JP2002229854A - 情報処理装置及び情報処理装置の制御方法 - Google Patents

情報処理装置及び情報処理装置の制御方法

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JP2002229854A
JP2002229854A JP2001021106A JP2001021106A JP2002229854A JP 2002229854 A JP2002229854 A JP 2002229854A JP 2001021106 A JP2001021106 A JP 2001021106A JP 2001021106 A JP2001021106 A JP 2001021106A JP 2002229854 A JP2002229854 A JP 2002229854A
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hdd
release
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bios
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Hiroyuki Kubota
博之 久保田
Yoshio Matsuoka
義雄 松岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置が立ち上がった状態において、
アクセスロック機能を有するHDD等のデバイスが接続
された場合に、パスワード確認後にデバイスドライバの
再ロードが必要となっていた。 【解決手段】 HDD200の接続検知を受けて、OS
230に接続を通知する前に、ユーティリティ210が
BIOS220を介してHDD200のロック解除を行
う。このユーティリティ210によるロック解除が終了
した後に、OS230に対して接続を通知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、情報処理装置お
よび情報処理装置の制御方法に係わり、特に、情報処理
装置が立ち上がっている状態において、デバイスアクセ
スロック機能を具備したデバイスを接続する際のロック
解除機構に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、携帯が容易でバッテリーにより動
作可能な情報処理装置の一つとしてラップトップタイプ
またはノートブックタイプのパーソナルコンピュータが
種々開発されている。この種の情報処理装置は、更にそ
の本体にハードディスクドライブ(以下、HDDと称
す)など各種デバイスを機能拡張の為に、必要に応じて
装着できるように構成される。
【0003】また、近年、アクセスロック機能を備えた
HDDなどの記憶デバイスが開発されている。このアク
セスロック機能(以下ロック機能と称する)とは、ユー
ザによって、予め設定されたパスワードをそのHDD内
部の不揮発性メモリに格納する。システムが立ち上がっ
た状態においてこのようなデバイスを接続する場合(以
下、ホットドッキングと称する。)、予め設定・格納さ
れたパスワードと接続後にユーザが入力したパスワード
とを比較して、これらが一致した時のみアクセスを許可
する。これにより、例えば、ポータブルコンピュータの
本体又は及び拡張ユニット内蔵のHDDが第三者により
不正に抜き取られ、他のコンピュータに装着されたとし
ても、HDDに記憶された情報を第三者に漏洩を未然に
防ぐ事ができる。以降、このロック機能を利用したパス
ワードシステムをHDDパスワードシステムと称する。
【0004】従来のHDDのようなデバイスをホットド
ッキングする際のパスワードシステムを説明する。コン
ピュータの操作を行うユーザは、コンピュータが有する
入力装置の一つであるキーボードを介してキーを押圧す
ることにより、文字や数字、記号などを信号の形で入力
する。キーボードから入力された情報は、ディスプレイ
上にBIOSを介して表示する。BIOS(Basic
Input & Output System)は、
ディスプレイやキーボード、ハードディスクドライブ等
の情報処理装置の入出力を制御する。この情報処理装置
にはBIOSの上位プログラムとして、オペレーティン
グシステム(以下OSと称する)が存在し、プログラム
に対するメモリ領域の割り当てといったリソース制御や
アプリケーションプログラムの動作制御を行う。この
他、HDDを動作させるためのプログラムであるドライ
バや、上位プログラムとしてのオペレーティングシステ
ムと、BIOSやデバイス(ハードウェア)との間で各
種調整を行うプログラムとして、ユーティリティプログ
ラム(以下ユーティリティと称する)が存在する。
【0005】従来のホットドッキングにおけるHDDパ
スワードシステムのアクセスロック解除動作の手順の概
略は以下の通りである。システムが起動された状態にお
いて、HDDが接続されると、BIOSはOSに対して
このHDD接続をPnP(プラグアンドプレイ)イベン
トとして通知する。この通知を受けて、OSはHDDド
ライバにリソースを割り当てる。続いてOSは割り当て
たリソースに対し、ドライバをロードする。OSはロー
ドしたドライバに対し、ドライバの初期化を要求し、ド
ライバはこれに従って初期化を行う。この際、HDDに
パスワードがかかっていると、ユーティリティプログラ
ムがパスワード解除要求をBIOSに対して行う。BI
OSはこの要求を受けて、ユーザからのパスワード入力
に基づき、パスワード解除を行う。
【0006】パスワード解除を行った後、ユーティリテ
ィプログラムはHDDのドライバのアンロードをOSに
要求する。OSがドライバのアンロードを行った後、ユ
ーティリティプログラムは再びHDDドライバのロード
および初期化を行うようOSに要求する。これにより、
HDDが使用できるようになる。ユーザはデバイスを接
続するだけで、接続以降の設定処理はPnP通知やOS
の機能によって実行される。通常、一旦ロードしたもの
をアンロードしたり再ロードする必要はないが、従来行
われていたアンロード及び再ロードはOSなどプログラ
ムの仕様に基づくものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来技術で
は、HDDのようなデバイスのホットドックの際、一旦
ロードしたデバイスドライバを再ロードする必要があっ
た。これはオペレーティングシステムやデバイスドライ
バなどの仕様に基づくものであるが、このような再ロー
ドの処理には所定の時間が必要となるため、ユーザにと
っての使い勝手の面に難点があった。
【0008】そこで、本発明は上記の問題を解決するた
めになされたものであり、HDDのようなアクセスロッ
ク機構を有するデバイスをホットドッキングした際に、
すみやかな処理が可能な情報処理装置及び情報処理装置
の制御方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明は、アクセスロ
ック機能を有するデバイスが接続可能な情報処理装置で
あって、前記デバイスが接続された場合、前記デバイス
のアクセスロック機構の解除を試行する解除手段と、前
記デバイスに対してアクセス可能なオペレーティングシ
ステムと、前記解除手段により前記デバイスのアクセス
ロック機構が解除された後に前記オペレーティングシス
テムに対して前記デバイスの接続を通知する通知手段と
を具備することを特徴とする。このような構成によれ
ば、デバイスの接続時における効率的な処理が可能とな
る。
【0010】また、この発明は、アクセスロック機能を
有するデバイスが接続可能であり、前記デバイスの接続
をオペレーティングシステムに対して通知する機能を有
し、前記オペレーティングシステムによって動作制御さ
れる情報処理装置の制御方法であって、前記デバイスの
接続を検知する検知ステップと、前記検知ステップによ
って前記デバイスの接続を検知された場合、前記デバイ
スのアクセスロック機構の解除を試行する解除ステップ
と、前記解除ステップによって前記デバイスのアクセス
ロック機構が解除された後、情報処理装置のオペレーテ
ィングシステムに対してデバイスの接続を通知する通知
ステップとを具備したことを特徴とする。このような構
成によれば、デバイスの接続時における効率的な処理が
可能となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照してこの発明の
実施形態を説明する。図1には、この発明の各実施形態
に係る情報処理装置の構成が示される。この情報処理装
置は、バッテリ駆動可能なノートブックタイプまたはラ
ップトップタイプのポータブルコンピュータであり、そ
の筐体に収められた基板の上には、後述する各種コント
ローラなどのLSIやメモリが実装され、それらを接続
する各種配線が設けられる。
【0012】コンピュータ本体は、CPU11、ノース
ブリッジ12、メモリ13、ディスプレイコントローラ
14、液晶ディスプレイ(以下LCDと称する)15、
サウスブリッジ16、BIOS−ROM20、ハードデ
ィスクドライブ(以下HDDと称する)21、エンベッ
デッドコントローラ(以下ECと称する)22、電源コ
ントローラ(以下PSCと称する)23などを有する。
また、コンピュータにシステム立ち上げ後に増設ハード
ディスクドライブ(以下増設HDDと称する)200を
接続するための受容部30を有する。
【0013】以下、図1のコンピュータ本体に設けられ
た各コンポーネントの機能および構成について説明す
る。CPU11は、たとえば、米インテル社によって製
造販売されているプロセッサ"モバイルPentium
3"などによって実現される。
【0014】ノースブリッジ12は、CPU11とメモ
リ13、ディスプレイコントローラ14、サウスブリッ
ジ16との間を繋ぐブリッジLSIである。このノース
ブリッジ12は、CPU11と他のデバイスとの間で、
データおよびアドレスを含むバスサイクルを双方向で変
換する機能、およびメモリバスを介してメモリ13をア
クセス制御する機能などを有する。
【0015】メモリ13は、オペレーティングシステ
ム、デバイスドライバ、実行対象のアプリケーションプ
ログラム、および処理データなどを格納するメモリデバ
イスであり、複数のDRAMモジュールによって構成さ
れる。そして、このメモリ13に、本発明の特徴となる
ユーティリティプログラムも格納される。このメモリ1
3は、32ビット幅または64ビット幅のデータバスを
有する専用のメモリバスを介してノースブリッジ12に
接続される。デイスプレイコントローラ14は、ノース
ブリッジ12に接続され、このコンピュータの表示装置
として用いるLCD14に表示制御を行うコントローラ
である
【0016】サウスブリッジ16は、ノースブリッジ1
2と各種デバイスとの間を繋ぐブリッジLSIである。
サウスブリッジ16にはLPCバスを介して、EC21
などが接続される。また、サウスブリッジ16にはBI
OSを記憶するBIOS―ROM19や、OS、ユーテ
ィリティプログラム、各種アプリケーションプログラム
を記憶するHDD20が接続される。このサウスブリッ
ジ16は後述する増設用のHDD200を接続するため
の受容部30と接続されている。
【0017】BIOS−ROM20は、BIOS(Ba
sic I/O System)を記憶するためのもの
であり、プログラム書き替えが可能なようにフラッシュ
メモリ(EEPROM)によって構成されている。この
BIOSには、システムブート時に実行されるIRTル
ーチンと、各種I/Oデバイスを制御するためのデバイ
スドライバと、システム管理プログラムと、セットアッ
プルーチンやユーザが設定したパスワード情報が含まれ
る。
【0018】システム管理プログラムは、CPU11の
モードの一つであるSMM(System Manag
ement Mode)において実行される割り込みプ
ログラムである。このSMMに移行する要因として、優
先度の高いSMI(System Managemen
t Interrupt)と呼ばれる割り込み信号があ
る。システム管理プログラムは、SMIハンドラ、およ
びホットキー処理ルーチンなどの各種SMIサービスル
ーチンを含む。SMIハンドラは、SMIの発生要因に
応じてSMIサービスルーチンを起動するためのもので
あり、ホットキーによるSMIが発生した場合にはホッ
トキー処理ルーチンを起動し、他の要因によるSMIが
発生した場合にはその要因に対応するSMIサービスル
ーチンを起動する。本発明においては、EC22による
HDD200の接続検知がSMIの発生要因となる。
【0019】ハードディスクドライブ(HDD)21
は、サウスブリッジ16に接続され、OSを格納したプ
ライマリーなHDDであり、このハードディスクドライ
ブ21もアクセスロック機構によりアクセスロック状態
に設定することが可能である。更に、ハードディスクド
ライブ21は、図示しないシステムとの入出力を制御す
るHDCと、パスワードを格納するメモリと、コンピュ
ータシステムのデータを格納可能なメディアから構成さ
れる。
【0020】EC22は、サウスブリッジ16と電源コ
ントローラ23との間に設けられるLSIであり、CP
U11によってリード/ライト可能な複数のレジスタ群
を内蔵する。これらレジスタ群を使用することにより、
CPU11と電源コントローラ23との通信が可能とな
る。また、このEC22は本コンピュータシステムの入
力デバイスの一つであるキーボード24のコントローラ
の役割も果している。EC22は後述する受容部30に
HDD200が接続されたかどうかをモニターしてお
り、接続を検知するとCPU11に対してSMI信号を
発行する。電源コントローラ23は、電源スイッチのオ
ン/オフなどに応じてコンピュータ本体をパワーオン/
パワーオフするためのものである。
【0021】図2は、本発明の第一の実施形態に係る情
報処理装置におけるHDD200等のデバイスをホット
ドッキングする場合のロック解除の流れをプログラム間
の動作を中心に示すブロック図である。矢印は通知など
を示し、左の方にある矢印から時系列順に右の方に並ん
でいる。
【0022】HDD200はホットドッキング可能なデ
バイスの一つであり、アクセスについてのロック機能を
有し、ユーザデータ等を格納する。後述するように、B
IOS220からのHDD200のロック状態の問い合
わせに応じてHDD200のアクセスロック状態につい
て回答する。また、BIOS220からのロック解除の
試行に応答して、HDD内に格納されたパスワードとユ
ーザが入力したパスワードを比較しロック解除を実行す
る。BIOS220はHDD200の入出力を制御す
る。
【0023】HDD200がホットドッキングした場
合、EC22がSMI信号を発行し、接続通知が行わ
れ、BIOS220がHDD200の接続を認識する
(A1)。BIOS220は、HDD200のロック状
態を確認するため、HDD200に対してステータスコ
マンドを発行し、ロック状態か否かを問い合わせる(A
2)。これに対し、HDD200はロック状態であるか
どうかをBIOS220に対して通知する(A3)。B
IOS220はこの結果を含め、ユーティリティ210
に対してHDD200の接続を通知する(A4)。すな
わち、「ロック状態のHDD200が接続された」とい
う通知と、「ロック状態でないHDD200が接続され
た」という通知がある。
【0024】もしHDD200がロック状態であるなら
ば、ユーティリティ210はBIOS220にHDD2
00のロック解除の要求を発行する(A5)。この要求
は、BIOS220が有するHCI(Hardware
Configuration Interface)
と呼ばれるインタフェースを介して行われる。
【0025】BIOS220は、このインタフェースを
介して、ユーティリティ210からの指示を受け、HD
D200のアクセスロック解除を試行する(A6)。B
IOS220がHDD200からロック解除の通知を得
たならば(A7)、BIOS220はHCIを介してユ
ーティリティ210にHDDロック解除を通知する(A
8)。このロック解除通知を受けてユーティリティ21
0は、OS230に対してHDD200のプラグアンド
プレイイベント(以下PnPイベントと称する)を発生
させるよう、BIOS220に対して要求を行う(A
9)。この要求も先述のHCIを介して行われる。
【0026】BIOS220はOS230に対して、P
nPイベントを発行し、OS230に対してHDD20
0の接続を通知する(A10)。OS230は、ユーテ
ィリティ210からのPnPイベントの発行を受けて、
ドライバ240についてリソースの割り当てや、ドライ
バ240のロード、ドライバ240の初期化を行う(A
11)。ドライバ240はOS230とHDD200の
間のインタフェースの役割を果すプログラムである。こ
れによりHDD200をアクセスすることが可能とな
る。
【0027】なお、HDD200にロックがかかってい
ない場合、ロック状態通知(A4)を受けたユーティリ
ティ210はBIOS220に対してPnPイベント発
行要求を行う(A9)。この要求を受けたBIOS22
0はPnPイベントをOS230に対して発行する(A
10)。PnPイベント通知を受けたOS230の処理
は先述のA11と同様である。
【0028】図3は、図2で説明したロック状態を解除
する手順について示すフローチャート図である。まず、
ユーザはコンピュータに対してHDD200のホットド
ッキングを行う(ステップS101)。BIOS220
は接続されたHDD200についてまず初期化を行う
(ステップS102)。HDD初期処理後、BIOS2
20はHDDのID情報のリードを行い、HDD200
に対してアクセスロック状態であるか否かを確認する為
にステータスコマンドを発行する。HDD200は、前
記ステータスコマンドに対する回答をBIOS220に
出力し、BIOS220は、HDD200のアクセスに
ついてのロック状態を確認する(ステップS103)。
例えば、ID情報取得コマンドとして、ECh(Ide
ntifyDevice)を用いる。
【0029】もし、BIOS220がHDD200がア
クセスロック状態でないと判断したならば(S104の
No)、即ち、BIOS220はHDD200内のID
情報のワード128バイト目(Security St
atus)の2ビット目がゼロであると判断した場合、
BIOS220はユーティリティ210に対してアクセ
スロックされていないHDD200が接続されたことを
通知する(S111)。ユーティリティ210はHCI
を介してPnPイベント発行の要求を行い、この要求を
受けたBIOSはOSに対してPnPイベントの発行を
行う(ステップS108)。このイベントを受けてOS
はHDD200の接続を認識し、その後の処理に移る
(ステップS109)。
【0030】一方、HDD200がアクセスロック状態
であると判断したならば、即ち、BIOS220はID
情報のワード128バイト目の2ビット目がゼロでない
と判断した場合(ステップS104のYes)、BIO
S220はロック状態のHDDが接続されたことをユー
ティリティ210に通知し、ユーティリティ210はデ
ィスプレイ上にHDDパスワード入力要求のメッセージ
を表示する。ここでユーザは、キーボード24を利用し
て、パスワードを入力する。ここで正しいパスワードを
所定回数以内に入力できた場合、パスワード処理は成功
したとコンピュータは判定する(ステップS105のY
es)。
【0031】BIOS220は、HDDのアクセスロッ
ク解除の試行をHDD200に発行し、ロック解除処理
を行う(ステップS107)。ここで例えば、HDDの
アクセスロック解除の試行(コマンド)とは、F2h
(Security Unlock)である。
【0032】パスワードの入力が適切になされなかった
場合、BIOS220は失敗回数が所定の回数に達して
いないか判断する。もしアクセスロックの解除の為の回
数が所定の範囲内であれば、BIOS220は再度パス
ワード入力画面を表示し、ユーザにアクセスロックを解
除するためのパスワード入力を促す。BIOS220は
アクセスロックの解除の為の回数が所定の値に達したと
判断したならば、パスワード処理が失敗したと判定し、
エラー処理を行う。このエラー処理は例えば、接続した
HDD200に対するアクセスを禁止し、使用できなく
することが挙げられる。
【0033】HDD200のアクセスロック状態の解除
が成功した場合、BIOS220はロック解除通知をユ
ーティリティ210に対して行い、これを受けたユーテ
ィリティ210はOS230に対し、BIOS220の
HCIを介してPnPイベントを発行し、HDD200
の接続を通知する(ステップS108)。このイベント
を受けてOS230はHDD200の接続を認識し、そ
の後の処理に移る(ステップS109)
【0034】HDD200の接続を認識したOS230
は、ドライバ240についてリソースの割り当てや、ド
ライバ240のロード、ドライバ240の初期化を行
う。これにより接続処理が完了し、OS230からHD
D200に対してアクセスすることが可能となる。
【0035】本願発明のような構成にすることで、ユー
ティリティなどによりデバイスのロックを解除した後、
OSに対して接続の通知を行い、ドライバのロードを行
うことが可能となるので、プログラムの仕様により求め
られていたドライバのアンロード、再ロードといった追
加ステップが不要となる。このようなアンロード、再ロ
ードといった処理ステップを減らすことにより、ホット
ドッキングに際してより早くデバイスを使用することが
できるようになり、使い勝手のよい情報処理装置を提供
することができる。
【0036】また、上記実施形態では、アクセスに関す
るロック機能を有するデバイスとしてHDDを例に説明
したが、この他にもロック機能を有するデバイスに対し
て本願発明を適用することが可能である。
【0037】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、デバイスの接続時における効率的な処理が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係わる情報処理装置のシ
ステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のシステムでHDDに供給される電
源がオフされた場合のHDDアクセスロック解除におけ
るシステム動作を示すブロック図。
【図3】同実施形態のシステムでHDDに供給される電
源がオフされた場合のHDDアクセスロック状態を解除
する手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
11…CPU、12…ノースブリッジ、13…メモリ、
14…ディスプレイコントローラ、15…LCD、16
…サウスブリッジ、20…BIOS−ROM、21…H
DD、22…EC、23…電源コントローラ、24…キ
ーボード、30…受容部、200…HDD、210…ユ
ーティリティ、220…BIOS、230…OS、24
0…ドライバ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセスロック機能を有するデバイスが
    接続可能な情報処理装置であって、 前記デバイスが接続された場合、前記デバイスのアクセ
    スロック機構の解除を試行する解除手段と、 前記デバイスに対してアクセス可能なオペレーティング
    システムと、 前記解除手段により前記デバイスのアクセスロック機構
    が解除された後に前記オペレーティングシステムに対し
    て前記デバイスの接続を通知する通知手段とを具備する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記情報処理装置は更に、前記デバイス
    の入出力を制御するBIOSを具備し、前記デバイスの
    アクセスロック解除を試行する解除手段は、前記BIO
    Sに対して前記デバイスのアクセスロックの解除を命令
    するパスワード解除ユーティリティを具備することを特
    徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記デバイスはハードディスクドライブ
    であることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記オペレーティングシステムは前記通
    知手段によって通知を受けた後、前記デバイスを使用可
    能に設定することを特徴とする請求項1記載の情報処理
    装置。
  5. 【請求項5】 アクセスロック機能を有するデバイスが
    接続可能であり、前記デバイスの接続をオペレーティン
    グシステムに対して通知する機能を有し、前記オペレー
    ティングシステムによって動作制御される情報処理装置
    の制御方法において、 前記デバイスの接続を検知する検知ステップと、 前記検知ステップによって前記デバイスの接続を検知さ
    れた場合、前記デバイスのアクセスロック機構の解除を
    試行する解除ステップと、 前記解除ステップによって前記デバイスのアクセスロッ
    ク機構が解除された後、情報処理装置のオペレーティン
    グシステムに対してデバイスの接続を通知する通知ステ
    ップとを具備したことを特徴とする情報処理装置の制御
    方法。
  6. 【請求項6】 前記制御方法は更に、前記検知ステップ
    の後に前記デバイスのアクセスロック状態について判定
    する判定ステップを有し、この判定ステップにより前記
    デバイスがアクセスロック状態にあると判定された場合
    に前記解除ステップを実行することを特徴とする請求項
    5記載の情報処理装置の制御方法。
  7. 【請求項7】 前記制御方法は、前記判定ステップにお
    いて前記デバイスがアクセスロック状態にないと判定さ
    れた場合、前記通知ステップを実行することを特徴とす
    る請求項6記載の情報処理装置の制御方法。
  8. 【請求項8】 前記制御方法は更に、前記通知ステップ
    の後に、前記接続されたデバイスのドライバをロード
    し、デバイスの設定を行う設定ステップを具備すること
    を特徴とする請求項5記載の情報処理装置の制御方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006113988A (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 I-O Data Device Inc ハードディスク装置接続用のアダプタ装置、および上位装置用のプログラム
JP2006163818A (ja) * 2004-12-07 2006-06-22 Sony Corp 情報処理装置及び情報処理方法
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