JP2002230091A - 環境負荷情報管理方法、システム、プログラム及び記録媒体 - Google Patents

環境負荷情報管理方法、システム、プログラム及び記録媒体

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JP2002230091A
JP2002230091A JP2001030653A JP2001030653A JP2002230091A JP 2002230091 A JP2002230091 A JP 2002230091A JP 2001030653 A JP2001030653 A JP 2001030653A JP 2001030653 A JP2001030653 A JP 2001030653A JP 2002230091 A JP2002230091 A JP 2002230091A
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information management
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Shunichi Ogawa
俊一 小川
Yoichiro Kuraki
陽一郎 椋木
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Ricoh Co Ltd
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    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 環境負荷情報の管理業務を合理的に実現して
これによって企業側における開発・設計業務、資材の発
注業務等と、企業側と仕入先側における情報の共有化を
実現する。 【解決手段】 まず資材セクション13において仕入先
に対する情報収集の依頼書を作成する。依頼書作成は、
仕入先に対する調査依頼票がグループウェア上で自動的
に作成され、サーバ12を通じて該当する部品仕入先2
3や材料仕入先24等に送信される。仕入先では情報入
力用の画面を開いて、所定項目の原材料特定情報及び化
学物質情報を入力し、その情報は再び企業側のサーバ1
2に送られ、環境対策統括セクション14がその情報に
ついて安全性の審査を行い、環境負荷情報管理DB12
aに登録する。環境負荷情報管理DBに登録された情報
は、企業における製品設計や、各方面から要求される環
境対策に係わる資料作成において簡便かつ有効に活用す
ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、環境負荷情報管理
方法、システム、プログラム及び記録媒体に関し、より
詳細には、企業等で製品に係わる資材の調達に関し、ネ
ットワーク用いて各資材に係わる環境面の負荷情報を用
いて収集し、これらの環境負荷情報を蓄積し、製品設計
に役立て、製品トータルとしての環境負荷情報を算出す
る方法、システム及びこれらを実行するプログラム及び
記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】環境問題の解決に向けて様々な手法の重
要性がクローズアップされているなかで、環境負荷の少
ない製品を優先的に購入しようとするいわゆるグリーン
調達が拡がっている。このようななかで、企業におい
て、解体しやすい組立方法などを規定した設計面でのリ
サイクル基準の確立を始めとして、生産から販売、回収
に係わる全ての部門でリサイクル方法の検討が進められ
ているケースが多い。
【0003】例えば、製品に係わる資材の調達に関し、
各資材に係わる環境面の負荷情報を収集し、これらの環
境負荷情報を蓄積し、製品設計に役立て、製品トータル
としての環境負荷情報を算出するシステムであって、こ
れら情報のやりとりをネットワークを通じて合理的に行
うものについては、具体的に提案されていないのが現状
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述のごと
き実情に鑑みてなされたもので、製品を構成するための
部品や材料の環境負荷情報を仕入先からネットワークを
通じて収集し、これらデータを蓄積し、上記蓄積した環
境負荷情報を用いて製品設計や各種の資料作成を行うこ
とができるようにした環境負荷情報管理方法、環境負荷
情報管理システム、及びこれらを実行するためのプログ
ラム及び記録媒体を提供することを目的とするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、所定
の仕入先に対して資材を発注する主体である資材発注者
と、該資材発注者の発注を受けて該当資材の納入を行う
仕入先とによって実行され、該仕入先から納入される資
材に含まれる環境負荷物質に関する情報を管理するため
の環境負荷情報管理方法において、前記資材発注者は、
該資材発注者から仕入先に対して環境負荷情報の入力を
依頼する依頼情報を生成し、該依頼情報をネットワーク
を介して該当する前記仕入先に送信し、該仕入先は、受
信した前記依頼情報に従って環境負荷情報を入力して前
記発注者に送信し、前記資材発注者が受信した環境負荷
情報を、前記資材発注者が有する環境負荷情報管理デー
タベースに登録することを特徴としたものである。
【0006】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記資材発注者と前記仕入先とにおいて共通のグル
ープウェアを稼働せしめ、該グループウェアによって前
記環境負荷物質に関する管理に係わるデータの入出力及
び該データの送受信を可能とすることを特徴としたもの
である。
【0007】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、前記環境負荷情報データベースを有する発注者側サ
ーバと、前記資材発注者が発注対象とする仕入先がネッ
トワークを介して接続された仕入先側のサーバとを使用
し、前記発注者側のサーバと前記仕入先側のサーバとの
間でレプリケーションを行ってデータの送受信を行うよ
うにしたことを特徴としたものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1ないし3のい
ずれか1の発明において、前記資材発注者は、前記依頼
情報を作成するに際し、依頼情報の作成候補となる資材
に関して前記環境負荷情報データベースを参照し、該環
境負荷情報データベースに該当データが存在しない資材
について前記依頼情報を作成することを特徴としたもの
である。
【0009】請求項5の発明は、請求項4の発明におい
て、前記仕入先に送信する依頼情報は前記発注者の組織
である資材セクションが作成することを特徴としたもの
である。
【0010】請求項6の発明は、請求項1ないし5のい
ずれか1の発明において、前記依頼情報には、前記資材
発注者にて作成された対象資材を特定するための資材の
属性情報と、対象資材の固有の特性を示す情報を仕入先
で入力するためのフォーマット情報と、環境負荷に影響
する化学物質の種類及び含有量に関する環境負荷情報を
前記仕入先で入力するためのフォーマット情報とを少な
くとも含むことを特徴としたものである。
【0011】請求項7の発明は、請求項1ないし6のい
ずれか1の発明において、前記資材発注者は、前記仕入
先で入力された環境負荷情報における安全性について審
査し、当該資材を使用可能かどうかを判定し、該判定し
た結果情報を前記環境負荷情報管理データベースに登録
することを特徴としたものである。
【0012】請求項8の発明は、請求項7の発明におい
て、前記安全性についての審査は、前記資材発注者の組
織であって環境に関する対策業務を統括する環境対策統
括セクションが行うことを特徴としたものである。
【0013】請求項9の発明は、請求項1ないし8のい
ずれか1の発明において、前記資材発注者は、製品設計
に際して前記環境負荷情報DBを参照し、製品設計に使
用する材料ないし部品における環境負荷情報を考慮して
設計を行うことを特徴としたものである。
【0014】請求項10の発明は、請求項1ないし9の
いずれか1の発明において、前記資材発注者は、環境情
報に係わる資料提出の要求を受けた際に、前記環境負荷
情報DBに保持された環境負荷情報を用いて前記要求に
該当する資料を作成することを特徴としたものである。
【0015】請求項11の発明は、所定の仕入先に対し
て資材を発注する主体である資材発注者と、該資材発注
者の発注を受けて該当資材の納入を行う仕入先とを有
し、該仕入先から納入される資材に含まれる環境負荷物
質に関する情報を管理するための環境負荷情報管理シス
テムにおいて、前記資材発注者は、環境負荷情報を保持
する環境負荷情報管理データベースと、前記資材発注者
から仕入先に対して環境負荷情報の入力を依頼する情報
を生成して該依頼情報をネットワークを介して該当する
前記仕入先に送信する手段と、仕入先から受信した環境
負荷情報を前記環境負荷情報管理データベースに登録す
る手段とを有し、かつ前記仕入先は、受信した前記依頼
情報に従って入力した環境負荷情報を前記発注者に送信
する手段を有することを特徴としたものである。
【0016】請求項12の発明は、請求項11の発明に
おいて、前記資材発注者と前記仕入先とにおいて共通の
グループウェアを稼働せしめ、該グループウェアによっ
て前記環境負荷物質に関する管理に係わるデータの入出
力及び該データの送受信を可能とすることを特徴とした
ものである。
【0017】請求項13の発明は、請求項12の発明に
おいて、該環境負荷管理情報システムは、前記環境負荷
情報データベースを有する発注者側サーバと、前記資材
発注者が発注対象とする仕入先がネットワークを介して
接続された仕入先側のサーバとを有し、前記発注者側の
サーバと前記仕入先側のサーバとの間でレプリケーショ
ンを行ってデータの送受信を行うようにしたことを特徴
としたものである。
【0018】請求項14の発明は、請求項11ないし1
3のいずれか1の発明において、前記依頼情報の作成候
補となる資材に関して前記環境負荷情報データベースに
該当データが存在しない資材についてのみ前記依頼情報
を作成することを特徴としたものである。
【0019】請求項15の発明は、請求項11ないし1
4のいずれか1の発明において、前記依頼情報には、前
記資材発注者にて作成された対象資材を特定するための
資材の属性情報と、対象資材の固有の特性を示す情報を
仕入先で入力するためのフォーマット情報と、環境負荷
に影響する化学物質の種類及び含有量に関する環境負荷
情報を前記仕入先で入力するためのフォーマット情報と
を少なくとも含むことを特徴としたものである。
【0020】請求項16の発明は、請求項11ないし1
5のいずれか1の発明において、前記仕入先で入力され
た環境負荷情報における安全性について自動的に審査
し、当該資材を仕入先から購入して使用可能かどうかの
最終的な判定の入力を受け付けて、該判定した結果情報
を前記環境負荷情報管理データベースに登録する手段を
有することを特徴としたものである。
【0021】請求項17の発明は、請求項11ないし1
6のいずれか1の発明において、前記発注者の製品設計
者が製品設計に際して使用する材料ないし部品における
環境負荷情報を考慮して設計を行うことを可能とする手
段を有することを特徴としたものである。
【0022】請求項18の発明は、請求項11ないし1
7のいずれか1の発明において、環境情報に係わる資料
提出の要求を受けた際に前記環境負荷情報DBに保持さ
れた環境負荷情報を用いて前記要求に該当する資料を自
動的に作成する手段を有することを特徴としたものであ
る。
【0023】請求項19の発明は、請求項11ないし1
8のいずれか1の発明において、前記仕入先側サーバ
に、前記環境負荷情報データベースと同様の情報を保持
するデータベースを設定し、該データベースによって前
記仕入先においても前記環境負荷情報DBのデータを前
記発注先とともに共有して利用できるようにしたことを
特徴としたものである。
【0024】請求項20の発明は、請求項1ないし10
の環境負荷情報管理方法を実行するためのプログラムで
ある。
【0025】請求項21の発明は、請求項20に記載の
プログラムを記録した記録媒体である。
【0026】
【発明の実施の形態】本発明の環境負荷情報管理システ
ムは、例えば材料メーカーや部品メーカー等による仕入
先と該仕入先から資材を調達する企業等との間でネット
ワークを利用した業務革新を実現するもので、環境負荷
情報の管理業務を合理的に実現し、これによって企業側
における開発・設計業務、資材の発注業務等の高効率
化、及び環境対策に係わる各種資料の作成の支援と企業
側と仕入先側における情報の共有化とを実現するもので
ある。
【0027】図1は、本発明の環境負荷情報管理システ
ムを適用可能なシステム構成例を説明するための図であ
る。本実施例では、資材発注を行う主体を企業として説
明するが、本発明においては、上記の企業に限定される
ことなく、仕入先から資材発注を行う公共団体や自治
体、学校、もしくは個人事業者等を資材情報管理者とし
て本発明のシステムを適用することができる。
【0028】企業エリア10には、WAN(Wide Area
Network)11が敷設され、当該WAN11に企業側サ
ーバ12が接続され、さらに企業の各セクションが接続
される。本発明に係わる企業エリア10側のセクション
として、資材の発注を行う資材セクション13と、環境
対策事業を統括する環境対策統括セクション14とを図
示する。なお企業内ネットワークはWANに限らず、本
発明の機能を実行できるLANやその他のネットワーク
であってもかまわない。
【0029】一方仕入先側としては、ここでは部品仕入
先23と材料仕入先24とを図示するが、勿論企業の発
注対象となる資材は多岐にわたり、これら資材に応じて
各種複数の仕入先が本システムに加わることになる。仕
入先エリア20には、仕入先側サーバ22が備えられ、
この仕入先側サーバ22に対して各仕入先(部品仕入先
23、材料仕入先24)がインターネット21を介して
接続する。
【0030】企業側のWAN11及び仕入側サーバ22
においては、グループウェアが稼働しており、電子メー
ル機能や様々な情報を共有するデータベース機能が実現
されている。本発明においては、部品仕入先23や材料
仕入先24から資材ごとに、所定の資材情報に加えて当
該資材の環境負荷化学物質情報を入力してインターネッ
ト21を介して仕入側サーバ22に送信しておく。企業
側サーバ12と仕入側サーバ22との間では、一定期間
ごとに、及び/または操作に応じてレプリケーション処
理がなされ互いに環境負荷情報30等のデータの送受信
が可能となるとともに、各サーバ12,22における保
有データの共有化が可能となる。詳しい処理例について
は、後述する。なお、部品仕入先23や材料仕入先24
においてもグループウェアを設定して、ブラウザを用い
ることなく当該グループウェアによってデータの送受信
を行うようにしてもよい。
【0031】図2は、本発明の環境負荷情報管理システ
ムを適用する図1に示すシステム構成例をより具体的に
説明するための図である。上述したように、企業エリア
10においてはグループウェアが稼働し、グループウェ
ア用の企業側サーバ12が備えられている。この企業側
サーバ12には環境負荷情報DB12aが設定されてい
る。また図2に示す構成例では、企業エリア10のネッ
トワークにはDBサーバ15が接続され、このDBサー
バには、環境負荷調査対象部番情報DB15a、CAD
部品属性情報DB15b、原材料環境負荷情報DB15
c、部品環境負荷情報DB15dが設定されている。
【0032】図3は、企業エリア10が原材料情報を収
集するときの処理の流れを説明するための図である。ま
ず資材セクション13において仕入先に対する情報収集
の依頼書を作成し(ステップS1)、依頼書内容を審査
し、承認する(ステップS2)。上記ステップS1の依
頼書作成においては、仕入先に対する調査依頼票がグル
ープウェア上で自動的に作成され、サーバ12を通じて
仕入先に送信されるが、このときに調査対象となる材料
の属性情報が環境負荷情報DB12aに登録される。
【0033】ステップS2で承認された依頼書は、上述
のように依頼メールによって仕入先に送信される。仕入
先では、情報入力用の画面を開いて、所定項目の原材料
特定情報及び化学物資情報を入力する(ステップS
3)。仕入先で入力された情報は再び企業側のサーバ1
2に送られ、資材セクション13が受付を行う。このと
きに資材セクション13では入力された材料特性情報を
チェックする。そして環境対策統括セクション14は、
仕入先より入力された情報について安全性の審査を行
う。
【0034】上記の安全性の審査においては、環境対策
統括セクションの保有するソフトウェアによって、仕入
先にて入力された化学物質等の安全性を自動判定し(ス
テップS4)、得られた判定結果について確認及び承認
を行って(ステップS5)、環境情報管理DB12aに
登録する(ステップS6)。安全性についてNGの結果
がだされたならば、環境対策統括セクションは仕入先に
対してその旨を知らせるメール(NGメール)を送信す
る。環境対策統括セクションにて安全性が承認された情
報に対して、資材セクションでは、コスト情報を入力し
(ステップS7)、環境負荷情報DB12aの登録デー
タに付加する(ステップS8)。
【0035】図4は、企業エリア10が部品情報を収集
するときの処理の流れを説明するための図である。まず
資材セクション13において部品仕入先に対する情報収
集のための調査依頼票を作成し(ステップS11)、依
頼書内容を審査し、承認する(ステップS12)。上記
ステップS11の依頼書作成においては、仕入先に対す
る調査依頼票がグループウェア上で自動的に作成され、
グループウェア用のサーバ12を通じて仕入先に送信さ
れるが、このときに調査対象となる部品の属性情報が環
境負荷情報DB12aに登録される。
【0036】ステップS12で承認された調査依頼票
は、上述のように依頼メールによって仕入先に送信され
る。仕入先では、情報入力用の画面を開いて、部品重量
等の部品情報及び化学物資情報を入力する(ステップS
13)。部品仕入先で入力された情報は再び企業側のサ
ーバ12に送られ、環境対策統括セクション14が仕入
先より入力された情報について安全性の審査を行う。
【0037】上記の安全性の審査においては、環境対策
統括セクションの保有するソフトウェアによって、仕入
先で入力された化学物質等の安全性を自動判定し(ステ
ップS14)、得られた判定結果について確認及び承認
を行って(ステップS15)、環境負荷情報DB12a
に登録する(ステップS16)。安全性についてNGの
結果がだされたならば、環境対策統括セクションは仕入
先に対してその旨を知らせるメール(NGメール)を送
信する。
【0038】グループウェア上で稼働するアプリケーシ
ョンによって、本発明に係わる各種の手段が実行され
る。図5に本発明の実施例に係わるグループウェアで実
行される各種手段の例を示す。図5において、依頼書送
信手段は、発注者から仕入先に対して環境負荷情報の入
力を依頼する情報を生成して該依頼情報をネットワーク
を介して該当する前記仕入先に送信する手段で、環境負
荷情報データベース登録手段は、仕入先から受信した環
境負荷情報を前記環境負荷情報データベースに登録する
手段である。また環境負荷情報送信手段は、仕入先が受
信した依頼情報に従って入力した環境負荷情報を発注者
に送信するための手段である。
【0039】環境負荷情報判定結果登録手段は、仕入先
で入力された環境負荷情報における安全性について自動
的に審査し、当該資材を仕入先から購入して使用可能か
どうかの最終的な判定の入力を受け付けて、該判定した
結果情報を前記環境負荷情報データベースに登録する手
段である。
【0040】設計支援手段は、発注者の製品設計者が製
品設計に際して使用する材料ないし部品における環境負
荷情報を考慮して設計を行うことを可能とする手段であ
る。また環境対策資料作成手段は、環境情報に係わる資
料提出の要求を受けた際に前記環境負荷情報DBに保持
された環境負荷情報を用いて前記要求に該当する資料を
自動的に作成する手段である。なお、グループウェアで
は、上記の手段のみならず各種機能を実現する手段が設
定されている。
【0041】次に、仕入先に対して調査依頼票を送信し
て、仕入先にて環境負荷情報を入力させて、これを管理
するためのシステムを実現するアプリケーションの具体
例について説明する。図6は、企業の資材セクション1
3が樹脂材料の仕入先(材料仕入先24)に対して発行
する調査依頼票の例を示すものである。図6に示すごと
くに、調査依頼票における基本情報41では、仕入先の
拠点、メーカー名、材質、商品名、グレード、及び企業
側の設計依頼者情報(例えば、製品設計を行うに際して
樹脂グレードを選択しようとする製品設計者の情報)4
1aと、回答納期情報41bが記載されている。例えば
資材セクション13等の依頼者が審査依頼ボタン42を
ポインタ等によって押し下げることにより審査依頼メー
ルが審査担当者に送信される。
【0042】図7は、企業の資材セクション13におい
て、図6のごとくに作成した調査依頼票の仕入先への送
信の可否を審査・承認するときの画面(情報請求承認処
理画面)の一例を示す図である。資材セクション13に
おける審査担当者は、審査依頼のメールを受け取ると、
審査ボタン42を押して審査状態とし、仕入先への調査
依頼票の送信の可否の審査を行い、“承認”ボタン43
または“非承認”ボタン44を押すことによってその審
査結果を返信する。審査結果が“承認”であれば、仕入
先に調査依頼票が送信される。
【0043】図8ないし図13は、調査依頼票を受け取
った材料仕入先24が情報入力を行うときの画面の構成
を示す図で、図8から順に図13に従って一連の画面と
して構成されるもので、入力オペレータは画面をスクロ
ールさせながら情報入力を行うことができる。図8に示
すように、調査依頼票を受け取った材料仕入先24で表
示される情報入力画面には、企業の資材セクション13
で入力された材料基本情報のなかから材質、商品名、グ
レード等の必要な項目の材料情報51と回答期限52と
が表示される。
【0044】仕入先の入力担当者は、依頼された材料に
関して、表示フォーマットに従って情報の入力を行って
いく。図9に示す材料特性情報入力部53では、該当材
料に関するISO記号、ULイエローブック及び登録メ
ーカー名、ULファイルNo.、透明度や用途及び品質
に関する特記事項等の情報53aと、例えばガラス含有
率や密度、引張弾性率等の樹脂物性に関する各種情報5
3bとを入力し、次に図10に示すごとくの難燃性規格
に関する情報53cを入力する。
【0045】図11及び図12に示す化学物質情報入力
部54には、環境負荷に影響を与える化学物質について
各種の情報を入力する。まず化学物質情報入力の手順1
において、過去の履歴欄54aには、その仕入先が過去
に選択した化学物質項目の一覧が示される。また無機化
合物欄54b、及び有機化合物欄54cには分類された
各化合物が列挙され、これら過去の履歴欄54a、無機
化合物欄54b、及び有機化合物欄54cの項目から仕
入先が該当する化合物を選択できるようになっている。
【0046】上記の手順1で依頼された材料に含まれる
化学物質の選択を終了したならば、手順2において、
“化学物質選択OK”ボタン55を押して化学物質の選
択を終了する。そして手順3において“含有率・用途・
特記事項の入力”ボタン56を押し、手順4では選択し
た化学物質毎に含有量、用途、及び特記事項情報を所定
の入力欄57に入力する。そして全ての入力データが確
定したならば、“送信”ボタン58を押して企業に対し
て入力データを送信すことができる。送信前に入力デー
タを保留にしておく必要があれば、“一時保存”ボタン
59によって保留しておくこともできる。
【0047】図14は、材料仕入先24にて入力された
情報を受信した企業の資材セクション13が仕入先の入
力内容をチェックするための画面の一部を示す図であ
る。この内容チェック画面では、材料仕入先24で入力
された材料特性情報、化学物質情報及び該仕入先からの
コメント情報等が表示され(前述した仕入先における入
力画面と同様であるのでここでは図示を省略する)、資
材セクション13の担当者がその入力内容についてチェ
ックする。入力内容が適当であれば、環境対策統括セク
ション14に対して安全性の判定を依頼するための“安
全性判定依頼”ボタン61を押すことによって安全性の
判定を依頼することができる。
【0048】図15は、環境対策統括セクション14が
資材セクション13からの依頼によって安全性を判定す
るときの画面の一部を示す図である。安全性判定画面に
おいては、資材セクション13が材料仕入先24に依頼
した調査依頼票に含まれる材料基本情報と、材料仕入先
24が入力して資材セクション13に送信した材料特性
・化学物質情報が表示され(材料仕入先24における入
力画面と同様であるのでここでは図示を省略する)、環
境対策統括セクション14が材料仕入先24から入力さ
れた化学物質について安全性の判定を行う。安全性につ
いてまず環境対策統括セクション14の保有するシステ
ムによる自動判定がなされ、その結果について環境対策
統括セクション14が確認をして承認を行う。
【0049】安全性評価欄62において、安全性につい
ては使用可または使用不可と明示することによって示さ
れ、このとき条件付きで使用可能であれば、その使用可
能条件が示される。また欧州の規格で使用できない物質
であればその情報が明示される。環境対策統括セクショ
ン14が安全性を承認したならば、“承認”ボタン63
を押して、資材セクション13に承認情報を送信すると
ともに、サーバ12の環境負荷情報DB12aにそのデ
ータを登録する。安全性に関する承認情報を受信した資
材セクション13は、当該原材料に関するコスト情報を
入力して環境負荷情報DB12aの情報を更新する。
【0050】以上、企業が材料仕入先から環境負荷情報
を収集する例について説明したが、次に、企業が部品情
報を収集するときの処理の流れについて説明する。図1
6は、企業の資材セクション13が部品仕入先に対して
発行する調査依頼票の例を示すものである。図16に示
すごとくに、資材セクション14では、調査依頼票にお
ける部品基本情報71に、部番(部品番号)、品名、業
種分類、子部番の有無等の情報71aと、回答納期情報
71b、仕入先名と仕入先担当者情報71cとを記載
し、“資料請求依頼”ボタン72を押すことによって部
品仕入先23に対して調査依頼票が送信される。
【0051】図17ないし図22は、調査依頼票を受け
取った部品仕入先23が情報入力を行うときの画面の構
成を示す図で、図17から順に図22に従って一連の画
面として構成されるもので、入力オペレータは画面をス
クロールさせながら情報入力を行うことができる。図1
7に示すように、依頼情報を受け取った部品仕入先23
において、入力画面には企業の資材セクション13で入
力された部品基本情報71が表示される。
【0052】部品仕入先23の入力担当者は、情報入力
を依頼された部品に関して、表示フォーマットに従って
情報の入力を行っていく。図18には情報入力の作業手
順が示される。作業手順の概要としては、順に部品情報
の確認、製造元の選択、部品の正味重量の入力、対象部
品が単一素材か複数素材かどうかの選択、部品に含まれ
る化学物質情報の選択、その化学物質の含有率/用途/
特記事項の入力、確定データの送信、の手順となってい
る。
【0053】図19から上記の情報入力画面が示されて
いる。図19では、まず部品属性情報を確認して誤り等
があれば、“返却”ボタン73によって依頼標を返却で
きる。そして、製造元の選択、対象部品が単一素材か複
数素材かどうかの選択、このときの主要成分の含有量の
入力欄が示される。
【0054】図20ないし図22に化学物質の入力画面
を示す。前述した材料仕入先24向けの化学物質入力画
面と同様に、部品仕入先23向けの化学物質情報の入力
欄74においても、環境負荷に影響を与える化学物質に
ついて各種の情報を入力する。まず化学物質情報入力の
手順1において、過去の履歴欄74aには、その部品仕
入先が過去に選択した化学物質項目の一覧が示される。
また無機化合物欄74b、及び有機化合物欄74cには
分類された各化合物が列挙され、これら過去の履歴欄7
4a、無機化合物欄74b及び有機化合物欄74cの項
目から部品仕入先が該当する化合物を選択できるように
なっている。
【0055】上記の手順1で該当する化学物質の選択を
終了したならば、手順2において、“化学物質選択O
K”ボタン75を押して化学物質の選択を終了する。そ
して手順3において“含有率・用途・特記事項の入力”
ボタン76を押し、手順4で選択した化学物質毎に含有
量、用途、及び特記事項情報を所定の入力欄77に入力
する。そして全ての入力データが確定したならば、“送
信”ボタン78を押して企業に対して入力データを送信
すことができる。送信前に入力データを保留にしておく
必要があれば、“一時保存”ボタン79によって保留し
ておくこともできる。
【0056】図23及び図24は、部品仕入先23にて
入力された情報を受信した企業の環境対策統括セクショ
ン14が安全性の判定を行うための画面を示す図であ
る。図24は図23に続く画面を示している。安全性判
定画面においては、資材セクション13が部品仕入先2
4に依頼した調査依頼票に含まれる部品基本情報71
と、部品属性情報80と、安全性審査情報81とが表示
される。部品属性情報80としては、製造元情報80
a、部品の正味重量情報80b、仕入先からのコメント
80c、仕入先最終入力者情報80dが設定されてい
る。そして環境対策統括セクション14が部品仕入先2
3から入力された化学物質について安全性の判定を行っ
てその結果を入力する。安全性については、まず自動判
定がなされ、その結果について環境対策統括セクション
14が確認をして承認を行う。
【0057】安全性評価欄81aにおいて、安全性判定
結果は使用不可または使用可を明示することによって示
され、このとき条件付きで使用可能であれば、その使用
可能条件が明示される。また安全性の判定日情報と判定
者情報を入力する。安全性を承認したならば、“承認ボ
タン”81bを押して、サーバ12の環境負荷情報DB
にそのデータを登録する。
【0058】次に企業内における環境負荷情報DBのデ
ータを利用するシステム例について説明する。図2に示
す例は、電子部品及び機械部品をアッセンブリすること
によって製品群を製造するメーカーにおけるシステム構
成例を示している。
【0059】部品手配先情報管理システム16は、企業
エリア10において用いられている部品と、それら部品
の属性として、それら部品の手配先情報とを保持してい
るシステムであって、例えば製品設計者等から製品に使
用する資材としての候補となる材料や部品のリストがあ
げられたときに、資材セクション13の担当者がこれら
リストの部番をDBサーバ15の環境負荷調査対象部番
情報DB15aに登録し、サーバ12の環境負荷情報D
B12aに既に登録されている部番と照合して、環境負
荷情報が登録されているものについては、仕入先に対し
て調査依頼票を発行せず、環境負荷情報の調査があらた
に必要な部品であれば、グループウェア上で調査依頼票
を自動作成し、サーバ12を通じて該当する仕入先に送
信する。
【0060】またMCAD17によって機械設計を行う
部門では、CAD部品の属性情報をDBサーバ15のC
AD部品属性情報DB15bに登録する。CAD部品属
性情報DB15bに登録されたCAD部品については、
上記の環境負荷調査対象部番情報と同様に、環境負荷情
報DBにおいて環境負荷情報が登録されていないCAD
部品について調査依頼票を作成して仕入先に送信する。
【0061】また、環境負荷情報DBに登録された原材
料に関するデータをDBサーバ15の原材料環境負荷情
報DB15cに取り込んで保管し、MCAD17におけ
る製品設計時にこの原材料環境負荷情報DB15cを参
照して、設計における考慮要素とすることができる。例
えば、原材料環境負荷情報DB15cにおいて環境対策
統括セクション14が安全性について不可であるとの判
断をした原材料については、製品設計に使用できないこ
とになる。
【0062】電子部品情報管理システムは、電子部品の
設計図を作成するためのシステムであり、DBサーバに
設定されている部品環境負荷情報DB15dに対して製
品に使用する電子部品情報を登録する。ここでも同様に
環境負荷情報DBに環境負荷情報が登録されていない電
子部品については、仕入先に調査依頼標を送信すること
ができる。DBサーバ15の部品環境負荷情報DB15
dは、環境負荷情報DB12aから取得した部品に関す
る環境負荷情報を保持し、これを電子部品設計において
利用することができる。
【0063】なお、これらDBサーバにおける製品設計
を行うための各種DBには、仕入先から得た環境負荷情
報を登録するのみならず、企業エリア10において既に
知り得ている環境負荷情報や、仕入先以外から取得した
環境負荷情報を各種システムから入力するようにしても
よく、これら環境負荷情報を環境負荷情報DB12aに
反映させることにより、環境負荷情報DBのデータを充
実せしめることができる。
【0064】これらの原材料環境負荷情報DBと部品環
境負荷情報DBとのデータと、製品を構成する材料や部
品のデータとを勘案して、製品1機種トータルの環境負
荷物質とその含有量を算出することができる。また、環
境負荷情報DBに蓄積された情報を用いて、各方面から
の環境情報の要求に対する資料を容易に作成できる。例
えば、国や各自治体からの要求資料の作成や、環境報告
書、環境会計に関する報告書等の作成が容易に実行でき
る。
【0065】次に本発明による環境負荷情報管理方法の
機能を実現するためのプログラム及び該プログラムを記
憶した記録媒体の実施形態を説明する。本発明に係わる
プログラムは、上記説明したごとくの環境負荷管理方法
を実行する機能を有するプログラムであって、本発明を
実行するためのサーバ及び端末に保持される。また記録
媒体としては、具体的には、CD−ROM、光磁気ディ
スク、DVD−ROM、フロッピー(登録商標)ディス
ク、フラッシュメモリ、及びその他各種ROMやRAM
等が想定でき、これら記録媒体に上述した本発明の各実
施形態のシステムの機能をコンピュータに実行させ、環
境負荷情報管理方法の機能を実現するためのプログラム
を記録して流通させることにより、当該機能の実現を容
易にする。そしてコンピュータ等の情報処理装置に上記
のごとくの記録媒体を装着して情報処理装置によりプロ
グラムを読み出すか、若しくは情報処理装置が備えてい
る記憶媒体に当該プログラムを記憶させておき、必要に
応じて読み出すことにより、本発明に関わる環境負荷情
報管理機能を実行することができる。
【0066】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
の環境負荷情報管理システムによれば、原材料や部品を
仕入先から仕入れて製品化する企業等において、有害物
質情報をネットワークを利用して仕入先から効率良く収
集することができ、また収集した情報を企業のDBに登
録することによって設計業務等において有効に活用する
ことができ、またDBに登録したデータをグループウェ
アやWebブラウザによって企業の各部門や仕入先が効
率良く検索することができる。すなわち、本発明によれ
ば、材料仕入先や部品仕入先と、該仕入先から資材を調
達する企業との間で、ネットワークを利用した業務革新
を実現するものであって、環境負荷情報の管理業務を合
理的に実現してこれによって企業側における開発・設計
業務、資材の発注業務等と、企業側と仕入先側における
情報の共有を実現する環境負荷情報管理システムを提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の環境負荷情報管理システムを適用可
能なシステム構成例を説明するための図である。
【図2】 本発明の環境負荷情報管理システムを適用す
る図1に示すシステム構成例をより具体的に説明するた
めの図である。
【図3】 企業エリアが原材料情報を収集するときの処
理の流れを説明するための図である。
【図4】 企業エリアが部品情報を収集するときの処理
の流れを説明するための図である。
【図5】 本発明の実施例に係わるグループウェアで実
行される各種手段の例を説明するための図である。
【図6】 企業の資材セクションが樹脂材料の仕入先に
対して発行する調査依頼票の例を示すものである。
【図7】 企業の資材セクションにおいて、調査依頼票
の仕入先への送信の可否を審査・承認するときの画面の
一例を示す図である。
【図8】 調査依頼票を受け取った材料仕入先が情報入
力を行うときの画面の構成の一部を示す図である。
【図9】 調査依頼票を受け取った材料仕入先が情報入
力を行うときの画面の構成の一部を示す図で、図8に続
く画面を示す図である。
【図10】 調査依頼票を受け取った材料仕入先が情報
入力を行うときの画面の構成の一部を示す図で、図9に
続く画面を示す図である。
【図11】 調査依頼票を受け取った材料仕入先が情報
入力を行うときの画面の構成の一部を示す図で、図10
に続く画面を示す図である。
【図12】 調査依頼票を受け取った材料仕入先が情報
入力を行うときの画面の構成の一部を示す図で、図11
に続く画面を示す図である。
【図13】 調査依頼票を受け取った材料仕入先が情報
入力を行うときの画面の構成の一部を示す図で、図12
に続く画面を示す図である。
【図14】 材料仕入先にて入力された情報を受信した
企業の資材セクションが仕入先の入力内容をチェックす
るための画面の一部を示す図である。
【図15】 環境対策統括セクションが資材セクション
からの依頼によって安全性を判定するときの画面の一部
を示す図である。
【図16】 企業の資材セクションが部品仕入先に対し
て発行する調査依頼票の例を示す図である。
【図17】 調査依頼票を受け取った部品仕入先が情報
入力を行うときの画面の構成の一部を示す図である。
【図18】 調査依頼票を受け取った部品仕入先が情報
入力を行うときの画面の構成の一部を示す図で、図17
に続く画面を示す図である。
【図19】 調査依頼票を受け取った部品仕入先が情報
入力を行うときの画面の構成の一部を示す図で、図18
に続く画面を示す図である。
【図20】 調査依頼票を受け取った部品仕入先が情報
入力を行うときの画面の構成の一部を示す図で、図19
に続く画面を示す図である。
【図21】 調査依頼票を受け取った部品仕入先が情報
入力を行うときの画面の構成の一部を示す図で、図20
に続く画面を示す図である。
【図22】 調査依頼票を受け取った部品仕入先が情報
入力を行うときの画面の構成の一部を示す図で、図21
に続く画面を示す図である。
【図23】 部品仕入先にて入力された情報を受信した
企業の環境対策統括セクションが安全性の判定を行うた
めの画面を示す図である。
【図24】 部品仕入先にて入力された情報を受信した
企業の環境対策統括セクション14が安全性の判定を行
うための画面を示す図で、図23に続く画面を示してい
る図である。
【符号の説明】
10…企業エリア、11…WAN(Wide Area Networ
k)、12…企業側サーバ、12a…環境負荷情報D
B、13…資材セクション、14…環境対策統括セクシ
ョン、15…DBサーバ、15a…環境負荷調査対象部
番情報DB、15b…CAD部品属性情報DB、15c
…原材料環境負荷情報DB、15d…部品環境負荷情報
DB、16…部品手配先情報管理システム、17…MC
AD、18…電子部品情報管理システム、20…仕入先
エリア、21…インターネット、22…仕入先側サー
バ、22a…環境負荷情報DB、23…部品仕入先、2
4…材料仕入先、30…環境負荷情報。

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の仕入先に対して資材を発注する主
    体である資材発注者と、該資材発注者の発注を受けて該
    当資材の納入を行う仕入先とによって実行され、該仕入
    先から納入される資材に含まれる環境負荷物質に関する
    情報を管理するための環境負荷情報管理方法において、
    前記資材発注者は、該資材発注者から仕入先に対して環
    境負荷情報の入力を依頼する依頼情報を生成し、該依頼
    情報をネットワークを介して該当する前記仕入先に送信
    し、該仕入先は、受信した前記依頼情報に従って環境負
    荷情報を入力して前記発注者に送信し、前記資材発注者
    が受信した環境負荷情報を、前記資材発注者が有する環
    境負荷情報管理データベースに登録することを特徴とす
    る環境負荷情報管理方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の環境負荷情報管理方法
    において、前記資材発注者と前記仕入先とにおいて共通
    のグループウェアを稼働せしめ、該グループウェアによ
    って前記環境負荷物質に関する管理に係わるデータの入
    出力及び該データの送受信を可能とすることを特徴とす
    る環境負荷情報管理方法。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の環境負荷情報管理方法
    において、前記環境負荷情報データベースを有する発注
    者側サーバと、前記資材発注者が発注対象とする仕入先
    がネットワークを介して接続された仕入先側のサーバと
    を使用し、前記発注者側のサーバと前記仕入先側のサー
    バとの間でレプリケーションを行ってデータの送受信を
    行うようにしたことを特徴とする環境負荷情報管理方
    法。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3のいずれか1に記載の
    環境負荷情報管理方法において、前記資材発注者は、前
    記依頼情報を作成するに際し、依頼情報の作成候補とな
    る資材に関して前記環境負荷情報データベースを参照
    し、該環境負荷情報データベースに該当データが存在し
    ない資材について前記依頼情報を作成することを特徴と
    する環境負荷情報管理方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の環境負荷情報管理方法
    において、前記仕入先に送信する依頼情報は前記発注者
    の組織である資材セクションが作成することを特徴とす
    る環境負荷情報管理方法。
  6. 【請求項6】 請求項1ないし5のいずれか1に記載の
    環境負荷情報管理方法において、前記依頼情報には、前
    記資材発注者にて作成された対象資材を特定するための
    資材の属性情報と、対象資材の固有の特性を示す情報を
    仕入先で入力するためのフォーマット情報と、環境負荷
    に影響する化学物質の種類及び含有量に関する環境負荷
    情報を前記仕入先で入力するためのフォーマット情報と
    を少なくとも含むことを特徴とする環境負荷情報管理方
    法。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のいずれか1に記載の
    環境負荷情報管理方法において、前記資材発注者は、前
    記仕入先で入力された環境負荷情報における安全性につ
    いて審査し、当該資材を使用可能かどうかを判定し、該
    判定した結果情報を前記環境負荷情報管理データベース
    に登録することを特徴とする環境負荷情報管理方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の環境負荷情報管理方法
    において、前記安全性についての審査は、前記資材発注
    者の組織であって環境に関する対策業務を統括する環境
    対策統括セクションが行うことを特徴とする環境負荷情
    報管理方法。
  9. 【請求項9】 請求項1ないし8のいずれか1に記載の
    環境負荷情報管理方法において、前記資材発注者は、製
    品設計に際して前記環境負荷情報DBを参照し、製品設
    計に使用する材料ないし部品における環境負荷情報を考
    慮して設計を行うことを特徴とする環境負荷情報管理方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項1ないし9のいずれか1に記載
    の環境負荷情報管理方法において、前記資材発注者は、
    環境情報に係わる資料提出の要求を受けた際に、前記環
    境負荷情報DBに保持された環境負荷情報を用いて前記
    要求に該当する資料を作成することを特徴とする環境負
    荷情報管理方法。
  11. 【請求項11】 所定の仕入先に対して資材を発注する
    主体である資材発注者と、該資材発注者の発注を受けて
    該当資材の納入を行う仕入先とを有し、該仕入先から納
    入される資材に含まれる環境負荷物質に関する情報を管
    理するための環境負荷情報管理システムにおいて、前記
    資材発注者は、環境負荷情報を保持する環境負荷情報管
    理データベースと、前記資材発注者から仕入先に対して
    環境負荷情報の入力を依頼する情報を生成して該依頼情
    報をネットワークを介して該当する前記仕入先に送信す
    る手段と、仕入先から受信した環境負荷情報を前記環境
    負荷情報管理データベースに登録する手段とを有し、か
    つ前記仕入先は、受信した前記依頼情報に従って入力し
    た環境負荷情報を前記発注者に送信する手段を有するこ
    とを特徴とする環境負荷情報管理システム。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の環境負荷情報管理
    システムにおいて、前記資材発注者と前記仕入先とにお
    いて共通のグループウェアを稼働せしめ、該グループウ
    ェアによって前記環境負荷物質に関する管理に係わるデ
    ータの入出力及び該データの送受信を可能とすることを
    特徴とする環境負荷情報管理システム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の環境負荷情報管理
    システムにおいて、該環境負荷情報管理システムは、前
    記環境負荷情報データベースを有する発注者側サーバ
    と、前記資材発注者が発注対象とする仕入先がネットワ
    ークを介して接続された仕入先側のサーバとを有し、前
    記発注者側のサーバと前記仕入先側のサーバとの間でレ
    プリケーションを行ってデータの送受信を行うようにし
    たことを特徴とする環境負荷情報管理システム。
  14. 【請求項14】 請求項11ないし13のいずれか1に
    記載の環境負荷情報管理システムにおいて、前記依頼情
    報の作成候補となる資材に関して前記環境負荷情報デー
    タベースに該当データが存在しない資材についてのみ前
    記依頼情報を作成することを特徴とする環境負荷情報管
    理システム。
  15. 【請求項15】 請求項11ないし14のいずれか1に
    記載の環境負荷情報管理システムにおいて、前記依頼情
    報には、前記資材発注者にて作成された対象資材を特定
    するための資材の属性情報と、対象資材の固有の特性を
    示す情報を仕入先で入力するためのフォーマット情報
    と、環境負荷に影響する化学物質の種類及び含有量に関
    する環境負荷情報を前記仕入先で入力するためのフォー
    マット情報とを少なくとも含むことを特徴とする環境負
    荷情報管理システム。
  16. 【請求項16】 請求項11ないし15のいずれか1に
    記載の環境負荷情報管理システムにおいて、前記仕入先
    で入力された環境負荷情報における安全性について自動
    的に審査し、当該資材を仕入先から購入して使用可能か
    どうかの最終的な判定の入力を受け付けて、該判定した
    結果情報を前記環境負荷情報管理データベースに登録す
    る手段を有することを特徴とする環境負荷情報管理シス
    テム。
  17. 【請求項17】 請求項11ないし16のいずれか1に
    記載の環境負荷情報管理システムにおいて、前記発注者
    の製品設計者が製品設計に際して使用する材料ないし部
    品における環境負荷情報を考慮して設計を行うことを可
    能とする手段を有することを特徴とする環境負荷情報管
    理システム。
  18. 【請求項18】 請求項11ないし17のいずれか1に
    記載の環境負荷情報管理システムにおいて、環境情報に
    係わる資料提出の要求を受けた際に前記環境負荷情報D
    Bに保持された環境負荷情報を用いて前記要求に該当す
    る資料を自動的に作成する手段を有することを特徴とす
    る環境負荷情報管理システム。
  19. 【請求項19】 請求項11ないし18のいずれか1に
    記載の環境負荷情報管理システムにおいて、前記仕入先
    側サーバに、前記環境負荷情報データベースと同様の情
    報を保持するデータベースを設定し、該データベースに
    よって前記仕入先においても前記環境負荷情報DBのデ
    ータを前記発注先とともに共有して利用できるようにし
    たことを特徴とする環境負荷情報管理システム。
  20. 【請求項20】 請求項1ないし10の環境負荷情報管
    理方法を実行するためのプログラム。
  21. 【請求項21】 請求項20に記載のプログラムを記録
    した記録媒体。
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Cited By (4)

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