JP2002201106A - 草酢液と船底や筏等の藻や貝類の付着防止混合液および付着防止方法 - Google Patents
草酢液と船底や筏等の藻や貝類の付着防止混合液および付着防止方法Info
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Abstract
か、それ以上の効果のある液を得ること、筏、船底、取
水管の藻や貝の付着防止方法であって、持続効果、安全
性、環境防止、価格の改良された塗料およびその手段を
提供することを目的とする。 【構成】草を蒸し焼きにした時の煙を冷却して得た草酢
液と、藻や貝の付着防止用塗料において、草酢液に塗料
との実質的混合液であることを特徴とする藻貝類付着防
止混合液。 【効果】木・竹を使わず木酢・竹酢なみの効果のある液
が得られたこと、銅や錫のような毒性がなしに藻、貝が
非常に付着し難くなったこと。
Description
に船底や筏などに付着する藻や貝の付着を防止する塗料
および付着防止方法に関する。
および限られたその効果については知られている。特に
効果については殺菌作用、防腐作用,土壌改質作用、ス
キンケア、ヘヤケア、除草、土壌殺菌殺虫、根の障害、
殺虫殺菌、花粉分化促進、有機物分解、果実着色、糖度
向上、窒素過多、成長促進、肥大促進、疲れの回復、活
着促進、発芽促進、土壌活性、などが知られている。
のに必要な木、竹を炭化する際に,煙から捕集してき
た。これは、近年地球の温暖化や、地球の砂漠化を防ぐ
には、木材や竹の伐採を,可能な限り防ぐことが重要で
あることが叫ばれている。
付着防止方法としては錫化合物、銅化合物が塗布するこ
となどが知られている.しかしながらこれらの方法では
毒性があり地球環境や生物を汚染するという重大な欠点
があった.さらに従来技術にはフッ素樹脂、めくれ易い
塗膜を形成する方法もあったがこれらには付着防止効果
が小さい、高価という欠点があった。
点のない新しく木酢や竹酢に代わる液を提供することで
ある。また木酢、竹酢に比し勝るとも劣ることのない効
果を有する筏、船底、取水管の藻や貝の付着防止方法に
ついて鋭意検討した結果、次の発明に到達した。特に持
続効果、安全性、環境防止、価格の改良された塗料およ
びその手段を提供することを目的とする。
伐採が進んでいる。木や竹は可能な限り保存が必要であ
り、その重要性が広く認識され始めている。木酢、竹酢
のために、大切な木,竹を伐採することは、地球温暖化
防止、きれいな水の確保、洪水に対する国土の保全の維
持、確保などに、不可欠のものである。それらに代わる
ものが求められていた。
洋資源による恩恵が極めて大きいが藻、貝の付着が極め
て大きな産業上の問題があり、その損失は看過出来ない
ほど甚大なものである。もしこれが達成出来れば産業に
寄与するところは極めて大きいものである。
なる語を定義する。これまでに前例を見ないからであ
る。地球上に豊富に有る草を乾燥する。完全乾燥でなく
とも良い。生にちかいものでも良い。ある程度乾燥して
おいた方が、濃厚な草酢液がえられる。草を蒸し焼き釜
に中で、草が炭化するように炭化するような条件で燃焼
させるが、湿りがあり、多量の煙を発生する。この煙を
煙道などで冷却して液を捕集する。これが草酢である。
いし、バーナーで加熱しても良い。しかも、草には、そ
れぞれ、特徴があるため、かなり豊富に選べるのが最大
の特徴である。それぞれの草に対して、特に強く現れる
効果が異なる。しかし以下に述べる共通の独特の効果も
発揮する。
具、取水管に塗布する藻、貝付着防止用塗料において、
草酢を他の塗料との実質的混合液であることを特徴とす
る藻貝類付着防止混合液が得られる。他の発明は、草酢
を他の塗料との実質的混合液を船底、筏、取水間ブイ、
係留ロープ群から選ばれた表面に塗布することを特徴と
する藻、貝付着防止方法および、少なくとも草酢液を7
0%以上蒸発減量された濃縮木酢液、竹酢液を3ないし
15%となるように他の塗料と混合することを特徴とす
る船底等の藻や貝類の付着防止用混合液の調整方法であ
る。
および限られたその効果については知られている。特に
効果については殺菌作用、防腐作用,土壌改質作用、ス
キンケア、ヘヤケア、除草、土壌殺菌殺虫、根の障害、
殺虫殺菌、花粉分化促進、有機物分解、果実着色、糖度
向上、窒素過多、成長促進、肥大促進、疲れの回復、活
着促進、発芽促進、土壌活性、などが知られている。
く伐採する必要がない。しかもこれまで、草酢液は知ら
れていない。草酢液の発想すらなく、また草酢液が全く
取れないと思われていたからであろう。
は、地上における知見であり、海中の効果については、
まったく知られていなかった。草酢液については、地上
はもちろん、海中については全く知られていなかった。
に希釈されるので、これらの効果は、全く期待されるも
のではなかった。また、これまでの木酢でも竹酢でもそ
の効果には「成長促進、肥大促進、活着促進、発芽促
進、土壌活性」があり、以下に述べる本願発明の効果
は、全く期待すらされないものであった。
みた者でしか分からない全く新しい知見に基づくもので
ある。特に単に単体を筏、船底、取水管ブイ、係留ロー
プ群から選ばれた表面に塗布することではない。なぜな
ら、直ちに流れ去るだけであるからである。更に効果的
には単に塗料に草酢を混合するだけではない。
り、水性の草酢と、性能の優れている油性の塗料との混
合が始めて可能になり効果が持続する時間が飛躍的に伸
びることを始めて知見した。塗料としては油性塗料、水
性塗料、などが挙げられるが塗料の専門誌などに乗って
いるのでいちいち記載する必要はない。例えば、世界大
百貨事典(株式会社日立デジタル平凡社)にも詳細に紹
介されている。
る。海洋には油性塗料が広く使われており本発明の対象
となる塗料は油性塗料が望ましい。船底塗料には、色々
の試みがあるが、例えば、特開2000−22655
4,2000−143672,2000−14341
7,2000,119565,2000−00569
2,2000−001410がある。
33374,11−292883,11−20920
6,11−148031,11−131007,11−
080166,10−306241,10−30624
0,10−292153,10−211464,10−
158547,10−101969,09−29123
2,09−124977,09−052803,08−
239600,08−218004,08−13415
3,08−012907,07−315282,07−
228805,07−170901,07−10200
9,07−061903,07−003191,06−
320106,06−299097,06−29909
606−290095,06−298691,06−2
35142,06−228468,06−14501
7、05−286820、05−271009、05−
140481、05−112741、05−08630
9、05−078618、05−078617、05−
078616、05−070716、05−01770
8、05−004903を挙げることができる。しか
し、本発明のような目的を果たす内容の示唆も開示もな
い。
ましく特に好ましくは約99%である。即ち1%しか残
らないことが多い。混合比率は塗料に対し3%ないし1
5%が好ましく特に好ましくは5%ないし7%であるが
用途、目的に応じて増減することが好ましい。
塗り、どぶ付け塗り、重ね塗り、転写塗りなどがすべて
含まれる。混ぜる方法は一般的にとられる方法で用いら
れるが重ね塗りの方法を採用しても良い。
に包囲されてしまって効果が藻,貝の付着防止に効果が
ないと予想されたが、驚くべきことに、貝等の付着防止
が持続して発揮された。
たで、唐からし、蓬、稲(藁)や籾殻、麦わら、ごま
(茎)、ススキ、ドクダミ(十薬)、各種の薬草(特に
殺菌作用・殺虫作用のあるもの;樹木を除く)、とうも
ろこし、砂糖きびの絞りかす、ハーブ(草)が特に好ま
しい。ここの草には、きのこ類も含むものとする。
あさがお、すずらん、どくぜり、ジャガイモ、海草即
ち、オゴノリ、また、きのこ類として、べにてんぐだ
け、どくつるたけ、はえとりたけ、おおわらいたけ、ワ
ライタケモドキ、ドクササゴ、ひとよたけ、ひかげしび
れたけが挙げられる。
けび、あまちゃずる、いかりそう、いたどり、いぬこず
ち、いぶきじゃこ、うつぼぐさ、からすうり、かわらな
でしこ、ききょう、げんのしょうこ、さぼんそう、せ
り、せんぶり、たんぽぽ、つわぶき、のいばら、はこ
べ、はとむぎ、ははこぐさ、ふき、ふくじゅそう、やま
のいも、ゆきのした、りんどう、などが挙げられる。
えば、アルキッド樹脂、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、
アクリル樹脂、フェノール樹脂、珪素樹脂、アミノ樹
脂、タールエポキシ樹脂、フッソ樹脂などである。
明する。しかし、本実施例により、本発明の有効性が,
限定解釈されるものではない。
ら採取した草酢を100部を1部にまで加熱蒸発により
濃縮した、これを関西ペイント社製の船底用油性塗料に
5%から7%混合し、漁業用小型船舶に塗布した。藻、
貝が付着しやすい(この期間は水温が高い)4月から1
1月までの間観察し僅かの付着しか認められなかった。
ら採取した草酢液を100部を1部にまで加熱蒸発によ
り濃縮した、これを日本ペイント社製の船底用油性塗料
に5%から7%混合し、漁業用小型船舶に塗布した。
藻、貝が付着しやすい(この期間は水温が高い)6月か
ら12月までの間観察し僅かの付着しか認められなかっ
た。
に塗布した。藻、貝が付着しやすい(この期間は水温が
高い)4月から11月までの間観察した結果すでに8月
には非常に大量の藻,貝の付着が認められた。
に塗布した。藻、貝が付着しやすい(この期間は水温が
高い)6月から12月までの間観察した結果すでに10
月には非常に大量の藻,貝の付着が認められた。
ある草酢液を得ることができた。
が非常に付着しがたくなった。
混ぜることができた。
した)
り、海岸の汚染が減少できる。
Claims (4)
- 【請求項1】草を加熱し,発生する煙を少なくとも冷却
機能の有る部分を通過させ、液化してなることを特徴と
する草酢液。 - 【請求項2】船、漁業設備および漁業用具、取水管に塗
布する藻や貝の付着防止用塗料において、草酢液と、塗
料との実質的混合液であることを特徴とする藻貝類付着
防止混合液。 - 【請求項3】草酢液と、他の塗料との実質的混合液を、
船底、筏、取水管ブイ、係留ロープ群から選ばれた表面
に塗布することを特徴とする藻貝付着防止方法。 - 【請求項4】少なくとも通常の草酢液木酢液を70%以
上蒸発減量し,該濃縮草酢液を、3ないし15%となる
ように、他の塗料と混合することを特徴とする船底等の
藻や貝類の付着防止用混合液の調整方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000405046A JP4613267B2 (ja) | 2000-12-29 | 2000-12-29 | 草酢液と船底や筏等の藻や貝類の付着防止混合液および付着防止方法 |
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JP2000405046A JP4613267B2 (ja) | 2000-12-29 | 2000-12-29 | 草酢液と船底や筏等の藻や貝類の付着防止混合液および付着防止方法 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP4613267B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7200344B1 (en) | 2001-05-10 | 2007-04-03 | Fujitsu Limited | Receiver and method for a multichannel optical communication system |
-
2000
- 2000-12-29 JP JP2000405046A patent/JP4613267B2/ja not_active Expired - Fee Related
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