JP2002224072A - 筋疲労評価装置、筋疲労評価方法並びに当該方法を実行するコンピュータプログラム並びに当該コンピュータプログラムを格納した記憶媒体 - Google Patents

筋疲労評価装置、筋疲労評価方法並びに当該方法を実行するコンピュータプログラム並びに当該コンピュータプログラムを格納した記憶媒体

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JP2002224072A
JP2002224072A JP2001026973A JP2001026973A JP2002224072A JP 2002224072 A JP2002224072 A JP 2002224072A JP 2001026973 A JP2001026973 A JP 2001026973A JP 2001026973 A JP2001026973 A JP 2001026973A JP 2002224072 A JP2002224072 A JP 2002224072A
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muscle
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Kimimichi Yoshizawa
公理 吉澤
Satoru Kogori
了 古郡
Tsutomu Iname
力 稲目
Nanae Michida
奈々江 道田
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Mazda Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】主観評価と筋疲労評価とを対応させて、疲労感
に影響を及ぼす筋疲労部位を特定する。 【解決手段】被験者の腰背部に筋電位計測用の電極を装
着する(ステップS11)。次に、シート着座前の筋電
位を計測する(ステップS12)。筋電位計測時に与え
た負荷による心身状態の変化を落ち着かせるため、被験
者を安静状態にする(1分以上)(ステップS13)。
次に、シート着座前の主観評価を計測する(ステップS
14)。この主観評価は、疲労の度合を数量化して計測
できるようにし(例えば、SD法)、着座中にも単位時
間おきに計測する。次に、シート着座姿勢を維持し、評
価したい対象・状況などに応じて時間を設定し、負荷を
与える(ステップS15)。次に、シート着座後の主観
評価を計測する(ステップS16)。最後に、シート着
座後の筋電位を計測する(ステップS17)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドライバなどの筋
疲労を評価する筋疲労評価装置、筋疲労評価方法並びに
当該方法を実行するコンピュータプログラム並びに当該
コンピュータプログラムを格納した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】シートに長時間着座した状況が持続する
と、身体の各部位に生理的な変化の1つとして筋肉の疲
労(以下、筋疲労と呼ぶ)が発生し、主観評価として疲
労感が増加する。また、シート形状や硬さ分布、たわみ
などの物理特性が異なれば、筋疲労が生じる部位やその
度合は変化する。そのため、長時間運転をしても疲れな
いシートを開発する際に、筋疲労部位やその度合を明ら
かにすることが重要である。しかしながら、主観評価で
は、筋疲労部位を特定することが困難である。
【0003】そこで、従来から筋疲労を筋電図を用いて
評価する方法が知られている。この方法を用いた長時間
着座疲労の評価は、主に腰背部に注目して行われ、例え
ば、疲労を促進するように改造したシートや物理特性の
異なる複数の市販シートを用いて、筋疲労の度合いを評
価するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】腰背部における筋疲労
の度合いを評価することは、相対的なシート特性を判断
する上で重要である。しかしながら、長時間運転をして
も疲れないシートを開発するには、筋疲労が発生する原
因を解明することが必要であり、筋疲労の度合いだけで
なく、疲労感に影響を及ぼす筋疲労部位の特定が重要と
なる。
【0005】ここで、人間の着座疲労を評価する方法と
して、「主観評価」と呼ばれる方法が知られている。と
ころが、人間が疲労感を知覚できる部位は、腰や背中と
いった身体の広い範囲であり、主観評価のみでは筋疲労
部位を特定できない。また、筋疲労評価として筋電図を
計測して筋肉の疲労を評価する方法も知られているが、
この計測された筋電図による筋疲労が疲労感にどの程度
影響しているのか判定することが難しい。
【0006】本発明は、上記課題に鑑みてなされ、その
目的は、主観評価と筋疲労評価とを対応させて、疲労感
に影響を及ぼす筋疲労部位を特定することができる筋疲
労評価装置、筋疲労評価方法並びに当該方法を実行する
コンピュータプログラム並びに当該コンピュータプログ
ラムを格納した記憶媒体を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明に係る筋疲労評価装置は、特定動作について
の疲労に関する主観評価結果を入力する主観評価結果入
力手段と、前記主観評価結果に基づいて身体の特定部位
の主観評価値を算出する主観評価算出手段と、前記特定
部位をなす複数の筋肉ごとにその筋電位を測定する筋電
位測定手段と、前記筋電位から筋疲労に関する評価値を
算出する筋疲労評価算出手段と、前記複数の筋肉ごと
に、対応する部位の主観評価値と筋疲労評価値との相関
値を算出する相関値算出手段と、前記相関値に基づい
て、前記主観評価値が所定値より大きく疲労度が大きい
ことを示している特定部位をなす筋肉のうち、当該疲労
度への影響の大きな筋肉を特定する筋肉特定手段とを具
備する。
【0008】本発明に係る筋疲労評価装置は、着座疲労
に関する主観評価結果を入力する主観評価結果入力手段
と、前記主観評価結果に基づいて身体の特定部位の主観
評価値を算出する主観評価算出手段と、前記特定部位を
なす複数の筋肉ごとにその筋電位を測定する筋電位測定
手段と、前記筋電位から筋疲労に関する評価値を算出す
る筋疲労評価算出手段と、前記複数の筋肉ごとに、対応
する部位の主観評価値と筋疲労評価値との相関値を算出
する相関値算出手段と、前記相関値に基づいて、前記主
観評価値が所定値より大きく疲労度が大きいことを示し
ている特定部位をなす筋肉のうち、当該疲労度への影響
の大きな筋肉を特定する筋肉特定手段とを具備する。
【0009】本発明に係る筋疲労評価方法は、特定動作
についての疲労に関する主観評価結果を入力する主観評
価結果入力工程と、前記主観評価結果に基づいて身体の
特定部位の主観評価値を算出する主観評価算出工程と、
前記特定部位をなす複数の筋肉ごとにその筋電位を測定
する筋電位測定工程と、前記筋電位から筋疲労に関する
評価値を算出する筋疲労評価算出工程と、前記複数の筋
肉ごとに、対応する部位の主観評価値と筋疲労評価値と
の相関値を算出する相関値算出工程と、前記相関値に基
づいて、前記主観評価値が所定値より大きく疲労度が大
きいことを示している特定部位をなす筋肉のうち、当該
疲労度への影響の大きな筋肉を特定する筋肉特定工程と
を備える。
【0010】本発明に係る筋疲労評価方法は、着座疲労
に関する主観評価結果を入力する主観評価結果入力工程
と、前記主観評価結果に基づいて身体の特定部位の主観
評価値を算出する主観評価算出工程と、前記特定部位を
なす複数の筋肉ごとにその筋電位を測定する筋電位測定
工程と、前記筋電位から筋疲労に関する評価値を算出す
る筋疲労評価算出工程と、前記複数の筋肉ごとに、対応
する部位の主観評価値と筋疲労評価値との相関値を算出
する相関値算出工程と、前記相関値に基づいて、前記主
観評価値が所定値より大きく疲労度が大きいことを示し
ている特定部位をなす筋肉のうち、当該疲労度への影響
の大きな筋肉を特定する筋肉特定工程とを備える。
【0011】また、好ましくは、前記筋電位の測定前に
被験者に錘を持たせて意図的に筋動作させる。
【0012】尚、上記筋疲労評価方法を実行するための
コンピュータプログラムや当該プログラムコードが格納
された記憶媒体を、コンピュータに供給して、当該コン
ピュータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読
み出して、上記判定処理を実行するようにしてもよい。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1、3の発
明によれば、複数の筋肉ごとに算出される、対応する部
位の主観評価値と筋疲労評価値との相関値に基づいて、
主観評価値が所定値より大きく疲労度が大きいことを示
している特定部位をなす筋肉のうち、当該疲労度への影
響の大きな筋肉を特定することにより、主観評価と筋疲
労評価とを対応させて、疲労感に影響を及ぼす筋疲労部
位を特定することができる。
【0014】請求項2、4の発明によれば、複数の筋肉
ごとに算出される、対応する部位の主観評価値と筋疲労
評価値との相関値に基づいて、主観評価値が所定値より
大きく疲労度が大きいことを示している特定部位をなす
筋肉のうち、当該疲労度への影響の大きな筋肉を特定す
ることにより、主観評価と筋疲労評価とを対応させて、
疲労感に影響を及ぼす筋疲労部位を特定することができ
る。
【0015】請求項5の発明によれば、筋電位の測定前
に被験者に錘を持たせて意図的に筋動作させることによ
り、筋疲労の影響を正確に計測できる。
【0016】請求項6、7の発明によれば、主観評価と
筋疲労評価とを対応させて、疲労感に影響を及ぼす筋疲
労部位を特定する筋疲労評価方法を実行するためのコン
ピュータプログラムや当該プログラムコードが格納され
た記憶媒体を、コンピュータに供給して、当該コンピュ
ータが記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出
して、上記筋疲労評価方法を実行することで、当該方法
と同様の効果を奏すると共に、当該方法を汎用的に用い
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る筋疲労評価
方法について、添付図面を参照して詳細に説明する。
【0018】尚、以下に説明する実施の形態は、本発明
の実現手段としての一例であり、本発明は、その趣旨を
逸脱しない範囲で下記実施形態を修正又は変形したもの
に適用可能である。
【0019】図1は、本実施形態の筋疲労評価方法を説
明するフローチャートである。
【0020】図1に示すように、本実施形態として例示
する筋疲労評価方法は、例えば、デスクワークにおける
肩の疲労を評価したい場合に、被験者の筋疲労を評価し
たい部位に電極を装着し(ステップS1)、被験者に負
荷を与える。この負荷は、例えば、デスクワーク以外
に、自動車の運転時の着座姿勢や、スポーツであっても
よい。
【0021】そして、上記負荷状態において筋電図を計
測できる場合には、心身の状態を落ち着かせるため被験
者を安静状態にし(ステップS2)、「主観評価」と
「筋電位」とを所定時間ごとに計測する(ステップS
3)。
【0022】また、上記負荷状態において筋電位が微小
で計測ができない場合には、まず、負荷前の筋電位を計
測し(ステップS4)、心身の状態を落ち着かせるため
被験者を安静状態にし(ステップS5)、負荷前の「主
観評価」を計測し(ステップS6)、負荷状態を維持し
つつ(ステップS7)、負荷後の「主観評価」と「筋電
位」とを所定時間ごとに計測する(ステップS8,S
9)。
【0023】ここで、「主観評価」と「筋電位」の計測
は、N回(2回以上)繰り返して行い、計測回数は多い
ほどよい。また、被験者を変えて評価してもよい。
【0024】次に、具体的な実施形態として、自動車シ
ートにおける長時間着座後の疲労感に影響を及ぼす筋疲
労の詳細部位を特定する際の計測手順について説明す
る。
【0025】図2は、自動車シートにおける長時間着座
後の疲労感に影響を及ぼす筋疲労の詳細部位を特定する
際の計測手順を説明するフローチャートである。
【0026】図2に示すように、まず、被験者の腰背部
に筋電位計測用の電極を装着する(ステップS11)。
次に、シート着座前の筋電位を計測する(ステップS1
2)。筋電位計測時に与えた負荷による心身状態の変化
を落ち着かせるため、被験者を安静状態にする(1分以
上)(ステップS13)。次に、シート着座前の主観評
価を計測する(ステップS14)。この主観評価は、疲
労の度合を数量化して計測できるようにし(例えば、S
D法)、着座中にも単位時間おきに計測する。次に、シ
ート着座姿勢を維持し、評価したい対象・状況などに応
じて時間を設定し、負荷を与える(ステップS15)。
次に、シート着座後の主観評価を計測する(ステップS
16)。最後に、シート着座後の筋電位を計測する(ス
テップS17)。
【0027】そして、「主観評価」と「筋電位」の計測
は、N回(2回以上)繰り返して行い、計測回数は多い
ほどよい。また、被験者を変えて評価してもよい。
【0028】主観評価は、評価対象となる部位を予め被
験者(評価者)に教示しておき、疲労の度合を数量化し
て計測できるようにする(SD法)。また、計測するタ
イミングは、計測条件・評価対象によって異なる(負荷
状態の前後で行う場合や負荷状態を単位時間ごとに計測
する)。
【0029】疲労感の差を抽出するためには、負荷の前
後で比若しくは差などをとり、筋疲労評価と対応のとれ
るかたちでデータを処理する。
【0030】次に、長時間着座における腰背部の主観評
価方法について説明する。
【0031】図3は、主観評価部位を示す被験者の側面
図である。図4は、主観評価における数量化方法につい
て説明する図である。
【0032】図3に示すように、主観評価の対象は、背
部と腰部とする。数量化方法は、図4に示すように、
「0」〜「10」の11段階で評価し、「0」は疲労感
が全くない状態、「10」はこれまでに経験した最も強
い疲労感を表わす。尚、被験者による回答は、運転姿勢
が崩れることを避けるために口頭で行ったが、予めアン
ケートなどを用意して記入させてもよい。主観評価は、
着座開始時と終了時を含む着座中5分おきに実施する。 [結果例1]図5は、長時間着座により発生する疲労を
2脚のシートA,Bを用いて計測した主観評価結果を示
す図である。
【0033】図5の主観評価は、図6に示す運転を模擬
した簡易シミュレータを用い、被験者に90分間着座姿
勢を維持した状態で、所定の運転模擬課題を与え、課題
中はできるだけ体を動かさないように注意し、また、ド
ライビングポジションは2脚とも一定とし、室温は24
〜6℃に設定して計測した結果を示している。
【0034】また、被験者は20〜30代の健常な男性
6名で、身長は173〜176cm、体重は65〜78
kgである。
【0035】更に、図7(a)に示すように、主観評価
に用いるシートAは支持圧が腰部の低い位置で強いとい
う特徴を持ち、図7(b)に示すように、シートBは高
い位置で強いという特徴を持っている。
【0036】上記運転模擬課題は、高速道路巡航を模擬
したもので、ディスプレイ画面上を6mm/s楕円運動
するターゲットをアクセルペダルとステアリングホイー
ルを用いて移動させる追跡枠で、追従させる内容として
いる。
【0037】図5の評価結果は、被験者6名の平均であ
り、時間経過に伴って疲労感が増加しているのがわか
る。また、シートBの方がシートAに比べて疲労の増加
度合が大きいことがわかる。 [結果例2]図8は、2脚シートに90分間着座した際
の疲労感の時系列変化を表わす主観評価結果を示す図で
ある。
【0038】図8の評価結果は、被験斜名の平均値で、
着座後から着座前の差をとった値であり、着座前の疲労
感は全くない状態「0」である。そして、図示のよう
に、シートBの腰部における疲労感が、シートAに着座
した場合に比べて大きいことがわかる。また、シートB
の腰部における疲労感は、シートBの背部よりも有意に
大きいことがわかる。
【0039】シートAでは、背部、腰部ともに大変弱い
レベルであり、差はない。シート間で比較すると、腰部
の疲労感はシートAに比べて、シートBが有意に大きい
と言える。背部については差がなく、また、シートBの
腰部における疲労感は、シートAの背部よりも有意に大
きいと言える。
【0040】以上の結果より、シートBでの長時間着座
では、他の場合に比較して、腰部の疲労感が強いことが
わかる。 [筋電位の計測]筋電位の計測は、一般に臨床において
用いられている筋電位計測用の皿電極及び計測器を用い
る。上記計測器は、有線タイプや無線タイプなどあらゆ
る機器が使用できる。更に、計測部位については、筋疲
労を評価したい部位に筋繊維に沿って電極を装着する。
【0041】そして、被験者の評価したいタイミングと
計測時間(評価対象によって異なる)で筋電位を計測す
る。ここで、筋電位を計測したい部位において筋活動が
十分に観測されない場合、所定の筋活動が観察できるよ
うに所定の負荷を与えて筋電位を計測する必要がある
(但し、疲労を促進するような負荷は避ける)。 [長時間着座における腰背部の筋電位計測]図9
(a),(b)は、被験者に対する電極の装着部位を示
す被験者の側面図及び背面図である。
【0042】筋電位を繰り返して計測するため、先ず、
電極を装着する部位を決定する。詳しくは、腰背部にお
いて、脊柱を基準として高さ方向を決定し、横方向につ
いては脊柱より一定間隔を開けた位置とする。
【0043】図5に示す例では、電極装着部位の高さ方
向を「第5−6胸椎(Th5−6)」、「第8−9胸椎
(Th8−9)」、「第10−11胸椎(Th10−1
1)」、「第2−3腰椎の中間(L2−3)」、「第4
−5腰椎の中間(L4−5)」とし、横方向は脊柱から
40mm離間した位置とした。[腰背部における負荷]
図10は、被験者の腰背部への負荷の与え方を説明する
図である。
【0044】図10に示すように、被験者の脊柱起立筋
群の筋電位を計測するため、被験者に所定重量(例え
ば、15kg)の錘を持たせて所定時間(例えば、40
秒)保持させて、随意的に筋活動をさせて計測する。こ
のとき、腰背部の筋活動を活発にするため、錘を保持し
た状態で上半身の角度がπ/6radになるように(姿
勢(角度)が一定になるように錘の下に台座を置いて、
例えば、台から10mmの高さに錘を保持するように調
整する。尚、錘を保持する力は成人男性の背筋力の10
%程度なおので、筋疲労を増加させるような影響はな
い。
【0045】電極からの筋電位信号は、広域遮断周波数
250Hzでテレメータを通して増幅し、サンプリング
周波数12KHzでPCMデータレコーダに記録する。
【0046】その後、サンプリング周波数1KHzでA
/D変換した後、1区間4096点の標本を用いてFF
T法によりパワースペクトルを算出し、連続した8区間
の加算平均を施した平均スペクトルを分析対象とする。
その際、筋電図の基線変動成分を除去するために、低域
遮断周波数5Hzのフィルタに通して、平均スペクトル
から平均周波数を算出し、90分間着座後に有意に筋疲
労が増大しているか検討する。
【0047】また、着座時における筋収縮は微小であ
り、心拍成分のノイズが乗りやすいことから、筋活動を
随意的に増幅してS/N比を大きくする。そして、計測
結果は、データレコーダに記録したり、解析のためにコ
ンピュータに取りんで、後述する疲労感に影響を及ぼし
ている部位を特定する処理を実行する。 [疲労感評価と筋疲労の解析]図11は、上述の疲労感
評価としての主観評価値と筋疲労評価としての筋疲労評
価値に基づく疲労感に影響を及ぼしている部位の特定方
法について説明する。
【0048】図11に示すように、上述した主観評価方
法から主観評価値を算出すると共に、後述する筋疲労解
析から筋疲労評価値を算出する。
【0049】次に、主観評価部位と、当該部位に対応す
る筋疲労部位に対して、夫々相関係数を求める。次に、
統計学的に有意か判断し、有意である場合には疲労感に
大きく影響を及ぼしている部位とし、有意でない場合に
は疲労感にあまり影響を及ぼしていない部位とする。
【0050】上記相関係数は、例えば、「バイオサイエ
ンスの統計学」に記載の方法に基づいて算出され、2辺
量x,y間の直線関係の強さを見る指標である。 [筋疲労解析(周波数分析)]図12〜図16は、周波
数分析による筋疲労解析方法を説明する図である。
【0051】一般に筋肉が疲労すると筋電図の周波数は
低域に移行(徐波)することが知られている。これは、
筋活動によって生成された乳酸の蓄積により活動電位の
電動速度が遅くなるためである。以下では、この筋電図
の周波数から筋疲労を分析する方法について説明する。
【0052】先ず、図12(a)の着座前筋電図と図1
2(b)の着座後筋電図から基線変動成分を除去するた
めに5Hzの低域遮断のフィルタに通し、図13(a)
の着座前筋電図と図13(b)の着座後筋電図を得る。
【0053】次に、図13(a)の着座前筋電図と図1
3(b)の着座後筋電図における解析を行う8区間に分
割し(1区間:4096データ)に分割し、各区間につ
いてFFT法などによりパワースペクトルを算出し、図
14に示す周波数とパワーとの関係を着座前と着座後に
ついてそれぞれ算出する。
【0054】図14に示す関係から、周波数成分がどこ
に位置するかを表わす代表値として、例えば、8区間の
加算平均をした上で平均スペクトルを算出する(周波数
分解能:1/4Hz)。そして、平均スペクトルから平
均周波数を算出する。
【0055】この平均周波数は、図15に示す関数から
演算される。
【0056】そして、負荷前と負荷後の筋疲労の状態を
比較するために、負荷前後の平均周波数の比(徐波比)
又は差を算出する。
【0057】上述のように、筋肉が疲労すると筋電図の
周波数は低域に移行することから、筋肉が生理的に疲労
していると、徐波比は小さくなる。尚、徐波比は主観評
価と対応がとれ、相関係数が求められるように演算され
る。 [筋疲労解析(振幅分析)]図17及び図18は、振幅
分析による筋疲労解析方法を説明する図である。
【0058】一般に筋肉が疲労すると筋電図の振幅は増
大することが知られている。これは、1つの筋繊維が疲
労してくると、その周辺の筋繊維が働きだして運動を補
おうとするためである。以下では、この筋電図の振幅か
ら筋疲労を分析する方法について説明する。
【0059】先ず、図12(a)の着座前筋電図と図1
2(b)の着座後筋電図から基線変動成分を除去するた
めに低域遮断のフィルタに通し、図13(a)の着座前
筋電図と図13(b)の着座後筋電図とを得る。
【0060】次に、図13(a)の着座前筋電図と図1
3(b)の着座後筋電図における解析を行う区間につい
て筋電図を整流し(絶対値をとり)、図17(a)の着
座前筋電図と図17(b)の着座後筋電図とを得る。
【0061】図17の筋電図から、更に積分値(積分筋
電図)を算出し、負荷前と負荷後の筋疲労の状態を比較
するために、負荷前後の積分筋電図の比(振幅比)又は
差を算出する。
【0062】上述のように、筋肉が疲労すると筋電図の
振幅は増大することから、筋肉が生理的に疲労している
と、振幅比は大きくなる。尚、振幅比は主観評価と対応
がとれ、相関係数が求められるように演算される。[疲
労感に影響を及ぼす筋疲労部位の特定1]次に、疲労感
に影響を及ぼす筋疲労部位の特定方法について説明す
る。
【0063】疲労感に影響を及ぼす筋疲労部位の特定
は、主観評価値と筋電図による筋疲労評価値とから求め
る。
【0064】疲労感が生じると主観評価値は増加する。
また、生理的に筋肉が疲労すると筋電図の周波数は低域
に移行する。つまり、筋疲労を示す徐波比が減少する。
従って、筋疲労が疲労感に影響を及ぼしているならば、
両者には高い負の相関がある。
【0065】そこで、主観評価値と詳細部位における徐
波比の相関関係を求める(このとき、徐波比は疲労感に
影響を及ぼしていると考えられる部位をできるだけ多く
選択する)。そして、統計学的に有意に相関があると判
断できる場合、その筋疲労部位が疲労感に影響を及ぼし
ていることになる。
【0066】例えば、部位X1における徐波比と主観評
価値との相関が高い場合には、図19に示すように、主
観評価値が増加するほど、徐波比は減少していくような
相関関係が得られる。また、部位X2における徐波比と
主観評価値との相関が低い場合には、図20に示すよう
に、主観評価値が増加するほど、徐波比は減少していく
ような相関関係が得られない。 [相関係数の算出]例えば、シートBについて、主観評
価を「背部」と「腰部」の2部位に対して行い、この2
部位に対応する筋電図の評価部位を図9のように設定し
た場合の相関係数の算出結果について説明する。
【0067】背部:「第5−6胸椎」、「第8−9胸
椎」、「第10−11胸椎」 腰部:「第10−11胸椎」、「第2−3腰椎」、「第
4−5腰椎」 ここで、腰部の主観評価値と対応する部位として腰椎以
外に「第10−11胸椎」を分析対象としたのは、主観
では背部と腰部を明確に分別されていないためである。
【0068】図21乃至図23は、腰部における主観評
価値と腰部3部位の筋疲労評価値の相関係数Rを求めた
結果を示す図である。
【0069】図示のように、第2−3腰椎付近の筋疲労
と、腰部の疲労感に有意な相関が得られた(P<0.0
5)。従って、腰部の疲労感が増加した原因として、第
2−3腰椎の筋疲労が主たる要因であると判断できる。
第4−5腰椎においては筋疲労が生じていたにもかかわ
らず、疲労感との相関がなく、筋疲労が生じていても部
位若しくはその度合いによって、疲労感に影響を及ぼす
場合と及ぼさない場合とがあると考えられる。つまり、
部位によって筋疲労に対する疲労の感度が異なる可能性
がある。
【0070】尚、主観評価では差がなかったシートAの
背部、腰部とシートBの背部に関しても、同様の分析を
行った結果、いずれの部位についても主観評価と筋疲労
には相関がないことを確認している。
【0071】尚、P<0.05とは、5%の確率で相関
がとれないことを意味する。
【0072】以上説明したように、疲労感に影響を及ぼ
す部位を特定するのに、筋電図のみでは不充分であり、
主観評価と筋疲労評価とを対応させて、疲労感に影響を
及ぼす筋疲労部位を特定することができる。 [疲労感に影響を及ぼす筋疲労部位の特定2]疲労感が
生じると主観評価値は増加する。また、生理的に筋肉が
疲労すると筋電図の振幅も増加する。従って、筋疲労が
疲労感に影響を及ぼしているならば、両者には高い負の
相関がある。
【0073】そこで、主観評価値と詳細部位における振
幅比の相関関係を求める(このとき、振幅比は疲労感に
影響を及ぼしていると考えられる部位をできるだけ多く
選択する)。そして、統計学的に有意に相関があると判
断できる場合、その筋疲労部位が疲労感に影響を及ぼし
ていることになる。
【0074】例えば、部位X1における振幅比と主観評
価値との相関が高い場合には、図24に示すように、主
観評価値が増加するほど、振幅比も増加していくような
相関関係が得られる。また、部位X2における振幅比と
主観評価値との相関が低い場合には、図25に示すよう
に、主観評価値が増加するほど、振幅比も増加していく
ような相関関係が得られない。
【0075】以上のように、主観評価と筋疲労評価とを
対応させて、疲労感に影響を及ぼす筋疲労部位を特定す
ることで、面剛性などのシート特性などの設定におい
て、長時間運転をしても疲れないシートを開発する際に
有益となる。
【0076】尚、図11に示すフローチャートに対応す
る筋疲労評価方法を実行するためのコンピュータプログ
ラムや当該プログラムコードが格納された記憶媒体を、
コンピュータに供給して、当該コンピュータが記憶媒体
に格納されたプログラムコードを読み出して、上記実施
形態の処理を実行するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本実施形態の筋疲労評価方法を説明す
るフローチャートである。
【図2】図2は、自動車シートにおける長時間着座後の
疲労感に影響を及ぼす筋疲労の詳細部位を特定する際の
計測手順を説明するフローチャートである。
【図3】図3は、主観評価部位を示す被験者の側面図で
ある。
【図4】図4は、主観評価における数量化方法について
説明する図である。
【図5】図5は、長時間着座により発生する疲労を2脚
のシートA,Bを用いて計測した主観評価結果を示す図
である。
【図6】図6は、運転を模擬した実験環境を示す図であ
る。
【図7】図7(a),(b)は、主観評価に用いるシー
トA,Bの支持圧を示す図である。
【図8】図8は、2脚シートに90分間着座した際の疲
労感の時系列変化を表わす主観評価結果を示す図であ
る。
【図9】図9(a),(b)は、被験者に対する電極の
装着部位を示す被験者の側面図及び背面図である。
【図10】図10は、被験者の腰背部への負荷の与え方
を説明する図である。
【図11】図11は、上述の疲労感評価としての主観評
価値と筋疲労評価としての筋疲労評価値に基づく疲労感
に影響を及ぼしている部位の特定方法について説明する
図である。
【図12】図12は、周波数分析による筋疲労解析方法
を説明する図である。
【図13】図13は、周波数分析による筋疲労解析方法
を説明する図である。
【図14】図14は、周波数分析による筋疲労解析方法
を説明する図である。
【図15】図15は、周波数分析による筋疲労解析方法
を説明する図である。
【図16】図16は、周波数分析による筋疲労解析方法
を説明する図である。
【図17】図17は、振幅分析による筋疲労解析方法を
説明する図である。
【図18】図18は、振幅分析による筋疲労解析方法を
説明する図である。
【図19】図19は、徐波比と主観評価値との相関が高
い場合の相関関係を示す図である。
【図20】図20は、徐波比と主観評価値との相関が低
い場合の相関関係を示す図である。
【図21】図21は、腰部における主観評価値と腰部3
部位の筋疲労評価値の相関係数Rを求めた結果を示す図
である。
【図22】図22は、腰部における主観評価値と腰部3
部位の筋疲労評価値の相関係数Rを求めた結果を示す図
である。
【図23】図23は、腰部における主観評価値と腰部3
部位の筋疲労評価値の相関係数Rを求めた結果を示す図
である。
【図24】図24は、振幅比と主観評価値との相関が高
い場合の相関関係を示す図である。
【図25】図25は、振幅比と主観評価値との相関が低
い場合の相関関係を示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲目 力 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 (72)発明者 道田 奈々江 広島県安芸郡府中町新地3番1号 マツダ 株式会社内 Fターム(参考) 4C027 AA04 FF00 4C038 PP01 VB34 VC20

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定動作についての疲労に関する主観評
    価結果を入力する主観評価結果入力手段と、 前記主観評価結果に基づいて身体の特定部位の主観評価
    値を算出する主観評価算出手段と、 前記特定部位をなす複数の筋肉ごとにその筋電位を測定
    する筋電位測定手段と、 前記筋電位から筋疲労に関する評価値を算出する筋疲労
    評価算出手段と、 前記複数の筋肉ごとに、対応する部位の主観評価値と筋
    疲労評価値との相関値を算出する相関値算出手段と、 前記相関値に基づいて、前記主観評価値が所定値より大
    きく疲労度が大きいことを示している特定部位をなす筋
    肉のうち、当該疲労度への影響の大きな筋肉を特定する
    筋肉特定手段とを具備することを特徴とする筋疲労評価
    装置。
  2. 【請求項2】 着座疲労に関する主観評価結果を入力す
    る主観評価結果入力手段と、 前記主観評価結果に基づいて身体の特定部位の主観評価
    値を算出する主観評価算出手段と、 前記特定部位をなす複数の筋肉ごとにその筋電位を測定
    する筋電位測定手段と、 前記筋電位から筋疲労に関する評価値を算出する筋疲労
    評価算出手段と、 前記複数の筋肉ごとに、対応する部位の主観評価値と筋
    疲労評価値との相関値を算出する相関値算出手段と、 前記相関値に基づいて、前記主観評価値が所定値より大
    きく疲労度が大きいことを示している特定部位をなす筋
    肉のうち、当該疲労度への影響の大きな筋肉を特定する
    筋肉特定手段とを具備することを特徴とする筋疲労評価
    装置。
  3. 【請求項3】 特定動作についての疲労に関する主観評
    価結果を入力する主観評価結果入力工程と、 前記主観評価結果に基づいて身体の特定部位の主観評価
    値を算出する主観評価算出工程と、 前記特定部位をなす複数の筋肉ごとにその筋電位を測定
    する筋電位測定工程と、 前記筋電位から筋疲労に関する評価値を算出する筋疲労
    評価算出工程と、 前記複数の筋肉ごとに、対応する部位の主観評価値と筋
    疲労評価値との相関値を算出する相関値算出工程と、 前記相関値に基づいて、前記主観評価値が所定値より大
    きく疲労度が大きいことを示している特定部位をなす筋
    肉のうち、当該疲労度への影響の大きな筋肉を特定する
    筋肉特定工程とを備えることを特徴とする筋疲労評価方
    法。
  4. 【請求項4】 着座疲労に関する主観評価結果を入力す
    る主観評価結果入力工程と、 前記主観評価結果に基づいて身体の特定部位の主観評価
    値を算出する主観評価算出工程と、 前記特定部位をなす複数の筋肉ごとにその筋電位を測定
    する筋電位測定工程と、 前記筋電位から筋疲労に関する評価値を算出する筋疲労
    評価算出工程と、 前記複数の筋肉ごとに、対応する部位の主観評価値と筋
    疲労評価値との相関値を算出する相関値算出工程と、 前記相関値に基づいて、前記主観評価値が所定値より大
    きく疲労度が大きいことを示している特定部位をなす筋
    肉のうち、当該疲労度への影響の大きな筋肉を特定する
    筋肉特定工程とを備えることを特徴とする筋疲労評価方
    法。
  5. 【請求項5】 前記筋電位の測定前に被験者に錘を持た
    せて意図的に筋動作させることを特徴とする請求項3又
    は4に記載の筋疲労評価方法。
  6. 【請求項6】 請求項3又は請求項4に記載の筋疲労評
    価方法を実行するためにコンピュータを制御するコンピ
    ュータプログラム。
  7. 【請求項7】 請求項3又は請求項4に記載の筋疲労評
    価方法を実行するためにコンピュータを制御するプログ
    ラムコードが格納されていることを特徴とする記憶媒
    体。
JP2001026973A 2001-02-02 2001-02-02 筋疲労評価装置、筋疲労評価方法並びに当該方法を実行するコンピュータプログラム並びに当該コンピュータプログラムを格納した記憶媒体 Withdrawn JP2002224072A (ja)

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