JP2002215779A - 再利用可能な機器の部品の回収制御方法及びサーバシステム - Google Patents

再利用可能な機器の部品の回収制御方法及びサーバシステム

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JP2002215779A
JP2002215779A JP2001014075A JP2001014075A JP2002215779A JP 2002215779 A JP2002215779 A JP 2002215779A JP 2001014075 A JP2001014075 A JP 2001014075A JP 2001014075 A JP2001014075 A JP 2001014075A JP 2002215779 A JP2002215779 A JP 2002215779A
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Miyuki Shimizu
幸 清水
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 補給ユニットとして再利用可能な機器の部品
の返却を、その補給ユニットに対する需要に応じて制御
するコンピュータシステムを提供する。 【解決手段】 ユニット管理DB11を有するユニット
管理サーバ9がインターネット1で接続されており、ユ
ニット管理サーバ9が、補給ユニットの在庫数を管理す
る在庫管理DB15を持つ補給センタシステム13と接
続されている。ユニット管理DB11には、各ユニット
の「ユニット品番」にそれぞれ対応して、返却要である
と判断されたユニット表す「返却要フラグ」が記録され
る。ユニット管理サーバ9は、在庫情報DB15内に記
録されている在庫数の情報を基に、各ユニットについて
返却の要否を判断し、返却要と判断したユニットに対し
て「返却要フラグ」を立てる。ユニット管理サーバ9
は、ユニットを入手した入手元から「ユニット品番」の
入力を受けて、その「ユニット品番」を用いてユニット
管理DB11内を参照し、入力された「ユニット品番」
を持つユニットが返却要であるか否かをその入手元に通
知する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットの
ような通信ネットワークとコンピュータシステムを利用
して、再利用可能な機器の部品の回収を制御するための
技術に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、機器が故障したときは、故障し
た部品を正常な部品(以下、補給品)と交換することに
より、機器が修理される。そのため、常に、補給品を確
保できるようにすることが必要である。特に、建設機械
のような寿命が長い機器については、長期にわたって、
補給品を確保できるようにすることが必要である。
【0003】補給品を確保する方法として、コンポーネ
ントメーカから新品の補給品を購入する方法がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、補給品の中に
は、長期にわたってコンポーネントメーカから購入し続
けることが難しいものがある。その一例として、建設機
械の制御回路がある。制御回路は、ICやLSI等を載
せた複数のプリント基板から構成されるが、ICやLS
I等のコンポーネントメーカでの生産中止や在庫整理な
どの種々の理由により、短期のうちに購入不可能になっ
てしまう場合がある。
【0005】そのため、建設機械のメーカ等では、制御
回路における個々のプリント基板のようなユニットを確
保する方法として、廃棄された建設機械から出たユニッ
トや、故障して補給品と交換されたユニット等を回収
し、それを修理再生して新たな補給用のユニット(以
下、補給ユニット)として在庫しておくことが求められ
ている。
【0006】しかし、従来、回収されたユニットの数
や、再生されて補給ユニットとなったユニットの在庫や
需要などの管理を適確に行うシステムは存在しない。そ
のため、需要の高い補給ユニットが不足してしまう虞が
ある。また、再生可能なユニットが必要以上に返却され
て、その補給ユニットの在庫が過多になって管理に困る
場合が生じる虞がある。
【0007】従って、本発明の目的は、補給ユニットと
して再利用可能な機器の部品の返却を、その補給ユニッ
トに対する需要に応じて制御するコンピュータシステム
を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に従う部品の回収
制御方法は、機器を取扱う取扱者から再利用可能な部品
を返却してもらって回収し、回収した部品を補給ユニッ
トに再生して、その補給ユニットを在庫する場合におけ
る、部品の回収を制御するためのコンピュータの動作方
法であって、複数種の部品の品種の返却要否を示す返却
要否情報を保持するステップと、取扱者の通信端末であ
る取扱者端末と通信して、取扱者から部品の品種の入力
を受け、その入力された部品の品種の返却要否情報に基
づいて、上記入力された部品の品種の返却要否を上記取
扱者端末に返信するステップとを有する。
【0009】本発明の部品の回収制御方法によれば、取
扱者端末から部品の品種の入力を受けたときは、再利用
可能な各々の部品の返却要否情報を基に、その取扱者端
末に、上記入力された部品に対する返却要否が送信され
る。これにより、部品の品種を取扱者に入力させれば、
その部品が返却要であるか否かをその取扱者に報知でき
るので、需要の高い部品は積極的に返却してもらった
り、需要の低い部品は返却してもらわないようにした
り、修理再生した部品の在庫数をコントロールしたり等
の部品の回収制御を行うことができる。
【0010】好適な実施形態では、複数の機器の機種
と、機器に組込まれている部品の品種とを示す機器部品
情報を保持するステップと、取扱者端末と通信して、取
扱者から機器の機種の入力を受け、その入力された機器
の機種の機器部品情報から、入力された機種の機器に組
込まれている部品の品種を識別するステップと、識別し
た部品の品種の返却要否情報に基づいて、上記入力され
た機器の機種の返却要否を取扱者端末に返信するステッ
プとを有する。
【0011】好適な実施形態では、部品を返却したとき
に支払われる金額を示す返却金額情報を保持するステッ
プと、上記入力された部品の品種の返却金額情報に基づ
いて、入力された部品の品種の返却金額を取扱者端末に
返信するステップとを有する。
【0012】好適な実施形態では、返却される部品に添
付するための返却部品伝票の情報を保持するステップ
と、上記入力された品種の部品を返却する旨の入力を受
けて、その部品の返却部品伝票の情報を上記取扱者端末
に返信するステップとを有する。
【0013】本発明に従うサーバシステムは、機器を取
扱う取扱者から再利用可能な部品を返却してもらって回
収し、その回収した部品を補給ユニットに再生して、そ
の補給ユニットを在庫する場合における、部品の返却を
制御するためのサーバシステムであって、複数種の部品
の品種の返却要否を示す返却要否情報を保持する手段
と、上記取扱者の通信端末である取扱者端末と通信し
て、取扱者から部品の品種の入力を受け、入力された部
品の品種の返却要否情報に基づいて、入力された部品の
品種の返却要否を取扱者端末に返信する手段とを備え
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を説明する。
【0015】図1は、本発明の一実施形態に係るシステ
ムの全体構成を示す。なお、図面及び以下の説明では、
データベースをDBと略記する。
【0016】本実施形態は、建設機械の制御回路を構成
するプリント基板(以下、ユニットと言う)を返却して
もらって回収し、そのプリント基板を修理再生して、新
たな補給用のユニット(以下、補給ユニット)として在
庫する場合における、ユニット回収の制御に用いるもの
である。この実施形態に係るシステムでは、補給ユニッ
トを管理する補給センタのコンピュータシステム(以
下、補給センタシステム)13が在庫管理DB15を有
し、ユニットを回収して修理再生する再生センタのコン
ピュータシステム(以下、再生センタシステム)301
が未再生ユニット管理DB303を有する。補給センタ
システム13と再生センタシステム301は、ユニット
管理DB11を有するユニット管理サーバ9に専用線で
接続されている。ユニット管理サーバ9は、インターネ
ット1のような通信ネットワークに接続されており、イ
ンターネット1には、建設機械(以下、機器と言う)の
取扱販売店に備えられているコンピュータ端末(以下、
ディーラ端末)5と、機器のメーカ営業所に備えられて
いるコンピュータ端末(以下、メーカ営業端末)7と、
機器を修理する修理工場に設置するコンピュータ端末
(以下、修理工場端末)3とが接続されている。なお、
補給センタシステム13、再生センタシステム301、
及びユニット管理DB11は、インターネット1に直接
接続しても良い。また、ディーラ端末5、メーカ営業端
末7、及び、修理工場端末3は1つのみを図示している
が、実際には複数存在する。
【0017】補給センタシステム13の在庫管理DB1
5には、各補給ユニットの「補給ユニット品番(補給ユ
ニットの品種を識別するための番号)」にそれぞれ対応
した補給ユニット在庫情報が記録される在庫管理テーブ
ル7が格納されている。補給ユニット在庫情報は、例え
ば図示のように、「新品ユニット在庫数」及び「再生品
ユニット在庫数」である。「新品ユニット在庫数」は、
コンポーネントメーカで生産された新品の補給ユニット
の在庫数を表す情報であり、「再生品ユニット在庫数」
は、回収されて再利用可能な状態にされた補給ユニット
の在庫数を表す情報である。
【0018】再生センタシステム301の未再生ユニッ
ト管理DB303には、返却されたユニットのうち再利
用可能な状態にされていないままのユニット(以下、未
再生ユニットという)に関する情報が記録される未再生
ユニット管理テーブル25が格納されている。このテー
ブル25には、各未再生ユニットの「未再生ユニット品
番(未再生ユニットの品種を識別するための番号)」に
それぞれ対応して、未再生ユニットの在庫数を表す情報
である「未再生ユニット在庫数」が記録される。
【0019】ユニット管理DB11には、ユニットに関
する種々の情報が格納されており、具体的には、返却要
ユニット登録テーブル21と、機器管理テーブル23
と、支払金額テーブル27と、入手ユニット登録テーブ
ル29と、ユニット再生率管理テーブル31と、返却ユ
ニットテーブル101とが格納されている。
【0020】返却要ユニット登録テーブル21は、各ユ
ニットのうち、ユニット管理サーバ9による後述の返却
要否判断処理により、返却要であると判断されたユニッ
トが登録されるテーブルである。具体的には、このテー
ブル21には、各種ユニットの「ユニット品番」にそれ
ぞれ対応したユニット情報が記録される。ユニット情報
は、例えば図示のように、「ユニットシリアル番号」、
「返却要フラグ」、及び「返却待ち数量」である。「ユ
ニットシリアル番号」は、ユニットの通し番号(例えば
000001、000002、…999998、999999)を表す情報であ
る。「返却要フラグ」は、後述の返却要否判断処理によ
り返却要であると判断されたユニットを表す情報であ
り、返却要の「ユニット品番」に対し、ユニット管理サ
ーバ9によってフラグが立てられる(例えば、その「ユ
ニット品番」に対応する「返却要フラグ」の欄に「1」
と記録される)。「返却待ち数量」は、ユニットの返却
を要求する数量を表す情報であり、この情報は、ユニッ
ト管理サーバ9による所定アルゴリズムによって、又
は、ユニット管理サーバ9の特定のオペレータによって
記録される。
【0021】機器管理テーブル23は、ユニットが組込
まれた機器に関連する情報が記録されるテーブルであ
り、このテーブル23には、各種機器の「機器品番(機
器の機種を識別するための番号)」にそれぞれ対応した
機器情報が記録される。機器情報は、例えば図示のよう
に、機器の通し番号(例えば000001、000002、…99999
8、999999)を表す情報である「機器シリアル番号」
と、機器が有するユニットの「ユニット品番」である。
なお、「ユニット品番」は、一つの「機器品番」に対し
て1又は複数記録される。
【0022】支払金額テーブル27は、ユニット又は機
器を返却したユーザに対して支払う金額に関する情報が
記録されるテーブルである。具体的には、このテーブル
27には、各ユニットの「ユニット品番」又は各機器の
「機器品番」にそれぞれ対応して、支払金額を表す情報
である「支払金額」と、ユニット又は機器の返却に要す
ると見込まれる料金を地域別に表した情報である「見込
送料」とが記録される。
【0023】入手ユニット登録テーブル29は、ユニッ
ト又は機器と、それを入手した入手元(例えば、修理工
場、取扱販売店、又はメーカ営業所)に関する情報とが
登録されるテーブルである。このテーブル29には、上
記修理工場、上記取扱販売店、又は上記メーカ営業所が
それぞれ上記コンピュータ端末を用いて所定の種々の情
報を記録する。このテーブル29には、入手されたユニ
ットの品番を表す「入手ユニット品番」、又は入手され
た機器の品番を表す「入手機器品番」に対応した「入手
元情報」が記録される。「入手元情報」は、ユニット又
は機器を入手した入手元に関する情報であり、例えば、
入手元名、入手元におけるユニット返却担当者名、入手
元連絡先(住所、電話番号、或いは電子メールアドレ
ス)等である。
【0024】ユニット再生率管理テーブル31は、随時
に又は定期的に更新されるテーブルであって、返却され
たユニットのうち、どれだけの確率で再利用可能な状態
にされたのかに関する情報が記録されるテーブルであ
る。具体的には、このテーブル31には、各ユニットの
「ユニット品番」にそれぞれ応じて、「返却数」、「再
生数」、及び「再生率」が記録される。「返却数」は、
返却されたユニットの数を表す情報であり、「再生数」
は、返却されたユニットのうち再利用可能な状態にされ
た補給ユニットの数を表す情報であり、「再生率」は、
再利用可能な状態にされた率、つまり、返却数に対する
再生数の割合(再生数÷返却数を算出したもの)を表す
情報である。「再生率」は、入力された「返却数」及び
「再生数」を用いてユニット管理サーバ9が算出して登
録しても良いし、ユニット管理サーバ9のオペレータが
算出して登録するようにしても良い。
【0025】返却ユニットテーブル101は、後述する
返却登録が行なわれたユニット又は機器、及びそれの返
却元に関する情報が記録されるテーブルである。具体的
には、このテーブル101には、返却登録されたユニッ
トの「返却ユニット品番」又は機器の「返却機器品番」
に対応した「返却元情報」が記録される。「返却元情
報」は、ユニット又は機器を返却する返却元に関する情
報であり、例えば、返却元名、返却元におけるユニット
返却担当者名、返却元連絡先(住所、電話番号、或いは
電子メールアドレス)等である。なお、このテーブル1
01に記録された情報のうち、返却されたユニット又は
機器に係る情報は、自動的に削除される。
【0026】ユニット管理サーバ9は、入手されたユニ
ット又は機器の登録要求を修理工場端末3、ディーラ端
末5、又はメーカ営業端末7から受けて、その端末3、
5、又は7に、入手ユニット登録テーブル29に上述し
た情報を登録するための画面を送信する。その画面上
で、「入手ユニット品番」又は「入手機器品番」、及び
「入手元情報」が入力されたら、ユニット管理サーバ9
は、入力された情報を入手ユニット登録テーブル29に
記録する。
【0027】また、ユニット管理サーバ9は、定期的に
(又は随時に)、返却要ユニット登録テーブル21か
ら、返却要否の判断の対象とするユニットの「ユニット
品番」を選定し、返却要否判断処理を行う。詳述する
と、管理サーバ9は、選定した「ユニット品番」を用い
て、在庫管理DB15から「新品ユニット在庫数」及び
「再生品ユニット在庫数」を取得する。また、ユニット
管理サーバ9は、選定した「ユニット品番」を用いて、
返却要ユニット登録テーブル21から「返却待ち数量」
を、未再生ユニット管理テーブル25から「未再生ユニ
ット在庫数」を、ユニット再生率管理テーブル31から
「再生率」をそれぞれ取得する。そして、ユニット管理
サーバ9は、それら取得した情報を用いて、以下の
(1)式を用いて有効在庫数を算出する。
【0028】有効在庫数=「新品ユニット在庫数」+
「再生品ユニット在庫数」+「再生率」×(「未再生ユ
ニット在庫数」+「返却待ち数量」)…(1)
【0029】有効在庫数を算出したら、ユニット管理サ
ーバ9は、その有効在庫数と、予め定められている所定
の値(所定のアルゴリズムで自動的に又は人間により定
められる)とを比較する。ユニット管理サーバ9は、そ
の有効在庫数が上記所定の値以下であれば、上記選定し
た「ユニット品番」を持つユニットは返却要であると判
断し、その「ユニット品番」に対応する「返却要フラ
グ」を立てる。反対に、上記算出した有効在庫数が上記
所定の値よりも多ければ、ユニット管理サーバ9は、上
記選定した「ユニット品番」を持つ補給ユニットは返却
不要であると判断して、その「ユニット品番」に対応す
る「返却要フラグ」を立てないようにする。
【0030】また、ユニット管理サーバ9は、後述する
返却要シート情報を、修理工場端末3、ディーラ端末
5、又はメーカ営業端末7に送信する。以下、返却要シ
ート情報の送信を行なうときの代表的な3つの例につい
て説明する。
【0031】(A)修理の際にユニットを取得した修理
工場が修理工場端末3を用いて、そのユニットの返却を
ユニット管理サーバ9に要求して来たとき。
【0032】この(A)のときに、修理工場端末3がア
クセスして来たときは、ユニット管理サーバ9は、ま
ず、ユニットと機器のどちらの返却であるかを指定する
ための画面を、アクセスして来た修理工場端末3に送信
し、その画面において、ユニットが指定されたときは、
図2に例示するようなユニット検索画面41を修理工場
端末3に送信する。この画面41において、ユニット品
番入力欄43に「ユニット品番」が入力され、シリアル
番号入力欄45に「ユニットシリアル番号」が入力さ
れ、ユーザ地域入力欄(参照番号付さず)に修理工場の
地域情報(例えば、東京都墨田区)が入力されて、検索
ボタン47がクリックされたときは、管理サーバ9は、
入力された「ユニット品番」及び「ユニットシリアル番
号」を用いて返却要ユニット登録テーブル21を参照
し、入力された「ユニット品番」に対応する「返却要フ
ラグ」が立っているか否かを確認する。
【0033】このとき、「返却要フラグ」が立っていな
ければ、ユニット管理サーバ9は、入力された「ユニッ
ト品番」のユニットは返却要ではない旨を表示した画面
(図示せず)を修理工場端末3に送信する。反対に、
「返却要フラグ」が立っていれば、ユニット管理サーバ
9は、上記入力された「ユニット品番」及び地域情報に
対応する「支払金額」及び「見込送料」を支払金額テー
ブル27から取得し、取得した「支払金額」及び「見込
送料」と、返却するか否かを選択するためのツールとを
載せた画面(図3に例示するような返却要ユニット通知
画面49)を修理工場端末3に送信する。
【0034】この画面49において、YESボタン51
がクリックされたときは、ユニット管理サーバ9は、返
却元情報入力画面(図示せず)を修理工場端末3に送信
し、その画面において、「返却元情報」を入力させる。
「返却元情報」が入力されたら、ユニット管理サーバ9
は、その「返却元情報」と、上述した画面41で入力さ
れた「ユニット品番」とを返却ユニットテーブル101
に登録し、図4に例示する返却登録完了画面53を修理
工場端末3に送信する。その画面53には、返却用シー
ト情報をプリントアウトして返却対象のユニット又は機
器に貼付して返却する旨の指示情報(以下、シート貼付
指示情報)が表示されている。
【0035】この画面53で、返却用シート表示55が
クリックされたときは、ユニット管理サーバ9は、予め
記憶している返却宛先情報を取得して、図5に例示する
ような返却用シート情報を表示した返却用シート画面5
7を修理工場端末3に送信する。ここで言う返却用シー
ト情報は、例えば、図5に示すように、上記入力された
「ユニット品番」及び「ユニットシリアル番号」と、上
記予め記憶している返却宛先情報(例えば、「担当
者」、「送付先」など)と、上記入力された「返却元情
報」(例えば、「送付元」、「送付元担当」など)であ
る。
【0036】以上の処理が行なわれた後、修理工場で
は、修理工場端末3の周辺機器であるプリンタ(図示せ
ず)を用いて、図5に示す返却用シート情報をプリント
アウトし、それを、返却するユニットに貼付してから、
そのユニットを上記「送付先」に送るようにする。
【0037】なお、返却用シート情報は、電子メールで
修理工場端末3に送信したり、郵便で修理工場に送付す
るようにしても良い。
【0038】(B)機器の廃棄を顧客から依頼されて機
器を入手した上記取扱販売店又は上記メーカ営業所が、
ディーラ端末5又はメーカ営業端末7を用いて、機器の
返却をユニット管理サーバ9に要求して来たとき。
【0039】この(B)のときに、ディーラ端末5又は
メーカ営業端末7がアクセスして来たときは、ユニット
管理サーバ9は、まず、ユニットと機器のどちらの返却
であるかを指定するための画面を、アクセスして来たデ
ィーラ端末5又はメーカ営業端末7に送信し、その画面
において、機器が指定されたときは、機器検索画面(図
示せず)をディーラ端末5又はメーカ営業端末7に送信
する。その画面上に、「機器品番」、「機器シリアル番
号」、及び上記取扱販売店又は上記メーカ営業所の地域
情報が入力されて、検索ボタン(図示せず)がクリック
されたときは、ユニット管理サーバ9は、入力された
「機器品番」及び「機器シリアル番号」に対応した「ユ
ニット品番」を機器管理テーブル23から取得する。そ
して、ユニット管理サーバ9は、取得した「ユニット品
番」を用いて返却要ユニット登録テーブル21を参照
し、その「ユニット品番」に対応する「返却要フラグ」
が立っているか否かを確認する。
【0040】この後は、上述した(A)のときと同様の
処理を行う。なお、この(B)のときにユニット管理サ
ーバ9が送信する返却用シート情報には、上述した種類
の情報に加えて、「機器品番」及び「機器シリアル番
号」が含まれる。
【0041】(C)ユニット管理サーバ9が、常時、入
手ユニット登録テーブル29を参照する。
【0042】この(C)のときにおいて、ユニット管理
サーバ9は、入手ユニット登録テーブル29を常時参照
し、このテーブル29に登録されている「入手ユニット
品番」を用いて返却要ユニット登録テーブル21を参照
し、それに対応する「返却要フラグ」が立っているか否
かを確認する。或いは、ユニット管理サーバ9は、「入
手機器品番」を用いて機器管理テーブル23を参照し、
その「入手機器品番」に対応した「ユニット品番」を取
得した後で、その「ユニット品番」に対応する「返却要
フラグ」が立っているか否かを確認する。
【0043】このとき、「返却要フラグ」が立っていれ
ば、ユニット管理サーバ9は、上記「入手ユニット品
番」又は「入手機器品番」に対応した「入手元情報」に
含まれる連絡先(以下、返却要連絡先という)に、過去
に登録した「入手ユニット品番」又は「入手機器品番」
が返却要である旨を電子メール等で上記返却要連絡先に
通知する。
【0044】この後、ユニット管理サーバ9は、上記通
知した「入手ユニット品番」を持つユニット、又は「入
手機器品番」を持つ機器を返却する旨の回答を上記返却
要連絡先から受けたときは、その返却要連絡先の情報が
含まれる「入手元情報」を返却ユニットテーブル101
に登録してから、その「入手元情報」、及びそれに対応
する「入手ユニット品番」又は「入手機器品番」を、入
手ユニット登録テーブル29から削除する。そして、ユ
ニット管理サーバ9は、上述したような返却用シート情
報と、上記シート貼付指示情報とを上記返却要連絡先に
送信する。
【0045】以上、上述した実施形態によれば、ユニッ
ト管理サーバ9は、在庫管理DB15において管理され
ている補給ユニットの在庫数の情報を基に、各ユニット
について、返却要とするか否かを決定する。また、ユニ
ット管理サーバ9は、修理工場等において入手されたユ
ニット又は機器を返却要としたか否かの情報を、「ユニ
ット品番」、又は「機器品番」を所定の画面に入力させ
て検索要求(上記検索ボタンをクリック)させること
で、上述した処理により「返却要フラグ」を参照して、
その検索要求の要求元(修理工場、取扱販売店、又はメ
ーカ営業所)に通知する。これらにより、ユニット管理
サーバ9は、再利用可能なユニットの返却を制御する、
例えば、需要の高いユニットは積極的に返却してもらう
ようにしたり、需要の低いユニットは返却してもらわな
いようにしたり、補給ユニットの数をコントロールした
り等ができる。
【0046】以上、本発明の好適な幾つかの実施形態を
説明したが、これらは本発明の説明のための例示であっ
て、本発明の範囲をこれらの実施形態にのみ限定する趣
旨ではない。本発明は、他の種々の形態でも実施するこ
とが可能である。例えば、上述した各テーブルを一つの
データベースで一元的に管理し、そのデータベースに、
上記補給センタ、上記再生センタ、修理工場、取扱販売
店、又はメーカ営業所がアクセスして、所定の種類の情
報を登録するようにしても良い。また、ユニット管理サ
ーバ9は、定期的に又は随時に、機器管理テーブル2
3、返却要ユニット登録テーブル21、及び支払金額テ
ーブル27を参照して、Webページ上に、返却要のユ
ニットの「ユニット品番」及びそれに対応した「支払金
額」と、返却要のユニットを持つ機器の「機器品番」及
びそれに対応した「支払金額」とを表示するようにして
も良い。また、ユニットの需要度を上記算出した有効在
庫数に応じて設定するようにし、設定した需要度を用い
て所定のアルゴリズムにより、「支払金額」の設定を変
えるようにしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るシステムの全体構成
を示すブロック図。
【図2】ユニット検索画面の一例を示す図。
【図3】返却要ユニット通知画面の一例を示す図。
【図4】返却登録完了画面の一例を示す図。
【図5】返却用シート画面の一例を示す図。
【符号の説明】
1 インターネット 3 修理工場端末 5 ディーラ端末 7 メーカ営業端末 9 ユニット管理サーバ 11 ユニット管理DB 13 ユニット補給センタ 15 ユニット在庫管理DB 17 ユニット在庫管理テーブル 21 返却所望ユニット登録テーブル 23 製品本体管理テーブル 25 未再生ユニット管理テーブル 27 ユニット支払金額テーブル 29 入手ユニット登録テーブル 31 ユニット再生率管理テーブル

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器を取扱う取扱者から再利用可能な部
    品を返却してもらって回収し、前記回収した部品を補給
    ユニットに再生して、前記補給ユニットを在庫する場合
    における、部品の回収を制御するためのコンピュータの
    動作方法であって、 複数種の部品の品種の返却要否を示す返却要否情報を保
    持するステップと、 前記取扱者の通信端末である取扱者端末と通信して、前
    記取扱者から部品の品種の入力を受け、前記入力された
    部品の品種の返却要否情報に基づいて、前記入力された
    部品の品種の返却要否を前記取扱者端末に返信するステ
    ップとを有する部品の回収制御方法。
  2. 【請求項2】 複数の機器の機種と、前記機器に組込ま
    れている部品の品種とを示す機器部品情報を保持するス
    テップと、 前記取扱者端末と通信して、前記取扱者から機器の機種
    の入力を受け、前記入力された機器の機種の前記機器部
    品情報から、前記入力された機種の機器に組込まれてい
    る部品の品種を識別するステップと、 前記識別した部品の品種の返却要否情報に基づいて、前
    記入力された機器の機種の返却要否を前記取扱者端末に
    返信するステップとを有する請求項1記載の部品の回収
    制御方法。
  3. 【請求項3】 前記部品を返却したときに支払われる金
    額を示す返却金額情報を保持するステップと、 前記入力された部品の品種の返却金額情報に基づいて、
    前記入力された部品の品種の返却金額を前記取扱者端末
    に返信するステップとを有する請求項1記載の部品の回
    収制御方法。
  4. 【請求項4】 返却される前記部品に添付するための返
    却部品伝票の情報を保持するステップと、 前記入力された品種の部品を返却する旨の入力を受け
    て、その部品の返却部品伝票の情報を前記取扱者端末に
    返信するステップとを有する請求項1記載の部品の回収
    制御方法。
  5. 【請求項5】 機器を取扱う取扱者から再利用可能な部
    品を返却してもらって回収し、前記回収した部品を補給
    ユニットに再生して、前記補給ユニットを在庫する場合
    における、部品の回収を制御するためのサーバシステム
    であって、 複数種の部品の品種の返却要否を示す返却要否情報を保
    持する手段と、 前記取扱者の通信端末である取扱者端末と通信して、前
    記取扱者から部品の品種の入力を受け、前記入力された
    部品の品種の返却要否情報に基づいて、前記入力された
    部品の品種の返却要否を前記取扱者端末に返信する手段
    とを備えるサーバシステム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006285544A (ja) * 2005-03-31 2006-10-19 Seiko Epson Corp ユニット修理情報管理装置、ユニット修理情報管理方法、ユニット修理情報管理プログラム、記録媒体
EP2667249A1 (en) 2003-03-19 2013-11-27 Nippon Telegraph And Telephone Corporation Optical modulator

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