JP2002196926A - プログラム構築システム、プログラム構築方法及び記録媒体 - Google Patents

プログラム構築システム、プログラム構築方法及び記録媒体

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JP2002196926A
JP2002196926A JP2000399219A JP2000399219A JP2002196926A JP 2002196926 A JP2002196926 A JP 2002196926A JP 2000399219 A JP2000399219 A JP 2000399219A JP 2000399219 A JP2000399219 A JP 2000399219A JP 2002196926 A JP2002196926 A JP 2002196926A
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JP2000399219A
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Nobukazu Yoshioka
信和 吉岡
Tetsuo Hasegawa
哲夫 長谷川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プログラミング知識を持たないインターネッ
トの利用者でも、独自にインターネット上のサービスを
連携させて、所望する内容のサービスを実現するための
プログラムを生成可能とするプログラム構築システムを
提供すること。 【解決手段】 あらかじめネットワーク上のサービスの
特定機能(145〜147)に対応し、この特定機能を
実行させるために必要な制御を行うアクティビティコン
ポーネント(141〜151)が複数用意されており、
ユーザがネットワーク上のサービスの特定の機能に対応
するアクティビティコンポーネント(141〜151)
をGUI画面上で編集してアクティビティ・ダイアグラ
ムを作成するのを支援する。そして、作成されたアクテ
ィビティ・ダイアグラムをもとにユーザの所望する新た
なサービスを実行するためのプログラムを生成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ユーザの指示に基
づいてインターネット上のサービスを受けるためのプロ
グラムを生成するプログラム構築システム及びプログラ
ム構築方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット、イントラネット
の急速な普及に伴い、ネットワークに対応したサービス
が急速に増え、それらをいかにうまく利用するかが大き
な課題となってきている。また、PDAや携帯電話のイ
ンターネット対応に伴い、その利用形態も多種多様にな
ってきており、ネットワーク上のサービスも幅広い目的
や技術レベルを持ったユーザに対応する必要がある。さ
まざまな目的を持つユーザに対応するために、従来、サ
ービス側が対応するのが普通であった。すなわち、サー
ビスを提供する側が、機能拡張したり、いろいろなコン
テンツやパラメータを用意することで、個々のサービス
が膨大なユーザの要求に対応しようとしていた。しか
し、インターネット上でさまざまなサービスが数多く立
ち上がるにつれ、ユーザは、それらのサービスを連携さ
せて個人の目的を遂行したいという要求が多くなってき
た。それに対応して、サーバ側は、サーバ毎に他のサー
ビスとの乗り入れを行い対応しようとしてきた。しかし
ながら、これでは、インターネットの利用形態がますま
す多様になってきている現状で、ユーザの要求をすべて
満たすサービスを展開するのは大変困難である。
【0003】多様化するユーザの要求を満たすために
は、ユーザ側が、特別な知識を持たずとも、インターネ
ット上のサービスを自由に連携、カスタマイズできる技
術が必要である。従来、ネットワーク上のさまざまな機
能を結び付ける方法として、分散オブジェクト技術があ
る。その代表的なものとして、CORBAとDCOMが
ある。これらの技術は、インターネット上の個々の機能
がどのようなインタフェースを持つべきか、また、どの
ようにして、目的の機能を見つけ出すかを定めている
が、機能をどのようにして結び付けて、ユーザの要求に
応えるかには答えていない。また、ユーザの視点に立つ
と、機能中心の考え方はユーザの要求をどのようにして
実現するかとはかけ離れており、むしろ、機能の使い方
の視点が必要である。
【0004】ネットワーク上の他のマシンの機能を使う
側面から記述するものに、WSH(Windows S
cripting Host)がある。しかし、この利
用はプログラム言語の知識が必要であり、インターネッ
ト上の一般ユーザが広く利用することを前提としていな
い。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
ユーザがインターネット上のサービスを連携させて所望
の目的を達成したいという要求にサーバ側で対応するこ
とは困難であり、ユーザが自らプログラム言語の知識を
収得するなどしてプログラムを組む必要があった。この
ため、プログラム言語の知識の収得が困難な一般ユーザ
は、そのようなプログラムを組むことは困難であった。
【0006】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、プログラミング知識を持たないインターネットの
利用者でも、独自にインターネット上のサービスを連携
させて、所望する内容のサービスを実現するためのプロ
グラムを生成可能とするプログラム構築システム及びプ
ログラム構築方法を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプログラム
構築システムは、ネットワーク(例えば、インターネッ
ト)上のサービスの特定機能に対応し、この特定機能を
実行させるために必要な制御を行うアクティビティコン
ポーネントを複数記憶する記憶手段と、利用すべき複数
のアクティビティコンポーネント及びアクティビティコ
ンポーネント間の関係についての指示をユーザから受け
付けるための指示受付手段と、前記指示受付手段により
受け付けられた前記複数のアクティビティコンポーネン
ト及びアクティビティコンポーネント間の関係により形
成される新たなサービスを実行するためのプログラムを
生成するための生成手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】好ましくは、前記アクティビティコンポー
ネントにより読み書きされる情報群を保持するための回
覧板コンポーネントをも指示受付可能とし、前記指示受
付手段により前記回覧板コンポーネントを利用すべきこ
と及び該回覧板コンポーネントと前記アクティビティコ
ンポーネントとの間の関係についても指示された場合に
は、前記生成手段は、前記指示受付手段により受け付け
られた前記複数のアクティビティコンポーネント及び前
記回覧板コンポーネント並びに前記関係により形成され
る新たなサービスを実行するためのプログラムを生成す
るようにしてもよい。
【0009】好ましくは、前記アクティビティコンポー
ネントのうち少なくとも一つは、該アクティビティコン
ポーネントに対応する前記ネットワーク上のサービスの
特定の機能を実行する通信先を示す情報を固定的に含む
ものであるようにしてもよい。
【0010】好ましくは、前記アクティビティコンポー
ネントのうち少なくとも一つは、該アクティビティコン
ポーネントに対応する前記ネットワーク上のサービスの
特定の機能を実行する通信先を示す情報を、実行時に取
得するものであるようにしてもよい。
【0011】好ましくは、前記アクティビティコンポー
ネントのうち少なくとも一つは、その機能の実行結果
を、後段のアクティビティコンポーネントに対して出力
するものであり、前記アクティビティコンポーネントの
うち少なくとも一つは、その前段のアクティビティコン
ポーネントから出力される実行結果を入力して処理する
ものであるようにしてもよい。
【0012】好ましくは、前記指示受付手段により受け
付けられた前記指示により形成される前記新たなサービ
スを示す情報、または前記生成手段により生成されたプ
ログラムを保存しておくための保存手段を更に備えるよ
うにしてもよい。
【0013】好ましくは、前記指示受付手段により前記
指示が入力された時点で、該指示が誤りを含むか否かを
チェックするための手段を更に備えるようにしてもよ
い。
【0014】好ましくは、前記生成手段により生成され
たプログラムを実行するための手段を更に備えるように
してもよい。
【0015】また、本発明は、ユーザの指示に基づいて
所定のプログラムを生成するプログラム構築方法であっ
て、ネットワーク上のサービスの特定機能に対応し、こ
の特定機能を実行させるために必要な制御を行うアクテ
ィビティコンポーネントを複数管理し、利用すべき複数
のアクティビティコンポーネント及びアクティビティコ
ンポーネント間の関係についての指示をユーザから受け
付け、受け付けられた前記複数のアクティビティコンポ
ーネント及びアクティビティコンポーネント間の関係に
より形成される新たなサービスを実行するためのプログ
ラムを生成することを特徴とする。
【0016】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。また、装置または方法に係る本発明
は、コンピュータに当該発明に相当する手順を実行させ
るための(あるいはコンピュータを当該発明に相当する
手段として機能させるための、あるいはコンピュータに
当該発明に相当する機能を実現させるための)プログラ
ムとしても成立し、該プログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体としても成立する。
【0017】本発明によれば、ユーザは、あらかじめ用
意されたインターネット上のサービスの一機能に対応す
るアクティビティコンポーネントを組み合わせること
で、容易に新しいサービスを構築するができる。この結
果、プログラムを記述できない一般のインターネットサ
ービスの利用者でも、容易に、新しいサービスを構築す
ることができる。また、サーバ側では、様々な機能を用
意しなくとも、ユーザの多様な要求に応えることができ
る。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0019】図1に、本発明の一実施形態に係るネット
ワーク・システムの構成例を示す。図1に示されるよう
に、ネットワーク(本実施形態ではインターネットとす
る)3に、複数のサービス提供者あるいはサービス事業
者のサーバ・システム2および複数の利用者のクライア
ント・システム1が接続されており、クライアント・シ
ステム1は、所望のサーバ・システム2に要求を出し、
サーバ・システム2は、要求を出してきたクライアント
・システム1に所定のサービスを提供する。
【0020】サーバ・システム2やクライアント・シス
テム1は、計算機を用いて構成され、必要に応じて所定
の周辺装置やソフトウェアを備えるものとする。クライ
アント・システム1は、どのような手段でインターネッ
ト3に接続されるものであってもよい。
【0021】サーバ・システム2が提供するサービス
は、どのような形態のものでもよく、例えば、内容とし
て、電子モールあるいは電子ショッピング・サービス、
情報提供サービス、デジタルコンテンツの配信サービ
ス、座席や部屋等の予約サービス、ファースト・フード
等の食品の宅配サービス、株式売買の仲介サービス、レ
ンタルの予約サービスあるいはレンタル品の宅配サービ
スなど…、サービスを受ける資格として、会員登録を必
要とするもの、会員登録するか否かを選択できるもの
(例えば登録の有無により受けられるサービスが異な
る)、会員制を持たないものなど…、料金形態として、
従量制、定額制、無償、サービスを利用することによっ
て逆に金銭の支払等を受けることができるものなど…、
決済方法として、申し込み時にクレジット番号の通知な
どによる決済手続きを必要とするもの、料金後払いある
いは商品受け渡し時払いとするものなど…、種々の形態
のサービスが可能である(サービスの内容は問わな
い)。
【0022】本発明の一実施形態に係るプログラム構築
システム(以下、プログラム構築ツールと呼ぶ)は、ク
ライアント・システム1に搭載されるものとする(例え
ば、本実施形態に係るプログラム構築ツールを実現する
ソフトウェアが、クライアント・システム1上で実行さ
れる)。
【0023】プログラム構築ツールを搭載したクライア
ント・システム1のユーザは、詳しくは後述するよう
に、プログラム構築ツールの機能を利用して所望の内容
のサービスを受けるための手続きを実行するプログラム
を生成し、生成したプログラムを実行することによっ
て、サーバ・システム2にアクセスしサービスを受ける
ことも可能であり、従来通りにWEBブラウザ等を用い
てサーバ・システム2にアクセスしてサービスを受ける
ことも可能である。
【0024】後者の場合、例えば、ユーザは、WEBブ
ラウザからインターネット3を介して、所望のサーバ・
システム2に接続し、WEBブラウザに表示されたペー
ジ画面を閲覧し、必要に応じてデータを入力し、各種ボ
タンを押すなどの作業・操作を繰り返すことによって
(両コンピュータ間での各種要求の送信や応答の受信な
どのやり取りを通じて)、電子サービスを利用する(例
えば、商品情報の閲覧や商品の購入手続き等を行う)こ
とになるが、前者の場合には、生成したプログラムの起
動を指示すると(例えば、該当するアイコンをマウスで
ダブルクリックすると)、起動された該プログラムが、
目的の(1または複数の)サーバ・システム2にアクセ
スして必要な続きを行ってくれる(上記のWEBブラウ
ザ等を用いた場合と同じ目的を自動的に達成してくれ
る)ことになる。
【0025】詳しくは後述するように、このプログラム
構築ツールには、例えば、以下のような特徴がある。 ・サービスの一機能毎にコンポーネントを用意しておく
ことでエンドユーザカスタマイズに向いている。 ・グラフィカルなカスタマイズツールが容易に構築可能
である。 ・コンポーネントの単位が、サービスの一機能となって
いる。 ・コンポーネントを組み合わせることで、簡単に新しい
サービスを構築、実行可能である。 また、例えば、次のような効果がある。 ・プログラミングなしに、ユーザが自分の目的に合った
サービスを構築できる。 ・サービス提供者側の機能が単純化できる。 ・他のサービスとの連携、調整(問題解決手順)につい
ては考慮する必要が無くなる。 ・サービスを組み合わせる問題解決手順の部分を容易に
記述可能である。
【0026】図2に、クライアント・システム1に搭載
される本実施形態に係るプログラム構築ツールの構成例
を示す。図2に示されるように、本プログラム構築ツー
ルは、各種の情報を記憶するための記憶部11と、ユー
ザが本ツールを利用して詳しくは後述するアクティビテ
ィコンポーネントの接続図(以下、アクティビティ・ダ
イアグラムと呼ぶ)を作成するための入出力環境を提供
するためのグラフィカル・ユーザ・インタフェース(G
UI)制御部12と、詳しくは後述するようにユーザが
GUI画面上で編集したアクティビティ・ダイアグラム
をもとにプログラムを生成するためのプログラム変換部
13を備えている。記憶部11に記憶される情報には、
コンポーネントライブラリ111、ユーザファイル11
2、個人情報113がある。GUI制御部12は、コン
ポーネント操作部121、個人情報編集部122、表示
部123を含む。
【0027】コンポーネントライブラリ111は、イン
ターネット上のサービスの一機能に対応したアクティビ
ティコンポーネント群を保存しておく。アクティビティ
コンポーネント群は、例えば、図示しないダウンロード
手段によりインターネットを介して所定のサーバ・シス
テム1からダウンロードすることによって、あるいは、
図示しないインストール手段により所定の記録媒体から
インストールすることによって、取得される。
【0028】ユーザファイル112は、以前に作成した
アクティビティ・ダイアグラムのデータや、プログラム
変換済み(生成済み)のプログラムを保存しておく。
【0029】個人情報113は、回覧板に入力するため
の個人情報を保存しておく。
【0030】表示部123は、例えば、アクティビティ
・ダイアグラム、ライブラリアイコン(例えば、アクテ
ィビティコンポーネント等のシンボルや、フローを指示
する矢印など)、個人情報、回覧板等を表示する。
【0031】個人情報編集部122は、個人情報、回覧
板を編集する。
【0032】コンポーネント操作部121は、ライブラ
リ111からアクティビティコンポーネントを引っ張っ
てきて、それらの間を線でつなぐ処理や、アクティビテ
ィコンポーネントとそれが使う回覧板中のデータとの間
を線でつなぐ処理などを行う。また、回覧板中のデータ
と個人情報113を結び付ける処理を行う。
【0033】プログラム変換部13は、表示部12で表
示されている(あるいはファイル名などにより指定され
た)アクティビティ・ダイアグラムをもとに、実行可能
なプログラム(例えばJavaなどの言語によるプログ
ラムあるいはコンパイル済みのオブジェクトファイルな
ど)を生成し、出力する。生成されたプログラムは、ク
ライアント・システム1のCPU上で(あるいはOS
上)で実行することができる。
【0034】図3に、本プログラム構築システムの動作
の概略を示す。
【0035】まず、ユーザがGUI上でアクティビティ
・ダイアグラムを編集するのを支援する(ステップS
1)。次に、編集されたアクティビティ・ダイアグラム
により示される新たなサービスを実行するためのプログ
ラムを生成する(ステップS2)。そして、生成された
プログラムを保存する(ステップS3)。
【0036】次に、図4を参照しながら、アクティビテ
ィコンポーネントについて説明する。
【0037】アクティビティコンポーネントは、ユーザ
がサービスの一機能を利用するという立場で作成された
コンポーネントであり、サービスを利用するための細か
なプロトコルやサービス利用のための課金システムなど
は隠蔽されている。従来の分散オブジェクトは、サービ
スを提供する立場で公開されたコンポーネントであり、
利用のためのプロトコルやインタフェースが明記されて
いた。これに対して、アクティビティコンポーネント
は、これらの情報を隠蔽し、ユーザの利用のされ方のイ
ンタフェースのみを提供する。この意味で、分散オブジ
ェクト1つに対し、複数のアクティビティコンポーネン
トが用意可能である。
【0038】アクティビティコンポーネントは、ユーザ
が新しいサービスを記述するときの最小単位となるもの
であって、図4(a)に示すように、各々のアクティビ
ティコンポーネント(131)は、インターネット上の
サービスの一機能(132)と関連付けられており、ま
た、一つの制御入力と、一つまたは複数の制御出力を持
つ。
【0039】なお、アクティビティコンポーネントに
は、特定のサイトあるいはサービスの提供者または事業
者等に関連付けられたものと、それらにかかわりなく
(汎用的に)利用できるものとがあり得る。
【0040】サービスの一機能とは、例えば、インター
ネット・ショッピング・サービスにおいて、「ある電子
店舗サイトの会員になる」、「ある電子店舗サイトで購
入する商品を選択する」、「ある電子店舗サイトでの商
品の購入について決済手続きを行う」などである。な
お、これらは、後の説明で具体例として用いるものとす
る。
【0041】また、例えば、情報提供サービスにおい
て、「プロ野球の○○チームのゲームの結果を表示す
る」などである。この場合、例えば、アクティビティコ
ンポーネントは、○○チームのサイトに関連付けられて
いる。また、このアクティビティコンポーネントは、○
○チームのサイトに、○○チームのゲームの速報の情報
を取得しに行くプロトコルと、その結果をフォーマット
して画面に表示する機能が備わっている。
【0042】アクティビティコンポーネント間でデータ
のやり取りを行いたい場合や、アクティビティコンポー
ネントにカスタマイズ可能なパラメータがある場合、ア
クティビティを実行した結果、なんらかのデータが得ら
れた場合、図4(b)に示すように、それぞれを回覧板
(133)、アクティビティコンポーネント(131)
の入力データ、アクティビティコンポーネント(13
1)の出力データとして表現することができる。
【0043】ここで、回覧板は、複数のアクティビティ
コンポーネントから読み書きできる共有メモリであり、
入力データは、他のアクティビティコンポーネントの出
力と関連付けられ、このアクティビティコンポーネント
が実行される前に関連付けられたアクティビティコンポ
ーネントが計算した値である。
【0044】回覧板や入力データは、ユーザがカスタマ
イズ時に自由に設定可能である。例えば、「○○○.c
omの会員になる」というコンポーネントは、○○○.
comに関連付けられており、回覧板のユーザ名、クレ
ジット番号の欄を参照する。また、「ある駅の終電を調
べる」アクティビティコンポーネントは、予め定められ
た情報提供サイト(□□□.co.jp)の機能に関連
付けられており、入力として駅名を受け取り、出力とし
て時刻を出力する。この駅名は、他のアクティビティコ
ンポーネントの出力とすることもできるし、固定値とし
てユーザが直接指定することもできる。
【0045】同じ機能を実現するサービスの提供者がネ
ットワーク上に複数いる場合、アクティビティコンポー
ネントに関連するサービスは、ユーザのカスタマイズ時
に決定可能である。例えば、あるキーワードに関連する
Webページを取得するコンポーネントは、検索サービ
スを提供する所望の検索エンジンを利用することがで
き、ユーザがそのうちのどれかを任意に選択可能であ
る。
【0046】回覧板は、例えば、タグが付けられたメモ
リであり、計算機上では、タグとその値のペアのテーブ
ルとして表現することができる。タグには、ユーザ名、
電話番号などの、カスタマイズ時に設定可能なものや、
時刻表、価格など、アクティビティコンポーネントによ
って書き込まれるものなどがある。この場合、アクティ
ビティコンポーネントは、回覧板につけられたタグ名で
直接アクセスすることもできるし、アクティビティコン
ポーネントでアクセスするタグ名と回覧板のタグ名とを
ユーザがカスタマイズ時に関連付けることで、アクティ
ビティコンポーネント間のユーザの用語の使い方が違っ
ていても、それらを連携可能にすることもできる。
【0047】次に、アクティビティコンポーネントにつ
いてより詳細に説明する。
【0048】アクティビティコンポーネントは、サービ
スの提供者となんらかの通信によってやり取りを行い、
それが提供する機能を実行するプログラムである。通信
の方法には、インターネット上で広く使われているHT
TPやイントラネット用のRCPなどが使われ、また、
メッセージのフォーマットは、通信プロトコルにも依存
するが、HTMLやXMLなどが考えられる。アクティ
ビティコンポーネントは、サービスをどのような手段、
手順で利用するかがプログラミングされており、一回以
上のサービス提供者との通信を行う。
【0049】例えば、あるインターネットモールの会員
になるアクティビティコンポーネントは、そのモールの
サービス提供者といくつかのやり取りを行い、その機能
を実現する。サービスの提供者のプログラムは、具体的
にはDCOMやCORBAなどの分散オブジェクトやW
ebサーバなどがあり得る。
【0050】図5に、そのためのアクティビティコンポ
ーネントとサービス提供者のやり取りの例を示す。この
例では、サービス提供者のプログラムは、Webサーバ
であり、その間のメッセージは、XMLで通信を行うも
のとする。
【0051】アクティビティコンポーネントは、まず、
httpで例えば次のようなXMLメッセージをサービ
ス提供者に送ることで、会員の要求を行う。 <request> <action>会員申し込み</action> <actor>名前</actor> <args>今すぐ</args> </request> それに対して、サーバは、例えば次の要求の受け入れメ
ッセージを返す。 <inform> OK </inform> 次に、実際に会員になるためにはクレジット番号が必要
なので、その情報をアクティビティコンポーネントは回
覧板から読み取り、サーバに例えば次のメッセージを送
る。 <inform> 名前、クレジット番号 </inform> ここで、プライバシーを守るために、httpなどのプ
ロトコルに切り替えることを、アクティビティコンポー
ネントが自動的に行う。
【0052】それに対して、会員手続きが済むと、サー
バは例えば次のように会員番号をクライアントに送る。 <inform> 会員番号 </inform> アクティビティコンポーネントは、この番号を受け取っ
て回覧板にこれを記録し、次行動として“next”を
設定して終了する。
【0053】次に、カスタマイズについて説明する。
【0054】アクティビティ・ダイアグラムの作成にお
いて、使用するアクティビティコンポーネントの指示
と、アクティビティコンポーネント間の制御フロー関係
の指示は、アクティビティコンポーネントを状態とし、
アクティビティコンポーネント間のフローを状態遷移と
みなした状態遷移図を記述するようにして行う。この操
作は、グラフィカルに行え、グラフィカルなカスタマイ
ズツールに応用可能である。回覧板を使用する指示と、
アクティビティコンポーネントと回覧板の情報との間の
データフロー関係の指示を行う場合についても、同様で
ある。
【0055】アクティビティ・ダイアグラムは、はじめ
に実行すべきアクティビティコンポーネントであること
を表現した記号が付け加えらたアクティビティコンポー
ネントから実行を始め、指示されたフローに従って、次
々と続くコンポーネントを実行し、続くコンポーネント
がなくなったところで実行を終了する、ことを指示する
ことになる。一時に実行されているコンポーネントは、
一つのダイアグラムにつき一つであり並行動作はない。
これは、並行動作などの複雑な処理を排除することによ
り、プログラミングをしたことがないユーザにも容易に
カスタマイズを可能にするためと、実行時にユーザが容
易に今何をしているかを把握できるようにするためであ
る。もちろん、カスタマイズしたアクティビティ・ダイ
アグラムをライブラリとして保存しておいて、あとで再
利用することも可能である。
【0056】図6に、アクティビティ・ダイアグラムの
カスタマイズの例を示す。この例では、入会手続きの機
能(145)と関連付けられている「会員になる」アク
ティビティコンポーネント(141)、電子店舗の展示
の機能(146)と関連付けられている「商品を選択」
アクティビティコンポーネント(142)、電子店舗の
レジの機能(147)と関連付けられている「精算す
る」アクティビティコンポーネント(143)の3つの
アクティビティコンポーネントが組み合わされ(および
回覧板(144)が利用され)、これによって、特定の
商品をショッピングしてくれるユーザ専用のサービスを
構築することができる。このアクティビティ・ダイアグ
ラムは、一回だけ利用するための使い捨てサービスのた
めに構築してもよいし、例えば商品名を変更することで
他の買い物にも再利用することもできる。
【0057】回覧板のタグは、組み合わせるアクティビ
ティコンポーネント中で利用するタグの集まりとなる。
この集まりは、自動的に検索でき、アクティビティコン
ポーネントのタグと回覧板のタグは、同じ名前を使う場
合、アクティビティコンポーネントと回覧板の関連付け
も自動化可能である。この場合、ユーザは、アクティビ
ティコンポーネントで読み込む必要なタグに対する値を
カスタマイズ時に設定する必要があるが、回覧板中のす
べての値が利用するアクティビティコンポーネントで書
き込まれる場合、ユーザは何も設定する必要がなく、た
だ、アクティビティコンポーネント間のフローの組み合
わせ方を指示するだけでよい。
【0058】回覧板中のタグと、アクティビティコンポ
ーネントとの関連付けを自動化するために、アクティビ
ティコンポーネントは、例えば次のコンポーネント仕様
例のようにどのようなデータを読み書きするかの仕様を
あらかじめ用意しておく。 (コンポーネント仕様例) コンポーネント名:会員になる 回覧板読み込み:名前、クレジット番号 回覧板書き込み:会員番号 次行動名:next 分岐するフローがあるコンポーネントは、次行動名を複
数用意しておく必要がある。この仕様は、用意するコン
ポーネントのプログラムの変数名などをあらかじめ決ま
った法則での名前付けやAPIでアクセスをつけること
によって、そのプログラムから自動構築可能である。例
えば、回覧板への読み込みを、readBaggage
(“tag”)というAPI、書き込みをwriteB
aggage(“tag”,val)というAPIで統
一することで、回覧板にどういうタグで読み書きされる
か自動的に判別可能である。また、次行動への制御をs
etNextAct(“tag”)とすることで、次行
動名が判別可能である。
【0059】複数のサービスに跨って必要となる情報を
個人情報DBに保存し、これを回覧板中の値と関連付け
ることにより、ユーザが新しいサービスを構築すること
がより容易になる。例えば、上記の例では、回覧板中の
名前やクレジット番号を個人情報DBのそれと関連付け
ることにより、いちいち、それらの値をカスタマイズ時
に指定する必要がなくなる。また、会員番号を個人情報
DBのモールの会員番号と関連付けることで、同じモー
ル内の他のサービスをカスタマイズする際に再利用可能
になる。
【0060】次に、アクティビティ・ダイアグラムから
プログラムへの変換(プログラムについて)説明する。
【0061】ユーザにより作成されたアクティビティ・
ダイアグラムは、実行可能なプログラムに自動的に変換
可能である。例えば、「会員になる」、「商品を選
択」、「精算する」というそれぞれのアクティビティコ
ンポーネントが、Affiliateクラス、Choi
seクラス、Checkoutクラスで定義されている
場合、例えば次のようなプログラムを構築する。 ActivityComponent act1 = new Affiliate(); ActivityComponent act2 = new Choise(); ActivityComponent act3 = new Checkout(); Baggage bag = new Baggage(); bag.write(“商品”,“これぞ!Java本”); // カスタマイズ時に設定した値 act1.baggage(bag,“会員”,“会員”); // 回覧板のタグと、act1で使われて るタグの関連付け act1.baggage(bag,“クレジット番号”,“クレジット番号”); act1.baggage(bag,“会員番号”,“会員番号”); act2.baggage(bag,“商品”,“商品”); act3.baggage(bag,“会員番号”,“会員番号”); ActivityManager am = new ActivityManager(); am.nextAct(act1,“next”,act2); // 次行動の決定 am.nextAct(act2,“next”,act3); am.add(act1); // アクティビティの追加 am.add(act2); am.add(act3); am.start(act1); // ダイアグラムの実行、初期値はact1 ここで、Baggageクラスは、回覧板を読み書きす
るためのクラスであり、ActivityManage
rは、登録されたアクティビティコンポーネントを状態
遷移図のように次々に呼び出すためのクラスである。A
ctivityManagerの動きは、まず、sta
rtの引数で指定されたアクティビティコンポーネント
の特定のメソッドact1.actionParfor
med()を実行し、その返り値から次行動を決定し、
そのコンポーネントのactionParformed
()を実行する。これを繰り返し行い、次行動が登録さ
れていなかったら終了する。
【0062】アクティビティ・ダイアグラムを実装した
プログラムは、サービスの連携動作だけを抜き出したモ
バイルエージェントとみなすことができ、実際にモバイ
ルエージェントとして実装し、実行可能である。
【0063】なお、アクティビティ・ダイアグラムの作
成時において、適当なタイミングで(例えば、ユーザが
アクティビティコンポーネントや接続関係を入力するの
に応じて必要時に、あるいはユーザがデバック・ボタン
を押した時点で、など)、それまでの入力に誤りが含ま
れるかどうか(その時点でのアクティビティ・ダイアグ
ラムに何らかのエラーが存在するかどうか)をチェック
する手段を設けることも可能である。
【0064】次に、本プログラム構築ツールのGUIに
ついて説明する。
【0065】図7に、本プログラム構築ツールのGUI
画面の一例を示す。図中、200はGUI画面、201
はアクティビティ・ダイアグラムの編集するための領
域、202は各種のアクティビティコンポーネントの記
号を表示するための領域であり、203はフローなどを
記述するためのツールバーを表示する領域であり、20
4はマウスカーソルである。
【0066】所望のアクティビティコンポーネントを利
用すべき指示の入力は、例えば、GUI画面上の領域2
02に表示されたアクティビティコンポーネント群のう
ちから所望のアクティビティコンポーネントを選択して
ドラッグし、領域201の所望の位置にドロップするこ
とによって行う。また、アクティビティコンポーネント
間の制御フローについての指示の入力は、例えば、領域
201に表示されているアクティビティコンポーネント
間を、領域203で選択した所定の接続線で接続するこ
とによって行う。
【0067】なお、回覧板を使用することやアクティビ
ティコンポーネントと回覧板の情報との間のデータフロ
ー関係については、ユーザがドラッグ・アンド・ドロッ
プや接続線による指示を行う場合と、システムが自動的
に設定する場合とがある。
【0068】図8に、本プログラム構築ツールのGUI
画面上で図6に例示したアクティビティ・ダイアグラム
を記述した様子を示す。
【0069】GUI画面上でアクティビティ・ダイアグ
ラムを作成したならば、変換の指示を与えることによっ
て(例えば図示しない変換ボタンを押すなどすることに
よって)、実行可能なプログラムを生成させることがで
きる。生成されたプログラムは、識別名が付けられて保
存される(識別名は、例えば、変換を指示する際に指定
する)。
【0070】以下では、アクティビティコンポーネント
あるいはアクティビティ・ダイアグラムのバリエーショ
ンについて説明する。
【0071】(1)アクティビティコンポーネントに、
サービスの提供者とは関連付けられていない意思決定部
分を追加することで、より複雑なタスクを実行するアク
ティビティダイアグラムを構築可能である。意思決定コ
ンポーネントは、回覧板や、入力データをみて、次に何
をすべきかを決定するコンポーネントで、例えば、商品
の値段がある一定よりも高いか安いかによって、商品を
買う、買わないの次行動を決定する。
【0072】(2)回覧板に書き込む値や、コンポーネ
ントの出力値に、計算を施すためのコンポーネントを追
加することでより複雑なデータの利用が可能となる。例
えば、複数の数値の足し算を行うコンポーネントを利用
することで、モールで買い物した金額の合計を、口座に
振り込むアクティビティダイアグラムが構築可能であ
る。
【0073】(3)インターネット上に同じ機能を実現
するサービスが複数あり、利用したい機能を入力とし、
対応するサービスプロバイダーを返してくれるディレク
トリーサーバおよびサービスブローカがネットワーク上
に存在する場合、機能を入力としそのサービスの場所を
出力とするコンポーネントを用意することで、サービス
とコンポーネントを実行時に関連付けることが可能とな
る。また、この機能を、サービスを利用するコンポーネ
ント中に埋め込んでしまうことで、ユーザはこのサービ
スを利用したかを気にせずに、実行時に最適なサービス
を利用するコンポーネントが用意できる。
【0074】もちろん、これらの他にも、種々のバリエ
ーションが可能である。
【0075】なお、以上の各機能は、ソフトウェアとし
て実現可能である。また、本実施形態は、コンピュータ
に所定の手段を実行させるための(あるいはコンピュー
タを所定の手段として機能させるための、あるいはコン
ピュータに所定の機能を実現させるための)プログラム
として実施することもでき、該プログラムを記録したコ
ンピュータ読取り可能な記録媒体として実施することも
できる。
【0076】なお、この発明の実施の形態で例示した構
成は一例であって、それ以外の構成を排除する趣旨のも
のではなく、例示した構成の一部を他のもので置き換え
たり、例示した構成の一部を省いたり、例示した構成に
別の機能あるいは要素を付加したり、それらを組み合わ
せたりすることなどによって得られる別の構成も可能で
ある。また、例示した構成と論理的に等価な別の構成、
例示した構成と論理的に等価な部分を含む別の構成、例
示した構成の要部と論理的に等価な別の構成なども可能
である。また、例示した構成と同一もしくは類似の目的
を達成する別の構成、例示した構成と同一もしくは類似
の効果を奏する別の構成なども可能である。また、この
発明の実施の形態で例示した各種構成部分についての各
種バリエーションは、適宜組み合わせて実施することが
可能である。また、この発明の実施の形態は、個別装置
としての発明、関連を持つ2以上の装置についての発
明、システム全体としての発明、個別装置内部の構成部
分についての発明、またはそれらに対応する方法の発明
等、種々の観点、段階、概念またはカテゴリに係る発明
を包含・内在するものである。従って、この発明の実施
の形態に開示した内容からは、例示した構成に限定され
ることなく発明を抽出することができるものである。
【0077】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、ユーザは、あらかじめ
用意されたインターネット上のサービスの一機能に対応
するアクティビティコンポーネントを組み合わせること
で、容易に新しいサービスを構築するができる。この結
果、プログラムを記述できない一般のインターネットサ
ービスの利用者でも、容易に、新しいサービスを構築す
ることができる。また、サーバ側では、様々な機能を用
意しなくとも、ユーザの多様な要求に応えることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るネットワーク・シス
テムの構成例を示す図
【図2】同実施形態に係るプログラム構築システムの構
成例を示す図
【図3】同実施形態に係るプログラム構築システムの動
作の概略を示すフローチャート
【図4】同実施形態に係るアクティビティコンポーネン
トについて説明するための図
【図5】同実施形態に係るアクティビティコンポーネン
トについて説明するための図
【図6】同実施形態に係るアクティビティ・ダイアグラ
ムの一例を示す図
【図7】同実施形態に係るプログラム構築システムのG
UI画面の一例を示す図
【図8】同実施形態に係るプログラム構築システムのG
UI画面の一例を示す図
【符号の説明】
1…クライアント・システム 2…サーバ・システム 3…ネットワーク 11…記憶部 12…グラフィカル・ユーザ・インタフェース制御部 13…プログラム変換部 111…コンポーネントライブラリ 112…ユーザファイル 113…個人情報 121…コンポーネント操作部 122…個人情報編集部 123…表示部

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワーク上のサービスの特定機能に対
    応し、この特定機能を実行させるために必要な制御を行
    うアクティビティコンポーネントを複数記憶する記憶手
    段と、 利用すべき複数のアクティビティコンポーネント及びア
    クティビティコンポーネント間の関係についての指示を
    ユーザから受け付けるための指示受付手段と、 前記指示受付手段により受け付けられた前記複数のアク
    ティビティコンポーネント及びアクティビティコンポー
    ネント間の関係により形成される新たなサービスを実行
    するためのプログラムを生成するための生成手段とを備
    えたことを特徴とするプログラム構築システム。
  2. 【請求項2】前記アクティビティコンポーネントにより
    読み書きされる情報群を保持するための回覧板コンポー
    ネントをも指示受付可能とし、 前記指示受付手段により前記回覧板コンポーネントを利
    用すべきこと及び該回覧板コンポーネントと前記アクテ
    ィビティコンポーネントとの間の関係についても指示さ
    れた場合には、前記生成手段は、前記指示受付手段によ
    り受け付けられた前記複数のアクティビティコンポーネ
    ント及び前記回覧板コンポーネント並びに前記関係によ
    り形成される新たなサービスを実行するためのプログラ
    ムを生成することを特徴とする請求項1に記載のプログ
    ラム構築システム。
  3. 【請求項3】前記アクティビティコンポーネントにより
    読み書きされる情報群は、前記ユーザに関係する所定の
    情報を含むものであることを特徴とする請求項2に記載
    のプログラム構築システム。
  4. 【請求項4】前記アクティビティコンポーネントのうち
    少なくとも一つは、該アクティビティコンポーネントに
    対応する前記ネットワーク上のサービスの特定の機能を
    実行する通信先を示す情報を固定的に含むものであるこ
    とを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載
    のプログラム構築システム。
  5. 【請求項5】前記アクティビティコンポーネントのうち
    少なくとも一つは、該アクティビティコンポーネントに
    対応する前記ネットワーク上のサービスの特定の機能を
    実行する通信先を示す情報を、実行時に取得するもので
    あることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項
    に記載のプログラム構築システム。
  6. 【請求項6】前記アクティビティコンポーネントのうち
    少なくとも一つは、該アクティビティコンポーネントに
    対応する前記ネットワーク上のサービスの特定の機能の
    実行の結果得られた所定の情報に基づいて、所定の判断
    を行うものであることを特徴とする請求項1ないし5の
    いずれか1項に記載のプログラム構築システム。
  7. 【請求項7】前記アクティビティコンポーネントのうち
    少なくとも一つは、その機能の実行結果を、後段のアク
    ティビティコンポーネントに対して出力するものであ
    り、 前記アクティビティコンポーネントのうち少なくとも一
    つは、その前段のアクティビティコンポーネントから出
    力される実行結果を入力して処理するものであることを
    特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載のプ
    ログラム構築システム。
  8. 【請求項8】前記アクティビティコンポーネントのうち
    少なくとも一つは、前記ユーザが特定のサービス提供者
    のサーバ装置にアクセスしてサービスを享受できる会員
    になるための手続きを、該サーバ装置との間で行う機能
    を有するものであることを特徴とする請求項1ないし7
    のいずれか1項に記載のプログラム構築システム。
  9. 【請求項9】前記アクティビティコンポーネントのうち
    少なくとも一つは、特定の電子店舗サービスを提供する
    サーバ装置にアクセスして商品に関する情報を取得する
    機能を有するものであることを特徴とする請求項1ない
    し8のいずれか1項に記載のプログラム構築システム。
  10. 【請求項10】前記アクティビティコンポーネントのう
    ち少なくとも一つは、特定の電子店舗サービスを提供す
    るサーバ装置にアクセスして前記ユーザの所望する商品
    を購入するための手続きを行う機能を有するものである
    ことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に記
    載のプログラム構築システム。
  11. 【請求項11】複数の前記アクティビティコンポーネン
    トを含むライブラリを、ネットワークを介して取得する
    ための手段を更に備えたことを特徴とする請求項1ない
    し10のいずれか1項に記載のプログラム構築システ
    ム。
  12. 【請求項12】前記指示受付手段を、グラフィカル・ユ
    ーザ・インタフェースにより構成し、 所望のアクティビティコンポーネントを利用すべき指示
    の入力は、前記グラフィカル・ユーザ・インタフェース
    の画面上の第1の領域に表示されたアクティビティコン
    ポーネント群のうちから所望のアクティビティコンポー
    ネントを選択してドラッグし、グラフィカル・ユーザ・
    インタフェース画面上の第2の領域にドロップすること
    によってなされ、 前記アクティビティコンポーネント間の関係についての
    指示の入力は、前記グラフィカル・ユーザ・インタフェ
    ースの画面上の第2の領域に表示されているアクティビ
    ティコンポーネント間を所定の接続線で接続することに
    よってなされるものであることを特徴とする特徴とする
    請求項1ないし11のいずれか1項に記載のプログラム
    構築システム。
  13. 【請求項13】ユーザの指示に基づいて所定のプログラ
    ムを生成するプログラム構築方法であって、 ネットワーク上のサービスの特定機能に対応し、この特
    定機能を実行させるために必要な制御を行うアクティビ
    ティコンポーネントを複数管理し、 利用すべき複数のアクティビティコンポーネント及びア
    クティビティコンポーネント間の関係についての指示を
    ユーザから受け付け、 受け付けられた前記複数のアクティビティコンポーネン
    ト及びアクティビティコンポーネント間の関係により形
    成される新たなサービスを実行するためのプログラムを
    生成することを特徴とするプログラム構築方法。
  14. 【請求項14】ユーザの指示に基づいて所定のプログラ
    ムを生成するプログラム構築システムとしてコンピュー
    タを機能させるためのプログラムを記録したコンピュー
    タ読取り可能な記録媒体であって、 ネットワーク上のサービスの特定機能に対応し、この特
    定機能を実行させるために必要な制御を行うアクティビ
    ティコンポーネントを複数管理するための機能と、 利用すべき複数のアクティビティコンポーネント及びア
    クティビティコンポーネント間の関係についての指示を
    ユーザから受け付けるための機能と、 受け付けられた前記複数のアクティビティコンポーネン
    ト及びアクティビティコンポーネント間の関係により形
    成される新たなサービスを実行するためのプログラムを
    生成するための機能とをコンピュータに実現させるため
    のプログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録
    媒体。
  15. 【請求項15】ユーザの指示に基づいて所定のプログラ
    ムを生成するプログラム構築システムとしてコンピュー
    タを機能させるためのプログラムであって、 ネットワーク上のサービスの特定機能に対応し、この特
    定機能を実行させるために必要な制御を行うアクティビ
    ティコンポーネントを複数管理するための機能と、 利用すべき複数のアクティビティコンポーネント及びア
    クティビティコンポーネント間の関係についての指示を
    ユーザから受け付けるための機能と、 受け付けられた前記複数のアクティビティコンポーネン
    ト及びアクティビティコンポーネント間の関係により形
    成される新たなサービスを実行するためのプログラムを
    生成するための機能とをコンピュータに実現させるため
    のプログラム。
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