面高さ計測方法および液面計Info
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- JP2002243523A JP2002243523A JP2001038214A JP2001038214A JP2002243523A JP 2002243523 A JP2002243523 A JP 2002243523A JP 2001038214 A JP2001038214 A JP 2001038214A JP 2001038214 A JP2001038214 A JP 2001038214A JP 2002243523 A JP2002243523 A JP 2002243523A
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- Measuring Fluid Pressure (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 液体の液面高さを確実に計測する。
【解決手段】 光ファイバ12と受圧器15をタンク1
内の液体2中に浸漬する。光ファイバ12の一端12a
を光ファイバ歪み計測装置16に接続し、液体2中に浸
漬されている他端部の一部を2つの固定部材14,17
に固定し、これらの固定部材14,17間のファイバ部
分を歪み検出部12Aとする。受圧容器15をシリンダ
からなる容器本体15Aと、ピストンからなる可動部1
5Bとで密閉容器を構成し、可動部15Bの受圧面に前
記ファイバ固定部材17を取付ける。可動部15Bが水
圧によって移動すると光ファイバ12の歪み検出部12
Aには張力が加わり、歪みが発生する。この歪みを光フ
ァイバ歪み計測装置16によって検出する。
内の液体2中に浸漬する。光ファイバ12の一端12a
を光ファイバ歪み計測装置16に接続し、液体2中に浸
漬されている他端部の一部を2つの固定部材14,17
に固定し、これらの固定部材14,17間のファイバ部
分を歪み検出部12Aとする。受圧容器15をシリンダ
からなる容器本体15Aと、ピストンからなる可動部1
5Bとで密閉容器を構成し、可動部15Bの受圧面に前
記ファイバ固定部材17を取付ける。可動部15Bが水
圧によって移動すると光ファイバ12の歪み検出部12
Aには張力が加わり、歪みが発生する。この歪みを光フ
ァイバ歪み計測装置16によって検出する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液体がもつ静水圧
の原理を利用して液面高さを計測する方法および液面計
に関し、特に液体中に浸漬した物体が液圧によって受け
る力を光ファイバの歪みとして測定することにより、液
面高さを計測する方法および液面計に関する。
の原理を利用して液面高さを計測する方法および液面計
に関し、特に液体中に浸漬した物体が液圧によって受け
る力を光ファイバの歪みとして測定することにより、液
面高さを計測する方法および液面計に関する。
【0002】
【従来の技術】液面高さを計測する液面計としては、従
来から種々の原理を用いたものが提案されている。例え
ば、静電容量式液面計(特開2000−097750号
公報、特開平11−030544号公報)、気圧式液面
計(特開2000−088629号公報)、フロート式
液面計(特開平10−148565号公報、特開平11
−326015号公報)、電極式液面計(特開平11−
023346号公報)、電波式液面計(特開平10−1
97617号公報)等が知られている。このうち、本発
明は、気圧式またはこれに準ずるもので、特に光ファイ
バを用いた液面高さ計測方法および液面計を提供するも
のである。
来から種々の原理を用いたものが提案されている。例え
ば、静電容量式液面計(特開2000−097750号
公報、特開平11−030544号公報)、気圧式液面
計(特開2000−088629号公報)、フロート式
液面計(特開平10−148565号公報、特開平11
−326015号公報)、電極式液面計(特開平11−
023346号公報)、電波式液面計(特開平10−1
97617号公報)等が知られている。このうち、本発
明は、気圧式またはこれに準ずるもので、特に光ファイ
バを用いた液面高さ計測方法および液面計を提供するも
のである。
【0003】図10に従来の気圧式液面計の一例を示
す。この気圧式液面計は、タンク1内の液体2中に下端
が開放する給気管3を鉛直方向に挿入し、この給気管3
内にポンプ4によって圧縮空気5を供給するようにして
いる。圧縮空気5を給気管3に供給すると、給気管3内
には、タンク1内の液体2の圧力に抗して空気が充満し
ていく。そして給気管3内が飽和状態になると、給気管
3の下端開口部から気泡6となって液体2中に放出され
る。このとき、給気管3内の圧力Pは、液面上部にガス
圧がかかっていない場合、タンク1内の液面レベルを
H、液体2の密度をρとすると、水頭圧ρHと等しいの
で、給気管3内の圧力Pを圧力センサ7によって測定
し、その測定値を液面高さに換算して指示計に表示す
る。
す。この気圧式液面計は、タンク1内の液体2中に下端
が開放する給気管3を鉛直方向に挿入し、この給気管3
内にポンプ4によって圧縮空気5を供給するようにして
いる。圧縮空気5を給気管3に供給すると、給気管3内
には、タンク1内の液体2の圧力に抗して空気が充満し
ていく。そして給気管3内が飽和状態になると、給気管
3の下端開口部から気泡6となって液体2中に放出され
る。このとき、給気管3内の圧力Pは、液面上部にガス
圧がかかっていない場合、タンク1内の液面レベルを
H、液体2の密度をρとすると、水頭圧ρHと等しいの
で、給気管3内の圧力Pを圧力センサ7によって測定
し、その測定値を液面高さに換算して指示計に表示す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た従来の気圧式液面計は、圧縮空気5を給気管3に供給
するためのポンプ4を必要とし、しかも測定中は常時ポ
ンプ4を駆動して圧縮空気5を供給しなければならない
という問題があった。
た従来の気圧式液面計は、圧縮空気5を給気管3に供給
するためのポンプ4を必要とし、しかも測定中は常時ポ
ンプ4を駆動して圧縮空気5を供給しなければならない
という問題があった。
【0005】そこで、本発明者らは気圧式またはこれに
準ずる形式であって、液面の変動に伴い受圧部材が液体
から受ける力の変化に着目して種々の検討を重ね実験を
行ったところ、液圧の変化により受圧部材を変位させ、
この変位によって光ファイバに張力を加えて歪みを発生
させ、この歪みを検出することにより、液面高さを計測
することができることを確認した。
準ずる形式であって、液面の変動に伴い受圧部材が液体
から受ける力の変化に着目して種々の検討を重ね実験を
行ったところ、液圧の変化により受圧部材を変位させ、
この変位によって光ファイバに張力を加えて歪みを発生
させ、この歪みを検出することにより、液面高さを計測
することができることを確認した。
【0006】本発明は、上記した従来の問題と実験結果
に基づいてなされたもので、その目的とするところは、
液面の上下変動による液圧の変化により受圧部材を変位
させ、この変位によって光ファイバに張力を加えて歪み
を発生させ、この歪みを検出することにより、液面高さ
を確実に計測することができるようにした液面高さ計測
方法および液面計を提供することにある。
に基づいてなされたもので、その目的とするところは、
液面の上下変動による液圧の変化により受圧部材を変位
させ、この変位によって光ファイバに張力を加えて歪み
を発生させ、この歪みを検出することにより、液面高さ
を確実に計測することができるようにした液面高さ計測
方法および液面計を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に第1の発明に係る液面高さ計測方法は、液圧により光
ファイバに歪みを発生させ、この歪みを検出することに
より液面高さを計測する方法であって、前記光ファイバ
の液体中に浸漬される部分の一部を固定部材と受圧器に
設けた受圧部材とに固定し、前記受圧部材の液圧による
変位によって前記固定部材と前記受圧部材間のファイバ
部分に張力が加えられて歪みが発生し、この歪みを光フ
ァイバ歪み計測装置によって検出するものである。
に第1の発明に係る液面高さ計測方法は、液圧により光
ファイバに歪みを発生させ、この歪みを検出することに
より液面高さを計測する方法であって、前記光ファイバ
の液体中に浸漬される部分の一部を固定部材と受圧器に
設けた受圧部材とに固定し、前記受圧部材の液圧による
変位によって前記固定部材と前記受圧部材間のファイバ
部分に張力が加えられて歪みが発生し、この歪みを光フ
ァイバ歪み計測装置によって検出するものである。
【0008】第2の発明に係る液面計は、長尺の光ファ
イバと、液圧によって変位する受圧部材を有する受圧器
と、前記光ファイバを固定する固定部材と、前記光ファ
イバの歪みを検出する光ファイバ歪み計測装置とを備
え、前記光ファイバの液体中に浸漬される部分の一部を
液体中において前記受圧部材と前記固定部材とに固定す
るとともに、一端を前記光ファイバ歪み計測装置に接続
したものである。
イバと、液圧によって変位する受圧部材を有する受圧器
と、前記光ファイバを固定する固定部材と、前記光ファ
イバの歪みを検出する光ファイバ歪み計測装置とを備
え、前記光ファイバの液体中に浸漬される部分の一部を
液体中において前記受圧部材と前記固定部材とに固定す
るとともに、一端を前記光ファイバ歪み計測装置に接続
したものである。
【0009】第3の発明に係る液面計は、上記第2の発
明において、受圧器を耐圧型の容器本体とし、受圧部材
を前記容器本体の開口部を気密に覆うように設けられた
移動可能なピストンとしたものである。
明において、受圧器を耐圧型の容器本体とし、受圧部材
を前記容器本体の開口部を気密に覆うように設けられた
移動可能なピストンとしたものである。
【0010】第4の発明に係る液面計は、上記第2の発
明において、受圧器を耐圧型の容器本体とし、受圧部材
を受圧板を有し前記容器本体の開口部を気密に覆うベロ
ーズとしたものである。
明において、受圧器を耐圧型の容器本体とし、受圧部材
を受圧板を有し前記容器本体の開口部を気密に覆うベロ
ーズとしたものである。
【0011】第5の発明に係る液面計は、上記第2、第
3または第4の発明において、容器本体に受圧部材の移
動を一定範囲内に規制するストッパを設けたものであ
る。
3または第4の発明において、容器本体に受圧部材の移
動を一定範囲内に規制するストッパを設けたものであ
る。
【0012】第6の発明に係る液面計は、上記第2、第
3、第4または第5の発明において、光ファイバに、液
体の深さ方向に離間し、それぞれ受圧部材と固定部材と
によって固定される複数の部分を設けたものである。
3、第4または第5の発明において、光ファイバに、液
体の深さ方向に離間し、それぞれ受圧部材と固定部材と
によって固定される複数の部分を設けたものである。
【0013】第1〜第4の発明において、液面高さが変
動すると液圧が変化するため、液体中に浸漬されている
受圧部材にかかる圧力の大きさも変化し、受圧部材を変
位(移動または変形)させる。液面高さの変動の大きさ
は、受圧器の置かれた位置における圧力の変化と、その
圧力変化を受ける受圧部材の受圧面積を乗じた力の大き
さに比例する。受圧部材が液圧によって変位すると、光
ファイバは受圧部材の変位に比例して歪む。すなわち、
液面高さが高くなり、受圧部材にかかる液圧が大きくな
ると、これに比例して光ファイバに加わる張力が増大す
るため、歪みも増大する。一方、液面高さが低くなり、
受圧部材にかかる液圧が小さくなると、これに比例して
光ファイバに生じる張力が減少するため歪みも減少す
る。したがって、予め液面高さと歪みの相関関係を求め
ておき、光ファイバ歪み計測装置で受圧部材に作用する
液圧またはその変化を光ファイバに生じる歪みまたはそ
の変化として検出すると、液面高さと歪みとの相関から
液面高さを正確に計測することができる。
動すると液圧が変化するため、液体中に浸漬されている
受圧部材にかかる圧力の大きさも変化し、受圧部材を変
位(移動または変形)させる。液面高さの変動の大きさ
は、受圧器の置かれた位置における圧力の変化と、その
圧力変化を受ける受圧部材の受圧面積を乗じた力の大き
さに比例する。受圧部材が液圧によって変位すると、光
ファイバは受圧部材の変位に比例して歪む。すなわち、
液面高さが高くなり、受圧部材にかかる液圧が大きくな
ると、これに比例して光ファイバに加わる張力が増大す
るため、歪みも増大する。一方、液面高さが低くなり、
受圧部材にかかる液圧が小さくなると、これに比例して
光ファイバに生じる張力が減少するため歪みも減少す
る。したがって、予め液面高さと歪みの相関関係を求め
ておき、光ファイバ歪み計測装置で受圧部材に作用する
液圧またはその変化を光ファイバに生じる歪みまたはそ
の変化として検出すると、液面高さと歪みとの相関から
液面高さを正確に計測することができる。
【0014】第5の発明において、ストッパは受圧部材
の移動を規制し、液圧が上昇したときに光ファイバに過
大な張力が加わり断線するのを防止する。
の移動を規制し、液圧が上昇したときに光ファイバに過
大な張力が加わり断線するのを防止する。
【0015】第6の発明において、光ファイバに液体の
深さ方向に離間し、それぞれ受圧部材と固定部材とによ
って固定される複数の部分を設けると、各部分毎にその
位置からの液面高さを計測することができる。例えば、
受圧部材と固定部材とによって固定された3つの部分を
設けた場合、最も下の部分は低液位の測定を担当し、中
間の部分は中間液位の測定を担当し、最も上の部分は高
液位の測定を担当する。つまり、最も下の部分はこの位
置から中間の部分までの深さを測定し、中間の部分はこ
の位置から最も上の部分までの深さを測定し、最も上の
部分は液面からこの最も上の部分までの深さを測定す
る。したがって、測定に際して例えば、中間の部分が液
体中に浸漬されてしている場合は、当該中間部分に生じ
た歪みを検出することにより、液面から中間の部分まで
の深さが測定され、この深さと、最も下の部分から中間
部分までの深さを加えると、実際の液面高さが求められ
る。最も上の部分まで浸漬している場合は、最も上の部
分に生じた歪みを検出することにより、液面から最も上
の部分までの深さが測定され、この深さと、最も下の部
分から中間部分までの深さおよび中間の部分から最も上
の部分までの深さを加えると、実際の液面高さが求めら
れる。
深さ方向に離間し、それぞれ受圧部材と固定部材とによ
って固定される複数の部分を設けると、各部分毎にその
位置からの液面高さを計測することができる。例えば、
受圧部材と固定部材とによって固定された3つの部分を
設けた場合、最も下の部分は低液位の測定を担当し、中
間の部分は中間液位の測定を担当し、最も上の部分は高
液位の測定を担当する。つまり、最も下の部分はこの位
置から中間の部分までの深さを測定し、中間の部分はこ
の位置から最も上の部分までの深さを測定し、最も上の
部分は液面からこの最も上の部分までの深さを測定す
る。したがって、測定に際して例えば、中間の部分が液
体中に浸漬されてしている場合は、当該中間部分に生じ
た歪みを検出することにより、液面から中間の部分まで
の深さが測定され、この深さと、最も下の部分から中間
部分までの深さを加えると、実際の液面高さが求められ
る。最も上の部分まで浸漬している場合は、最も上の部
分に生じた歪みを検出することにより、液面から最も上
の部分までの深さが測定され、この深さと、最も下の部
分から中間部分までの深さおよび中間の部分から最も上
の部分までの深さを加えると、実際の液面高さが求めら
れる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施の
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る液
面計の第1の実施の形態を示す図、図2は受圧器の断面
図である。これらの図において、符号1で示すものは測
定対象である液体2を収容した開放型のタンク、11は
液体2の水面2aの高さ(液面高さ)を計測する液面計
である。
形態に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る液
面計の第1の実施の形態を示す図、図2は受圧器の断面
図である。これらの図において、符号1で示すものは測
定対象である液体2を収容した開放型のタンク、11は
液体2の水面2aの高さ(液面高さ)を計測する液面計
である。
【0017】前記液面計11は、一端12aがタンク1
の外部に位置し、他端側が液体2中に浸漬された光ファ
イバ12と、前記タンク1の底に設置された支持台13
と、この支持台13上に配設された固定部材14および
受圧器15と、前記タンク1の上に設置された光ファイ
バ歪み計測装置(以下、B−OTDRと称する:Brillo
uin-Optical Time Domain Reflectometer )16と、前
記受圧器15の受圧部材15Bに設けられた固定部材1
7等で構成されている。
の外部に位置し、他端側が液体2中に浸漬された光ファ
イバ12と、前記タンク1の底に設置された支持台13
と、この支持台13上に配設された固定部材14および
受圧器15と、前記タンク1の上に設置された光ファイ
バ歪み計測装置(以下、B−OTDRと称する:Brillo
uin-Optical Time Domain Reflectometer )16と、前
記受圧器15の受圧部材15Bに設けられた固定部材1
7等で構成されている。
【0018】前記光ファイバ12は、一端12aが前記
B−OTDR16に接続され、他端12bにはシリコー
ンオイルの塗布によって反射防止処理が施されている。
光ファイバ12の液体2中に浸漬されている他端側にお
ける適宜な中間部の適当長さの一部(A−B間の部分)
は、前記各固定部材14,17に設けた固定パイプ1
8,19をそれぞれ貫通し、かつ接着剤20(図2)等
によって固定されることにより歪み検出部12Aを形成
している。光ファイバ12を各固定パイプ18,19に
挿通して固定する場合は、弛みがなくかつ歪み検出部1
2Aに初期張力が加わらないように固定する。光ファイ
バ12の前記固定部材17より他端12bまでの部分は
余長部分12Bを形成している。
B−OTDR16に接続され、他端12bにはシリコー
ンオイルの塗布によって反射防止処理が施されている。
光ファイバ12の液体2中に浸漬されている他端側にお
ける適宜な中間部の適当長さの一部(A−B間の部分)
は、前記各固定部材14,17に設けた固定パイプ1
8,19をそれぞれ貫通し、かつ接着剤20(図2)等
によって固定されることにより歪み検出部12Aを形成
している。光ファイバ12を各固定パイプ18,19に
挿通して固定する場合は、弛みがなくかつ歪み検出部1
2Aに初期張力が加わらないように固定する。光ファイ
バ12の前記固定部材17より他端12bまでの部分は
余長部分12Bを形成している。
【0019】前記光ファイバ12としては単線であって
もよいが、これに限らず断線するおそれがあるときは、
光ファイバテープ、光ファイバコード、その他光ファイ
バ12を保護、補強するものと一体に用いられるもので
あることが好ましい。
もよいが、これに限らず断線するおそれがあるときは、
光ファイバテープ、光ファイバコード、その他光ファイ
バ12を保護、補強するものと一体に用いられるもので
あることが好ましい。
【0020】前記固定部材14は、前記支持台13の一
端部上面に立設されており、上端部に前記光ファイバ1
2の歪み検出部12Aの一端が前記固定パイプ18を介
して固定されている。
端部上面に立設されており、上端部に前記光ファイバ1
2の歪み検出部12Aの一端が前記固定パイプ18を介
して固定されている。
【0021】図2において、前記受圧器15は、シリン
ダを構成する耐圧型の容器本体15Aと、この容器本体
15Aの開口部22を気密に塞ぐ前記受圧部材15Bと
で構成されることにより、受圧器15が空気中にあると
きは内圧が大気圧と同じ密閉容器を形成している。前記
容器本体15Aは、内径が一定で十分な剛性を有する一
端が開放した筒状に形成され、前記支持台13の上面で
前記固定部材14側とは反対側の端部に、前記開口部2
2が前記固定部材14と対向するように設置されてい
る。容器本体15Aの内部には、前記受圧部材15Bの
移動を一定範囲内に規制し、光ファイバ12の断線を防
止するストッパ24が設けられている。
ダを構成する耐圧型の容器本体15Aと、この容器本体
15Aの開口部22を気密に塞ぐ前記受圧部材15Bと
で構成されることにより、受圧器15が空気中にあると
きは内圧が大気圧と同じ密閉容器を形成している。前記
容器本体15Aは、内径が一定で十分な剛性を有する一
端が開放した筒状に形成され、前記支持台13の上面で
前記固定部材14側とは反対側の端部に、前記開口部2
2が前記固定部材14と対向するように設置されてい
る。容器本体15Aの内部には、前記受圧部材15Bの
移動を一定範囲内に規制し、光ファイバ12の断線を防
止するストッパ24が設けられている。
【0022】前記受圧部材15Bは、前記容器本体15
A内に移動可能に収納された円板状のピストン25と、
このピストン25の外周に設けた環状溝に嵌着されたO
リング26とで構成されている。ピストン25の前記開
口部22から外部に露呈する面は、液圧Pを受ける受圧
面25aを形成している。また、この受圧面25aには
前記固定部材17の一端が固定されており、この固定部
材17の先端部に前記光ファイバ12の歪み検出部12
Aの他端Bが前記固定パイプ19を介して固定されてい
る。
A内に移動可能に収納された円板状のピストン25と、
このピストン25の外周に設けた環状溝に嵌着されたO
リング26とで構成されている。ピストン25の前記開
口部22から外部に露呈する面は、液圧Pを受ける受圧
面25aを形成している。また、この受圧面25aには
前記固定部材17の一端が固定されており、この固定部
材17の先端部に前記光ファイバ12の歪み検出部12
Aの他端Bが前記固定パイプ19を介して固定されてい
る。
【0023】前記B−OTDR16は、光ファイバ中の
自然ブリリアン散乱光や後方レーリー散乱光またはブリ
リアン増幅光等を検出して解析することにより、光ファ
イバの長手方向の歪みの分布や損失分布を測定する装置
である。
自然ブリリアン散乱光や後方レーリー散乱光またはブリ
リアン増幅光等を検出して解析することにより、光ファ
イバの長手方向の歪みの分布や損失分布を測定する装置
である。
【0024】図3にB−OTDR16の基本構成を示
す。B−OTDR16は、スペクトル線幅が狭い連続光
を出射するコヒーレント光源30、コヒーレント光源
(レーザー光源)30から出射した連続光を信号光32
と参照光33に分岐する光合分波器31、信号光32の
光周波数を時系列で段階的に変化させ、2μsec程度
の時間幅を有する光パルス列に変換(光周波数変換)す
る光周波数変換器34を備えている。また、前記光パル
ス列を時間幅が10nsec〜1μsec程度の光パル
ス36に変換する光パルス変調器35、前記光パルス3
6を光ファイバ12に入射させる光合分波器37、前記
光合分波器31からの参照光33が入射するとともに、
光ファイバ12中に生じたレーリー散乱やブリリアン散
乱等の後方散乱光38が前記光合分波器37を経て入射
するコヒーレント光受信器39を備えている。
す。B−OTDR16は、スペクトル線幅が狭い連続光
を出射するコヒーレント光源30、コヒーレント光源
(レーザー光源)30から出射した連続光を信号光32
と参照光33に分岐する光合分波器31、信号光32の
光周波数を時系列で段階的に変化させ、2μsec程度
の時間幅を有する光パルス列に変換(光周波数変換)す
る光周波数変換器34を備えている。また、前記光パル
ス列を時間幅が10nsec〜1μsec程度の光パル
ス36に変換する光パルス変調器35、前記光パルス3
6を光ファイバ12に入射させる光合分波器37、前記
光合分波器31からの参照光33が入射するとともに、
光ファイバ12中に生じたレーリー散乱やブリリアン散
乱等の後方散乱光38が前記光合分波器37を経て入射
するコヒーレント光受信器39を備えている。
【0025】ブリリアン散乱光は、光が媒質(光ファイ
バ)中を通過するときに生じる散乱光の1つであり、入
射光に対して光ファイバの媒質に固有の周波数だけシフ
トして散乱され、さらに歪みや温度変化があるときは、
そのシフト量は、光ファイバの歪みや温度に比例して変
化する。したがって、ブリリアン周波数シフトの変化量
を求めることにより、光ファイバに加わった歪みを長さ
方向に沿って連続的に測定することができる。温度によ
る周波数シフトの変化量は、歪みによる変化量に比べて
きわめて少ない(0.002%/°C)ため、歪みによ
るブリリアン周波数シフトの変化量を測定する上で温度
変化が小さい場合(5°C程度)には、温度の影響を無
視することができる。
バ)中を通過するときに生じる散乱光の1つであり、入
射光に対して光ファイバの媒質に固有の周波数だけシフ
トして散乱され、さらに歪みや温度変化があるときは、
そのシフト量は、光ファイバの歪みや温度に比例して変
化する。したがって、ブリリアン周波数シフトの変化量
を求めることにより、光ファイバに加わった歪みを長さ
方向に沿って連続的に測定することができる。温度によ
る周波数シフトの変化量は、歪みによる変化量に比べて
きわめて少ない(0.002%/°C)ため、歪みによ
るブリリアン周波数シフトの変化量を測定する上で温度
変化が小さい場合(5°C程度)には、温度の影響を無
視することができる。
【0026】次に、本発明に係る液面計11の測定原理
について図1を用いて説明する。先ず、光ファイバ12
を支持台13、固定部材14,17、受圧器15ととも
に液体2中に浸漬する。受圧器15を液体2中に浸漬す
ると、ピストン25は受圧面25aに液圧Pが加わるた
め、この液圧Pと容器本体15A内の空気とが圧力平衡
するまで容器本体15A側に移動し、固定部材14,1
7間の距離を拡大させる。このため、光ファイバ12の
歪み検出部12Aに張力が加わり、歪みが発生する。こ
の歪みは液圧Pの変化に比例して変化する。すなわち、
タンク1内の液体2の量が増加して液圧Pが上昇する
と、ピストン25の受圧面25aに作用する力が大きく
なるので、光ファイバ12の歪み検出部12Aには大き
な張力が加わり、歪みが増大する。反対に液体2の量が
減少して液圧Pが低下すると、ピストン25の受圧面2
5aに作用する力が小さくなるので、歪み検出部12A
に発生する歪みも減少する。
について図1を用いて説明する。先ず、光ファイバ12
を支持台13、固定部材14,17、受圧器15ととも
に液体2中に浸漬する。受圧器15を液体2中に浸漬す
ると、ピストン25は受圧面25aに液圧Pが加わるた
め、この液圧Pと容器本体15A内の空気とが圧力平衡
するまで容器本体15A側に移動し、固定部材14,1
7間の距離を拡大させる。このため、光ファイバ12の
歪み検出部12Aに張力が加わり、歪みが発生する。こ
の歪みは液圧Pの変化に比例して変化する。すなわち、
タンク1内の液体2の量が増加して液圧Pが上昇する
と、ピストン25の受圧面25aに作用する力が大きく
なるので、光ファイバ12の歪み検出部12Aには大き
な張力が加わり、歪みが増大する。反対に液体2の量が
減少して液圧Pが低下すると、ピストン25の受圧面2
5aに作用する力が小さくなるので、歪み検出部12A
に発生する歪みも減少する。
【0027】そして、この歪み検出部12Aに発生した
歪みの変化をB−OTDR16によって計測する。すな
わち、図3に示すようにコヒーレント光源30から出射
されたスペクトル線幅が狭い連続光を光合分波器31に
よって信号光32と参照光33に分岐し、信号光32を
光周波数変換器34によってその光周波数を時系列で段
階的に変化させるとともに、2μsec程度の時間幅を
有する光パルス列に変換(光周波数変換)し、さらに光
パルス変調器35によって時間幅が10nsec〜1μ
sec程度の光パルス36に変換した後、光合分波器3
7を経て光ファイバ12に入射させる。光パルス36が
光ファイバ12に入射すると、光ファイバ12の歪み検
出部12A中で歪みによるレーリー散乱やブリリアン散
乱が起き、後方散乱光38が生じる。この後方散乱光3
8は光合分波器37を通りコヒーレント光受信器39に
入射する。また、前記参照光33もコヒーレント光受信
器39に入射し、これら両光を信号処理することによ
り、歪み検出部12Aにおける歪みの変化を検出する。
歪みの変化をB−OTDR16によって計測する。すな
わち、図3に示すようにコヒーレント光源30から出射
されたスペクトル線幅が狭い連続光を光合分波器31に
よって信号光32と参照光33に分岐し、信号光32を
光周波数変換器34によってその光周波数を時系列で段
階的に変化させるとともに、2μsec程度の時間幅を
有する光パルス列に変換(光周波数変換)し、さらに光
パルス変調器35によって時間幅が10nsec〜1μ
sec程度の光パルス36に変換した後、光合分波器3
7を経て光ファイバ12に入射させる。光パルス36が
光ファイバ12に入射すると、光ファイバ12の歪み検
出部12A中で歪みによるレーリー散乱やブリリアン散
乱が起き、後方散乱光38が生じる。この後方散乱光3
8は光合分波器37を通りコヒーレント光受信器39に
入射する。また、前記参照光33もコヒーレント光受信
器39に入射し、これら両光を信号処理することによ
り、歪み検出部12Aにおける歪みの変化を検出する。
【0028】この場合、ブリリアン散乱の後方散乱光3
8の強度は、レーリー散乱光強度の約100分の1と微
弱であるが、コヒーレント検波技術、光周波数変換技術
を採用することにより、光ファイバ12中のブリリアン
散乱光を高精度に検出することができる。なお、光ファ
イバの歪みを計測するこの種のB−OTDR16は、従
来公知であり(例えば、特開平10−90121号公
報、特開平9−89714号公報、特開平5−2319
23号公報、特開平10−197298号公報等)、市
販のものを使用することができる。
8の強度は、レーリー散乱光強度の約100分の1と微
弱であるが、コヒーレント検波技術、光周波数変換技術
を採用することにより、光ファイバ12中のブリリアン
散乱光を高精度に検出することができる。なお、光ファ
イバの歪みを計測するこの種のB−OTDR16は、従
来公知であり(例えば、特開平10−90121号公
報、特開平9−89714号公報、特開平5−2319
23号公報、特開平10−197298号公報等)、市
販のものを使用することができる。
【0029】測定に際しては、予め光ファイバ12の歪
み検出部12Aにおける歪みの変化と液面高さの変化を
実験によって測定し、その相関を求めておく。そして、
歪みの変化をB−OTDR16で計測した後、その値に
対応する液面高さを前記相関から読み取ることにより、
液体2の液面高さH(受圧面25aの中心から液面2a
までの距離)を測定する。
み検出部12Aにおける歪みの変化と液面高さの変化を
実験によって測定し、その相関を求めておく。そして、
歪みの変化をB−OTDR16で計測した後、その値に
対応する液面高さを前記相関から読み取ることにより、
液体2の液面高さH(受圧面25aの中心から液面2a
までの距離)を測定する。
【0030】ここで、上記した実施の形態においては、
B−OTDR16を用いて光ファイバ12の歪みを検出
したが、これに限らず他の測定原理を用いた光ファイバ
歪み計測装置、例えばファイバ・ブラッグ・グレーティ
ング法を用いた光ファイバ歪み計測装置(以下、FBG
という)を用いて計測してもよい。このFBGは、光フ
ァイバのコア部の屈折率をファイバ軸方向に周期的に変
化させたものを検出素子に用いるもので、検出素子に入
った光のうち、屈折率の周期に対応した特定の波長(ブ
ラッグ波長)のみがファイバグレーティングにおいて選
択的に反射されることになる。検出素子に歪みが加えら
れると、ファイバグレーティングの周期が変化するた
め、反射光の周波数にシフトが生じる。そのシフト量
は、光ファイバの歪みに比例して変化する。したがっ
て、ブラッグ反射の周波数シフトの変化量を求めること
により、光ファイバの歪みを測定することができる。
B−OTDR16を用いて光ファイバ12の歪みを検出
したが、これに限らず他の測定原理を用いた光ファイバ
歪み計測装置、例えばファイバ・ブラッグ・グレーティ
ング法を用いた光ファイバ歪み計測装置(以下、FBG
という)を用いて計測してもよい。このFBGは、光フ
ァイバのコア部の屈折率をファイバ軸方向に周期的に変
化させたものを検出素子に用いるもので、検出素子に入
った光のうち、屈折率の周期に対応した特定の波長(ブ
ラッグ波長)のみがファイバグレーティングにおいて選
択的に反射されることになる。検出素子に歪みが加えら
れると、ファイバグレーティングの周期が変化するた
め、反射光の周波数にシフトが生じる。そのシフト量
は、光ファイバの歪みに比例して変化する。したがっ
て、ブラッグ反射の周波数シフトの変化量を求めること
により、光ファイバの歪みを測定することができる。
【0031】『荷重設計法』受圧器15と光ファイバ1
2を液体2中に浸漬すると、ピストン25は受圧面25
aに作用する液圧Pで移動し、光ファイバ12の歪み検
出部12Aに張力を加える。光ファイバ12の剛性が大
きい場合は、液圧Pによる容器本体15A内の空気が圧
力平衡するまで圧縮されず光ファイバ12の歪み検出部
12Aに受圧器15にかかる液圧Pと内圧の差分の力が
かかる。この場合、歪み検出部12Aの歪みは、通常荷
重が印加された場合と同じ挙動をする。歪み検出部12
Aに生じる歪み(ε)は次式(1)によって求められ
る。 L={(LV/LF)/(LV/LF−ε)PO −PO+ (EF・ε・DF 2/DV 2)}/(ρ・g) ・・・(1) 但し、 L:水深 ε:光ファイバ心線の歪み DV:受圧器の内径 LV:大気圧下における耐圧容器の内側長さ(ピストンの
内側の面から底までの距離) DF:光ファイバ心線の外径 LF:大気圧下における固定部材間の光ファイバ心線の距
離 ρ:液体の密度 g:重力の加速度 EF:光ファイバ心線の等値弾性率 PO:大気圧
2を液体2中に浸漬すると、ピストン25は受圧面25
aに作用する液圧Pで移動し、光ファイバ12の歪み検
出部12Aに張力を加える。光ファイバ12の剛性が大
きい場合は、液圧Pによる容器本体15A内の空気が圧
力平衡するまで圧縮されず光ファイバ12の歪み検出部
12Aに受圧器15にかかる液圧Pと内圧の差分の力が
かかる。この場合、歪み検出部12Aの歪みは、通常荷
重が印加された場合と同じ挙動をする。歪み検出部12
Aに生じる歪み(ε)は次式(1)によって求められ
る。 L={(LV/LF)/(LV/LF−ε)PO −PO+ (EF・ε・DF 2/DV 2)}/(ρ・g) ・・・(1) 但し、 L:水深 ε:光ファイバ心線の歪み DV:受圧器の内径 LV:大気圧下における耐圧容器の内側長さ(ピストンの
内側の面から底までの距離) DF:光ファイバ心線の外径 LF:大気圧下における固定部材間の光ファイバ心線の距
離 ρ:液体の密度 g:重力の加速度 EF:光ファイバ心線の等値弾性率 PO:大気圧
【0032】図4は本発明の第2の実施の形態を示す図
である。この実施の形態においては、支持台13を抗張
力線40によって水中に吊り下げ、B−OTDR16を
液面2aに浮かべた船舶等の浮き体41に設置してい
る。その他の構成は上記した第1の実施の形態と同一で
あるため、同一構成部材については同一符号をもって示
し、その説明を省略する。
である。この実施の形態においては、支持台13を抗張
力線40によって水中に吊り下げ、B−OTDR16を
液面2aに浮かべた船舶等の浮き体41に設置してい
る。その他の構成は上記した第1の実施の形態と同一で
あるため、同一構成部材については同一符号をもって示
し、その説明を省略する。
【0033】このような構造においても、上記した実施
の形態と同様に液体2の液面高さを測定することができ
ることは明らかであろう。
の形態と同様に液体2の液面高さを測定することができ
ることは明らかであろう。
【0034】図5は本発明の第3の実施の形態を示す構
成図、図6は受圧器の断面図である。この実施の形態で
は、受圧器15の受圧部材15Bを受圧板51を備えた
ベローズ50で構成している。ベローズ50は、一端が
開放する筒状に形成された耐圧型の容器本体15Aの開
口端面15aに固定されることにより容器本体15Aの
開口部22を気密に閉塞しており、他端開口部に前記受
圧板51が設けられている。容器本体15Aの開口端面
15aは、ベローズ50の移動を規制するストッパとし
て機能する。受圧板51の受圧面である表面には、固定
部材17が取付けられている。その他の構成は上記した
実施の形態と全く同一である。
成図、図6は受圧器の断面図である。この実施の形態で
は、受圧器15の受圧部材15Bを受圧板51を備えた
ベローズ50で構成している。ベローズ50は、一端が
開放する筒状に形成された耐圧型の容器本体15Aの開
口端面15aに固定されることにより容器本体15Aの
開口部22を気密に閉塞しており、他端開口部に前記受
圧板51が設けられている。容器本体15Aの開口端面
15aは、ベローズ50の移動を規制するストッパとし
て機能する。受圧板51の受圧面である表面には、固定
部材17が取付けられている。その他の構成は上記した
実施の形態と全く同一である。
【0035】このような液面計において、受圧板51は
液圧Pが加わると、その圧力に応じて変位し、ベローズ
50を圧縮変形させる。このため、光ファイバ12の歪
み検出部12Aに張力が加わり歪みが発生する。この歪
みは液圧Pの大きさの変化に比例して変化する。したが
って、この歪みの変化をB−OTDR16によって計測
すれば、上記した実施の形態と同様に予め実測した液体
の液位と歪みの変化の相関から液面高さを計測すること
ができる。
液圧Pが加わると、その圧力に応じて変位し、ベローズ
50を圧縮変形させる。このため、光ファイバ12の歪
み検出部12Aに張力が加わり歪みが発生する。この歪
みは液圧Pの大きさの変化に比例して変化する。したが
って、この歪みの変化をB−OTDR16によって計測
すれば、上記した実施の形態と同様に予め実測した液体
の液位と歪みの変化の相関から液面高さを計測すること
ができる。
【0036】ベローズ50を用いた液面計においては、
ピストン25を用いた上記第1の実施の形態に比べて容
器本体15Aのシールが確実である。
ピストン25を用いた上記第1の実施の形態に比べて容
器本体15Aのシールが確実である。
【0037】図7は本発明の第4の実施の形態を示す図
である。この実施の形態は、1本の光ファイバ12の液
体2中に浸漬されるファイバ部分に、3つの歪み検出部
12A-1,12A-2,12A-3を所定間隔をおいて設
け、前記各歪み検出部12A-1,12A-2,12A-3を
液体2の深さ方向に離間させて略水平にそれぞれ配置す
るとともに、それぞれ3つからなる固定部材14と受圧
器15を液体2中に前記各歪み検出部12A-1,12A
-2,12A-3に対応してそれぞれ浸漬し、各歪み検出部
12A-1,12A-2,12A-3の一端Aを対応する固定
部材14にパイプ18を介してそれぞれ固定し、他端B
を対応する受圧器15の受圧部材に設けた固定部材17
にパイプ19を介してそれぞれ固定したものである。
である。この実施の形態は、1本の光ファイバ12の液
体2中に浸漬されるファイバ部分に、3つの歪み検出部
12A-1,12A-2,12A-3を所定間隔をおいて設
け、前記各歪み検出部12A-1,12A-2,12A-3を
液体2の深さ方向に離間させて略水平にそれぞれ配置す
るとともに、それぞれ3つからなる固定部材14と受圧
器15を液体2中に前記各歪み検出部12A-1,12A
-2,12A-3に対応してそれぞれ浸漬し、各歪み検出部
12A-1,12A-2,12A-3の一端Aを対応する固定
部材14にパイプ18を介してそれぞれ固定し、他端B
を対応する受圧器15の受圧部材に設けた固定部材17
にパイプ19を介してそれぞれ固定したものである。
【0038】最も下の歪み検出部12A-1の一端Aを固
定する固定部材14と、他端Bを固定する固定部材17
を備えた受圧器15とは、タンク1の底に設置した支持
台13上に設置されている。中間の歪み検出部12A-2
の一端Aを固定する固定部材14と、他端を固定する固
定部材17を備えた受圧器15とは、タンク1の内壁に
設けた第1の棚60上に支持台13を介して設置されて
いる。最も上の歪み検出部12A-3の一端Aを固定する
固定部材14と、他端を固定する固定部材17を備えた
受圧器15とは、タンク1の内壁に設けた第2の棚61
上に支持台13を介して設置されている。なお、各歪み
検出部12A-1,12A-2,12A-3に対して設けられ
る3つの受圧器15は全く同一であり、図2に示した受
圧部材15Bがピストン型の受圧器または図6に示した
ベローズ型の受圧器が用いられる。
定する固定部材14と、他端Bを固定する固定部材17
を備えた受圧器15とは、タンク1の底に設置した支持
台13上に設置されている。中間の歪み検出部12A-2
の一端Aを固定する固定部材14と、他端を固定する固
定部材17を備えた受圧器15とは、タンク1の内壁に
設けた第1の棚60上に支持台13を介して設置されて
いる。最も上の歪み検出部12A-3の一端Aを固定する
固定部材14と、他端を固定する固定部材17を備えた
受圧器15とは、タンク1の内壁に設けた第2の棚61
上に支持台13を介して設置されている。なお、各歪み
検出部12A-1,12A-2,12A-3に対して設けられ
る3つの受圧器15は全く同一であり、図2に示した受
圧部材15Bがピストン型の受圧器または図6に示した
ベローズ型の受圧器が用いられる。
【0039】このような液面計において、最も下の歪み
検出部12A-1は低液位、すなわち中間の歪み検出部1
2A-2の受圧器15までの液位H1 の測定を担当する。
中間の歪み検出部12A-2は中間液位、すなわち最も上
の歪み検出部12A-3の受圧器15までの液位H2 の測
定を担当する。そして、最も上の歪み検出部12A-3は
高液位、すなわち中間の歪み検出部12A-2の受圧器1
5を超える液位H3 の測定を担当する。
検出部12A-1は低液位、すなわち中間の歪み検出部1
2A-2の受圧器15までの液位H1 の測定を担当する。
中間の歪み検出部12A-2は中間液位、すなわち最も上
の歪み検出部12A-3の受圧器15までの液位H2 の測
定を担当する。そして、最も上の歪み検出部12A-3は
高液位、すなわち中間の歪み検出部12A-2の受圧器1
5を超える液位H3 の測定を担当する。
【0040】測定に際しては、液体2の量が少なく、実
際の液位HがH1 の範囲内、言い換えれば最も下の歪み
検出部12A-1の受圧器15のみが液体2中に浸漬して
いる場合、最も下の歪み検出部12A-1の受圧器15に
のみ液圧が加わる。このため、歪み検出部12A-1には
張力が加わり、歪みが発生する。この歪みをB−OTD
R16によって測定した後、その値に対応する液面高さ
を予め測定した歪みの変化と液面高さの相関から読み取
る。
際の液位HがH1 の範囲内、言い換えれば最も下の歪み
検出部12A-1の受圧器15のみが液体2中に浸漬して
いる場合、最も下の歪み検出部12A-1の受圧器15に
のみ液圧が加わる。このため、歪み検出部12A-1には
張力が加わり、歪みが発生する。この歪みをB−OTD
R16によって測定した後、その値に対応する液面高さ
を予め測定した歪みの変化と液面高さの相関から読み取
る。
【0041】液体2の量が増加して実際の液位HがH2
の範囲内となり、中間の歪み検出部12A-2の受圧器1
5が液体2中に浸漬すると、最も下の歪み検出部12A
-1と中間の歪み検出部12A-2の受圧器15に液圧が加
わる。このため、両歪み検出部12A-1,12A-2に張
力が加わり、歪みが発生する。最も下の歪み検出部12
A-1は測定可能な最大液位がH1 であり、歪み検出部1
2A-1には最大の張力が加わり、最大の歪みが生じてい
る。最も下の歪み検出部12A-1と中間の歪み検出部1
2A-2の歪みをB−OTDR16によって測定した後、
その値に対応する液面高さ(H1+H2)を予め測定した
歪みの変化と液面高さの相関から読み取る。つまり、中
間の歪み検出部12A-2の歪みによる液面高さを求め、
この液面高さに、最も下の歪み検出部12A-1の歪みに
よって測定される液位H1 を加算し、実際の液面高さと
する。
の範囲内となり、中間の歪み検出部12A-2の受圧器1
5が液体2中に浸漬すると、最も下の歪み検出部12A
-1と中間の歪み検出部12A-2の受圧器15に液圧が加
わる。このため、両歪み検出部12A-1,12A-2に張
力が加わり、歪みが発生する。最も下の歪み検出部12
A-1は測定可能な最大液位がH1 であり、歪み検出部1
2A-1には最大の張力が加わり、最大の歪みが生じてい
る。最も下の歪み検出部12A-1と中間の歪み検出部1
2A-2の歪みをB−OTDR16によって測定した後、
その値に対応する液面高さ(H1+H2)を予め測定した
歪みの変化と液面高さの相関から読み取る。つまり、中
間の歪み検出部12A-2の歪みによる液面高さを求め、
この液面高さに、最も下の歪み検出部12A-1の歪みに
よって測定される液位H1 を加算し、実際の液面高さと
する。
【0042】液体2の量がさらに増加して実際の液位H
がH1+H2+H3 となり、最も上の歪み検出部12A-3
の受圧器15が液体2中に浸漬すると、全ての歪み検出
部12A-1,12A-2,12A-3に張力が加わり、歪み
が発生する。最も下の歪み検出部12A-1は、測定可能
な最大液位がH1 であり、中間の歪み検出部12A-2は
測定可能な範囲がH2 であり、最大の張力が加わり、最
大の歪みがそれぞれ生じている。全ての歪み検出部12
A-1,12A-2,12A-3の歪みをB−OTDR16に
よって測定した後、その値に対応する液面高さ(H1+
H2+H3 )を予め測定した歪みの変化と液面高さの相
関から読み取る。つまり、最も上の歪み検出部12A-3
の歪みによる液面高さ(H3 )を求め、この液面高さ
(H3 )に、最も下の歪み検出部12A-1と中間の歪み
検出部12A-2の歪みによって測定される液位H1 ,H
2 を加算し、実際の液面高さとする。
がH1+H2+H3 となり、最も上の歪み検出部12A-3
の受圧器15が液体2中に浸漬すると、全ての歪み検出
部12A-1,12A-2,12A-3に張力が加わり、歪み
が発生する。最も下の歪み検出部12A-1は、測定可能
な最大液位がH1 であり、中間の歪み検出部12A-2は
測定可能な範囲がH2 であり、最大の張力が加わり、最
大の歪みがそれぞれ生じている。全ての歪み検出部12
A-1,12A-2,12A-3の歪みをB−OTDR16に
よって測定した後、その値に対応する液面高さ(H1+
H2+H3 )を予め測定した歪みの変化と液面高さの相
関から読み取る。つまり、最も上の歪み検出部12A-3
の歪みによる液面高さ(H3 )を求め、この液面高さ
(H3 )に、最も下の歪み検出部12A-1と中間の歪み
検出部12A-2の歪みによって測定される液位H1 ,H
2 を加算し、実際の液面高さとする。
【0043】このような構造においては、個々の歪み検
出部12A-1,12A-2,12A-3が計測する液位の範
囲を区分けしているので、液面高さに関係なく、各歪み
検出部12A-1,12A-2,12A-3に加わる最大張力
を等しくすることができる。
出部12A-1,12A-2,12A-3が計測する液位の範
囲を区分けしているので、液面高さに関係なく、各歪み
検出部12A-1,12A-2,12A-3に加わる最大張力
を等しくすることができる。
【0044】図8は本発明の第5の実施の形態を示す図
である。この実施の形態は、1本の光ファイバ12の液
体2中に浸漬される他端部側をタンク1の内壁面に沿っ
て略垂直に垂下させて3つの歪み検出部12A-1,12
A-2,12A-3を液体2の深さ方向に所定間隔をおいて
設け、各歪み検出部12A-1,12A-2,12A-3の一
端Aを固定部材14にそれぞれ固定し、他端Bを受圧器
15の受圧部材に設けた固定部材17にそれぞれ固定し
たものである。つまり、歪み検出部12A-1,12A-
2,12A-3を垂直に設けた点が、図7に示す水平に設
けた第4の実施の形態と異なるものである。
である。この実施の形態は、1本の光ファイバ12の液
体2中に浸漬される他端部側をタンク1の内壁面に沿っ
て略垂直に垂下させて3つの歪み検出部12A-1,12
A-2,12A-3を液体2の深さ方向に所定間隔をおいて
設け、各歪み検出部12A-1,12A-2,12A-3の一
端Aを固定部材14にそれぞれ固定し、他端Bを受圧器
15の受圧部材に設けた固定部材17にそれぞれ固定し
たものである。つまり、歪み検出部12A-1,12A-
2,12A-3を垂直に設けた点が、図7に示す水平に設
けた第4の実施の形態と異なるものである。
【0045】このような構造においても、上記した第4
の実施の形態と同様に液面高さを確実に測定することが
できることは明らかであろう。
の実施の形態と同様に液面高さを確実に測定することが
できることは明らかであろう。
【0046】図9は本発明の第6の実施の形態を示す図
である。この実施の形態は、光ファイバ12の歪み検出
部12Aの一端Aを受圧器15の受圧部材に設けた固定
部材17に固定し、他端Bを固定部材14に固定したも
のである。この場合、光ファイバ12は他端Bを一方の
端とし、他方では一端AからさらにB−OTDR16ま
で延びている。このような構造においても、上記した第
1、第2、第3の実施の形態と同様に液面高さを確実に
測定することができることは明らかであろう。
である。この実施の形態は、光ファイバ12の歪み検出
部12Aの一端Aを受圧器15の受圧部材に設けた固定
部材17に固定し、他端Bを固定部材14に固定したも
のである。この場合、光ファイバ12は他端Bを一方の
端とし、他方では一端AからさらにB−OTDR16ま
で延びている。このような構造においても、上記した第
1、第2、第3の実施の形態と同様に液面高さを確実に
測定することができることは明らかであろう。
【0047】なお、上記した実施の形態においては、い
ずれもタンク1内の液体2の液面高さを計測する例を示
したが、これに限らず静液圧状態であれば、貯水池の液
位等の計測にも用いることができる。また、本発明は液
体が水に限らず、オイル、薬品等の各種液体の液面高さ
の測定にも用いることができる。また、上記した実施の
形態はいずれも受圧部材15Bに固定部材17を介して
歪み検出部12Aの端部(AまたはB)を固定したが、
これに限らず直接受圧部材15Bに固定してもよい。
ずれもタンク1内の液体2の液面高さを計測する例を示
したが、これに限らず静液圧状態であれば、貯水池の液
位等の計測にも用いることができる。また、本発明は液
体が水に限らず、オイル、薬品等の各種液体の液面高さ
の測定にも用いることができる。また、上記した実施の
形態はいずれも受圧部材15Bに固定部材17を介して
歪み検出部12Aの端部(AまたはB)を固定したが、
これに限らず直接受圧部材15Bに固定してもよい。
【0048】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る液面高
さ計測方法および液面計は、液圧の変化に伴い受圧器の
受圧部材に作用する力の大きさを光ファイバの歪みの変
化として検出することにより、液体の液位を計測するよ
うに構成したので、構造が著しく簡単で、部品点数が少
なく、メンテナンスが容易で、故障したりすることが少
なく、また、特に光ファイバは電磁誘導に強く、外乱の
影響を受けず、可燃性や非導電性の流体にも適用するこ
とができ、各種液体の液位を確実に計測することができ
る。また、受圧器に受圧部材の移動を一定範囲内に規制
するストッパを設けているので、光ファイバの歪み検出
部が断線するのを防止することができる。さらに、複数
の歪み検出部を設けることにより、計測する液位の範囲
を区分けしているので、液面高さに関係なく各歪み検出
部に加わる最大張力を等しくすることができる。
さ計測方法および液面計は、液圧の変化に伴い受圧器の
受圧部材に作用する力の大きさを光ファイバの歪みの変
化として検出することにより、液体の液位を計測するよ
うに構成したので、構造が著しく簡単で、部品点数が少
なく、メンテナンスが容易で、故障したりすることが少
なく、また、特に光ファイバは電磁誘導に強く、外乱の
影響を受けず、可燃性や非導電性の流体にも適用するこ
とができ、各種液体の液位を確実に計測することができ
る。また、受圧器に受圧部材の移動を一定範囲内に規制
するストッパを設けているので、光ファイバの歪み検出
部が断線するのを防止することができる。さらに、複数
の歪み検出部を設けることにより、計測する液位の範囲
を区分けしているので、液面高さに関係なく各歪み検出
部に加わる最大張力を等しくすることができる。
【図1】 本発明に係る液面計の第1の実施の形態を示
す断面図である。
す断面図である。
【図2】 受圧器の断面図である。
【図3】 光ファイバ歪み計測装置の基本構成を示す図
である。
である。
【図4】 本発明の第2の実施の形態を示す断面図であ
る。
る。
【図5】 本願発明の第3の実施の形態を示す図であ
る。
る。
【図6】 受圧器の断面図である。
【図7】 本願発明の第4の実施の形態を示す図であ
る。
る。
【図8】 本願発明の第5の実施の形態を示す図であ
る。
る。
【図9】 本願発明の第6の実施の形態を示す図であ
る。
る。
【図10】 従来の気圧式液面計の従来例を示す図であ
る。
る。
1…タンク、2…液体、12…光ファイバ、12A…歪
み検出部、13…支持台、14…固定部材、15…受圧
器、15A…容器本体、15B…受圧部材、16…光フ
ァイバ歪み計測装置、17…固定部材、24…ストッ
パ、25…ピストン、50…ベローズ、51…受圧板。
み検出部、13…支持台、14…固定部材、15…受圧
器、15A…容器本体、15B…受圧部材、16…光フ
ァイバ歪み計測装置、17…固定部材、24…ストッ
パ、25…ピストン、50…ベローズ、51…受圧板。
フロントページの続き (72)発明者 望月 論 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 (72)発明者 吉冨 崇晴 東京都新宿区西新宿二丁目1番1号 エ ヌ・ティ・ティ・アドバンステクノロジ株 式会社内 Fターム(参考) 2F014 AA07 AA16 AB02 BA10 2F055 AA39 BB19 CC04 CC06 DD20 EE31 FF45 GG11 HH11
Claims (6)
- 【請求項1】 液圧により光ファイバに歪みを生じさ
せ、この歪みを検出することにより液面高さを計測する
方法であって、前記光ファイバの液体中に浸漬される部
分の一部を固定部材と受圧器に設けた受圧部材とに固定
し、前記受圧部材の液圧による変位によって前記固定部
材と前記受圧部材間のファイバ部分に張力が加えられて
歪みが発生し、この歪みを光ファイバ歪み計測装置によ
って検出することを特徴とする液面高さ計測方法。 - 【請求項2】 長尺の光ファイバと、液圧によって変位
する受圧部材を有する受圧器と、前記光ファイバを固定
する固定部材と、前記光ファイバの歪みを検出する光フ
ァイバ歪み計測装置とを備え、前記光ファイバの液体中
に浸漬される部分の一部を液体中において前記受圧部材
と前記固定部材とに固定するとともに、一端を前記光フ
ァイバ歪み計測装置に接続したことを特徴とする液面
計。 - 【請求項3】 請求項2記載の液面計において、 受圧器が耐圧型の容器本体で、受圧部材が前記容器本体
の開口部を気密に覆うように設けられた移動可能なピス
トンであることを特徴とする液面計。 - 【請求項4】 請求項2記載の液面計において、 受圧器が耐圧型の容器本体で、受圧部材が受圧板を有し
前記容器本体の開口部を気密に覆うベローズであること
を特徴とする液面計。 - 【請求項5】 請求項2,3または4記載の液面計にお
いて、 受圧器に受圧部材の移動を一定範囲内に規制するストッ
パを設けたことを特徴とする液面計。 - 【請求項6】 請求項2,3,4または5記載の液面計
において、 光ファイバに、液体の深さ方向に離間し、それぞれ受圧
部材と固定部材とによって固定される複数の部分を設け
たことを特徴とする液面計。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001038214A JP2002243523A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | 液面高さ計測方法および液面計 |
EP01105823A EP1189039A1 (en) | 2000-09-18 | 2001-03-08 | Fiber-optic liquid level measurement device |
US09/803,206 US6703635B2 (en) | 2000-09-18 | 2001-03-08 | Method and apparatus for measuring the level of liquid using optical fiber strain gauge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001038214A JP2002243523A (ja) | 2001-02-15 | 2001-02-15 | 液面高さ計測方法および液面計 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002243523A true JP2002243523A (ja) | 2002-08-28 |
Family
ID=18901234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001038214A Pending JP2002243523A (ja) | 2000-09-18 | 2001-02-15 | 液面高さ計測方法および液面計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002243523A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103076063A (zh) * | 2013-01-21 | 2013-05-01 | 南京理工大学 | 光纤光栅水土界面传感器及其制作安装方法 |
CN109373968A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-02-22 | 厦门大学嘉庚学院 | 一种基于光纤光栅技术的模板沉降监测传感器及其工作方法 |
KR102230587B1 (ko) * | 2019-11-26 | 2021-03-23 | 한국광기술원 | Fbg를 이용한 유량 측정장치 |
CN115060187A (zh) * | 2022-08-18 | 2022-09-16 | 天津市计量监督检测科学研究院 | 一种分布式光纤应变传感性能检测系统与方法 |
-
2001
- 2001-02-15 JP JP2001038214A patent/JP2002243523A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103076063A (zh) * | 2013-01-21 | 2013-05-01 | 南京理工大学 | 光纤光栅水土界面传感器及其制作安装方法 |
CN109373968A (zh) * | 2018-12-29 | 2019-02-22 | 厦门大学嘉庚学院 | 一种基于光纤光栅技术的模板沉降监测传感器及其工作方法 |
KR102230587B1 (ko) * | 2019-11-26 | 2021-03-23 | 한국광기술원 | Fbg를 이용한 유량 측정장치 |
CN115060187A (zh) * | 2022-08-18 | 2022-09-16 | 天津市计量监督检测科学研究院 | 一种分布式光纤应变传感性能检测系统与方法 |
CN115060187B (zh) * | 2022-08-18 | 2022-12-02 | 天津市计量监督检测科学研究院 | 一种分布式光纤应变传感性能检测系统与方法 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20050228 |
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A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20051004 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20060214 |