JP2002225783A - インフレータブルカヌー - Google Patents

インフレータブルカヌー

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JP2002225783A
JP2002225783A JP2001024294A JP2001024294A JP2002225783A JP 2002225783 A JP2002225783 A JP 2002225783A JP 2001024294 A JP2001024294 A JP 2001024294A JP 2001024294 A JP2001024294 A JP 2001024294A JP 2002225783 A JP2002225783 A JP 2002225783A
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JP
Japan
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air chamber
bow
stern
air
canoe
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JP2001024294A
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English (en)
Inventor
Shiro Okawa
史郎 大川
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Okamoto Industries Inc
Original Assignee
Okamoto Industries Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 船首底部の形状を合理的に整形してインフ
レ−タブルカヌーにおいておける船首部分に生じる抵抗
を減少せしめる。 【解決手段】 左右一対の気胴1を有し、これらの気
胴の両端部に、上方へ反り上がる船首気室2及び船尾気
室3を形成し、先細状の気室先端部同士を接着して一体
化する。左右両気胴1の間には、底気室4aを設け、船
底気胴部分の船底4を構成している。船底4を構成する
底気室4aは、気胴1端部から船首若しくは船尾方向へ
延出してあり、船首気室2及び船尾気室3の反り上がり
と同様に船底4から喫水線cよりも上方へ反り上がった
形態となる。よって、走行中において船首に受ける水流
を切り、上記したごとく反り上がる延出部分4b,4c
の底気室により左右に押しやって船首に生じる水圧抵抗
を低減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ゴム引き布等を
用いて構成したインフレータブルカヌーの改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来のインフレータブルボート、即ち、
ゴム引き布等を用いて構成するゴムボートボートは、川
下り、遊戯用、釣り用、救助用等、多くのものが開発さ
れている。その中で、ゴムボートと同様に簡素な気室構
造を持ちながら船足が良く伸びのあるインフレータブル
カヌーが提案されている(意匠登録886695号)。図8及
び図9にて示すように、上記インフレータブルカヌー
は、船体100を構成する左右一対の気胴101を比較
的狭い間隔をおいて平行状に配設してある。また、上記
両気胴101の両端部には、先細状に成りつつ上方へ反
り上がる船首気室102と船尾気室(図示せず)を設
け、左右気室の気室先端部同士を接合してある。また、
左右の気胴101の間の底面側開口部には、長さ方向に
延びる略エアーマット状の底気室103を設けて気胴1
01部位の船底103’を構成している。
【0003】上記した如く構成したインフレータブルカ
ヌーは、船体100が細長くスマートである上、船首及
び船尾部分を反り上てあるので、通常のゴムボートと比
較して走行時に生じる抵抗が小さい。したがって、乗員
がパドルを持ってワンストロークずつ漕いだ後の伸びが
あり、性能的には、船首及び船尾が円形で全幅の広いあ
る従来のゴムボートの域からは抜きん出ており、川下り
に適したインフレータブルカヌーとして広く使用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記したインフレータ
ブルカヌーは、構造の簡素化のために略エアマット状に
形成した船底103’を反りの無い気胴101の範囲に
嵌装している。また、船首 及び船尾部分の底面として
は、ゴム布104を貼って船底104’を構成している
(図8)。しかし、上記したインフレータブルカヌー
は、船首気室102、及び船尾気室(図示せず)部分の
船底104’を一枚のゴム布104を貼って構成してあ
るため、走行中において船首の底面104’に水圧が加
わって凹状に変形する(図9)。よって、理想的には、
水を切る必要のある船首部分において凹状に変形した船
首104’、及び上記船底103’の前端部に水流が当
たって抵抗の発生源となっていた。
【0005】本発明は上記した如きインフレータブルボ
ートに関し、船首及び船尾の底部形状を合理的に整形し
てインフレータブルボートの船首部分に生じる水圧抵抗
を減少せしめることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のインフレータブ
ルカヌーは、船体を構成する左右一対の気胴を有してい
る。これらの気胴の両端部には、上方へ反り上がる船首
気室及び船尾気室を接続し、この左右両気室の先端部同
士を各々に接合してある。左右両気胴の間には、長さ方
向へ延びる底気室を設けることにより、気胴部分の船底
を構成している。一方、船首及び船尾部分の船底を構成
する底気室の延出部は、気胴端の接続部から船首側へ、
且つ、気胴端の接続部から船尾側へ反り上がる船首気室
及び船尾気室と同様に、上記接続部から延出する部分が
船底から喫水線の上方へ反り上がった形態となる。よっ
て、走行中において船首に受ける水流を上記した如く反
り上がる底気室の延出部により切って左右に分流し、船
底4に沿って綺麗に流すことができる。尚、請求項2及
び請求項3記載のインフレータブルカヌーは、実施例の
中で合わせて説明する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図1乃
至図4に基づいて説明する。図1は、本発明を実施した
インフレータブルカヌーAであり、船体の左右両側に沿
ってゴム布からなる円柱状の気胴1を配設してある。左
右の両気胴1は、搭乗者が座ることのできる間隔をおい
て2本平行状に配置してある。また、両気胴1の船首側
及び船尾側の両端部には、船首気室2及び船尾気室3を
接続してある。船首気室2及び船尾気室3は、気胴1端
部の接続部bから各々先細状になりつつ上方へ反り上が
るように形成してある。左右一対となる船首気室2及び
船尾気室3の先端部同士は、接続気室5を介して一体的
に接続してある。即ち、上記カヌーAは、左右両気胴1
が略水平に着水し、且つ、左右両気胴1の端部に接続し
た左右両船首気室2と、左右船尾気室3とが喫水線cか
ら上方へ反り上がるように構成してある(図2)。
【0008】上記した左右両気胴1の間、及び船首気室
2,船尾気室3の底面側に形成される開口部には、底気
室4aを被装して船底4を構成する。底気室4aは、左
右両気胴1の間、及び船首気室2と船尾気室3とにより
形成される船底側の開口を全面的に覆うように裁断した
2枚のゴム引き布4dを重ね合わせて成る。二枚のゴム
引き布4dは、縁布4fを介して底気室4aの周囲を重
ね合わせて接着することで、底気室4a外周縁部の気密
を保持すると共に、同底気室4aの輪郭が船底の開口部
の外形に合うように構成してある(図3)。また、底気
室4a内部の上下両面の間には、所定の幅(高さ)を有
する長帯状の吊り布4gを長さ方向へ延びるように適宜
枚数架設して底気室4aの形状を長さ方向へ延びるエア
ーマットのように保形している。
【0009】尚、上記した吊り布の枚数や高さは任意に
変更してもよい。本実施例の底気室4aの場合は、両ゴ
ム引き布4dの間に3枚の吊り布4gを気室幅方向に等
間隔をおいて内設することにより、細長い4本の気室を
並設した如き外形を呈し、その周囲に形成した接着代4
hを左右両気胴1及び船首気室2,船尾気室3の下面部
に接着することでエアーマット状の船底4を構成してい
る(図6)。また、上記したように左右両気胴1の下面
に接着した接着代4hの上には、防護機能を有する化粧
テープ4eを貼着して上記接着代4hの縁部をカバーし
ている。
【0010】図3にて示すように、気胴1範囲の底気室
4aは、左右両気胴1の船首側の接続部bから、船尾側
の接続部bまでの範囲を下面側から覆う形で装着してあ
る。また、底気室4aの船首側の延出部4a’は、左右
両気胴1一端の接続部bから船首側の底面を塞ぐよう
に、さらに、同底気室4aの船尾側の延出部4a”は、
両気胴1他端の接続部bから船尾側の底面を覆うこと
で、船首気室2及び船尾気室3の底面を塞いでいる。
【0011】既述したように、船底4を構成する底気室
4aは、気胴1一端の接続部bよりも船首側へ延出する
延出部4a’を設けてある。また、同底気室4aは、気
胴1他端の接続部bよりも船尾側へ延出する延出部4
a”を設けてある。本実施例の場合、延出部4a’,4
a”は、延出部位4b,延出部位4cとからなる。ま
た、上記延出部位4cは延出部位4bよりも幾分短く形
成してある。さらに、延出部4a’,4a”の中央部位
4b,及び延出部位4cは、左右両船首気室2若しくは
左右両船尾気室3における開口部底面側の左右側縁に沿
わせながら先細状に形成し、その輪郭が略弾頭形と成る
ように形成してある(図3)。尚、船首,船尾両気室2,
3の底面と延出部4a’,4a”の外縁との間は、前記
底気室4a周囲の接着代4hに至る保間部6にて塞いで
ある。
【0012】本実施例のカヌーAの場合、船首及び船尾
の延出部4a’,4a”は、気室の延出部位4bを長く
延出し、且つ左右両端の延出部位4cを短くして略弾頭
形の輪郭とし、膨張した状態では、自然な曲面の船首及
び船尾の底面部を形成するように構成してある。これに
より、カヌーAの船首及び船尾部分の形状は、木製や強
化プラスチック製のカヌー等の船首,船尾の底面形状に
近似することができ、船首気室2,船尾気室3の反り上
がりに伴って延出部4a’,4a”が、水中にある底面
から喫水線cの上方へ反り上がった形態となる。
【0013】よって、カヌーAは、走行中において船首
に受ける水流を上記した如く反り上がる延出部4a’,
4a”の先端により水切りして左右に分流し、船底面に
沿って綺麗に流すように構成してある。その結果、従来
のインフレータブルカヌーにおいて一番の抵抗源であっ
た船首部分の水圧抵抗を低減できると共に、直進性に優
れ、走行安定性の向上にも寄与する。尚、延出部4
a’,4a”の中央の延出部位4bは、船首気室2,船
尾気室3の先端部より幾分後退した位置に先端を配置し
た。しかし、上記した中央の延出部位4bの先端は、接
続部bよりも船首若しくは船尾側に延出する上記船首気
室2若しくは船尾気室3の先端部まで延出してもよい。
尚、上記したカヌーAは、船首と船尾が同じ形状にして
あるため、便宜上船首と船尾とを使い分けたが、実際に
は船首、船尾は同形状てあり、何方の方向へ走行しても
よい。
【0014】次に図7にて示すカヌーA2について説明
する。このカヌーA2の船首部及び船尾部における延出
部40a’,40a”は、中央部の延出部位40bを船
首気室2若しくは船尾気室3の先端部付近まで延出し、
その左右両側の延出部位40cは、気胴1端部の接続部
bより幾分突出させ、喫水線cに若干かかる程度の長さ
にして構成したものである。この場合、延出部40
a’,40a”の輪郭に段差ができるが、船首部底面の
中央の延出部位40bがキールの如く延出するので、特
に水切り効果を高めることができる。上記したように、
本発明のインフレータブルカヌーは、気胴端部の接続部
よりも突出させた状態で形成するものであれば、延出部
の形態は任意に変更しても良く、例えば、延出部の輪郭
や長さ、また、吊り布の数や止着位置、間隔等の設定は
任意に変更してもよい。尚、上記した如き構成するカヌ
ーの船体は、隔膜を設けることにより複数の気室に分け
て構成するとよい。本実施例のカヌーA,A2の場合、
左右気胴1の両端の内部に隔膜を設け、カヌーの船体を
左右両気胴1と、船首気室2及び船尾気室3との4個の
気室から構成している。
【0015】
【発明の効果】本発明のインフレータブルカヌーは、以
上説明した如きものであるから、船底を構成する底気室
は、気胴端部から船首方向及び船尾方向へ延出すること
により、船首気室及び船尾気室の反り上がりと同様に船
底から喫水線の上方へ反り上がった形状となる。よっ
て、走行中において船首に受ける水流を船底(水中)か
ら喫水線の上にまで反り上がる延出部の底気室により船
首に当たる水流を切り、左右に押しやって船首に受ける
水圧抵抗を大幅に低減し得る。その結果、特に走行中に
おいてパドリング毎の伸びが非常に良くなり、その船足
も、左右両側に1本ずつの気胴を設けて構成したインフ
レータブルカヌーの中で特出したものとなる。
【0016】請求項2記載のインフレータブルカヌー
は、左右両気胴両端の接続部よりも延出せしめた底気室
の延出部を船体全幅の略中央にて長く延出したものであ
るから、水切り作用の要となる延出部の中央を船底を喫
水線から上方へ向けて長く反り上がらせ、船首の水切効
果を高めることができる。また、延出部の長さを中央部
から左右両側に移行するに連れて順次短くしてあるの
で、中央部で水切りされた水流を左右両側に沿って綺麗
に分流し、船底に沿って綺麗に流すことが可能となるた
め、走行中において船首及び船底に受ける水圧抵抗を効
果的に低減することができる。また、船首及び船尾にお
ける延出部の中央が気胴底面の底気室に繋がる形となる
ので、延出部中央及び気胴底面の気室がキールとして機
能し、走行時の安定性を向上し得る。
【0017】請求項3記載のインフレータブルカヌー
は、左右両気胴両端の接続部よりも船首側及び船尾側に
延出せしめる底気室延出部の輪郭を両船首気室及び両船
尾気室における開口部底面側の左右口縁の形状に沿わせ
て先細状に形成したものであるから、底気室延出部の外
形を船首気室若しくは船尾気室の反りの形状に合わせて
綺麗にまとめることができる。よって、船首部から船底
に至る曲面形状が美しく、さらに、機能的には、延出部
の中央で水切りされた水流を乱すことなく左右両側に沿
って分流し、船底に沿ってより綺麗に流すことが可能と
なる。よって、船首周りの水流の乱れがなくなり、走行
中において船首及び船底に受ける水圧抵抗をより効果的
に低減することができる。また、船首及び船尾における
延出部の中央部が気胴底面の底気室に繋がる形となるの
で、延出部中央及び気胴底面の気室がキールとして機能
し、走行時の安定性を向上し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を実施したインフレレータブルカヌ
ーを示す平面図。
【図2】 同カヌーの船首部底面を示す斜視図。
【図3】 同カヌーの船首部を示す底面図。
【図4】 図1におけるIV-IV 線断面図。
【図5】 図4におけるV-V 線断面図。
【図6】 図1にんけるVI-VI 線断面図。
【図7】 延出部の形状を変更したカヌーの船首部を
示す底面図。
【図8】 従来のインフレータブルカヌーの船首部底
面を示す斜視図。
【図9】 従来のインフレータブルカヌーの船首部分
の断面図。
【符号の説明】
A,A2・・・カヌー b・・・接続部 c・・・喫水線 1・・・気胴 2・・・船首気室 3・・・船尾気室 4・・・船底 4a・・・底気室 4a’,4a”,40a’,40a”・・・延出部(船
首,船尾) 4b,40b・・・延出部位(中央部) 4c,40c・・・延出部位(左右両側部)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 船体を構成する左右一対の気胴を有
    し、これら両気胴の両端部に、上方へ反り上がる船首気
    室及び船尾気室を各々接続し、この両船首気室の先端部
    同士、及び両船尾気室の先端部同士を各々に接合し、上
    記左右両気胴の間に同気胴長さ方向へ延びる底気室を設
    けて船底を構成すると共に、該底気室を左右両気胴両端
    の接続部よりも船首側及び船尾側に延出せしめて成るイ
    ンフレータブルカヌー。
  2. 【請求項2】 左右両気胴端の接続部よりも船首側及
    び船尾側に延出せしめた底気室の延出部を船底の中央に
    て長く延出し、且つ中央部から左右両側に移行するに連
    れて同延出部の長さを順次短く形成してなる請求項1記
    載のインフレータブルカヌー。
  3. 【請求項3】 左右両気胴端の接続部よりも船首側及
    び船尾側に延出せしめた底気室の延出部の輪郭を左右両
    船首気室及び左右両船尾気室における底面開口部の左右
    口縁の形状に沿わせて底面視略先細状に形成して成る請
    求項2記載のインフレータブルカヌー。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3922543A1 (en) * 2020-06-10 2021-12-15 Jiangsu Jilong Sport and Leisure Products Co., Ltd Inflatable kayak

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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