JP2002218106A - 通信装置操作システム及び遠隔監視方法 - Google Patents

通信装置操作システム及び遠隔監視方法

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JP2002218106A
JP2002218106A JP2001014105A JP2001014105A JP2002218106A JP 2002218106 A JP2002218106 A JP 2002218106A JP 2001014105 A JP2001014105 A JP 2001014105A JP 2001014105 A JP2001014105 A JP 2001014105A JP 2002218106 A JP2002218106 A JP 2002218106A
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wireless communication
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Hiroaki Iwata
浩明 岩田
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KYOWA SONIKKU KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 無線型通信装置とは別体に形成され、防犯・
防災目的でこれを操作可能な通信装置操作システム、並
びに遠隔監視システム及び遠隔監視方法を提供する。 【解決手段】 侵入者や災害の発生を検知するセンサ3
と、通信装置操作本体4とを含んで構成され、該通信装
置操作本体4の駆動部6は、センサ3から発せられる検
知信号に起因して作動し、無線型通信装置の発信ボタン
8を操作する通信装置操作システム1を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、センサの検知信号
に起因して無線型通信装置を操作する通信装置操作シス
テム、及びこれを用いた遠隔監視システム、並びに遠隔
監視方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、建築物内への不法侵入や火災など
が生じた場合に於いて、被害を最小限にする為に採用さ
れている防犯・防災装置としては種々のものが提案され
ている。また、防犯・防災装置の内、電話回線などを利
用した遠隔監視システム(セキュリティシステム)も多
数提供されている。
【0003】この遠隔監視システムは、一般には、セキ
ュリティ装置に接続されたセンサが異常を検知した場
合、予め設定されている特定の連絡先に信号を発して、
当該連絡先(多くの場合、警備保障会社などの管理セン
ター)に異常を知らせる通信モデム(インタフェース装
置)として具体化されている。
【0004】しかし、従来のインタフェース装置の殆ど
は、専ら防犯・防災の為だけに使用される専用装置とし
て提供されており、また比較的高価なものとなってい
た。特に、各種センサを各部屋に配備し、前記インタフ
ェース装置と配線したホームオートメーションシステム
等に於いては、大がかりな配線工事が必要なことから、
居住を新築あるいは増改築するような時でもなければ、
システム導入は経済的でなかった。また、一度システム
を構築すると改造時の柔軟性に欠ける欠点があった。
【0005】一方、種々の防犯・防災機能を付加した多
機能の電話機も考案されている。例えば、特開平2−6
7068号公報では、温度センサを内蔵した電話装置で
あって、予め設定した設定温度以上になると、火災を自
動通報する機能を有するものが公表されており、特開平
3−159000号公報や特開平4−9535号公報等
では、電話機内蔵の温度センサの情報を構内交換機で集
中管理し、防災や空調制御に役立てるシステムが公表さ
れている。
【0006】更に、特開平6−22046号公報や特開
平6−62134号公報にも、電話機に各種センサを組
み込んだ「センサ電話機」が開示されているが、これも
一般の電話機に防犯・防災機能を付与したに過ぎない。
【0007】従って、従前に於いて提供されている遠隔
監視システム(或いは遠隔監視機能を有する電話機)
は、一般に使用されている通話目的の電話機(以下、通
常の電話機)とは別に、或いはこれに代えて使用される
ものであり、通常の電話機を利用し得るものではない。
【0008】更に、前記従前の遠隔監視システムでは、
異常を検知した場合の連絡先は、管理センターなど、予
め、一の連絡先が特定されており、これを簡易に変更す
ることはできなかった。そのため、使用する度毎に、使
用者の都合に合わせて、都度連絡先を変更できるものと
はなっていない。
【0009】また、防犯や防災を目的として遠隔監視を
行う場合には、専用のシステムを導入するか、或いは電
話機能をも兼ね備えたものを購入しなければならないこ
とから不経済であり、一寸した外出等、簡易に使用でき
るものとはなっていない。
【0010】一方、近年では、コードレス電話機、携帯
電話機、自動車電話機等の無線型電話機や、ポケットベ
ル(登録商標)等、各種の無線型通信装置が爆発的に普
及している。然るに、かかる状況下に於いても、既に提
供されている無線型通信装置を利用可能な遠隔監視シス
テムは未だ提供されていない。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】依って本発明は上記課
題を解決するものであり、既に提供されている無線型通
信装置を操作する為の通信装置操作システム、及び通信
装置操作システムと従来の無線型通信装置とを用いた遠
隔監視システム、並びに遠隔監視方法を提供するもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明に係る通信装置操
作システムは、周囲環境の変化を検知した際に、従来提
供されている無線型通信装置を操作し、発信ボタンを操
作するものである。これにより、当該通信装置操作シス
テムは、従来提供されている無線型通信装置を使用し
て、周囲環境の変化を監視する遠隔監視システムを構築
することができる。
【0013】即ち、本発明の通信装置操作システムは、
周囲環境の変化に応じて検知信号を出力するセンサと、
通信装置操作本体とを含んで構成されており、前記通信
装置操作本体は、無線型通信装置を固定する支持部と、
該無線型通信装置を操作する駆動部とを含んで構成さ
れ、該駆動部は、前記センサから発せられる検知信号に
起因して作動し、無線型通信装置の発信ボタンを操作す
ることを特徴とする。
【0014】上記無線型通信装置としては、従来提供さ
れているような、コードレス電話機、携帯電話機、自動
車電話機等の無線型電話機や、ポケットベル等、各種の
無線型通信装置を使用することができる。但し、本明細
書中に於ける通信装置とは、少なくとも電話回線を利用
して通信を行う装置のことであり、電話回線を全く利用
しない通信装置、例えばトランシーバーや赤外線リモコ
ンなどは含まれない。
【0015】また、前記課題は、周囲環境の変化を検知
して検知信号を出力するセンサと、通信装置操作本体と
を含んで構成されており、前記通信装置操作本体は、無
線型電話機を固定する支持部と、該無線型電話機の通信
を開始させる通信開始手段とを含んで構成され、該通信
開始手段は、前記センサから発せられる検知信号に起因
して作動する通信装置操作システムに依っても解決する
ことができる。
【0016】かかる通信開始手段としては、例えば携帯
電話に電気的な信号を伝えることにより、通話を開始す
るものを使用する事ができる。
【0017】本発明に於けるセンサとは、人検知センサ
や扉・窓・引き出し等の開閉を検知するセンサ等の各種
防犯センサや、都市ガスあるいはプロパンガス等LPG
の可燃性ガスのガス漏れセンサ、COガスセンサ等の酸
欠センサ、煙センサ、あるいは炎センサあるいはダイヤ
フラムやバイメタル等の火災センサ等の各種防災センサ
を含み、さまざまなセキュリティセンサ群より、任意に
1又は2以上を選択する事ができる。
【0018】防犯センサとしては、焦電型の人検知セン
サ(侵入センサと呼ばれる)、半導体圧力センサ、照度
センサ等の他、ドアや窓の開閉を磁石とリードスイッチ
あるいはホール素子の組合せで検知するようなセンサも
使用することができる。人検知センサは、赤外線などに
より人の動きなどを検知するものであり、侵入者の存在
を検知するのに有効である。また圧力センサは、ドアや
窓を開閉した場合に、部屋の圧力が極わずか変化するこ
とを検出するものである。したがって、離れた場所でも
侵入者の存在を察知できる。そして照度センサは、部屋
の明るさ、すなわち夜間であれば電灯がついているかど
うかを検知するものである。
【0019】また、防災センサは、その目的に応じて適
宜選択されるものであり、例えば石油ストーブや瞬間湯
沸器の不完全燃焼によるガス中毒を未然に防ぐことを目
的とする場合にはCOガスセンサが選択され、可燃ガス
の漏洩による災害を防止するこを目的とする場合にはガ
ス漏れセンサが使用され、また火災の防止を目的とする
場合には前記煙センサやバイメタルからなる熱センサを
使用することができる。前記ガス漏れセンサの場合、消
費電力が大きいが、実績の観点から、前述の酸化物半導
体型の可燃ガスセンサが好ましい。またCOガスセンサ
は、ガス中毒を未然に防止するのに有効である他、同時
にガス漏れセンサを補完することができる。
【0020】これらセンサは、同一目的に於いて動作原
理の異なる複数のセンサを組み合わせれば信頼性を向上
させることができる。例えば、火災防止目的に於いて使
用される火災センサの場合、前記煙センサとバイメタル
からなる熱センサの2つを組合せることができ、また防
犯センサの場合、焦電型の人検知センサ(侵入センサと
呼ばれる)と、半導体圧力センサ、あるいはこれに照度
センサを組合せることができる。
【0021】本発明の通信装置操作システムでは、前述
の如く支持部と駆動部とを含んで通信装置操作本体が構
成される。この支持部は無線型通信装置を固定する為の
ものであり、また駆動部は無線型通信装置の発信ボタン
を操作する為のものである。
【0022】ここで、従来提供されている無線型通信装
置は、その機種等に応じて発信ボタンの設置個所が異な
っている。従って、本発明の通信装置操作システムで
は、発信ボタンの設置個所を問わず、如何なる無線型通
信装置でも使用可能とする為に、使用する無線型通信装
置に応じて、駆動部の設置個所や、無線型通信装置の固
定箇所を調整可能なものとすることが望ましい。
【0023】また駆動部は、少なくとも無線型通信装置
の発信ボタンを操作できれば、その構造や駆動機構を問
わず形成することができる。例えば、1又は2つ以上の
押圧杵を用い、これが電気、磁気、弾性等により駆動し
て、少なくとも発信ボタンを操作する様に形成すること
ができる。
【0024】更に、本発明の通信装置操作システムで
は、センサからの信号を受領して駆動部に作動信号を発
するセンサ信号処理回路を含ませることができる。この
センサ信号処理回路は、センサから入力する検知信号を
取捨選択した上で作動信号を出力するものであり、これ
により誤作動を極力防止することができる。例えば、防
犯目的で本発明の通信装置操作システムを使用する場
合、監視を開始した直後に於いて、設置者を侵入者と誤
って認識し、作動する事態を防止するため、作動を開始
してから一定時間経過以降、又はセンサから入力する2
回目以降の信号によってのみ駆動部に作動信号を発する
ように設定することができる。
【0025】また、上記センサと通信装置操作本体と
は、別体で形成して、両者を適宜通信ケーブルで繋げる
ことができる他、両者を一体状に形成する事も可能であ
る。
【0026】そして本発明では、無線型通信装置と、こ
れとは別体として形成された通信装置操作システムとを
含んで構成された遠隔監視システムをも提供する。
【0027】この通信装置操作システムとしては、セン
サと、通信装置操作本体とを含んで構成したものを使用
する事ができ、例えば、前記の通信装置操作システムを
使用することができる。
【0028】この遠隔監視システムは、センサから発せ
られる検知信号に起因して、通信装置操作本体に保持さ
れる無線型電話機が、他の通信装置に信号を発するもの
であり、これによって、他の通信装置側に連絡を図るも
のである。
【0029】更に本発明では、無線型通信装置と、これ
とは別体として形成された通信装置操作システムとを用
い、周囲環境の変化を検知して通信装置操作システムの
作動によって、該通信装置操作システムに保持される無
線型通信装置は通信を開始し、他の通信装置に信号を発
信する遠隔監視方法も提供する。通信装置操作システム
としては、前記の通信装置操作システムを使用すること
ができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の通信装置操作シス
テム1、及びこれを用いた遠隔監視システム20並びに遠
隔監視方法を、図面に示す一の実施の形態に基づいて説
明する。
【0031】図1は本発明の実施の形態に於ける通信装
置操作システムを示す全体略図、図2は通信装置操作本
体を示す正面図、図3は通信装置操作本体の他の実施態
様を示す正面図、図4は他の用途に使用した通信装置操
作システムを示す全体略図である。
【0032】特に、図1に示す通信装置操作システム1
は、無線型通信装置として携帯電話2を使用し、このセ
ンサ3からの信号に応じて携帯電話2を操作して信号を発
信するものである。この携帯電話2としては、現時点で
はプリペイド式の携帯電話等を使用することができる。
この場合維持費の観点で好ましいものとなる。またセン
サ3としては、ドアや窓の開閉を磁石とリードスイッチ
或いはホール素子の組合せで検知するセンサ3が使用さ
れている。その結果、当該センサ3は侵入者を検知する
と検知信号を出力する。
【0033】本実施の形態に於いて、通信装置操作本体
4は、携帯電話2を固定する支持部5と、センサ3からの検
知信号に起因して稼働する駆動部6とを含んで構成され
ている。この駆動部6は、携帯電話2の発信ボタン8を操
作する押圧杵7を含んでおり、この押圧杵7は、揺動によ
って携帯電話2の発信ボタン8(又は通話ボタン)を押圧
することができる。押圧杵7を揺動させる手段は、特に
限定されるものではなく、例えばモーターやバネ或いは
磁石などを用いた従来公知の手段(或いは機構)を用い
て行うことができる。
【0034】図1に示す態様に於いて、駆動部6は3つ
の押圧杵7を含んで構成されている。これにより、携帯
電話2のリダイヤル機能(再発信機能)を応用して、作
動信号に応じて何回も同じ連絡先に電話できる。即ち作
動信号によって、この3つの押圧杵7が再発信ボタン9、
発信ボタン8、切断ボタン10の順で押圧するように稼働
することで、2度目の作動信号を受領した場合でも、直
前と同じ通信装置に信号を発信することができる。
【0035】また、一般にボタン8,9,10の配置個所は、
使用する携帯電話2によって異なっていることから、押
圧杵7は、その組み替えや位置決めを自在に形成するこ
とが望ましい。例えば、図1に示すように、押圧杵7の
クランク部分7aと押圧部分7bとを別体で形成すると共
に、押圧部分7bはクランク部分7aの長さ方向への移動を
自在に設け、更に各押圧杵7は、その高さ位置を調整で
きるようにスライド可能に設けることができる。
【0036】なお駆動部6に含まれる押圧杵7は一つでも
良く、この場合には、当該押圧杵7は少なくとも発信ボ
タン8を操作する必要がある。
【0037】携帯電話2を固定する支持部5は、図2に示
す如く水平方向にスライドできるように形成することが
望ましい。このように形成することにより、如何なる形
状・大きさの携帯電話2でも確実に固定することができ
る。
【0038】また、この実施形態に於いて、通信装置操
作本体4には信号処理回路も組み込まれている。このセ
ンサ信号処理回路(図示せず)は、センサ3から出力され
る検知信号を取捨選択して作動信号を出力するものであ
り、これによって当該通信装置操作システム1の誤作動
を極力避けることができる。例えば、この通信装置操作
システム1を屋内に設置して監視を開始し、その後、設
置者が外出する為にドア11を開けたとしても、センサ信
号処理回路によって、監視を開始した後、最初の検知信
号或いは所定時間経過前の検知信号では作動信号を出力
しない様にすることができる。
【0039】この図に示す通信装置操作システム1の作
動は、ドア11の開放をセンサ3が検知すると、その検知
信号がリードワイヤ12を介して通信装置操作本体4に入
力する。これにより、通信装置操作本体4内に組み込ま
れたセンサ信号処理回路(図示せず)が、作動信号出力の
要不要を判断し、作動信号を出力した場合には、駆動部
6が稼働して押圧杵7により、携帯電話2の発信ボタン8を
押圧することになる。
【0040】なお、検知信号の送信は、リードワイヤー
12を用いずに、赤外線無線方式によって送信することも
できる。この場合、配線の手間が無くなり設置が容易と
なる。
【0041】図3は、通信装置操作本体の他の実施態様
を示している。特にこの図に示す態様では、通信装置操
作本体34を箱状に形成し、且つ押圧杵7を横一列に配置
している。そして携帯電話2は、その高さ位置の調整も
支持部5によって調整するものとして形成されている。
【0042】この図3に示す態様の通信装置操作本体34
でも、前記図1に示した通信装置操作本体4と同様に、
駆動部6を形成することができる。依って、各部の詳細
に就いては、図1と同一の符号を付してその説明を省略
する。
【0043】そして、上記図1〜3に基づいて説明した
通信装置操作システム1は、図4に示すように、自動車
又は車内の盗難対策用としても使用する事ができる。こ
の場合、通信装置操作本体4(34)を車内に置くと共に、
センサ3を自動車40のドア41に設置する事ができる。
【0044】特に自動車又は車内の盗難対策用として使
用する場合、センサ3としては自動車40に附属のものを
応用することもできる。即ち、一般に自動車にはドアの
開放によりルームランプが点灯する機能が附属してい
る。そこでこのルームランプの配線に通信装置操作本体
4を繋げれば、自動車のドアの開放によって携帯電話2を
操作することができる。
【0045】更に前記した全態様の通信装置操作システ
ム1は、携帯電話2を組み合わせて使用することにより、
簡易な遠隔監視システム20を実施することができる。
【0046】例えば、前記図1に於いて、波線で示した
携帯電話2も含んで構成した遠隔監視システム20であ
る。この遠隔監視システム20では、前記の如く通信装置
操作システム1が作動すると、通信装置操作本体4に固定
される携帯電話2は予め設定した番号に電話し、当該連
絡先の通信装置、例えば他の携帯電話等を呼び出すこと
ができる。
【0047】これにより、当該他の携帯電話の携行者
は、緊急事態の発生(即ち侵入者の存在)を即座に認知
することができる。
【0048】なお、上記実施の形態では、全て無線型通
信装置として携帯電話2を使用し、且つドアの開閉を検
知するセンサ3を用いた場合に基づいて本発明を説明し
たが、当然に他の無線型通信装置、例えばポケットベル
や、コードレス電話機等を用いることができ、またセン
サ3も火災検知センサやガス漏れ検知センサなど様々な
セキュリティーセンサを使用することができる。
【0049】
【発明の効果】上記本発明によれば、既に所持している
無線型通信装置、或いは簡単に入手可能な無線型通信装
置を操作できる通信装置操作システムが実現する。
【0050】そしてこの通信装置操作システムは、侵入
者の存在や火災・ガス漏れなど、周囲環境が変化した時
に作動することから、これに携帯電話等の無線型通信装
置を組み合わせれば、簡易な構造であって、専ら防犯や
防災などを行う時だけに使用することができる遠隔監視
システムが実現する。
【0051】そして本発明の通信装置操作システムによ
って、携帯電話等の無線型通信装置の新しい用途が開拓
されることとなり、既に所持している無線型通信装置、
或いは簡単に入手可能な無線型通信装置を使用して、簡
易且つ安価な遠隔監視システム、及び遠隔監視方法を構
築することができる。
【0052】特に本発明に於いて、無線型通信装置とし
て携帯電話やコードレスホンなどの無線型電話機を使用
した場合には、これら電話機は都度、電話をかける相手
先の設定を簡易に変更することができる。このため、設
置者の都合、例えば外出先の別などに合わせ、異常事態
に於ける連絡先が変更でき、使用利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 一の実施の形態に於ける通信装置操作システ
ムを示す全体略図。
【図2】 通信装置操作本体を示す正面図。
【図3】 通信装置操作本体の他の実施態様を示す正面
【図4】 他の用途に使用した通信装置操作システムを
示す全体略図。
【符号の説明】
1 通信装置操作システム 2 携帯電話 3 センサ 4(34) 通信装置操作本体 5 支持部 6 駆動部 7 押圧杵 8 発信ボタン 11 ドア 12 リードワイヤー 20 遠隔監視システム 40 自動車

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】周囲環境の変化を検知して検知信号を出力
    するセンサと、通信装置操作本体とを含んで構成されて
    おり、 前記通信装置操作本体は、無線型通信装置を固定する支
    持部と、該無線型通信装置を操作する駆動部とを含んで
    構成され、該駆動部は、前記センサから発せられる検知
    信号に起因して作動し、無線型通信装置の発信ボタンを
    操作することを特徴とする通信装置操作システム。
  2. 【請求項2】前記通信装置操作システムは、更にセンサ
    からの信号を受領して駆動部に作動信号を発するセンサ
    信号処理回路を含んで構成されており、該センサ信号処
    理回路は、当該通信装置操作システムが作動を開始して
    から一定時間経過以降、又はセンサから入力する2回目
    以降の信号によってのみ、駆動部に作動信号を発する請
    求項1記載の通信装置操作システム。
  3. 【請求項3】前記駆動部は、1又は2つ以上の押圧杵を
    含んで構成され、少なくとも1の押圧杵は、無線型通信
    装置の発信ボタンを操作する請求項1又は2記載の通信
    装置操作システム。
  4. 【請求項4】前記駆動部は、1又は2つ以上の押圧杵を
    含んで構成されており、何れか又は全ての押圧杵は、そ
    の配置個所を調整可能に設けられている請求項1〜3の
    何れか一項記載の通信装置操作システム。
  5. 【請求項5】周囲環境の変化を検知して検知信号を出力
    するセンサと、通信装置操作本体とを含んで構成されて
    おり、 前記通信装置操作本体は、無線型電話機を固定する支持
    部と、該無線型電話機の通信を開始させる通信開始手段
    とを含んで構成され、該通信開始手段は、前記センサか
    ら発せられる検知信号に起因して作動することを特徴と
    する通信装置操作システム。
  6. 【請求項6】前記支持部は、前記駆動部に対する前記無
    線型通信装置の固定位置を調整する支持位置調整機構を
    備える請求項1〜5の何れか一項記載の通信装置操作シ
    ステム。
  7. 【請求項7】前記センサは、侵入者の存在、扉や引き出
    しの開閉、又は火災発生の少なくとも何れかを検知する
    センサである請求項1〜6の何れか一項記載の通信装置
    操作システム。
  8. 【請求項8】無線型通信装置と、これとは別体として形
    成された通信装置操作システムとを含んで構成されてお
    り、 該通信装置操作システムは、センサと、通信装置操作本
    体とを含んで構成され、 該通信装置操作本体に保持される無線型電話機は、セン
    サから発せられる検知信号に起因して、他の通信装置に
    信号を発する事を特徴とする遠隔監視システム。
  9. 【請求項9】前記通信装置操作システムは、前記請求項
    1〜7の何れか一項記載の通信装置操作システムである
    請求項7記載の遠隔監視システム。
  10. 【請求項10】無線型通信装置と、これとは別体として
    形成された通信装置操作システムとを用いてなり、周囲
    環境の変化を検知して通信装置操作システムの作動によ
    って、該通信装置操作システムに保持される無線型通信
    装置は通信を開始し、他の通信装置に信号を発信する遠
    隔監視方法。
  11. 【請求項11】前記通信装置操作システムは、前記請求
    項1〜7の何れか一項記載の通信装置操作システムであ
    る請求項10記載の遠隔監視方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007108141A1 (ja) * 2006-03-15 2007-09-27 I.T.I Inc. 携帯電話機の制御装置

Cited By (3)

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