JP2002230796A - ステッピングモータを用いた光ディスクドライブのスレッド制御における制御システムおよびその方法 - Google Patents

ステッピングモータを用いた光ディスクドライブのスレッド制御における制御システムおよびその方法

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JP2002230796A JP2001245731A JP2001245731A JP2002230796A JP 2002230796 A JP2002230796 A JP 2002230796A JP 2001245731 A JP2001245731 A JP 2001245731A JP 2001245731 A JP2001245731 A JP 2001245731A JP 2002230796 A JP2002230796 A JP 2002230796A
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モウ チャオ チ
Chih-Yu Fan
ユ ファン チー
Jan-Tang Wu
タン ウ ジャン
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    • G11B7/08582Sled-type positioners

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ステッピングモータを用いた光ディスクドライ
ブのスレッド制御における制御システムおよびその方法
を提供する。 【解決手段】読取りヘッド6のレンズ位置を制御するト
ラッキングアクチュエーター制御部1と、トラッキング
制御信号(TRO)を受信することにより、数値制御信号
を発生する数値制御部2と、数値制御信号を受信するこ
とにより、パルスフラグ信号および方向フラグ信号を発
生する周波数コンバータ部と、パルスフラグ信号および
方向フラグ信号を受信することにより、光ディスクドラ
イブ3のステッピングモータを駆動するスレッド制御信
号を発生する循環式サイン波発生部とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】本発明は、光ディスクドライ
ブの制御システムおよびその方法であり、特にステッピ
ングモータによって光ディスクドライブのスレッドを制
御するための制御システムおよびその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年来、半導体技術の飛躍的進歩と光学
電子技術の日進月歩により、光学電子装置に関する製品
は徐々にコンピュータシステムにおける標準、かつ不可
欠な周辺装置となってきている。光ディスクドライブに
関しては、初期のCD-ROM以外に、関連するCD-R、CD-R/W
およびDVDなどの製品が徐々に広く使用されるようにな
っている。光ディスクシステムについて言えば、CD-RO
M、CD-R、CD-R/WまたはDVDを問わず、速度の要求はます
ます高速化すると同時に、データの正確性も要求されて
いるため、光ディスクドライブの安定的かつ迅速な操
作、そして正確な信号読取りの確保などの要素は、光デ
ィスクドライブのスレッド制御方法において明らかに非
常に重要となっている。
【0003】光ディスクドライブのスレッド制御方法に
おいて、モータの制御も大変重要である。ステッピング
モータの駆動機構は比較的単純で、コストも低く、直流
モータ駆動、光センサフィードバックと磁気センサフィ
ードバックなどの制御回路の設計に比べると比較的簡単
である。光ディスクドライブのメーカでは従来の直流モ
ータの代わりにスレッド制御用としてステッピングモー
タを徐々に採用するようになってきている。
【0004】図1を参照されたい。図1に示すものは、
従来技術を光ディスクドライブ3の制御システム11に
応用した際の概略図である。光ディスクドライブ3は、
読取りヘッド6と、直流モータ4と、制御システム11
とからなる。読取りヘッド6はレンズ9と、スレッド5
とからなる。制御システム11はトラッキングアクチュ
エーター制御部1と、数値制御部2とからなる。読取り
ヘッド6が移動し、ディスク8のデータを読取る際、光
ディスクドライブ3はトラッキング信号を発生する。ト
ラッキング信号はトラッキングアクチュエーター制御部
1に入力され、そしてトラッキングアクチュエーター制
御部1はこのトラッキング信号に基づき、読取りヘッド
6のレンズ9位置を制御するためのトラッキング制御信
号(TRO)を発生する。トラッキング制御信号(TRO)は
数値制御部2に入力され、数値制御信号(DCV)を発生
する。数値制御信号は直流モータ4を駆動させるのに用
いられ、読取りヘッド6のスレッド5を連動し、ひいて
は読取りヘッド6を移動させる。この種の従来技術の場
合、高速にシークが行えず、しかもトラック走行の摩擦
抵抗の不均等により、量産に支障が生じる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記した従来技術にお
ける欠点に鑑み、本発明ではステッピングモータを用い
た光ディスクドライブのスレッド制御における制御シス
テムおよびその方法を提供し、上記の問題を解決するも
のである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記光ディスクドライブ
は前記制御システムを備えることにより前記制御方法を
実施するものである。前記制御システムは、トラッキン
グ信号(TE)を受信し、しかもトラッキング信号に基づ
きトラッキング制御信号を発生することにより、読取り
ヘッドのレンズ位置を制御するトラッキングアクチュエ
ーター制御部と、トラッキングアクチュエーター制御部
に接続され、トラッキング制御信号を受信することによ
り、数値制御信号を発生する数値制御部と、数値制御部
に接続され、数値制御信号を受信することにより、パル
スフラグ信号および方向フラグ信号を発生する周波数コ
ンバータ部と、周波数コンバータ部に接続され、パルス
フラグ信号および方向フラグ信号を受信することによ
り、スレッド制御信号を発生する循環式サイン波発生部
とを備える。スレッド制御信号は光ディスクドライブの
ステッピングモータの制御に用いられ、光ディスクドラ
イブのスレッドを制御する。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施例につい
て、図2の回路図を参照されたい。主な制御回路は、ト
ラッキング信号を受信し、しかもトラッキング信号に基
づきトラッキング制御信号(TRO)を発生することによ
り、読取りヘッド60のレンズ90位置を制御するトラ
ッキングアクチュエーター制御部110と、トラッキン
グアクチュエーター制御部110に接続され、トラッキ
ング制御信号(TRO)を受信することにより、数値制御
信号131(DCV)を発生する数値制御部120と、数
値制御部120に接続され、数値制御信号131(DC
V)を受信することにより、パルスフラグ信号135(Pu
lse)および方向フラグ信号136(Dir)を発生する周
波数コンバータ部130と、周波数コンバータ部130
に接続され、パルスフラグ信号135および方向フラグ
信号136を受信することにより、スレッド制御信号(S
LED1)170、(SLED2)180を発生する循環式サイン波
発生部140と、からなる。スレッド制御信号170、
180の作用については、光ディスクドライブのスレッ
ドモータ40を駆動するものである。好ましくは、本発
明ではステッピングモータであり、特にマイクロステッ
ピングモータを運用し、光ディスクドライブのスレッド
65移動を制御するものである。
【0008】図2の回路システムに併せて説明する。本
発明における光ディスクドライブのスレッド制御方法は
以下のステップからなる。
【0009】(a)光ディスクドライブにおけるスレッ
ド65およびレンズ90からなる読取りヘッド60を移
動させ、トラッキング信号を発生させる。
【0010】(b)トラッキング信号を光ディスクドラ
イブの制御システムトラッキングアクチュエーター制御
部110に入力し、読取りヘッド60のレンズ90位置
を制御するためのトラッキング制御信号(TRO)を発生
させる。
【0011】(c)トラッキング制御信号を光ディスク
ドライブの数値制御部120に入力し、数値制御信号
(DCV)131を発生させる。
【0012】(d)数値制御信号を光ディスクドライブ
の周波数コンバータ部130に入力し、パルスフラグ信
号(Pulse)135および方向フラグ信号(Dir)136
を発生させる。
【0013】(e)パルスフラグ信号135および方向
フラグ信号136を光ディスクドライブの循環式サイン
波発生部140に入力し、光ディスクドライブのスレッ
ドモータ40(本発明の一実施例ではステッピングモー
タ)を駆動するためのスレッド制御信号(SLED1)170
およびスレッド制御信号(SLED2)180を発生させ、光
ディスクドライブのスレッド65移動を制御する。
【0014】図2に示す本発明の実施例において、別途
にモータセレクタ部(DCM)160およびモータセレク
タ部160に対応し直流モータを設け、モータセレクタ
部160が直流モータに設定されている場合には、数値
制御部120が発生する数値制御信号131を直に光デ
ィスクドライブの直流モータに用いることにより、前記
光ディスクドライブのスレッド65移動を制御する。そ
してモータセレクタ部160がステッピングモータに設
定されている場合には、数値制御信号131は周波数コ
ンバータ部130に入力される。
【0015】前記の循環式サイン波発生部140につい
ては、その中に循環式サイン波表を含み、循環式サイン
波発生部140は循環式サイン波表のパルスフラグ信号
135および方向フラグ信号136に対応するサイン値
(SIN)およびコサイン値(COS)を検索することによ
り、それぞれスレッド制御信号(SLED1)170、スレッ
ド制御信号(SLED2)180とする。循環式サイン波発生
部140の出力するサインおよびコサインの信号につい
ては、サインおよびコサインの振幅の調整に用いられる
減衰部150(Ks)との接続を通じて、本発明の制御シ
ステムを節電モードに移行させる。スレッド制御信号(S
LED1)170、スレッド制御信号(SLED2)180について
は、先ずパワードライバ部20に接続し調整された後
に、スレッドモータ40に接続される。
【0016】図2に開示されているトラッキングアクチ
ュエーター制御部110および1パワードライバ部20
についてより詳細に説明する。図3を参照されたい。図
3に示すように、トラッキングアクチュエーター制御部
110は、トラッキング制御部112と、短距離シーク
制御部114と、中心誤差制御部116とからなる。3
つの112、114、116の出力端は選択可能であ
る。つまり、トラッキングアクチュエーター制御部11
0が出力するトラッキング制御信号(TRO)は、3つの
制御部112、114、116のそのいずれか1つと接
続し出力するかを選択する。数値制御部120は、スレ
ッド制御部122と、速度曲線発生部124とからな
る。そのうち、スレッド制御部122および速度曲線発
生部124の出力端は選択可能である。つまり、数値制
御部120が出力する数値制御信号(DCV)131は、
スレッド制御部122または速度曲線発生部124の出
力端に接続し出力するかを選択する。
【0017】図4を参照されたい。光ディスクドライブ
がトラッキング制御モードにある場合、トラッキング信
号はトラッキング誤差信号(TE)となり、そして周波数
コンバータ部130は電圧周波数コンバータとなる。ト
ラッキング誤差(TE)信号がトラッキング制御部112
に入力されることにより、トラッキング制御信号(TR
O)を出力する。トラッキング制御信号が数値制御部1
20のスレッド制御部122に入力されることにより、
数値制御信号(DVC)131を発生する。
【0018】図7を参照されたい。光ディスクドライブ
が短距離シーク制御モードにある場合、トラッキング信
号は速度誤差(VE)信号であり、そして周波数コンバー
タ部130は電圧周波数コンバータとなる。速度誤差
(VE)信号は、トラッキングアクチュエーター制御部1
10の短距離シーク制御部114に入力されることによ
り、トラッキング制御信号(TRO)を発生する。トラッ
キング制御信号が数値制御部120のスレッド制御部1
22に入力されることにより、数値制御信号(DVC)1
31を発生する。
【0019】図8を参照されたい。光ディスクドライブ
が長距離シーク制御モードにある場合、トラッキング信
号は中心誤差(CE)信号であり、そして周波数コンバー
タ部130は速度周波数コンバータとなる。中心誤差
(CE)信号は、トラッキングアクチュエーター制御部1
10の中心誤差制御部116に入力されることにより、
レンズ90を中央位置に制御するためのトラッキング制
御信号(TRO)を発生し、そして数値制御部120の速
度曲線発生部124がトラック総数信号(TRKNUM)およ
びトラック方向信号(TRKDIR)を受信することにより、
数値制御信号(DVC)131を発生する。
【0020】トラッキング制御方法を実行する時には、
トラッキング制御部112は光ディスクドライブのレン
ズ90を光ディスク上のトラックに沿うよう制御し、そ
してレンズ90が徐々に読取りヘッド60の中心から変
位していく場合、このとき光ディスクドライブのスレッ
ドモータ40は追従し低速回転させ、スレッドを低速で
移動させることにより、レンズ90が大きく変位するこ
となく、レンズが傾斜するといった問題を回避しなけれ
ばならない。短距離シーク制御方法を実行する時には、
閉ループ制御にて完了した高速および正確なシーク制御
で、さらにそれぞれ速度誤差を運用しゲイン増幅の後に
スレッド制御を実行、またはフィードバックシーク信号
を運用し、トラック番号とシーク距離に依ってスレッド
を駆動する。また一方では、長距離シーク制御を実行す
る時には、開ループ制御および中心誤差制御の方式で、
レンズ90の中心位置を確保し、さらに1回の正確な短
距離シークに併せて、長距離シークの位置決めを図る。
【0021】ここで、本発明に記載する3種類の制御モ
ードについて、それぞれ詳細な説明を加える。
【0022】1.トラッキング制御 本発明にて記載する光ディスクドライブのスレッドのト
ラッキング制御モードについては、図4を併せて参照さ
れたい。図4に示すものは本発明の実施例におけるトラ
ッキング制御システムのブロック接続概略図である。こ
れは主に信号制御部100と、周波数コンバータ部13
0と、循環式サイン波発生部140とからなり、順次接
続されて信号を送信する。本発明のトラッキング制御に
おいては、光ディスクドライブの読取りヘッド60のフ
ォーカスオンの下で、トラッキング信号を発生し、さら
に信号制御部100入力することによって、数値制御信
号(DCV)131を発生する。トラッキング制御モード
においてトラッキング信号はトラッキング誤差(TE)で
ある。周波数コンバータ部130は、数値制御信号13
1を受信する信号制御部100に接続されることによ
り、パルスフラグ信号(Pulse)135および方向フラ
グ信号(Dir)136を発生する。循環式サイン波発生
部140は、パルスフラグ信号135および方向フラグ
信号136を受信する周波数コンバータ部130に接続
されることにより、光ディスクドライブのスレッドモー
タ40(ステッピングモータ)の動作を駆動することに
より、光ディスクドライブのスレッド65を適宜位置に
移動させる制御を行う駆動パルス信号であるスレッド制
御信号(SLED1)170、スレッド制御信号(SLED2)180
を発生する。
【0023】本発明のトラッキング制御システムの実施
例において、信号制御部100はトラッキング信号(ト
ラッキング誤差信号TE)を受信することにより、トラッ
キング制御信号(TRO)を出力するトラッキング制御部
112と、スレッド制御部122とからなる。このトラ
ッキング制御信号(TRO)はスレッド制御部122に接
続され、制御された後に数値制御信号(DCV)131を
出力する。そして周波数コンバータ部130は数値制御
信号(DCV)131を受信する電圧周波数コンバータの
実施方法であり、さらにパルスフラグ信号135よ方向
フラグ信号136を出力し、循環式サイン波発生部14
0に送信するものであって、この循環式サイン波発生部
140は主に、パルスフラグ信号135と方向フラグ信
号136の相違値により相違するサイン(SIN)および
コサイン(COS)パルス信号が対応した循環式サイン波
表を備える。
【0024】また、本発明のトラッキング制御の実施例
において、さらにサインおよびコサイン波信号を減衰部
(Ks)150に接続し、信号を減衰させ、節電モードに
移行させる。そしてスレッドモータ40として直流モー
タ操作(DCM=1)またはステッピングモータ操作(DCM=
0)を切換え選択するといった異なるスレッドモータの
選択のためのモータセレクタ部160(DCM)を備え
る。スレッド制御信号(SLED1)170、スレッド制御信
号(SLED2)180については、まずパワードライバ部2
0に接続し調整した後、スレッドモータ40に接続す
る。
【0025】トラッキング制御実行時には、トラッキン
グ誤差を、ゲイン、位相遅れコントローラ、位相進みコ
ントローラなどの素子とからなるトラッキング制御部1
12に入力する。この後、トラッキング制御部112
は、主に読取りヘッド60のレンズ90の読取り動作と
して駆動し外部のパワードライバ部20に送信するトラ
ッキング制御信号を出力する。なぜならばスレッド65
は同期制御し、レンズ90が読取りヘッド60の中央に
あるよう維持する必要があるからである。この後、トラ
ッキング制御信号(TRO)をスレッド制御部122に入
力する。設定されたモータセレクタ部160(DCM)がD
CM=1に設定されている場合、直流モータ操作となり、
スレッド制御部122が出力する数値制御信号(DVC)
131は直にスレッド制御信号(SLED1)170に送信さ
れ、直流モータを制御する。一方、モータセレクタ部1
60(DCM)がDCM=0に設定されている場合、ステッピ
ングモータ操作にモードとなり、このとき数値制御信号
(DCV)131は周波数コンバータ部130に入力され
る。この作用はプラス・マイナスを有する数値制御信号
(DCV)131の数値をDCV値に等価である周波数パルス
のパルスフラグ信号135および方向フラグ信号136
に変換する。
【0026】トラッキング制御時における周波数コンバ
ータ部130については、電圧周波数コンバータであ
り、さらに詳細な説明は図5を参照されたい。図5に示
すものは本発明の実施例のトラッキング制御において、
周波数コンバータ部130の内部機能の概略図である。
そのうち、VCO1_acc132はアキュームレータ部であ
る。これは、毎回の数値制御信号131の値を累計し、
VCO1_acc132が上限値(SAT)133より大きい場
合、アキュームレータ部VCO1_acc132は2*SATの値
を自動的に減算し、かつ正転方向のパルス発振を示すPu
lse=1、Dir=0のフラグ信号を発する。一方、アキュ
ームレータ部の値VCO1_acc132が下限値(-SAT)1
34よりも小さい場合、VCO1_accは2*SATの値を自動
的に加算し、かつ逆転方向のパルス発振を示すPulse=
1、Dir=1のフラグ信号を発する。この後、パルスフ
ラグ信号135および方向(Dir)フラグ信号136を
循環式サイン波発生部140に送信することにより、対
応するサイン(SIN)およびコサイン(COS)値を対照す
る。
【0027】また、循環式サイン波発生部140が有す
る循環式サイン波表は対照表として機能しており、これ
は図6を参照されたい。図6に示すものは本発明の実施
例のトラッキング制御における、循環式サイン波発生部
140内部における循環式サイン波の対照表の概略図で
ある。そのうち、循環式サイン波表では内部に0〜2n
のサイン関数表141およびコサイン関数表142を記
録した2×S二次元アレイである循環式サイン波表を開
示している。パルス信号Pulse=1、Dir=0の時、イン
デックス144はP個間隔で正方向回転する。このPはス
テップ値143であり、かつインデックスがS値よりも
大きい場合(Index>S)、自動的にIndex=1に回帰する
ことにより、サイン波とコサイン波信号の連続的出力を
図る。Pulse=1、Dir=1の時、インデックス144はP
個間隔で逆方向回転し、かつIndex<1の場合、自動的
にIndex=Sの値に回帰する。
【0028】また、循環式サイン波表はあるべきサイン
およびコサイン出力値を得る。このサインおよびコサイ
ンの信号出力値は、それぞれ減衰部150を経由し、さ
らにそれぞれ外部のスレッド制御信号(SLED1)170、
スレッド制御信号(SLED2)180となる。また、モータ
セレクタ部160のDCM=0はステッピングモータの操作
である。図4に示すように、スレッド制御信号(SLED1)
170、スレッド制御信号(SLED2)180はパワードラ
イバ部20を経由してスレッドモータ40を駆動する
(ステッピングモータでもある)。トラッキング制御時
には、減衰部150は小さく設定し節電モードに移行す
ることで、ステッピングモータの発熱を防ぐ。
【0029】2.短距離シーク制御 本発明に記載するデジタル光ディスクドライブのスレッ
ドにおける短距離シーク制御モードについては、図7の
説明を併せて参照されたい。図7に示すものは本発明の
実施例における短距離シーク制御のブロック接続概略図
である。これは主に信号制御部100、周波数コンバー
タ部130および循環式サイン波発生部140からな
り、順次接続されて信号を送信する。本発明の実施例の
短距離シーク制御モードにおいては、まず、光ディスク
ドライブの読取りヘッド60を移動させ、速度誤差(V
E)であるトラッキング信号を発生するとともに、信号
制御部100に入力することにより、数値制御信号13
1(DCV)を発生する。数値制御信号(DCV)131を周
波数コンバータ部130に入力することにより、パルス
フラグ信号(Pulse)135および方向フラグ信号(Di
r)136を発生する。循環式サイン波発生部140
は、パルスフラグ信号135および方向フラグ信号13
6を受信することによって、光ディスクドライブのスレ
ッドモータ40(ステッピングモータ)を駆動し、光デ
ィスクドライブのスレッド65を制御する駆動パルス信
号であるスレッド制御信号(SLED1)170、スレッド制
御信号(SLED2)180を発生させるための周波数コンバ
ータ部130に接続される。
【0030】前記の本発明の短距離シーク制御モードに
おける信号制御部100は、誤差アンプ部121と、ト
ラッキング制御部118を備えた短距離シーク制御部1
14と、スレッド制御部122とからなる。そのうち、
誤差アンプ部121速度誤差(VE)信号を受信し、トラ
ッキング制御部118にて増幅された後、トラッキング
制御信号(TRO)を出力し、またトラッキング制御信号
(TRO)パワードライバ部20に接続される以外に、同
時に数値制御信号131を出力するためにスレッド制御
部122に接続される。周波数コンバータ部130は電
圧周波数コンバータ(VCO1)である。
【0031】短距離シーク制御方法には2種類ある。上
記の方法以外に、フィードバックシーク信号の制御方法
がある。図7に示すように、本発明の短距離シーク制御
モードにおいては、また別に、シーク信号(TX/RX)を
受信し、ゲイン増幅の後に制御モード切換部128(TX
M)に接続する信号ゲイン部(Ktx)126と、制御モー
ド切換部(TXM)128とからなる。制御モード切換部
128は主に選択信号を制御し、周波数コンバータ部1
30がスレッド制御部122の出力する数値制御信号
(DCV)131を受信するか、またはゲインされたシー
ク信号ゲイン値Ktxを受信するかを選択する。この後、
周波数コンバータ部130が電圧周波数変換の作用の
後、パルスフラグ信号(Pulse)135と方向フラグ信
号(Dir)136を出力し、さらに循環式サイン波発生
部140に入力する。
【0032】同様に、短距離シーク制御において、循環
式サイン波発生部140は主に、周波数コンバータ部1
30に接続され、パルスフラグ信号(Pulse)135と
方向フラグ信号(Dir)136との相違値に基づき、相
違するサイン(SIN)およびコサイン(COS)Pulse信号
を対応させた循環式サイン波表を備える。この後、さら
に減衰部(Ks)150に接続される。この減衰部150
は、つまり循環式サイン波発生部140の出力端に接続
されるもので、主な作用は減衰値を大きく設定すること
により、短距離シーク制御時の電力を増加させるもので
ある。そして、同様に直流モータ操作(DCM=1)また
はステッピングモータ操作(DCM=0)を切換え選択する
ためのモータセレクタ部(DCM)160を設ける。最後
に、スレッド制御信号(SLED1)170、スレッド制御信
号(SLED2)180の出力は、スレッドモータをさらに駆
動させるためのパルス信号であり減衰された後の信号を
出力する減衰部150と接続される。
【0033】一方、図7に示される短距離シーク制御シ
ステムブロック図において、その短距離シーク制御の方
法は閉ループの制御である。短距離シークの2種類の方
法について、ここにそれぞれ以下のとおり述べる。
【0034】2-1.第1の短距離シーク制御 主にシークの速度誤差(VE)を誤差アンプ部121でゲ
イン増幅した後、トラッキング制御部118に入力しト
ラッキング信号(TRO)を出力する。このトラッキング
信号はさらにスレッド制御部122に入力され、数値制
御信号131(DCV)である制御用の電圧信号を取得す
る。このうち、スレッド制御部122のゲインおよび周
波数帯域は前記のトラッキング制御におけるスレッド制
御部122とは異なる。この他に、モータセレクタ部1
60のDCM=0の設定は、ステッピングモータの操作モ
ードとなる。また一方では、制御モード切換部(TXM)
128のTXM=0は、トラッキング制御信号(TRO)の制
御モードとなる。続いて、前記のトラッキング制御モー
ドと同様、周波数コンバータ部130、循環式サイン波
発生部140および減衰部150を経由して、スレッド
制御信号(SLED1)170、スレッド制御信号(SLED2)18
0を出力することにより、ステッピングモータを駆動さ
せる。
【0035】2-2.第2の短距離シーク制御 第2の方法は、フィードバックシーク信号(TXまたはR
X)を運用し、さらにトラック番号とトラックピッチに
基づき直にスレッドモータ40のステッピングモータを
駆動するが、これはステッピングモータの駆動パルス数
PNとトラック番号とには以下の関係があるからである。
【0036】PN=TN*TP/Plength (1) 上記の数式のおける各英文符号の意味と解釈は以下のと
おりである。
【0037】PN:ステッピングモータの駆動パルス数 Plength:ステッピングモータを1パルス駆動し、スレ
ッドが走行した距離(μm) TN=トラック番号 TP=トラックピッチ、1.6μm
【0038】シーク時には、シーク信号(TXまたはRX)
の立ち上がりエッジ毎にシークの信号ゲイン部(Ktx)
126のゲインを一回トリガし、制御モード切換部(TX
M)128の設定がTXM=1の時、周波数コンバータ部13
0はシーク信号(TXまたはRX)の立ち上がりエッジ毎に
信号ゲイン部Ktxのゲイン値を受信するもので、後続の
制御方式は前記のトラッキング制御モードと同様に、循
環式サイン波発生部140および減衰部150を経由
し、スレッド制御信号(SLED1)170、スレッド制御信
号(SLED2)180を出力することにより、ステッピング
モータを駆動させるための駆動パルス信号を発生する。
【0039】3.長距離シーク制御 本発明にて記載する光ディスクドライブのスレッドにお
ける長距離シーク制御モードについては、図8を併せて
参照されたい。長距離シーク制御システムは、トラッキ
ング信号(長距離シークモードでは中心誤差(CE)信号
となる)を受信することのより、数値制御信号(DCV)
131を発生する信号制御部100と、数値制御信号1
31を受信するための信号制御部100に接続されるこ
とにより、パルスフラグ信号(Pulse)135および方
向フラグ信号(Dir)136を発生する周波数コンバー
タ部130と、パルスフラグ信号135および方向フラ
グ信号136を受信する周波数コンバータ部130に接
続されることにより、光ディスクドライブにおけるステ
ッピングモータであるスレッドモータ40の動作を駆動
するためのスレッド制御信号(SLED1)170、スレッド
制御信号(SLED2)180を発生することにより、前記光
ディスクドライブのスレッド65を制御する循環式サイ
ン波発生部140とからなる。
【0040】本発明の長距離シーク制御の方法について
は、以下のステップからなる。
【0041】(a)光ディスクドライブの読取りヘッド
60のフォーカスオンの下で、中心誤差(CE)信号であ
るトラッキング信号を発生する。
【0042】(b)中心誤差(CE)信号を光ディスクド
ライブの信号制御部100に入力することにより、数値
制御信号131を発生する。
【0043】(c)数値制御信号131を光ディスクド
ライブの周波数コンバータ部130に入力することによ
り、パルスフラグ信号(Pulse)135および方向フラ
グ信号(Dir)136を発生する。
【0044】(d)パルスフラグ信号135および方向
フラグ信号136を光ディスクドライブの循環式サイン
波発生部140に入力することにより、前記光ディスク
ドライブのステッピングモータを駆動するためのスレッ
ド制御信号(SLED1)170、スレッド制御信号(SLED2)1
80を発生し、光ディスクドライブのスレッド65を制
御する。
【0045】上記光ディスクドライブのスレッドにおけ
る長距離シーク制御システムについては、図8に併せて
以下のとおり詳細な説明を行う。
【0046】信号制御部100は、中心誤差(CE)数値
を受信し、制御された後にトラッキング制御信号(TR
O)を出力する中心誤差制御部116と、トラック番号
(TRKNUM)とトラック方向(TRKDIR)信号を受信し、数
値制御信号(DCV)131を出力する速度曲線発生部1
24とからなる。そして、数値制御信号131はさらに
周波数コンバータ部130に接続される。長距離シーク
制御時に、この周波数コンバータ部130は速度周波数
コンバータ(VCO2)となり、この速度周波数コンバータ
(VCO2)の作用は電圧周波数コンバータ(VCO1)と同様
であるが、その上限値はf1値であり、下限値は0であ
る。そして速度周波数コンバータ(VCO2)のアキューム
レータ部は、上方向へ累積するのみで、アキュームレー
タ値が>f1の時、アキュームレータ部は自動的にf1を減
算する。この後、周波数コンバータ部130は数値制御
信号131を受信し、変換した後にパルスフラグ信号
(Pulse)135と方向フラグ信号(Dir)136などの
信号を出力する。
【0047】図8には同様に、周波数コンバータ部13
0に接続され、パルスフラグ信号(Pulse)135と方
向フラグ信号(Dir)136との相違値に基づき、相違
するサイン(SIN)およびコサイン(COS)Pulse信号を
対応させた循環式サイン波表を主に有する循環式サイン
波発生部140を備える。この後、減衰値を大きく設定
することにより、長距離シーク制御に必要な電力を増加
させる減衰部150に接続される。また、直流モータ操
作(DCM=1)またはステッピングモータ操作(DCM=
0)を切換え選択するためのモータセレクタ部(DCM)
160を備える。さらに、ステッピングモータを駆動さ
せるためのスレッドモータ40駆動用のパルス信号であ
るスレッド制御信号(SLED1)170、スレッド制御信号
(SLED2)180を出力する。
【0048】前記図8に示すように、長距離シークの制
御は開ループの制御方式であり、このとき信号制御部1
00は中心誤差制御モードに切換え、この中心誤差(C
E)は中心誤差制御部116に入力され、そして中心誤
差制御部116が出力するトラッキング制御信号(TR
O)は読取りヘッド60のレンズ90を中央位置に維持
するよう制御するためのものである。さらに、中心誤差
制御部116はゲインと、低域(ローパス)フィルタ
と、位相進みフィルタと、位相遅れフィルタなどの素子
からなる。
【0049】また、図8に示す長距離シーク制御機能の
ブロック図のものは、主に速度曲線発生部124および
周波数コンバータ部130(速度周波数コンバータ部VC
O2)から構成される。速度曲線発生部124の制御フロ
ーについては、図9を参照されたい。そして、図9に示
すように、速度曲線発生部124はステップ311に
て、加速度(ACC)、最高速度(HSP)、減速度(DE
C)、低速(LSP)、総トラック数(TRKNUM)およびトラ
ック方向(TRKDIR)を設定する。同時に、まず加速stat
e=ACCの状態に設定し、長距離シーク起動の準備を行
う。そして、ステップ315は、中断サービスプログラ
ムであり、その動作周波数=f1 Hzの周波数値である。続
いて、実行状態の判断316にて、状態は加速(AC
C)、高速(HSP)、減速(DEC)またはストップなどの
状態とすることができる。
【0050】3-1.もしstate=ACC(加速)の場合、加速
であり、プログラム312を実行する。プログラム31
2の内容には、(1)加速、(2)高速に達しstate=HS
P(高速)に切換える必要の有無、(3)速度周波数コ
ンバータ(VCO2)がPulseフラグ信号を発信する否か決
定する、(4)減速しstate=DEC(減速)に切換える必
要の有無などが含まれる。
【0051】3-2.もしstate=HSP(高速)の場合、プロ
グラム313を実行する。プログラム313の内容に
は、(1)速度周波数コンバータ(VCO2)がPulseフラ
グ信号を発信する否か決定する、(2)減速しstate=DE
C(減速)に切換える必要の有無などが含まれる。
【0052】3-3.もしstate=DEC(減速)の場合、プロ
グラム314を実行する。プログラム314の内容に
は、(1)減速、(2)低速に達しているかの有無、
(3)速度周波数コンバータ(VCO2)がPulseフラグ信
号を発信する否か決定する、(4)残りトラック数が0
でstate=STOPに切換える必要の有無などが含まれる。
【0053】後続に引き続く制御動作は、前記のトラッ
キング制御と同様であり、循環式サイン波発生部14
0、減衰部150を経由して、スレッド制御信号(SLED
1)170、スレッド制御信号(SLED2)180を出力する
ことにより、さらにスレッドモータ40のステッピング
モータを駆動させるものである。そのうち、長距離シー
ク時に減衰部150を大きく設定することにより、電力
を増加させる。
【0054】
【発明の効果】本発明はすでにCD-RWの光ディスクドラ
イブ製品中の運用に成功しており、速度曲線が発生する
速度波形は段階型ではなく直線状である。実験結果の曲
線図については図10に示すとおり、その横軸は時間で
あり、縦軸はパルスレートであり、単位は電圧である。
明らかに、本発明ではすでに従来技術における段階型の
欠点が有効的に改善されている。ステッピングモータを
用いて光ディスクドライブのスレッドを制御すること
で、光ディスクドライブのスレッド制御の速度におい
て、加速および減速時の直線斜線特性を満足させ、従来
の段階型速度曲線方式にて発生する振動および騒音の欠
点を回避できる。この他に、ステッピングモータの駆動
機構のコストは直流モータ、光センサフィードバックや
磁気センサフィードバックよりも低く、しかも高速シー
クに適しているため、ステッピングモータ駆動のスレッ
ドはすでに主流の趨勢となっている。
【0055】また、本発明は直に制御ICに運用でき、従
来技術におけるCPU採用上のプログラミングを必要とす
る不便に取って代り、その上制御回路の設計を簡略化で
き、光ディスクドライブシステムの生産コストを大幅に
低減できる。
【0056】上記をまとめると、本発明におけるデジタ
ル方式の光ディスクドライブのスレッド制御方法は、ユ
ーザがデジタル方式光ディスクドライブのスレッド制御
特性の下で、騒音と振動を回避でき、コストを削減かつ
回路を簡略化可能な制御方法を提供できるものである。
本発明の目的および効果において実施性に富む進歩性を
十分に顕著に表し、産業上の利用性を備え、かつ現在の
市場において見られない新たな発明であって、発明の要
件に適合するので、ここに特許を申請する。
【0057】ただし、上記するものは単に本発明の好ま
しい実施例に過ぎず、当然、これをもって本発明の実施
範囲を限定するものではない。本発明の請求項に基づき
行う均等変化と修飾は、いずれも本発明が包括する範囲
内にある。ついては、審査官には本発明を特許されるよ
う切望する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、従来技術におけるスレッド信号駆動の
ブロック接続図である。
【図2】図2は、本発明の実施例における回路のブロッ
ク接続概略図である。
【図3】図3は、本発明の実施例において、トラッキン
グアクチュエーター制御部および数値制御部の内部回路
のブロック接続図である。
【図4】図4は、本発明の実施例において、トラッキン
グ制御を実行する際の主な回路のブロック接続図であ
る。
【図5】図5は、本発明の実施例において、トラッキン
グ制御実行時における電圧周波数コンバータの内部機能
の概略図である。
【図6】図6は、本発明の実施例のトラッキング制御に
おいて、循環式サイン波発生部の内部対照表の概略図で
ある。
【図7】図7は、本発明の実施例において、短距離シー
ク制御を実行した際の主な回路のブロック接続の概略図
である。
【図8】図8は、本発明の実施例において、長距離シー
ク制御を実行した際の主な回路のブロック接続の概略図
である。
【図9】図9は、本発明の実施例の長距離シーク制御を
実行した際における、速度曲線発生部および速度周波数
コンバータの操作フローの概略図である。
【図10】図10は、本発明の実施例の長距離シーク制
御を実行した際における、速度曲線発生部の速度曲線特
性図である。
【符号の説明】
1 トラッキングアクチュエーター制御部 2 数値制御部 3 光ディスクドライブ 4 直流モータ 5 スレッド 6 読取りヘッド 8 ディスク 9 レンズ 11 制御システム 100 信号制御部 110 トラッキングアクチュエーター制御部 112 トラッキング制御部 114 短距離シーク制御部 116 中心誤差制御部 118 トラッキング制御部 120 数値制御部 121 誤差アンプ部 122 スレッド制御部 124 速度曲線発生部 126 信号ゲイン部 128 制御モード切換部 130 周波数コンバータ部 131 数値制御信号 132 アキュームレータ部 133 上限値 134 下限値 135 パルスフラグ信号 136 方向フラグ信号 140 循環式サイン波発生部 141 サイン関数表 142 コサイン関数表 143 ステップ値 144 インデックスフラグ 150 減衰部 160 モータセレクタ部 170 スレッド制御信号(SLED1) 180 スレッド制御信号(SLED2)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G11B 21/10 G11B 21/10 U (72)発明者 チー ユ ファン 台湾,シンチュウ 300,ガンイェドゥン 9ス ロード,ナンバー 3,4 フロ ア (72)発明者 ジャン タン ウ 台湾,シンチュウ 300,ガンイェドゥン 9ス ロード,ナンバー 3,4 フロ ア Fターム(参考) 5D088 HH10 NN03 NN18 NN27 TT04 TT05 5D096 AA05 NN07 QQ10 UU08 5D117 AA02 CC06 EE20 FF26 FF29 JJ06 5D118 AA13 BA01 CA14

Claims (58)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ディスクドライブのスレッドを制御す
    るための方法であって、 (a)前記光ディスクドライブにおける前記スレッドお
    よびレンズからなる読取りヘッドを移動させ、トラッキ
    ング信号を発生させるステップと、 (b)前記トラッキング信号を前記光ディスクドライブ
    の制御システムトラッキングアクチュエーター制御部に
    入力し、前記読取りヘッドのレンズ位置を制御するため
    のトラッキング制御信号(TRO)を発生させるステップ
    と、 (c)前記トラッキング制御信号を前記光ディスクドラ
    イブの数値制御部に入力し、数値制御信号(DCV)を発
    生させるステップと、 (d)前記数値制御信号を前記光ディスクドライブの周
    波数コンバータ部に入力し、パルスフラグ信号(Puls
    e)および方向フラグ信号(Dir)を発生させるステップ
    と、 (e)前記パルスフラグ信号および前記方向フラグ信号
    を前記光ディスクドライブの循環式サイン波発生部に入
    力し、前記光ディスクドライブのスレッドモータを駆動
    するためのスレッド制御信号を発生させ、光ディスクド
    ライブのスレッドを制御するステップと、からなる光デ
    ィスクドライブのスレッド制御方法。
  2. 【請求項2】 前記光ディスクドライブはモータセレク
    タ部および直流モータを更に備え、前記モータセレクタ
    部が直流モータモードに設定されている場合、ステップ
    (c)にて発生した数値制御信号を直に光ディスクドラ
    イブの直流モータ駆動用に用い、前記光ディスクドライ
    ブのスレッドを制御し、前記モータセレクタ部がステッ
    ピングモータモードに設定されている場合、前記数値制
    御信号を前記周波数コンバータに入力することにより引
    続きステップ(d)と(e)を実行することを特徴とし
    た請求項1に記載の光ディスクドライブのスレッド制御
    方法。
  3. 【請求項3】 前記循環式サイン波発生部は循環式サイ
    ン波表を備え、前記循環式サイン波発生部は循環式サイ
    ン波表に基づき前記パルスフラグ信号および前記方向フ
    ラグ信号に対応するサイン値(SIN)およびコサイン値
    (COS)を検索し、それぞれ前記スレッド制御信号とす
    ることを特徴とした請求項1に記載の光ディスクドライ
    ブのスレッド制御方法。
  4. 【請求項4】 前記光ディスクドライブのトラッキング
    アクチュエーター制御部はトラッキング制御部を備え、
    そして前記数値制御部はスレッド制御部を備え、前記光
    ディスクドライブがトラッキング制御モードにある時
    は、前記トラッキング信号が前記トラッキングアクチュ
    エーター制御部のトラッキング制御部に入力されること
    により、前記トラッキング制御信号を発生し、そして前
    記トラッキング制御信号が前記数値制御部のスレッド制
    御部に入力されることより、前記数値制御信号を発生す
    ることを特徴とした請求項1に記載の光ディスクドライ
    ブのスレッド制御方法。
  5. 【請求項5】 前記周波数コンバータが電圧周波数コン
    バータであることを特徴とした請求項4に記載の光ディ
    スクドライブのスレッド制御方法。
  6. 【請求項6】 前記トラッキング信号がトラッキング誤
    差信号(TE)であることを特徴とした請求項4に記載の
    光ディスクドライブのスレッド制御方法。
  7. 【請求項7】 前記光ディスクドライブのトラッキング
    アクチュエーター制御部は短距離シーク制御部を備え、
    そして前記数値制御部はスレッド制御部を備え、前記光
    ディスクドライブが短距離シーク制御モードにある時、
    前記トラッキング信号が前記トラッキングアクチュエー
    ター制御部の短距離シーク制御部に入力されることによ
    り、前記トラッキング制御信号を発生し、そして前記ト
    ラッキング制御信号が前記数値制御部のスレッド制御部
    に入力されることにより、前記数値制御信号を発生する
    ことを特徴とした請求項1に記載の光ディスクドライブ
    のスレッド制御方法。
  8. 【請求項8】 前記周波数コンバータが電圧周波数コン
    バータであることを特徴とした請求項7に記載の光ディ
    スクドライブのスレッド制御方法。
  9. 【請求項9】 前記トラッキング信号が速度誤差信号
    (VE)であることを特徴とした請求項7に記載の光ディ
    スクドライブのスレッド制御方法。
  10. 【請求項10】 短距離シーク制御部は、前記トラッキ
    ング信号を受信することにより、前記トラッキング信号
    を増幅する誤差アンプ部と、前記増幅されたトラッキン
    グ信号を受信することにより、前記トラッキング信号を
    出力するトラッキング制御部とを備えたことを特徴とし
    た請求項7に記載の光ディスクドライブのスレッド制御
    方法。
  11. 【請求項11】 前記光ディスクドライブのトラッキン
    グアクチュエーター制御部は中心誤差制御部を備え、そ
    して前記数値制御部は速度曲線発生部を備え、前記光デ
    ィスクドライブが長距離シーク制御モードにある時、前
    記トラッキング信号が前記トラッキングアクチュエータ
    ー制御部の中心誤差制御部に入力されることにより、前
    記レンズを中央位置に制御するための前記トラッキング
    制御信号を発生し、そして前記数値制御部の速度曲線発
    生部はトラック総数信号(TRKNUM)およびトラック方向
    信号(TRKDIR)を受信することにより、前記数値制御信
    号を発生することを特徴とした請求項1に記載の光ディ
    スクドライブのスレッド制御方法。
  12. 【請求項12】 前記周波数コンバータが速度周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項11に記載の光
    ディスクドライブのスレッド制御方法。
  13. 【請求項13】 前記トラッキング信号が中心誤差信号
    (CE)であることを特徴とした請求項11に記載の光デ
    ィスクドライブのスレッド制御方法。
  14. 【請求項14】 光ディスクドライブのスレッドを制御
    するための方法であって、 (a)前記光ディスクドライブの読取りヘッドを移動さ
    せ、トラッキング信号を発生させるステップと、 (b)前記トラッキング信号を前記光ディスクドライブ
    の信号制御部に入力することにより、数値制御信号を発
    生させるステップと、 (c)前記数値信号を前記光ディスクドライブの周波数
    コンバータに入力し、パルスフラグ信号(Pulse)およ
    び方向フラグ信号(Dir)を発生させるステップと、 (d)前記パルスフラグ信号および前記方向フラグ信号
    を前記光ディスクドライブの循環式サイン波発生部に入
    力することにより、前記光ディスクドライブのステッピ
    ングモータを駆動するためのスレッド制御信号を発生
    し、前記光ディスクドライブのスレッドを制御するステ
    ップと、からなる光ディスクドライブのスレッド制御方
    法。
  15. 【請求項15】 前記光ディスクドライブはモータセレ
    クタ部および直流モータを更に備え、前記モータセレク
    タ部が直流モータモードに設定されている場合、ステッ
    プ(d)にて発生した数値制御信号を直に光ディスクド
    ライブの直流モータ駆動用に用い、前記光ディスクドラ
    イブのスレッドを制御することを特徴とした請求項14
    に記載の光ディスクドライブのスレッド制御方法。
  16. 【請求項16】 前記循環式サイン波発生部は循環式サ
    イン波表を備え、前記循環式サイン波発生部は前記循環
    式サイン波表に基づき前記パルスフラグ信号および前記
    方向フラグ信号に対応するサイン値(SIN)およびコサ
    イン値(COS)を検索し、前記スレッド制御信号とする
    ことを特徴とした請求項14に記載の光ディスクドライ
    ブのスレッド制御方法。
  17. 【請求項17】 前記光ディスクドライブの信号制御部
    はトラッキング制御部およびスレッド制御部を備え、前
    記光ディスクドライブがトラッキング制御モードにある
    時は、前記トラッキング信号がトラッキング制御部に入
    力されることにより、トラッキング制御信号を発生し、
    そして前記トラッキング制御信号が前記スレッド制御部
    に入力されることより、前記数値制御信号を発生するこ
    とを特徴とした請求項14に記載の光ディスクドライブ
    のスレッド制御方法。
  18. 【請求項18】 前記周波数コンバータが電圧周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項17に記載の光
    ディスクドライブのスレッド制御方法。
  19. 【請求項19】 前記トラッキング信号がトラッキング
    誤差信号(TE)であることを特徴とした請求項17に記
    載の光ディスクドライブのスレッド制御方法。
  20. 【請求項20】 前記光ディスクドライブの信号制御部
    は短距離シーク制御部およびスレッド制御部を備え、前
    記光ディスクドライブが短距離シーク制御モードにある
    時は、前記トラッキング信号が前記短距離シーク制御部
    に入力されることにより、トラッキング制御信号を発生
    し、そして前記トラッキング制御信号が前記スレッド制
    御部に入力されることにより、前記数値制御信号を発生
    することを特徴とした請求項14に記載の光ディスクド
    ライブのスレッド制御方法。
  21. 【請求項21】 前記周波数コンバータが電圧周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項20に記載の光
    ディスクドライブのスレッド制御方法。
  22. 【請求項22】 前記トラッキング信号が速度誤差信号
    (VE)であることを特徴とした請求項20に記載の光デ
    ィスクドライブのスレッド制御方法。
  23. 【請求項23】 短距離シーク制御部は、前記トラッキ
    ング信号を受信することにより、前記トラッキング信号
    を増幅する誤差アンプ部と、前記増幅されたトラッキン
    グ信号を受信し、前記トラッキング制御信号を出力する
    トラッキング制御部とを備えることを特徴とした請求項
    20に記載の光ディスクドライブのスレッド制御方法。
  24. 【請求項24】 前記光ディスクドライブの信号制御部
    は信号ゲイン部および制御モード切換部を備え、前記光
    ディスクドライブが短距離シーク制御モードにある時
    は、前記制御モード切換部を所定モードに設定し、前記
    トラッキングの立ち上がりエッジで前記信号をトリガし
    ゲイン部はゲインを行うことにより、前記トラッキング
    制御信号を発生し、前記トラッキング制御信号が前記ス
    レッド制御部に入力されることにより、前記数値制御信
    号を発生することを特徴とした請求項14に記載の光デ
    ィスクドライブのスレッド制御方法。
  25. 【請求項25】 前記周波数コンバータが電圧周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項24に記載の光
    ディスクドライブのスレッド制御方法。
  26. 【請求項26】 前記トラッキング信号がシーク信号
    (RXまたはTX)であることを特徴とした請求項24に記
    載の光ディスクドライブのスレッド制御方法。
  27. 【請求項27】 前記光ディスクドライブの信号制御部
    は中心誤差制御部および速度曲線制御部を備え、前記光
    ディスクドライブが長距離シーク制御モードにある時
    は、前記トラッキング信号が前記中心誤差制御部に入力
    されることにより、前記レンズの位置を制御するトラッ
    キング制御信号を発生し、そして前記速度曲線発生部は
    トラック総数信号(TRKNUM)およびトラック方向信号
    (TRKDIR)を受信することにより、前記数値制御信号を
    発生することを特徴とした請求項14に記載の光ディス
    クドライブのスレッド制御方法。
  28. 【請求項28】 前記周波数コンバータが速度周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項27に記載の光
    ディスクドライブのスレッド制御方法。
  29. 【請求項29】 前記トラッキング信号が中心誤差信号
    (CE)であることを特徴とした請求項4に記載の光ディ
    スクドライブのスレッド制御方法。
  30. 【請求項30】 レンズとスレッドからなる読取りヘッ
    ドを備えた光ディスクドライブであって、ステッピング
    モータ用いることにより前記光ディスクドライブのスレ
    ッドを制御する前記光ディスクドライブに応用される制
    御システムにおいて、 トラッキング信号を受信し、しかも前記トラッキング信
    号に基づきトラッキング制御信号(TRO)を発生するこ
    とにより、前記レンズ位置を制御するトラッキングアク
    チュエーター制御部と、 前記トラッキングアクチュエーター制御部に接続され、
    前記トラッキング制御信号を受信することにより、数値
    制御信号を発生する数値制御部と、 前記数値制御部に接続され、前記数値制御信号を受信す
    ることにより、パルスフラグ信号および方向フラグ信を
    発生する周波数コンバータ部と、 前記周波数コンバータ部に接続され、前記パルスフラグ
    信号および前記方向フラグ信号を受信することにより、
    前記光ディスクドライブのステッピングモータを駆動す
    ることで前記光ディスクドライブのスレッドを制御する
    ための制御スレッド制御信号を発生する循環式サイン波
    発生部と、からなることを特徴とした光ディスクドライ
    ブに応用されるスレッド制御システム。
  31. 【請求項31】 前記光ディスクドライブはモータセレ
    クタ部および直流モータを更に備え、前記モータセレク
    タ部が直流モータモードに設定されている場合、前記数
    値制御部が発生した数値制御信号を直に前記光ディスク
    ドライブの直流モータ駆動用に用いることにより、前記
    光ディスクドライブのスレッドを制御し、そして前記モ
    ータセレクタ部がステッピングモータモードに設定され
    ている場合、前記数値制御信号が前記周波数コンバータ
    に入力されることを特徴とした請求項30に記載の光デ
    ィスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  32. 【請求項32】 前記循環式サイン波発生部は循環式サ
    イン波表を備え、前記循環式サイン波発生部は循環式サ
    イン波表に基づき前記パルスフラグ信号および前記方向
    フラグ信号に対応するサイン値(SIN)およびコサイン
    値(COS)を検索し、それぞれ前記第1スレッド信号お
    よび第2スレッド信号とすることを特徴とした請求項3
    0に記載の光ディスクドライブに応用されるスレッド制
    御システム。
  33. 【請求項33】 前記光ディスクドライブのトラッキン
    グアクチュエーター制御部はトラッキング制御部を備
    え、そして前記数値制御部はスレッド制御部を備え、前
    記光ディスクドライブがトラッキング制御モードにある
    時は、前記トラッキング信号がトラッキングアクチュエ
    ーター制御部のトラッキング制御部に入力されることに
    より、前記トラッキング制御信号を発生し、そして前記
    トラッキング制御信号が前記数値制御部のスレッド制御
    部に入力されることより、前記数値制御信号を発生する
    ことを特徴とした請求項30に記載の光ディスクドライ
    ブに応用されるスレッド制御システム。
  34. 【請求項34】 前記周波数コンバータが電圧周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項33に記載の光
    ディスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  35. 【請求項35】 前記トラッキング信号がトラッキング
    誤差信号(TE)であることを特徴とした請求項33に記
    載の光ディスクドライブに応用されるスレッド制御シス
    テム。
  36. 【請求項36】 前記光ディスクドライブのトラッキン
    グアクチュエーター制御部は短距離シーク制御部を備
    え、そして前記数値制御部はスレッド制御部を備え、前
    記光ディスクドライブが短距離シーク制御モードにある
    時、前記トラッキング信号が前記トラッキングアクチュ
    エーター制御部の短距離シーク制御部に入力されること
    により、前記トラッキング制御信号を発生し、そして前
    記トラッキング制御信号が前記数値制御部のスレッド制
    御部に入力されることにより、前記数値制御信号を発生
    することを特徴とした請求項30に記載の光ディスクド
    ライブに応用されるスレッド制御システム。
  37. 【請求項37】 前記周波数コンバータが電圧周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項36に記載の光
    ディスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  38. 【請求項38】 前記トラッキング信号が速度誤差信号
    (VE)であることを特徴とした請求項36に記載の光デ
    ィスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  39. 【請求項39】 短距離シーク制御部は誤差アンプ部お
    よびトラッキング制御部とを備え、前記トラッキング信
    号が前記トラッキングアクチュエーター制御部の短距離
    シーク制御部に入力されることにより、前記トラッキン
    グ制御信号を発生することを特徴とした請求項36に記
    載の光ディスクドライブに応用されるスレッド制御シス
    テム。
  40. 【請求項40】 前記光ディスクドライブのトラッキン
    グアクチュエーター制御部は中心誤差制御部を備え、そ
    して前記数値制御部は速度曲線発生部を備え、前記光デ
    ィスクドライブが長距離シーク制御モードにある時、前
    記トラッキング信号が前記トラッキングアクチュエータ
    ー制御部の中心誤差制御部に入力されることにより、前
    記レンズを中心位置に制御するトラッキング制御信号を
    発生し、そして前記数値制御部の速度曲線発生部はトラ
    ック総数信号(TRKNUM)およびトラック方向信号(TRKD
    IR)を受信することにより、前記数値制御信号を発生す
    ることを特徴とした請求項30に記載の光ディスクドラ
    イブに応用されるスレッド制御システム。
  41. 【請求項41】 前記周波数コンバータが速度周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項40に記載の光
    ディスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  42. 【請求項42】 前記トラッキング信号が中心誤差信号
    (CE)であることを特徴とした請求項40に記載の光デ
    ィスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  43. 【請求項43】 レンズとスレッドからなる読取りヘッ
    ドを備えた光ディスクドライブであって、ステッピング
    モータ用いることにより前記光ディスクドライブのスレ
    ッドを制御する前記光ディスクドライブに応用される制
    御システムにおいて、 トラッキング信号を受信することにより、数値制御信号
    を発生する信号制御部と、 前記信号制御部に接続され、前記数値制御信号を受信す
    ることにより、パルスフラグ信号および方向フラグ信を
    発生する周波数コンバータ部と、 前記周波数コンバータ部に接続され、前記パルスフラグ
    信号および前記方向フラグ信号を受信することにより、
    前記光ディスクドライブのステッピングモータを駆動す
    ることで前記光ディスクドライブのスレッドを制御する
    ための制御スレッド制御信号を発生する循環式サイン波
    発生部と、からなることを特徴とした光ディスクドライ
    ブに応用されるスレッド制御システム。
  44. 【請求項44】 前記光ディスクドライブはモータセレ
    クタ部および直流モータを更に備え、前記モータセレク
    タ部が直流モータモードに設定されている場合、前記信
    号制御部が発生した数値制御信号を直に前記光ディスク
    ドライブの直流モータ駆動用に用いることにより、前記
    光ディスクドライブのスレッドを制御し、そして前記モ
    ータセレクタ部がステッピングモータモードに設定され
    ている場合、前記数値制御信号が前記周波数コンバータ
    に入力されることを特徴とした請求項43に記載の光デ
    ィスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  45. 【請求項45】 前記循環式サイン波発生部は循環式サ
    イン波表を備え、前記循環式サイン波発生部は循環式サ
    イン波表に基づき前記パルスフラグ信号および前記方向
    フラグ信号に対応するサイン値(SIN)およびコサイン
    値(COS)を検索し、前記スレッド制御信号とすること
    を特徴とした請求項43に記載の光ディスクドライブに
    応用されるスレッド制御システム。
  46. 【請求項46】 前記光ディスクドライブの信号制御部
    はトラッキング制御部およびスレッド制御部を備え、前
    記光ディスクドライブがトラッキング制御モードにある
    時は、前記トラッキング信号がトラッキング制御部に入
    力されることにより、トラッキング制御信号を発生し、
    そして前記トラッキング制御信号がスレッド制御部に入
    力されることより、前記数値制御信号を発生することを
    特徴とした請求項43に記載の光ディスクドライブに応
    用されるスレッド制御システム。
  47. 【請求項47】 前記周波数コンバータが電圧周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項46に記載の光
    ディスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  48. 【請求項48】 前記トラッキング信号がトラッキング
    誤差信号(TE)であることを特徴とした請求項40に記
    載の光ディスクドライブに応用されるスレッド制御シス
    テム。
  49. 【請求項49】 前記光ディスクドライブの信号制御部
    は短距離シーク制御部およびスレッド制御部を備え、前
    記光ディスクドライブが短距離シーク制御モードにある
    時は、前記トラッキング信号が前記短距離シーク制御部
    に入力されることにより、トラッキング制御信号を発生
    し、そして前記トラッキング制御信号が前記スレッド制
    御部に入力されることにより、前記数値制御信号を発生
    することを特徴とした請求項43に記載の光ディスクド
    ライブに応用されるスレッド制御システム。
  50. 【請求項50】 前記周波数コンバータが電圧周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項49に記載の光
    ディスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  51. 【請求項51】 前記トラッキング信号が速度誤差信号
    (VE)であることを特徴とした請求項49に記載の光デ
    ィスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  52. 【請求項52】 短距離シーク制御部は、前記トラッキ
    ング信号を受信することにより、前記トラッキング信号
    を増幅する誤差アンプ部と、前記増幅されたトラッキン
    グ信号を受信し、前記トラッキング制御信号を出力する
    トラッキング制御部とを備えることを特徴とした請求項
    49に記載の光ディスクドライブに応用されるスレッド
    制御システム。
  53. 【請求項53】 前記光ディスクドライブの信号制御部
    はシーク信号ゲイン部および制御モード切換部を備え、
    前記光ディスクドライブが短距離シーク制御モードにあ
    る時、前記制御モード切換部を所定モードに設定し、前
    記トラッキングの立ち上がりエッジで前記信号をトリガ
    しゲイン部はゲイン増幅を行うことにより、前記トラッ
    キング制御信号を発生し、前記トラッキング制御信号が
    前記スレッド制御部に入力されることにより、前記数値
    制御信号を発生することを特徴とした請求項43に記載
    の光ディスクドライブに応用されるスレッド制御システ
    ム。
  54. 【請求項54】 前記周波数コンバータが電圧周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項53に記載の光
    ディスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  55. 【請求項55】 前記トラッキング信号がシーク信号
    (RXまたはTX)であることを特徴とした請求項53に記
    載の光ディスクドライブに応用されるスレッド制御シス
    テム。
  56. 【請求項56】 前記光ディスクドライブの信号制御部
    は中心誤差制御部および速度曲線制御部を備え、前記光
    ディスクドライブが長距離シーク制御モードにある時、
    前記トラッキング信号が前記中心誤差制御部に入力され
    ることにより、前記レンズの位置を制御するトラッキン
    グ制御信号を発生し、そして前記速度曲線発生部はトラ
    ック総数信号(TRKNUM)およびトラック方向信号(TRKD
    IR)を受信することにより、前記数値制御信号を発生す
    ることを特徴とした請求項43に記載の光ディスクドラ
    イブに応用されるスレッド制御システム。
  57. 【請求項57】 前記周波数コンバータが速度周波数コ
    ンバータであることを特徴とした請求項56に記載の光
    ディスクドライブに応用されるスレッド制御システム。
  58. 【請求項58】 前記トラッキング信号が中心誤差信号
    (CE)であることを特徴とした請求項56に記載の光デ
    ィスクドライブに応用されるスレッド制御システム。 【0001】
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