JP2002203434A - 遮水防鼠ケーブル - Google Patents
遮水防鼠ケーブルInfo
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- JP2002203434A JP2002203434A JP2000404669A JP2000404669A JP2002203434A JP 2002203434 A JP2002203434 A JP 2002203434A JP 2000404669 A JP2000404669 A JP 2000404669A JP 2000404669 A JP2000404669 A JP 2000404669A JP 2002203434 A JP2002203434 A JP 2002203434A
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- JP
- Japan
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- rat
- layer
- cable
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- Withdrawn
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/14—Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables
Landscapes
- Insulated Conductors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】防鼠効果を長い期間保持可能な遮水防鼠ケーブ
ルの提供。 【解決手段】ケーブルシース上に防鼠層、遮水層、防鼠
層を順次施す。遮水層は、遮水テープを縦添えし、ラッ
プ面を接着させる構造が適する。
ルの提供。 【解決手段】ケーブルシース上に防鼠層、遮水層、防鼠
層を順次施す。遮水層は、遮水テープを縦添えし、ラッ
プ面を接着させる構造が適する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防鼠構造を具備し
たケーブルに関し、防鼠構造に遮水構造を合わせ持つ遮
水防鼠ケーブルの提供に関する。
たケーブルに関し、防鼠構造に遮水構造を合わせ持つ遮
水防鼠ケーブルの提供に関する。
【0002】
【従来の技術】図2は、従来の防鼠ケーブルを簡略化さ
れた横断面構造により示したもので、撚り合わせコア1
の外周にシース2が施され、このシース2上に防鼠層3
が施されたものである。防鼠層3は一般にビニル等のコ
ンパウンドに防鼠剤;トウガラシの辛み成分であるカプ
サイシンやネズミ忌避成分であるナラマイシンを練り込
んだものを押し出しにより層状に成形している。
れた横断面構造により示したもので、撚り合わせコア1
の外周にシース2が施され、このシース2上に防鼠層3
が施されたものである。防鼠層3は一般にビニル等のコ
ンパウンドに防鼠剤;トウガラシの辛み成分であるカプ
サイシンやネズミ忌避成分であるナラマイシンを練り込
んだものを押し出しにより層状に成形している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来技術;図
2の防鼠ケーブルでは、防鼠層3が最外層に露出状態で
設けられているため、防鼠剤の成分が、周囲の過酷な環
境;水、熱等の影響を受けて経年変化または揮発し、防
鼠効果が短い期間しか保持することができないという欠
点があった。
2の防鼠ケーブルでは、防鼠層3が最外層に露出状態で
設けられているため、防鼠剤の成分が、周囲の過酷な環
境;水、熱等の影響を受けて経年変化または揮発し、防
鼠効果が短い期間しか保持することができないという欠
点があった。
【0004】本発明は、前述した従来技術の問題に鑑み
てなされたものであり、その課題;目的は、防鼠効果を
長い期間保持可能な遮水防鼠ケーブルを提供することに
ある。
てなされたものであり、その課題;目的は、防鼠効果を
長い期間保持可能な遮水防鼠ケーブルを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明により提供する手
段;遮水防鼠ケーブルは、ケーブルシース上に防鼠層、
遮水層、防鼠層を順次施してなるものである。
段;遮水防鼠ケーブルは、ケーブルシース上に防鼠層、
遮水層、防鼠層を順次施してなるものである。
【0006】防鼠層は、従来と同様に、ビニル等のコン
パウンドに防鼠剤を練り込んだものを押し出して層状に
成形したもので良い。一方、遮水層は、遮水テープを縦
添えし、ラップ面を接着させる構造が適する。遮水テー
プとしては、アルミラミネートテープや鉛ラミネートテ
ープがあげられる。可撓性を重視する場合には鉛ラミネ
ートテープを使用する。
パウンドに防鼠剤を練り込んだものを押し出して層状に
成形したもので良い。一方、遮水層は、遮水テープを縦
添えし、ラップ面を接着させる構造が適する。遮水テー
プとしては、アルミラミネートテープや鉛ラミネートテ
ープがあげられる。可撓性を重視する場合には鉛ラミネ
ートテープを使用する。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
すると、図1は、本発明に係る遮水防鼠ケーブルの横断
面構造を簡略化して示したものである。
すると、図1は、本発明に係る遮水防鼠ケーブルの横断
面構造を簡略化して示したものである。
【0008】図示したように、この実施例のケーブル
は、撚り合わせコア1外周に施されるケーブルシース2
上に、防鼠層3、遮水層4、防鼠層5を順次施して構成
されたものである。
は、撚り合わせコア1外周に施されるケーブルシース2
上に、防鼠層3、遮水層4、防鼠層5を順次施して構成
されたものである。
【0009】防鼠層3,5は、ビニル等のコンパウンド
に防鼠剤を練り込んだものを押し出し成形して形成され
る。防鼠剤としては、トウガラシの辛み成分であるカプ
サイシンや、ネズミ忌避成分であるナラマイシンがあげ
られる。
に防鼠剤を練り込んだものを押し出し成形して形成され
る。防鼠剤としては、トウガラシの辛み成分であるカプ
サイシンや、ネズミ忌避成分であるナラマイシンがあげ
られる。
【0010】遮水層は、遮水テープを縦添えし、ラップ
面を接着させる構造とする。遮水テープとしては、アル
ミラミネートテープや鉛ラミネートテープがあげられ
る。可撓性を重視する場合に鉛ラミネートテープを使用
する。
面を接着させる構造とする。遮水テープとしては、アル
ミラミネートテープや鉛ラミネートテープがあげられ
る。可撓性を重視する場合に鉛ラミネートテープを使用
する。
【0011】このような構造の遮水防鼠ケーブルによれ
ば、外側の防鼠層5は従来の防鼠層と同じ働きをする。
遮水層4があるため、遮水効果が得られる。外側の防鼠
層5及び遮水層4により、熱や水等の影響を低減できる
ので、内側にある防鼠層3は防鼠剤の変化や揮発を抑制
することができ、防鼠効果を長期間保持することが可能
となる。
ば、外側の防鼠層5は従来の防鼠層と同じ働きをする。
遮水層4があるため、遮水効果が得られる。外側の防鼠
層5及び遮水層4により、熱や水等の影響を低減できる
ので、内側にある防鼠層3は防鼠剤の変化や揮発を抑制
することができ、防鼠効果を長期間保持することが可能
となる。
【0012】
【発明の効果】以上説明した通り本発明の遮水防鼠ケー
ブルによれば、ケーブルシース上に防鼠層、遮水層、防
鼠層を順次設けることから、内側にある防鼠層は防鼠剤
の変化・揮発が抑えられ、ケーブル使用中に周囲環境の
影響を最外層の防鼠層の防鼠効果が低下し、ネズミによ
る被害を被り、その害が遮水層にまで達することがあっ
ても、内側の防鼠層は防鼠効果を保持しているので、そ
れ以上はネズミがかじることがなく、結果的に、ケーブ
ルとして防鼠効果を保持する期間を従来よりも大幅に長
くできる。ひいては、防鼠効果を長い期間保持可能な遮
水防鼠ケーブルを提供するという所期の課題;目的を達
成することができ、その効果は蓋し大きいといえる。
ブルによれば、ケーブルシース上に防鼠層、遮水層、防
鼠層を順次設けることから、内側にある防鼠層は防鼠剤
の変化・揮発が抑えられ、ケーブル使用中に周囲環境の
影響を最外層の防鼠層の防鼠効果が低下し、ネズミによ
る被害を被り、その害が遮水層にまで達することがあっ
ても、内側の防鼠層は防鼠効果を保持しているので、そ
れ以上はネズミがかじることがなく、結果的に、ケーブ
ルとして防鼠効果を保持する期間を従来よりも大幅に長
くできる。ひいては、防鼠効果を長い期間保持可能な遮
水防鼠ケーブルを提供するという所期の課題;目的を達
成することができ、その効果は蓋し大きいといえる。
【図1】本発明に係る遮水防鼠ケーブルの実施例を示す
簡略化された横断面説明図。
簡略化された横断面説明図。
【図2】従来の防鼠ケーブルの例を示す簡略化された横
断面説明図。
断面説明図。
1 撚り合わせコア 2 シース 3 防鼠層 4 遮水層 5 防鼠層
Claims (2)
- 【請求項1】ケーブルシース上に防鼠層、遮水層、防鼠
層を順次施してなることを特徴とする遮水防鼠ケーブ
ル。 - 【請求項2】前記遮水層は、遮水テープを縦添えし、ラ
ップ面を接着させる構造からなる、請求項1記載の遮水
防鼠ケーブル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000404669A JP2002203434A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 遮水防鼠ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000404669A JP2002203434A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 遮水防鼠ケーブル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002203434A true JP2002203434A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18868592
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000404669A Withdrawn JP2002203434A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 遮水防鼠ケーブル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2002203434A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005142106A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-02 | Ngk Insulators Ltd | 鳥害防止ポリマー碍子 |
EP2179647A1 (de) | 2008-10-23 | 2010-04-28 | Rehau Ag + Co | Rohr mit Repulsivwirkstoff |
JP2017224557A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 日立金属株式会社 | 絶縁電線及びケーブル |
JP2018092948A (ja) * | 2018-03-09 | 2018-06-14 | 日立金属株式会社 | 絶縁電線及びケーブル |
CN108878061A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-11-23 | 安徽智博新材料科技有限公司 | 一种风力发电用电缆的生产工艺 |
JP2019160811A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | 日立金属株式会社 | 絶縁電線及びケーブル |
US10643762B2 (en) | 2016-06-17 | 2020-05-05 | Hitachi Metals, Ltd. | Insulated wire and cable |
-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000404669A patent/JP2002203434A/ja not_active Withdrawn
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005142106A (ja) * | 2003-11-10 | 2005-06-02 | Ngk Insulators Ltd | 鳥害防止ポリマー碍子 |
EP2179647A1 (de) | 2008-10-23 | 2010-04-28 | Rehau Ag + Co | Rohr mit Repulsivwirkstoff |
JP2017224557A (ja) * | 2016-06-17 | 2017-12-21 | 日立金属株式会社 | 絶縁電線及びケーブル |
US10643762B2 (en) | 2016-06-17 | 2020-05-05 | Hitachi Metals, Ltd. | Insulated wire and cable |
JP2018092948A (ja) * | 2018-03-09 | 2018-06-14 | 日立金属株式会社 | 絶縁電線及びケーブル |
JP2019160811A (ja) * | 2018-03-09 | 2019-09-19 | 日立金属株式会社 | 絶縁電線及びケーブル |
CN108878061A (zh) * | 2018-06-29 | 2018-11-23 | 安徽智博新材料科技有限公司 | 一种风力发电用电缆的生产工艺 |
CN108878061B (zh) * | 2018-06-29 | 2019-07-19 | 上海风创机电设备有限公司 | 一种风力发电用电缆的生产工艺 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080304 |