JP2002237902A - 固定式無線システム、そのセンタ制御部を動作させるコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

固定式無線システム、そのセンタ制御部を動作させるコンピュータプログラム及びコンピュータプログラムを記録した記録媒体

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JP2002237902A
JP2002237902A JP2001035246A JP2001035246A JP2002237902A JP 2002237902 A JP2002237902 A JP 2002237902A JP 2001035246 A JP2001035246 A JP 2001035246A JP 2001035246 A JP2001035246 A JP 2001035246A JP 2002237902 A JP2002237902 A JP 2002237902A
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wireless system
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Akira Tono
彰 東野
Ken Yamazaki
研 山▲崎▼
Yukichi Nagata
勇吉 永田
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定式無線システムにおいて、親機子機間以
外にも通信エラーが発生し得しかもそれらのエラー率を
無視し得ないような場合に、親機子機間以外には通信エ
ラーが殆ど発生しない場合と同様の、通信効率を得る。 【解決手段】 親機と子機間で発生する通信失敗の回数
のカウンタを設定する。この親機と子機間での通信失敗
回数を基準にして、リトライ制御が為される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フィールドに設置
される無線機(親無線機及び子無線機)に係るデータ収
集並びに遠隔制御を行なうセンタ制御部を含む固定式無
線システムに関する。更に、そのセンタ制御部を動作さ
せるコンピュータプログラム並びに該コンピュータプロ
グラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来例の固定式無線システム2
の構成を示すブロック図である。まず、該図4に基づ
き、フィールドに分散設置される多数の無線機(子無線
機)が保持する種々のデータが一点に収集される際の動
作を中心に、該無線システム2の構成について説明す
る。
【0003】この無線システム2は、図に示されるよう
に、データ収集センター100に設けられたデータ収集
センター装置101と、対象域200内に設けられた親
無線機(以下、親機という。)10とが、電話回線30
0、第1のモデム201及び第2のモデム102を介し
て接続することにより構成される。なお、電話回線30
0に代えて、専用線などの有線回線、もしくはPHS無
線回線などの無線回線を用いて接続する場合がある。こ
の場合、各回線用のモデム装置を用いてデータ通信を行
う。
【0004】親機10は、データ収集センター装置10
1から、子無線機(以下、子機という。)20−1乃至
20−N(総称して、符号20を付す。)の子機IDを
含むデータ収集指示電文信号を受信したとき、当該デー
タ収集指示電文信号を例えばFSKなどの無線変調方式
で変調してアンテナ10aから子機20のアンテナ20
a−1乃至20a−N(総称して、符号20aを付
す。)に向けて無線送信する。これに応答して、子機2
0は当該無線信号を受信した後、データ収集指示電文信
号を復調して自己が該当する子機であるか否かを判断
し、該当するとき、該子機20内部に記憶している各種
データを含むデータ収集応答電文信号を例えばFSKな
どの無線変調方式で変調してアンテナ20aから親機1
0のアンテナ10aに向けて無線送信する。これに応答
して、親機10は、無線信号を受信した後、データ収集
応答電文信号を復調し、次いで、復調したデータ収集応
答電文信号を所定の電話回線で用いる変調方式で変調し
た後、第1のモデム201、電話回線300及び第2の
モデム102を介してデータ収集センター装置101に
送信する。そして、データ収集センター装置101は、
受信したデータ収集応答電文信号から各種データを取り
出して記憶装置に記憶した後、所定のデータ処理を実行
する。
【0005】上記の固定式無線システム2は、広い面積
をもつフィールドに設置されるフィールド端末(被監視
制御端末)21−1乃至21−N(総称して、符号21
を付す。)のデータ収集並びに遠隔操作を行なうために
用いることができる。このとき、子機20は各フィール
ド端末21の近傍に該端末21に接続して設置される。
上記のフィールド端末21の例として、電気、ガス又は
水道の使用量測定メータを備えた、マイコンメータが挙
げられる。
【0006】上記のフィールド端末21のひとつである
マイコンガスメータは、各住戸毎に略1個備わり、従っ
て子機20も各住戸に略1個備わる。また、通常、親機
10が数個から数百個の子機20をその配下に置くよう
に、無線システム2が設計される。
【0007】≪通信のリトライ制御について≫データ収
集センター装置101が、ある親機10の配下の1つ又
は複数の子機20と通信しようとするとき、データ収集
センター装置101から該親機10に対し電文信号を1
回だけ送信すれば、その(それらの)子機20との通信
が必ず成功する、というわけではない。即ち、通常、無
線であるが故に、親機10と子機20間の通信において
は相当割合の通信の失敗が生じる。よって、データ収集
センター装置101は、通信失敗時には同じ親機10に
対して電文信号の送信を再度行なうこと、即ち送信のリ
トライを行なう。
【0008】データ収集センター装置101の制御部
(図示せず。)にて稼動するコンピュータ・プログラム
では、上記のリトライの回数を記録するため、例えば、
「リトライ回数カウンタ」なる変数が設定されることが
ある。同一親機10に対する同一内容の電文信号通信の
リトライ回数が所定のしきい値以上になれば、一旦、通
信接続試行を打ち切るためである。
【0009】ところで、データ収集センター装置101
から、電話回線300、専用線若しくはPHS無線回線
などを介して、親機10へ通信する際に、従来の技術に
おいては、データ収集センター装置101と親機10と
の間で通信失敗は殆ど生じず、親機10と子機20との
間でのみ通信エラー(失敗)が生じるものと想定されて
いる。つまり、データ収集センター装置101から親機
10への通信の試行回数と、その先の、親機10から子
機20への通信の試行回数は、一致するものと想定され
ている。従ってそのような前提に立つと、データ収集セ
ンター装置101から親機10への電文信号送信のリト
ライの回数を、上記の「リトライ回数カウンタ」として
定義すればよいことになる。実際、従来技術のデータ収
集センター装置101においては、制御部(図示せ
ず。)にて稼動するコンピュータ・プログラムで設定さ
れる変数である「リトライ回数カウンタ」は、そのよう
に定義されている。
【0010】しかし、現実には、データ収集センター装
置101から親機10への通信において通信失敗が発生
することが稀でないことがある。特に、有線を利用する
場合に比べて、PHS等の無線回線を利用する場合にそ
の通信失敗の確率が高くなることが、当業者に経験則と
して知られている。
【0011】例えば、リトライ上限のしきい値が「3
回」に設定されているとする。データ収集センター装置
101から親機10への通信にて通信失敗が相当に発生
しやすい場合、表1に示す簡単な例のように、親機10
から子機20への通信回数が減ってしまい、結果として
データ収集センター装置101から子機20への通信成
功率が下がる。
【表1】 上記表1において、「×」は通信失敗、「○」は通信成
功を示す。この例では、3回の通信失敗のうち、データ
収集センター装置101から親機10への通信にて生じ
た2回の通信失敗が占めている。その分、親機10から
子機20への通信試行回数が減っている。
【0012】仮に、親機10子機20間の1回の通信で
の通信成功率が「0.7」であるとすると、親機10子
機20間にて3回までの通信試行で、通信が為される確
率は、
【数1】1−(0.3)=0.973 であり、略通信は成功する。しかし、1回での通信試行
で通信が為される確率は、「0.7」に過ぎない。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、固定式無線
システムにおいて、親機10子機20間以外にも通信エ
ラーが発生し得しかもそれらのエラー率を無視し得ない
ような場合に、親機10子機20間以外には通信エラー
が殆ど発生しない場合と同様の、通信効率を得ることを
目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために為されたものである。本発明に係る請求
項1に記載の固定式無線システムは、親機と、子機と、
センタ制御部を含む、固定式無線システムである。その
固定式無線システムにおいて、センタ制御部が、親機を
介して、子機と通信を試行する際に、センタ制御部が、
親機と子機間での通信過程で発生した通信失敗と、親機
と子機間での通信過程以外の通信過程で発生した通信失
敗とを、区別して認識する。
【0015】本発明に係る請求項2に記載の固定式無線
システムは、センタ制御部が、親機を介して、子機と通
信を試行する際に、親機と子機間での通信過程で発生し
た通信失敗の回数が、所定のしきい値を超過しない限
り、連続して通信の試行を行う、請求項1に記載の固定
式無線システムである。
【0016】本発明に係る請求項3に記載の固定式無線
システムは、センタ制御部が、親機を介して、子機と通
信を試行する際に、親機と子機間での通信過程以外の通
信過程で発生した通信失敗の回数が、所定のしきい値を
超過しない限り、連続して通信の試行を行う、請求項1
乃至請求項2に記載の固定式無線システムである。
【0017】本発明に係る請求項4に記載のコンピュー
タプログラムは、センタ制御部に対し、請求項1乃至請
求項3に記載の固定式無線システムにおけるセンタ制御
部の動作を実行させる、コンピュータプログラムであ
る。
【0018】本発明に係る請求項5に記載の記録媒体
は、請求項4に記載のコンピュータプログラムを記録し
た記録媒体である。
【0019】
【発明の実施の形態】以下において、添付の図面を参照
して本発明に係る好適な実施の形態を説明する。
【0020】本発明に係るデータ送受信システムは、従
来の技術である図4に示されたデータ収集センター装置
101を構成する、計算機システムである。この計算機
システムは、一般的な計算機システムであり、例えば図
3に示すように、ディスプレイ42、キーボード44、
マウス46、プロセッサ部48やメモリ部50を備える
処理本体52から構成される。この計算機システムは、
機種等において特殊なものに限定されるわけではない。
【0021】≪第1の実施の形態≫図1は、上記の計算
機システム40の処理本体52で稼動する通信制御に係
わるプログラムのうち、リトライ制御を行なうサブルー
チン部分のフローチャートの例のひとつである。データ
収集センター装置101から親機10を介しある子機2
0へ通信をしようとする際の、通信失敗を想定したリト
ライ制御を行う。
【0022】図1のフローチャートにおいて、
「N」、「NALL」、「Th」及び「T
ALL」という4つの変数が設定されている。それぞ
れは、概略、以下のように定義される。 ・N;親機10と子機20間で発生した通信失敗の回
数のカウンタ ・NALL;通信試行回数のカウンタ ・Th;親機10と子機20間で発生する通信失敗の
回数の最大許容値 ・ThALL;通信試行回数の最大許容値
【0023】上記の変数において、「Th」は、例え
ば、2(回)等が想定される。まず、この「Th」を
利用して、親機10と子機20間での通信失敗回数をも
とにリトライ制御が為される。さらに「ThALL
は、「Th」より相当に大きい数字、例えば20
(回)等が想定されている。つまり、このしきい値(T
LL)により、例えば、親機10周辺で異常事態が
発生し全く該親機10と通信し得ないような状況時に通
信のリトライを打ち切る制御が行われる。
【0024】図1のフローチャートを順に追いつつ、本
発明に係る第1の実施の形態のリトライ制御サブルーチ
ンを説明する。
【0025】ステップS02;2つのカウンタ変数「N
」及び「NALL」を初期化する。いずれにも
“0”を設定する。
【0026】ステップS04;NALL(通信試行回数
のカウンタ)を“1”カウントアップする。
【0027】ステップS10;まず、(ステップS0
6、ステップS08を素通りし、)データの通信処理が
行われる。
【0028】上記通信処理では、データの通信処理の結
果の状況データが、データ収集センター装置101に戻
されてくる。この状況データには、 「通信が成功したのか失敗したのか」、 「失敗したのであるならば、親機10と子機20との
間の通信過程で生じたエラーなのであるか又はそれ以外
の過程で生じたエラーなのであるか」、を示すデータが
含まれている。つまり、従来技術と比較してみると、上
記を示すデータのみならず、上記を示すデータが含
まれる。
【0029】ステップS12;データ収集センター装置
10に戻されてくるデータ通信処理結果状況データをも
とに、通信エラー(失敗)が生じたか否かが、判断され
る。生じていなければ、ステップS20の「終了」へ進
む。生じていれば、ステップS14へ進む。
【0030】ステップS20へ進んだならば、センタ制
御部は通信がうまくなされたことを受けて、所定の後続
処理(例えば、次の電文送信に関する処理)を行う。
【0031】ステップS14;データ収集センター装置
10に戻されてくるデータ通信処理結果状況データをも
とに、通信エラー(失敗)が生じたのが、親機10子機
20間の通信過程であるのか否かが、判断される。そう
であれば、ステップS16へ進む。そうでなければ、ス
テップS16の次に進む。
【0032】ステップS16;N(親機10と子機2
0間で発生した通信失敗の回数のカウンタ)を“1”カ
ウントアップする。その後、ステップS04に戻る。
【0033】ステップS04;再び、NALL(通信試
行回数のカウンタ)を“1”カウントアップする。
【0034】ステップS06;N(親機10と子機2
0間で発生した通信失敗の回数のカウンタ)が、Th
(親機10と子機20間で発生する通信失敗の回数の最
大許容値)を超過したか否かが、判断される。超過した
ならばステップS18の「終了」に進む。超過していな
ければ、ステップS08に進む。
【0035】ステップS08;NALL(通信試行回数
のカウンタ)が、ThALL(通信試行回数の最大許容
値)を超過したか否かが、判断される。超過したならば
ステップS18の「終了」に進む。超過していなけれ
ば、更にステップS10の送信処理に進みリトライを行
うことになる。
【0036】ステップS18へ進んだならば、センタ制
御部は通信がうまく為されなかったことを受けて、所定
の後続処理(例えば、伝送しようとした電文信号を一時
保留する処理と、次の電文信号を送信する処理)を行
う。
【0037】以上で、図1のフローチャートの説明を終
わる。
【0038】「Th=2」と設定すれば、親機10と
子機20間で2回まで通信失敗が許容されることになる
から、親機10と子機20間で「3回」まではリトライ
が為される。
【表2】 「Th=2」と設定して第1の実施の形態のリトライ
制御のサブルーチンを利用すると、通信試行の3回目ま
でに表1と同じ状況が現出しても、上記表2のように、
親機10子機20間で「3回」までリトライが為され得
るため、全体としての通信が為される確率は、大幅に向
上する。
【0039】≪第2の実施の形態≫図2は、上記の計算
機システム40の処理本体52で稼動する通信制御に係
わるプログラムのうち、リトライ制御を行なうサブルー
チン部分のフローチャートの別の例のひとつである。や
はり、データ収集センター装置101から親機10を介
しある子機20へ通信をしようとする際の、通信失敗を
想定したリトライ制御を行う。
【0040】図2のフローチャートにおいて、
「N」、「N」、「Th」及び「Th 」という
4つの変数が設定されている。それぞれは、概略、以下
のように定義される。 ・N;親機10と子機20間で発生した通信失敗の回
数のカウンタ ・N;親機10と子機20間以外で発生した通信失敗
の回数のカウンタ ・Th;親機10と子機20間で発生する通信失敗の
回数の最大許容値 ・Th;親機10と子機20間以外で発生する通信失
敗の回数の最大許容値 なお、上記の「親機10と子機20間以外で発生した
(する)通信失敗」には、データ収集センター装置10
1と親機10間での通信失敗や、親機10そのものの異
常事態に起因する通信失敗などが、含まれる。
【0041】上記の変数において、「Th」は、例え
ば、2(回)等が想定される。まず、この「Th」を
利用して、親機10と子機20間での通信失敗回数をも
とにリトライ制御が為される。さらに「Th」は、
「Th」より相当に大きい数字、例えば18(回)等
が想定されている。つまり、このしきい値(Th)に
より、例えば、親機10自体や親機10周辺で異常事態
が発生し、全く該親機10と通信し得ないような状況時
に通信のリトライを打ち切る制御が行われる。
【0042】図2のフローチャートを順に追いつつ、本
発明に係る第2の実施の形態のリトライ制御サブルーチ
ンを説明する。
【0043】ステップS52;2つのカウンタ変数「N
」及び「N」を初期化する。いずれにも “0”を
設定する。
【0044】ステップS58;まず、(ステップS5
4、ステップS56を素通りし、)データの通信処理が
行われる。
【0045】上記通信処理でも、データの通信処理の結
果の状況データが、データ収集センター装置101に戻
されてくる。この状況データにも、 「通信が成功したのか失敗したのか」、 「失敗したのであるならば、親機10と子機20との
間の通信過程で生じたエラーなのであるか又はそれ以外
の過程で生じたエラーなのであるか」、を示すデータが
含まれている。
【0046】ステップS60;データ収集センター装置
101に戻されてくるデータ通信処理結果状況データを
もとに、通信エラー(失敗)が生じたのが、親機10子
機20間以外の通信過程であるのか否かが、判断され
る。そうであれば、ステップS64へ進み、N(親機
10と子機20間以外で発生した通信失敗の回数のカウ
ンタ)を“1”カウントアップし、ステップS54に戻
る。そうでなければ、ステップS62に進む。
【0047】ステップS62;データ収集センター装置
101に戻されてくるデータ通信処理結果状況データを
もとに、通信エラー(失敗)が生じたのが、親機10子
機20間の通信過程であるのか否かが、判断される。そ
うでなければ、通信はうまく為されたということであ
り、ステップS70の「終了」に進む。そうであれば、
ステップS66へ進み、N(親機10と子機20間で
発生した通信失敗の回数のカウンタ)を“1”カウント
アップし、ステップS54に戻る。
【0048】ステップS70へ進んだならば、センタ制
御部は通信がうまく為されたことを受けて、所定の後続
処理(例えば、次の電文送信に関する処理)を行う。
【0049】ステップS54;N(親機10と子機2
0間で発生した通信失敗の回数のカウンタ)が、Th
(親機10と子機20間で発生する通信失敗の回数の最
大許容値)を超過したか否かが、判断される。超過した
ならばステップS68の「終了」に進む。超過していな
ければ、ステップS56に進む。
【0050】ステップS56;N(親機10と子機2
0間以外で発生した通信失敗の回数のカウンタ)が、T
(親機10と子機20間以外で発生する通信失敗の
回数の最大許容値)を超過したか否かが、判断される。
超過したならばステップS68の「終了」に進む。超過
していなければ、更にステップS58の送信処理に進
み、リトライを行うことになる。
【0051】ステップS68へ進んだならば、センタ制
御部は通信がうまく為されなかったことを受けて、所定
の後続処理(例えば、伝送しようとした電文信号を一時
保留する処理と、次の電文信号を送信する処理)を行
う。
【0052】以上で、図2のフローチャートの説明を終
わる。
【0053】≪その他の実施の形態について≫本発明に
係る好適な実施の形態の説明においては、フローチャー
トを例示したが、本発明はこれらのフローチャートの示
すアルゴリズムに制限されるものではない。
【0054】本発明の実施の形態に係るリトライ制御サ
ブルーチンは、コンピュータ制御に適うようにコンピュ
ータ・プログラム化されて計算機システム40に附属す
るメモリ部50に搭載されており、必要に応じて処理本
体52にて稼動する。上記のプログラムは、例えば、C
D−ROMに格納されていてもよい。その場合、当該C
D−ROMを例えばデータ収集センター装置101に備
わるCD−ROMリーダ(図示せず。)に搭載し、所定
のプログラムをデータ収集センター装置101のメモリ
部50にロードした後、稼動することになる。
【0055】上記のCD−ROMに限らず、本発明の実
施形態に係るコンピュータ・プログラムを、ハードディ
スク、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ、
DVD、CD−R、CD−RW、MOなどの他の記録媒
体に記録してもよい。
【0056】
【発明の効果】本発明を利用することにより、データ収
集センター装置から親機を介して子機へと通信しようと
する際、通信が確立される機会が増加する。従って、固
定式無線システム全体において、通信効率を向上させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 センタ制御部で稼動する通信制御に係わるプ
ログラムのうちで、リトライ制御を行なうサブルーチン
部分のフローチャート例のひとつである。
【図2】 センタ制御部で稼動する通信制御に係わるプ
ログラムのうちで、リトライ制御を行なうサブルーチン
部分のフローチャート例の別のひとつである。
【図3】 本発明に係るデータ送受信システムの一般的
な構成を示す模式図である。
【図4】 従来例の固定式無線システムの構成を示すブ
ロック図である。
【符号の説明】
2・・・固定式無線システム、 10・・・親無線機(親機)、 20、20−1乃至20−N・・・子無線機(子機)、 20a、20a−1乃至20a−N・・・アンテナ、 21、21−1乃至21−N・・・フィールド端末、 40・・・計算機システム、 42・・・ディスプレイ、 44・・・キーボード、 46・・・マウス、 48・・・プロセッサ部、 50・・・メモリ部、 52・・・処理本体、 100・・・検針データ収集センター、 101・・・検針データ収集センター装置、 200・・・検針対象エリア、 300・・・電話回線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/725 H04M 1/725 5K101 H04Q 7/34 H04Q 7/04 B (72)発明者 永田 勇吉 大阪府大阪市西区千代崎三丁目南2番37号 ICCビル 株式会社オージス総研内 Fターム(参考) 5K027 AA12 BB05 CC08 GG08 JJ03 KK04 5K032 AA06 BA08 CA01 CD01 DA01 DA03 5K033 AA06 BA08 CA01 CC01 DA01 DA03 DA17 5K042 AA08 CA13 DA18 EA01 EA14 FA11 FA15 GA01 LA13 NA04 5K067 AA13 BB27 EE10 EE16 GG01 GG11 HH05 HH22 HH23 HH28 KK13 KK15 LL01 LL08 LL11 5K101 KK12 LL01 LL12 LL14 MM04 MM05 MM07 PP03 PP06 RR13 TT05 VV01 VV03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 親機と、子機と、センタ制御部を含む、
    固定式無線システムにおいて、 センタ制御部が、親機を介して、子機と通信を試行する
    際に、 センタ制御部が、 親機と子機間での通信過程で発生した通信失敗と、 親機と子機間での通信過程以外の通信過程で発生した通
    信失敗とを、区別して認識する、固定式無線システム。
  2. 【請求項2】 センタ制御部が、親機を介して、子機と
    通信を試行する際に、 親機と子機間での通信過程で発生した通信失敗の回数
    が、所定のしきい値を超過しない限り、連続して通信の
    試行を行う、請求項1に記載の固定式無線システム。
  3. 【請求項3】 センタ制御部が、親機を介して、子機と
    通信を試行する際に、 親機と子機間での通信過程以外の通信過程で発生した通
    信失敗の回数が、所定のしきい値を超過しない限り、連
    続して通信の試行を行う、請求項1乃至請求項2に記載
    の固定式無線システム。
  4. 【請求項4】 センタ制御部に対し、請求項1乃至請求
    項3に記載の固定式無線システムにおけるセンタ制御部
    の動作を実行させる、コンピュータプログラム。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載のコンピュータプログラ
    ムを記録した記録媒体。
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