JP2002224410A - 遊技用装置及び記録媒体 - Google Patents

遊技用装置及び記録媒体

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JP2002224410A
JP2002224410A JP2001021781A JP2001021781A JP2002224410A JP 2002224410 A JP2002224410 A JP 2002224410A JP 2001021781 A JP2001021781 A JP 2001021781A JP 2001021781 A JP2001021781 A JP 2001021781A JP 2002224410 A JP2002224410 A JP 2002224410A
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JP2001021781A
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Akihiko Sawai
明彦 澤井
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】所定の情報(特にゲームソフトや遊技機の画像
データ等の記録容量の大きな情報)を記録媒体に記録し
て提供する遊技用装置を提供する。 【解決手段】少なくとも記録媒体の照合を行うための情
報(カードID)が記録されるIC部11と、記録媒体
の所有者が希望する前記所定の情報が記録される光ディ
スク12とを備える記録媒体(IC/光ディスクカード
10)を受け付けるカード挿入口30と、IC部のIC
チップ11aからカードIDを少なくとも読み取るIC
リーダ/ライタ33と、読み取ったカードIDを照合す
るための処理を行う制御部22と、照合結果に応じて、
光ディスクに対して所定の情報の記録を行う光ディスク
リーダ/ライタ39と、を備える遊技用装置(情報提供
端末20)を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の情報(特に
ゲームソフトや遊技機の画像データ等の記録容量の大き
な情報)を記録媒体に記録して提供する遊技用装置,及
びそれに用いられる記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記録媒体(例えば磁気カード
又はICカード等)における記録部(例えば磁気ストラ
イプ部又はIC部等)に記録されている該記録媒体の照
合を行うための情報(例えばカードID等)を読み取っ
て、本人照合を行うための処理を行い、照合結果に応じ
て、遊技データや個人遊技データ等の情報を表示画面に
表示する遊技用装置として、パチンコ店等の遊技場にお
いて、景品カウンタの近傍等の適宜の箇所に配置される
表示画面付きの情報表示端末や、パチンコ機に対応して
配置される表示画面付きのカードユニット等が知られて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記情
報表示端末やカードユニット等の遊技用装置は単に情報
を表示するものであるため、該情報を記録媒体に記録し
て提供しうるものではなかった。また前記磁気カードや
ICカード等の記録媒体は記録容量が少ないため、例え
ばゲームソフトや遊技機の画像データ等の記録容量の大
きな情報を記録するには適さないものであった。
【0004】本発明は、このような背景のもとになされ
たものであり、その目的は、所定の情報(特にゲームソ
フトや遊技機の画像データ等の記録容量の大きな情報)
を記録媒体に記録して提供する遊技用装置,及びそれに
用いられる記録媒体を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、次のような手段を採る。
【0006】まず請求項1に係る発明は、遊技場に設け
られ、少なくとも記録媒体の照合を行うための情報が記
録される第一記録部と、該記録媒体の所有者が希望する
所定の情報が記録される第二記録部とを備える記録媒体
に対して該所定の情報を提供する遊技用装置であって、
前記記録媒体を受け付ける記録媒体受付部と、該受け付
けられた記録媒体の前記第一記録部に記録されている情
報を少なくとも読み取る第一記録部読取手段と、前記第
一記録部に記録されている情報を照合するための処理を
行う照合処理手段と、該照合結果に応じて、前記第二記
録部に対して前記所定の情報の記録を行う第二記録部記
録手段と、を備えることを特徴とする遊技用装置であ
る。
【0007】また請求項2に係る発明は、請求項1に記
載した遊技用装置であって、前記第二記録部に記録可能
な前記所定の情報のメニューを表示する表示画面と、該
表示画面に表示されるメニューから前記第二記録部に記
録する前記所定の情報を選択するために操作される情報
選択操作部とを備え、前記第二記録部記録手段は、前記
情報選択操作部の操作により選択された前記メニューに
対応する前記所定の情報の記録を行うことを特徴とする
遊技用装置である。
【0008】また請求項3に係る発明は、請求項2に記
載した遊技用装置であって、前記受け付けられた記録媒
体の前記第二記録部に記録されている情報を読み取る第
二記録部読取手段を備え、前記表示画面は、該第二記録
部読取手段により読み取られた情報を表示することを特
徴とする遊技用装置である。
【0009】また請求項4に係る発明は、請求項1〜3
のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記第
二記録部記録手段は、前記所定の情報の記録を行うに際
して、該所定の情報を記録可能な空き容量が前記第二記
録部に存在するか否かの確認を行い、該確認の結果とし
て、前記空き容量が存在しない場合には前記記録を行わ
ないことを特徴とする遊技用装置である。
【0010】また請求項5に係る発明は、請求項1〜4
のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記第
二記録部に記録されている情報の消去を行う消去手段を
備えることを特徴とする遊技用装置である。
【0011】また請求項6に係る発明は、請求項1〜5
のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記第
一記録部に記録されている情報からは、前記第二記録部
に記録される前記所定の情報と交換するための所定価値
の大きさが特定可能であり、前記照合処理手段は、該特
定された所定価値の大きさが前記所定の情報の対価を満
たしているか否かを照合するための処理を行うことを特
徴とする遊技用装置である。
【0012】また請求項7に係る発明は、請求項1〜6
のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記所
定の情報は、ゲームソフトであることを特徴とする遊技
用装置である。
【0013】また請求項8に係る発明は、請求項1〜7
のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記所
定の情報は、遊技機の画像データであることを特徴とす
る遊技用装置である。
【0014】また請求項9に係る発明は、請求項1〜8
のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記第
一記録部は、集積回路で構成される記録部であり、前記
第一記録部読取手段は、該集積回路に電力の供給を行う
と共に、該電力により起動した該集積回路と通信を行う
ことにより前記情報の読取を行うことを特徴とする遊技
用装置である。
【0015】また請求項10に係る発明は、請求項1〜
9のいずれか1つに記載した遊技用装置であって、前記
第二記録部は、光ディスクで構成される記録部であり、
前記第二記録部記録手段は、該光ディスクに対して前記
所定の情報の記録を行うことを特徴とする遊技用装置で
ある。
【0016】また請求項11に係る発明は、少なくとも
記録媒体の照合を行うための情報が記録され、集積回路
で構成される第一記録部と、該第一記録部よりも記録容
量が大きく、前記第一記録部に記録される情報以外の情
報が記録される第二記録部と、を備える記録媒体であ
る。
【0017】さらに請求項12に係る発明は、請求項1
1に記載した記録媒体であって、前記第二記録部は、光
ディスクで構成される記録部であることを特徴とする記
録媒体である。
【0018】上記課題を解決するための手段の具体例
を、発明の実施の形態及び図面の表記と対応させて説明
する。まず記録媒体にはIC/光ディスクカード10が
対応する。遊技場にはパチンコ店が対応する。記録媒体
の照合を行うための情報には識別情報であるカードID
が対応する。第一記録部には集積回路であるIC部11
が対応する。所定の情報にはゲームソフト,遊技機の画
像データ等が対応する。第二記録部には光ディスク12
が対応する。
【0019】また遊技用装置には情報提供端末20が対
応する。記録媒体受付部にはカード挿入口30が対応す
る。第一記録部読取手段にはICリーダ/ライタ33が
対応する。照合処理手段には制御部22が対応する。第
二記録部記録手段,第二記録部読取手段,及び消去手段
には光ディスクリーダ/ライタ39が対応する。表示画
面及び情報選択操作部にはタッチパネル式ディスプレイ
23が対応する。所定価値の大きさにはプリペイド残
数,貯玉数,ポイントが対応する。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。なお説明の便宜上、まず本発明
に係る記録媒体の一例であるIC/光ディスクカード1
0の構成について説明し、次に本発明に係る遊技用装置
の一例である情報提供端末20の構成について説明し、
最後にそれらの作用について説明する。なお以下におい
ては、データベースを「DB」と略記する。
【0021】また以下においては、記録媒体の照合を行
うための情報がカードIDであり、後述する所定の情報
と交換するための所定価値の大きさがプリペイド残数,
貯玉数,ポイントである場合について説明する。ここで
プリペイド残数は、入金された貨幣の金額が所定の比率
で度数に変換されてなる前払有価価値の大きさの一例で
あり、また貯玉数は、遊技機にて遊技を行うことにより
獲得した獲得有価価値の大きさ(即ち獲得玉数)が貯蓄
されてなる貯蓄有価価値の大きさの一例であり、さらに
ポイントは、遊技者がパチンコ店に来店したりパチンコ
機にて遊技を行うことにより、遊技者に対して所定の特
典/サービスを提供するために付与される点数(いわゆ
る来店ポイントや遊技ポイント)の一例である。これら
所定価値の大きさは、後述するホール管理装置50の会
員DB53に前記カードIDに対応付けて記録されてお
り、前記カードIDに基づいて照合が行われることによ
り特定される。
【0022】[1.IC/光ディスクカード10の構
成]まずIC/光ディスクカード10の構成について説
明する。ここで図2はIC/光ディスクカード10の一
例を表す裏面図である。以下においては、IC/光ディ
スクカード10が、例えば後述する会員登録情報が登録
された遊技者に対して発行されるいわゆる会員カードで
あり、該会員により繰り返し使用される場合を念頭に説
明するが、このIC/光ディスクカード10は、該会員
登録情報が登録されていない遊技者に対して発行される
いわゆるビジターカードであっても良い。
【0023】IC/光ディスクカード10は、第一記録
部と第二記録部とを備える記録媒体の一例であり、図2
に示すように、所定の大きさ及び厚みで横長の長方形状
を呈する硬質の樹脂製の薄板である基体10aの裏面に
おいて、一側(ここでは右側)に第一記録部の一例であ
るIC部11を備え、また中央に第二記録部の一例であ
る光ディスク12を備えるものである。
【0024】IC部11は、IC/光ディスクカード1
0の照合を行うための情報(ここではカードID)が記
録される第一記録部の一例であり、基体10aの厚みの
範囲内で上下方向に亘って備えられている。このIC部
11は非接触式のもの、即ち後述するICリーダ/ライ
タ33と接触せずに該情報の読取が行われるものであ
り、フレキシブルプリント基板上に実装されるICチッ
プ11aと、IC部11の内周に沿うように設けられる
アンテナコイル11bとを備えている。
【0025】ICチップ11aは、演算機能を備える中
央演算処理装置(以下「CPU」という。),メモリ機
能を備えるランダムアクセスメモリ(以下「RAM」と
いう。),所定のプログラムを記録しているリードオン
リーメモリ(以下「ROM」という。),及び前記情報
(ここではカードID)を記録するEEPROM(Elec
trically Erasable Programmable ROM)等を備えて
いる。
【0026】CPUは、ROMに記録されている所定の
プログラムに基づく演算により、情報の読取を認めて良
いか、情報の記録を認めて良いか等の、EEPROMに
対するアクセス制御を行うものである。このCPUによ
りEEPROMに対するアクセス制御が行われるので、
EEPROMに記録されている情報の不正な読取や改竄
は困難であり、IC/光ディスクカード10のセキュリ
ティを高くできる。なおCPUに代えて、予め決められ
た演算を行うロジック回路が設けられるものでも良い。
【0027】RAMはデータの読出及び記録が可能な半
導体メモリであり、電源を切るとデータが消える揮発性
のデータ処理用メモリである。ROMは読出専用の半導
体メモリであり、電源を切ってもデータが消えない不揮
発性のプログラム用メモリである。このROMには所定
のプログラムが焼き付けられて記録されており、該プロ
グラムの書換は不可能である。
【0028】EEPROMはデータの読出及び記録が可
能な半導体メモリであり、電源を切ってもデータが消え
ない不揮発性のデータ記録用メモリである。このEEP
ROMには、IC/光ディスクカード10の照合を行う
ための情報であり、また前記所定価値の大きさを特定可
能な情報である識別情報(ここではカードID)が少な
くとも記録されている。なおEEPROMに代えて、不
揮発性のRAMであるFRAM等が設けられるものでも
良い。
【0029】アンテナコイル11bは、ICリーダ/ラ
イタ33との間で電波により電力の供給及びデータ通信
を行うインターフェイスである。なおIC部11が接触
式のもの、即ち図示しないICリーダ/ライタと接触し
て前記情報の読取が行われるものである場合には、アン
テナコイル11bに代えて、インターフェイスとして金
属端子が設けられる。
【0030】このIC部11においては、ICリーダ/
ライタ33からアンテナコイル11bに電力が供給され
ることにより、アンテナコイル11bに誘導起電力が生
じてICチップ11aが起動し、ICリーダ/ライタ3
3とアンテナコイル11bとの間でデータ通信が行われ
ることにより非接触で、EEPROMからカードIDが
読み取られる。
【0031】なおIC部11は、IC/光ディスクカー
ド10の照合を行うための情報であるカードID以外の
情報(例えば照合を行うための暗証番号や、前記プリペ
イド残数を特定可能なプリペイド残数情報等)を記録す
るものでも良い。また第一記録部は、IC/光ディスク
カード10の照合を行うための情報が少なくとも記録さ
れるものであれば、集積回路で構成される記録部には限
られない。
【0032】また光ディスク12は、第一記録部よりも
記録容量が大きく、IC/光ディスクカード10の所有
者が希望する所定の情報が記録される第二記録部の一例
であり、基体10aの中心に形成される中心孔12aの
周囲において、基体10aの厚みの範囲内で同心円状に
備えられている。この光ディスク12は、後述する光デ
ィスクリーダ/ライタ39と接触せずに、前記所定の情
報の記録,又は光ディスク12に記録されている情報の
読取/消去が行われるものであり、例えば追記型コンパ
クトディスク(CD−R),書換型コンパクトディスク
(CD−RW),書換型デジタル多用途ディスク(DV
D−RAM,DVD−RW,DVD−blue)等であ
る。
【0033】なお光ディスク12は、片面記録型である
か両面記録型であるかを問わないが、本発明では記録さ
れている情報を適宜消去して記録容量を有効に活用する
観点から、単に情報の記録が可能な追記型よりも、情報
の記録及び消去が可能な書換型の方が好ましい。
【0034】この光ディスク12がCD−RWである場
合には、表面側から順に、例えば特殊印刷層,保護層,
反射層,誘電体層,相変化材料からなる記録層,誘電体
層,及びディスク基盤(ポリカーボネート)等を備えて
いる。この光ディスク12においては、後述するスピン
ドル37によりIC/光ディスクカード10が回転さ
れ、光ディスクリーダ/ライタ39からレーザー光が照
射されることにより、前記記録層が反射率の異なる結晶
相とアモルファス相に変化して情報が記録及び消去さ
れ、また記録層から相変化が読み取られることにより情
報が再生される。
【0035】ここで光ディスク12に記録される所定の
情報は、IC/光ディスクカード10の所有者が希望す
る情報であり、例えばソフトウェアや、画像データ,音
楽データ,及び/又は文字データ等の各データからなる
情報等である。この所定の情報の内容としては、後述す
る図8のD201−1及びD201−2に示すように、
例えばエンターテインメント関連の情報,パチンコ機関
連の情報,遊技関連の情報,パソコン関連の情報,携帯
電話関連の情報,ホール関連の情報等のように、前記所
有者が希望する各種の情報が含まれる。
【0036】ここでエンターテインメント関連の情報の
内容としては、後述する図9のD211に示すように、
例えば前記ソフトウェアであるパチンコ機のゲームソフ
ト,スロットマシンのゲームソフト,ホール運営のゲー
ムソフト,その他の一般のゲームソフト(図示外)等
や、音楽データである一般の歌謡曲等が含まれる。
【0037】またパチンコ機関連の情報の内容として
は、後述する図10のD222に示すように、例えばパ
チンコ機の予告演出,リーチ演出,又は大当たり演出等
の演出データ(即ち遊技機の画像データ)や、パチンコ
機の遊技方法,仕様(例えば大当たり確率,大当たり時
の平均出玉数,確率変動の条件等)等の仕様データが含
まれる。これら演出データ及び仕様データには、動画及
び静止画のいずれの画像データも含まれ、音楽データや
文字データが付加されたものも含まれる。
【0038】また遊技関連の情報の内容としては、後述
する図11のD231に示すように、例えば遊技データ
及び個人遊技データが含まれる。この遊技データは、例
えばパチンコ店に備えられるすべてのパチンコ機,ある
特定の機種に係るパチンコ機,又はある特定の台番号に
係るパチンコ機等に関わる情報であって、IC/光ディ
スクカード10を所有している会員であって、データの
取得を希望する遊技者が取得できる情報である。
【0039】この遊技データの内容としては、後述する
図11のD233に示すように、例えばパチンコ機の可
変表示部における可変表示がスタートした回数(スター
ト回数),いわゆる大当たりが発生した回数(大当たり
回数),打ち込まれたパチンコ玉の数と賞球として払い
出されたパチンコ玉の数の差(スランプグラフ)等が含
まれ、また同図のD234に示すように、本日のデー
タ,及び過去のデータ(例えば一週間分,一ヶ月分,又
は遊技者が指定する期間分等)が取得できる。
【0040】また個人遊技データは、前記遊技データの
うち、IC/光ディスクカード10を所有している会員
であっても、データの取得を希望する遊技者のすべてが
取得できる情報ではなく、データの取得を希望する会員
個人のみが取得できる情報である。
【0041】この個人遊技データの内容としては、後述
する図11のD233’に示すように、例えば該会員個
人の来店履歴,遊技を行ったパチンコ機の機種や台番
号,投資金額や、前記スタート回数,大当たり回数,ス
ランプグラフ等が含まれ、また同図のD234’に示す
ように、本日のデータ,及び過去のデータ(例えば一週
間分,一ヶ月分,又は遊技者が指定する期間分等)が取
得できる。
【0042】これら遊技データや個人遊技データは、単
なる文字データではなく、後述する図11のD235に
示す如く、前記スランプグラフの推移が変化しながら表
示される動画や、また同図のD235’に示す如く、前
記大当たり回数がグラフとして表示される静止画のよう
に、画像データであることが好ましく、さらに音楽デー
タが付加されたものであっても良い。このように遊技デ
ータや個人遊技データを加工して多彩な表現をすること
により、該データを見易くでき、また遊技者の興味を引
くことができる。
【0043】図8のD201−2に戻り、パソコン関連
の情報の内容としては、例えばパソコンのディスプレイ
の表示可能な壁紙,スクリーンセーバ等の画像データが
含まれ、また携帯電話関連の情報の内容としては、例え
ば携帯電話のディスプレイに表示可能な待受画面等の画
像データや、携帯電話によって演奏可能な着信メロディ
等の音楽データが含まれる。
【0044】さらにホール関連の情報の内容としては、
例えばパチンコ機にて遊技を行うことに関連する特典チ
ケット(無制限チケット,台移動可能チケット等)等の
文字データや、パチンコ店のwebサイトにインターネ
ットを経由してアクセス可能なURL(Universal Reso
ure Location)等の文字データが含まれる。前記所有者
は、この特典チケットをプリンタにより印刷して利用し
たり、このURLを利用して該webサイトにアクセス
し、パチンコ店が発信する情報を閲覧/ダウンロードす
ることができる。なお該URLは、該webサイトにお
ける会員専用のページにアクセスするためのものであっ
ても良い。
【0045】これらの所定の情報は、図3に示すよう
に、前記個人遊技データについては、前記カードIDに
対応付けられて、後述するホール管理装置50の会員D
B53に蓄積されており、該個人遊技データ以外のデー
タについては、情報DB54に蓄積されている。この所
定の情報は、前記所有者によって選択された場合に、会
員DB53又は情報DB54から読み出されて提供され
る。
【0046】また所定の情報には、提供に当たり対価を
必要とする有料コンテンツと、対価を必要としない無料
コンテンツとが含まれる。ここでは、例えば前記エンタ
ーテインメント関連の情報は有料コンテンツとして提供
され(後述する図9のD212に示すリストを参照)、
パチンコ機関連の情報は一部が有料コンテンツ,一部が
無料コンテンツとして提供され(後述する図10のD2
22に示すリストを参照)、遊技関連の情報は無料コン
テンツとして提供される。この有料/無料の区別は所定
の情報の性質に応じて適宜定められ、前記の例には限定
されない。
【0047】なお所定の情報の記録容量の大小は特に限
定されない。また該情報の記録を行う装置も、後述する
情報提供端末20には限られず、例えばパチンコ機等の
遊技機に対応して配置されるカードユニットであっても
良い。さらに所定の情報は、一般に運用されている形式
(例えばMPEG形式,JPEG形式,GIF形式,P
DF形式等)で記録され、また記録容量の大きな情報が
記録できるように、所定の方式(例えばLHA方式,Z
IP方式等)で適宜圧縮されて記録される。
【0048】このように光ディスク12には記録容量の
大きな所定の情報が記録でき、また光ディスク12に記
録される所定の情報は、前記のように一般に運用されて
いる形式で記録されているため、例えば遊技者が所有す
るパソコン等(自宅,職場,又はモバイル等)におい
て、光ディスク12に記録されている情報をCD−RO
MドライブやDVD−ROMドライブ等によって読み取
り、必要に応じてハードディスクにインストールして、
例えばゲームソフトによりゲームを行うことができ、音
楽データをスピーカにより演奏することができ、演出デ
ータ,仕様データ,遊技データ,個人遊技データ,壁
紙,スクリーンセーバ,特典チケット等をディスプレイ
により表示したりプリンタにより印刷することができ、
URLによりwebサイトに容易にアクセスすることが
でき、また待受画面や着信メロディを携帯電話にダウン
ロードして利用することができるので、IC/光ディス
クカード10の汎用性を高くできる。なお第二記録部
は、IC/光ディスクカード10の所有者が希望する所
定の情報が記録されるものであれば、光ディスク12で
構成される記録部には限られない。
【0049】[2.情報提供端末20の構成]次に情報
提供端末20の構成について説明する。ここで図1
(a)は情報提供端末20の一例を表す斜視図であり、
図1(b)は同部分破断右側面図である。また図3は情
報提供端末20の一例を表す機能ブロック図である。さ
らに図4(a)はICリーダ/ライタ33及び光ディス
クリーダ/ライタ39の一例を表す断面平面図であり、
図4(b)は同部分破断正面図である。
【0050】情報提供端末20は本発明に係る遊技用装
置の一例であり、パチンコ店等の遊技場に設けられるも
の、即ちパチンコ店内の適宜の箇所に配置されるもので
あり、例えばパチンコ店の景品カウンタの近傍に配置さ
れる、いわゆるキオスク端末である。この情報提供端末
20は、図3に示すように、後述するホール管理装置5
0とLAN等の通信回線を介して通信可能に接続されて
いる。
【0051】この情報提供端末20は、図1(a)
(b)に示すように、側面視で台形状を呈する箱である
筐体20aを有する。この筐体20aの上面にはタッチ
パネル式ディスプレイ23が設けられており、前面には
カード挿入口30が設けられている。また筐体20aの
内部には、カード挿入口30の後方にICリーダ/ライ
タ33,及び光ディスクリーダ/ライタ39が設けられ
ており、底板上に制御部22,ハードディスク25,表
示ドライバ24,及び通信部21が設けられている。筐
体20aの内外に設けられるこれらの各機器は、図3に
示すように接続されている。なお各機器の配置は、前記
の例には限定されない。以下、各機器について説明す
る。
【0052】通信部21は、後述するホール管理装置5
0の通信部51と通信可能に接続されている。これによ
って、情報提供端末20からホール管理装置50に対し
て、後述するICリーダ/ライタ33によりICチップ
11aから読み取られたカードID,及び後述するタッ
チパネル式ディスプレイ23により入力された暗証番号
や、減算更新後の所定価値の大きさのデータや、光ディ
スク12に記録することを選択された所定の情報を特定
可能な識別情報(コンテンツID)等が送信され、逆に
ホール管理装置50から情報提供端末20に対して、照
合不一致/一致の信号や、会員DB53から読み出され
た所定価値の大きさのデータや、前記コンテンツIDか
ら特定される所定の情報等が送信される。
【0053】制御部22は、CPU,RAM,及びRO
M等が実装された回路基板であり、制御部22に接続さ
れる前記各機器の作動を制御するものである。
【0054】ここで制御部22は照合処理手段の一例で
あり、IC部11のICチップ11aに記録されている
情報(即ちカードID)を照合するための処理を行うも
のである。具体的には、ホール管理装置50において該
照合を行うべく、後述するICリーダ/ライタ33によ
りICチップ11aから読み取られたカードID,及び
後述するタッチパネル式ディスプレイ23により入力さ
れた暗証番号を、情報提供端末20からホール管理装置
50に対して送信する処理を行う。この照合の詳細につ
いては後述する。なお照合はホール管理装置50におい
て行われるものには限られず、情報提供端末20におい
て行われるものでも良い。
【0055】また照合処理手段である制御部22は、前
記カードIDから特定される所定価値の大きさが、光デ
ィスク12に記録される所定の情報(即ちIC/光ディ
スクカード10の所有者が希望する所定の情報)の対価
を満たしているか否かを照合するための処理を行うもの
でもある。さらに制御部22は所定価値減算更新手段の
一例でもあり、所定の情報の対価を所定価値の大きさか
ら減算更新するための処理を行うものでもある。この照
合及び減算更新の詳細については後述する。
【0056】タッチパネル式ディスプレイ23は表示画
面及び情報選択操作部の一例である。このタッチパネル
式ディスプレイ23では、各種の情報が画面上に表示さ
れ、遊技者が画面上の適宜の部位に触れることにより、
例えば画面上に配置された透明電極が通電して、各種の
入力が受け付けられる。なお表示ドライバ24は表示制
御手段の一例であり、表示画面に表示される表示内容の
制御を行うものである。
【0057】このタッチパネル式ディスプレイ23で
は、後述する図7〜図13に示すように、D103及び
D104の暗証番号入力画面(即ち照合用の暗証番号の
入力を受け付ける画面)や、D106のメニュー選択画
面(即ち光ディスク12に記録可能な所定の情報のメニ
ューを表示する画面)や、D201,D211〜D21
3,D221〜D224,D231〜D234,及びD
233’〜D234’の情報選択画面(即ち前記メニュ
ーから光ディスク12に記録する所定の情報の選択を受
け付ける画面)や、D214,D225,D235,及
びD235’の情報表示画面(即ち前記所定の情報の内
容を表示する画面)や、D301〜D302の情報再生
画面(即ち光ディスク12に記録されている情報を再生
する画面)等が表示される。
【0058】このタッチパネル式ディスプレイ23は、
例えば液晶表示パネル(LCD),エレクトロルミネセ
ンスパネル(EL)、ブラウン管(CRT),又はプラ
ズマディスプレイパネル(PDP)等であり、図形及び
文字を表示して表現力の高い表示が可能なものである。
【0059】ハードディスク25は大容量記憶装置の一
例であり、後述するホール管理装置50の会員DB53
や情報DB54から提供される前記所定の情報を一時的
に記憶するものである。この所定の情報は、記録終了後
等にタッチパネル式ディスプレイ23に表示される「終
了」の部位(後述する図12のD245を参照)に触れ
た場合において、ハードディスク25から消去される。
このハードディスク25には、前記所定の情報を光ディ
スク12に対して記録するためのソフトウェアや、光デ
ィスク12に記録されている情報を再生(表示/演奏)
するためのソフトウェア等がインストールされている。
【0060】カード挿入口30は記録媒体受付部の一例
であり、IC/光ディスクカード10の挿入を受け付け
る部位である。このカード挿入口30は、図1(a)に
示すように、正面視で縦長の長方形状を呈し、図4
(a)(b)に示すように、筐体20aの内外を連通す
る開口である。
【0061】このカード挿入口30の後方には、記録媒
体搬送手段を構成するガイドレール31,第一搬送ベル
ト32,及び第二搬送ベルト34と、第一記録部読取手
段の一例であるICリーダ/ライタ33と、光ディスク
ドライブを構成する前方板35,後方板36,スピンド
ル37,及び移動台38と、第二記録部記録手段,第二
記録部読取手段,及び消去手段の一例である光ディスク
リーダ/ライタ39とが設けられている。
【0062】ガイドレール31は、正面視で縦長の長方
形状を呈すると共に側面視で横長の長方形状を呈し、前
端及び後端が開口した角筒であり、カード挿入口30の
後方に連通している。このガイドレール31は、起立状
態にあるIC/光ディスクカード10の上下及び左右
(即ち表裏)の各面を規制し、IC/光ディスクカード
10の搬送時,及びICチップ11aからのカードID
の読取時に該IC/光ディスクカード10が倒れないよ
うに保持するものである。
【0063】このガイドレール31の側面における入口
側には、カード挿入センサ31aが設けられている。こ
のカード挿入センサ31aは、カード挿入口30がIC
/光ディスクカード10を受け付けたことを検知した場
合に、検知信号を制御部22に発信するものである。こ
こで該検知信号を受信した制御部22は、第一搬送ベル
ト32を作動する信号を発信する。
【0064】またガイドレール31の側面には、左側面
の中央に一条,右側面の上下に各一条(合計三条)の長
孔31bが、前後方向(図4(a)では左右方向)に亘
って形成されている。第一搬送ベルト32は無端状のベ
ルトであり、モータMにより駆動される駆動ローラと従
動ローラとの間に掛け回され、各長孔31bからガイド
レール31の内部に臨むように各一条(合計三条)が、
前後方向(図4(a)では左右方向)に亘って張設され
ている。この第一搬送ベルト32は、起立状態にあるI
C/光ディスクカード10の表裏面を挟持して、前後方
向に搬送するものである。
【0065】ICリーダ/ライタ33は、ガイドレール
31の右側面に、IC/光ディスクカード10の天地が
逆転して受け付けられた場合(即ちIC部11が左側に
位置する場合)にも対応できるように、前後に各一つず
つ設けられている。このICリーダ/ライタ33は第一
記録部読取手段の一例であり、受け付けられたIC/光
ディスクカード10のICチップ11aに記録されてい
る情報(即ちIC/光ディスクカード10の照合を行う
ための情報であるカードID)を少なくとも読み取る給
電/通信ヘッドである。なおICリーダ/ライタ33
は、ICチップ11aに対して各種の情報の記録を行う
ことも可能であり、またICチップ11aから各種の情
報の消去を行うことも可能である。
【0066】第二搬送ベルト34は無端状のベルトであ
り、モータMにより駆動される駆動ローラと従動ローラ
との間に掛け回され、ガイドレール31の後方において
上下に各一条(合計二条)が、前後方向(図4(a)で
は左右方向)に亘って張設されている。この第二搬送ベ
ルト34は、起立状態にあるIC/光ディスクカード1
0の上下端面を挟持して、前後方向に搬送するものであ
る。
【0067】前方板35は、側面視で円形状を呈する薄
板であり、ガイドレール31の後方における左側(図4
(a)では上側)に、前後方向(図4(a)では左右方
向)に亘って設けられている。この前方板35は、起立
状態にあるIC/光ディスクカード10の左面(即ち裏
面)を規制し、IC/光ディスクカード10の搬送時
に、該IC/光ディスクカード10が倒れないように保
持するものである。この前方板35は、光ディスク12
に対する所定の情報の記録時,及び光ディスク12から
の情報の読取/消去時に、後述するスピンドル37によ
り押動されて左方向(図4(a)では上方向)に向けて
移動し、IC/光ディスクカード10が水平軸周りに回
転可能な回転空間Sが形成されるようになっている(図
6(c)(d)参照)。
【0068】なお前方板35の右側面には、その中心に
側面視で円形状を呈する係合溝35aが形成されてい
る。この係合溝35aは、後述するスピンドル37の係
合段部37aが遊びをもって内部に係合可能な径に形成
されている。また前方板35の右側面には、その半径方
向に長孔状を呈する移動溝35bが形成されている。こ
の移動溝35bは、光ディスクリーダ/ライタ39が遊
びをもって内部を移動可能な幅に形成されており、該光
ディスクリーダ/ライタ39が光ディスク12の幅より
もやや長い距離を移動可能な長さに形成されている。
【0069】後方板36は、側面視で円形状を呈する薄
板であり、ガイドレール31の後方における右側(図4
(a)では下側)に、前後方向(図4(a)では左右方
向)に亘って設けられている。この後方板36は、起立
状態にあるIC/光ディスクカード10の右面(即ち表
面)を規制し、IC/光ディスクカード10の搬送時
に、該IC/光ディスクカード10が倒れないように保
持するものである。なお後方板36の中心には、通過孔
36aが形成されている。この通過孔36aは、後述す
るスピンドル37の軸部が遊びをもって内部を通過可能
な径に形成されている。
【0070】スピンドル37は、側面視で円形状を呈す
る回転軸であり、通過孔36a及び係合溝35aと対向
する位置に設けられている。このスピンドル37の先端
には、その軸部と同軸に、かつ軸部よりも小径の係合段
部37aが形成されている。またスピンドル37の後端
には、スピンドル37を回転可能に保持すると共に、ス
ピンドル37を左方向(図4(a)では上方向)に向け
て移動する移動台38が設けられている。このスピンド
ル37は、光ディスク12に対する所定の情報の記録
時,及び光ディスク12からの情報の読取/消去時に、
移動台38と共に左方向(図4(a)では上方向)に向
けて移動して係合段部37aが中心孔12aに係合し、
IC/光ディスクカード10と共に回転するようになっ
ている(図6(c)(d)参照)。
【0071】光ディスクリーダ/ライタ39は、図4
(b)に示すように、前方板35における移動溝35b
の内部に設けられている。この光ディスクリーダ/ライ
タ39は第二記録部記録手段の一例であり、照合結果に
応じて、光ディスク12に対して所定の情報の記録を行
う光ピックアップである。また光ディスクリーダ/ライ
タ39は第二記録部読取手段の一例であり、受け付けら
れたIC/光ディスクカード10の光ディスク12に記
録されている情報(既に記録されている情報と、新たに
記録された所定の情報とを含む)を読み取るものであ
る。
【0072】さらに光ディスクリーダ/ライタ39は消
去手段の一例であり、光ディスク12に記録されている
情報の消去を行うものである。なお該情報の消去を行う
においては、記録されている情報を一括して消去するこ
と,又は消去すべき情報を選択して消去することが可能
である(後述する図12のD241を参照)。なお該情
報の消去を行わずに、既に記録されている情報の上から
新たに記録される所定の情報を書き換えるように構成す
ることも可能である。
【0073】なお光ディスクリーダ/ライタ39の作動
を制御する制御部22においては、所定の情報の記録を
行うに際して、該所定の情報を記録可能な空き容量が光
ディスク12に存在するか否かの確認を行い、確認の結
果として、空き容量が存在しない場合には記録を行わな
いように構成されている。
【0074】以上に説明した情報提供端末20によれ
ば、カードIDを照合するための処理(以下「照合処
理」という。),照合結果に応じて光ディスク12に対
して所定の情報の記録を行う処理(以下「情報記録処
理」という。),及び光ディスク12に記録されている
情報を再生(表示/演奏)する処理(以下「情報再生処
理」という。)が実現される。
【0075】ホール管理装置50は、パチンコ店等の遊
技場における管理事務所等に配置される、いわゆる管理
コンピュータである。このホール管理装置50は、図3
に示すように接続される通信部51,制御部52,会員
DB53,及び情報DB54等を備えている。ここで会
員DB53及び情報DB54は、大容量記憶装置の一例
であるハードディスクに形成されている。
【0076】通信部51は、情報提供端末20の通信部
21と通信可能に接続されている。制御部52は、CP
U,RAM,及びROM等が、データバスを介して接続
されたコンピュータであり、制御部52に接続される各
機器の作動を制御するものである。
【0077】また制御部52は、図示しないパチンコ機
からホール管理装置50に対して送信されてくる遊技に
関連して発生するデータを、ROMに記録されているプ
ログラムに基づいて演算し、前記遊技データ及び個人遊
技データ(画像化されたものを含む)を生成するもので
もある。ここで遊技に関連して発生するデータとは、例
えばパチンコ機の可変表示部における可変表示のスター
ト,大当たりの発生,確率変動への突入,入賞したパチ
ンコ玉の数,補給されたパチンコ玉の数,打ち込まれた
パチンコ玉の数,及び賞球として払い出されたパチンコ
玉の数等のデータである。
【0078】会員DB53は、IC/光ディスクカード
10のICチップ11aに記録されているカードIDに
対応付けて、暗証番号,会員登録情報(例えば遊技者の
住所,氏名,電話番号,電子メールアドレス,生年月
日,及び性別等),前記プリペイド残数,貯玉数,ポイ
ント,及び個人遊技データ等を蓄積しているものであ
る。情報DB54は、個人遊技データ以外の所定の情報
(即ち前記ゲームソフト,音楽データ,演出データ,仕
様データ,遊技データ,壁紙,スクリーンセーバ,待受
画面,着信メロディ,特典チケット,及びURL)を蓄
積しているものである。ここで所定の情報は、前記のよ
うに一般に運用されている形式で蓄積され、また前記の
ように所定の方式で適宜圧縮されて蓄積されている。
【0079】[3.情報提供端末20及びIC/光ディ
スクカード10の作用]次に情報提供端末20及びIC
/光ディスクカード10の作用について説明する。ここ
で前述した各図の他に、図5及び図6はICリーダ/ラ
イタ33及び光ディスクリーダ/ライタ39の動作の一
例を表す断面平面図であり、図7〜図13はタッチパネ
ル式ディスプレイ23の表示内容の一例を表す図であ
る。
【0080】まず図5及び図6に基づいて、情報提供端
末20におけるICリーダ/ライタ33及び光ディスク
リーダ/ライタ39の動作,並びにIC/光ディスクカ
ード10の動きを説明する。
【0081】図5(a)に示すように、光ディスク12
を光ディスクリーダ/ライタ39側に向けた状態のIC
/光ディスクカード10がカード挿入口30から挿入さ
れると、IC/光ディスクカード10を受け付けたこと
がカード挿入センサ31a(図4(b)を参照)によっ
て検知されて検知信号が発信され、該検知信号を受信し
た制御部22の制御によって第一搬送ベルト32が矢印
a方向に回転駆動され、第一搬送ベルト32によって表
裏面を挟持されたIC/光ディスクカード10が図示の
位置まで搬送される。
【0082】次にICリーダ/ライタ33によってIC
部11に対して電力が供給されると、アンテナコイル1
1bに生じた誘導起電力によってICチップ11aが起
動し、ICリーダ/ライタ33とアンテナコイル11b
との間でデータ通信が行われ、ICリーダ/ライタ33
によってICチップ11aに記録されているカードID
が非接触で読み取られる。
【0083】ここで読み取られたカードID,及びタッ
チパネル式ディスプレイ23により入力された暗証番号
は、情報提供端末20からホール管理装置50に対して
送信されて、前記照合処理が実現され、ホール管理装置
50において、それらが会員DB53に記録されている
情報と照合される。このカードID又は暗証番号の照合
が不一致の場合には、IC/光ディスクカード10がカ
ード挿入口30から排出され、逆にカードID及び暗証
番号の照合が一致する場合には、図5(b)に示す状態
に進む。なお識別及び照合の詳細については後述する。
【0084】次に図5(b)に示すように、制御部22
の制御によって第一搬送ベルト32が矢印a方向に回転
駆動されると共に第二搬送ベルト34が矢印b方向に回
転駆動され、第一搬送ベルト32から受け渡されて第二
搬送ベルト34によって上下端面を挟持されたIC/光
ディスクカード10が、左面(即ち裏面)を前方板35
に規制され、右面(即ち表面)を後方板36に規制され
て図示の位置まで搬送される。
【0085】次に図6(c)に示すように、制御部22
の制御によってスピンドル37及び移動台38が矢印c
方向に移動されると、スピンドル37の胴部が後方板3
6の通過孔36aを遊びをもって通過し、スピンドル3
7の肩部がIC/光ディスクカード10を押動し、スピ
ンドル37の係合段部37aがIC/光ディスクカード
10の中心孔12aにぴったりと係合し、該係合段部3
7aが前方板35の係合溝35aに遊びをもって係合す
ることにより、スピンドル37とIC/光ディスクカー
ド10とが係合し、またスピンドル37によって前方板
35が矢印d方向に移動されて、回転空間Sが形成され
る。この状態が待機状態である。
【0086】次に図6(d)に示すように、制御部22
の制御によってスピンドル37及び移動台38が矢印e
方向に僅かに移動されると、IC/光ディスクカード1
0が回転空間Sの中央に位置し、制御部22の制御によ
って、スピンドル37が矢印f方向に回転されてIC/
光ディスクカード10が水平軸周りに回転され、光ディ
スクリーダ/ライタ39(図4(b)を参照)が移動溝
35bの内部を移動しながらレーザー光を照射すること
により、光ディスク12に対して所定の情報が記録さ
れ、また光ディスク12から情報の読取/消去が行われ
て、前記情報記録処理,及び情報再生処理が実現され
る。この状態が記録/読取状態である。
【0087】なお後述する図7のD106又は図12の
D245で「終了」の部位に触れると、図6(d)に示
す状態から、制御部22の制御によってスピンドル37
及び移動台38が矢印e方向に大きく移動し、IC/光
ディスクカード10が後方板36に引っ掛かることによ
ってスピンドル37との係合が外れ、制御部22の制御
によって第二搬送ベルト34及び第一搬送ベルト32が
前記と逆の方向に回転駆動され、図6(c)及び図5
(b)に示す状態を経て、図5(a)に示す状態で、I
C/光ディスクカード10がカード挿入口30から排出
(即ち返却)される。
【0088】次に図7〜図11に基づいて、情報提供端
末20の動作について説明する。なお図示しないパチン
コ機において遊技が行われると、前記遊技に関連して発
生するデータ(パチンコ機の可変表示部における可変表
示のスタート,大当たりの発生,確率変動への突入,入
賞したパチンコ玉の数,補給されたパチンコ玉の数,打
ち込まれたパチンコ玉の数,及び賞球として払い出され
たパチンコ玉の数等のデータ)がパチンコ機から情報提
供端末20に対して送信され、該データを受信した情報
提供端末20において、前記遊技データが制御部22に
よって生成されて情報DB54に蓄積され、また前記個
人遊技データが制御部22によって生成されて会員DB
53に蓄積される。
【0089】情報提供端末20においては、図7に示す
ように、表示ドライバ24によって表示内容が制御され
たタッチパネル式ディスプレイ23により、D101で
デモ画像と共にIC/光ディスクカード10の挿入を指
示する画面が表示されており、IC/光ディスクカード
10がカード挿入口30から挿入されると、図5(a)
に示す状態で、ICチップ11aに記録されているカー
ドIDがICリーダ/ライタ33によって非接触で読み
取られる。
【0090】このD101でカードIDを読み取れず、
IC/光ディスクカード10を識別できない場合には、
D102でその旨が表示されると共に、IC/光ディス
クカード10がカード挿入口30から排出される。なお
表裏が逆の状態でIC/光ディスクカード10がカード
挿入口30から挿入された場合にも、同様の処理が行わ
れる。
【0091】一方、D101でカードIDが読み取られ
た場合には、D103でテンキーと共に暗証番号の入力
を指示する暗証番号入力画面が表示される。このD10
3でテンキーの適宜の部位に触れることにより暗証番号
が入力されると、暗証番号が「****」のように伏せ
字で表示され、「確認」の部位に触れると、前記カード
ID及び暗証番号が、情報提供端末20からホール管理
装置50に対して送信され、カードID及び暗証番号を
受信したホール管理装置50において、それらが会員D
B53に記録されている情報と照合される。
【0092】ここでホール管理装置50において暗証番
号の照合が不一致の場合には、照合不一致の信号がホー
ル管理装置50から情報提供端末20に対して送信され
る。この照合不一致の信号を受信した情報提供端末20
においては、D104で暗証番号入力画面が再度表示さ
れて、上記の工程が数回(例えば3回)繰り返され、そ
れでもなお暗証番号の照合が不一致の場合には、D10
5でその旨が表示されると共に、IC/光ディスクカー
ド10が情報提供端末20の内部に留保され、該情報提
供端末20の適宜の箇所に設けられる店員呼出ランプ
(図示外)が点灯して、パチンコ店の店員が呼び出され
る。なおカードIDが不一致の場合にも、同様の処理が
行われる。
【0093】一方、ホール管理装置50においてカード
ID及び暗証番号の照合が一致する場合には、会員DB
53においてカードIDに対応付けて記録されている所
定価値の大きさ(即ちプリペイド残数,貯玉数,ポイン
ト)が該会員DB53から読み出され、照合一致の信号
及び所定価値の大きさのデータがホール管理装置50か
ら情報提供端末20に対して送信される。この照合一致
の信号及び所定価値の大きさのデータを受信した情報提
供端末20においては、受信した所定価値の大きさが制
御部22のRAMに一時的に記憶され、IC/光ディス
クカード10が、図5(b)に示す状態を経て、図6
(c)に示す待機状態,又は図6(d)に示す記録/読
取状態に移動し、D106に進む。
【0094】D106では、制御部22のRAMに記憶
されている所定価値の大きさが表示されると共に、光デ
ィスク12への情報の記録,又は光ディスク12に記録
されている情報の再生の各モードを選択可能なメニュー
選択画面が表示される。
【0095】この図7に示すD106のメニュー選択画
面で「光ディスクへの情報の記録」の部位に触れること
により、情報記録モードが選択された場合においては、
図8のD201−1又はD201−2で、記録可能な所
定の情報の種類が表示され、該種類を選択可能な画面が
表示される。なおD201−1で「次ページ」の部位に
触れるとD201−2の画面に切り替わり、またD20
1−2で「前ページ」の部位に触れるとD201−1の
画面に切り替わる。また両画面で「戻る」の部位に触れ
るとD106のメニュー選択画面に戻る。
【0096】この図8に示すD201−1で「エンター
テインメント関連」の部位に触れると、図9に示すD2
11で、記録可能なゲームソフトの種類,及び記録可能
な音楽データの検索方法の種類が表示され、該種類を選
択可能な画面が表示される。このD211で、「パチン
コ機」,「スロットマシン」,若しくは「ホール運営」
のゲームソフト、又は音楽データの「新譜検索」,「歌
手検索」,若しくは「曲名検索」のうちのいずれかの部
位(例えば「パチンコ機」のゲームソフト)に触れる
と、D212に進む。
【0097】D212では、記録可能なデータ(ここで
はパチンコ機のゲームソフト)及び該データの対価を示
すリストが表示され、記録を希望するデータを選択可能
な画面が表示される。このD212でリストの適宜の部
位(例えば「CR○○○○」の部位)に触れると、該選
択を特定可能なコンテンツIDが制御部22のRAMに
記憶されて、D213に進む。
【0098】D213では、制御部22のRAMに記憶
されている所定価値の大きさ,及び選択されたデータ
(ここではCR○○○○のゲームソフト)の対価が表示
されると共に、選択の確認を指示する画面が表示され
る。このD213で「記録」の部位に触れることによ
り、選択が正しい旨が指示されると、制御部22のRA
Mに記憶されている各コンテンツID(ここでは「CR
○○○○のゲームソフト」を特定可能なコンテンツI
D)が情報提供端末20からホール管理装置50に対し
て送信され、ホール管理装置50において該コンテンツ
IDから特定されるデータが情報DB54から読み出さ
れ、該データがホール管理装置50から情報提供端末2
0に対して送信され、情報提供端末20において該デー
タがハードディスク25に一時的に記憶されて、後述す
る図12に進む。
【0099】なおD213で「戻る」の部位に触れるこ
とにより、選択が正しくない旨が指示されると、D21
2の画面に戻る。また「メニュー」の部位に触れると、
データの記録は行われずにD106のメニュー選択画面
に戻る。さらに「サンプル」の部位に触れると、ハード
ディスク25に記憶されているデータに基づいて、選択
されたゲームソフトのサンプル画像がD214の情報表
示画面で表示され,又は選択された音楽データのサンプ
ル音楽が演奏され、該表示/演奏が終了するとD213
の画面に戻る。
【0100】また図8に示すD201−1で「パチンコ
機関連」の部位に触れると、図10に示すD221で、
記録を希望するパチンコ機の種類を選択可能な画面が表
示される。このD221で複数の「CR……」のうちの
いずれかの部位(例えば「CR×××」の部位)に触れ
ると、該選択を特定可能なコンテンツIDが制御部22
のRAMに記憶されてD222に進む。
【0101】D222では、記録可能なデータの種類が
表示され、該種類を選択可能な画面が表示される。この
D222でパチンコ機の予告演出,リーチ演出,若しく
は大当たり演出等の「演出データ」,又はパチンコ機の
遊技方法,若しくは仕様等の「仕様データ」のいずれか
の部位(ここでは「演出データ」の部位)に触れると、
該選択を特定可能なコンテンツIDが制御部22のRA
Mに記憶されて、D223に進む。
【0102】D223では、記録可能なデータ(ここで
はCR×××の演出データ)及び該データの対価を示す
リストが表示され、記録を希望するデータを選択可能な
画面が表示される。このD223でリストの適宜の部位
(例えば「○○リーチ」の部位)に触れると、該選択を
特定可能なコンテンツIDが制御部22のRAMに記憶
されて、D224に進む。
【0103】D224では、制御部22のRAMに記憶
されている所定価値の大きさ,及び選択されたデータ
(ここではCR×××の○○リーチの演出データ)の対
価が表示されると共に、選択の確認を指示する画面が表
示される。なお選択されたデータが前記無料コンテンツ
である場合には、該データの対価は表示されない。
【0104】このD224で「記録」の部位に触れるこ
とにより、選択が正しい旨が指示されると、制御部22
のRAMに記憶されている各コンテンツID(ここでは
「CR×××の○○リーチの演出データ」を特定可能な
コンテンツID)が情報提供端末20からホール管理装
置50に対して送信され、ホール管理装置50において
該コンテンツIDから特定されるデータが情報DB54
から読み出され、該データがホール管理装置50から情
報提供端末20に対して送信され、情報提供端末20に
おいて該データがハードディスク25に一時的に記憶さ
れて、後述する図12に進む。
【0105】なおD224で「戻る」の部位に触れるこ
とにより、選択が正しくない旨が指示されると、D22
3の画面に戻る。また「メニュー」の部位に触れると、
データの記録は行われずにD106のメニュー選択画面
に戻る。さらに「サンプル」の部位に触れると、ハード
ディスク25に記憶されているデータに基づいて、選択
されたデータのサンプル画像がD225の情報表示画面
で表示され、該表示が終了するとD224の画面に戻
る。
【0106】また図8に示すD201−1で「遊技関
連」の部位に触れると、図11に示すD231で、記録
可能な遊技データ又は個人遊技データの種類が表示さ
れ、該種類を選択可能な画面が表示される。このD23
1で、「ホール全体」の遊技データの部位に触れると、
該選択を特定可能なコンテンツIDが制御部22のRA
Mに記憶されてD233に進み、また「機種別」の遊技
データの部位に触れると、該選択を特定可能なコンテン
ツIDが制御部22のRAMに記憶されてD232に進
み、また「個人遊技データ」の部位に触れると、該選択
を特定可能なコンテンツIDが制御部22のRAMに記
憶されてD233’に進む。
【0107】D232では、記録を希望するパチンコ機
の種類を選択可能な画面が表示される。このD232で
複数の「CR……」のうちのいずれかの部位に触れる
と、該選択を特定可能なコンテンツIDが制御部22の
RAMに記憶されてD233に進む。また「台番号指
定」の部位に触れると、ある特定のパチンコ機の台番号
の入力を受け付ける画面が表示され、該画面上で遊技者
が希望する台番号(例えば「○○番台」)が入力される
と、該選択を特定可能なコンテンツIDが制御部22の
RAMに記憶されてD233に進む。
【0108】D233では、記録可能な遊技データの内
容が表示され、該内容を選択可能な画面が表示される。
このD233で「スタート回数」,「大当たり回数」,
又は「スランプグラフ」のうちのいずれかの部位(例え
ば「スランプグラフ」の部位)に触れると、該選択を特
定可能なコンテンツIDが制御部22のRAMに記憶さ
れてD234に進む。
【0109】D234では、記録可能な遊技データの期
間が表示され、該期間を選択可能な画面が表示される。
このD234で「本日」,「一週間分」,又は「一ヶ月
分」のうちのいずれかの部位(例えば「本日」の部位)
に触れると、該選択を特定可能なコンテンツIDが制御
部22のRAMに記憶される。なおD234で「期間指
定」の部位に触れると、期間の入力を受け付ける画面が
表示され、該画面上で遊技者が希望する期間が入力され
ると、該選択を特定可能なコンテンツIDが制御部22
のRAMに記憶される。
【0110】ここで制御部22のRAMに記憶されてい
る各コンテンツID(ここでは「○○番台の本日のスラ
ンプグラフ」を特定可能なコンテンツID)が情報提供
端末20からホール管理装置50に対して送信され、ホ
ール管理装置50において該コンテンツIDから特定さ
れる遊技データが情報DB54から読み出され、該遊技
データがホール管理装置50から情報提供端末20に対
して送信され、情報提供端末20において該遊技データ
がハードディスク25に一時的に記憶されて、D235
に進む。
【0111】D235の情報表示画面では、ハードディ
スク25に記憶された前記遊技データ(即ち「○○番台
の本日のスランプグラフ」の遊技データ)が該ハードデ
ィスク25から読み出されて表示される。このD235
で「記録」の部位に触れると、後述する図12に進む。
なお「メニュー」の部位に触れるとD106のメニュー
選択画面に戻る。
【0112】一方、D233’では、記録可能な個人遊
技データの内容が表示され、該内容を選択可能な画面が
表示される。このD233’で「来店履歴」,「遊技機
種」,「投資金額」,「スタート回数」,「大当たり回
数」,又は「スランプグラフ」のうちのいずれかの部位
(例えば「大当たり回数」の部位)に触れると、該選択
を特定可能なコンテンツIDが制御部22のRAMに記
憶されてD234’に進む。
【0113】D234’では、記録可能な個人遊技デー
タの期間が表示され、該期間を選択可能な画面が表示さ
れる。このD234’で「本日」,「一週間分」,又は
「一ヶ月分」のうちのいずれかの部位(例えば「一週間
分」の部位)に触れると、該選択を特定可能なコンテン
ツIDが制御部22のRAMに記憶される。なおD23
4’で「期間指定」の部位に触れると、期間の入力を受
け付ける画面が表示され、該画面上で遊技者が希望する
期間が入力されると、該選択を特定可能なコンテンツI
Dが制御部22のRAMに記憶される。
【0114】ここで制御部22のRAMに記憶されてい
る各コンテンツID(ここでは「一週間分の大当たり回
数」を特定可能なコンテンツID)及び前記カードID
が情報提供端末20からホール管理装置50に対して送
信され、ホール管理装置50において該コンテンツID
及びカードIDから特定される個人遊技データが会員D
B53から読み出され、該個人遊技データがホール管理
装置50から情報提供端末20に対して送信され、情報
提供端末20において該個人遊技データがハードディス
ク25に一時的に記憶されて、D235’に進む。
【0115】D235’の情報表示画面では、ハードデ
ィスク25に記憶された前記個人遊技データ(即ち「一
週間分の大当たり回数」の個人遊技データ)が該ハード
ディスク25から読み出されて表示される。このD25
5’で「記録」の部位に触れると、後述する図12に進
む。なお「メニュー」の部位に触れるとD106のメニ
ュー選択画面に戻る。
【0116】なお図8に示すD201−2で、「パソコ
ン関連」の部位に触れると、前記と同様の処理が行われ
て壁紙やスクリーンセーバの表示/記録が可能とされ、
また「携帯電話関連」の部位に触れると、前記と同様の
処理が行われて待受画面や着信メロディの表示/演奏/
記録が可能とされ、さらに「ホール関連」の部位に触れ
ると、前記と同様の処理が行われて特典チケットやUR
Lの記録が可能とされる。そして、これらの各処理にお
ける最終画面で「記録」の部位に触れると、後述する図
12に進む。
【0117】次に図12に基づいて説明を行う。前記D
213,D224,D235,又はD235’等におい
て「記録」の部位に触れることにより、選択された所定
の情報を光ディスク12に対して記録する旨が指示され
ると、図6(d)に示す記録/読取状態で、光ディスク
12の空き容量が読み取られ、制御部22により、選択
された所定の情報を記録可能な空き容量が光ディスク1
2に存在するか否かの確認が行われる。
【0118】ここで空き容量が有ると判断された場合に
は、図12に示すD242に進む。一方、空き容量が無
いと判断された場合には、選択された所定の情報の記録
は行われず、図12に示すD241でその旨が表示され
ると共に、記録をやめるか、情報を一括して消去する
か,又は情報を選択して消去するかの選択を指示する画
面が表示される。
【0119】このD241で「記録をやめる」の部位に
触れると、IC/光ディスクカード10がカード挿入口
30から返却される。また「情報を一括して消去する」
の部位に触れると、図6(d)に示す記録/読取状態
で、光ディスク12に記録されている情報が一括して消
去されて、D242に進む。また「情報を選択して消去
する」の部位に触れると、消去可能な情報を示すリスト
が表示され、該リストの適宜の部位に触れることにより
消去を希望する情報を選択すると、図6(d)に示す記
録/読取状態で、光ディスク12に記録されている情報
から該選択された情報が消去されて、D242に進む。
【0120】D242では、選択された所定の情報の対
価の支払方法としてプリペイド残数,貯玉数,又はポイ
ントのいずれにより支払うかの選択を指示する画面が表
示される。このD242で「プリペイド残数」,「貯玉
数」,又は「ポイント」のいずれかの部位(例えば「貯
玉数」の部位)に触れることにより、支払方法の選択が
受け付けられると、制御部22により、該制御部22の
RAMに記憶されている所定価値の大きさのうちの、該
選択された支払方法に係る所定価値の大きさが、選択さ
れた所定の情報の対価を満たしているか否かの照合が行
われる。
【0121】このD242で対価を満たしている(対価
充足)と判断された場合には、D244に進む。一方、
D242で所定価値の大きさが対価を満たしていない
(対価不足)と判断された場合には、D243でその旨
が表示されると共に、既に選択された支払方法(ここで
は貯玉数)を除いた支払方法(即ちプリペイド残数,又
はポイント)の選択を指示する画面が再度表示される。
このD243で再度選択された支払方法に係る所定価値
の大きさが対価を満たしていると判断された場合には、
D244に進む。
【0122】なお前記D242及びD243は、前記有
料コンテンツが選択されている場合に表示される画面で
あり、前記無料コンテンツ(例えば前記遊技データや個
人遊技データ)が選択されている場合には表示されずに
D244に進む。
【0123】D244では、ハードディスク25に一時
的に記憶されている所定の情報が読み出されて、図6
(d)に示す記録/読取状態で、光ディスク12に対し
て該読み出された所定の情報(即ちタッチパネル式ディ
スプレイ23の操作により選択されたメニューに対応す
る所定の情報)が記録されて、前記情報記録処理が実現
される。このD244では、該所定の情報の記録が開始
されると、記録の進行状況を表す画面(例えば棒グラ
フ)が表示され、記録が終了するとD245に進む。
【0124】D245では、制御部22により、該制御
部22のRAMに記憶されている所定価値の大きさのう
ちの、選択された支払方法に係る所定価値の大きさ(例
えばプリペイド残数)から、光ディスク12に記録され
た所定の情報の対価が減算更新されて、減算更新後の所
定価値の大きさが表示される。なおD245で「メニュ
ー」の部位に触れるとD106のメニュー選択画面に戻
る。
【0125】またD245で「終了」の部位に触れる
と、図6(d)に示す状態から、図6(c)及び図5
(b)に示す状態を経て、図5(a)に示す状態で、制
御部22のRAMに記憶されている所定価値の大きさ
(即ち減算更新後の最終的なプリペイド残数,貯玉数,
ポイント)が読み出され、該所定価値の大きさのデータ
がホール管理装置50に対して送信され、該所定価値の
大きさが会員DB53に記録された旨の報告をホール管
理装置50から受信した場合に、制御部22のRAMに
一時的に記憶されている所定価値の大きさ,コンテンツ
IDや、ハードディスク25に一時的に記憶されている
所定の情報が消去され、制御部22の制御によって第一
搬送ベルト32が矢印aと逆の方向に回転駆動され、D
246でIC/光ディスクカード10の取出を指示する
画面が表示されて、IC/光ディスクカード10がカー
ド挿入口30から排出(即ち返却)される。
【0126】即ち図8〜図12に示すように、情報提供
端末20においては、IC/光ディスクカード10の所
有者が希望する所定の情報を光ディスク12に対して記
録する処理(即ち情報記録処理)を行うことができる。
なお光ディスク12に記録される情報は、前記図8〜図
12に示す例には限定されず、各画面に表示される選択
要素を適宜組み合わせたものであれば良い。
【0127】一方、図7に示すD106のメニュー選択
画面で「光ディスクに記録されている情報の再生」の部
位に触れることにより、情報再生モードが選択された場
合においては、図6(d)に示す記録/読取状態で、光
ディスク12に記録されている情報のうちの再生可能な
形式で記録されている情報のタイトルが読み取られ、図
13に示すD301で該タイトルを示すリストが表示さ
れ、再生を希望する情報を選択可能な画面が表示され
る。
【0128】このD301でリストの適宜の部位(例え
ば「演出データ,CR×××,××予告」の部位)に触
れると、図6(d)に示す記録/読取状態で、光ディス
ク12から該選択された情報の内容が読み取られ、音楽
データ以外の情報にあっては、D302で該情報の内容
(例えば静止画や動画)が表示され、また音楽データに
あっては、情報提供端末20の適宜の箇所に設けられる
スピーカにより該音楽データの内容が演奏される。なお
該表示/演奏が終了するとD301の画面に戻り、この
D301で「戻る」の部位に触れるとD106のメニュ
ー選択画面に戻る。
【0129】即ち図13に示すように、情報提供端末2
0においては、光ディスク12に記録されている情報を
読み取って表示/演奏する処理(即ち情報再生処理)を
行うことができる。なお光ディスク12に記録されてい
る情報には、遊技者が所有するパソコン等において予め
記録されている情報と、情報提供端末20において新た
に記録された情報とが含まれる。
【0130】[4.情報提供端末20及びIC/光ディ
スクカード10の変形例]最後に情報提供端末20及び
IC/光ディスクカード10の変形例について説明す
る。
【0131】上記の実施の形態においては、本発明に係
る遊技用装置が、パチンコ店の適宜の箇所に配置され、
図1に示すようなキオスク端末の形状を呈する情報提供
端末20である例について説明したが、本発明はこれに
限られず、例えば本発明に係る遊技用装置が、パチンコ
機に対応して配置され、表示画面付きのカードユニット
の形状を呈する情報提供端末であるように構成すること
も可能である。この場合には、該表示画面が前記タッチ
パネル式ディスプレイ23として機能する。
【0132】また上記の実施の形態においては、IC/
光ディスクカード10が、会員登録をした遊技者に対し
て発行される会員カードである場合を念頭に説明した
が、本発明はこれに限られず、IC/光ディスクカード
10が、会員登録をしていない遊技者に対して付与さ
れ、該遊技者の専用カードとして運用されるように構成
することも可能である。この場合には、前記光ディスク
12の部分の使用を停止するようにしても良い。また前
記光ディスク12を備えておらず、前記IC部11のみ
を備える同形のカードを使用するようにしても良い。
【0133】また上記の実施の形態においては、IC/
光ディスクカード10の照合を行うための情報がカード
IDである例について説明したが、本発明はこれに限ら
れず、該情報が、例えば遊技者の顔写真,虹彩,声紋,
指紋,筆跡等の遊技者本人を特定できる情報であるよう
に構成することも可能である。
【0134】また上記の実施の形態においては、暗証番
号がホール管理装置50の会員DB53に記録されてい
る例について説明したが、本発明はこれに限られず、例
えば該暗証番号がICチップ11aに記録され、ICリ
ーダ/ライタ33との間でローカル認証を行うように構
成することも可能である。
【0135】また上記の実施の形態においては、所定価
値の大きさがホール管理装置50の会員DB53に記録
されている例について説明したが、本発明はこれに限ら
れず、例えば該所定価値の大きさがICチップ11aに
記録されるように構成することも可能である。
【0136】また上記の実施の形態においては、所定価
値の大きさの減算更新が情報提供端末20において行わ
れる例について説明したが、本発明はこれに限られず、
例えば所定価値の大きさの減算更新がホール管理装置5
0において行われるように構成することも可能である。
【0137】また上記の実施の形態においては、光ディ
スク12に記録される所定の情報が、ホール管理装置5
0の会員DB53や情報DB54から送信されて提供さ
れる例について説明したが、本発明はこれに限られず、
該所定の情報が図示しない情報配信機関(例えばゲーム
メーカー,パチンコ機メーカー,音楽配信業者等が運営
する機関)から配信されて提供されるように構成するこ
とも可能である。
【0138】また上記の実施の形態においては、光ディ
スク12に記録される所定の情報が、ホール管理装置5
0の会員DB53や情報DB54から送信されて提供さ
れる例について説明したが、本発明はこれに限られず、
例えば該所定の情報が、遊技データや個人遊技データ等
の更新頻度の高い情報ではなく、ゲームソフトや音楽デ
ータ等の更新頻度の低い情報である場合には、該更新頻
度の低い情報をハードディスク25に記憶し、所定時間
毎(例えばパチンコ店の開店前や閉店後等)に記憶内容
を更新して、該ハードディスク25から読み出して提供
するように構成することや、該更新頻度の低い情報を予
め記録したCD−ROMやメモリーカード等の記録媒体
を情報提供端末20に装着して、該記録媒体から読み出
して提供するように構成することも可能である。
【0139】また上記の実施の形態において、情報提供
端末20の適宜の箇所に図示しないプリンタを設け、該
プリンタにより、所定の情報や光ディスク12に記録さ
れている情報の内容を印刷して発行するように構成する
ことも可能である。
【0140】なお遊技機は、パチンコ玉によって遊技が
可能な通常のパチンコ機には限られず、例えばメダルや
パチンコ玉によって遊技が可能なスロットマシンやパチ
ロット,パチンコ玉が指触不能に封入された封入式パチ
ンコ機,メダルが外部に払い出されることなく遊技可能
なクレジット式のスロットマシン等でも良く、さらには
パチンコ玉やメダル等を用いずにデータ等により遊技可
能な遊技機,遊技盤やパチンコ玉が画像にて表示される
画像式のパチンコ機,リールが画像にて表示される画像
式のスロットマシン等でも良く、その形態は特に限定さ
れるものではない。
【0141】
【発明の効果】まず請求項1に係る遊技用装置によれ
ば、所定の情報(特にゲームソフトや遊技機の画像デー
タ等の記録容量の大きな情報)を記録媒体に記録して提
供できるという効果を奏する。またセキュリティを維持
する必要がある情報(即ち照合を行うための情報)が記
録される第一記録部とは別の第二記録部に、特にセキュ
リティを維持する必要がない情報(即ち前記所定の情
報)を記録して提供するので、汎用性が高い情報を提供
できるという効果を奏する。
【0142】また請求項2に係る遊技用装置によれば、
表示画面に表示される複数種類のうちから選択された所
定の情報を記録媒体に記録して提供できるという効果を
奏する。
【0143】また請求項3に係る遊技用装置によれば、
第二記録部に記録されている情報(既に記録されている
情報と、新たに記録された所定の情報とを含む)を表示
画面により表示して確認できるという効果を奏する。
【0144】また請求項4に係る遊技用装置によれば、
空き容量が存在しないにも拘わらず途中まで記録を行っ
た場合に生ずる無駄な時間が削減されるという効果を奏
する。
【0145】また請求項5に係る遊技用装置によれば、
所定の情報を記録可能な空き容量が第二記録部に存在し
ない場合であっても、その場で第二記録部に空き容量を
作ることができるという効果を奏する。
【0146】また請求項6に係る遊技用装置によれば、
例えばプリペイド残数,貯玉数,ポイント等の所定価値
の大きさと交換に、付加価値の高い所定の情報を提供で
きるという効果を奏する。
【0147】また請求項7に係る遊技用装置によれば、
記録媒体の所有者の興味を引くような付加価値の高い所
定の情報を提供できるという効果を奏する。
【0148】また請求項8に係る遊技用装置によれば、
記録媒体の所有者の興味を引くような付加価値の高い情
報を提供できるという効果を奏する。
【0149】また請求項9に係る遊技用装置によれば、
記録されている情報に対するアクセス制御が行われる集
積回路から前記照合を行うための情報を読み取るので、
該情報の不正な読取や改竄等が困難であり、該情報につ
いて高セキュリティを維持できるという効果を奏する。
【0150】また請求項10に係る遊技用装置によれ
ば、記録容量が大きい情報を記録可能であり、該情報の
記録/読取が容易である光ディスクに対して前記所定の
情報を記録するので、例えば遊技者が所有するパソコン
等(自宅,職場,又はモバイル等)において、該所定の
情報を光ディスクリーダ/ライタにより再生して利用で
き、該所定の情報の汎用性を高くできるという効果を奏
する。
【0151】また請求項11に係る記録媒体によれば、
セキュリティを維持する必要がある情報(即ち照合を行
うための情報)が記録され、該情報に対するアクセス制
御が行われる集積回路で構成される第一記録部と、特に
セキュリティを維持する必要がない情報(即ち所定の情
報)が記録され、第一記録部よりも記録容量が大きい第
二記録部とを備えるので、前記照合を行うための情報に
ついて高セキュリティを維持しつつ、記録容量が大きい
前記所定の情報を提供できるという効果を奏する。
【0152】さらに請求項12に係る記録媒体によれ
ば、前記所定の情報が記録される第二記録部が、記録容
量が大きい情報を記録可能であり、該情報の記録/読取
が容易である光ディスクで構成されるので、記録容量が
大きく汎用性が高い前記所定の情報を提供できるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は情報提供端末の一例を表す斜視図
であり、図1(b)は同部分破断右側面図である。
【図2】図2はIC/光ディスクカードの一例を表す裏
面図である。
【図3】図3は情報提供端末の一例を表す機能ブロック
図である。
【図4】図4(a)はICリーダ/ライタ及び光ディス
クリーダ/ライタの一例を表す断面平面図であり、図4
(b)は同部分破断正面図である。
【図5】図5はICリーダ/ライタ及び光ディスクリー
ダ/ライタの動作の一例を表す断面平面図である。
【図6】図6は図5に続く図である。
【図7】図7はタッチパネル式ディスプレイの表示内容
の一例を表す図である。
【図8】図8は図7に続く図である。
【図9】図9は図8に続く図である。
【図10】図10は図8に続く図である。
【図11】図11は図8に続く図である。
【図12】図12は図9,図10,又は図11に続く図
である。
【図13】図13は図7に続く図である。
【符号の説明】
10…IC/光ディスクカード 10a…基体 11…IC部 11a…ICチップ 11b…アンテナコイル 12…光ディスク 12a…中心孔 20…情報提供端末 21…通信部 22…制御部 23…タッチパネル式ディスプレイ 24…表示ドライバ 25…ハードディスク 30…カード挿入口 31…ガイドレール 31a…カード挿入センサ 31b…長孔 32…第一搬送ベルト 33…ICリーダ/ライタ 34…第二搬送ベルト 35…前方板 35a…係合溝 35b…移動溝 36…後方板 37…スピンドル 37a…係合段部 38…移動台 39…光ディスクリーダ/ライタ 50…ホール管理装置 51…通信部 52…制御部 53…会員DB 54…情報DB M…モータ S…回転空間

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】遊技場に設けられ、少なくとも記録媒体の
    照合を行うための情報が記録される第一記録部と、該記
    録媒体の所有者が希望する所定の情報が記録される第二
    記録部とを備える記録媒体に対して該所定の情報を提供
    する遊技用装置であって、 前記記録媒体を受け付ける記録媒体受付部と、 該受け付けられた記録媒体の前記第一記録部に記録され
    ている情報を少なくとも読み取る第一記録部読取手段
    と、 前記第一記録部に記録されている情報を照合するための
    処理を行う照合処理手段と、 該照合結果に応じて、前記第二記録部に対して前記所定
    の情報の記録を行う第二記録部記録手段と、 を備えることを特徴とする遊技用装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載した遊技用装置であって、 前記第二記録部に記録可能な前記所定の情報のメニュー
    を表示する表示画面と、 該表示画面に表示されるメニューから前記第二記録部に
    記録する前記所定の情報を選択するために操作される情
    報選択操作部とを備え、 前記第二記録部記録手段は、前記情報選択操作部の操作
    により選択された前記メニューに対応する前記所定の情
    報の記録を行うことを特徴とする遊技用装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載した遊技用装置であって、 前記受け付けられた記録媒体の前記第二記録部に記録さ
    れている情報を読み取る第二記録部読取手段を備え、 前記表示画面は、該第二記録部読取手段により読み取ら
    れた情報を表示することを特徴とする遊技用装置。
  4. 【請求項4】請求項1〜3のいずれか1つに記載した遊
    技用装置であって、 前記第二記録部記録手段は、前記所定の情報の記録を行
    うに際して、該所定の情報を記録可能な空き容量が前記
    第二記録部に存在するか否かの確認を行い、該確認の結
    果として、前記空き容量が存在しない場合には前記記録
    を行わないことを特徴とする遊技用装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜4のいずれか1つに記載した遊
    技用装置であって、 前記第二記録部に記録されている情報の消去を行う消去
    手段を備えることを特徴とする遊技用装置。
  6. 【請求項6】請求項1〜5のいずれか1つに記載した遊
    技用装置であって、 前記第一記録部に記録されている情報からは、前記第二
    記録部に記録される前記所定の情報と交換するための所
    定価値の大きさが特定可能であり、 前記照合処理手段は、該特定された所定価値の大きさが
    前記所定の情報の対価を満たしているか否かを照合する
    ための処理を行うことを特徴とする遊技用装置。
  7. 【請求項7】請求項1〜6のいずれか1つに記載した遊
    技用装置であって、 前記所定の情報は、ゲームソフトであることを特徴とす
    る遊技用装置。
  8. 【請求項8】請求項1〜7のいずれか1つに記載した遊
    技用装置であって、 前記所定の情報は、遊技機の画像データであることを特
    徴とする遊技用装置。
  9. 【請求項9】請求項1〜8のいずれか1つに記載した遊
    技用装置であって、 前記第一記録部は、集積回路で構成される記録部であ
    り、 前記第一記録部読取手段は、該集積回路に電力の供給を
    行うと共に、該電力により起動した該集積回路と通信を
    行うことにより前記情報の読取を行うことを特徴とする
    遊技用装置。
  10. 【請求項10】請求項1〜9のいずれか1つに記載した
    遊技用装置であって、 前記第二記録部は、光ディスクで構成される記録部であ
    り、 前記第二記録部記録手段は、該光ディスクに対して前記
    所定の情報の記録を行うことを特徴とする遊技用装置。
  11. 【請求項11】少なくとも記録媒体の照合を行うための
    情報が記録され、集積回路で構成される第一記録部と、 該第一記録部よりも記録容量が大きく、前記第一記録部
    に記録される情報以外の情報が記録される第二記録部
    と、 を備える記録媒体。
  12. 【請求項12】請求項11に記載した記録媒体であっ
    て、 前記第二記録部は、光ディスクで構成される記録部であ
    ることを特徴とする記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2004159696A (ja) * 2002-11-08 2004-06-10 Ace Denken:Kk 遊技店の会員管理装置
JP2013128757A (ja) * 2011-11-21 2013-07-04 Takao Co Ltd 封入式の弾球遊技機

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