JP2002236695A - マルチメディアデータベースアクセスのメタデータ処理 - Google Patents

マルチメディアデータベースアクセスのメタデータ処理

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JP2002236695A JP2001347989A JP2001347989A JP2002236695A JP 2002236695 A JP2002236695 A JP 2002236695A JP 2001347989 A JP2001347989 A JP 2001347989A JP 2001347989 A JP2001347989 A JP 2001347989A JP 2002236695 A JP2002236695 A JP 2002236695A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来技術の1つ又は複数の短所を改善する。 【解決手段】 ユーザ端末上又は好ましくは複数のユー
ザのためのサーバ上でソフトウェアアプリケーションと
して動作するメディアブラウザ(101)がユーザにイ
ンターネット(102)を介する異なるメタデータコレ
クションのブラウズ及び検索を容易にする単一のユーザ
インターフェースを提供する。メタデータサーバ(21
2)がメタデータコレクションのそれぞれに関連する。
メタデータサーバ(212)がメディアブラウザ(10
1)から要求を受信する時に、メタデータサーバ(21
2)が要求を解釈し、要求を満足し所定のスキーマに従
う記述を応答する。記述には、メタデータサーバ(21
2)への戻り要求を表す戻りリンクを表す少なくとも1
つのリンクが含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、全般的には、電子
的にアクセス可能なマルチメディアコンテンツへのアク
セスを可能にすることに関し、具体的には、コンテンツ
のメタデータ及びユーザインターフェースに関連する動
作を介してそのようなコンテンツのブラウジング又は検
索を介するアクセスを容易にするシステム及び処理に関
する。
【0002】
【従来の技術】ネットワークの接続性が爆発的成長を続
けるにつれて、コンテンツプロバイダはワールド・ワイ
ド・ウェブ(「ウェブ」)を使用してマルチメディアコ
ンテンツ(例えば画像、ビデオ、オーディオなど)への
アクセスを提供している。HTMLページなどのテキス
トコンテンツと異なり、マルチメディアコンテンツは、
標準的なウェブ検索エンジンから直接アクセス可能では
ない。これらの検索エンジンはウェブのサイトを検査
し、それらのサイトのテキストコンテンツに関する情報
を抽出する。そのような情報を、通常「メタデータ」と
称し、メタデータは他のデータの諸態様を説明するかカ
タログ化するデータである。抽出された情報(メタデー
タ)により、ユーザにカスタマイズされたメタデータ・
データベースを使用してそのコンテンツへのアクセスを
与えることができる。
【0003】マルチメディアの場合、コンテンツプロバ
イダ又はコンテンツディストリビュータは、通常、それ
がアクセスできるマルチメディア項目に関する情報を、
メタデータ・データベースに保管する。コンテンツプロ
バイダは、ユーザ又は顧客がウェブサイト、通常はコン
テンツプロバイダ/ディストリビュータ自身のウェブサ
イトからアクセスできる検索エンジンを提供することに
より、これらのデータベースへのアクセスを可能にす
る。コンテンツプロバイダ/ディストリビュータがアク
セスできるコンテンツの表示又はおそらくは購入を求め
る顧客は、ウェブサイトを訪問し、検索エンジンを使用
して、コンテンツプロバイダ/ディストリビュータのメ
タデータ・データベースを検索することができる。通
常、メタデータ・データベースには、メタデータの一部
として、コンテンツの視覚的識別子(例えばサムネイ
ル、ビデオアブストラクト、オーディオプレビューな
ど)が含まれる。ユーザは、それらの検索から返された
メタデータに基づいて購入/使用を望む項目に関する決
定を行うことができる。
【0004】多くの場合、マルチメディアコンテンツは
ディジタルであり、オンラインであり、潜在的な顧客は
コンテンツプロバイダ/ディストリビュータのウェブサ
イトから所望のマルチメディア項目を使用する権利を購
入するか、所望のマルチメディア項目のコピーを購入す
ることができる。たいてい、このトランザクションはウ
ェブサイト上で完了し、潜在的な顧客は新たに獲得した
コンテンツを直接にダウンロードすることができる。し
かし、マルチメディアコンテンツへのアクセスを提供す
るこのモデルは、コンテンツがオンラインであることを
必要としない。例えば、潜在的な顧客は、ウェブサイト
から所望のコンテンツを使用する権利又は所望のコンテ
ンツのコピーを購入することができるが、そのコンテン
ツを非電子的手段(即ち、郵便システム)によって潜在
的な顧客に配送することもできる。もう1つの変形形態
は、所望のコンテンツの購入及びコピーの獲得のため
に、潜在的な顧客をディストリビュータのサイトから実
際のコンテンツプロバイダにリダイレクトすることがで
きるというものである。他の変形形態には、潜在的な顧
客を、コンテンツを購入するための物理的な位置に案内
すること、購入される項目に関連するメタデータを含む
書籍を郵送することが含まれる。
【0005】上述の状況の全てにおいて、潜在的な顧客
は、各コンテンツプロバイダ/ディストリビュータがア
クセスできるコンテンツへのアクセスを得られるだけで
ある。潜在的な顧客が、複数の異なるコンテンツプロバ
イダ/ディストリビュータに跨がる検索を実行すること
を求める場合には、潜在的な顧客は複数のコンテンツプ
ロバイダ/ディストリビュータのそれぞれのウェブサイ
トを訪問し、その検索エンジンを使用しなければならな
い。潜在的な顧客は、毎回異なる検索エンジンインター
フェースを使用しなければならないので、そのようなア
クションはしばしば時間がかかり、厄介である。
【0006】これらの問題によって、コンテンツディス
トリビュータがコンテンツの権利を購入するか、より小
さいコンテンツプロバイダのディストリビュータとして
単純に働くかのいずれかである、ウェブでの非常に大き
いメタデータ・データベースの開発が促進された。その
例がGetty及びCorbusという巨大な画像データベースで
ある。この手法はそれ自体の問題を有する。まず、この
手法は、データベースが非常に大きくなる際に検索時間
が増えるので、スケーリングしない。更に、通常、同一
のメタデータキーが含まれるように、全てのメタデータ
を類似する形で構成しなければならない。しかし、コン
テンツの使用目的に応じて、異なるメタデータがより適
切になるので、これは必ずしも望ましくはない。例え
ば、地質学用に取り込まれた画像は、休暇向けのパンフ
レット用に取り込まれたものと異なるメタデータを必要
とする。第3に、より小さいコンテンツプロバイダは、
そのコンテンツを直接に販売する方法を有しない(即
ち、彼らは効果的により大きいディストリビュータを使
用することを強制される)。
【0007】本発明の目的は、従来技術の1つ又は複数
の短所を改善することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の一態様によれ
ば、メディアブラウジングシステムでメタデータを解釈
する方法であって、マルチメディアコンテンツの項目の
記述を受信するステップと、記述に関連するメタデータ
を識別するために記述を再検討するステップと、所定の
複数の既知のメタデータ標準規格の1つに準拠する(第
1)メタデータ項目を判定するために前記メタデータを
検査し、前記第1メタデータ項目の各々を前記システム
内で使用される解釈可能な形に変換するステップと、前
記既知のメタデータ標準規格のいずれにも準拠しない残
りのメタデータ項目を判定するために前記メタデータを
検査し、前記残りのメタデータ項目の各々について、
(i)前記項目を前記システムに既知のタイプの組の1
つに分類するために前記項目の構文を査定するステップ
と、(ii)前記1つのタイプに従う前記項目を前記解釈
可能な形に変換するステップと、を有することを特徴と
する方法が開示される。
【0009】本発明のもう1つの態様によれば、個人情
報ランドスケープが対応するメタデータエントリーへの
少なくとも1つのリンクの組を有し、メタデータエント
リーの各々が更なるメタデータエントリー及びコンテン
ツエントリーの少なくとも1つへの少なくとも1つのリ
ンクを持つ、ワールドワイドウェブユーザの個人情報ラ
ンドスケープを維持する方法であって、(i)前記リン
クの各エントリーターゲットをURI(universal reso
urce identifier)として表現し、格納するステップ
と、(ii)ユーザが、メタデータエントリーへの前記リ
ンクを用いて前記個人情報ランドスケープを介してナビ
ゲートし、前記コンテンツエントリーへのリンクを用い
てコンテンツを複製することを選択できるインターフェ
ースに前記リンクを表現するステップと、(iii)修正
が前記ユーザ個人情報ランドスケープと共に保管され、
ユーザがメタデータエントリーへの新しいリンクを追加
し、かつ、メタデータエントリーへの既存リンクの削除
又は修正することによって前記個人情報ランドスケープ
を修正できるようにするステップと、を有することを特
徴とする方法が開示される。
【0010】本発明のもう1つの態様によれば、個人情
報ランドスケープが対応するメタデータエントリーへの
少なくとも1つのリンクの組を有し、メタデータエント
リーの各々が更なるメタデータエントリー又はコンテン
ツエントリーへの少なくとも1つのリンクを有する、ワ
ールドワイドウェブユーザの個人情報ランドスケープを
維持する方法であって、(i)前記リンクの各エントリ
ーターゲットをURI(universal resource identifie
r)として表現し、保管するステップと、(ii)ユーザ
が、メタデータエントリーへの前記リンクを用いて前記
個人情報ランドスケープを介してナビゲートし、前記コ
ンテンツエントリーへのリンクを用いてコンテンツを複
製することを選択できるインターフェースに前記リンク
を表現するステップと、(iii)前記ユーザが、前記エ
ントリーに関する所望のプロパティを指定し、その後、
前記メタデータエントリーに含まれる前記エントリーの
プロパティとの前記所望のプロパティの照合動作を実行
して、前記メタデータエントリーを使用する特定のエン
トリーに関する検索を行えるようにするステップと、
(iv)新しいリンク及び修正が前記個人情報ランドスケ
ープと共に保管され、前記ユーザが、メタデータエント
リーへの新しいリンクの追加、既存のリンクの削除、及
び既存のリンクメタデータエントリーの修正の少なくと
も1つによって前記個人情報ランドスケープを修正でき
るようにするステップと、を有することを特徴とする方
法が開示される。
【0011】本発明のもう1つの態様によれば、サービ
スが前記サービスの対応するユーザによってブラウズさ
れ、選択されることが可能な項目のメタデータの目次の
ストレージを含み、マルチメディアブラウジングサービ
スのユーザの間でメタデータを通信する方法であって、
(a)対応する第1ユーザを有する第1装置で、第1ユ
ーザの目次から選択されたメディア項目に関係するメタ
データを抽出するステップと、(b)前記第1装置か
ら、対応する第2ユーザを有する第2装置へ、前記選択
された項目に関する前記メタデータを転送するステップ
と、(c)前記第2装置が、前記メタデータを受信し、
前記選択されたメディア項目に関する前記メタデータを
用いて前記ストレージ内の前記第2ユーザの目次を更新
するために前記メディアブラウジングサービスに知らせ
るステップと、を有することを特徴とする方法が開示さ
れる。
【0012】本発明のもう1つの態様によれば、メディ
アブラウジングシステムのユーザ装置と、前記システム
の一部でない更なる装置との間でメタデータを通信する
方法であって、(a)前記ユーザ装置に関連し、前記メ
ディアブラウジングシステムに保存された目次から前記
メタデータを抽出するステップと、(b)前記抽出され
たメタデータを、前記メディアブラウジングシステムの
アドレス及び前記システムへのログオンに関連付け、関
連するコンポーネントを送付状に包むステップと、
(c)前記ユーザ装置から前記更なる装置へ前記送付状
を通信するステップであって、これによって、前記更な
る装置のユーザが前記ログオンを使用して前記メディア
ブラウジングシステムにアクセスでき、これによって前
記メディアブラウジングシステムから前記メタデータに
よって参照されるメディアコンテンツにアクセスできる
ようにするステップと、を有することを特徴とする方法
が開示される。
【0013】本発明のもう1つの態様によれば、第1装
置から第2装置へメディアセッションを転送する方法で
あって、(a)前記第1装置上でメディアブラウジング
サーバを介して供給されるメディアセッションを確立す
るステップと、(b)(i)前記メディアセッションの
詳細を前記第2装置に転送し、(ii)前記メディアブラ
ウジングサーバに既知の前記第2装置の識別を前記第2
装置から受信し、(iii)前記第2装置の前記受信した
識別を前記メディアブラウジングサーバに転送するため
に、前記第1装置上でコントロールを発動するステップ
と、(c)前記メディアブラウジングサーバが前記第1
装置への前記メディアセッションの出力を終了し、前記
メディアセッションの前記出力を前記第2装置に向ける
ステップと、を有することを特徴とする方法が開示され
る。
【0014】この方法を実施する装置及びシステムとそ
れに関連するコンピュータプログラム製品を含む、本発
明の他の態様も、開示される。
【0015】
【発明の実施の形態】I.概要 図1に、以下でメディアブラウザ101と称するコンピ
ュータアプリケーションプログラムがインターネット1
02などのコンピュータネットワークへの接続を形成す
るためにローカルコンピュータ105で動作する、マル
チメディアアクセスシステム100を示す。図からわか
るように、インターネット102は複数のサーバコンピ
ュータ108及び109を関連付けられ、サーバコンピ
ュータのそれぞれが複数のウェブサイトをホストするこ
とができ、ウェブサイトのそれぞれについて、マルチメ
ディアコンテンツを保存することができる対応するスト
ア112及び114がある。また同様に、ローカルコン
ピュータ105も関連するストア107を有することが
できるが、これは実施に必須ではない。メディアブラウ
ザアプリケーション101は、ローカルコンピュータ1
05のユーザが電子的にアクセス可能なメタデータを使
用してマルチメディア項目についてシステム100をブ
ラウズし、検索するための単一のユーザインターフェー
スを提供する。言い換えると、メディアブラウザ101
はメタデータを操作する。マルチメディアコンテンツの
再生/表示は、プラグインメディアツールの使用によっ
て達成され、メタデータ関連の処理から分離される。メ
ディアブラウザ101は、以下の節IVで詳細に説明す
る。
【0016】上述した配置は、図9に示されたものなど
の汎用コンピュータシステム900を使用して実践する
ことができ、ここで、図1の処理及びこれから説明する
処理が、コンピュータシステム900内で実行されるア
プリケーションプログラムなどのソフトウェアとして実
施される。具体的に言うと、メディアブラウジングの方
法はコンピュータシステムによって実行されるソフトウ
ェア内の命令によってもたらされる。ソフトウェアは、
本質的に2つの別々の部分、即ち、特定のメタデータス
トアに関するブラウジング要求及び検索要求を実行する
部分と、特定のメタデータストアとユーザの間のユーザ
インターフェースを管理する部分に分割することができ
る。これらの2つの部分を、クライアント−サーバモー
ドと称するモードで別々のコンピュータで実行すること
ができる。ソフトウェアは、例えば以下で説明する記憶
装置を含む、1つ又は複数のコンピュータ可読媒体に保
管することができる。ソフトウェアは、コンピュータ可
読媒体からシステムのコンピュータにロードされ、その
後、そのコンピュータによって実行される。そのような
ソフトウェア又はコンピュータプログラムをその上に記
録されたコンピュータ可読媒体がコンピュータプログラ
ム製品である。コンピュータでのコンピュータプログラ
ム製品の使用がメディアブラウジングのための有利な装
置をもたらすことが好ましい。
【0017】コンピュータシステム900には、コンピ
ュータモジュール901と、キーボード902及びマウ
ス903などの入力装置と、プリンタ915及びオーデ
ィオ−ビジュアル出力装置914を含む出力装置とが含
まれる。変調器−復調器(モデム)トランシーバ装置9
16は、例えば電話回線921又は他の機能媒体を介し
て接続可能な通信ネットワーク920との通信のため
に、コンピュータモジュール901によって使用され
る。ネットワーク920は、例えばインターネット又は
ローカルエリアネットワーク(LAN)或いは広域ネッ
トワーク(WAN)などの他のネットワークシステムも
しくはその両方とすることができる。集合的に、装置9
01〜916が、例えばローカルコンピュータ105又
は図1に示すサーバコンピュータ108及び109の1
つ又はいずれかを形成することができ、しばしばコンピ
ュータワークステーションと記述される。
【0018】コンピュータモジュール901には、通
常、少なくとも1つのプロセッサユニット905と、例
えば半導体ランダムアクセスメモリ(RAM)及び読取
専用のメモリ(ROM)から形成されるメモリユニット
906と、オーディオ−ビジュアルインターフェース9
07を含む入出力(I/O)インターフェースと、キー
ボード902及びマウス903及び任意選択のジョイス
ティック(図示せず)のための入出力インターフェース
913と、モデム916のためのインターフェース90
8が含まれる。記憶装置909が設けられ、これには、
通常、ハードディスクドライブ910及びフロッピディ
スクドライブ911が含まれる。磁気テープドライブ
(図示せず)も使用することができる。CD−ROMド
ライブ912が、通常、データの不揮発性供給源として
設けられる。コンピュータモジュール901のコンポー
ネント905〜913は、通常、相互接続されたバス9
04を介して当業者に既知のコンピュータシステム90
0の動作の通常のモードをもたらす形で通信する。説明
された配置を実践できるコンピュータの例には、IBM
−PC及び互換機、Sun Sparcstation、及びそれらから
発した類似するコンピュータシステムが含まれる。
【0019】通常アプリケーションプログラムは、ハー
ドディスクドライブ910に常駐し、プロセッサ905
によって読み取られ、その実行中に制御される。プログ
ラム及びネットワーク920から取り出されたデータの
中間記憶は、おそらくはハードディスクドライブ910
と共に、半導体メモリ906を使用して達成することが
できる。オーディオ−ビジュアル出力装置914は、ア
プリケーションプログラムにグラフィカルユーザインタ
ーフェースを与えるのに使用することができ、これによ
り、ユーザ入力を、キーボード902を介して、及びマ
ウスカーソルがオーディオ−ビジュアル出力装置914
に提示されるインターフェースで操作される際にマウス
903のボタンをクリックすることにより、与えること
ができる。場合によっては、アプリケーションプログラ
ムが、CD−ROM又はフロッピディスク上でエンコー
ドされ、対応するドライブ912又は911を介して読
み取られてユーザに供給されることができ、その代わり
に、ネットワーク920からモデム装置916を介して
ユーザによって読み取られることができる。更に、ソフ
トウェアは、磁気テープと、ROM又は集積回路と、光
磁気ディスクと、コンピュータモジュール901と別の
装置との間の無線伝送チャネル又は赤外線伝送チャネル
と、PCMCIAカードなどのコンピュータ可読カード
と、電子メール伝送及びウェブサイトに記録された情報
を含むインターネット及びイントラネットと類似物を含
む、他のコンピュータ可読媒体からコンピュータシステ
ム900にロードすることもできる。前述は、関連する
コンピュータ可読媒体の単なる例示である。他のコンピ
ュータ可読媒体を、本発明の範囲及び趣旨から逸脱せず
に実践することができる。
【0020】図1に戻って、メディアブラウザ101に
よって使用されるメタデータには、ローカルコンピュー
タ105から直接、又はサーバ108などのインターネ
ット102上のアクセス可能なサイトからアクセスする
ことができる。通常、マルチメディアコンテンツのコレ
クションに関するメタデータは、少なくとも1つの対応
するメターデータ項目を有するコンテンツの各項目と共
に、コレクション(例えば、リポジトリ又はデータベー
ス)に保管される。図1からわかるように、各コンテン
ツデータベース又はストア107、112、及び114
は、それぞれ、対応するデータベース106、110、
及び111に関連付けられ、これらのデータベースは対
応する各々のコンテンツデータベース又はストア10
7、112、及び114内のコンテンツへのアクセスを
容易にするためにメタデータ項目を保存するように構成
される。以下では、メタデータ項目を、それに対応する
項目(通常はコンテンツ)の記述とも称し、用語、メタ
データコレクションは、そのような記述のコレクション
を指す。
【0021】好ましい例では、メディアブラウザ101
は、コンテンツ(107、112、及び114)にアク
セスする必要なしにメタデータにアクセスすることがで
きる。言い換えると、記述はコンテンツの項目の一体化
された部分として保管されるのではない。これは、メデ
ィアブラウザ101がメタデータにアクセスするために
オーディオビジュアルコンテンツの多数の保管フォーマ
ット/トランスポートフォーマットを直接に解釈できる
ことを必要としないことを意味する。
【0022】メディアブラウザ101は、各記述(デー
タベース106、110、及び111内)が、コンテン
ツデータベース又はストア(107、112、及び11
4)内のそれに対応するコンテンツへのリンクを有する
と仮定する。コンテンツが、電子的に保管される場合に
は、これらのリンクを、ユーザによって又はプロセスに
よって発動させるか、電子的に従う(例えば120、1
15、及び116)ことができる。その代わりに、リン
ク118などのリンクによって非電子的な位置(例えば
フィルムアーカイブ)への経路を記述することができ
る。非電子リンクは、能動的ではなく(即ち、リモート
ユーザ又はプロセスがそれに従うことができない)、従
って、使用可能なコンテンツの知識を与えるだけであ
る。よって、そのような非電子リンクを用いてリモート
ユーザが、メディアブラウザ101を使用してコンテン
ツをプレビューする能力を得ることはできない。
【0023】メディアブラウザ101は、メタデータを
標準的な形で表現できることを必要とする。好ましい例
では、個々の記述の構文及び構造が、スキーマによって
定義される。コンテンツの異なる項目の記述で、異なる
スキーマを使用することができる。通常、使用されるス
キーマは、コンテンツのタイプと、コンテンツの通常の
使用法又は目的を反映する。例えば、地質学衛星画像の
メタデータスキーマは、ディジタルホームビデオのスキ
ーマと大きく異なる可能性が非常に高い。
【0024】スキーマは、構文構造及び記述コンポーネ
ント(以下では記述子と称する)の型の性質において異
なる可能性がある。例えば、ディジタルホームビデオの
スキーマでは、それぞれが1つ又は複数のクリップ又は
ショットを含む1つ又は複数のシーンを含むディジタル
ビデオテープを含ませるためにコンテンツのこの型の記
述がモデル化される可能性がある。地質学衛星画像スキ
ーマは、単に各画像を記述するのに使用される特定の地
質学的焦点を有する複数の記述子を有するものとするこ
とができる。好ましい例では、スキーマはW3CのXM
L(ExtensibleMarkup Language)スキーマ(Schema)
言語を使用して表現され、個々の記述はXML文書とし
て表現される。メタデータ表現は、節IIでさらに説明す
る。
【0025】図2に、メディアブラウザ101がインタ
ーネット102を介してメタデータにアクセスできる方
法の例を示す。メタデータへのアクセスの全ては、各リ
ンクのターゲットがURI(Uniform Resource Identif
ier)として表現されるリンクを使用して達成される。
これらのリンクは、メディアブラウザ101によって自
動的に、又はユーザアクション(例えば当の項目をクリ
ックすること)に応答してのいずれかで発動させること
ができる。
【0026】メタデータが、XMLリポジトリ(XML
文書のコレクション)200に保管される場合には、メ
ディアブラウザ101はリポジトリ200のXML記述
へのリンクを使用してリポジトリ200に保管されたメ
タデータへのアクセスを提供することができる。この記
述では、メディアブラウザ101のユーザに提示される
リポジトリ200の構造が表現される。XML記述は、
コンテンツのマルチメディア項目の記述と同一の形で表
現される。言い換えると、記述は、メディアブラウザ1
01からアクセス可能であり、リポジトリ200の構造
を記述するXMLスキーマに準拠することが好ましい。
XML記述には、リポジトリ200の特定のセクション
の他の記述へのリンクを含めることができる(言い換え
ると、リポジトリ200の記述が、単一のXML文書内
に含まれる必要はない)。最終的に、リポジトリXML
記述は、マルチメディア項目の記述へのリンクを有す
る。リポジトリ200内のマルチメディア項目の記述の
それぞれに、対応するコンテンツコレクション202内
の対応するマルチメディア項目へのリンク201が含ま
れることが好ましい。これにより、ユーザ又は顧客が提
示されたメタデータに基づいて項目の表示又は再生を選
択する場合、メディアブラウザ101はこれらの項目を
取り出せるようになる。
【0027】本明細書でレガシデータベース210と称
する非XMLリポジトリへのアクセスが所望される場
合、上述の図1に関して説明したリンクが、メタデータ
サーバ212と称するサーバモジュールを介して動作し
なければならない。メタデータサーバ212は、メタデ
ータのサイト(即ち、ローカル又はリモートのいずれ
か)に配置されることが好ましいが、それが必要ではな
く、メタデータの所有者によって構成され、制御され
る。メタデータサーバ212の目的は、レガシデータベ
ース210に格納されたメタデータを、メディアブラウ
ザ101が必要とするフォーマットに効果的に変換する
ことである。言い換えると、メタデータサーバ212
は、好ましくはメタデータに関する1つ又は複数のスキ
ーマへのアクセスを提供し、これらのスキーマに準拠す
るXML記述を動的に生成しなければならない。メタデ
ータサーバ212が、メタデータコレクションの構造/
構文を記述するスキーマ定義を提供することだけが必要
であり、個々の記述の構造/構文はレガシデータベース
210に格納されることが好ましい。これらのスキーマ
定義は、1つ又は複数のXMLスキーマ文書に含ませて
も良い。リモートメタデータがXMLリポジトリ200
に保管される場合と同様に、メタデータサーバ212が
生成するマルチメディア項目の記述には、レガシデータ
ベース210に対応するコンテンツコレクション214
に保管された対応するマルチメディア項目へのリンクが
含まれる。
【0028】メタデータサーバへのリンクも、URIを
使用して表現される。このURIは、URI自体である
ネットワーク識別子コンポーネントと、メタデータサー
バ要求の詳細を指定する照会文字列からなる。要求は、
インターネット上のHTTP(Hypertext Transfer Pro
tocol)の「get」要求を使用して実行することがで
きる。照会の処理は、メタデータサーバ212が照会文
字列をどのように解釈するかに応じて、コレクションの
構造又はマルチメディア項目のいずれかの記述をもたら
す。
【0029】メタデータサーバ212によって動的に生
成される記述は、メディアブラウザのユーザのブラウジ
ング結果又は検索結果に応答するものとすることができ
る。メタデータサーバについては、以下の節IIIで更に
説明する。
【0030】II.メタデータ表現 好ましい例では、マルチメディア項目の全ての記述がス
キーマに準拠し、スキーマがW3Cのスキーマ言語であ
るXMLスキーマを使用して表されるか表現されること
を前提とする。個々の記述は、XML文書インスタンス
を使用して表現される。XMLスキーマも、XML文書
として表現される。従って、記述(例えばマルチメディ
ア項目の)を、各スキーマと共に、XMLリポジトリ又
はXMLオブジェクトストアに保管することができる。
その代わりに、記述を、データベースに保管し、必要な
時に効果的にXML文書に変換することができる。
【0031】各記述には、それが準拠するスキーマへの
参照が含まれる。参照は、URI(例えばhttp://somes
ite/schemas/DigitalVideoSchema.xsd)を使用して表さ
れる。これは、メディアブラウザが、記述へのアクセス
を得た後に、その記述が準拠する1つ又は複数のスキー
マに直接にアクセスできることを意味する。
【0032】通常、記述(XML文書)の各XML要素
は、一意に識別される名前空間に属するように宣言され
る。XML文書が、属性schemaLocation(XMLSchema
-instance名前空間内)を使用して、特定の名前空間に
関する定義を含むスキーマの位置についてプロセッサに
ヒントを与えることができる。従って、XML文書は、
よって記述も、直接ではなく間接的に1つ又は複数のス
キーマを参照する。
【0033】この文書では、用語「記述子」を、記述の
コンポーネント又はアトムを指すのに使用する。各記述
子には、特徴(記述子名)及び値(記述値)が含まれ
る。場合によっては、記述子値に、他の記述子が含ま
れ、よって、記述子値が、「複合記述子」を形成するこ
とができる。他の場合には、記述子値が、文字列又は日
付などのスカラ値である(即ち単純記述子又は原子的記
述子)。どの場合でも、メディアブラウザ101は、記
述子が、要素(タグ)名が記述子名であり要素の内容が
記述子値である状態で表現されると仮定する。例えば、
単純記述子は、記述子の値(例えば日付、テキスト列、
列挙など)を表現するために要素のテキスト内容(即
ち、タグの間のテキスト)を使用することができる。
【0034】メタデータの構造に関するこの前提は、多
くの実務家が現在マークアップ言語を使用する方法と異
なってはいない。言い換えると、これは実務家が特定の
メタデータ語彙を表現する方法からの大幅な変更を必要
としない。
【0035】記述の例を、これからいくつか示す。単純
記述子、<Photographer>John Smith</Photographer
>では、Photographerが、記述子の名前であり、John S
mithが記述子の値である。単純記述子のテキストの型
は、XMLスキーマのsimpleType構成を使用して制約す
ることができる。
【0036】図8に示された例では、VideoSceneとClip
の両方が、複合記述子である。VideoScene記述子の値
は、この記述子の開始タグと終了タグとの間に含まれる
マークアップである。記述子の名前は、タグ名(即ち、
VideoScene)である。同様に、Clip複合記述子の値は、
Clip記述子の開始タグと終了タグの間に含まれるマーク
アップである。Clip記述子値には、2つの単純記述子Da
te及びLocationが含まれる。Location記述子の値は、開
始Locationタグと終了Locationタグとの間に含まれるテ
キスト(即ち、Sydney,Australia)である。
【0037】意味のある形でユーザに記述を視覚的に提
示するために記述の基本セマンティクスをより良く解釈
できるようになるために、好ましい例に、記述スキーマ
設計者が自分の記述子を定義する時に使用することがで
きる複数の基本属性の定義を含むコアスキーマが含まれ
る。このコアスキーマに含まれる定義の例を、以下の例
Aに示す。この例Aでは、実際のスキーマの一部分だけ
が示されている。この例の定義は、この例ではプレフィ
ックス「mb:」によって識別される一意のメディアブラ
ウザ名前空間に属する。このプレフィックス割当がスキ
ーマ内でxmlns属性を使用して前に実行されていると仮
定する。
【0038】 [例A] 1. <simpleType name = 'DescriptorType'> 2. <restriction base = 'string'> 3. <enumeration value = 'TOC'/> 4. <enumeration value = 'Index'/> 5. <enumeration value = 'Other'/> 6. </restriction> 7. </simpleType> 8. <attribute name = 'id' type = 'ID' /> 9. <attribute name = 'textIdentifier' type = 'string' /> 10. <attribute name = 'visualIdentifier' type = 'anyURI' /> 11. <attributeGroup name = 'DescriptorAttributes'> 12. <attribute ref = 'mb:id' /> 13. <attribute ref = 'mb:textIdentifier' /> 14. <attribute ref = 'mb:visualIdentifier' /> 15. <attribute name = 'updateable' type = 'boolean' default = 'false ' /> 16. </attributeGroup> 17. <attributeGroup name = 'TOCDescriptorAttributes'> 18. <attributeGroup ref = 'mb:DescriptorAttributes' /> 19. <attribute name = 'descriptorType' type = 'mb:DescriptorType' fi xed = 'TOC' /> 20. </attributeGroup> 21. <attributeGroup name = 'IndexDescriptorAttributes'> 22. <attributeGroup ref = 'mb:DescriptorAttributes' /> 23. <attribute name = 'descriptorType' type = 'mb:DescriptorType' fi xed = 'Index'/> 24. </attributeGroup>。
【0039】属性descriptorTypeは、記述が、目次(Ta
ble of Contents)の一部(TOC記述子)として扱わ
れるのか、インデックスの一部(index記述子)として
扱われるのかを定義するのに使用される。
【0040】TOC記述子は、記述の構造を記述するの
に使用され、通常は複合記述子である。TOC記述子
は、その属性又はその子の属性のいずれかにリンクが含
まれなければならないという意味で、ナビゲート可能で
ある。リンクのターゲットは、別の記述子又はコンテン
ツの項目のいずれかとすることができる。TOC記述子
は、読者が作品のセクションに直接に移動できるように
するという点で、書籍の目次(table of contents)の
項目に類似する。
【0041】index記述子は、通常、階層式に構成され
た記述子構造の葉ノードであり、しばしばプロパティと
称する(即ち、Microsoft Windows(登録商標)システ
ムでプロパティダイアログを使用して表示されるタイプ
の記述情報)。以下の節IVで、メディアブラウザがdesc
riptorType属性を使用する方法を説明する。
【0042】属性は、記述子の視覚的識別子又はテキス
ト識別子もしくはその両方を含めるのにも使用される。
視覚的識別子(即ち、visualIdentifier属性)は、サム
ネイル又はムービー/オーディオトラックプレビューの
URIとすることができる。テキスト識別子(即ち、te
xtIdentifier属性)は、視覚的識別子の代わりに、又は
これに追加して使用することができる。テキスト識別子
には、通常、記述子を説明する文字列値が含まれる。視
覚的識別子がない場合に、メディアブラウザは、このテ
キスト値に基づいて視覚的表現を構築することができ
る。これらのコア属性が、メディアブラウザのユーザイ
ンターフェースを「駆動」する。言い換えると、これら
はプレゼンテーションのために含まれている。
【0043】コアスキーマで定義されるこれらの視覚的
属性のほかに、好ましい例では、リンキングセマンティ
クスを提供するために、開発中のW3C XLink標
準規格(http://www.w3.org/TR/xlinkに記載されてい
る)のリンキング属性を使用する。XLinkは、HT
MLの<A>リンキング要素などの基本的な一方向リン
クと、より複雑なリンキング構造の両方を作成するため
のフレームワークを提供する。単純リンキング要素は、
好ましい例の共通のリンキング要件である。これらのリ
ンクは、2つの記述子(即ち、メタデータの項目)の間
のリンクと、記述子(メタデータ)とコンテンツ(例え
ば、画像、ビデオなど)の間のリンクを表現するのに使
用することができる。XLinkは、拡張されたリン
ク、ロケータ、及びアークなどの他のリンキングタイプ
も提供する。リンキングタイプの完全なリストは、htt
p://www.w3.org/TR/xlinkに記載されている。
【0044】XLinkを使用するリンクの存在は、X
Linkリンキング要素によってアサートされる。これ
らの要素は、適当な表示又は振る舞いを提供するため
に、アプリケーションによって理解される必要がある。
XLinkでは、名前空間を使用してリンク認識を達成
する。好ましい例によって使用されるXLink名前空
間はURI、http://www.w3.org/1999/xlinkを有し、x
linkプレフィックスに関連付けられる。この関連付
けは、XMLのxmlns属性を使用して達成される(例え
ば、xmlns:xlink='http://www.w3.org/1999/xlink')。
XLinkの名前空間は、任意の名前空間に含まれる要
素に対して使用することができるグローバル属性の定義
を提供する。これらのグローバル属性(xlink:type, xl
ink:href,xlink:role, xlink:title, xlink:show, xlin
k:actuate, xlink:from, xlink:to)は、要素をリンキ
ング要素として認識可能にするのに使用することができ
る。例えば、特定の要素について、xlink:type属性の値
に「simple」がセットされている場合には、その要素
は、単純リンク要素として扱われ、属性xlink:hrefの値
に、そのリンクのターゲットが含まれる。この説明の目
的のために、XMLスキーマを使用するリンキング属性
の定義を、以下の例Bに含める。
【0045】 [例B] 1. <?xml version='1.0'?> 2. <schema 3. xmlns = 'http://www.w3.org/2001/XMLSchema' 4. xmlns:xlink = 'http://www.w3.org/1999/xlink' 5. targetNamespace = 'http://www.w3.org/1999/xlink' 6. attributeFormDefault = 'qualified' 7. version = '1.0'> 8. <simpleType name = 'LinkType'> 9. <restriction base = 'string'> 10. <enumeration value = 'simple'/> 11. <enumeration value = 'extended'/> 12. <enumeration value = 'locator'/> 13. <enumeration value = 'arc'/> 14. <enumeration value = 'resource'/> 15. <enumeration value = 'title'/> 16. <enumeration value = 'none'/> 17. </restriction> 18. </simpleType> 19. <simpleType name = 'ShowType' > 20. <restriction base = 'string'> 21. <enumeration value = 'new'/> 22. <enumeration value = 'replace'/> 23. <enumeration value = 'embed'/> 24. <enumeration value = 'other'/> 25. <enumeration value = 'none'/> 26. </restriction> 27. </simpleType> 28. <simpleType name = 'ActuateType' > 29. <restriction base = 'string'> 30. <enumeration value = 'onLoad'/> 31. <enumeration value = 'onRequest'/> 32. <enumeration value = 'other'/> 33. <enumeration value = 'none'/> 34. </restriction> 35. </simpleType> 36. <attribute name = 'type' type = 'xlink:LinkType' default = 'sim ple'/> 37. <attribute name = 'show' type = 'xlink:ShowType' default = 'new '/> 38. <attribute name = 'role' type = 'QName' default = 'resource' /> 39. <attribute name = 'actuate' type = 'xlink:ActuateType'/> 40. <attribute name = 'href' type = 'anyURI'/> 41. <attribute name = 'arcrole' type = 'string'/> 42. <attribute name = 'title' type = 'string'/> 43. <attribute name = 'label' type = 'NMTOKEN'/> 44. <attribute name = 'from' type = 'NMTOKEN'/> 45. <attribute name = 'to' type = 'NMTOKEN'/> 46. </schema>。
【0046】特定のスキーマで、スキーマの個々の記述
子を宣言する時に、コアXLink属性及びメディアブ
ラウザ属性を使用することができる。以下の例Cでは、
特定の記述子VideoClip、Date、及びPhotographerが、
特定のスキーマで宣言される。実際のスキーマの一部だ
けが示されており、メディアブラウザ名前空間及びXL
ink名前空間への参照がそれぞれ名前空間プレフィッ
クスmb及びxlinkを介して仮定されていることに
留意されたい。XMLスキーマでは、これらの名前空間
プレフィックスがXMLスキーマ言語のxmlns属性を使
用して割り当てられる。メディアブラウザ属性は、例C
の行21に見られるように、TOCDescriptorAttributesに
関するその定義から未変更のままで参照される。しか
し、例えば行24に見られるものなどの、参照されるXL
ink属性の1つが、その元の定義からさらに再定義さ
れている。例えば、VideoClip記述子は、単純リンキン
グ要素であり、従って、xlink:type属性の値は、「simp
le」というデフォルト値になる。単純リンクに関して、
要素(記述子)はリンクソースであり、単一のリンクエ
ンドが存在しなければならない。この単一のリンクエン
ドは、xlink:href属性を使用して表現される。単純リン
クが有効になるためには、この属性の値を供給しなけれ
ばならない(従って、この属性のuse制約に「require
d」がセットされている)。また、VideoClip記述子のxl
ink:href属性は「resource」というそのデフォルト値に
なることに留意されたい(即ち、リンクのターゲットは
記述されているコンテンツの項目であると仮定されなけ
ればならない)。
【0047】 [例C] 1. <element name = 'VideoClip'> 2. <complexType> 3. <element name = 'Date'> 4. <complexType> 5. <simpleContent> 6. <extension base = 'date'> 7. <attributeGroup ref = 'mb:IndexDescriptorAttributes'/> 8. </extension> 9. </simpleContent> 10. </complexType> 11. </element> 12. <element name = 'Photographer' > 13. </complexType> 14. <simpleContent> 15. <extension base = 'string'> 16. <attributeGroup ref = 'mb:IndexDescriptorAttributes'/ > 17. </extension> 18. </simpleContent> 19. </complexType> 20. </element> 21. <attributeGroup ref = 'mb:TOCDescriptorAttributes'/> 22. <attribute ref = 'xlink:type'/> 23. <attribute ref = 'xlink:role'/> 24. <attribute ref = 'xlink:href' use = 'required'/> 25. </complexType> 26. </element>。
【0048】この特定のスキーマ断片に準拠する記述
に、例Dの断片を含めることができる。
【0049】 [例D] 1. <VideoClip xlink:href = 'http://someSite/content/video/clip999.mpg' > 2. <Date>2000-04-18</Date> 3. <Photographer>John Smith</Photographer> 4. </VideoClip>。
【0050】好ましい例では、コアメディアブラウザ属
性はスキーマ又は記述もしくはその両方で明示的に表現
される。代替例では、以下で説明するように、記述の他
の情報からこれらの属性値を推論することができる。例
えば、記述子/要素は、それにその属性内又はその子の
属性内のいずれかのリンクが含まれる場合に、TOCの
一部として扱うことができる。更に、子孫リンクを有し
ない記述子は、index記述子として扱うことができる。
同様に、視覚的識別子を、要素(記述子)名から自動的
に構築することができる。これらの属性値を推論する方
法を、後にこの節で詳細に説明する。
【0051】明らかに、コアメディアブラウザ及びxl
inkのセマンティックスを表現できる代替の形があ
る。例えば、XMLスキーマを使用すると、コアDescri
ptor型を定義し、そのコア型からTOCDescriptor型及びI
ndexDescriptor型を導出することができる(以下の例E
を参照されたい)。その場合に、個々のスキーマ定義に
よって、これらの基本型を拡張して、例Cで定義された
ものなどの実装ベースの記述子を提供することができ
る。また、好ましい例では、そのスキーマ表現言語とし
てXMLスキーマを使用しているが、他の適当な表現力
のあるスキーマ言語を使用しても良い。
【0052】 [例E] 1. <simpleType name = 'DescriptorType'> 2. <restriction base = 'string'> 3. <enumeration value = 'TOC'/> 4. <enumeration value = 'Index'/> 5. <enumeration value = 'Other'/> 6. </restriction> 7. </simpleType> 8. <complexType name = 'Descriptor'> 9. <attribute name = 'id' type = 'ID'/> 10. <attribute name = 'textIdentifier' type = 'string'/> 11. <attribute name = 'visualIdentifier' type = 'anyURI'/> 12. <attribute name = 'descriptorType' type = 'DescriptorType'/> 13. <attribute name = 'value' type = 'xsd:anyType'/> 14. <attribute ref = 'xlink:href'/> 15. </complexType> 16. <complexType name = 'TOCDescriptor'> 17. <restriction base = 'Descriptor'> 18. <attribute name = 'id' type = 'ID'/> 19. <attribute name = 'textIdentifier' type = 'string'/> 20. <attribute name = 'visualIdentifier' type = 'anyURI'/> 21. <attribute name = 'descriptorType' type = 'DescriptorType' fixed = 'TOC'/> 22. <attribute name = 'value' use = 'prohibited'/> 23. <attribute ref = 'xlink:href'/> 24. </restriction> 25. </complexType> 26. <complexType name = 'IndexDescriptor'> 27. <restriction base = 'Descriptor'> 28. <attribute name = 'id' type = 'ID'/> 29. <attribute name = 'textIdentifier' type = 'string'/> 30. <attribute name = 'visualIdentifier' type = 'anyURI'/> 31. <attribute name = 'descriptorType' type = 'DescriptorType' fixed = 'Index'/> 32. <attribute name = 'value' type = 'xsd:anyType'/> 33. <attribute ref = 'xlink:href' use = 'prohibited'/> 34. </restriction> 35. </complexType>。
【0053】[メタデータの解釈]実際には、ユーザが
メディアブラウザ101を使用して視覚化することを望
むメタデータの全てで、上述したメディアブラウザ10
1属性及びXLink属性が明示的に使用されるわけで
はない。新しい記述を解析した時に、メディアブラウザ
101は、まず受信したメタデータのタイプの識別を試
みるが、このタイプの例には、それぞれが当技術分野で
既知のメタデータ標準規格である、画像に関するDublin
Core, MPEG-7又はDIG35を含めることができる。通常、
これは、記述のルート要素宣言又は名前空間宣言のいず
れかを検査することによって達成することができる。メ
ディアブラウザ101がメタデータ標準規格を識別する
場合、メディアブラウザ101は、XSLTスタイルシ
ートを使用して、入力の文書木(記述)を、メディアブ
ラウザ属性及びXLink属性を明示的に使用するもの
に変換する。それ以上の処理は不要である。言い換える
と、この変換によって、それ以上の処理なしでメディア
ブラウザが提示できる記述がもたらされる。
【0054】他の全ての記述について、検査を実行し
て、好ましいメディアブラウザ属性が存在することを保
証することを試みる。それらが存在しない場合には、好
ましい実施形態では、入力メタデータに関する適当なメ
ディアブラウザ属性の作成のための規則のリストを使用
する。規則は次の通りである。 (i)href属性が、単純リンクのターゲットを表現する
ために仮定され、xlink:href属性として表現される。リ
ンクのターゲット値が、XMLの拡張子を有するか拡張
子なしのURIである場合、別の記述へのリンクを仮定
し(即ち、xlink:roleに「description」をセットす
る)、そうでない場合には、リンクが、関連するコンテ
ンツへのリンクであると仮定する(即ち、xlink:roleに
「resource」をセットする)。リンクの型は、単純であ
ると仮定する(即ち、xlink:typeに「simple」をセット
する)。 (ii)要素は、記述子又はその子のどれかのいずれかに
リンクが含まれる場合、TOC記述子として分類される
(即ち、mb:descriptorTypeに「TOC」をセットする)。
リンクは、元のメタデータで、要素コンテンツ又は属性
として表現される可能性がある。TOC記述子として分
類されない要素は、index記述子であると仮定する。 (iii)記述子が、visualIdentifier又はtextIdentifer
を有しない場合、記述子のname属性が存在すればその属
性から、そうでなければ要素名から得られる値を用いて
textIdentiferを作成する。これに関して、メディアブ
ラウザ101は、存在すれば、必ずvisualIdentifierを
表示し、そうでなければtextIdentiferを使用すること
が好ましい。 (iv)記述子に、それがvisualIdentifierとして働くこ
とができる可能性があることを示す名前を有する属性が
含まれる場合(例えばkeyFrame, thumbnail, previewな
ど)、その属性の値を使用してvisualIdentifier属性を
作成する。この規則は、各属性名を可能なvisualIdenti
fier名のリストに対して検査することによって実施する
ことができる。
【0055】上述したリストは4つのルールだけである
が、代替のルール又は追加のルールもしくはその両方を
開発して、未知のメタデータ型の意味のある解釈を提供
することができることを諒解されたい。
【0056】しかし、メタデータフォーマットの先見的
知識によって、スタイルシート作成者が情報に基づく変
換を定義できるようになるので、XSLTスタイルシー
トの使用が望ましい手法である。例えば、visualIdenti
fier属性の値を別の属性の値から直接得ることもでき
る。既知の拡張されたDublin Core属性のサブセットに
基づく、メディアブラウザによって使用可能な形への任
意のビデオメタデータの変換の例を図15に示す。
【0057】図15では、ソース記述及び変換された記
述がXML要素ノード木として示され、属性が対応する
ノードの右の箱に示されている。要素は、楕円形を使用
して表される。従って、例えばソース記述1580で、
VideoDocument要素1500は5つの属性1502即
ち、DC.Title, DC.Creator, DC.Subject, DC.Type,及び
hrefを有する。表記{att_name}を使用して、名前att_
nameを有する、ソース文書内の対応する要素の属性の値
を表す。avptr表記は、XPointer断片を使用してオーデ
ィオビジュアルコンテンツ内にアドレッシングする方法
である。例えば、 http://../AusWild883.mpg#avptr(time::2:05.00,2:55.
20) は、オーディオビジュアルコンテンツAusWild883.mpgの
断片を参照し、ここで、断片は、コンテンツの先頭から
2分5秒の位置から始まり、2分55.2秒で終わる。
【0058】図15のXSLT変換1528は、複数の
属性1502(例えば、DC.Title)を有するビデオ文書
要素1500に関するソース記述1580の構文及びセ
マンティクスの知識を用いて構成される。例えば、図示
の変換では、ソースScene要素1504、1506、及
び1508の属性の組1510のDC.Identifier属性の
値と、Shot要素1512、1514、及び1516の属
性の組1518のDC.Identifier属性が、単に参照識別
子であり、追加情報を提供しないと仮定する。このた
め、この変換では、これらの参照をmb:id属性の値とし
て使用する。これらの識別子がメタデータのユーザに意
味を伝える場合、これらの属性を、例えばScene要素のD
C.Description属性1544として、index記述子に変換
することができる。また、図15では、変換される記述
子がソース記述の初期フレーム粒度を維持しないことに
留意されたい。言い換えると、正規化された記述153
0には、ソース記述1500のようにFrame記述が含ま
れてはいない。これは、通常、メディアブラウザインタ
ーフェース101の知識を用いて操作する、スタイルシ
ート1528の設計者によって行われた決定を表す。
【0059】図15の例では、要素を使用して構造を表
現し、属性を使用してプロパティを表す記述を要素木に
変換することが、当初は逆効果に見える可能性がある。
しかし、どの情報が属性として表現されるべきか、どの
情報が要素として表現されるべきかという概念は、上述
したように、しばしば、メディアタイプに伴って変化す
る。このため、ソースメタデータの要素木への変換は、
メタデータの正規化の一形態であり、よって、変換15
28はメディアブラウザ101による処理及び提示が可
能な正規化された記述1590をもたらす。
【0060】ソース記述1580は、付録1に記載のX
ML文書である。メディアブラウザ101は、関連する
スキーマが存在する場合、それらのスキーマの変換を試
みない。その結果、変換された記述はスキーマに準拠せ
ず、それゆえ、記述に注釈を付けることができない。こ
れは、変換された記述1590のルート要素1532で
メディアブラウザ101のupdateable属性にfalseをセ
ットすることによって、変換された記述内で強調されて
いる。変換1528を達成するのに使用されたXSLT
スタイルシートを付録2に示す。
【0061】III.メタデータサーバ メタデータサーバ212へのリンクは、URIを使用し
て表現される。要求を記述する表現がメタデータサーバ
212を一意に識別するURIに付加される。例えば、
URI:http://somesite/myMetadata/Svr?<query_str
ing>は、疑問符記号の前のURIの部分である識別子
コンポーネントと、メタデータサーバ212に送信され
る要求に関する情報を運ぶ要求コンポーネントを有す
る。識別子コンポーネントは、それ自体がURIであ
る。
【0062】好ましい例では、まずURIの識別子部分
を使用して、ネットワーク102上でメタデータサーバ
212を突き止めることによってリンクを解釈する。メ
タデータサーバ212を識別できないと、障害を発生し
たリンクがもたらされ、メディアブラウザ101のユー
ザに、走行中のプロセスを検出できなかったことについ
て通知することができる。好ましい例では、メタデータ
サーバ212が、プロセスとして走行中でなければなら
ず、メタデータサーバ212によって実行される処理
を、メディアブラウザ101から開始することはできな
い。代替例では、メディアブラウザ101は1つ又は複
数のメタデータサーバプロセスを開始するように構成さ
れても良い。
【0063】識別されたメタデータサーバ212が要求
を受信した時に、サーバ212は、要求を解釈し、その
要求を満足するXML記述を応答する。この記述はXM
Lとして送信されるのが好ましいが、望まれるか必要な
場合には、記述をエンコードすることができる。記述に
使用される型及び要素は、メディアブラウザ101がア
クセスできるスキーマで定義されることが好ましい。記
述は、説明される例ではメディアブラウザ101によっ
てそれらのスキーマに対して検証されないが、メディア
ブラウザ101は、スキーマにアクセスできることを好
む。スキーマが使用可能でない場合には、一部のメディ
アブラウザ機能が、使用可能でなくなる可能性がある。
メタデータサーバ212によって使用されるスキーマの
型及び要素が上述の節IIで定義したコア属性を使用して
導出されることが好ましい。
【0064】メタデータサーバ212に向けられる要求
は、ブラウジング又は検索式に必要なメタデータに関す
るものとすることができる。要求では、要求元のメディ
アブラウザサービスへのXMLの配送を制御する様々な
パラメータも指定することができる。
【0065】メタデータサーバ212に向けられた要求
の結果は、型MetadataCollection又はそれから導出され
た型のいずれかである、1要素に含まれることが好まし
い記述であり、その例を、以下の例Fに示す。Metadata
Collection型は、メタデータサーバが、要求元のメディ
アブラウザアプリケーション又はサービスに情報を明示
的に返す手段を提供する(例えば、要求を満足する項目
の数及び記述で実際に返される項目の数)。
【0066】 [例F] 1. <complexType = 'MetadataCollection'> 2. <attribute name = 'descriptorType' type = mb:DescriptorType fixed = 'Other'/> 3. <attribute name = 'requestID' type = 'string'/> 4. <attribute name = 'noItemsIdentified' type = 'integer'/> 5. <attribute name = 'noItemsReturned' type = 'integer''/> 6. <attribute name = 'startItemReturned' type = 'integer'/> 7. </complexType>。
【0067】要求構文の詳細を説明する前に、メディア
ブラウザ101によってメタデータサーバ212との間
で行われる通信の全体的な処理モデルを、図3のフロー
チャートを参照して説明する。まずステップ300で、
URIからメタデータサーバ212を識別する。その
後、ステップ301で、識別されたメタデータサーバ2
12に要求を送信する。具体的に言うと、好ましい例で
行われるのは、メタデータサーバ要求を含むURIが、
HTTPを使用して取り出されるということである。言
い換えると、ステップ300及び301は、単一の処理
として実行される。その後、システムは、ステップ30
2で応答を待つ。ステップ303で検査を実行して、応
答を受信したかどうかを調べる。そうでない場合には、
ステップ304で、待ち期間を所定のタイムアウトと比
較し、待ち期間がタイムアウトを超えない場合には、制
御をステップ302に戻す。待ち期間がタイムアウトを
超える場合には、ステップ306で、メディアブラウザ
のユーザにエラーを報告し、ステップ310で処理を終
了する(即ち、メタデータサーバ212に、なんらかの
理由で到達しなかった)。
【0068】ステップ303で応答を受信した場合に
は、メディアブラウザ101は応答を検査する。メディ
アブラウザ101が応答を処理できない(例えば、応答
が正しく構成されていない)場合には、ステップ306
でエラーを報告し、ステップ310で処理を終了する。
応答を処理(即ち解析)できる場合には、更なる処理の
ためにメディアブラウザ101内の適当なモジュールに
応答を渡し、ステップ310で処理を終了する。
【0069】要求の構文を、これから詳細に説明する。
【0070】通常、ほとんどのレガシデータベースで
は、メタデータを関係データベースに保管し、標準照会
言語(SQL)を使用してこれらのデータベースにアク
セスする。一方で、XML文書、よってメディアブラウ
ザ101は、階層的な形で情報(メタデータ)を表現す
る。メタデータサーバ212要求は、この2つの異なる
表現の間のブリッジを提供しなければならない。要求が
SQLに基づくならば、メタデータサーバの実装が簡単
になる可能性があるが、メディアブラウザ101はXM
L関連テクノロジを使用する。具体的に言うと、メタデ
ータサーバ要求は、http://www.w3.org/TR/xpathで見つ
けることができるW3C RecommendationXPath Version
1.0に基づく。新生のW3C標準XQueryを使用すること
も可能である。
【0071】XPathは、処理されるノードのクラスを記
述する、非常に理解できる形を提供する。これは、手続
的ではなく宣言的であり、ディレクトリ表記にならって
モデル化された単純なパターン構文を使用する。XPath
表現の最も一般的な形態は、ロケーションパスである。
ロケーションパスでは、コンテキストノードに対する相
対的なノードの組が選択される。ロケーションパスは、
絶対的(ルートノードを表す「/」から始まる)又は相
対的(コンテキストノードに対する)とすることができ
る。例えば、表現book/authorは、コンテキストノード
のbook子の全てのauthor子を選択する相対ロケーション
パスである。XPath構文は、例によって最も簡単に理解
され、複数の例がhttp://www.w3.org/TR/xpathに示され
ている。複数のXPathの例を以下に示す。 (i)/*によって、ルートノードの全ての子が選択され
る (ii)/doc/chapter[5]/section[2]によって、docの5
番目のchapterの2番目のsectionが選択される (iii)*/paraによって、コンテキストノードのpara孫
の全てが選択される (iv)para[@type="warning"]によって、コンテキスト
ノードのpara子のうちで、値がwarningであるtype属性
を有するものが全て選択される (v)chapter[title="Introduction"]によって、コン
テキストノードのchapter子のうちで、Introductionに
等しい文字列値を有する1つ又は複数のtitle子を有す
るものが選択される。
【0072】XPathのロケーションパス構文は、ブラウ
ジング要求の表現及び構造化照会に直接に使用可能であ
る。非構造化照会(検索式)をメタデータサーバへの要
求としてパッケージ化するために、XPathの機能表記を
使用する。これは、XPathのより詳細な理解を必要とす
る。
【0073】XPathの主な構文構成要素は、その表現で
ある。表現は、以下の4つの基本型の1つであるオブジ
ェクトを作るために評価される。 ・Node-set(重複がないノードの順序なし集合) ・Boolean(真又は偽) ・Number(浮動小数点数値) ・String ロケーションパスは、上述したように、XPath表現の特
殊な場合である。ロケーションパスは、パスによって選
択されたノードの組を返す。ロケーションパスのうち
で、大括弧「[]」によって囲まれた部分を述部と呼
ぶ。述部は、それ自体が、ロケーションステップの定義
された軸(選択されたノードとコンテキストノードの間
の木関係)に関して選択されたノードセットをフィルタ
リングするように働くBoolean結果を返すXPath表現であ
る。
【0074】表現は、関数呼出しとすることもでき、関
数は、任意選択として引数をとる。関数呼出しのEBNF
(拡張バッカス正規形式)定義は、http://www.w3.org/
TR/xpathにある、上述の参照したW3C Recommendatio
nのSection 3.2からとられる。そのような表現の例を示
す。
【0075】FunctionCall ::= FunctionName'('(Argum
ent(','Argument)*)?)' Argument ::= Expr このプロダクションExprが、XPathの基本構成要素であ
ることに留意されたい。XPath実施形態によって実装さ
れなければならないコア関数ライブラリが存在する。こ
のライブラリの各関数は、戻り型、関数の名前、及び引
数の型を与える関数プロトタイプを使用して指定され
る。非構造化照会を実行するために要求を渡すのに使用
することができるコア関数は存在しないが、ユーザ関数
を定義することによってXPathを拡張するのは単純であ
る。
【0076】従って、要求の構文は、XPathに基づき、
メディアブラウザへのメタデータの伝送を制御するパラ
メータを指定する追加の機能性を有する。その構文を、
EBNFを使用して以下に詳細に示す。
【0077】 Request ::= XPathExpression ('&'ParameterList)? ParameterList ::= MaximumItems? ('&'StartItem)?('
&'NumberLevels)? ('&'TransactionID)? MaximumItems ::= 'maxItems='Number StartItem ::= 'StartItem='Number NumberLevels ::='NoLevels='Number TransactionID ::='requestID='Nmtoken Number ::=Didit (Digit)* Requestには、単一のXPathExpressioneとその後の任意
選択のParameterListが含まれる。XPathExpressionは、
述部表現が追加の関数呼出し Functtion: Boolean query(unstructuredQuery) をサポートしなければならないことを除き、http://ww
w.w3.org/TR/xpathに記載のXPath Version 1.0のプロダ
クションLocationPathに一致する。
【0078】この関数を、ロケーションパスに含めるこ
とができ、この関数を使用してメタデータサーバ212
がデータベース210に関連する検索エンジンに非構造
化照会を渡すことを要求することができる。例えば、ロ
ケーションパス/Lifestyles/images[query("surfing")]
は、それゆえ、メタデータサーバ212によって、非構
造化照会「surfing」を満足する、Lifestylesノードの
子である全てのimagesを見つけることとして解釈され
る。表現unstructuredQueryはURIに含むために、適
当にエンコードしなければならないことに留意された
い。適当なエンコーディングは、http://www.ietf.org/
rfc.htmlから入手可能な、Network WorkingGroupのRequ
est for Comments(RFC)2396によって指定される。
【0079】上述したNmtoken及びDigitの両方が、XML
Version 1.0 Recommendationで定義されている(http:/
/www.w3.org/TR/1998/REC-xml-19980210を参照)。
【0080】RequestのParameterListコンポーネント
は、任意選択である。ParameterListには、任意選択の
個々のプロダクション、MaximumItems、StartItem、Num
berLevels、及びTransactionIDが含まれ、これらによ
り、それぞれmaxItemsパラメータ、startItemパラメー
タ、noLevelsパラメータ、及びrequestIDパラメータが
指定される。これらのパラメータのどれも指定されない
場合には、メディアブラウザ101はデフォルト値を使
用する。
【0081】パラメータmaxItemsは、メタデータサーバ
212によって返される項目の最大個数を指す。従っ
て、例えば、コレクションの特定のセクションに多数の
項目が含まれる場合に、メディアブラウザは、まず、例
えば(n=101)項目を要求することができる。デフ
ォルト値は、メディアブラウザ101内でユーザによっ
て指定される。このパラメータは、メディアブラウザ1
01によって、Requestに自動的に挿入される。ユーザ
が値を指定しない場合には、システムデフォルトが使用
される(例えばmaxItems=100)。
【0082】startItemパラメータを用いると、メディ
アブラウザ101は指定された項目番号から始めて、次
のn項目を得ることができるようになる。startItemパ
ラメータは、メタデータサーバ212から検索結果を取
り出す際に有用である。これがURIで指定されない場
合には、「1」の値がメタデータサーバ212によって
仮定される。
【0083】パラメータnoLevelsによって、メディアブ
ラウザ101は返される記述の構造を定義できるように
なる。通常、記述の単一(階層)レベルが要求される
が、複数のレベルの階層を含む特定のビュー(例えばビ
デオのシーン及びクリップ)をユーザが要求する場合
に、より多数のレベルが望ましい場合がある。このパラ
メータが指定されない場合には、1(階層)レベルの値
が仮定される。
【0084】requestIDパラメータを用いると、前の要
求を参照する要求を式で表せるようになる。例えば、前
の要求の結果から項目の次の組を得ることが望ましい場
合がある。requestIDが指定された場合には、メタデー
タサーバ212は、requestIDによって識別される前の
要求を使用して応答することを試みる。requestIDによ
って識別される要求が、もはやメタデータサーバ212
のキャッシュ内で使用可能でない場合には、その要求に
関連する処理を繰り返さなければならない。requestID
は、メタデータサーバ212に関して一意の値であり、
メタデータサーバ212によって生成される(メタデー
タサーバ212による要求の受信を表すタイムスタンプ
に基づくものとすることができる)。requestIDは、型M
etadataCollection(例Fを参照されたい)又はその型
から導出された型を有する要素を使用してメディアブラ
ウザ101に返すことができる。
【0085】[ブラウジング要求]一実施形態では、ブ
ラウジングのためのメタデータコレクションへのブラウ
ジングエントリを最初に得る時に使用されるデフォルト
Requestを、XPathExpression、「/*」と、ParameterLis
t内でフォーマットされた所望のパラメータ(例えば「/
*&maxItems=100&noLevels=2」)とすることができる。
対応するURIは、次のようになる。
【0086】http://mySite/myMetadataSvr?/*&maxItem
s=100&noLevels=2 ここで、//mySite/myMetadataSvrが、メタデータサーバ
プロセスのURIである。
【0087】この要求を受信した時に、メタデータサー
バ212が、要求を満足するために手順を呼び出す。こ
の手順は、関連するメタデータコレクションのXML記
述の動的生成をもたらす。従って、この記述は、関連す
るメタデータコレクションをそれによってブラウズする
ことができる構造を反映する。メタデータコレクション
を、ある形態のデータベースに保管することが一般的で
ある。例えば、メタデータサーバ212を、コレクショ
ンのカテゴリ又はパブリッシャセクションを提供するよ
うに構成し、その結果、ユーザがより簡単にメタデータ
をブラウズできるようにすることができる。通常、これ
らのカテゴリは、データベース項目を記述するのに使用
されるスキーマに反映される。その代わりに、メタデー
タサーバ212が、データベース内の別々の項目の全て
のリストを単純に送信することにより、メディアブラウ
ザ101からの要求に応答することができる。
【0088】通常の使用のシナリオを説明するために、
次の構造を有する画像メタデータ・データベースを検討
する。このデータベースは、図7に示すように、Lifest
yles、Sports、及びAnimalsを含む複数のカテゴリから
なる。Lifestylesカテゴリは、それ以上の構造を有しな
い(即ち、画像だけから構成される)が、Sportsカテゴ
リは、サブカテゴリに更に構造化され、Animalsカテゴ
リは、更にサブカテゴリに構造化され、その後、画像ク
ラスに構造化される。この説明の目的にとって、このデ
ータが実際にどのように保管されるかは、重要でない。
【0089】メタデータサーバ212が、そのメタデー
タコレクションに関するその変換機能を実施できる固定
された形はない。1つの可能な形を以下に説明する。
【0090】メタデータサーバ212は、Category、Su
bcategory、Class、及びImageの型のXMLスキーマ定
義に基づいて記述を生成する。通常、これらのスキーマ
定義は、単一のXMLスキーマ文書内に存在する。これ
らの定義で、メディアブラウザ101属性及びグローバ
ルXLink属性のコア属性(上述した節IIを参照)を
使用することが好ましい。そのような定義の基本的な例
を、以下に、XMLスキーマの例Gに示す。定義で、xl
ink:show属性を使用して、メディアブラウザ101にソ
ース側でリンクのターゲットを「埋め込む」(即ち、メ
タデータサーバ212によって生成される記述断片が、
リンクソース要素のコンテンツとして単純に含まれる)
ように指示できることに留意されたい。定義では、これ
らの属性値に「replace」をセットすることもでき、こ
の場合には、メディアブラウザ101が、リンクソース
である記述子を、メタデータサーバ212によって供給
された記述断片に置換する。
【0091】 [例G:XMLスキーマの例] 1. <?xml version='1.0'?> 2. <schema 3. xmlns = 'http://www.w3.org/1999/XMLSchema' 4. xmlns:mb = 'http://www.cisra.com.au/MediaBrowser' 5. xmlns:xlink = 'http://www.w3.org/1999/xlink' 6. xmlns:image = 'http://www.somesite/ImageLibrary' 7. targetNamespace = 'http://www.somesite/ImageLibrary' 8. version = '1.0'> 9. <element name = 'ImageLibrary'> 10. <complexType> 11. <complexContent> 12. <extension base = 'mb:MetadataCollection'> 13. <choice> 14. <element ref = 'im:Category' minOccurs = '0' maxOccurs = 'unbounded'/> 15. <element ref = 'im:SubCategory' minOccurs = '0' maxOccurs = 'unbounded'/> 16. <element ref = 'im:Class' minOccurs = '0' maxOccurs = 'unbounded'/> 17. <element ref = 'im:Image' minOccurs = '0' maxOccurs = 'unbounded'/> 18. </choice> 19. </extension> 20. </complexContent> 21. </complexType> 22. </element> 23. <element name = 'Category'> 24. <complexType> 25. <choice> 26. <element ref = 'im:SubCatgeory'/> 27. <element ref = 'im:Image'/> 28. </choice> 29. <attributeGroup ref = 'mb:TOCDescriptorAttributes'/> 30. <attribute ref = 'xlink:type'/> 31. <attribute ref = 'xlink:href'/> 32. <attribute ref = 'xlink:role'/> 33. <attribute ref = 'xlink:show'/> 34. </complexType> 35. </element> 36. <element name = 'SubCategory'> 37. <complexType> 38. <choice> 39. <element ref = 'im:Class'/> 40. <element ref = 'im:Image'/> 41. </choice> 42. <attributeGroup ref = 'mb:TOCDescriptorAttributes'/> 43. <attribute ref = 'xlink:type'/> 44. <attribute ref = 'xlink:href'/> 45. <attribute ref = 'xlink:role'/> 46. <attribute ref = 'xlink:show'/> 47. </complexType> 49. </element> 50. <element name = 'Class'> 51. <complexType> 52. <element ref = 'im:Image'/> 53. <attributeGroup ref = 'mb:TOCDescriptorAttributes'/> 54. <attribute ref = 'xlink:type'/> 55. <attribute ref = 'xlink:href'/> 56. <attribute ref = 'xlink:role'/> 57. <attribute ref = 'xlink:show'/> 58. </complexType> 59. </element> 60. element name = 'Image'> 61. <complexType> 62. <sequence> 63. <element ref = 'im:ImageID'/> 64. <element ref = 'im:Name'/> 65. <element ref = 'im:Caption'/> 66. <element ref = 'im:Photographer'/> 67. <element ref = 'im:Keywords'/> 68. </sequence> 69. <attributeGroup ref = 'mb:TOCDescriptorAttributes'/> 70. <attribute ref = 'xlink:type'/> 71. <attribute ref = 'xlink:href'/> 72. <attribute ref = 'xlink:role'/> 73. <attribute ref = 'xlink:show'/> 74. </complexType> 75. </element> 76. <element name = 'Name'> 77. <complexType> 78. <simpleContent> 79. <extension base = 'string'> 80. <attributeGroup ref = 'mb:IndexDescriptorAttributes'/> 81. </extension> 82. </simpleContent> 83. </complexType> 84. </element> 85. <element name = 'Photographer'> 86. <complexType> 87. <simpleContent> 88. <extension base = 'string'> 89. <attributeGroup ref = 'mb:IndexDescriptorAttributes'/> 90. </extension> 91. </simpleContent> 92. </complexType> 93. </element> 94. <element name = 'ImageID'> 95. <complexType> 96. simpleContent> 97. <extension base = 'string'> 98. <attributeGroup ref = 'mb:IndexDescriptorAttributes'/> 99. </extension> 100. </simpleContent> 101. </complexType> 102. </element> 103. <element name = 'Caption'> 104. <complexType> 105. <simpleContent> 106. <extension base = 'string'> 107. <attributeGroup ref = 'mb:IndexDescriptorAttributes'/> 108. </extension> 109. </simpleContent> 110. </complexType> 111. </element> 112. <element name = 'Keywords'> 113. <complexType> 114. <simpleContent> 115. <extension base = 'string'> 116. <attributeGroup ref = 'mb:IndexDescriptorAttributes'/> 117. </extension> 118. </simpleContent> 119. </complexType> 120. </element> 121. </schema>。
【0092】例Gのスキーマ文書には、メディアブラウ
ザ(mb)名前空間について定義されたMetadataCollec
tion型(例Fを参照)を拡張したルート要素、ImageLib
raryの宣言が含まれる。従って、これは、基本型につい
て定義された属性の全て(即ち、descriptorType、requ
estID、noItemsIdentified、noItemsReturned、及びsta
rtItemRuterned)を継承する。更に、ImageLibraryは、
記述子のリスト:Category、SubCategory、Class、又は
Imageのどれをも含むように定義される。このルート要
素のコンテンツとしてメタデータサーバによって実際に
返されるものは、受信した要求に依存する。
【0093】このスキーマ文書には、TOC記述子:Ca
tegory、SubCategory、Class、及びImageの宣言も含ま
れる。これらの記述子のそれぞれは、属性グループTOCD
escriptorAttributes(mb名前空間から、上記した例
Aで定義される)及びリンキング属性の組(xlink名前
空間からのtype、href、role、及びshow)を含むように
定義される。
【0094】この例では、type属性、show属性、及びro
le属性のデフォルトがインスタンス(例えば、要求に応
答してメタデータサーバによって生成されるXML文
書)内で上書きされない限り、「simple」、「new」、
及び「resource」になる。従って、例えば、xlink:show
属性のデフォルト値は、別のメタデータサーバ要求への
リンクを含めなければならない場合、上書きする必要が
ある。この場合、通常、この属性の所望の値が「embe
d」であり、これにより、生成された記述の受信側が、
その要素コンテンツ記述を、メタデータサーバへのリン
クソースを含む記述子の子要素として埋め込むことを指
示される。xlink:show属性の値に「replace」をセット
することも可能であり、これは、生成される記述の要素
コンテンツを、メタデータサーバへのオリジナルリンク
を含む記述子に置換しなければならないことを意味す
る。xlink:show属性のデフォルト値は、リソースへのリ
ンクが実在的である場合に使用することができる。この
場合は、ユーザはそのリソースを新しいウィンドウに表
示することを望む(従って、デフォルト値に単語「ne
w」が使用される)。
【0095】また、生成される記述は、リンクの目的が
別の記述にリンクすることである場合に、xlink:role属
性の値を上書きする必要がある。この場合、この属性の
値に、「description」をセットしなければならない。
【0096】例Gの宣言された記述子のそれぞれが、vi
sualIdentifier属性を継承する(TOCDescriptorAttribu
tesグループ又はIndexDescriptorAttributesグループの
いずれかから)。この属性は、メディアブラウザ101
によって、項目のコンテンツの視覚的表現を提供するの
に使用される。例えば、項目が画像である場合に、visu
alIdentifier属性値に、通常、画像のサムネイルのUR
Iが含まれる。カテゴリ、サブカテゴリ、及びクラスの
場合には、visualIdentifier属性値に、アイコンのUR
Iを含めることができる。この属性が指定されない場合
には、メディアブラウザ101が、供給されたtextIden
tifier属性値から、又は、この値も供給されない場合に
は、要素の名前から(この場合、Image、Class、Subcat
egory、又はCategory)、その項目の視覚的識別子を生
成することが好ましい。
【0097】「/*」Requestの受信時に、メタデータサ
ーバ212は、以下の例HのXML断片のように、コレ
クションのXML記述を生成する。この記述は、型Meta
dataCollection(例Gを参照)になるように宣言された
要素に含まれ、この記述には、次の記述のためにメタデ
ータサーバに戻るリンクが含まれる。メタデータサーバ
が、この戻りリンクでXPathExpressionを指定するだけ
でよいことに留意されたい。要求をディスパッチする前
に、URIにParameterListを追加するのは、メディア
ブラウザの責任である。
【0098】 [例H:返されるXML記述断片] 1. <ImageLibrary 2. requestID = '19999123' 3. noItemsIdentified = '3' 4. startItemReturned = '1' 5. noItemsReturned = '3'> 6. <Category 7. textIdentifier = 'Lifestyles' 8. xlink:href = "http://mySite/myMetadataSvr?Category [@textIdentifier= 'Lifestyles']/Image" 9. xlink:role = 'description' 10. xlink:show = 'embed' 11. visualIdentifier = 'http://mySite/Metadata/icons/Lifestyles.gif '/> 12. <Category 13. textIdentifier = 'Sports' 14. xlink:href = "http://mySite/myMetadataSvr?Category [@textIdentifier= 'Sports']/Subcategory" 15. xlink:role = 'description' 16. xlink:show = 'embed' 17. visualIdentifier = 'http://mySite/Metadata/icons/Sports.gif'/> 18. <Category 19. textIdentifier = 'Animals' 20. xlink:href="http://mySite/myMetadataSvr?Category [@textIdentifier ='Animals']/Subcategory" 21. xlink:role = 'description' 22. xlink:show = 'embed' 23. visualIdentifier = 'http://mySite/Metadata/icons/Animals.gif'/ > 24. </ImageLibrary>。
【0099】上記の例Hでは、メタデータサーバ212
への戻りリンクの記述XPathExpressionsを使用して、Li
festylesカテゴリ内と、Sportsカテゴリ及びAnimalsカ
テゴリのサブカテゴリ内の画像のそれぞれへのリンクを
識別する。これらのリンクは、上記の項目がメディアブ
ラウザ101で視覚的に提示された時にユーザが上記の
項目の1つを展開することを選択した時に、活動化され
る。前の説明及びこの後の説明では、コンテキストノー
ドがコレクションのルートノードであると仮定して、XP
athExpressionsが、相対ロケーションパスとして指定さ
れている。その代わりに、絶対パスを使用することがで
きる。
【0100】上の例Hでは、メタデータサーバ212へ
の戻りリンクのURIターゲットに、「[」文字及
び「]」文字が含まれる。一般に、RFC 2396に
よれば、これらの文字は、一部のゲートウェイ及びトラ
ンスポートエージェントによって排除される可能性があ
るので、これらの文字をURI内でエンコードされない
ままにすることは賢明ではない。これらの文字は、読み
やすくするために、この例及び以下の例でエンコードさ
れないままにされている。
【0101】例えば、例Hに示されたXML断片が処理
され、ユーザに提示された時に、「Sports」カテゴリの
視覚的識別子が選択された場合に、メタデータサーバへ
の対応する戻りリンクが発動される。メタデータサーバ
212は、以下の例Iに示される記述断片を生成し、返
すことにより、このリンクに応答する。
【0102】 [例I:返されるXML記述断片] 1. <ImageLibrary 2. requestID = '19999124' 3. noItemsIdentified = '1200' 4. startItemReturned = '1' 5. noItemsReturned = '100'> 6. <Subcategory 7. textIdentifier = 'Basketball' 8. xlink:href = "http://mySite/myMetadataSvr?Category [@textIdentifier= 'Sports']/Subcategory [@textIdentifier='Basketball']/Image" 9. xlink:role = 'description' 10. xlink:show = 'embed'/> 11. <Subcategory 12. textIdentifier = 'Football' 13. xlink:href = "http://mySite/myMetadataSvr?Category [@textIdentifier= 'Sports']/Subcategory [@textIdentifier='Football']/Image" 14. xlink:role = 'description' 15. xlink:show = 'embed'/> 16. <Subcategory 17. textIdentifier = 'Hockey 18. xlink:href = "http://mySite/myMetadataSvr?Category [@textIdentifier= 'Sports']/Subcategory [@textIdentifier='Hockey']/Image" 20. xlink:role = 'description' 21. xlink:show = 'embed'/> 22. </ImageLibrary>。
【0103】返される記述が、適切に形成されることが
好ましい。更に、返される記述は、メディアブラウザ1
01によって解析可能でなければならない。リンクのコ
ンテンツを受信した時のメディアブラウザ101のアク
ションは、前に説明したxlink属性showに依存する。通
常、この属性には「embed」がセットされ、その場合に
は、受信した記述がリンクのソースで埋め込まれる。受
信した記述で、コンテナ要素(例えば例Fで定義された
型MetadataCollectionの)が使用される場合には、この
要素も埋め込まれる。埋め込まれたコンテナ要素は、
「Other」のdescriptorType値(例Aを参照)を有する
ものとして定義されることが好ましい。その代わりに、
前に述べたように、xlink:show属性に、「replace」を
セットすることができ、この場合には、リンクのコンテ
ンツがリンクソースを含む要素に置換される。xlink:sh
ow属性がメタデータサーバによって生成された記述内の
リンク要素に関して含まれない場合には、デフォルトの
アクションは「new」である。これは、リンクのコンテ
ンツが、新しいウィンドウに表示されることを意味す
る。明らかに、これは、記述よりもコンテンツ(即ちリ
ソース)について望ましい振る舞いである。
【0104】コレクションの記述を、さらに、ユーザが
これらのサブカテゴリの1つを選択することによって利
用することができる。このアクションの結果、メタデー
タサーバ212が、選択されたサブカテゴリに含まれる
画像の記述を生成する。
【0105】例Iの記述は、メタデータサーバ212に
よって動的に生成されるが、この記述に、単一の階層レ
ベルだけが含まれることに留意されたい。これは、UR
IのParameterListでnoLevelsパラメータを指定するこ
とによって変更することができる。場合によっては、Re
questで、親と子の両方のTOC要素を必要とするビュ
ーを生成するために、2レベルの階層記述が要求される
場合がある。例えば、メディアブラウザ101が2レベ
ルのビューを使用しており、2レベルのTOC階層を含
む記述を取り出すことを望む場合、メディアブラウザ1
01は、URIに「nolevels=2」パラメータを付加す
る。例えば、リンク http://mySite/myMetadataSvr?Category/Subcategory[C
ategory/@textIdentifier='Sprots']&noLevels=2 は、下の例Jに示された記述断片をもたらす。
【0106】第2レベルは、リンクのターゲットである
レベルのTOC子であると仮定される。noLevelsの値が
1を超える時に、パラメータmaxItems及びstartItemの
値が記述の最下位TOCレベルを参照しなければならな
いことが好ましい。同様に、返されるパラメータの値
も、記述の最下位レベルを参照する。また、最下位TO
CレベルのIndex記述子の子も、以下の例Jに示された
返されるXMLに含めることができることに留意された
い。
【0107】 [例J:返されるXML記述断片] 1. <ImageLibrary 2. requestID = '19999125' 3. noItemsIdentified = '500' 4. startItemReturned = '1' 5. noItemsReturned = '100'> 6. <Subcategory 7. textIdentifier = 'Basketball' 8. xlink:href = "http://mySite/myMetadataSvr?Category [@textIdentifier= 'Sports']/Subcategory [@textIdentifier ='Basketball']/Image" 9. xlink:role = 'description' 10. xlink:show = 'embed'> 11. </Image 12. textIdentifier = 'Image1' 13. xlink:href = "http://mySite/images/image1.jpg'> 14. <ImageID> Image001 </ImageID> 15. Etc. 16. </Image 17. textIdentifier = 'Image2' 18. xlink:href = "http://mySite/images/image2.jpg'> 19. <ImageID> Image002 </ImageID> 20. Etc. m. </Subcategory> m+1. <Subcategory m+2. textIdentifier = 'Football' m+3. xlink:href = "http://mySite/myMetadataSvr?Category [@textIdentifier ='Sports']/Subcategory [@textIdentifier ='Football']/Image" m+4. xlink:role = 'description' m+5. xlink:show = 'embed'> m+x Etc. n. </Subcategory> n+1. </ImageLibrary>。
【0108】[検索要求]検索要求は、高度検索オプシ
ョンを使用して構造化照会を指定するユーザ、又は単純
検索オプションを使用して非構造化照会を指定するユー
ザのいずれかから発する可能性がある。用語「構造化」
照会は、本明細書では、情報ソースの既知のプロパティ
の用語に関して表現される制約の組からなる照会を意味
するのに使用される。これらの制約は、結合的(論理
積)な形又は離接的(論理和)な形もしくはこの2つの
混合で組み合わせることができる。用語「非構造化」照
会は、本明細書では、結合の有無を問わず、キーワード
及び式のリストからなる照会を意味するのに使用される
(例えば、Yahoo!(登録商標)、AltaVista(登録商
標)などのほとんどの検索エンジンによって使用される
タイプの照会)。この2つの照会タイプの間の主要な相
違は、構造化照会が、情報ソースの知識(例えば、メタ
データデータベースのスキーマ)を用いて式で表される
ことである。
【0109】構造化照会が形成される場合には、この照
会は、XPathExpressionを使用して表現され、制約が前
の節でブラウジングに関して説明したように、ロケーシ
ョンステップの述部として表現されることが好ましい。
従って、非構造化照会だけを、この節で検討する必要が
ある。
【0110】現在存在するほとんどのメタデータコレク
ションは、非構造化検索関数を有する。多くの場合に、
かなりの労力が、この検索関数を、速度及び適切な結果
に関してできる限り最適にするために費やされてきた。
その結果、非構造化照会がユーザによって指定される時
には、必ず、これらの検索機能を使用することが有利で
ある。
【0111】非構造化照会を、前にこの節で定義した照
会関数呼出しを使用して、メタデータサーバ212に渡
すことができる。この関数呼出しは、ロケーションパス
のステップの述部内に含まれることが好ましい。ロケー
ションパスに、そのロケーションステップのそれぞれの
述部を含めることができるので、XPathExpressionに、
複数の非構造化照会式を含めることができる。しかし、
非構造化照会に基づく要求のほとんどに、単一の照会式
が含まれる。例えば、XPathExpressionである//image[q
uery("dog OR cat")]によって、ルートノードの子孫で
あり、照会「dogOR cat」を満足する全てのimage項目が
選択される。XPathExpressionは、URIの一部として
ディスパッチされる前に、適当にエンコードされる必要
があることに留意されたい(RFC 2396を参
照)。例えば、空白文字は、文字3つ組%20を使用し
てエンコードしなければならない。
【0112】通常、検索は、多数の項目をもたらす可能
性がある。メディアブラウザ101に返される記述は、
記述に含まれる項目の数に関して、maxItemsパラメータ
を使用することによって制限することができる。結果の
第1の組を受け取った後に、メディアブラウザ101
は、startItemパラメータを使用することによって、次
の組を要求することができる。これを行うために、メデ
ィアブラウザ101は、元の要求に対する応答と共にメ
タデータサーバ212が返したrequestIDを含める。言
い換えると、返されるrequestIDにより、後の要求によ
ってアクセスできるトランザクションの開始が識別され
る。
【0113】以上は、メタデータサーバ212の構成に
関する複数の言外の意味を有する。というのは、そのよ
うな要求が、メタデータサーバ212が前の要求の結果
を保存でき、アクセスできることを必要とするからであ
る。しかし、伝統的なサーバ例では、キャッシュ内に要
求の結果を無期限に維持することができない。前の要求
を参照する要求が到着した場合に、メタデータサーバ2
12が、requestIDをそのキャッシュに記憶された要求
結果と照合することを試みることが好ましい。要求がも
はやキャッシュ内にない場合には、それを再処理する。
代替の例では、一致を達成できない場合に、メタデータ
サーバ212が、任意選択として、要求の再処理を行う
前に、テキスト的類似性に基づいてその要求を他の要求
と突き合わせることを試みることができる。この手法
は、メタデータサーバ212による大きく重複した処理
を除去できるという点で役立つ。従って、メタデータサ
ーバ212のキャッシュのサイズは、実装依存とするこ
とができる。
【0114】IV.メディアブラウザアプリケーション メディアブラウザ101は、ユーザに、異なるメタデー
タコレクションをブラウズし、検索するための単一のユ
ーザインターフェースを提供する。メディアブラウザ1
01の例のグラフィカルユーザインターフェース400
を、図4に示す。メディアブラウザインターフェース4
00は、ユーザにコンテンツ(の項目)に関連するメタ
データを介するコンテンツ(の特定の項目)のブラウズ
又は検索のいずれかのオプションを与える。メディアブ
ラウザ101は、独立型アプリケーションとして(例え
ば、米国のMivrosoft Corporation社によって製造され
るWord97など)又は複数同時ユーザに供給するこ
とができるサービスとして、実施することができる。好
ましい例では、メディアブラウザ101がサービスとし
て実施される。このモードでは、各ユーザが、彼らのパ
ーソナライズされたTOCにアクセスするために、サー
ビスにログインすることを要求される。メディアブラウ
ザ101のサービス態様を、以下の節Vで更に説明す
る。この節は、メディアブラウザ101の機能性の説明
に当てられる。この説明では、メディアブラウザサービ
スを仮定するが、その機能性を、独立型プログラムとし
て同等によく実施できることは明白である。
【0115】通常、メディアブラウザ101は、デフォ
ルトのメディアツールプラグインの組と共に実施され
る。メディアブラウザ101のユーザは、彼ら自身の実
装にプラグインされる更なるメディアツールを選択で
き、好ましくはインターネットを介してダウンロードす
ることができる。各プラグインは、ターゲットメディア
タイプの定義された組を有する。メタデータのブラウズ
及び検索からメディア再生/表示を分離することが、メ
ディアブラウザ101の重要な概念である。というの
は、これによって、アプリケーションを特定のユーザ/
環境に適合できるようになるからである。
【0116】メディアブラウザ101は、ユーザがアク
セスを選択した情報ランドスケープの構造を表すTable
of Contents(TOC)を供給することにより、メタデ
ータへのブラウジングアクセスを可能にする。この情報
ランドスケープには、ローカルメタデータへのリンク又
はリモートメタデータへのリンクもしくはその両方を含
めることができ、情報ランドスケープは、通常、ユーザ
が個人的な興味に関係するメタデータサイトを発見した
時に、各ユーザによってカスタマイズされる。デフォル
トTOCが、新しいユーザのそれぞれに提供されること
が好ましい。
【0117】基礎となる情報ランドスケープは、全ての
レベルで記述(即ちXML文書)として表される。これ
は、XMLの場合にはノード及びリンクを含む木である
記述の基本構造が、ユーザがTOCのエントリポイント
を表示しているかコンテンツ(例えばディジタルビデ
オ)のマルチメディア項目の記述の詳細を表示している
かにかかわらず、同一であることを意味する。TOC
は、情報ランドスケープの視覚的表現なので、ユーザの
TOC内のナビゲーションは、TOCの全てのレベルに
ついて変更されない。これは、インターフェース400
が、ユーザが異なるウェブサイトのメタデータをブラウ
ズしているか、メタデータコレクションの異なるセクシ
ョン(例えば画像メタデータコレクションのカテゴリ)
のメタデータをブラウズしているか、マルチメディアコ
ンテンツ(例えばディジタルビデオテープ内のクリッ
プ)の記述内のメタデータをブラウズしているかにかか
わらず、同一であることを意味する。
【0118】TOCは、選択可能である項目によって形
成される。これらの項目には、TOC記述子の視覚的表
現が含まれる(メタデータ表現の詳細については、節II
を参照されたい)。項目には、ブラウジングの際にユー
ザを助けるための視覚的識別子が含まれる。通常、視覚
的識別子は、ある形でコンテンツを表している。これ
は、マルチメディアコンテンツの項目に対応する視覚的
識別子の場合に特にそうである。視覚的識別子の例に
は、単純なテキスト、グラフィカルにデザインされたテ
キスト、画像のサムネイル、アニメーション、及びビデ
オの短いプレビューが含まれる。これらの視覚的識別子
が、記述によって供給されることが好ましいが、そうで
ない場合には、メディアブラウザ101が、記述に含ま
れる情報(例えばtextIdentifier属性又は要素名)から
これらをグラフィカルに生成することができる。視覚的
識別子は、節II及び節IIIで詳細に説明した。
【0119】好ましい例で提供されるブラウジング機能
性を、これから図5を参照して説明する。メディアブラ
ウザ101を活動化する時に、情報ランドスケープの最
初の記述がステップ500で読み取られる。この最初の
記述には、通常、異なるメタデータコレクション又はメ
タデータコレクションのセクションへのトップレベルリ
ンクの組が含まれる。メディアブラウザ101は、その
後、ステップ501で、この記述を処理し、記述から最
初のTOCを構築する。通常、記述の処理には、記述を
含むXML文書の解析と、コンピュータメモリ内のオブ
ジェクトモデルを使用する記述の提示が含まれる。ステ
ップ501に、記述から全てのTOC記述子を検出し、
これらの記述子からTOCを作成することが含まれるこ
とが好ましい。TOC記述子とindex記述子との区別
が、節IIで説明したコアdescriptorType属性を使用して
実行されることが好ましい。
【0120】次のステップ502で、最初のTOCのビ
ューを生成し、ユーザに提示する。このビューは、Mivr
osoft Corporation社が製造するWINDOWS EXPLORERなど
のアプリケーションによって使用される木構造の形で提
供することができる。図4に示された長方形のパネル4
02を設けて、情報ランドスケープの最初のレベルの項
目に対応する視覚的識別子404を示すことが好まし
い。例えば、これは、複数の最初のメタデータコレクシ
ョンを識別する視覚的識別子の格子とすることができ
る。
【0121】メディアブラウザ101は、その後、ユー
ザイベントを待つ。ステップ503で、ユーザが、例え
ば視覚的識別子404をクリックすることによって、項
目を選択する時に、ステップ504で、対応する記述子
を検査して、それが子TOC記述子を有するかどうかを
判定する。これは、個々の記述に複数レベルの構造が含
まれる場合である可能性がある(例えば、コレクション
の記述に、しばしば、1つの記述内の複数のTOCレベ
ルが含まれる場合がある)。項目が子TOC項目を有す
る場合には、制御がステップ510に進み、子項目を用
いてTOCのビューを更新する。
【0122】選択された項目が、子TOC項目を有しな
い場合には、ステップ505で、メディアブラウザ10
1が、項目に記述へのリンクが含まれるかどうかを判定
する。これは、リンクのソースを表すリンキング要素が
「rescription」の指定されたrole(リンキング要素のr
oleは前に説明した)を有する場合に、明示的に達成す
ることができる。リンクのroleが定義されていない場合
には、メディアブラウザ101は、リンクターゲットの
URIのファイル拡張子に基づいてターゲットが更なる
記述であるかどうかを判定する。例えば、拡張子が「.x
ml」である場合には、記述がまず仮定される。しかし、
「.xml」ファイルを解析する際に、そのファイルが、指
定された記述スキーマに従わないことがわかった場合に
は、メディアブラウザ101は「.xml」ファイルを記述
ではなくリソースとして扱うことが好ましい。
【0123】選択された項目に、更なる記述へのリンク
が含まれる場合には、ステップ506が実施され、この
ステップで、メディアブラウザ101は、指定された記
述が記述キャッシュ内で使用可能である(即ち、おそら
くは別のユーザのために又は現在のユーザとの前のセッ
ションのために、記述が前に取り出された)かどうかを
判定する。記述が使用可能でない場合には、ステップ5
07で、メディアブラウザ101は、その記述を取り出
す。これは、HTTPのget要求を標準ウェブブラウザ
に転送することによって達成することができる。ステッ
プ508で、返された記述を処理し、記述キャッシュに
保管する。ステップ509で、最初のTOCを作成する
際に使用されたものと同一の原理を使用して、新しい記
述を反映するようにTOCを更新する。最後に、ステッ
プ510で、TOCのビューも更新し、更なる対話のた
めにユーザに提示する。ステップ510の後に、制御
は、ステップ503に戻り、TOCからのさらなる選択
を行うことができる。
【0124】前の段落で説明したブラウジングイベント
は、情報ランドスケープの新しいレベルの項目を含むよ
うにビューイングパネルが更新されることをもたらすこ
とが好ましい。例えば、この新しいレベルで、特定のメ
タデータコレクションの主要なカテゴリを示すことがで
きる。
【0125】ステップ505で、選択された項目に更な
る記述へのリンクが含まれない場合には、そのリンクを
コンテンツの項目へのリンクとして扱う。ステップ52
0で、項目の視覚的識別子を強調表示し、ステップ52
1で、更なるアクションを行うことができる。例えば、
識別子を複数の他の項目と共に選択し、インターフェー
ス400の一部を形成するスタック406又は買い物か
ご408にドラッグすることができる。コンテンツの項
目へのリンクが、ユーザによってダブルクリックされる
場合には、その項目を選択された項目のコンテンツタイ
プ用のデフォルトメディアツールを使用して、即座に提
示するか、再生する。
【0126】メディアブラウザ101の好ましい実施形
態では、2種類の検索が可能である。単純検索は、ユー
ザが検索入力ボックス410にテキスト照会を供給し、
単純検索機能412を選択することによって構築され
る。ユーザは、高度検索414を選択することにより、
使用可能なindex記述子のリストを使用する高度な構造
化照会を構築することもできる。後者のオプションが可
能であるのは、メディアブラウザ101が異なる記述に
使用されるスキーマの知識を有するからである。メディ
アブラウザ101は、1つ又は複数の選択された記述子
に関連するindex記述子のリストを構築でき、ユーザが
選択されたindex記述子の必要な値を入力することによ
って照会の制約を指定できることが好ましい。そのよう
にユーザによって入力される制約が、結合的(「論理
積」風)に結合されることが好ましいが、明らかに他の
代替案(離散的組み合わせ又はこの2つの混合)も可能
である。ユーザは、制約の種類(例えば、等しい、未
満、超える、含む、不等)を指定することもできなけれ
ばならない。例えば、ユーザが、発行者「ABC」によ
って発行され、100ドルから200ドルの範囲のコス
トを有する画像について画像データベースを検索したい
場合に、ユーザがテキスト照会でキーワードを使用する
だけよりも、使用可能な記述子から直接に構造化照会を
構築できる場合の方が、照会が成功する可能性が高い。
後者の手法は、上で述べた単純検索機能に対応するが、
画像記述のどこにでも配置される文字列「ABC」、
「100ドル」、及び「200ドル」をもたらす可能性
がある。構造化検索照会の処理は、以下で更に説明す
る。
【0127】メディアブラウザの好ましい例の検索機能
性を、これから図6を参照して説明する。最初のステッ
プ600で、ユーザが、検索に関する1つ又は複数のコ
ンテキスト項目を指定する。これらは、ステップ603
で検索が開始される時に検索される、TOC内の項目で
ある。ステップ601で、ユーザが高度検索を選択した
かどうかを判定する。ユーザが、高度検索の実行を選択
しない場合には、制御はステップ602に移り、ここ
で、ユーザが、上述したテキスト照会を指定するように
要求される。この照会は、ユーザが関心を持っているキ
ーワード又は句のリストからのものとすることができ
る。
【0128】ユーザが高度検索の実行を選択した場合に
は、制御はステップ601からステップ620に移る。
使用可能なindex記述子のリストが、コンテキスト項目
のリストに含まれる記述のいずれかに関係するスキーマ
定義及び宣言から生成される。好ましい実施形態では、
index記述子が上述の節IIで述べた、descriptorType属
性によってTOC記述子から区別される。ユーザは、ス
テップ621で、使用可能な記述子のリスト及び基本的
な検索結合演算子(例えばAND、OR、及びNOT)
の組に基づいて構造化照会を表現することができる。ユ
ーザは、特定のindex記述子に対する許容可能な範囲を
表現し(例えば、項目の価格が100ドルを超えて20
0ドル未満でなければならない)、制約のタイプを示す
(例えば等しい又は含む)ことができる。
【0129】ステップ603で、ユーザが、現在の照会
(テキスト又は構造化)を用いる検索を開始する。この
後に、ステップ604で、コンテキスト項目のリストの
最初の項目が識別される。ステップ605で、新しいス
レッド又はプロセスが作成され、その後、コンテキスト
項目について開始される。その次のステップ606で、
検査を行って、識別されたコンテキスト項目が、関連す
るメタデータサーバを有するかどうかを調べる。コンテ
キスト項目が特定のメタデータコレクションに関する原
点又はルートである場合には、ステップ606に、記述
内のリンクの検査が含まれる。識別されたコンテキスト
項目が、原点又はルート項目でない場合には、TOCを
検査して、識別された項目の親についてメタデータサー
バが存在するかどうかを確立する必要がある。そのよう
な検査が、識別された項目に関する関連するメタデータ
サーバの位置をもたらす場合には、メタデータコレクシ
ョン内の識別された項目のコンテキストを、照会を要求
としてメタデータサーバに運ぶXPathExpressionのロケ
ーションパスに含める。例えば、検索について選択され
たコンテキスト項目が「Image Collection ABC」内の
「Lifestyleカテゴリ」である場合には、次のようなU
RIで、検索要求がメタデータサーバに渡される。
【0130】http://www.ImagesABC.com/MetadataSvr?/
Category[textIdentifier='Lifestyles']/Image[query
[<expression>] ここで、<expression>に、非構造化照会が含まれる。
【0131】ステップ606で、関連するメタデータサ
ーバが識別される場合には、ステップ608で、照会を
URIとして(節IIIで説明した要求構文を使用して)
表現し、識別されたメタデータサーバに送信する。
【0132】ステップ606で、メタデータサーバが識
別されない場合には、ステップ604で識別されたコン
テキスト項目内の要求を満足する項目について検索を開
始し、制御をステップ609に移して、更なるコンテキ
スト項目を検出する。更なる項目が存在する場合には、
ステップ610で、コンテキスト項目のリスト内の次の
項目を識別し、制御をステップ605に戻す。ステップ
609で、識別すべきコンテキスト項目がもうないこと
がわかった場合には、制御をステップ620に移して、
検索プロセスは、検索結果が到着するのを待つ。これに
関して、個々のコンテキスト項目に対する多数の検索プ
ロセスが動作し、実質的に同時に結果を返す可能性があ
ることを諒解されたい。全てのスレッド又はプロセスが
完了した時に、ステップ625で、個々の検索プロセス
の結果を照合し、ステップ630で処理を終了する。代
替実施形態では、全てのスレッドが完了する前に、結果
の照合及び表示を開始することができる。
【0133】好ましい実施形態では、ユーザの照会(構
造化又は非構造化)が、選択されたコンテキストのそれ
ぞれに無変更で渡される。代替実施形態では、コンテキ
ストのそれぞれに転送される有効な照会を、システムに
よって変更し、コンテキストの能力を考慮に入れること
ができる。
【0134】ユーザは、メディアブラウザ101のブラ
ウジング及び検索の機能性を使用して関心があるマルチ
メディアコンテンツを突き止めることができる。ユーザ
は、項目の視覚的識別子を図4に示されたスタック40
6にドラッグすることにより、項目の一時的コレクショ
ンを構築することができる。スタック406は、任意選
択として保存し、後のセッションで再呼出しすることが
できる、メタデータ参照のコレクションを表す。スタッ
ク406は、ビューイングウィンドウに表示することが
でき、検索に関するコンテキスト項目として選択するこ
とができるという点で、情報ランドスケープの他のレベ
ルと同様に扱われる。スタック406は、エントリTO
Cの「Stacks」見出しの下で情報ランドスケープに挿入
することもできる。ユーザは、スタック406の内容を
保存し、その後、後のセッションで、保存されたスタッ
ク406を取り出し、使用することができる。
【0135】コンテンツが、即座に所望され、オンライ
ン購入が使用可能である場合には、ユーザはその項目を
買い物かご408にドラッグすることができる。買い物
かご408は、効果的に特殊化されたスタックである。
代替インターフェースでは、買い物かご408をそのよ
うなものとして単純に表現することができる。いつで
も、ユーザは買い物かごを右クリックして、「購入」プ
ラグインメディアツールを開始することができる。その
代わりに、ユーザはマウスを買い物かごアイコンの上に
移動して、使用可能なメディアツールのメニューを表示
し、このメニューから選択を行うこともできる。
【0136】「購入」プラグインは、既に説明した、メ
ディア表示機能及びメディア再生機能を提供するメディ
アツールと同一の形で動作する。ユーザは、その実施形
態の適当な「購入」ツールを選択することができる。購
入ツールは、単純に、買い物かご408内の項目のそれ
ぞれを調べ、それらの項目をオンラインで購入できるか
どうかを確立し、そうである場合には、ユーザをコンテ
ンツプロバイダ/ディストリビュータのサイトにリダイ
レクトして、項目を購入する。代替構成では、ユーザは
メディアブラウザサービスに関するアカウントを確立す
ることができ、これらのアカウントを介して項目を購入
するために、メディアブラウザサービスを、節Vで更に
説明する。
【0137】V.メディアブラウザビジネスシステム 節IVで説明したメディアブラウザ101は、サービスと
して実装することができる。好ましい実施形態では、メ
ディアブラウザ101は技術的にはクライアント−サー
バアプリケーションとして実装され、ユーザがインター
ネットからログインできるサービスとして動作する。各
ユーザは、好ましくはパスワードによってセキュアに識
別され、サービスに関して、指定された限界までのデー
タを保管することができる。このユーザデータは、最初
のTOC記述、ユーザプリファレンス、保管されたスタ
ック、及びクライアント動作に必要な他の情報(例えば
ユーザプリファレンス、ローカルにインストールされた
プラグインに関する情報など)からなる。このサービス
が、周期的(例えば毎月)な購読料に対してユーザに提
供されることが好ましい。
【0138】上述したように、サービスとしてメディア
ブラウザ101を動作させることの主な技術的長所の1
つは記述をキャッシュ記憶できることである。従って、
例えば、会社「ABC」がメディアブラウザサービスを
インストールし、会社「ABC」の多数のユーザが特定
のメタデータコレクションを使用する場合、このコレク
ションからの記述がサービスの記述キャッシュ内で使用
可能になる。言い換えると、記述を、個々のユーザのそ
れぞれのために取り出す必要がない。これは、主要な長
所を表す。
【0139】好ましい実施形態では、メディアブラウザ
サービスが標準ウェブサーバにリンクしたサービスとし
て動作する。従って、メディアブラウザクライアントを
標準ウェブブラウザを使用して実装することができる。
これは、ユーザが単純にメディアブラウザホームページ
に行って、ユーザ自身のコンピュータワークステーショ
ンでクライアントを始動できることを意味する。サーバ
は、通常、ほとんどのウェブサイトの標準ウェブサーバ
と同様に、継続的に動作する。
【0140】好ましい実施形態のモデルでは、デフォル
ト・メディアブラウザサーバが、主サービスプロバイダ
(例えば、テクノロジの知的所有権に対する権利を所有
する会社)のサイトから運営される。他の当事者は、彼
ら自身のイントラネット上で彼ら自身のメディアブラウ
ザサービスをインストールするために、その権利を購入
することができる。そのような選択肢は、自分のイント
ラネットのユーザのためにサービスの速度を最適化する
ことを望んでいる当事者にとって望ましい可能性があ
る。
【0141】上述した開示の更なる長所は、メタデータ
サーバ212の概念を中心とするビジネスシステムにあ
る。節IIIで説明したように、メタデータサーバ212
は、コンテンツプロバイダ/ディストリビュータが、S
QLデータベースなどのレガシシステムに保管されたメ
タデータをそれによって使用可能にすることができる手
段を提供する。従って、コンテンツプロバイダ/ディス
トリビュータがメタデータコレクションをサービスする
メタデータサーバ212を有する能力により、効果的に
顧客ベースが開かれる。というのは、潜在的な顧客が、
潜在的に多数のサイトから彼らのメタデータにアクセス
できるからである。実際、各メディアブラウザクライア
ントは、潜在的に、コンテンツプロバイダ/ディストリ
ビュータのメタデータコレクションへのアクセスを提供
することができる。これにより、売上及び露出の増大と
いう利益がもたらされる。
【0142】しかし、インターネット公衆に彼らの商品
/コンテンツを紹介することを望む全てのウェブサイト
と同様に、潜在的な顧客は、コンテンツプロバイダ/デ
ィストリビュータのメタデータサーバ212の存在に関
して知る必要がある。これが発生することを可能にする
ために、コンテンツプロバイダ/ディストリビュータ
が、メディアブラウザ/メタデータサーバシステム10
0にかかわると決定した時に、コンテンツプロバイダ/
ディストリビュータは、主メディアブラウザサービスプ
ロバイダからサンプルの(カスタマイズ可能な)メタデ
ータサーバをダウンロードする。これを用いて、コンテ
ンツプロバイダは、一般的なプラットホームから、コン
テンツプロバイダのレガシデータベースにアクセスする
ために対応するデータベースマネージャによって使用さ
れるデータベースフォーマットへXMLスキーマフォー
マットをインターフェースするための特定のトランスレ
ータを組み込んだプラットホームへ、サンプルメタデー
タサーバを修正することができる。サンプルメタデータ
サーバを構成する際の、コンテンツプロバイダにとって
のオプションの1つが、彼らの新たに「カスタマイズさ
れた」メタデータサーバを、全てのメディアブラウザサ
ービスを用いて配布されるデフォルトTOCエントリ上
のリンクとして含ませることを選択することである。こ
れは、新しいメタデータサーバへのリンクが、主メディ
アブラウザサービスプロバイダのデフォルトサービスに
現れ、メディアブラウザソフトウェアを用いて副サービ
スのそれぞれに配布されることを意味する。これによっ
て、コンテンツプロバイダの商品の直接広告がもたらさ
れる。明らかに、ユーザは、メディアブラウザサービス
を扱い始める時に、彼ら自身のTOCをカスタマイズす
ることができる。しかし、エントリTOC上のリンクの
最初の存在によって、ユーザに、新たにリンクされたメ
タデータサーバを介して可視にされるメタデータコレク
ションが紹介される。
【0143】彼らのメタデータサーバへのリンクを標準
TOCに含ませることを選択する際に、コンテンツプロ
バイダ/ディストリビュータは、彼らのメタデータサー
バが処理する要求のそれぞれの量について特定の料金を
請求されることに合意する場合がある。この料金は、通
常、非常に安くすることができる(例えば、10000
要求ごとに1米ドル)。インストールされたメタデータ
サーバが、要求の数の記録を保持し、その後、周期的に
サービスに関してコンテンツプロバイダ/ディストリビ
ュータに請求する責任を負う、統合された請求機構を有
することが好ましい。請求されるクレジットカード番号
は、メタデータサーバ内に保護された形で保管すること
ができ、請求は、自動化された電子的な形で実行され
る。
【0144】要約すると、主メディアブラウザサービス
によるメタデータサーバの提供によって、コンテンツプ
ロバイダ/ディストリビュータがマルチメディアコンテ
ンツを宣伝し、販売するための機能強化されたサービス
及び機構を提供できるようになる。メタデータサーバの
実施により、効果的に、コンテンツプロバイダ/ディス
トリビュータのメタデータコレクションがコンテンツプ
ロバイダ/ディストリビュータによって運営される検索
エンジンを単に訪問することに慣れた聴衆より幅広い聴
衆に「開かれる」。更に、メタデータブラウザ/サーバ
システムにより、メタデータのブラウズ/検索が潜在的
な顧客にとってより魅力的になる。これは、顧客が、よ
り便利(即ち、単一インターフェース)、かつ時間効率
の良い(即ち、他のメタデータコレクションと並列に)
形でこれらのアクションを実行できるからである。
【0145】メディアブラウザサービスを使用して彼ら
のオープンメタデータコレクションを効果的に宣伝する
という次のステップを行うことにより、潜在的な顧客ベ
ースが更に広がる。この主要な追加の長所に関して、コ
ンテンツプロバイダ/ディストリビュータは、請求期間
中に彼らのメタデータサーバが処理する要求の数に基づ
いて、わずかな定期的な料金を支払うことを約束する。
ごく少数の要求が処理される場合には、コンテンツプロ
バイダ/ディストリビュータに請求されるコストが低
い。これは、特により小さいコンテンツプロバイダにと
って、重要な長所である。
【0146】図10に、ローカルサーバ150に、上述
したメディアブラウザサーバ152が組み込まれ、ロー
カルサーバ150に接続された複数のローカルユーザ1
54〜156による使用に利用可能である、実施形態を
示す。ローカルサーバ150は、ユーザ154〜156
と複数のコンテンツプロバイダ160及び170並びに
金融施設180の間の、インターネット102を介する
接続を提供する。プロバイダ160及び170には、そ
れぞれ、コンテンツのレガシデータベース164及び対
応するストア166が組み込まれる。通常、データベー
ス164には、コンテンツへの参照をストア166内の
コンテンツの位置にマッピングするテーブルの配列が含
まれる。メタデータサーバ162も設けられ、HTTP
に従ってURIとして送信されるメディアブラウザ要求
を受信し、メディアブラウザ要求を満足するXML記述
を生成するように構成される。この構成で、メディアブ
ラウザサービス152にアクセスできるローカルユーザ
154〜156は、レガシデータベース164に固有又
はそれに関連する呼出し、コマンド又は命令の特定の知
識を有することなく又はそれらを使用することなく、コ
ンテンツにリモートアクセスできる。このような構成
で、コンテンツ166へのユーザ154のアクセスを、
データベース164の性質(例えば、データベースがS
QL又はdBaseのどちらを使用して形成されるか)
に対して透過的な形で行うことができ、それと同時に、
データベース164の構造、編成、及び検索の属性及び
機能を保つことができる。
【0147】TOC158にリストされた複数のコンテ
ンツプロバイダに跨がるコンテンツの検索を実行する時
に、ローカルユーザ154に、例えばプロバイダ160
及び170のそれぞれに関する積極的な返答を与えるこ
とができる。この段階で、ローカルサーバ150の所有
者が、各プロバイダ160及び170のコンテンツへの
ローカルユーザ150のアクセスを「紹介」又は促進す
ることに関する料金に関して、プロバイダ160及び1
70のそれぞれに送り状を送ることができる。口語的に
言えば、これは「見張り料」と見なすことができ、結果
を配送する検索の数、又は検索によって配送された結果
の数、或いは単純にメタデータサーバが処理する要求の
数に基づくなどの複数の形で請求することができる。
【0148】ローカルユーザ154がプロバイダ160
によって返されるコンテンツの購入を望む場合、金融ト
ランザクションをローカルユーザ154とプロバイダ1
60の間で、おそらくは金融機関180を介してローカ
ルサーバ150に影響せず、ローカルサーバ150によ
って影響されずに、実行することができる。代替手法で
は、ローカルサーバ150を金融仲介者として間に挟む
ことができ、これにより、プロバイダ160がコンテン
ツの購入についてローカルサーバ150に請求し、ロー
カルサーバ150がローカルユーザ154に請求する。
そのような手法は、より便利になる可能性があり、前の
請求及び支払の例よりトランザクションに関する強化さ
れたセキュリティをもたらす。例えば、検索セッション
によって返されるコンテンツを複数のコンテンツプロバ
イダ160及び170から購入することが望まれる場
合、ローカルユーザはローカルサーバとの単一のトラン
ザクションを実行するだけでよい。これらの2つの当事
者は、事前に存在する関係を有するので、ユーザが、そ
れとの関係が存在しない可能性があるプロバイダから直
接に購入する場合よりも、ユーザの識別を緩和すること
ができる。同一の論点が、ローカルサーバ150とプロ
バイダ160及び170との間の関係に当てはまる。
【0149】以上、マルチメディアコンテンツの提供に
関して適用可能な例及び実施形態を説明したが、他の商
品及びサービスも提供することができる。例えば、図1
では、リンク118が、データベース117から電子的
にダウンロードすることができるマルチメディアコンテ
ンツではなく物理的な商品に向かっているが、ユーザの
データベース117に問い合わせる能力、検索結果を得
る能力、及び最終的に購入トランザクションを実行する
能力が残されている。
【0150】更に、いくつかの実施形態は、特定の金融
トランザクションに関する商業的な基礎を持たなくても
良い。例えば、全世界の特許庁が、その独自データベー
スを一般公衆に使用可能にすることを選択することがで
きる。上述したメディアブラウザ及びサーバの実施形態
によって、ユーザ照会を複数のデータベースにポストで
きるようにするウェブページなどの特別に設計された統
合ソフトウェアを必要とすることなく、これを実行でき
るようになる。従って、これにより、公衆が、分散異種
データベースのフェデレーションにアクセスできるよう
になる。
【0151】VI.装置用のカスタマイズ 図11に、ユーザが、インターネットなどの通信ネット
ワーク1106をブラウズする目的でメディアブラウザ
サーバ1102への許可されたアクセスを有し、ユーザ
が関心を持ち、複製を望む可能性があるマルチメディア
項目を識別するマルチメディアアクセスシステム110
0を示す。メディアブラウザサーバ1102は、データ
ベース1104に関連し、データベース1104はユー
ザに固有の目次(TOC)データを組み込まれ、前に訪
問したかレビューのためにユーザが使用可能なロケーシ
ョンを組み込まれる。目次及びメディアブラウザサーバ
1102を用いて、ユーザは対応するコンテンツリポジ
トリ1110及びメタデータリポジトリ1111を関連
付けられたメタデータサーバ1108を介してマルチメ
ディアコンテンツを抽出することができる。
【0152】ユーザは、実質的に図9の形態に対応す
る、デスクトップコンピュータ1112によってメディ
アブラウザサーバ1102にアクセスすることができ
る。そのような形態では、デスクトップコンピュータ1
112が、その構成に応じてそれぞれがおそらくは複数
のフォーマットで供給される、ビデオ、オーディオ、及
び画像を含むマルチメディア項目のほとんどのタイプを
複製する能力を有する。
【0153】そのような情況では、デスクトップコンピ
ュータ1112のユーザに供給される目次を、ビデオ、
オーディオ、及び画像のコンテンツ項目に関係するメタ
データを含む目次1114として示すことができる。こ
れらの項目のそれぞれを目次1114内で提示すること
ができるのは、デスクトップコンピュータ1112が、
これらのデータフォーマットのそれぞれを複製する能力
を有するからである。その結果、これらの項目が、メデ
ィアブラウザサーバ1102のデータベース1104内
に保管されたユーザの目次の全体を表すことができる。
【0154】しかし、本形態によれば、同一のユーザ
が、メディアのブラウジング及び配送用の代替装置を操
作する時に、その代替装置でユーザに提示される目次
が、現在使用されている(即ち代替の)装置で複製する
ことができるコンテンツの項目だけを提示するように修
正される。これも図11に示されており、図11では、
ユーザがセル電話基地局及び公衆交換電話網1118を
介してインターネットネットワーク1106に接続する
ことができる、携帯電話受話器装置1116を操作す
る。携帯電話受話器1116は、これに関して無線アプ
リケーションプロトコル(WAP)などの適当なデータ
フォーマットを使用してメディアブラウザサーバ110
2を介するブラウジング動作を実行することができる。
【0155】しかし、この場合に、携帯電話受話器11
16は、そのディスプレイ上にテキストだけを複製する
能力と、それに統合的に含まれるラウドスピーカ又は当
技術分野で既知の、受話器1106に接続可能なヘッド
セット装置を使用することによってサウンドを複製する
能力を備える。その結果、テキストブラウジング(例え
ば、メタデータ内の視覚的識別子ではなくテキスト識別
子を使用する)を電話受話器を使用して実行し、受話器
1116のラウドスピーカを使用して複製することがで
きるオーディオ項目だけに制限された目次1120を表
示することができる。例えば、受話器1116にMP3
プレイヤモジュールが組み込まれている場合には、MP
3圧縮されたデータを含む目次1120内のオーディオ
コンポーネントを複製することができる。更に、8ビッ
トPCM又は16ビットPCMなどの他のフォーマット
でエンコードされたオーディオを「電話」周波帯の30
0Hzから3kHzに帯域制限して複製することができ
る。
【0156】通常、ユーザが要求するコンテンツは、コ
ンテンツプロバイダのサイト(例えばメタデータサーバ
1108)に保管される。その代わりに、コンテンツを
保護された形でメディアブラウザサービス1102と一
緒に保管することができる。そのような構成では、メデ
ィアブラウザサーバ1102がコンピュータ1112で
あれ電話機1116であれ、その時に使用されているデ
スティネーション装置に応じて装置へのコンテンツのス
トリーミングをカスタマイズすることができる。そのよ
うなカスタマイズには、帯域幅の修正、コーディング、
あらゆる形態の暗号化を含めることができる。
【0157】そのような形態では、ユーザがコンテンツ
を購入する前に、プレビューの形でコンテンツをブラウ
ズすることができる。プレビューで満足した時に、ユー
ザは、コンテンツにアクセスする権利を買うことを選択
することができる。この権利を用いて、ユーザがディジ
タル項目の単一の再生/表示、所定の時間期間の間の再
生/表示の権利、又はディジタルコンテンツの無制限コ
ピー(CD又は電子的)を許可される。コンテンツを使
用する権利を購入する時に、ユーザは購入するコンテン
ツに関して望まれるサービスの品質(QOS)(例え
ば、チャネル数、関連するムービークリップなど)も指
定することができる。購入を行った後に、QOSは使用
される装置に無関係に、そのユーザが使用可能な最高の
QOSを表す。これは、ユーザが購入されたQOSを利
用できない装置からメディアブラウザサーバ1102に
ログオンする場合に、より低いQOSがもたらされるか
らである。この例が、ユーザがデスクトップコンピュー
タ1112を使用して、CD品質オーディオの複製の権
利を購入する場合である。その後に、電話受話器111
6を持っている間、そのユーザが、前に購入したCDオ
ーディオの複製を選択することができるが、このCDオ
ーディオは、電話受話器のより低い品質の出力のため
に、より低いサービスの品質(例えば電話機の品質)で
複製される可能性がある。このようなQOSの変更は、
その時に接続されている装置に応じてメディアブラウザ
サーバ1102によって検出することができ、これによ
って、メディアブラウザサーバ1102が、その時に使
用中の装置に適用可能な複製QOSでメタデータサーバ
1108を介して適当なコンテンツを抽出することがも
たらされる。
【0158】上述した例のそれぞれの場合で、ユーザに
供給されるTOCはリポジトリ1104内のユーザのデ
ータから導出されるが、その時に使用されている特定の
装置に応じてメディアブラウザサーバ1102によって
修正されたものである。そのような形態を用いると、メ
ディアブラウザサーバ1102がいつでもサーバ110
2に接続されている装置のタイプを検出する能力を有
し、余分な情報の配送なしに、適当なフォーマットでの
その装置へのコンテンツの配送を保証する。そのような
形態は、ユーザ選択を複製できるコンテンツに自動的に
制限することを介し、システム1100にまたがるデー
タ転送によって消費される帯域幅の削減においても望ま
しい。
【0159】VII.使用する権利の制御 ユーザに電子マルチメディアコンテンツを提供すること
に関連する問題の1つが、ユーザが個人的使用又は配布
のためにそのコンテンツを複製又はコピーできる範囲で
ある。これは、オーディオ及びビデオコンテンツのオン
ライン販売の場合に、また著作権の維持及び芸術家及び
演者へのロイヤリティの供給において、特に重要であ
る。具体的に言うと、この問題は、ユーザが使用可能な
コンテンツをブラウズし、コンテンツ選択を購入した後
に現実になる。通常、購入は、ほとんどの場合に、コン
テンツを使用できる形に関係する購入価格でコンテンツ
を使用する権利を提供する。通常、コンテンツは、コン
テンツの単一の再生又は使用、所定の時間期間(例えば
1時間、1週間、1年間)にわたる再生、購入者(ユー
ザ)による無期限の使用、及び、場合によっては、さ更
なる使用の権利によって禁止されるか禁止されないかの
いずれかのコンテンツを配布する権利まで変化する使用
の権利と共に提供される可能性がある。
【0160】そのような使用する権利に対する制御を提
供する形態1200を図12に示す。図12では、ユー
ザの装置1202が、メディアブラウザサービス120
6を介してマルチメディアコンテンツにアクセスし、コ
ンテンツは、コンテンツに関連するメタデータサーバ1
214、コンテンツリポジトリ1216、及びメタデー
タリポジトリ1218を組み込んだコンテンツプロバイ
ダ1212から得られる。前の形態と同様に、装置12
02のユーザは、メディアブラウザサービス1206に
関連するメタデータ1208を有し、このメタデータ1
208が、コンテンツをコンテンツプロバイダ1212
から取り出し、ユーザの装置1202に配送できるよう
にするリンク及び制御を形成する。
【0161】購入の時に、保管されたコンテンツ121
6に関するリポジトリ1218からのメタデータへのリ
ッチリンクが、ユーザに転送される。このリッチリンク
は、メタデータとして記述することもできるが、このリ
ッチリンクに、コンテンツへのリンク、保管されたコン
テンツ1216に関する情報(例えば、プログラム素材
のリスティング)を含み、コンテンツの検索に使用され
るメタデータ、コンテンツを使用する権利をユーザに与
えるアクセス情報及び使用量情報が含まれる。アクセス
情報は、ユーザがディジタルコンテンツを必要に応じて
必要な時にユーザに配送/ストリーミングできるように
するために必要である。この形で、ユーザはコンテンツ
を保管するのではなく、コンテンツを複製する必要があ
る時に、必ず、単純にメディアブラウザサービス120
6を介してコンテンツにアクセスする。前の形態と同様
に、コンテンツを、その代わりに、メディアブラウザサ
ービス1206を用いて保管することができ、この場合
に、サービス1206は、コンテンツプロバイダ121
2にとって信頼されるサービスとして働く。
【0162】形態1200は、ユーザの装置1202に
配送される暗号化されないコンテンツ又は暗号化された
コンテンツのいずれかを使用して動作させることができ
る。どちらの場合でも、購入の後に、保管されたコンテ
ンツ1216を表示又は再生する要求1226が、ユー
ザの装置1212から発行され、メディアブラウザサー
ビス1206によって受信される。
【0163】暗号化されない配送の場合には、アクセス
鍵1230が、要求1226に応答して、メディアブラ
ウザサービス1206からメタデータサーバ1214に
送信1222される。メタデータサーバ1214は、保
管されたコンテンツ1216を配送/ストリーミング1
220する前に、アクセス鍵1230を検証する。コン
テンツ1216は、メディアブラウザサービス1206
に配送され、そこから、ユーザ1202へ、この場合に
は暗号化されない、装置に敏感な形1228で配送され
ることが好ましい。アクセス鍵1230は、2つの部分
から形成されることが好ましい。第1の部分には、メデ
ィアブラウザサービス1206の一部としてユーザのメ
タデータ1208と共に保管され、ユーザと、そのユー
ザがアクセスする権利を有するコンテンツの項目とを識
別するように動作する、鍵部分1210が含まれる。鍵
部分1210は、コンテンツ1216の購入の時にユー
ザによって入力された鍵値とすることができ、そのコン
テンツへのアクセスを可能にする個人識別番号の同等物
を表し、コンテンツの特定の購入に関係することがで
き、従って、ユーザ及び購入されるコンテンツに関する
情報を組み込むことができる。その代わりに、鍵部分1
210を、メタデータサーバ1214によって自動的に
生成することができる。アクセス鍵1230のもう1つ
の部分1224は、メディアブラウザサービス1206
に固有とすることができる。その結果、アクセス鍵12
30は、認証された2部分鍵対配置によって形成され、
これは、メタデータサーバ1214による受信時に、ユ
ーザの装置1202へのコンテンツ1216の配送をも
たらし、このユーザの装置で、装置1202の一部を形
成するプレイヤ1204を使用してそのコンテンツを複
製することができる。
【0164】上述した(暗号化されない)方法では、ユ
ーザが購入したコンテンツの有効な受取人であることだ
けが保証されることに留意されたい。メタデータサーバ
1214は、コンテンツを配送した後に、ユーザがコン
テンツを保管すること又はコンテンツが他の潜在的なユ
ーザによって傍受されることに対する制御を有しない。
【0165】暗号化されたコンテンツをユーザに送信す
る場合には、メタデータサーバ1214が、有効なアク
セス鍵1230を受信した時に、メタデータサーバ12
14がメディアブラウザサービス1206にコンテンツ
1216を送信1220することによって応答する。こ
の配送は、暗号化される必要がない。これは、ほとんど
の実施形態で、メディアブラウザサービス1206とメ
タデータサーバ1214の間のリンクが永久的又は他の
形の信頼される接続とすることができるからである。し
かし、追加の保護のために、暗号化を適用することがで
きる。その場合に、メディアブラウザサービス1206
は、ユーザの現在のセッションを識別する鍵情報を使用
してストリーミングされたコンテンツ1220を暗号化
し、暗号化されたコンテンツをユーザの装置に送信す
る。これに関して、鍵情報は、要求1226中にユーザ
のクライアント装置によって供給された識別(ID)か
ら作るか、生成することができる。
【0166】ユーザの装置1202のプレイヤ1204
は、有効な暗号化解除鍵を有する場合に、条件的にコン
テンツを暗号化解除する。この鍵は、コンテンツの暗号
化に使用された鍵情報とすることができる。その代わり
に、この鍵を、公開鍵/秘密鍵暗号対の秘密鍵とするこ
とができる。セッションIDによって、コンテンツの暗
号化解除鍵の一部又は全体を形成することができる。サ
ーバ1206からのストリーミングの要求された時刻
を、追加的に又はその代わりに使用することができる。
【0167】この(暗号化された)コンテンツ配送の方
法は、3つの別々のレベルで保護を提供する。まず、メ
タデータサーバ1214で、コンテンツは、有効なアク
セス鍵が受信された場合に限って、メディアブラウザサ
ーバ1206に配送される。メディアブラウザサーバ1
206が、使用の権利の条件で設定された時に関して要
求が有効であるかどうかを検査することが好ましい。即
ち、メディアブラウザサーバ1206は、アクセス鍵1
230をコンテンツプロバイダ1212のメタデータサ
ーバ1214に送信する前に、満了日に関して検査す
る。メディアブラウザサービスは、使用量情報へのリン
クを検査することによって、これを行うことができる。
これは、使用量情報が、所定のスキーマに従って構造化
されることを必要とする。その代わりに、好ましくは、
メディアブラウザが要求を送信し、メタデータサーバが
使用権を検査する。
【0168】第2に、暗号化されたコンテンツは、別の
セッション又はユーザのために再生されないので、メデ
ィアブラウザサーバ1206とユーザの装置1202の
間でこれを傍受することはできない。
【0169】第3に、プレイヤ1204がコンテンツを
条件的に暗号化解除するので、コンテンツをクライアン
ト側で保管することができない。
【0170】その代わりに、コンテンツの暗号化に使用
される鍵情報を、使用する権利のメタデータから得られ
るアクセス鍵及び満了日などの他の情報を含むものとす
るか、プレイヤ1204によって検査することができる
バイオメトリック情報によるものとすることができる。
例えば、バイオメトリック情報には、例えば、指紋、又
は音声鍵識別を含めることができる。
【0171】VIII.ユーザの間の通信リンク 異なるユーザが、ユーザが興味深いと思ったコンテンツ
へのリンクを交換できることが望ましいことがしばしば
である。
【0172】図13Aに、メディアブラウザサービス1
302が、コンテンツ1306のユーザへの供給のため
にメタデータサーバ1304に関連する、形態1300
を示す。サービス1302には、複数のユーザのそれぞ
れの目次のリポジトリ1308が組み込まれる。複数の
ユーザ1310及び1312が、サービス1302に登
録され、通信ネットワーク1380によってサービス1
302に結合され、この通信ネットワーク1380は、
通常、有線の陸線の他にセルラリンク及びマイクロ波リ
ンクなどの高周波コンポーネントを組み込むことができ
る公衆交換電話網(PSTN)である。
【0173】第1のユーザ1310は、リポジトリ13
08内に保管された目次1360を有し、同様に、第2
のユーザ1312は目次1362を有する。第1のユー
ザ1310の目次1360には、メタデータ項目131
8が含まれる。第1のユーザ1310によるサービス1
302へのログオンの際に、TOC1360がユーザ装
置で複製1314され、項目1318に対応する画像サ
ムネイルを含むように見える。メタデータ項目1318
は、第1のユーザ1310に配送されるコンテンツ13
30を提供し、受信されるコンテンツ1330は、符号
1320に示されているように、1年の使用期間と関連
付けられる。
【0174】第1のユーザ1310がコンテンツ133
0を第2のユーザ1312と共有することを望み、サー
ビス1302に関する第2のユーザ1312のログオン
詳細の知識を有する場合、第1のユーザは自分のTOC
1314/1360からTOC1362にメタデータを
転送することができる。これは、図13Aでは、メタデ
ータ1322を提供するためのリポジトリ1308内の
メタデータ1318のTOC1360からTOC136
2への転送1328によって示されている。しかし、第
2のユーザ1312はコンテンツ1330を購入してい
ないので、この転送に関連する使用する権利のメタデー
タが「1年の使用」から「1回の再生/表示」に変更さ
れ、これにより、第2のユーザ1312はコンテンツ1
330の単一の複製だけが許可される。第2のユーザ1
312によるその後のログオンの際に、TOC1362
がユーザの装置にロードされ、メタデータ1322がT
OC1316の送り状(inbox)に提示されるTOC1
316として示される。
【0175】図13Bに、図13Aに類似し、類似する
符号が対応する機能を有する対応する装置に関係する、
形態1390を示す。しかし、図13Bの形態1390
は、第1のユーザ1310から第2のユーザ1312へ
のメタデータ1318の無線通信をもたらす。この構成
では、ユーザ装置のそれぞれが、送信器1340、13
44と、相補的なリスナ(受信器)1342、1346
を設けられ、これにより、RF又はIRなどの無線通信
を使用する、ユーザ装置の間の両方向直接通信がもたら
される。このような形態で、第1のユーザ1310がリ
スナ1346による受信のために送信器1340を介し
てTOC1314からメタデータ1348を転送するこ
とができ、リスナ1346はTOC1316へメタデー
タの運搬に専心することができる。そこから、ネットワ
ーク接続1380によって、第2のユーザ1312が新
しい項目エントリ1322を用いてTOC1362を更
新できるようになる。この手法の特定の長所は、情報の
送信側が受信側のログオン詳細を知る必要がないことで
ある。
【0176】更なる形態は、メディアブラウザサービス
1302の登録されたユーザでない人へメタデータを有
線又は無線で通信するものである。そのような例では、
メタデータは、サービス1302の匿名ユーザログイン
と共に、送信者1310のメディアブラウザサービス1
302のURIを含む受取り(voucher)に包まれても
良い。受取りの受信者は、(例えばマウスクリックを介
して)受取りを選択し、メディアブラウザサービス13
02にアクセスし、匿名ログインを介してメタデータを
表示することができる。受信者は、メタデータ内の使用
する権利情報が十分に寛大であるかどうかに応じてコン
テンツを再生することができる。
【0177】受取りは、電子メールによって送信するこ
とができる。受取りは、2つの装置の間に送信器/リス
ナ環境が存在する場合、無線で送信することもできる。
受信された受取りは、受信者の装置のデスクトップに表
示される。
【0178】メタデータ1326が、上述した方法のい
ずれかを使用して運ばれる情況では、メタデータに使用
する権利の情報が含まれる、複数の可能性が残される。
まず、使用する権利が未変更のまま残され、従って、無
料で提供されるコンテンツのデフォルトケースになる可
能性がある。そのような形態は、サービスに対して料金
を請求するコンテンツプロバイダによってサポートされ
る可能性が低い。もう1つの可能性は、使用する権利の
デフォルトを、図13A及び13Bに示されているよう
に、単一使用1328にすることである。もう1つの代
替案は、使用する権利を元のメタデータの使用する権利
の情報によって指示される形で変更することである。こ
れには、コンテンツプロバイダのメタデータサーバとの
通信と、新しいユーザに送信される新しい使用する権利
が含まれる可能性がある。この処理は、受信側のメディ
アブラウザクライアントによって自動的に開始すること
ができる。この形では、転送トランザクションをメディ
アブラウザ又はメタデータサーバの知識を用いて実行す
ることだけができ、このメディアブラウザ又はメタデー
タサーバは新しいユーザの目次を変更し、結果として使
用する権利の情報を変更する能力を有する。
【0179】複数の理由から、コンテンツではなくメタ
データ1326だけを通信することが好ましい(図13
A及び13Bには図示せず)。まず、モバイルデバイス
は、通常、送信帯域幅より大きい受信帯域幅を有し(こ
れが高価な送信器を必要としないので)、従って、リン
クを供給する装置がコンテンツを送信することによる負
担を被ることはない。また、メタデータには、コンテン
ツを使用する権利に関する情報を含めることができ、従
って、この形態はコンテンツのライセンス交付されない
使用を制限することを望むコンテンツプロバイダにとっ
て魅力的である。これは、図13Aで、第1のユーザ1
316がコンテンツの1年の使用1318を有するが、
第2のユーザ1320にメタデータリンク1326を供
給する際に、第2のユーザに「1回の再生のみ」の使用
する権利1328が与えられることによって示されてい
る。更に、メタデータだけを送信することの長所は、メ
タデータを受信側ユーザ1320の目次に追加すること
ができ、それゆえ、検索に使用できることである。その
ようなメタデータによって、受信側ユーザ1320が必
要に応じてコンテンツを購入でき、完全な使用する権利
を得ることができるようにもなる。
【0180】説明した場合の各々のメタデータが、個々
の記述又はメタデータサーバ1304に関連するメタデ
ータリポジトリ内のメタデータ項目のいずれかへのリン
クであることが好ましい。通信されるリンクに使用する
権利の情報を含めるか、この情報への参照又はリンクを
含めるかのいずれかを行うことができる。リンク、メタ
データ、及び選択可能なコンテンツの間の関係を、図1
3Cに示す。リンクには、上述したように、属性も含め
ることができるので、そのようなリンクは厳密ではない
がメタデータとして説明することもできる。
【0181】場合によっては、メタデータではなくコン
テンツをストリーミングすることが好ましい場合があ
る。コンテンツをストリーミングすることの長所は、ス
トリームコンテンツを、効果的に同時に(カラオケのた
めに同期化するなど)受信できることである。
【0182】IX.装置の間のセッションの切替 図14に、ユーザが現在のメディアブラウザセッション
をある装置から別の装置へ切り替えられるようにする形
態1400を示す。図示されているのは、例えば、それ
ぞれがマルチメディアストリームの複製に関する適当な
プレイヤを備えた、携帯電話受話器1404又は自動車
1416内のハイファイオーディオ機器1412を操作
するユーザにマルチメディアデータストリーミングを提
供するように構成されたメディアブラウザサービス14
02である。
【0183】例示的動作では、携帯電話1404を所有
しているユーザがメディアブラウザサービス1402を
介してアクセス可能なプロバイダにストリーミングメデ
ィアを要求することができる。これには、支払が伴う場
合と、無料の場合とがある。要求を行う際に、電話機1
404はメディアブラウザサービス1402に公開鍵も
送信し、プロバイダがメディアの使用を認証できるよう
にすることができる。プロバイダは、その後、電話機1
404にメディアブラウザサービス1402と同一でな
い場合にはそれを介してセッションに関連するメタデー
タを送信する。これには、セッション識別子が含まれ、
メディアのロック解除に使用される鍵を含めることがで
きる。鍵は、電話機1404の公開鍵を用いて暗号化さ
れ、その結果、特定の宛先の電話機1404だけが電話
機1404内に保管された相補的な秘密鍵を使用してメ
ディアをデコードできるようになる。この秘密鍵は、通
常、電話機1404のメモリ内で保護され、その装置か
らエクスポートされることを意図されておらず、これに
より、他の装置が電話機1404になりすますことを防
止できる。
【0184】ユーザがしばらく電話機1404を使用し
てメディアを受信した後に、ユーザはそのセッション
(再生)を自分の自動車1416内の機器1412に転
換することを決定する。セッションの転換を達成するた
めに、ユーザは電話機1404に組み込まれた(図14
には図示されていないが、手持ちポータブル電子装置と
共に使用することについて既知の)赤外線(IR)送受
信器を自動車機器1412に関連して対応するIR送受
信器1414に向け、送信ボタン1408の押下により
電話機1404はセッションに関連するメタデータを自
動車機器1412に送信する。
【0185】自動車機器1412は、その後、メディア
ブラウザサービス1402とのセッションを再ネゴシエ
ートし、電話機1404がセッションを開始するために
実行したものと同一のステップを実行するように動作す
る。これには、例えば機器1412によって複製できる
サービス品質が電話機1404のそれより高く、それが
ユーザによって所望される場合の、余分な支払のネゴシ
エーションが含まれる可能性がある。具体的なハンドオ
ーバ時間もネゴシエートされ、これによって、プレイヤ
の間のシームレスな転送が可能になる。この接続では、
自動車機器1412に、何らかの形のRFトランシーバ
装置が含まれており、例えばセル電話網を介する、メデ
ィアブラウザサービス1402との適当な通信が可能に
なることに留意されたい。
【0186】ハンドオーバ時間に達した時に、メディア
ブラウザサービス1402が電話機1404へのセッシ
ョンメディアの送信を停止し、自動車機器1412への
メディアの送信を開始する。電話機1404によって使
用されたメタデータが無効になり、メディアはそれ以降
はその特定のメタデータを使用して得ることができなく
なる。スイッチオーバには、電話機1404及び自動車
機器1412の経路遅延の推定値を得ることが含まれる
場合がある。2つの参加者の間のネットワーク接続の経
路遅延を推定する方法自体は、ネットワーク技術で既知
である。
【0187】この形態の特定の長所は、メディアブラウ
ザサービス1402への通知を介して、コンテンツスト
リームの性質を複製が実行されるデスティネーション装
置に対して条件的に変更できることである。これは、元
のセッションに入った時に購入されたサービスの品質を
条件として実行することができる。代替案では、デステ
ィネーション装置の変更によって、配送とそれに関連す
るコストの新しい条件を受け入れることでサービスの品
質を高めるようにユーザに促しても良い。この形で、電
話受話器1404へのMP3オーディオの配送を自動車
ハイファイ機器1412へのCD品質のオーディオのス
トリーミングに置換することができる。更に、自動車1
416から降りた時に、ユーザは図11のデスクトップ
コンピュータ1112などの更に高度な装置にセッショ
ンを転送することを選択することができ、この場合、そ
の時に供給されているコンテンツに(例えば、電話機又
は自動車ラジオで「聞く」ことができ、デスクトップコ
ンピュータ1112を介して表示(見ながら聞く)こと
ができる音楽ビデオなどの)ビデオコンポーネントが含
まれていれば、ビデオをオーディオと一緒にストリーミ
ングしても良い。
【0188】X.使用量情報 例えば図12などの、上述した様々な形態で、コンテン
ツプロバイダ1212が特定のコンテンツ項目がメディ
アブラウザサーバ1206又は他のそのようなサーバ
(図示せず)を介してメタデータサーバ1214に要求
された回数に関する情報を簡単に累算できることを諒解
されたい。しかし、メディアブラウザサーバ1206に
よって、余分な使用量情報を提供することができ、これ
には、下記を含めることができる。 (a)コンテンツの特定の項目の再生/表示に使用され
ている装置の種類、(b)人口統計又はメディアブラウ
ザサーバ1206の地理的表示もしくはその両方による
特定のコンテンツ項目の使用量。
【0189】コンテンツプロバイダ1212は、彼ら自
身のメタデータサーバ1214からの総使用量統計だけ
を有する。個々のメディアブラウザサービスから使用量
情報を得ることに、商業的価値がある。この情報は、コ
ンテンツプロバイダ1212が彼らのメタデータサーバ
を宣伝する方法(即ち、特定のサービスのデフォルトT
OCにリンクを含めることに支払うかどうか)を左右す
るのに使用することができる。
【0190】ウェブサーバは、ダウンロードに関して既
に効果的にこの統計を提供することができるが、ストリ
ーミングコンテンツに関するこの情報を有することによ
ってダウンロードではなく「使用」が測定されるので、
より正確な統計が得られる。ユーザがあるディジタルコ
ンテンツをダウンロードする時には、そのコンテンツが
実際に使用される回数に関する情報は得られない。とい
うのは、コンテンツがユーザによって保管されるからで
ある。本明細書で説明する形態を用いると、コンテンツ
は、ユーザによって保管されるのではなく、ストリーミ
ング又は他の形で、アクセスがメディアブラウザサーバ
1206を介して行われるたびに供給される。また、装
置の種類毎の使用量に関する統計を得ることにより、コ
ンテンツプロバイダが彼らのサポート/調査を再生プラ
ットホームに絞りこむのを支援することができる。
【0191】XI.適当性レーティング制御の提供 説明した様々な形態で、許容可能なレーティングをメデ
ィアブラウザサービス1206或いは特定の装置と共に
ユーザアカウントに関連付けることができる。前者は、
ある範囲のメディアブラウザアカウントがあることが必
要である。これは、例えば、親(制御する側)アカウン
ト及び子(制御される側)アカウントによって実施する
ことができる。レーティング制御は、以下のために使用
することができる。 (a)再生/表示の制御、及び/又は(b)購入の制御 ユーザは、現在、ウェブ(即ち、子供のページなど)を
使用する人にレーティング制御を委ねることができる
が、これらのレーティングレベルは一般にグローバルに
決定される。親/子アカウントの概念及び親アカウント
が親の制御の下であるものとして指定される1つ又は複
数の他のアカウントを使用して再生/表示/購入できる
コンテンツを具体的に制御できるようにすることは、ア
クセスを制御する、非常に望ましくカスタマイズ可能な
方法である。重要なことに、親は、彼ら自身の子だけの
アクセスを制御できる。
【0192】アクセスは、複製装置によって制御するこ
ともできる。この場合、親と子は、彼らの所有者ユーザ
アカウントを有するか、同一のアカウントを使用するこ
とができる。しかし、子供によって使用される装置は、
利用可能な項目のいくつかへのアクセスを制限するのに
使用されても良い。
【0193】XII.メディアブラウザサービスのロケー
ティング コンテンツプロバイダ1212は、コンピュータネット
ワーク(インターネット、ウェブなど)を介して利用可
能な、おそらく全ての、メディアブラウザサービス(1
206など)を識別できることを望んでいる。これは、
コンテンツプロバイダが、彼らのコンテンツをこれらの
サービスに宣伝できるようになるために望まれるもので
ある。従って、コンテンツプロバイダ1212は、ネッ
トワークの検索を行い、特定の(メディアブラウザ)サ
ービスを提供するサーバを識別し、そのサーバに宣伝材
料を配布することができる。
【0194】XIII.ユーザインターフェースのナビゲー
ション 図4を参照して上述したユーザインターフェースは、ほ
とんどのグラフィカルユーザインターフェース(GU
I)と同様に、一部選択可能であるグラフィカル情報の
最適な提示を介して機能性を最大にしようと努めるデバ
イスである。そのようなGUIは、グラフィックデザイ
ナ、マーケティング担当者などのセミプロフェッショナ
ル/ビジネスユーザ並びに家庭内コンピュータユーザに
よって使用されることが期待される。全てのGUIと同
様に、ディスプレイの面積は、高価であり、情報提示を
最適化することが常に望ましい。階層データコレクショ
ン(例えばデータベース、ファイルシステム)を介する
ナビゲーションが、ほとんどのGUIの重要なコンポー
ネントである。伝統的に、GUIナビゲーションは、所
望のデータの位置を確認するためにユーザが木の枝を選
択する、データコレクションの木表現を使用して実行さ
れる。そのような提示は、例えばWINDOWS EXPLORER(米
国Microsoft Corporation社の商標)で行われるが、通
常は表示画面(例えば914)の1側面全体に沿って、
かなりの表示面積を占める。重要なことに、多数の分岐
レベルに遭遇する場合に、そのような木は、表示画面の
幅方向に延び、他の目的に望まれる表示面積を更に占め
る。
【0195】本明細書に記載のメディアブラウザ形態並
びに他の形態と共に使用することができる代替GUI
が、図16に示されたインターフェース1600であ
る。ユーザがメディアブラウザサービスにログオンする
時に、ユーザに、そのユーザの現在のTOCが提示され
る。トップレベルの項目は、ブラウズウィンドウ内でそ
の視覚的識別子によって表されて表示される。
【0196】ユーザの情報ランドスケープ又はTOCを
介するナビゲーションは、両方がビューイングウィンド
ウ1604の上に配置されるロケーション1602及び
1606から形成される、階層「ブレッドクラブ」とユ
ーザが対話することによって達成することができる。用
語「ロケーション」は、葉以外のノードTOC記述子を
指すのに使用される。ブレッドクラブの各レベル内で、
ユーザはブレッドクラブのそのレベルで他の含まれるロ
ケーションオプションのメニューをプルダウンすること
を選択できる。
【0197】階層ブレッドクラブを使用するナビゲーシ
ョンを、図17A及び17Bに例示する。図17Aに、
ユーザのTOCがMyDocumentsというタイトルを付けら
れた選択可能タブ1702の下に見られる、GUI16
00の部分1700を示す。選択された時に、タブ17
02に、その下に直接含まれるロケーションがリストさ
れる。含まれるロケーションを、例えばマウス903を
クリックすることによって選択すると、選択されたロケ
ーションに関する、隣接するリスト1704が作成され
る。図17Aから、ユーザがMyImagesを選択したことが
明らかであろう。同様の選択によって、新しいリストが
順番に作成されて、2000年のCairnsでの休日に撮影
された2つのJPEG画像が示される。図17Aでは、
データコレクションへの選択されたパスが、これによ
り、ユーザに、データコレクションのトラーバサルのた
めに適当なコンテキスト的参照を提供することが、各ロ
ケーション名の隣のチェックによって示されていること
が明らかであろう。いつでも、ユーザがデータコレクシ
ョン内の代替のパスに従うことを望む場合、選択されて
いないロケーションのどれでも選択することができ、こ
れによって、対応するブレッドクラブディスプレイが表
示される。これに関して、ブレッドクラブリストには、
選択されたロケーションに含まれるロケーションだけが
表示される。表示ウィンドウ1710がリストの下に配
置されて、任意のTOC項目1712の表現(例えばサ
ムネイル画像)を表示する。図17Bに、ユーザが、図
17Aの構成から、MyVideoを選択し、ナビゲーション
表示がビデオコンテンツを有するロケーションを示すよ
うに変更された結果を示す。図17A及び図17Bの各
々で、サブディレクトリHol.2000が示されていることに
留意されたい。というのは、MyImagesロケーションとMy
Videoロケーションの両方に、その名前のロケーション
が含まれるからである。前と同様、更に含まれるロケー
ション1724及び1726が表示されたロケーション
から項目の適当な選択の際にリストされても良い。図1
7Bに、MyVideoロケーションに含まれる項目1730
を有する表示ウィンドウを示す。
【0198】このナビゲーション方法を、ロケーション
(XML記述内のノード)に関して説明したが、これを
ファイルシステム内のディレクトリに適用できることは
明白である。
【0199】標準的な木ベースの方法に対するこのナビ
ゲーション手法の長所の1つは、様々な分岐パスに沿っ
て上下にナビゲートする必要もなく、ある副枝から脱出
し、別の副枝に直接に入ることが単純であることであ
る。このナビゲーション方法の他の長所は、非常にわず
かな画面スペースを使用することであり、これは、モバ
イルデバイスなどの画面スペースが限られる場合に貴重
である。ユーザは、クリックされた項目の子項目を表示
するために、ビューイングウィンドウ1606内の視覚
的識別子を単純にダブルクリックするという標準的な方
法を使用して自分のTOCをナビゲートすることもでき
る。その代わりに、図16のインターフェース上のブレ
ッドクラブの右側に配置されるヒストリリスト1608
内の所望のロケーションを選択することによって、前に
訪問したロケーションを再表示することができる。
【0200】ユーザは、ビューイングウィンドウ内に表
示する項目の数を定義することができる。しばしば、で
きる限り多数の項目(例えば検索結果)を視覚的に提示
できることが望ましい。しかし、表示される項目が多す
ぎる場合には、項目のコンテンツを理解することが困難
になる。ロケーションが単一のウィンドウ1606内に
表示されるより多くの項目を含むならば、このウィンド
ウの下のビューイングウィンドウコントロール1610
がそのコンテンツを通してページに使用される。試験的
なユーザが初期のユーザビリティ調査でこのプリファレ
ンスを示したので、ページングがスクローリングに優先
して選択された。
【0201】図16の左上のパネルが検索パネル161
2である。ユーザは、自分のTOCから検索するロケー
ションを選択することができる。単純テキストベース検
索と高度検索の両方に適応して、ユーザが所望の記述子
と必要な値を選択できるようにしてある。高度検索で
は、ユーザが選択された記述子に対する制約を指定する
ことによって質問を構築する。言い換えると、質問の結
果はフィルタを伴うブラウジング表現に類似であり、XP
athロケーションとして直接に表現される。インターフ
ェース1600は、ユーザがコンテンツタイプ(例えば
画像、ビデオ及び/又はオーディオ)に基づき検索表現
をフィルタリング可能とするが、メディアブラウザサー
バはいずれのメディアタイプのメタデータも表現でき
る。メディアタイプセレクタがターゲットユーザのため
のインターフェースのユーザビリティを改善するため
に、そのインターフェースに含まれる。
【0202】左下のパネル1614に、ビューイングウ
ィンドウ内で現在選択されている項目に関して一般的に
使用されるプロパティ(index記述子)の組が表示され
る。このパネルに表示されるプロパティは事前に決定さ
れる。選択された記述子に、これらの記述子名を有する
index記述子が含まれず、使用可能なindex記述子を検査
する(例えば、型date又は類似する記述子名を持つ可能
性がある、他のindex記述子を検出する)ことによって
これらのプロパティを識別することができない場合に
は、値は表示されない。
【0203】図16の右側のパネル1618には、この
インターフェースで開かれている現在のスタックの全て
のリストが含まれる。スタックは、メタデータへのリン
クの、ユーザのパーソナライズされたストアである(即
ち、スタック内の各項目は、任意選択のXPointerを有す
るURIに過ぎない)。スタックは、検索結果、画像ラ
イブラリの組からのお気に入りの画像への参照、又は別
のタスクのための現在の作業セットを保管するのに使用
することができる。開かれているスタックのどれにで
も、ビューイングウィンドウから項目をドラッグするこ
とができる。スタックは、ロケーションのように扱わ
れ、ビューイングウィンドウで開き、表示することがで
きる。開かれたスタックが閉じられる時に、前の非スタ
ックロケーションがビューイングウィンドウ内で置換さ
れる。ユーザがスタックを使い終えた場合、ユーザは後
のセッションで使用するためにスタックを保存すること
を選択することができる。これは、スタックデータがユ
ーザのパーソナルデータに保存されることをもたらす。
【0204】インターフェース1600の右下の買い物
かごアイコン1620は、購入に関する項目のために特
殊化されたスタックに過ぎない。必要な場合に「購入ウ
ィザード」をこのアイコンから呼び出して、ショッピン
グ及び支払を容易にすることができる。このウィザード
は、メディアブラウザに関するユーザのアカウントを使
用して、買い物かごのメタデータに関連するコンテンツ
を購入できることが好ましい。言い換えると、コンテン
ツが異なるコンテンツプロバイダによって所有される場
合は、ユーザが各ベンダを訪問して、そのベンダが提供
する項目を購入する必要がなくなる。
【0205】図11の構成のような、ここに記載された
形態を用いて、メディアブラウジングセッションを実施
するために、ユーザは、通常、ローカルコンピュータ1
112を用いて、インターネット1106へのアクセス
を管理するために、NETSCAPENAVIGATOR(米国Netscape
Corp.社の商標)又はINTERNET EXPLORER(MicrosoftCor
p.社の商標)などの従来のインターネットブラウジング
アプリケーションを実行する。インターネットブラウザ
を用いて、ユーザはメディアブラウザサーバ1102に
アクセスし、メディアブラウザサーバ1102がユーザ
にログイン名及びパスワードを入力するように促す。ユ
ーザがアクセスに関して許可されることに満足した時
に、サーバ1102はローカルコンピュータ1112内
でメディアブラウザアプリケーションを起動し、ユーザ
は、当初はTOC1114を提示される。ここで、ユー
ザがTOC1114から「Images」を選択すると、図1
8Aに示されたGUIウィンドウ1900を提示するこ
とができ、ここで、ユーザは検索セクション1902内
で利用可能な機能及びアイコン1904、1906を利
用して、ユーザ自身がブックマークに追加したロケーシ
ョン1906から、オーディオ、ビデオ、及びテキスト
などの他のメディアと比較して、全ての画像1904を
識別する。その代わりに、ユーザはキーワード1910
又は、画像、ビデオ、及びオーディオの各々について選
択可能なアイコン1914を含む高度検索1912を用
いて、他のディレクトリ1908を検索しても良い。検
索は、アイコン1916の選択によって開始される。
【0206】図18Aの例では、ユーザ自身の画像の検
索によって、検索結果の複数のブラウザページが返され
ており、検索結果のそれぞれは、GUIウィンドウ19
00の主データ部分1932内に表示されるサムネイル
画像1922、1924、1926などによって示され
る。検索結果の範囲は、検索結果のページの選択を提供
するページングバー1930によって示される。この例
では、番号「3」が強調表示され、ユーザが検索結果の
ページ3を表示していることが示されている。各サムネ
イル画像1922、1924、1926などは、最終的
な表示、使用、又は購入もしくはこれらの組み合せにつ
いて所望することができる実際の画像に関連するメタデ
ータの一部を表す。望む場合に、ユーザは、「properti
es」アイコン1920を選択することによって実際の画
像に関する詳細情報を見ることができ、アイコン192
0は、プロパティ要約区域1918内に配置され、プロ
パティ要約区域1918には、サムネイル1922、1
924、1926の選択された1つについて、画像に関
連する他のメタデータを表示することができる。
【0207】図18Bに移って、ユーザが図18Aのサ
ムネイル1928並びにpropertiesアイコン1920を
選択している。これが発生すると、プロパティ要約区域
1918がブラウザウィンドウ1900を横切ってかな
りの範囲まで拡張され、主データ部分1932に表示さ
れたサムネイル画像の多くを覆う。拡張された要約部分
1934には、選択されたサムネイル1928aの表現
が含まれ、拡張された要約部分1934によって、ユー
ザが選択された画像の「Specific Properties」1936又
は「All Properties」1938のビューのいずれかを選択で
きる。テーブル1940は、拡張された要約部分193
4に提示され、これには、発行の詳細、画像に関連する
キーワードなどを含む、画像に関する様々なカテゴリの
情報が含まれる。一部の実施形態では、テーブル194
0の項目のいくつかを、ユーザが変更でき、「OK」ア
イコン1942を用いて、ユーザTOC又はユーザ自身
のメタデータレコードの一部として保存することができ
る。これには、様々なキャプション又はキーワードを含
めることができるが、通常、発行者及び写真家などの所
有者の情報は含まれない。そのような変更は、メディア
項目のプロパティを変更することになる。
【0208】ユーザが、図18Aのようにセット全体を
得るのではなく、自分自身の画像内で検索することを望
む状況では、「高度検索」アイコン1910を選択する
ことができ、これによって、図18Cに示されているよ
うに、「検索」区域1902が主データ区域1932を
横切って拡張され、拡張された検索セクション内に検索
可能な判断基準のテーブル1950が表示される。テー
ブル1950に示される判断基準には、図18Bのプロ
パティテーブル1940に存在する可能性があるものが
含まれる。ユーザは、テーブル1950内の値を修正し
て得られる検索結果の範囲を調整することができ、この
検索結果は、更なるアイコン1952の選択によって確
認される。
【0209】図18Aに戻って、ユーザは、望みに応じ
て主部分1932内のメディア項目(即ち、この例では
サムネイル1922、1924、1926など)の1つ
又は複数を選択し、これらの項目をスタック区域196
0内の複数のスタックの1つにドラッグすることができ
る。この形で、ユーザは、望まれる場合にユーザ自身の
ソーティング方式に従って配置された、自分自身のメデ
ィアコレクションを簡単に作成することができる。図1
8Aでは、2つのスタック1962及び1964が示さ
れ、その各々が選択可能アイコンとして形成される。ス
タック1964は、ユーザが記録した、前の検索結果に
関連する。
【0210】スタックアイコン1964が開くために選
択された時に、図18Dに示されているように、スタッ
ク1964内に記録されたメディア参照、この例では人
間の手の一連のサムネイル画像1970が、主データ区
域1932内に表示される。これが発生すると、図18
Dに示されているように、スタックアイコン1964が
スタック区域1960内で拡張され、この例では「Sear
ch_1」というタイトルを付けられた、選択されたスタッ
クのコンテンツに関連する要約情報コンポーネント19
66が形成される。表示される情報には、以下を含んで
も良い。 (i)コレクションの作成の詳細(例えば、検索によっ
て使用された照会を含む、検索の結果として) (ii)コレクションの項目数及び総サイズ (iii)項目がスタックに追加又は削除された時のログ
記録など、コレクションに対して実行されたアクティビ
ティのヒストリ (iv)適当である場合に、コレクションのコンテンツの
アニメーション付きプレビュー。例えば、スタックにビ
デオ項目(又はそれへのリンク)が含まれる場合に、こ
れらの項目の要約をコレクションプレビューにアニメー
ション化することができる。これには、メディアプレイ
ヤウィンドウ又は類似物などの適当なプレビューツール
の起動を含めることができる。
【0211】コレクションアイコンの一部としてこの情
報を表示することには、複数の長所が存在する。長所に
は、以下が含まれる。 (i)表示される情報がスタックコレクションのプロパ
ティを表すことが、ユーザに簡単に明白になる (ii)ユーザが他の形でスタック要約情報の表示を具体
的に選択する必要がなくなる (iii)要約情報は、コレクションが作成された形に応
じて変化するものとすることができる。例えば、スタッ
クコレクションが、例えば追加又は削除によって変更さ
れる際に、要約情報を自動的に更新することができる。
【0212】図18A乃至18Dの形態は、コレクショ
ンが表示のために開かれる時に項目及び項目のコレクシ
ョン(この場合メタデータへのリンク)に関する情報を
自動的に示す方法を提供する。従来技術の形態と異な
り、この情報は、コレクションアイコンの展開の一部と
して表示され、これは、コレクションがユーザによって
開かれる時にアニメーションされた形で行われることが
好ましい。これに対して、要約情報をWINDOWS EXPLORER
(Microsoft Corp.)内で項目について表示することが
できるが、そのような情報は、コレクション項目(フォ
ルダ)を右クリックし、システムがプロパティダイアロ
グを表示することによって表示されるか、コレクション
の子項目のアイコンを含むブラウズウィンドウ内に表示
されるかのいずれかである。図18A乃至18Dの形態
で、ユーザがスタック(コレクション)を開く時にスタ
ックアイコンが展開され、要約情報(スタック名の他
に)がスタックアイコン自体の拡大された区域に表示さ
れる。
【0213】XIV.代替の構造化された情報処理システ
ム ここまでの説明は、メタデータを使用するブラウジング
及び検索と、その後の関連するコンテンツのアクセスに
関するものであった。上述した特徴の多くが、アクセス
されるリポジトリに必ずしもコンテンツの特定の項目に
リンクされない情報が含まれる場合にも適用されること
は、当業者には明白であろう。例えば、本明細書で情報
サーバと称する、メタデータサーバの同等物を、情報サ
ーバに関連する供給源に保管された特定の構造化された
情報に関する、プロセスからの要求をも受け入れるよう
に構成することができる。情報供給源は、メタデータリ
ポジトリと同様に、スキーマによって公開的に表現する
ことができる。要求元のプロセスと情報サーバの間の通
信は、この明細書の節IIIで実質的に説明したように構
成することができる(即ち、これにより、ブラウジング
要求及び検索要求が可能になる)。要求の結果は、構造
化された情報を表すXML文書である。節Vの最後に示
した、このより一般的な実施形態の例は、ユーザが単一
のユーザインターフェースを用いて全世界の異なる特許
データベースに潜在的にアクセスする方法を示してい
る。
【0214】明らかに、情報サーバに要求を行う処理
は、多少異なる形で動作する。例えば、TOC記述子と
index記述子の間の区別は、もはや有用ではないかもし
れない。その代わりに、そのような構造化情報を受け取
る処理の主な特徴は、様々な異種供給源からの情報を正
しくフォーマットすることである。そのような最終目的
のために、前に説明した高度検索を用いて必要な情報を
選択的に識別する能力が非常に有用である。ブラウジン
グ要求及び検索要求の結果は、使用されるデータ型に応
じて、特定のユーザのためにカスタマイズされたもので
あってもなくてもよい、所定のフォーマットを用いる様
々なフォーマットでユーザに提示することができる。
【0215】[産業上の利用可能性]上述した形態及び
実施形態は、コンピュータ産業及びデータ処理産業、特
に、マルチメディアサービスを提供する産業に適用可能
である。実施形態は、特に、インターネットサービスプ
ロバイダが、彼らが提供するサービス又はホストもしく
はその両方の検索に商業的価値を追加しながら、コンテ
ンツのベンダと購入者とを引き合わせることを容易にす
ることを提供する。
【0216】前述は、本発明の少なくとも1つの実施形
態を説明したものであり、本発明の範囲及び趣旨から逸
脱せずにこれに対する修正又は変更を行うことができ、
この実施形態は、例示的であって制限的ではない。
【0217】付録1は、図15の例に関するXMLソー
ス記述であり、付録2は、付録1のソース記述を正規化
された形に変換するのに使用することができるXMLス
タイルシートである。 Appendix 1 <?xml version='1.0'?> <!-- (C) Copyright Canon Information Systems Research Australia (CISRA) 2000 --> <!-- All rights reserved --> <!-- Source description for transformation example in Fig 15 --> <VideoDocument DC.Title = 'Survival of the Platypus' DC.Creator = 'John Smith' DC.Subject = 'Australian Wildlife' DC.Type = 'Digital Video' href = 'http://www.cisra.com.au/MediaBrowser/examples/content/AusWil d883.mpg'> <Scene DC.Identifier = 'Scene 1' DC.Description = 'Taronga Park Zoo' DC.Coverage.T.Start = '2:05.00' DC.Coverage.T.End = '5:10.25'> <Shot DC.Identifier = 'Shot 1' DC.Description = 'Mature male platypus' DC.Coverage.T.Start = '2:05.00' DC.Coverage.T.End = '2:55.20' keyFrame = 'http://www.cisra.com.au/MediaBrowser/examples/co ntent /AusWild883_KF1.jpg'> <Frame DC.Identifier = 'Frame 1' DC.Description = 'Key Frame'/> <Frame DC.Identifier = 'Frame 2' DC.Description = 'Description of Frame 2'/> <Frame DC.Identifier = 'Frame 3' DC.Description = 'Description of Frame 3'/> </Shot> <Shot DC.Identifier = 'Shot 2' DC.Description = 'Zoo habitat' DC.Coverage.T.Start = '2:55.24' DC.Coverage.T.End = '4:02.10' keyFrame = 'http://www.cisra.com.au/MediaBrowser/examples/co ntent/AusWild883_KF2.jpg'> </Shot> <Shot DC.Identifier = 'Shot 3' DC.Description = 'Interaction with humans' DC.Coverage.T.Start = '4:02.14' DC.Coverage.T.End = '5:10.25' keyFrame = 'http://www.cisra.com.au/MediaBrowser/examples/co ntent /AusWild883_KF3.jpg'> </Shot> </Scene> <Scene DC.Identifier = 'Scene 2' DC.Description = 'Natural habitat' DC.Coverage.T.Start = '7:15.25' DC.Coverage.T.End = '3:05.20'> </Scene> <Scene DC.Identifier = 'Scene 3' DC.Description = 'Mating scene' DC.Coverage.T.Start = '10:20.45' DC.Coverage.T.End = '2:02.05'> </Scene> </VideoDocument> Appendix 2 <?xml version='1.0'?> <!-- (C) Copyright Canon Information Systems Research Australia (CISRA) 2000 --> <!-- All rights reserved --> <!-- XSLT 1.0 --> <xsl:stylesheet xmlns:xsl= 'http://www.w3.org/1999/XSL/Transform' xmlns:mb = 'http://www.cisra.com.au/MediaBrowser' xmlns:xlink ='http://www.w3.org/1999/xlink' version = '1.0'> <xsl:output method = 'xml' version = '1.0' standalone = 'yes' indent = 'yes'/> <xsl:template match = 'VideoDocument'> <VideoDocument xmlns:mb = 'http://cisra.com.au/MediaBrowser' xmlns:xlink = 'http://www.w3.org/1999/xlink' mb:descriptorType = 'TOC' mb:textualIdentifier = '{@DC.Title}' mb:updateable = 'false' xlink:type = 'simple' xlink:role = 'resource' xlink:href = '{@href}'> <DC.Title mb:descriptorType = 'Index' mb:textualIdentifier = 'Title'> <xsl:value-of select = '@DC.Title'/> </DC.Title> <DC.Creator mb:descriptorType = 'Index' mb:textualIdentifier = 'Creator'> <xsl:value-of select = '@DC.Creator'/> </DC.Creator> <DC.Subject mb:descriptorType = 'Index' mb:textualIdentifier = 'Subject'> <xsl:value-of select = '@DC.Subject'/> </DC.Subject> <DC.Type mb:descriptorType = 'Index' mb:textualIdentifier = 'Type'> <xsl:value-of select = '@DC.Type'/> </DC.Type> <!-- Now push all scene children --> <xsl:apply-templates select = 'Scene'/> </VideoDocument> </xsl:template> <xsl:template match = 'Scene'> <Scene mb:descriptorType = 'TOC' mb:textualIdentifier = '{@DC.Identifier}' mb:id = '{@DC.Identifier}' xlink:role = 'resource' xlink:href = '{//VideoDocument/@href}#avptr(time::{@DC.Coverage. T.Start}, {@DC.Coverage.T.End})'> <DC.Description mb:descriptorType = 'Index' mb:textualIdentifier = 'Description'> <xsl:value-of select = '@DC.Description'/> </DC.Description> <!-- Now push all scene children --> <xsl:apply-templates select = 'Shot'/> </Scene> </xsl:template> <xsl:template match = 'Shot'> <Shot mb:descriptorType = 'TOC' mb:visualIdentifier = '{@keyFrame}' mb:id = '{@DC.Identifier}' xlink:role = 'resource' xlink:href = '{//VideoDocument/@href}#avptr(time::{@DC.Coverage. T.Start}, {@DC.Coverage.T.End})'> <DC.Description mb:descriptorType = 'Index' mb:textualIdentifier = 'Description'> <xsl:value-of select = '@DC.Description'/> </DC.Description> </Shot> </xsl:template> </xsl:stylesheet>
【図面の簡単な説明】
【図1】マルチメディアアクセスシステムの動作環境を
示すブロック図である。
【図2】図1のメディアブラウザがメタデータデータベ
ースにアクセスする方法を示す、より詳細なブロック図
である。
【図3】メディアブラウザとメタデータサーバの間の通
信処理を示す流れ図である。
【図4】マルチメディアアクセスシステムのメディアブ
ラウザコンポーネントのユーザインターフェースの視覚
的外観を示す図である。
【図5】メディアブラウザの好ましいブラウジング処理
を示す流れ図である。
【図6】メディアブラウザの好ましい検索処理を示す流
れ図である。
【図7】構造化された画像メタデータデータベースを示
す図である。
【図8】ブラウジング処理によって使用されるXMLメ
タデータの例を示す図である。
【図9】メディアブラウザがその上で動作することがで
きるコンピュータシステムの概略ブロック図表現であ
る。
【図10】図1から8のシステムの例の実施形態を示す
図である。
【図11】異なる装置のためのメディアブラウザのカス
タマイズを示す図である。
【図12】マルチメディアコンテンツを使用する権利を
制御できる配置を示す図である。
【図13A】、
【図13B】、
【図13C】メタデータリンクを装置の間で通信できる
方法を示す図である。
【図14】現在のメディアブラウザセッションをある装
置から別の装置へ切り替えることができる配置を示す図
である。
【図15(a)】、
【図15(b)】ソース記述を、メディアブラウザ配置
によって提示可能な正規化された記述に変換できる方法
の例を示す図である。
【図16】好ましいメディアブラウザのグラフィカルユ
ーザインターフェースを示す図である。
【図17A】、
【図17B】「ブレッドクラブ」ナビゲーションが図1
6のインターフェースでどのように使用されるかを示す
図である。
【図18A】、
【図18B】、
【図18C】、
【図18D】さらに変更されたメディアブラウザグラフ
ィカルユーザインターフェースを介するシステムユーザ
を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 12/00 547 G06F 12/00 547Z (72)発明者 アーネスト イュー チャン ワン オーストラリア国 2113 ニュー サウス ウェールズ州,ノース ライド,トーマ ス ホルト ドライブ 1 キヤノン イ ンフォメーション システムズ リサーチ オーストラリア プロプライエタリー リミテツド 内 (72)発明者 アリソン ジョアン レノン オーストラリア国 2113 ニュー サウス ウェールズ州,ノース ライド,トーマ ス ホルト ドライブ 1 キヤノン イ ンフォメーション システムズ リサーチ オーストラリア プロプライエタリー リミテツド 内 (72)発明者 マイケル ピーター アンダーソン オーストラリア国 2113 ニュー サウス ウェールズ州,ノース ライド,トーマ ス ホルト ドライブ 1 キヤノン イ ンフォメーション システムズ リサーチ オーストラリア プロプライエタリー リミテツド 内 Fターム(参考) 5B075 NK02 NK44 NR05 PP03 PQ02 5B082 AA13 EA01 GC04

Claims (132)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 メディアブラウジングシステムでメタデ
    ータを解釈する方法であって、 マルチメディアコンテンツの項目の記述を受信するステ
    ップと、 記述に関連するメタデータを識別するために記述を再検
    討するステップと、 所定の複数の既知のメタデータ標準規格の1つに準拠す
    る(第1)メタデータ項目を判定するために前記メタデ
    ータを検査し、前記第1メタデータ項目の各々を前記シ
    ステム内で使用される解釈可能な形に変換するステップ
    と、 前記既知のメタデータ標準規格のいずれにも準拠しない
    残りのメタデータ項目を判定するために前記メタデータ
    を検査し、前記残りのメタデータ項目の各々について、 (i)前記項目を前記システムに既知のタイプの組の1
    つに分類するために前記項目の構文を査定するステップ
    と、 (ii)前記1つのタイプに従う前記項目を前記解釈可能
    な形に変換するステップと、 を有することを特徴とする方法。
  2. 【請求項2】 前記ステップ(i)及び(ii)につい
    て、前記タイプは前記項目を目次項目として分類するタ
    イプを含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記ステップ(i)及び(ii)につい
    て、前記タイプは前記項目をインデックス項目として分
    類することを特徴とする請求項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記解釈可能な形は、前記記述の視覚的
    表現のために前記マルチメディアブラウジングシステム
    によって使用される属性を含むことを特徴とする請求項
    1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記記述は、XMLで表されることを特
    徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記受信するステップは、前記記述の解
    析を含むことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記ステップ(i)及び(ii)につい
    て、href属性がリンクであると解釈され、xlink:href属
    性として表現され、前記リンクのターゲット値がXML
    の拡張子を有するか拡張子なしのURIである場合、前
    記リンクは別の記述へのリンクであると解釈され、そう
    でない場合には前記リンクは前記記述に対応するコンテ
    ンツへのリンクであると解釈されることを特徴とする請
    求項5に記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記ステップ(i)及び(ii)につい
    て、要素及びその要素のいずれか対応する子の少なくと
    も1つがリンクを含む場合、要素は目次項目として分類
    されることを特徴とする請求項5に記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記リンクは、リンクターゲットを含む
    前記要素コンテンツと共に要素を用いて表現されること
    を特徴とする請求項8に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記リンクは、属性を用いて表現さ
    れ、属性の値がリンクターゲットを含むことを特徴とす
    る請求項8に記載の方法。
  11. 【請求項11】 目次項目として分類されない要素がイ
    ンデックス項目であると解釈されることを特徴とする請
    求項8に記載の方法。
  12. 【請求項12】 (a)項目が視覚的識別子又はテキス
    ト識別子のいずれかを有しておらず、かつ、 (b)名前属性が存在する場合に、 テキスト識別子が前記項目の名前属性から作成されるこ
    とを特徴とする請求項5に記載の方法。
  13. 【請求項13】 (a)項目が視覚的識別子又はテキス
    ト識別子のいずれかを有しておらず、かつ、 (b)名前属性が存在しない場合に、 テキスト識別子が要素名から作成されることを特徴とす
    る請求項5に記載の方法。
  14. 【請求項14】 (a)項目が視覚的識別子又はテキス
    ト識別子のいずれかを有しておらず、 (b)名前属性が存在し、かつ、 (c)前記名前属性が視覚的識別子として動作可能な属
    性のクラスの1つである場合に、 視覚的識別子が要素名から作成されることを特徴とする
    請求項5に記載の方法。
  15. 【請求項15】 前記視覚的識別子は、可能な視覚的識
    別子名のリストに対して前記名前属性を検査することに
    よって形成されることを特徴とする請求項14に記載の
    方法。
  16. 【請求項16】 前記名前属性は、キーフレーム、サム
    ネイル、及びムービープレビューの少なくとも1つに関
    係することを特徴とする請求項14に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記変換するステップは、XSLTス
    タイルシートを使用して実行されることを特徴とする請
    求項5に記載の方法。
  18. 【請求項18】 プログラムがその上に記録されたコン
    ピュータ可読媒体であって、プログラムが、メディアブ
    ラウジングシステムでメタデータを解釈する手順をコン
    ピュータに実行させるように構成され、前記プログラム
    は、 マルチメディアコンテンツの項目の記述を受信するコー
    ドと、 記述に関連するメタデータを識別するために記述を再検
    討するコードと、 所定の複数の既知のメタデータ標準規格の1つに準拠す
    る(第1)メタデータ項目を判定するために前記メタデ
    ータを検査し、前記第1メタデータ項目の各々を前記シ
    ステム内で使用される解釈可能な形に変換するコード
    と、 前記既知のメタデータ標準規格のいずれにも準拠しない
    残りのメタデータ項目を判定するために前記メタデータ
    を検査し、前記残りのメタデータ項目の各々について、 (i)前記項目を前記システムに既知のタイプの組の1
    つに分類するために前記項目の構文を査定するコード
    と、 (ii)前記1つのタイプに従う前記項目を前記解釈可能
    な形に変換するコードと、 を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  19. 【請求項19】 前記コード(i)及び(ii)につい
    て、前記タイプは前記項目を目次項目として分類するタ
    イプを含むことを特徴とする請求項18に記載のコンピ
    ュータ可読媒体。
  20. 【請求項20】 前記コード(i)及び(ii)につい
    て、前記タイプは前記項目をインデックス項目として分
    類することを特徴とする請求項18に記載のコンピュー
    タ可読媒体。
  21. 【請求項21】 前記解釈可能な形は、前記記述の視覚
    的表現のために前記マルチメディアブラウジングシステ
    ムによって使用される属性を含むことを特徴とする請求
    項18に記載のコンピュータ可読媒体。
  22. 【請求項22】 前記記述は、XMLで表されることを
    特徴とする請求項21に記載のコンピュータ可読媒体。
  23. 【請求項23】 前記受信するコードは、前記記述を解
    析するコードを含むことを特徴とする請求項22に記載
    のコンピュータ可読媒体。
  24. 【請求項24】 コード(i)及び(ii)について、前
    記検査するコードはhref属性をリンクであると解釈し、
    これをxlink:href属性として表現するように動作可能で
    あり、前記リンクのターゲット値がXMLの拡張子を有
    するか拡張子なしのURIである場合、前記リンクは別
    の記述へのリンクであると解釈され、そうでない場合に
    は前記リンクは前記記述に対応するコンテンツへのリン
    クであると解釈されることを特徴とする請求項22に記
    載のコンピュータ可読媒体。
  25. 【請求項25】 前記検査するコードは、コード(i)
    及び(ii)について、要素及びその要素のいずれか対応
    する子の少なくとも1つがリンクを含む場合、要素を目
    次項目として分類するように動作可能であることを特徴
    とする請求項22に記載のコンピュータ可読媒体。
  26. 【請求項26】 前記リンクは、リンクターゲットを含
    む前記要素コンテンツを有する要素を用いて表現される
    ことを特徴とする請求項25に記載のコンピュータ可読
    媒体。
  27. 【請求項27】 前記リンクは、属性を用いて表現さ
    れ、属性の値がリンクターゲットを含むことを特徴とす
    る請求項25に記載のコンピュータ可読媒体。
  28. 【請求項28】 目次項目として分類されない要素がイ
    ンデックス項目であると解釈されることを特徴とする請
    求項25に記載のコンピュータ可読媒体。
  29. 【請求項29】 コード(i)及び(ii)について前記
    検査するコードは、(a)項目が視覚的識別子又はテキ
    スト識別子のいずれかを有しておらず、かつ、 (b)名前属性が存在する場合に、 テキスト識別子が前記項目の名前属性から作成されるよ
    うに動作可能であることを特徴とする請求項22に記載
    のコンピュータ可読媒体。
  30. 【請求項30】 コード(i)及び(ii)について前記
    検査するコードは、(a)項目が視覚的識別子又はテキ
    スト識別子のいずれかを有しておらず、かつ、 (b)名前属性が存在しない場合に、 テキスト識別子が要素名から作成されるように動作可能
    であることを特徴とする請求項22に記載のコンピュー
    タ可読媒体。
  31. 【請求項31】 コード(i)及び(ii)について前記
    検査するコードは、 (a)項目が視覚的識別子又はテキスト識別子のいずれ
    かを有しておらず、 (b)名前属性が存在し、かつ、 (c)前記名前属性が視覚的識別子として動作可能な属
    性のクラスの1つである場合に、 視覚的識別子が要素名から作成されるように動作可能で
    あることを特徴とする請求項22に記載のコンピュータ
    可読媒体。
  32. 【請求項32】 前記視覚的識別子は、可能な視覚的識
    別子名のリストに対して前記名前属性を検査することに
    よって形成されることを特徴とする請求項31に記載の
    コンピュータ可読媒体。
  33. 【請求項33】 前記名前属性は、キーフレーム、サム
    ネイル、及びムービープレビューの少なくとも1つに関
    係することを特徴とする請求項31に記載のコンピュー
    タ可読媒体。
  34. 【請求項34】 前記変換するコードは、XSLTスタ
    イルシートを使用して動作可能であることを特徴とする
    請求項22に記載のコンピュータ可読媒体。
  35. 【請求項35】 メディアブラウジングシステムでメタ
    データを解釈するコンピュータ装置であって、 マルチメディアコンテンツの項目の記述を受信する手段
    と、 記述に関連するメタデータを識別するために記述を再検
    討する手段と、 所定の複数の既知のメタデータ標準規格の1つに準拠す
    る(第1)メタデータ項目を判定するために前記メタデ
    ータを検査し、前記第1メタデータ項目の各々を前記シ
    ステム内で使用される解釈可能な形に変換する、第1検
    査手段と、 前記既知のメタデータ標準規格のいずれにも準拠しない
    残りのメタデータ項目を判定するために前記メタデータ
    を検査し、前記残りのメタデータ項目の各々について、 (i)前記項目を前記システムに既知のタイプの組の1
    つに分類するために前記項目の構文を査定し、 (ii)前記1つのタイプに従う前記項目を前記解釈可能
    な形に変換する、第2検査手段と、 を有することを特徴とするコンピュータ装置。
  36. 【請求項36】 前記タイプは、前記項目を目次項目と
    して分類するタイプを含むことを特徴とする請求項35
    に記載のコンピュータ装置。
  37. 【請求項37】 前記タイプは、前記項目をインデック
    ス項目として分類されることを特徴とする請求項35に
    記載のコンピュータ装置。
  38. 【請求項38】 前記解釈可能な形は、前記記述の視覚
    的表現のために前記マルチメディアブラウジングシステ
    ムによって使用される属性を含むことを特徴とする請求
    項35に記載のコンピュータ装置。
  39. 【請求項39】 前記記述は、XMLで表されることを
    特徴とする請求項38に記載のコンピュータ装置。
  40. 【請求項40】 前記受信する手段は、前記記述を解析
    する手段を含むことを特徴とする請求項39に記載のコ
    ンピュータ装置。
  41. 【請求項41】 前記第2検査手段は、href属性をリン
    クであると解釈し、これをxlink:href属性として表現す
    るように動作可能であり、前記リンクのターゲット値が
    XMLの拡張子を有するか拡張子なしのURIである場
    合、前記リンクは別の記述へのリンクであると解釈さ
    れ、そうでない場合には前記リンクは前記記述に対応す
    るコンテンツへのリンクであると解釈されることを特徴
    とする請求項39に記載のコンピュータ装置。
  42. 【請求項42】 前記第2検査手段は、要素及びその要
    素のいずれか対応する子の少なくとも1つがリンクを含
    む場合、要素を目次項目として分類するように動作可能
    であることを特徴とする請求項38に記載のコンピュー
    タ装置。
  43. 【請求項43】 前記リンクは、リンクターゲットを含
    む前記要素コンテンツを有する要素を使用して表現され
    ることを特徴とする請求項42に記載のコンピュータ装
    置。
  44. 【請求項44】 前記リンクは、属性を用いて表現さ
    れ、属性の値がリンクターゲットを含むことを特徴とす
    る請求項42に記載のコンピュータ装置。
  45. 【請求項45】 目次項目として分類されない要素がイ
    ンデックス項目であると解釈されることを特徴とする請
    求項42に記載のコンピュータ装置。
  46. 【請求項46】 前記第2検査手段は、 (a)項目が視覚的識別子又はテキスト識別子のいずれ
    かを有しておらず、かつ、 (b)名前属性が存在する場合に、 テキスト識別子が前記項目の名前属性から作成されるよ
    うに動作可能であることを特徴とする請求項42に記載
    のコンピュータ装置。
  47. 【請求項47】 前記第2検査手段は、 (a)項目が視覚的識別子又はテキスト識別子のいずれ
    かを有しておらず、かつ、 (b)名前属性が存在しない場合に、 テキスト識別子が要素名から作成されるように動作可能
    であることを特徴とする請求項42に記載のコンピュー
    タ装置。
  48. 【請求項48】 前記第2検査手段は、 (a)項目が視覚的識別子又はテキスト識別子のいずれ
    かを有しておらず、 (b)名前属性が存在し、かつ、 (c)前記名前属性が視覚的識別子として動作可能な属
    性のクラスの1つである場合に、 視覚的識別子が要素名から作成されるように動作可能で
    あることを特徴とする請求項42に記載のコンピュータ
    装置。
  49. 【請求項49】 前記視覚的識別子は、可能な視覚的識
    別子名のリストに対して前記名前属性を検査することに
    よって形成されることを特徴とする請求項48に記載の
    コンピュータ装置。
  50. 【請求項50】 前記名前属性は、キーフレーム、サム
    ネイル、及びムービープレビューの少なくとも1つに関
    係することを特徴とする請求項48に記載のコンピュー
    タ装置。
  51. 【請求項51】 前記変換する手段は、XSLTスタイ
    ルシートを使用して動作可能であることを特徴とする請
    求項39に記載のコンピュータ装置。
  52. 【請求項52】 前記マルチメディアブラウジングシス
    テムは、少なくとも部分的に前記コンピュータ装置によ
    って実施されることを特徴とする請求項35に記載のコ
    ンピュータ装置。
  53. 【請求項53】 前記コンピュータ装置は、前記マルチ
    メディアブラウジングシステムの個々のユーザが接続さ
    れるサーバによって形成されることを特徴とする請求項
    52に記載のコンピュータ装置。
  54. 【請求項54】 個人情報ランドスケープが対応するメ
    タデータエントリーへの少なくとも1つのリンクの組を
    有し、メタデータエントリーの各々が更なるメタデータ
    エントリー及びコンテンツエントリーの少なくとも1つ
    への少なくとも1つのリンクを持つ、ワールドワイドウ
    ェブユーザの個人情報ランドスケープを維持する方法で
    あって、 (i)前記リンクの各エントリーターゲットをURI
    (universal resource identifier)として表現し、格
    納するステップと、 (ii)ユーザが、メタデータエントリーへの前記リンク
    を用いて前記個人情報ランドスケープを介してナビゲー
    トし、前記コンテンツエントリーへのリンクを用いてコ
    ンテンツを複製することを選択できるインターフェース
    に前記リンクを表現するステップと、 (iii)修正が前記ユーザ個人情報ランドスケープと共
    に保管され、ユーザがメタデータエントリーへの新しい
    リンクを追加し、かつ、メタデータエントリーへの既存
    リンクの削除又は修正することによって前記個人情報ラ
    ンドスケープを修正できるようにするステップと、 を有することを特徴とする方法。
  55. 【請求項55】 前記複製は、コンテンツの再生及び表
    示の少なくとも1つを有することを特徴とする請求項5
    4に記載の方法。
  56. 【請求項56】 ステップ(i)は、コンポーネント識
    別子を用いて前記エントリーターゲットを表現し保管す
    るステップを更に有し、前記コンポーネント識別子はU
    RIによってアドレッシングされるエントリーのコンポ
    ーネントを識別することを特徴とする請求項54に記載
    の方法。
  57. 【請求項57】 前記コンテンツエントリーは、ディジ
    タル信号コンテンツの項目を有することを特徴とする請
    求項54に記載の方法。
  58. 【請求項58】 前記ディジタルコンテンツの項目は、
    ディジタル画像項目を有することを特徴とする請求項5
    7に記載の方法。
  59. 【請求項59】 前記ディジタルコンテンツの項目は、
    ディジタルビデオ項目を有することを特徴とする請求項
    57に記載の方法。
  60. 【請求項60】 前記ディジタルコンテンツの項目は、
    ディジタルオーディオ項目を有することを特徴とする請
    求項57に記載の方法。
  61. 【請求項61】 前記コンテンツエントリーは、電子テ
    キストの項目を有することを特徴とする請求項57に記
    載の方法。
  62. 【請求項62】 前記コンテンツエントリーは、電子ハ
    イパーテキストの項目を有することを特徴とする請求項
    57に記載の方法。
  63. 【請求項63】 前記コンテンツエントリーは、非電子
    的にアクセス可能なコンテンツの項目を有し、この場
    合、コンテンツの項目を表示又は再生することができな
    いことを特徴とする請求項57に記載の方法。
  64. 【請求項64】 前記メタデータエントリーは、XML
    文書を有することを特徴とする請求項54に記載の方
    法。
  65. 【請求項65】 前記コンポーネント識別子は、XML
    要素木のノードを識別することを特徴とする請求項56
    に記載の方法。
  66. 【請求項66】 前記コンポーネント識別子は、XPoint
    erを有することを特徴とする請求項56に記載の方法。
  67. 【請求項67】 前記インターフェースは、ウェブブラ
    ウジングアプリケーションを用いて実施されることを特
    徴とする請求項54に記載の方法。
  68. 【請求項68】 前記コンテンツを再生又は表示するの
    に使用される機能は、前記ウェブブラウジングアプリケ
    ーション用のプラグインによって提供されることを特徴
    とする請求項67に記載の方法。
  69. 【請求項69】 前記ウェブブラウジングアプリケーシ
    ョンは、一般的なアプリケーションを有することを特徴
    とする請求項67に記載の方法。
  70. 【請求項70】 前記コンテンツを再生又は表示するの
    に使用される機能は、前記インターフェース用に特に設
    計されたプラグインによって提供されることを特徴とす
    る請求項54に記載の方法。
  71. 【請求項71】 個人情報ランドスケープが対応するメ
    タデータエントリーへの少なくとも1つのリンクの組を
    有し、メタデータエントリーの各々が更なるメタデータ
    エントリー又はコンテンツエントリーへの少なくとも1
    つのリンクを有する、ワールドワイドウェブユーザの個
    人情報ランドスケープを維持する方法であって、 (i)前記リンクの各エントリーターゲットをURI
    (universal resource identifier)として表現し、保
    管するステップと、 (ii)ユーザが、メタデータエントリーへの前記リンク
    を用いて前記個人情報ランドスケープを介してナビゲー
    トし、前記コンテンツエントリーへのリンクを用いてコ
    ンテンツを複製することを選択できるインターフェース
    に前記リンクを表現するステップと、 (iii)前記ユーザが、前記エントリーに関する所望の
    プロパティを指定し、その後、前記メタデータエントリ
    ーに含まれる前記エントリーのプロパティとの前記所望
    のプロパティの照合動作を実行して、前記メタデータエ
    ントリーを使用する特定のエントリーに関する検索を行
    えるようにするステップと、 (iv)新しいリンク及び修正が前記個人情報ランドスケ
    ープと共に保管され、前記ユーザが、メタデータエント
    リーへの新しいリンクの追加、既存のリンクの削除、及
    び既存のリンクメタデータエントリーの修正の少なくと
    も1つによって前記個人情報ランドスケープを修正でき
    るようにするステップと、 を有することを特徴とする方法。
  72. 【請求項72】 ステップ(i)は、コンポーネント識
    別子を用いて前記エントリーターゲットを表現し保管す
    るステップを更に有し、前記コンポーネント識別子はU
    RIによって識別されるエントリーの識別可能コンポー
    ネントを識別することを特徴とする請求項71に記載の
    方法。
  73. 【請求項73】 検索される前記エントリーは、コンテ
    ンツエントリーを有することを特徴とする請求項71に
    記載の方法。
  74. 【請求項74】 個人情報ランドスケープがメタデータ
    エントリーへの1つ又は複数のリンクの組を有し、前記
    メタデータエントリーの各々が更なるメタデータエント
    リー及びコンテンツエントリーの少なくとも1つへの少
    なくとも1つのリンクを持つ、ワールドワイドウェブユ
    ーザの個人情報ランドスケープを維持するコンピュータ
    装置であって、 前記リンクの各エントリーターゲットをURI(univer
    sal resource identifier)として表現し、保管する第
    1手段と、 ユーザが、メタデータエントリーへの前記リンクを用い
    て前記個人情報ランドスケープを介してナビゲートし、
    前記コンテンツエントリーへのリンクを用いてコンテン
    ツを複製することを選択できるインターフェースに前記
    リンクを表現する第2手段と、 修正が前記ユーザ個人情報ランドスケープと共に保管さ
    れ、ユーザがメタデータエントリーへの新しいリンクを
    追加し、かつ、メタデータエントリーへの既存リンクの
    削除又は修正することによって前記個人情報ランドスケ
    ープを修正する第3手段と、 を有することを特徴とするコンピュータ装置。
  75. 【請求項75】 個人情報ランドスケープがメタデータ
    エントリーへの1つ又は複数のリンクの組を有し、前記
    メタデータエントリーの各々が更なるメタデータエント
    リー又はコンテンツエントリーのいずれかへの1つ又は
    複数のリンクを有する、ワールドワイドウェブユーザの
    個人情報ランドスケープを維持するコンピュータ装置で
    あって、 前記リンクの各エントリーターゲットをURI(univer
    sal resource identifier)として表現し、保管する第
    1手段と、 ユーザが、メタデータエントリーへの前記リンクを用い
    て前記個人情報ランドスケープを介してナビゲートし、
    前記コンテンツエントリーへのリンクを用いてコンテン
    ツを複製することを選択できるインターフェースに前記
    リンクを表現する第2手段と、 前記ユーザが、前記エントリーに関する所望のプロパテ
    ィを指定し、その後、前記メタデータエントリーに含ま
    れる前記エントリーのプロパティとの前記所望のプロパ
    ティの照合動作を実行して、前記メタデータエントリー
    を使用する特定のエントリーに関する検索を行えるよう
    にする第3手段と、 修正が前記個人情報ランドスケープと共に保管され、メ
    タデータエントリーへの新しいリンクの追加、既存のリ
    ンクの削除、及び既存のリンクメタデータエントリーの
    修正の少なくとも1つによって前記個人情報ランドスケ
    ープを修正する第4手段と、 を有することを特徴とするコンピュータ装置。
  76. 【請求項76】 前記装置は、前記ユーザが有効に接続
    するサーバを有することを特徴とする請求項74に記載
    のコンピュータ装置。
  77. 【請求項77】 プログラムをその上に記録されたコン
    ピュータ可読媒体であって、プログラムが、コンピュー
    タに、ワールドワイドウェブユーザの個人情報ランドス
    ケープを維持する手順を実行させるように構成され、前
    記個人情報ランドスケープが対応するメタデータエント
    リーへの少なくとも1つのリンクの組を有し、前記メタ
    データエントリーの各々が更なるメタデータエントリー
    及びコンテンツエントリーの少なくとも1つへの少なく
    とも1つのリンクを有し、前記プログラムは、 前記リンクの各エントリーターゲットをURI(univer
    sal resource identifier)として表現し、保管する第
    1コードと、 ユーザが、メタデータエントリーへの前記リンクを用い
    て前記個人情報ランドスケープを介してナビゲートし、
    前記コンテンツエントリーへのリンクを用いてコンテン
    ツを複製することを選択できるインターフェースに前記
    リンクを表現する第2コードと、 修正が前記ユーザ個人情報ランドスケープと共に保管さ
    れ、ユーザがメタデータエントリーへの新しいリンクを
    追加し、かつ、メタデータエントリーへの既存リンクの
    削除又は修正することによって前記個人情報ランドスケ
    ープを修正できるようにする第3コードと、 を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  78. 【請求項78】 前記複製は、コンテンツの再生及び表
    示の少なくとも1つを有することを特徴とする請求項7
    7に記載のコンピュータ可読媒体。
  79. 【請求項79】 前記第1コードは、コンポーネント識
    別子を用いて前記エントリーターゲットを表現し保管す
    るコードを更に有し、前記コンポーネント識別子がUR
    Iによってアドレッシングされるエントリーのコンポー
    ネントを識別することを特徴とする請求項77に記載の
    コンピュータ可読媒体。
  80. 【請求項80】 前記コンテンツエントリーは、ディジ
    タル信号コンテンツの項目を有し、前記ディジタルコン
    テンツの項目がディジタル画像項目、ディジタルビデオ
    項目、ディジタルオーディオ項目、電子テキストの項
    目、及び電子ハイパーテキストの項目の少なくとも1つ
    を有することを特徴とする請求項77に記載のコンピュ
    ータ可読媒体。
  81. 【請求項81】 前記コンテンツエントリーは、非電子
    的にアクセス可能なコンテンツの項目を含み、この場
    合、コンテンツの項目を表示又は再生することができな
    いことを特徴とする請求項77に記載のコンピュータ可
    読媒体。
  82. 【請求項82】 前記メタデータエントリーは、XML
    文書を有することを特徴とする請求項77に記載のコン
    ピュータ可読媒体。
  83. 【請求項83】 前記コンポーネント識別子は、XML
    要素木のノードを識別することを特徴とする請求項79
    に記載のコンピュータ可読媒体。
  84. 【請求項84】 前記コンポーネント識別子は、XPoint
    erを有することを特徴とする請求項79に記載のコンピ
    ュータ可読媒体。
  85. 【請求項85】 前記インターフェースは、ウェブブラ
    ウジングアプリケーションを用いて実施されることを特
    徴とする請求項77に記載のコンピュータ可読媒体。
  86. 【請求項86】 前記コンテンツを再生又は表示するの
    に使用される機能は、前記ウェブブラウジングアプリケ
    ーション用のプラグインによって提供されることを特徴
    とする請求項85に記載のコンピュータ可読媒体。
  87. 【請求項87】 前記ウェブブラウジングアプリケーシ
    ョンは、一般的なアプリケーションを有することを特徴
    とする請求項85に記載のコンピュータ可読媒体。
  88. 【請求項88】 前記コンテンツを再生又は表示するの
    に使用される機能は、前記インターフェース用に特に設
    計されたプラグインによって提供されることを特徴とす
    る請求項77に記載のコンピュータ可読媒体。
  89. 【請求項89】 プログラムをその上に記録されたコン
    ピュータ可読媒体であって、プログラムが、コンピュー
    タにワールドワイドウェブユーザの個人情報ランドスケ
    ープを維持する手順を実行させるように構成され、前記
    個人情報ランドスケープが対応するメタデータエントリ
    ーへの少なくとも1つのリンクの組を有し、前記メタデ
    ータエントリーの各々が更なるメタデータエントリー又
    はコンテンツエントリーの1つへの少なくとも1つのリ
    ンクを有し、前記プログラムは、 前記リンクの各エントリーターゲットをURI(univer
    sal resource identifier)として表現し、保管する第
    1コードと、 ユーザが、メタデータエントリーへの前記リンクを用い
    て前記個人情報ランドスケープを介してナビゲートし、
    前記コンテンツエントリーへのリンクを用いてコンテン
    ツを複製することを選択できるインターフェースに前記
    リンクを表現する第2コードと、 前記ユーザが、前記エントリーに関する所望のプロパテ
    ィを指定し、その後、前記メタデータエントリーに含ま
    れる前記エントリーのプロパティとの前記所望のプロパ
    ティの照合動作を実行して、前記メタデータエントリー
    を使用する特定のエントリーに関する検索を行えるよう
    にする第3コードと、 新しいリンク及び修正が前記個人情報ランドスケープと
    共に保管され、メタデータエントリーへの新しいリンク
    の追加、既存のリンクの削除、及び既存のリンクメタデ
    ータエントリーの修正の少なくとも1つによって前記個
    人情報ランドスケープを修正できるようにする第4コー
    ドと、 を有するコンピュータ可読媒体。
  90. 【請求項90】 前記第1コードは、コンポーネント識
    別子を用いて前記エントリーターゲットを表現し保管す
    るコードを更に有し、前記コンポーネント識別子がUR
    Iによって識別されるエントリーの識別可能コンポーネ
    ントを識別することを特徴とする請求項89に記載のコ
    ンピュータ可読媒体。
  91. 【請求項91】 検索される前記エントリーは、コンテ
    ンツエントリーを有することを特徴とする請求項89に
    記載のコンピュータ可読媒体。
  92. 【請求項92】 サービスが前記サービスの対応するユ
    ーザによってブラウズされ、選択されることが可能な項
    目のメタデータの目次のストレージを含み、マルチメデ
    ィアブラウジングサービスのユーザの間でメタデータを
    通信する方法であって、 (a)対応する第1ユーザを有する第1装置で、第1ユ
    ーザの目次から選択されたメディア項目に関係するメタ
    データを抽出するステップと、 (b)前記第1装置から、対応する第2ユーザを有する
    第2装置へ、前記選択された項目に関する前記メタデー
    タを転送するステップと、 (c)前記第2装置が、前記メタデータを受信し、前記
    選択されたメディア項目に関する前記メタデータを用い
    て前記ストレージ内の前記第2ユーザの目次を更新する
    ために前記メディアブラウジングサービスに知らせるス
    テップと、 を有することを特徴とする方法。
  93. 【請求項93】 サービスが前記サービスの各ユーザの
    選択可能項目に関するメタデータへのリンクのブラウズ
    可能目次のストレージを含み、メディアブラウジングサ
    ービスのユーザの間でメタデータへのリンクを通信する
    方法であって、 (a)対応する第1ユーザを有する第1装置で、前記第
    1ユーザの目次から選択された項目に関係するメタデー
    タへのリンクを抽出するステップと、 (b)前記第1装置から、対応する第2ユーザを有する
    第2装置へ、前記選択された項目のメタデータへの前記
    リンクを第2ユーザへ転送するステップと、 (c)前記第2装置が、メタデータへの前記リンクを受
    信し、前記選択された項目に関するメタデータへの前記
    リンクを用いて前記ストレージ内の前記第2ユーザの目
    次を更新するために前記メディアブラウジングサービス
    に知らせるステップと、 を有することを特徴とする方法。
  94. 【請求項94】 前記転送するステップは、前記第1装
    置と前記第2装置との間の少なくとも部分的に無線で通
    信することを特徴とする請求項92に記載の方法。
  95. 【請求項95】 前記選択された項目は、ディジタルオ
    ーディオビジュアルコンテンツの項目であることを特徴
    とする請求項92に記載の方法。
  96. 【請求項96】 メディアブラウジングシステムのユー
    ザ装置と、前記システムの一部でない更なる装置との間
    でメタデータを通信する方法であって、 (a)前記ユーザ装置に関連し、前記メディアブラウジ
    ングシステムに保存された目次から前記メタデータを抽
    出するステップと、 (b)前記抽出されたメタデータを、前記メディアブラ
    ウジングシステムのアドレス及び前記システムへのログ
    オンに関連付け、関連するコンポーネントを送付状に包
    むステップと、 (c)前記ユーザ装置から前記更なる装置へ前記送付状
    を通信するステップであって、これによって、前記更な
    る装置のユーザが前記ログオンを使用して前記メディア
    ブラウジングシステムにアクセスでき、これによって前
    記メディアブラウジングシステムから前記メタデータに
    よって参照されるメディアコンテンツにアクセスできる
    ようにするステップと、 を有することを特徴とする方法。
  97. 【請求項97】 前記メディアブラウジングシステム
    が、前記ユーザ装置及び前記さらなる装置がそれぞれ機
    能的に接続可能であるコンピュータサーバ装置を含む、
    請求項96に記載の方法。
  98. 【請求項98】 前記送付状は、前記更なる装置に関す
    る前記メディアコンテンツを使用する権利を具体化する
    ことを特徴とする請求項96に記載の方法。
  99. 【請求項99】 前記送付状は、一時的であり、前記送
    付状の形成時に確立され、開始される所定の時間期間の
    後に満了することを特徴とする請求項95に記載の方
    法。
  100. 【請求項100】 前記ユーザ装置の前記メディアコン
    テンツを使用する権利は前記更なる装置に転送されるこ
    とを特徴とする請求項96に記載の方法。
  101. 【請求項101】 前記更なる装置の前記メディアコン
    テンツを使用する権利は単一使用をデフォルトとするこ
    とを特徴とする請求項96に記載の方法。
  102. 【請求項102】 前記更なる装置の前記メディアコン
    テンツを使用する権利は前記メタデータを使用して決定
    されることを特徴とする請求項96に記載の方法。
  103. 【請求項103】 前記決定は、前記メタデータを使用
    して前記メディアブラウジングサーバによって実行され
    ることを特徴とする請求項102に記載の方法。
  104. 【請求項104】 前記決定は、前記メディアコンテン
    ツに関連するメディアブラウジングサーバによって実行
    されることを特徴とする請求項102に記載の方法。
  105. 【請求項105】 マルチメディア装置であって、 サービスがマルチメディア装置のユーザ及び前記サービ
    スによってブラウズされ、選択されることが可能な項目
    のメタデータ及びメタデータへのリンクの少なくとも1
    つを含む目次のストレージを含み、前記装置をマルチメ
    ディアブラウジングサービスに有効に接続する手段と、 ユーザの前記目次から、選択されたメディア項目に関係
    するメタデータ又はメタデータへのリンクの1つを抽出
    する手段と、 前記装置から、対応する更なるユーザを有する更なる装
    置へ、前記選択された項目の前記抽出されたメタデータ
    又はメタデータへのリンクを転送する手段と、 を有することを特徴とするマルチメディア装置。
  106. 【請求項106】 前記転送する手段は、前記サービス
    の少なくとも1つと前記更なる装置との間の無線通信の
    手段を有することを特徴とする請求項105に記載の装
    置。
  107. 【請求項107】 前記選択された項目は、ディジタル
    オーディオビジュアルコンテンツの項目であり、前記装
    置はオーディオビジュアル複製手段を有することを特徴
    とする請求項105に記載の装置。
  108. 【請求項108】 前記更なる装置は、機能的に前記装
    置に対応することを特徴とする請求項105に記載の装
    置。
  109. 【請求項109】 マルチメディア装置であって、 対応する第1ユーザを有する第1装置から、メディア項
    目のメタデータ又はメタデータへのリンクの少なくとも
    1つを受信する手段と、 サービスが前記マルチメディア装置のユーザ及び前記サ
    ービスによってブラウズされ選択されることが可能であ
    る項目のメタデータ及びメタデータへのリンクの少なく
    とも1つを含む目次のストレージを含み、前記装置をマ
    ルチメディアブラウジングサービスに有効に接続する手
    段と、 前記ユーザの前記目次に対して前記メディア項目に関係
    するメタデータ又はメタデータへのリンクの前記1つを
    更新する手段と、 を有することを特徴とするマルチメディア装置。
  110. 【請求項110】 前記受信する手段は、前記サービス
    の少なくとも1つと前記更なる装置との間の無線通信の
    手段を有することを特徴とする請求項109に記載の装
    置。
  111. 【請求項111】 前記選択された項目は、ディジタル
    オーディオビジュアルコンテンツの項目であり、前記装
    置はオーディオビジュアル複製手段を有することを特徴
    とする請求項109に記載の装置。
  112. 【請求項112】 マルチメディア装置であって、 前記装置のユーザに関連し、前記装置が機能的に接続可
    能であるメディアブラウジングシステムに保存された目
    次からメタデータを抽出する手段と、 前記抽出されたメタデータを、前記メディアブラウジン
    グシステムのアドレス及び前記システムへのログオンに
    関連付け、関連するコンポーネントを送付状に包む手段
    と、 前記装置から更なる装置へ前記送付状を通信する手段で
    あって、これによって、前記更なる装置のユーザが前記
    ログオンを使用して前記メディアブラウジングシステム
    にアクセスでき、これによって前記メディアブラウジン
    グシステムから前記メタデータによって参照されるメデ
    ィアコンテンツにアクセスできるようにする、通信する
    手段と、 を有することを特徴とするマルチメディア装置。
  113. 【請求項113】 前記送付状は、 (a)前記メディアコンテンツに前記更なる装置によっ
    てアクセスできる時間期間と、 (b)前記メディアコンテンツを前記更なる装置によっ
    て複製できるサービスの品質と、 (c)前記メディアコンテンツを前記更なる装置によっ
    て複製できるインスタンスの数と、 の少なくとも1つに関係するコンポーネントを有するこ
    とを特徴とする請求項112に記載の装置。
  114. 【請求項114】 前記コンポーネントは、前記抽出さ
    れたメタデータから確立されることを特徴とする請求項
    113に記載の装置。
  115. 【請求項115】 プログラムをその上に記録されたコ
    ンピュータ可読媒体であって、プログラムが、コンピュ
    ータ化された装置に、マルチメディアブラウジングサー
    ビスのユーザ間でメタデータを通信する手順を実行させ
    るように構成され、前記プログラムは、 サービスが前記装置のユーザ及び前記サービスによって
    ブラウズされ選択されることが可能である項目のメタデ
    ータ及びメタデータへのリンクの少なくとも1つを含む
    目次のストレージを含み、前記装置を前記マルチメディ
    アブラウジングサービスに有効に接続するためのコード
    と、 ユーザの前記目次から選択されたメディア項目に関係す
    るメタデータ又はメタデータへのリンクの1つを抽出す
    るためのコードと、 前記装置から、対応する更なるユーザを有する更なる装
    置へ、前記選択された項目の前記抽出されたメタデータ
    又はメタデータへのリンクを転送するためのコードと、 を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  116. 【請求項116】 プログラムをその上に記録されたコ
    ンピュータ可読媒体であって、プログラムが、コンピュ
    ータ化された装置に、マルチメディアブラウジングサー
    ビスのユーザ間でメタデータを通信する手順を実行させ
    るように構成され、前記プログラムは、 対応する第1ユーザを有する第1装置から、メディア項
    目のメタデータ又はメタデータへのリンクの少なくとも
    1つを受信するためのコードと、 サービスが前記コンピュータ化された装置のユーザ及び
    前記サービスによってブラウズされ選択されることが可
    能である項目のメタデータ及びメタデータへのリンクの
    少なくとも1つを含む目次のストレージを含み、前記コ
    ンピュータ化された装置を前記マルチメディアブラウジ
    ングサービスに有効に接続するためのコードと、 前記ユーザの前記目次に対して前記メディア項目に関係
    するメタデータ又はメタデータへのリンクの前記1つを
    更新するためのコードと、 を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  117. 【請求項117】 プログラムをその上に記録されたコ
    ンピュータ可読媒体であって、プログラムが、コンピュ
    ータ化された装置に、マルチメディアブラウジングサー
    ビスのユーザ間でメタデータを通信する手順を実行させ
    るように構成され、前記プログラムは、 前記コンピュータ化された装置のユーザに関連し、前記
    コンピュータ化された装置が有効に接続可能であるメデ
    ィアブラウジングシステムに保存された目次からメタデ
    ータを抽出するためのコードと、 前記抽出されたメタデータを、前記メディアブラウジン
    グシステムのアドレス及び前記システムへのログオンに
    関連付け、関連するコンポーネントを送付状に包むため
    のコードと、 前記コンピュータ化された装置から更なる装置へ前記送
    付状を通信するためのコードであって、これによって、
    前記更なる装置のユーザが前記ログオンを使用して前記
    メディアブラウジングシステムにアクセスでき、これに
    よって前記メディアブラウジングシステムから前記メタ
    データによって参照されるメディアコンテンツにアクセ
    スできるようにする、通信するためのコードと、 を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  118. 【請求項118】 第1装置から第2装置へメディアセ
    ッションを転送する方法であって、 (a)前記第1装置上でメディアブラウジングサーバを
    介して供給されるメディアセッションを確立するステッ
    プと、 (b)(i)前記メディアセッションの詳細を前記第2
    装置に転送し、 (ii)前記メディアブラウジングサーバに既知の前記第
    2装置の識別を前記第2装置から受信し、 (iii)前記第2装置の前記受信した識別を前記メディ
    アブラウジングサーバに転送するために、前記第1装置
    上でコントロールを発動するステップと、 (c)前記メディアブラウジングサーバが前記第1装置
    への前記メディアセッションの出力を終了し、前記メデ
    ィアセッションの前記出力を前記第2装置に向けるステ
    ップと、 を有することを特徴とする方法。
  119. 【請求項119】 ステップ(c)は、前記第2装置の
    複製属性に応じて前記メディアセッションのサービスの
    品質を修正するステップを有することを特徴とする請求
    項118に記載の方法。
  120. 【請求項120】 前記修正するステップは、前記第1
    装置と前記第2装置との間の通信の形態を変更すること
    を特徴とする請求項119に記載の方法。
  121. 【請求項121】 前記メディアセッションの複製の品
    質が前記第2装置の複製属性内で前記第1装置の複製属
    性より良くならないように制限されることを特徴とする
    請求項118に記載の方法。
  122. 【請求項122】 前記第2装置は、前記メディアセッ
    ションのより高い複製の品質を提供し、ステップ(c)
    は、前記修正を可能にするための商業トランザクション
    を有することを特徴とする請求項119に記載の方法。
  123. 【請求項123】 前記メディアセッションは、選択さ
    れたサービスの品質で得られたものであり、各前記装置
    での前記メディアセッションの複製が、対応する前記装
    置によって与えられる最大のサービスの品質であって、
    前記選択されたサービスの品質より良くはないサービス
    の品質で実行されることを特徴とする請求項119に記
    載の方法。
  124. 【請求項124】 前記装置は、デスクトップコンピュ
    ータ、ポータブルコンピュータ、携帯電話、モバイルサ
    ウンド複製装置からなるグループから選択されることを
    特徴とする請求項118に記載の方法。
  125. 【請求項125】 プログラムをその上に記録されたコ
    ンピュータ可読媒体であって、プログラムが、第1のコ
    ンピュータ化された装置に、メディアセッションを前記
    第1装置から第2装置に転送する手順を実行させるよう
    に構成され、前記プログラムは、 前記第1装置上でメディアブラウジングサーバを介して
    供給されるメディアセッションを確立するためのコード
    と、 前記メディアセッションの詳細を前記第2装置に転送す
    るためのコードと、 前記メディアブラウジングサーバに既知の前記第2装置
    の識別を前記第2装置から受信するためのコードと、 前記第2装置の前記受信した識別を前記メディアブラウ
    ジングサーバに転送するためのコードと、 を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  126. 【請求項126】 プログラムをその上に記録されたコ
    ンピュータ可読媒体であって、プログラムが、第1のコ
    ンピュータ化された装置に、メディアセッションを第2
    装置から受信する手順を実行させるように構成され、前
    記プログラムは、 前記第2装置上で発生するメディアセッションの詳細を
    前記第2装置から受信するためのコードと、 前記第2装置に、前記メディアセッションが供給される
    メディアブラウジングサーバに既知の前記コンピュータ
    化された装置の識別を転送するためのコードと、 前記コンピュータ化された装置上で前記メディアブラウ
    ジングサーバを介して供給される前記メディアセッショ
    ンを確立するためのコードと、 を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  127. 【請求項127】 プログラムをその上に記録されたコ
    ンピュータ可読媒体であって、プログラムが、コンピュ
    ータ化されたメディアブラウジングサーバに、第1装置
    から第2装置へメディアセッションを転送する手順を実
    行させるように構成され、前記プログラムは、 前記第1装置上で前記メディアブラウジングサーバを介
    して供給される前記メディアセッションを確立するため
    のコードと、 前記メディアブラウジングサーバに既知の前記第2装置
    の識別を第1装置から受信するためのコードと、 前記メディアセッションを前記第1装置から前記第2装
    置に転送するためのコードと、 を有することを特徴とするコンピュータ可読媒体。
  128. 【請求項128】 前記転送するコードは、前記第2装
    置上で前記メディアセッションを確立するためのコード
    と、前記第1装置上での前記メディアセッションを終了
    するためのコードとを有することを特徴とする請求項1
    27に記載のコンピュータ可読媒体。
  129. 【請求項129】 マルチメディア複製装置であって、 前記装置上でメディアブラウジングサーバを介して供給
    されるメディアセッションを確立する手段と、 前記メディアセッションの詳細を更なる装置に転送する
    手段と、 前記メディアブラウジングサーバに既知の前記更なる装
    置の識別を前記更なる装置から受信する手段と、 前記更なる装置の前記受信した識別を前記メディアブラ
    ウジングサーバに転送する手段と、 を有することを特徴とするマルチメディア複製装置。
  130. 【請求項130】 マルチメディア複製装置であって、 更なる装置上で発生する、メディアブラウザサーバを介
    して供給されるメディアセッションの詳細を前記更なる
    装置から受信する手段と、 前記メディアブラウジングサーバに既知の前記マルチメ
    ディア複製装置の識別を前記更なる装置に転送する手段
    と、 前記マルチメディア複製装置上で前記メディアブラウジ
    ングサーバを介して供給される前記メディアセッション
    を確立する手段と、 を有することを特徴とするマルチメディア複製装置。
  131. 【請求項131】 メディアブラウジングサーバであっ
    て、 第1マルチメディア複製装置上で前記メディアブラウジ
    ングサーバを介して供給されるメディアセッションを確
    立する手段と、 前記メディアブラウジングサーバに既知の第2マルチメ
    ディア複製装置の識別を前記第1装置から受信する手段
    と、 前記メディアセッションを前記第1装置から前記第2装
    置に転送する手段と、 を有することを特徴とするメディアブラウジングサー
    バ。
  132. 【請求項132】 前記転送する手段は、前記第2装置
    上で前記メディアセッションを確立する手段と、前記第
    1装置上での前記メディアセッションを終了する手段と
    を有することを特徴とする請求項131に記載のメディ
    アブラウジングサーバ。
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