JP2002228570A - ワンススルー型微小試料密度測定装置 - Google Patents
ワンススルー型微小試料密度測定装置Info
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- JP2002228570A JP2002228570A JP2001026721A JP2001026721A JP2002228570A JP 2002228570 A JP2002228570 A JP 2002228570A JP 2001026721 A JP2001026721 A JP 2001026721A JP 2001026721 A JP2001026721 A JP 2001026721A JP 2002228570 A JP2002228570 A JP 2002228570A
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Abstract
するためのワンススルー型微小試料密度測定装置に関す
るものであり、高い放射能を有する微小な試料の密度
を、遠隔操作にて高精度かつ容易に測定するための装置
である。 【解決手段】 それぞれ分離可能な底蓋を有するドライ
バスケット及びウエットバスケットを設け、そのドライ
バスケット及びウエットバスケットをそれぞれ別個に上
下動させて各バスケットを各底蓋から分離又は結合させ
るための駆動機構を設け、ドライバスケットの底蓋及び
ウエットバスケットの底蓋をひょう量天秤からの懸垂線
に結合してドライバスケットを空中にウエットバスケッ
トを液槽中の液中に懸垂することにより、試料を試料投
入口からガイドホッパを経てドライバスケットに投入し
てその重量を測定し、ドライバスケットを上昇させて試
料をガイドホッパを経てウエットバスケットに投入して
液中での重量を測定することを特徴とするワンススルー
型微小試料密度測定装置である。
Description
リング(体積膨張)を評価するためのワンススルー型微
小試料密度測定装置に関するものであり、高い放射能を
有する微小な試料の密度を、遠隔操作にて高精度かつ容
易に測定するための装置である。
ゴと液中重量測定カゴは同一のものを使用し、図1(左
図)の測定フロー図に示すように、試料の投入、取出し
の際に遠隔操作にてカゴの取付け・取外しを行い、試料
重量とカゴ重量を同時に測定を行う装置であった。
け、そのカゴの乾燥重量を測定し、カゴを取外して試料
を投入した後に試料及びカゴの乾燥重量を測定し、試料
及びカゴの液中での重量を測定し、カゴを取外して試料
を取出した後にカゴの液中での重量を測定することによ
り、空中での試料の重量と液中での試料の重量とを算出
できることに基いて試料の密度を得ていた。
ペレット1個分程度の巨視的な評価を行っており、従来
装置も大きな試料(重量で数百mg〜数g)を測定対象
としたものがほとんどであった。
ングは燃料ペレット中で分布を持ち、ペレットの中心部
と外周部ではその値が大きく異なる。これらを詳細に評
価するためには、ペレットの各部位ごと、つまり小さな
試料(数mg〜数十mg)での密度測定が必要となる
が、従来装置の様に試料重量とカゴ重量を同時に測定す
る装置では、カゴそのものの重量の影響で、カゴ重量よ
りも軽い試料やカゴよりも浮力の小さい試料の測定を行
うと、精度が極端に落ちてしまい、事実上、小さな試料
での測定は不可能であった。
ゴの取付け・取外しを行わなければならないが、この際
に異物が混入してしまう可能性が大きい上に、操作が煩
雑となり、遠隔操作性が低下する要因となっていた。
な試料のスエリング、つまり密度測定を容易に遠隔操作
で行うために創案されたものである。
ー型微小密度測定装置は、ドライバスケットとウエット
バスケットの2つの試料カゴを持っている(図2、3、
4参照)。それらは常時懸垂線上に吊り下がっており、
あらかじめ両カゴの重量を測定前に差し引いて0点を指
定している。これにより測定はカゴの重量及び浮力の影
響を受けることなく、純粋に試料のみを対象とした測定
ができる。
トバスケットへの試料の投入は単にカゴの上下により行
えるため(図2参照)、カゴの取付け・取外しも不要で
ある。そのため、それらをモーターにより電動化するこ
とにより、試料投入後から測定及び試料取出しまでの全
ての作業を全自動化し、誰にでも容易に遠隔操作による
測定が行えるようにした。
を有するドライバスケット及びウエットバスケットを設
け、そのドライバスケット及びウエットバスケットをそ
れぞれ別個に上下動させて各バスケットを各底蓋から分
離又は結合させるための駆動機構を設け、ドライバスケ
ットの底蓋及びウエットバスケットの底蓋をひょう量天
秤からの懸垂線に結合してドライバスケットを空中にウ
エットバスケットを液槽中の液中に懸垂することによ
り、試料を試料投入口からガイドホッパを経てドライバ
スケットに投入してその重量を測定し、ドライバスケッ
トを上昇させて試料をガイドホッパを経てウエットバス
ケットに投入して液中での重量を測定することを特徴と
するワンススルー型微小試料密度測定装置である。
装置の構成を図1(右図)、3、4に示す。ドライバス
ケット(及びウエットバスケット)は胴体部分と底部分
(コーン)とが分かれており、懸垂線に固定されている
のは底部分のみである。したがって、胴体部分を持ち上
げるだけで試料を各バスケットから容易かつ確実に排出
(落下)させることができる。
本発明の測定装置は、試料投入口、ドライバスケット、
そのコーン型開閉底蓋、ガイドホッパ、ウエットバスケ
ット、そのコーン型開閉底蓋、バスケット上下モーター
及びひょう量天秤から構成され、ドライバスケットの開
閉底蓋及ウエットバスケットの開閉底蓋は、ひょう量天
秤からの懸垂線に結合している。
試料をドライバスケットに投入してその重量をひょう量
天秤で測定した後、バスケット用の駆動モーターを作動
させてドライバスケットを上昇させることにより底蓋を
開放し、試料をガイドホッパを通してウエットバスケッ
トに投入する。ウエットバスケットに投入された試料の
重量をひょう量天秤で測定した後、バスケット用の駆動
モーターを作動させてウエットバスケットを上昇させる
ことにより底蓋を開放して試料を取出口を通して液槽か
ら排出させる。
構造は図に示す通り、ドライバスケットとウエットバス
ケットとの2つのバスケットを持ち、両バスケットは常
時1本の懸垂線上に吊り下がっている。両バスケットは
胴体部分と底部分(コーン)とが分かれており、懸垂線
に固定されているのは底部分のみである。試料はバスケ
ット胴体部分を上下するだけでウエットバスケットへの
投入及びウエットバスケットからの排出が行える構造と
なっており、この胴体の上下動作をモーター駆動で行
う。
うな効果が得られる。 (1) カゴ重量の影響を受けず試料のみを対象とした
密度測定を行うため、従来の遠隔操作型密度測定装置で
困難だった小さな試料(数mg〜数十mg)の測定が可
能になった。それに伴い密度値の測定精度が飛躍的に向
上した。(±0.1g/cm3→±0.001g/c
m3) (2) 精度向上に伴い、少ない測定回数で正確な測定
値を得ることができるようになった。
め、各部を自動化することが可能になり、誰にでも容易
に操作・測定ができるようになった。また、測定時間が
短くなった。
くなり、測定値の信頼性が向上した。 (5) 径の小さい懸垂線を使用したことにより、液面
との接触面積が小さくなり、測定値の直線性が向上し
た。
ある。
造を示す図である。
定方法を示す図である。
造を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 乾燥重量測定カゴ(ドライバスケット)
と液中重量測定カゴ(ウエットバスケット)が常時1本
の懸垂線上に吊り下がっている遠隔操作用密度測定装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001026721A JP2002228570A (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | ワンススルー型微小試料密度測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001026721A JP2002228570A (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | ワンススルー型微小試料密度測定装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002228570A true JP2002228570A (ja) | 2002-08-14 |
Family
ID=18891492
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001026721A Pending JP2002228570A (ja) | 2001-02-02 | 2001-02-02 | ワンススルー型微小試料密度測定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002228570A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103033443A (zh) * | 2011-10-06 | 2013-04-10 | 阿尔法海市蜃楼有限公司 | 比重测定装置 |
-
2001
- 2001-02-02 JP JP2001026721A patent/JP2002228570A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN103033443A (zh) * | 2011-10-06 | 2013-04-10 | 阿尔法海市蜃楼有限公司 | 比重测定装置 |
JP2013083456A (ja) * | 2011-10-06 | 2013-05-09 | Alfa Mirage Co Ltd | 比重測定装置 |
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