JP2002207678A - 電子メール証明システム及びそれに用いる電子メール証明方法 - Google Patents

電子メール証明システム及びそれに用いる電子メール証明方法

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JP2002207678A
JP2002207678A JP2001002001A JP2001002001A JP2002207678A JP 2002207678 A JP2002207678 A JP 2002207678A JP 2001002001 A JP2001002001 A JP 2001002001A JP 2001002001 A JP2001002001 A JP 2001002001A JP 2002207678 A JP2002207678 A JP 2002207678A
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暁方 太田
Hisaharu Sakamoto
久治 坂本
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NEC Corp
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    • G06Q50/60—Business processes related to postal services
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    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L63/00—Network architectures or network communication protocols for network security
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方の取引、契約、授受情報に改竄がないこ
とを第三者の公平な立場で容易に立証可能な電子メール
証明システムを提供する。 【解決手段】 発信者情報端末１は内容証明を必要とす
る文書メールを受信者情報端末２に送信するとともに、
その文書メールの複写を内容証明プロバイダのサーバ４
に送信する。受信者情報端末２はその文書メールを受取
り、内容証明を必要とする文書メールであることを確認
すると、返信メールを発信者情報端末１に返信するとと
もに、その返信メールの複写を内容証明プロバイダのサ
ーバ４に送信する。内容証明プロバイダのサーバ４は発
信者情報端末１からの文書メールの複写と受信者情報端
末２からの返信メールの複写との内容を比較確認し、発
信者情報端末１及び受信者情報端末２の双方に比較結果
報告を送信するとともに、課金情報を基に発信者情報端
末１に対して課金を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は電子メール証明シス
テム及びそれに用いる電子メール証明方法に関し、特に
オンラインビジネスやオンラインショッピングにおいて
用いられる電子メールの証明方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、オンラインビジネスやオンライン
ショッピングにおいては、発信者と受信者との一連の取
引で、発信者及び受信者をそれぞれ証明するための第三
者機関がない。そのため、発信者と受信者との一連の取
引の正当性については、発信者と受信者との相互の信頼
によるものとなっている。あるいは、上記の第三者機関
が存在しても、正当性を証明してもらうための情報やパ
スワード等を予め登録しておく必要がある。
【０００３】また、昨今、オンラインビジネスやオンラ
インショッピングはインタネットの浸透によって急増し
ており、それにともなってオンラインビジネスやオンラ
インショッピングにおいて、詐欺行為や他人の成りすま
し等の犯罪も増えている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のオンラ
インビジネスやオンラインショッピングでは、発信者及
び受信者を第三者によって簡易にそれぞれ証明すること
ができないため、発信者と受信者との一連の取引におけ
る発信者及び受信者の正当性を容易に証明することがで
きず、詐欺行為や他人の成りすまし等の犯罪を防ぐこと
が困難となっている。
【０００５】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、双方の取引、契約、授受情報に改竄がないことを
第三者の公平な立場で容易に立証することができる電子
メール証明システム及びそれに用いる電子メール証明方
法を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明による電子メール
証明システムは、電子メールの内容証明を行う内容証明
プロバイダのサーバと、前記内容証明を必要とする電子
メールを送信先に送信する際に当該電子メールの複写を
前記内容証明プロバイダのサーバに送信する発信者端末
と、前記発信者端末からの内容証明付きの電子メールの
受信時に当該電子メールに対する返信メールを前記発信
者端末に送信しかつ当該返信メールの複写を前記内容証
明プロバイダのサーバに送信する受信者端末とを備え、
前記内容証明プロバイダのサーバが前記発信者端末から
の電子メールの複写と前記受信者端末からの返信メール
の複写とを比較してその比較結果を前記発信者端末及び
前記受信者端末に送信するようにしている。
【０００７】本発明による電子メール証明方法は、内容
証明を必要とする電子メールを送信先に送信する際に発
信者端末から当該電子メールの複写を前記電子メールの
内容証明を行う内容証明プロバイダのサーバに送信する
ステップと、前記発信者端末からの内容証明付きの電子
メールの受信時に当該電子メールに対する返信メールを
受信者端末から前記発信者端末に送信しかつ当該返信メ
ールの複写を前記内容証明プロバイダのサーバに送信す
るステップと、前記内容証明プロバイダのサーバにおい
て前記発信者端末からの電子メールの複写と前記受信者
端末からの返信メールの複写とを比較してその比較結果
を前記発信者端末及び前記受信者端末に送信するステッ
プとを備えている。
【０００８】すなわち、本発明の電子メール証明システ
ムは、オンラインビジネスやオンラインショッピングの
利用において、発信者及び受信者から相互に送信する電
子メールの内容を証明するために、発信者及び受信者各
々が送信する電子メールの複写を第三者の立場にある内
容証明プロバイダに送付し、内容証明プロバイダが相互
の電子メールの内容を比較することを特徴としている。
【０００９】より具体的に、本発明の電子メール証明シ
ステムでは、発信者情報端末でメールの発信先や日時、
内容等の証明を必要とする文書メールを受信者情報端末
と内容証明プロバイダのサーバとに送信する。受信者情
報端末は返信メールを発信者情報端末と内容証明プロバ
イダのサーバとに送信する。
【００１０】内容証明プロバイダのサーバは発信者情報
端末及び受信者情報端末から送信された電子メールの内
容を相互比較し、比較結果を発信者情報端末及び受信者
情報端末に送信する。
【００１１】上記のように、発信者情報端末と受信者情
報端末とが文書メールの複写を内容証明プロバイダのサ
ーバに送信することによって、内容証明プロバイダのサ
ーバが発信者情報端末及び受信者情報端末の双方の文書
メールの内容を比較し、比較内容が合致することで双方
の取引、契約、授受情報に改竄がないことを第三者の公
平な立場で容易に立証することが可能となる。
【００１２】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施例について
図面を参照して説明する。図１は本発明の一実施例によ
る電子メール証明システムの構成を示すブロック図であ
る。図１において、本発明の一実施例による電子メール
証明システムは発信者情報端末１と、受信者情報端末２
と、内容証明プロバイダのサーバ４とをネットワーク３
を介して相互に接続して構成されており、発信者情報端
末１及び受信者情報端末２はネットワーク３上で電子メ
ールの送受信を行う。
【００１３】また、内容証明プロバイダのサーバ４は発
信者情報端末１及び受信者情報端末２の電子メールの複
写を保管するとともに、発信者情報端末１に対する課金
情報を保管する。
【００１４】図２は本発明の一実施例による電子メール
証明システムの動作を示すシーケンスチャートである。
これら図１及び図２を参照して、本発明の一実施例によ
る電子メール証明システムの動作について説明する。
【００１５】発信者情報端末１はオンラインビジネスや
オンラインショッピングの利用において、内容証明を必
要とする文書メールを受信者情報端末２に送信するとと
もに（図２のＡ１）、上述した文書メールの複写を内容
証明プロバイダのサーバ４に送信する（図２のＡ２）。
【００１６】内容証明プロバイダのサーバ４は発信者情
報端末１から送信されてきた文書メールの複写を受信す
ると、発信者情報端末１からの文書メールの複写を格納
し、課金情報を更新する（図２のＡ３）。
【００１７】一方、受信者情報端末２は発信者情報端末
１から送信されてきた文書メールを受取り、内容証明を
必要とする文書メールであることを確認すると（図２の
Ａ４）、返信メールを発信者情報端末１に返信するとと
もに（図２のＡ５）、その返信メールの複写を内容証明
プロバイダのサーバ４に送信する（図２のＡ６）。
【００１８】内容証明プロバイダのサーバ４は受信者情
報端末２から送信されてきた返信メールの複写を受信す
ると、受信者情報端末２からの返信メールの複写を格納
し、発信者情報端末１からの文書メールの複写と受信者
情報端末２からの返信メールの複写との内容を比較確認
する（図２のＡ７）。
【００１９】内容証明プロバイダのサーバ４はその比較
結果において、受信者情報端末２からの返信メールの内
容に改竄等がなく、正当性があれば、発信者情報端末１
及び受信者情報端末２の双方に一連の電子メールのやり
取りが正当であることを示す比較結果報告を送信する
（図２のＡ８，Ａ９）。また、内容証明プロバイダのサ
ーバ４は課金情報を基に発信者情報端末１に対して課金
を行う（図２のＡ１０）。尚、受信者情報端末２にメリ
ットがある場合には受信者情報端末２に対して課金を行
っても構わない。
【００２０】また、内容証明プロバイダのサーバ４はそ
の比較結果において、受信者情報端末２から送信された
返信メールの内容に改竄等があり、正当性が欠如してい
れば、発信者情報端末１及び受信者情報端末２の双方に
一連の電子メールのやり取りが不当であること並びに改
竄内容の指摘事項を示す比較結果報告を送信する（図２
のＡ１０）。
【００２１】このように、発信者情報端末１はオンライ
ンビジネスやオンラインショッピングの利用において、
受信者情報端末２から送信されてきた返信メールについ
て、改竄の有無のチェックを内容証明プロバイダのサー
バ４に代行させることができる。
【００２２】また、受信者情報端末２は内容証明プロバ
イダのサーバ４から送信されてきた比較結果報告を見る
ことによって、オンラインビジネスやオンラインショッ
ピングの利用において、一連の電子メールのやり取りに
正当性があることを確認することができる。
【００２３】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、内
容証明を必要とする電子メールを送信先に送信する際に
発信者端末から当該電子メールの複写を電子メールの内
容証明を行う内容証明プロバイダのサーバに送信し、発
信者端末からの内容証明付きの電子メールの受信時に当
該電子メールに対する返信メールを受信者端末から発信
者端末に送信しかつ当該返信メールの複写を内容証明プ
ロバイダのサーバに送信し、内容証明プロバイダのサー
バにおいて発信者端末からの電子メールの複写と受信者
端末からの返信メールの複写とを比較してその比較結果
を発信者端末及び受信者端末に送信することによって、
双方の取引、契約、授受情報に改竄がないことを第三者
の公平な立場で容易に立証することができるという効果
がある。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施例による電子メール証明システ
ムの構成を示すブロック図である。
【図２】本発明の一実施例による電子メール証明システ
ムの動作を示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
１ 発信者情報端末 ２ 受信者情報端末 ３ ネットワーク ４ 内容証明プロバイダのサーバ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 電子メールの内容証明を行う内容証明プ
    ロバイダのサーバと、前記内容証明を必要とする電子メ
    ールを送信先に送信する際に当該電子メールの複写を前
    記内容証明プロバイダのサーバに送信する発信者端末
    と、前記発信者端末からの内容証明付きの電子メールの
    受信時に当該電子メールに対する返信メールを前記発信
    者端末に送信しかつ当該返信メールの複写を前記内容証
    明プロバイダのサーバに送信する受信者端末とを有し、
    前記内容証明プロバイダのサーバが前記発信者端末から
    の電子メールの複写と前記受信者端末からの返信メール
    の複写とを比較してその比較結果を前記発信者端末及び
    前記受信者端末に送信するようにしたことを特徴とする
    電子メール証明システム。
  2. 【請求項２】 前記内容証明プロバイダのサーバは、前
    記内容証明の利用時に前記発信者端末及び前記受信者端
    末の少なくとも一方に課金するようにしたことを特徴と
    する請求項１記載の電子メール証明システム。
  3. 【請求項３】 前記内容証明プロバイダのサーバは、前
    記発信者端末からの電子メールの複写及び前記受信者端
    末からの返信メールの複写をそれぞれ格納するよう構成
    したことを特徴とする請求項１または請求項２記載の電
    子メール証明システム。
  4. 【請求項４】 前記内容証明によって、オンラインビジ
    ネスやオンラインショッピングの利用において前記発信
    者端末及び前記受信者端末から相互に送信する電子メー
    ルの少なくとも発信先と日時と内容とを証明するように
    したことを特徴とする請求項１から請求項３のいずれか
    記載の電子メール証明システム。
  5. 【請求項５】 内容証明を必要とする電子メールを送信
    先に送信する際に発信者端末から当該電子メールの複写
    を前記電子メールの内容証明を行う内容証明プロバイダ
    のサーバに送信するステップと、前記発信者端末からの
    内容証明付きの電子メールの受信時に当該電子メールに
    対する返信メールを受信者端末から前記発信者端末に送
    信しかつ当該返信メールの複写を前記内容証明プロバイ
    ダのサーバに送信するステップと、前記内容証明プロバ
    イダのサーバにおいて前記発信者端末からの電子メール
    の複写と前記受信者端末からの返信メールの複写とを比
    較してその比較結果を前記発信者端末及び前記受信者端
    末に送信するステップとを有することを特徴とする電子
    メール証明方法。
  6. 【請求項６】 前記内容証明の利用時に前記内容証明プ
    ロバイダのサーバから前記発信者端末及び前記受信者端
    末の少なくとも一方に課金するようにしたことを特徴と
    する請求項５記載の電子メール証明方法。
  7. 【請求項７】 前記発信者端末からの電子メールの複写
    及び前記受信者端末からの返信メールの複写をそれぞれ
    前記内容証明プロバイダのサーバに格納するようにした
    ことを特徴とする請求項５または請求項６記載の電子メ
    ール証明方法。
  8. 【請求項８】 前記内容証明によって、オンラインビジ
    ネスやオンラインショッピングの利用において前記発信
    者端末及び前記受信者端末から相互に送信する電子メー
    ルの少なくとも発信先と日時と内容とを証明するように
    したことを特徴とする請求項５から請求項７のいずれか
    記載の電子メール証明方法。
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