JP2002189679A - ウェブページ制作支援システム,ウェッブページ制作支援サーバ,ウェブページ制作支援方法,コンピュータプログラムおよび記録媒体 - Google Patents

ウェブページ制作支援システム,ウェッブページ制作支援サーバ,ウェブページ制作支援方法,コンピュータプログラムおよび記録媒体

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JP2002189679A
JP2002189679A JP2001133346A JP2001133346A JP2002189679A JP 2002189679 A JP2002189679 A JP 2002189679A JP 2001133346 A JP2001133346 A JP 2001133346A JP 2001133346 A JP2001133346 A JP 2001133346A JP 2002189679 A JP2002189679 A JP 2002189679A
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JP2001133346A
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Shinji Kaneko
信司 金子
Hideo Neishi
英生 根石
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Sony Corp
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Sony Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ウェブページの更新をネットワーク上で簡便
にできる環境を提供する。 【解決手段】 本発明にかかるウェブページ制作支援シ
ステムは,カスタマ300と,カスタマがネットワーク
を介してアクセス可能なウェブページ制作支援サーバ1
00と,ウェブページの制作ジョブを行うクリエータ4
00とを備えている。前記ウェブページ制作支援サーバ
は,ウェブページに関するテンプレート情報を記憶して
おり,前記カスタマからのウェブページ制作依頼を受け
て前記テンプレート情報に基づいて前記クリエータにウ
ェブページ情報を制作させ,さらに前記ウェブページ制
作支援サーバは,前記カスタマの要求に応じて前記ウェ
ブページに関するオプションサービスを提供するオプシ
ョンサービス提供サーバに前記カスタマを誘導すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,個人や企業が,ウ
ェブページ(Web Page)を開設したり,その内
容を更新したりする作業を,インターネットなどのネッ
トワーク上で支援可能なウェブページ制作支援システム
等に関する。
【0002】
【従来の技術】近年のインターネット人口の爆発的増加
に伴い,企業,個人を問わず,いわゆるウェブページを
開設し,WWW(Word Wide Web)にリン
クして,各種情報の発信および収集を行いたいという要
求が急増している。
【0003】しかしながら,ウェブページを開設するた
めには,ハイパーテキスト(Hypertext)構造
などのインターネット関連技術に関する専門的知識に加
え,ウェブページに組み込む情報としてのウェブページ
コンテンツの制作や,ウェブページのデザインなどの各
種付帯的な作業を行う必要があり,インターネットにア
クセス可能なインターネットユーザの誰でもが自分の思
い通りのウェブページを開設できるわけではない。
【0004】また,ハイパーテキストの構造などの技術
的側面を意識せずに,ビジュアル感覚でウェブページを
制作するためのウェブページ制作支援ソフトも多く広ま
っている。しかし,ウェブページ制作支援ソフトの使用
に際しては,ある程度のコンピュータやインターネット
等に関する知識が必要なので,ウェブページ制作支援ソ
フトについても,いまだインターネットユーザの誰でも
が自由に使いこなせる状態にはない。
【0005】また,ウェブページ制作能力を有する個
人,またはそのような人材を備えた企業であっても,本
来の企業活動ではないウェブページ制作に対して,貴重
な能力または人材を専属的に割当てるのは,人的費用効
果の面から言って,困難であることが少なくない。
【0006】このような状況を受けて,最近では,ウェ
ブページの開設を希望する個人や企業に代わって,その
ような個人や企業の意向に沿ったテーストおよびコンテ
ンツを有するウェブページの制作を代行する,いわゆる
ウェブページ制作代行ビジネスが脚光を浴びてきてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,上記の
ようにウェブページ制作代行業者を利用する場合であっ
ても,ウェブページ制作プロセスは煩雑である。すなわ
ち,ウェブページ制作の依頼者(以下,カスタマとい
う。)とウェブページの制作者(以下,クリエータとい
う。)とが直接的に,または電話や電子メールを介して
間接的に対話を行い,カスタマの希望に沿ってクリエー
タがウェブページを段階的に制作していくという作業が
行われる。
【0008】その際に,良質のウェブページを制作する
ためには,カスタマとクリエータとの間で,両者による
打ち合わせ,クリエータによるウェブページ制作,カス
タマによるフィードバックという作業を複数回にわたり
両者が納得いくまで,反復する必要がある。その結果,
ウェブページ完成までには多くの時間がかかり,またそ
れに伴い,ウェブページ制作に必要な最低限の費用であ
る制作費に対して,制作管理費が上積みされ,ウェブペ
ージ制作の最終コストを押し上げる要因となってしまう
という問題がある。
【0009】また,アクセス数の高い魅力のあるウェブ
ページを維持して行くためには,ウェブページのコンテ
ンツを頻繁に更新する必要があるが,ウェブページを更
新する際にも,ウェブページを制作する場合とほぼ同様
の問題が生じる。
【0010】また,ウェブページ制作業者が継続的に事
業を行うためには,営業活動が必須であるが,従来は,
営業は人手に頼らざるを得なかった。すなわち,営業マ
ン(クリエータを兼務する場合も多い)がカスタマに対
して直接的にまたは間接的にアクセスし,カスタマから
ウェブページ制作依頼を受注する作業を継続的に行わざ
るを得ず,かかる営業活動に要する費用が,営業費用と
して,ウェブページ制作費に上積みされ,さらにウェブ
ページ制作の最終コストを押し上げる要因となってしま
うという問題があった。
【0011】本発明は,従来の技術が有する上記または
その他の問題点を克服するためになされたものである。
【0012】なお,本明細書において,「カスタマ」と
は,単にウェブページ制作の依頼者である個人または企
業を指すのみならず,そのような依頼者に属するコンピ
ュータなどの端末装置も含まれるものとする。同様に,
なお,本明細書において,「クリエータ」とは,単にウ
ェブページの制作を行う個人または企業を指すのみなら
ず,そのような制作者に属するコンピュータなどの端末
装置も含まれるものとする。特に,本明細書において,
本発明を構成する要素に関連して,「カスタマ」または
「クリエータ」の用語を用いる場合には,特に断らない
限り,後述する「カスタマ」または「クリエータ」とし
ての機能を有するネットワーク接続可能なコンピュータ
などの端末装置を指すものとする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に,本発明の第1の観点によれば,カスタマと,前記カ
スタマがネットワークを介してアクセス可能なウェブペ
ージ制作支援サーバと,ウェブページの制作ジョブを行
うクリエータとを備えた,ウェブページ制作支援システ
ムであって,前記ウェブページ制作支援サーバは,ウェ
ブページに関するテンプレート情報を記憶しており,前
記カスタマからのウェブページ制作依頼を受けて前記テ
ンプレート情報に基づいて前記クリエータにウェブペー
ジ情報を制作させ,さらに前記ウェブページ制作支援サ
ーバは,前記カスタマの要求に応じて前記ウェブページ
に関するオプションサービスを提供するオプションサー
ビス提供サーバに前記カスタマを誘導することを特徴と
する,ウェブページ制作支援システムが提供される。
【0014】このように,本発明によれば,ウェブペー
ジ制作支援サービスのみならず,ウェブページの運営に
かかわるさまざまなオプションサービスを提供すること
ができるので,ユーザフレンドリなサイトを構築でき
る。
【0015】ここで,「カスタマ」は,ウェブページ支
援制作サーバにネットワークを介してアクセスするクラ
イアントのうち,ウェブページ支援制作サービスを享受
する資格を認証されたクライアントとして定義される。
したがって,一般的には,クライアントが備えている機
能,すなわち,通信機能やブラウザ機能などを備えたコ
ンピュータであるが,クライアントしての機能を備えた
家電装置や携帯端末装置なども含まれる。
【0016】「ネットワーク」は,公衆回線網などを介
して接続されるインターネット,あるいはLANなどを
介して接続されるイントラネットなどの情報の双方向通
信が可能な通信網であり,有線無線を問わない。
【0017】「ウェブページ制作支援サーバ」は,ネッ
トワークを介してカスタマその他のクライアントにウェ
ブページ制作支援サービスを提供可能なWWWサーバを
構成するコンピュータ装置である。
【0018】「ウェブページ情報」は,HTML(Hy
pertext Markup Language)そ
の他のウェッブ上で利用可能な言語で定義されるテキス
ト,画像,音声,映像などの情報(ウェブコンテンツ)
であり,ネットワークを介してアクセスしてきたクライ
アントがブラウザなどの閲覧ソフトにより閲覧可能なよ
うにウェブサーバ上に格納されたものをいう。
【0019】「クリエータ」は,ウェブページ支援制作
サーバにネットワークを介して接続され,カスタマから
依頼されたウェブページを実際に作成して,ウェブパー
ジ制作支援サーバを介してカスタマに納品するサービス
を提供するサブサーバとして低芸される。したがって,
一般的には,通信機能や,ウェブページを作成するため
のHTMLの編集機能や,各種画像ファイルを生成した
り編集したりする機能などを備えたコンピュータ装置で
ある。
【0020】「オプションサービス」とは,ネットワー
ク上でウェブページを運用するために必要なすべてのサ
ービスをいうものとし,例えばホスティングサービスや
電子商取引サービスやめーリングサービスなどをいう。
【0021】「テンプレート情報」は,ウェブページの
体裁を決定する情報であり,テンプレート情報には,例
えばウェブページのフレームデザインを決定するデザイ
ン情報,ウェブページとして表示させるページ項目に関
する項目情報,各ページ項目に掲載する具体的内容であ
る項目内容情報などが含まれる。
【0022】ウェブページ情報は,前記ウェブページ情
報の過去の制作ジョブごとに割り当てられるジョブ番号
に応じて管理されていることが好ましい。
【0023】ウェブページ制作支援サーバは,カスタマ
が更新したテンプレート情報に応じて,ウェブページ更
新費用の見積処理を行うように構成することができる。
かかる構成によれば,カスタマは,ウェブページの更新
に必要な費用を予め知ることができ,予算内でウェブペ
ージの更新を行うことが可能となり,事後の予算面での
トラブルを回避できる。
【0024】ウェブページ制作支援サーバは,カスタマ
からのウェブページ情報の更新の要求を受けて,その要
求に対応するウェブページ情報の更新に関する一連のジ
ョブを管理するジョブ管理部を発注単位ごとに開設し,
そのジョブ管理部を介して,各ウェブページ情報の更新
ジョブの進捗状況を管理するように構成することができ
る。かかる構成によれば,ウェブページ制作プロジェク
トをジョブ管理部という仮想的な管理空間を介して管理
することにより,更新ジョブの進捗状況をより適確に管
理できる。
【0025】ここで,「ジョブ」とは,クライアントか
らの依頼を受けてクリエータが制作するウェブページ制
作のプロセスであり,ウェブページ制作支援サーバにお
いて管理されるもんである。「ジョブ」は,本明細書に
おいては,プロジェクトとも称されるものである。
【0026】「ジョブ管理部」は,本明細書において
は,「ジョブ部屋」とも称されるものであり,各プロジ
ェクトに対応してウェブページ制作支援サーバ内に構築
される仮想的な空間である。
【0027】カスタマは,前記ジョブ管理部を介して,
ウェブページ情報の更新に関連する情報をアップロード
および/またはダウンロードするように構成されること
が好ましい。また,同様に,クリエータも,前記ジョブ
管理部を介して,ウェブページ情報の更新に関連する情
報をアップロードおよび/またはダウンロードするよう
に構成されていることが好ましい。
【0028】なおここで定義される本発明の構成要素の
機能構成については,特に断らない限り,他の発明の構
成要素についても適用されるものとする。
【0029】さらに,本発明の別の観点によれば,ネッ
トワークを介してアクセス可能なカスタマに対してウェ
ブページ制作支援サービスを提供するウェブページ制作
支援サーバであって,ウェブページに関するテンプレー
ト情報を記憶しており,前記カスタマからのウェブペー
ジ制作依頼を受けて前記テンプレート情報に基づいてウ
ェブページの制作ジョブを行うクリエータにウェブペー
ジ情報を制作させ,さらに前記カスタマの要求に応じて
前記ウェブページに関するオプションサービスを提供す
るオプションサービス提供サーバに前記カスタマを誘導
することを特徴とする,ウェブページ制作支援サーバが
提供される。
【0030】さらに,本発明の別に観点によれば,コン
ピュータをして上記ウェブページ制作支援サーバとして
機能させるコンピュータプログラムおよびそのコンピュ
ータプログラムが記憶された記憶媒体が提供される。
【0031】さらに,本発明の別の観点によれば,ネッ
トワークを介してアクセス可能なカスタマに対してウェ
ブページ制作支援サービスを提供するウェブページ制作
支援方法であって,ウェブページ制作支援サーバはウェ
ブページに関するテンプレート情報を記憶しており,前
記カスタマからのウェブページ制作依頼を受けて前記テ
ンプレート情報に基づいてウェブページの制作ジョブを
行うクリエータにウェブページ情報を制作させ,さらに
前記カスタマの要求に応じて前記ウェブページに関する
オプションサービスを提供するオプションサービス提供
サーバに前記カスタマを誘導することを特徴とする,ウ
ェブページ制作支援方法提供される。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に,添付図面を参照しなが
ら,本発明にかかるウェブページ制作支援システム等の
好適な実施形態について詳細に説明する。
【0033】(1)ウェブページ制作支援システムの構
成 (1−1)システムの全体的構成 まず,図1を参照しながら,本実施の形態にかかるウェ
ブページ制作支援システムの全体的な構成について説明
する。
【0034】図1に示すように,本発明にかかるウェブ
ページ制作支援システムは,ウェブページ制作支援サー
バ100と,ウェブページ制作支援サーバ100にネッ
トワーク200を介して接続された複数のカスタマ30
0(300−1,300−2,…,300−n)と,同
様にウェブページ制作支援サーバ100にネットワーク
250を介して接続された複数のクリエータ400(4
00−1,400−2,…,400−n)とから主に構
成されている。
【0035】ここで,本実施の形態にかかるウェブペー
ジ制作支援システムによるサービスの対象となる「ウェ
ブページ」は,HTML(Hypertext Mar
kup Language)その他のウェッブ上で利用
可能な言語で定義されるテキスト,画像,音声,映像な
どの情報(ウェブコンテンツ)であり,ネットワークを
介してアクセスしてきたクライアントがブラウザなどの
閲覧ソフトにより閲覧可能なようにウェブサーバ上に格
納されたものをいう。
【0036】「ウェブページ制作支援サーバ」100
は,ネットワーク200を介して,カスタマ300その
他のクライアントにウェブページ制作支援サービスを提
供可能なWWW(Word Wide Web)サーバ
(または,ウェブサーバ,HTTP(Hypertex
t Transfer Protocol)サーバなど
とも称する。)を構成するコンピュータ装置である。
【0037】ウェブページ制作支援サーバ100が提供
する「ウェブページ制作支援サービス」は,ウェブ上で
ウェブページ制作支援サーバを介して運営されるサイト
を介して,カスタマ300として特化されたクライアン
トからの要求に応じて,カスタマ300の嗜好(テース
ト)や予算に沿ってウェブページを作成し,あるいは,
すでに作成済みのウェブページの更新を行い,納品を行
うサービスである。
【0038】ここで,「ウェブページ」とは,WWWペ
ージやホームページとも称されるもので,ウェブサーバ
に格納して,ウェブを介してアクセスするクライアント
がブラウザなどのウェブページ閲覧ソフトにより閲覧可
能な状態にした情報(ウェブコンテンツ)である。そし
て,ウェブページの更新とは,すでに作成済みのウェブ
ページの全体または一部の,追加,変更または削除をい
う。
【0039】「ネットワーク」200,250は,公衆
回線網などを介して接続されるインターネット,あるい
はLANなどを介して接続されるイントラネットなどの
情報の双方向通信が可能な通信網であり,有線無線を問
わない。
【0040】「カスタマ」300は,本明細書に固有の
概念である。カスタマ300は,ウェブページ支援制作
サーバ100にネットワーク200を介してアクセスす
るクライアントのうち,ウェブページ支援制作サービス
を享受する資格を認証されたクライアントとして定義さ
れる。したがって,一般的には,クライアントが備えて
いる機能,すなわち,通信機能やブラウザ機能などを備
えたコンピュータであるが,クライアントとしての機能
を備えた家電装置や携帯端末装置,さらには携帯電話端
末なども含まれることはいうまでもない。
【0041】「クリエータ」400も,本明細書に固有
の概念である。クリエータ400は,ウェブページ支援
制作サーバ100にネットワーク250を介して接続さ
れ,カスタマ300から依頼されたウェブページを実際
に作成して,ウェブページ支援制作サーバ100を介し
てカスタマ300に納品するサービスを提供するサブサ
ーバとして定義される。したがって,一般的には,通信
機能や,ウェブページを作成するためのHTMLの編集
機能や,各種画像ファイルを生成したり編集したりする
機能などを備えたコンピュータ装置である。
【0042】(1−2) ウェブページ制作支援サーバ
100 次にウェブページ制作支援サーバ100の構造につい
て,図2を参照しながら説明する。
【0043】すでに説明したように,ウェブページ制作
支援サーバ100は,ネットワーク200を介して,カ
スタマ300その他のクライアントにウェブページ制作
支援サービスを提供可能なWWWサーバを構成するコン
ピュータ装置であり,受注処理部110,与信処理部1
20,プロジェクト管理部130,更新処理部190,
その他の情報処理管理部140,テンプレート情報デー
タベース150,カスタマ情報データベース160,プ
ロジェクト情報データベース170,クリエータ情報デ
ータベース180,その他のデータベース185を備え
ている。
【0044】(1−2−1) 受注処理部110 受注処理部110は,カスタマ300からウェブページ
制作の依頼を受注する機能を有する。受注処理部110
は,図3に示すように,カスタマ登録部111,テンプ
レート情報処理部112,プレビュー画面処理部11
3,スタッフィング部114,見積処理部115,仮受
注部116,与信照会部117,本受注部118,オプ
ションサービス処理部119を備えている。
【0045】カスタマ登録部111は,ウェブページ制
作支援サーバ100にアクセスしてきたカスタマ300
に関する各種情報をカスタマ情報データベース160に
登録し管理する。ここで管理されるカスタマ情報には,
カスタマ300に対して,後述するようなウェブページ
のイメージをプレビュー画面表示し,仮見積もりを許可
するために登録が要求される,電子メールアドレスなど
の簡易な情報である一次カスタマ情報と,与信処理を行
うためにカスタマ300に登録が要求される,住所や氏
名などのさらに詳細な情報である二次カスタマ情報とが
含まれる。
【0046】テンプレート情報処理部112は,テンプ
レート情報データベース150に記録されたテンプレー
ト情報を管理する。テンプレート情報データベース15
0には,カスタマ300が選択可能なウェブページのテ
ンプレート情報が記録されている。本明細書でいうテン
プレート情報は,ウェブページの体裁を決定する情報で
あり,テンプレート情報には,例えばウェブページのフ
レームデザインを決定するデザイン情報,ウェブページ
として表示させるページ項目に関する項目情報,各ペー
ジ項目に掲載する具体的内容である項目内容情報などが
含まれる。
【0047】なお,本実施の形態にかかるウェブページ
制作支援システム等においては,テンプレート情報を活
用することにより,ネットワーク上でのウェブページの
制作依頼や更新依頼の発注を容易にするとともに,後述
するウェブページの制作プロジェクトの効率的管理を実
現することが可能となる。
【0048】プレビュー画面処理部113は,カスタマ
300が選択したテンプレート情報に基づくイメージを
視覚的に容易に把握することが可能なプレビュー画面と
して構成して,カスタマ300のディスプレイ部に表示
させる機能を有する。
【0049】スタッフィング部114は,カスタマ30
0が自分の嗜好,例えばクールな雰囲気やクラシックな
雰囲気に合致するクリエータ400を選択することを可
能にするマッチングエンジンを備えている。カスタマ3
00は,自分の嗜好などの発注条件をウェブページ制作
支援サーバ100に登録し,スタッフィング部114
は,予めクリエータ情報データベース180に登録され
たクリエータ情報の中からカスタマ300の発注条件に
合致するクリエータ400を抽出し,カスタマ300に
提示する。
【0050】抽出されたクリエータ400が複数ある場
合には,カスタマ300は,提示されたクリエータ40
0の中から自分の嗜好に合致するクリエータ400を選
択することが可能である。その際に,カスタマ300が
自分の嗜好に合致するクリエータ400を容易に選択す
ることができるように,クリエータ400が過去に作成
したウェブページにリンクをはり,参照することができ
るように構成してもよい。なおスタッフィング部114
は,省略することも可能である。
【0051】見積処理部115は,カスタマ300がウ
ェブページ制作支援サーバ100に送信した発注条件に
基づいて,ウェブページを制作するための費用の見積も
りを行い,カスタマ300のディスプレイ上に表示す
る。カスタマ300は,表示された見積もりを参照しな
がら,自己の予算内で,最大の効果をあげるウェブペー
ジの制作を選択することができる。
【0052】仮受注部116は,カスタマ300が,プ
レビュー画面処理部113により提示されたプレビュー
画面および見積処理部115により提示された見積を確
認した後に,ウェブページ制作支援サーバ100に対し
て行ったウェブページ制作依頼を仮受注する。
【0053】与信照会部117は,図5に詳細に示すよ
うに,与信処理部100,さらには与信サーバ500に
与信照会を行い,その結果に基づいて,仮受注部116
において仮受注したカスタマ300に関するウェブペー
ジ制作ジョブを実際に進行しても良いかどうかについて
判断する。
【0054】本受注部118は,与信照会の結果が肯定
的であった場合には,実際にウェブページ制作ジョブを
進行し,ウェブページを納品しても,それらのサービス
に対する費用を回収できると判断できるので,発注を行
ったカスタマ300からのウェブページ制作依頼を本受
注し,後述するウェブページ制作ジョブを進行する。
【0055】オプションサービス処理部119は,カス
タマ300の要望に応じて,ウェブページの制作または
更新サービス以外のサービスを提供する。オプションサ
ービスとしては,図4に示すように,オプションサービ
スサーバ280が提供するサービス,例えばホスティン
グサービス提供サーバ285によるホスティングサービ
スや電子商取引サービス提供サーバ290による電子商
取引サービスがある。なお,本明細書において,オプシ
ョンサービスは,ホスティングサービスや電子商取引に
限定されず,インターネットなどのネットワークを介し
て提供可能なあらゆるサービス,例えばドメインの取得
などのサービスが含まれる。なお,本明細書では,「ホ
スティングサービス」とは,インターネット上のファイ
ルサーバやメールサーバの提供など,インターネットサ
ービスを提供するためのサーバの運用を支援するあらゆ
るサービスを含むものとし,さらに「電子商取引サービ
ス」とは,ショッピングバスケットサービスや物流サー
ビスや料金回収サービスなどインターネットを利用して
の商品やサービスの流通を支援するあらゆるサービスを
含むものとする。
【0056】カスタマ300が,ウェブページの制作ま
たは更新を依頼する際に,そのウェブページのドメイン
を取得したり,あるいはウェブページを格納するスペー
スが必要である場合には,このオプションサービス処理
部119の仲介により,ネットワーク270を介して,
オプションサービス提供サーバ280のうち,ホスティ
ングサービス提供サーバ285にアクセスして,必要な
サービスを享受することができる。また,カスタマ30
0が,ウェブページの制作または更新を依頼する際に,
そのウェブページで展開する商品の販売のために,ショ
ッピングバスケットサービスや物流サービスや代金回収
サービスなどが必要である場合には,このオプションサ
ービス処理部119の仲介により,ネットワーク270
を介して,オプションサービス提供サーバ280のう
ち,電子商取引サービス提供サーバ290にアクセス
し,必要なサービスを享受することができる。
【0057】なお,図4に示す例では,ウェブページ制
作支援サーバ100と,オプションサービス提供サーバ
280であるホスティングサービス提供サーバ285お
よび電子商取引サービス提供サーバ290を別のサーバ
として構成したが,オプションサービスをウェブページ
制作支援サーバ100内の一機能として構成することも
可能であることはいうまでもない。
【0058】なお,図示の例では,受注処理部110
を,カスタマ登録部111,テンプレート情報処理部1
12,プレビュー画面処理部113,スタッフィング部
114,見積処理部115,仮受注部116,与信照会
部117,本受注部118,オプションサービス処理部
119から構成しているが,各処理部は,単独でまたは
いくつかを組み合わせて別の処理部として構成すること
も可能であり,さらには,ウェブページ制作支援サーバ
100から独立した別のサーバとして構成することも可
能であることはいうまでもない。
【0059】(1−2−2) 与信処理部120 次に,与信処理部について図5を参照しながら説明す
る。ウェブページ制作支援サーバ100の与信処理部1
20は,インターネット260などのネットワークを介
して,与信サーバ500に接続されている。
【0060】与信サーバ500は,与信照会受付部51
0,与信照会部520,与信結果報告部530などから
成る処理部と,与信情報が格納された与信データベース
540を備えている。
【0061】与信サーバ500の与信照会受付部510
が,インターネット260を介して,ウェブページ制作
支援サーバ100の与信処理部120からあるカスタマ
に関する与信照会を受けると,与信照会部520が与信
データベース540にアクセスして,そのカスタマの支
払能力などに関する信用調査を実行する。その結果は,
与信結果報告部530からインターネット介して,ウェ
ブページ制作支援サーバ100の与信処理部120に報
告される。
【0062】すでに説明したように,ウェブページ制作
支援サーバ100は,与信照会部120を介して得られ
た与信結果に基づいて,仮受注したカスタマに関するウ
ェブページ作成ジョブを実際に進行させるかどうかの判
断を行い,その判断が肯定的である場合に,本受注部に
おいて本受注を行う。
【0063】なお,図示の例では,与信サーバ500を
ウェブページ制作支援サーバ100と別体に構成した
が,同一サーバ上に展開することも可能であることはい
うまでもない。また上記例では,与信データベース54
0を与信サーバ500内に設置した例を示したが,与信
データベース540を別のデータベースサーバとして構
成することも可能であることはいうまでもない。
【0064】(1−2−3) プロジェクト管理部13
0 次に,図6を参照しながら,プロジェクト管理部130
の構成について説明する。プロジェクト管理部130
は,ジョブ部屋開設部131,スケジュール管理部13
2,アップロード管理部133,ダウンロード管理部1
34,電子メール発行部135,納品処理部136から
主に構成されている。
【0065】プロジェクト管理部130の各機能につい
て説明する前に,「プロジェクト」,「ジョブ部屋」な
どの本明細書に固有の概念について説明する。
【0066】本明細書において「プロジェクト」とは,
カスタマ300からのウェブページ制作依頼(本発注)
を受けて,ウェブページ制作支援サーバ100が進行管
理する一連のウェブページ制作プロセスである。一般
に,プロジェクトは,カスタマ300からウェブページ
制作支援サーバ100に対するウェブページ制作依頼
(本発注)により開始され,プロジェクト管理部130
が開設したジョブ部屋を中継して,カスタマ300とク
リエータ400との間で,ウェブコンテンツに関する情
報をやり取りすることにより進行し,ウェブページ制作
支援サーバ100からカスタマ300に対して,クリエ
ータ400により完成されたウェブページを納品する作
業により完了する。プロジェクトは,各依頼に対応して
固有のジョブ部屋が割り当てられ固有の管理が行われ
る。
【0067】また,「ジョブ部屋」は,各プロジェクト
に対応してウェブページ制作支援サーバ100内に構築
される仮想的な管理空間である。後述するように,各ジ
ョブ部屋には,固有の識別番号(アカウント)と固有の
入室権限が設定される。ジョブ部屋は,プロジェクト単
位(あるいは発注単位)ごとに構築される仮想的な管理
空間であるが,同一のジョブ部屋,図31に関連して後
述するように,カスタマ300にとってはカスタマ用ジ
ョブ部屋として認識され,ウェブページ制作支援サーバ
100の管理者にとっては管理者用ジョブ部屋として認
識され,クリエータ400にとってはクリエータ用ジョ
ブ部屋として認識されるように構成することもできる。
【0068】ジョブ部屋が設定されると,カスタマ30
0はジョブ部屋にアクセスしてウェブページ制作に必要
な情報をアップロードし,クリエータ400もジョブ部
屋にアクセスしてウェブページ制作に必要な情報をダウ
ンロードすることができる。クリエータ400は,ウェ
ブページ原稿をジョブ部屋にアップロードすることがで
きる。カスタマ300は,ジョブ部屋にアクセスするこ
とによりウェブページ制作ジョブの進行状況を知った
り,あるいはクリエータ400がアップロードしたウェ
ブページ原稿を確認したりすることができる。またウェ
ブページ制作支援サーバ100の管理者もこのジョブ部
屋にアクセスすることにより,プロジェクトの進行状況
を把握し,必要な手続を行うことができる。
【0069】次にジョブ部屋管理部130の各機能につ
いて具体的に説明する。
【0070】「ジョブ部屋開設部」131は,後述する
ようなカスタマ300からの発注依頼を受けて,そのウ
ェブページ作成プロジェクトに固有のジョブ部屋を仮想
的に構築する。ジョブ部屋には固有のアカウントが割り
当てられ,そのジョブ部屋に入室するためのIDやパス
ワードが設定される。設定されたIDやパスワードは,
電子メール発行部135から,カスタマ300,クリエ
ータ400,あるいはウェブページ制作支援サーバ10
0の管理者に対して自動的に通知されるように構成する
ことができる。
【0071】「スケジュール管理部」132は,各ジョ
ブ部屋単位で進行するウェブページ制作ジョブのスケジ
ュールを管理する。例えば,カスタマ300から要求さ
れる納品希望日までに,クリエータ400がウェブペー
ジ原稿の納品を行うかどうかを監視する。クリエータ4
00からの納品遅れなど,スケジュールされた進行から
外れたジョブを監視し,必要な場合には,電子メール発
行部135から納品遅れが生じているクリエータ400
に対して,納品督促のメールを自動的に発行するように
構成することもできる。
【0072】「アップロード管理部」123は,プロジ
ェクトのステータス変更を管理する管理部の一部であ
り,ウェブ部屋にファイルなどがアップロードされたス
テータスを管理する。アップロードの対象としては,カ
スタマ300からアップロードされるウェブコンテンツ
その他のウェブページ制作に必要な情報(素材)や,ク
リエータ400からアップロードされるウェブコンテン
ツ原稿などがある。
【0073】アップロードによるステータス変更があっ
た場合には,スケジュール管理部132に,その旨が報
告され,スケジュール管理部132は,アップロードに
より変更されたウェブページ制作ジョブのステータスを
更新する。例えば,カスタマ300から所定情報のアッ
プロードがあった場合には,その情報をダウンロードす
るようにクリエータ400に促す内容の電子メールが電
子メール発行部135から発行されるように構成するこ
とができる。また逆に,クリエータ400から原稿のア
ップロードがあった場合には,その原稿を確認するよう
にカスタマ300に促す内容の電子メールが電子メール
発行部135から発行されるように構成することができ
る。
【0074】「ダウンロード管理部」134は,プロジ
ェクトのステータス変更を管理する管理部の一部であ
り,ウェブ部屋にアップロードされているファイルなど
がダウンロードされた状態を管理する。ダウンロードの
対象としては,カスタマ300からアップロードされる
ウェブコンテンツその他のウェブページ制作に必要な情
報(素材)や,クリエータ400からアップロードされ
るウェブコンテンツ原稿などがある。さらに,ダウンロ
ードの対象としては,ウェブ部屋にダウンロード可能な
ように配された著作権フリーのウェッブコンテンツ用素
材などのファイルも含まれる。
【0075】ダウンロードがあった場合には,スケジュ
ール管理部132に,その旨の報告がなされ,スケジュ
ール管理部132は,ダウンロードにより変更されたウ
ェブページ制作ジョブのステータスを更新する。また必
要な場合には,電子メール発行部135からカスタマ3
00またはクリエータ400にダウンロードアクション
に対応する内容の電子メールを自動発行するように構成
することができる。
【0076】「電子メール発行部」135は,ウェブペ
ージ制作ジョブの進行に伴って,予め設定されたアクシ
ョンが生じた場合に,必要な内容の電子メールを所定の
宛先に発信する機能を有している。電子メールの発行機
会は,ウェブページ制作支援システムの構成により任意
に設定することが可能である。
【0077】カスタマ300宛の電子メールとしては,
例えば,ジョブ部屋への入室IDやパスワードなどを通
知するジョブ部屋開設通知,ウェブコンテンツのアップ
ロードを促すアップロード依頼,ウェブページ制作ジョ
ブのスケジュールを通知するスケジュール通知,ウェブ
ページ原稿の確認を依頼する確認依頼,ウェブ原稿の納
品を通知する納品通知,その他ファイルのアップロード
などの受取確認などがある。
【0078】クリエータ400宛の電子メールとして
は,例えば,ウェブページの制作依頼を行う前に負荷状
況を確認するための負荷状況伺い,実際にウェブページ
制作ジョブを依頼する発注,カスタマ300からのアッ
プロードを通知してダウンロードを促すダウンロード依
頼,ウェブページ制作ジョブのスケジュールを通知する
スケジュール通知,納品の督促を行う督促,原稿の修正
を指示する修正依頼,その他ファイルのアップロードな
どの受取確認などがある。
【0079】「納品処理部」136は,クリエータ40
0により制作されたウェブページをカスタマ300に最
終的に納品する機能を有している。納品処理部136
は,納品処理完了後に,スケジュール管理部132に対
して,一連のウェブページ制作ジョブが完了したことを
通知し,ジョブ部屋をクローズするジョブ部屋閉鎖部と
しての機能を有するように構成することもできる。
【0080】完成したウェブページの納品方法は,ウェ
ブページ制作支援システムの構成やカスタマ300のイ
ンターネットやコンピュータに関する知識に応じて,さ
まざまな形態を採用することができる。例えば,完成し
たウェブページをダウンロードして,ウェブサーバに自
ら展開することができるスキルを有するカスタマ300
に対しては,ウェブページの完成報告とダウンロードを
促す内容の電子メールの発行をもって納品処理に代える
ことができる。これに対して,インターネットやコンピ
ュータに関する知識やスキルが不十分であり,自らの力
ではウェブページを開設できないカスタマ300に対し
ては,指定されたウェブサーバにウェブページを展開
し,閲覧可能にした時点で,納品処理を終了することが
可能である。
【0081】なお上記説明においては,カスタマ300
がウェブページ制作支援サーバ100に対して新規のウ
ェブページを制作する際のプロジェクトに関連して,プ
ロジェクト管理部130の構成について説明したが,後
述するように,カスタマ300がウェブページ制作支援
サーバ100に対して既存のウェブページの更新を依頼
する際にも,同様に,プロジェクト管理部130によ
り,プロジェクトの進行が管理されることになる。
【0082】(1−2−4) 更新処理部190 次に図7を参照しながら,更新処理部190について説
明する。受注処理部110が,カスタマ300からの新
規のウェブページ制作の依頼を受けるのに対して更新処
理部190では,既に制作済みのウェブページの更新,
すなわちウェブページ情報の追加,変更または削除を行
う。更新処理部190は,図7に示すように,プロジェ
クト照会部191と,テンプレート情報処理部192
と,プレビュー画面処理部193と,見積処理部194
と,仮受注部195と,与信照会部196と,本受注部
197とから構成されている。
【0083】すでに説明したように,新規のウェブペー
ジの制作にあたっては,プロジェクト管理部130によ
り,各依頼に対応して固有のジョブ部屋が割り当てられ
固有のプロジェクト管理が行われる。そして,このプロ
ジェクトは,クリエータ400からウェブページ制作支
援サーバ100を介してカスタマ300に納品が行われ
ることにより完了するのであるが,各プロジェクトは,
各カスタマ300ごとに固有の識別番号が割り振られ
て,管理されている。ウェブページの更新を希望するカ
スタマ300が,所定のトップページからログインを行
い,認証されると,プロジェクト照会部191は,図1
1に示すプロジェクトデータベース170に格納された
納品済みプロジェクトの中から,更新を希望するプロジ
ェクトを照会する。
【0084】テンプレート情報処理部192は,テンプ
レート情報データベース150に記録されたテンプレー
ト情報を管理する。テンプレート情報データベース15
0には,カスタマ300が選択可能なウェブページのテ
ンプレート情報が記録されている。本明細書でいうテン
プレート情報は,ウェブページの体裁を決定する情報で
あり,テンプレート情報には,例えばウェブページのフ
レームデザインを決定するデザイン情報,ウェブページ
として表示させるページ項目に関する項目情報,各ペー
ジ項目に掲載する具体的内容である項目内容情報などが
含まれる。
【0085】なお,ウェブページ情報の更新処理におい
ては,納品済みのウェブページ情報に従ったテンプレー
ト情報が,テンプレート情報データベース150から読
み出され,カスタマ300に提示される。カスタマ30
0は,提示されたテンプレート情報に基づいて,ウェブ
ページ情報の追加,変更,削除といった変更作業を行う
ことができる。このように,本実施の形態にかかるウェ
ブページ制作支援システム等においては,テンプレート
情報を活用することにより,ネットワーク上でのウェブ
ページの更新を容易に行うことができる。
【0086】プレビュー画面処理部193は,カスタマ
300が選択し変更したテンプレート情報の内容のイメ
ージを視覚的に容易に把握することが可能なプレビュー
画面として構成して,カスタマ300のディスプレイ部
に表示させる機能を有する。カスタマ300は,このプ
レビュー画面を参照することにより,実際のウェブペー
ジの更新作業に入る前に,自己のイメージどおりのウェ
ブページの更新が行われるかどうかについて確認するこ
とができる。
【0087】見積処理部194は,カスタマ300がウ
ェブページ制作支援サーバ100に送信したウェブペー
ジ情報の変更条件に基づいて,ウェブページを更新する
ための費用の見積もりを行い,カスタマ300のディス
プレイ上に表示する。カスタマ300は,表示された見
積もりを参照しながら,自己の予算内で,最大の効果を
あげるウェブページの更新ジョブを選択することができ
る。
【0088】仮受注部195は,カスタマ300が,プ
レビュー画面処理部193により提示されたプレビュー
画面および見積処理部194により提示された見積を確
認した後に,ウェブページ制作支援サーバ100に対し
て行ったウェブページ情報の更新を仮受注する。
【0089】与信照会部196は,図5に示すように,
ウェブページ制作支援サーバ100の与信処理部10
0,さらには与信サーバ500に与信照会を行い,その
結果に基づいて,仮受注部195において仮受注したカ
スタマ300に関するウェブページ更新ジョブを実際に
進行しても良いかどうかについて判断する。
【0090】本受注部197は,与信照会の結果が肯定
的であった場合には,実際にウェブページの更新ジョブ
を進行し,ウェブページを納品しても,それらのサービ
スに対する費用を回収できると判断する。そして,発注
を行ったカスタマ300からのウェブページの更新依頼
を本受注し,図31に関連して後述するウェブページ更
新ジョブを進行する。
【0091】なお,図示の更新処理部190には,オプ
ションサービス処理部が設けられていないが,受注処理
部110と同様に,カスタマ300の要望に応じて,ウ
ェブページの制作または更新サービス以外のサービスを
提供するオプションサービス処理部を設けても構わな
い。
【0092】(1−2−5) その他の情報処理/管理
部140 ウェブページ制作支援サーバ100は,上記のような受
注処理部110,与信処理部120,プロジェクト管理
部130などに加えて,その他の情報管理部140を備
えるように構成することができる。その他の情報管理部
140においては,ウェブページ制作ジョブに付随する
さまざまな付帯的処理やデータ管理を行うことができ
る。
【0093】図8に,その他の情報処理/管理部140
の一例を示すが,図示の情報処理/管理部140は,集
金処理部142,支払処理部144,クレーム受付部1
46,更新受付部148などから構成されている。
【0094】例えば,集金処理部142では,ウェブペ
ージ納品後に,カスタマ300に対して,請求書を発行
し,集金を行う作業を行う。支払処理部144は,クリ
エータ400に対して,ウェブページ作成に対する対価
を支払ったりする会計処理を行なう。クレーム受付部
は,カスタマ300からのクレームの受付作業を行う。
更新受付部148は,カスタマ300がウェブページの
更新を希望する場合に更新受付などの作業を行うことが
できる。以上の例は,ほんの一例に過ぎず,その他の情
報処理/管理部140には,ウェブページ制作支援シス
テムの構成に応じて,さまざまな情報処理および情報管
理業務を行う機能を配することができる。
【0095】なお,本実施の形態においては,ウェブペ
ージ制作支援サーバ100の情報処理/管理部を,受注
処理部110,与信処理部120,プロジェクト管理部
130,その他情報処理/管理部140から構成した
が,これらの処理部は,単独であるいは任意に組み合わ
せて別のサーバとして構成することも可能である。ある
いは,各処理部に含まれる各機能要素についても,単独
であるいは任意に組み合わせて構成することも可能であ
ることはいうまでもない。
【0096】(1−2−6) テンプレート情報データ
ベース150 次に,図9を参照しながら,テンプレート情報データベ
ース150のデータ構造について説明する。テンプレー
ト情報データベース150は,カスタマ300が本実施
の形態にかかるウェブページ制作支援システムを利用し
て作成または更新可能なウェブページの概略的なイメー
ジを把握するためのウェブページコンテンツに関するデ
ータベースである。
【0097】一般的に,ウェブページの作成にあたって
は,ウェブページの全体的なイメージを決定するページ
フレームのデザインに関するデザイン情報,どのような
種類のウェブページを相互にリンクさせるかを決定する
ページ項目に関する項目情報,さらに各ウェブページに
具体的にどのような内容を掲載するかを決定する項目内
容情報を確定する必要がある。テンプレート情報データ
ベース150は,ウェブページ制作に不慣れなカスタマ
300が,これらの情報を決定するための素材,あるい
は参考資料を提供するものである。
【0098】図9には,テンプレート情報データベース
150の一例が示されている。図示のように,テンプレ
ート情報データベース150は,デザイン情報に関する
テンプレートマスタ152,ページ項目に関するテンプ
レートページマスタ154,項目内容に関するテンプレ
ート明細マスタ156を含んでいる。
【0099】テンプレートマスタ152には,ウェブペ
ージのフレームデザインを決定する各種情報,例えばテ
ンプレートID,色IDなどのウェブページの大まかな
イメージを決定するテーストや色調に関するデータに加
えて,そのフレームを制作するためのテンプレート制作
料などに関するデータが含まれる。またこのテンプレー
トマスタ152には,カスタマ300による選択を容易
にするためのサムネイル画像情報なども含まれる。
【0100】このテンプレートマスタ152により決定
されるのは,ウェブページ全体のイメージを決定する雰
囲気(テースト)である。カスタマ300は,このテン
プレートマスタ152に記録されている情報に基づい
て,ウェブページの全体的イメージを,例えば,クール
な雰囲気,暖かい雰囲気,パステルな雰囲気,ヘビメタ
な雰囲気といったような大雑把なテーストとして選択す
ることが可能である。さらに,カスタマ300は,選択
した雰囲気のフレームをどのような色調で表現するかを
選択することが可能である。
【0101】選択にあたっては,カスタマ300は,テ
ンプレートマスタ152に記録されているサムネイル画
像を参考にしたり,さらにはプレビュー画面を表示させ
ることにより,より自分の嗜好にあったテーストのフレ
ームを選択することができる。これらのデザインに関す
るデータは,テンプレート制作料に関するデータにも連
携しているので,カスタマ300は,自分のイメージに
あったウェブページを制作するために,どの程度の費用
が必要であるかについての見積を得ることができる。
【0102】テンプレートページマスタ154には,テ
ンプレートマスタ152に基づいて選択されたテンプレ
ートフレームを用いて,どのようなウェブページを相互
にリンクさせるかに関するページ項目情報が記録されて
いる。ページ項目情報は,図示の例では,テンプレート
ページ名として記述され,カスタマ300はこのデータ
に基づいて,テンプレートフレームを用いて表現するペ
ージ項目を選択することができる。テンプレートページ
としては,例えば,トップページ,会社概要ページ,人
材募集ページ,商品情報ページなどを選択できるように
構成することができる。この場合にも,サムネイル画像
やプレビュー画面を表示させることにより,カスタマ3
00はより具体的なイメージで,ウェブページの構成を
選択することができる。
【0103】テンプレート明細マスタ156には,テン
プレートページマスタ154に基づいて選択されたペー
ジ項目に掲載する具体的な項目内容に関する情報が記録
される。テンプレート明細マスタ156の構造をより具
体的に理解するために,テンプレートページマスタ15
4において選択されたテンプレートページ項目の具体例
と関連させて説明する。例えば,テンプレートページと
してトップページが選択された場合には,このトップペ
ージに掲載する項目内容がテンプレート明細マスタ15
6に基づいて決定される。
【0104】トップページを例に挙げると,そのトップ
ページに会社のロゴを挿入するか,トップページにタイ
トル(例えば,会社名など)を挿入するか,メイン画像
(例えば,会社をアピールするためのイメージ画像や写
真など)を挿入するか,キャッチコピー(例えば,会社
をアピールするためのキャッチコピー)を挿入するかな
どが決定される。
【0105】このテンプレート明細マスタ156には,
各項目内容情報に連携させて,各明細の単価に関する情
報も記録されており,カスタマ300は,所望の項目内
用を織り込んだウェブページを制作するために,どの程
度の費用が必要であるかの見積もりを得ることができ
る。
【0106】(1−2−7) カスタマ情報データベー
ス160 次に,図10を参照しながら,カスタマ情報データベー
ス160の構造について説明する。カスタマ情報データ
ベース160には,カスタマ300に関するさまざまな
情報が登録され,管理される。カスタマ情報データベー
ス160に登録される情報には,図10に示すように,
顧客ID,ユーザ名,パスワード,氏名,自宅住所,電
話番号,ファックス番号,電子メールアドレス,会社住
所などの個人または法人識別情報が含まれる。
【0107】ここで管理されるカスタマ情報には,カス
タマ300に対して,後述するようなウェブページのイ
メージをプレビュー画面表示し,仮見積もりを許可する
ために登録が要求される一次カスタマ情報と,与信処理
を行うためにカスタマ300に要求される二次カスタマ
情報とが含まれる。
【0108】カスタマ情報データベース160への一次
カスタマ情報の登録は,カスタマ300が,ウェブペー
ジ制作支援サーバ100にアクセスして,プレビュー画
面を参照したり,ウェブページ制作の見積もりサービス
の提供を受ける前に行われる。ここで登録される一次カ
スタマ情報の内容は,必要最小限の項目,例えば氏名や
電子メールアドレスなどである。
【0109】カスタマ情報データベース160への二次
カスタマ情報の登録は,仮受注後に行われる。この二次
カスタマ情報は,本受注を行う前の与信処理を行うため
に必要な情報なので,カスタマ300が所属する主体が
企業であるような場合には,一次カスタマ情報に加え
て,その会社の本社所在地,資本金,取引先銀行など,
与信照会に必要な情報が含まれる。
【0110】このようにして獲得されたカスタマ情報デ
ータベース160は,本実施の形態にかかるウェブペー
ジ制作支援システムのさまざまな状況において,他のデ
ータベースや処理装置とリンクされて活用される。
【0111】(1−2−8) プロジェクト情報データ
ベース170 次に,図11を参照しながらプロジェクト情報データベ
ース170の構造について説明する。プロジェクト情報
データベース170は,カスタマ300から発注された
各ウェブページ制作ジョブを発注単位ごとに管理するた
めのデータベースである。すでに説明したように,ウェ
ブページ制作支援サーバ100がカスタマ300からウ
ェブページ制作の本発注を受けた後に,発注単位ごとに
仮想的な管理空間であるジョブ部屋が開設されるが,プ
ロジェクト情報データベース170は,このジョブ部屋
を介して,ウェブページ制作の進行状況を管理するため
のデータベースである。
【0112】図11に示すように,プロジェクト情報デ
ータベース170は,プロジェクト採番マスタ172,
PJデータベース(スケジュール情報データベース)1
74,プロジェクト明細データベース176,ステータ
ス変更ログ178などから構成される。
【0113】プロジェクト採番マスタ172は,カスタ
マ300からウェブページ制作ジョブを本受注した場合
に,その発注に対応するジョブ部屋を開設するためのプ
ロジェクト番号を自動的に採番して管理するデータベー
スである。ここで採番されたプロジェクト番号は,ウェ
ブページ制作ジョブが完了し,納品が行われた後にも維
持される。そして,後述するように,納品済みのウェブ
ページを更新する場合にも,このプロジェクト番号が参
照される。
【0114】スケジュール情報データベース174は,
このプロジェクト情報データベース174の中核をなす
ものであり,各ジョブ部屋ごとのウェブページ制作進行
状況を管理するための基礎データである。そのために,
スケジュール情報データベース174には,カスタマ3
00が選択したテンプレート情報,プロジェクト開始
日,カスタマスケジュール,クリエータスケジュール,
ウェブページ制作進行状況に対応するステータス,カス
タマ300からのウェブコンテンツのアップロード情
報,クリエータ400によるウェブコンテンツのダウン
ロード情報,クリエータ400によるウェブページ原稿
のアップロード情報などのプロジェクト管理に必要な各
種情報が含まれている。
【0115】プロジェクト明細データベース176は,
カスタマ300が選択したウェブページのテンプレート
情報の詳細を管理するものである。そのために,プロジ
ェクト明細データベース176には,プロジェクトID
に対応したテンプレートID,テンプレートページI
D,テンプレート明細ID,テンプレート明細バリエー
ションID,見積単価,個数などのテンプレート情報に
関連する情報が登録されて管理される。
【0116】ステータス変更ログ178は,ウェブペー
ジ制作ジョブの進行に応じてジョブ部屋のステータスに
変更があった場合に,その履歴をログとして記録し管理
するデータベースである。ステータスが変更されるアク
ションとしては,例えばカスタマ300からのウェブペ
ージコンテンツに関する情報のアップロード,クリエー
タ400によりウェブページ原稿のアップロードなどが
含まれる。
【0117】(1−2−9) クリエータ情報データベ
ース180 次に,図12を参照しながら,クリエータ情報データベ
ース180の構造について説明する。クリエータ情報デ
ータベース180には,ウェブページを実際に作成する
クリエータ400に関するさまざまな情報が登録され,
管理されている。クリエータ400は,本実施の形態に
かかるウェブページ制作支援システムのスタッフとし
て,このクリエータ情報データベース180にクリエー
タ登録を行うことにより,ウェブページ制作支援システ
ムから依頼されるプロジェクトに関する各種作業を請け
負うことが可能となる。
【0118】このクリエータ情報データベース180に
登録される情報には,図12に示すように,クリエータ
ID,ユーザ名,パスワード,氏名,自宅住所,電話番
号,ファックス番号,電子メールアドレスなどのほか
に,クリエータ400を操作するオペレータの作品履
歴,使用ソフトなどの情報が含まれる。
【0119】このようにして獲得されたクリエータ情報
データベース180は,本実施の形態にかかるウェブペ
ージ制作支援システムのさまざまな状況において,他の
データベースや処理装置とリンクされて活用される。
【0120】(1−2−10) その他データベース1
90 さらに,ウェブページ制作支援サーバ100は,その他
のデータベース190を備えることができる。その他の
データベース190は,ウェブページ制作支援システム
の構成に応じて,さまざまな態様を採ることが可能であ
るが,例えば,ウェブページ制作支援サーバ100によ
り運営されるサイトにおいて実際に制作されたウェブペ
ージのURLの管理や,制作したウェブページのメンテ
ナンス履歴などを登録して管理することができる。
【0121】(1−3) カスタマ300 「カスタマ」300は,すでに説明したように,本明細
書に固有の概念である。カスタマ300は,ウェブペー
ジ制作支援サーバ100にネットワーク200を介して
アクセスし,ウェブページ支援制作サービスを享受する
クライアントとして定義される。したがって,一般的に
は,クライアントが備えている機能,すなわち,通信機
能やブラウザ機能などを備えたコンピュータであるが,
クライアントしての機能を備えた家電装置や携帯端末装
置なども含まれる。
【0122】本実施の形態にかかるウェブページ制作支
援サーバ100が運営するウェブページ制作支援サイト
にアクセス可能なクライアントは,潜在的なカスタマ3
00である。ウェブページ制作支援サイトにアクセスし
たクライアントのなかで,カスタマ情報データベース1
60に登録を行ったクライアントがカスタマ300とし
て,本実施の形態にかかるウェブページ制作支援サービ
スを享受することが可能である。
【0123】(1−4) クリエータ400 「クリエータ」400は,すでに説明したように,本明
細書に固有の概念である。クリエータ400は,ウェブ
ページ支援制作サーバ100にネットワーク250を介
して接続され,カスタマ300から依頼されたウェブペ
ージを実際に作成して,ウェブページ支援制作サーバ1
00を介してカスタマ300に納品するサービスを提供
するサブサーバとして定義される。したがって,一般的
には,通信機能や,ウェブページを作成するためのHT
MLの編集機能や,各種画像ファイルを生成したり編集
したりする機能などを備えたコンピュータ装置である。
【0124】カスタマ300の場合と同様に,本実施の
形態にかかるウェブページ制作支援サーバ100が運営
するウェブページ制作支援サイトにアクセス可能なクラ
イアントは,潜在的なクリエータ400である。ウェブ
ページ制作支援サイトにアクセスしたクライアントのな
かで,クリエータ情報データベース160にクリエータ
400として登録を許可されたものが,以後,本実施の
形態にかかるウェブページ制作支援システムのサービス
を提供するスタッフとして,ウェブページ制作支援サー
バ100により管理される。
【0125】(1−5) 与信サーバ500 与信サーバ500は,図5に示すように,ウェブページ
制作支援サーバ100の与信処理部120とネットワー
ク260を介して連携して,与信処理を行うことが可能
なコンピュータ装置である。与信サーバ500は,与信
照会受付部510,与信照会部520,与信結果報告部
530などから成る処理部と,与信情報が格納された与
信データベース540を備えている。
【0126】与信サーバ500の与信照会受付部510
が,インターネット260を介して,ウェブページ制作
支援サーバ100の与信処理部120から,特定のカス
タマ300に関する与信照会を受ける。すると,与信照
会部520が与信データベース540にアクセスして,
そのカスタマ300の支払能力などに関する信用調査を
実行する。その結果は,与信結果報告部530からイン
ターネット260を介して,ウェブページ制作支援サー
バ100の与信処理部120に報告される。
【0127】すでに説明したように,ウェブページ制作
支援サーバ100は,与信照会部120を介して得られ
た与信結果に基づいて,仮受注したカスタマ300に関
するウェブページ作成ジョブを実際に受注して進行させ
るかどうかの判断を行う。そして,与信結果が肯定的で
ある場合には,通常はそのまま受注処理部110の本受
注部118において本受注を行う。与信結果が否定的で
ある場合には,当該カスタマ300からのウェブページ
制作依頼を受注するかどうかが,さらに検討され,最終
的に否定的な見解がでれば,カスタマ300に対して,
受注お断りの通知がなされる。
【0128】なお,図示の例では,与信サーバ500を
ウェブページ制作支援サーバ100と別体に構成した
が,同一サーバ上に展開することも可能であることはい
うまでもない。また上記例では,与信データベース54
0を与信サーバ500内に設置した例を示したが,与信
データベース540を別のデータベースサーバとして構
成することも可能であることはいうまでもない。
【0129】(1−6) オプションサービス提供サー
バ280 オプションサービス提供サーバは,図4に示すように,
ウェブページ制作支援サーバ100の受注処理部110
のオプションサービス処理部119と連携して,ウェブ
ページをインターネット上で運営するために必要なさま
ざまなオプションサービスを提供する通信機能を有する
コンピュータ装置などである。
【0130】オプションサービスとしては,図4に示す
ように,例えばホスティングサービス提供サーバ285
によるホスティングサービスや電子商取引サービス提供
サーバ290による電子商取引サービスがある。ここ
で,ホスティングサービスは,インターネット上のファ
イルサーバやメールサーバの提供など,インターネット
サービスを提供するためのサーバの運用を支援するあら
ゆるサービスを含む。また,電子商取引サービスは,シ
ョッピングバスケットサービスや物流サービスや料金回
収サービスなどインターネットを利用しての商品やサー
ビスの流通を支援するあらゆるサービスを含む。
【0131】カスタマ300が,ウェブページの制作ま
たは更新を依頼する際に,そのウェブページのドメイン
を取得したり,あるいはウェブページを格納するスペー
スが必要である場合には,オプションサービス処理部1
19の仲介により,ネットワーク270を介して,ホス
ティングサービス提供サーバ285に誘導されてアクセ
スして,必要なサービスを享受することができる。ま
た,カスタマ300が,ウェブページの制作または更新
を依頼する際に,そのウェブページで展開する商品の販
売のために,ショッピングバスケットサービスや物流サ
ービスや代金回収サービスなどが必要である場合には,
このオプションサービス処理部119の仲介により,ネ
ットワーク270を介して,電子商取引サービス提供サ
ーバ290に誘導されてアクセスし,必要なサービスを
享受することができる。
【0132】なお図4に示す例では,オプションサービ
ス提供サーバ280を,ウェブページ制作支援サーバ1
00と別体として構成したが,ウェブページ制作支援シ
ステムの構成によっては,ウェブページ制作支援サーバ
100とオプションサービス提供サーバ280の全体ま
たは一部の機能を,同体として構成することもできるこ
とはいうまでもない。
【0133】(2) ウェブページ制作支援サービスの
処理フロー 次に,上記のように構成される,ウェブページ制作支援
サーバ100,ネットワーク200,カスタマ300,
クリエータ400,与信サーバ500などから構成され
るウェブページ制作支援サーバ100の処理フローにつ
いて,添付図面を参照しながら説明する。
【0134】(2−1) ウェブページ制作支援サービ
スの概略的な処理フロー まず,図13を参照しながら,本発明にかかるウェブペ
ージ制作支援システムの処理フローの概略について説明
する。
【0135】まず,本システムが運営するサイトにアク
セスしてきたクライアントが本システムを利用してウェ
ブページ制作の支援サービスを享受するためには,カス
タマ登録を行い,カスタマ300として認証される必要
がある(S1101)。クライアントは,カスタマ30
0としてカスタマ登録を行うことにより,プレビュー画
面を参照しながら,所望のウェブページの見積もりを得
るサービスを享受することができる(S1102)。
【0136】この見積発注フロー(S1102)におい
て特徴的な処理は,後述するように,オプションサービ
ス選択フロー,プレビュー画面表示フロー,自動見積フ
ロー,与信照会フロー,本発注フローなどである。
【0137】カスタマ300は,まず,本システムが提
供するウェブページ制作支援サービスに加えて,オプシ
ョンサービスを利用するかどうか選択する。次いで,カ
スタマ300が所定のテンプレート情報を登録すること
にプレビュー画面を参照して,選択したオプションサー
ビスおよびテンプレート情報に基づいて見積もりを受け
る。さらにカスタマ300が見積に満足して,本実施の
形態にかかるウェブページ制作支援システムに対してウ
ェブページの制作依頼を行う場合には,まず仮発注処理
が行われる。なお,本実施の形態においては,オプショ
ンサービス選択フローを最初に行うように構成している
が,オプションサービス選択フローを一連の見積発注フ
ローの任意のタイミング,例えば見積発注フローの途
中,あるいは最後に行うようにしても良いことはいうま
でもない。
【0138】さらに本システムの特徴的な点は,仮受注
後に,ウェブページ制作支援サーバ100が,そのウェ
ブパージ制作ジョブを本受注する前に,依頼者であるカ
スタマ300の支払能力などの信用調査を行う点であ
る。このように,本システムによれば,与信照会処理を
行った後に,ウェブページ制作ジョブを実行するので,
ウェブページ制作費用の回収漏れといった事態を未然に
回避して,事業の安定化を図ることができる。
【0139】与信結果が肯定的である場合には,当該カ
スタマ300からのウェブページ制作依頼が本受注さ
れ,ウェブページ制作ジョブが進行する(S110
3)。ウェブページ制作ジョブ(S1103)は,その
進行状況を管理するジョブ部屋の開設により開始され
る。このジョブ部屋という仮想的な管理空間を構築し
て,ウェブページ制作の進行状況を管理する点が,本実
施の形態にかかるウェブページ制作支援システムのさら
に別の特徴点である。
【0140】このようなジョブ部屋を中継して,カスタ
マ300とクリエータ400との間でウェブコンテンツ
などの各種情報をやり取りすることにより,カスタマ3
00とクリエータ400の双方に無用なストレスを与え
ることなく,ウェブページ制作ジョブを円滑に進行させ
ることができる。
【0141】また,ウェブページ制作ジョブのスケジュ
ールについても,ジョブ部屋単位で管理されるので,ス
ケジュール管理の効率化が図れ,後述する電子メール自
動発行システムなどを利用することにより,スケジュー
ル遅れなどにも柔軟に対応することができる。
【0142】また,本システムにおいては,ウェブペー
ジ制作ジョブを円滑に進行させるために,カスタマ30
0の発注条件に合致したクリエータ400を選出してウ
ェブページ制作を請け負わせるためのスタッフィング処
理が行われる。
【0143】このスタッフィング処理は,システムの構
成に応じて,さまざまなタイミングにおいて実行するこ
とができる。例えば,見積発注フローの途中において,
カスタマ300に対してクリエータ400の過去の作品
群を参照させることにより,カスタマ300の嗜好に合
致するクリエータ400を選出することができる。ある
いは,ジョブ部屋の開設後に,カスタマ300からの発
注条件と,クリエータ400の受注条件とをマッチング
(スタッフィング)させて,ウェブページ制作ジョブを
進行させるように構成することができる。
【0144】なお,スタッフィングにあたっては,予め
クリエータ情報データベースを構築しておく必要があ
る。クリエータ情報データベースを構築するための,ク
リエータ登録フローについては,後で詳細に説明する。
【0145】このようにして,ジョブ部屋が開設され,
そのジョブ部屋に対応するウェブページ制作を請け負う
クリエータ400が決定すると,ウェブページ制作ジョ
ブが進行する。このウェブページ制作ジョブは,ジョブ
部屋を介したウェブページコンテンツのアップロードお
よびダウンロードを反復することにより進行される。そ
して,カスタマ300が納得したウェブページ原稿が納
品されることにより一連のウェブページ制作ジョブが完
了する。
【0146】その後は,ジョブ部屋の閉止処理,カスタ
マ300に対するウェブページ制作費用の請求および集
金処理,クリエータ400に対するウェブページ制作代
金の支払処理などの後処理が行われる(S1104)。
【0147】以上が,ウェブページ制作支援ジョブの概
略であるが,次に,ウェブページ制作支援ジョブの各作
業フローについて詳細に説明する。
【0148】(2−2) クリエータ登録フロー 本システムのメインの作業フローであるウェブページ制
作支援サービスの処理フローについて説明する前に,ま
ず,図14を参照しながら,本システムを機能させるた
めのクリエータ情報データベースの構築フローについて
説明する。
【0149】本実施の形態にかかるウェブページ制作支
援サービスをビジネスとして成功させるためには,ウェ
ブページ制作支援サーバ100の機能を充実させ,ユー
ザにとって魅力的なサイトを立ち上げるのみならず,実
際にウェブページ作業を請け負うクリエータ400を質
量ともに十分に確保することが肝要である。
【0150】図14に,クリエータ登録フローの概略を
示す。図示のように,ウェブページ制作支援サーバ10
0にアクセスしてきた任意のクライン後からクリエータ
として登録したい旨の登録要求があると(S120
1),ウェブページ制作支援サーバ100は,CGI
(Common Gate Interface)など
のウェブ技術を用いて,登録環境の確認を行う(S12
02)。
【0151】登録環境が整うと,ウェブページ制作支援
サーバ100は,アクセスしてきたクライアントに登録
を許可する。クライアントは,図10に示すクリエータ
情報データベースに例示されたような登録項目を入力
し,そのデータを送信する(S1203)。
【0152】ウェブページ制作支援サーバ100は,ク
ライアントから送信されたデータが所定の要件を満たし
ており,クライアントがクリエータ400としてのスキ
ルを備えているかどうか判断する(S1204)。判断
は,送信されたデータのみに基づいてウェブページ制作
支援サーバ100がほぼ実時間で実行しても良いし,あ
るいは与信サーバに対してアクセスしてきたクライアン
トの与信照会を行い,その与信結果に基づいて実行する
ように構成しても良い。
【0153】ウェブページ制作支援サーバ100が,ア
クセスしてきたクラインとを新規なクリエータ400と
して承認した場合には,そのクリエータ400をクリエ
ータ情報データベース180に登録するとともに,プロ
ジェクト管理部130の電子メール発行部135から,
クリエータID,パスワードなどがクライアントに送付
される(S1205)。
【0154】登録されたクライアントは,クリエータ4
00として認証され,カスタマ300の発注条件に合致
する場合には,ウェブページ制作ジョブが依頼される。
判断の結果,不採用となった場合には,電子メール発行
部135からクリエータ登録を要求してきたクライアン
トに対して電子メールによる不採用通知が送付される
(S1205)。
【0155】(2−3) カスタマ登録フロー 次いで,図15を参照しながら,カスタマ登録フローに
ついて説明する。ウェブページ作成支援サーバ100に
より運営されるサイトにアクセスしてきた任意のクライ
アントが,ウェブページ作成の見積もりを行うなどのウ
ェブページ作成支援サービスの提供を受けるためには,
カスタマ情報データベースにカスタマとして登録される
必要がある。
【0156】アクセスしてきたクライアントから,ウェ
ブページ作成支援サーバ100に対してカスタマ登録の
要求があると(S1301),ウェブページ作成支援サ
ーバ100は,まずCGIなどのウェブ技術を用いて,
発注環境の確認を行う(S1302)。そして,発注環
境が整った場合には,カスタマ情報の登録が許可され
る。クライアントは,ディスプレイ上に表示されるカス
タマ情報登録画面に,氏名や電子メールアドレスなどの
必須項目(一次カスタマ情報)の入力を行い,ウェブペ
ージ作成支援サーバ100に送信する(S1303)。
【0157】ウェブページ作成支援サーバ100におい
て,必須項目の入力が確認されると(S1304),ウ
ェブページ作成支援サーバ100は,カスタマ情報デー
タベース160にカスタマ情報を登録し(S130
9),登録されたクライアントに対しては,サービスへ
のログインが許可され,カスタマ300として,プレビ
ュー画面の表示や無料見積もりなどのサービスの提供を
享受することができる(S1310)。なお,認証され
たカスタマ300には,電子メール発行部135から,
プレビュー画面表示および無料見積サービスを受けるた
めのログイン用のIDおよびパスワードが電子メールで
も通知されるように構成してもよい(S1305)。
【0158】これに対して,必須項目の入力が確認され
ない場合には,必須項目の入力がクライアントに促され
る(S1306)。その結果,必須項目の入力が完了す
れば(S1307),クライアントはカスタマ300と
して登録されるが,必須項目の入力がなされない場合に
は,その旨がクライアントディスプレイに表示され,そ
れ以上のサービスの提供が禁止される(S1308)。
【0159】なお,本実施の形態においては,プレビュ
ー画面の表示および見積サービスを享受するための前提
条件として,カスタマ登録が要求されたが,システムの
構成によっては,この時点では,カスタマ登録を要求せ
ずに,さまざまなタイミングでカスタマ登録を要求する
ことができることはいうまでもない。例えば,プレビュ
ー画面の表示および見積サービスの提供後に,仮発注を
行う際に,初めてカスタマ情報の登録を要求するように
構成することも可能である。
【0160】(2−4) 見積発注フロー 次に,図16,17を参照しながら,カスタマ登録が完
了したカスタマに対して提供されるプレビュー画面表示
および無料見積サービスの提供を行うための見積発注フ
ローについて説明する。
【0161】(2−4−1) 発注ログイン(S140
1) カスタマ300が,プレビュー画面表示および無料見積
サービスの提供を受けるためには,予め発行されたID
およびパスワードによりサービス提供ページにログイン
する必要がある(S1401)。
【0162】(2−4−2) オプションサービス選択
(S1402) ウェブページ制作支援サーバ100が,カスタマ300
のログインを認証すると,まずオプションサービスの選
択が行われる(S1402)。このオプションサービス
は,ウェブページ制作支援サービスに加えて,ホスティ
ングサービスや電子商取引サービスを利用するかどうか
に応じて,カスタマ300の振り分けを行うフローであ
る。
【0163】オプションサービス選択フローについて,
図18〜図25を参照しながら説明する。なお,本実施
の形態においては,選択できるオプションとして,ホス
ティングサービスおよび電子商取引サービスを例示して
いるが,本発明はかかる例に限定されず,他のオプショ
ンサービスを選択できるように構成することも可能であ
ることはいうまでもない。
【0164】本システムにおけるオプションサービス選
択では,図18に示すように,ホスティングサービスと
電子商取引サービスの二つのオプションが準備されてい
る。カスタマ300は,本実施の形態にかかるウェブペ
ージ制作支援サービスと同時に,ホスティングサービス
および電子商取引サービスを利用する場合(S1402
A),ホスティングサービスについては他のサービスを
利用するが,電子商取引サービスについては,本システ
ムが提供するサービスを利用する場合(S1402
B),電子商取引サービスについては他のサービスを利
用するが,ホスティングサービスについては,本システ
ムが提供するサービスを利用する場合(S1403
C),ホスティングサービスおよび電子商取引サービス
ともに他のサービスを利用し,ウェブページ制作支援サ
ービスについてのみ本システムを利用する場合(S14
04D)の中から,自分の環境に合致したオプションを
選択することが可能である。
【0165】図19には,本実施の形態にかかるウェブ
ページ制作支援サービスと同時に,ホスティングサービ
スおよび電子商取引サービスを利用する場合(S140
2A)のオプションサービス選択画面の一例が示されて
いる。図示のように,ホスティングサービスとしては,
通常のサーバサービスの他,認証,CGI(アンケー
ト,予約,お問い合わせ),ドメイン登録,ドメイン管
理が準備されており,電子商取引サービスとしては,シ
ョッピングバスケット(あるいはショッピングカー
ト),物流,代金回収が準備されている。カスタマ30
0は,自分のウェブページに必要なオプションサービス
を選択して,プレビュー画面で確認した後,発注を行う
ことが可能である。
【0166】図20には,カスタマ300が商品販売サ
イトを立ち上げるために,本実施の形態にかかるウェブ
ページ制作支援サービスを利用し,さらにオプションサ
ービスとして,ショッピングバスケットサービスを選択
した場合の一例が示されている。図示のように,ショッ
ピングバスケットサービスを利用した場合には,プレビ
ュー画面として,商品情報とショッピングバスケットが
リンクした画面が表示されることがわかる。
【0167】図21には,さらに電子商取引対応商品情
報ページを作成する際の商品情報ページと電子商取引サ
ービスとの対応関係が示されている。図示のように,本
実施の形態にかかるウェブページ制作支援システムによ
り作成されるページ群602には,商品情報一覧ページ
と商品情報詳細ページが含まれている。これに対し
て,オプションサービス提供システムにより作成される
ページ群604には,ショッピングバスケットページ
と精算ページが含まれている。図示の例では,商品情
報一覧ページと商品情報詳細ページがそれぞれ,シ
ョッピングバスケットページにリンクするように構成
されている。
【0168】図22には,商品情報一覧ページの一例
が示されている。このページには,商品情報ページのタ
イトルあるいは商品のカテゴリおよび商品の説明やコメ
ントに加えて,商品の一覧が示されている。商品の一覧
は,商品写真と商品番号や商品名や価格などの商品基本
情報から構成されている。さらに,各商品欄には,商品
情報詳細ページにリンクしている「詳細を見る」ボタ
ン,およびショッピングページにリンクしている「か
ごに入れる」ボタンおよび「かごの中を見る」ボタンが
それぞれ配されている。
【0169】図23には,図22に示す商品情報一覧ペ
ージの「詳細を見る」ボタンの押下により表示される
商品情報詳細ページの一例が示されている。このペー
ジには,商品名がタイトルとして示される他,商品の拡
大写真,商品番号や商品名や価格などの商品基本情報に
加えて,商品の特徴や色や種類などに関する商品説明欄
が示されている。さらに,この商品情報詳細ページに
は,ショッピングバスケットページにリンクしている
「かごに入れる」ボタンおよび「かごの中を見る」ボタ
ンがそれぞれ配されている。
【0170】図24には,図21または図22の「かご
に入れる」ボタンおよび「かごの中を見る」ボタンの押
下により表示されるショッピングバスケットページの
一例が示されている。図示のように,注文内容として,
品番,品名,単価,数量,小計などが表示され,消費税
や送料などを加えた後の買上金額総合計が表示されるよ
うに構成されている。さらに,ショッピングバスケット
ページには,精算ページにリンクする「精算する」
ボタンおよび商品情報一覧ページにリンクする「買物
続行」ボタンがそれぞれ配されている。
【0171】図25には,図24の画面において「精算
する」ボタンを押下した場合に表示される精算ページ
の一例が示されている。このページには,購入者に関す
る情報の登録画面および届け先に関する情報の登録画面
および支払い方法に関する選択画面などが表示されてお
り,カスタマ300は,必要な情報を登録することによ
り,選択した商品を購入することができる。なお,この
ページにおいて入力された情報は,SSL暗号化通信に
より送信されるので,入力者の情報に関するセキュリテ
ィが確保されている。さらに,この精算ページには,
精算処理を続行する「次へ」ボタンやショッピングバス
ケットページに戻るための「戻る」ボタンが配されて
いる。
【0172】以上,図18〜図25を参照しながら,本
実施形態にかかるウェブページ制作支援システムにおけ
るオプションサービスの選択フローについて説明した
が,このオプションサービス選択フローは,上記のよう
に,ログイン後に行う必要はなく,発注見積処理フロー
のいずれのタイミングで実施しても構わない。また,本
サービスであるウェブページ制作支援サービスと連携さ
れるオプションサービスについても,ホスティングサー
ビスや電子商取引サービスに限定されるものではないこ
とはいうまでもない。
【0173】(2−4−3) テンプレート情報登録フ
ロー(S1403) カスタマ300が必要なオプションサービスの選択を完
了すると,次いで,カスタマ300に対して,テンプレ
ート情報の登録が要求される(S1403)。テンプレ
ート情報は,カスタマ300が制作を希望するウェブペ
ージのイメージを視覚的把握するためのプレビュー画面
を表示させるため,および自動見積もりを行うために必
要な情報である。
【0174】すでに説明したように,テンプレート情報
は,(1)デザイン選択,(2)項目選択,(3)項目
内容選択などから構成される。
【0175】(1)デザイン選択は,ウェブページのフ
レームイメージを選択する。カスタマ300は,テンプ
レート情報データベース150のテンプレートマスタ1
52に記録されている情報に基づいて,ウェブページの
イメージを,例えば,クールな雰囲気,暖かい雰囲気,
パステルな雰囲気,ヘビメタな雰囲気といったような大
雑把なテーストとして選択することが可能である。
【0176】(2)項目選択は,選択されたフレームイ
メージを用いてテンプレートページとして掲載したいペ
ージ項目を選択する。カスタマ300は,テンプレート
情報データベース150のテンプレートページマスタ1
54に記録されている情報に基づいて,ウェブページに
掲載した項目,例えば,トップページ,会社概要ペー
ジ,人材募集ページ,商品情報ページなどを選択する。
【0177】(3)項目内容選択は,選択されたテンプ
レートページに掲載したい項目を選択する。カスタマ3
00は,テンプレートページマスタ154に基づいて選
択された具体的な項目内容,例えば,トップページであ
れば会社のロゴ,会社名,メイン画像,キャッチコピー
などを選択する。
【0178】(2−4−4) プレビュー処理フロー
(S1404) ステップS1403において,テンプレート情報の選択
が完了すると,カスタマ300は必要に応じて,プレビ
ュー画面を表示させることができる(S1404)。そ
して,カスタマ300は,このプレビュー画面を参照す
ることにより,自己のウェブページのイメージを具体的
に把握することができる。そして,プレビュー画面が気
に入らない場合には,テンプレート情報を改めて選択し
直すことができる。
【0179】図26に,プレビュー画面処理の一例を示
す。項目内用選択画面において,プレビューボタンが押
下されると(S1601),プレビュー編集HTML呼
出CGIが呼び出される(S1602)。プレビュー編
集HTMLは,カスタマ300により選択されたテンプ
レート情報に基づいて,所定形式,例えばgif形式の
画像ファイルを読出して,プレビュー画面を構成し(S
1603),カスタマ300のディスプレイに表示させ
ることができる。
【0180】図27〜図30に,図16に示すプレビュ
ー画面表示処理(S1404)により表示されるプレビ
ューイメージの具体例を示す。
【0181】図27は,トップ画面のプレビュー画面の
構成例である。カスタマ300により,トップ画面に表
示する項目内容として,(1)会社ロゴ,(2)タイト
ル(会社名),(3)画像(会社イメージ),(4)テ
キスト(キャッチコピー)が選択されると(170
1),図示のようなプレビュー画面がカスタマ300の
ディスプレイに表示される(1702)。
【0182】図28は,トップ画面のプレビュー画面の
別の構成例である。カスタマ300により,トップ画面
に表示される内容として,(1)会社ロゴ,(2)画像
(会社イメージ),(3)テキスト(キャッチコピー)
が選択されると(1801),タイトルの表示されない
プレビュー画面がカスタマ300のディスプレイに表示
される(1802)。
【0183】図29は,製品情報画面のプレビュー画面
の構成例である。カスタマ300により,製品情報画面
に表示される項目内容として,(1)画像,(2)テキ
ストが選択され,さらに表示する製品情報の個数を4個
とすると(1901),4つのテキスト付の製品画像に
関するプレビュー画面がカスタマ300のディスプレイ
に表示される(1902)。
【0184】図30は,製品情報画面のプレビュー画面
の構成例である。カスタマ300により,製品情報画面
に表示される項目内容として,(1)画像,(2)テキ
ストが選択され,さらに表示する製品情報の個数を2個
とすると(2001),4つのテキスト付の製品画像に
関するプレビュー画面がカスタマ300のディスプレイ
に表示される(2001)。
【0185】なお,プレビュー画面を構成する単位画像
は複数の画像ファイルから構成することが好ましい。か
かる構成によれば,悪意あるカスタマ300が画像ファ
イルをそのままダウンロードして,盗用または他の用途
に転用してしまうような事態を回避することができる。
【0186】(2−4−5) クリエータ選択フロー
(S1405) 再び,図16を参照するに,ステップS1404におい
て,カスタマ300はプレビュー画面を参照した後に,
システムの設計に応じて,クリエータ400を選択する
ように構成することも可能である(S1405)。例え
ば,カスタマ300が選択したウェブページイメージに
合致するクリエータ400が,ウェブページ制作支援サ
ーバ100から提示され,カスタマ300は,そのクリ
エータ400の過去の作品歴を参照することにより,自
分のウェブページ制作ジョブを依頼するクリエータ40
0を選択することも可能である。もちろん,クリエータ
選択処理(S1405)を省略するように,システムを
構成することも可能であることはいうまでもない。
【0187】(2−4−6) 自動見積フロー(S14
06) ステップS1403において,テンプレート情報が登録
された後には,カスタマ300は,自動見積機能を利用
することができる。カスタマ300が,自動見積もりを
選択すると,ウェブページ制作支援サーバ100は,テ
ンプレート情報データベース150およびオプションサ
ービス提供サーバ280が管理するオプションサービス
データベースを参照し,カスタマ300が選択したテン
プレート情報およびオプションサービスに基づくウェブ
ページを制作するために必要な費用を自動的に見積も
り,カスタマ300のディスプレイに表示させることが
できる。ステップS1405において,クリエータ40
0の選択が行われた場合には,自動見積もりの際に,選
択されたクリエータ400の単価が参照される。
【0188】ステップS1406において,カスタマ3
00がディスプレイ表示された見積額に納得した場合に
は,発注処理へ進む。これに対して,ステップS140
7において,カスタマ300が自動見積もりされた見積
り額に納得がいかないような場合には,カスタマ300
は,再びステップS1403に戻り,テンプレート情報
を再度選択することができる。
【0189】(2−4−7) 仮発注フロー(S150
1〜S1503)) カスタマ300は,プレビュー画面および自動見積を参
照した結果,ウェブページ制作支援サーバ100に対し
て,ホームページ制作の依頼を行う場合には,図17に
示す,ステップS1501に進む。ここでは,カスタマ
300が本システムに対してウェブページ制作を依頼す
るにあたっての注意事項や同意事項などの規約が提示さ
れ,カスタマ300が規約に同意した場合には,仮発注
処理に進む(S1502)。
【0190】仮発注処理は,カスタマ300からのウェ
ブページ制作依頼を仮受注し,その制作依頼を本当に受
注するか否かを判断するタイムラグを設けるためのもの
である。仮発注を行った後,カスタマ300に関するさ
らに詳細な情報(二次カスタマ情報)の登録が促される
(S1503)。かかる二次カスタマ情報は,次のステ
ップS1504において行われる与信照会処理において
必要な情報である。
【0191】(2−4−8) 与信照会フロー(S15
04) ウェブページ制作支援サーバ100は,ステップS15
03において登録された二次カスタマ情報に基づいて,
与信サーバ500に対して,当該カスタマ300の与信
照会を行う(S1504)。
【0192】このように,本システムによれば,ウェブ
ページ制作ジョブの本発注に先立って,与信照会フロー
により,カスタマ300の支払能力などの信用調査を行
うので,ウェブページ制作費が回収できなくなるような
好ましくない事態の発生を予め回避することができる。
【0193】(2−4−9) 本発注フロー(S150
6) ステップS1505において,与信照会の結果が肯定的
である場合には,システムは本発注処理に進む(S15
06)。与信照会の結果が否定的である場合には,受注
不能処理がなされる(S1507)。受注不能処理にお
いては,例えば,与信照会の結果如何にかかわらず,カ
スタマ300からの依頼を受注するかどうかが再度検討
され,再度の検討でも否定的な結果がでた場合には,カ
スタマ300に対して,受注不能を通知するための電子
メールを送信するように構成することができる。
【0194】このようにして,本発注が完了した後に
は,ジョブ管理フロー(S1507)に進む。次に図3
1を参照しながら,ウェブページ制作ジョブフローにつ
いて詳細に説明する。
【0195】(2−5) ウェブページ制作ジョブフロ
ー すでに説明したように,カスタマ300からの本発注後
には,発注されたウェブページ制作ジョブは発注単位ご
とにプロジェクトとして処理される。さらに,本システ
ムの特徴的な点は,プロジェクトが開始されると(S2
101),プロジェクトごとにジョブ部屋が開設される
点である(S2102)。
【0196】ジョブ部屋は,ウェブページ制作ジョブの
進行状況をを発注単位ごとに管理する仮想的な管理空間
である。一つのプロジェクトに関連するジョブ部屋は,
図31に示す実施の形態においては,ウェブページ制作
ジョブにかかわる主体に応じて異なる管理空間として認
識されるように構成されている。
【0197】すなわち,ウェブページ制作ジョブの発注
主体であるカスタマ300にとって,ジョブ部屋はカス
タマ用ジョブ部屋2110として認識される。ウェブペ
ージ制作ジョブの管理者であるウェブページ制作支援サ
ーバ100にとって,ジョブ部屋は管理者用ジョブ部屋
2120として認識される。また,ウェブページ制作ジ
ョブの実際の作業者であるクリエータ400にとって,
ジョブ部屋はクリエータ用ジョブ部屋2130として認
識される。
【0198】これらのジョブ部屋2110,2120,
2130は,同一のプロジェクトを客体とする仮想的な
管理空間なので,各主体にとって異なる部屋として認識
させるように構成することも可能であるし,また同一の
部屋として認識させるように構成することも可能であ
る。
【0199】次に,カスタマ用ジョブ部屋2110,管
理者用ジョブ部屋2120,クリエータ用ジョブ部屋2
130の三者間におけるウェブコンテンツに関する情報
のやり取りを時系列的に追いながら,ウェブページ制作
ジョブフローの概略について説明する。
【0200】まず,カスタマ300からウェブページに
掲載するウェッブコンテンツに関するデータがカスタマ
用ジョブ部屋2110にアップロード(入稿)される。
カスタマ300からアップロードされるデータは,例え
ば,図27に示すようなトップページを例に挙げると,
会社のロゴ,会社名(タイトル),会社のイメージ画
像,キャッチコピーなどのファイルである。
【0201】アップロードされたデータは,管理者用ジ
ョブ部屋2120において,入稿確認がなされる(S2
121)。
【0202】かかるウェブページ制作ジョブフローの進
行とは別に,クリエータ400は,自己の負荷状況など
のスケジュールをクリエータ情報データベースに報告
し,その記録内容を更新しておく。かかるクリエータ4
00のスケジュールは,クリエータ用ジョブ部屋213
0から管理者用ジョブ部屋2120に適宜送られる。ウ
ェブページ制作支援サーバ100は,カスタマ300か
らの入稿を確認した後に,クリエータ400のスケジュ
ール報告に基づいて,スタッフィング処理を行う(S2
122)。
【0203】スタッフィング処理(S2121)は,す
でに説明したように,発注されたウェブページ制作に最
適なクリエータ400を選出し,選出されたクリエータ
400に対してウェブページ制作ジョブを割り当てる作
業である。
【0204】ここで図32を参照しながら,管理者用ジ
ョブ部屋2120において行われるスタッフィングフロ
ーについて説明する。
【0205】まずカスタマ300からウェブページ制作
の発注がなされると(S2201),発注条件が抽出さ
れる(S2202)。ここで抽出される発注条件には,
納期やカスタマ300の嗜好(テースト)が含まれる。
カスタマ300の嗜好を判断は,例えば,テンプレート
情報のデザイン選択においてカスタマ300が選択した
ウェブページイメージ,例えばクールなデザインを選択
したなどの情報を参考にして決定することができる。
【0206】次いで,クリエータ情報データベースか
ら,発注条件に合致したクリエータ400を選出する。
例えば,カスタマ300がクールな雰囲気のウェブペー
ジを2ヶ月以内に制作したい場合には,クールな雰囲気
のウェブページ制作を得意とするクリエータ400の中
から,2ヶ月以内に作業を完了させることが可能なクリ
エータ400を選出する。
【0207】次いで,選出されたクリエータ400にウ
ェブページ制作作業を依頼するかどうかが判断される
(S2204)。ここでの判断は,ウェブページ制作支
援サーバが行うように構成しても良いし,カスタマ30
0が最終的判断を行うように構成してもよい。そして,
選出されたクリエータ400にウェブページ制作を依頼
をしても大丈夫だと判断された場合には,実際のウェブ
ページ作成依頼がクリエータ400に発注される。
【0208】再び,図21を参照するに,管理者用ジョ
ブ部屋2120においてスタッフィングされたクリエー
タ400は,作業内容やスケジュールを確認し,引き受
けることが可能であれば受注を行う(S2132)。
【0209】そして,クリエータ400により受注が行
われれば,ウェブページ制作ジョブが完了するまでのお
おまかのスケジュールをたてることも可能なので,その
スケジュールがカスタマ用ジョブ部屋2110を介して
カスタマ300に対して報告される(S2112)。
【0210】受注確認後,管理者用ジョブ部屋2120
では,クリエータ400に対して,カスタマ300から
アップロードされたウェッブコンテンツに関する情報を
クリエータ用ジョブ部屋に移管して,それらの情報をダ
ウンロードするように電子メールなどにより促す。かか
る報告を受けて,クリエータ400は,ウェブページ制
作ジョブを開始する(S2133)。
【0211】このようにして開始されたウェブページ制
作ジョブの進行状況は,管理者用ジョブ部屋2120を
介して,ウェブページ制作支援サーバ100により管理
されている(S2123)。そして,クリエータ400
の作業進行が遅滞しているような場合には,電子メール
などにより督促を行う。
【0212】クリエータ400は,ウェブページの原稿
が完成すると,管理者用ジョブ部屋2120を介して,
カスタマ用ジョブ部屋2110に,その原稿をアップロ
ードする(S2134)。ウェブページ制作支援サーバ
100は,原稿がアップロードされた旨を,カスタマ3
00に,電子メールなどにより通知を行い,アップロー
ドされたウェブページ原稿の確認を促す。
【0213】カスタマ300は,カスタマ用ジョブ部屋
2110にアクセスして,クリエータ400から納品さ
れたウェブページ原稿をダウンロードしたりウェブ上で
確認する(S2113)。そして,ウェブページ原稿の
内容を確認した後,修正があるようであれば,管理者用
ジョブ部屋2120を介してクリエータ400に修正指
示を行う(S2114)。
【0214】クリエータ400は,管理者用ジョブ部屋
2120から送られてくる修正指示に従って所定の納期
までに修正作業を行い,その修正結果をクリエータ用ジ
ョブ部屋2130を介して,ウェブページ制作支援サー
バ100にアップロードする(S2135)。
【0215】以上説明したようなウェブページ原稿のア
ップロード(S2134),ウェブページ原稿のダウン
ロードまたはウェブ上での確認(S2113),修正指
示(S2114),修正作業(S2135)という一連
の作業は,必要なだけ反復され,カスタマ300が,こ
れ以上の修正が不要であると判断した場合には,カスタ
マ300は,カスタマ用ジョブ部屋2110に対してウ
ェブページの完成確認報告を行う(S2115)。
【0216】完成確認報告は,クリエータ用ジョブ部屋
2130を介して,クリエータ400に通知され,クリ
エータ400は当該プロジェクトに関するウェブページ
制作ジョブの作業を終了する(S2136)。
【0217】また,管理者用ジョブ部屋2120でも,
当該プロジェクトに関するウェブページ制作ジョブの終
了を確認し(S2125),納品処理(S2125)に
ステータスを変更する。
【0218】納品処理は,カスタマ用ジョブ部屋211
0を介して,カスタマ300に対してウェブページファ
イルをダウンロードを促すことにより行うことも可能で
ある。この場合には,ウェブサーバへのウェブページの
展開は,カスタマ300側において行うことになる。こ
れに対して,カスタマ300からのオプション要請があ
れば,納品作業を,ウェブページ制作支援サーバ100
が,カスタマ300により指定されたウェブサーバに展
開することにより終了することも可能であることはいう
までもない。
【0219】このようにして,一連のウェブページ制作
ジョブが終了すると,ジョブ部屋が閉鎖され,プロジェ
クトが終了される(S2105)。なお,上記実施形態
においては,ウェブページ制作ジョブの完了に伴い,当
該ジョブに関連するジョブ部屋を閉鎖する構成を示し
た。しかし,本システムはかかる例に限定されず,カス
タマ300が制作されたウェブページの更新を行ったり
する場合に備えて,プロジェクトの終了後もジョブ部屋
を存続させる構成を採用することも可能であることはい
うまでもない。
【0220】(2−6) 電子メール発行フロー 本実施の形態にかかるウェブページ制作支援システムに
ついての説明の最後に,ウェブページ制作支援サーバ1
00の電子メール発行部により行われる電子メールの発
行フローについて,図33を参照しながら説明する。
【0221】図33に示すように,電子メール発行部
は,通常は待機状態におかれている(S2301)。し
かしながら,システムにおいてステータス変更アクショ
ンが発生した場合には(S2302),そのアクション
が電子メール発行が必要なアクションかどうかが判断さ
れ(S2303),もし電子メール発行が必要なアクシ
ョンである場合には,電子メールが自動形成され(S2
304),その電子メールが指定アドレスに送付される
(S2305)。しかしながら,ステップS2304に
おいて,そのアクションが電子メール発行が不要なアク
ションであると判断された場合には,待機状態に戻っ
て,次のアクションを待機している。
【0222】ここで,ステータス変更アクションとして
は,システムの構成に応じてさまざまなものが想定され
る。例えば,カスタマ300からのアクションとして
は,時系列に例示すれば,カスタマ情報の登録アクショ
ン,ログインアクション,テンプレート情報の登録アク
ション,プレビュー画面表示の要求アクション,見積表
示の要求アクション,仮発注アクション,与信情報登録
アクション,本発注アクション,ウェブページコンテン
ツに関する情報のアップロードアクション,修正指示ア
クション,原稿の最終確認アクションなどがある。
【0223】ウェブページ制作支援サーバ100からの
アクションとしては,カスタマ情報登録の要求および確
認アクション,ID/PW発行アクション,仮受注アク
ション,与信照会アクション,本受注アクション,ジョ
ブ部屋アカウント発行アクション,アップロード確認ア
クション,スタッフィングアクション,ダウンロード指
示アクション,納品アクションなどがある。
【0224】また,クリエータ400からのアクション
としては,クリエータ情報登録アクション,スケジュー
ル報告アクション,作業内容確認アクション,受注アク
ション,原稿アップロードアクション,などがある。
【0225】これらのすべてのアクションに対して,電
子メール発行を行う必要はないが,電子メール発行によ
り,ウェブページ制作支援ジョブを円滑に行うことがで
きる場合には,適宜電子メールが自動発行される。
【0226】(2−7) 更新処理フロー 以上,本実施の形態にかかるウェブページ制作支援シス
テムのウェブページの新規制作フローについて説明した
が,本システムは,納品済みのウェブページを更新する
場合にも適用可能である。
【0227】ウェブページの更新処理フローを具体的に
説明する前に,ウェブページの更新が必要ないくつかの
場合を,商品情報ページの更新を例に説明する。例え
ば,最初の新規作成の段階では,商品情報ページにテキ
ストのみの商品情報を50件載せていたが,すべての商
品に対して画像もつけたいというような場合がある。あ
るいは,新規作成の段階では,商品情報ページにテキス
トのみの商品情報を50件載せていたが,これらの商品
のうち10件は画像をつけ,残りの40件はそのまま
で,さらに新規に商品を30件載せたい。しかも,それ
らの商品のうち5件は「テキスト+画像」とし,残りの
25件についてはテキストのみにしたいというような場
合がある。あるいは,単に商品情報ページの商品の順番
を変更したいような場合がある。このように,ウェブペ
ージを変更したい場合はさまざまであるが,本実施の形
態にかかるウェブページ制作支援システムにより,テン
プレート情報を利用することにより,カスタマ300の
多様なニーズに柔軟に応えることが可能である。
【0228】次に,図34を参照しながら,本実施の形
態にかかる更新処理フローについて説明する。なお,更
新処理フローにおいて行われるテンプレート情報選択処
理および自動見積処理,ウェブページ更新処理などは,
ウェブページの新規制作の場合に準じるので,重複する
部分については詳細な説明は省略することにする。
【0229】まず,トップ画面において,ウェブページ
の更新処理を選択すると,カスタマ300の認証が求め
られる。通常は,カスタマ300は,更新対象であるウ
ェブページを新規に制作した際に,ユーザ登録またはカ
スタマ登録を行っているので,登録されたユーザ名およ
びパスワードを入力することにより,本システムにかか
る更新処理フローにログインすることが可能である(S
3401)。
【0230】ログイン後に,カスタマ300は,納品済
みのプロジェクトの中から,その内容の更新を行おうと
意図しているウェブページ制作プロジェクトを参照す
る。ここで,本システムによれば,ウェブページの制作
はテンプレート情報に基づいて行われる。したがって,
更新対象のウェブページのプロジェクトを参照すること
により,更新対象のウェブページが関連するテンプレー
ト情報も容易に参照することが可能となり,そのテンプ
レート情報を更新(変更,追加,削除)する作業を非常
に簡単に行うことが可能である。
【0231】このようにして,更新対象のウェブページ
のプロジェクトを参照した後,カスタマ300は,テン
プレート情報を更新意図に従って変更,追加または削除
する(S3403)。ここで,テンプレート情報は,す
でに説明したように,デザインと項目と項目内容とから
構成されているので,デザイン選択(S3404),項
目選択(S3405),項目内容設定(S3406)を
順次行うことにより,カスタマ300は,更新の概略を
把握することが可能である。
【0232】そして,新規制作の場合と同様に,必要に
応じて,選択したテンプレート情報に基づいてプレビュ
ー画面を参照した後,自動見積処理を行う(S340
7)。カスタマ300は,見積内容に納得が行けば,ウ
ェブページの更新を発注する。発注に際しては,新規制
作の場合と同様に,仮発注処理,与信処理,本発注処理
の手続を踏むように構成することも可能である。また,
更新の場合には,カスタマ300の与信処理は完了して
いるため,仮発注処理および与信処理を省略して,本発
注処理に進むようにシステムを構成することも可能であ
る。
【0233】いずれにせよ,ウェブページの更新依頼を
受注すると,ウェブページ制作支援サーバ100は,新
たな更新用ジョブ部屋を開設して,ウェブページ更新ジ
ョブを開始する(S3408)。更新用ジョブ部屋の構
成およびその処理フローに関しては,図31に関連し
て,ウェブページの新規制作のジョブフローについて説
明したものとほぼ同様なので,ここでは詳細な説明は省
略することにする。
【0234】このようにして,ウェブページの更新処理
が完了し,更新された内容のウェブページが納品された
後は,代金の回収等の後処理が行われる(S340
9)。このようにして,一連のウェブページの更新処理
が完了する。
【0235】次に図35を参照しながら,商品情報ペー
ジの更新処理を例にあげて,本実施の形態にかかるウェ
ブページ制作支援システムの更新処理のページ構成につ
いて簡単に説明する。
【0236】後述するように,図36に示すような,本
実施形態にかかるウェブページ制作支援システムの総合
トップページから,「更新」ボタンを選択して押下し
て,更新処理ページに遷移して,納品済みプロジェクト
一覧の中から所定のプロジェクトを選択すると,図35
に示す商品情報更新ページのトップページ(S350
1)に遷移する。この商品情報更新ページトップページ
(S3501)は,ページ/商品追加数指定ページ(S
3501),ページ削除ページ(S3503),商品削
除ページ(S3504),ページ追加場所指定/入れ替
えページ(S3505),商品追加場所指定/入れ替え
トップページ(S3506),商品挿入トップページ
(S3507)から構成されており,商品情報ページの
更新(追加,変更,削除)に関するさまざまな処理をテ
ンプレート情報に沿って行うことができるように構成さ
れている。これらの各ページは並列的に選択することも
可能であり,ページ/商品追加数指定ページ(S350
1),ページ削除ページ(S3503),商品削除ペー
ジ(S3504),ページ追加場所指定/入れ替えペー
ジ(S3505),商品追加場所指定/入れ替えトップ
ページ(S3506),商品挿入トップページ(S35
07)へと順次選択することも可能なように,構成され
ている。
【0237】ページ/商品追加数指定ページ(S350
1)は,商品情報ページを追加したり,商品数の追加を
行うためのページである。ページ削除ページ(S350
3)は,不要となった商品情報ページを削除する処理を
行うためのページである。同様に,商品削除ページ(S
3504)は,不要となった商品を削除する処理を行う
ためのページである。ページ追加場所指定/入れ替えペ
ージ(S3505)は,新たなページを追加したり,場
所を入れ替えたりする処理を行うページである。商品追
加場所指定/入れ替えトップページ(S3506)は,
商品の追加場所を指定したり,商品の入れ替えを行うペ
ージであり,さらに各ページごとに商品追加場所指定お
よび入れ替えを行うためのサブページ(S3508)を
備えている。商品挿入トップページ(S3507)は,
新たな商品を挿入するページであり,さらに各ページご
とに商品挿入の処理を行うためのサブページ(S350
9)を備えている。なお,これらの商品情報更新処理フ
ローの実施例については,図89〜図97に関連して後
述する。
【0238】(3) 実施例 次に,本実施の形態にかかるウェブページ制作支援シス
テムの理解を深めるために,添付図面を参照しながら,
本実施の形態にかかるウェブページ制作支援システムを
適用したウェブサイトの画面構成例について説明する。
【0239】なお,以下の図面においては,ウェブペー
ジの閲覧ソフト(ブラウザ)として,Netscape
社から提供されるNetscape Navigato
rを利用しているが,本発明はかかる例に限定されず,
他のブラウザソフト,例えばMicrosoft社から
提供されるInternet Explorerなどの
ブラウザを使用しても構わないことはいうまでもない。
【0240】(3−1)トップページおよびその関連ペ
ージ 図36には,ウェブサイトのトップページである「TO
P」ページが示されている。「TOP」ページからは,
サイトに関する説明が表示される「このサイトについ
て」ページ,サイトの利用方法が表示される「このサイ
トの利用方法」ページ,テンプレート情報に沿ってウェ
ブページの新規制作を行ったり,納品済みのウェブペー
ジの更新を行う「ウェブページ制作」ページ,ジョブ部
屋に関連する「素材アップロード」ページにリンクが形
成されている。なお,「ウェブページページ制作」の下
には「新規制作」ボタンと「更新」ボタンが配されてお
り,それぞれのボタンを押下することにより,新規制作
処理フロー画面または更新処理フロー画面に遷移するよ
うに構成されている。
【0241】図37には,「このサイトについて」ペー
ジの表示例が示されている。詳細は図示していないが,
このページにおいては,ウェブページ作成支援サービス
の内容などの説明などがなされている。また,このペー
ジからは,「このサイトの利用方法」ページ,「新規制
作」ボタンと「更新」ボタンから成る「ウェブページ制
作」ページ,「TOP」ページ,「素材アップロード」
ページへのリンクに加えて,本サイトの利用上の注意な
どの説明が行われる「規約」ページへのリンクが張られ
ている。さらに,図示はしていないが,このページか
ら,クリエータ情報の登録を行う「スタッフエントリ
ー」ページ,カスタマ情報の登録を行う「登録」ページ
などへリンクを張る構成を採用することも可能である。
【0242】図38には,「このサイトの利用方法」ペ
ージとしてのの表示例が示されている。このページにお
いては,本実施の形態にかかるウェブページ作成支援シ
ステムを用いて,実際にウェブページを作成する手順な
どが示されている。そのために,「このサイトの利用方
法」ページは,「このサイトについて」ページ,「新規
制作」ボタンと「更新」ボタンから成る「ウェブページ
制作」ページ,「TOP」ページ,「素材アップロー
ド」ページに加えて,ウェブページ作成支援サービスの
活用事例を示した「活用事例」ページ,ウェブページ作
成支援システムによりウェブページを作成していく手順
などを視覚的に紹介する「全体の流れ」ページへのリン
クが形成されている。
【0243】図39には,「活用事例」ページの表示例
が示されている。このページは,「おすすめ項目」ペー
ジ,「おすすめデザイン」ページ,「業種別サンプル」
ページなどにリンクが形成されており,ユーザは,具体
的な発注見積処理に進む前に,このシステムを利用して
形成されたウェブページの事例を参照することが可能で
ある。また,この「活用事例」ページを各クリエータの
ページに連携させて,カスタマが自分の嗜好に合致する
クリエータを選択するためのページとして構成すること
も可能である。
【0244】(3−2)クリエータ情報登録ページ 図40〜図43には,クライアントが本システムにかか
るクリエータとして登録を行うためのクリエータ情報登
録ページの一例として「スタッフエントリー」ページが
示されている。
【0245】このウェブページ作成支援サイトにアクセ
スしてきたクライアントが,ウェブページ制作ジョブを
実行するクリエータとして登録されるためには,図40
〜図43に示すような「スタッフエントリー」ページに
おいて,クリエータ情報を登録する必要がある。クリエ
ータ情報には,図40に示すような氏名や電子メールア
ドレスなどの連絡先やスケジュール情報の他,図41に
示すようなクリエータとしてのキャリアやスキルを把握
するために職歴や作品歴などのキャリア情報を登録す
る。さらに,ウェブページ制作ジョブを円滑に行うため
に,図42に示すような仕様ソフトやOSなどの情報や
なども登録する。ここで入力された内容は,図43に示
す画面において,「送信」ボタンを押下することによ
り,ウェブページ制作支援サーバ100のクリエータ情
報データベース180に送られて,管理される。
【0246】ウェブページ制作支援サーバ100は,カ
スタマより,ウェブページの制作依頼があったときに
は,このクリエータ情報データベース180において管
理されるクリエータの中からカスタマの嗜好に合致する
クリエータをスタッフィングすることができる。またカ
スタマ自身が,このクリエータ情報データベース180
に登録されたクリエータの作品履歴を参照して,自分の
嗜好に合致するクリエータを選択して,ウェブページの
制作依頼を行うことも可能である。
【0247】(3−3)カスタマ情報登録ページ 図44〜図49には,クライアントが本利用するために
カスタマ登録を行うためのカスタマ情報登録ページの一
例として「登録」ページ,その関連ページとしての「登
録確認」ページおよび「登録完了」ページが示されてい
る。
【0248】このウェブページ作成支援サイトにアクセ
スしてきたクライアントが,ウェブページ制作支援サー
ビスを享受するためには,図44〜図46に示すような
「登録」ページにおいて,カスタマ情報を登録する必要
がある。カスタマ情報には,図44に示すような氏名や
電子メールアドレスなどの必須登録項目(一次カスタマ
情報)に加えて,図45および図46に示すような住
所,勤務先などの任意登録項目が含まれている。
【0249】クライアントが少なくとも必須登録項目を
入力して,図46に示す画面において,確認ボタンを押
下すると,図47および図48に示すような「登録確
認」ページが表示される。クライアントが,その内容を
確認した後に,図48に示す画面において「以上の内容
で登録する」ボタンを押下すると,ウェブページ作成支
援サーバに登録内容が送信され,図49に示すような,
「登録完了」ページが表示される。この「登録完了」ペ
ージにおいては,後述するプレビュー画面表示および自
動見積サービスを利用するためのページにログインする
ためのIDおよびパスワードが表示される。なお,ID
およびパスワードについては,図49に示す画面上に表
示させるのみならず,事後的にカスタマ情報として登録
された電子メールアドレスに通知するように構成するこ
ともできる。
【0250】(3−4) ウェブページ新規制作の発注
処理関連ページ次に図50〜図66を参照しながら本実
施の形態にかかるウェブページ制作支援システムのウェ
ブページ新規制作の発注処理関連ページについて説明す
る。
【0251】図50には,本実施の形態にかかるウェブ
ページ制作支援システムのウェブページ新規制作の発注
処理のページに認証されてログインするためのページで
ある「新規制作」ページの一例が示されている。この
「新規制作」ページにおいてユーザ名およびパスワード
を入力して,ログインした後,カスタマ300は,いわ
ゆるテンプレート情報の入力を行い,このテンプレート
情報に基づいて,プレビュー画面表示や自動見積が行わ
れる。
【0252】すでに説明したように,本実施の形態にか
かるウェブページ制作支援システムに基づくプレビュー
画面表示や自動見積のサービスを享受するためには,事
前に,カスタマ登録を行い,ID(ユーザ名)とパスワ
ードを付与してもらう必要がある。図50に示す「新規
制作」ページにおいて,カスタマ300は,カスタマ登
録により付与されたIDとパスワードを入力することに
より後続するテンプレート情報に沿ってウェブページの
各種仕様を選択するためのページにログインすることが
できる。
【0253】ログイン後には,すでに説明したように,
カスタマ300は,テンプレート情報としてウェブペー
ジフレームのテーストを決定する(1)デザイン選択,
表示させるウェブページのページ項目を決定する(2)
項目選択,(3)ウェブページのページ項目に掲載する
内容を決定する(3)項目内容選択を画面にしたがって
順次行って行く。
【0254】図51および図52には,上記テンプレー
ト情報設定のうち,デザイン選択を行う「デザイン選
択」ページの一例が示されている。選択可能なデザイン
の種類は,ウェブページ制作支援サーバ側において予め
設定されており,図示の例では,「シンプルなイメー
ジ」,「エレガントなイメージ」,「クールなイメー
ジ」,「ハードなイメージ」,「プリティなイメージ」
などがサムネイル画像とともに示されている。また各イ
メージの色調についても図示の例では,例えば,「シン
プルなイメージ」の場合には,スカイブルー,グリー
ン,ブルーの三種類の色調中から選択可能なように構成
されている。「エレガントなイメージ」の場合には,ブ
ラック,グレー,グリーンの三種類の色調中から選択可
能なように構成されている。「クールなイメージ」の場
合には,「バイオレット」,「グレー」,「ウォータ
ー」の三種類の色調中から選択可能なように構成されて
いる。「ハードなイメージ」の場合には,「ブラッ
ク」,「ブルー」,「グレー」の三種類の色調中から選
択可能なように構成されている。そして,「プリティな
イメージ」の場合には,「イエロー」,「グリーン」,
「ブルー」の三種類の色調中から選択可能なように構成
されている。
【0255】図53および図54には,テンプレート情
報設定のうち,ウェブページのページ項目を選択する
「項目選択」ページの一例が示されている。図53およ
び図54に示す例では,選択可能なページ項目として
は,「トップ」ページ項目,「What’s New」
ページ項目,「会社概要」ページ項目,「人材募集」ペ
ージ項目,「商品情報」ページ項目,複数の「フリーフ
ォーマット」ページ項目が選択可能に表示されている
が,本システムはかかる例に限定されず,ウェブページ
制作に必要なテンプレート情報を自由に設定することが
できることは言うまでもない。
【0256】カスタマ300は,図53および図54に
示すテンプレート情報設定画面において,自分のウェブ
ページとして表示させるページを選択することができ
る。なお基本的にすべてのページは任意設定項目である
が,「トップ」ページは,任意のクライアントがウェブ
ページにアクセスしてきたときに最初に表示されるペー
ジなので必須ページ項目であり,カスタマ300が選択
の有無を決定することはできないように構成されてい
る。
【0257】図55〜図57には,テンプレート情報設
定のうち,カスタマ300がウェブページとして選択し
たページ項目に具体的に表示させる項目内容を選択する
「項目内容設定」ページの一例が示されている。
【0258】まず図55および図56に示す「項目内容
設定」ページは,「トップ」ページに関するものであ
る。このページは,例えば,(1)会社ロゴ画像作成,
(2)タイトル作成(例えば,会社名など),(3)メ
イン画像作成(例えば,会社のイメージ画像や写真な
ど),(4)キャッチコピー(例えば,会社をアピール
するためのキャッチコピー),(5)説明文(会社の概
要説明文などを配置する),(6)プロモーションウィ
ンドウ(アピールしたい商品やサービスなどを写真,タ
イトル,テキストなどを利用して配置する)を「トッ
プ」ページに貼り付けるかどうかを自由に選択すること
が可能なように構成されている。
【0259】またテンプレート情報を設定するための各
ページには「プレビュー」ボタンも準備されている。
「項目内容設定」を行うことによりテンプレート情報の
登録が一応完成するので,カスタマ300はこの時点
で,「プレビュー」ボタンを押下することにより,図2
6に示したようなプレビュー画面処理フローに従い,図
27および図28に示すような「トップ」ページ関する
プレビュー画面をディスプレイ上に表示させて,依頼す
るウェブページの概略的なイメージをつかむことができ
る。
【0260】図57に示す「項目内容設定」ページは,
「商品情報」ページに関するものである。ここでは,カ
スタマ300は,商品情報をどのような形態で表示する
か,例えば画像あるいはテキストのみか,あるいは画像
とテキストで表示するのかを選択し,さらに商品情報を
いくつ表示するかを決定することができるように構成さ
れている。
【0261】この画面でも,カスタマ300は,「プレ
ビュー」ボタンを押下することにより,図26に示した
ようなプレビュー画面処理フローに従い,図29および
図30に示すような「トップ」ページ関するプレビュー
画面を表示させて,依頼するウェブページの概略的なイ
メージをつかむことができる。
【0262】以上のようにして,テンプレート情報をウ
ェブページ制作支援サーバに登録することにより,登録
されたテンプレート情報に相当するウェブページを制作
するために必要な費用が,図58に示されるように,
「お見積もり」ページとしてほぼリアルタイムで表示さ
れる。この見積り額に不服がある場合には,カスタマ3
00は,「デザイン選択」ページ,「項目選択」ペー
ジ,「項目内容設定」ページに戻り,登録内容を修正す
ることにより,修正された内容に応じた新たな見積りを
リアルタイムで新たに表示させることができる。
【0263】表示された見積り額を承諾した場合には,
図58に示す画面において「発注処理」ボタンを押下す
ることにより,システムを,図59に示す発注情報入力
画面に遷移させて,本実施の形態にかかるウェブページ
制作支援システムに特徴的な発注処理に移行させること
ができる。
【0264】ここで,本実施の形態にかかるウェブペー
ジ制作支援システムによれば,ウェブページ制作支援サ
ーバ100が,カスタマ300からのウェブページ制作
ジョブの依頼を受注する前に,いくつかの条件をカスタ
マ300に対して提示して発注処理を行うことになる。
【0265】かかる発注処理の一つが,図59〜図61
に示す「発注情報入力」ページにより要求されるカスタ
マ300に関する詳細情報の入力である。ここでは,ウ
ェブページ制作システムによるプレビュー画面および自
動見積サービスを利用する際に要求されたカスタマ情報
に加えて,さらに詳細な情報(二次カスタマ情報)の登
録が要求される。ここで入力することが要求される情報
は,後述する与信照会に必要な情報であるため,カスタ
マ300が個人のクライアントである場合には,その個
人の住所やクレジット番号などの個人情報が含まれ,カ
スタマ300が企業にかかわるクライアントである場合
には,その企業の資本金,本社所在地,取引銀行などの
企業情報が含まれる。
【0266】このようにして「発注情報入力」において
所定項目が入力されると,カスタマ300には,次の条
件として,図62に示すような「規約」ページにおいて
表示される規約に同意することが要求される。この「規
約」ページにおいて,一般的には,ウェブページ制作支
援サイトの著作権や免責事項などについての確認が行わ
れる。カスタマ300が「規約」ページにおいて,「以
上の規約に同意」ボタンを押下すると,システムは,図
63〜図65に示すような「お見積もり」ページを表示
する。
【0267】図63〜図65に示す「お見積もり」ペー
ジでは,図58に示された図59〜図61に示す「お見
積もり」ページに示されたウェブページ制作費用の見積
もり内容に加えて,「発注情報入力」ページおいて入力
された各種のカスタマ情報が「お申込書記載内容」とし
て表示される。見積額およびカスタマ情報を確認した後
に,カスタマ300が,図65に示す画面において「以
上の内容で送信」ボタンを押下すると,その内容が,ウ
ェブページ制作支援サーバ100の与信処理部に送信さ
れ,登録内容に基づいて与信照会が行われる。また,カ
スタマ300のディスプレイ上には,図66に示すよう
な「仮発注」ページが表示される。
【0268】(3−5) 与信照会ページ 図67には,ウェブページ制作支援サーバ100におい
て与信照会を含めたプロジェクトのステータス管理を行
う「ステータス管理」ページの一例が示されている。画
面は3つのフレームから構成されている。
【0269】上段のフレームには与信照会中のカスタマ
に関するプロジェクトの一覧が表示されている。与信が
未照会なのでステータス列「与信中」と表示されてい
る。与信を行うためには,「与信」ボタンを押下するこ
とにより,与信照会処理に移行する。
【0270】中段のフレームには与信済みのカスタマに
関するプロジェクトの一覧が表示されている。与信照会
の結果は,中止区分列に表示され,与信結果が肯定的で
あったカスタマに関するプロジェクトには「OK」,与
信結果が否定的であったカスタマに関するプロジェクト
には「与信×」,与信照会が中断されたカスタマに関す
るプロジェクトには「中断」の表示が成されている。な
お「ステータス」列はすべて「未入稿」となっている
が,このステータスは,プロジェクトの進行に伴って適
宜変更される。
【0271】さらに,下段のフレームにはウェブページ
制作ジョブが完了してウェブページ原稿の納品が完了し
たプロジェクトの一連が示されている。したがってステ
ータス列には「納品完了」の表示がなされている。
【0272】図68および図69には,図67に示す
「ステータス管理」ページの上段フレームにおいて「与
信」ボタンを押下した場合の画面が示されている。ここ
では,図59〜図61に示す「発注情報入力」ページに
おいて入力されたカスタマ情報がテーブル形式で表示さ
れているが,与信照会が終了していないので,図69の
画面のテーブル下方のステータス行には「与信中」と表
示されている。この画面から,「業務連絡書発行」ボタ
ンを押下することにより,与信サーバへの与信照会画面
が表示される。
【0273】図70および図71には,「業務連絡書」
ページが示されている。業務連絡書」ページに表示され
るカスタマ情報は,与信サーバに送られて,与信サーバ
において与信照会が行われる。与信結果は,「OK」,
「NG」,「要相談」としてウェブページ制作支援サー
バ100に返信される。なお,図70および図71に示
す業務連絡書は,プリントアウトして保存できる書式で
成形されて表示されているが,一般的なテーブル形式で
表示しても構わない。
【0274】(3−6) ウェブページ制作プロジェク
ト管理ページ 次に,ジョブ部屋を介して行われるウェブページ制作ジ
ョブの進行管理について,図72〜図76を参照しなが
ら説明する。
【0275】図72は,発注単位ごとに設定されるジョ
ブ部屋への入出画面が「素材アップロード」ページとし
て表示されている。カスタマ300は,図72に示す画
面から,IDおよびパスワード,さらに本発注により割
当てられたプロジェクトIDを入力することによりジョ
ブ部屋に入室することができる。
【0276】図73には,見積の最終確認ページが示さ
れている。ウェブページ制作ジョブが開始した後に,テ
ンプレート情報などを変更されると,作業のやり直しに
なるため,この画面において,カスタマ300に対し
て,これ以後のテンプレート情報の変更は不可能である
ことを通告し,同意させる。もしろん,プロジェクトの
開始後にも,変更を自由に認める構成を採用するのであ
れば,図73に示すページは省略することができる。
【0277】図74〜図76は,ウェブページ制作サー
バ100の管理者に対して表示されるジョブ管理画面が
示されている。図74〜図76に示すテーブルは,ウェ
ブページ制作管理サーバ100による仮想的な管理空間
である管理者用ジョブ部屋の表示例である。
【0278】図74には,現在継続しているすべてのプ
ロジェクトが,そのステータスとともに表示されてい
る。これに対して,図75には,未入稿のプロジェクト
のみが表示されている。管理者は,この管理者用ジョブ
部屋を介して,各プロジェクトの進行状況を把握して,
例えば期限までにウェブページコンテンツが未入稿の場
合には,カスタマに入稿を促すような処理を行うことが
できる。
【0279】図76には,プロジェクト単位に開設され
る管理者用ジョブ部屋の構成が示されている。かかる画
面により,入稿状態やスケジュールなどが一目で把握可
能である。さらに,実際にウェブページ制作を行うクリ
エータに関する情報も示されている。このプロジェクト
依頼者であるカスタマに関する情報は,画面左上方に表
示される「会社情報」ボタンを押下することにより,カ
スタマ情報をテーブル形式で一覧表示させることができ
る。
【0280】(3−7) ウェブページの更新処理に関
連するページ 以上,本実施の形態にかかるウェブページ制作支援シス
テムにおいて,カスタマがネットワーク上でウェブペー
ジの新規制作を依頼する場合について説明したが,本実
施の形態にかかるウェブページ制作支援システムは,完
成したウェブページの納品後に,そのウェブページの内
容を変更,追加または削除して変更する場合についても
適用することが可能である。次に,図77〜図97を参
照しながら,ウェブページの更新処理に関連するページ
の構成例または表示例について説明する。
【0281】ウェブページの更新を行おうとするカスタ
マ300が,ウェブページ制作支援サーバが提供するサ
イトにアクセスして,図36に示す総合トップページの
「ウェブページ制作」項目の中から,「更新」ボタンを
押下すると,図77に示す認証画面に推移する。ここ
で,カスタマは,ウェブページの新規制作時に行ったカ
スタマ登録により付与されたIDとパスワードを入力
し,「ログイン」ボタンを押下して,ウェブページ制作
支援サーバ100により正規ユーザか否かについての認
証を受ける。
【0282】ウェブページ制作支援サーバ100が,ア
クセスしてきたカスタマ300を正規ユーザであると認
証した場合には,図77に示すログイン画面は,図78
に示す納品済みプロジェクト一覧画面に遷移する。この
プロジェクト一覧画面には,同一のカスタマ300に関
する納品済みプロジェクトが制作時期とともに表示され
ている。カスタマ300は表示される一覧の中から更新
を行いたいプロジェクトを選択して,「更新」ボタンを
押下すると,図79に示すような項目選択画面に遷移す
る。
【0283】図79に示す項目選択画面には,本実施の
形態にかかるウェブページ制作支援システムにより更新
可能なページが表示される。図示の例は会社を対象とし
たウェブページ制作支援システムの例であるが,この項
目選択画面では,ホームページにアクセスしたときに最
初に表示されるページである「トップ」ページと,ホー
ムページの最新アップデート情報を表示するページであ
る「What’s New」ページと,企業の概要や企
業ポリシーなどを表示するページである「会社概要」ペ
ージと,リクルート情報を表示する「人材募集」ページ
と,企業が提供する商品やサービスに関する情報を表示
するページである「商品情報」ページと,新商品紹介や
IR情報などを自由に表示できるページである「フリー
フォーマット」ページを選択することが可能である。
【0284】これらの項目は,基本的には任意設定項目
であるが,「トップページ」だけは,必須設定項目とし
て構成されている。また,「フリーフォーマット」ペー
ジについては,複数設定することができるように構成さ
れている。カスタマ300は,項目選択画面において,
新たに追加したいページと内容に変更のあるページを選
択することができる。
【0285】なお,図79に示す項目選択画面が表示さ
れると同時に,図80に示すような前回設定内容画面が
ポップアップするように構成されるている。図80に示
す前回設定内容は,本実施の形態にかかる更新処理のう
ち,デザイン選択から見積処理までのどの段階でも一貫
して表示される。カスタマは,図80に示すウィンドウ
で前回設定内容と比較しながら,修正および追加分を入
力することができる。
【0286】図示の例では,前回設定内容は,デザイン
選択として,「COOL/blue」が選択され,項目
選択として,「トップページ」,「What’s Ne
w」,「会社概要」,「商品情報」,「フリーフォーマ
ット1」が選択されている。カスタマ300は,これら
の内容を参照しながら,最適な更新処理を実施すること
ができる。
【0287】図81および図82には,トップページに
関する項目内容設定の一例が示されている。図示のよう
に,各設定項目には,基本的には四つの選択肢,すなわ
ち「変更しない」,「新規追加」,「変更」,「削除」
が準備されている。また,変更可能な選択項目として
は,「会社ロゴ画像作成」,「タイトル作成」,「メイ
ン画像作成」,「キャッチコピー」,「説明文」,「プ
ロモーションウィンドウ」がそれぞれ準備されている。
また,特定の選択項目については,プロジェクトの状況
に応じて,表示される選択肢が異なる。例えば,「タイ
トル作成」の「新規追加指定」または「変更内容指定」
においては,選択肢として「画像のみ」と「テキストの
み」が表示される。また,「メイン画像作成」に関して
は,「新規追加画像数」が選択肢として表示され,さら
に変更画像または削除画像の指定に関しては,画像番号
をチェックすることにより選択可能に構成されている。
さらに「プロモーションウィンドウ」の「新規追加指
定」においては,選択肢として「画像のみ」,「テキス
トのみ」,「画像+テキスト」が表示される。また「プ
ロモーションウィンドウ」の「変更内容指定」に関して
は,「画像のみ」,「テキストのみ」,「画像+テキス
ト」,「タイトル」,「リンク先変更」の各項目をチェ
ックすることにより選択可能に構成されている。さらに
「プロモーションウィンドウ」の「削除内容指定」に関
しては,「画像のみ」,「テキストのみ」が表示される
ように構成されている。
【0288】このように,項目内容設定に関しては,各
選択項目に関して,そのプロジェクト状況に応じて,選
択可能な項目が極め細やかに表示されるので,カスタマ
300は,表示される項目から変更が必要な項目を選択
するだけで,簡単にかつ誤りなく変更処理を進めること
ができる。
【0289】図83には,「What’s New」ペ
ージに関する項目内容設定の一例が示されている。画面
は,図示のように,「新規追加指定」項目,「変更内容
指定」項目,「削除内容指定」項目から構成されてい
る。そして,「新規追加指定」項目は,カスタマが「新
規追加するか」,「新規追加しないか」を二者択一可能
なように構成されている。「変更内容指定」項目および
「削除内容指定」項目は,カスタマが変更または削除し
たい一または二以上の項目の番号を指定するように構成
されている。
【0290】図84には,「会社概要」ページに関する
項目内容設定の一例が示されている。画面は,図示のよ
うに,「画像作成」項目と「説明文」項目から構成され
ている。「画像作成」項目には,四つの選択肢,すなわ
ち「変更しない」,「新規追加」,「変更」,「削除」
が準備されている。「説明文」項目は,「変更しな
い」,「変更」の二者択一を行うように構成されてい
る。
【0291】図85には,「人材募集」ページに関する
項目内容設定の一例が示されている。画面は,図示のよ
うに,「内容」項目から構成されており,「変更しな
い」,「変更」の二者択一を行うように構成されてい
る。
【0292】図86には,「商品情報」ページに関する
項目内容設定の一例が示されている。画面は,「新商品
を追加する」項目と,「商品を削除する」項目と,「既
存の商品の情報を変更する」項目と,「商品を並べ替え
る」項目から構成されている。この「商品情報」ページ
の更新については,図88〜図96に関連してさらに詳
述する。
【0293】図87には,「フリーフォーマット」ペー
ジに関する項目内容設定の一例が示されている。画面
は,「タイトル作成」項目と,「画像」項目と,「説明
文」項目とから構成されている。それぞれの項目は,
「変更しない」と「変更」の二者択一を行うように構成
されている。
【0294】ここで,商品情報ページの更新について詳
述すると,商品情報ページの更新は,図88〜図96に
示されるように,商品情報の項目選択および項目内容設
定の画面において行われる。
【0295】図88には,商品情報の項目選択画面の一
例が示されている。図示のように,この画面において,
カスタマは,「ページ削除」,「商品削除」,「ページ
入れ替え」,「新規ページ追加」,「商品入れ替え」,
「新規商品追加」,「商品挿入」,「商品変更」の各項
目を選択することが可能である。
【0296】図89には,「商品ページ削除」の項目内
容設定画面の一例が示されている。図示のように,この
画面において,カスタマは,削除する商品ページを指定
するして,商品ページ削除に関するテンプレート情報の
変更を行うことができる。
【0297】図90には,「商品削除」の項目内容設定
画面の一例が示されている。図示のように,この画面に
おいて,カスタマは,削除する商品が掲載されているペ
ージおよびそのページに掲載される商品の順番を指定し
て,商品削除に関するテンプレート情報の変更を行うこ
とができる。
【0298】図91には,「ページ入れ替え」の項目内
容設定画面の一例が示されている。図示のように,この
画面において,カスタマは,入れ替え元のページと入れ
替え先のページとをそれぞれ指定して,ページ入れ替え
に関するテンプレート情報の変更を行うことができる。
【0299】図92には,「商品ページ新規追加」の項
目内容設定画面の一例が示されている。図示のように,
この画面において,カスタマは,どのページの後に何ペ
ージ追加するという指定を行うことにより,商品ページ
新規追加に関するテンプレート情報の変更を行うことが
できる。
【0300】図93には,「商品ページ新規追加」の項
目内容設定画面の一例が示されている。図示のように,
この画面において,カスタマは,入れ替え元の商品と入
れ替え先の商品とをそれぞれ指定して,商品入れ替えに
関するテンプレート情報の変更を行うことができる。
【0301】図94には,「商品追加」の項目内容設定
画面の一例が示されている。図示のように,この画面に
おいて,カスタマは,どのページのどの商品の前後にど
の商品をどのように(画像のみ,テキストのみ,画像+
テキスト)追加するという指定を行うことにより,商品
追加に関するテンプレート情報の変更を行うことができ
る。
【0302】図95には,「商品挿入」の項目内容設定
画面の一例が示されている。図示のように,この画面に
おいて,カスタマは,どのページの何番目にどのページ
の何番目の商品を挿入するという指定を行うことによ
り,商品挿入に関するテンプレート情報の変更を行うこ
とができる。
【0303】図96には,「商品変更」の項目内容設定
画面の一例が示されている。図示のように,この画面に
おいて,カスタマは,どのページの何番目の商品をどの
ように(画像のみ,テキストのみ,画像+テキスト)変
更するという指定を行うことにより,商品変更に関する
テンプレート情報の変更を行うことができる。
【0304】図97には,上記のような項目内容設定が
完了した後に行われる「自動見積」処理画面の一例が示
されている。図示のように,各項目ごとに項目内容設定
とその詳細と単価と数量と価格が示されており,それら
の合計が表示されるテーブル形式で見積が表示される。
カスタマは表示された見積に納得が行けば,発注処理を
行い,納得がいかなければ再度項目内容設定を行うこと
ができる。
【0305】本実施の形態にかかるウェブページ制作支
援システムの更新フローにおいて,発注処理を行った後
の処理に関しては,発注情報入力が行われ,規約の確認
が行われ,仮発注後に与信処理が行われ,本発注が行わ
れ,さらにジョブ部屋が開設されてウェブページの更新
処理が行われる。これらの各段階においては,ウェブペ
ージの新規制作処理とほぼ同様の処理が行われるので詳
細説明は省略することにする。
【0306】このように,本実施の形態にかかるウェブ
ページ制作支援システム等によれば,テンプレート情報
を利用することにより,ウェブページの制作を希望する
クライアントが,ストレスなしに,自分のイメージ通り
のウェブページを制作したり更新することが可能であ
る。
【0307】実施の形態にかかるウェブページ制作支援
システムを構成するサイトのブラウザによる表示例を示
したが,本発明はかかる例に限定されず,サイト運営者
の意図に沿って,さまざまな形式で表示させるように構
成することができることはいうまでもない。
【0308】このように本実施の形態にかかるウェブペ
ージ制作支援システム等に関する好適な実施形態につい
て添付図面を参照しながら説明したが,本発明はかかる
例に限定されない。当業者であれば,特許請求の範囲に
記載された技術的思想の範疇内において各種の変更例ま
たは修正例に想到し得ることは明らかであり,それらに
ついても当然に本発明の技術的思想の範疇内に属するも
のと了解される。
【0309】
【発明の効果】以上説明したように,本発明によれば,
ウェブページの運用に必要なすべてのサービスをネット
ワーク上で調達可能なので,ネットワークに不慣れなユ
ーザであっても電子商取引などを伴うウェブページの構
築および運営を容易に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ制
作支援システムの構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ制
作支援システムのウェブページ制作支援サーバの構成を
示すブロック図である。
【図3】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ制
作支援システムのウェブページ制作支援サーバの受注処
理部の構成を示すブロック図である。
【図4】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ制
作支援システムのウェブページ制作支援サーバのオプシ
ョンサービス処理部およびオプションサービス提供サー
バの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ制
作支援システムのウェブページ制作支援サーバの与信処
理部および与信サーバの構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ制
作支援システムのウェブページ制作支援サーバのプロジ
ェクト管理部の構成を示すブロック図である。
【図7】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ制
作支援システムのウェブページ制作支援サーバの更新処
理部の構成を示すブロック図である。
【図8】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ制
作支援システムのウェブページ制作支援サーバのその他
の情報処理/管理部の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ制
作支援システムのウェブページ制作支援サーバのテンプ
レート情報データベースの構成を示すブロック図であ
る。
【図10】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのウェブページ制作支援サーバのカス
タマ情報データベースの構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのウェブページ制作支援サーバのプロ
ジェクト情報データベースの構成を示すブロック図であ
る。
【図12】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのウェブページ制作支援サーバのクリ
エータ情報データベースの構成を示すブロック図であ
る。
【図13】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのウェブページ制作支援サービス処理
のフローを示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのクリエータ情報登録のフローを示す
フローチャートである。
【図15】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのカスタマ情報登録のフローを示すフ
ローチャートである。
【図16】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムの見積発注処理のフローを示すフロー
チャートである。
【図17】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムの見積発注処理のフローを示すフロー
チャートである。
【図18】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのオプションサービス選択のフローを
示すフローチャートである。
【図19】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのオプションサービス選択の画面構成
例を示す説明図である。
【図20】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのオプションサービス選択の画面構成
例を示す説明図である。
【図21】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのオプションサービス選択の画面構成
例を示す説明図である。
【図22】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのオプションサービス選択の画面構成
例を示す説明図である。
【図23】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのオプションサービス選択の画面構成
例を示す説明図である。
【図24】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのオプションサービス選択の画面構成
例を示す説明図である。
【図25】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのオプションサービス選択の画面構成
例を示す説明図である。
【図26】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのプレビュー画面処理のフローを示す
フローチャートである。
【図27】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのプレビュー画面処理によりプレビュ
ーイメージを示す説明図である。
【図28】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのプレビュー画面処理によりプレビュ
ーイメージを示す説明図である。
【図29】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのプレビュー画面処理によりプレビュ
ーイメージを示す説明図である。
【図30】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのプレビュー画面処理によりプレビュ
ーイメージを示す説明図である。
【図31】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのウェブページ制作ジョブのフローを
示すフローチャートである。
【図32】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムのスタッフィング処理のフローを示す
フローチャートである。
【図33】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムの電子メール発行処理のフローを示す
フローチャートである。
【図34】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムの更新処理のフローを示すフローチャ
ートである。
【図35】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援システムの更新処理の画面構成例を示す説明図
である。
【図36】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図37】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図38】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図39】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図40】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図41】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図42】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図43】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図44】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図45】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図46】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図47】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図48】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図49】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図50】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図51】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図52】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図53】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図54】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図55】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図56】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図57】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図58】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図59】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図60】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図61】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図62】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図63】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図64】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図65】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図66】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図67】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図68】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図69】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図70】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図71】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図72】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図73】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図74】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図75】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図76】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図77】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図78】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図79】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図80】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図81】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図82】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図83】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図84】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図85】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図86】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図87】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図88】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図89】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図90】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図91】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図92】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図93】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図94】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図95】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図96】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【図97】本発明の実施の一形態にかかるウェブページ
制作支援サービスを提供するサイトのブラウザ表示画面
を示す説明図である。
【符号の説明】
100 ウェブページ制作支援サーバ 110 受注処理部 111 カスタマ登録部 112 テンプレート情報処理部 113 プレビュー画面処理部 114 スタッフィング部 115 見積処理部 116 仮受注部 117 与信照会部 118 本受注部 120 与信処理部 130 プロジェクト管理部 131 ジョブ部屋開設部 132 スケジュール管理部 133 アップロード管理部 134 ダウンロード管理部 135 電子メール発行部 136 納品処理部 140 その他の情報処理/管理部 142 集金処理部 144 支払処理部 146 クレーム受付部 148 更新受付部 150 テンプレート情報DB 152 テンプレートマスタ 154 テンプレートページマスタ 156 テンプレート明細マスタ 160 カスタマ情報DB 170 プロジェクトDB 172 プロジェクト採番マスタ 174 プロジェクトDB 176 プロジェクト明細DB 178 ステータス変更ログ 180 クリエータ情報DB 190 その他の情報DB 200,250,260 インターネット 300 カスタマ 400 クリエータ 500 与信サーバ 510 与信照会受付部 520 与信照会部 530 与信結果報告部 540 与信データベース
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 318 G06F 17/60 318G 504 504 ZEC ZEC

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カスタマと,前記カスタマがネットワー
    クを介してアクセス可能なウェブページ制作支援サーバ
    と,ウェブページの制作ジョブを行うクリエータとを備
    えた,ウェブページ制作支援システムであって,前記ウ
    ェブページ制作支援サーバは,ウェブページに関するテ
    ンプレート情報を記憶しており,前記カスタマからのウ
    ェブページ制作依頼を受けて前記テンプレート情報に基
    づいて前記クリエータにウェブページ情報を制作させ,
    さらに前記ウェブページ制作支援サーバは,前記カスタ
    マの要求に応じて前記ウェブページに関するオプション
    サービスを提供するオプションサービス提供サーバに前
    記カスタマを誘導することを特徴とする,ウェブページ
    制作支援システム。
  2. 【請求項2】 前記オプションサービスは,ホスティン
    グサービスであることを特徴とする,請求項1に記載の
    ウェブページ制作支援システム。
  3. 【請求項3】 前記オプションサービスは,電子商取引
    サービスであることを特徴とする,請求項1に記載のウ
    ェブページ制作支援システム。
  4. 【請求項4】 前記ウェブページ制作支援サーバは,本
    受注の前に,前記カスタマの要求に応じたウェブページ
    制作費用およびオプションサービス提供費用の見積処理
    を行うことを特徴とする,請求項1に記載のウェブペー
    ジ制作支援システム。
  5. 【請求項5】 前記ウェブページ制作支援サーバは,前
    記カスタマからのウェブページ制作依頼およびオプショ
    ンサービスの提供依頼を受けて,その要求に対応するウ
    ェブページ制作に関する一連のジョブを管理するジョブ
    管理部を発注単位ごとに開設し,そのジョブ管理部を介
    して,各ウェブページ情報の更新ジョブの進捗状況を管
    理する,ことを特徴とする請求項1に記載のウェブペー
    ジ制作支援システム。
  6. 【請求項6】 前記カスタマは,前記ジョブ管理部を介
    して,ウェブページ制作およびオプションサービスに関
    連する情報をアップロードおよび/またはダウンロード
    することを特徴とする,請求項1に記載のウェブページ
    制作支援システム。
  7. 【請求項7】 前記クリエータは,前記ジョブ管理部を
    介して,ウェブページ制作に関連する情報をアップロー
    ドおよび/またはダウンロードすることを特徴とする,
    請求項1に記載のウェブページ制作支援システム。
  8. 【請求項8】 前記オプションサービス提供サーバは,
    前記ジョブ管理部を介して,オプションサービスに関連
    する情報をアップロードおよび/またはダウンロードす
    ることを特徴とする,請求項1に記載のウェブページ制
    作支援システム。
  9. 【請求項9】 ネットワークを介してアクセス可能なカ
    スタマに対してウェブページ制作支援サービスを提供す
    るウェブページ制作支援サーバであって,ウェブページ
    に関するテンプレート情報を記憶しており,前記カスタ
    マからのウェブページ制作依頼を受けて前記テンプレー
    ト情報に基づいてウェブページの制作ジョブを行うクリ
    エータにウェブページ情報を制作させ,さらに前記カス
    タマの要求に応じて前記ウェブページに関するオプショ
    ンサービスを提供するオプションサービス提供サーバに
    前記カスタマを誘導することを特徴とする,ウェブペー
    ジ制作支援サーバ。
  10. 【請求項10】 前記オプションサービスは,ホスティ
    ングサービスであることを特徴とする,請求項9に記載
    のウェブページ制作支援サーバ。
  11. 【請求項11】 前記オプションサービスは,電子商取
    引サービスであることを特徴とする,請求項9に記載の
    ウェブページ制作支援サーバ。
  12. 【請求項12】 前記ウェブページ制作支援サーバは,
    本受注の前に,前記カスタマの要求に応じたウェブペー
    ジ制作費用およびオプションサービス提供費用の見積処
    理を行うことを特徴とする,請求項9に記載のウェブペ
    ージ制作支援サーバ。
  13. 【請求項13】 前記ウェブページ制作支援サーバは,
    前記カスタマからのウェブページ制作依頼およびオプシ
    ョンサービスの提供依頼を受けて,その要求に対応する
    ウェブページ制作に関する一連のジョブを管理するジョ
    ブ管理部を発注単位ごとに開設し,そのジョブ管理部を
    介して,各ウェブページ情報の更新ジョブの進捗状況を
    管理する,ことを特徴とする請求項9に記載のウェブペ
    ージ制作支援サーバ。
  14. 【請求項14】 前記ウェブページ制作支援サーバは,
    前記ジョブ管理部を介して,前記カスタマからのウェブ
    ページ制作およびオプションサービスに関連する情報の
    アップロードおよび/またはダウンロードを許可するこ
    とを特徴とする,請求項9に記載のウェブページ制作支
    援サーバ。
  15. 【請求項15】 前記ウェブページ制作支援サーバは,
    前記ジョブ管理部を介して,前記クリエータからのウェ
    ブページ制作に関連する情報のアップロードおよび/ま
    たはダウンロードを許可することを特徴とする,請求項
    9に記載のウェブページ制作支援サーバ。
  16. 【請求項16】 前記ウェブページ制作支援サーバは,
    前記ジョブ管理部を介して,前記オプションサービス提
    供サーバからのオプションサービスに関連する情報のア
    ップロードおよび/またはダウンロードを許可するする
    ことを特徴とする,請求項9に記載のウェブページ制作
    支援サーバ。
  17. 【請求項17】 コンピュータをして請求項9に記載の
    ウェブページ制作支援サーバとして機能させるコンピュ
    ータプログラム。
  18. 【請求項18】 コンピュータをして請求項10に記載
    のウェブページ制作支援サーバとして機能させるコンピ
    ュータプログラム。
  19. 【請求項19】 コンピュータをして請求項11に記載
    のウェブページ制作支援サーバとして機能させるコンピ
    ュータプログラム。
  20. 【請求項20】 コンピュータをして請求項12に記載
    のウェブページ制作支援サーバとして機能させるコンピ
    ュータプログラム。
  21. 【請求項21】 コンピュータをして請求項13に記載
    のウェブページ制作支援サーバとして機能させるコンピ
    ュータプログラム。
  22. 【請求項22】 コンピュータをして請求項14に記載
    のウェブページ制作支援サーバとして機能させるコンピ
    ュータプログラム。
  23. 【請求項23】 コンピュータをして請求項15に記載
    のウェブページ制作支援サーバとして機能させるコンピ
    ュータプログラム。
  24. 【請求項24】 コンピュータをして請求項16に記載
    のウェブページ制作支援サーバとして機能させるコンピ
    ュータプログラム。
  25. 【請求項25】 請求項17に記載のコンピュータプロ
    グラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  26. 【請求項26】 請求項18に記載のコンピュータプロ
    グラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  27. 【請求項27】 請求項19に記載のコンピュータプロ
    グラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  28. 【請求項28】 請求項20に記載のコンピュータプロ
    グラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  29. 【請求項29】 請求項21に記載のコンピュータプロ
    グラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  30. 【請求項30】 請求項22に記載のコンピュータプロ
    グラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  31. 【請求項31】 請求項23に記載のコンピュータプロ
    グラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  32. 【請求項32】 請求項24に記載のコンピュータプロ
    グラムが記憶されたコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  33. 【請求項33】 ネットワークを介してアクセス可能な
    カスタマに対してウェブページ制作支援サービスを提供
    するウェブページ制作支援方法であって,ウェブページ
    制作支援サーバはウェブページに関するテンプレート情
    報を記憶しており,前記カスタマからのウェブページ制
    作依頼を受けて前記テンプレート情報に基づいてウェブ
    ページの制作ジョブを行うクリエータにウェブページ情
    報を制作させ,さらに前記カスタマの要求に応じて前記
    ウェブページに関するオプションサービスを提供するオ
    プションサービス提供サーバに前記カスタマを誘導する
    ことを特徴とする,ウェブページ制作支援方法。
  34. 【請求項34】 前記オプションサービスは,ホスティ
    ングサービスであることを特徴とする,請求項33に記
    載のウェブページ制作支援システム。
  35. 【請求項35】 前記オプションサービスは,電子商取
    引サービスであることを特徴とする,請求項33に記載
    のウェブページ制作支援システム。
  36. 【請求項36】 前記ウェブページ制作支援サーバは,
    本受注の前に,前記カスタマの要求に応じたウェブペー
    ジ制作費用およびオプションサービス提供費用の見積処
    理を行うことを特徴とする,請求項33に記載のウェブ
    ページ制作支援システム。
  37. 【請求項37】 前記ウェブページ制作支援サーバは,
    前記カスタマからのウェブページ制作依頼およびオプシ
    ョンサービスの提供依頼を受けて,その要求に対応する
    ウェブページ制作に関する一連のジョブを管理するジョ
    ブ管理部を発注単位ごとに開設し,そのジョブ管理部を
    介して,各ウェブページ情報の更新ジョブの進捗状況を
    管理する,ことを特徴とする請求項33に記載のウェブ
    ページ制作支援システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101091773B1 (ko) 2009-09-02 2011-12-08 박남숙 프로그램을 인크루드하여 디자인 코딩하는 홈페이지 제작 시스템 및 방법

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