JP2002218760A - Pfcコンバータの制御装置 - Google Patents

Pfcコンバータの制御装置

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JP2002218760A
JP2002218760A JP2001006046A JP2001006046A JP2002218760A JP 2002218760 A JP2002218760 A JP 2002218760A JP 2001006046 A JP2001006046 A JP 2001006046A JP 2001006046 A JP2001006046 A JP 2001006046A JP 2002218760 A JP2002218760 A JP 2002218760A
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input power
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Chizumi Funaba
千純 舟場
Yoshihiro Tokoroya
良裕 所谷
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来、力率改善(PFC)制御時のコンバー
タ出力は、電源電圧変動に対応したPFCの制御維持の
ため入力電源電圧の最大値に対して余裕を持って高く設
定した一定値に制御していたが、入力電源電圧の変動が
大きくその最大値がPFCの出力電圧指令を超えたと
き、力率改善動作が停止する可能性があるなどの課題を
有していた。 【解決手段】 入力電源電圧を常時検出することによ
り、PFCの出力電圧指令をPFCが動作する最低電圧
(入力電源電圧の最大値)より常に高くなるように制御
する。このように制御することによって、広範囲の入力
電源電圧の変動に対処して力率改善動作が可能で、さら
にPFCの出力電圧指令を不必要に高くする必要がない
ので損失が少ないPFCの制御が可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、力率改善(PF
C)コンバータの制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図6は、従来のPFCコンバータの制御
回路図例である。図6において、1は交流電源、2はダ
イオードブリッジ、3はリアクタ、4はスイッチング素
子、5はスイッチング素子4の制御部、6はダイオー
ド、7は平滑コンデンサ、8は負荷回路、9はスイッチ
ング素子制御部5に入力する出力電圧指令10の算出
部、10はスイッチング素子制御部5に入力する出力直
流電圧指令である。このようなPFCコンバータ制御回
路の例は、特開昭53−5755号広報に開示されてい
る。
【0003】図7(a)に、力率改善動作をしない場合
(図6のスイッチング素子4がスイッチング動作を行わ
ない場合)の交流電源1の電圧、ダイオードブリッジ2
の出力電圧、平滑コンデンサ7の両端の電圧および交流
電源1の電流の波形例を示す。入力電源電圧が平滑コン
デンサ7の両端の電圧より高い場合には平滑コンデンサ
7を充電する充電電流が流れ、入力電源電圧が平滑コン
デンサ7の両端の電圧より低い場合には充電電流が流れ
ないため、交流電源1の電流は、同図(a)に示したよ
うな電流となる。
【0004】一方、力率改善動作をする場合、スイッチ
ング素子4がスイッチング動作をすることにより、ダイ
オードブリッジの入力電流は同図(b)に示すように正
弦波に近い電流となる。ここで、力率改善動作の詳細に
ついて述べる。
【0005】PFCは、入力電源電圧が平滑コンデンサ
7の両端の電圧(以下PFCの出力電圧と呼ぶ)より低
い場合は、スイッチング素子のオン時間を長くしてリア
クタ3に電流を流し、入力電源電圧がPFCの出力電圧
より高い場合は、スイッチング素子4のオン時間を短く
してリアクタ3に電流が流れないようにして、入力電流
の波形を正弦波に近づける動作を行う。
【0006】PFCは、このようにリアクタ3に電流を
積極的に流すことによって力率改善動作を行うが、同時
にリアクタ3に蓄えたエネルギーをダイオード6を介し
て放出することにより、昇圧動作も行う。この昇圧の
量、すなわちPFCの出力電圧はスイッチング素子4の
デューティを制御するスイッチング素子制御部5への指
令10によって決定されるため、PFCの出力電圧は指
令10によって決まる。しかし、電圧指令10がPFC
の入力電圧より低いか同じ場合、スイッチング素子4は
動作しないため、力率を改善することができない。従っ
て、常にPFCの制御を行うためには、電圧指令10が
PFCの入力電圧より常に大きくなければならない。
【0007】ここで、従来のエアコン用圧縮機等のモー
タを制御する際に用いられるPFCの制御例について紹
介する。特開昭63−224698広報に開示され周知
となっているように、一般にPFCを用いたエアコン用
圧縮機等のモータを制御するにあたり、効率が有利にな
ることから、中・低速域ではPWM(パルス幅変調)制
御、高速域ではPAM(パルス振幅変調)制御が用いら
れている。
【0008】図8は、上記PFC回路を用いてモータを
制御する場合のモータの回転数とインバータ部の入力電
圧(コンバータ部の出力電圧)との関係を示す。モータ
の回転数はモータの負荷と印加電圧によって決まる。従
って、ある回転数以下で運転しようとした場合、PFC
は降圧動作をさせることができないため、インバータ部
でPWM制御を行ってモータの平均印加電圧を制御して
いる。一方、ある回転数以上の場合は、PFCの昇圧動
作を利用し、モータの印加電圧をPFCの出力電圧で制
御してモータの回転速度を制御している。インバータ部
でPWM制御を行っているときにPFCの動作を停止し
ていると、力率の改善動作が行われない。従って、PW
M制御時も力率の改善動作を行うためにPFCを動作さ
せ、PFCの出力電圧を昇圧させる必要がある。
【0009】PFCが力率改善動作を行うためには、前
述のようにPFCの出力電圧が入力電源電圧の最大値よ
り常に大きくなければならない。従って、PWM制御時
に一定のPFCの出力電圧指令10を設定する場合、指
令10は入力電源電圧が変動しても常に入力電源電圧の
最大値より大きいように設定する必要がある。
【0010】このことから、従来は、PWM制御時のP
FCの出力電圧指令を入力電源電圧の最大値に対して余
裕を持たせた高い値に設定し、これを力率改善維持のた
めの電源電圧変動対策としていた。図9に、従来のPW
M制御時における入力電源電圧値とコンバータ出力指令
値との関係を示す。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のPWM制御時のコンバータ出力指令を入力電源電圧
に対して余裕を持たせた高い値に設定する制御方式に
は、以下に述べる3点の課題があった。一点目は、入力
電源電圧の変動が大きく、その最大値がコンバータ出力
指令を超える可能性があり、その場合、力率改善動作が
停止することである。各国の電源事情を考えたとき、出
力指令に余裕を取っても、入力電源電圧の変動により力
率改善動作が停止する可能性が考えられる。
【0012】二点目は、モータ制御のPWM領域におい
て、PFCの出力電圧指令が高いほど、コンバータ回路
での昇圧による損失や、インバータ部のスイッチング損
失が大きくなることである。
【0013】三点目は、PWM/PAM制御移行速度が
高くなることである。PAM制御の方がインバータ部の
スイッチング損失やモータの鉄損が小さいため、PAM
制御への移行速度を下げた方が効率面で有利である。し
かしながら、従来例のようにPWM制御時のPFCの出
力電圧を高く設定すると、PWM/PAM制御移行速度
が高くなり、インバータ部とモータの効率が低下する。
【0014】本発明は以上の三点の従来の課題を解決す
るものであり、広範囲の入力電源電圧の変動に関わらず
力率改善動作が可能で、PWM制御時のPFCの出力電
圧指令を不必要に高くする必要がなく、さらにPAM制
御への移行速度をなるべく下げることが可能であるPF
Cの出力電圧指令の設定法を提供することを目的とす
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、入力電源電圧を検出することにより、PF
Cの出力電圧指令を入力電源電圧の最大値(PFCが動
作する最低出力電圧)より常に高くなるように制御する
ものである。
【0016】上記入力電源電圧を検出することによっ
て、広範囲の入力電源電圧の変動に関わらず常に力率改
善動作が可能となり、さらにPWM制御時のPFCの出
力電圧指令を不必要に高くする必要がないことと、PA
M制御移行速度を常に最小にすることができることよ
り、損失の少ないPFCの制御が可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、PFC
コンバータ回路において、入力電源電圧を検出すること
により、PFCの出力電圧指令を入力電源電圧の最大値
(PFCが動作する最低出力電圧)より常に高くなるよ
うに制御するものである。このように制御することによ
り、広範囲の電源電圧変動に応じて力率改善動作が可能
で、さらにPWM制御時のPFCの出力電圧指令を不必
要に高くする必要がないことと、PAM制御移行速度を
常に最小にすることがでることより、損失の少ないPF
Cの制御が可能となる。
【0018】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、検出する入力電源電圧として入力交流
電源の片側と整流後の回路GNDとの電位差を用い、電
源電圧値として同電位差の最大値を検出するものであ
る。そして、この方法を用いることにより、入力電源電
圧の変動を直接検出することができる。
【0019】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、検出する入力電源電圧として入力交流
電源の片側と整流後の回路GNDとの電位差を用い、電
源電圧値として同電位差の高周波成分を除去した電圧の
最大値を検出するものである。高周波成分を除去するこ
とにより、制御装置に用いるCPUにおいて、最大電圧
を求めるための処理が少ない検出方法を提供することが
できる。
【0020】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、検出する入力電源電圧としてダイオー
ドブリッジによる整流直後の電圧を用い、電源電圧値と
して同電圧の最大値を検出するものである。この方法を
用いることにより、請求項2に記載の発明と比較して倍
の周期で入力電源電圧の変動を検出することが可能であ
る。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、検出する入力電源電圧としてダイオー
ドブリッジによる整流直後の電圧を用い、電源電圧値と
して同電圧の高周波成分を除去した電圧の最大値を検出
するものである。この方法を用いることにより、請求項
3に記載の発明と比較すると倍の周期で入力電源電圧の
変動を検出することが可能である。
【0022】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、検出する入力電源電圧としてダイオー
ドブリッジによる整流直後の電圧を用い、電源電圧値と
して同電圧を平滑して周波数成分を除去した電圧を検出
するものである。この方法を用いることにより、制御装
置に用いるCPUにおいて、請求項2から5に記載の発
明と比較すると、最も処理の少ない電源電圧検出方法を
提供することが可能である。
【0023】
【実施例】以下本発明の実施例について図面を参照して
説明する。
【0024】(実施例1)図1に実施例1における入力
電源電圧検出値とPFCの出力電圧指令の関係を示す。
従来例で示した図9と異なり、実施例1では、同図1の
ように入力電源電圧の変動に応じてPFCの出力電圧を
変化させる。
【0025】例えばPFCの出力電圧が、入力電源電圧
の最大値と比較して、常に10V高い値に設定する。こ
のPFCの出力電圧は、力率改善動作を行うためには常
に入力電源電圧の最大値より大きい必要がある。入力電
源電圧の最大値とPFCの出力電圧の差が大きいほど、
力率が良いというメリットがあるが、昇圧に伴う損失や
スイッチング損失か増え、さらにPAM制御への移行速
度が高くなるというデメリットがあるため、用途に応じ
て適当な値に設定する。
【0026】上記制御方法を用いることにより、広範囲
の入力電源電圧の変動に応じて力率改善動作が可能で、
さらにPWM制御時のPFCの出力電圧指令を不必要に
高くする必要がないことと、PAM制御移行速度を常に
最小にすることができることより、損失の少ないPFC
の制御が可能となる。
【0027】(実施例2)図2は、実施例2における入
力電源電圧検出の構成を示した図である。同図2におい
て、11は交流電圧検出部、12は交流電圧検出値であ
る。また、図4に、実施例2における入力電源電圧検出
をあらわすフローチャートを示す。
【0028】実施例2では、図2に示すように、入力交
流電源の片側と整流後の回路GNDとの電位差を用い、
図4のように、同電位差の最大値を交流電源の1周期毎
に検出するものである。この方法を用いることにより、
入力電源電圧の変動を直接検出することによって実施例
1の制御を実現することができる。
【0029】(実施例3)実施例3は、図2の入力電源
電圧検出部を用い、図5(c)と図4に示す電圧検出方
法を用いる例である。図5(a)は、ダイオードブリッ
ジ出力電圧波形であり、(b)はその拡大図で、スイッ
チング素子4の力率改善動作によるキャリア周波数成分
が重畳されている。そして同図5(c)は、ダイオード
ブリッジ出力電圧からフィルタ回路によってキャリア周
波数成分(数k〜数十kHz)を除去した波形である。
【0030】実施例3は、実施例2と同じ部分の電圧変
動を検出するため、図5(c)に示す波形のように同電
圧の高周波成分を除去した電圧から、図4に示す方法で
最大値を検出するものである。
【0031】このように、高周波成分を除去するという
方法を用いることにより、制御装置に用いるCPUにお
いて、最大電圧の検出を処理の少ない方法で実施例1の
制御を実現することができる。
【0032】(実施例4)実施例4は、図3の入力電源
電圧検出部を用い、図4に示す電圧検出方法を用いる例
である。
【0033】実施例4では、図3のように、ダイオード
ブリッジによる整流直後の電圧を用い、図4に示すよう
に、同電圧の1周期毎の電源電圧最大値を検出するもの
である。
【0034】この方法を用いることにより、請求項2に
記載の発明と比較して、倍の周期で入力電源電圧の変動
を検出することが可能で、応答良く実施例1の制御を実
現することができる。
【0035】(実施例5)実施例5は、図3の入力電源
電圧検出部を用い、図5(c)と図4に示す電圧検出方
法を用いる例である。
【0036】実施例5は、実施例4と同じ部分の電圧変
動を検出するため、図5(c)に示す波形のように同電
圧の高周波成分を除去した電圧から、図4に示す方法で
最大値を検出するものである。
【0037】このように、高周波成分を除去するという
方法を用いることにより、制御装置に用いるCPUにお
いて、実施例4と比較して最大電圧の検出を処理の少な
い方法で実現することができる。また、ダイオードブリ
ッジによる整流直後の電圧を用いることによって、実施
例3と比較して、倍の周期で入力電源電圧を検出するこ
とができる。
【0038】(実施例6)実施例6は、図3の入力電源
電圧検出部を用い、図5(d)と図4に示す電圧検出方
法を用いる例である。図5(d)は、ダイオードブリッ
ジによる整流直後の電圧から電源周波数(数十Hz)以
上の周波数成分を除去した波形である。
【0039】実施例6では、図5(d)のように入力電
源電圧の変動をノイズやスイッチング成分を取り除いて
平滑した値をそのまま用いるため、制御装置に用いるC
PUにおいて、実施例2から5と比較して、最も処理負
担が少なく入力電源電圧を検出することが可能である。
【0040】なお、本発明は上記の実施例に限定される
ものではなく、例えば以下のような変形も可能である。
【0041】すなわち、第一に、本発明の実施例2ない
し実施例6に記載した電源電圧検出方法をそれぞれ組み
合わせてもよい。また、第二には、実施例1に記載した
入力電源電圧とコンバータ出力指令との関係を、ステッ
プ状または曲線状にして制御を行ってもよい。
【0042】
【発明の効果】上記実施例から明らかなように、請求項
1に記載の発明は、PFCコンバータ回路において、入
力電源電圧を検出することにより、PFCの出力電圧指
令が入力電源電圧の最大値より常に高くなるように制御
するもので、このように制御することにより、広範囲の
入力電源電圧の変動に対処して力率改善動作が可能とな
り、さらにPFCの出力電圧を不必要に高くする必要が
ないためPFCの昇圧損失や、インバータ部およびモー
タの損失を少なくできるという効果を奏する。また、P
AM制御への移行速度を低くすることができ、さらにモ
ータ損失を低減できるという効果を奏する。
【0043】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において検出する入力電源電圧を入力交流電源の
片側と整流後の回路GNDとの電位差の最大値とするも
ので、この方法を用いることにより、入力電源電圧を直
接検出することができる。
【0044】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において検出する入力電源電圧を入力交流電源の
片側と整流後の回路GNDとの電位差の高周波成分を除
去した電圧の最大値とするもので、高周波成分を除去す
ることより、制御装置に用いるCPUにおいて、最大電
圧を求める処理負担が少ない検出方法を実現することが
できるという効果を奏する。
【0045】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において検出する入力電源電圧をダイオードブリ
ッジによる整流直後の電圧の最大値とするもので、請求
項2に記載の発明と比較して、倍の周期で入力電源電圧
動を検出することが可能であるという効果を奏する。
【0046】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において検出する入力電源電圧をダイオードブリ
ッジによる整流直後の電圧の高周波成分を除去した電圧
の最大値とするもので、請求項3に記載の発明と比較し
て倍の周期で入力電源電圧の変動を検出することが可能
であるという効果を奏する。
【0047】請求項6に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において検出する入力電源電圧をダイオードブリ
ッジによる整流直後の電圧を平滑して周波数成分を除去
した電圧とするもので、制御装置に用いるCPUにおい
て、請求項2から5に記載の発明と比較して、最も処理
負担が少なく入力電源電圧を検出することが可能である
という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における制御方法を示す図
【図2】実施例2及び3で示す入力電源電圧検出回路の
構成図
【図3】実施例4〜6で示す入力電源電圧検出回路の構
成図
【図4】実施例2〜5で示す最大電圧検出方法を示すフ
ローチャート
【図5】(a)実施例3,5,6の説明のための入力電
源電圧検出部の電圧波形を示す図 (b)同図(a)のX部における拡大波形を示す図 (c)実施例3,5における入力電源電圧検出部の電圧
波形の高周波成分除去後の電圧波形を示す図 (d)実施例6における入力電源電圧検出部の電圧波形
の周波数成分除去後の電圧波形を示す図
【図6】従来例のPFCコンバータ制御の回路構成図
【図7】(a)従来例のコンバータ部の電圧電流波形
(力率改善をしない場合)を示す図 (b)従来例のコンバータ部の電圧電流波形(力率改善
をする場合)を示す図
【図8】従来例のエアコン用圧縮機制御おけるインバー
タ部入力電圧制御を示す図
【図9】同PWM制御における入力電源電圧とコンバー
タ出力指令の関係を示す図
【符号の説明】
1 交流電源 2 ダイオードブリッジ 3 リアクタ 4 スイッチング素子 5 スイッチング素子の制御部 6 ダイオード 7 平滑コンデンサ 8 負荷回路 9 出力電圧指令算出部 10 出力直流電圧指令 11 交流電圧検出部 12 交流電圧

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 交流電源を整流して入力し、直流電圧を
    指令どおりに出力する力率改善(PFC)コンバータ回
    路において、入力電源電圧を検出する手段と、PFC制
    御を常に行うためPFCの出力電圧が入力電源電圧の最
    大値より常に高くなるよう制御する手段とを備えたこと
    を特徴とするPFCコンバータの制御装置。
  2. 【請求項2】 前記検出する入力電源電圧として、入力
    交流電源の片側と整流後の回路GNDとの電位差を用
    い、同検出手段として、前記電位差の最大値を検出する
    手段を用いることを特徴とする請求項1記載のPFCコ
    ンバータの制御装置。
  3. 【請求項3】 前記検出する入力電源電圧として、入力
    交流電源の片側と整流後の回路GNDとの電位差を用
    い、同検出手段として、前記電位差を平滑して最大値を
    検出する手段を用いることを特徴とする請求項1記載の
    PFCコンバータの制御装置。
  4. 【請求項4】 前記検出する入力電源電圧として、ダイ
    オードブリッジによる整流直後の電圧を用い、同検出手
    段として、前記電圧の最大値を検出する手段を用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載のPFCコンバータの制御
    装置。
  5. 【請求項5】 前記検出する入力電源電圧として、ダイ
    オードブリッジによる整流直後の電圧を用い、同検出手
    段として、前記電圧の高周波成分を除去した電圧の最大
    値を検出する手段を用いることを特徴とする請求項1記
    載のPFCコンバータの制御装置。
  6. 【請求項6】 前記検出する入力電源電圧として、ダイ
    オードブリッジによる整流直後の電圧を用い、同検出手
    段として、前記電圧を平滑して検出する手段を用いるこ
    とを特徴とする請求項1記載のPFCコンバータの制御
    装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8630105B2 (en) 2009-03-24 2014-01-14 Murata Manufacturing Co., Ltd. Switching power supply apparatus including a PFC converter that suppresses harmonic currents
CN113424129A (zh) * 2019-02-07 2021-09-21 弗雷亚尔食品有限公司 具有功率因数校正的电动机控制电路

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