JP2002202418A - 光ファイバー、それを取り付けた歯科用レーザー治療装置、その製造方法及びその使用方法 - Google Patents

光ファイバー、それを取り付けた歯科用レーザー治療装置、その製造方法及びその使用方法

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 歯周病、歯槽膿漏等の歯科的疾病の予防およ
び治療に好適な歯科用レーザー治療装置を提供するこ
と。 【解決手段】 同心円状の構造をなし、少なくとも中心
となるコアとその外側を覆ったクラッドとさらにクラッ
ドの外側を覆った保護層から構成され、先端部分はクラ
ッドが露出している光ファイバーであって、その先端部
分にチタン化合物が付着されてなる歯科用レーザー治療
装置取り付け用光ファイバー。レーザー光を出射する光
源とレーザー光を被治療部に照射させるための導光部と
を有し、該導光部の少なくとも先端部分のレーザー光放
射部が前記光ファイバーで形成された歯科用レーザー治
療装置。前記装置の製造方法及び使用方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、歯周病、歯槽膿漏
等の歯科的疾病の予防および治療に好適な歯科用レーザ
ー治療装置に関する。さらに詳しくは、先端部分にチタ
ン化合物が付着された光ファイバーを取り付けた歯科用
レーザー治療装置に関する。
【0002】
【従来の技術】歯周病および歯槽膿漏は、歯こうにたま
った細菌が原因で歯茎が侵され、炎症が起き、さらに歯
の周りの組織の深部へと炎症が進み、歯周ポケットとい
う隙間ができるに至る。近年、レーザー光を歯牙患部に
照射して切開、止血、消炎等の口腔内の治療を行った
り、う触予防、歯石・歯垢の除去を行ったりしている
が、これに用いる医療用レーザー装置としては、照射プ
ローブ本体内にレーザー光発生部を設けた装置が用いら
れている。
【0003】しかし、従来の歯科へのレーザー光の応用
は、上記したように、歯周病、歯槽膿漏等に対しての治
療というより、細菌で侵された歯茎の炎症部や歯周ポケ
ットの外科的に処置するのに用いられているに過ぎな
い。
【0004】一方、酸化チタンを歯科用治療に応用した
技術としては、光の照射を受けることにより酸化力を有
する二酸化チタン等の光触媒物質を、歯牙へ接触するよ
うに配置ないし被覆することにより、う触や歯周疾患の
原因である歯垢を分解させ、これら疾患の予防をする技
術、具体的には二酸化チタンを粉末状とし、ゴム系高分
子樹脂等と混和した液状物を、使用時、歯牙に塗布等し
て被覆する技術がが開示されている。発光物質として、
燐光物質が挙げられている。(特開平9−175923
号公報)
【0005】また、金属担持チタニア微粉を含有する硬
化体に適宜可視光線を照射して、該硬化体と周辺歯部を
殺菌し、う触や歯周疾患の予防、悪臭防止を図る技術が
開示されている。(特開平5−32516号公報)
【0006】これらの技術も、歯周病等の予防技術であ
り、歯周病、歯槽膿漏等に対しての治療とはほど遠い。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事情に鑑
みてなされたもので、その目的は、歯周病、歯槽膿漏等
の歯科的疾病の予防および治療に好適な歯科用レーザー
治療装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決するために鋭意研究を行った結果、レーザー装置の
光ファイバー先端部分にレーザー光で酸化チタンを付け
た装置が劇的に歯周病を治療でき、上記課題が解決され
ることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、本発明は、同心円状の構造をな
し、少なくとも中心となるコアとその外側を覆ったクラ
ッドとさらにクラッドの外側を覆った保護層から構成さ
れ、先端部分はクラッドが露出している光ファイバーで
あって、その先端部分にチタン化合物が付着されてなる
歯科用レーザー治療装置取り付け用光ファイバーであ
る。
【0010】また、本発明は、レーザー光を出射する光
源とレーザー光を被治療部に照射させるための導光部と
を有し、該導光部の少なくとも先端部分のレーザー光放
射部が光ファイバーで形成された歯科用レーザー治療装
置であって、前記光ファイバーが、同心円状の構造をな
し、少なくとも中心となるコアとその外側を覆ったクラ
ッドとさらにクラッドの外側を覆った保護層から構成さ
れ、その先端部分はクラッドが露出しており、かつその
先端部分にチタン化合物が付着されてなる光ファイバー
である歯科用レーザー治療装置である。
【0011】また、本発明は、レーザー光を出射する光
源とレーザー光を被治療部に照射させるための導光部と
を有し、該導光部の少なくとも先端部分のレーザー光放
射部が光ファイバーで形成された歯科用レーザー治療装
置の、前記光ファイバーの先端部分の保護層を除去しク
ラッドを露出させた後、その光ファイバーの先端部分を
酸化チタン粉末に接触させた後レーザー光を放射させ、
チタン化合物を光ファイバーの先端部分に付着させて得
られた歯科用レーザー治療装置である。
【0012】また、本発明は、レーザー光を出射する光
源とレーザー光を被治療部に照射させるための導光部と
を有し、該導光部の少なくとも先端部分のレーザー光放
射部が光ファイバーで形成された歯科用レーザー治療装
置の、前記光ファイバーの先端部分の保護層を除去しク
ラッドを露出させた後、その光ファイバーの先端部分を
酸化チタン粉末に接触させた後レーザー光を放射させ、
チタン化合物を光ファイバーの先端部分に付着させる手
段をとることを特徴とする歯科用レーザー治療装置の製
造方法である。
【0013】また、本発明は、レーザー光を出射する光
源とレーザー光を被治療部に照射させるための導光部と
を有し、該導光部の少なくとも先端部分のレーザー光放
射部が光ファイバーで形成された歯科用レーザー治療装
置の、前記光ファイバーの先端部分の保護層を除去しク
ラッドを露出させた後、その光ファイバーの先端部分を
酸化チタン粉末に接触させた後レーザー光を放射させ、
チタン化合物を光ファイバーの先端部分に付着させる手
段をとることを特徴とする歯科用レーザー治療装置の使
用方法である。
【0014】本発明で用いられる光ファイバーは、石英
系ファイバーであることができる。
【0015】また、チタン化合物は、光ファイバーの先
端部分の少なくともクラッド部に付着されていることが
好ましい。チタン化合物の付着は、光ファイバーの先端
部分を酸化チタン粉末に接触させた後、レーザー光を放
射する手段によることが望ましい。さらに、本発明のチ
タン化合物は酸化チタンであることができる。
【0016】また、前記レーザー光放射部は、前記導光
部と一体でも構わないが、前記導光部に対して着脱自在
に設けた構造をとることが機能的であり、好ましい。
【0017】本発明の治療装置においては、光ファイバ
ーの先端部分を酸化チタン粉末に接触させレーザー光を
放射した際、レーザー光が、激しいエネルギーで破壊さ
れたクラッドの亀裂部を通してクラッドに付着された酸
化チタンに接触し反応を起こさしめ、それによって生じ
た物質が少なくとも治療に対して大きな役割を果たして
いると思われる。反応によって生じたチタン化合物は少
なくとも低次酸化チタンを含んだ酸化チタンと思われ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
詳述する。
【0019】本発明の歯科用レーザー治療装置の基本と
なる構造は、レーザー光を出射する光源とレーザー光を
被治療部に照射させるための導光部とを有し、該導光部
の少なくとも先端部分のレーザー光放射部が後述する特
殊の光ファイバーで形成されているものである。本発明
の歯科用レーザー治療装置に用いる制御手段は、該光源
のオン・オフ、光源からレーザー光放射部までの導光部
の遮断・解放や、照射時間を設定するためのタイマーや
スイッチを設けることが好ましい。本発明においては、
市販の歯科用レーザー治療装置を改造して使うことがで
きる。市販装置としては、「コンタックレーズ(CONTAC
LASE;登録商標)」(株式会社エス・エル・ティ・ジャ
パン製)が挙げられる。
【0020】本発明の歯科用レーザー治療装置に用いる
光源は、特に限定されず、可視光レーザー、赤外線レー
ザー等いかなるものも用いることができ、例えば、Nd
−YAGレーザー、ルビーレーザー、Nd−ガラスレー
ザー、LD−YAGレーザー、Er−YAGレーザー等
が挙げられるが、Nd−YAGレーザーが好ましい。
【0021】本発明の歯科用レーザー治療装置に用いる
導光部は、光源からの光を導光部の先端部分に設けたレ
ーザー光放射部まで光を導くものであり、そのレーザー
光放射部の少なくとも先端部分は光ファイバーで形成さ
れている。光ファイバーは、同心円状の構造をなし、少
なくとも中心となるコア、その外側を覆ったクラッドと
さらにクラッドの外側を覆った保護層から構成されてい
る。そして、図1に示したように、光ファイバーの先端
部分は保護層が除かれクラッドが表面に露出している。
【0022】本発明で用いられる光ファイバーとして
は、石英系の光ファイバーが好ましい。他に、ジルコニ
ウム系のフッ化物ガラスファイバー等が挙げられる。
【0023】光ファイバーの太さは、特に限定されない
が、直径1.5mm以下のものが好ましく用いられる。
さらに好ましくは1.0mm以下のものである。
【0024】光ファイバーの長さは、特に限定されない
が、導光部を患部である歯周ポケットに接触させること
を考えれば、例えばハンドピースを使って施術する場合
は、ハンドピース先端より5mm以上突出することが好
ましい。
【0025】光ファイバーの形状は、真っ直ぐであって
も良いが、レーザー光放射部を曲率させる方が作業性が
よい。
【0026】本発明のレーザー光放射部の光ファイバー
は、治療後、唾液等が付くため衛生上使い捨てであるこ
とが好ましく、したがって、その先端部分は、サファイ
アナイフ等のファイバーカッターで容易に切断できるよ
うにするか、または取り外すことができるように、着脱
自在とすることが好まい。これらの手段は従来公知の手
段が用いられる。
【0027】本発明の歯科用レーザー治療装置のレーザ
ー光放射部に設けられた光ファイバーの先端部分は保護
層が除かれクラッドが表面に露出されている。その光フ
ァイバーの先端部分にはチタン化合物が付着されてい
る。チタン化合物は、光ファイバーの少なくともクラッ
ド部に付着されていることが必要である。保護層の除去
には、ライター等の火で焼き切るにが効率的であり、操
作上好ましい。
【0028】チタン化合物を光ファイバーの先端部分に
付着する方法は、歯科用レーザー治療装置のレーザー光
放射部の少なくとも先端部分をなす光ファイバーの先端
部分のクラッドを保護層を剥がすことにより露出させた
後、該部分を酸化チタン粉末に接触させた後、レーザー
光を放射させる方法がシンプルであり、また最も効果的
である。このような方法で光ファイバーの先端部分にチ
タン化合物を付着させれば、本発明の歯科用レーザー治
療装置が得られる。用いられる酸化チタンはルチル型で
もアナターゼ型でもよい。酸化チタンの平均粒子径は、
好ましくは10μm以下、さらに好ましくは5μm以下
である。
【0029】本発明の装置を用いて治療を行うに際して
は、治療操作中にチタン化合物を光ファイバーの先端部
分に付着させることが好ましい。すなわち、前記レーザ
ー光放射部の少なくとも先端部分をなす光ファイバーの
先端部分のクラッドを保護層を剥がすことにより露出さ
せた後、該部分を酸化チタン粉末に接触させた後、レー
ザー光を放射させ、チタン化合物を付着させる。次い
で、レーザー光放射部を口腔内に挿入し、光ファイバー
先端を患部に接触させるか、あるいは極近まで接近させ
た後に、患部に向けて、直接レーザー光を放射する。歯
周病の場合は、光ファイバー先端を歯周ポケットに直接
挿入し治療を行う。
【0030】
【実施例】以下実施例を挙げて本発明をさらに具体的に
説明する。 (実施例1)市販の歯科用レーザー治療装置「コンタッ
クレーズ(CONTACLASE;登録商標)」(株式会社エス・
エル・ティ・ジャパン製)(光源Nd−YAGレーザー(波
長1.06μm)、石英の光ファイバー)を用いて、該
装置の導光部についた光ファイバー先端部分の保護層を
ライターの火で焼き切りクラッドをむき出しにした後、
該光ファイバーの先端部分を酸化チタン粉末の入った2
5mlビンの中の粉末層に挿入させた。次いで、500
mJ、10ppsのパワーでレーザー光を放射し先端部
分を酸化チタンで加工した。なお、別途光ファイバーの
先端部分に酸化チタン等のチタン化合物が付着している
ことを位相差顕微鏡で確認している。この装置を使っ
て、歯周病に悩む患者Aさんの患部にレーザー光を放射
しながら、処置したところ、うみが止まり、揺れている
歯の動揺がなくなり、治癒した。その後、再発はなく、
Aさんは歯周病に係わる諸症状に悩まされていない。
【0031】(実施例2)実施例1と同様にして歯周病
に悩む患者Bさんに対して処置をした。患者Bさんの場
合は、約2週間に一回の頻度で処置を行ったところ、3
回目の治療を終えた30日後には、腫れ、痛みも消え、
うみも止まり、揺れている歯の動揺がなくなり、完治し
た。その後、再発はなく、Bさんも歯周病に係わる諸症
状に悩まされていない。
【0032】
【発明の効果】以上、詳述したように本発明の歯科用レ
ーザー治療装置を用いることにより、歯周病、歯槽膿漏
等の疾患が容易に、かつ確実に治療することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歯科用レーザー治療装置に用いる光フ
ァイバー先端部分の構造を示す模式図である。
【符号の説明】 1…コア 2…クラッド 3…保護層

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同心円状の構造をなし、少なくとも中心
    となるコアとその外側を覆ったクラッドとさらにクラッ
    ドの外側を覆った保護層から構成され、先端部分はクラ
    ッドが露出している光ファイバーであって、その先端部
    分にチタン化合物が付着されてなる歯科用レーザー治療
    装置取り付け用光ファイバー。
  2. 【請求項2】 光ファイバーが石英系ファイバーである
    請求項1記載の光ファイバー。
  3. 【請求項3】 チタン化合物が光ファイバーの先端部分
    の少なくともクラッド部に付着されてなる請求項1又は
    2記載の光ファイバー。
  4. 【請求項4】 チタン化合物が酸化チタンである請求項
    1乃至3のいずれか一項に記載の光ファイバー。
  5. 【請求項5】 レーザー光を出射する光源とレーザー光
    を被治療部に照射させるための導光部とを有し、該導光
    部の少なくとも先端部分のレーザー光放射部が光ファイ
    バーで形成された歯科用レーザー治療装置であって、前
    記光ファイバーが、同心円状の構造をなし、少なくとも
    中心となるコアとその外側を覆ったクラッドとさらにク
    ラッドの外側を覆った保護層から構成され、その先端部
    分はクラッドが露出しており、かつその先端部分にチタ
    ン化合物が付着されてなる光ファイバーである歯科用レ
    ーザー治療装置。
  6. 【請求項6】 チタン化合物の付着が、光ファイバーの
    先端部分を酸化チタン粉末に接触させた後、レーザー光
    を放射する手段によることを特徴とする請求項5記載の
    歯科用レーザー治療装置。
  7. 【請求項7】 レーザー光を出射する光源とレーザー光
    を被治療部に照射させるための導光部とを有し、該導光
    部の少なくとも先端部分のレーザー光放射部が光ファイ
    バーで形成された歯科用レーザー治療装置の、前記光フ
    ァイバーの先端部分の保護層を除去しクラッドを露出さ
    せた後、その光ファイバーの先端部分を酸化チタン粉末
    に接触させた後レーザー光を放射させ、チタン化合物を
    光ファイバーの先端部分に付着させて得られた歯科用レ
    ーザー治療装置。
  8. 【請求項8】 光ファイバーが石英系ファイバーである
    請求項5乃至7のいずれか一項に記載の歯科用レーザー
    治療装置。
  9. 【請求項9】 チタン化合物が光ファイバーの先端部分
    の少なくともクラッド部に付着されてなる請求項5乃至
    8のいずれか一項に記載の歯科用レーザー治療装置。
  10. 【請求項10】 チタン化合物が酸化チタンである請求
    項5乃至9のいずれか一項に記載の歯科用レーザー治療
    装置。
  11. 【請求項11】 前記レーザー光放射部を前記導光部に
    対して着脱自在に設けたことを特徴とする請求項5乃至
    10のいずれか一項に記載の歯科用レーザー治療装置。
  12. 【請求項12】 レーザー光を出射する光源とレーザー
    光を被治療部に照射させるための導光部とを有し、該導
    光部の少なくとも先端部分のレーザー光放射部が光ファ
    イバーで形成された歯科用レーザー治療装置の、前記光
    ファイバーの先端部分の保護層を除去しクラッドを露出
    させた後、その光ファイバーの先端部分を酸化チタン粉
    末に接触させた後レーザー光を放射させ、チタン化合物
    を光ファイバーの先端部分に付着させる手段をとること
    を特徴とする歯科用レーザー治療装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 レーザー光を出射する光源とレーザー
    光を被治療部に照射させるための導光部とを有し、該導
    光部の少なくとも先端部分のレーザー光放射部が光ファ
    イバーで形成された歯科用レーザー治療装置の、前記光
    ファイバーの先端部分の保護層を除去しクラッドを露出
    させた後、その光ファイバーの先端部分を酸化チタン粉
    末に接触させた後レーザー光を放射させ、チタン化合物
    を光ファイバーの先端部分に付着させる手段をとること
    を特徴とする歯科用レーザー治療装置の使用方法。
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JP2006014776A (ja) * 2004-06-30 2006-01-19 Manii Kk 光ファイバーの加工方法及びレーザ光照射装置

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