JP2002199532A - コンクリート・ケーブルトラフにおける分岐ケーブルの出入口方法およびその装置 - Google Patents

コンクリート・ケーブルトラフにおける分岐ケーブルの出入口方法およびその装置

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JP2002199532A
JP2002199532A JP2000398078A JP2000398078A JP2002199532A JP 2002199532 A JP2002199532 A JP 2002199532A JP 2000398078 A JP2000398078 A JP 2000398078A JP 2000398078 A JP2000398078 A JP 2000398078A JP 2002199532 A JP2002199532 A JP 2002199532A
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wall
recess
trough
entrance
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JP2000398078A
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Tatsuo Tadokoro
龍雄 田所
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AGEO KK
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Abstract

(57)【要約】 【課題】 この発明のコンクリート・ケーブルトラフに
おける分岐ケーブル出入口方法およびその装置の提供。 【解決手段】 U字型のトラフ本体2と蓋体3とからな
るコンクリート・ケーブルトラフ1において、トラフ本
体2の左側壁部2aおよび右側壁部2bに、夫々の前端
面2a1、2b1と後端面2a2、2b2からの中間
で、底部2cの内底面2c1から上方であって、かつ夫
々の上縁2a3、2b3から下方の適所に、左側壁部2
aと、右側壁部2bの外壁面および内壁面の内側に、適
宜深さ所要の形状で凹陥し、所要の厚みの残留壁2a
4、2b4を有する左外側ケーブル出入口用凹陥部4a
1、左内側ケーブル出入口用凹陥部4a2および右外側
ケーブル出入口用凹陥部4b1、右内側ケーブル出入口
用凹陥部4b2を形成配備し、各残留壁2a4、2b4
を破壊して左右分岐ケーブル孔6a、6bを開口自在と
するコンクリート・ケーブルトラフにおける分岐ケーブ
ルの出入口方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】この発明は、コンクリート・
ケーブルトラフにおけるケーブルの出入口方法おわびそ
の装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種ケーブルトラフは鉄道の線
路に沿って敷設し、その内部に信号、通信、電力等のケ
ーブルを収容し、ケーブルを日光、風雨、外気および鼠
害等から保護している。
【0003】従来のコンクリート・ケーブルトラフは、
図15に示すように、トラフ本体と蓋体とから構成さ
れ、この従来のトラフ本体16は、図15に示すよう
に、U字形に形成され、その一方の端面は、下半に嵌合
用の左右の両内側壁および内底面側にその肉厚の約半分
程度凹陥するコ字形の凹陥受溝17を設け、反対端面に
前記凹陥受溝17に適合する突条18を設け、現場で敷
設するときに係合させている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のコンクリート・
ケーブルトラフは、ケーブルの保護が目的であるから、
分岐ケーブルを出して接続し、保護壁は堅牢に構成して
いる。鉄道施設としての信号機施設、信号取り出し箇
所、電力供給施設も、通信技術の進歩や、周囲環境の変
化等で、新施設に変わるもので、その設置位置も施設後
に移動するものである。かかる場合に従来のケーブルト
ラフでは、分岐ケーブルを出入させることができず、ケ
ーブルトラフの交換となるものである。この発明はかか
る変化に容易に対応して分岐施設作業を比較的自由にか
つ経済的に行い、施設の長期利用を図ろうとするもので
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】U字型のトラフ本体と蓋
体とからなるコンクリート・ケーブルトラフにおいて、
トラフ本体の左側壁部および右側壁部に、夫々の前端面
と後端面からの中間で、底部の内底面から上方であっ
て、かつ夫々の上縁から下方の適所に、左側壁部と、右
側壁部の外壁面および内壁面の内側に、適宜深さ所要の
形状で凹陥し、所要の厚みの残留壁を有する左外側ケー
ブル出入口用凹陥部、左内側ケーブル出入口用凹陥部お
よび右外側ケーブル出入口用凹陥部、右内側ケーブル出
入口用凹陥部を形成配備し、各残留壁を破壊して分岐ケ
ーブル孔を開口自在とするコンクリート・ケーブルトラ
フにおける分岐ケーブルの出入口方法にある。
【0006】残留壁を間に対応する左外側ケーブル出入
口用凹陥部または左内側ケーブル出入口用凹陥部および
右外側ケーブル出入口用凹陥部または右内側ケーブル出
入口用凹陥部の深さが外壁面または内壁面に対してゼロ
であるコンクリート・ケーブルトラフにおける分岐ケー
ブルの出入口方法としてもよいものである。
【0007】U字型のトラフ本体と蓋体とからなるコン
クリート・ケーブルトラフにおいて、トラフ本体の左側
壁部および右側壁部に、夫々の前端面と後端面からの中
間で、底部の内底面から上方であって、かつ夫々の上縁
から下方の適所に、左側壁部と、右側壁部の外壁面およ
び内壁面の内側に、適宜深さ所要の形状で凹陥し、所要
の厚みの残留壁を有する左外側ケーブル出入口用凹陥
部、左内側ケーブル出入口用凹陥部および右外側ケーブ
ル出入口用凹陥部、右内側ケーブル出入口用凹陥部を形
成配備し、各残留壁を破壊して分岐ケーブル孔を開口自
在とするコンクリート・ケーブルトラフにおける分岐ケ
ーブルの出入口装置にある。
【0008】残留壁を間に対応する左外側ケーブル出入
口用凹陥部または左内側ケーブル出入口用凹陥部および
右外側ケーブル出入口用凹陥部または右内側ケーブル出
入口用凹陥部の深さが外壁面または内壁面に対してゼロ
とするコンクリート・ケーブルトラフにおける分岐ケー
ブルの出入口装置としてもよいものである。
【0009】U字型のトラフ本体と蓋体とからなるコン
クリート・ケーブルトラフにおいて、トラフ本体の左側
壁部と右側壁部の中間に中間壁部が配備されるときはそ
の中間壁部に、夫々の前端面と後端面からの中間で、底
部の内底面から上方であって、かつ夫々の上縁から下方
の適所に、中間壁部の左右壁面の内側に、適宜深さ所要
の形状で凹陥し、所要の厚みの残留壁を有する中間左側
ケーブル出入口用凹陥部、中間右側ケーブル出入口用凹
陥部を形成配備し、残留壁を破壊して分岐ケーブル孔を
中間壁部に開口自在とするコンクリート・ケーブルトラ
フにおける分岐ケーブルの出入口装置としてもよいもの
である。
【0010】U字型のトラフ本体と蓋体とからなるコン
クリート・ケーブルトラフにおいて、トラフ本体の左側
壁部と右側壁部の中間に中間壁部が配備されるときはそ
の中間壁部に、夫々の前端面と後端面からの中間で、底
部の内底面から上方であって、かつ夫々の上縁から下方
の適所に、中間壁部の左右壁面を横段貫通する分岐ケー
ブル孔を開口してなるコンクリート・ケーブルトラフに
おける分岐ケーブルの出入口装置としてもよいものであ
る。
【0011】U字型のトラフ本体と蓋体とからなるコン
クリート・ケーブルトラフにおいて、トラフ本体の左側
壁部と右側壁部と中間壁部とに形成される分岐ケーブル
孔は互いに所要に対応して形成してもよいものである。
【0012】
【発明の実施の形態】U字型のトラフ本体と蓋体とから
なるコンクリート・ケーブルトラフにおいて、トラフ本
体の左側壁部および右側壁部に、夫々の前端面と後端面
からの中間で、底部の内底面から上方であって、かつ夫
々の上縁から下方の適所に、左側壁部と、右側壁部の外
壁面および内壁面の内側に、適宜深さ所要の形状で凹陥
し、所要の厚みの残留壁を有する左外側ケーブル出入口
用凹陥部、左内側ケーブル出入口用凹陥部および右外側
ケーブル出入口用凹陥部、右内側ケーブル出入口用凹陥
部を形成配備し、各残留壁を破壊して分岐ケーブル孔を
開口自在とするコンクリート・ケーブルトラフにおける
分岐ケーブルの出入口装置。
【0013】
【実施例】以下、この発明のコンクリート・ケーブルト
ラフにおけるケーブル出入口方法およびその装置を図面
の図1〜3に示す第1実施例のコンクリート・ケーブル
トラフ(以下、トラフという)1について説明すると、
U字型のトラフ本体2と蓋体3とから設け、トラフ本体
2の左側壁部2aと、右側壁部2bに、夫々の前端面2
a1、2b1と後端面2a2、2b2からの中間(実施
例では全長の1/2)で、底部2cの内底面2c1から
上方であって、かつ、左側壁部2aと右側壁部2bの上
縁2a3、2b3から下方の適所に、左側壁部2aと、
右側壁部2bの外壁面および内壁面の内側に適宜深さ
(実施例では左側壁部2aと、右側壁部2bの厚みの略
1/3巾)、方形に凹陥し、所要の残留壁2a4、2b
4を有する左外側ケーブル出入口用凹陥部4a1、左内
側ケーブル出入口用凹陥部4a2、および右外側ケーブ
ル出入口用凹陥部4b1、右内側ケーブル出入口用凹陥
部4b2を形成配備してなるものである。
【0014】前記左外側ケーブル出入口用凹陥部4a
1、左内側ケーブル出入口用凹陥部4a2、および右外
側ケーブル出入口用凹陥部4b1、右内側ケーブル出入
口用凹陥部4b2は、実施例では、左側壁部2aと、右
側壁部2bに内臓される縦向き鉄筋5aおよび横向き鉄
筋5bを周囲に所要の間隔で配備している。
【0015】第1実施例のトラフ1は、前述のように構
成して図3に示すように敷設しておくと、分岐ケーブル
(図示しない)が必要なときには、その箇所の左外側ケ
ーブル出入口用凹陥部4a1、左内側ケーブル出入口用
凹陥部4a2、および右外側ケーブル出入口用凹陥部4
b1、右内側ケーブル出入口用凹陥部4b2の片方もし
くはその両方を外側から、たがねまたは鉄棒もしくはそ
の他それに類するもので残留壁2a4、2b4を打叩く
し、破壊して左右分岐ケーブル孔6a、6bを開口する
ことができる。よって、あらかじめ、分岐ケーブル(図
示しない)が必要な箇所では、この第1実施例のトラフ
1を敷設しておくことによりこのトラフ1を変更もしく
は移動することなく、容易に、新しいケーブルを分岐さ
せることができる。また、新しく敷設する所であって
も、左右分岐ケーブル孔6a、6bを開口したトラフ1
を敷設するだけでよく、例えば図3に示すように、この
右分岐ケーブル孔6bに分岐トラフ7を接続敷設して分
岐ケーブル(図示しない)を収容することができる。
【0016】前記左外側ケーブル出入口用凹陥部4a
1、左内側ケーブル出入口用凹陥部4a2、および右外
側ケーブル出入口用凹陥部4b1、右内側ケーブル出入
口用凹陥部4b2は、左外側ケーブル出入口用凹陥部4
a1の深さを大きくすることにより、左内側ケーブル出
入口用凹陥部4a2の深さを小さくまたはゼロとするこ
とができ、またその反対に左内側ケーブル出入口用凹陥
部4a2の深さを大きくすることにより、左外側ケーブ
ル出入口用凹陥部4a1の深さを小さくまたはゼロとす
ることができるものである。同様に、右外側ケーブル出
入口用凹陥部4b1、右内側ケーブル出入口用凹陥部4
b2についても構成できるものである。
【0017】前記左外側ケーブル出入口用凹陥部4a1
または左内側ケーブル出入口用凹陥部4a2の深さをゼ
ロとしたときには、その外面または内面に構成する左分
岐ケーブル孔6aの位置を中心的に表示する図形または
記号等(図示しない)であっても、左分岐ケーブル孔6
aの大きさを見当付ける、図6に示す環状溝8aであっ
てもよい。右外側ケーブル出入口用凹陥部4b1、右内
側ケーブル出入口用凹陥部4b2についても同様であ
る。図6に示す環状溝8bはその実施例である。前記左
外側ケーブル出入口用凹陥部4a1、左内側ケーブル出
入口用凹陥部4a2および右外側ケーブル出入口用凹陥
部4b1、右内側ケーブル出入口用凹陥部4b2は、実
施例として示すように、一箇所でもよいし、前後に二箇
所以上開口しても良いものである。
【0018】次に、この発明のコンクリート・ケーブル
トラフにおけるケーブル出入口方法およびその装置を図
7〜図14に示す第2実施例のコンクリート・ケーブル
二孔トラフ(以下、同じく、二孔トラフという)9につ
いて説明すると、前記第1実施例が一孔で、信号、通信
用か、電力ケーブルかに限られて敷設されていたのに対
して、第2実施例の二孔トラフは、その両方とか、種類
を明確に区分させて収容するもので、左右が同じ大きさ
の区分のものと、この第2実施例のように、一方が広
く、他方が狭い、広狭区分のものがある。また大きさ、
形状についても、一孔トラフおよび二孔トラフには、種
々のものがある。
【0019】この第2実施例の二孔トラフ9は、第1実
施例と同様に、トラフ本体10と蓋体11とから設け、
トラフ本体10は、U字型の左側壁部10aと、右側壁
部10bの中間に中間区分壁部10cを構成し、左側壁
部10a、右側壁部10bおよび中間区分壁部10cの
夫々に、前端面10a1、10b1、10c1と後端面
10a2、10b2、10c2からの中間(実施例では
全長の1/2)で、底部10dの内底面10d1、10
d2から上方であって、かつ、左側壁部10a、右側壁
部10bおよび中間区分壁部10cの上縁10a3、1
0b3、10c3から下方の適所に、左側壁部10a
と、右側壁部10bの外壁面および内壁面の内側、中間
区分壁部10cの左壁面および右壁面の内側に、適宜深
さ(実施例では、左側壁部10a、右側壁部10bおよ
び中間区分壁部10cの厚みの略1/3巾)、方形に凹
陥し、所要の残留壁10a4、10b4、10c4を有
する左外側ケーブル出入口用凹陥部12a1、左内側ケ
ーブル出入口用凹陥部12a2、右外側ケーブル出入口
用凹陥部12b1、右内側ケーブル出入口用凹陥部12
b2および中間左側ケーブル出入口用凹陥部12c1、
中間右側ケーブル出入口用凹陥部12c2を形成配備し
てなるものである。
【0020】前記左外側ケーブル出入口用凹陥部12a
1、左内側ケーブル出入口用凹陥部12a2、右外側ケ
ーブル出入口用凹陥部12b1、右内側ケーブル出入口
用凹陥部12b2および中間左側ケーブル出入口用凹陥
部12c1、中間右側ケーブル出入口用凹陥部12c2
は、実施例では、左側壁部10aと、右側壁部10b
と、中間区分壁部10cに内臓される縦向き鉄筋13a
および横向き鉄筋13bを周囲に所要の間隔で配備して
いる。
【0021】この第2実施例の二孔トラフ9は、ピン
(図示しない)によって連結する構造を採用しているた
め、ピンを差し込む差込孔14a、14bを前後端面の
両側下部に開口している。この第2実施例の二孔トラフ
9は、図3に示す第1実施例のトラフ1と同様に、敷設
しておくと、分岐ケーブル(図示しない)が必要なとき
には、その箇所の左外側ケーブル出入口用凹陥部12a
1、左内側ケーブル出入口用凹陥部12a2、右外側ケ
ーブル出入口用凹陥部12b1、右内側ケーブル出入口
用凹陥部12b2および中間左側ケーブル出入口用凹陥
部12c1、中間右側ケーブル出入口用凹陥部12c2
の片方もしくはその両方を外側から、たがねまたは鉄棒
もしくはその他それに類するもので残留壁10a4、1
0b4、10c4を打叩くし、破壊して分岐ケーブル孔
15a、15b、15cを開口することができる。よっ
て、あらかじめ、分岐ケーブル(図示しない)が必要な
箇所では、この第2実施例の二孔トラフ9を敷設してお
くことによりこの二孔トラフ9を変更もしくは移動する
ことなく、容易に、新しいケーブルを分岐させることが
できる。また、新しく敷設する所であっても、分岐ケー
ブル孔15a、15b、15cを開口した二孔トラフ9
を敷設するだけでよく、この分岐ケーブル孔15a、1
5b、15cに、図3に示す第1実施例のトラフ1と同
様に分岐トラフ7(図示しない)を接続敷設して分岐ケ
ーブル(図示しない)を収容することができる。そこ
で、二孔トラフ9に収容される電力ケーブル、通信ケー
ブルを分岐し、これをトラフ外方に出入させることがで
きるのである。
【0022】前記左側壁部10aに設けた左外側ケーブ
ル出入口用凹陥部12a1、左内側ケーブル出入口用凹
陥部12a2と、右側壁部10bに設けた右外側ケーブ
ル出入口用凹陥部12b1、右内側ケーブル出入口用凹
陥部12b2と、中間区分壁部10cとに設けた中間左
側ケーブル出入口用凹陥部12c1、中間右側ケーブル
出入口用凹陥部12c2は、図7〜図14に示すよう
に、その位置を齟齬させ、左外側ケーブル出入口用凹陥
部12a1、左内側ケーブル出入口用凹陥部12a2を
最上段位置に、中間左側ケーブル出入口用凹陥部12c
1、中間右側ケーブル出入口用凹陥部12c2を中段位
置に、右外側ケーブル出入口用凹陥部12b1、右内側
ケーブル出入口用凹陥部12b2を最下段位置に形成
し、種類の異なる電力ケーブルまたは通信ケーブル等の
分岐ケーブルを中間区分壁部10cを通って左側壁部1
0aまたは右側壁部10bからの出入を容易にしてい
る。
【0023】この第2実施例の二孔トラフ9は、前記第
1実施例のトラフ1と同様に、左外側ケーブル出入口用
凹陥部12a1、左内側ケーブル出入口用凹陥部12a
2、右外側ケーブル出入口用凹陥部12b1、右内側ケ
ーブル出入口用凹陥部12b2および中間左側ケーブル
出入口用凹陥部12c1、中間右側ケーブル出入口用凹
陥部12c2の各深さを変更することができ、図示のも
のに限定されないものである。
【0024】
【発明の効果】この発明のコンクリート・ケーブルトラ
フにおけるケーブル出入口方法およびその装置は、以上
のようになるから、新規の敷設工事時および改良工事時
に、一孔トラフおよび多孔トラフにより分岐ケーブルの
出入を容易に、かつ経済的に行い得るものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のコンクリート・ケーブルトラフにお
ける分岐ケーブルの出入口方法およびその装置を実施し
た第1実施例のコンクリート・ケーブルトラフの一部切
欠き断面で示す端面図である。
【図2】同じく、側面を切欠き断面で示す断面側面図で
ある。
【図3】同じく、第1実施例のコンクリート・ケーブル
トラフの敷設例を示す斜視図である。
【図4】同じく、第1実施例のコンクリート・ケーブル
トラフに左分岐ケーブル孔と、右分岐ケーブル孔を両側
に明けた状態を示す断面図である。
【図5】同じく、左外側ケーブル出入口用凹陥部と左内
側ケーブル出入口用凹陥部および右外側ケーブル出入口
用凹陥部と右内側ケーブル出入口用凹陥部の夫々の深さ
を実施例として変えても良いことを説明する断面図であ
る。
【図6】同じく、左側壁部に構成する左分岐ケーブル孔
または右側壁部に構成する右分岐ケーブル孔の位置を表
示する実施例として環状溝を左側壁部および右側壁部の
外面に設けた斜視図である。
【図7】この発明のコンクリート・ケーブルトラフにお
ける分岐ケーブルの出入口方法およびその装置を実施し
た第2実施例のコンクリート・ケーブル二孔トラフの端
面図である。
【図8】その第2実施例のコンクリート・ケーブル二孔
トラフを構成するトラフ本体の単体斜視図である。
【図9】同じく、側面図である。
【図10】同じく、図9のA−A線に沿う横断面図であ
る。
【図11】同じく、図10のB−B線に沿う縦断面図で
ある。
【図12】同じく、図10のC−C線に沿う縦断面図で
ある。
【図13】同じく、図10のD−D線に沿う縦断面図で
ある。
【図14】同じく、図9のA−A線に沿う横断面図で、
左側壁部、右側壁部および中間区分壁部に実施例の一例
として、各分岐ケーブル孔を開口した状態を示すもので
ある。
【図15】従来のコンクリート・ケーブルトラフ単体の
斜視図である。
【符号の説明】
1 第1実施例のコンクリート・ケーブルトラフ 2 トラフ本体 2a 左側壁部 2a1 前端面 2a2 後端面 2a3 上縁 2a4 残留壁 2b 右側壁部 2b1 前端面 2b2 後端面 2b3 上縁 2b4 残留壁 2c 底部 2c1 内底面 3 蓋体 4a1 左外側ケーブル出入口用凹陥部 4a2 左内側ケーブル出入口用凹陥部 4b1 右外側ケーブル出入口用凹陥部 4b2 右内側ケーブル出入口用凹陥部 5a 縦向き鉄筋 5b 横向き鉄筋 6a 左分岐ケーブル孔 6b 右分岐ケーブル孔 7 分岐トラフ 8a 環状溝 8b 環状溝 9 第2実施例のコンクリート・ケーブル二孔トラフ 10 トラフ本体 10a 左側壁部 10a1 前端面 10a2 後端面 10a3 上縁 10a4 残留壁 10b 右側壁部 10b1 前端面 10b2 後端面 10b3 上縁 10b4 残留壁 10c 中間区分壁部 10c1 前端面 10c2 後端面 10c3 上縁 10c4 残留壁 10d 底部 10d1 内底面 10d2 内底面 11 蓋体 12a1 左外側ケーブル出入口用凹陥部 12a2 左内側ケーブル出入口用凹陥部 12b1 右外側ケーブル出入口用凹陥部 12b2 右内側ケーブル出入口用凹陥部 12c1 中間左側ケーブル出入口用凹陥部 12c2 中間右側ケーブル出入口用凹陥部 13a 縦向き鉄筋 13b 横向き鉄筋 14a 差込孔 14b 差込孔 15a 分岐ケーブル孔 15b 分岐ケーブル孔 15c 分岐ケーブル孔 16 従来のトラフ本体 17 凹陥受溝 18 突条

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 U字型のトラフ本体と蓋体とからなるコ
    ンクリート・ケーブルトラフにおいて、トラフ本体の左
    側壁部および右側壁部に、夫々の前端面と後端面からの
    中間で、底部の内底面から上方であって、かつ夫々の上
    縁から下方の適所に、左側壁部と、右側壁部の外壁面お
    よび内壁面の内側に、適宜深さ所要の形状で凹陥し、所
    要の厚みの残留壁を有する左外側ケーブル出入口用凹陥
    部、左内側ケーブル出入口用凹陥部および右外側ケーブ
    ル出入口用凹陥部、右内側ケーブル出入口用凹陥部を形
    成配備し、各残留壁を破壊して分岐ケーブル孔を開口自
    在とするコンクリート・ケーブルトラフにおける分岐ケ
    ーブルの出入口方法。
  2. 【請求項2】 残留壁を間に対応する左外側ケーブル出
    入口用凹陥部または左内側ケーブル出入口用凹陥部およ
    び右外側ケーブル出入口用凹陥部または右内側ケーブル
    出入口用凹陥部の深さが外壁面または内壁面に対してゼ
    ロである請求項1のコンクリート・ケーブルトラフにお
    ける分岐ケーブルの出入口方法。
  3. 【請求項3】 U字型のトラフ本体と蓋体とからなるコ
    ンクリート・ケーブルトラフにおいて、トラフ本体の左
    側壁部および右側壁部に、夫々の前端面と後端面からの
    中間で、底部の内底面から上方であって、かつ夫々の上
    縁から下方の適所に、左側壁部と、右側壁部の外壁面お
    よび内壁面の内側に、適宜深さ所要の形状で凹陥し、所
    要の厚みの残留壁を有する左外側ケーブル出入口用凹陥
    部、左内側ケーブル出入口用凹陥部および右外側ケーブ
    ル出入口用凹陥部、右内側ケーブル出入口用凹陥部を形
    成配備し、各残留壁を破壊して分岐ケーブル孔を開口自
    在とするコンクリート・ケーブルトラフにおける分岐ケ
    ーブルの出入口装置。
  4. 【請求項4】 残留壁を間に対応する左外側ケーブル出
    入口用凹陥部または左内側ケーブル出入口用凹陥部およ
    び右外側ケーブル出入口用凹陥部または右内側ケーブル
    出入口用凹陥部の深さが外壁面または内壁面に対してゼ
    ロである請求項3のコンクリート・ケーブルトラフにお
    ける分岐ケーブルの出入口装置。
  5. 【請求項5】 U字型のトラフ本体と蓋体とからなるコ
    ンクリート・ケーブルトラフにおいて、トラフ本体の左
    側壁部と右側壁部の中間に中間壁部が配備されるときは
    その中間壁部に、夫々の前端面と後端面からの中間で、
    底部の内底面から上方であって、かつ夫々の上縁から下
    方の適所に、中間壁部の左右壁面の内側に、適宜深さ所
    要の形状で凹陥し、所要の厚みの残留壁を有する中間左
    側ケーブル出入口用凹陥部、中間右側ケーブル出入口用
    凹陥部を形成配備し、残留壁を破壊して分岐ケーブル孔
    を中間壁部に開口自在とする請求項3または請求項4の
    コンクリート・ケーブルトラフにおける分岐ケーブルの
    出入口装置。
  6. 【請求項6】 U字型のトラフ本体と蓋体とからなるコ
    ンクリート・ケーブルトラフにおいて、トラフ本体の左
    側壁部と右側壁部の中間に中間壁部が配備されるときは
    その中間壁部に、夫々の前端面と後端面からの中間で、
    底部の内底面から上方であって、かつ夫々の上縁から下
    方の適所に、中間壁部の左右壁面を横段貫通する分岐ケ
    ーブル孔を開口してなる請求項3、請求項4または請求
    項5のコンクリート・ケーブルトラフにおける分岐ケー
    ブルの出入口装置。
  7. 【請求項7】 U字型のトラフ本体と蓋体とからなるコ
    ンクリート・ケーブルトラフにおいて、トラフ本体の左
    側壁部と右側壁部と中間壁部とに形成される分岐ケーブ
    ル孔は互いに所要に対応して形成してなる請求項3、請
    求項4、請求項5または請求項6のコンクリート・ケー
    ブルトラフにおける分岐ケーブルの出入口装置。
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