JP2002211366A - 門型洗車機における車形検出方法 - Google Patents

門型洗車機における車形検出方法

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JP2002211366A
JP2002211366A JP2001012463A JP2001012463A JP2002211366A JP 2002211366 A JP2002211366 A JP 2002211366A JP 2001012463 A JP2001012463 A JP 2001012463A JP 2001012463 A JP2001012463 A JP 2001012463A JP 2002211366 A JP2002211366 A JP 2002211366A
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Toru Kasei
徹 化生
Eiichi Muramatsu
鋭一 村松
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Shibuya Kogyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】少ない台数の撮影手段によって、より正確な車
形データを得ることの可能な門型洗車機における車形検
出方法を提供する。車形に対する側方撮影手段の撮影高
さに関する追従性を向上する。側方撮影手段の死角のよ
る検出ミスを低減する。 【解決手段】車体1と車体を跨ぐ門型フレーム2とを相
対移動させて得られる画像データをもとに車形を検出
し、その車形データに基づいて洗車機構12を制御する
ように構成した門型洗車機において、車体1の側方から
撮影する側方撮影手段としての側方CCDカメラ3を上
下動可能に設けるとともに、車体全体の車形を複数の撮
影範囲に分割し、それらの撮影範囲ごとに前記側方CC
Dカメラ3を最適の撮影高さに移動して撮影する。当該
撮影範囲で得られた画像をもとに次回の最適高さを求め
て、前記側方CCDカメラ3を最適の撮影高さに移動さ
せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車体と車体を跨ぐ
門型フレームとを相対移動させて得られる画像データを
もとに車形を検出し、その車形データに基づいて洗車機
構を制御するように構成した門型洗車機における車形の
検出方法に関する。より詳しくは、主として車体の側方
からの画像データを得るための撮影技術に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の門型洗車機においては、従来か
ら車体の側方及び上方から得られる車形データに基づい
て洗浄手段や乾燥手段などの洗車機構に関する動作制御
を行うように構成したものが広く知られている。その車
形データを得るための手段としては、光電素子や、CC
Dカメラ、PSD素子などを使用したものが知られてい
る(特開平9−309411号公報)。また、車体の側
方及び上方から得られる入力画像データを濃淡処理して
A/D変換器によりデジタル化し、それらの画像データ
をフレームメモリに記憶し、さらに画像処理部にて前記
画像データの2値化及びその2値化画像におけるエッジ
検出を実行した上、そのエッジ検出に基づいて得られた
車形データを用いて洗車機構の動作制御を行うように構
成したものも知られている(特開平6−206519号
公報)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、車形データ
を得るための手段として発光素子と受光素子との対から
なる光電素子を採用する場合、それらの発光素子(受光
素子)相互間の設置間隔すなわち検出間隔が大きい場合
には、当然検出データもとびとびになり、きめ細かい正
確な車形データは得られない。したがって、その検出間
隔との関係から傾斜部分やウイング、アンテナ部などの
比較的小さな突起部などに関しては正確に検出できない
場合も生じる。他方、光電素子の設置間隔を小さくする
と、より精緻な車形データが可能になるものの、設備費
用が高くつくという技術的な難点があった。また、CC
Dカメラ等の撮影手段を使用する場合に、門型洗車機に
おいて従来のように車体全体の入力画像データをもとに
エッジ検出を実行して車形を検出する方法では、正確な
データを得ることは技術的に困難であった。すなわち、
門型洗車機において車体とCCDカメラとの間隔をあま
り大きくとることは実用的ではないことから、CCDカ
メラにより車体全体を一度に撮影するには広角レンズの
使用が必要とされた。しかしながら、広角レンズの場合
には中心部近傍の歪みは少ないものの、周辺部の歪みは
大きくなるため、当該部分の車形データは不正確なもの
にならざるを得ないという技術的な問題があった。さら
に、CCDカメラ等の撮影手段を使用する場合に、側方
用の撮影手段の設置高さが車高より低いときは、その側
方撮影手段と車体の側面エッジとを結んだ直線の裏側の
影部に位置する、例えば車体のルーフ上の積載物等の突
出部は、側方撮影手段の死角に入るため、検出ミスを生
じやすいという問題もあった。
【0004】本発明は、以上のような従来技術の問題点
に鑑みて発明したものであり、より少ない台数の撮影手
段によって、より正確な車形データを得ることの可能な
門型洗車機における車形検出方法を提供することを目的
とする。また、車形に対する撮影高さに関する追従性を
向上できる門型洗車機における車形検出方法を提供する
ことを目的とする。さらには、側方撮影手段の死角によ
る検出ミスの低減を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するため、車体と車体を跨ぐ門型フレームとを相対移
動させて得られる画像データをもとに車形を検出し、そ
の車形データに基づいて洗車機構を制御するように構成
した門型洗車機において、車体の側方から撮影する側方
撮影手段を上下動可能に設けるとともに、車体全体の車
形を複数の撮影範囲に分割し、それらの撮影範囲ごとに
前記側方撮影手段を最適高さに移動して撮影するという
技術手段を採用した。すなわち、車体全体の車形データ
を得るために必要な全撮影範囲を複数の部分に分割し、
その分割された撮影範囲ごとに側方撮影手段を最適高さ
に移動することにより、歪みの少ない入力画像データの
中心部及びその近傍の画像データだけを使用して、より
少ない台数の撮影手段によって、より正確な車形データ
が得られるように構成した点に特徴を有するものであ
る。なお、撮影範囲を移動するに際して、当該撮影範囲
で得られた画像データをもとに次回の最適高さを求め
て、前記側方撮影手段を最適高さに移動させることがで
きる(請求項2)。これにより、車形に対する側方撮影
手段の撮影高さに関する追従性を向上することが可能で
ある。前記側方撮影手段を初回の撮影に先立って最適高
さに移動させることができる(請求項3)。前記側方撮
影手段の最適高さは、当該撮影範囲における車高位置に
基づいて求めることができる(請求項4)。側方からの
画像データと長手方向略同位置の上方からの画像データ
をもとに車形を検出することができる(請求項5)。
【0006】
【発明の実施の形態】本発明は、車体と車体を跨ぐ門型
フレームとを相対移動させて得られる画像データをもと
に車形を検出し、その車形データに基づいて洗車機構を
制御するように構成した門型洗車機であれば広く適用す
ることが可能である。また、一般的な車両だけでなく、
特殊車両や鉄道車両用としての門型洗車機などにも広く
適用できる。動作制御の対象となる洗車機構としては、
車体に洗剤や洗浄水を吹付ける洗浄ノズルや、車体に付
着した水滴等を吹飛ばすためのエアを噴射する乾燥ノズ
ルのほか、回転ブラシの動作制御なども広く含む。例え
ば、洗浄ノズルからの噴射流の洗浄作用のみによるノン
ブラシ式の形態だけでなく、洗浄ノズルからの噴射流の
洗浄作用と回転ブラシによる洗浄作用を併用するブラシ
式の形態などにも広く適用できる。さらに、洗車機構の
中には、洗浄作業だけでなくワックス作業などの洗車作
業に付随する関連作業のための機構も含むことができ
る。なお、各洗車工程において、門型フレーム側を移動
させるか、車体側を移動させるかは選択可能であり、車
体と門型フレームとの間で相対移動するものであればよ
い。その車体と門型フレームとの間の相対移動の形態に
関しては、連続的な相対移動でも間欠的な相対移動でも
よい。特に、車形検出の工程において間欠的な相対移動
を採用して、停止時に撮影を実施するようにすれば、光
軸の振れなどがなく、誤差のより少ない車形データが得
られる。因みに、門型フレームに対する車体の進入方向
は問わないことはいうまでもない。
【0007】本発明の撮影手段としては、CCDカメラ
など適宜の撮影手段の使用が可能である。また、撮影手
段からの入力画像データは、白黒データだけでなく、カ
ラーデータでもよい。カラーデータの場合には、車体の
色を判別して、車色に応じた洗剤やワックスの選択が可
能である。また、撮影手段は、車体の側方から撮影する
上下動可能な1台の側方撮影手段と、後述の実施例のよ
うに車体の幅にほぼ等しい間隔に離間され、光軸が平行
に設定された車体の上から撮影する2台の上方撮影手段
との組合せから構成することができる。なお、側方撮影
手段は水平状態に、上方撮影手段は垂直状態に設置する
と、演算が簡単で、誤差も少なくなる。さらに、前記上
方撮影手段に関しては、1台の上方撮影手段を車幅方向
に移動可能に設置して、同車幅方向に撮影位置が異なる
少なくとも2つの上方画像データを取得し得るように構
成することも可能である。以上の各撮影手段の設置位置
に関しては、側方及び上方の撮影手段の全ての光軸が車
体の長手方向に直交する同一平面内を通るように設定す
ることが原則であるが、多少前後しても画像処理の仕方
により車形の検出は可能である。なお、撮影手段は、門
型フレーム自体に設置してもよいし、その門型フレーム
とは離れた別個のフレームに設置するようにしてもよ
い。門型フレーム自体に設置する場合には、撮影手段に
洗浄水などがかからないように設置する。撮影手段自体
にシャッタ機構を設けて洗浄水などがかからないように
構成することも可能である。門型フレームと車体との相
対移動において、最初の往動時には車形の検出を行い、
復動時からその車形データに基づいて洗車作業を実施す
るようにしてもよいし、洗浄水等がかからないように構
成すれば、車形を検出しながら同時に洗車作業を実施す
ることも可能である。また、例えばセダンタイプ、ワン
ボックスタイプなどの車種ごとの車形データを予め記憶
しておき、洗車に先立って車種等を入力することによ
り、その記憶したデータを利用して、各撮影範囲に対す
る最適の撮影高さを設定するように構成することも可能
である。
【0008】
【実施例】以下、図面を用いて本発明の実施例に関して
説明する。図1は本発明を適用した門型洗車機に関する
一実施例の要部を概略的に示した概略構成図である。本
実施例では、図示のように、車体1を跨ぐように設置さ
れた適宜構成からなる門型フレーム2に、車体1の側方
からの画像データを得るための側方撮影手段として1台
の側方CCDカメラ3を上下動可能に設置するととも
に、車体1の上方からの画像データを得るための上方撮
影手段として2台の上方CCDカメラ4,5を設置した
場合を例示した。側方CCDカメラ3は、例えば駆動モ
ータ6により回転駆動される送りねじ等からなる昇降手
段7によって上下動可能に構成し、制御装置8を介して
駆動モータ6を制御することにより、撮影高さを制御し
得るように構成している。
【0009】前記側方CCDカメラ3からの側方画像デ
ータと、上方CCDカメラ4,5からの上方画像データ
は、キャプチャボード9に送信される。前述のように、
それらの側方CCDカメラ3及び上方CCDカメラ4,
5から送信される各画像データとしては、車体全体の車
形を複数の撮影範囲に分割して撮影した場合の画像デー
タが送信される。キャプチャボード9では、それらの画
像データをA/D変換してデジタル化し一旦メモリに格
納した上、画像処理部10に送信する。画像処理部10
では、デジタル化されたそれぞれの画像データをグレー
処理し、そのエッジ検出に基づいて車形データを作成す
る。制御装置8では、その車形データを用いて、側方C
CDカメラ3を車高を示すエッジ位置に最適な撮影高さ
に移動するように制御する。なお、図中、11は洗車作
業用の操作パネルであり、予め車種や各車名ごとに初回
の最適高さに関するデータとなり得る大まかな車形デー
タ等を記憶しておけば、洗車に先立って車種等を入力す
ることにより初回の撮影高さを簡便に設定することも可
能である。また、図中、12は洗浄ノズルや乾燥ノズル
あるいは回転ブラシ等の洗車機構を概略的に示したもの
であり、制御装置8を介して前記画像処理部10で得ら
れた車形データに基づいて本来の制御対象であるそれら
の洗車機構12を制御するように構成している。
【0010】次に車形データの検出方法に関して説明す
る。先ず各撮影手段のキャリブレーションから説明する
と、このキャリブレーションにおいては、例えば100
mmごとに正確に白黒を交互に繰返して画いた基準プレ
ートを使用し、その基準プレートと撮影手段との間の距
離を変化させながら、基準プレート上の縦方向の座標す
なわち検出位置と撮影手段により得られる画像データ上
の座標すなわちピクセル数との関係を実測により求める
ことにより行われる。しかる後、その実測データを使用
して、例えば撮影手段と基準プレートとの距離をX軸、
撮影手段上のピクセル数すなわち画像データ上の座標を
Y軸、検出位置をZ軸として各実測値をプロットするこ
とにより、各撮影手段ごとのピクセル−検出位置(m
m)変換グラフを作成する。
【0011】次に車高及び車幅の求め方に関して説明す
る。図2及び図3は車形データに関する算出原理を説明
するための説明図である。図2は側方撮影手段としての
側方CCDカメラ3の設置位置Sが車高位置に係る検出
点Aより低い場合を例示したものである。ここで、Hs
は側方CCDカメラ3の設置高さ、Haは上方CCDカ
メラ4の設置高さ、Laは側方CCDカメラ3と上方C
CDカメラ4との間の水平方向の距離、hは側方CCD
カメラ3から検出点Aまでの高さ方向の距離、laは上
方CCDカメラ4から検出点Aまでの水平方向の距離を
それぞれ示すものとする。また、図3は側方CCDカメ
ラ3の設置位置Sが車高位置に係る検出点Bより高い場
合を例示したものである。ここで、Hsは側方CCDカ
メラ3の設置高さ、Hbは上方CCDカメラ5の設置高
さ、Lbは側方CCDカメラ3と上方CCDカメラ5と
の間の水平方向の距離、hは側方CCDカメラ3から検
出点Bまでの高さ方向の距離、lbは上方CCDカメラ
5から検出点Bまでの水平方向の距離をそれぞれ示すも
のとする。
【0012】先ず図2に示したように側方撮影手段とし
ての側方CCDカメラ3の設置位置Sが検出点Aより低
い場合、すなわち検出点Aに係るエッジ位置が当該画像
の中心より上方に位置する場合には、側方CCDカメラ
3に近い側の上方CCDカメラ4を選択して演算を行
う。すなわち、ここでは検出点Aとして当該計測ウィン
ドウにおける車体1のルーフの周縁部をエッジ検出して
車高を求めるものとし、側方CCDカメラ3からの当該
画像における画像中心と検出点Aに対応する画像上のエ
ッジ位置との間のピクセル数p1を検出する。また、図
4に示したように、上方CCDカメラ4からの当該画像
における画像中心と検出点Aに対応する画像上のエッジ
位置との間のピクセル数p2を車高検出用データとして
検出する。
【0013】そして、前述の撮影手段のキャリブレーシ
ョンにより、側方CCDカメラ3に関して実測して得た
ピクセル−検出位置(mm)変換グラフから求めたピク
セル−検出位置変換関数をf1(p,L)とし、上方C
CDカメラ4に関して実測して得たピクセル−検出位置
(mm)変換グラフから求めたピクセル−検出位置変換
関数をf2(p,H)とすると、図2の位置関係から次
の関係が成立する。 h=f1(p1,La+la)‥‥‥‥‥‥(1) la=f2(p2,Ha−Hs−h)‥‥‥(2) 以上の二式の関係よりhを求めれば、車高はHs+hに
より算出できる。この場合、撮影手段のキャリブレーシ
ョンに基づいて求めた前記ピクセル−検出位置変換関数
1(p,L)及びf2(p,H)が1次式あるいは2次
式等の簡単な関数により実用上問題のない程度の少ない
誤差で表現できる場合には、式(1)、式(2)のいず
れか一方を他方に代入してhを求めることにより、Hs
+hにより車高を簡便に算出できる。また、レンズの歪
みが大きい等の理由から、前記ピクセル−検出位置変換
関数f1(p,L)及びf2(p,H)が3次式以上の複
雑な高次式でないと実用上問題のない程度の少ない誤差
で表現できない場合には、キャリブレーションにおける
実測データを増やして、更に多数のピクセル−検出位置
変換グラフ上のプロット点を求め、そのプロット点の間
を直線補間するという手法を採用する。すなわち、前記
hを求めるに際しては、先ず前記ピクセル数p1,p2
それぞれがどのプロット点の間にあるかを判断した上、
そのプロット間の直線補間式をピクセル−検出位置変換
関数f1(p,L)及びf2(p,H)として用いて、前
述の場合と同様に、式(1)、式(2)のいずれか一方
を他方に代入してhを求めることにより、Hs+hによ
って車高を算出することができる。
【0014】次に図3に示したように側方撮影手段とし
ての側方CCDカメラ3の設置位置Sが検出点Bより高
い場合、すなわち検出点Bに係るエッジ位置が当該画像
の中心より下方に位置する場合には、側方CCDカメラ
3から離れた側の上方CCDカメラ5を選択して演算を
行う。この場合は、前述と同様に、側方CCDカメラ3
により当該画像の中心と検出点Bに対応する画像上のエ
ッジ位置との間のピクセル数p3を検出するとともに、
上方CCDカメラ5により当該画像の中心と検出点Bに
対応する画像上のエッジ位置との間のピクセル数p4
車高検出用データとして検出する。
【0015】また、前記側方CCDカメラ3のピクセル
−検出位置変換関数をf1(p,L)とし、上方CCD
カメラ5に関して実測して得たピクセル−検出位置(m
m)変換グラフから求めたピクセル−検出位置変換関数
をf3(p,H)とすると、前述の場合と同様に図3の
位置関係から次の関係が成立する。 h=f1(p3,Lb+lb)‥‥‥‥‥‥(3) lb=f3(p4,Hb−Hs+h)‥‥‥(4) 前述と同様の手法を用いて以上の二式の関係よりhを求
めれば、車高はHs−hにより算出できる。
【0016】車幅の検出においては、上方CCDカメラ
4及び上方CCDカメラ5により車体1の両側部を撮影
し、当該画像の中心と車体1の車幅方向に最も出た最外
部に係るエッジ位置との間のピクセル数p5,p6を車幅
検出用データとして検出して行う。ここで、上方CCD
カメラ4の設置位置から車体1の車幅方向の最外部まで
の水平方向の距離をlc、上方CCDカメラ5の設置位
置から前記最外部までの水平方向の距離をldとし、ま
た、車体1の車幅方向の最外部の高さは、一般的に車種
によって決っているので、これをHcとすると、lc及
びldは、 lc=f2(p5,Ha−Hc)‥‥‥‥‥(5) ld=f3(p6,Hb−Hc)‥‥‥‥‥(6) により簡単に求められる。車体1の車幅は、Lb−La
+lc+ldにより算出できる。なお、上方CCDカメ
ラ4と上方CCDカメラ5との光軸の平行度が正確に設
定されていない場合には、車幅の算出結果にも誤差が生
じる。一度、実測により補正値を求めて補正を加えるよ
うに構成すれば、より精度のよい検出結果が得られる。
【0017】次に本発明の特徴に関して説明する。図5
は本発明に係る車形検出方法における側方CCDカメラ
3の撮影方法に関する一実施例を示した側方撮影説明図
である。図示のように、本実施例では、側方CCDカメ
ラ3の全撮影範囲を6つの撮影範囲A01〜A06に分
割し、その中央近傍部を計測範囲a01〜a06として
採用することにより、歪みやすい撮影範囲の周辺部の画
像データを計測範囲から排除して正確を期している。そ
して、車形データの検出においては、各計測範囲a01
〜a06を更に複数の計測ウィンドウに細分化してエッ
ジ検出を実行し、それらのエッジ検出の結果に基づいて
各計測範囲a01〜a06におけるそれぞれの車形デー
タを求め、さらにそれらの各計測範囲の車形データに基
づいて全体の車形データを求めるという手法を採用して
いる。前記計測ウィンドウの設定に際しては、側方CC
Dカメラ3からの画像データ内の計測ウィンドウと上方
CCDカメラ4,5からの画像データ内の計測ウィンド
ウとの相対的な位置関係が正確に対応するように設定さ
れる。あるいは、それらの各CCDカメラからの画像デ
ータ内にそれぞれ設定された計測ウィンドウの中から最
も近い対応位置関係にある計測ウィンドウの組合せを選
択して使用するように構成することも可能である。以上
により、各CCDカメラの光軸間の前後方向の多少のず
れは修正され、正確な車形検出が可能になる。なお、一
つの側方CCDカメラ3からの画像データの中に、エッ
ジ位置が画像中心より上方に位置する計測ウィンドウと
下方に位置する計測ウィンドウが混在する場合には、計
測ウィンドウごとに上方の画像データが選択されること
になる。そして、車形データは、各計測ウィンドウに対
応する側方CCDカメラ3の設置高さHsや、側方CC
Dカメラ3と上方CCDカメラ4,5との距離La,L
b、及びそれらのCCDカメラ3〜5におけるピクセル
数p1〜p4を用いて、前述の式(1)〜(4)の関係か
ら各計測ウィンドウにおける車高を算出することによっ
て求められる。
【0018】図6は本発明に係る車形の検出フローを例
示したフロー説明図である。本実施例では、図1に示し
たように、上方撮影手段としてほぼ車幅分の間隔をあけ
て固定した2台の上方CCDカメラ4,5を使用する場
合を例に説明する。先ず、ステップS01では、初回の
撮影位置及び側方CCDカメラ3の最適高さ、すなわち
前記撮影範囲A01の位置を設定する。この場合、前述
のように予め車種や車名ごとの大まかな車形データを記
憶しておけば、操作パネル11で車種等を入力すること
により初回の撮影位置を簡便に設定できる。ステップS
02では、車体1と門型フレーム2とを、ステップS0
1で設定した初回の撮影位置、すなわち撮影範囲A01
に係る水平方向の位置関係を実現するように相対移動す
る。因みに、本実施例では、車体1と門型フレーム2と
の間の移動形態として間欠的な移動形態を採用した場合
を示したが、前述のように所定速度で継続的に相対移動
する形態も可能である。そして、ステップS03では、
側方CCDカメラ3をステップS01で設定した最適の
撮影高さへ移動する。なお、ステップS02とステップ
S03の順序は入替えることも可能である。
【0019】次に以下の手順で画像データを取込んで車
形データを求める。ステップS04では、各CCDカメ
ラ3〜5からそれぞれの画像データを取込む。ステップ
S05では、図7に示したように、上方CCDカメラ
4,5から取込んだ撮影範囲B01,C01における画
像データから周辺部を排除して計測範囲b01,c01
とし、それらの各計測範囲を更に細分化して複数の計測
ウィンドウを設定する。ステップS06では、それらの
各計測ウィンドウごとにエッジ検出を実行して最外部に
係るエッジ位置を検出する。ステップS07では、ステ
ップS06で得られたエッジ検出の結果から、各計測ウ
ィンドウごとの車幅データを作成する。
【0020】さらに、ステップS08以降では、ステッ
プS04で取込んだ側方CCDカメラ3からの画像デー
タに関する処理に移行し、以上のステップS05〜S0
7と同様のデータ処理を実行する。すなわち、ステップ
S08では、図5に示したように、ステップS04にお
いて側方CCDカメラ3から取込んだ撮影範囲A01に
おける画像データから周辺部を排除して計測範囲a01
とし、その計測範囲a01を更に細分化した複数の計測
ウィンドウを設定し、ステップS09でそれらの各計測
ウィンドウごとにエッジ検出を実行する。ステップS1
0では、ステップS09で得られたエッジ検出の結果か
ら、各計測ウィンドウごとの車高データを作成する。な
お、この車高データは、前述の算出方法に従い、各計測
ウィンドウにおける、側方CCDカメラ3からの画像デ
ータをエッジ検出して得たエッジ位置に係る画像中心か
らのピクセル数p1,p3と、上方CCDカメラ4あるい
は5からの画像データをエッジ検出して得たエッジ位置
に係る画像中心からのピクセル数p2,p4とを用いて、
前記側方CCDカメラ3から得たエッジ位置とその画像
中心との上下関係に応じて、前述の式(1)と(2)と
の関係、あるいは式(3)と(4)との関係に基づいて
演算することによって求められる。
【0021】以上の各ステップにより、車幅データ及び
車高データが得られた場合には、次のステップS11へ
進み、現在の撮影範囲が車体の最後尾の撮影範囲A06
ないしB06,C06に該当するか否かが判断され、そ
の条件が満たされない場合には、ステップS12へ進
む。本実施例では、ステップS12において、次回の撮
影位置を設定するとともに、前記ステップ10で求めた
側方CCDカメラ3に関する当該撮影範囲の車高データ
に基づいて次回の側方CCDカメラ3の最適高さを求め
て設定する。なお、当該撮影範囲の車高データをもとに
次回の側方CCDカメラ3の最適高さを求めるには、当
該撮影範囲の各計測ウィンドウにおけるエッジ検出から
得た全車高データを平均して求めてもよいし、図5に示
したように、後半部の数ウィンドウ分、本実施例では4
ウィンドウ分を移動用のウィンドウとして使用し、その
移動用ウィンドウ分の車高データの平均を求めて次回の
最適高さとし、該移動用ウィンドウの部分に次回の計測
ウィンドウの初めの部分を重ねるように設定してもよ
い。
【0022】しかして、本実施例の場合には、図5に示
したように、撮影範囲A01〜A06で例示した各撮影
位置を間欠的に移動するごとに、以上の各ステップを繰
返し実行し、側方撮影手段としての側方CCDカメラ3
の撮影高さを最適の高さに調整しながら撮影が実行され
ることになる。そして、全ての撮影範囲A01〜A06
における車形データの検出が完了し、ステップS11に
おいて当該撮影範囲が車体の最後尾の撮影範囲A06な
いしB06,C06に該当すると判断された場合には、
車形の全検出作業を終了する。なお、以上の各ステップ
により得られた車形データに基づく前記洗車機構12の
動作制御に関しては、前述のように、場合に応じて車形
の検出作業と並行的に実行するように構成してもよい
し、車形データの検出作業が全て終了してから、洗車機
構12の動作制御へ移行するようにしてもよい。因み
に、以上の間欠的な移動形態に替えて、連続的な移動形
態を採用する場合には、各回の画像取込みタイミング相
互間の間隔を適宜設定することにより、撮影範囲相互間
の移動量を任意に設定することができる。そして、後者
の連続的な移動形態の場合には、車体1と門型フレーム
2との相対的移動が継続的に行われることから、車形の
検出作業と洗車作業とを並行して実行する場合に好適で
ある。
【0023】
【発明の効果】本発明によれば、CCDカメラ等の撮影
手段を採用したことからきめ細かい車形データが得ら
れ、傾斜部分やウイング、アンテナ部等の突起部などに
関しても的確に検出できるとともに、車体全体の車形デ
ータを得るために必要な全撮影範囲を複数の部分に分割
して、その分割された撮影範囲ごとに側方撮影手段を最
適の撮影高さに移動することにより、歪みの少ない入力
画像データの中心部及びその近傍のデータのみの使用を
可能にしたので、より少ない台数の撮影手段によって、
より正確な車形データが得られる。また、側方撮影手段
を車高に応じて最適の高さに設定して撮影するようにし
たので、死角による検出ミスを低減することができる。
さらに、撮影範囲を移動するに際して、当該撮影範囲で
得られた車高データをもとに次回の側方撮影手段に関す
る最適の撮影高さを求めて移動させるように構成するこ
とにより、車形に対する側方撮影手段の撮影高さに関す
る追従性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明を適用した門型洗車機に関する実施例
の要部を概略的に示した概略構成図である。
【図2】 車形データの算出原理に関する説明図であ
る。
【図3】 同算出原理に関する説明図である。
【図4】 同算出原理に関する平面説明図である。
【図5】 本発明に係る撮影方法に関する実施例を示し
た側方撮影説明図である。
【図6】 本発明に係る車形の検出フローを例示したフ
ロー説明図である。
【図7】 上方からの撮影状態を示した上方説明図であ
る。
【符号の説明】
1…車体、2…門型フレーム、3…側方CCDカメラ、
4,5…上方CCDカメラ、6…駆動モータ、7…昇降
手段、8…制御装置、9…キャプチャボード、10…画
像処理部、11…操作パネル、12…洗車機構
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA04 AA07 AA12 AA53 BB24 CC11 DD00 FF04 FF26 JJ03 JJ05 JJ26 MM24 PP02 QQ24 UU03 UU05 UU06 3D026 AA03 AA04 AA05 AA06 AA14 AA25 AA33 AA40 AA64 AA72 5B057 AA16 BA02 BA19 DB02 DC09 DC16

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体と車体を跨ぐ門型フレームとを相対
    移動させて得られる画像データをもとに車形を検出し、
    その車形データに基づいて洗車機構を制御するように構
    成した門型洗車機において、車体の側方から撮影する側
    方撮影手段を上下動可能に設けるとともに、車体全体の
    車形を複数の撮影範囲に分割し、それらの撮影範囲ごと
    に前記側方撮影手段を最適高さに移動して撮影すること
    を特徴とする門型洗車機における車形検出方法。
  2. 【請求項2】 撮影範囲を移動するに際して、当該撮影
    範囲で得られた画像データをもとに次回の最適高さを求
    めて、前記側方撮影手段を最適高さに移動させるように
    した請求項1に記載の門型洗車機における車形検出方
    法。
  3. 【請求項3】 前記側方撮影手段を初回の撮影に先立っ
    て最適高さに移動させるようにした請求項1に記載の門
    型洗車機における車形検出方法。
  4. 【請求項4】 前記側方撮影手段の最適高さを当該撮影
    範囲における車高位置に基づいて求めるようにした請求
    項1〜3のいずれか一項に記載の門型洗車機における車
    形検出方法。
  5. 【請求項5】 側方からの画像データと長手方向略同位
    置の上方からの画像データをもとに車形を検出するよう
    にした請求項1〜4のいずれか一項に記載の門型洗車機
    における車形検出方法。
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