JP2002220839A - 造成地の緑地形成方法 - Google Patents

造成地の緑地形成方法

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JP2002220839A
JP2002220839A JP2001015934A JP2001015934A JP2002220839A JP 2002220839 A JP2002220839 A JP 2002220839A JP 2001015934 A JP2001015934 A JP 2001015934A JP 2001015934 A JP2001015934 A JP 2001015934A JP 2002220839 A JP2002220839 A JP 2002220839A
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green
land
natural
buffer
area
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JP2001015934A
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Kazuya Uei
一哉 上井
Rika Negishi
理香 根岸
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Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Landscapes

  • Pit Excavations, Shoring, Fill Or Stabilisation Of Slopes (AREA)
  • Cultivation Of Plants (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 山地等に形成された造成地において、従来そ
の地に生えていた樹木の活用を図り、その地独の個性と
魅力ある地域づくりを図る。 【解決手段】 比較的緩傾斜の宅地盤6・6・6と緩衝
緑地3・3とを交互に配置した雛壇型の造成地1におい
て、造成前にその地に生えていた自然林地帯9のうちの
一部を自然林地帯7・・7として造成地1内に残置し
て、これら自然林地帯7・7・・の自然林を、公園2・
・2や造成緑地である緩衝緑地3・3と連続させること
により一層の緑の広がりを設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、造成地内の緑地の
形成技術に関する。
【0002】
【従来の技術】都市が急速に成長していく中で失われて
きた緑や水辺の潤いなどを、まちづくりの中で保全し、
また、作り出していくことは肝要であって、地区計画等
を活用して、歴史・伝統・風土等を生かしながら、落ち
着いた美しいまちづくりを進めて行くことが求められて
いる。環境問題の高まりから、政策や条例等でも緑の多
様な多機能性を生かした生活環境作りを推進しており、
公共・公益的施設等の緑や市街地開発事業等と一体とな
った緑の創出と活用を提案し、その中では、開発地にお
ける緑地の割合等の規制や、場に応じた自然のシステム
を利用した環境づくりが唱われている。
【0003】地盤高低差の大きな山林地域において大規
模住宅団地の造成が計画される場合、大概して二タイプ
の造成形態が知られている。一つは、複数の大きくほぼ
平面な宅地盤を設けて、それらを急峻な緑地で繋ぐ形態
(雛壇型)であり、もう一つは、宅地盤を特に設けず、
急峻な自然地形に合わせて住区を形成する形態(自然勾
配型)である。一方、都市計画法上で、公共緑地及び公
園を開発面積に対して所定の比率で設置することが義務
づけられている。そして、前記造成形態のうち、前者
(雛壇型)では、緩衝緑地が公共緑地として用いられる
ことが多く、後者(自然勾配型)では、緑地及び公園を
別途区域内に形成することが多い。そして、後者におい
て自然林地帯を残置して、山林斜面をそのまま緑地とし
て利用することが行われることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、雛壇型の造成
方法では、緩衝緑地に自然林地帯を残置して利用するた
めには、造成前の綿密な計画が必要となり、また、コス
トもかかることから避けられてきた。本発明では、上述
の課題に鑑み、従前その地に生えている自然林地帯の自
然林を公園の緑として利用して、個性と魅力ある地域づ
くり及び地域の気候や風土に根ざした緑づくりの推進
し、且つ、コストを抑えることの可能な造成方法を提案
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の解決しようとす
る課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するた
めの手段を説明する。
【0006】即ち、請求項1に記載の如く、大規模住宅
団地の造成において、比較的緩傾斜の宅地盤と緩衝緑地
とを交互に配置した雛壇型造成とし、該緩衝緑地の一部
に自然林地帯を残存させて造成するようにした。
【0007】請求項2に記載の如く、前記自然林地帯を
造成公園と連通させて配置した。
【0008】
【発明の実施の形態】次に、発明の実施の形態を説明す
る。添付の図面を用いて、本実施例に係る造成地1に関
して詳細に説明する。図1は造成地の全体的な緑地状態
の構成を示す平面略図であり、図2は同じく造成地の図
1におけるX−X断面図であり、図3は同じく造成時の
自然林地帯の残置状態を示す平面図である。
【0009】本発明の実施例として、図1に示すよう
な、丘陵地帯を切り開いて開発した造成地1を挙げる。
但し、本発明は本実施例に限定されるものでなく、様々
な形状の造成地1に応用することが可能である。図1に
示す造成地1は、一部複雑に尾根と谷が入り組んだ東南
傾斜の丘陵地帯であることを地形的特徴として、この自
然の地形を極力生かして大規模に開発された" 丘陵都
市" である。地形の変化が大きい丘陵地帯等において、
宅地面積を多く確保するために、地形を大きく改変する
造成工事は、宅地率が高くなる一方で、土工事量が膨大
になる。従って、地形の改変が少なくとも、宅地率が比
較的大きく確保でき、さらに、南向き傾斜面を造成でき
ることが造成コストを低減させ、しかも、質の高い宅地
を供給できる条件となる。
【0010】また、大規模な宅地開発においては、既存
樹木や植生に適した表土の活用や、従前から存在する緑
及び周辺環境を大切にしたり、新たに創出する緑に適切
な生育環境を提供したりする等、自然のシステムを踏ま
えた緑づくりを計画から施工までを一貫して実施するこ
とが可能であり、従って、可能な限り従存緑地を保存す
るように努めることが望ましい。緑は、植物を始めとす
る生物系の重要な部分を構成していることから、従前の
自然環境を破壊することによる生態系への影響を最小限
に止める効果を期待するためである。
【0011】大規模な住宅開発では、法律によって開発
土地面積に応じて緑地を確保することが義務付けられて
いる。そこで、本実施例に係る造成地1では、外周に配
置する緑地(自然林地帯9)と、住宅地をゾーン区分す
る緩衝緑地3を確保している。宅地を囲む環状道路5内
は、二つの緩衝緑地3・3によって単純な三枚の宅地盤
6・6・6に整理される。図2に示す如く、該宅地盤6
・6・6は夫々南方に向かって緩やかに下降する傾斜を
持つ比較的傾斜宅地盤であって、夫々の宅地盤6・6・
6の間に緩衝緑地3・3が形成されている。言い換えれ
ば、宅地盤6と緩衝緑地3とを交互に配置した雛壇型造
成としている。また、宅地盤6・6・6を緩衝緑地3・
3で分断するように配置し、この分断方向は傾斜方向に
対して直角方向とする。こうして、該緩衝緑地3・3
は、山腹工の整備、地滑り防止施設又は傾斜地崩壊対策
施設等として緑の斜面を形成でき、緑の空間の保全及び
創出が図れることになる。
【0012】造成地1が地形の変化の大きい土地である
と、緩やかに傾斜した土地を宅地盤6・6・6として造
成し、比較的急斜面の土地を緩衝緑地3・3として残
す。そして、緩衝緑地3・3は等高線に沿って造成し、
樹木を植栽した部分と自然林地帯7・・7を残した部分
より構成する。緩衝緑地3・3はできるだけ自然林地帯
7・・7を残すほうが好ましい。
【0013】前記緩衝緑地3・3に植栽される樹木は、
この地域、特に造成部分で生育した樹木であることが好
ましい。樹木を調達する手間を省くと同時に、長い間を
経て生育した大木や貴重な動植物、地域の生態系等につ
いてその保全を積極的に行って、自然的環境の保全に努
めることができる。従って、造成緑地である緩衝緑地3
・3には、既存植生や潜在植生に合わせた樹種の樹木を
植栽している。樹木等の植物材料は、コンクリートに代
表される無機質材料とは異なり、生物としてその地で生
育し続けることにより、植物の植生に適した土壌等を保
全し創出するといった効用を発揮するものであるので、
適正な維持管理の実施により豊かな緑の育成を行うこと
が好ましい。なお、道路、公園や広場、調整池周辺の緑
化、商業施設等の公共公益施設のオープンスペースにも
同様に造成緑地が形成されて、各レベルでの自然の復元
を進めている。
【0014】上述の如く緩衝緑地3・3を構成するため
には、造成工事の前に、予め緩衝緑地3・3となる地域
の植生及びその状況を把握しておくことが必要となる。
その地域に適した樹種を決定する樹木リストを、地域の
気候、風土、植生等を勘案して作成して、夫々の地域に
適した樹種等の情報を活用し、緑が構成する景観の保全
及び創出を促進するのである。
【0015】造成地1内には緑を確保するためや幼児の
ための公園2・・2等が、図1に示す以外にも至る所に
設けられ、住居より長い距離を歩くことなく比較的近く
に公園2・・2が少なくとも一つは存在して、公園2・
・2は居住者にとって身近なものとなるよう考慮されて
いる。そして、自然林地帯7・・7や緩衝緑地3・3と
連続する公園2・・2が配置される。
【0016】本発明は、自然を生かした公園の核とし
て、従前開発する土地に存在した自然林を残置した自然
林地帯7・・7を最大限に生かし、さらに、森林の保存
とともに、既存植生や潜在植生を重視し、地域に適した
緑化によって自然の修復及び自然との調和に努めている
ことを特徴としている。なお、図3に示す如く、前記自
然林地帯7・・7は、造成計画時に公園2・・2及び緩
衝緑地3・3となるべき場所を定めて、これらに連通す
る場所に造成地1の造成前の自然林地帯9の一部を残置
したものであり、従って、造成前は造成地1の周囲の自
然林地帯9と連続して存在していたものである。緑が生
育に多くの時間を要することから、既存の緑の保全に積
極的に取り組むことは宅地造成にあたって肝要である。
【0017】前記自然林地帯7・・7は、従来の生えて
いた自然林の状態で利用することに拘らず、従前の自然
林地帯7・・7にある木々は整列されていないことが多
いため、公園2・・2と連続した樹木林であるという役
割から住人が気軽に散策できるように、適度に選定して
間伐しても良い。そして、前記自然林地帯7・・7や緩
衝緑地3・3に、散策ルートとしての利用に適した状態
にするために、廃材を利用して階段、スロープ及び手す
り等を設けて、高齢者も散策を楽しめるように構成する
と、造成地1内でありながら、自然を十分に感じ取るこ
とのできる身近な山地散策ルートを形成することができ
る。
【0018】自然林地帯7・・7は、前記緩衝緑地3・
3に連続(連通)する位置に配置され、即ち、自然林地
帯7・・7の自然林は法面3a上に残置されていること
になる。強固な土壌が求められる法面3aに、自然林地
帯7・・7を配置することで、長い年月を掛けて培われ
てきた強い根や表土によって法面3aが強化され、土砂
崩れ等の災害に対して強い土地を形成することに寄与し
ている。
【0019】また、緩衝緑地3・3、自然林地帯7・・
7及び公園2・・2とが連続することで、断片的に設け
るよりも緑が広がって、自然林地帯7・・7の自然林と
移植した樹木が馴染み易くなり、より豊かな「緑のゾー
ン」を形成できる。この「緑のゾーン」を活用して多様
な生物の生息空間を積極的に創出して、さらに、緩衝緑
地3・3、公園2・・2、河川空間等との連携により生
息空間のネットワーク化を図り、生物の自由な移動を促
進でき、自然の生態系にも十分配慮した人間と自然が共
生・調和する緑のエコ・ネットワークの形成へと繋がる
ことになる。
【0020】さらに、自然林地帯7・・7を造成後の緑
の一部として利用する方法を、土地のアイデンティティ
向上のために応用することもできる。山地を切り開いた
造成地1等では、既にあった情景や歴史的景観等が損な
われてしまうことがあるが、シンボル的な丘陵地、歴史
的に重要性が高い場所及び景観的に重要な場所等は、地
形の改変を避け、既存植生を生かした保全的整備を図っ
て、地域の実情や施設の役割に即した開発を行うことが
できる。
【0021】
【発明の効果】本発明は、以上のように構成したので、
以下に示すような効果を奏する。
【0022】即ち、請求項1に記載の如く、大規模住宅
団地の造成において、比較的緩傾斜の宅地盤と緩衝緑地
とを交互に配置した雛壇型造成とし、該緩衝緑地の一部
に自然林地帯を残存させて造成するようにしたので、再
度樹木を調達して植栽するためのコストを削減し、地域
の気候や風土に根ざした樹木が公園の緑として採用され
ることで、地域の個性を発揮するとともに、その地域に
あった植生であるので緑がさらに豊かに育って、美しく
質の高い環境と景観を形成することができる。また、緩
衝緑地上に自然林地帯を設けることで、長い年月を掛け
て培われてきた強い根や表土によって法面が強化され、
土砂崩れ等の災害に対して強い土地を形成することに寄
与しているのである。
【0023】請求項2に記載の如く、前記自然林地帯を
造成公園と連通させて配置したので、緑が広がって、よ
り豊かな「緑のゾーン」を形成し、造成地に風格のある
緑の景観が構成されるのである。そして「緑のゾーン」
を活用して多様な生物の生息空間を積極的に創出して、
さらに、緩衝緑地、公園、河川空間等との連携により生
息空間のネットワーク化を図り、生物の自由な移動を促
進するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例に係る造成地の緑地状態を示す平面略
図である。
【図2】同じく造成地の図1におけるX−X断面図であ
る。
【図3】同じく造成時の自然林地帯の残置状態を示す平
面図である。
【符号の説明】
1 造成地 2 公園(造成公園) 3 緩衝緑地 5 環状道路 6 宅地盤 7 自然林地帯 9 自然林地帯

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 大規模住宅団地の造成において、比較的
    緩傾斜の宅地盤と、緩衝緑地とを交互に配置した雛壇型
    造成とし、該緩衝緑地の一部に自然林地帯を残存させて
    造成する造成地の緑地形成方法。
  2. 【請求項2】 前記自然林地帯を造成公園と連通させて
    配置する請求項1に記載の造成地の緑地形成方法。
JP2001015934A 2001-01-24 2001-01-24 造成地の緑地形成方法 Pending JP2002220839A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004011159A (ja) * 2002-06-04 2004-01-15 Misawa Homes Co Ltd 微気候配慮の造成地施工方法
JP2006129746A (ja) * 2004-11-04 2006-05-25 Misawa Homes Co Ltd まちづくり計画地の立地環境把握と緑化方法。
JP2018042527A (ja) * 2016-09-16 2018-03-22 大成建設株式会社 緑地施工方法
CN110249893A (zh) * 2019-07-19 2019-09-20 中国科学院地理科学与资源研究所 一种城市群内部生态廊道的绿化带系统
JP2020190122A (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 清水建設株式会社 林地開発システム

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