JP2002190929A - 画像読取装置及び画像処理方法並びに記憶媒体 - Google Patents

画像読取装置及び画像処理方法並びに記憶媒体

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JP2002190929A
JP2002190929A JP2000388788A JP2000388788A JP2002190929A JP 2002190929 A JP2002190929 A JP 2002190929A JP 2000388788 A JP2000388788 A JP 2000388788A JP 2000388788 A JP2000388788 A JP 2000388788A JP 2002190929 A JP2002190929 A JP 2002190929A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 基準白色板の注目画素相当位置にごみや汚れ
が無い場合でも、精度良くシェーディング補正を行うこ
とができる画像読取装置を提供する。 【解決手段】 イメージセンサ(CCD)15により白
色板を読み取って得られた1ライン分の画像データうち
のイメージセンサ15の注目画素のデータ値とこの周辺
の画素のデータ値とのメディアン値を算出するメディア
ン回路19と、このメディアン値と注目画素のデータ値
の差を算出する差分回路20と、この差分値と所定値を
比較する比較回路22とを有し、比較回路22による比
較結果により、差分値が規定値より大きい場合にはメデ
ィアン値を注目画素の基準白色値とし、差分値が規定値
以下の場合には注目画素のデータ値をそのままこの注目
画素の基準白色値とし、シェーディング補正回路24は
この基準白色値を用いてシェーディング補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD等のリニア
イメージセンサで原稿面を走査し、原稿画像を読み取る
画像読取装置及び画像処理方法並びに記憶媒体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD等の複数の画素をライン状
に配列したリニアイメージセンサで原稿面を走査し原稿
画像を読み取る画像読取装置では、リニアイメージセン
サの画素感度のばらつきや、光源、光学系の特性による
明暗のばらつきを補正するために、基準白色板を読み取
って得た白色データをもとにシェーディング補正が行わ
れている。
【0003】図6に示すように、基準白色板にごみや汚
れが無く基準白データが読み取れる場合には、正常にシ
ェーディング補正が行えるが、図8に示すように、イメ
ージセンサのn画素目に相当する位置にごみがあった場
合には、図7に示すように、該当画素の信号レベル(デ
ータ値)がごみの影響で落ち込み、この信号レベルを基
準白データとしてシェーディング補正を行うと、該当画
素で読み取った部分が読み取って得られた原稿画像に縦
すじとなって生じ、画像劣化を招いてしまう。
【0004】この画像劣化を引き起こすごみや汚れの影
響をなくすために、任意の注目画素の白色データ(基準
白色板を読み取って得られた注目画素のデータ値)とそ
の近傍の画素の白色データとの平均値やメディアン値を
算出し、この値を注目画素の基準白(基準白色値)とし
てシェーディング補正を行う方法が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように注目画素の白色データとその近傍の画素の白色デ
ータとのメディアン値を算出する方法では、基準白色板
の注目画素相当位置にごみや汚れが無く、読み取った白
データが白基準として理想的なものであっても、近傍画
素の白色データとのメディアン値で置き換えられてしま
うため、逆に補正精度が悪くなり、画像劣化を引き起こ
すことがあるという問題点があった。
【0006】本発明は、上記のような問題点を解決する
ためになされたものであり、基準白色板の注目画素相当
位置にごみや汚れが無い場合でも、精度良くシェーディ
ング補正を行うことができる画像読取装置及び画像処理
方法並びに記憶媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像読取装置及
び画像処理方法並びに記憶媒体は次のように構成したも
のである。
【0008】(1)画像読取装置において、複数の画素
をライン状に配列したイメージセンサと、白色板と、前
記イメージセンサにより前記白色板を読み取って得られ
た1ライン分の画像データうちの該イメージセンサの任
意の注目画素のデータ値とこの周辺の画素のデータ値と
のメディアン値を算出する第1の算出手段と、該メディ
アン値と前記注目画素のデータ値の差を算出する第2の
算出手段と、この差分値と所定値を比較する比較手段
と、前記イメージセンサにより読み取った原稿画像デー
タにシェーディング補正を施すシェーディング補正手段
とを有し、前記比較手段による比較結果により、前記差
分値が前記所定値より大きい場合には前記メディアン値
を前記注目画素の基準白色値とし、前記差分値が前記所
定値以下の場合には前記注目画素のデータ値をそのまま
この注目画素の基準白色値とし、前記シェーディング補
正手段はこの基準白色値を用いてシェーディング補正を
行うようにした。
【0009】(2)上記(1)の画像読取装置におい
て、メディアン値の算出に用いる周辺の画素の範囲は可
変可能とした。
【0010】(3)上記(1)または(2)の画像読取
装置において、差分値と比較する所定値は複数から選択
可能とした。
【0011】(4)画像処理方法において、複数の画素
をライン状に配列したイメージセンサにより前記白色板
を読み取って得られた1ライン分の画像データうちの該
イメージセンサの任意の注目画素のデータ値とこの周辺
の画素のデータ値とのメディアン値を算出し、該メディ
アン値と前記注目画素のデータ値の差を算出し、この差
分値と所定値を比較し、この比較結果により、前記差分
値が前記所定値より大きい場合には前記メディアン値を
前記注目画素の基準白色値とし、前記差分値が前記所定
値以下場合には前記注目画素のデータ値をそのままこの
注目画素の基準白色値とし、この基準白色値を用いて前
記イメージセンサにより読み取った原稿画像データにシ
ェーディング補正を行うようにした。
【0012】(5)複数の画素をライン状に配列したイ
メージセンサにより前記白色板を読み取って得られた1
ライン分の画像データうちの該イメージセンサの任意の
注目画素のデータ値とこの周辺の画素のデータ値とのメ
ディアン値を算出し、該メディアン値と前記注目画素の
データ値の差を算出し、この差分値と所定値を比較し、
この比較結果により、前記差分値が前記所定値より大き
い場合には前記メディアン値を前記注目画素の基準白色
値とし、前記差分値が前記所定値以下の場合には前記注
目画素のデータ値をそのままこの注目画素の基準白色値
とし、この基準白色値を用いて前記イメージセンサによ
り読み取った原稿画像データにシェーディング補正を行
うことを実現させるためのプログラムを記憶媒体に格納
した。
【0013】 〔発明の詳細な説明〕以下、図面を参照して本発明の実
施例を説明する。
【0014】(第1の実施例)図4は本発明に係る画像
読取装置の概略構造を示す断面図、図5は図4の光学キ
ャリッジ1の内部構造を示す断面図であり、図4、図5
を用いて本発明に係る画像読取装置の概略構造を説明す
る。
【0015】図4、図5において、1は光学キャリッジ
(以下、単にキャリッジという)1であり、光学系が一
体的に構成されている。7は原稿面を照射する光源、8
は原稿面の照度をアップさせるための反射板であり、光
源7からの照射光と反射板8で反射された反射光により
原稿台4上に載置された原稿5の原稿面を照射する。原
稿5からの反射光はミラー9〜13でそれぞれ反射さ
れ、レンズ14により複数の画素をライン状に配列した
イメージセンサ(CCD)15上に結像され、1ライン
の画像情報(画像データ)が得られる。
【0016】キャリッジ1はレール6上を左右に移動可
能に取り付けられており、不図示のモータにより駆動さ
れ、図1の矢印方向に移動しながら、順次原稿面上のラ
イン画像情報を読み取り、原稿面の2次元画像情報を得
る。
【0017】次に、概略の動作について説明する。
【0018】まず、読み取り開始指示を受け付けると、
キャリッジ1をホームポジションに移動させる。次に、
光源7を点灯させ、光量が安定するまでキャリッジ1を
ホームポジションで待機させる。
【0019】その後、原稿台4のホームポジション位置
に取り付けられた基準白色板2を読み取り、後述するシ
ェーディング補正用の基準白色データ(基準白色値)W
(n)を作成する。ここで、nは正の整数であり、主走
査方向の画素ナンバーを表しており、主走査方向有効画
素が7000の場合、nは7000までとなる。
【0020】該基準白色データW(n)を作成した後、
キャリッジ1を移動させながら各ラインの原稿画像情報
(原稿画像データ)Di(n)を読み取り、次式の計算
を行ってシェーディング補正された原稿画像データDo
(n)を得る。
【0021】 Do(n)=Di(n)×Wref/W(n) ここで、Wrefは白レベルの固定の基準値であり、8
ビットで量子化する場合には、FFhとなる。
【0022】図1は第1の実施例の構成を示すブロック
図であり、図1を用いて上記基準白色データの作成方法
について説明する。
【0023】同図において、16は前処理回路であり、
CCD15で読み取られた基準白色板2のアナログの画
像データ(画像信号)を適当なレベルにクランプした
後、画素ごとにクランプし、増幅する。この増幅された
アナログの画像データはA/Dコンバータ17に入力さ
れてデジタルの画像信号に変換される。A/Dコンバー
タ17でデジタル化された画像データは遅延回路18に
入力される。
【0024】以下、メディアン演算を施す範囲を図9に
示すように、注目画素とその前後1画素の計3画素とし
て説明する。
【0025】図10は遅延回路の構成を示す回路図であ
る。同図において、181,182はフィリップフロッ
プであり、入力された画像データはフィリップフロップ
181,182で2段階に遅延し、注目画素nのデータ
Di(n)、注目画素の直前の画素(n−1)のデータ
値Di(n−1)、注目画素の直後の画素(n+1)の
データ値Di(n+1)の計3画素のデータ値をメディ
アン回路19とセレクタ21、シューディング補正回路
24に出力する。
【0026】メディアン回路19では、データDi(n
−1)、Di(n)、Di(n+1)のメディアン値D
m(n)を算出し、後段の差分回路20とセレクタ21
に出力する。
【0027】差分回路20では、メディアン値Dm
(n)とn番目の画素のデータ値Di(n)の差 Diff(n)=Dm(n)−Di(n) が算出される。
【0028】比較回路22では、差分回路20からの出
力Diff(n)と規定値(所定値)Cを比較し、比較
結果をセレクタ21のS端子に出力する。
【0029】この比較結果が、 Diff(n)≦C の場合にはセレクタ21はA端子の入力、つまり注目画
素のデータ値Di(n)を選びシェーディング補正用の
基準白記憶用のメモリ23にY端子から出力し、メモリ
23にn画素目の基準白色データ値W(n)として記憶
される。
【0030】また、Diff(n)>Cの場合にはセレ
クタ21はB端子の入力、つまりメディアン値Dm
(n)を選びメモリ23にY端子から出力し、メモリ2
3にn画素目の基準白色データ値W(n)として記憶さ
れる。
【0031】図11は、図8に示すようにn画素目(注
目画素)に相当する位置にごみがあった場合に上述した
本実施例の処理を施したときの基準白色データ(基準白
色値)を示す図、図12は、上記同様図8に示すように
n画素目(注目画素)に相当する位置にごみがあった場
合にメディアン処理のみを施したときの基準白色データ
(基準色値)を示す図である。
【0032】図12ではごみの影響のあるn画素目の基
準白色データはごみの無い場合のデータに近いレベルに
補正されているが、ごみの影響の無い(n−2)画素目
の基準白色データと(n+4)画素目の基準白色データ
がメディアン処理の副作用で誤差を生じてしまっている
が、図11では上述した処理を行うことにより、このよ
うな誤差を生じることなく、ごみの影響のみを補正した
基準白色データを得ることができる。
【0033】原稿画像の読み取り時は、CCD15で読
み取ったアナログ画像データが前述の処理と同様にし
て、前処理部16で処理された後、A/Dコンバータ1
7でデジタル値のデータDi(n)に変換され、遅延回
路18を経てシェーディング補正回路(シェーディング
補正手段)24に入力される。
【0034】また、先にメモリ23に記憶しておいた基
準白色データW(n)が読み出されて、シェーディング
補正回路24に入力され、前述の演算 Do(n)=Di(n)×Wref/W(n) が施され、シェーディング補正後の原稿画像データDo
(n)が出力される。
【0035】なお、上記図1の構成において、メディア
ン回路19はCCD15により前記白色板2を読み取っ
て得られた1ライン分の画像データうちCCD15の注
目画素のデータ値Di(n)とこの前後の1画素のデー
タ値Di(n−1),Di(n+1)とのメディアン値
Dm(n)を算出する第1の算出手段、差分回路20は
メディアン値Dm(n)と注目画素のデータ値Di
(n)の差を算出する第2の算出手段、比較回路22は
この差分値Diff(n)と規定値Cを比較する比較手
段をそれぞれ構成している。
【0036】このように第1の実施例では、差分値Di
ff(n)が規定値Cより大きい場合にはメディアン値
Dm(n)を注目画素の基準白色値とし、差分値Dif
f(n)が規定値C以下の場合には注目画素のデータ値
をそのままこの注目画素の基準白色値とし、シェーディ
ング補正回路24はこの基準白色値を用いてシェーディ
ング補正を行うようにしたため、基準白色板2に汚れや
ごみがあった場合には、これらの影響を除去し、基準白
色板2の注目画素相当位置にごみや汚れが無い場合で
も、精度良くシェーディング補正を行うことができ、画
質の優れた画像読取装置を提供することができる。
【0037】(第2の実施例)図2は第2の実施例の構
成を示すブロック図であり、図1と同様の構成要素につ
いては同一の符号を付して説明する。
【0038】同図において、16は前処理回路であり、
CCD15で読み取られた基準白色板2のアナログの画
像データ(画像信号)を適当なレベルにクランプした
後、画素ごとにクランプし、増幅する。この増幅された
アナログの画像データはA/Dコンバータ17に入力さ
れてデジタルの画像信号に変換される。
【0039】A/Dコンバータ17でデジタル化された
データ値Di(n)は、シェーディング補正用の基準白
記憶用のメモリ23に入力され、記憶される。
【0040】1ライン分のデータが記憶された後、CP
U(第1,第2の算出手段、比較手段)25により注目
画素nのデータ値Di(n)とその直前の画素(n−
1)のデータ値Di(n−1)と、直後の画素(n+
1)のデータ値Di(n+1)の計3画素のデータ値の
メディアン値Dm(n)を算出する。
【0041】さらに、上記算出したメディアン値Dm
(n)とn画素目のデータ値Di(n)の差 Diff(n)=Dm(n)−Di(n) を算出する。
【0042】該算出したDiff(n)と規定値Cを比
較し、 Diff(n)>C の場合にはDm(n)をn番目の基準白色データW
(n)として、メモリ23のデータ値Di(n)のアド
レスに上書きする。
【0043】このようにして、1ライン分処理を行う。
【0044】原稿画像の読み取り時は、CCD15で読
み取ったアナログ画像データが前述の処理と同様にし
て、前処理部16で処理された後、A/Dコンバータ1
7でデジタル値のデータDi(n)に変換され、シェー
ディング補正回路(シェーディング補正手段)24に入
力される。
【0045】また、先にメモリ23に記憶しておいた基
準白色データW(n)が読み出されて、シェーディング
補正回路24に入力され、前述の演算 Do(n)=Di(n)×Wref/W(n) が施され、シェーディング補正後の原稿画像データDo
(n)が出力される。
【0046】図3は一実施例の基準白色データ作成処理
動作を示すフローチャートであり、図3を用いて上述し
た処理動作を説明する。なお、本動作はCPU25の指
示により不図示のROMに格納されたプログラムに基づ
いて実行される。
【0047】まず、CCD15により白色板2を読み取
り(ステップS101)、得られた1ライン分の画像デ
ータうちの注目画素のデータ値Di(n)とこの前後の
画素のデータ値Di(n−1),Di(n+1)とのメ
ディアン値Dm(n)を算出し(ステップS102)す
る。次に、メディアン値Dm(n)と注目画素のデータ
値Di(n)の差を算出し(ステップS103)し、こ
の差分値Diff(n)と規定値Cを比較する(ステッ
プS104)。
【0048】この比較結果により、差分値Diff
(n)が規定値Cより大きい場合にはメディアン値Dm
(n)を注目画素の基準白色値(基準白色データ)とし
てメモリ23に記憶させる(ステップS105)。ま
た、差分値Diff(n)が規定値C以下の場合には注
目画素のデータ値Di(n)をそのままこの注目画素の
基準白色値としてメモリ23に記憶させる(ステップS
106)。
【0049】このように第2の実施例では、上記第1の
実施例で説明したメディアン回路19、差分回路20、
セレクタ21、比較回路22の処理をCPU25により
行うようにしたので簡単な回路構成で、上記第1の実施
例と同様の効果を得ることができる。
【0050】なお、上記第1,第2の実施例ではメディ
アン演算処理する範囲を3画素として説明したが、この
範囲を広げることにより、より大きなごみの影響を除去
することができる。
【0051】また、写真、文字等の読み取る画像の種類
によって、規定値Cを変更し、ごみ検出感度を切り替え
ることもできる。
【0052】また、上述した処理(画像処理)を実現さ
せるためのプログラムを格納した記憶媒体としても実施
可能である。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
基準白色板の注目画素相当位置にごみや汚れが無い場合
でも、精度良くシェーディング補正を行うことができる
ようになるため、画質の向上を図ることができるという
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1の実施例の構成を示すブロック図
【図2】 第2の実施例の構成を示すブロック図
【図3】 一実施例の基準白色データ作成処理動作を示
すフローチャート
【図4】 本発明に係る画像読取装置の概略構造を示す
断面図
【図5】 図4の光学キャリッジの内部構造を示す断面
【図6】 ごみのない基準白色板を読み取ったときのイ
メージセンサの出力信号を示す波形図
【図7】 ごみが有る基準白色板を読み取ったときのイ
メージセンサの出力信号を示す波形図
【図8】 ごみとイメージセンサの画素との関係を示す
【図9】 一実施例のメディアン演算範囲を示す図
【図10】 図1の遅延回路の構成を示す回路図
【図11】 一実施例の基準白色データを示す図
【図12】 メディアン処理のみを施した一実施例の基
準白色データを示す図
【符号の説明】
2 基準白色板 15 イメージセンサ(CCD) 18 遅延回路 19 メディアン回路(第1の算出手段) 20 差分回路(第2の算出手段) 21 セレクタ 22 比較回路(比較手段) 23 メモリ 24 シェーディング補正回路(シェーディング補正手
段) 25 CPU(第1の算出手段,第2の算出手段,比較
手段)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素をライン状に配列したイメー
    ジセンサと、白色板と、前記イメージセンサにより前記
    白色板を読み取って得られた1ライン分の画像データう
    ちの該イメージセンサの任意の注目画素のデータ値とこ
    の周辺の画素のデータ値とのメディアン値を算出する第
    1の算出手段と、該メディアン値と前記注目画素のデー
    タ値の差を算出する第2の算出手段と、この差分値と所
    定値を比較する比較手段と、前記イメージセンサにより
    読み取った原稿画像データにシェーディング補正を施す
    シェーディング補正手段とを有し、前記比較手段による
    比較結果により、前記差分値が前記所定値より大きい場
    合には前記メディアン値を前記注目画素の基準白色値と
    し、前記差分値が前記所定値以下の場合には前記注目画
    素のデータ値をそのままこの注目画素の基準白色値と
    し、前記シェーディング補正手段はこの基準白色値を用
    いてシェーディング補正を行うことを特徴とする画像読
    取装置。
  2. 【請求項2】 メディアン値の算出に用いる周辺の画素
    の範囲は可変可能としたことを特徴とする請求項1記載
    の画像読取装置。
  3. 【請求項3】 差分値と比較する所定値は複数から選択
    可能としたことを特徴とする請求項1または2記載の画
    像読取装置。
  4. 【請求項4】 複数の画素をライン状に配列したイメー
    ジセンサにより前記白色板を読み取って得られた1ライ
    ン分の画像データうちの該イメージセンサの任意の注目
    画素のデータ値とこの周辺の画素のデータ値とのメディ
    アン値を算出し、該メディアン値と前記注目画素のデー
    タ値の差を算出し、この差分値と所定値を比較し、この
    比較結果により、前記差分値が前記所定値より大きい場
    合には前記メディアン値を前記注目画素の基準白色値と
    し、前記差分値が前記所定値以下の場合には前記注目画
    素のデータ値をそのままこの注目画素の基準白色値と
    し、この基準白色値を用いて前記イメージセンサにより
    読み取った原稿画像データにシェーディング補正を行う
    ことを特徴とする画像処理方法。
  5. 【請求項5】 複数の画素をライン状に配列したイメー
    ジセンサにより前記白色板を読み取って得られた1ライ
    ン分の画像データうちの該イメージセンサの任意の注目
    画素のデータ値とこの周辺の画素のデータ値とのメディ
    アン値を算出し、該メディアン値と前記注目画素のデー
    タ値の差を算出し、この差分値と所定値を比較し、この
    比較結果により、前記差分値が前記所定値より大きい場
    合には前記メディアン値を前記注目画素の基準白色値と
    し、前記差分値が前記所定値以下の場合には前記注目画
    素のデータ値をそのままこの注目画素の基準白色値と
    し、この基準白色値を用いて前記イメージセンサにより
    読み取った原稿画像データにシェーディング補正を行う
    ことを実現させるためのプログラムを格納したことを特
    徴とする記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102004032908B4 (de) * 2003-07-08 2008-11-06 Honda Motor Co., Ltd. Batterielastzustand-Erfassungssystem
JP2009152920A (ja) * 2007-12-21 2009-07-09 Murata Mach Ltd 画像読取装置

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