JP2002198974A - 無線接続装置 - Google Patents

無線接続装置

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JP2002198974A
JP2002198974A JP2000394311A JP2000394311A JP2002198974A JP 2002198974 A JP2002198974 A JP 2002198974A JP 2000394311 A JP2000394311 A JP 2000394311A JP 2000394311 A JP2000394311 A JP 2000394311A JP 2002198974 A JP2002198974 A JP 2002198974A
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JP
Japan
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frame
wireless connection
transmission
divided
connection device
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JP2000394311A
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Hirokazu Kobayashi
広和 小林
Yoshinori Watanabe
善規 渡辺
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オプションレートによるフレーム送信のため
に隠れ端末によるCSMA/CAの効率低下を低減する
ためのNAVが解析できない場合において、擬似的にN
AVを設定し、隠れ端末とならないようにする無線接続
装置の提供を目的とする。 【解決手段】 未実装レートで送信されたフレームを受
信すると、フレーム受信開始時刻と、受信フレーム所用
期間計算部(102)において、必須レートで送信され
る部分に格納されているレート、レングス情報を元にフ
レーム受信期間を計算し、ACK応答所用期間テーブル
(104)において得られるACK応答所用期間と合わ
せて、フレーム受信開始時刻に加算した時刻まで送信権
獲得試行を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の無線端末間
でデータを通信するデータ通信装置に関し、さらに詳し
くは、近隣のデータ通信装置に対し、無線媒体の使用期
間を示し、隠れ端末を除去する接続方式を実装した無線
接続装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の端末から構成されるパケッ
ト型の無線ローカルエリアネットワークに関して、代表
的なものにIEEE Std 802.11−1997で
記載されているデータ伝送方式がある。
【0003】本方式はデータを送信する端末は一定期間
無線媒体が未使用であるか否かを判断し、未使用である
場合に信号を送出することができるというCSMA/C
A(キャリアセンスマルチプルアクセスウィズコリージ
ョンアボイダンス)方式を用いており、ファイル転送や
電子メールなどの非同期データ通信に適しているアクセ
ス方式である。
【0004】図7はIEEE802.11で用いられて
いるCSMA/CAによるアクセスを示したものであ
る。送信データを所有している無線通信装置は、DIF
S(Distributed Interframe
Space)と呼ばれる期間だけ無線媒体が未使用であ
る事を、信号の有無を監視することにより確認したら、
ランダムスロット分だけ待つ。この間においても信号が
無線媒体中に現れなければ、送信権を獲得したものとし
てデータを送信する。これをフィジカルキャリアセンス
という。
【0005】この送信データがただ1つの特定の無線通
信装置宛である場合は、受信無線装置はデータの受信後
SIFS(Short Interframe Spa
ce)というDIFSよりも短い時間間隔でACK(A
cknowledgement)という送達確認信号を
直ちに送信データの送信局に対して送信する。このSI
FS間隔後、直ちに送信される信号は他にポーリングに
対する応答や、フラグメントに対するACKの次のフラ
グメント送信がある。
【0006】また、IEEE802.11では、互いに
送信信号を聞くことができない関係にある隠れ端末の存
在によるCSMA/CAの効率劣化を低減するために、
送信データの中には、無線媒体を使用する予定の期間を
NAV(Network Allocation Ve
ctor)としてデータフレーム内に格納する。NAV
は擬似的にその期間無線媒体が使用中であるということ
を示し、データフレームの受信局は受信データフレーム
からNAVの値を抽出し、時間の経過とともに減算する。
この値が非零である間は送信権の獲得試行を行わない。
これをバーチャルキャリアセンスという。
【0007】図8に無線媒体上のデータフレームとNA
Vの関係を示す。送信データがACKを要求している通
常のデータフレーム場合は、データ送信にかかる時間、
SIFS、ACK送信にかかる時間の合計時間をNAV
として送信データフレーム内に格納する。
【0008】また、送信データフレームを分割(フラグ
メント)して送信する場合は、次のフラグメントに対す
るACK送信完了までをNAVとして送信フラグメント
フレーム内に格納し、同様に、フラグメントに対するA
CKの場合も、次に送信されるフラグメントがある場合
は、次のフラグメントに対するACK送信完了までをN
AVとして格納する。
【0009】また、データフレームの送信前に、RTS
フレームとそれに応答するCTSフレームを使用するこ
とにより、CTSフレーム直後のデータフレーム送信の
宣言をする場合もある。
【0010】この場合、RTSフレームにおけるNAV
の値は、RTSの応答であるCTSフレーム、CTSフ
レームのあとに送信されるデータフレーム、データフレ
ームに対するACKフレーム送信完了までの値に設定さ
れる。
【0011】CTSフレームにおけるNAV値はデータ
フレーム、CTSフレームの後に送信されるデータフレ
ームに対するACK送信完了までの値に設定される。こ
うすることにより、RTSフレーム、CTSフレームど
ちらかを受信することによって無線媒体が使用中である
ことを知ることができる。
【0012】ここでいうデータフレームは、フラグメン
トであってもよく、フラグメントの場合は前述のように
次のフラグメントに対するACK送信完了までの値に設
定する。
【0013】IEEE802.11では、TGaという
ワーキンググループにおいて、近年のコンピュータネッ
トワークの発展に伴い、複数の伝送速度をサポートし
た、物理レイヤに5GHz帯、OFDM方式を用いた無
線LANを検討している。
【0014】本方式では、PLCPヘッダ(物理レイヤ
コンバージェンスプロトコルヘッダ)を6Mbpsで、
物理レイヤの上位のプロトコルであるMAC(Medi
aAccess Contorol)レイヤのフレーム
の伝送速度を6Mbps、9Mbps、12Mbps、
18Mbps、24Mbps、36Mbps、48Mb
ps、54Mbpsの中から選択して高速伝送を可能に
している。
【0015】ただし、6Mbps、12Mbps、24
Mbpsが必須のレートであり、RTSフレームやCT
Sフレーム、ACKフレームに関してはこの中から選択
して送信する。その他に関しては必ずしも無線装置に実
装する必要がない。図9は、IEEE802.11TG
aにおける一般的なフレームフォーマットを示してい
る。
【0016】
【発明が解決しようとしている課題】隠れ端末によるC
SMA/CAの効率低下を低減するためのNAVは、M
ACフレーム内に格納されており、データフレーム、も
しくはフラグメント送信の際に、必須レートでない伝送
速度を選択して送信すると、該当する速度で受信する能
力のない無線通信装置はNAVの取得が不可能となり、
隠れ端末除去の効果が得られないという課題がある。
【0017】そこで、本発明は前記の問題点を解決する
ためのもので、未実装伝送レートでのデータフレームを
受信した無線通信装置が、仮想的にNAVの値を設定
し、本フレームの受信可能範囲にいる無線通信装置全て
にNAVを提供することによる隠れ端末低減を目的とす
る。
【0018】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに本発明は、未実装伝送速度のフレームを受信する
と、レート、レングス領域から計算されたフレーム送信
期間と、SIFS、ACK送信期間を見積もり、前期フ
レームに対するACK送信を妨げない値にNAVを擬似
的に設定し、NAVの値が非零の時はCSMA/CAに
よる送信権の獲得試行を行わないように構成したもので
ある。
【0019】また、前記の課題を解決する為に本発明
は、データフレームをフラグメントして送信する際に、
PLCPヘッダ部の予約フィールドをNAVフラグとし
て利用しフレームを送信する。このフレームの送信伝送
速度をサポートしていない無線通信装置は、NAVフラ
グにビットが立っているフレームを受信した場合、レー
ト、レングス領域から計算されたフレーム送信期間と、
SIFS、ACK送信期間を見積もり、一連の送信シー
ケンスに使われるであろう期間を擬似的にNAVとして
設定し、NAVの値が非零の時はCSMA/CAによる
送信権の獲得試行を行わないように構成したものであ
る。
【0020】これにより、MACフレームの解析が不可
能であってもNAVを獲得することができ、互いに通信
を行っている無線通信装置に対し、第3の無線通信装置
が隠れ端末となる可能性を低減し、CSMA/CAの効
率低下を防ぐという大きな効果が得られる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明に記載の第1の発明は、フ
レーム交換のための持続期間を格納したフレームの受信
を行う手段を有する無線接続装置において、受信中のフ
レームを解析する手段を有しているか否かを判断する手
段と、受信中のフレームが解析不能な場合に受信フレー
ムが無線媒体に送出される期間を見積もる手段と、前記
解析不能受信フレームに対する応答フレームの出現を仮
定し、前記受信フレームの送出完了から前記応答フレー
ムの送出が完了するまでの期間を見積もる手段と、フレ
ームの受信を開始した時刻を記憶する手段と、フレーム
の受信を開始した時刻から、受信フレームが無線媒体に
送出される期間と、前記受信フレームの送出完了から前
記受信フレームに対する応答フレームの送出完了までの
期間とを加算した時間の間は送信権の獲得試行を行わな
いことを特徴としたものであり、受信フレームの送信レ
ートをサポートしていないがためにNAVの値が獲得で
きない場合に、擬似的にNAVの値を推定し、自身が隠
れ端末とはならないようにするという作用を有する。
【0022】本発明に記載の第2の発明は、フレーム交
換のための持続期間を格納したフレームの受信を行う手
段を有する無線接続装置において、受信中のフレームを
解析する手段を有しているか否かを判断する手段と、受
信中のフレームが解析不能な場合に、前記解析不能受信
フレームに対する応答フレームの出現を仮定し、前記受
信フレームの送出完了から前記応答フレームの送出が完
了するまでの期間を見積もる手段と、フレームの受信を
完了した時刻を記憶する手段と、フレームの受信を完了
した時刻から、前記受信フレームの送出完了から前記受
信フレームに対する応答フレームの送出完了までの期間
の間は送信権の獲得試行を行わないことを特徴としたも
のであり、受信フレームの送信レートをサポートしてい
ないがためにNAVの値が獲得できない場合に、擬似的
にNAVの値を推定し、自身が隠れ端末とはならないよ
うにするという作用を有する。
【0023】本発明に記載の第3の発明は、フレーム交
換のための持続期間を格納したフレームの送受信を行う
手段と、前記フレームの送信を複数の伝送速度の中から
選択して送信する手段と、必要に応じて前記フレームを
分割して送信する手段とを有する無線接続装置におい
て、少なくとも2つ以上の前記無線接続装置から構成さ
れ、互いにフレームの送受信を行う無線通信システム内
で定められた必須の伝送速度以外の伝送速度で前記フレ
ームを分割して送信を行う場合に、前記無線通信システ
ム内で定められた必須の伝送速度で送信される部分に、
前記フレームが分割して送信されていることを指示する
フラグを挿入する手段と、前記分割されたフレームのう
ち最終分割フレームにおける前記フレームが分割して送
信されていることを指示するフラグの中には、分割をし
ていないことを指示する指示子を挿入する手段と、フレ
ームの受信を開始した時刻を記憶する手段と、前記フレ
ームが分割して送信されていることを指示するフラグの
指示子がフレームを分割していないことを示している場
合に、受信フレームが無線媒体に送出される期間と、前
記受信フレームの送出完了から前記受信フレームに対す
る応答フレームの送出完了までの期間とを加算する手段
と、前記フレームが分割して送信されていることを指示
するフラグの指示子がフレームを分割していることを示
している場合に、受信分割フレームの送出開始時間か
ら、前記分割フレームの応答フレームの次に送出される
分割フレームに対する応答フレームの送出完了までの期
間を計算する手段と、前記フレームが分割して送信され
ていることを指示するフラグの指示子がフレームを分割
していないことを示している場合に、フレームの受信を
開始した時刻から、受信フレームが無線媒体に送出され
る期間と、前記受信フレームの送出完了から前記受信フ
レームに対する応答フレームの送出完了までの期間とを
加算した時間の間は送信権の獲得試行を行わないことを
特徴としたもの、また、前記フレームが分割して送信さ
れていることを指示するフラグの指示子がフレームを分
割していることを示している場合に、受信分割フレーム
の送出開始時間から、前記分割フレームの応答フレーム
の次に送出される分割フレームに対する応答フレームの
送出完了間での期間の間は送信権の獲得試行を行わない
ことを特徴としたものであり、フラグメントをシステム
において必須でない伝送レートで送信した場合におい
て、フラグメントの解析が不可能な無線接続装置に対し
ても擬似的にNAVを与えることができ、隠れ端末とは
ならないようにするという作用を有する。
【0024】本発明に記載の第4の発明は、フレーム交
換のための持続期間を格納したフレームの送受信を行う
手段と、前記フレームの送信を複数の伝送速度の中から
選択して送信する手段と、必要に応じて前記フレームを
分割して送信する手段とを有する無線接続装置におい
て、少なくとも2つ以上の前記無線接続装置から構成さ
れ、互いにフレームの送受信を行う無線通信システム内
で定められた必須の伝送速度以外の伝送速度で前記フレ
ームを分割して送信を行う場合に、前記無線通信システ
ム内で定められた必須の伝送速度で送信される部分に、
前記フレームが分割して送信されていることを指示する
フラグを挿入する手段と、前記分割されたフレームのう
ち最終分割フレームにおける前記フレームが分割して送
信されていることを指示するフラグの中には、分割をし
ていないことを指示する指示子を挿入する手段と、フレ
ームの受信を終了した時刻を記憶する手段と、前記フレ
ームが分割して送信されていることを指示するフラグの
指示子がフレームを分割していないことを示している場
合に、前記受信フレームの送出完了から前記受信フレー
ムに対する応答フレームの送出完了までの期間とを加算
する手段と、前記フレームが分割して送信されているこ
とを指示するフラグの指示子がフレームを分割している
ことを示している場合に、受信分割フレームの送出完了
時間から、前記分割フレームの応答フレームの次に送出
される分割フレームに対する応答フレームの送出完了ま
での期間を計算する手段と、前記フレームが分割して送
信されていることを指示するフラグの指示子がフレーム
を分割していないことを示している場合に、フレームの
受信を完了した時刻から、前記受信フレームに対する応
答フレームの送出完了までの期間とを加算した時間の間
は送信権の獲得試行を行わないことを特徴としたもの、
また、前記フレームが分割して送信されていることを指
示するフラグの指示子がフレームを分割していることを
示している場合に、受信分割フレームの送出終了時間か
ら、前記分割フレームの応答フレームの次に送出される
分割フレームに対する応答フレームの送出完了間での期
間の間は送信権の獲得試行を行わないことを特徴とした
ものであり、フラグメントをシステムにおいて必須でな
い伝送レートで送信した場合において、フラグメントの
解析が不可能な無線接続装置に対しても擬似的にNAV
を与えることができ、隠れ端末とはならないようにする
という作用を有する。
【0025】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照して説明する。
【0026】(実施の形態1)図1、2は本発明に係る
無線接続装置の一実施例を示している。図1は無線接続
装置の構成を示すブロック図を示す。本無線装置はNA
V設定判定部(101)、受信フレーム所用期間計算部
(102)、NAV見積部(103)、ACK応答所用
期間テーブル(104)、受信PLCPヘッダ情報格納
部処理部(105)、送信PLCPヘッダ情報格納部
(106)、MACレイヤ送信処理部(107)、MA
Cレイヤ受信処理部(108)、物理レイヤ送受信処理
部(109)、実装伝送レートテーブル(110)、フ
レーム受信開始タイマ(111)からなる。
【0027】物理レイヤ送受信処理部(109)におい
ては、キャリアセンスにより、無線媒体が使用中か否か
の指示が、MACレイヤ受信処理部に渡される。フレー
ム受信により無線媒体が未使用から使用中へと移行した
時、物理レイヤ送受信処理部(108)からフレーム受
信開始タイマ(111)に信号が送られ、受信開始時刻
を記録する。
【0028】今、図2に示されるような関係で、無線接
続装置が存在するとし、無線接続装置(202)から無
線接続装置(201)へデータフレームの送信を行う。
なお、図2において201~203は無線接続装置、2
04~206はそれぞれ無線接続装置201~203の通
信可能範囲である。データフレームにおけるNAV設定
は、従来例で説明したように、データフレームの場合は
対応するACKフレーム受信完了までを、フラグメント
の場合は次のフラグメントのACKフレーム受信完了ま
でを計算し、MACフレームに格納する。
【0029】これらデータフレーム、およびフラグメン
トの送信を必須レートで行う場合、無線接続装置202
と通信できる範囲にいる無線接続装置はこのデータフレ
ーム、もしくはフラグメントを受信し、MACフレーム
のNAVフィールドを解析することによりNAVを設
定、無線接続装置201と通信できる範囲にいる無線接
続装置はACKフレームのNAVフィールドを解析する
ことによりNAVを設定し、NAVが有効なうちは送信
権獲得試行を行わないため、どちらかの無線接続装置と
通信可能範囲にいれば、隠れ端末とはならない。
【0030】以降、本実施の形態において、フラグメン
トの場合もデータフレームの場合も処理は変わらないの
でデータフレームとして扱う。
【0031】無線接続装置(203)は、アンテナを経
由して物理レイヤ送受信処理部(109)へ入力された
データフレームのPLCPヘッダ部に復調を施し、受信
PLCPヘッダ格納部(105)へ受け渡す。NAV設
定判定部(101)において、受信PLCPヘッダ部よ
り得ることができるレート情報と、実装伝送レートテー
ブル(110)内の情報とを比較し、受信フレームが自
局において解析可能なフレームか否かを判断する。
【0032】物理レイヤ送受信処理部(109)では、
受信データフレームのPLCPヘッダレートフィールド
において指示されるレートをサポートしていれば、MA
Cフレーム部が復調可能であるので、MACレイヤ受信
処理部(108)へ復調後のMACフレームを受け渡
す。MACレイヤ受信処理部(108)では、MACフ
レームよりNAVを抽出し、現在のNAVを更新する。
【0033】受信データフレームのPLCPヘッダレー
トフィールドにおいて指示されるレートをサポートして
いない場合、MACフレームは復調できないため、PL
CPヘッダ情報のみ受信PLCPヘッダ情報格納部(1
05)へ渡される。NAV設定判定部(101)は、N
AVの見積りを行うために、受信フレーム所用期間計算
部(102)、NAV見積部(103)、ACK応答所
用期間テーブル(104)を起動させる。
【0034】受信フレーム所用期間計算部(102)で
は、受信データフレームのレート、レングスフィールド
より、受信フレームが無線媒体に送出される期間を計算
する。例えば、物理レイヤにOFDM方式を採用し、1
OFDMシンボルが4.0μsec、PLCPプリアン
ブルを20μsecとした場合、受信フレームが無線媒
体に送出される期間は以下の式により示される。
【0035】
【数1】
【0036】ただし、func(x)は、xの小数部分
を切り上げた整数、LENGTHはMACフレームのフ
レーム長(バイト)、nDBSは各伝送速度によって定ま
る1OFDMシンボル内のデータビット数である。デー
タフレームはこの長さだけ無線媒体に送出されると推定
し、NAV見積部(103)に渡される。
【0037】同時に、ACK応答所要時間テーブル(1
04)に格納されている、SIFSインターバル、AC
K送信時間をNAV見積部(103)に渡す。ここで
は、ACK(長さ14バイト)は24Mbps(nDBS
=96)で送信、SIFSは16μsecであるとする
と、ACK応答所要時間テーブルに格納されている値
は、(数1)より
【0038】
【数2】
【0039】となる。
【0040】(数1)と(数2)の結果の値がNAV見
積部(103)において加算され、NAV推定値として
MACレイヤ受信処理部(108)およびMACレイヤ
送信処理部(107)に受け渡され、受信中のデータフ
レームの送信開始時刻、つまり、物理レイヤ送受信処理
部(109)においてキャリアがありと判断した時点か
らのNAVの値として計時する。NAVの値を推定する
ことで、無線接続装置(201)からのACK送信を通
信範囲外の無線接続装置(203)が送信中であること
を推定するため、その間でのデータフレーム送信を禁止
し、無線接続装置(202)と無線接続装置(201)
との間での通信を妨げないようにする。
【0041】フラグメントの場合はこのNAV値が満了
した後SIFS期間をおいての送信が許可されるため、
他のどのフレームよりも優先的に送信することが可能で
ある。つまり無線通信装置(203)は無線通信装置
(202)からのMACフレームの解析をすることがで
きなくても、バーチャルキャリアセンスを行うことがで
きる。
【0042】本実施の形態により、データフレーム送信
がオプションレートで送信され、そのオプションレート
を実装していない無線接続装置が近隣に存在しても、隠
れ端末となることなく、データフレームの送受信を行う
ことができ、複数の装置で構成される無線接続システム
内でのデータフレーム衝突確率を低減することができ
る。
【0043】(実施の形態2)図2、3は本発明に係る
無線接続装置の一実施例を示している。図1は無線接続
装置の構成を示すブロック図を示す。本無線装置はNA
V設定判定部(301)、NAV見積部(303)、A
CK応答所用期間テーブル(304)、受信PLCPヘ
ッダ情報格納部処理部(305)、送信PLCPヘッダ
情報格納部(306)、MACレイヤ送信処理部(30
7)、MACレイヤ受信処理部(308)、物理レイヤ
送受信処理部(309)、実装伝送レートテーブル(3
10)、フレーム受信終了タイマ(311)からなる。
【0044】物理レイヤ送受信処理部(309)におい
ては、キャリアセンスにより、無線媒体が使用中か否か
の指示が、MACレイヤ受信処理部に渡される。フレー
ム受信の完了により無線媒体が使用中から未使用へと移
行した時、物理レイヤ送受信処理部(308)からフレ
ーム受信終了タイマ(311)に信号が送られ、受信終
了時刻を記録する。
【0045】今、図2に示されるような関係で、無線接
続装置が存在するとし、無線接続装置(202)から無
線接続装置(201)へデータフレームの送信を行う。
なお、図2において201~203は無線接続装置、2
04~206はそれぞれ無線接続装置201~203の通
信可能範囲である。
【0046】データフレームにおけるNAV設定は、従
来例で説明したように、データフレームの場合は対応す
るACKフレーム受信完了までを、フラグメントの場合
は次のフラグメントのACKフレーム受信完了までを計
算し、MACフレームに格納する。これらデータフレー
ム、およびフラグメントの送信を必須レートで行う場
合、無線接続装置202と通信できる範囲にいる無線接
続装置はこのデータフレーム、もしくはフラグメントを
受信し、MACフレームのNAVフィールドを解析する
ことによりNAVを設定、無線接続装置201と通信で
きる範囲にいる無線接続装置はACKフレームのNAV
フィールドを解析することによりNAVを設定し、NA
Vが有効なうちは送信権獲得試行を行わないため、どち
らかの無線接続装置と通信可能範囲にいれば、隠れ端末
とはならない。
【0047】以降、本実施の形態において、フラグメン
トの場合もデータフレームの場合も処理は変わらないの
でデータフレームとして扱う。
【0048】無線接続装置(203)は、アンテナを経
由して物理レイヤ送受信処理部(309)へ入力された
データフレームのPLCPヘッダ部に復調を施し、受信
PLCPヘッダ格納部(305)へ受け渡す。NAV設
定判定部(301)において、受信PLCPヘッダ部よ
り得ることができるレート情報と、実装伝送レートテー
ブル(310)内の情報とを比較し、受信フレームが自
局において解析可能なフレームか否かを判断する。
【0049】物理レイヤ送受信処理部(309)では、
受信データフレームのPLCPヘッダレートフィールド
において指示されるレートをサポートしていれば、MA
Cフレーム部が復調可能であるので、MACレイヤ受信
処理部(308)へ復調後のMACフレームを受け渡
す。MACレイヤ受信処理部(308)では、MACフ
レームよりNAVを抽出し、現在のNAVを更新する。
【0050】受信データフレームのPLCPヘッダレー
トフィールドにおいて指示されるレートをサポートして
いない場合、MACフレームは復調できないため、PL
CPヘッダ情報のみ受信PLCPヘッダ情報格納部(3
05)へ渡される。NAV設定判定部(301)は、N
AVの見積りを行うために、NAV見積部(303)、
ACK応答所用期間テーブル(304)を起動し、AC
K応答所要時間テーブル(304)に格納されている値
をNAV推定値としてNAV見積部(303)に受け渡
す。
【0051】ここでは、ACK(長さ14バイト)は2
4Mbps(nDBS=96)で送信、SIFSは16μ
secであるとすると、ACK応答所要時間テーブルに
格納されている値は、(数1)を参考に、
【0052】
【数3】
【0053】ただし、func(x)は、xの小数部分
を切り上げた整数である。NAV見積部で得られた値が
NAV推定値としてMACレイヤ受信処理部(308)
およびMACレイヤ送信処理部(307)に受け渡さ
れ、受信中のデータフレームの送信終了時刻、つまり、
物理レイヤ送受信処理部(309)においてキャリアが
未使用であると判断した時点からのNAVの値として計
時する。
【0054】NAVの値を推定することで、無線接続装
置(201)からのACK送信を通信範囲外の無線接続
装置(203)が送信中であることを推定するため、そ
の間でのデータフレーム送信を禁止し、無線接続装置
(202)と無線接続装置(201)との間での通信を
妨げないようにする。
【0055】フラグメントの場合はこのNAV値が満了
した後SIFS期間をおいての送信が許可されるため、
他のどのフレームよりも優先的に送信することが可能で
ある。つまり無線通信装置(203)は無線通信装置
(202)からのMACフレームの解析をすることがで
きなくても、バーチャルキャリアセンスを行うことがで
きる。
【0056】本実施の形態により、データフレーム送信
がオプションレートで送信され、そのオプションレート
を実装していない無線接続装置が近隣に存在しても、隠
れ端末となることなく、データフレームの送受信を行う
ことができ、複数の装置で構成される無線接続システム
内でのデータフレーム衝突確率を低減することができ
る。
【0057】(実施の形態3)図2、4、5は本発明に
係る無線接続装置の一実施例を示している。図4は無線
接続装置の構成を示すブロック図を示す。本無線装置は
NAV設定判定部(401)、受信フレーム所用期間計
算部(402)、NAV見積部(403)、ACK応答
所用期間テーブル(404)、受信PLCPヘッダ情報
格納部処理部(405)、送信PLCPヘッダ情報格納
部(406)、MACレイヤ送信処理部(407)、M
ACレイヤ受信処理部(408)、物理レイヤ送受信処
理部(409)、実装伝送レートテーブル(410)、
フレーム受信開始タイマ(411)、NAVフラグ設定
部(412)からなる。物理レイヤ送受信処理部(40
9)においては、キャリアセンスにより、無線媒体が使
用中か否かの指示が、MACレイヤ受信処理部に渡され
る。
【0058】フレーム受信により無線媒体が未使用から
使用中へと移行した時、物理レイヤ送受信処理部(40
8)からフレーム受信開始タイマ(411)に信号が送
られ、受信開始時刻を記録する。
【0059】今、図2に示されるような関係で、無線接
続装置が存在するとし、無線接続装置(202)から無
線接続装置(201)へフラグメントの送信を行う。な
お、図2において201~203は無線接続装置、20
4~206はそれぞれ無線接続装置201~203の通信
可能範囲である。フラグメントにおけるNAV設定は、
従来例で説明したように、次のフラグメントのACK応
答までを計算し、MACフレームに格納する。
【0060】このフラグメントの送信を必須レートで行
う場合、無線接続装置202と通信できる範囲にいる無
線接続装置はこのフラグメントを受信し、MACフレー
ムのNAVフィールドを解析することによりNAVを設
定、無線接続装置201と通信できる範囲にいる無線接
続装置はACKフレームのNAVフィールドを解析する
ことによりNAVを設定し、NAVが有効なうちは送信
権獲得試行を行わないため、どちらかの無線接続装置と
通信可能範囲にいれば、隠れ端末とはならない。
【0061】MACレイヤ送信処理部(407)から得
られたレート情報と実装伝送レートテーブル(410)
を比較した結果、オプションレートでフラグメントを送
信する場合には、NAVフラグ設定部(412)におい
てフラグを立てるように設定し、図5に示すフレーム構
造のNAVフラグフィールドを「1」に指定するように
送信PLCPヘッダ情報格納部(406)を通じて物理
レイヤ送受信処理部(409)に指示する。
【0062】ただし、一連のフレームの最終フラグメン
トに関してはこの限りではなく、「0」とする。MAC
レイヤ送信処理部(407)によりIEEE802.1
1に従う処理が行われ、送信権を獲得した時にPLCP
ヘッダ部が変調を施されてアンテナより送信され、続い
てNAVを格納しているMACフレームが物理レイヤ送
受信処理部(409)へ受け渡され、該当するレートに
対応する変調方式で変調を施しアンテナより送信され
る。このようにして無線接続装置202から無線接続装
置201へ向けて送信されたフラグメントは、無線接続
装置203においても受信することが可能である。
【0063】無線接続装置(203)は、アンテナを経
由して物理レイヤ送受信処理部(109)へ入力された
フラグメントのPLCPヘッダ部に復調を施し、受信P
LCPヘッダ格納部(405)へ受け渡す。NAV設定
判定部(401)において、受信PLCPヘッダ部より
得ることができるレート情報と、実装伝送レートテーブ
ル(410)内の情報とを比較し、受信フレームが自局
において解析可能なフレームか否かを判断する。
【0064】物理レイヤ送受信処理部(409)では、
受信フラグメントのPLCPヘッダレートフィールドに
おいて指示されるレートをサポートしていれば、MAC
フレーム部が復調可能であるので、MACレイヤ受信処
理部(408)へ復調後のMACフレームを受け渡す。
MACレイヤ受信処理部(408)では、MACフレー
ムよりNAVを抽出し、現在のNAVを更新する。
【0065】受信フラグメントのPLCPヘッダレート
フィールドにおいて指示されるレートをサポートしてい
ない場合、MACフレームは復調できないため、PLCP
ヘッダ情報のみ受信PLCPヘッダ情報格納部(40
5)へ渡される。NAV設定判定部(401)は、オプ
ションレートがサポートされていないレートであるこ
と、およびPLCPヘッダ部のNAVフラグフィールド
が「1」である条件で、NAVの見積りを行うために、
受信フレーム所用期間計算部(402)、NAV見積部
(403)、ACK応答所用期間テーブル(404)を
起動させる。
【0066】受信フレーム所用期間計算部(402)で
は、受信フラグメントのレート、レングスフィールドよ
り、受信フラグメントが無線媒体に送出される期間を計
算する。例えば、物理レイヤにOFDM方式を採用し、
1OFDMシンボルが4.0μsec、PLCPプリア
ンブルを20μsecとした場合、受信フラグメントが
無線媒体に送出される期間は以下の式により示される。
【0067】
【数4】
【0068】ただし、func(x)は、xの小数部分
を切り上げた整数、LENGTHはMACフレームのフ
レーム長(バイト)、nDBSは各伝送速度によって定ま
る1OFDMシンボル内のデータビット数である。フラ
グメントは、最終フラグメント以外は同じ長さで送信す
るので、次のフラグメントもこの長さだけ無線媒体に送
出されると推定し、(数4)の2倍の値がNAV見積部
(403)に渡される。
【0069】同時に、ACK応答所要時間テーブル(4
04)に格納されている、SIFSインターバル×3、
ACK送信時間×2をNAV見積部(403)に渡す。
ここでは、ACK(長さ14バイト)は24Mbps
(nDBS=96)で送信、SIFSは16μsecであ
るとすると、ACK応答所要時間テーブルに格納されて
いる値は、(数4)より、
【0070】
【数5】
【0071】となる。
【0072】(数4)×2と(数5)の結果の値がNA
V見積部(403)において加算され、NAV推定値と
してMACレイヤ受信処理部(408)およびMACレ
イヤ送信処理部(407)に受け渡され、受信中のデー
タフレームの送信開始時刻、つまり、物理レイヤ送受信
処理部(409)においてキャリアがありと判断した時
点からのNAVの値として計時する。以降のフラグメン
トに対しても同様の処理を行い、適宜NAVの値を更新
していく。
【0073】一連のシーケンスの最終フラグメントで
は、送信の際にNAVフラグフィールドを「0」に設定
している。オプションレートで送信したフラグメントを
受信し、かつNAVフラグフィールドが「0」である場
合は、実施の形態1にて述べた(数1)と(数2)の値
がNAV見積部(403)において加算され、NAV推
定値としてMACレイヤ受信処理部(408)およびM
ACレイヤ送信処理部(407)に受け渡され、受信中
のデータフレームの送信開始時刻、つまり、物理レイヤ
送受信処理部(409)においてキャリアがありと判断
した時点からのNAVの値として計時する。
【0074】NAVの値を推定することで、無線接続装
置201からのACK送信を通信範囲外の無線接続装置
203が送信中であることを推定し、無線接続装置20
2と無線接続装置201との間での通信を妨げないよう
にする。つまり無線通信装置203は無線通信装置20
2からのMACフレームの解析をすることができなくて
も、バーチャルキャリアセンスを行うことができる。
【0075】本実施の形態により、フラグメント送信が
オプションレートで送信され、そのオプションレートを
実装していない無線接続装置が近隣に存在しても、NA
Vの値を推定することができ、隠れ端末を除去すること
ができ、複数の装置で構成される無線接続システム内で
のデータフレーム衝突確率を低減することができる。
【0076】なお、本実施の形態において、フレームの
送信時にオプションレートでフレームの送信を行う場合
に、PLCPヘッダにNAVフラグフィールドを設け、
必要に応じて「1」を格納する手段を有するものとして
述べたが、この手段は必ずしも有する必要はなく、受信
側でNAVフラグの値に応じた処理を行うことができる
無線接続装置であれば、少なくとも、NAVフラグフィ
ールドが存在するフレームを受信したときに、自身が隠
れ端末とならないことは言うまでもない。
【0077】(実施の形態4)図2、5、6は本発明に
係る無線接続装置の一実施例を示している。図6は無線
接続装置の構成を示すブロック図を示す。本無線装置は
NAV設定判定部(601)、受信フレーム所用期間計
算部(602)、NAV見積部(603)、ACK応答
所用期間テーブル(604)、受信PLCPヘッダ情報
格納部処理部(605)、送信PLCPヘッダ情報格納
部(606)、MACレイヤ送信処理部(607)、M
ACレイヤ受信処理部(608)、物理レイヤ送受信処
理部(609)、実装伝送レートテーブル(610)、
フレーム受信終了タイマ(611)からなる。
【0078】物理レイヤ送受信処理部(609)におい
ては、キャリアセンスにより、無線媒体が使用中か否か
の指示が、MACレイヤ受信処理部に渡される。フレー
ム受信により無線媒体が使用中から未使用へと移行した
時、物理レイヤ送受信処理部(608)からフレーム受
信終了タイマ(611)に信号が送られ、受信終了時刻
を記録する。
【0079】今、図2に示されるような関係で、無線接
続装置が存在するとし、無線接続装置(202)から無
線接続装置(201)へフラグメントの送信を行う。な
お、図2において201~203は無線接続装置、20
4~206はそれぞれ無線接続装置201~203の通信
可能範囲である。
【0080】フラグメントにおけるNAV設定は、従来
例で説明したように、次のフラグメントのACK応答ま
でを計算し、MACフレームに格納する。このフラグメ
ントの送信を必須レートで行う場合、無線接続装置20
2と通信できる範囲にいる無線接続装置はこのフラグメ
ントを受信し、MACフレームのNAVフィールドを解
析することによりNAVを設定、無線接続装置201と
通信できる範囲にいる無線接続装置はACKフレームの
NAVフィールドを解析することによりNAVを設定
し、NAVが有効なうちは送信権獲得試行を行わないた
め、どちらかの無線接続装置と通信可能範囲にいれば、
隠れ端末とはならない。
【0081】MACレイヤ送信処理部(607)から得
られたレート情報と実装伝送レートテーブル(610)
を比較した結果、オプションレートでフラグメントを送
信する場合には、NAVフラグ設定部(612)におい
てフラグを立てるように設定し、図5に示すフレーム構
造のNAVフラグフィールドを「1」に指定するように
送信PLCPヘッダ情報格納部(606)を通じて物理
レイヤ送受信処理部(609)に指示する。
【0082】ただし、一連のフレームの最終フラグメン
トに関してはこの限りではなく、「0」とする。MAC
レイヤ送信処理部(607)によりIEEE802.1
1に従う処理が行われ、送信権を獲得した時にPLCP
ヘッダ部が変調を施されてアンテナより送信され、続い
てNAVを格納しているMACフレームが物理レイヤ送
受信処理部(609)へ受け渡され、該当するレートに
対応する変調方式で変調を施しアンテナより送信され
る。
【0083】このようにして無線接続装置202から無
線接続装置201へ向けて送信されたフラグメントは、
無線接続装置203においても受信することが可能であ
る。
【0084】無線接続装置(203)は、アンテナを経
由して物理レイヤ送受信処理部(109)へ入力された
フラグメントのPLCPヘッダ部に復調を施し、受信P
LCPヘッダ格納部(605)へ受け渡す。NAV設定
判定部(601)において、受信PLCPヘッダ部より
得ることができるレート情報と、実装伝送レートテーブ
ル(610)内の情報とを比較し、受信フレームが自局
において解析可能なフレームか否かを判断する。
【0085】物理レイヤ送受信処理部(609)では、
受信フラグメントのPLCPヘッダレートフィールドに
おいて指示されるレートをサポートしていれば、MAC
フレーム部が復調可能であるので、MACレイヤ受信処
理部(608)へ復調後のMACフレームを受け渡す。
MACレイヤ受信処理部(608)では、MACフレー
ムよりNAVを抽出し、現在のNAVを更新する。
【0086】受信フラグメントのPLCPヘッダレート
フィールドにおいて指示されるレートをサポートしてい
ない場合、MACフレームは復調できないため、PLC
Pヘッダ情報のみ受信PLCPヘッダ情報格納部(60
5)へ渡される。
【0087】NAV設定判定部(601)は、オプショ
ンレートがサポートされていないレートであること、お
よびPLCPヘッダ部のNAVフラグフィールドが
「1」である条件で、NAVの見積りを行うために、受
信フレーム所用期間計算部(602)、NAV見積部
(603)、ACK応答所用期間テーブル(604)を
起動させる。
【0088】受信フレーム所用期間計算部(602)で
は、受信フラグメントのレート、レングスフィールドよ
り、受信フレームが無線媒体に送出される期間を計算す
る。例えば、物理レイヤにOFDM方式を採用し、1O
FDMシンボルが4.0μsec、PLCPプリアンブ
ルを20μsecとした場合、受信フレームが無線媒体
に送出される期間は以下の式により示される。
【0089】
【数6】
【0090】ただし、func(x)は、xの小数部分
を切り上げた整数、LENGTHはMACフレームのフ
レーム長(バイト)、nDBSは各伝送速度によって定ま
る1OFDMシンボル内のデータビット数である。
【0091】この値が、NAV見積部(603)に渡さ
れる。同時に、ACK応答所要時間テーブル(604)
に格納されている、SIFSインターバル×3、ACK
送信時間×2をNAV見積部(603)に渡す。ここで
は、ACK(長さ14バイト)は24Mbps(nDBS
=96)で送信、SIFSは16μsecであるとする
と、ACK応答所要時間テーブルに格納されている値
は、(数6)より、
【0092】
【数7】
【0093】となる。
【0094】(数6)と(数7)の結果の値がNAV見
積部(603)において加算され、NAV推定値として
MACレイヤ受信処理部(608)およびMACレイヤ
送信処理部(607)に受け渡され、受信中のデータフ
レームの送信終了時刻、つまり、物理レイヤ送受信処理
部(609)においてキャリアが未使用と判断した時点
からのNAVの値として計時する。以降のフラグメント
に対しても同様の処理を行い、適宜NAVの値を更新し
ていく。
【0095】一連のシーケンスの最終フラグメントで
は、送信の際にNAVフラグフィールドを「0」に設定
している。オプションレートで送信したフラグメントを
受信し、かつNAVフラグフィールドが「0」である場
合は、実施の形態2にて述べた(数3)の値がNAV見
積部(603)において加算され、NAV推定値として
MACレイヤ受信処理部(608)およびMACレイヤ
送信処理部(607)に受け渡され、受信中のデータフ
レームの送信終了時刻、つまり、物理レイヤ送受信処理
部(609)においてキャリアが未使用と判断した時点
からのNAVの値として計時する。
【0096】NAVの値を推定することで、無線接続装
置201からのACK送信を通信範囲外の無線接続装置
203が送信中であることを推定し、無線接続装置20
2と無線接続装置201との間での通信を妨げないよう
にする。つまり無線通信装置203は無線通信装置20
2からのMACフレームの解析をすることができなくて
も、バーチャルキャリアセンスを行うことができる。
【0097】本実施の形態により、フラグメント送信が
オプションレートで送信され、そのオプションレートを
実装していない無線接続装置が近隣に存在しても、NA
Vの値を推定することができ、隠れ端末を除去すること
ができ、複数の装置で構成される無線接続システム内で
のデータフレーム衝突確率を低減することができる。
【0098】なお、本実施の形態において、フレームの
送信時にオプションレートでフレームの送信を行う場合
に、PLCPヘッダにNAVフラグフィールドを設け、
必要に応じて「1」を格納する手段を有するものとして
述べたが、この手段は必ずしも有する必要はなく、受信
側でNAVフラグの値に応じた処理を行うことができる
無線接続装置であれば、少なくとも、NAVフラグフィ
ールドが存在するフレームを受信したときに、自身が隠
れ端末とならないことは言うまでもない。
【0099】なお、本実施例においてACKフレームは
24Mbpsで送信するものとして計算したが、6Mb
psで送信する場合は、(数1)のnDBSをnDBS=24
に、12Mbpsで送信する場合はnDBS=48に設定
することで、ACKフレーム画無線媒体に創出される時
間を計算することができる。
【0100】ACKフレームを6Mbpsで送信する場
合を標準とすれば、ACKフレームを送信する無線接続
装置201が、必須レートの中からどのレートを選択し
てACKフレームを送信しても、ACKフレーム送信中
に無線接続装置203によるフレーム送信を避けること
ができる。
【0101】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
無線接続装置がオプションレートでデータフレームを送
信する際に、近隣の無線接続装置がそのレートをサポー
トしているか否かに関係なく、データフレーム送信を行
い、近隣の無線接続装置はオプションレートを実装して
いなくてもNAVの値を推定することができ、隠れ端末
を除去し、データフレームの衝突によるCSMA/CA
の効率低下を大幅に防ぐという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る無線接続装置の構
成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1〜4に係る無線接続装置
の位置関係を示す図
【図3】本発明の実施の形態2に係る無線接続装置の構
成を示すブロック図
【図4】本発明の実施の形態3に係る無線接続装置の構
成を示すブロック図
【図5】本発明の実施の形態3、4に係るデータフレー
ムのフレーム構成を示す図
【図6】本発明の実施の形態4に係る無線接続装置の構
成を示すブロック図
【図7】従来例におけるアクセス方式を示す説明図
【図8】従来例におけるフレームとNAVの関係図
【図9】従来例におけるフレーム構成を示す図
【符号の説明】
101 301 401 601 NAV設定判定部 102 402 602 受信フレーム所用期間計算部 103 303 403 603 NAV見積部 104 304 404 604 ACK応答所用期間
テーブル 110 310 410 610 実装伝送レートテー
ブル 111 411 フレーム受信開始タイマ 311 611 フレーム受信終了タイマ 412 612 NAVフラグ設定部 201〜203 無線接続装置 204 無線接続装置201の通信範囲 205 無線接続装置202の通信範囲 206 無線接続装置203の通信範囲
フロントページの続き Fターム(参考) 5K033 AA01 CA07 CB06 DA01 DA17 DB20 EA07 5K067 CC04 DD30 EE02 EE25 EE71 FF05 FF06 GG03 HH21 HH23 KK15

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレーム交換のための持続期間を格納し
    たフレームの受信を行う手段を有する無線接続装置にお
    いて、受信中のフレームを解析する手段を有しているか
    否かを判断する手段と、受信中のフレームが解析不能な
    場合、受信フレームが無線媒体に送出される期間を計算
    する手段と、前記解析不能受信フレームに対する応答フ
    レームの出現を仮定し、前記受信フレームの送出完了か
    ら前記応答フレームの送出が完了するまでの期間を見積
    もる手段とを有することを特徴とする無線接続装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の無線接続装置におい
    て、フレームの受信を開始した時刻を記憶する手段を有
    することを特徴とする無線接続装置。
  3. 【請求項3】 請求項1、2に記載の無線接続装置にお
    いて、フレームの受信を開始した時刻から、受信フレー
    ムが無線媒体に送出される期間と、前記受信フレームの
    送出完了から前記受信フレームに対する応答フレームの
    送出完了までの期間とを加算した時間の間は送信権の獲
    得試行を行わないことを特徴とする無線接続装置。
  4. 【請求項4】 フレーム交換のための持続期間を格納し
    たフレームの受信を行う手段を有する無線接続装置にお
    いて、受信中のフレームを解析する手段を有しているか
    否かを判断する手段と、受信中のフレームが解析不能な
    場合、前記解析不能受信フレームに対する応答フレーム
    の出現を仮定し、前記受信フレームの送出完了から前記
    応答フレームの送出が完了するまでの期間を見積もる手
    段とを有することを特徴とする無線接続装置。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の無線接続装置におい
    て、フレームの受信を完了した時刻を記憶する手段を有
    することを特徴とする無線接続装置。
  6. 【請求項6】 請求項4、5に記載の無線接続装置にお
    いて、フレームの受信を完了した時刻から、前記受信フ
    レームの送出完了から前記受信フレームに対する応答フ
    レームの送出完了までの期間の間は送信権の獲得試行を
    行わないことを特徴とする無線接続装置。
  7. 【請求項7】 フレーム交換のための持続期間を格納し
    たフレームの送受信を行う手段と、前記フレームの送信
    を複数の伝送速度の中から選択して送信する手段と、必
    要に応じて前記フレームを分割して送信する手段とを有
    する無線接続装置において、少なくとも2つ以上の前記
    無線接続装置から構成され、互いにフレームの送受信を
    行う無線通信システム内で定められた必須の伝送速度以
    外の伝送速度で前記フレームを分割して送信を行う場合
    に、前記無線通信システム内で定められた必須の伝送速
    度で送信される部分に、前記フレームが分割して送信さ
    れていることを指示するフラグを挿入する手段を有する
    ことを特徴とする無線接続装置。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の無線接続装置におい
    て、前記分割されたフレームのうち最終分割フレームに
    おける前記フレームが分割して送信されていることを指
    示するフラグの中には、分割をしていないことを指示す
    る指示子を挿入する手段を有することを特徴とする無線
    接続装置。
  9. 【請求項9】 フレーム交換のための持続期間を格納し
    たフレームの受信を行う手段を有する無線接続装置にお
    いて、少なくとも2つ以上の前記無線接続装置から構成
    され、互いにフレームの送受信を行う無線通信システム
    内で定められた必須の伝送速度以外で送信された開中を
    示すフィールドを受信する手段を有する事を特徴とする
    無線接続装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の無線接続装置におい
    て、フレームの受信を開始した時刻を記憶する手段を有
    することを特徴とする無線接続装置。
  11. 【請求項11】 請求項9に記載の無線接続装置におい
    て、前記フレームが分割して送信されていることを指示
    するフラグの指示子がフレームを分割していないことを
    示している場合に、受信フレームが無線媒体に送出され
    る期間と、前記受信フレームの送出完了から前記受信フ
    レームに対する応答フレームの送出完了までの期間とを
    加算する手段を有することを特徴とする無線接続装置。
  12. 【請求項12】 請求項9〜11に記載の無線接続装置
    において、前記フレームが分割して送信されていること
    を指示するフラグの指示子がフレームを分割していない
    ことを示している場合に、フレームの受信を開始した時
    刻から、受信フレームが無線媒体に送出される期間と、
    前記受信フレームの送出完了から前記受信フレームに対
    する応答フレームの送出完了までの期間とを加算した時
    間の間は送信権の獲得試行を行わないことを特徴とする
    無線接続装置。
  13. 【請求項13】 請求項9に記載の無線接続装置におい
    て、前記フレームが分割して送信されていることを指示
    するフラグの指示子がフレームを分割していることを示
    している場合に、受信分割フレームの送出開始時間か
    ら、前記分割フレームの応答フレームの次に送出される
    分割フレームに対する応答フレームの送出完了までの期
    間を計算する手段を有することを特徴とする無線接続装
    置。
  14. 【請求項14】 請求項9、10、13に記載の無線接
    続装置において、前記フレームが分割して送信されてい
    ることを指示するフラグの指示子がフレームを分割して
    いることを示している場合に、受信分割フレームの送出
    開始時間から、前記分割フレームの応答フレームの次に
    送出される分割フレームに対する応答フレームの送出完
    了間での期間の間は送信権の獲得試行を行わないことを
    特徴とする無線接続装置。
  15. 【請求項15】 請求項9に記載の無線接続装置におい
    て、フレームの受信を終了した時刻を記憶する手段を有
    することを特徴とする無線接続装置。
  16. 【請求項16】 請求項9に記載の無線接続装置におい
    て、前記フレームが分割して送信されていることを指示
    するフラグの指示子がフレームを分割していないことを
    示している場合に、前記受信フレームの送出完了から前
    記受信フレームに対する応答フレームの送出完了までの
    期間とを加算する手段を有することを特徴とする無線接
    続装置。
  17. 【請求項17】 請求項9、15、16に記載の無線接
    続装置において、前記フレームが分割して送信されてい
    ることを指示するフラグの指示子がフレームを分割して
    いないことを示している場合に、フレームの受信を完了
    した時刻から、前記受信フレームに対する応答フレーム
    の送出完了までの期間とを加算した時間の間は送信権の
    獲得試行を行わないことを特徴とする無線接続装置。
  18. 【請求項18】 請求項9に記載の無線接続装置におい
    て、前記フレームが分割して送信されていることを指示
    するフラグの指示子がフレームを分割していることを示
    している場合に、受信分割フレームの送出完了時間か
    ら、前記分割フレームの応答フレームの次に送出される
    分割フレームに対する応答フレームの送出完了までの期
    間を計算する手段を有することを特徴とする無線接続装
    置。
  19. 【請求項19】 請求項9、15、18に記載の無線接
    続装置において、前記フレームが分割して送信されてい
    ることを指示するフラグの指示子がフレームを分割して
    いることを示している場合に、受信分割フレームの送出
    終了時間から、前記分割フレームの応答フレームの次に
    送出される分割フレームに対する応答フレームの送出完
    了間での期間の間は送信権の獲得試行を行わないことを
    特徴とする無線接続装置。
  20. 【請求項20】 少なくとも1つ以上の、請求項3に記
    載の無線接続装置を含む無線接続システム。
  21. 【請求項21】 少なくとも1つ以上の、請求項6に記
    載の無線接続装置を含む無線接続システム。
  22. 【請求項22】 少なくとも2つ以上の、請求項11、
    13に記載の無線接続装置で構成される無線通信システ
    ム。
  23. 【請求項23】 少なくとも2つ以上の、請求項16、
    18に記載の無線接続装置で構成される無線接続システ
    ム。
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