JP2002228518A - 釣堀魚の計量方法 - Google Patents

釣堀魚の計量方法

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JP2002228518A
JP2002228518A JP2001025570A JP2001025570A JP2002228518A JP 2002228518 A JP2002228518 A JP 2002228518A JP 2001025570 A JP2001025570 A JP 2001025570A JP 2001025570 A JP2001025570 A JP 2001025570A JP 2002228518 A JP2002228518 A JP 2002228518A
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JP
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weight
fish
fishing
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unit
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JP2001025570A
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Yoshiaki Kawano
義明 川野
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HERABUNA SOGO KENKYUSHO KK
OSAKA SEIKI KK
Original Assignee
HERABUNA SOGO KENKYUSHO KK
OSAKA SEIKI KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】釣堀において魚の放流を殆ど行わなくて済み、
また、釣った魚の体力を弱めないようにすること。 【解決手段】釣堀魚の計量方法は、池から魚を釣るたび
に、当該魚8をたも網7に入れた状態で計量装置1に乗
せ、当該魚8の正味重量及び当該魚8を含む今までに釣
った魚の総数、総重量、最大重量を求め、当該魚8を池
に戻す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、釣堀魚の計量方法
等に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】従来、釣堀において
は、釣り人は池から釣った魚をフラセ(網魚籠の長いも
のでフラシともいう。)に溜めておき、釣りを終了した
ときに釣った魚の総重量を計量し、その後に魚を池に戻
すようにしていた。
【0003】このため、個々の釣場でフラセに溜められ
る魚が増えるにしたがって釣りの対象となる魚の数が減
少してゆき、徐々に釣れなくなる。そこで、従来は、多
数の魚を池に放流して釣り対象の魚の数を常に略一定に
保つようにしていた。
【0004】また、フラセの中の魚は、自由に泳ぎ回る
ことができず、また、周囲に別の魚も呼吸していること
から十分な酸素量を確保できなくなり、このため、釣り
終了後に池に戻すときには体力がかなり弱り、死ぬ確率
が高いという問題もあった。
【0005】本発明は、上記のような問題点にかんが
み、釣堀において魚の放流を殆ど行わなくて済み、ま
た、釣った魚の体力を弱めない釣堀魚の計量方法を提供
することを主目的としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の釣堀魚の計量方
法は、池から魚を釣るたびに、当該魚をたも網に入れた
状態で計量装置に乗せ、当該魚の正味重量及び当該魚を
含む今までに釣った魚の総数、総重量、最大重量を求
め、当該魚を池に戻すことを特徴とする。
【0007】ここで、前記計量装置は釣堀内の個々の釣
場毎に設置されており、また、各計量装置は管理室内の
コンピュータとの間で通信可能とされており、該コンピ
ュータは各計量装置から送信されてくるデータに基づい
て、予め釣堀内に設置された表示装置に現在までの釣果
に関する情報を表示させる。
【0008】また、前記釣果に関する情報は、個々の釣
場毎の現在までに釣った魚の総数、総重量及び最大重
量、並びに、現在までに釣った魚の総数、総重量及び最
大重量についての釣場の順位である。
【0009】また、本発明の釣堀魚の計量装置は、釣堀
の個々の釣場に設置される計量装置であって、たも網受
部を有し、該たも網受部に乗せられたたも網のみの風袋
重量及び魚入りたも網のグロス重量を計測する計量部
と、前記計量部によって計測された風袋重量を記憶する
風袋重量記憶部と、前記計量部によりグロス重量が計測
されるたびに、前記風袋重量記憶部から風袋重量を読み
出し、前記計量部によって計測されたグロス重量から風
袋重量を減算して魚の正味重量を算出する正味重量演算
部と、前記計量部によりグロス重量が計測されるたび
に、釣った魚の総数をカウントする総数計数部と、前記
計量部によりグロス重量が計測されるたびに、前記正味
重量演算部により算出された魚の正味重量を累積して釣
った魚の総重量を算出する総重量演算部と、前記計量部
によりグロス重量が計測されるたびに、前記正味重量演
算部により算出された魚の正味重量と前回計測時までの
魚の最大重量とを比較し大きい方を最大重量と決定する
最大重量決定部と、前記正味重量演算部により算出され
た正味重量、前記総数計数部によりカウントされた総
数、前記総重量演算部により算出された総重量及び前記
最大重量決定部により決定された最大重量を表示する表
示部とを備えることを特徴とする。
【0010】ここで、前記計量装置は通信制御部を備
え、管理室内に予め設置されているコンピュータに対し
少なくとも前記総数、総重量及び最大重量を前記通信制
御部を介して送信する。
【0011】また、前記コンピュータは、予め釣堀内に
設置されている表示装置に、個々の釣場毎の現在までに
釣った魚の総数、総重量及び最大重量を表示させるとと
もに、現在までに釣った魚の総数、総重量及び最大重量
についての釣場の順位を表示させる。
【0012】また、本発明の釣堀魚の計量システムは、
釣堀内の個々の釣場毎に設置される計量装置と、管理室
内に設置され各計量装置と通信可能なコンピュータと、
釣堀内に設置される表示装置とを備え、前記コンピュー
タは、前記各計量装置から送信されてくるデータに基づ
いて、現在までの釣果に関する情報を前記表示装置に表
示させることを特徴とする。
【0013】ここで、前記釣果に関する情報は、個々の
釣場毎の現在までに釣った魚の総数、総重量及び最大重
量、並びに、現在までに釣った魚の総数、総重量及び最
大重量についての釣場の順位である。
【0014】また、前記計量装置は、たも網受部を有
し、該たも網受部に乗せられたたも網のみの風袋重量及
び魚入りたも網のグロス重量を計測する計量部と、前記
計量部によって計測された風袋重量を記憶する風袋重量
記憶部と、前記計量部によりグロス重量が計測されるた
びに、前記風袋重量記憶部から風袋重量を読み出し、前
記計量部によって計測されたグロス重量から風袋重量を
減算して魚の正味重量を算出する正味重量演算部と、前
記計量部によりグロス重量が計測されるたびに、釣った
魚の総数をカウントする総数計数部と、前記計量部によ
りグロス重量が計測されるたびに、前記正味重量演算部
により算出された魚の正味重量を累積して釣った魚の総
重量を算出する総重量演算部と、前記計量部によりグロ
ス重量が計測されるたびに、前記正味重量演算部により
算出された魚の正味重量と前回計測時までの魚の最大重
量とを比較し大きい方を最大重量と決定する最大重量決
定部と、前記正味重量演算部により算出された正味重
量、前記総数計数部によりカウントされた総数、前記総
重量演算部により算出された総重量及び前記最大重量決
定部により決定された最大重量を表示する表示部と、前
記コンピュータに対し少なくとも前記総数、総重量及び
最大重量を送信する通信制御部とを備える。
【0015】
【発明の実施の形態】図1〜図7は、本発明の一実施形
態に係る釣堀魚の計量システムを示し、図1は、該シス
テムの概念図、図2は、計量装置の外観図、図3は、計
量装置の機能ブロック図、図4は、計量装置の表示部の
正面図、図5は、計量装置の操作手順を示すフローチャ
ート、図6は、コンピュータの基本的処理内容を示すフ
ローチャート、図7は、表示装置の表示内容の説明図を
それぞれ示す。
【0016】図1において、1は、釣堀の各釣場毎に設
置され、個々の釣り人によって操作される計量装置を表
している。各計量装置1は管理室2内に設置されたコン
ピュータ3と有線方式又は無線方式によって通信可能と
されている。コンピュータ3には、釣堀に設置された表
示装置4が電気的に接続されている。
【0017】(1) 計量装置1 計量装置1は、外観的には図2に示すように本体部5と
表示部6とから構成されており、本体部5は、たも網7
自体の重量及び釣った魚8の入った魚入りたも網9の重
量を計測する際に、たも網7又は魚入りたも網9を下方
から受けるたも網受部10を備えている。
【0018】計量装置1は、機能的には図3に示すよう
に構成されている。図3において、計量部11は、たも
網受部10に乗せられたたも網7のみの重量つまり風袋
重量又は魚入りたも網9の重量つまりグロス重量を計測
する。
【0019】風袋重量記憶部12は、計量部11によっ
て計測された風袋重量を記憶する。
【0020】正味重量演算部13は、計量部11により
グロス重量が計測されるたびに、風袋重量記憶部12か
ら風袋重量を読み出し、計量部11によって計測された
グロス重量から風袋重量を減算して魚8の正味重量を算
出する。
【0021】総数計数部14は、計量部11によりグロ
ス重量が計測されるたびに、釣った魚の総数(枚数)を
カウントする。
【0022】総重量演算部15は、計量部11によりグ
ロス重量が計測されるたびに、正味重量演算部13によ
り算出された魚の正味重量を累積して釣った魚の総重量
を算出する。
【0023】最大重量決定部16は、計量部11により
グロス重量が計測されるたびに、正味重量演算部13に
より算出された魚の正味重量と前回計測時までの魚の最
大重量とを比較し大きい方を最大重量と決定する。
【0024】表示部6は、正味重量演算部13により算
出された正味重量、総数計数部14によりカウントされ
た総数、総重量演算部15により算出された総重量及び
最大重量決定部16により決定された最大重量を切替表
示する。
【0025】表示部6は、図4に示すように、液晶表示
式のセブンセグメント所定桁数例えば4桁からなる数値
表示部21、電源ボタン22及び表示切替ボタン23を
備える。数値表示部21の左側には、コンピュータとの
通信中につき計量ができないことを釣り人に知らせるた
めの「通信中計量不可」の表示ランプ24が配され、ま
た、数値表示部21の下側には、数値表示部21に現在
表示中の数値の種類を釣り人に知らせるための「最大重
量」、「総重量」、「枚数(総数)」及び「重量(正味
重量)」の各文字25、26、27、28が表示されて
いる。これらの文字25、26、27、28の直上に
は、表示中の数値の種類に応じて表示位置が切替わる矢
印マーク29が表示され、例えば、現在表示中の数値が
最大重量である場合には、「最大重量」の文字25の上
方に矢印マーク29が表示される。電源ボタン22は、
計量装置1により計量を開始するときに操作されるスイ
ッチである。表示切替ボタン23は、上述したように、
数値表示部21に表示する数値の種類を所定間隔で切替
表示させる際に操作されるスイッチであり、例えば、こ
の表示切替ボタン23がオン操作されると、数値表示部
21に「重量」、「最大重量」、「総重量」、「枚数」
の各数値が順番に3秒間ずつ表示され、最後に「重量」
の数値表示に戻る。
【0026】通信制御部17は、コンピュータ3に対
し、少なくともコンピュータ3が表示装置4に表示させ
る内容、すなわち、総数、総重量及び最大重量の各デー
タを送信するが、各釣場での釣果を詳細に記録する上で
正味重量及び風袋重量の各データも送信することが好ま
しい。
【0027】通信制御部17とコンピュータ3との間で
の通信の基本事項の一部を説明すると、有線方式、無線
方式のいずれでもよく、有線方式の場合専用回線を使用
し、通信方式は半二重通信方式、同期方式は調歩式(ス
タート・ストップ式)を採用する。
【0028】(2) コンピュータ3 コンピュータ3は、各釣場の計量装置1の主電源をオ
ン、オフする。
【0029】コンピュータ3は、各計量装置1から送信
されてくるデータを集計し、予め釣堀内に設置された表
示装置4に現在までの釣果に関する情報を表示させる。
ここで、釣果に関する情報は、個々の釣場毎の現在まで
に釣った魚の総数、総重量及び最大重量、並びに、現在
までに釣った魚の総数、総重量及び最大重量についての
釣場の順位である。
【0030】また、コンピュータ3は、上記釣果に関す
る情報を表示画面に表示することができ、また、適宜プ
リンタで印刷することなどができる。
【0031】(3) 表示装置4 表示装置4は、コンピュータ3からの指令により、現在
までの釣果に関する情報、つまり、個々の釣場毎の現在
までに釣った魚の総数、総重量及び最大重量、並びに、
現在までに釣った魚の総数、総重量及び最大重量につい
ての釣場の順位を全体表示又は切替表示する。表示装置
4は、電光掲示板又はモニタテレビなどにより構成され
る。
【0032】次に、各釣場毎の計量装置1の操作手順及
び演算処理を図5に基づいて説明する。
【0033】まず、計量装置1の主電源をコンピュータ
3によってオンにする(ステップS1)。
【0034】その後、釣り人は、たも網7をたも網受部
10に乗せ(ステップS2)、電源ボタン22をオンに
する(ステップS3)。電源ボタン22がオンすると、
計量部11はたも網7の重量つまり風袋重量を計測し、
計測された風袋重量を風袋重量記憶部12に記憶する。
また、たも網7をたも網受部10に乗せると通常ならば
表示部6の数値表示部21に風袋重量が表示されるとこ
ろであるが、計量装置1の内部演算処理(図3には図示
せず。)により数値表示部21に零表示が行われる。ま
た、この零表示中に、たも網7がたも網受部10から取
り除かれると通常ならば風袋重量分のマイナス重量が数
値表示部21に表示されるところであるが、上記と同様
計量装置1の内部演算処理(図3には図示せず。)によ
り数値表示部21に継続して零表示が行われる。
【0035】釣り開始後、最初に魚が釣れると、釣り人
は魚8の入ったたも網7つまり魚入りたも網9をたも網
受部10に乗せる(ステップS4)。これにより、計量
部11は魚入りたも網9の重量つまりグロス重量を計測
する。この計測時、魚8がたも網7の中で動くことによ
って計測値が変動することを考慮し、計測値が比較的安
定した時点、例えば、計測値が±15gの範囲内で5秒
間変動しなかった時点の計測値をグロス重量と定める。
このグロス重量は正味重量演算部13に入力され、正味
重量演算部13は、このグロス重量から風袋重量記憶部
12に記憶されている風袋重量を減算して正味重量を算
出する。この算出された正味重量は、表示部6の数値表
示部21に数値表示される。また、正味重量は総重量演
算部15に入力され、総重量演算部15は、この正味重
量を総重量と定める。また、正味重量は最大重量決定部
16に入力され、最大重量決定部16は、この正味重量
を最大重量と定める。また、上記のように計量部11で
グロス重量が計測されると、総数計数部14は、総数を
「1」と定める。そして、通信制御部17は、正味重
量、総重量、最大重量及び総数の各データをコンピュー
タ3に送信する。なお、このコンピュータ3へのデータ
送信中、表示部6の「通信中計量不可」の表示ランプ2
4が点灯状態となる。
【0036】釣り人は、正味重量の表示を確認した後、
魚入りたも網9をたも網受部10から取外し、魚8を池
に戻す。なお、正味重量を表示している数値表示部21
は、所定時間経過後に零表示に戻る。
【0037】その後、魚が釣れるたびに、釣り人が魚入
りたも網9をたも網受部10に乗せると、上記と同様な
演算処理が行われ、正味重量演算部13により正味重量
が算出されて数値表示部21に表示される。また、総重
量演算部15により総重量が、最大重量決定部16によ
り最大重量が、総数計数部14により総数がそれぞれ求
められ、正味重量、総重量、最大重量及び総数の各デー
タがコンピュータ3に送信され、この送信中、表示部6
の「通信中計量不可」の表示ランプ24が点灯状態とな
る。
【0038】なお、この間において、釣り人が表示部6
の表示切替ボタン23をオン操作すると、数値表示部2
1に「重量」、「最大重量」、「総重量」、「枚数」の
各数値が順番に3秒間ずつ表示され、最後に「重量」の
数値表示に戻る。
【0039】次に、コンピュータ3による基本的な演算
処理を図6に基づいて説明する。
【0040】コンピュータ3は、上記のように各計量装
置1から送信されてくる釣果に関する情報を集計する
(ステップS11)。そして、各計量装置1から送信さ
れてくる重量、最大重量、総重量及び枚数の各データか
ら、現在までに釣った魚の総数、総重量及び最大重量に
ついての釣場の順位を求め、表示装置4に表示させる
(ステップS12)。表示装置4には、例えば図7に示
すように、総重量、最大重量及び枚数(総数)毎に、1
番から所定順位までの釣場の番号が表示される。
【0041】以上説明したように、本実施形態の釣堀魚
の計量方法は、池から魚を釣るたびに、当該魚8をたも
網7に入れた状態で計量装置1に乗せ、当該魚8の正味
重量及び当該魚8を含む今までに釣った魚の総数、総重
量、最大重量を求め、当該魚8を池に戻すようにしてい
る。したがって、釣った魚をフラセに溜める必要が無く
なることから、魚の体力を弱めるおそれが少なくなり、
池に魚を殆ど放流しなくて済む。また、釣った魚はすぐ
に池に戻されることから、釣堀全体の魚の数が変化しな
くなり、一日を通じてよく釣れるようになる。また、上
記のように求めた正味重量を数値表示させるようにする
と、釣った魚の重量が一目で分かるようになる。また、
上記のように求めた正味重量、総数、総重量、最大重量
をプリンタに印字させるなどすることにより、一日の釣
果を記録として残すことが可能になる。
【0042】また、コンピュータ3は各計量装置1から
送信されてくるデータに基づいて、予め釣堀内に設置さ
れた表示装置4に現在までの釣果に関する情報、つま
り、個々の釣場毎の現在までに釣った魚の総数、総重量
及び最大重量、並びに、現在までに釣った魚の総数、総
重量及び最大重量についての釣場の順位を表示させるよ
うにしたため、各釣場の釣り人は、自分の現在までの釣
果を一目で分かることができ、また、釣り大会等のとき
の自分の順位を瞬時に認識することができる。
【0043】なお、上記実施形態では、最大重量、枚数
及び総重量を計量装置1によって求めるようにしている
が、これらをコンピュータ3によって求めるようにして
もよい。
【0044】
【発明の効果】本発明によると、釣った魚をフラセに溜
める必要が無くなることから、魚の体力を弱めるおそれ
が少なくなり、池に魚を殆ど放流しなくて済み、また、
釣った魚はすぐに池に戻されることから、釣堀全体の魚
の数が変化しなくなるため、一日を通じてよく釣れるよ
うになるなどの効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る釣堀魚の計量システ
ムの概念図である。
【図2】計量装置の外観図である。
【図3】計量装置の機能ブロック図である。
【図4】計量装置の表示部の正面図である。
【図5】計量装置の操作手順を示すフローチャートであ
る。
【図6】コンピュータの基本的処理内容を示すフローチ
ャートである。
【図7】表示装置の表示内容の説明図である。
【符号の説明】
1 計量装置 2 管理室 3 コンピュータ 4 表示装置 6 表示部 7 たも網 8 魚 9 魚入りたも網 10 たも網受部 11 計量部 12 風袋重量記憶部 13 正味重量演算部 14 総数計数部 15 総重量演算部 16 最大重量決定部 17 通信制御部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 池から魚を釣るたびに、当該魚をたも網
    に入れた状態で計量装置に乗せ、当該魚の正味重量及び
    当該魚を含む今までに釣った魚の総数、総重量、最大重
    量を求め、当該魚を池に戻すことを特徴とする釣堀魚の
    計量方法。
  2. 【請求項2】 前記計量装置は釣堀内の個々の釣場毎に
    設置されており、また、各計量装置は管理室内のコンピ
    ュータとの間で通信可能とされており、該コンピュータ
    は各計量装置から送信されてくるデータに基づいて、予
    め釣堀内に設置された表示装置に現在までの釣果に関す
    る情報を表示させることを特徴とする請求項1記載の釣
    堀魚の計量方法。
  3. 【請求項3】 前記釣果に関する情報は、個々の釣場毎
    の現在までに釣った魚の総数、総重量及び最大重量、並
    びに、現在までに釣った魚の総数、総重量及び最大重量
    についての釣場の順位であることを特徴とする請求項2
    記載の釣堀魚の計量方法。
  4. 【請求項4】 釣堀の個々の釣場に設置される釣堀魚の
    計量装置であって、 たも網受部を有し、該たも網受部に乗せられたたも網の
    みの風袋重量及び魚入りたも網のグロス重量を計測する
    計量部と、 前記計量部によって計測された風袋重量を記憶する風袋
    重量記憶部と、 前記計量部によりグロス重量が計測されるたびに、前記
    風袋重量記憶部から風袋重量を読み出し、前記計量部に
    よって計測されたグロス重量から風袋重量を減算して魚
    の正味重量を算出する正味重量演算部と、 前記計量部によりグロス重量が計測されるたびに、釣っ
    た魚の総数をカウントする総数計数部と、 前記計量部によりグロス重量が計測されるたびに、前記
    正味重量演算部により算出された魚の正味重量を累積し
    て釣った魚の総重量を算出する総重量演算部と、 前記計量部によりグロス重量が計測されるたびに、前記
    正味重量演算部により算出された魚の正味重量と前回計
    測時までの魚の最大重量とを比較し大きい方を最大重量
    と決定する最大重量決定部と、 前記正味重量演算部により算出された正味重量、前記総
    数計数部によりカウントされた総数、前記総重量演算部
    により算出された総重量及び前記最大重量決定部により
    決定された最大重量を表示する表示部とを備えることを
    特徴とする釣堀魚の計量装置。
  5. 【請求項5】 前記計量装置は通信制御部を備え、管理
    室内に予め設置されているコンピュータに対し少なくと
    も前記総数、総重量及び最大重量を前記通信制御部を介
    して送信することを特徴とする請求項4記載の釣堀魚の
    計量装置。
  6. 【請求項6】 前記コンピュータは、予め釣堀内に設置
    されている表示装置に、個々の釣場毎の現在までに釣っ
    た魚の総数、総重量及び最大重量を表示させるととも
    に、現在までに釣った魚の総数、総重量及び最大重量に
    ついての釣場の順位を表示させることを特徴とする請求
    項5記載の釣堀魚の計量装置。
  7. 【請求項7】 釣堀内の個々の釣場毎に設置される計量
    装置と、 管理室内に設置され各計量装置と通信可能なコンピュー
    タと、 釣堀内に設置される表示装置とを備え、 前記コンピュータは、前記各計量装置から送信されてく
    るデータに基づいて、現在までの釣果に関する情報を前
    記表示装置に表示させることを特徴とする釣堀魚の計量
    システム。
  8. 【請求項8】 前記釣果に関する情報は、個々の釣場毎
    の現在までに釣った魚の総数、総重量及び最大重量、並
    びに、現在までに釣った魚の総数、総重量及び最大重量
    についての釣場の順位であることを特徴とする請求項7
    記載の釣堀魚の計量システム。
  9. 【請求項9】 前記計量装置は、 たも網受部を有し、該たも網受部に乗せられたたも網の
    みの風袋重量及び魚入りたも網のグロス重量を計測する
    計量部と、 前記計量部によって計測された風袋重量を記憶する風袋
    重量記憶部と、 前記計量部によりグロス重量が計測されるたびに、前記
    風袋重量記憶部から風袋重量を読み出し、前記計量部に
    よって計測されたグロス重量から風袋重量を減算して魚
    の正味重量を算出する正味重量演算部と、 前記計量部によりグロス重量が計測されるたびに、釣っ
    た魚の総数をカウントする総数計数部と、 前記計量部によりグロス重量が計測されるたびに、前記
    正味重量演算部により算出された魚の正味重量を累積し
    て釣った魚の総重量を算出する総重量演算部と、 前記計量部によりグロス重量が計測されるたびに、前記
    正味重量演算部により算出された魚の正味重量と前回計
    測時までの魚の最大重量とを比較し大きい方を最大重量
    と決定する最大重量決定部と、 前記正味重量演算部により算出された正味重量、前記総
    数計数部によりカウントされた総数、前記総重量演算部
    により算出された総重量及び前記最大重量決定部により
    決定された最大重量を表示する表示部と、 前記コンピュータに対し少なくとも前記総数、総重量及
    び最大重量を送信する通信制御部とを備えることを特徴
    とする請求項8記載の釣堀魚の計量システム。
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