JP2002199541A - 伝送端子の壁内収納ユニット - Google Patents

伝送端子の壁内収納ユニット

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JP2002199541A JP2000394504A JP2000394504A JP2002199541A JP 2002199541 A JP2002199541 A JP 2002199541A JP 2000394504 A JP2000394504 A JP 2000394504A JP 2000394504 A JP2000394504 A JP 2000394504A JP 2002199541 A JP2002199541 A JP 2002199541A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 壁面からの突出幅が小さく、「いたずら」さ
れ難い伝送端子の壁面配設ユニット(アウトレット)を
実現する。 【解決手段】 スイッチボックス25内に収められた専
用直列ユニットの一部を構成するTV端子台9の中央に
は、TV信号用F形端子11(テレビ端子)が配置され
ている。壁面1に配置されたフラッシプレート6の中央
には窓枠が設けられており、この窓枠に上記のTV端子
台9と計算機接続ユニット15が配置されている。計算
機接続ユニット15は、壁面1と平行で壁面1から僅か
に隆起した所に位置するフラッシプレート6の平頂面6
aに対して斜めに突出している。計算機接続ユニット1
5は、電源入力用コネクタ18と、計算機接続コネクタ
19(パソコン端子)を備えている。計算機接続ユニッ
ト15は、壁面1からの突出幅が小さく、更に、回動さ
せて略全体を壁内に収納することも可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、TV信号が受信可
能なTV用伝送端子と、計算機ネットワーク接続用の双
方向伝送端子の少なくとも2つの伝送端子を壁面に配設
可能とする、伝送端子の壁内収納ユニットに関する。こ
の様な壁内収納ユニットは、インターネットを利用可能
としたケーブルテレビの受信者や、或いは、集合住宅に
おけるLAN(例:イーサネット(登録商標)等)利用
者等に有用である。
【0002】
【従来の技術】図16、図17はそれぞれ、従来の伝送
端子の壁面配設ユニット(アウトレット)の利用状態を
例示する斜視図である。これらの図では、壁面1のアウ
トレットに配設されたTV端子2に、TV信号受信用の
同軸ケーブル3が接続されている。また、更に、パソコ
ン通信等で変換アダプター5を利用する場合には、図1
6に例示する様にDATA端子4に変換アダプター5を
接続する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この時、変換アダプタ
ー5は、フラッシプレート6より大幅に突出しているた
め、歩行等の障害になることがある。また、不注意によ
り変換アダプター5に物を衝突させた場合等には、変換
アダプター5や、或いはDATA端子4等が破損するこ
とがある。
【0004】また、DATA端子4を使用しない場合に
は、図17に例示する様にBNC端子7が露出した状態
となるため、上記の様な問題は発生しないものの、BN
C端子7に異物が挿入される等の「いたずら」が行われ
る可能性が残る。
【0005】本発明は、上記の課題を解決するために成
されたものであり、その目的は、壁面からの突出幅が小
さく、「いたずら」され難い伝送端子の壁面配設ユニッ
ト(アウトレット)を実現することである。また、本発
明の更なる目的は、伝送端子の壁面配設ユニットの構造
を改善することにより、TV共聴システムが構築された
住居、ビル、施設、集合住宅等におけるLANの構築を
容易、或いは安価にすることである。
【0006】また、本発明の更なる目的は、伝送端子の
壁面配設ユニットの物理的或いは論理的な構造を改善す
ることにより、CATV共聴システムが構築された住
居、ビル、施設、集合住宅等におけるLAN(イーサネ
ット等)やWAN(CATVインターネット接続サービ
ス等)の提供を容易、安価、確実、或いは、高品質にす
ることである。
【0007】
【課題を解決するための手段、並びに、作用及び発明の
効果】上記の課題を解決するためには、以下の手段が有
効である。即ち、第1の手段は、TV信号が受信可能な
TV用伝送端子と計算機ネットワーク接続用の双方向伝
送端子の少なくとも2つの伝送端子を壁面に配設可能と
する伝送端子の壁内収納ユニットにおいて、TV用伝送
端子を保持するTV端子台と、双方向伝送端子を有する
計算機接続ユニットとを備え、双方向伝送端子の接続時
に、計算機接続ユニットの一部分を斜めに壁面より突出
させることにより、双方向伝送端子を計算機に接続可能
にすることである。
【0008】ただし、上記の計算機接続ユニットの一部
分の壁面からの突出は、双方向伝送端子の接続操作を行
う時のみの突出であっても良く、また、双方向伝送端子
を利用する期間中継続される連続的または断続的な突出
であっても良い。或いは、上記の伝送端子の壁面配設ユ
ニットの取り付け工事の際に固定される恒久的な突出で
あっても良い。即ち、上記の計算機接続ユニットの一部
分は、少なくとも双方向伝送端子の接続操作時に、壁面
より傾斜して突出するものである。
【0009】また、上記のTV信号が受信可能なTV用
伝送端子は、片方向伝送端子であっても、双方向伝送端
子であっても良い。例えば、CATV契約世帯等では、
TV受信機にセットトップボックス等を設置して、双方
向利用することがある。例えばこの様なケースでは、下
り伝送路は例えば「TV信号等の配信や、契約世帯への
インターネット等のデータ伝送」等に利用され、また、
上り伝送路は例えば「セットトップボックスのステイタ
ス情報伝送や、インターネット等のデータ伝送」等に利
用されることがある。
【0010】この様な第1の手段によれば、計算機接続
ユニットの他の一部分は、常に壁内に配置されたままと
なるため、壁面からの突出量の少ない伝送端子の壁内収
納ユニットを構成することができる。従って、従来より
も人や物と衝突し難い壁内収納ユニットを構成すること
が可能となる。また、計算機接続ユニットの一部分を壁
面より傾斜して突出させる際、壁内収納ユニットの正面
に常に露出される計算機接続ユニットの表側(正面)を
上記の傾斜の傾斜面とし、計算機接続ユニットのこの傾
斜面以外の部分に双方向伝送端子を設けることにより、
双方向伝送端子を比較的見え難い位置に配置することが
できる。これにより、「いたずら」され難い壁内収納ユ
ニットを構成することが可能となる。
【0011】また、この様な壁内収納ユニットを用いれ
ば、TV(テレビ)或いはCATV(ケーブルテレビ)
の共聴システムが既存の集合住宅等では、既存のTV端
子用のアウトレットを利用して、簡単な施設工事によっ
て、安価で短時間にLANを構築できる。
【0012】また、第2の手段は、上記の第1の手段に
おいて、上記の計算機接続ユニットに、ネットワークの
ベースバンド信号と所定のブロードバンドの通信形式の
信号とを相互に変換又は変復調する変換プラグ、変換ア
ダプタ、モデム、又はハブを備えることである。即ち、
上記の計算機接続ユニットには、双方向伝送端子のみで
なく、これらの装置を備えても良い。
【0013】これらの装置は、上記の壁内収納ユニット
に具備されていれば十分であり、必ずしも上記の計算機
接続ユニットの内部に搭載される必要はないが、この第
2の手段によれば、例えば図16に例示する様な、壁面
に後付けで設置される機器が無くなる。
【0014】また、第3の手段は、上記の第1又は第2
の手段において、計算機接続ユニットを、その表面に設
けられた凸部又は凹部により、一時的又は恒久的に固定
することである。
【0015】これにより、計算機接続ユニットを上記の
壁内収納ユニットに組み付ける際に、工具が必要なくな
る。したがって、計算機接続ユニットを壁内収納ユニッ
トに簡単に組み付けたり、一時的又は恒久的に固定した
りすることが可能となる。
【0016】また、第4の手段は、上記の第1乃至第3
の何れか1つの手段において、壁面上に又は壁面近傍に
壁面に略平行に回動軸を持つ回動体と、この回動体を回
動可能に支持する支持部材とを設け、計算機接続ユニッ
トでこの回動体の少なくとも一部分を構成し、双方向伝
送端子の非接続時には、この回動体の略全体を回動によ
り壁内に収納することである。
【0017】ただし、双方向伝送端子の接続操作完了後
に、この回動体の略全体をこの回動によって壁内に収納
する様にしても良い。例えば、計算機接続ユニットの上
記の傾斜面(表側)に計算機接続用のケーブルを通す穴
や隙間を設ける等すれば、この様な構成も実施可能であ
る。
【0018】これらの構成によれば、少なくとも計算機
(双方向伝送端子)を利用しない時には、計算機接続ユ
ニットが壁面から殆ど突出しない様にすることができる
ため、計算機接続ユニットが人や物に衝突する可能性を
十分に低減できる。また、上記の様なケーブルを通す穴
や隙間を計算機接続ユニットの上記の傾斜面に設けれ
ば、回動体の略全体を回動によって壁内に収納できるの
で、計算機(双方向伝送端子)の使用中に計算機接続ユ
ニットの突出を無くすことも可能となる。
【0019】また、第5の手段は、上記の第4の手段に
おいて、上記の回動により回動体の略全体が壁内に収納
された際に、この回動体で双方向伝送端子を壁内に略完
全に隠蔽することである。
【0020】この手段により、双方向伝送端子が殆ど見
えなくなるか、全く見えなくなるので、双方向伝送端子
に異物を挿入する等の「いたずら」を大幅に発生し難く
することができる。
【0021】また、第6の手段は、上記の第1乃至第5
の何れか1つの手段において、伝送端子の壁内収納ユニ
ットを所定の規格寸法のスイッチボックス又はコンセン
トボックスに収納することである。
【0022】これにより、市販のスイッチボックスやコ
ンセントボックスや取付枠等を部品として利用できる様
になるだけでなく、アウトレットが既に設置されている
場合等には、壁面に空ける穴の大きさを変更する必要も
無くなる等の、従来の工業規格に関する一通りのメリッ
トを享受することが可能となる。
【0023】また、第7の手段は、上記の第1乃至第6
の何れか1つの手段の計算機接続ユニットに、電源入力
用コネクタ、通信形態切換装置、又は通信形態切換装置
の操作スイッチを備えることである。
【0024】例えば、電源入力用コネクタを備えれば、
伝送端子の壁内収納ユニットに例えばブースター等の電
力を消費する装置を内蔵することができる様になる。ま
た、例えば、壁内収納ユニットに通信形態切換装置を設
ければ、どの伝送端子にどの様な情報機器を接続するか
否かの設定(通信形態)を切り換えることが可能とな
る。したがって、これらの手段により、伝送端子の壁内
収納ユニットや家庭内ネットワークの多機能化が可能又
は容易となる。
【0025】また、第8の手段は、上記の第1乃至第7
の何れか1つの手段の伝送端子の壁内収納ユニットに、
分岐器、分配器、分波器、方向性結合器、増幅器、特定
域通過フィルタ、周波数変換器、雷サージ吸収素子、通
信形態切換装置、又は終端装置を備えた計算機信号・T
V信号分離装置を備えることである。
【0026】これらの構成によれば、伝送端子の壁内収
納ユニットに保安器の機能を追加したり、或いは、計算
機ネットワーク上の雑音を低減したりすることができ
る。また、例えば、周波数変換器などは、「広帯域周波
数変換」されて各世帯に配信された有線放送信号等の信
号を、再度復調して専用チューナ(例:有線放送チュー
ナ等)に入力する際等に有用となる。
【0027】また、第9の手段は、上記の第8の手段の
伝送端子の壁内収納ユニットに、更に、TV信号の配信
用の分岐器又は分配器を設けることである。
【0028】この手段によれば、特に集合住宅やビル等
で、伝送端子の壁内収納ユニットを直列、或いは、並列
に配置(配線)することが容易になる。
【0029】また、第10の手段は、上記の第1乃至第
9の何れか1つの手段の伝送端子の壁内収納ユニットに
TV信号の配信用の専用ユニットを設け、この専用ユニ
ットに分岐器、分配器、分波器、方向性結合器、増幅
器、特定域通過フィルタ、周波数変換器、雷サージ吸収
素子、通信形態切換装置、または、終端装置を備えるこ
とである。
【0030】例えば、幹線や準幹線等からの分岐用の分
岐器をこの専用ユニットに具備すれば、専用直列ユニッ
トを構成することができる。また、準幹線や支線等を等
分配する分配器をこの専用ユニットに具備すれば、専用
並列ユニットを構成することができる。
【0031】この様な手段によれば、特に集合住宅やビ
ル等で、伝送端子の壁内収納ユニットを直列、或いは、
並列に配置(配線)することが容易になる。また、更
に、伝送端子の壁内収納ユニットに保安器の機能を追加
したり、有線放送チューナを直接接続したり、或いは、
計算機ネットワーク上の雑音を低減したりすることもで
きる。即ち、この様な手段によれば、装置の多機能化や
モジュール化を比較的容易に実施できる。
【0032】また、第11の手段は、上記の第10の手
段において、専用ユニットと計算機接続ユニットとを別
体とし、この両ユニット間に計算機信号が双方向伝送可
能な挿入着脱式の接続インターフェイスを設けることで
ある。
【0033】これにより、専用ユニットと計算機接続ユ
ニットとの電気的な接続や取り外しが極めて容易とな
り、組付け作業時等の作業効率が大幅に向上する。ま
た、借家等では、計算機を使用するか否か等の利用形態
がユーザによりしばしば変更されることがある。しかし
ながら、上記の手段によれば、このような場合にも計算
機接続ユニットの取り付けや取り外しが容易となる。
【0034】また、第12の手段は、上記の第1乃至第
11の何れか1つの手段において、双方向伝送端子の恒
久的非接続時に双方向伝送端子を備えた計算機接続ユニ
ットの代りにブランクパネル又はブランクケースが装着
可能なダミー装着インターフェイスを設けることであ
る。
【0035】この手段により、計算機(双方向伝送端
子)を恒久的に使用しない場合には、計算機接続ユニッ
トの代りにブランクパネル等を取り付けて、壁内収納ユ
ニットの壁面側にはTV端子のみを残しておく様にでき
る。即ち、TV端子以外の部分は略平面にしておくこと
ができるので、「いたずら」や衝突が生じる恐れが無く
なる。
【0036】また、本手段は、上記の第11の手段と組
み合わせることにより、より優れた相乗効果を奏する。
即ち、双方向伝送端子を備えた計算機接続ユニットの代
りにブランクパネルが装着された上記の壁内収納ユニッ
ト付近において、改めて計算機(双方向伝送端子)の利
用を開始する場合には、ブランクパネルを取り外し、上
記の挿入着脱式の接続インターフェイスを用いて計算機
接続ユニットを上記の専用ユニットに電気的に接続し、
更に、この計算機接続ユニットをその壁内収納ユニット
に機械的に組み付けるだけで、計算機を接続可能なアウ
トレット(壁内収納ユニット)を簡単に完成させること
ができる。即ち、この様な手段によれば、特段の電気工
事も必要なくなるため、LAN構築またはLAN接続が
短時間に実施でき、特段の施工費用も必要なくなる。
【0037】また、第13の手段は、上記の第1乃至第
12の何れか1つの手段において、TV用伝送端子を、
ケーブルテレビのテレビ局をヘッドエンド等に有するブ
ロードバンド伝送システムの配信網に接続することであ
る。
【0038】このような構成によれば、ケーブルテレビ
のテレビ局をインターネット網と接続することにより、
ケーブルテレビの加入者にインターネットサービスを提
供することが容易となる。
【0039】また、ケーブルテレビの配信網の規模や形
態によっては、雑音が流合し易い場合が有るが、本手段
を前記の計算機ネットワーク上の雑音を低減する手段と
併用すれば、品質の良い(信頼性の高い)通信によっ
て、ケーブルテレビの加入者に確実にインターネットサ
ービスを提供することができる。以上の手段により、前
記の課題を効果的に解決することができる。
【0040】
【発明の実施の形態】以下、本発明を具体的な実施例に
基づいて説明する。ただし、本発明は以下に示す実施例
に限定されるものではない。 (第1実施例)図1は、本第1実施例におけるTV共聴
システムの接続形態を例示する模式的な配線図である。
集合住宅上の構内ネットワーク50には、地上波デジタ
ル放送アンテナ92と衛星放送アンテナ93が付設され
ており、これらによって、地上波デジタル放送信号と衛
星放送信号が加入者装置(51〜55)により受信され
る。
【0041】構内ネットワーク50は、分配増幅器51
と、これにより増幅された信号を分岐する分岐・分波装
置55と、この分岐・分波装置55に接続されたパソコ
ン(PC)等のデータ端末装置52と、映像受信機であ
るTV装置53と、ケーブルモデム54等から構成され
ている。ケーブルモデム54は、高群下り信号をイーサ
ネットベースバンド信号に、或いは、イーサネットベー
スバンド信号を低群上り信号に変復調する。TV装置5
3は、地上波デジタル放送と衛星放送を弁別して復調す
る復調器を内蔵しており、分岐・分波装置55に同軸ケ
ーブルで直接接続されている。構内ネットワーク50内
では、複数のデータ端末装置52及びTV装置53が接
続されている。
【0042】図2は、上記の分岐・分波装置55の模式
的な回路図である。本装置55は主に、専用直列ユニッ
ト8と計算機接続ユニット15等から構成されている。
この両ユニット8,15は、それぞれ本装置55内に配
設された内部コネクタ(14,20)を有し、この接続
インターフェイス部(14,20)は、計算機信号が双
方向伝送可能なユニット間接続ケーブル22で接続され
ている。専用直列ユニット8の片方向伝送端子である端
子TVには、TV装置53(図1)が接続され、計算機
接続ユニット15の双方向伝送端子である端子PCに
は、データ端末装置52(図1)が接続される。
【0043】専用直列ユニット8は、端子12から入力
され端子13から出力される幹線信号を途中で分岐する
幹線信号分岐器180と、第1分波器100と、第1・
第2分波器間を接続して映像信号を伝送する高群下り線
路115と、データ信号(計算機信号)を高群へ伝送す
る低群上り線路116と、高群下り線路115に直列に
挿入された分岐器110と、分岐器110の主出力であ
る映像信号をTV装置53に出力する端子TV等から構
成される。
【0044】一方、計算機接続ユニット15は、第2分
波器120と、端子PCと、内部コネクタ20等から構
成される。端子PCは、第2分波器120からの高群下
り信号をデータ端末装置52に出力し、低群上りデータ
信号(計算機信号)を第2分波器120に供給する。
【0045】図3は、上記の回路(分岐・分波装置5
5)を内蔵する本実施例の「伝送端子の壁内収納ユニッ
トA」の斜視図である。専用直列ユニット8の一部を構
成するTV端子台9の中央には、TV信号用F形端子1
1(端子TV)が配置され、壁面1に配置されたフラッ
シプレート6の中央には窓枠が設けられており、この窓
枠にはTV端子台9と計算機接続ユニット15が配置さ
れている。計算機接続ユニット15は、壁面1と平行で
壁面1から僅かに隆起した所に位置するフラッシプレー
ト6の平頂面6aに対して斜めに突出している。符号2
5は、スイッチボックスを示している。
【0046】図4は、上記の壁内収納ユニットAの正面
図(a)、側面図(b)、及び、底面図(c)である。
計算機接続ユニット15は、電源入力用コネクタ18
と、前記の端子PC(図2)に相当する計算機接続コネ
クタ19を備えている。
【0047】図5は、壁内収納ユニットAの計算機接続
ユニット15の斜視図(a)、及び、底面図(b)であ
る。符号15aは、常時露出される本計算機接続ユニッ
ト15の正面(表側)を示している。1組の同心円の一
部を成す円弧形状部を有する回動スライダ16は、計2
箇所に設けられており、自ら回動体を構成する計算機接
続ユニット15は、この2箇所の同心円の中心点を結ん
だ中心軸付近に回動軸を持つ。ただし、回動スライダ1
6の上記の円弧形状部は、必ずしも厳密な円弧形状であ
る必要はない。
【0048】計算機接続ユニット15の表面には、凸部
24a,24b,24cが設けられており、これらによ
り、計算機接続ユニット15の回動範囲を制限すること
ができる。図6は、壁内収納ユニットAの計算機接続ユ
ニット15の側面図である。計算機接続ユニット15が
壁内収納ユニットAに組付けられた際に、凸部24aは
フラッシプレート6の上記の窓枠周辺の裏面6bに当接
する様に、また、凸部24bはフラッシプレート6の窓
枠周辺の上記の平頂面6aに当接する様に形成されてい
る。また、凸部24c(図5)についても、凸部24b
と同様に配置・形成されている。
【0049】また、凸部24b,24cは、図6に例示
される様に計算機接続ユニット15からの突出量が比較
的小さく形成されている。これは、計算機接続ユニット
15を壁面1の上方(回動軸が有る方)に若干ずらして
持ち上げた際に、凸部24b,24cがフラッシプレー
ト6の窓枠を通過できる様にするための配慮(設定)で
ある。
【0050】この設定により、電源入力用コネクタ18
や、前記の端子PC(図2)に相当する計算機接続コネ
クタ19を使用しない場合には、図7(b)の断面図に
例示する様に、計算機接続ユニット15は略全体が壁内
に収納できる。尚、本体ネジ17の位置等を設計変更す
ることにより、上記の凸部24aの代わりに本体ネジ1
7を利用する構成としても良い。
【0051】図8は、上記の壁内収納ユニットAの専用
直列ユニット8の斜視図(a)、側面図(b)、及び、
底面図(c)である。TV端子台9の中央には、TV信
号用F形端子11が配設されており、また、TV端子台
9の側壁下方には、案内溝10(回動支持部材)が形成
されている。即ち、この案内溝10は、前記の回動スラ
イダ16を案内するためのものであり、計算機接続ユニ
ット15を回動可能に支持する。また、専用直列ユニッ
ト8の底面には、前記の幹線信号入力用F形端子12、
幹線信号出力用F形端子13、及び内部コネクタ14が
設けられている。
【0052】図9は、壁内収納ユニットAの計算機接続
ユニット15と専用直列ユニット8の組立状態を例示す
る斜視図である。この様に、回動スライダ16を案内溝
10に挿入して嵌合させることにより、計算機接続ユニ
ット15を回動可能に支持することができる。また、専
用直列ユニット8の底面に設けられた内部コネクタ14
と、計算機接続ユニット15の裏側に設けられた内部コ
ネクタ20とは、ユニット間接続ケーブル22(図2)
により接続される。これらの内部コネクタ(14,2
0)は、斜視図省略のユニット間接続ケーブル22と
は、それぞれ挿入着脱式の接続インターフェイスを有し
ている。
【0053】図10は、上記の壁内収納ユニットAのブ
ランクパネル28の斜視図である。計算機(双方向伝送
端子)を恒久的に使用しない場合には、計算機接続ユニ
ット15の代りに、同じ位置にこのブランクパネル28
を取り付けて、壁内収納ユニットAの壁面側にはTV信
号用F形端子11(端子TV)のみを残しておく様にで
きる。
【0054】(第2実施例)図11は、壁内収納ユニッ
トCの斜視図である。この壁内収納ユニットCの特徴
は、第1実施例の壁内収納ユニットAよりも、計算機接
続ユニットの横幅が広い所にある。
【0055】図12は、この壁内収納ユニットCの計算
機接続ユニット15Cの斜視図(a)、及び、底面図
(b)である。この様に、計算機接続ユニットの横幅を
拡張すれば、コネクタ等の配列を増加することができ
る。即ち、符号29の位置には、他のコネクタや、或い
は操作スイッチ等を配設することも可能になる。この様
な構成により、伝送端子の壁内収納ユニットを更に多機
能化することも可能である。
【0056】(第3実施例)図13は、本第3実施例の
壁内収納ユニットのその他の接続形態(ケーブルテレビ
網)を例示する模式的な配線図である。このCATVシ
ステムは、CATV局70に設けられた中央装置72
と、この中央装置72に接続された幹線ケーブル75
と、幹線ケーブル75の所定個所に設けられた中継器8
0と、この中継器80から分岐された分岐ケーブル74
と、この分岐ケーブル74に接続された集合住宅等の構
内ネットワーク50と、更に、各家庭の家庭内ネットワ
ーク40等から構成されている。また、CATV局70
はインタネット・インターフェース71を介してインタ
ネット網60に接続されている。
【0057】上記の構内ネットワーク50は、双方向増
幅器56と、これにより増幅された信号を分岐する分岐
・分波装置55と、この分岐・分波装置55に接続され
たパソコン(PC)等のデータ端末装置52と、映像受
信機であるTV装置53と、ケーブルモデム54等から
構成されている。ケーブルモデム54は、高群下り信号
をイーサネットベースバンド信号に、或いは、イーサネ
ットベースバンド信号を低群上り信号に変復調する。T
V装置53は、地上波デジタル放送と衛星放送を弁別し
て復調する復調器を内蔵しており、分岐・分波装置55
に同軸ケーブルで直接接続されている。構内ネットワー
ク50内では、複数のデータ端末装置52及びTV装置
53が接続されている。
【0058】一方、家庭内ネットワーク40は、分岐ケ
ーブル74を伝搬した高群下り信号を分波する分波装置
41と、この分波装置41に接続されたデータ端末装置
42、TV受信装置43等から構成される。データ端末
装置42は、高群下り信号をイーサネットベースバンド
信号に、或いは、イーサネットベースバンド信号を低群
上り信号に変復調するケーブルモデム44を備えてい
る。また、ここで、データ端末装置42は例えば、コン
ピュ−タ装置である。
【0059】このCATVシステムで用いられる伝送方
式は、高周波信号(RF信号)が周波数多重化されたブ
ロードバンド伝送方式である。そして、上り高周波信号
には例えば10MHz〜50MHz帯(低群上り信号)が、
下り高周波信号には70MHz〜770MHz帯(高群下り
信号)が割り当てられて、双方向通信ができる様になっ
ている。
【0060】例えば、データ端末装置52から入力され
たデータ信号(計算機信号)は、所定の通信形式(例:
10BASE−T)でツイストペア線を介してケーブル
モデム54に送出される。その後、このデータ信号(計
算機信号)は、ケーブルモデム54により変調され、低
群上り信号でCATV局70の中央装置72に送出され
る。
【0061】一方、中央装置72は、図略のケーブルモ
デムにより、上記のケーブルモデム54により変調され
た低群上り信号を復調し、このデータ信号(計算機信
号)を例えば、インターフェース71を介してインタネ
ット網60に出力する。本第3実施例のCATVシステ
ムでは、このようにして、TV等の映像受信とインタネ
ット等のデータ通信が行われる。
【0062】図14(a),(b)、図15の各回路図
は、例えばこの様なCATVシステム(図13)におい
て上記の分波装置41として使用できるもので、本発明
の壁内収納ユニットの下記の変形例1〜3を例示してい
る。即ち、これらの回路図は、上記の分波装置41(図
13)に対応、或いは一致するものであり、前記の第
1、第2実施例と略同様に、例えば図3〜図5、或い
は、図11、図12の様な外観を有する壁内収納ユニッ
トに搭載することが可能である。
【0063】また、これらの回路(図14(a),
(b)、図15)は、それぞれ図2の中間点p以下の部
分回路と論理的に可換な回路であり、よって、これらの
回路図は、第1実施例の分岐・分波装置55の中間点p
以下の部分回路の回路図として利用することも可能であ
る。
【0064】(変形例1)図14(a)の回路 本変形例1の特徴は、図13の分波装置41(映像信号
/データ信号分離装置)の入力部(或いは、図2の分岐
・分波装置55の中間点p)に、雷サージ吸収素子13
0を付加して、保安器の機能を追加した点にある。分波
装置41が適当な寸法のスイッチボックス等の内部に配
置される場合でも、この様なサージ吸収素子は必ずしも
スイッチボックス等の内部に配置する必要はない。
【0065】また、前記の第1実施例では、図2に例示
した様に高群下り線路115に分岐器110を配置した
が、本図14(a)に例示する様に分岐器110(図
2)の代わりに分配器111を配置することもできる。
端子TVと端子PCに同等な出力レベルが必要な場合等
には、このような構成が望ましく、更には、この分配器
111は方向性の分配器(等方性結合器)とすることが
望ましい。例えばこの様な方向性分配器であれば、鎖線
で図示された映像受信機からの低群帯域の雑音の、第2
分波器120への出力が低減され、より高品質な双方向
データ伝送が可能となる。
【0066】例えばこの様に、本発明の伝送端子の壁内
収納ユニット(分波装置41)は、CATV配線網の各
需要者宅内において、伝送路に対する入出力部として設
けるだけで良く、その構成も簡単である。即ち、例え
ば、以上の様な構成により、LANやWANのデータ通
信の信頼性を向上させることができる。
【0067】(変形例2)図14(b)の回路 本変形例2の特徴は、分岐器110の分岐端子と第2分
波器120の入力端子との間に高域通過フィルタ150
を挿入した点にある。分岐器110からは高群下り信号
が出力されので、この高域通過フィルタはそれらの信号
は殆ど影響を与えず通過させる。一方、端子TVから混
入した低群帯域の雑音は、分岐器110の分岐端子で漏
洩した映像受信機からの雑音が遮断されるため、データ
通信の伝送品質が良好に向上される。
【0068】また、高群下り線路115に増幅器140
を設けた点も本変形例2の特徴である。この増幅器14
0により、片方向伝送端子であるTV端子から入力され
た雑音が、高群下り線路115側から上流(センタ側)
へ伝送されるのが防止される。例えば、以上の様な構成
により、上り流合雑音を抑制できる。
【0069】(変形例3)図15の回路 本変形例3は、通信形態切換装置200を設けたことを
特徴としており、第2分波器を2つ(120,121)
用いて図13の分波装置41(映像信号/データ信号分
離装置)を実現したものである。即ち、図15(a)
が、通信形態切換装置200によって切り換えられる第
1状態を、図15(b)がその第2状態を各々示してい
る。また、この通信形態切換装置200の操作スイッチ
としては、例えば、前記の第2実施例の操作スイッチ
(図12の符号29)等を利用することができる。
【0070】上記の第1状態(図15(a))において
は、分岐器110の出力端子は第2分波器121を介し
て片方向伝送端子101に接続されている。この第2分
波器121の低域通過フィルタ側は伝送路が開状態であ
るので、第2分波器121は単に高群通過フィルタの機
能だけが作用する。分岐器110の分岐端子は第2分波
器120に接続され、第1分波器100の低域通過フィ
ルタと第2分波器120の低域通過フィルタとは接続さ
れた状態である。よって、この図15(a)に示す第1
状態では、本装置は図14(b)に示す回路と略同等と
なり、映像信号とデータ信号とを分離して、且つ、映像
信号受信機からの雑音の伝送路への送出を抑制すること
が可能となる。
【0071】一方、図15(b)に示す第2状態では、
第2分波器120の低域通過フィルタ側は開状態である
ので、第2分波器120は単に高群通過フィルタの機能
だけを果たす。よって、端子bが片方向伝送端子として
機能する。これに対して、分岐器110の出力端子は第
2分波器121に接続されており、第2分波器121の
低域通過フィルタと第1分波器100の低域通過フィル
タとは接続されているので、端子aは双方向伝送が可能
な双方向伝送端子として機能する。端子aに映像信号受
信機を接続した場合には流合雑音の低減の効果はない。
しかし、この構成で使用する宅内配線が既に存在する場
合には、本装置を既設用の補償増幅器としても、又、映
像信号用の線路とデータ伝送用の線路との2系統を宅内
に配設して、流合雑音を抑制するための補償増幅器とし
も用いることが可能となる。よって、装置の兼用がで
き、製造コストが低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるTV共聴システムの接
続形態を例示する模式的な配線図。
【図2】本発明の実施例に係わる分岐・分波装置55の
模式的な回路図。
【図3】本発明の実施例に係わる伝送端子の壁内収納ユ
ニットAの斜視図。
【図4】壁内収納ユニットAの正面図(a)、側面図
(b)、及び、底面図(c)。
【図5】壁内収納ユニットAの計算機接続ユニット15
の斜視図(a)、及び、底面図(b)。
【図6】壁内収納ユニットAの計算機接続ユニット15
の側面図。
【図7】壁内収納ユニットAの断面図。
【図8】壁内収納ユニットAの専用直列ユニット8の斜
視図(a)、側面図(b)、及び、底面図(c)。
【図9】壁内収納ユニットAの計算機接続ユニット15
と専用直列ユニット8の組立状態を例示する斜視図。
【図10】壁内収納ユニットAのブランクパネル28の
斜視図。
【図11】壁内収納ユニットCの斜視図。
【図12】壁内収納ユニットCの計算機接続ユニット1
5Cの斜視図(a)、及び、底面図(b)。
【図13】本発明の壁内収納ユニットのその他の接続形
態(ケーブルテレビ網)を例示する模式的な配線図。
【図14】本発明の壁内収納ユニットのその他の変形例
を例示する回路図。
【図15】本発明の壁内収納ユニットのその他の変形例
を例示する回路図。
【図16】従来の伝送端子の壁面配設ユニットの利用状
態を例示する斜視図。
【図17】従来の伝送端子の壁面配設ユニットの利用状
態を例示する斜視図。
【符号の説明】
A,C … 壁内収納ユニット 6 … フラッシプレート 8 … 専用直列ユニット 9 … TV端子台 10 … 案内溝(回動支持部材) 11 … TV信号用F形端子 12 … 幹線信号入力用F形端子 13 … 幹線信号出力用F形端子 14 … 内部コネクタ 15 … 計算機接続ユニット 16 … 回動スライダ 17 … 本体ネジ 18 … 電源入力用コネクタ 19 … 計算機接続コネクタ 20 … 内部コネクタ 22 … ユニット間接続ケーブル 25 … スイッチボックス 28 … ブランクパネル 29 … コネクタ(又は、操作スイッチ) 40 … 家庭内ネットワーク 50 … 構内ネットワーク 55 … 分岐・分波装置 60 … インターネット網 70 … CATV局 100 … 第1分波器 110 … 分岐器 111 … 分配器(等方性結合器) 120 … 第2分波器 130 … 雷サージ吸収素子 140 … 増幅器(ブースター) 150 … 高域通過フィルタ 180 … 幹線信号分岐器 200 … 通信形態切換装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E087 EE11 FF06 HH02 MM09 PP01 PP04 QQ01 RR25 5G357 CA10 CB04 CC01 CC02 CC05 CD03 CD06 CE01 CF05

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 TV信号が受信可能なTV用伝送端子
    と、計算機ネットワーク接続用の双方向伝送端子の少な
    くとも2つの伝送端子を壁面に配設可能とする、伝送端
    子の壁内収納ユニットであって、 前記TV用伝送端子を保持するTV端子台と、 前記双方向伝送端子を備えた計算機接続ユニットとを有
    し、 前記双方向伝送端子の接続時に、前記計算機接続ユニッ
    トの一部分を斜めに前記壁面より突出させることによ
    り、前記双方向伝送端子を計算機に接続可能にすること
    を特徴とする伝送端子の壁内収納ユニット。
  2. 【請求項2】 前記計算機接続ユニットは、前記ネット
    ワークのベースバンド信号と、所定のブロードバンドの
    通信形式の信号とを相互に変換又は変復調する変換プラ
    グ、変換アダプタ、モデム、又はハブを有することを特
    徴とする請求項1に記載の伝送端子の壁内収納ユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 前記計算機接続ユニットは、その表面に
    設けられた凸部又は凹部により、一時的又は恒久的に固
    定されることを特徴とする請求項1、又は、請求項2に
    記載の伝送端子の壁内収納ユニット。
  4. 【請求項4】 前記壁面上に、又は、前記壁面近傍に前
    記壁面に略平行に、回動軸を持つ回動体と、 前記回動体を回動可能に支持する支持部材とを有し、前
    記計算機接続ユニットは、 前記回動体の少なくとも一部分を構成し、前記回動体
    は、 前記双方向伝送端子の非接続時には、前記回動により壁
    内に略全体が収納可能となることを特徴とする請求項1
    乃至請求項3の何れか1項に記載の伝送端子の壁内収納
    ユニット。
  5. 【請求項5】 前記回動体は、前記回動により略全体が
    前記壁内に収納された際に、前記双方向伝送端子を前記
    壁内に略完全に隠蔽することを特徴とする請求項4に記
    載の伝送端子の壁内収納ユニット。
  6. 【請求項6】 所定の規格寸法のスイッチボックス又は
    コンセントボックスに収納されることを特徴とする請求
    項1乃至請求項5の何れか1項に記載の伝送端子の壁内
    収納ユニット。
  7. 【請求項7】 前記計算機接続ユニットは、電源入力用
    コネクタ、通信形態切換装置、又は通信形態切換装置の
    操作スイッチを有することを特徴とする請求項1乃至請
    求項6の何れか1項に記載の伝送端子の壁内収納ユニッ
    ト。
  8. 【請求項8】 分岐器、分配器、分波器、方向性結合
    器、増幅器、特定域通過フィルタ、周波数変換器、雷サ
    ージ吸収素子、通信形態切換装置、又は終端装置、を備
    えた計算機信号・TV信号分離装置を有することを特徴
    とする請求項1乃至請求項7の何れか1項に記載の伝送
    端子の壁内収納ユニット。
  9. 【請求項9】 前記TV信号の配信用の分岐器又は分配
    器を有することを特徴とする請求項8に記載の伝送端子
    の壁内収納ユニット。
  10. 【請求項10】 前記TV信号の配信用の専用ユニット
    を有し、 前記専用ユニットは、分岐器、分配器、分波器、方向性
    結合器、増幅器、特定域通過フィルタ、周波数変換器、
    雷サージ吸収素子、通信形態切換装置、または終端装置
    を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項9の何れ
    か1項に記載の伝送端子の壁内収納ユニット。
  11. 【請求項11】 前記専用ユニットと前記計算機接続ユ
    ニットとは、別体で、かつ、 計算機信号が双方向伝送可能な挿入着脱式の接続インタ
    ーフェイスを有することを特徴とする請求項10に記載
    の伝送端子の壁内収納ユニット。
  12. 【請求項12】 前記双方向伝送端子の恒久的非接続時
    に、前記双方向伝送端子を備えた前記計算機接続ユニッ
    トの代りにブランクパネル又はブランクケースが装着可
    能なダミー装着インターフェイスを有することを特徴と
    する請求項1乃至請求項11の何れか1項に記載の伝送
    端子の壁内収納ユニット。
  13. 【請求項13】 前記TV用伝送端子は、ケーブルテレ
    ビのテレビ局をヘッドエンド等に有するブロードバンド
    伝送システムの配信網に接続されていることを特徴とす
    る請求項1乃至請求項12の何れか1項に記載の伝送端
    子の壁内収納ユニット。
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