JP2002188345A - 非接触電子ロックシステム - Google Patents

非接触電子ロックシステム

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JP2002188345A
JP2002188345A JP2000386465A JP2000386465A JP2002188345A JP 2002188345 A JP2002188345 A JP 2002188345A JP 2000386465 A JP2000386465 A JP 2000386465A JP 2000386465 A JP2000386465 A JP 2000386465A JP 2002188345 A JP2002188345 A JP 2002188345A
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JP
Japan
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electronic lock
lock system
contact electronic
character
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JP2000386465A
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English (en)
Inventor
Kenichiro Yashio
建一郎 八塩
Takekuni Komatsu
雄邦 小松
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Fuji Electric Co Ltd
FFC Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
FFC Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】扉1のロックを端末装置3への暗証番号の入力
によって解除する電子ロックシステムにおいて、利用者
が暗証番号を手操作によらずに入力できるようにするこ
とで、荷物で手が塞がっている場合等での暗証番号の入
力を可能にしたり、入力中の暗証番号を他人に読み取ら
れる恐れを無くする。 【解決手段】利用者が文字盤33上の文字を所定時間以
上注視すると、注視点解析装置32はアイカメラ32a
等によって注視点となった文字を認識し入力とする。こ
の時電子音発生装置35から確認音が出され、入力確認
表示装置34に「*」が表示される。暗証番号全桁分の
入力が終わると入力された暗証番号は非接触電子ロック
端末装置3から伝送ライン5を介し計算機4に送られ、
登録済の暗証番号と照合される。そこで計算機4から照
合結果が正しい旨の回答が端末3へ送信されると端末3
は扉1のロックを解除する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロック機構によっ
て施錠された扉等のロック対象物の解錠を、ロック機構
を電子的に制御する電子ロック端末装置への暗証番号の
入力によって行う電子ロックシステムであって、特に電
子ロック端末装置に触れることなく暗証番号の入力がで
きるようにした非接触電子ロックシステムに関する。
【0002】なお、以下各図において同一の符号は同一
もしくは相当部分を示す。
【0003】
【従来の技術】従来のこの種の電子ロックシステムで
は、解錠のための暗証番号の入力は通常、電子ロック端
末装置に設けられたテンキーやタッチパネルを手で操作
することにより行われている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな電子ロックシステムには次のような問題がある。 1)手がフリーの状態でなければ暗証番号の入力を行う
ことが困難である。 2)電子ロック端末装置に暗証番号を入力するところを
第三者に観察され、入力内容を読み取られる恐れがあ
る。
【0005】本発明の目的は、上記の問題を解消できる
非接触電子ロックシステムを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、請求項1の非接触電子ロックシステムは、ロック
機構による(扉1など)の施錠を、暗証番号の入力によ
って解錠する電子ロックシステムであって、前記暗証番
号を構成する文字又は(及び)記号(以下文字等とい
う)を所定の配列で表示してなる文字盤(33)と、こ
の文字盤上の文字等を注視する眼球の動きをアイカメラ
を介して解析し、所定時間注視された前記文字等の種別
を判別して入力とする注視点解析手段(注視点解析装置
32)と、この注視点解析手段によって所定時間内に順
次入力された、前記暗証番号に対応する所定桁数分の文
字等の配列が正規の暗証番号に一致したときは、該当す
るロック機構の解錠を行う手段(計算機4,端末装置3
内の図外の制御手段など)とを備えたものとする。
【0007】また請求項2の非接触電子ロックシステム
では、請求項1に記載の非接触電子ロックシステムにお
いて、前記注視点解析手段による前記文字等の入力が前
記暗証番号の桁ごとに行われるつど、その旨を通知する
入力通知手段と、前記文字等の既入力個数を表示する入
力個数表示手段とを備えたものとする。
【0008】また請求項3の非接触電子ロックシステム
では、請求項2に記載の非接触電子ロックシステムにお
いて、前記入力通知手段は電子音を発生して通知を行う
もの(電子音発生装置35)であるようにする。また請
求項4の非接触電子ロックシステムでは、請求項2また
は3に記載の非接触電子ロックシステムにおいて、前記
入力個数表示手段は、少なくとも数字を除く所定の記号
(「*」など)を前記既入力個数だけ配列して表示を行
うもの(入力確認表示装置34)であるようにする。
【0009】即ち本発明の作用は、利用者の眼球の動き
をアイカメラを介し解析して、利用者の注視点を検出す
る注視点解析装置を使用し、利用者が暗証番号の入力を
手入力によらずに、文字盤上の文字を注視することによ
って入力できるようにするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施例としての
非接触電子ロックシステムの構成の説明図であり、同図
a)は端末装置部分(施錠部近傍)の外観を、同図b)
は端末装置の操作パネルの構成を、同図c)はこのシス
テムの全体構成を、それぞれ示す。図1a)において、
1は施錠の対象となる本例ではホテル客室の扉、1aは
扉1に付された扉開閉用の把手、2は扉1が取付けられ
た客室の壁面、3はこの壁面2に設置されて扉1の解錠
制御を行う非接触電子ロック端末装置(電子ロック端
末、または単に端末ともいう)、31はこの電子ロック
端末3の前面部の操作パネルである。
【0011】なお扉1は、扉1を閉じる際に図外のロッ
ク機構によって常に自動的にロック(施錠)され、図2
に述べる手順によって電子ロック端末3内の図外の制御
手段を介しロック機構を解除(解錠)した場合のみ開放
可能になるものとする。図1b)に示すように、操作パ
ネル31上にはユーザ(この場合、当該客室の利用者)
が暗証番号を視線の動きによって入力する際の視線を読
み取る注視点解析装置32と、このときユーザの注視の
目標となる文字盤33と、暗証番号の入力を確認のため
にユーザに知らせる電子音発生装置35と、暗証番号を
何桁入力したかを示す入力確認表示装置34とが設けら
れている。
【0012】32aは注視点解析装置32を構成する手
段の1つで、ユーザの視線の動きを撮影するためのアイ
カメラである。図示してないが、注視点解析装置32は
このほかユーザの眼球へ近赤外線を照射するための赤外
線照射ダイオード、注視点の検出処理を行う計算機等を
備えている。なお、前述の電子ロック端末3内の図外の
制御手段は前記ロック機構のほか、電子ロック端末3内
の前記注視点解析装置32,入力確認表示装置34,電
子音発生装置35等の各手段をも総括制御するものとす
る。
【0013】図1c)に示すように、電子ロック端末3
は伝送ライン5を介して客室管理用のオフイス等に設置
された計算機(サーバともいう)4に接続されており、
この計算機4は暗証番号の管理,照合等の処理を担当す
る。前記注視点解析装置32には、例えばドイツのメー
カであるSensoMotoric Instruments GmbH (日本の代理
店はモンテシステム株式会社)や、日本のメーカである
株式会社ナックにより商品化され、またこの種の商品に
用いられている注視点検出のロジック「瞳孔/角膜反射
法」が例えば静岡大学工学部海老沢研究室のWeb情報
等に公開されている公知の技術を利用するものとする。
【0014】ここで注視点解析装置32の原理を簡単に
述べる。即ち、小さな光源(上記した赤外線照射ダイオ
ード)から近赤外線を眼球に照射すると、光は角膜上で
反射し、それをアイカメラ32aで撮影すると、小さな
明るい領域として写る。これはグリントと呼ばれ、頭部
を大きく動かさない限り、視線の方向によってあまり動
かない性質がある。
【0015】これに対し、瞳孔の位置は視線の方向によ
って大きく変化する。そこでアイカメラ32aにより撮
影されたグリントと瞳孔像の相対位置関係から上記した
注視点検出処理用計算機によって注視点を検出すること
ができる。図2はこの非接触電子ロックシステムにおけ
る扉1のロック解除の手順を示すフローチャートであ
る。なお、ユーザは予めホテルでのチエックインの際、
フロントにおいて当該客室の電子ロック解除用の暗証番
号を知らされているものとする。また図3は暗証番号の
入力途中における入力確認表示装置34の表示例を示す
図である。
【0016】次に図1,図3を参照しつつ、図2を説明
する。図2においてS1〜S10(同図a))及びS2
1(同図b))はステップ番号を示す。なお、以下では
暗証番号が「1234」であるものとして説明する。こ
のシステムは立上がりの際、ステップS1において初期
化が行われるが、一定時間入力が無い場合には図2b)
の割り込み処理が起動されてステップS21の初期化に
よりメモリクリアなどの処理がなされる。これにより暗
証番号の入力を中途でやめた場合などに生じた不要な入
力データは予め消去されているものとする。
【0017】ステップS2において、まず、ユーザは文
字盤33上の「1」の文字を一定時間注視する。これに
よりステップS3において、注視点解析装置32はユー
ザの視線を読取ってユーザが文字盤33上のどの文字を
注視しているのかを認識する。そこで電子ロック端末3
内の制御手段は、ステップS4において、電子音発生装
置35を介して確認のための電子音を鳴らすと共に、ス
テップS5において、入力確認表示装置34に「*」等
の表示をして、ユーザに暗証番号の1桁目の入力が終わ
ったことを知らせる。ここで、暗証番号の数字の代わり
に「*」の記号を表示する理由は、入力中の暗証番号が
他人に盗み見られることを防ぐためである。
【0018】以後も同様にステップS2〜S5の動作を
暗証番号の全桁分までの各文字「2」,「3」,「4」
について順次、繰り返す(ステップS6,分岐N→S2
〜S6の繰り返し)。図3は暗証番号の3桁目までの入
力が完了した場合の入力確認表示装置34の表示例を示
す。暗証番号の入力が終わると(ステップS6,分岐
Y)、ステップS7において電子ロック端末3内の制御
手段は入力された暗証番号を伝送ライン5を介して計算
機4に送信する。そこで計算機4は受信した暗証番号と
登録されている暗証番号との照合を行い、その照合結果
を再び伝送ライン5を介して当該の電子ロック端末3へ
回答する。
【0019】これにより入力された暗証番号が正しけれ
ば(ステップS7,分岐Y)、電子ロック端末3内の制
御手段は、ステップS8において電子音発生装置35を
介し暗証番号確認を知らせる電子音を鳴らすと共に、ス
テップS9においてロック機構の解除(解錠)を行う。
他方、入力された暗証番号が正しくない場合は(ステッ
プS7,分岐N)、前記制御手段はステップS10にお
いて電子音発生装置35を介しアラームの電子音を鳴ら
し、その旨をユーザに知らせる。
【0020】
【発明の効果】本発明によれば、電子ロックシステムに
おける暗証番号の入力手段として注視点解析装置を採用
するようにしたので、次のような効果を得ることができ
る。 1)手入力が困難な状態、例えば荷物で手が塞がってい
る場合等での暗証番号の入力が可能となる。
【0021】2)手入力のような観察可能な動作が無く
なり、入力中の暗証番号を他人に読み取られる恐れが無
くなる。 3)テンキーのような物理的可動部がなくなり、機器の
損耗を大きく軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としての非接触電子ロックシ
ステムの構成の説明図
【図2】図1のシステムにおける、電子ロック解錠時の
動作手順を示すフローチャート
【図3】図1のシステムにおける、電子ロック端末上の
入力確認表示装置の表示例を示す図
【符号の説明】
1 扉 1a 把手 2 壁面 3 非接触電子ロック端末装置 4 計算機 5 伝送ライン 31 操作パネル 32 注視点解析装置 32a アイカメラ 33 文字盤 34 入力確認表示装置 35 電子音発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小松 雄邦 東京都日野市富士町1番地 株式会社エ フ・エフ・シー内 Fターム(参考) 2E250 AA02 AA03 BB05 BB56 CC11 CC25 DD01 EE02 FF06 FF11

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロック機構による施錠を、暗証番号の入力
    によって解錠する電子ロックシステムであって、 前記暗証番号を構成する文字又は(及び)記号(以下文
    字等という)を所定の配列で表示してなる文字盤と、 この文字盤上の文字等を注視する眼球の動きをアイカメ
    ラを介して解析し、所定時間注視された前記文字等の種
    別を判別して入力とする注視点解析手段と、 この注視点解析手段によって所定時間内に順次入力され
    た、前記暗証番号に対応する所定桁数分の文字等の配列
    が正規の暗証番号に一致したときは、該当するロック機
    構の解錠を行う手段とを備えたことを特徴とする非接触
    電子ロックシステム。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の非接触電子ロックシステ
    ムにおいて、 前記注視点解析手段による前記文字等の入力が前記暗証
    番号の桁ごとに行われるつど、その旨を通知する入力通
    知手段と、 前記文字等の既入力個数を表示する入力個数表示手段と
    を備えたことを特徴とする非接触電子ロックシステム。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の非接触電子ロックシステ
    ムにおいて、 前記入力通知手段は電子音を発生して通知を行うもので
    あることを特徴とする非接触電子ロックシステム。
  4. 【請求項4】請求項2または3に記載の非接触電子ロッ
    クシステムにおいて、 前記入力個数表示手段は、少なくとも数字を除く所定の
    記号を前記既入力個数だけ配列して表示を行うものであ
    ることを特徴とする非接触電子ロックシステム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002095A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Toyota Motor Corp スマートエントリーシステム
JP2020500268A (ja) * 2016-11-11 2020-01-09 カーニバル コーポレーションCarnival Corporation 無線ゲストエンゲージメントシステム

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008002095A (ja) * 2006-06-20 2008-01-10 Toyota Motor Corp スマートエントリーシステム
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