JP2002220030A - 盗難車両追跡システム及び盗難車両追跡方法 - Google Patents

盗難車両追跡システム及び盗難車両追跡方法

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JP2002220030A
JP2002220030A JP2001014843A JP2001014843A JP2002220030A JP 2002220030 A JP2002220030 A JP 2002220030A JP 2001014843 A JP2001014843 A JP 2001014843A JP 2001014843 A JP2001014843 A JP 2001014843A JP 2002220030 A JP2002220030 A JP 2002220030A
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vehicle
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stolen
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JP2001014843A
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English (en)
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Tetsuaki Sashita
哲明 指田
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Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Wiring Systems Ltd
AutoNetworks Technologies Ltd
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 防犯センターで盗難車を容易に追跡する。 【解決手段】 車両IDとカーナビゲーションシステム
1から得られた車両の位置情報とに基づいてエンジンロ
ックを解除するための解除コードと防犯センター6への
連絡用の文字列コードを生成し、文字列コードのみを表
示部5に表示する。使用者が携帯電話7等で防犯センタ
ー6に文字列コードを連絡したときに、文字列コードか
ら車両ID及び位置情報を復号化し、車両IDを盗難車
リストに照合する。盗難車でなければ、車両ID及び位
置情報に基づいて解除コードを生成し、その場で解除コ
ードを使用者に口頭で伝える。逆に盗難車であればダミ
ーコードを伝えるとともに位置情報を警察等に連絡す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、盗難車の位置を
追跡する盗難車両追跡システム及び盗難車両追跡方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】車両の盗難防止策として、運転者に固有
のパスワードを設定しておき、運転前に運転者がパスワ
ードを入力し、このパスワードの照合を行ったり、運転
者の指紋または声紋等を予め登録しておき、この指紋等
の照合を行い、運転前に入力されたパスワードや指紋等
が、予め登録してあるものと合致しない場合に、エンジ
ンの始動を禁止する照合システムがある。また、イモビ
ライザ等の特殊な装置によるロック装置の解除無しには
エンジンが始動しないなどのロック制御システムもあ
る。
【0003】このような照合システムやロック制御シス
テムでは、窃盗犯が盗難車を運転しようとしても運転で
きなくなるため、盗難を防止するための抑止を図ること
ができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に車両が窃盗犯に
よって一旦盗まれてしまうと、その盗難にあった車両
が、盗難される前の保管場所に戻ってくることはないと
考えられる。したがって、既に盗難にあった車両を追跡
したいという要請がある。
【0005】しかしながら、上記の照合システムやロッ
ク制御システムでは、窃盗犯により例えばロック装置の
ロックが解除されるなどして、一旦不正使用の状態にな
った場合には、窃盗犯が自由に盗難車を運転できるにも
拘わらず、車両の追跡が困難だった。
【0006】そこで、この発明の課題は、盗難にあって
しまった車両の追跡が容易で且つ装備コストの低い盗難
車両追跡システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく、
請求項1に記載の発明は、盗難車の位置を追跡する盗難
車両追跡システムであって、所定のタイミングで車両を
車両走行制限状態に切り換える車両走行制限手段と、前
記車両走行制限状態のときに、車両の識別情報と所定の
現在位置検出手段で検出された車両の位置情報とに基づ
いて車両走行制限状態を解除するための解除コードを生
成するとともに、前記識別情報及び前記位置情報に基づ
いて前記解除コードとは異なる文字列コードを可逆的に
生成し、前記文字列コードを所定の表示部に表示するコ
ード生成部と、前記文字列コードを使用者の操作に基づ
いて所定の防犯センターに連絡するとともに、前記防犯
センターから前記解除コードの通知を受けるための通信
手段とを備え、前記車両走行制限手段が、前記通信手段
を通じて通知されたコードが所定の入力手段を通じて使
用者により入力された場合に、前記コードが前記解除コ
ードと一致しているか否かを判断し、一致していた場合
に前記車両走行制限状態を解除する一方、不一致の場合
に車両走行制限状態を維持するものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の盗難車両追跡システムであって、前記通信手段は、前
記防犯センターから前記解除コードと異なるダミーコー
ドの通知を受けるためにも利用され、前記車両走行制限
手段が、前記コードが前記解除コードと一致しているか
否かを判断したときに、不一致の場合に車両走行制限状
態を維持するものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の盗難車両追跡システムであって、前記
通信手段は、一般公衆回線を通じて通話可能とされた電
話機である。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
請求項3のいずれかに記載の盗難車両追跡システムであ
って、前記通信手段を通じて前記文字列コードの連絡が
あったときに、前記コード生成部から前記識別情報及び
前記位置情報を復号化し、前記識別情報をキーとして所
定の不正使用届け出リストに対する照合を行い、前記識
別情報が前記不正使用届け出リスト内のデータに一致し
ていないときに前記識別情報及び前記位置情報に基づい
て前記解除コードを生成してこれを前記通信手段を通じ
て使用者に伝達する一方、前記識別情報が前記不正使用
届け出リスト内のデータに一致しているときにダミーコ
ードを前記通信手段を通じて使用者に伝達する前記防犯
センターをさらに備えるものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の盗難車両追跡システムであって、車両の正規保管場所
を登録する位置登録部と、現在位置検出手段で検出され
た車両の現在位置が前記位置登録部に予め登録された正
規保管場所に合致するか否かを比較判断する位置比較部
とをさらに備え、前記所定のタイミングが、前記位置比
較部の比較結果に基づいて、車両の現在位置と前記正規
保管場所とが不一致である状態が一定期間を超えて継続
するか否かを前記車両走行制限手段で判断し、その判断
結果において一定期間を超えていたときであるものであ
る。
【0012】請求項6に記載の発明は、盗難車の位置を
追跡する盗難車両追跡方法であって、車両側において、
所定のタイミングで、車両の識別情報と所定の現在位置
検出手段で検出された車両の位置情報とに基づいて車両
走行制限状態を解除するための解除コードを生成すると
ともに、前記識別情報及び前記位置情報に基づいて前記
解除コードとは異なる文字列コードを可逆的に生成し、
当該文字列コードを所定の表示部に表示し、且つ車両を
車両走行制限状態に切り換える第1の工程と、前記車両
側において、使用者が、前記表示部に表示された前記文
字列コードを任意の通信手段を用いて所定の防犯センタ
ーに連絡する第2の工程と、前記防犯センターにおい
て、前記使用者から前記通信手段を通じて連絡のあった
前記文字列コードから前記識別情報及び前記位置情報を
復号化する第3の工程と、前記防犯センターにおいて、
前記識別情報をキーとして所定の不正使用届け出リスト
に対する照合を行い、前記識別情報が前記不正使用届け
出リスト内のデータに一致していないときに前記識別情
報及び前記位置情報に基づいて前記解除コードを生成し
てこれを前記通信手段を通じて使用者に伝達する一方、
前記識別情報が前記不正使用届け出リスト内のデータに
一致しているときにダミーコードを前記通信手段を通じ
て使用者に伝達する第4の工程と、前記車両側におい
て、前記コード生成部で生成された前記解除コードが所
定の入力手段を通じて入力された場合に前記車両走行制
限状態を解除する第5の工程とを備える。
【0013】
【発明の実施の形態】車両が盗難に会うなどして不正使
用状態になった場合に、その車両の位置を追跡するため
には、盗難車の所在地を、何らかの通信手段を使用して
所定の防犯センターで調査する方法が考えられる。例え
ば、車両内に隠された所定の無線通信システムを用いて
GPSにより測位された位置等を防犯センター等の所定
の機関に通知する方法が考えられる。しかしながら、専
用の無線通信システムを装備する場合、この無線通信シ
ステムの設置に伴うコストアップが生じてしまう。
【0014】そこで、この発明に係る一の実施の形態の
盗難車両追跡システムでは、車両をロック状態にした
後、当該車両の車両ID(識別情報)と車両の位置情報
とから「解除コード」を使用者に秘匿した状態で生成す
るとともに、車両の車両ID(識別情報)と車両の位置
情報とを可逆的に符号化して「文字列コード」を生成
し、この「文字列コード」をキーとして、使用者が携帯
電話や一般の電話(公衆電話を含む)等の電話機(通信
手段)を通じて口頭で防犯センターから正しい「解除コ
ード」の通知をその場で受けた場合にのみ、その「解除
コード」を用いて車両のロックを解除して運転可能な状
態にできるようにしている。以下、この盗難車両追跡シ
ステムの詳細を説明する。
【0015】<構成>図1はこの盗難車両追跡システム
が適用された車両の主要な構成を示すブロック図、図2
は盗難車両追跡システムの構成を示すブロック図であ
る。
【0016】この盗難車両追跡システムSSは、図1の
如く、カーナビゲーションシステム(現在位置検出手
段)1で検出された車両の現在位置が予め登録された登
録位置に合致しない状態が一定期間継続する場合に、そ
の旨を検出して車両をロック状態(即ち、ロックを解除
しない限りエンジン2が始動しない状態)に切り換える
とともに、車両IDとカーナビゲーションシステム1で
得られた車両の所在地(緯度及び経度)情報とに基づい
て解除コードを使用者に秘匿した状態で生成し、この正
しい解除コードが入力されない限り、エンジン2のロッ
ク状態が解除されないようにしておく。また、盗難車両
追跡システムは、解除コードに対応する文字列コードを
可逆的に生成し、解除コードを秘匿したまま文字列コー
ドのみを表示部5に表示して使用者に報知し、使用者
は、この文字列コードをキーとして携帯電話または一般
の電話等の任意の電話機(通信手段)7で防犯センター
6に連絡し、防犯センター6から正しい解除コードを教
えてもらうようになっている。
【0017】尚、この明細書において、解除コードと
は、エンジン2のロック状態を解除するために入力され
る適正なコードをいい、車両IDと車両の位置情報とか
ら所定の演算式により符号化されるようになっている。
したがって、各車両内の盗難車両追跡システムと防犯セ
ンター6とで共通の演算式を使用するようにしておけ
ば、この車両側と防犯センター6側で、車両ID及び車
両の位置情報とから同一の解除コードを生成または演算
できるようになっている。
【0018】また、この明細書において、文字列コード
とは、使用者がロック状態を解除したい場合に、防犯セ
ンター6に携帯電話等の任意の通信手段7を通じて口頭
で解除コードを通知してもらう際のキーとなるコードを
いう。上述のように、文字列コードが可逆的に符号化さ
れているため、防犯センター6側で文字列コードを得た
場合には、車両ID及び位置情報を容易に復号化するこ
とが可能となっている。
【0019】そして、この盗難車両追跡システムでは、
エンジン2の始動前に操作パネル4等を通じて手入力さ
れる「解除コード」の照合を行い、「解除コード」の照
合結果が一致していたときにエンジン2のロックを解除
してその始動を許可する一方、不一致であったときにエ
ンジン2のロック状態を保持してその始動を禁止するよ
うにし、一定期間内に一度でも車両が登録位置に位置し
ていると判断したときには、エンジン2の始動のための
照合判断工程を省略するようになっている。
【0020】具体的に、この盗難車両追跡システムは、
図2の如く、車両の正規保管場所を登録する位置登録部
11と、カーナビゲーションシステム1から得られた車
両の現在位置と位置登録部11に登録された正規保管場
所とを比較する位置比較部12と、位置比較部12で車
両の現在位置が正規保管場所と一致した時点及び最後に
「解除コード」の照合結果が適正であった時点のうちの
いずれか遅い時点からの経過時間を計時手段13での計
時及び記憶部14での記憶等に基づいて演算する経過時
間演算部15と、経過時間演算部15で演算された経過
時間が一定の時間を超えている場合において「解除コー
ド」及び「文字列コード」を生成するコード生成部17
と、この各コードの生成とほぼ同時に車両のエンジン2
をロック状態に切り換えるとともに正しい「解除コー
ド」が所定の操作パネル(入力手段)4に入力されたと
きにロック解除を行うロック装置(車両走行制限手段)
18と、エンジンスイッチ16及びロック装置18から
の信号に基づいてエンジン2の始動を行うエンジン始動
回路(車両走行制限手段)19とを備える。
【0021】位置登録部11は、インストゥルメントパ
ネル等に設置された所定の操作パネル(カーナビゲーシ
ョンシステムの操作部を含む)4での操作により、カー
ナビゲーションシステム1の地図情報に対応する方式の
データとして、内蔵のメモリ内に正規保管場所を登録す
るようになっている。
【0022】位置比較部12は、カーナビゲーションシ
ステム1から得られた車両の現在位置と位置登録部11
に登録された正規保管場所とを比較し、一致していた場
合にアクティブな信号を経過時間演算部15に出力す
る。尚、位置比較部12における比較動作は一定の時間
間隔や、車両のエンジン停止時等の特定の状態(以下
「位置比較タイミング」と称す)毎に行われる。
【0023】経過時間演算部15は、エンジンスイッチ
16がオフの状態であり且つメイン電源がオンの状態の
ときに、位置比較部12からアクティブな信号が与えら
れた時点で、その時点の日付け及び時刻を計時手段13
での計時結果に基づいて認識し、当該日付け及び時刻の
データを「適正状態最終時点」のデータとして記憶部1
4に更新的に記憶させる機能と、コード生成部17及び
ロック装置18からのエンジン始動許可信号(後述)が
与えられた時点で、その時点の日付け及び時刻を計時手
段13での計時結果に基づいて認識し、当該日付け及び
時刻を上記「適正状態最終時点」のデータとして記憶部
14に更新的に記憶させる機能と、上記「適正状態最終
時点」からの経過時間を一定周期毎に演算して当該経過
時間をコード生成部17及びロック装置18に出力する
機能とを有している。尚、適正状態最終時点は、初期値
としては位置比較部12での正規保管場所の登録が行わ
れた時点の日付及び時刻の情報が使用される。
【0024】コード生成部17は、経過時間演算部15
から与えられた経過時間が一定の時間を超えている場合
(以下「経過時間超過状態」と称す)に、ロック装置1
8からのコード生成要求信号に基づいて「解除コード」
及び「文字列コード」を生成するコード生成機能と、こ
のうちの「文字列コード」のみを表示部5に表示する文
字列コード表示機能と、「解除コード」をロック装置1
8に受け渡す解除コード出力機能とを有している。
【0025】コード生成機能では、ロック装置18から
コード生成要求信号が与えられた時点で、カーナビゲー
ションシステム1で使用されている車両IDと、同じく
カーナビゲーションシステム1で得られた車両の位置情
報(緯度データ及び経度データ)とに基づいて、「文字
列コード」及び「解除コード」を生成する。例えば、車
両IDが「0123456789」、位置情報中の緯度
データが「34度56分12秒34」、同じく経度デー
タが「135度12分34秒56」であるとして、所定
の演算域により可逆的に符号化処理を行い、文字列コー
ドとして例えば「ABC12EFG345HJKLM」
という文字列を生成する。また、解除コードとして例え
ば「3F4D」という文字列を生成する。
【0026】文字列コード表示機能では、生成された2
つのコードのうち、「文字列コード」のみを表示部5に
出力し、この表示部5の画面中に表示させる。
【0027】解除コード出力機能では、生成された2つ
のコードのうち、「解除コード」のみをロック装置18
に出力する。
【0028】ロック装置18は、経過時間超過状態であ
ってロック状態と場合にエンジンキー16をオンにしよ
うとしてアクセサリーキーをオンにしたときにコード生
成部17にコード生成要求信号を出力するコード生成要
求機能と、このコード生成要求信号に応答してコード生
成部17から解除コードが与えられたときにこれを記憶
し且つエンジン始動回路19に対するエンジン始動許可
信号の送信を停止してエンジン2をロック状態に切り換
えるエンジンロック機能と、この経過時間超過状態のと
きに表示部5での表示または図示しない音声出力装置で
の音声案内等により操作パネル4での「解除コード」の
入力を要求する解除コード入力要求機能と、操作パネル
4で入力されたコードが先に記憶されている正しい「解
除コード」に一致しているか否かを比較判断する比較判
断機能と、その比較判断結果が「一致」であった場合に
エンジン始動回路19及び経過時間演算部15にエンジ
ン始動許可信号を送信する第2のエンジン許可機能と、
「不一致」であった場合に異常状態としてエンジン始動
許可信号の送信停止を保持する異常検出機能とを有して
いる。尚、異常検出機能が異常状態を検出したときは、
表示装置または音声出力装置(図示せず)によって、例
えば「「解除コード」が異なっています」という報知を
行ったり、あるいは警報サイレンを吹鳴するようになっ
ている。
【0029】エンジン始動回路19は、ロック装置18
によりからエンジン始動許可信号が与えられたときにエ
ンジンスイッチ16での操作に基づいてエンジン2の始
動を行う機能と、ロック装置18からエンジン始動許可
信号が与えられなかったときにエンジンスイッチ16の
操作に拘わらずエンジン2を始動しない機能(エンジン
ロック状態)とを有している。
【0030】なお、位置登録部11、位置比較部12、
経過時間演算部15、コード生成部17及びロック装置
18は、ROMおよびRAM等が接続された一般的なC
PU内において所定のソフトウェアプログラムによって
動作する機能要素であり、これらの各要素の各機能はソ
フトウェアプログラムによって規定されている。
【0031】尚、図1中の符号1aはGPSアンテナを
示している。
【0032】<全体的な動作の流れ>上記構成の盗難車
両追跡システムの全体的な動作の流れを図3〜図5に示
したフローチャートに沿って説明する。
【0033】まず、この盗難車両追跡システムSSが車
両に設置された時点(図3中のステップS01)で、盗
難車両追跡システムSS内のロック装置18のエンジン
ロック状態が解除されて、これがデフォルト状態(初期
状態)とされる。尚、盗難車両追跡システムSSが車両
から取り外される事態が発生すると、車両はエンジンロ
ック状態に戻されるようになる。これにより、窃盗犯に
よって盗難車両追跡システムSSが取り外されたときに
は、常にエンジンロック状態が保持されることになり、
窃盗犯の運転による車両の走行を禁止できるようにな
る。
【0034】次に、車両の所有者は、ステップS02に
おいて、操作パネル4での操作により、カーナビゲーシ
ョンシステム1の地図情報に対応する方式のデータとし
て、正規保管場所を位置登録部11に登録する。
【0035】このとき、経過時間演算部15は、ステッ
プS03において、この時点の日付及び時刻の情報を計
時手段13から認識し、適正状態最終時点の初期データ
として記憶部14に記憶させておく。これにより、経過
時間演算部15での経過時点の演算における始期が初期
的に定められ、アクセサリーキーがオンの状態となり電
源が盗難車両追跡システムSSに供給されている時点
で、経過時間演算部15での経過時点の演算が開始され
る(タイマースタート)。
【0036】次に、ステップS04において、位置比較
部12が一定時間間隔毎や車両の停止時等の特定の状態
になったとき等の所定の位置比較タイミングであること
を検出すると、ステップS05において、カーナビゲー
ションシステム1から得られた車両の現在地と位置登録
部11に登録された正規保管場所とを比較する。そし
て、これらが一致していた場合には、アクティブな信号
を経過時間演算部15に出力する。
【0037】経過時間演算部15は、位置比較部12か
らアクティブな信号が与えられた時点で、その時点の日
付け及び時刻を計時手段13での計時結果に基づいて認
識し、当該日付け及び時刻のデータを「適正状態最終時
点」のデータとして記憶部14に更新的に記憶させてタ
イマーリセット(ステップS06)を行い、その後、ス
テップS04からの処理を繰り返す。
【0038】一方、ステップS05において、位置比較
部12の比較結果が、カーナビゲーションシステム1か
ら得られた車両の現在地と位置登録部11に登録された
正規保管場所とが不一致であった場合には、ステップS
07に進む。
【0039】ステップS07では、経過時間演算部15
が、記憶部14内の「適正状態最終時点」からの経過時
間を一定周期毎に演算し、当該経過時間をコード生成部
17及びロック装置18に出力する。そして、コード生
成部17及びロック装置18では、経過時間演算部15
から与えられた経過時間が予め定められた一定の時間以
内であるか否かを判断する。
【0040】経過時点が一定の時間以内であると判断さ
れる場合は、エンジン始動回路19にエンジン始動許可
信号を送信する。したがって、この状態ではエンジン始
動回路19はエンジンロック状態には移行せず、故にエ
ンジンスイッチ16がオンになるとエンジン2を始動す
ることになる。しかる後、ステップS04からの処理を
繰り返す。
【0041】一方、ステップS07において、コード生
成部17及びロック装置18が経過時間演算部15から
の出力に基づいて経過時間超過状態(タイマーの経過時
間が一定の時間を超えている状態)を検出した場合は、
ステップS08に進む。
【0042】ステップS08では、エンジンロック状態
に遷移する。即ち、ロック装置18は、エンジン始動回
路19に対してエンジン始動許可信号を送信しないよう
にする。これにより、エンジン始動回路19は機能せ
ず、エンジンスイッチ16の操作に拘わらずエンジン2
は始動しない。
【0043】次に、ステップS09において、ロック装
置18は、エンジン2を始動するためにエンジンスイッ
チ16を操作するためアクセサリーキーがオンになった
かどうかを検知する。そして、アクセサリーキーがオン
になっていれば、図4中のステップS10に進む。
【0044】ステップS10において、ロック装置18
からのコード生成要求信号に基づいて、コード生成部1
7は、カーナビゲーションシステム1で使用されている
車両IDと、同じくカーナビゲーションシステム1で得
られた車両の位置情報(緯度データ及び経度データ)と
に基づいて、「文字列コード」及び「解除コード」を生
成する(コード生成機能)。
【0045】次に、ステップS11において、「文字列
コード」のみを表示部5に表示する(文字列コード表示
機能)。この時点では、車両のエンジン2はステップS
12のようにロック状態が維持されている。そして、ス
テップS13において、ロック装置18は、表示部5で
の表示または音声出力装置での音声案内等により、文字
列コードを防犯センター6へ口頭で伝達するように使用
者に要求する。
【0046】これに応じて、使用者は、携帯電話等の任
意の通信手段7を通じて、防犯センターに連絡し、表示
部5に表示された「文字列コード」を口頭で伝達する。
【0047】ここで、図5はこのときの防犯センター6
側の動作手順を示すフローチャートである。防犯センタ
ー6では、まずステップS21のように、文字列コード
の連絡を受けたかどうかを認識し、ステップS22にお
いて、文字列コードを所定の演算式に基づいて復号化
し、車両IDと位置情報(緯度データ及び経度データ)
を算出する。そして、ステップS23において、算出さ
れた車両IDを不正使用届け出リスト(盗難車リスト)
に照合し、防犯センター6に盗難届が出されているか否
かを照合する。
【0048】このステップS23において、車両IDが
不正使用届け出リスト内になかった場合(以下「照合不
一致」と称す)には、ステップS24に進み、車両ID
及び位置情報から、所定の演算式に基づいて解除コード
を算出し、使用者の携帯電話等の通信手段7を通じてそ
の場で解除コードを口頭で使用者に伝達する(ステップ
S25)。
【0049】一方、ステップS23において、車両ID
が不正使用届け出リスト内にあった場合(以下「照合一
致」と称す)には、ステップS26に進み、解除コード
とは異なったダミーコードを生成する。そして、ステッ
プS27において、盗難車であると推測される車両の位
置情報(緯度データ及び経度データ)を警察等に連絡し
た後、使用者の携帯電話等の通信手段7を通じてその場
でダミーコードを口頭で使用者に伝達する(ステップS
28)。
【0050】再び図4に戻り、使用者は、携帯電話等の
通信手段7を通じて防犯センター6から伝達されたコー
ドを操作パネル4を通じて入力する。そして、ステップ
S14において、ロック装置18はコードが入力された
旨を検知した後、ステップS15において、使用者が受
け取ったコードがステップS10で生成された正しい解
除コードに一致しているかどうかを比較判断する。そし
て、一致していれば、ステップS16において、ロック
装置18からエンジン始動回路19及び経過時間演算部
15にエンジン始動許可信号を送信する。この時点で、
エンジン始動回路19はエンジンロック状態を解除す
る。したがって、エンジンスイッチ16がオンになると
エンジン2を始動することになる。
【0051】しかる後、ステップS06に進む。ステッ
プS06では、ロック装置18からのエンジン始動許可
信号に基づいて、経過時間演算部15がその時点の日付
け及び時刻のデータを「適正状態最終時点」のデータと
して記憶部14に更新的に記憶させてタイマーリセット
を行い、その後、ステップS04からの処理を繰り返
す。
【0052】一方、ステップS15において、操作パネ
ル4で入力されたコードが、ステップS10で生成され
た正しい解除コードに対して不一致であると判断した場
合は、ステップS17に進む。ステップS17では、表
示部5または音声出力装置(図示せず)によって、例え
ば「『解除コード』が異なっています」という報知を行
ったり、警報サイレンを吹鳴するとともに、エンジンロ
ック状態のまま処理を終了する。
【0053】かかる盗難車両追跡システムが搭載された
車両は、盗難にあっても、窃盗犯は、次にエンジン2を
始動しようとするときに、車両ID及び車両の位置情報
(緯度データ及び経度データ)を可逆的に符号化した文
字列コードを防犯センター6に連絡して防犯センター6
から教示される正しい解除コードを入力しない限り、エ
ンジン2のロック状態を解除できないため、盗難車の位
置を防犯センター6で容易に確認することができる。
【0054】そして、使用者が防犯センター6に文字列
コードを連絡する際に、使用者が常用している携帯電話
や一般の電話等の任意の通信手段7を使用して口頭で防
犯センター6に連絡し、この通信手段7を通じてその場
で解除コードを得るようにしているので、専用の通信装
置を設置しなくてもよい。したがって、車両の装備コス
トを低く抑制することができる。
【0055】尚、上記実施の形態では、車両の現在位置
を検出する現在位置検出手段としてカーナビゲーション
システム1を適用していたが、GPS等を使用して車両
の現在位置を検出する装置であればどのようなものを適
用しても差し支えない。
【0056】また、上記実施の形態では、車両が盗難さ
れた旨を判断した場合に、ロック装置(車両走行制限手
段)18からのエンジン始動回路19に対するエンジン
始動許可信号の出力を停止し、これによりエンジン2を
ロック状態とするようにしていたが、その他、車両走行
制限手段として、例えばエンジン2の回転数を一定の回
転数以下に制限して車両走行を徐行しかできなくした
り、エンジン2の始動後に一定時間が経過すると自動的
にエンジン2を停止させる機能を有せしめるなど、通常
の車両走行に対して制限を加えるものであればどのよう
な機能を保有していてもよい。
【0057】また、上記実施の形態では、自動車の盗難
の可能性がある状態を検知した場合にのみ、文字列コー
ドを表示部5を表示して防犯センター6から解除コード
の通知を受けるように促していたが、単に一定期間毎の
タイミングで文字列コードを表示部5を表示して防犯セ
ンター6から解除コードの通知を受けるように促しても
よい。
【0058】
【発明の効果】請求項1〜請求項3に記載の発明によれ
ば、車両の識別情報と所定の現在位置検出手段で検出さ
れた車両の位置情報とに基づいて車両走行制限状態を解
除するための解除コードを生成するとともに、識別情報
及び位置情報に基づいて解除コードとは異なる文字列コ
ードを可逆的に生成し、所定の表示部に表示するコード
生成部と、所定のタイミングで車両を車両走行制限状態
に切り換え、コード生成部で生成された解除コードが所
定の操作パネルを通じて入力された場合に車両走行制限
状態を解除する車両走行制限手段とを備えているので、
例えば請求項4及び請求項6に記載の発明のように、車
両が車両走行制限状態に切り換えられたときに、使用者
が表示部の文字列コードを見て、この文字列コードを任
意の通信手段を通じて防犯センターに口頭で告げたとき
に、防犯センターにおいて、使用者から通信手段を通じ
て連絡のあった文字列コードから識別情報及び位置情報
を復号化し、識別情報をキーとして所定の不正使用届け
出リストに対する照合を行い、識別情報が不正使用届け
出リスト内のデータに一致していないときに識別情報及
び位置情報に基づいて解除コードを生成してこれを通信
手段を通じて使用者に伝達する一方、識別情報が不正使
用届け出リスト内のデータに一致しているときにダミー
コードを通信手段を通じて使用者に伝達し、車両側にお
いて、コード生成部で生成された解除コードが所定の操
作パネルを通じて入力された場合に車両走行制限状態を
解除するようにすれば、車両が盗難にあっても、窃盗犯
は、次に車両を運転しようとするときに、識別情報及び
位置情報を可逆的に符号化した文字列コードを防犯セン
ターに連絡しない限り、車両走行制限状態を解除できな
い。したがって、盗難車の位置を防犯センター側で容易
に確認することができる。
【0059】そして、使用者が防犯センターに文字列コ
ードを連絡する際に、使用者が常用している携帯電話等
の任意の通信手段を使用して口頭で防犯センターに連絡
し、この通信手段を通じてその場で解除コードを得るよ
うにしているので、専用の通信装置を設置しなくてもよ
い。したがって、車両の装備コストを低く抑制すること
ができる。
【0060】請求項5に記載の発明によれば、車両の正
規保管場所を登録する位置登録部と、現在位置検出手段
で検出された車両の現在位置が位置登録部に予め登録さ
れた正規保管場所に合致するか否かを比較判断する位置
比較部とをさらに備え、所定のタイミングが、位置比較
部の比較結果に基づいて、車両の現在位置と正規保管場
所とが不一致である状態が一定期間を超えて継続するか
否かを車両走行制限手段で判断し、その判断結果におい
て一定期間を超えていたときであるので、自動車が正規
保管場所に位置しない状態が一定の時間を超えて継続し
た場合に限定して、使用者に防犯センターへの連絡を義
務付けるようにしているので、必ず本人確認のための照
合を行う場合に比べて、車両が正常な状態で運用されて
いるときの正当な所有者の労力を軽減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一の実施の形態に係る盗難車両追跡
システムが適用された車両の主要な構成を示すブロック
図である。
【図2】この発明の一の実施の形態に係る盗難車両追跡
システムを示すブロック図である。
【図3】この発明の一の実施の形態に係る盗難車両追跡
システムの動作を示すフローチャートである。
【図4】この発明の一の実施の形態に係る盗難車両追跡
システムの動作を示すフローチャートである。
【図5】防犯センター側での動作を示すフローチャート
である。
【符号の説明】
SS 盗難車両追跡システム 1 カーナビゲーションシステム 2 エンジン 4 操作パネル 5 表示部 6 防犯センター 7 携帯電話等の任意の通信手段 11 位置登録部 12 位置比較部 13 計時手段 14 記憶部 15 経過時間演算部 16 エンジンスイッチ 17 コード生成部 18 ロック装置 19 エンジン始動回路
フロントページの続き (72)発明者 指田 哲明 愛知県名古屋市南区菊住1丁目7番10号 株式会社オートネットワーク技術研究所内 Fターム(参考) 5C086 AA28 BA22 CA25 DA40 5H180 AA01 BB05 EE02 EE07 FF03 FF25 FF27

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 盗難車の位置を追跡する盗難車両追跡シ
    ステムであって、 所定のタイミングで車両を車両走行制限状態に切り換え
    る車両走行制限手段と、 前記車両走行制限状態のときに、車両の識別情報と所定
    の現在位置検出手段で検出された車両の位置情報とに基
    づいて車両走行制限状態を解除するための解除コードを
    生成するとともに、前記識別情報及び前記位置情報に基
    づいて前記解除コードとは異なる文字列コードを可逆的
    に生成し、前記文字列コードを所定の表示部に表示する
    コード生成部と、 前記文字列コードを使用者の操作に基づいて所定の防犯
    センターに連絡するとともに、前記防犯センターから前
    記解除コードの通知を受けるための通信手段とを備え、 前記車両走行制限手段が、前記通信手段を通じて通知さ
    れたコードが所定の入力手段を通じて使用者により入力
    された場合に、前記コードが前記解除コードと一致して
    いるか否かを判断し、一致していた場合に前記車両走行
    制限状態を解除する一方、不一致の場合に車両走行制限
    状態を維持することを特徴とする盗難車両追跡システ
    ム。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の盗難車両追跡システム
    であって、 前記通信手段は、前記防犯センターから前記解除コード
    と異なるダミーコードの通知を受けるためにも利用さ
    れ、 前記車両走行制限手段が、前記コードが前記解除コード
    と一致しているか否かを判断したときに、不一致の場合
    に車両走行制限状態を維持することを特徴とすることを
    特徴とする盗難車両追跡システム。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の盗難車
    両追跡システムであって、 前記通信手段は、一般公衆回線を通じて通話可能とされ
    た電話機であることを特徴とする盗難車両追跡システ
    ム。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし請求項3のいずれかに記
    載の盗難車両追跡システムであって、 前記通信手段を通じて前記文字列コードの連絡があった
    ときに、前記コード生成部から前記識別情報及び前記位
    置情報を復号化し、前記識別情報をキーとして所定の不
    正使用届け出リストに対する照合を行い、前記識別情報
    が前記不正使用届け出リスト内のデータに一致していな
    いときに前記識別情報及び前記位置情報に基づいて前記
    解除コードを生成してこれを前記通信手段を通じて使用
    者に伝達する一方、前記識別情報が前記不正使用届け出
    リスト内のデータに一致しているときにダミーコードを
    前記通信手段を通じて使用者に伝達する前記防犯センタ
    ーをさらに備える盗難車両追跡システム。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の盗難車両追跡システム
    であって、 車両の正規保管場所を登録する位置登録部と、 現在位置検出手段で検出された車両の現在位置が前記位
    置登録部に予め登録された正規保管場所に合致するか否
    かを比較判断する位置比較部とをさらに備え、 前記所定のタイミングが、前記位置比較部の比較結果に
    基づいて、車両の現在位置と前記正規保管場所とが不一
    致である状態が一定期間を超えて継続するか否かを前記
    車両走行制限手段で判断し、その判断結果において一定
    期間を超えていたときであることを特徴とする盗難車両
    追跡システム。
  6. 【請求項6】 盗難車の位置を追跡する盗難車両追跡方
    法であって、 車両側において、所定のタイミングで、車両の識別情報
    と所定の現在位置検出手段で検出された車両の位置情報
    とに基づいて車両走行制限状態を解除するための解除コ
    ードを生成するとともに、前記識別情報及び前記位置情
    報に基づいて前記解除コードとは異なる文字列コードを
    可逆的に生成し、当該文字列コードを所定の表示部に表
    示し、且つ車両を車両走行制限状態に切り換える第1の
    工程と、 前記車両側において、使用者が、前記表示部に表示され
    た前記文字列コードを任意の通信手段を用いて所定の防
    犯センターに連絡する第2の工程と、 前記防犯センターにおいて、前記使用者から前記通信手
    段を通じて連絡のあった前記文字列コードから前記識別
    情報及び前記位置情報を復号化する第3の工程と、 前記防犯センターにおいて、前記識別情報をキーとして
    所定の不正使用届け出リストに対する照合を行い、前記
    識別情報が前記不正使用届け出リスト内のデータに一致
    していないときに前記識別情報及び前記位置情報に基づ
    いて前記解除コードを生成してこれを前記通信手段を通
    じて使用者に伝達する一方、前記識別情報が前記不正使
    用届け出リスト内のデータに一致しているときにダミー
    コードを前記通信手段を通じて使用者に伝達する第4の
    工程と、 前記車両側において、前記コード生成部で生成された前
    記解除コードが所定の入力手段を通じて入力された場合
    に前記車両走行制限状態を解除する第5の工程とを備え
    る盗難車両追跡方法。
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