JP2002228777A - 移動体の計測方法および装置 - Google Patents

移動体の計測方法および装置

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JP2002228777A
JP2002228777A JP2001022557A JP2001022557A JP2002228777A JP 2002228777 A JP2002228777 A JP 2002228777A JP 2001022557 A JP2001022557 A JP 2001022557A JP 2001022557 A JP2001022557 A JP 2001022557A JP 2002228777 A JP2002228777 A JP 2002228777A
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magnetic field
magnetic
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measuring
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JP2001022557A
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English (en)
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Shigeo Takamatsu
繁男 高松
Masao Kinoshita
正生 木下
Eiji Kakimoto
英司 柿本
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Hitachi Zosen Corp
Original Assignee
Hitachi Zosen Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】視界に関係なく、また景観への配慮も不要で低
コストで設置できる。 【解決手段】競走馬Hを、馬場1に沿って計測ライン2
A,2B間を走らせラップタイムを計測するに際し、前
記計測ライン2A,2Bに沿って馬場1に埋設した磁気
発生コイル4から磁界を発生させて計測ライン2A,2
B上に計測用磁場を形成し、競走馬Hに設けた磁気セン
サにより、前記計測ライン2A,2Bごとに計測用磁場
を検出させて磁界強度のピーク値を通過時刻とする通過
時刻データを求め、前記通過時刻データから計測ライン
2A,2B間のラップタイムを演算する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車、車、馬な
どのレースやトレーニングのための走行などの走行コー
スに設置されて計測ラインの通過時刻や計測ライン間の
ラップタイムを測定する移動体の測定方法および装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】たとえば高速移動する移動体の移動時間
の検出と固体識別とを行う移動体の計測装置は、移動体
に予め識別用バーコードを付しておき、計測位置で移動
体からバーコードを読み取るものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
は、移動体の上方からバーコードを読み取ることから、
計測ラインの上方に、計測装置を設けた架構設備を設置
する必要があり、景観に対する制約が厳しいところは設
置が困難であるいう問題があった。またすべての計測位
置に架構設備と計測装置を設置する必要があることか
ら、高コストになるという問題があった。さらにバーコ
ードが識別可能な明瞭な視界を確保する必要から、濃霧
時など視界が悪い環境下での計測は不可能であるという
問題があった。
【0004】本発明は上記問題点を解決して、視界に関
係なく、また景観への配慮も不要で低コストで設置でき
る移動体の計測方法および装置を提供することを目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の移動体の計測方法は、計測ラインに沿
って移動経路の路面に埋設した磁気発生コイルから磁界
を発生させて計測ライン上に計測用磁場を形成し、移動
体が計測ラインを通過する時に、移動体に設けた検出手
段により前記計測用磁場を検出して、磁気データがピー
ク値を示す時刻を通過時刻とした通過時刻データを得る
ものである。
【0006】上記構成によれば、磁気発生コイルにより
計測ライン上に形成した計測用磁場を移動体が通過する
時に、計測用磁場の磁界を検出して、磁気データのピー
ク値から通過時刻を求めるので、気象や視界に影響され
ることなく正確な測定が可能となり、また景観への配慮
も不要となり、計測用の構造物も不要で低コストで設置
できる。請求項2記載の発明は、移動経路に設けられた
複数の計測ライン間にわたって移動体を移動させて、計
測ライン間のラップタイムを計測するに際し、前記計測
ラインに沿って埋設した磁気発生コイルから磁界を発生
させて計測ライン上に計測用磁場を形成し、移動体に設
けた検出手段により、前記計測ラインごとに計測用磁場
を検出して、この検出信号の磁気データがピーク値を示
す時刻を通過時刻とする通過時刻データを求め、前記通
過時刻データから、計測ライン間のラップタイムを演算
するものである。
【0007】上記構成によれば、埋設した磁気発生コイ
ルにより計測ライン上に形成した計測用磁場を移動体が
通過する時に、この計測用磁場の磁界を検出して磁気デ
ータのピーク値から計測ラインの通過時刻を求め、複数
の計測ラインの通過時刻データからラップタイムを求め
ることができる。したがって、気象や視界に影響される
ことなく正確な測定が可能となり、また景観への配慮も
不要となり、計測用の構造物も不要で低コストで設置で
きる。
【0008】請求項3記載の発明は、請求項2記載の移
動体の計測方法であって、計測ラインに埋設した磁気発
生コイルを幅方向に複数に分割して、各磁気発生コイル
ごとに異なる識別コードを含む磁界を発生させて計測用
磁場を形成し、移動体で検出した検出信号から識別コー
ドを読み取って計測ライン上の通過位置データを求め、
前記計測ラインの通過位置データから斜行する実質の移
動距離を演算して移動距離を補正し、ラップタイムを修
正するものである。
【0009】上記構成によれば、移動体が計測ライン間
を斜め方向に移動した場合であっても、識別データから
通過位置を求め、この通過位置データから実際に走行し
た実質の移動距離を求めて、計測ライン間の正確なラッ
プタイムに補正することができる。
【0010】請求項4記載の発明は、周回移動経路に沿
って移動体を移動させて周回ラップタイムを計測するに
際し、前記周回移動経路に横断方向に設けられた計測ラ
インに沿って埋設した磁気発生コイルから磁界を発生さ
せて計測ライン上に計測用磁場を形成し、移動体に設け
た検出手段により、前記計測ラインを通過するごとに計
測用磁場を検出して、この検出信号の磁気データがピー
ク値を示す時刻を通過時刻とする通過時刻データを求
め、前記通過時刻データから周回のラップタイムを演算
するものである。
【0011】上記構成によれば、周回移動経路では、1
本の計測ラインを設けるだけで、スタートとゴールの計
測を兼用することができるので、この計測ラインに埋設
した磁気発生コイルにより形成した計測用磁場を移動体
が通過する時に、この計測用磁場の磁界を検出して磁気
データのピーク値から計測ラインの通過時刻を求め、複
数の計測ラインの通過時刻データから周回のラップタイ
ムを求めることができる。したがって、気象や視界に影
響されることなく正確な測定が可能となり、また景観へ
の配慮も不要となり、計測用の構造物も不要で低コスト
で設置できる。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項2乃至4記
載のいずれかに記載の移動体の計測方法であって、移動
体に計測データを記憶させ、移動経路の路面に埋設した
磁気発生コイルから、出力コードを含む磁界を発生させ
て出力用磁界を形成し、移動体が前記出力用磁界中を通
過することにより、検出手段により出力用磁界を検出
し、この検出信号から出力コードを読み取ることによ
り、記憶された計測データを移動体から基地コントロー
ラに無線伝送するものである。
【0013】上記構成によれば、出力コードを含む磁界
を検出することにより、記憶された計測データを無線伝
送するので、移動体側の機器負担を軽減することができ
るとともに、複数の移動体のデータを基地コントローラ
で集中管理することができて、複数の計測データを有効
に利用できる。この場合、オンラインであるが、各計測
ライン間のラップタイム、同じ計測ラインにおける周回
ラップタイムを得ることができる。
【0014】請求項6記載の発明は、移動体の移動経路
に設けられた計測ライン間のラップタイムを計測する移
動体の計測装置であって、前記計測ラインに沿って、計
測用磁場を形成する磁気発生コイルを埋設し、前記移動
体に、計測用磁場の磁界を検出する検出手段と、前記計
測ラインごとに磁気センサにより検出される検出信号に
基づいて、磁界強度がピーク値を示す時刻を通過時刻と
した通過時刻データを得る移動体コントローラを設け、
前記各計測ラインの通過時刻データから計測ライン間の
ラップタイムを演算するように構成したものである。
【0015】上記構成によれば、埋設した磁気発生コイ
ルにより計測ライン上に沿って計測用磁場を形成し、移
動体がこの計測用磁場を通過する時に、磁気センサで磁
界を検出して磁気データのピーク値から計測ラインの通
過時刻データを求め、複数の計測ラインの通過時刻デー
タから計測ライン間のラップタイムを得ることができ
る。したがって、気象や視界に影響されることなく正確
な測定が可能となり、また景観への配慮も不要となり、
計測用の構造物も不要で低コストで設置できる。
【0016】請求項7記載の発明は、請求項6記載の構
成において、計測ラインに埋設した磁気発生コイルを幅
方向に複数に分割し、前記各磁気発生コイルから、それ
ぞれの識別コードを含む磁界を発生させる位置コード発
生器を設け、前記移動体コントローラを、磁気センサで
検出した検出信号から識別コードを読み取って、磁気発
生コイルの位置から計測ラインの通過位置データを得る
ように構成し、前記通過位置データに基づいて、計測ラ
イン間の斜行した実質の移動距離を演算して走行距離を
補正し、ラップタイムを修正するように構成したもので
ある。
【0017】上記構成によれば、計測ライン間で移動体
が斜め方向に移動した場合であっても、計測磁場の磁気
信号に含まれる識別データから計測ライン上の通過位置
データを求め、この通過位置データから斜め方向に移動
した実質の移動距離を演算してラップタイムを補正する
ことができるので、より正確なラップタイムを得ること
ができる。
【0018】請求項8記載の発明は、移動体の周回移動
経路のラップタイムを計測する移動体の計測装置であっ
て、前記周回移動経路の任意位置に横断方向に設けられ
た計測ラインに沿って、計測用磁場を形成する磁気発生
コイルを埋設し、前記移動体に、計測用磁場の磁界を検
出する検出手段と、前記計測ライン通過ごとに磁気セン
サにより検出される検出信号に基づいて、磁界強度がピ
ーク値を示す時刻を通過時刻とした通過時刻データを得
る移動体コントローラを設け、前記計測ラインの通過時
刻データから周回ラップタイムを演算するように構成し
たものである。
【0019】上記構成によれば、周回移動経路では、1
本の計測ラインを設けるだけで、スタートとゴールの計
測を兼用することができるので、この計測ラインに埋設
した磁気発生コイルにより形成した計測用磁場を移動体
が通過する時に、この計測用磁場の磁界を検出して磁気
データのピーク値から計測ラインの通過時刻を求め、複
数の計測ラインの通過時刻データから周回のラップタイ
ムを求めることができる。したがって、気象や視界に影
響されることなく正確な測定が可能となり、また景観へ
の配慮も不要となり、計測用の構造物も不要で低コスト
で設置できる。
【0020】請求項9記載の発明は、請求項6乃至8の
いずれかに記載の構成において、移動体コントローラ
に、計測データを記憶する記憶装置と、計測データを送
信可能な送信機とを設け、走行経路に設けられた磁気発
生コイルを埋設し、前記磁気発生コイルから出力コード
を組み込んだ磁界を発生させて出力用磁場を形成する送
信コード発生器を設け、移動体コントローラを、磁気セ
ンサで検出した検出信号から出力コードを読み取ること
により、記憶装置に記憶された計測データを前記送信機
から基地コントローラに送信するように構成したもので
ある。
【0021】上記構成によれば、検出手段により出力コ
ードを含む出力用磁界が検出されると、移動体コントロ
ーラにより記憶装置の計測データを送信機から基地コン
トローラに無線伝送するので、移動体コントローラのデ
ータ処理量を少なくして機器負担を軽減し小型軽量化す
ることができる。この場合、計測ライン間のラップタイ
ム、同じ計測ラインにおける周回ラップタイムは、基地
コントローラでオフラインに求められる。また、複数の
移動体のデータを基地コントローラで集中管理すること
ができるので、複数の計測データを有効に利用すること
ができる。
【0022】
【発明の実施の形態】ここで、本発明に係る移動体の計
測装置の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
【0023】図1,図2に示すように、この計測装置
は、競技用や競馬用、練習用の馬場に設けられて、競走
馬H(移動体)のラップタイムを自動的に計測するもので
ある。移動経路の路面となる馬場1には、走行方向に一
定距離Lあけて配置された複数の計測ライン2A,2B
と、計測ライン2Bの走行方向後方の任意位置に配置さ
れたデータ出力ライン2Cとがそれぞれ走行方向に直交
する幅方向に設けられている。
【0024】前記計測ライン2A,2Bには、それぞれ
幅方向に一定間隔ごとに分割されて複数の計測部3a〜
3h,3i〜3pがそれぞれ直列に配置されており、各
計測部3a〜3hにはループ状の磁気発生コイル4がそ
れぞれ競走馬Hの走行に支障の無い深さdはたとえば地
中50cm以上に埋設されている。各磁気発生コイル4に
は、それぞれ位置コード発生器5が接続されている。前
記位置コード発生器5は、図2,図3に示すように、計
測部3a〜3h,3i〜3pの位置に対応する識別コー
ドを組み込んだ磁界を磁気発生コイル4により、通過す
る競走馬Hを測定部3a〜3h,3i〜3pで検出可能
な範囲で、たとえば高さh=2m程度の計測用磁場M
1,M2を形成するもので、コード設定スイッチ11に
より設定された識別コード信号(たとえば12ビットの
値)が変調器12に入力され、発振器13から発振され
た基本信号が変調器12で識別コード信号により変調さ
れ、信号中に不要な信号を含む磁界が発生しないように
フィルタ14で帯域制限した後、増幅器15により信号
増幅して磁気発生コイル4に出力される。これら位置コ
ード発生器5は各磁気発生コイル4ごとに設けられる。
【0025】データ出力ライン2Cには、ループ状の磁
気発生コイル7が競走馬Hの走行に支障の無い深さd、
たとえば地中50cm以上に埋設され、磁気発生コイル7
には、それぞれ送信コード発生器8が接続されている。
前記出力コード発生器8は、図2,図4に示すように、
磁気発生コイル7から専用の送信コードを組み込んだ磁
界を発生させて通過する競走馬Hを測定部3a〜3h,
3i〜3pで検出可能な範囲で、たとえば高さh=2m
程度の送信用磁場M3を形成するもので、コード設定ス
イッチ21により設定された出力コード信号が変調器2
2に入力され、発振器23から発振された基本信号が変
調器22で識別コード信号により変調され、信号中に不
要な信号を含む磁界が発生しないようにフィルタ24で
帯域制限した後、増幅器25により信号増幅して磁気発
生コイル7に出力される。
【0026】競走馬Hの馬具には、図5に示す移動体測
定部31が設けられている。この移動体測定部31は、
磁場M1,M2を通過する際に、X,Y,Z軸上でそれ
ぞれ磁気を検出して全方向の磁気を検出する3つの磁気
センサ(検出手段)32x,32y,32zと、磁気通信
として使用している信号周波数成分のみをフィルタ33
x,33y,33zと、検出信号を復調して位置コード
信号に変換する復調器34x,34y,34zと、復調
された検出信号から計測ライン2A,2Bの通過位置
(計測部3a〜3h,3i〜3p)を判断するとともに、
内蔵された高精度クロックにより計測ライン2A,2B
の通過時刻を判定する移動体コントローラ35と、前記
通過時刻データと通過位置データとを含む計測データを
記憶する移動体メモリ(記憶装置)36と、移動体メモリ
36に記憶された計測データを基地側測定部40に送信
する送信機37とを具備している。
【0027】また移動体コントローラ35では、図6に
示すように、磁場を受信した磁気データは、計測ライン
2A,2Bの通過位置で磁気レベルがほぼピークとなっ
ており、通過時刻データを得るための磁気データのピー
ク値はたとえば.受信した磁気データを正規分布とし
てフィッティングした結果の最大値、.そのままの値
の中心位置、.X,Y,Z軸のピーク値の平均値、の
いずれかから選択、ピーク値とされた位置における時刻
を通過時刻とする。
【0028】さらに、移動体コントローラ35では、デ
ータ出力ライン2Cの送信用磁場M3を通過すると、復
調器34により送信コードが検出され、この送信コード
に基づいて、移動体メモリ36に記憶された計測データ
を、前記送信機37から基地側測定部40の計測データ
受信装置42に送信するように構成されている。
【0029】前記基地コントローラ41は、計測データ
受信装置42により受信した各競走馬Hの計測データの
計測ライン2A,2Bにおける通過時刻からラップタイ
ムを演算し、これを表示装置43に表示するとともに、
外部メモリ44に記録させる。また基地コントローラ4
1では、計測データ中の計測ライン2A,2Bの通過位
置が、直走した場合に通過する位置と異なる場合には、
計測ライン2A,2B間で斜めに走行したと見なし、実
質的に走行したと考えられる斜行方向の距離を演算して
走行距離を補正し、ラップタイムの精度を向上させる。
【0030】すなわち、図1に示すように、8等分され
た計測部3a〜3h,3i〜3pでは、計測部の中心位
置から基準位置(図では幅右側部)までの距離が分かって
おり、計測ライン2Aで計測部3e(距離Da)を通過
し、計測ライン2Bで計測部3o(距離Db)を通過した
場合、計測ライン2A,2B間の距離Lとすると、実際
に走った斜行距離:Lrとすると、Lr2=L2+(Db
−Da)2、但し(Db−Da)>0、→Lr=[L2
(Db−Da)2-1となる。これにより走行距離Lを
斜行距離Lrとして、より正確なラップタイムを求める
ことができる。この補正したラップタイムは、補正値と
して表示装置43に表示させるとともに、外部メモリ4
4に記録させる。
【0031】上記実施の形態において、競走馬Hが馬場
1に沿って走り、まず計測ライン2Aを通過すると、馬
具に取り付けられた移動体測定部31の3つの磁気セン
サ32x,32y.32zにより、計測用磁場M1,M
2の磁界が検出され、この検出信号がフィルタ33x,
33y.33zから復調器34x,34y.34zを介
して移動体コントローラ35に入力される。移動体コン
トローラ35では、この3つの検出信号から計測ライン
2Aの通過時刻を判断して通過時刻データを移動体メモ
リ36に記憶させる。また検出信号から取出した識別コ
ードにより、どの計測部3a〜3hを通過したかを判断
して、この通過位置データを移動体メモリ36に記憶さ
せる。
【0032】ついで、競走馬Hが計測ライン2Bを通過
すると、計測用磁場M2の磁界が検出され、移動体メモ
リ36に通過時刻データと通過位置データが記憶され
る。さらに、競走馬Hがデータ出力ライン2Cを通過し
て、磁気センサ32x,32y.32zにより送信用磁
場M3の磁界が検出され、移動体コントローラ35で出
力コードが読み取られると、移動体メモリ36に記憶さ
れた計測データと競走馬Hの固有(移動体測定部31)の
識別信号が送信機37から基地側測定部40に送信され
る。
【0033】この計測データと識別信号とが計測データ
受信装置42を介して基地コントローラ41に入力され
ると、基地コントローラ41では、いつ(通過時刻)、
どこで(通過位置データ)、何が(競走馬Hの固有の識
別信号)通過したのかを把握できるため、各競走馬Hの
通過時刻データから計測ライン2A,2B間のラップタ
イムが演算されて表示装置43に表示され、外部メモリ
に記録される。また通過位置データから競走馬Hの斜行
がある場合には、走行距離が補正されて修正ラップタイ
ムが表示装置43に表示され、外部メモリに記録され
る。
【0034】上記実施の形態によれば、計測ライン2
A,2Bに沿って馬場1に埋設した磁気発生コイル3a
〜3h,3i〜3pにより計測ライン2A,2B上に計
測用磁場M1,M2を形成し、競走馬Hが計測用磁場M
1,M2を通過することにより、競走馬Hの移動体測定
部31に設けた磁気センサ32x,32y,32zで磁
界を検出し、この磁気データのピーク値から計測ライン
2A,2Bの通過時刻データを求め、基地コントローラ
41で複数の計測ライン2A,2Bの通過時刻データか
らラップタイムを演算して表示装置43に表示すること
ができる。したがって、気象や視界に影響されることな
く正確な測定が可能となり、また景観への配慮も不要と
なり、計測用の構造物も不要で低コストで設置できる。
【0035】また、計測ライン2A,2Bでは、磁気発
生コイル3a〜3h,3i〜3pを複数に分割して、各
位置コード発生器5によりそれぞれ異なる識別コードを
含む磁界を磁気発生コイル3a〜3h,3i〜3pから
発生させる。そして、移動体測定部31では、前記計測
磁場M1.M2の磁界から識別コードを抽出し、磁気発
生コイル3a〜3h,3i〜3pの埋設位置から計測ラ
イン2A,2Bの通過位置を求める。したがって、計測
ライン2A,2B間で競走馬Hが斜行した場合であって
も、通過位置データから実質的な斜行距離を演算してラ
ップタイムを補正することができるので、より正確なラ
ップタイムを得ることができる。
【0036】さらに移動体メモリ36には、通過時刻デ
ータと通過位置データからなる計測データを記憶させ
る。そして、データ出力ライン2Cに埋設した磁気発生
コイル7により出力コードを含む磁界を発生させて送信
用磁場M3を形成し、競争馬Hの移動体受信器31が送
信用磁場M3を検出して出力コードを移動体コントロー
ラ35が読み取ることにより、移動体メモリ36に記憶
された計測データが送信機37から基地側測定部40に
送信される。基地側測定部40では、移動体コントロー
ラ35により通過時刻データからラップタイムを演算
し、さらに通過位置データから斜行した場合の実質的な
走行距離を演算して補正し、正確なラップタイムを求め
ることができる。したがって、競走馬Hに取り付ける移
動体受信機31の機器負担を軽減して小型軽量化するこ
とができる。また複数の競走馬が同時に走っても、送信
周波数を異ならせることにより複数の計測データを計測
データ受信装置42で受信して基地コントローラ43で
集中管理することができ、複数の計測データを比較して
表示装置43に表示するなど複数の計測データを有効に
利用することができる。
【0037】上記実施の形態では、2つの計測ライン2
A,2Bを設けてそれぞれの計測部3a〜3h,3i〜
3pで計測するように構成したが、図8に示すように、
周回の移動経路では、1つの計測ライン2Aの計測部3
a〜3hでスタートの通過時刻とゴールの通過時刻を計
測してもよい。この実施の形態では、通過位置の検出に
よる斜行走行は把握しにくいので、磁気発生コイル4を
分割する必要はないが、その他は先の実施の形態と同様
に構成され、同様の作用効果を奏することができる。
【0038】
【発明の効果】以上に述べたごとく請求項1記載の移動
体の計測方法によれば、磁気発生コイルにより計測ライ
ン上に形成した計測用磁場を移動体が通過する時に、計
測用磁場の磁界を検出して、磁気データのピーク値から
通過時刻を求めるので、気象や視界に影響されることな
く正確な測定が可能となり、また景観への配慮も不要と
なり、計測用の構造物も不要で低コストで設置できる。
請求項2記載の発明によれば、埋設した磁気発生コイル
により計測ライン上に形成した計測用磁場を移動体が通
過する時に、この計測用磁場の磁界を検出して磁気デー
タのピーク値から計測ラインの通過時刻を求め、複数の
計測ラインの通過時刻データからラップタイムを求める
ことができる。したがって、気象や視界に影響されるこ
となく正確な測定が可能となり、また景観への配慮も不
要となり、計測用の構造物も不要で低コストで設置でき
る。
【0039】請求項3記載の発明によれば、移動体が計
測ライン間を斜め方向に移動した場合であっても、識別
データから通過位置を求め、この通過位置データから実
際に走行した実質の移動距離を求めて、計測ライン間の
正確なラップタイムに補正することができる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、周回移動経
路では、1本の計測ラインを設けるだけで、スタートと
ゴールの計測を兼用することができるので、この計測ラ
インに埋設した磁気発生コイルにより形成した計測用磁
場を移動体が通過する時に、この計測用磁場の磁界を検
出して磁気データのピーク値から計測ラインの通過時刻
を求め、複数の計測ラインの通過時刻データから周回の
ラップタイムを求めることができる。したがって、気象
や視界に影響されることなく正確な測定が可能となり、
また景観への配慮も不要となり、計測用の構造物も不要
で低コストで設置できる。
【0041】請求項5記載の発明によれば、出力コード
を含む磁界を検出することにより、記憶された計測デー
タを無線伝送するので、移動体側の機器負担を軽減する
ことができるとともに、複数の移動体のデータを基地コ
ントローラで集中管理することができて、複数の計測デ
ータを有効に利用できる。この場合、オンラインである
が、各計測ライン間のラップタイム、同じ計測ラインに
おける周回ラップタイムを得ることができる。
【0042】請求項6記載の発明によれば、埋設した磁
気発生コイルにより計測ライン上に沿って計測用磁場を
形成し、移動体がこの計測用磁場を通過する時に、磁気
センサで磁界を検出して磁気データのピーク値から計測
ラインの通過時刻データを求め、複数の計測ラインの通
過時刻データから計測ライン間のラップタイムを得るこ
とができる。したがって、気象や視界に影響されること
なく正確な測定が可能となり、また景観への配慮も不要
となり、計測用の構造物も不要で低コストで設置でき
る。
【0043】請求項7記載の発明によれば、計測ライン
間で移動体が斜め方向に移動した場合であっても、計測
磁場の磁気信号に含まれる識別データから計測ライン上
の通過位置データを求め、この通過位置データから斜め
方向に移動した実質の移動距離を演算してラップタイム
を補正することができるので、より正確なラップタイム
を得ることができる。
【0044】請求項8記載の発明によれば、周回移動経
路では、1本の計測ラインを設けるだけで、スタートと
ゴールの計測を兼用することができるので、この計測ラ
インに埋設した磁気発生コイルにより形成した計測用磁
場を移動体が通過する時に、この計測用磁場の磁界を検
出して磁気データのピーク値から計測ラインの通過時刻
を求め、複数の計測ラインの通過時刻データから周回の
ラップタイムを求めることができる。したがって、気象
や視界に影響されることなく正確な測定が可能となり、
また景観への配慮も不要となり、計測用の構造物も不要
で低コストで設置できる。
【0045】請求項9記載の発明によれば、検出手段に
より出力コードを含む出力用磁界が検出されると、移動
体コントローラにより記憶装置の計測データを送信機か
ら基地コントローラに無線伝送するので、移動体コント
ローラのデータ処理量を少なくして機器負担を軽減し小
型軽量化することができる。この場合、計測ライン間の
ラップタイム、同じ計測ラインにおける周回ラップタイ
ムは、基地コントローラでオフラインに求められる。ま
た、複数の移動体のデータを基地コントローラで集中管
理することができるので、複数の計測データを有効に利
用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る移動体の計測装置の実施の形態を
示す全体構成図である。
【図2】同計測装置の計測ラインおよび出力ラインを示
す拡大横断面図である。
【図3】同計測装置の位置コード発生器を示す構成図で
ある。
【図4】同計測装置の出力コード発生器を示す構成図で
ある。
【図5】同計測装置の移動体測定部を示す構成図であ
る。
【図6】同移動体測定部により計測した磁気レベルを示
すグラフである。
【図7】同計測装置の基地コントローラを示す構成図で
ある。
【図8】本発明に係る移動体の計測装置の他の実施の形
態を示す全体構成図である。
【符号の説明】
H 競走馬 1 馬場 2A,2B 計測ライン 2C 出力ライン 3a〜3p 計測部 4 磁気発生コイル 5 位置コード発生器 7 磁気コイル発生器 8 出力コード発生器 11 コード設定スイッチ 12 変調器 21 コード設定スイッチ 22 変調器 31 移動体測定部 32x〜32z 磁気センサ 34 復調器 35 移動体コントローラ 36 移動体メモリ 37 送信機 40 基地側測定部 41 基地コントローラ 42 計測データ受信装置 43 表示装置 44 外部メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 柿本 英司 大阪府大阪市住之江区南港北1丁目7番89 号 日立造船株式会社内 Fターム(参考) 2F073 AA31 AB01 AB02 BB01 BC02 CC09 CC12 DD02 EF09 FF03 FG02 FG14 GG01 GG04 GG09 2F085 AA00 CC04 CC10 EE01 EE02 EE04 FF11 FF13 FF16 FF20 GG11 GG23

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】計測ラインに沿って移動経路の路面に埋設
    した磁気発生コイルから磁界を発生させて計測ライン上
    に計測用磁場を形成し、 移動体が計測ラインを通過する時に、移動体に設けた検
    出手段により前記計測用磁場を検出して、磁気データが
    ピーク値を示す時刻を通過時刻とした通過時刻データを
    得ることを特徴とする移動体の計測方法。
  2. 【請求項2】移動経路に設けられた複数の計測ライン間
    にわたって移動体を移動させて、計測ライン間のラップ
    タイムを計測するに際し、 前記計測ラインに沿って埋設した磁気発生コイルから磁
    界を発生させて計測ライン上に計測用磁場を形成し、 移動体に設けた検出手段により、前記計測ラインごとに
    計測用磁場を検出して、この検出信号の磁気データがピ
    ーク値を示す時刻を通過時刻とする通過時刻データを求
    め、 前記通過時刻データから、計測ライン間のラップタイム
    を演算することを特徴とする移動体の計測方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の移動体の計測方法であっ
    て、 計測ラインに埋設した磁気発生コイルを移動経路の幅方
    向に複数に分割して、各磁気発生コイルごとに異なる識
    別コードを含む磁界を発生させて計測用磁場を形成し、 移動体で検出した検出信号から識別コードを読み取って
    計測ライン上の通過位置データを求め、 前記計測ラインの通過位置データから斜行する実質の移
    動距離を演算して移動距離を補正し、ラップタイムを修
    正することを特徴とする移動体の計測方法。
  4. 【請求項4】周回移動経路に沿って移動体を移動させて
    周回ラップタイムを計測するに際し、 前記周回移動経路に横断方向に設けられた計測ラインに
    沿って埋設した磁気発生コイルから磁界を発生させて計
    測ライン上に計測用磁場を形成し、 移動体に設けた検出手段により、前記計測ラインを通過
    するごとに計測用磁場を検出して、この検出信号の磁気
    データがピーク値を示す時刻を通過時刻とする通過時刻
    データを求め、 前記通過時刻データから周回のラップタイムを演算する
    ことを特徴とする移動体の計測方法。
  5. 【請求項5】請求項2乃至4のいずれかに記載の移動体
    の計測方法であって、 移動体に計測データを記憶させ、 移動経路の路面に埋設した磁気発生コイルから、出力コ
    ードを含む磁界を発生させて出力用磁界を形成し、 移動体が前記出力用磁界中を通過することにより、検出
    手段により出力用磁界を検出し、この検出信号から出力
    コードを読み取ることにより、記憶された計測データを
    移動体から基地コントローラに無線伝送することを特徴
    とする移動体の計測方法。
  6. 【請求項6】移動体の移動経路に設けられた計測ライン
    間のラップタイムを計測する移動体の計測装置であっ
    て、 前記計測ラインに沿って、計測用磁場を形成する磁気発
    生コイルを埋設し、 前記移動体に、計測用磁場の磁界を検出する検出手段
    と、前記計測ラインごとに磁気センサにより検出される
    検出信号に基づいて、磁界強度がピーク値を示す時刻を
    通過時刻とした通過時刻データを得る移動体コントロー
    ラを設け、 前記各計測ラインの通過時刻データから計測ライン間の
    ラップタイムを演算するように構成したことを特徴とす
    る移動体の計測装置。
  7. 【請求項7】計測ラインに埋設した磁気発生コイルを幅
    方向に複数に分割し、 前記各磁気発生コイルから、それぞれの識別コードを含
    む磁界を発生させる位置コード発生器を設け、 前記移動体コントローラを、磁気センサで検出した検出
    信号から識別コードを読み取って、磁気発生コイルの位
    置から計測ラインの通過位置データを得るように構成
    し、 前記通過位置データに基づいて、計測ライン間の斜行し
    た実質の移動距離を演算して走行距離を補正し、ラップ
    タイムを修正するように構成したことを特徴とする請求
    項6記載の移動体の計測装置。
  8. 【請求項8】移動体の周回移動経路のラップタイムを計
    測する移動体の計測装置であって、 前記周回移動経路の任意位置に横断方向に設けられた計
    測ラインに沿って、計測用磁場を形成する磁気発生コイ
    ルを埋設し、 前記移動体に、計測用磁場の磁界を検出する検出手段
    と、前記計測ライン通過ごとに磁気センサにより検出さ
    れる検出信号に基づいて、磁界強度がピーク値を示す時
    刻を通過時刻とした通過時刻データを得る移動体コント
    ローラを設け、 前記計測ラインの通過時刻データから周回ラップタイム
    を演算するように構成したことを特徴とする移動体の計
    測装置。
  9. 【請求項9】移動体コントローラに、計測データを記憶
    する記憶装置と、計測データを送信可能な送信機とを設
    け、 走行経路に設けられた磁気発生コイルを埋設し、 前記磁気発生コイルから出力コードを組み込んだ磁界を
    発生させて出力用磁場を形成する送信コード発生器を設
    け、 移動体コントローラを、磁気センサで検出した検出信号
    から出力コードを読み取ることにより、記憶装置に記憶
    された計測データを前記送信機から基地コントローラに
    送信するように構成したことを特徴とする請求項6乃至
    8のいずれかに記載の移動体の計測装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7402106B2 (en) * 2004-03-24 2008-07-22 Bay Tek Games, Inc. Computer controlled car racing game
JP4797116B1 (ja) * 2010-12-14 2011-10-19 株式会社日立製作所 通過タイム計測装置、システムおよび方法
EP3316225A1 (fr) 2016-11-01 2018-05-02 Swiss Timing Ltd. Module à transpondeur pour la détermination d'un temps de passage dans un système de mesure
EP1447681B2 (en) 2003-02-14 2018-06-06 MyLaps B.V. System for determining a position of a moving transponder
CN112308999A (zh) * 2019-07-30 2021-02-02 北京八迈科技有限公司 车辆计时方法、计时传感器和接收器、客户端及计时系统

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