JP2002207912A - 情報処理システム、情報処理方法、情報再生装置、及び家庭用電気製品 - Google Patents

情報処理システム、情報処理方法、情報再生装置、及び家庭用電気製品

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JP2002207912A
JP2002207912A JP2000405057A JP2000405057A JP2002207912A JP 2002207912 A JP2002207912 A JP 2002207912A JP 2000405057 A JP2000405057 A JP 2000405057A JP 2000405057 A JP2000405057 A JP 2000405057A JP 2002207912 A JP2002207912 A JP 2002207912A
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JP2000405057A
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Takeshi Yamada
健 山田
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 利用者にとって利用価値の高い情報のみを低
コストに提供することができる情報処理システム、情報
処理方法、情報再生装置、及び家庭用電気製品を得る。 【解決手段】 情報提示システム10を運営する放送局
が所有するサーバ20では、広告主によって提供された
広告を示す画像データと当該広告が属するカテゴリを示
すカテゴリデータとを対応させて記憶すると共に、上記
画像データとカテゴリデータを含む放送データの放送を
制御する。これに対し、顧客が各々所有する情報端末5
0では、上記放送データを受信し、受信した放送データ
に含まれると共に当該情報端末50を所有する顧客によ
って指定されたカテゴリに属すると判定された画像デー
タのみを記憶し、記憶した画像データを再生する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理システ
ム、情報処理方法、情報再生装置、及び家庭用電気製品
に係り、より詳しくは、利用価値の高い情報を低コスト
に提供できる情報処理システム、情報処理方法、情報再
生装置及び当該情報再生装置を備えた家庭用電気製品に
関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】従来
より、テレビ放送局、ラジオ放送局、ケーブルテレビ局
等によって配信されたニュースや広告等の文字情報を受
信して再生する情報再生装置があった。
【0003】しかしながら、この情報再生装置では、一
方的かつジャンルを問わず配信される情報を受信する毎
に再生しており、情報再生装置の利用者にとって興味が
なく、利用価値の低い情報まで再生される場合がある、
という問題点があった。
【0004】また、この情報再生装置は、情報を受信す
るための受信器や、情報を表示するためのディスプレイ
等の比較的高価な構成要素によって構成されているた
め、価格が高い、という問題点もあった。
【0005】本発明は上記問題点を解消するために成さ
れたものであり、利用者にとって利用価値の高い情報の
みを低コストに提供することができる情報処理システ
ム、情報処理方法、情報再生装置、及び家庭用電気製品
を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の情報処理システムは、広告を示す広
告データと当該広告が属するカテゴリを示すカテゴリデ
ータとを対応させて記憶すると共に、前記広告データを
含む送信データの送信を制御する送信制御手段を備えた
記憶送信装置と、前記カテゴリデータが示すカテゴリが
所定カテゴリであるか否かを判定する判定手段と、前記
送信データを受信する受信手段、当該受信手段によって
受信された送信データに含まれると共に前記判定手段に
よって前記所定カテゴリであると判定されたカテゴリに
対応する広告データを記憶する記憶手段、及び当該記憶
手段によって記憶された広告データを再生する再生手段
を備えた情報再生装置と、を含むものである。
【0007】請求項1記載の情報処理システムによれ
ば、記憶送信装置により、広告を示す広告データと当該
広告が属するカテゴリを示すカテゴリデータとが対応さ
れて記憶されると共に、送信制御手段によって上記広告
データを含む送信データの送信が制御される。
【0008】また、請求項1記載の発明では、判定手段
により、上記カテゴリデータが示すカテゴリが所定カテ
ゴリであるか否かが判定される。
【0009】更に、請求項1記載の発明では、情報再生
装置により、受信手段によって上記送信データが受信さ
れ、受信された送信データに含まれると共に上記判定手
段によって上記所定カテゴリであると判定されたカテゴ
リに対応する広告データが記憶手段によって記憶され、
記憶された広告データが再生手段によって再生される。
【0010】なお、上記記憶手段としては、RAM(R
andom Access Memory)、EEPR
OM(Electrically Erasable
and Programmable Read Onl
y Memory)、フラッシュEEPROM(Fla
sh EEPROM)等の記憶素子、フロッピィディス
ク、CD−R(Compact Disc−Recor
dable)、CD−RW(Compact Disc
−ReWritable)、光磁気ディスク、磁気テー
プ等の可搬記録媒体やハードディスク等の固定記録媒
体、或いはネットワークに接続されたサーバ・コンピュ
ータ等に設けられた外部記憶装置等を用いることができ
る。また、上記再生手段には、上記広告データが画像デ
ータである場合におけるブラウン管ディスプレイ、液晶
ディスプレイ、プラズマディスプレイ、EL(Elec
tro Luminescence)ディスプレイ等の
ディスプレイが含まれ、上記広告データが音声データで
ある場合におけるスピーカ等の鳴動装置が含まれる。
【0011】すなわち、本発明に係る情報再生装置で
は、所定カテゴリに属する広告を示す広告データのみを
記憶手段に記憶しておき、必要に応じて記憶手段に記憶
した広告データを再生するようにしている。従って、上
記所定カテゴリを情報再生装置の利用者が希望するカテ
ゴリとすることによって、当該利用者にとって利用価値
の高い情報のみを再生することができる。また、本発明
では、情報再生装置によって再生する情報を広告を示す
広告データとしているので、当該広告の広告主から広告
料を徴収することが期待でき、これによって情報再生装
置の価格を低価格化することが可能となる。
【0012】このように請求項1に記載の情報処理シス
テムによれば、記憶送信装置によって、広告を示す広告
データと当該広告が属するカテゴリを示すカテゴリデー
タとを対応させて記憶すると共に、広告データを含む送
信データの送信を制御し、情報再生装置によって、上記
送信データを受信し、受信した送信データに含まれると
共に所定カテゴリであると判定されたカテゴリに対応す
る広告データを記憶し、記憶した広告データを再生して
いるので、利用者にとって利用価値の高い情報のみを低
コストに提供することができる。
【0013】また、上記目的を達成するために、請求項
2記載の情報処理システムは、広告を示す広告データと
当該広告が属するカテゴリを示すカテゴリデータとを対
応させて記憶すると共に、前記広告データと前記カテゴ
リデータを含む送信データの送信を制御する送信制御手
段を備えた記憶送信装置と、前記送信データを受信する
受信手段、当該受信手段によって受信された送信データ
に含まれる前記カテゴリデータが示すカテゴリが所定カ
テゴリであるか否かを判定する判定手段、前記受信手段
によって受信された送信データに含まれると共に前記判
定手段によって前記所定カテゴリであると判定されたカ
テゴリに対応する広告データを記憶する記憶手段、及び
当該記憶手段によって記憶された広告データを再生する
再生手段を備えた情報再生装置と、を含むものである。
【0014】請求項2記載の情報処理システムによれ
ば、記憶送信装置により、広告を示す広告データと当該
広告が属するカテゴリを示すカテゴリデータとが対応さ
れて記憶されると共に、送信制御手段によって上記広告
データと上記カテゴリデータを含む送信データの送信が
制御される。
【0015】また、請求項2記載の発明では、情報再生
装置により、受信手段によって上記送信データが受信さ
れ、受信された送信データに含まれる上記カテゴリデー
タが示すカテゴリが所定カテゴリであるか否かが判定手
段によって判定され、上記受信された送信データに含ま
れると共に上記判定手段によって上記所定カテゴリであ
ると判定されたカテゴリに対応する広告データが記憶手
段によって記憶され、記憶された広告データが再生手段
によって再生される。
【0016】なお、上記記憶手段としては、RAM、E
EPROM、フラッシュEEPROM等の記憶素子、フ
ロッピィディスク、CD−R、CD−RW、光磁気ディ
スク、磁気テープ等の可搬記録媒体やハードディスク等
の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサー
バ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置等を用い
ることができる。また、上記再生手段には、上記広告デ
ータが画像データである場合におけるブラウン管ディス
プレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、E
Lディスプレイ等のディスプレイが含まれ、上記広告デ
ータが音声データである場合におけるスピーカ等の鳴動
装置が含まれる。
【0017】すなわち、本発明に係る情報再生装置で
は、請求項1記載の発明と同様に、所定カテゴリに属す
る広告を示す広告データのみを記憶手段に記憶してお
き、必要に応じて記憶手段に記憶した広告データを再生
するようにしている。従って、上記所定カテゴリを情報
再生装置の利用者が希望するカテゴリとすることによっ
て、当該利用者にとって利用価値の高い情報のみを再生
することができる。また、本発明においても、情報再生
装置によって再生する情報を広告を示す広告データとし
ているので、当該広告の広告主から広告料を徴収するこ
とが期待でき、これによって情報再生装置の価格を低価
格化することが可能となる。
【0018】このように請求項2に記載の情報処理シス
テムによれば、記憶送信装置によって、広告を示す広告
データと当該広告が属するカテゴリを示すカテゴリデー
タとを対応させて記憶すると共に、広告データを含む送
信データの送信を制御し、情報再生装置によって、上記
送信データを受信し、受信した送信データに含まれると
共に所定カテゴリであると判定されたカテゴリに対応す
る広告データを記憶し、記憶した広告データを再生して
いるので、利用者にとって利用価値の高い情報のみを低
コストに提供することができる。
【0019】なお、請求項3記載の発明のように、請求
項1又は請求項2記載の発明における前記カテゴリとし
ては、広告する商品の区分及び広告主の少なくとも一方
を含めることができる。
【0020】また、請求項4記載の発明のように、請求
項1乃至請求項3の何れか1項記載の発明における前記
広告データとしては、前記広告を示す画像データ及び音
声データの少なくとも一方を適用することもできる。広
告データを画像データとした場合は、文字データや音声
データとする場合に比較して、広告対象物の状態(形
状、色、大きさ等)を容易に把握することができ、広告
データを音声データとした場合には、再生された情報の
確認のために再生手段に視線を向ける必要がないため、
他の作業と同時に再生情報を確認することができる。
【0021】また、請求項5記載の発明は、請求項1乃
至請求項4の何れか1項記載の発明において、前記情報
再生装置に、人間の存在を検知するための検知手段を更
に設け、前記再生手段により、前記検知手段によって人
間の存在を検知した場合に前記記憶手段によって記憶さ
れた広告データを再生するものである。
【0022】請求項5記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項4の何れか1項記載の発明における再生手段に
より、検知手段によって人間の存在が検知された場合に
上記記憶手段によって記憶された広告データが再生され
る。
【0023】このように、請求項5記載の情報処理シス
テムによれば、請求項1乃至請求項4の何れか1項記載
の発明と同様の効果を奏することができると共に、人間
の存在が検知された場合にのみ広告データを再生してい
るので、当該広告による宣伝効果を確実に得ることがで
きる。
【0024】また、請求項6記載の発明は、請求項1乃
至請求項5の何れか1項記載の発明において、前記記憶
送信装置又は前記情報再生装置に、前記情報再生装置の
利用者が選定した前記所定カテゴリを示す所定カテゴリ
データと、前記利用者が利用する情報再生装置を識別す
るための装置識別データとを前記記憶送信装置に入力す
る入力手段を更に設けると共に、前記送信制御手段によ
り、前記入力手段によって入力された所定カテゴリデー
タ及び装置識別データを送信するように制御し、前記記
憶手段により、当該記憶手段を備えた情報再生装置が前
記送信制御手段による制御によって送信された装置識別
データが示す情報再生装置である場合に、当該装置識別
データと共に前記送信制御手段による制御によって送信
された所定カテゴリデータを記憶するものである。
【0025】請求項6記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項5の何れか1項記載の発明において、入力手段
により、情報再生装置の利用者が選定した上記所定カテ
ゴリを示す所定カテゴリデータと、当該利用者が利用す
る情報再生装置を識別するための装置識別データとが記
憶送信装置に入力される。
【0026】また、本発明では、上記送信制御手段によ
り、上記入力手段によって入力された所定カテゴリデー
タ及び装置識別データが送信されるように制御され、上
記記憶手段により、当該記憶手段を備えた情報再生装置
が上記送信制御手段による制御によって送信された装置
識別データが示す情報再生装置である場合に、当該装置
識別データと共に上記送信制御手段による制御によって
送信された所定カテゴリデータが記憶される。
【0027】このように、請求項6記載の情報処理シス
テムによれば、請求項1乃至請求項5の何れか1項記載
の発明と同様の効果を奏することができると共に、情報
再生装置の利用者が選定した所定カテゴリを示す所定カ
テゴリデータと、当該利用者が利用する情報再生装置を
識別するための装置識別データとを記憶送信装置に入力
し、記憶送信装置は入力した所定カテゴリデータ及び装
置識別データを送信するように制御し、情報再生装置は
当該情報再生装置が上記送信された装置識別データが示
す情報再生装置である場合に、当該装置識別データと共
に送信された所定カテゴリデータを記憶しているので、
当該情報再生装置の利用者によって選定された所定カテ
ゴリを示す所定カテゴリデータを当該情報再生装置に自
動的に設定することができる。
【0028】また、請求項7記載の発明は、請求項6記
載の発明において、前記記憶送信装置に、前記入力手段
によって入力された所定カテゴリデータが示す所定カテ
ゴリの利用者からの選定頻度に基づいて広告主に対する
広告料を請求するためのドキュメントを作成するドキュ
メント作成手段を更に設けたものである。
【0029】請求項7記載の発明によれば、請求項6記
載の発明において、記憶送信装置に設けられたドキュメ
ント作成手段により、入力手段によって入力された所定
カテゴリデータが示す所定カテゴリの利用者からの選定
頻度に基づいて広告主に対する広告料を請求するための
ドキュメントが作成される。
【0030】このように、請求項7記載の情報処理シス
テムによれば、請求項6記載の発明と同様の効果を奏す
ることができると共に、入力された所定カテゴリデータ
が示す所定カテゴリの利用者からの選定頻度に基づいて
広告主に対する広告料を請求しているので、広告の配信
頻度に応じた適切な広告料を自動的に徴収することがで
きる。
【0031】また、請求項8記載の発明は、請求項6又
は請求項7記載の発明において、前記情報再生装置に、
前記所定カテゴリデータを記憶している旨を示す表示を
行う表示手段を更に設けたものである。
【0032】請求項8記載の発明によれば、請求項6又
は請求項7記載の発明において、表示手段により、上記
所定カテゴリデータが記憶されている旨を示す表示が行
われる。なお、上記表示手段には、LED(発光ダイオ
ード)等の発光素子や、ブラウン管ディスプレイ、液晶
ディスプレイ、プラズマディスプレイ、ELディスプレ
イ等のディスプレイを含めることができる。
【0033】このように、請求項8記載の情報処理シス
テムによれば、請求項6又は請求項7記載の発明と同様
の効果を奏することができると共に、所定カテゴリデー
タを記憶している旨を示す表示を行っているので、当該
表示を参照することにより当該情報再生装置の利用者
は、所定カテゴリデータを記憶しているか否かを容易に
判断することができる。
【0034】また、請求項9記載の発明は、請求項1乃
至請求項8の何れか1項記載の発明において、前記情報
再生装置に、前記広告データの再生中、又は再生終了直
後に操作することによって、特定の情報を示す媒体を作
成する媒体作成手段を更に備えたものである。
【0035】請求項9記載の発明によれば、請求項1乃
至請求項8の何れか1項記載の発明において、広告デー
タの再生中、又は再生終了直後に操作されることによっ
て、媒体作成手段により、特定の情報を示す媒体が作成
される。
【0036】このように、請求項9記載の情報処理シス
テムによれば、請求項1乃至請求項8の何れか1項記載
の発明と同様の効果を奏することができると共に、広告
データの再生中、又は再生終了直後の操作によって、特
定の情報を示す媒体を作成しているので、上記特定の情
報を情報再生装置の利用者にとって有用な情報とするこ
とにより、当該利用者は、作成された媒体を参照するこ
とによって有用な情報を取得することができる。
【0037】なお、請求項10記載の発明のように、請
求項9記載の発明における前記特定の情報には、前記情
報再生装置の利用者が所定サービスを得るための情報を
含めることができる。なお、上記所定サービスには、キ
ャッシュバックサービス(一部料金返却サービス)、サ
ービス券の配布サービス、情報の先取りサービス等を含
めることができる。
【0038】このように、請求項10記載の情報処理シ
ステムによれば、請求項9記載の発明における特定の情
報に情報再生装置の利用者が所定サービスを得るための
情報を含めているので、当該情報を参照することによ
り、上記利用者は所定サービスを得ることができる。
【0039】一方、上記目的を達成するために、請求項
11記載の情報処理方法は、記憶送信装置によって、広
告を示す広告データと当該広告が属するカテゴリを示す
カテゴリデータとを対応させて記憶すると共に、前記広
告データを含む送信データの送信を制御し、情報再生装
置によって、前記送信データを受信し、受信した送信デ
ータに含まれると共に所定カテゴリであると判定された
カテゴリに対応する広告データを記憶し、記憶した広告
データを再生するものである。
【0040】従って、請求項11に記載の情報処理方法
によれば、請求項1記載の発明と同様に作用するので、
請求項1記載の発明と同様に、利用者にとって利用価値
の高い情報のみを低コストに提供することができる。
【0041】なお、請求項12記載の発明のように、請
求項11記載の発明における前記カテゴリとしては、広
告する商品の区分及び広告主の少なくとも一方を含める
ことができる。
【0042】また、請求項13記載の発明のように、請
求項11又は請求項12記載の発明における前記広告デ
ータとしては、前記広告を示す画像データ及び音声デー
タの少なくとも一方を適用することができる。広告デー
タを画像データとした場合は、文字データや音声データ
とする場合に比較して、広告対象物の状態(形状、色、
大きさ等)を容易に把握することができ、広告データを
音声データとした場合には、再生された情報の確認のた
めに再生手段に視線を向ける必要がないため、他の作業
と同時に再生情報を確認することができる。
【0043】また、請求項14記載の発明は、請求項1
1乃至請求項13の何れか1項記載の発明において、前
記情報再生装置において、人間の存在を検知した場合に
前記記憶した広告データを再生するものである。
【0044】このように、請求項14記載の情報処理方
法によれば、請求項11乃至請求項13の何れか1項記
載の発明と同様の効果を奏することができると共に、請
求項5記載の発明と同様に作用するので、請求項5記載
の発明と同様に、広告による宣伝効果を確実に得ること
ができる。
【0045】また、請求項15記載の発明は、請求項1
1乃至請求項14の何れか1項記載の発明において、前
記記憶送信装置又は前記情報再生装置において、前記情
報再生装置の利用者が選定した前記所定カテゴリを示す
所定カテゴリデータと、前記利用者が利用する情報再生
装置を識別するための装置識別データとを前記記憶送信
装置に入力し、前記記憶送信装置において、入力された
前記所定カテゴリデータ及び装置識別データを送信する
ように制御し、前記情報再生装置において、当該情報再
生装置が前記記憶送信装置による制御によって送信され
た装置識別データが示す情報再生装置である場合に、当
該装置識別データと共に前記記憶送信装置による制御に
よって送信された所定カテゴリデータを記憶するもので
ある。
【0046】このように、請求項15記載の情報処理方
法によれば、請求項11乃至請求項14の何れか1項記
載の発明と同様の効果を奏することができると共に、請
求項6記載の発明と同様に作用するので、請求項6記載
の発明と同様に、情報再生装置の利用者によって選定さ
れた所定カテゴリを示す所定カテゴリデータを当該情報
再生装置に自動的に設定することができる。
【0047】また、請求項16記載の発明は、請求項1
5記載の発明における前記記憶送信装置において、入力
された所定カテゴリデータが示す所定カテゴリの利用者
からの選定頻度に基づいて広告主に対する広告料を請求
するためのドキュメントを作成するものである。
【0048】このように、請求項16記載の情報処理方
法によれば、請求項15記載の発明と同様の効果を奏す
ることができると共に、請求項7記載の発明と同様に作
用するので、請求項7記載の発明と同様に、広告の配信
頻度に応じた適切な広告料を自動的に徴収することがで
きる。
【0049】また、請求項17記載の発明は、請求項1
5又は請求項16記載の発明における前記情報再生装置
において、前記所定カテゴリデータを記憶している旨を
示す表示を行うものである。
【0050】このように、請求項17記載の情報処理方
法によれば、請求項15又は請求項16記載の発明と同
様の効果を奏することができると共に、所定カテゴリデ
ータを記憶している旨を示す表示を行っているので、当
該表示を参照することにより当該情報再生装置の利用者
は、所定カテゴリデータを記憶しているか否かを容易に
判断することができる。
【0051】一方、上記目的を達成するために、請求項
18記載の情報再生装置は、広告を示す広告データを含
む送信データを受信する受信手段と、前記広告が属する
カテゴリが所定カテゴリであるか否かを判定する判定手
段と、前記受信手段によって受信された送信データに含
まれると共に、前記判定手段によって前記所定カテゴリ
であると判定されたカテゴリに対応する広告データを記
憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された広
告データを再生する再生手段と、を備えている。
【0052】請求項18記載の情報再生装置によれば、
受信手段によって広告を示す広告データを含む送信デー
タが受信され、上記広告の属するカテゴリが所定カテゴ
リであるか否かが判定手段によって判定され、上記受信
手段によって受信された送信データに含まれると共に、
上記判定手段によって上記所定カテゴリであると判定さ
れたカテゴリに対応する広告データが記憶手段によって
記憶され、当該記憶された広告データが再生手段によっ
て再生される。
【0053】すなわち、本発明の情報再生装置は、請求
項1記載の情報処理システムにおける情報再生装置と同
様に作用するものであり、所定カテゴリに属する広告を
示す広告データのみを記憶手段に記憶しておき、必要に
応じて記憶手段に記憶した広告データを再生するように
しているので、上記所定カテゴリを情報再生装置の利用
者が希望するカテゴリとすることによって、当該利用者
にとって利用価値の高い情報のみを再生することができ
ると共に、本発明では、情報再生装置によって再生する
情報を広告を示す広告データとしているので、当該広告
の広告主から広告料を徴収することが期待でき、これに
よって当該情報再生装置の価格を低価格化することが可
能となる。
【0054】なお、上記記憶手段としては、RAM、E
EPROM、フラッシュEEPROM等の記憶素子、フ
ロッピィディスク、CD−R、CD−RW、光磁気ディ
スク、磁気テープ等の可搬記録媒体やハードディスク等
の固定記録媒体、或いはネットワークに接続されたサー
バ・コンピュータ等に設けられた外部記憶装置等を用い
ることができる。また、上記再生手段には、上記広告デ
ータが画像データである場合におけるブラウン管ディス
プレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、E
Lディスプレイ等のディスプレイが含まれ、上記広告デ
ータが音声データである場合におけるスピーカ等の鳴動
装置が含まれる。
【0055】このように請求項18に記載の情報再生装
置によれば、広告を示す広告データを含む送信データを
受信し、上記広告が属するカテゴリが所定カテゴリであ
るか否かを判定し、上記受信した送信データに含まれる
と共に、上記所定カテゴリであると判定されたカテゴリ
に対応する広告データを再生しているので、利用者にと
って利用価値の高い情報のみを低コストに提供すること
ができる。
【0056】なお、請求項19記載の発明のように、請
求項18記載の発明における前記カテゴリとしては、広
告する商品の区分及び広告主の少なくとも一方を含める
ことができる。
【0057】また、請求項20記載の発明のように、請
求項18又は請求項19記載の発明における前記広告デ
ータとしては、前記広告を示す画像データ及び音声デー
タの少なくとも一方を適用することができる。広告デー
タを画像データとした場合は、文字データや音声データ
とする場合に比較して、広告対象物の状態(形状、色、
大きさ等)を容易に把握することができ、広告データを
音声データとした場合には、再生された情報の確認のた
めに再生手段に視線を向ける必要がないため、他の作業
と同時に再生情報を確認することができる。
【0058】また、請求項21記載の発明は、請求項1
8乃至請求項20の何れか1項記載の発明において、人
間の存在を検知するための検知手段を更に備え、前記再
生手段は、前記検知手段によって人間の存在を検知した
場合に前記記憶手段によって記憶された広告データを再
生するものである。
【0059】請求項21記載の発明によれば、請求項1
8乃至請求項20の何れか1項記載の発明において、再
生手段により、検知手段によって人間の存在が検知され
た場合に上記記憶手段によって記憶された広告データが
再生される。
【0060】このように、請求項21に記載の情報再生
装置によれば、請求項18乃至請求項20の何れか1項
記載の発明と同様の効果を奏することができると共に、
人間の存在が検知された場合にのみ広告データを再生し
ているので、当該広告による宣伝効果を確実に得ること
ができる。
【0061】なお、請求項22記載の発明のように、請
求項21記載の発明における前記検知手段としては、熱
感センサを適用することができる。これによって、人間
の存在を高精度に検知することができるようになる。
【0062】また、請求項23記載の発明は、請求項1
8乃至請求項22の何れか1項記載の発明において、当
該情報再生装置の利用者が選定した前記所定カテゴリを
示す所定カテゴリデータを記憶している旨を示す表示を
行う表示手段を更に設けたものである。
【0063】請求項23記載の発明によれば、請求項1
8乃至請求項22の何れか1項記載の発明において、表
示手段により、当該情報再生装置の利用者が選定した上
記所定カテゴリを示す所定カテゴリデータが記憶されて
いる旨を示す表示が行われる。なお、上記表示手段に
は、LED(発光ダイオード)等の発光素子や、ブラウ
ン管ディスプレイ、液晶ディスプレイ、プラズマディス
プレイ、ELディスプレイ等のディスプレイを含めるこ
とができる。
【0064】このように、請求項23記載の情報再生装
置によれば、請求項18乃至請求項22の何れか1項記
載の発明と同様の効果を奏することができると共に、当
該情報再生装置の利用者が選定した所定カテゴリを示す
所定カテゴリデータを記憶している旨を示す表示を行っ
ているので、当該表示を参照することにより当該情報再
生装置の利用者は、所定カテゴリデータを記憶している
か否かを容易に判断することができる。
【0065】また、請求項24記載の発明は、請求項1
8乃至請求項23の何れか1項記載の発明において、前
記広告データの再生中、又は再生終了直後に操作するこ
とによって、特定の情報を示す媒体を作成する媒体作成
手段を更に備えたものである。
【0066】請求項24記載の発明によれば、請求項1
8乃至請求項23の何れか1項記載の発明において、広
告データの再生中、又は再生終了直後の操作によって、
媒体作成手段により、特定の情報を示す媒体が作成され
る。
【0067】このように、請求項24記載の情報再生装
置によれば、請求項18乃至請求項23の何れか1項記
載の発明と同様の効果を奏することができると共に、広
告データの再生中、又は再生終了直後の操作によって、
特定の情報を示す媒体を作成しているので、上記特定の
情報を情報再生装置の利用者にとって有用な情報とする
ことにより、当該利用者は、作成された媒体を参照する
ことによって有用な情報を取得することができる。
【0068】なお、請求項25記載の発明のように、請
求項24記載の発明における前記特定の情報には、当該
情報再生装置の利用者が所定サービスを得るための情報
を含めることができる。なお、上記所定サービスには、
キャッシュバックサービス(一部料金返却サービス)、
サービス券の配布サービス、情報の先取りサービス等を
含めることができる。
【0069】このように、請求項25記載の情報再生装
置によれば、請求項24記載の発明における特定の情報
に当該情報再生装置の利用者が所定サービスを得るため
の情報を含めているので、当該情報を参照することによ
り、上記利用者は所定サービスを得ることができる。
【0070】更に、上記目的を達成するために、請求項
26記載の家庭用電気製品は、請求項18乃至請求項2
5の何れか1項記載の情報再生装置を備えたものであ
る。
【0071】従って、請求項26記載の発明によれば、
請求項18乃至請求項25記載の発明と同様に、利用者
にとって利用価値の高い情報のみを低コストに提供する
ことができる。
【0072】なお、請求項27記載の発明のように、請
求項26記載の発明に係る家庭用電気製品としては冷蔵
庫を適用することができる。
【0073】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して、本発明
を、複数の顧客が各々所有する冷蔵庫に取り付けられた
情報端末を利用して、放送局から配信された広告を再生
する情報提示システムに適用した場合の実施の形態につ
いて説明する。
【0074】まず、図1を参照して、本実施の形態に係
る情報提示システム10の構成を説明する。
【0075】同図に示すように、本実施の形態に係る情
報提示システム10は、情報提示システム10を運営す
る放送局(本実施の形態では、テレビ放送局などの情報
(データ)を送信できるもの)が所有するサーバ20
と、情報提示システム10によって広告を配信すべく上
記放送局と契約している広告主が各々所有する端末装置
30と、が各々モデム、ルータ、TA(Termina
l Adapter:ターミナル・アダプタ)等の接続
装置70を介してネットワーク12に接続されると共
に、情報提示システム10を利用すべく上記放送局と契
約している顧客が各々所有する情報端末50を含んで構
成されている。
【0076】上記サーバ20及び端末装置30は、ネッ
トワーク12を介して、相互通信により各種情報の授受
が可能である。
【0077】なお、以下の説明では、ネットワークとし
てインターネットを適用した場合について説明する。こ
の場合、サーバ20はWWW(World Wide
Web)サーバとして機能し、各広告主が所有する端末
装置30はWWWクライアントとして機能する。
【0078】すなわち、各端末装置30には、WWWブ
ラウザがインストールされており、このWWWブラウザ
を起動することにより、ネットワーク12を介してサー
バ20に任意にアクセスすることができる。このとき、
アクセス位置はURL(Uniform Resour
ce Locator)で指定される。
【0079】なお、各端末装置30の識別には、IP
(Internet Protocol)アドレスが用
いられるが、URL等の他の位置指定のコードを用いて
もよい。
【0080】上記サーバ20及び端末装置30の各々に
は、各種情報を入力するためのキーボード、マウス等の
入力装置、各種メニュー画面や処理結果等を表示するた
めのディスプレイ、及び各種情報を印刷するプリンタが
備えられている。なお、このハードウェア構成は、一般
的なものであるので、ここでの詳細な説明は省略する。
【0081】図2には、サーバ20における本発明に特
に関係する部分の電気系の構成が示されている。同図に
示すように、サーバ20は、サーバ20の動作を司る制
御部22と、外部との各種情報の授受を行う入出力ポー
ト24と、各種データベースやプログラム等を記憶する
ためのハードディスク26と、サーバ20の操作者によ
って各種情報を入力するためのキーボード28と、を含
んで構成されている。
【0082】図3には、サーバ20に備えられたハード
ディスク26の記憶内容が模式的に示されている。同図
に示すように、ハードディスク26には、各種データベ
ースを記憶するためのデータベース領域DBと、広告主
によって提供された広告を示す画像データを記憶するた
めの画像データ領域GDと、各種プログラムを記憶する
ためのプログラム領域PGと、が設けられている。な
お、本実施の形態における上記画像データは、再生され
ることによって広告を示す動画像及び音声が再生される
ものである。
【0083】また、データベース領域DBには、各広告
主に関する情報を記憶するための広告主管理データベー
スDB1、各顧客が所有する情報端末50に関する情報
を記憶するための情報端末データベースDB2、各広告
主から提供された広告に関する情報を記憶するための広
告管理データベースDB3等の各種データベースが含ま
れる。以下、各データベースの構成について詳細に説明
する。
【0084】図4に示すように、本実施の形態に係る広
告主管理データベースDB1は、広告主の名称(広告主
名)、当該広告主の本社所在地、当該広告主が提供する
広告を識別するために各広告毎に付された広告番号、及
び当該広告主が所有する端末装置30のeメール(電子
メール)アドレスが、各広告主毎に記憶されるように構
成されている。なお、本広告主管理データベースDB1
における、「広告主名」、「本社所在地」、及び「eメ
ールアドレス」の3種類の情報は、各広告主との契約時
に当該広告主から提示された情報を、サーバ20の操作
者によってキーボード28により入力することによって
逐次記憶される。また、「広告番号」は、上記3種類の
情報の入力時に、それまでに用いられていない数値デー
タが自動的に付与されて記憶されるものである。
【0085】また、図5に示すように、本実施の形態に
係る情報端末データベースDB2は、顧客が所有する情
報端末50のシリアル番号(本発明の「装置識別デー
タ」に相当)、及び顧客によって指定された所望のカテ
ゴリ(指定カテゴリ及び広告主名、本発明の「所定カテ
ゴリ」に相当)が、各情報端末50毎に記憶されるよう
に構成されている。なお、本実施の形態における上記指
定カテゴリは、「家電」、「嗜好品」といったように、
比較的上位概念的なカテゴリであるメインカテゴリと、
「冷蔵庫」、「化粧品」といったように、上記メインカ
テゴリより具体的なカテゴリであるサブカテゴリの2段
階に分類されている。
【0086】本情報提示システム10では、情報提示シ
ステム10を利用すべく契約を締結した顧客に対して、
当該顧客が所有する情報端末50のシリアル番号が印刷
されると共に、当該顧客が要求するカテゴリ(本実施の
形態では、メインカテゴリ及びサブカテゴリ、又は広告
主名)を書込むための領域が設けられた往復葉書きが放
送局から所定期間(本実施の形態では、6か月)毎に送
付される。
【0087】顧客は、当該往復葉書きが送付されてくる
と、当該葉書きに印刷されているシリアル番号が自己の
所有する情報端末50のシリアル番号と一致しているか
否かを確認した後、上記カテゴリを書込むための領域に
所望のカテゴリ(情報端末50によって再生したいカテ
ゴリ)を記載し、放送局に返送する。なお、葉書きに印
刷されているシリアル番号が自己の所有する情報端末5
0のシリアル番号と異なっている場合には、葉書きに印
刷されているシリアル番号を自己の所有する情報端末5
0のシリアル番号に修正する旨を記載する。
【0088】放送局では、顧客によって所望のカテゴリ
が記載された返送用葉書きが送付されてくると、当該葉
書きに印刷又は記載されているシリアル番号及びカテゴ
リをキーボード28で入力することによって、情報端末
データベースDB2の「シリアル番号」欄及び「指定カ
テゴリ」欄又は「広告主名」欄に上記シリアル番号及び
カテゴリの各々を示す情報を記憶する。従って、情報端
末データベースDB2における「指定カテゴリ」欄又は
「広告主名」欄の記憶内容は、上記所定期間毎に更新さ
れることになる。
【0089】一方、図6に示すように、本実施の形態に
係る広告管理データベースDB3は、広告主管理データ
ベースDB1と同様の広告番号、及び情報端末データベ
ースDB2の指定カテゴリと同様の構造とされたカテゴ
リが、各広告毎に記憶されるように構成されている。な
お、本広告管理データベースDB3における「広告番
号」は、上記広告主管理データベースDB1における
「広告番号」に対応するものであり、上記広告主管理デ
ータベースDB1で広告番号が記憶された際に、当該広
告番号と同一の数値データが自動的に記憶される。ま
た、当該データベースにおける「カテゴリ」は、対応す
る広告番号に対応する広告が属するカテゴリを、サーバ
20の操作者が判断してキーボード28によって入力さ
れることにより記憶されるものである。
【0090】一方、図7には、本実施の形態に係る放送
局によって情報提示システム10の運営のために放送さ
れる2種類のデータ(カテゴリ設定用放送データBI1
及び広告用放送データBI2)の構造が示されている。
【0091】本実施の形態におけるカテゴリ設定用放送
データBI1は、情報端末50に対して当該情報端末5
0を所有する顧客によって指定されたカテゴリを自動的
に設定するために放送されるデータであり、図7(A)
に示すように、当該放送データの開始を示すリーダコー
ドLC、放送データの種類を識別するための識別コード
DC、顧客から指定された情報端末50のシリアル番号
を示すシリアル情報SN、当該顧客から指定された所望
のカテゴリ(本実施の形態では、サブカテゴリ)を示す
指定カテゴリ情報AI、オプション情報OI、及び当該
放送データの終了を示すエンドコードECによって構成
されている。
【0092】また、広告用放送データBI2は、各情報
端末50に対して広告を配信するために放送されるもの
であり、当該放送データの開始を示すリーダコードL
C、放送データの種類を識別するための識別コードD
C、当該広告のカテゴリを示すカテゴリ情報CI、当該
広告の広告主に関する情報である広告主情報SI、オプ
ション情報OI、当該広告を示す画像データGI、及び
当該放送データの終了を示すエンドコードECによって
構成されている。
【0093】なお、本実施の形態における放送データの
種類を識別するための上記識別コードDCは、当該放送
データがカテゴリ設定用放送データBI1である場合に
は‘0’が、広告用放送データBI2である場合には
‘1’が、各々設定される。また、本実施の形態では、
広告用放送データBI2におけるオプション情報OIと
して、当該広告の広告主によって予め指定されたサービ
ス情報(本発明の「特定の情報」に相当)が設定され
る。
【0094】一方、図8には各顧客が所有する冷蔵庫6
0の構成例が示されている。なお、図8(A)は冷蔵庫
60の外観を示す斜視図であり、図8(B)は冷蔵庫6
0の冷蔵室62における前面壁62Aの破断側面図であ
る。
【0095】同図に示すように、各顧客が所有する冷蔵
庫60の冷蔵室62における前面壁62Aには、情報端
末50の筐体に対応する寸法とされた凹部62Bが設け
られており、前述の情報端末50は当該凹部62Bに収
納されている。
【0096】このように、情報端末50の冷蔵庫60へ
の実装形態として、情報端末50が前面壁62Aに埋没
される形態とすることによって、冷蔵庫60の前面にお
ける情報端末50による不要な突出を回避することがで
きる。なお、このとき、情報端末50が収納される部位
の前面壁62Aの壁厚が他の部位における壁厚より薄く
なってしまうが、設定庫内温度が比較的高い冷蔵室62
の前面壁62Aに収納するようにしているので、問題と
はならない。
【0097】次に、図9を参照して、本実施の形態に係
る情報端末50の構成について説明する。同図に示すよ
うに、本実施の形態に係る情報端末50は、冷蔵庫60
に収納する飲食物等を撮影して画像データを得るための
CCDセンサ56、人間の存在を検知するための人感セ
ンサ(本実施の形態では、熱感センサ)57、各種画像
や情報等を表示するためのモニタ58、音声を再生する
ためのスピーカ80、及び顧客によって指定されたカテ
ゴリが正常に記憶されているか否かを示すLED(発光
ダイオード)によって構成されたカテゴリ記憶ランプL
Dが備えられている。なお、モニタ58の表面にはタッ
チパネルが実装されており、ユーザ(顧客)は該タッチ
パネルに指先で触れることによって各種情報を入力する
ことができる。
【0098】また、情報端末50には、CCDセンサ5
6による撮影の際に押下される在庫画像取込みボタンB
1と、当該撮影によって得られた画像データによる画像
をモニタ58に表示する際に押下される在庫画像表示ボ
タンB2と、上記撮影によって得られた画像データを消
去する際に押下される在庫画像消去ボタンB3と、が備
えられている。すなわち、本実施の形態に係る情報端末
50には、搭載される冷蔵庫60の庫内の収納物を確認
することができる機能(以下、「庫内確認機能」とい
う)が備えられている。この庫内確認機能によって、当
該冷蔵庫60の扉を開閉することなく、庫内の収納物を
確認することができるので、冷蔵庫の消費エネルギーを
低減することができる。
【0099】また、情報端末50には、上記放送局から
受信した広告を示す広告用放送データBI2を用いて広
告を再生する際に押下される広告再生ボタンB4と、広
告の再生速度を通常速度より速くする際に押下される高
速再生ボタンB4Aと、広告の再生速度を通常速度より
遅くする際に押下される低速再生ボタンB4Bと、情報
端末50内で記憶されている広告を示す画像データを消
去する際に押下される広告消去ボタンB5と、再生中の
広告を示す動画像を一時的に停止する際に押下されるポ
ーズボタンB6と、上記サービス情報をモニタ58に表
示する際に押下される情報取得ボタンB8と、が備えら
れている。すなわち、本実施の形態に係る情報端末50
には、上記庫内確認機能の他に、本実施の形態における
放送局によって放送された放送データに基づいて広告を
再生する機能(以下、「広告再生機能」という)が備え
られている。すなわち、本広告再生機能は、情報端末5
0の一機能として備えられたものである。
【0100】更に、情報端末50には、庫内確認機能に
よってモニタ58に表示されている庫内収納物を示す画
像を上下方向にスクロールする際に押下される画面スク
ロールボタンB7が備えられている。
【0101】また、情報端末50には電源ボタンPBが
備えられており、該電源ボタンPBの押下によって、情
報端末50の電源の投入及び遮断を切り替えることがで
きる。
【0102】図10には、情報端末50における本発明
に特に関係する部分の電気系の構成が示されている。同
図に示すように、情報端末50は、情報端末50の動作
を司るCPU(中央演算処理装置)51と、当該情報端
末50のシリアル番号や各種プログラム、各種パラメー
タ等が記憶されたROM52と、各種プログラムの実行
時におけるワークエリア等として用いられるRAM53
と、放送データの受信時における所定の通信プロトコル
に対応した通信制御を行う通信制御部54と、がバスB
us2を介して相互に接続されて構成されている。ここ
で、上記シリアル番号のROM52への記憶は、情報端
末50のメーカによって行われる。
【0103】なお、通信制御部54には、アンテナより
受信された無線信号を復調して放送データを復元する受
信器55が接続されている。
【0104】また、上記バスBus2には、前述のCC
Dセンサ56、人感センサ57、モニタ58及びスピー
カ80と、カテゴリや画像データ等の各種情報の記憶に
用いられるEEPROM59と、が接続されており、C
PU51はCCDセンサ56による撮影によって得られ
た画像データや人感センサ57による人間の存在の検知
状態を示す信号を入力することや、モニタ58に対する
各種情報の表示を行うことができると共に、EEPRO
M59に対する各種情報の書込み及び読み出しを行うこ
とができる。
【0105】更に、上記バスBus2には、情報端末5
0に備えられた全てのボタン(図9も参照)が接続され
ており、CPU51は情報端末50に備えられた全ての
ボタンの押下状態を検知することができる。
【0106】サーバ20が本発明の記憶送信装置に、制
御部22が本発明の送信制御手段に、キーボード28が
本発明の入力手段に、情報端末50が本発明の情報再生
装置に、受信器55が本発明の受信手段に、人感センサ
57が本発明の検知手段に、EEPROM59が本発明
の記憶手段に、モニタ58及びスピーカ80が本発明の
再生手段に、冷蔵庫60が本発明の家庭用電気製品に、
カテゴリ記憶ランプLDが本発明の表示手段に、各々相
当する。
【0107】次に、本実施の形態に係る情報提示システ
ム10の作用を説明する。まず、図11を参照して、放
送局に設けられているサーバ20によって実行される放
送処理について説明する。なお、図11は、所定の放送
開始時刻となった際に、サーバ20の制御部22によっ
て毎日実行される放送処理プログラムの流れを示すフロ
ーチャートであり、該プログラムは予めハードディスク
26のプログラム領域PGに記憶されている。
【0108】同図のステップ100では、カテゴリ設定
用放送データBI1の放送間隔として予め設定されてい
る所定期間(本実施の形態では、1か月)が前回カテゴ
リ設定用放送データBI1を放送した時点から経過した
か否かを判定し、経過した場合(肯定判定の場合)はス
テップ102へ移行し、情報端末データベースDB2か
ら全ての情報端末50に対応するシリアル番号及び指定
カテゴリ(本実施の形態では、サブカテゴリ)を取得
し、次のステップ104で、全てのシリアル番号につい
て、シリアル番号毎に当該シリアル番号及び指定カテゴ
リを示す情報を各々シリアル情報SN及び指定カテゴリ
情報AIとしてカテゴリ設定用放送データBI1を作成
し、次のステップ106で、作成した全てのシリアル番
号に対応するカテゴリ設定用放送データBI1の無線信
号による放送を行うように不図示の放送装置を制御した
後にステップ108へ移行する。なお、上記ステップ1
04では、必要に応じてカテゴリ設定用放送データBI
1にオプション情報OIを付加する。また、本放送処理
プログラムが初めて実行された場合は、上記ステップ1
00の判定が強制的に肯定判定となるようにする。
【0109】一方、上記ステップ100において、所定
期間が経過していないと判定された場合(否定判定され
た場合)は、上記ステップ102〜ステップ106の処
理を実行することなくステップ108へ移行する。
【0110】ステップ108では、放送すべき広告のう
ちの1つを示す広告番号に対応するカテゴリ(本実施の
形態ではサブカテゴリ)を示す情報を広告管理データベ
ースDB3から取得し、次のステップ110では、当該
広告を提供した広告主の名称、本社所在地、及びeメー
ルアドレスの各々を示す情報を上記広告番号に基づいて
広告主管理データベースDB1から取得し、次のステッ
プ112では、ハードディスク26の画像データ領域G
Dから当該広告の画像データを取得する。
【0111】そして、次のステップ114では、上記ス
テップ108〜ステップ112の処理によって取得され
たカテゴリを示す情報をカテゴリ情報CIとし、当該広
告を提供した広告主の名称、本社所在地、及びeメール
アドレスの各々を示す情報を広告主情報SIとし、当該
広告の画像データを画像データGIとし、更に当該広告
を提供した広告主によって予め指定されたサービス情報
をオプション情報OIとして広告用放送データBI2を
作成し、次のステップ116で、作成した広告用放送デ
ータBI2の無線信号による放送を行うように上記放送
装置を制御した後にステップ118へ移行する。
【0112】ステップ118では、所定の放送終了時刻
となったか否かを判定し、放送終了時刻となっていない
場合(否定判定の場合)は上記ステップ108へ戻り、
上記ステップ108〜ステップ116の処理を繰り返し
て実行し、放送終了時刻となった時点(ステップ118
が肯定判定となった時点)で本放送処理プログラムを終
了する。
【0113】次に、図12を参照して、各顧客が所有す
る情報端末50によって実行される受信処理について説
明する。なお、図12は、情報端末50に設けられた電
源ボタンPBが顧客によって押下された際に、当該情報
端末50のCPU51によって実行される受信処理プロ
グラムの流れを示すフローチャートであり、該プログラ
ムは予めROM52の所定領域に記憶されている。
【0114】同図のステップ200では、カテゴリ設定
用放送データBI1又は広告用放送データBI2の何れ
かの放送データを示す無線信号の受信待ちを行い、次の
ステップ202では、受信した無線信号の復調によって
得られる放送データの識別コードDCがカテゴリ設定用
放送データBI1を示す旨の所定値(本実施の形態では
‘0’)であるか否かを判定し、上記所定値である場合
(肯定判定の場合)は受信した放送データがカテゴリ設
定用放送データBI1であるものと見なしてステップ2
04へ移行し、当該カテゴリ設定用放送データBI1か
らシリアル情報SNを取得した後、次のステップ206
で取得したシリアル情報SNが示すシリアル番号が予め
ROM52の所定領域に記憶してある自己のシリアル番
号と一致するか否かを判定し、一致しない場合(否定判
定の場合)は上記ステップ200へ戻り、一致する場合
(肯定判定の場合)にはステップ208へ移行する。
【0115】ステップ208では、受信したカテゴリ設
定用放送データBI1から指定カテゴリ情報AIを取得
し、次のステップ210では、取得した指定カテゴリ情
報AIが示すカテゴリをEEPROM59の所定領域に
記憶すると共にカテゴリ記憶ランプLDを点灯させ、そ
の後に上記ステップ200へ戻る。
【0116】以上の処理によって、前述の往復葉書きに
よって顧客が指定した所望のカテゴリを示す情報が、当
該顧客が所有する情報端末50のEEPROM59にお
ける所定領域に記憶され、当該カテゴリ情報は、所定期
間(本実施の形態では、概ね6か月)毎に更新されるこ
とになる。
【0117】一方、上記ステップ202において、受信
した放送データの識別コードDCがカテゴリ設定用放送
データBI1を示す旨の所定値でないと判定された場合
(否定判定された場合)には、受信した放送データが広
告用放送データBI2であるものと見なしてステップ2
12へ移行し、当該広告用放送データBI2からカテゴ
リ情報CIを取得した後、次のステップ214で、取得
したカテゴリ情報CIが示すカテゴリが、上記ステップ
210の処理によってEEPROM59の所定領域に記
憶したカテゴリ情報と一致するか否かを判定し、一致し
ない場合(否定判定の場合)は上記ステップ200へ戻
り、一致する場合(肯定判定の場合)にはステップ21
6へ移行する。
【0118】ステップ216では、受信した広告用放送
データBI2から画像データGIを取得し、次のステッ
プ218では、取得した画像データGIを所定の圧縮形
式(本実施の形態では、MPEG(Moving Pi
cture codingExperts Grou
p)形式)で圧縮し、次のステップ220で、圧縮後の
画像データGIをEEPROM59の所定の画像データ
記憶領域内のそれまでに画像データGIを記憶していな
い領域に記憶すると共に、受信した広告用放送データB
I2に含まれるオプション情報OIを取得してEEPR
OM59の所定のオプション情報記憶領域に上記画像デ
ータGIに対応付けて記憶した後に上記ステップ200
へ戻る。
【0119】この受信処理プログラムにより、受信した
放送データがカテゴリ設定用放送データBI1であった
場合は当該情報端末50を所有する顧客が指定したカテ
ゴリ情報がEEPROM59の所定領域に自動的に記憶
され、放送データが広告用放送データBI2であった場
合には、当該情報端末50を所有する顧客が指定したカ
テゴリ情報が示すカテゴリに属する広告の画像データの
みが、圧縮された状態でEEPROM59の画像データ
記憶領域に蓄積されることになる。
【0120】なお、本受信処理プログラムは、当該情報
端末50の電源ボタンPBの押下により電源供給が断た
れることによって終了される。
【0121】上記ステップ214の処理が本発明の判定
手段に相当する。
【0122】次に、図13を参照して、情報端末50に
よって実行される広告再生処理について説明する。な
お、図13は、情報端末50に設けられた人感センサ5
7から入力された信号に基づいて人間の存在が検知され
た際に、割込み処理として当該情報端末50のCPU5
1によって実行される広告再生処理プログラムの流れを
示すフローチャートであり、該プログラムも予めROM
52の所定領域に記憶されている。
【0123】同図のステップ300では、上記受信処理
プログラムによってEEPROM59の所定の画像デー
タ記憶領域に記憶されている広告を示す画像データを1
広告分読み出し、次のステップ302では、読み出した
画像データを当該画像データの圧縮形式(本実施の形態
では、MPEG形式)に応じて伸張し、次のステップ3
04では、伸張した画像データの再生処理を行う。この
再生処理により、当該情報端末50に備えられたモニタ
58及びスピーカ80によって当該画像データに応じた
広告が為される。
【0124】次のステップ306では、この時点で人間
が存在するか否かを人感センサ57から得られる信号に
基づいて判定し、人間が存在しない場合(否定判定の場
合)は本広告再生処理プログラムを終了し、人間が存在
する場合(肯定判定の場合)にはステップ308へ移行
して、EEPROM59内に未再生の画像データが存在
するか否かを判定し、存在する場合(肯定判定の場合)
は上記ステップ300へ戻り、再びステップ300〜ス
テップ306の処理を繰り返して実行し、存在しなくな
った時点(否定判定となった時点)で本広告再生処理プ
ログラムを終了する。
【0125】なお、上記ステップ300〜ステップ30
8の繰り返し処理の際に、ステップ300では、それま
でに再生していない画像データをEEPROM59の画
像データ記憶領域から読み出すようにする。
【0126】本広告再生処理プログラムによって、人間
が付近に存在する場合にのみ、顧客が指定したカテゴリ
に属する広告が再生されるので、当該広告による宣伝効
果を確実に得ることができる。
【0127】次に、図14を参照して、情報端末50に
よって実行されるボタン押下処理について説明する。な
お、図14は、情報端末50に設けられたボタンのう
ち、広告再生機能に関するボタン(広告再生ボタンB
4、高速再生ボタンB4A、低速再生ボタンB4B、広
告消去ボタンB5、ポーズボタンB6、及び情報取得ボ
タンB8)が押下された場合に、割込み処理として当該
情報端末50のCPU51によって実行されるボタン押
下処理プログラムの流れを示すフローチャートであり、
該プログラムも予めROM52の所定領域に記憶されて
いる。なお、前述のように、本情報端末50は、広告再
生機能の他に庫内確認機能を備えているが、当該機能は
本発明と直接的には関係しないので、当該機能に関する
ボタン(在庫画像取込みボタンB1、在庫画像表示ボタ
ンB2、在庫画像消去ボタンB3、及び画面スクロール
ボタンB7)が押下された場合の処理の詳細な説明は省
略する。
【0128】同図のステップ400では、押下されたボ
タンが広告再生ボタンB4であったか否かを判定し、広
告再生ボタンB4であった場合(肯定判定の場合)はス
テップ402へ移行する。
【0129】ステップ402では、上記受信処理プログ
ラムによってEEPROM59の所定の画像データ記憶
領域に記憶された広告を示す画像データを1広告分読み
出し、次のステップ404では、読み出した画像データ
を当該画像データの圧縮形式(本実施の形態では、MP
EG形式)に応じて伸張し、次のステップ406では、
伸張した画像データの再生処理を行う。この再生処理に
より、当該情報端末50に備えられたモニタ58及びス
ピーカ80によって当該画像データに応じた広告が為さ
れる。
【0130】次のステップ408では、EEPROM5
9の画像データ記憶領域内に未再生の画像データが存在
するか否かを判定し、存在する場合(肯定判定の場合)
は上記ステップ402へ戻り、再びステップ402〜ス
テップ406の処理を繰り返して実行し、存在しなくな
った時点(否定判定となった時点)で本ボタン押下処理
プログラムを終了する。
【0131】なお、上記ステップ402〜ステップ40
8の繰り返し処理の際に、ステップ402では、それま
でに再生していない画像データをEEPROM59の画
像データ記憶領域から読み出すようにする。
【0132】このように、本実施の形態に係る情報端末
50には、人感センサ57によって人間の存在が確認さ
れた場合に自動的に広告を再生する機能の他に、広告再
生ボタンB4の押下によって強制的に広告を再生する機
能も備えられている。
【0133】一方、上記ステップ400において、押下
されたボタンが広告再生ボタンB4でなかったと判定さ
れた場合(否定判定された場合)にはステップ410へ
移行して、押下されたボタンが高速再生ボタンB4Aで
あったか否かを判定し、高速再生ボタンB4Aであった
場合(肯定判定の場合)はステップ412へ移行して、
これ以降に広告を再生する場合の再生速度が通常速度よ
り速い状態となる高速再生となるように設定した後、本
ボタン押下処理プログラムを終了する。上記ステップ4
12の処理によって、顧客は短時間に所望のカテゴリの
広告を参照することができるようになる。
【0134】一方、上記ステップ410において、押下
されたボタンが高速再生ボタンB4Aでなかったと判定
された場合(否定判定された場合)にはステップ414
へ移行して、押下されたボタンが低速再生ボタンB4B
であったか否かを判定し、低速再生ボタンB4Bであっ
た場合(肯定判定の場合)はステップ416へ移行し
て、これ以降に広告を再生する場合の再生速度が通常速
度より遅い状態となる低速再生となるように設定した
後、本ボタン押下処理プログラムを終了する。上記ステ
ップ416の処理によって、顧客は所望のカテゴリの広
告を詳細に参照することができるようになる。
【0135】一方、上記ステップ414において、押下
されたボタンが低速再生ボタンB4Bでなかったと判定
された場合(否定判定された場合)にはステップ418
へ移行して、押下されたボタンが広告消去ボタンB5で
あったか否かを判定し、広告消去ボタンB5であった場
合(肯定判定の場合)はステップ420へ移行して、E
EPROM59における所定の画像データ記憶領域内の
記憶内容を全て消去することによって全ての画像データ
を消去した後に本ボタン押下処理プログラムを終了す
る。
【0136】また、上記ステップ418において、押下
されたボタンが広告消去ボタンB5でなかったと判定さ
れた場合(否定判定された場合)にはステップ422へ
移行して、押下されたボタンがポーズボタンB6であっ
たか否かを判定し、ポーズポタンB6であった場合(肯
定判定の場合)はステップ424へ移行して、この時点
において広告を再生中であるか否かを判定し、再生中で
ない場合(否定判定の場合)はステップ426へ移行し
て広告再生を再開した後に本ボタン押下処理プログラム
を終了し、再生中である場合(肯定判定の場合)はステ
ップ428へ移行して広告再生を一時停止した後に本ボ
タン押下処理プログラムを終了する。
【0137】一方、上記ステップ422において、押下
されたボタンがポーズボタンB6でなかったと判定され
た場合(否定判定された場合)にはステップ430へ移
行して、押下されたボタンが情報取得ボタンB8であっ
たか否かを判定し、情報取得ボタンB8であった場合
(肯定判定の場合)はステップ432へ移行して、この
時点において再生中である広告、又は直前に再生された
広告に対応するオプション情報OIをEEPROM59
の所定のオプション情報記憶領域から取得し、次のステ
ップ434で、取得したオプション情報OIをモニタ5
8に表示した後に、本ボタン押下処理プログラムを終了
する。
【0138】なお、上記ステップ430において、押下
されたボタンが情報取得ボタンB8でなかったと判定さ
れた場合(否定判定された場合)には、押下されたボタ
ンは広告再生機能に関するボタンではなかったものと見
なして、何れの処理も実行することなく、本ボタン押下
処理プログラムを終了する。
【0139】図15には、上記ステップ434の処理に
よって情報端末50のモニタ58に表示された情報表示
画面の一例が示されている。同図に示す例では、本情報
表示画面の提示によって、この時点において再生中であ
る広告、又は直前に再生された広告の広告主が提供する
全商品の10%割引を行う旨の表示が為されている。従
って、この場合のサービス情報は、商品の割引サービス
である。
【0140】この情報表示画面がモニタ58に表示され
ると、顧客は、上記割引を適用したい場合には、当該画
面が表示された状態のままで、上記広告主が提供してい
る商品を販売している小売店に情報端末50を持参し、
当該画面を販売員に提示することによって、上記広告主
が提供している商品の割引サービスを受けることができ
る。従って、情報取得ボタンB8が本発明の媒体作成手
段に相当する。
【0141】次に、図16を参照して、サーバ20によ
って実行される広告料徴収処理について説明する。な
お、図16は、所定期間(本実施の形態では、1か月)
毎にサーバ20の制御部22によって実行される広告料
徴収処理プログラムの流れを示すフローチャートであ
り、該プログラムは予めハードディスク26のプログラ
ム領域PGに記憶されている。
【0142】同図のステップ500では、広告毎の顧客
による利用頻度を以下に示すように導出する。
【0143】まず、情報端末データベースDB2から全
ての情報端末50における指定カテゴリのサブカテゴリ
を読み出し、読み出したサブカテゴリの数をサブカテゴ
リ毎に累積する。
【0144】次に、広告管理データベースDB3から広
告番号及びサブカテゴリを広告毎に読み出し、読み出し
た広告毎のサブカテゴリに対応する上記サブカテゴリ毎
の累積値を各広告毎の顧客による利用頻度とする。
【0145】すなわち、上記サブカテゴリ毎の累積値
は、各々のサブカテゴリに属する広告の1回当たりの放
送によって当該広告を示す画像データを記憶する情報端
末50の数に相当するものであり、本実施の形態では、
この累積値を各広告の利用頻度を示す指標として適用し
ている。
【0146】広告毎の顧客による利用頻度の導出が終了
すると、次のステップ502では、導出した広告毎の利
用頻度に対し所定金額を乗じることによって、各広告毎
の広告料を算出し、次のステップ504で、算出した広
告毎の広告料に関する情報及び当該広告料の自動引き落
としを示す旨のドキュメント(本発明のドキュメントに
相当)を示すデータを作成し、各広告の広告主が所有す
る端末装置30にネットワーク12を介して送信(通
達)する。なお、この際の送信は、広告主管理データベ
ースDB1から各広告主のeメールアドレスを取得し、
取得したeメールアドレスに対するeメールによって行
われる。
【0147】図17には、上記ステップ504の処理に
よって作成されたドキュメントDCの一例が示されてい
る。同図に示す例では、上記広告料に関する情報とし
て、広告期間、広告料金、消費税、及び上記広告料金に
消費税を加算した合計金額が表示されると共に、当該合
計金額の引き落とし期日が表示されている。従って、顧
客は、受信したドキュメントを示すデータに基づく表示
(図17と同様の表示)を参照することによって、広告
料に関する情報を把握することができる。
【0148】そして、次のステップ506において、各
広告主との間で予め定めておいた広告料引き落とし手順
によって上記ステップ504で通達した広告料(合計金
額)の引き落としを行うための処理を行った後に本広告
料徴収処理プログラムを終了する。
【0149】本広告料徴収処理プログラムによって、広
告の配信頻度に応じた適切な広告料を自動的に徴収する
ことができる。本広告料徴収処理プログラムにおけるス
テップ504の処理が本発明のドキュメント作成手段に
相当する。
【0150】以上詳細に説明したように、本実施の形態
に係る情報提示システム10では、サーバ20によっ
て、広告を示す画像データと当該広告が属するカテゴリ
を示すカテゴリ情報とを対応させて記憶すると共に、上
記画像データを含む広告用放送データBI2の送信を制
御し、情報端末50によって、上記広告用放送データB
I2を受信し、受信した広告用放送データBI2に含ま
れると共に顧客によって指定された指定カテゴリである
と判定されたカテゴリに対応する画像データを記憶し、
記憶した画像データを再生しているので、顧客にとって
利用価値の高い情報のみを低コストに提供することがで
きる。
【0151】また、本実施の形態に係る情報提示システ
ム10では、広告を示すデータとして、当該広告を示す
画像データ及び音声データの双方が含まれたデータを適
用しているので、文字データのみを適用する場合に比較
して、広告対象物の状態(形状、色、大きさ等)を容易
に把握することができると共に、必ずしも再生された情
報の確認のためにモニタ58に視線を向ける必要がない
ため、他の作業と同時に再生情報を確認することができ
る。
【0152】また、本実施の形態に係る情報提示システ
ム10では、人間の存在が検知された場合にのみ広告を
示す画像データを再生しているので、当該広告による宣
伝効果を確実に得ることができる。
【0153】また、本実施の形態に係る情報提示システ
ム10では、情報端末50の利用者から提示された指定
カテゴリを示す指定カテゴリ情報と、当該利用者が利用
する情報端末50を識別するためのシリアル番号とをサ
ーバ20に入力し、サーバ20は入力した指定カテゴリ
情報及びシリアル番号を示すデータを所定時間毎に送信
するように制御し、情報端末50は当該情報端末50が
上記送信されたシリアル番号が示す情報端末50である
場合に、当該シリアル番号と共に送信された指定カテゴ
リ情報を記憶しているので、当該情報端末50の利用者
によって提示されたカテゴリを示す指定カテゴリ情報を
当該情報端末50に自動的に設定することができる。
【0154】また、本実施の形態に係る情報提示システ
ム10では、指定カテゴリ情報が示すカテゴリの顧客か
らの提示頻度に基づいて広告主に対する広告料を請求し
ているので、広告の配信頻度に応じた適切な広告料を自
動的に徴収することができる。
【0155】また、本実施の形態に係る情報提示システ
ム10では、カテゴリ記憶ランプLDにより、顧客によ
って指定された指定カテゴリを示すデータを記憶してい
る旨を示す表示を行っているので、当該表示を参照する
ことにより、顧客は、上記指定カテゴリを記憶している
か否かを容易に判断することができる。
【0156】また、本実施の形態に係る情報提示システ
ム10では、広告データの再生中、又は再生終了直後に
おける情報取得ボタンB8の操作によって、サービス情
報を表示しているので、顧客は、当該サービス情報を参
照することによって当該サービス情報に基づくサービス
を享受することができる。
【0157】また、本実施の形態に係る情報端末50で
は、人感センサ57として熱感センサを適用しているの
で、人間の存在を高精度に検知することができる。
【0158】なお、本実施の形態では、各顧客によるカ
テゴリの指定を往復葉書きを利用して行う場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、図18に示すように、各顧客が所有する端末装
置90を接続装置70を介してネットワーク12に接続
しておき、端末装置90及びネットワーク12を介して
サーバ20に直接送信する形態や、情報端末50に放送
局へ情報を送信する送信機能を備えておき、該送信機能
を利用してサーバ20に送信する形態等を適用すること
もできる。この場合は、本実施の形態のように葉書きに
よって指定されたカテゴリ情報を入力するための手間を
省くことができ、本実施の形態に比較して人件費を削減
することができる。
【0159】また、本実施の形態では、顧客が指定した
カテゴリをカテゴリ設定用放送データBI1を用いて当
該顧客が所有する情報端末50に自動的に設定する場合
について説明したが、本発明はこれに限定されるもので
はなく、例えば、情報端末50に当該カテゴリを入力す
るための入力手段(例えば、前述のタッチパネル)を備
えておき、この入力手段を用いて顧客自身によって情報
端末50に入力して設定する形態とすることもできる。
この場合も、本実施の形態のように葉書きによって指定
されたカテゴリ情報を入力するための手間を省くことが
でき、本実施の形態に比較して人件費を削減することが
できる。
【0160】また、本実施の形態では、広告用放送デー
タBI2に含まれる画像データが情報端末50で記憶す
べき広告の画像データであるか否かの判定を当該放送デ
ータを受信した情報端末50において行う場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、サーバ20内において顧客から指定されたカテ
ゴリに属する広告の広告用放送データBI2を当該顧客
が所有する情報端末50のみに配信する形態とすること
もできる。この場合は、情報端末50に上記判定を行う
機能を設ける必要がなくなるので、情報端末50の機能
を簡略化することができる。
【0161】また、本実施の形態では、本発明の記憶送
信装置として放送局が所有するサーバ20を適用した場
合について説明したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、例えば、図18に示すように、広告代理店が
所有するサーバ92を適用する形態とすることもでき
る。この場合も、本実施の形態と同様の効果を奏するこ
とができる。
【0162】また、本実施の形態では、情報端末50に
よって広告を示す画像及び音声を再生する場合について
説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、
例えば、画像のみを再生するようにしてもよいし、音声
のみを再生するようにしてもよい。この場合も、本実施
の形熊と同様の効果を奏することができる。
【0163】また、本実施の形態では、広告のカテゴリ
をメインカテゴリとサブカテゴリの2つのカテゴリによ
って2段階の階層として表現した場合について説明した
が、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、
メインカテゴリのみ、又はサブカテゴリのみの1段階の
みのカテゴリで表現する形態とすることもできるし、更
に、3段階以上の階層として表現する形態とすることも
できる。1段階のみのカテゴリで表現する場合は、本実
施の形態に比較してカテゴリの記憶のための記憶容量を
削減することができ、3段階以上のカテゴリで表現する
場合には、より顧客のユーズにマッチした広告を配信す
ることができる。
【0164】また、本実施の形態で示した図4〜図6の
各データベースの構成は一例であり、これらのデータベ
ースに対し必要に応じて各種パラメータを追加したり、
一部のパラメータを削除することができることは言うま
でもない。
【0165】また、本実施の形態で示した図7の各放送
データの構造も一例であり、各放送データの構造とも適
宜変更可能であることは言うまでもない。
【0166】
【発明の効果】本発明に係る情報処理システム及び情報
処理方法によれば、記憶送信装置によって、広告を示す
広告データと当該広告が属するカテゴリを示すカテゴリ
データとを対応させて記憶すると共に、広告データを含
む送信データの送信を制御し、情報再生装置によって、
上記送信データを受信し、受信した送信データに含まれ
ると共に所定カテゴリであると判定されたカテゴリに対
応する広告データを記憶し、記憶した広告データを再生
しているので、利用者にとって利用価値の高い情報のみ
を低コストに提供することができる、という効果が得ら
れる。
【0167】また、本発明に係る情報再生装置及び家庭
用電気製品によれば、広告を示す広告データを含む送信
データを受信し、上記広告が属するカテゴリが所定カテ
ゴリであるか否かを判定し、上記受信した送信データに
含まれると共に、上記所定カテゴリであると判定された
カテゴリに対応する広告データを再生しているので、利
用者にとって利用価値の高い情報のみを低コストに提供
することができる、という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係る情報提示システム10の構成
を示すブロック図である。
【図2】実施の形態に係る情報提示システム10におけ
るサーバ20の電気系の構成を示すブロック図である。
【図3】実施の形態に係るサーバ20に備えられたハー
ドディスク26の記憶内容を示す模式図である。
【図4】実施の形態に係る広告主管理データベースDB
1の構成を示す模式図である。
【図5】実施の形態に係る情報端末データベースDB2
の構成を示す模式図である。
【図6】実施の形態に係る広告管理データベースDB3
の構成を示す模式図である。
【図7】実施の形態に係るカテゴリ設定用放送データB
I1及び広告用放送データBI2の構造を示す構造図で
ある。
【図8】実施の形態に係る冷蔵庫60の構成を示す図で
あり、(A)は冷蔵庫60の外観を示す斜視図で、
(B)は冷蔵庫60に対する情報端末50の収納状態を
示す破断側面図である。
【図9】実施の形態に係る情報端末50の外観を示す外
観図である。
【図10】実施の形態に係る情報端末50の電気系の構
成を示すブロック図である。
【図11】サーバ20によって実行される放送処理プロ
グラムの流れを示すフローチャートである。
【図12】情報端末50によって実行される受信処理プ
ログラムの流れを示すフローチャートである。
【図13】情報端末50によって実行される広告再生処
理プログラムの流れを示すフローチャートである。
【図14】情報端末50によって実行されるボタン押下
処理プログラムの流れを示すフローチャートである。
【図15】実施の形態に係る情報表示画面の構成を示す
概略図である。
【図16】サーバ20によって実行される広告料徴収処
理プログラムの流れを示すフローチャートである。
【図17】実施の形態に係るドキュメントDCの構成を
示す概略図である。
【図18】情報提示システム10の他の構成例を示す構
成図である。
【符号の説明】
10 情報提示システム 12 ネットワーク 20 サーバ(記憶送信装置) 22 制御部(送信制御手段) 26 ハードディスク 28 キーボード(入力手段) 30 端末装置 50 情報端末(情報再生装置) 51 CPU 53 RAM 55 受信器(受信手段) 57 人感センサ(検知手段) 58 モニタ(再生手段) 59 EEPROM(記憶手段) 60 冷蔵庫(家庭用電気製品) 80 スピーカ(再生手段) DB1 広告主管理データベース DB2 情報端末データベース DB3 広告管理データベース DC ドキュメント LD カテゴリ記憶ランプ(表示手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/30 170 G06F 17/30 170Z 210 210D H04N 5/44 H04N 5/44 A 5/76 5/76 Z 7/08 7/173 630 7/081 7/08 Z 7/173 630 Fターム(参考) 5B075 KK07 KK20 KK33 ND20 ND23 NR05 NR12 PQ02 UU40 5C025 AA30 BA25 CA02 CA09 CB10 DA05 5C052 AA17 AB03 AB04 AB05 AC02 AC05 CC06 CC11 DD04 DD08 EE02 EE03 GA01 GA03 GA05 GA06 GB01 GB06 GB07 GB09 GC10 GE04 5C063 AA20 AB03 AB10 AC01 AC05 CA11 CA23 CA36 DA07 DA13 DB09 5C064 BA07 BB10 BC01 BC18 BC23 BC25 BD03 BD08 BD09 BD13

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 広告を示す広告データと当該広告が属す
    るカテゴリを示すカテゴリデータとを対応させて記憶す
    ると共に、前記広告データを含む送信データの送信を制
    御する送信制御手段を備えた記憶送信装置と、 前記カテゴリデータが示すカテゴリが所定カテゴリであ
    るか否かを判定する判定手段と、 前記送信データを受信する受信手段、当該受信手段によ
    って受信された送信データに含まれると共に前記判定手
    段によって前記所定カテゴリであると判定されたカテゴ
    リに対応する広告データを記憶する記憶手段、及び当該
    記憶手段によって記憶された広告データを再生する再生
    手段を備えた情報再生装置と、 を含む情報処理システム。
  2. 【請求項2】 広告を示す広告データと当該広告が属す
    るカテゴリを示すカテゴリデータとを対応させて記憶す
    ると共に、前記広告データと前記カテゴリデータを含む
    送信データの送信を制御する送信制御手段を備えた記憶
    送信装置と、 前記送信データを受信する受信手段、当該受信手段によ
    って受信された送信データに含まれる前記カテゴリデー
    タが示すカテゴリが所定カテゴリであるか否かを判定す
    る判定手段、前記受信手段によって受信された送信デー
    タに含まれると共に前記判定手段によって前記所定カテ
    ゴリであると判定されたカテゴリに対応する広告データ
    を記憶する記憶手段、及び当該記憶手段によって記憶さ
    れた広告データを再生する再生手段を備えた情報再生装
    置と、 を含む情報処理システム。
  3. 【請求項3】 前記カテゴリは、広告する商品の区分及
    び広告主の少なくとも一方を含む請求項1又は請求項2
    記載の情報処理システム。
  4. 【請求項4】 前記広告データを、前記広告を示す画像
    データ及び音声データの少なくとも一方とした請求項1
    乃至請求項3の何れか1項記載の情報処理システム。
  5. 【請求項5】 前記情報再生装置に、人間の存在を検知
    するための検知手段を更に設け、 前記再生手段は、前記検知手段によって人間の存在を検
    知した場合に前記記憶手段によって記憶された広告デー
    タを再生する請求項1乃至請求項4の何れか1項記載の
    情報処理システム。
  6. 【請求項6】 前記記憶送信装置又は前記情報再生装置
    に、前記情報再生装置の利用者が選定した前記所定カテ
    ゴリを示す所定カテゴリデータと、前記利用者が利用す
    る情報再生装置を識別するための装置識別データとを前
    記記憶送信装置に入力する入力手段を更に設けると共
    に、 前記送信制御手段は、前記入力手段によって入力された
    所定カテゴリデータ及び装置識別データを送信するよう
    に制御し、 前記記憶手段は、当該記憶手段を備えた情報再生装置が
    前記送信制御手段による制御によって送信された装置識
    別データが示す情報再生装置である場合に、当該装置識
    別データと共に前記送信制御手段による制御によって送
    信された所定カテゴリデータを記憶する請求項1乃至請
    求項5の何れか1項記載の情報処理システム。
  7. 【請求項7】 前記記憶送信装置に、前記入力手段によ
    って入力された所定カテゴリデータが示す所定カテゴリ
    の利用者からの選定頻度に基づいて広告主に対する広告
    料を請求するためのドキュメントを作成するドキュメン
    ト作成手段を更に設けた請求項6記載の情報処理システ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記情報再生装置に、前記所定カテゴリ
    データを記憶している旨を示す表示を行う表示手段を更
    に設けた請求項6又は請求項7記載の情報処理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記情報再生装置に、前記広告データの
    再生中、又は再生終了直後に操作することによって、特
    定の情報を示す媒体を作成する媒体作成手段を更に備え
    た請求項1乃至請求項8の何れか1項記載の情報処理シ
    ステム。
  10. 【請求項10】 前記特定の情報は、前記情報再生装置
    の利用者が所定サービスを得るための情報を含む請求項
    9記載の情報処理システム。
  11. 【請求項11】 記憶送信装置によって、広告を示す広
    告データと当該広告が属するカテゴリを示すカテゴリデ
    ータとを対応させて記憶すると共に、前記広告データを
    含む送信データの送信を制御し、 情報再生装置によって、前記送信データを受信し、受信
    した送信データに含まれると共に所定カテゴリであると
    判定されたカテゴリに対応する広告データを記憶し、記
    憶した広告データを再生する情報処理方法。
  12. 【請求項12】 前記カテゴリは、広告する商品の区分
    及び広告主の少なくとも一方を含む請求項11記載の情
    報処理方法。
  13. 【請求項13】 前記広告データを、前記広告を示す画
    像データ及び音声データの少なくとも一方とした請求項
    11又は請求項12記載の情報処理方法。
  14. 【請求項14】 前記情報再生装置において、人間の存
    在を検知した場合に前記記憶した広告データを再生する
    請求項11乃至請求項13の何れか1項記載の情報処理
    方法。
  15. 【請求項15】 前記記憶送信装置又は前記情報再生装
    置において、前記情報再生装置の利用者が選定した前記
    所定カテゴリを示す所定カテゴリデータと、前記利用者
    が利用する情報再生装置を識別するための装置識別デー
    タとを前記記憶送信装置に入力し、 前記記憶送信装置において、入力された前記所定カテゴ
    リデータ及び装置識別データを送信するように制御し、 前記情報再生装置において、当該情報再生装置が前記記
    憶送信装置による制御によって送信された装置識別デー
    タが示す情報再生装置である場合に、当該装置識別デー
    タと共に前記記憶送信装置による制御によって送信され
    た所定カテゴリデータを記憶する請求項11乃至請求項
    14の何れか1項記載の情報処理方法。
  16. 【請求項16】 前記記憶送信装置において、入力され
    た所定カテゴリデータが示す所定カテゴリの利用者から
    の選定頻度に基づいて広告主に対する広告料を請求する
    ためのドキュメントを作成する請求項15記載の情報処
    理方法。
  17. 【請求項17】 前記情報再生装置において、前記所定
    カテゴリデータを記憶している旨を示す表示を行う請求
    項15又は請求項16記載の情報処理方法。
  18. 【請求項18】 広告を示す広告データを含む送信デー
    タを受信する受信手段と、 前記広告が属するカテゴリが所定カテゴリであるか否か
    を判定する判定手段と、 前記受信手段によって受信された送信データに含まれる
    と共に、前記判定手段によって前記所定カテゴリである
    と判定されたカテゴリに対応する広告データを記憶する
    記憶手段と、 前記記憶手段によって記憶された広告データを再生する
    再生手段と、 を備えた情報再生装置。
  19. 【請求項19】 前記カテゴリは、広告する商品の区分
    及び広告主の少なくとも一方を含む請求項18記載の情
    報再生装置。
  20. 【請求項20】 前記広告データを、前記広告を示す画
    像データ及び音声データの少なくとも一方とした請求項
    18又は請求項19記載の情報再生装置。
  21. 【請求項21】 人間の存在を検知するための検知手段
    を更に備え、 前記再生手段は、前記検知手段によって人間の存在を検
    知した場合に前記記憶手段によって記憶された広告デー
    タを再生する請求項18乃至請求項20の何れか1項記
    載の情報再生装置。
  22. 【請求項22】 前記検知手段を熱感センサとした請求
    項21記載の情報再生装置。
  23. 【請求項23】 当該情報再生装置の利用者が選定した
    前記所定カテゴリを示す所定カテゴリデータを記憶して
    いる旨を示す表示を行う表示手段を更に設けた請求項1
    8乃至請求項22の何れか1項記載の情報再生装置。
  24. 【請求項24】 前記広告データの再生中、又は再生終
    了直後に操作することによって、特定の情報を示す媒体
    を作成する媒体作成手段を更に備えた請求項18乃至請
    求項23の何れか1項記載の情報再生装置。
  25. 【請求項25】 前記特定の情報は、当該情報再生装置
    の利用者が所定サービスを得るための情報を含む請求項
    24記載の情報再生装置。
  26. 【請求項26】 請求項18乃至請求項25の何れか1
    項記載の情報再生装置を備えた家庭用電気製品。
  27. 【請求項27】 前記家庭用電気製品は冷蔵庫である請
    求項26記載の家庭用電気製品。
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