JP2002204995A - ロールコーター - Google Patents

ロールコーター

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JP2002204995A
JP2002204995A JP2001001340A JP2001001340A JP2002204995A JP 2002204995 A JP2002204995 A JP 2002204995A JP 2001001340 A JP2001001340 A JP 2001001340A JP 2001001340 A JP2001001340 A JP 2001001340A JP 2002204995 A JP2002204995 A JP 2002204995A
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JP
Japan
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roll
liquid paint
paint
rolls
roll coater
Prior art date
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Pending
Application number
JP2001001340A
Other languages
English (en)
Inventor
Isamu Tsuzuki
勇 都築
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui House Ltd
Original Assignee
Sekisui House Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui House Ltd filed Critical Sekisui House Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】色替え時の塗料の無駄を少なくすることができ
るロールコーターを提供する。 【解決手段】調整ロール2と塗布ロール3との上方から
供給される液体塗料4を、二本のロール2、3間で圧搾
しながら厚さを決めて、塗布ロール3にかかるパネル5
の表面に塗布するようになされたロールコーター1であ
って、ロール2、3両端部のうちの一端部Aには、液体
塗料4のオーバーフローを防止する枠6が設けられ、ロ
ール2、3の他端部Bには、余剰の液体塗料4を回収す
る樋7が設けられてなるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンベアなどで搬
送されるパネルなどの被塗基材の表面に塗装するための
ロールコーターに関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、住宅建物に使用されている外壁
パネルなどは、ロールコーターなどを用いて工場で塗装
することが行われている。
【0003】図3に示すように、このようなパネルaの
塗装に用いるロールコーターbとしては、ロールc、c
上方から供給される液体塗料dを、二本のロールc、c
間で圧搾しながら厚さを決めて、一方のロールcにかか
るパネルaの表面に塗布するようになされたものが知ら
れている。
【0004】従来より、このロールコーターbにおい
て、ロールc、c上方から供給される液体塗料dは、塗
装に関与しない余剰の塗料を、ロールc、cの両端部か
らオーバーフローさせ、樋eで受けて回収するようにな
されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来のロ
ールコーターbの場合、ロールc、cの両端部から液体
塗料dをオーバーフローさせて樋eで回収するため、液
体塗料dの回収経路が長くなってしまう。したがって、
一日に液体塗料dの色替えを何回も行うような場合、効
率よく液体塗料dを回収することができず、色替え時の
液体塗料dの無駄が多くなってしまう。
【0006】本発明は、係る実情に鑑みてなされたもの
であって、色替え時の塗料の無駄を少なくすることがで
きるロールコーターを提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明のロールコーターは、ロール上方から供給され
る液体塗料を、二本のロール間で圧搾しながら厚さを決
めて、ロールにかかる被塗基材の表面に塗布するように
なされたロールコーターであって、ロール両端部のうち
の一端部には、液体塗料のオーバーフローを防止する枠
が設けられ、ロールの他端部には、余剰の液体塗料を回
収する樋が設けられてなるものである。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0009】図1は本発明に係るロールコーター1の全
体構成の概略を示し、図2は同ロールコーターの側断面
を示している。
【0010】すなわち、このロールコーター1は、調整
ロール2と塗布ロール3との上方から供給される液体塗
料4を、これらの二本の調整ロール2と塗布ロール3と
の間で圧搾しながら厚さを決めて、塗布ロール3にかか
るパネル5の表面に塗布するようになされており、調整
ロール2および塗布ロール3の両端部のうちの一端部A
には、液体塗料4のオーバーフローを防止する枠6が設
けられ、他端部Bには、余剰の液体塗料4を回収する樋
7が設けられている。
【0011】調整ロール2は、鋼製の円筒状となされて
いる。
【0012】塗布ロール3は、上記調整ロール2と同様
の鋼製のロールの外周面に、液体塗料4を吸収するスポ
ンジ31が設けられて構成されている。
【0013】上記調整ロール2と塗布ロール3とは、並
行するように設けられ、両者間で、塗布ロール3のスポ
ンジ31の部分を適宜に圧搾して、このスポンジ31の
部分に吸収される液体塗料4の量を調整することができ
るようになされている。
【0014】液体塗料4は、上記調整ロール2と塗布ロ
ール3との間の上方に設けられた供給路41から、これ
ら調整ロール2と塗布ロール3との間に供給される。
【0015】パネル5は、上記調整ロール2と塗布ロー
ル3との下側に設けられ、塗布ロール3の回転方向に沿
ってコンベア(図示省略)などで搬送される。この際、
パネル5の表面に塗布ロール3のスポンジ31の部分が
当接されることで、このスポンジ31の部分に吸収され
た液体塗料4がパネル5の表面に塗布されることとな
る。
【0016】枠6は、上記調整ロール2と塗布ロール3
との間に供給される液体塗料4を塞き止めるように、こ
れら調整ロール2と塗布ロール3との一端部Aに設けら
れる。塗布ロール3の外周面にはスポンジ31が設けら
れているので、枠6は、調整ロール2に合致するように
なされ、塗布ロール3に対してはスポンジ31に食い込
むようになされている。ただし、調整ロール2と塗布ロ
ール3との間隙は、液体塗料4と塗布量を調整するため
に適宜変更されるので、枠6は、調整ロール2と塗布ロ
ール3の間隙を狭くした状態でも広くした状態でも塗布
ロール3のスポンジ31に食い込むようになされてい
る。
【0017】樋7は、上記調整ロール2と塗布ロール3
との間からオーバーフローする余剰の液体塗料4を受け
るように、これら調整ロール2と塗布ロール3との他端
部Bの下方に設けられる。
【0018】この樋7で回収した液体塗料4は、新しい
液体塗料4とともに、供給路41から再度、調整ロール
2と塗布ロール3との間に供給される。
【0019】このようにして構成されるフローコーター
1は、調整ロール2および塗布ロール3の一端部Aを枠
6で塞き止め、他端部Bからのみ液体塗料4をオーバー
フローさせて樋7で回収するようにしているので、余剰
分の液体塗料4の回収経路である樋7をできるだけ短く
することができる。
【0020】したがって、樋7を流れる液体塗料4の量
を少なくすることができるので、色替えなどで樋7を洗
浄して新たな色の液体塗料4に変更するような場合に、
樋7に残る液体塗料4の無駄を最小限にすることができ
る。そのため、一日に何度も色替えを行いながらパネル
5の塗装を大量に行う工場などの場合、非常に有効とな
る。
【0021】なお、本実施の形態において、ロールコー
ター1は、パネル5の進行方向に対して塗布ロール3の
回転方向が同じとなされたダイレクトロールコーター1
となされているが、パネル5の進行方向に対して塗布ロ
ール3の回転方向が逆となされたリバースロールコータ
ー1であってもよい。
【0022】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によると、ロ
ール両端部のうちの一端部には、塗料のオーバーフロー
を防止する枠を設け、ロールの他端部には、余剰の塗料
を回収する樋を設けているので、余剰塗料の回収経路
を、ロールの他端部側の樋からだけに短くして、この回
収経路に溜まる塗料の無駄を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るロールコーターの全体構成の概略
を示す斜視図である。
【図2】本発明に係るロールコーターの側断面図であ
る。
【図3】従来のロールコーターを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ロールコーター 2 調整ロール 3 塗布ロール 4 液体塗料 5 パネル(被塗基材) 6 枠 7 樋 A 一端部 B 他端部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロール上方から供給される液体塗料を、
    二本のロール間で圧搾しながら厚さを決めて、ロールに
    かかる被塗基材の表面に塗布するようになされたロール
    コーターであって、 ロール両端部のうちの一端部には、液体塗料のオーバー
    フローを防止する枠が設けられ、 ロールの他端部には、余剰の液体塗料を回収する樋が設
    けられてなることを特徴とするロールコーター。
JP2001001340A 2001-01-09 2001-01-09 ロールコーター Pending JP2002204995A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2027935A1 (de) * 2007-08-23 2009-02-25 Flooring Technologies Ltd. Vorrichtung zum Auftragen einer Suspension auf eine Trägerplatte
JP2011062831A (ja) * 2009-09-15 2011-03-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び処理液塗布装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2027935A1 (de) * 2007-08-23 2009-02-25 Flooring Technologies Ltd. Vorrichtung zum Auftragen einer Suspension auf eine Trägerplatte
US8453594B2 (en) 2007-08-23 2013-06-04 Flooring Technologies Ltd. Tilted application groove halves for uniformly distributing a suspension to a roller mill
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