JP2002222164A - サービス要求再構成システム - Google Patents

サービス要求再構成システム

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JP2002222164A
JP2002222164A JP2001017824A JP2001017824A JP2002222164A JP 2002222164 A JP2002222164 A JP 2002222164A JP 2001017824 A JP2001017824 A JP 2001017824A JP 2001017824 A JP2001017824 A JP 2001017824A JP 2002222164 A JP2002222164 A JP 2002222164A
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Jun Watanabe
準 渡邉
Naoki Hiraoka
直樹 平岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】運用管理者が再構成を行うことによる時間のロ
ス、操作ミスを防止すること。 【解決手段】サービス要求再構成システム202の経路
指示処理部205に経路情報テーブル504を、各ノー
ドに存在する運用コマンド実行処理部209に個別コマ
ンド判定テーブル704、実行状態監視テーブル708
を具備させる。これらを用いて、入力された運用コマン
ドをサービスの経路上のノードに逐次転送および実行す
ることで、運用管理者の起動/停止等の運用コマンド操
作による再構成を容易にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワークで接
続された複数のマシンからなり多様な業務を行うサービ
ス要求再構成システムに関し、クライアントマシンから
サービス要求を受信した際に使用する経路指示情報にあ
わせて、運用コマンド操作により各ノードの転送処理部
の起動/停止等の再構成を行う運用方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の情報処理装置およびネットワーク
の発達により、例えば独自の通信プロトコルで銀行等の
基幹業務を扱うサーバーとテレフォンバンキングサービ
スを提供するサーバー、あるいはインターネットに接続
した携帯可能な情報処理端末とでデータの交換を行うと
いった、既存のシステムと新規システムを組み合わせて
新しいサービスを提供する仕組みが求められている。従
来のこのような技術には、特開平4-299758、特開平3-14
8739、米国特許第5193056等がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】先に述べた従来技術に
おいては、異なるアプリケーションの間に存在するデー
タ形式の差異および、通信プロトコルの差異を解決する
ことについて記載されているが、接続するアプリケーシ
ョン、すなわち提供するサービスが増加した場合の、サ
ービス要求再構成システムの管理をより簡単に行う点に
ついては十分に記載されていない。
【0004】本発明の目的は、上記の課題を解決し、サ
ービスの起動/停止といったサービスの再構成時に、予
め設定した経路情報によって、起動/停止等の運用コマ
ンド操作による再構成がより容易にできるサービス要求
再構成システムを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する一つ
の手段としては、クライアントマシンからサービス要求
を受け、経路指示情報にしたがって、ネットワークで接
続された複数のマシンからなる多様な業務を提供するサ
ービス要求再構成システムであって、システムの運用コ
マンドの転送を、その時点の経路指示情報の内容にした
がって行わせる運用コマンド実行処理手段を備えること
により達成することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面に従って説明する。ま
ず、システムの構成について説明し、構成を説明した後
に全体の動作を説明する。
【0007】図1は、サービス要求再構成システムを適
用したシステム全体の構成を示したものである。本シス
テムは、複数のクライアントマシン(201)、サービ
ス要求再構成システム(202)、運用管理マシン(2
08)、複数のサーバシステム(210、212)とを
有し、ネットワーク(211)で接続されている。
【0008】以下、各部の構成について説明する。まず
クライアントマシンについて説明する。図2は、クライ
アントマシン(201)の構成を示した図である。クラ
イアントマシン(201)は、サービス要求再構成シス
テム(202)とネットワーク(211)を介して接続
され、経営・顧客情報等必要な情報を取り出す。これ
は、パーソナルコンピュータ、ワークステーションなど
の計算機により実現される。クライアントマシン(20
1)は図12に示すように、ユーザに入力されたサービ
ス要求を要求入出力処理部(301)により受け付け、
該要求を要求送出処理部(302)により、サービス要
求再構成システム(202)の入口ノード(203)の
転送処理部(207)へ送信する処理を行う。
【0009】次に、サービス要求再構成システム(20
2)について説明する。サービス要求再構成システム
は、図1に示すようにネットワーク(211)で接続さ
れた複数のマシンからなる。サービス要求再構成システ
ム(202)は、様々なマシンからのサービス要求を受
け付け、勘定系等のバックエンドのサーバシステム(2
10、212)にサービス要求を振り分け、多様な業務
を行うシステムである。
【0010】サービス要求再構成システム(202)
は、入口ノード(203)、中間ノード(206)、出
口ノード(207)、経路指示処理部(205)、経路
情報テーブル(504)を有している。ここで、ノード
とは、サービス要求再構成システム(202)に存在
し、サービス要求の転送処理または運用コマンドの実行
を行うことができる集合を表している。それぞれのノー
ドは1つ以上の転送処理部(204)および運用コマン
ド実行処理部(209)により構成される。
【0011】入口ノード(203)は、クライアントマ
シン(201)または運用管理マシン(208)からの
サービス要求コマンドを受け付け、経路指示処理部(2
05)にそのサービスを遂行するための経路を問い合わ
せ、次ノードに要求を転送する処理を行う。入口ノード
が経路指示処理部(205)へ問い合わせを行う場合、
図8に示すような経路要求メッセージを送る。この経路
要求メッセージは運用管理マシン(208)のみが使用
する部分と、クライアントマシン(201)および運用
管理マシン(208)が共通して使用する部分に分かれ
ている。サービス名(901)は、サーバシステムで行
われるサービスを特定するものである。経路上ノード名
(902)は、経路指示処理部(205)で確定した経
路情報が格納される。参照カウント(903)は、サー
ビス要求再構成システム(202)上のある一つのノー
ドが、いくつのサービスによって利用されているかを示
すものである。これにより、他サービスが使用している
ノードを停止することを防ぐ。運用コマンド種別(90
4)は、運用管理者が運用管理マシン(208)により
格納されるものである。尚、運用コマンドについては後
述する。中間ノード(206)は、入口ノード(20
3)から送信された要求を実行するために必要な出口ノ
ード(207)を呼び出し、その結果を判断し、まとめ
て入口ノード(203)に返信する。
【0012】出口ノード(207)は、バックエンドの
サーバシステム(勘定系システム等)にサービス要求を
出し、応答を中間ノード(206)へ返信する。
【0013】次に、それぞれのノードを構成する転送処
理部(204)、運用コマンド実行処理部(209)に
ついて説明する。
【0014】図3は、転送処理部(204)の構成を示
したものであり、要求受付処理部(401)、要求内容
解析処理部(402)、経路問い合わせ処理部(40
3)、要求送出処理部(404)、運用コマンド転送処
理部(405)を有している。
【0015】転送処理部(204)は、クライアントマ
シン(201)より送信されるサービス要求や、運用管
理マシン(208)より送信される運用コマンドを受け
付けてその内容を解析し、経路指示処理部(205)か
ら受信した経路情報に従ってサービス要求または運用コ
マンドを送出するものである。転送処理部(204)の
処理フローを図13に示すが、詳細については後述す
る。
【0016】図6は運用コマンド実行処理部(209)
の構成を示したものであり、運用コマンド受付処理部
(701)、運用コマンド発行処理部(702)、個別
コマンド行使処理部(703)、起動停止通知処理部
(706)、状態情報受付処理部(707)、個別コマ
ンド判定テーブル(704)、起動停止数カウンタ(7
05)および実行状態監視テーブル(708)を有して
いる。
【0017】実行状態監視テーブル(708)は、サー
ビス要求再構成システム(202)のノードを停止させ
る場合、出口ノード(207)から順に停止させるため
に用いる。これにより、停止コマンド発行前の仕掛かり
中の要求が中断されることを防止する。尚、実行状態監
視テーブル(708)の構成を図12に示す。また、起
動停止数カウンタ(705)は、サービス要求再構成シ
ステム(202)上の一つのノードにいくつの転送処理
部(204)のプロセスが起動しているかを示す値が格
納されている。これを用いて、サービス縮小時にすべて
の転送処理部(204)が停止されることを防ぐ。
【0018】運用コマンド実行処理部(209)は、転
送処理部(204)、経路指示処理部(205)、運用
管理マシン(208)より送付される運用コマンドを受
け付け、該ノードの転送処理部(204)に対して後述
の個別コマンドを行使し、結果を返す。運用コマンド処
理部の処理フローを図16に示すが、動作については後
述する。
【0019】図9は、経路情報テーブル(504)を示
したものである。経路情報テーブル(504)は、サー
ビス要求再構成システム(202)の動作開始前に、予
めサービス要求毎の経路上ノードを定義しておくデータ
である。経路指示処理部(205)によりサービス名を
キーとして検索される。また、サービス要求に対する指
示状態(1003)の運用中/停止中という情報を管理
する。
【0020】図4は、経路指示処理部(205)の構成
を示したものであり、経路要求受付処理部(501)、
運用コマンド解析処理部/個別コマンド行使処理部(5
02)、経路情報検索処理部(503)、経路情報テー
ブル(504)、運用コマンド創出処理部(505)、
起動停止受付処理部(506)、個別コマンド判定テー
ブルを有している。経路指示処理部(205)は、転送
処理部(204)より受信した要求により、経路情報テ
ーブル(504)に基づいてサービス要求毎の経路上ノ
ード名を返信する。また、転送処理部204より受信し
た運用コマンドを解析し、運用コマンド実行処理部(2
09)へ起動/停止等の運用コマンドを送付し、コマン
ドの実行結果を経路情報テーブル(504)の情報へ反
映するという処理を行う。
【0021】次に、運用管理マシン(208)について
説明する。図5は運用管理マシン(208)の構成を示
したものである。運用管理マシン(208)は、サービ
ス要求再構成システム(202)の動作を管理する情報
処理端末であり、運用コマンド入出力処理部(60
1)、運用コマンド送出処理部(602)、起動コマン
ド送出処理部(603)を備え、運用管理者(604)
が画面上のサービスの実行状態を見て投入した運用コマ
ンドをサービス要求再構成システム(202)へ送信す
る。
【0022】図1のサーバシステム(210、212)
は、メインフレームなどで構築された勘定系システム、
顧客情報システム等の複数のマシンから構成されるシス
テムである。次に、本システムで使われるコマンドにつ
いて説明する。 サービス指示経路変更コマンド:既存のサービスの指示
経路を変更するためのコマンドである。たとえば、売掛
サービスが、「中間ノード1、出口ノード1、出口ノード
2」と経路設定されていた場合、「中間ノード1、出口ノ
ード1、出口ノード2、出口ノード4」と言った変更を行
う。この場合、出口ノード2は、すでにシステムで使用
済みであるため、コマンド実行時にマシン名を意識する
必要が無いが、出口ノード4は、新規のノードであるた
め、実行時には、マシン名を指定する必要がある。 サービス要求コマンド:サービス要求コマンドは、クラ
イアントマシン(201)からサービス要求再構成シス
テム(202)の入口ノード(203)にサービス要求
を送信するもので、Service_request、サービス名、要
求データ|運用コマンド名(運用コマンドの引数)の形
式で発行する。サービス要求コマンドは、サービス名を
必須の引数とし、さらに要求データまたは運用コマンド
名を引数にとることができる。サービス名には、経路情
報テーブル(504)に登録されたサービス名を指定す
る。要求データはユーザが使用し、サービス名で指定し
たサービスを要求するのに必要なデータを記述する。た
だし、運用コマンド名と同時に指定することができな
い。
【0023】以下にサービス要求コマンドの実際の入力
例を示す。サービス要求コマンドにサービス名と要求デ
ータを与える場合、Service_request、売掛、A社「A社の
売掛金は、\*****です。」の形式で発行する。サービス
要求コマンドにサービス名と運用コマンド名を与え、運
用管理者(604)に運用コマンド発行を要求する場
合、Service_request、売掛、サービス増強「売り掛けサ
ービスを一時停止しました。」の形式で発行する。運用
コマンド:図13、図10に記載した運用コマンドは、
運用管理者(604)が運用管理マシン(208)から
発行する。サービス要求再構成システム(202)が提
供するサービスの開始や停止を制御するコマンドであ
る。
【0024】図10に示す運用コマンドの種類には以下
のものがある。 サービス開始コマンド:経路情報テーブル(504)に
サービス毎に指定された経路上ノードを起動させる。 サービス終了コマンド:経路情報テーブル(504)に
サービス毎に指定された経路上ノードを停止させる。た
だし、他のサービスが使用しているノードの停止は行わ
ない。 サービス一時停止コマンド:経路情報テーブル(50
4)の該当するサービスの指示状態(経路情報の指示を
行うかどうかの状態)を停止中にする。 サービス再開始コマンド:経路情報テーブル(504)
の該当するサービスの指示状態を指示中にする。 サービス増強コマンド:経路情報テーブル(504)に
サービス毎に指定された経路上ノードの実行プロセスを
追加起動する。 サービス縮小コマンド:経路情報テーブル(504)に
サービス毎に指定された経路上ノードの実行プロセスを
停止する。ただし、決してすべてを停止することはなく
少なくとも1つのプロセスは起動状態にする。
【0025】また、図10に示す運用コマンド以外に
も、サービス指示経路の変更やサービスの追加/削除が
必要な場合に使用できる、以下の種類のコマンドがあ
る。 サービス指示経路変更コマンド:既存のサービスの指示
経路を変更する。たとえば、売掛サービスが、「中間ノ
ード1、出口ノード1、出口ノード2」と経路設定されて
いた場合、「中間ノード1、出口ノード1、出口ノード
2、出口ノード4」と言った変更を行う。この場合、出口
ノード2は、すでにシステムにて使用済みであるため、
マシン名を意識する必要が無いが、出口ノード4は、新
規のノードであるため、実行時には、マシン名を指定す
る必要がある。 サービス追加コマンド:経路指示テーブルに記載されて
いないサービスを追加する。追加時には、追加ノードの
マシン名が必要となるが、追加後は既存技術のネーミン
グサービスにて起動マシンを意識しないで運用すること
ができる。 サービス削除コマンド:経路指示テーブルに記載されて
いるサービスを削除する。削除後は、該サービスに対す
る運用コマンドの一切が適用できなくなる。
【0026】個別コマンド:図10に示す運用コマンド
の動きにあわせて、各ノードの転送処理部204に対し
て処理を実行する個別コマンドの種類を以下に示す。 起動コマンド:自ノードの転送処理部(204)の全プ
ロセスを起動させる。 停止コマンド:自ノードの転送処理部(204)の全プ
ロセスを停止させる。 削除コマンド:自ノードの転送処理部(204)の全プ
ロセスを停止させるが、少なくとも一つのプロセスは、
残しておく。 送付/転送開始コマンド:運用コマンドを直接各ノード
に送る。また、指示状態(1003)を運用中にする。 転送停止コマンド:指示状態(1003)を停止中にす
る。 転送開始コマンド:指示状態(1003)を運用中にす
る。 送付コマンド:運用コマンドを直接各ノードに送る。
【0027】次に、本システムの動作について説明す
る。クライアントマシン(201)が複数でも、サーバ
システムが増えても同様の処理で済むため、クライアン
トマシン201が1台、サーバシステムが2システムの
場合についてサービス要求再構成システム(202)に
おける動作を説明する。
【0028】図1において、サーバシステム1(21
0)を勘定系システム、サーバシステム2(212)を
顧客情報システムとする。ここで、クライアントマシン
(201)からのサービス要求を受け付ける入口ノード
(203)と処理を複数の出口ノード(207)へと振
り分ける中間ノード(206)を実行マシンA上で動作
させ、勘定系システムが動作するサーバシステム1(2
10)に接続する出口ノード1(207)と顧客情報シ
ステムが動作するサーバシステム2(212)に接続す
る出口ノード2(207)を実行マシンB上で動作させ
る。
【0029】このとき、クライアントマシン(201)
から入口ノード(203)に送信されたサービス要求
は、経路情報に従って中間ノード(206)を経て出口
ノード1および2に転送される。このようにして、サービ
ス要求再構成システム(202)では、クライアントマ
シン(201)からのサービス要求毎に勘定系システム
と顧客情報システムを連携させたサービスを行うことが
できる。
【0030】(ア)実施例1 クライアントマシン(201)からのサービス要求にお
いて、サービス要求コマンドにサービス名と要求データ
を指定した場合における、本発明の実施例を以下に示
す。この場合におけるクライアントマシン(201)の
処理図を図12に示す。サービス要求再構成システム
(202)にサービスを要求するクライアントマシン
(201)は、クライアントマシン(201)のユーザ
によるサービス要求コマンドの入力(1301)を、図
2に示す要求入出力処理部(301)を通じて受ける。
そして、要求送出処理部(302)を通して入口ノード
(203)にサービス要求を転送する(1302)。
【0031】このとき、クライアントマシン(201)
では、図7に示す転送処理メッセージ形式のユーザデー
タフィールド(801)に必要なデータを格納し、サー
ビス名フィールド(802)に享受するサービス名を格
納し、応答待ち状態になる(1303)。
【0032】入口ノード(203)の転送処理部(20
4)は、図13に示す要求の受付(1401)を図3に
示す要求受付処理部(401)で行う。ここで入口ノー
ド(203)であるかどうかの判定(1402)を要求
内容解析処理部(402)で行う。入口ノード(20
3)であると判定され、経路問い合わせ処理部(40
3)において、クライアントから来たサービス要求を転
送するために経路問い合わせを行う(1403)。
【0033】サービス要求再構成システム(202)で
は、異なる転送プロトコルにより転送処理を行う等、個
々の機能を持った複数の転送処理部(204)を組み合
わせることでサービス要求に対する処理順序が確定して
おり、この組み合わせは経路として、経路指示処理部
(205)が管理している。経路問い合わせ処理時に、
転送処理部(204)は、図8に示す経路要求メッセー
ジ形式のサービス名フィールド(901)にクライアン
トマシン(201)が要求してきたサービス名を格納
し、経路指示処理部(205)に送信する。
【0034】経路指示処理部(205)は、入口ノード
(203)からの要求を図14に示す要求の受付(15
01)として図4の経路要求受付処理部(501)で行
う。つぎに、経路要求メッセージ形式の運用コマンド種
別フィールド(904)での、運用コマンドの有無を運
用コマンド解析処理部/個別コマンド行使処理部(50
2)にて確認する(1502)。
【0035】クライアントマシン(201)からのサー
ビス要求コマンドに運用コマンド名を指定していない場
合は、運用コマンドが無いと判断され(1404)、経
路情報検索処理部(503)が、図9に示す経路情報テ
ーブル(504)を用いて、経路上のノードを確定する
(1503)。該経路情報テーブル(504)は、項目
として、検索キーとなるサービス名(1001)とその
サービスを実行するために必要なノード名の集まりであ
る経路上ノード名(1002)を持つ。
【0036】これらの情報により、クライアントが要求
してきたサービス名を用いてそのサービスを実現するノ
ードの組み合わせを決定することができる。ここで、経
路上ノード名(1002)において特定のノード名に括
弧が付いている場合には、該ノードは起動していないこ
とを示す。該括弧を判断材料として、起動/停止等の運
用コマンドの2重投入を防止することができる。経路情
報テーブル(504)は、サービス毎に指示状態(10
03)を表す項目を持つ。この指示状態(1003)に
は、処理の転送が可能である運用中および処理の転送が
不可能である停止中の二つがある。
【0037】該項目を用いることで、停止中のサービス
に対する要求をキャンセルすることができる。経路情報
検索処理部(503)は、サービス名(1001)をキ
ーとして経路情報テーブル(504)を検索し、指示状
態が運用中でかつ、経路上ノード名(1002)に一つ
も括弧付きのものがない場合のみ、経路情報を出力する
という動作を行う。
【0038】こうして確定した経路情報は、経路要求メ
ッセージ形式の経路上ノード名フィールド(902)に
格納され、呼び出しノードに返信される(1504)。
この後、経路指示処理部(205)は、停止通知がある
かどうか(1518)を起動停止受付処理部(506)
で確認する。この場合は、経路指示処理部(205)の
運用コマンド送出処理部(166)がいっさいの運用コ
マンドを送出しないので、停止通知を待つことなくその
まま処理を終了する。
【0039】経路情報を受け取った転送処理部(20
4)は、図7に示す転送処理メッセージ形式の運用コマ
ンド種別フィールド(806)を調べ運用コマンドがあ
るかどうかを確認する(1404)。この例では、クラ
イアントマシン(201)からのサービス要求であるた
め運用コマンドは存在せず、次ノードに要求を送信する
(1405)。
【0040】この要求を受け取った中間ノード(20
6)の転送処理部(204)では、入口ノード(20
3)でもなく運用コマンドもないので、経路指示情報に
従って、出口ノード1(207)及び出口ノード2(2
07)に処理を転送する。サーバシステム1(210)
およびサーバシステム2(212)の処理結果は、各出
口ノード(207)および中間ノード(206)を経て
入口ノード(203)の転送処理部(204)に返され
る。転送処理部(204)は、受信した処理結果をクラ
イアントマシン(201)に返信(1406)する。
【0041】最後にクライアントマシン(201)は、
応答を受信し(1303)、要求入出力処理部(30
1)を通じて、結果を画面に表示する(1304)。
【0042】(イ)実施例2 運用管理マシン(208)からのサービスの起動/停止
等の運用操作実行時に、サービス要求コマンドにサービ
ス名と運用コマンドを指定した場合に、本発明を適用し
て起動/停止等の運用コマンド操作による再構成を容易
化する実施例を以下に示す。
【0043】(a)準備(運用管理者(604)による
システム立ち上げ時の初期設定) 運用管理者(604)は、まず経路指示処理部(20
5)を起動する。そして、サービス名(1001)とそ
れに対応した経路上ノード名(1002)を入力する。
この情報にしたがって、経路指示処理部(205)は、
経路情報テーブル(504)を作成する。このとき指示
状態(1003)は停止中に設定され、経路上ノード名
(1002)には括弧が付加される。つぎに運用管理者
(604)は、サービスの提供に必要となる全てのノー
ドの運用コマンド実行処理部(209)を起動する。以
下に運用管理マシン(208)からのサービスの起動/
停止等の運用コマンドを実行する場合の流れを示す。
【0044】(b)サービス開始コマンド実行時の流れ 起動/停止等の運用コマンド操作により再構成を要求す
る運用管理マシン(208)は、運用管理者(604)
がクライアントマシン(201)に提供する預金サービ
スを開始するため、サービス開始コマンドをサービス要
求コマンドの運用コマンド名として入力(1601)し
た場合、図5における運用コマンド入出力処理部(60
1)を通じて受ける。
【0045】そして、次にその要求がサービス開始コマ
ンドであるかどうかを確認する(1602)。このとき
のサービス要求は、運用コマンドの1つであるサービス
開始コマンドであるので、運用管理マシン(208)
が、起動コマンド送出処理部(603)を通じて、入口
ノード(203)の運用コマンド実行処理部(209)
に、運用コマンドである旨通知する(1603)。入口
ノード(203)の運用コマンド実行処理部(209)
では、図6の運用コマンド受付処理部(701)を通じ
て図16のサービス要求の受付(1701)が行われ
る。
【0046】そして個別コマンド行使処理部(703)
にて、各ノードの属性と個別コマンド判定テーブル(7
04)と実行状態監視テーブル(708)の組み合わせ
から個別コマンド判定処理(1702)が行われる。こ
の処理により、運用管理者(604)が投入した運用コ
マンドが、実際に各ノードで実行される個別コマンドに
変換される。これにより、運用管理者(604)は、各
ノードの属性(入口ノード(203)、中間ノード(2
06)、出口ノード(207)、経路指示処理部(20
5)を意識する必要がなくなる。
【0047】この個別コマンド判定処理(1702)の
流れを図17に示す。図の流れによれば、まず運用コマ
ンド確認(1801)が行われる。この例では、運用コ
マンドの1つであるサービス開始コマンドとして確認さ
れる。運用コマンド名を使って、候補となる個別コマン
ド群を個別コマンド判定テーブル(704)から抽出
(1802)する。この個別コマンド判定テーブル(7
04)は、図10のように行として実行部位名称、列と
して個別コマンドを持つ。サービス開始コマンドの場
合、ノード毎に実行する個別コマンドの候補は、起動コ
マンド、送付/転送開始コマンドが挙げられる。次に候
補に挙がった2つの個別コマンドに対して、図10に示
す個別コマンド判定テーブル(704)の実行処理部位
名称を考慮すると、実行する個別コマンドとして起動コ
マンドが選定(1803)される。
【0048】この結果、入口ノード(203)の運用コ
マンド実行処理部(209)によって転送処理部(20
4)が起動され(1703)、起動停止数カウンタ(7
05)が一つ加算される(1704)。この起動停止数
カウンタ(705)は、各ノードにある運用コマンド実
行処理部(209)が起動した転送処理部(204)の
数を示している。該カウンタにより、不用意に全ての転
送処理部(204)が停止してしまう事態を防ぐ。
【0049】そして、入口ノード(203)かどうかの
判定(1705)が行われ、入口ノード(203)であ
るので処理を終了する。
【0050】運用コマンド実行処理部(209)におけ
る処理を終えたので、運用コマンド送出処理部(60
2)を通じて、入口ノード(203)へサービス要求を
送信(1604)する。このとき送信される転送処理メ
ッセージ形式の運用コマンド種別フィールド(806)
にサービス開始コマンドが格納され、サービス名フィー
ルド(802)にサービス名が格納されている。
【0051】このサービス名は、運用コマンド種別フィ
ールドとは独立して格納されるため、この場合の転送処
理メッセージ形式は、通常のクライアントマシン(20
1)と運用管理マシン(208)で同じものを使用する
ことができる。入口ノード(203)の転送処理部(2
04)は、受信したメッセージをクライアントマシン
(201)からの要求と同じように経路指示処理部(2
05)に送信し、経路の問い合わせを行う。経路指示処
理部(205)は、受信した転送処理メッセージ形式内
に運用コマンドを検知し(1502)、個別コマンド判
定処理を行う(1505)。この結果、送付/転送開始
コマンドが選定され、経路情報テーブル(504)によ
り、起動対象ノードを確定する(1513)。
【0052】そして経路指示処理部(209)は起動対
象となった経路上ノードのすべてに対して、運用コマン
ド送出処理部(505)を通じて、運用コマンドを送付
する(1514)。これにより、運用コマンドを経路上
に流すことなく起動処理を完了させることができる。
【0053】該コマンドを受信した経路上ノードの運用
コマンド実行処理部(209)は、個別コマンド判定処
理(1702)を行う。この結果、起動コマンドが選定
されるので、転送処理部(204)を起動し(170
3)、起動停止数カウンタ(705)を1加算する(1
704)。経路上のノードであるため、起動停止通知処
理部(706)を通じて、経路指示処理部に起動通知を
送る(1706)。経路指示処理部(205)では、起
動通知の送信元ノードを起動済みと判断し、経路情報テ
ーブル(504)の経路上ノード名(1002)の該当
するノード名から括弧を外す(1515)。起動対象ノ
ードの全てから起動通知を受信し、経路上ノード名の全
ての括弧が外れると、経路情報テーブル(504)の指
示状態(1003)を「運用中」に変更する(151
6)。
【0054】そして、呼び出しノードに経路情報を返信
する(1504)。返信を受けた入口ノード(203)
の転送処理部(204)は、運用コマンドがあるかどう
かを判定(1404)する。転送処理メッセージ形式の
運用コマンド種別フィールド(806)に運用コマンド
があるので、運用コマンドの種別判定(1407)を行
う。
【0055】運用コマンドはサービス開始コマンドであ
ると判断され、次ノードの転送を行わないで呼び出しノ
ードである運用管理マシン(208)に転送処理メッセ
ージ形式の運用コマンド実行結果フィールド(804)
に実行結果を格納して、要求を返信(1406)する。
このように処理を繰り返すことで、構成やどこの経路に
あるかを意識することなく起動処理を完了させることが
できる。運用管理マシン(208)では応答が返ると運
用コマンド入出力処理部(601)を通じて結果を運用
管理マシン(208)の画面に表示(1606)する。
【0056】(c)サービス終了コマンドの実行時の流
れ クライアントマシン(201)に提供している預金サー
ビスを終了するために、運用管理者(604)がサービ
ス終了コマンドをサービス要求コマンドの運用コマンド
名として入力(1601)した場合、運用管理マシン
(208)は、該コマンドを図5における運用コマンド
入出力処理部(601)を通じて受ける。そして、次に
その要求がサービス開始コマンドであるかどうか(16
02)を確認する。ここでのサービス要求はサービス開
始コマンドではないので、運用コマンド送出処理部(6
02)を通じて、入口ノード(203)へサービス要求
を送信(1604)する。このとき、図7の転送処理メ
ッセージ形式の運用コマンド種別フィールド(806)
にサービス終了コマンドが格納され、サービス名フィー
ルド(802)にサービス名が格納される。これを受け
た、入口ノード(203)の転送処理部(204)は、
クライアントマシン(201)からの要求と同じように
経路指示処理部(205)に経路の問い合わせを行う。
【0057】経路指示処理部(205)は、該メッセー
ジ中に運用コマンドがある(1502)と判断し、個別
コマンド判定処理(1505)を行う。この処理の結
果、転送停止コマンドが選定され、経路情報テーブル
(504)により、サービス名(1001)を確定する
(1508)。ここで、転送コマンドが選定されるの
は、停止は起動と違い出口ノード(207)から順に停
止しなければならないためである。この手順を踏まない
と仕掛かり中の要求が完了する前に転送処理部(20
4)が、停止させられてしまう。経路指示処理部(20
5)は、該サービス名(1001)の経路情報テーブル
(504)の指示状態(1003)を停止中にする(1
509)。これにより、停止コマンドが投入された後の
クライアントからのサービス要求の受付を中止状態にす
ることができる。
【0058】そして、このサービス名(1001)に対
応する経路上ノード名(1002)に含まれるノード
が、他のサービス名(1001)によって参照されてい
る数を表すカウントを生成する(1510)。この参照
カウンタは、停止対象であるサービス名に対応する経路
上にあるノードが他のサービスで使われているかどうか
を判定するためのものである。これにより、他のサービ
スで参照されているノードの停止を防止することができ
る。
【0059】この実施例において、預金サービスを構成
するノードは、図9の経路情報テーブル(504)によ
れば、照会サービスにて入口ノード(203)及び出口
ノード2(207)が参照されているが、照会サービス
は停止中となっている。したがって、預金サービスのみ
が該サービスの経路上のノードを参照していることとな
り、参照カウントは、すべてのノードにおいて1となっ
ている。経路指示処理部(205)は、経路要求メッセ
ージ形式の参照カウントフィールド(903)に参照カ
ウントを格納して、呼び出しノードに経路情報を返信す
る(1504)。
【0060】返信を受けた入口ノード(203)の転送
処理部(204)は、受信した転送処理メッセージ形式
中に運用コマンドがあるかどうかを判定(1404)す
る。運用コマンド種別フィールド(806)に運用コマ
ンドが存在するので、運用コマンドの種別判定(140
7)を行う。転送処理部(204)は、サービス終了コ
マンドであると判断し、転送処理メッセージ形式を入口
ノード(203)の運用コマンド実行処理部(209)
に転送(1408)する。
【0061】運用コマンド実行処理部(209)は、サ
ービス要求を受け付ける(1701)と個別コマンド判
定処理(1702)を行う。処理の結果、停止コマンド
と判定され、参照カウントの確認(1707)が行われ
る。預金サービスの例においては、各ノードとも参照カ
ウントは1であるので、運用コマンド発行処理部(70
2)にて、実行状態監視テーブル(708)を生成す
る。実行状態監視テーブル(708)は、図11に示す
ようにそれぞれのテーブルにサービス名のタグ(120
1)がついており、行として転送処理メッセージ形式の
経路上ノード名フィールド(803)に格納されている
通信先ノード名、列として送信状態および受信状態を持
つ。この実行状態監視テーブル(708)は、サービス
の停止時における停止コマンドの実行状態を示してい
る。該テーブルは、ノードの停止を出口ノード(20
7)、中間ノード(206)、入口ノード(203)の
順に行うために使用する。まず、サービス停止コマンド
を次ノードに転送するとその通信先ノード名に対応する
送信状態に「完了」が書き込まれる。つぎに通信先から
サービス停止コマンドを受信した際には、受信状態に
「完了」が書き込まれる。通信先ノード名が複数ある場
合にはこれが繰り返される。
【0062】そして、このノードにおいては、すべての
送信状態および受信状態が、完了になった際に停止コマ
ンドが実行される。これにより、次ノード以降が停止さ
れた状態を検知することができる。
【0063】なお、該テーブルの初期生成時には、「−
(ハイフン)」が書き込まれる。
【0064】このタイミングにおいては実行状態監視テ
ーブル(708)は生成直後であり、全ての項目に「−
(ハイフン)」が書き込まれているので、運用コマンド
実行処理部(209)は個別コマンド行使処理部(70
3)を通じて、準備完了を転送処理部(204)に通知
し、運用コマンド発行処理部(702)により次の送信
先ノード名称における送信状態の項目に「完了」を書き
込む(1710)。
【0065】転送処理部(204)は運用コマンド転送
処理部(405)にて準備完了通知を受けると、次ノー
ドである中間ノード(206)に要求を送信(140
9)する。
【0066】中間ノード(206)においても入口ノー
ド(203)と同様の処理が行われ、出口ノード1(2
07)に処理が転送される。
【0067】出口ノード1(207)においても、次ノー
ドに要求を送信(1409)しようとするが、経路上ノ
ード名がないので、応答受信を該ノードの運用コマンド
実行処理部(209)に通知(1410)する。
【0068】この結果、実行状態監視テーブル(70
8)の受信状態(1204)に完了が書き込まれる。す
ると、実行状態監視テーブル(708)の全ての状態が
完了(1709)となり、該ノードの転送処理部(20
4)に個別コマンド実行通知が送られる(1711)。
転送処理部(204)は個別コマンド実行通知を受信し
(1411)、要求送出処理部(404)を通じて呼び
出しノードである中間ノード(206)に返信する(1
406)。
【0069】一方、該ノードの運用コマンド実行処理部
(209)では、個別コマンド種別確認(1712)が
行われる。この場合は、停止コマンドが選定されている
ので、個別コマンド行使処理部(703)によって、出
口ノード1(207)で起動している転送処理部(20
4)を全て停止し(1713)、起動停止数カウンタ
(705)を0にする(1714)。そして、起動停止
通知処理部(706)を通じて、経路指示処理部(20
5)に停止通知を送り、処理を終了する。経路指示処理
部(205)は、停止通知を受け(1518)、該停止
通知のノード名から、経路情報テーブル(504)上の
同一ノード名に対して括弧を付ける(1517)。
【0070】また、出口ノード1(207)から返信を受
信した中間ノード(206)の転送処理部(204)で
は、応答の受信を運用コマンド実行処理部(209)に
通知(1410)する。この通知を受けた運用コマンド
実行処理部(209)は、実行状態監視テーブル(70
8)の受信状態(1204)に完了を書き込む。出口ノ
ード2(207)の状態が「−(ハイフン)」なので、
準備完了通知を転送処理部(204)に送る(170
9)、(1710)。
【0071】転送処理部(204)は、出口ノード1
(207)に転送した処理と同様に出口ノード2(20
7)に処理を転送する。出口ノード2(207)におい
ても出口ノード1(207)と同様の処理が行われ転送
処理部(204)が全て停止され、結果が、中間ノード
(206)に返送される。これにより中間ノード(20
6)の実行状態監視テーブル(708)の受信状態が全
て「完了」となるので、出口ノード1(207)と同様
に転送処理部(204)が全停止し、結果が、入口ノー
ド(203)に返送される。入口ノード(203)にお
いても中間ノード(206)と同様に実行状態監視テー
ブル(708)の受信状態が全て「完了」となるので、
転送処理部(204)の全停止が行われ、転送処理メッ
セージ形式の運用コマンド実行結果フィールド(80
4)に実行結果を格納して、呼び出しノードである運用
管理マシン(208)へ要求を返信(1406)する。
運用管理マシン(208)は返信を受信し、運用コマン
ド入出力処理部(601)を通じて結果を運用管理マシ
ン(208)の画面上に表示(1606)する。
【0072】(d)サービス一時停止コマンド実行時の
流れ 起動/停止等の運用コマンド操作により再構成を要求す
る運用管理マシン(208)は、運用管理者(604)
による預金サービスのサービス一時停止コマンドという
要求の入力(1601)を図5における運用コマンド入
出力処理部(601)を通じて受ける。次にそのサービ
ス要求がサービス開始コマンドであるかどうかを確認す
る(1602)。このサービス要求はサービス開始コマ
ンドではないので、運用コマンド送出処理部(602)
を通じて、入口ノード(203)へ要求の送信を行う
(1604)。この際に、転送処理メッセージ形式の運
用コマンド種別フィールド(806)にサービス一時停
止コマンドが格納され、サービス名フィールド(80
2)にサービス名が格納される。該メッセージを受信し
た入口ノード(203)の転送処理部(204)は、ク
ライアントマシン(201)からの通常のサービス要求
と同様、経路指示処理部(205)に経路の問い合わせ
を行う(1403)。経路指示処理部(205)では該
メッセージの要求を受け付け(1501)、運用コマン
ドの存在を確認し(1502)、個別コマンド判定処理
(1505)を行う。
【0073】処理の結果、転送停止コマンドが選定さ
れ、経路情報テーブル(504)により、サービス名
(1001)が確定される(1508)。経路指示処理
部(205)は、経路情報テーブル(504)における
該サービス名(1001)の指示状態(1003)を
「停止中」に変更する(1509)。そして、このサー
ビス名(1001)の持つ経路上ノード名(1002)
のノードが他のサービス名(1001)により参照され
ているカウントを生成する(1510)。この参照カウ
ントは、経路要求メッセージ形式の参照カウントフィー
ルド(903)に格納され、呼び出しノードへ該メッセ
ージ形式が返信される(1504)。
【0074】返信を受けた入口ノード(203)の転送
処理部(204)は、先に受信した転送処理メッセージ
形式に運用コマンドが存在するかどうかを判定する(1
404)。運用コマンド種別フィールド(806)に運
用コマンドが存在するので、転送処理部(204)は運
用コマンドの種別判定(1407)を行い、サービス一
時停止コマンドと判定し、呼び出しノードである運用管
理マシン(208)へ転送処理メッセージ形式の運用コ
マンド実行結果フィールド(804)に実行結果を格納
して、要求元へ返信する(1406)。運用管理マシン
(208)では応答を受信し、運用コマンド入出力処理
部(601)を通じて結果を運用管理マシン(208)
の画面に表示(1606)する。
【0075】(e)サービス再開始コマンド実行時の流
れ 起動/停止等の運用コマンド操作により再構成を要求す
る運用管理マシン(208)は、運用管理者(604)
により、預金サービスのサービス再開始コマンドがサー
ビス要求コマンドの運用コマンド名として入力(160
1)された場合、図5における運用コマンド入出力処理
部(601)を通じて受ける。
【0076】次にその要求がサービス開始コマンドであ
るかどうかを確認する(1602)。このときの要求は
サービス開始コマンドではないので、運用コマンド送出
処理部(602)を通じて、入口ノード(203)へ要
求の送信を行う(1604)。この際に、転送処理メッ
セージ形式の運用コマンド種別フィールド(806)に
サービス再開始コマンドが格納され、サービス名フィー
ルド(802)にサービス名が格納される。入口ノード
(203)の転送処理部(204)は該メッセージを受
信し、クライアントマシン(201)からの通常のサー
ビス要求と同様に経路指示処理部(205)に経路の問
い合わせを行う(1403)。経路指示処理部(20
5)では、受信メッセージに運用コマンドが存在するた
め(1502)、個別コマンド判定処理(1505)を
行う。
【0077】処理の結果、転送開始コマンドが選定さ
れ、経路指示処理部(205)は経路情報テーブル(5
04)を参照し、サービス名および経路上のノードを確
定する(1511)。次に、該サービス名(1001)
の指示状態(1003)を「指示中」に変更し(151
2)、呼び出しノードへ経路情報を返信する(150
4)。返信を受信した入口ノード(203)の転送処理
部(204)は、先に受信した転送処理メッセージ形式
中に運用コマンドが存在するかどうかを判定する(14
04)。運用コマンド種別フィールド(806)に運用
コマンドが存在するので、運用コマンドの種別判定(1
407)が行われる。
【0078】この判定結果はサービス再開始コマンドと
なり、転送処理部(204)は呼び出しノードである運
用管理マシン(208)へ、転送処理メッセージ形式の
運用コマンド実行結果フィールド(804)に実行結果
を格納し、サービス要求に対する返信を行う(140
6)。運用管理マシン(208)は応答を受信すると、
運用コマンド入出力処理部(601)を通じて結果を運
用管理マシン(208)の画面に表示(1606)す
る。
【0079】(f)サービス増強コマンド実行時の流れ 起動/停止等の運用コマンド操作により再構成を要求す
る運用管理マシン(208)は、運用管理者(604)
により、預金サービスに対するサービス増強コマンドを
サービス要求コマンドの運用コマンド名として入力(1
601)された場合、図5における運用コマンド入出力
処理部(601)を通じて受ける。
【0080】次にその要求がサービス開始コマンドであ
るかどうかを確認する(1602)。このときの要求は
サービス開始コマンドではないので、運用コマンド送出
処理部(602)を通じて、入口ノード(203)へ要
求の送信を行う(1604)。この際、転送処理メッセ
ージ形式の運用コマンド種別フィールド(806)にサ
ービス増強コマンドが格納され、サービス名フィールド
(802)にサービス名が格納される。
【0081】入口ノード(203)の転送処理部(20
4)は、該メッセージを受信し、クライアントマシン
(201)からの要求と同様に経路指示処理部(20
5)に経路の問い合わせを行う(1403)。経路指示
処理部(205)では、メッセージ中に運用コマンドが
存在するため(1502)、個別コマンド判定処理(1
505)を行う。処理の結果、送付コマンドが選定さ
れ、経路指示処理部(205)は経路情報テーブル(5
04)を参照し、サービス名および経路上のノードを確
定する(1506)。そして経路上ノードの運用コマン
ド実行処理部(209)に対して、運用コマンド送出処
理部(505)を通じて、運用コマンドを送付する(1
507)。該コマンドを受信した経路上ノードの運用コ
マンド実行処理部(209)は、個別コマンド判定処理
(1702)を行い、起動コマンドと判定するので、続
いて該ノードの転送処理部(204)を起動し(170
3)、起動停止数カウンタ(705)を1加算する(1
704)。該ノードは経路上のノードであるため、起動
停止通知処理部(706)を通じて、経路指示処理部
(205)に起動通知を送る(1706)。この通知を
受信した経路指示処理部(205)は、呼び出しノード
へ経路情報を返信する(1504)。返信を受信した入
口ノード(203)の転送処理部(204)は、先に受
信した転送処理メッセージ形式内に運用コマンドがある
かどうかを判定する(1404)。運用コマンド種別フ
ィールド(806)に運用コマンドが存在するため、運
用コマンドの種別判定(1407)処理が行われる。
【0082】ここで、サービス増強コマンドであると判
定されるため、転送処理部(204)は呼び出しノード
である運用管理マシン(208)へ転送処理メッセージ
形式の運用コマンド実行結果フィールド(804)に実
行結果を格納して、要求を返信する(1406)。運用
管理マシン(208)では該返信を受信し、運用コマン
ド入出力処理部(601)を通じて結果を運用管理マシ
ン(208)の画面に表示する(1606)。
【0083】(g)サービス縮小コマンド実行時の流れ 起動/停止等の運用コマンド操作により再構成を要求す
る運用管理マシン(208)は、運用管理者(604)
により、預金サービスのサービス縮小コマンドがサービ
ス要求コマンドの運用コマンド名として入力された場
合、図5における運用コマンド入出力処理部(601)
を通じて受ける。
【0084】次にその要求がサービス開始コマンドであ
るかどうかを確認する(1602)。この場合の要求は
サービス開始コマンドではないので、運用コマンド送出
処理部(602)を通じて、入口ノード(203)へサ
ービス要求を送信(1604)する。この際、転送処理
メッセージ形式の運用コマンド種別フィールド(80
6)にサービス縮小コマンドが格納され、サービス名フ
ィールド(802)にサービス名が格納される。入口ノ
ード(203)の転送処理部(204)は、該サービス
要求を受信すると、クライアントマシン(201)から
の要求と同様に経路指示処理部(205)に経路の問い
合わせを行う(1403)。経路指示処理部(205)
では、運用コマンドが存在するため(1502)、個別
コマンド判定処理(1505)を行う。処理の結果、コ
マンド該当なしと判定され、経路指示処理部(205)
は経路情報テーブル(504)を参照し、サービス名お
よび経路上のノードを確定し(1503)、呼び出しノ
ードへ経路情報を返信する(1504)。返信を受信し
た入口ノード(203)の転送処理部(204)は、先
に受信した転送処理メッセージ形式中に運用コマンドが
あるかどうかを判定する(1404)。運用コマンド種
別フィールド(806)に運用コマンドが存在するた
め、運用コマンドの種別判定処理が行われる(140
7)。ここで、サービス縮小コマンドであると判定され
るため、転送処理部(204)は転送処理メッセージ形
式を運用コマンド実行処理部(209)に転送する(1
408)。
【0085】運用コマンド実行処理部(209)は、要
求を受け付ける(1701)と個別コマンド判定処理を
行う(1702)。処理の結果、削除コマンドが選定さ
れ、運用コマンド発行処理部(702)にて、実行状態
監視テーブル(708)を生成する(1708)。
【0086】この時点では、実行状態監視テーブル(7
08)は生成直後であるため、全ての項目に「−(ハイ
フン)」が書き込まれているので、個別コマンド行使処
理部(703)を通じて、準備完了を転送処理部(20
4)に通知し、運用コマンド発行処理部(702)に
て、送信先ノード名称欄の送信状態の項目に「完了」を
書き込む(1710)。転送処理部(204)は運用コ
マンド転送処理部(405)にて準備完了通知を受ける
と、次ノードである中間ノード(206)へ要求を送信
(1409)する。
【0087】中間ノード(206)においても入口ノー
ド(203)と同様の処理が行われ、出口ノード1(2
07)に処理が転送される。
【0088】出口ノード1(207)においても、次ノー
ドへ要求を送信(1409)しようとするが、経路上ノ
ード名がないので、応答の受信を該ノードの運用コマン
ド実行処理部(209)に通知する(1410)。この
結果、実行状態監視テーブル(708)の受信状態(1
204)に「完了」が書き込まれる。これにより、実行
状態監視テーブル(708)の全ての状態が「完了」と
なり(1709)、転送処理部(204)に個別コマン
ド実行通知が送られる(1711)。個別コマンド実行
通知を受信した(1411)転送処理部(204)は、
要求送出処理部(404)を通じて呼び出しノードであ
る中間ノード(206)に返信する(1406)。
【0089】一方、出口ノード1(207)の運用コマン
ド実行処理部(209)では、個別コマンド種別確認
(1712)が行われる。この場合は、削除コマンドが
選定されているので、起動停止数カウンタ(705)の
数を確認し(1716)、2以上の場合には、個別コマ
ンド行使処理部(703)によって、要求を受けた出口
ノード1(207)の転送処理部(204)を停止し(1
712)、起動停止数カウンタ(705)を1減算する
(1713)。
【0090】また、出口ノード1(207)から返信をも
らった中間ノード(206)の転送処理部(204)で
は、応答の受信を運用コマンド実行処理部(209)に
通知(1410)する。この通知を受けた運用コマンド
実行処理部(209)は、実行状態監視テーブル(70
8)の受信状態(1204)に完了を書き込む。出口ノ
ード2(207)の状態が「−(ハイフン)」なので、
準備完了通知を転送処理部(204)に送る(170
9)、(1710)。転送処理部(204)は、出口ノ
ード1(207)に転送した処理と同様に出口ノード2
(207)に処理を転送する。出口ノード2(207)にお
いても出口ノード1(207)と同様の処理が行われ転送
処理部(204)が停止され、結果が、中間ノード(2
06)に戻ってくる。この結果、中間ノード(206)
の実行状態監視テーブル(708)の状態が全て「完
了」となるので、出口ノード1(207)と同様に中間ノ
ード(206)の転送処理部(204)が停止し、結果
が、入口ノード(203)に戻される。入口ノード(2
03)においても中間ノード(206)と同様に実行状
態監視テーブル(708)の項目が全て「完了」となる
ので、転送処理部(204)の停止が行われ、呼び出し
ノードである運用管理マシン(208)へ転送処理メッ
セージ形式の運用コマンド実行結果フィールド(80
4)に実行結果を格納して、要求を返信(1406)す
る。運用管理マシン(208)は応答を受信すると、運
用コマンド入出力処理部(601)を通じて結果を運用
管理マシン(208)の画面に表示(1606)する。
【0091】
【発明の効果】本発明によれば、ネットワークで接続さ
れた複数のマシンからなるサービス要求再構成システム
において、サービスの起動/停止といった運用操作時に、
運用管理者が構成(どのマシンにどの転送処理部が存在
しているか等)や経路情報を把握しなくてもよいため、
運用管理者の起動/停止等の運用コマンド操作による再
構成が容易となり、操作性が向上するという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】システム全体の構成を示した図である。
【図2】クライアントマシンの構成を示した図である。
【図3】転送処理部の構成を示した図である。
【図4】経路指示処理部の構成を示した図である。
【図5】運用管理マシンの構成を示した図である。
【図6】運用コマンド実行処理部の構成を示した図であ
る。
【図7】転送処理メッセージの内容を示した図である。
【図8】経路要求メッセージの内容を示した図である。
【図9】経路指示情報テーブルの内容を示した図であ
る。
【図10】個別コマンド判定テーブルの内容を示した図
である。
【図11】実行状態監視テーブルの内容を示した図であ
る。
【図12】クライアントマシンの処理を示した図であ
る。
【図13】転送処理部の処理を示した図である。
【図14】経路指示処理部の処理を示した図である。
【図15】運用管理マシンの処理を示した図である。
【図16】運用コマンド実行処理部の処理を示した図で
ある。
【図17】個別コマンド判定処理手順を示した図であ
る。
【符号の説明】
201クライアントマシン 202サービス要求再構成システム 203入口ノード 204転送処理部 205経路指示処理部 206中間ノード 207出口ノード 208運用管理マシン 209運用コマンド実行処理部 210サーバシステム1 211ネットワーク 212サーバシステムN(N=2,3…)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】クライアントマシンからサービス要求を受
    け、経路指示情報にしたがって、ネットワークで接続さ
    れた複数のマシンからなる多様な業務を提供するサービ
    ス要求再構成システムであって、システムの運用コマン
    ドの転送を、その時点の経路指示情報の内容にしたがっ
    て行わせる運用コマンド実行処理手段を備えることを特
    徴とするサービス要求再構成システム。
  2. 【請求項2】各ノードの属性と個別コマンド判定テーブ
    ルに基づいて決定された個別コマンドを各ノードの転送
    処理部に対して実行する運用コマンド実行処理手段を有
    することを特徴とする請求項1記載のサービス要求再構
    成システム。
JP2001017824A 2001-01-26 2001-01-26 サービス要求再構成システム Pending JP2002222164A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108172249A (zh) * 2017-12-22 2018-06-15 湖南国科微电子股份有限公司 一种NAND Flash访问操作方法、装置及系统

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