JP2002216114A - ３次元モデル生成方法 - Google Patents
３次元モデル生成方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 時間的に連続撮影した複数枚の静止画像ある
いは映像データに基づいて３次元モデルの検索を行い、
検索されモデルに基づく新たな３次元モデルを生成可能
とする。 【解決手段】 対象の「映像／画像データ」３は、３次
元データ生成制御部４ａに入力され、「３次元データ」
４ｂが生成される。そしてキーモデル生成制御部４ｃに
よって３次元モデルデータベース１４を検索するための
「キーモデル」４ｄが生成され、３次元モデル照合部４
ｅが照合処理を行って、照合の結果である複数の「候補
モデル」４ｇを出力する。モデル検索制御部４ｆでは
「キーモデル」４ｄのデータ密度の調整により異なる精
度で再度照合が可能である。「中間モデル」１０が対象
モデルと違っていて編集する必要がある場合、「映像／
画像データ」３を利用し、モデル変形／テクスチャ生成
制御部９で対象モデルになるように変形などの編集作業
を行い、「テクスチャデータ」８とともに「結果モデ
ル」７を生成する。
いは映像データに基づいて３次元モデルの検索を行い、
検索されモデルに基づく新たな３次元モデルを生成可能
とする。 【解決手段】 対象の「映像／画像データ」３は、３次
元データ生成制御部４ａに入力され、「３次元データ」
４ｂが生成される。そしてキーモデル生成制御部４ｃに
よって３次元モデルデータベース１４を検索するための
「キーモデル」４ｄが生成され、３次元モデル照合部４
ｅが照合処理を行って、照合の結果である複数の「候補
モデル」４ｇを出力する。モデル検索制御部４ｆでは
「キーモデル」４ｄのデータ密度の調整により異なる精
度で再度照合が可能である。「中間モデル」１０が対象
モデルと違っていて編集する必要がある場合、「映像／
画像データ」３を利用し、モデル変形／テクスチャ生成
制御部９で対象モデルになるように変形などの編集作業
を行い、「テクスチャデータ」８とともに「結果モデ
ル」７を生成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、３次元モデルの生
成方法、より具体的には、３次元モデルデータベースか
ら検索した３次元モデルを用いてモデリングを行うため
の中間モデルを生成するための３次元モデル生成方法に
関する。
成方法、より具体的には、３次元モデルデータベースか
ら検索した３次元モデルを用いてモデリングを行うため
の中間モデルを生成するための３次元モデル生成方法に
関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、対象物体の３次元データを得るた
めの手法として、以下のごとくのものがある。（１）３
次元デジタイザーなど接触型の計測器を用いて、対象物
体の表面における空間的に離散的な点の位置を形状情報
として取得する。（２）レーザスキャナなど非接触型の
計測器を用いて、対象物体の表面における空間的に離散
的な点の位置を形状情報として取得する。またこのとき
カメラと併用することによりテクスチャ情報の取得も可
能である。
めの手法として、以下のごとくのものがある。（１）３
次元デジタイザーなど接触型の計測器を用いて、対象物
体の表面における空間的に離散的な点の位置を形状情報
として取得する。（２）レーザスキャナなど非接触型の
計測器を用いて、対象物体の表面における空間的に離散
的な点の位置を形状情報として取得する。またこのとき
カメラと併用することによりテクスチャ情報の取得も可
能である。
【０００３】（３）カメラ撮影した対象物体の画像情報
を用いて、対象物体の表面（色やパタンなど）の特徴点
あるいは輪郭などの３次元情報を計算し、対象物体の形
状情報を取得する（特開平１１−９６３７４号公報、特
開平１０−１２７０４号公報、特開平８−２６３６９６
号公報など）。（４）複数の２次元設計図面（３面図な
ど）から３次元データを推定する（特開平７−４９９６
０号公報）。（５）カメラで撮影した対象物体の画像情
報に基づいて、予め用意した基本モデル（球、立方体な
ど）を修正し、テクスチャデータとともに対象物体モデ
ルを生成する（特開平３−１３８７４号公報、特開平９
−９７３５４号公報、特開平９−９７３４４号公報、特
開平１１−４５３５２号公報など）。
を用いて、対象物体の表面（色やパタンなど）の特徴点
あるいは輪郭などの３次元情報を計算し、対象物体の形
状情報を取得する（特開平１１−９６３７４号公報、特
開平１０−１２７０４号公報、特開平８−２６３６９６
号公報など）。（４）複数の２次元設計図面（３面図な
ど）から３次元データを推定する（特開平７−４９９６
０号公報）。（５）カメラで撮影した対象物体の画像情
報に基づいて、予め用意した基本モデル（球、立方体な
ど）を修正し、テクスチャデータとともに対象物体モデ
ルを生成する（特開平３−１３８７４号公報、特開平９
−９７３５４号公報、特開平９−９７３４４号公報、特
開平１１−４５３５２号公報など）。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上記の各手法において
は、以下のごとくの問題がある。すなわち、上記従来技
術（１）においては、人手で計測を行うために作業時間
と労力とが必要となる。またテクスチャデータが同時に
得られないため、別工程が必要となる。また上記従来技
術（２）においては、光を吸収する材質からなる対象物
体は計測することができないという問題がある。また対
象物体の全周の形状データを得るには、数回に分けて計
測する必要があり、さらにこれらの複数回の計測データ
を一つにまとめる工程を必要とする。そして、作業環境
の制限や、色情報を取り込むための別工程が必要とな
る、などの問題点がある。
は、以下のごとくの問題がある。すなわち、上記従来技
術（１）においては、人手で計測を行うために作業時間
と労力とが必要となる。またテクスチャデータが同時に
得られないため、別工程が必要となる。また上記従来技
術（２）においては、光を吸収する材質からなる対象物
体は計測することができないという問題がある。また対
象物体の全周の形状データを得るには、数回に分けて計
測する必要があり、さらにこれらの複数回の計測データ
を一つにまとめる工程を必要とする。そして、作業環境
の制限や、色情報を取り込むための別工程が必要とな
る、などの問題点がある。
【０００５】上記従来技術（３）においては、精度の良
い３次元データを取得できない、また大量データの処理
に時間がかかる、とういうような問題がある。また上記
従来技術（４）においては、設計図面がなければ３次元
データを得ることができないので、用途の汎用性に制限
が生じる。また不規則な形状で３面図などで表示しきれ
ない対象物体に対してはこの手法を使用することができ
ない。さらにテクスチャデータの取得には、別工程が必
要となる。
い３次元データを取得できない、また大量データの処理
に時間がかかる、とういうような問題がある。また上記
従来技術（４）においては、設計図面がなければ３次元
データを得ることができないので、用途の汎用性に制限
が生じる。また不規則な形状で３面図などで表示しきれ
ない対象物体に対してはこの手法を使用することができ
ない。さらにテクスチャデータの取得には、別工程が必
要となる。
【０００６】また上記従来技術（５）においては、基本
モデルの種類が限られ、複雑な対象物体をモデリングす
るには基本モデルからの編集作業が煩雑となる。また基
本モデルの数を増やすことによって編集の作業量を減ら
すことができるが、一方、基本モデルの数がある程度増
えると基本モデルの中から適当なモデルを選ぶための手
間がかかるという問題がある。
モデルの種類が限られ、複雑な対象物体をモデリングす
るには基本モデルからの編集作業が煩雑となる。また基
本モデルの数を増やすことによって編集の作業量を減ら
すことができるが、一方、基本モデルの数がある程度増
えると基本モデルの中から適当なモデルを選ぶための手
間がかかるという問題がある。
【０００７】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、専門的な知識を必要とすることなく簡便な
操作によって３次元モデルのモデリングを実行できる３
次元モデルの生成方法であって、時間的に連続撮影した
複数枚の静止画像あるいは映像データに基づいて３次元
モデルの検索を行い、検索されたモデルに基づく新たな
検索用の３次元モデルを生成する３次元モデルの生成方
法を提供することを目的とするものである。
れたもので、専門的な知識を必要とすることなく簡便な
操作によって３次元モデルのモデリングを実行できる３
次元モデルの生成方法であって、時間的に連続撮影した
複数枚の静止画像あるいは映像データに基づいて３次元
モデルの検索を行い、検索されたモデルに基づく新たな
検索用の３次元モデルを生成する３次元モデルの生成方
法を提供することを目的とするものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】請求項１の発明は、モデ
リング対象を撮影して得られる撮影画像データに基づい
て、中間モデリング結果である中間モデルを生成し、前
記撮影画像データを参照しながら生成された前記中間モ
デルを変形することにより、最終的な３次元モデルであ
る結果モデルを作成することを特徴としたものである。
リング対象を撮影して得られる撮影画像データに基づい
て、中間モデリング結果である中間モデルを生成し、前
記撮影画像データを参照しながら生成された前記中間モ
デルを変形することにより、最終的な３次元モデルであ
る結果モデルを作成することを特徴としたものである。
【０００９】請求項２の発明は、請求項１の発明におい
て、前記中間モデルの生成に際し、入力した撮影画像デ
ータを用いて３次元モデルの検索に用いるキーモデルを
生成し、該キーモデルを用いて３次元モデルデータベー
スから該キーモデルに類似した３次元モデルを検索し、
該検索した３次元モデルによって中間モデルを生成する
ことを特徴としたものである。
て、前記中間モデルの生成に際し、入力した撮影画像デ
ータを用いて３次元モデルの検索に用いるキーモデルを
生成し、該キーモデルを用いて３次元モデルデータベー
スから該キーモデルに類似した３次元モデルを検索し、
該検索した３次元モデルによって中間モデルを生成する
ことを特徴としたものである。
【００１０】請求項３の発明は、請求項１または２の発
明において、前記中間モデルを変形するに際し、該中間
モデルの表示における投影方向と前記撮影画像データの
撮影方向とが一致するように前記中間モデルを回転して
該中間モデルと前記撮影画像データとを重ねて表示せし
め、該中間モデルが有する頂点データを前記撮影画像デ
ータの幾何的特徴に一致するように移動することによっ
て該中間モデルを変形せしめることを特徴としたもので
ある。
明において、前記中間モデルを変形するに際し、該中間
モデルの表示における投影方向と前記撮影画像データの
撮影方向とが一致するように前記中間モデルを回転して
該中間モデルと前記撮影画像データとを重ねて表示せし
め、該中間モデルが有する頂点データを前記撮影画像デ
ータの幾何的特徴に一致するように移動することによっ
て該中間モデルを変形せしめることを特徴としたもので
ある。
【００１１】請求項４の発明は、請求項３の発明におい
て、前記中間モデルを変形するに際し、テクスチャマッ
ピング用のテクスチャデータも同時に生成することを特
徴としたものである。
て、前記中間モデルを変形するに際し、テクスチャマッ
ピング用のテクスチャデータも同時に生成することを特
徴としたものである。
【００１２】
【発明の実施の形態】本発明によれば、画像や映像デー
タを利用することによって、使用者は専門知識がなくて
も直感的な操作によって３次元モデルの生成及び登録を
行うことが可能である。本発明では、対象に対し撮影を
行い、撮影した映像や画像データに基づいて対象モデル
に類似する中間モデルを生成し、この中間モデルを変形
して最終的な結果モデルを作成し、この結果モデルを３
次元モデルデータベースに登録して再利用可能とする。
タを利用することによって、使用者は専門知識がなくて
も直感的な操作によって３次元モデルの生成及び登録を
行うことが可能である。本発明では、対象に対し撮影を
行い、撮影した映像や画像データに基づいて対象モデル
に類似する中間モデルを生成し、この中間モデルを変形
して最終的な結果モデルを作成し、この結果モデルを３
次元モデルデータベースに登録して再利用可能とする。
【００１３】図１は、本発明の３次元モデル生成方法を
適用するシステムの実施形態を説明するためのブロック
図である。使用者は検索しようとする対象を映像／画像
表示部１で確認しながら、映像／画像入力制御部２によ
って「映像／画像データ」３を３次元データ検索部４に
おける３次元データ生成制御部４ａに渡す。３次元デー
タ生成制御部４ａでは、映像／画像表示部１で確認され
た検索対象の「３次元データ」４ｂを生成する。キーモ
デル生成制御部４ｃは、３次元モデルデータベース１４
のデータを検索するための「キーモデル」４ｄを生成す
る。
適用するシステムの実施形態を説明するためのブロック
図である。使用者は検索しようとする対象を映像／画像
表示部１で確認しながら、映像／画像入力制御部２によ
って「映像／画像データ」３を３次元データ検索部４に
おける３次元データ生成制御部４ａに渡す。３次元デー
タ生成制御部４ａでは、映像／画像表示部１で確認され
た検索対象の「３次元データ」４ｂを生成する。キーモ
デル生成制御部４ｃは、３次元モデルデータベース１４
のデータを検索するための「キーモデル」４ｄを生成す
る。
【００１４】上記の３次元データ生成制御部４ａは、映
像や複数枚の画像データにより撮影対象の３次元データ
（点群データ）を生成するもので、このような３次元デ
ータ生成制御機能については、例えば特願平１０−２８
７８７６号の「３次元形状抽出方法及び装置並びに記録
媒体」、特願平１１−０４１３２１号の「３次元形状情
報生成方法及び装置並びに記録媒体」に開示がある。
像や複数枚の画像データにより撮影対象の３次元データ
（点群データ）を生成するもので、このような３次元デ
ータ生成制御機能については、例えば特願平１０−２８
７８７６号の「３次元形状抽出方法及び装置並びに記録
媒体」、特願平１１−０４１３２１号の「３次元形状情
報生成方法及び装置並びに記録媒体」に開示がある。
【００１５】キーモデル生成制御部４ｃにおいては、ま
ず入力した点群データに基づいてメッシュを生成し、さ
らにポリゴンモデルを生成する。このときに頂点の数を
調整することによって、異なる密度の３次元モデルを生
成することができる。ここでは頂点の密度が調整された
３次元モデルを「キーモデル」として定義する。
ず入力した点群データに基づいてメッシュを生成し、さ
らにポリゴンモデルを生成する。このときに頂点の数を
調整することによって、異なる密度の３次元モデルを生
成することができる。ここでは頂点の密度が調整された
３次元モデルを「キーモデル」として定義する。
【００１６】３次元モデル照合部４ｅは、「キーモデ
ル」４ｄと３次元モデルデータベース１４に蓄積された
３次元モデルとの照合処理を行って、照合の結果である
複数の「候補モデル」４ｇを３次元モデル出力制御部６
に渡して３次元モデル表示部５で表示させる。使用者
は、照合の結果を確認しながら、対象モデルと一番近い
「候補モデル」を「中間モデル」として選び出す。
ル」４ｄと３次元モデルデータベース１４に蓄積された
３次元モデルとの照合処理を行って、照合の結果である
複数の「候補モデル」４ｇを３次元モデル出力制御部６
に渡して３次元モデル表示部５で表示させる。使用者
は、照合の結果を確認しながら、対象モデルと一番近い
「候補モデル」を「中間モデル」として選び出す。
【００１７】「候補モデル」が対象モデルと全く違う場
合、使用者はモデル検索制御部４ｆで「キーモデル」４
ｄのデータ密度を調整し、３次元モデル照合部４ｅで再
度照合するか、「キーモデル」４ｄをそのまま「中間モ
デル」１０として選び出す。「中間モデル」１０が対象
モデルに適合していれば「結果モデル」７として３次元
モデル出力制御部６に渡し、３次元モデル表示部５で結
果を確認する。
合、使用者はモデル検索制御部４ｆで「キーモデル」４
ｄのデータ密度を調整し、３次元モデル照合部４ｅで再
度照合するか、「キーモデル」４ｄをそのまま「中間モ
デル」１０として選び出す。「中間モデル」１０が対象
モデルに適合していれば「結果モデル」７として３次元
モデル出力制御部６に渡し、３次元モデル表示部５で結
果を確認する。
【００１８】上記照合の結果である「候補モデル」にお
いてテクスチャ変更の必要がある場合、モデル変形／テ
クスチャ生成制御部９で「テクスチャデータ」８を生成
し、「結果モデル」７とともに３次元モデル表示部５で
結果を確認する。また「中間モデル」１０が対象モデル
と違っていて編集する必要がある場合、「映像／画像デ
ータ」３を利用し、モデル変形／テクスチャ生成制御部
９で対象モデルに適合するように変形などの編集作業を
行い、「テクスチャデータ」８とともに「結果モデル」
７を生成し、３次元モデル出力制御部６に渡し、３次元
モデル表示部５で結果を確認する。
いてテクスチャ変更の必要がある場合、モデル変形／テ
クスチャ生成制御部９で「テクスチャデータ」８を生成
し、「結果モデル」７とともに３次元モデル表示部５で
結果を確認する。また「中間モデル」１０が対象モデル
と違っていて編集する必要がある場合、「映像／画像デ
ータ」３を利用し、モデル変形／テクスチャ生成制御部
９で対象モデルに適合するように変形などの編集作業を
行い、「テクスチャデータ」８とともに「結果モデル」
７を生成し、３次元モデル出力制御部６に渡し、３次元
モデル表示部５で結果を確認する。
【００１９】図２は、中間モデルの生成について説明す
るための図で、中間モデル生成に用いる対象モデルの撮
影画像例を図２（Ａ）に、図２（Ａ）の画像を利用して
３次元モデルデータベースのデータと照合することによ
り生成された中間モデルの投影図の例を図２（Ｂ）に示
すものである。上述したごとくに、対象物体の撮影を行
って得た図２（Ａ）に示すごとくの画像データを３次元
データ検索部４に入力し、対象モデルに類似する図２
（Ｂ）に示すごとくの中間モデルを生成する。
るための図で、中間モデル生成に用いる対象モデルの撮
影画像例を図２（Ａ）に、図２（Ａ）の画像を利用して
３次元モデルデータベースのデータと照合することによ
り生成された中間モデルの投影図の例を図２（Ｂ）に示
すものである。上述したごとくに、対象物体の撮影を行
って得た図２（Ａ）に示すごとくの画像データを３次元
データ検索部４に入力し、対象モデルに類似する図２
（Ｂ）に示すごとくの中間モデルを生成する。
【００２０】モデル変形／テクスチャ生成制御部９は、
生成した中間モデルの投影図と撮影した画像とを重ね合
わせる形で、例えば両方の画像を半透明にしてユーザに
提示し、中間モデルの投影方向と画像中の対象モデルの
撮影方向に合うように中間モデルを回転する。図３に中
間モデルの投影図と撮影した画像とを重ね合わせて使用
者に提示した状態を示す。
生成した中間モデルの投影図と撮影した画像とを重ね合
わせる形で、例えば両方の画像を半透明にしてユーザに
提示し、中間モデルの投影方向と画像中の対象モデルの
撮影方向に合うように中間モデルを回転する。図３に中
間モデルの投影図と撮影した画像とを重ね合わせて使用
者に提示した状態を示す。
【００２１】次いで対象モデルの形状の特徴（角、稜
線、エッジなど）に合致するように中間モデルの頂点や
エッジを移動し、中間モデルを変形させる。図４は、中
間モデルの頂点を移動して中間モデルを変形する例を説
明する図である。図４において、矢印は一部の頂点を移
動する例を示す。
線、エッジなど）に合致するように中間モデルの頂点や
エッジを移動し、中間モデルを変形させる。図４は、中
間モデルの頂点を移動して中間モデルを変形する例を説
明する図である。図４において、矢印は一部の頂点を移
動する例を示す。
【００２２】一枚の画像は、対象モデルにおける一つの
撮影方向からの形状を表現するのみであるので、別の方
向から中間モデルを変形する場合、異なる方向で撮影し
た画像を選択して利用する。このように画像を参考にし
ながら中間モデルを繰り返して変形することによって最
後に結果モデルを作成することができる。図５は、中間
モデルの変形結果例を示す図である。ここでは３次元モ
デルを画像と重ね合わせることによって変形を行うた
め、テクスチャマッピング用のテクスチャデータも同時
に得ることができる。
撮影方向からの形状を表現するのみであるので、別の方
向から中間モデルを変形する場合、異なる方向で撮影し
た画像を選択して利用する。このように画像を参考にし
ながら中間モデルを繰り返して変形することによって最
後に結果モデルを作成することができる。図５は、中間
モデルの変形結果例を示す図である。ここでは３次元モ
デルを画像と重ね合わせることによって変形を行うた
め、テクスチャマッピング用のテクスチャデータも同時
に得ることができる。
【００２３】モデル変形／テクスチャ制御部９で得られ
た結果モデル１１とテクスチャデータ１２は、３次元モ
デル登録部１３に送られて３次元モデルデータベース１
４に登録され、再利用が可能となる。
た結果モデル１１とテクスチャデータ１２は、３次元モ
デル登録部１３に送られて３次元モデルデータベース１
４に登録され、再利用が可能となる。
【００２４】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、３次元モデル検索システムを通して対象モデ
ルと一番類似した基本モデルである中間モデルを出力す
ることによって、モデル編集の作業量を減らし、本発明
で利用した入力画像データからそのままテクスチャデー
タを取得でき、生成された結果モデルをデータベースに
登録することによって、再利用することを可能とした３
次元モデル生成方法が得られる。
によれば、３次元モデル検索システムを通して対象モデ
ルと一番類似した基本モデルである中間モデルを出力す
ることによって、モデル編集の作業量を減らし、本発明
で利用した入力画像データからそのままテクスチャデー
タを取得でき、生成された結果モデルをデータベースに
登録することによって、再利用することを可能とした３
次元モデル生成方法が得られる。
【図１】 本発明の３次元モデル生成方法を適用するシ
ステムの実施形態を説明するためのブロック図である。
ステムの実施形態を説明するためのブロック図である。
【図２】 中間モデルの生成について説明するための図
である。
である。
【図３】 中間モデルの投影図と撮影した画像とを重ね
合わせて使用者に提示した状態を示す図である。
合わせて使用者に提示した状態を示す図である。
【図４】 中間モデルの頂点を移動して中間モデルを変
形する例を説明する図である。
形する例を説明する図である。
【図５】 中間モデルの変形結果例を示す図である。
１…映像／画像表示部、２…映像／画像入力制御部、３
…映像／画像データ、４３次元データ検索部、４ａ…３
次元データ生成制御部、４ｂ…３次元データ、４ｃ…キ
ーモデル生成制御部、４ｄ…キーモデル、４ｅ…３次元
モデル照合部、４ｇ…候補モデル、４ｆ…モデル検索制
御部、５…３次元モデル表示部、６…３次元モデル出力
制御部、７…結果モデル、８…テクスチャデータ、９…
モデル変形／テクスチャ生成制御部、１０…中間モデ
ル、１１…結果モデル、１２…テクスチャデータ、１３
…３次元モデル登録部、１４…３次元モデルデータベー
ス。
…映像／画像データ、４３次元データ検索部、４ａ…３
次元データ生成制御部、４ｂ…３次元データ、４ｃ…キ
ーモデル生成制御部、４ｄ…キーモデル、４ｅ…３次元
モデル照合部、４ｇ…候補モデル、４ｆ…モデル検索制
御部、５…３次元モデル表示部、６…３次元モデル出力
制御部、７…結果モデル、８…テクスチャデータ、９…
モデル変形／テクスチャ生成制御部、１０…中間モデ
ル、１１…結果モデル、１２…テクスチャデータ、１３
…３次元モデル登録部、１４…３次元モデルデータベー
ス。
Claims (4)
- 【請求項１】 モデリング対象を撮影して得られる撮影
画像データに基づいて、中間モデリング結果である中間
モデルを生成し、前記撮影画像データを参照しながら生
成された前記中間モデルを変形することにより、最終的
な３次元モデルである結果モデルを作成することを特徴
とする３次元モデル生成方法。 - 【請求項２】 請求項１に記載の３次元モデル生成方法
において、前記中間モデルの生成に際し、入力した撮影
画像データを用いて３次元モデルの検索に用いるキーモ
デルを生成し、該キーモデルを用いて３次元モデルデー
タベースから該キーモデルに類似した３次元モデルを検
索し、該検索した３次元モデルによって中間モデルを生
成することを特徴とする３次元モデル生成方法。 - 【請求項３】 請求項１または２に記載の３次元モデル
生成方法において、前記中間モデルを変形するに際し、
該中間モデルの表示における投影方向と前記撮影画像デ
ータの撮影方向とが一致するように前記中間モデルを回
転して該中間モデルと前記撮影画像データとを重ねて表
示せしめ、該中間モデルが有する頂点データを前記撮影
画像データの幾何的特徴に一致するように移動すること
によって該中間モデルを変形せしめることを特徴とする
３次元モデル生成方法。 - 【請求項４】 請求項３に記載の３次元モデル生成方法
において、前記中間モデルを変形するに際し、テクスチ
ャマッピング用のテクスチャデータも同時に生成するこ
とを特徴とする３次元モデル生成方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001008700A JP2002216114A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | ３次元モデル生成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001008700A JP2002216114A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | ３次元モデル生成方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002216114A true JP2002216114A (ja) | 2002-08-02 |
Family
ID=18876279
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001008700A Withdrawn JP2002216114A (ja) | 2001-01-17 | 2001-01-17 | ３次元モデル生成方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002216114A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014520332A (ja) * | 2011-06-20 | 2014-08-21 | アルカテル−ルーセント | 画像モデルの構築のための方法および装置 |
| KR20150001580A (ko) * | 2013-06-25 | 2015-01-06 | 한양대학교 산학협력단 | 실제 객체를 증강하는 방법, 장치 및 컴퓨터 프로그램 제품 |
| WO2024004491A1 (ja) * | 2022-06-27 | 2024-01-04 | 株式会社Ｊｖｃケンウッド | 情報処理装置、及び情報処理方法 |
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2001
- 2001-01-17 JP JP2001008700A patent/JP2002216114A/ja not_active Withdrawn
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