JP2002223196A - 屋外受信増幅器の故障検出装置 - Google Patents

屋外受信増幅器の故障検出装置

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JP2002223196A
JP2002223196A JP2001017551A JP2001017551A JP2002223196A JP 2002223196 A JP2002223196 A JP 2002223196A JP 2001017551 A JP2001017551 A JP 2001017551A JP 2001017551 A JP2001017551 A JP 2001017551A JP 2002223196 A JP2002223196 A JP 2002223196A
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Motoharu Koide
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Abstract

(57)【要約】 【課題】屋内部側(局舎内)にパイロット信号発振器お
よびパイロット信号受信器を設置してアンテナ直下の複
数の屋外受信増幅器の故障を検出する。 【解決手段】屋内部4のパイロット信号発振器71が生
成する故障検出用パイロット信号を、サ−キュレータ7
2およびフィーダ5を介して屋外部3側へ伝送する。屋
外部3側のサーキュレータ73によりパイロット信号を
分離し、分配器74により2分配して方向性結合器7
5,77へ供給し、受信信号にそれぞれ付加して屋外受
信増幅器12,22に入力し、その出力信号をフィーダ
5,6を介して屋内部4側へ送出する。屋内部4側へ送
出された屋外受信増幅器12,22の出力信号の一部を
方向性結合器77,78により分岐し、パイロット信号
受信器79,80へ供給し、パイロット信号を抽出して
その検出レベルに基づき屋外受信増幅器の故障を判定す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋外受信増幅器の故
障検出装置に関し、特に複数の受信アンテナを使用する
空間ダイバーシチアンテナ方式の移動無線基地局におけ
る屋外受信増幅器の故障検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に移動無線通信基地局においては、
移動局との通信を確保するために、鉄塔上やビル屋上の
柱等にアンテナを設置し、アンテナから屋内の受信機ま
での伝送線路損失による雑音指数劣化を補償するため
に、塔頂のアンテナ直下に屋外受信増幅器を設置してい
る。
【0003】アンテナで受信される受信信号レベルは、
移動局までの距離や感度によって大きく変化し、使用さ
れる通信方式や無線設備によっても異なるが、受信信号
レベルの変動は少なくとも屋外受信増幅器の利得よりも
大きい。
【0004】このため、受信信号レベルが高くなった場
合、屋外受信増幅器の故障により受信信号が増幅されな
くても屋内の受信機には受信可能な信号レベルが入力す
るので、屋外受信増幅器が故障しているのか否かを判定
することは困難である。
【0005】屋外受信増幅器の故障を検出するために、
従来は、例えば特開平5−122170号公報により開
示されているように、故障検出用のパイロット信号を発
生するパイロット信号発振器を屋外受信増幅器と共に屋
外装置内に設け、このパイロット信号と受信信号とを屋
外受信増幅器に供給し、屋外受信増幅器の出力信号から
パイロット信号を分離して検波し、このパイロット信号
のレベルが基準レベルよりも低下したときに屋外受信増
幅器が故障したと判定して故障信号を生成し、伝送線路
とは別に設けられた信号線を介して屋外装置から屋内装
置へ送出している。
【0006】他の従来例としては、パイロット信号と受
信信号とを屋外受信増幅器に供給し、屋外受信増幅器の
出力信号(受信信号およびパイロット信号)を、伝送線
路を介して屋内装置側へ伝送し、屋内装置側においてパ
イロット信号を分離して検波し、パイロット信号のレベ
ルに基づき故障検出している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来例では、
屋外装置内に設置したパイロット信号発振器によりパイ
ロット信号を発生し、パイロット信号と受信信号とを屋
外受信増幅器に供給し、屋外受信増幅器から出力される
出力信号からパイロット信号を分離し、パイロット信号
のレベルが基準レベルよりも低下したときに屋外受信増
幅器が故障したと判断し、故障信号を生成して伝送線路
とは別に設けられた信号線を介して屋内装置側へ伝送し
ている。あるいは、屋外受信増幅器から出力される受信
信号およびパイロット信号を、伝送線路を介して屋内装
置側へ伝送し、屋内装置側においてパイロット信号を分
離し、パイロット信号のレベルに基づき屋外受信増幅器
の故障を検出している。
【0008】しかし、前者および後者共に、屋外装置側
にパイロット信号発振器を設けているので、パイロット
信号発振器の保守点検が困難である。
【0009】また、前者では、故障信号を屋外装置側か
ら屋内装置側へ伝送するために、伝送線路とは別の信号
線が必要であり、その信号線の設置に際しては、防水や
腐食性および外界からのノイズの影響等を配慮しなけれ
ばならない。更に、複数の受信アンテナを有する空間ダ
イバーシチアンテナ方式の場合、複数の受信アンテナに
それぞれ接続される屋外受信増幅器の故障信号をそれぞ
れ伝送するためにの信号線が必要であるという問題点が
ある。
【0010】後者では、伝送線路の配線距離による信号
レベルの低下や外界からのノイズ等に配慮が必要である
という問題点を有している。
【0011】本発明の目的は、屋内装置側にパイロット
信号発振器およびパイロット信号受信器を設けて保守を
容易にすると共に、従来のように故障信号を伝送するた
めの信号線を別に設置することなく、また、複数の受信
アンテナを使用する空間ダイバーシチアンテナ方式の場
合でも複数の受信アンテナにそれぞれ接続される屋外受
信増幅器の故障信号をそれぞれ伝送するための信号線を
設置することなく、屋外受信増幅器の故障検出を行うこ
とができるようにすることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の屋外受信増幅器
の故障検出装置は、複数の受信アンテナを使用する空間
ダイバーシチアンテナ方式の移動無線基地局における屋
外受信増幅器の故障検出装置であって、アンテナ直下に
設けられて前記複数の受信アンテナの受信信号をそれぞ
れ増幅する複数の屋外受信増幅器を有する屋外部側と、
前記複数の屋外受信増幅器にそれぞれ対応する複数の基
地局受信機を有し前記屋内部側と複数のフィーダを介し
て接続される屋内部側とに分離される屋外受信増幅器の
故障検出装置において、故障検出用パイロット信号を前
記フィーダを介して前記屋内部側から前記屋外部側へ伝
送し、前記屋外部側では前記屋内部側から伝送されてき
た前記パイロット信号を前記複数の屋外受信増幅器へ受
信信号と共にそれぞれ入力し、前記複数の屋外受信増幅
器の出力信号を前記フィーダを介して前記屋内部側へそ
れぞれ伝送し、前記屋内部側では前記フィーダを介して
伝送されてくる前記複数の屋外受信増幅器の出力信号の
一部をそれぞれ分岐し、これら分岐された信号を受信し
て前記パイロット信号のレベルを検出し故障を検出す
る。
【0013】具体的には、前記屋内部側には、故障検出
用パイロット信号を発生する1台のパイロット信号発振
器と、このパイロット信号発振器から出力されるパイロ
ット信号を前記複数のフィーダの一つへ送出すると共に
当該フィーダを介して前記屋外部側から伝送されてくる
当該屋外受信増幅器の出力信号を分離出力する屋内部側
サーキュレータと、この屋内部側サーキュレータにより
分離出力された信号および他のフィーダを介して伝送さ
れてくる他の屋外受信増幅器の出力信号の一部をそれぞ
れ分岐する複数の方向性結合器と、これら複数の方向性
結合器により分岐された信号をそれぞれ受信し前記パイ
ロット信号を抽出してその信号レベルに基づき屋外受信
増幅器の故障をそれぞれ検出する複数のパイロット信号
受信器とを備え、前記屋外部側には、前記複数のフィー
ダの一つを介して前記屋内部側から伝送されてくる前記
パイロット信号を分離出力すると共に当該屋外受信増幅
器の出力信号を当該フィーダへ送出する屋外部側サーキ
ュレータと、この屋外部側サーキュレータから分離出力
されたパイロット信号を分配する分配器と、前記複数の
屋外受信増幅器の入力側にそれぞれ設けられて前記分配
器により分配されたパイロット信号を受信信号に付加す
る複数の方向性結合器とを備える。
【0014】また、前記屋内部側には、故障検出用パイ
ロット信号を発生する1台のパイロット信号発振器と、
このパイロット信号発振器から出力されるパイロット信
号を前記複数のフィーダの一つへ送出すると共に当該フ
ィーダを介して伝送されてくる当該屋外受信増幅器の出
力信号を分離出力する屋内部側サーキュレータと、この
屋内部側サーキュレータにより分離出力された信号およ
び他のフィーダを介して伝送されてくる他の屋外受信増
幅器の出力信号の一部をそれぞれ分岐する複数の方向性
結合器と、これら複数の方向性結合器により分岐された
信号をそれぞれ受けていずれか一つを順次選択する同軸
切替器と、この同軸切替器により選択された信号を受信
し前記パイロット信号を抽出してその信号レベルに基づ
き屋外受信増幅器の故障を検出する1台のパイロット信
号受信器とを備えるようにしてもよい。
【0015】本発明の屋外受信増幅器の故障検出装置
は、複数の受信専用アンテナおよび複数の送受信アンテ
ナを使用する空間ダイバーシチアンテナ方式の移動無線
基地局における屋外受信増幅器の故障検出装置であっ
て、アンテナ直下に設けられて前記複数の受信専用アン
テナの受信信号をそれぞれ増幅する複数の屋外受信増幅
器および前記複数の送受信アンテナの受信信号をそれぞ
れ増幅する複数の屋外受信増幅器を有する屋外部側と、
前記複数の受信専用アンテナに対応する基地局受信機お
よび前記複数の送受信アンテナに対応する複数の基地局
送信機並びに基地局受信機を有し前記屋外部側の前記複
数の屋外受信増幅器と複数のフィーダを介して接続され
る屋内部側とに分離される屋外受信増幅器の故障検出装
置において、前記屋内部側には、故障検出用パイロット
信号を発生する1台のパイロット信号発振器と、このパ
イロット信号発振器から出力されるパイロット信号を前
記複数の受信専用アンテナ系統のフィーダの一つを介し
て前記屋外部側へ送出すると共に当該フィーダを介して
前記屋外部側から伝送されてくる当該屋外受信増幅器の
出力信号を分離出力する屋内部側サーキュレータと、こ
の屋内部側サーキュレータにより分離出力された信号お
よび他のフィーダを介して伝送されてくる他の受信専用
アンテナ系統の複数の屋外受信増幅器の出力信号並びに
前記複数の送受信アンテナ系統の複数の屋外受信増幅器
の出力信号の一部をそれぞれ分岐する複数の方向性結合
器と、これら複数の方向性結合器により分岐出力された
信号をそれぞれ受けていずれか一つを順次選択する同軸
切替器と、この同軸切替器により選択された信号を受信
し前記パイロット信号を抽出してその信号レベルに基づ
き屋外受信増幅器の故障を検出する1台のパイロット信
号受信器とを備え、また、前記屋外部側には、前記受信
専用アンテナ系統の複素のフィーダの一つを介して前記
屋内部側から伝送されてくる前記パイロット信号を分離
出力すると共に当該屋外受信増幅器の出力信号を当該フ
ィーダへ送出する屋外部側サーキュレータと、この屋外
部側サーキュレータから分離出力されたパイロット信号
を分配する分配器と、前記受信専用アンテナ系統の複数
の屋外受信増幅器および前記送受信アンテナ系統の複数
の屋外受信増幅器の入力側にそれぞれ設けられて前記分
配器により分配されたパイロット信号を受信信号に付加
する複数の方向性結合器とを備える。
【0016】
【発明の実施の形態】次に本発明について図面を参照し
て説明する。
【0017】一般に、空間ダイバーシチアンテナ方式の
移動無線基地局は、図4にその一例を示すように、受信
専用アンテナ1および送受信アンテナ2を備えてダイバ
ーシチ方式により移動局との通信を行うようにしてい
る。ここで、屋外部3はアンテナ直下の屋外に設けら
れ、また屋内部4は屋内に設置されてフィーダ(伝送線
路)5,6を介して屋外部3と接続されている。
【0018】屋外部3の受信専用アンテナ1系統は、所
定の受信信号を抽出する受信帯域フィルタ(BPF)1
1と、受信帯域フィルタ(BPF)11を通過した受信
専用アンテナ1の受信信号を増幅する屋外受信増幅器1
2と、フィーダ5を介して屋内部4から供給される直流
電流を分離して屋外受信増幅器12,22へ供給すると
共に屋外受信増幅器12の出力信号をフィーダ5へ出力
する直流分離器13とを有している。
【0019】また、屋外部3の送受信アンテナ2系統
は、送受信アンテナ2へ送信信号を供給すると共に送受
信アンテナ2の受信信号を分離出力するアンテナ共用器
(DUP)21と、アンテナ共用器(DUP)21によ
り分離された受信信号を増幅する屋外受信増幅器22
と、屋外受信増幅器22の出力信号をフィーダ6を介し
て屋内部4へ送出すると共にフィーダ6を介して屋内部
4から伝送されてくる送信信号を分離出力するアンテナ
共用器(DUP)23とを有している。
【0020】一方、屋内部4の受信専用アンテナ1系統
は、フィーダ5を介して屋外部3から伝送されてくる受
信信号を分離して基地局受信機(RX)16へ出力する
と共に屋外部3の屋外受信増幅器12,22へ供給する
直流電流をフィーダ5を介して送出するための直流重畳
器14と、直流電流を生成する電源15と、受信専用ア
ンテナ1に対応する基地局受信機(RX)16とを有し
ている。
【0021】また、屋内部4の送受信アンテナ2系統
は、フィーダ6を介して屋外部3から伝送されてくる受
信信号を分離して基地局受信機(RX)25へ出力する
と共に、基地局送信機(TX)26から出力される送信
信号をフィーダ6を介して屋外部3へ送出するアンテナ
共用器(DUP)24と、送受信アンテナ2に対応する
基地局受信機(RX)25および基地局送信機(TX)
26とを有している。
【0022】なお、直流分離器13および直流重畳器1
4は、直流電流を阻止するコンデンサと信号を阻止する
インダクタンスにより構成され、フィーダ5,6の同軸
中心導体を利用して直流電流を伝送する。
【0023】ここで、移動局(例えば携帯電話端末)へ
向けて送信する送信信号は、屋内部4の基地局送信機
(TX)26からアンテナ共用器(DUP)24および
フィーダ6を介して屋外部3へ送出され、屋外部3のア
ンテナ共用器(DUP)23およびアンテナ共用器(D
UP)21を経由して送受信アンテナ2から送信され
る。なお、アンテナ共用器(DUP)21,23,24
は、送信信号を通過させる帯域フィルタと受信信号を通
過させる帯域フィルタとで構成される。
【0024】また、移動局から到来する受信信号は、受
信専用アンテナ1および送受信アンテナ2により受信さ
れる。そして、受信専用アンテナ1により受信された信
号は、受信帯域フィルタ(BPF)11を通過して屋外
受信増幅器12に入力して増幅され、直流分離器13お
よびフィーダ5を経由して屋内部4へ伝送された後、屋
内部4の直流重畳器14を通過して基地局受信機(R
X)16へ供給される。一方、送受信アンテナ2により
受信された信号は、アンテナ共用器(DUP)21によ
り分離されて屋外受信増幅器22に入力し増幅され、ア
ンテナ共用器(DUP)23およびフィーダ6を経由し
て屋内部4へ伝送された後、屋内部4のアンテナ共用器
(DUP)24を介して基地局受信機(RX)25へ供
給される。図1は本発明の一実施形態を示すブロック図
である。
【0025】図4に示した空間ダイバーシチアンテナ方
式の移動無線基地局に適用した場合を示している。ここ
で、点線で囲んだ部分が屋外受信増幅器の故障検出装置
7であり、屋内部4側および屋外部3側にそれぞれ分れ
て設けられている。
【0026】屋内部4側には、故障検出用のパイロット
信号を発生するパイロット信号発振器71と、パイロッ
ト信号発振器71から出力されるパイロット信号をフィ
ーダ5へ送出すると共にフィーダ5を介して伝送されて
くる屋外受信増幅器12の出力信号を分離出力するサー
キュレータ72と、サーキュレータ72により分離出力
される屋外受信増幅器12の出力信号の一部を分岐する
方向性結合器77と、方向性結合器77により分岐され
た信号からパイロット信号を抽出してその信号レベルに
基づき屋外受信増幅器12の故障を検出するパイロット
信号受信器79と、アンテナ共用器(DUP)24によ
り分離された屋外受信増幅器22の出力信号の一部を分
岐する方向性結合器78と、方向性結合器78により分
岐された信号からパイロット信号を抽出してその信号レ
ベルに基づき屋外受信増幅器22の故障を検出するパイ
ロット信号受信器80とが設けられている。
【0027】一方、屋外部3側には、フィーダ5を介し
て屋内部4側から伝送されてくるパイロット信号を分離
出力すると共に屋外受信増幅器12の出力信号をフィー
ダ5へ出力するサーキュレータ73と、サーキュレータ
73から出力されるパイロット信号を2分配する分配器
74と、屋外受信増幅器12の入力側に設けられて分配
された一方のパイロット信号を受信専用アンテナ1の受
信信号に付加する方向性結合器75と、屋外受信増幅器
22の入力側に設けられて分配された他方のパイロット
信号を送受信アンテナ2の受信信号に付加する方向性結
合器76とが設けられている。
【0028】次に動作を説明する。
【0029】図1において、屋内部4側のパイロット信
号発振器71から出力されるパイロット信号は、サ−キ
ュレータ72を介してフィーダ5へ注入され、フィーダ
5を通って屋外部3側へ送出される。なお、パイロット
信号としては、受信信号に影響を与えることなく、且つ
アンテナから漏洩して妨害を与えない範囲の周波数およ
び信号レベルに設定される。一般に、移動無線通信にお
いては、受信信号の周波数帯域は送信信号の周波数帯域
よりも低い周波数帯域を使用するので、パイロット信号
の周波数は受信信号よりも低い周波数を使用する。
【0030】フィーダ5を介して屋外部3側へ送出され
たパイロット信号は、屋外部3側のサーキュレータ73
により分離されて分配器74へ供給されて2分配され
る。
【0031】分配器74により2分配されたパイロット
信号は、屋外受信増幅器12および22の入力側にそれ
ぞれ設けられた方向性結合器75および76へそれぞれ
供給され、受信専用アンテナ1の受信信号および送受信
アンテナ2の受信信号にそれぞれ付加されて屋外受信増
幅器12および22によりそれぞれ増幅される。 屋外受信増幅器12の出力信号、つまり、増幅された受
信専用アンテナ1の受信信号およびパイロット信号は、
サーキュレータ73およびフィーダ5を介して屋内部4
側へ送出される。また、屋外受信増幅器22の出力信
号、つまり、増幅された送受信アンテナ2の受信信号お
よびパイロット信号は、アンテナ共用器(DUP)23
およびフィーダ6を介して屋内部4側へ送出される。 フィーダ5を介して屋内部4側へ送出された屋外受信増
幅器12の出力信号は、サーキュレータ72および方向
性結合器77を通過して基地局受信機(RX)16へ入
力されると共に、方向性結合器77により信号の一部が
分岐されてパイロット信号受信器79へ供給される。 一方、フィーダ6を介して屋内部4側へ送出された屋外
受信増幅器22の出力信号は、アンテナ共用器(DU
P)24により分離されて方向性結合器78を通過し基
地局受信機(RX)25へ入力されると共に、方向性結
合器78により信号の一部が分岐されてパイロット信号
受信器80へ供給される。 パイロット信号受信器79および80は同じ構成であ
り、入力信号からパイロット信号を抽出してその信号レ
ベルを検出し、検出レベルが予め定められた規定値未満
であるならば、屋外受信増幅器が故障したと判断して故
障を通報する。 ところで、サーキュレータ72には、パイロット信号発
振器71から出力されるパイロット信号と、屋外受信増
幅器12で増幅されて再び戻ってくるパイロット信号と
の2つのパイロット信号が混在することになる。この2
つのパイロット信号の位相差が180度の場合には互い
に打ち消し合ってしまうので、位相差が180度になら
ないようにパイロット信号の周波数を設定する。
【0032】また、パイロット信号がアンテナから漏洩
して妨害を与えないようにするために、受信帯域フィル
タ(BPF)11およびアンテナ共用器(DUP)21
としては、パイロット信号を通過させない帯域特性のも
のを用いる。また、アンテナ共用器(DUP)23,2
4としてはパイロット信号を通過させる帯域特性のもの
を用いる。
【0033】このようにすることにより、パイロット信
号発振器およびパイロット信号受信器を屋内部側に設置
することができ、また、従来のように故障信号を伝送す
るための信号線を別に設置する必要はない。 次にパイロット信号の経路およびその信号レベルについ
て説明する。
【0034】まず前提条件として、例えば、各フィーダ
5,6によるパイロット信号の減衰量は−5(dB)と
し、各屋外受信増幅器12,22の電力利得は30(d
B)とする。また、サーキュレータ72,73、直流重
畳器14、直流分離器13、アンテナ共用器(DUP)
21,23、24における損失は無いものとする。更
に、分配器74によりパイロット信号は−3(dB)で
分配されるものとし、方向性結合器75,76,77,
78の結合量は−20(dB)とする。
【0035】いま、例えば、パイロット信号発振器71
から出力されるパイロット信号の信号レベルを−10
(dBm)としたとき、フィーダ5を介して分配器74
に入力するときパイロット信号のレベルは、フィーダ5
での損失が−5(dB)であるので、−15(dBm)
となる。そして、分配器74によって2分配されて−1
8(dBm)のパイロット信号が方向性結合器75,7
6にそれぞれ供給される。
【0036】2分配された一方のパイロット信号は、受
信専用アンテナ1側の屋外受信増幅器12の入力側に設
けられた方向性結合器75により−20(dB)減衰し
て−38(dBm)のパイロット信号として屋外受信増
幅器12に入力し、+30(dB)増幅される。すなわ
ち、屋外受信増幅器12から出力されるパイロット信号
レベルは−8(dBm)となる。
【0037】屋外受信増幅器12から出力される−8
(dBm)のパイロット信号は、フィーダ5を再び通過
して−13(dBm)となって屋内部4側の方向性結合
器77に入力し、結合量−20(dB)で抽出され、−
33(dBm)のパイロット信号としてパイロット信号
受信器79に入力する。
【0038】一方、2分配された他方のパイロット信号
は、送受信アンテナ2側の屋外受信増幅器22の入力側
に設けられた方向性結合器76により−20(dB)減
衰して−38(dBm)のパイロット信号として屋外受
信増幅器22に入力し、+30(dB)増幅され、−8
(dBm)のパイロット信号として屋外受信増幅器22
から出力される。
【0039】屋外受信増幅器22から出力される−8
(dBm)のパイロット信号は、フィーダ6を通過して
−13(dBm)となって屋内部4側の方向性結合器7
8に入力し、結合量−20(dB)で抽出され、−33
(dBm)のパイロット信号としてパイロット信号受信
器80に入力する。
【0040】パイロット信号受信器79,80は、入力
する−33(dBm)のパイロット信号レベルを監視
し、例えば、正常なレベル−33(dBm)よりも10
(dB)低下した−43(dBm)以下になったとき
に、すなわち、屋外受信増幅器12,22の電力利得が
10(dB)以上減少したときに、屋外受信増幅器が故
障したと判定し、故障通報を発する。
【0041】図2は本発明の他の実施形態の一例を示す
ブロック図であり、屋内部4側のみを示している。図示
省略した屋外部3側およびアンテナ1,2は図1に示し
たものと同じである。 図2において、図1に示したものとの相違点はパイロッ
ト信号受信器を共用している点である。すなわち、屋内
部4側には、故障検出用のパイロット信号を発生するパ
イロット信号発振器71と、パイロット信号発振器71
から出力されるパイロット信号をフィーダ5へ送出する
と共にフィーダ5を介して伝送されてくる屋外受信増幅
器12の出力信号を分離出力するサーキュレータ72
と、サーキュレータ72により分離出力される屋外受信
増幅器12の出力信号の一部を分岐する方向性結合器7
7と、アンテナ共用器(DUP)24により分離された
屋外受信増幅器22の出力信号の一部を分岐する方向性
結合器78と、方向性結合器77,78によりそれぞれ
分岐された信号のいずれか一方を選択する同軸切替器8
1と、同軸切替器81により選択された信号からパイロ
ット信号を抽出してその信号レベルに基づき屋外受信増
幅器12,22の故障を検出するパイロット信号受信器
79とが設けられている。
【0042】このようにして、同軸切替器81により方
向性結合器77,78の分岐出力を周期的に切り替える
ことにより、一台のパイロット信号受信器79を共用し
て屋外受信増幅器12,22の両方の故障を監視し検出
できる。 図3は、セクタ化された空間ダイバーシチアンテナ方式
の移動無線基地局に適用した場合を示し、ここでは3つ
にセクタ化されている。 すなわち、受信専用アンテナ1−1,1−2,1−3に
対応する屋外受信増幅器12−1,12−2,12−3
および送受信アンテナ2−1,2−2,2−3に対応す
る屋外受信増幅器22−1,22−2,22−3が屋外
部3側にそれぞれ設けられ、受信専用アンテナ系統のフ
ィーダ5−1,5−2,5−3および送受信アンテナ系
統のフィーダ6−1,6−2,6−3を介して屋内部4
側とそれぞれ接続されている。 屋内部4側には、故障検出用のパイロット信号を発生す
る1台のパイロット信号発振器71と、パイロット信号
発振器71から出力されるパイロット信号をフィーダ5
−1へ送出すると共にフィーダ5−1を介して伝送され
てくる屋外受信増幅器12−1の出力信号を分離出力す
るサーキュレータ72と、サーキュレータ72により分
離出力される屋外受信増幅器12−1の出力信号の一部
を分岐する方向性結合器77−1と、フィーダ5−2,
5−3を介して伝送されてくる屋外受信増幅器12−
2,12−3の出力信号の一部を分岐する方向性結合器
77−2,77−3と、アンテナ共用器(DUP)24
−1,24−2,24−3によりそれぞれ分離された屋
外受信増幅器22−1,22−2,22−3の出力信号
の一部を分岐する方向性結合器78−1,78−2,7
8−3と、方向性結合器77−1,77−2,77−
3,78−1,78−2,78−3によりそれぞれ分岐
された信号をそれぞれ受けていずれか一つを順次選択す
る同軸切替器83と、同軸切替器83により選択された
信号からパイロット信号を抽出してその信号レベルに基
づき屋外受信増幅器12−1,12−2,12−3,2
2−1,22−2,22−3の故障を検出する1台のパ
イロット信号受信器79とが設けられている。
【0043】一方、屋外部3側には、フィーダ5−1を
介して屋内部側から伝送されてくるパイロット信号を分
離出力すると共に屋外受信増幅器12−1の出力信号を
フィーダ5へ出力するサーキュレータ73と、サーキュ
レータ73により分離されるパイロット信号を6分配す
る分配器82と、屋外受信増幅器12−1,12−2,
12−3,22−1,22−2,22−3の入力側にそ
れぞれ設けられて分配されたパイロット信号を受信信号
に付加する方向性結合器75−1,75−2,75−
3,76−1,76−2,76−3とが設けられてい
る。
【0044】このように、屋内部側に設けた1台のパイ
ロット信号発振器から出力されるパイロット信号を、サ
ーキュレータにより受信専用アンテナ系統のいずれか一
つのフィーダを介して屋外部側に伝送し、屋外部側で
は、屋外部側から伝送されてきたパイロット信号を分配
して複数の屋外受信増幅器に受信信号と共に入力し、複
数の屋外受信増幅器の出力信号を屋内部側へ伝送し、屋
内部側では複数の屋外受信増幅器の出力信号の一部をそ
れぞれ分岐し、複数の分岐出力を同軸切替器により順次
選択して1台のパイロット信号受信器に入力し、パイロ
ット信号レベルが規定値を満たすか否かを判定すること
により、屋内部側に設けた1台のパイロット信号発振器
および1台のパイロット信号受信器により、屋内部の複
数の屋外受信増幅器の故障を簡単に監視できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、屋
内部側(局舎内)にパイロット信号発振器およびパイロ
ット信号受信器を設置してアンテナ直下の複数の屋外受
信増幅器の故障検出を可能とすることができるので、パ
イロット信号発振器およびパイロット信号受信器の保守
が容易にでき、従来のように故障信号を伝送するための
信号線を別に設置する必要はない。また、複数の方向性
結合器により分岐された複数の屋外受信増幅器の出力を
同軸切替器に入力し、順次選択してパイロット信号受信
器に入力することにより、1台のパイロット信号受信器
を共用して複数の屋外受信増幅器の故障を簡単に監視で
き、コストを抑えた故障検出を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の一実施形態を示すブロック図で
ある。
【図2】本発明の他の実施形態の一例を示すブロック図
である。
【図3】セクタ化された空間ダイバーシチアンテナ方式
の移動無線基地局に適用した場合の一例を示すブロック
図である。
【図4】空間ダイバーシチアンテナ方式の移動無線基地
局の一例を示すブロック図である。
【符号の説明】
1 受信専用アンテナ 2 送受信アンテナ 3 屋外部 4 屋内部 5,6 フィーダ 7 屋外受信増幅器の故障検出装置 12,22 屋外受信増幅器 21,23,24 アンテナ共用器(DUP) 71 パイロット信号発振器 72,73 サーキュレータ 74,82 分配器 75,76,77,78 方向性結合器 79,80 パイロット信号受信器 81,83 同軸切替器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の受信アンテナを使用する空間ダイ
    バーシチアンテナ方式の移動無線基地局における屋外受
    信増幅器の故障検出装置であって、アンテナ直下に設け
    られて前記複数の受信アンテナの受信信号をそれぞれ増
    幅する複数の屋外受信増幅器を有する屋外部側と、前記
    複数の屋外受信増幅器にそれぞれ対応する複数の基地局
    受信機を有し前記屋内部側と複数のフィーダを介して接
    続される屋内部側とに分離される屋外受信増幅器の故障
    検出装置において、 故障検出用パイロット信号を前記フィーダを介して前記
    屋内部側から前記屋外部側へ伝送し、前記屋外部側では
    前記屋内部側から伝送されてきた前記パイロット信号を
    前記複数の屋外受信増幅器へ受信信号と共にそれぞれ入
    力し、前記複数の屋外受信増幅器の出力信号を前記フィ
    ーダを介して前記屋内部側へそれぞれ伝送し、前記屋内
    部側では前記フィーダを介して伝送されてくる前記複数
    の屋外受信増幅器の出力信号の一部をそれぞれ分岐し、
    これら分岐された信号を受信して前記パイロット信号の
    レベルを検出し故障を検出することを特徴とする屋外受
    信増幅器の故障検出装置。
  2. 【請求項2】 複数の受信アンテナを使用する空間ダイ
    バーシチアンテナ方式の移動無線基地局における屋外受
    信増幅器の故障検出装置であって、アンテナ直下に設け
    られて前記複数の受信アンテナの受信信号をそれぞれ増
    幅する複数の屋外受信増幅器を有する屋外部側と、前記
    複数の屋外受信増幅器にそれぞれ対応する複数の基地局
    受信機を有し前記屋内部側と複数のフィーダを介して接
    続される屋内部側とに分離される屋外受信増幅器の故障
    検出装置において、 前記屋内部側には、故障検出用パイロット信号を発生す
    る1台のパイロット信号発振器と、このパイロット信号
    発振器から出力されるパイロット信号を前記複数のフィ
    ーダの一つへ送出すると共に当該フィーダを介して前記
    屋外部側から伝送されてくる当該屋外受信増幅器の出力
    信号を分離出力する屋内部側サーキュレータと、この屋
    内部側サーキュレータにより分離出力された信号および
    他のフィーダを介して伝送されてくる他の屋外受信増幅
    器の出力信号の一部をそれぞれ分岐する複数の方向性結
    合器と、これら複数の方向性結合器により分岐された信
    号をそれぞれ受信し前記パイロット信号を抽出してその
    信号レベルに基づき屋外受信増幅器の故障をそれぞれ検
    出する複数のパイロット信号受信器とを備えることを特
    徴とする屋外受信増幅器の故障検出装置。
  3. 【請求項3】 前記屋内部側には、故障検出用パイロッ
    ト信号を発生する1台のパイロット信号発振器と、この
    パイロット信号発振器から出力されるパイロット信号を
    前記複数のフィーダの一つへ送出すると共に当該フィー
    ダを介して伝送されてくる当該屋外受信増幅器の出力信
    号を分離出力する屋内部側サーキュレータと、この屋内
    部側サーキュレータにより分離出力された信号および他
    のフィーダを介して伝送されてくる他の屋外受信増幅器
    の出力信号の一部をそれぞれ分岐する複数の方向性結合
    器と、これら複数の方向性結合器により分岐された信号
    をそれぞれ受けていずれか一つを順次選択する同軸切替
    器と、この同軸切替器により選択された信号を受信し前
    記パイロット信号を抽出してその信号レベルに基づき屋
    外受信増幅器の故障を検出する1台のパイロット信号受
    信器とを備えることを特徴とする請求項2記載の屋外受
    信増幅器の故障検出装置。
  4. 【請求項4】 前記屋外部側には、前記複数のフィーダ
    の一つを介して前記屋内部側から伝送されてくる前記パ
    イロット信号を分離出力すると共に当該屋外受信増幅器
    の出力信号を当該フィーダへ送出する屋外部側サーキュ
    レータと、この屋外部側サーキュレータから分離出力さ
    れたパイロット信号を分配する分配器と、前記複数の屋
    外受信増幅器の入力側にそれぞれ設けられて前記分配器
    により分配されたパイロット信号を受信信号に付加する
    複数の方向性結合器とを備えることを特徴とする請求項
    2記載の屋外受信増幅器の故障検出装置。
  5. 【請求項5】 複数の受信専用アンテナおよび複数の送
    受信アンテナを使用する空間ダイバーシチアンテナ方式
    の移動無線基地局における屋外受信増幅器の故障検出装
    置であって、アンテナ直下に設けられて前記複数の受信
    専用アンテナの受信信号をそれぞれ増幅する複数の屋外
    受信増幅器および前記複数の送受信アンテナの受信信号
    をそれぞれ増幅する複数の屋外受信増幅器を有する屋外
    部側と、前記複数の受信専用アンテナに対応する基地局
    受信機および前記複数の送受信アンテナに対応する複数
    の基地局送信機並びに基地局受信機を有し前記屋外部側
    の前記複数の屋外受信増幅器と複数のフィーダを介して
    接続される屋内部側とに分離される屋外受信増幅器の故
    障検出装置において、 前記屋内部側には、故障検出用パイロット信号を発生す
    る1台のパイロット信号発振器と、このパイロット信号
    発振器から出力されるパイロット信号を前記複数の受信
    専用アンテナ系統のフィーダの一つを介して前記屋外部
    側へ送出すると共に当該フィーダを介して前記屋外部側
    から伝送されてくる当該屋外受信増幅器の出力信号を分
    離出力する屋内部側サーキュレータと、この屋内部側サ
    ーキュレータにより分離出力された信号および他のフィ
    ーダを介して伝送されてくる他の受信専用アンテナ系統
    の複数の屋外受信増幅器の出力信号並びに前記複数の送
    受信アンテナ系統の複数の屋外受信増幅器の出力信号の
    一部をそれぞれ分岐する複数の方向性結合器と、これら
    複数の方向性結合器により分岐出力された信号をそれぞ
    れ受けていずれか一つを順次選択する同軸切替器と、こ
    の同軸切替器により選択された信号を受信し前記パイロ
    ット信号を抽出してその信号レベルに基づき屋外受信増
    幅器の故障を検出する1台のパイロット信号受信器とを
    備えることを特徴とする屋外受信増幅器の故障検出装
    置。
  6. 【請求項6】 前記屋外部側には、前記受信専用アンテ
    ナ系統の複素のフィーダの一つを介して前記屋内部側か
    ら伝送されてくる前記パイロット信号を分離出力すると
    共に当該屋外受信増幅器の出力信号を当該フィーダへ送
    出する屋外部側サーキュレータと、この屋外部側サーキ
    ュレータから分離出力されたパイロット信号を分配する
    分配器と、前記受信専用アンテナ系統の複数の屋外受信
    増幅器および前記送受信アンテナ系統の複数の屋外受信
    増幅器の入力側にそれぞれ設けられて前記分配器により
    分配されたパイロット信号を受信信号に付加する複数の
    方向性結合器とを備えることを特徴とする請求項5記載
    の屋外受信増幅器の故障検出装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008136065A1 (ja) * 2007-04-19 2008-11-13 Fujitsu Limited 受信増幅器および受信装置
JP2009153010A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Fujitsu Ltd Rfアンプ監視装置およびrfアンプ監視方法
EP2136490A1 (en) 2008-06-16 2009-12-23 Fujitsu Ltd. Receiving System

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