JP2002183377A - 電子申請方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

電子申請方法及びその実施装置並びにその処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2002183377A
JP2002183377A JP2000381244A JP2000381244A JP2002183377A JP 2002183377 A JP2002183377 A JP 2002183377A JP 2000381244 A JP2000381244 A JP 2000381244A JP 2000381244 A JP2000381244 A JP 2000381244A JP 2002183377 A JP2002183377 A JP 2002183377A
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Takeo Maruyama
剛男 丸山
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 申請書類記入時の記入漏れや記入ミスを防止
し、申請処理側のチェック項目を減少させて申請業務の
効率向上を図ることが可能な技術を提供する。 【解決手段】 利用者から選択された申請書類を申請書
類DBから取り出すステップと、前記取り出された申請
書類に必要な情報の内、その申請書類の提供側で真正性
を証明することができる情報である真正性保証情報を真
正性保証書類DBから取り出すステップと、前記取り出
された真正性保証情報を前記申請書類に設定して当該利
用者端末に送信するステップと、前記真正性保証情報が
設定された申請書類の内容を当該利用者端末で表示し、
当該申請書類に必要な情報の内、利用者が記入すべき情
報の入力を受付けてその申請書類に設定するステップ
と、前記利用者からの入力内容と前記真正性保証情報が
設定された申請書類を受信して当該申請書類に対応した
申請処理を行うステップとを有するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は各種申請手続き電子
的に行う電子申請システムに関し、特にLANやインタ
ーネット等の電子的ネットワーク環境を介して、各種申
請手続きに使用する帳票及び各手続きに関連する帳票の
入手から、各帳票を作成し、申請する為に提出するまで
の作業を行う電子申請システムに適用して有効な技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般にユーザは、日常生活や業務上等で
各種申請業務を行っている。例えば、引越しをすれば、
役所に転出、転入届けを出し、かつ住民票申請を行った
上で、住民票をもらって、警察に免許住所変更届を出す
といった具合である。この場合、届けをする為に必要な
所定の書式の書類(帳票)に必要事項を記入し、届を出
す必要があり、これらの一連の手続きは速やかに行う必
要がある。
【0003】従来、所定の帳票に必要事項を記入させる
為にいくつかの方法が存在している。特開平6−325
058号公報に記載された「申請書作成システム」で
は、ユーザ側が記入する情報の記述を支援する場合に、
ペン入力コンピュータを含む申請書類作成装置に申請書
データを読み込んで表示することによって入力誘導する
機能を提供することで、記入に関する指導を人から受け
る場合と同じ効果を生むことができる。またペン入力コ
ンピュータのペンである申請内容記入手段により記入さ
れる申請内容と条件チェック項目とを比較するチェック
申請内容チェック手段により、申請者が申請内容を記入
する際にリアルタイムで申請内容の確認が行える。
【0004】また特開平11−328288号公報に記
載された「電子申請・電子帳票流通サービスシステム」
では、各種申請手続きに使用する帳票と、これらの各手
続きに関する帳票とそれらを互いに関連付ける属性に関
するデータが帳票データベースに格納され、ユーザ支援
ナビゲーション部がユーザ端末から入力される要請に従
って、必要とする申請手続きに使用する帳票及びその手
続きに関連する手続きに使用する帳票を前記帳票データ
ベースから検索し、対応する電子帳票を前記端末の画面
上に表示し、該電子帳票を記入作成し、完成した帳票を
提出するまでの操作を支援している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、申請
に必要な帳票を自動的に取り出したり、入力をナビゲー
トすることで入力の負荷を軽減するものである為、申請
情報を記入する行為自体は依然として申請者が行う必要
があり、記入内容のチェックを申請者や申請窓口側の担
当者が行わなければならないという問題がある。
【0006】例えば引越しに伴う転出届の申請を行う際
に、申請窓口側が真正性を保証できる旧住所等の情報を
持っている場合であっても、その情報の記入を申請者が
行っており、その記入内容を申請窓口側の担当者がチェ
ックした後、その情報の真正性を保証する為の転出証明
等の書類を発行するという行為が必要になる。また上記
従来技術では、これら申請業務に関する処理を申請窓口
で全て行っている為、申請業務自体の負荷が高くなる可
能性がある。
【0007】本発明の目的は上記問題を解決し、申請書
類記入時の記入漏れや記入ミスを防止し、申請処理側の
チェック項目を減少させることで申請業務の効率向上を
図ることが可能な技術を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、申請内容に関
わる各種情報を申請書類に入力して申請手続きを電子的
に行う電子申請システムにおいて、申請書類の提供側で
真正性を証明することができる真正性保証情報をその申
請書類に設定して利用者に提示するものである。
【0009】本発明の書類申請処理サーバでは、利用者
端末から申請手続きの処理依頼が送信されると、利用者
の利用可能な申請書類を示す申請書類一覧表を利用者端
末へ送信し、利用者によって申請書類一覧表から選択さ
れた申請処理を示す情報を利用者端末から受信して、前
記選択された申請処理を行う上で必要な申請書類を申請
書類DBから取り出す。
【0010】書類申請処理サーバは、前記取り出された
申請書類に必要な情報の内、その申請書類の提供側で真
正性を証明することができる情報である真正性保証情報
を真正性保証書類DBから取り出した後、前記取り出さ
れた真正性保証情報を前記申請書類に設定して当該利用
者端末に送信する。
【0011】利用者端末では、前記真正性保証情報が設
定された申請書類の内容を当該利用者端末で表示し、当
該申請書類に必要な情報の内、利用者が記入すべき情報
の入力を利用者から受付けてその申請書類に設定した
後、申請サーバへ送信する。申請サーバは、前記利用者
からの入力内容と前記真正性保証情報が設定された申請
書類を利用者端末から受信し、当該申請書類に対応した
申請処理を行う。
【0012】以上の様に本発明の電子申請システムによ
れば、申請書類の提供側で真正性を証明することができ
る真正性保証情報をその申請書類に設定して利用者に提
示するので、申請書類記入時の記入漏れや記入ミスを防
止し、申請処理側のチェック項目を減少させることで申
請業務の効率向上を図ることが可能である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に申請内容に関わる各種情報
を申請書類に入力して申請手続きを電子的に行う一実施
形態の電子申請システムについて説明する。
【0014】図1は本実施形態の電子申請システムの概
略構成を示す図である。図1に示す様に本実施形態の書
類申請処理サーバ102は、申請書類処理部103と、
真正情報管理部105とを有している。
【0015】申請書類処理部103は、利用者の利用可
能な申請書類を示す申請書類一覧表を利用者端末100
へ送信し、前記申請書類一覧表から選択された申請処理
を行う上で必要な申請書類を申請書類DB104から取
り出し、真正性保証書類DB106から取り出された真
正性保証情報を前記申請書類に設定して利用者端末10
0に送信する処理部である。
【0016】真正情報管理部105は、申請書類DB1
04から取り出された申請書類に必要な情報の内、その
申請書類の提供側で真正性を証明することができる情報
である真正性保証情報を真正性保証書類DB106から
取り出す処理部である。
【0017】書類申請処理サーバ102を申請書類処理
部103及び真正情報管理部105として機能させる為
のプログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され
磁気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて
実行されるものとする。なお前記プログラムを記録する
記録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。
【0018】利用者端末100は利用者側処理部109
を有している。利用者側処理部109は、前記真正性保
証情報が設定された申請書類の内容を利用者端末100
で表示し、当該申請書類に必要な情報の内、利用者が記
入すべき情報の入力を受付けてその申請書類に設定する
処理部である。
【0019】利用者端末100を利用者側処理部109
として機能させる為のプログラムは、CD−ROM等の
記録媒体に記録され磁気ディスク等に格納された後、メ
モリにロードされて実行されるものとする。なお前記プ
ログラムを記録する記録媒体はCD−ROM以外の他の
記録媒体でも良い。
【0020】申請サーバ107は、申請情報真正性確認
処理部108と、申請処理部208とを有している。申
請情報真正性確認処理部108は、利用者端末100か
ら送信された申請書類による申請処理を行う際に、その
申請書類の特徴値と当該申請書類に付加された真正性保
証情報マーク内の特徴値とが一致するかどうかを調べ、
その真正性保証情報マークが正しいマークであるかどう
かの確認を真正情報管理部105へ依頼する処理部であ
る。申請処理部208は、前記利用者からの入力内容と
前記真正性保証情報が設定された申請書類を受信して当
該申請書類に対応した申請処理を行う処理部である。
【0021】申請サーバ107を申請情報真正性確認処
理部108及び申請処理部208として機能させる為の
プログラムは、CD−ROM等の記録媒体に記録され磁
気ディスク等に格納された後、メモリにロードされて実
行されるものとする。なお前記プログラムを記録する記
録媒体はCD−ROM以外の他の記録媒体でも良い。
【0022】本実施形態の電子申請システムは、家庭の
パーソナルコンピュータ端末、街頭キオスク端末、企業
・団体等のLAN等に接続されたコンピュータを含む利
用者端末100と、インターネット101(電子的ネッ
トワーク)を介して接続された書類申請処理サーバ10
2と実際の申請業務を行う申請サーバ107からなって
いる。
【0023】書類申請処理サーバ102は、各申請書類
を保持する申請書類DB104と、申請書類DB104
内の書類情報を取り出す処理等を実施する申請書類処理
部103と、本申請処理を行う業務側が真正性を保証す
ることができる書類(若しくは当該書類で保証される情
報)を保持する真正性保証書類DB106から必要な真
正性保証情報を取り出す処理等を行う真正情報管理部1
05とからなっている。
【0024】申請書類処理部103は、利用者端末10
0から、住民や利用者を認識する情報(住民情報IDや
住民ICカード等のデジタル情報や指紋等のバイオメト
リックス情報)を入力して認証局201により認証処理
を行い、真正性保証書類DB106から申請者である住
民や利用者の情報を取り出し、本情報を申請書類DB1
04から取り出した申請書類の記述欄である、構造化文
書の標準仕様であるSGML(Standard Generalized Ma
rkup Language)やインターネット上の記述言語として標
準化されてきているXML(eXtensible Markup Languag
e)のタグで囲まれた部分等に埋め込む処理を行う。
【0025】また真正情報管理部105では、真正性を
保証する為の情報、例えば役所の首長の認印(電子捺
印)等(以下、真正性保証情報マークと呼ぶものとす
る)を申請書類処理部103に渡す処理を行い、申請書
類処理部103は、その真正性保証情報マークを、真正
性保証書類DB106から取り出した住民や利用者の情
報に付与する処理、すなわち、真正性保証書類DB10
6から取り出された情報が埋め込まれた申請書類の特徴
値を暗号化して真正性保証情報マークに埋め込む処理を
行う。
【0026】申請サーバ107では、申請書類に埋め込
まれた情報の真正性を確認する為の処理を真正情報管理
部105へ依頼する申請情報真正性確認処理部108を
備えており、申請情報真正性確認処理部108は、当該
申請書類による申請処理を行う際に、その申請書類の特
徴値と真正性保証情報マーク内の特徴値とを比較して当
該書類中の情報の真正性を確認し、真正情報管理部10
5は、申請情報真正性確認処理部108からの依頼を受
付けて、当該申請書類に付加されていた真正性保証情報
マークが正しいマークであるかを確認する。そして、申
請書類に埋め込まれていた情報の真正性が前記の処理で
確認された場合に実際の申請処理を実行する。
【0027】図2は本実施形態の申請書類処理部103
の処理手順を示すフローチャートである。図2に示す様
に本実施形態の書類申請処理サーバ102の申請書類処
理部103は、利用者の利用可能な申請書類を示す申請
書類一覧表を利用者端末100へ送信し、申請書類一覧
表から選択された申請処理を行う上で必要な申請書類を
申請書類DB104から取り出し、真正性保証書類DB
106から取り出された真正性保証情報を前記申請書類
に設定して利用者端末100に送信する処理を行う。
【0028】図3は本実施形態の書類申請処理サーバ1
02への接続要求から取得可能項目判定処理までの処理
概要を示す図である。本実施形態の利用者端末100の
利用者側処理部109は、利用者からのログイン要求を
受付けて、インターネット等のネットワーク経由で書類
申請処理サーバ102に対して接続要求を行う。
【0029】ステップ211で書類申請処理サーバ10
2の申請書類処理部103は、利用者端末100からの
接続要求を受信して当該ユーザのログイン情報を受け取
る。ログイン情報はサーバ接続を要求してきた利用者を
認識する為の情報で、本例では住民IDとパスワードで
あるものとする。
【0030】ステップ212では、前記受け取ったログ
イン情報を書類申請処理サーバ102から認証局201
へ渡し、認証処理の実行を認証局201に依頼する。認
証局201は、接続要求者がサービス利用可能者である
かどうかを確認し、登録済みであれば認可する旨の認可
情報を認証結果として書類申請処理サーバ102へ返却
する。
【0031】ステップ213で申請書類処理部103
は、認証局201から返却された認証結果の内容を調
べ、認証局201から認可情報が返却されている場合に
はステップ214へ進む。
【0032】ステップ214では、当該利用者の利用可
能な申請書類を示す申請書類一覧表202を利用者端末
100へ送信する。利用者端末100の利用者側処理部
109は、申請処理を行う上で必要な申請書類の選択を
利用者から受付けて書類申請処理サーバ102へ送信す
る。本例では転入出申請書が選択されたものとする。
【0033】ステップ215では、利用者端末100か
ら転入出届の取り出し要求を受信して、申請書類DB1
04より転入出申請書203を取り出す。申請書類DB
104から取り出した直後の転入出申請書203の例を
図4に示す。
【0034】図4は本実施形態の申請書類DB104に
ある転入出申請書203の例を示す図である。ステップ
216で申請書類処理部103は、前記取り出した転入
出申請書203の入力項目を示す定義(例えばSGM
L、XMLのDTDよりタグ情報)を取り出す。そして
取得可能項目情報を参照し、転入出申請書203の入力
項目の内、当該書類申請窓口の行政機関で真正性を保証
できる真正性保証情報が入力される項目を示す情報を読
み出す。
【0035】ここで前記取得可能項目情報は、申請書類
DB104に格納されている各申請書類の入力項目の
内、当該書類申請窓口の行政機関で真正性を保証できる
真正性保証情報が入力される項目を示すものであり、本
例の転入出申請書203では氏名、住所、同居人情報が
真正性保証情報に該当しているものとする。
【0036】図5は本実施形態の真正性保証情報取得処
理の処理概要を示す図である。ステップ217で申請書
類処理部103は、認証時に利用者端末100より入力
されたログイン情報で識別される利用者の真正性保証情
報204の取得要求を真正情報管理部105に出す。
【0037】真正情報管理部105は、申請書類処理部
103より要求のあった真正性保証情報204を真正性
保証書類DB106から取り出す。本例では氏名、住
所、同居人情報の取得要求に対して、「戸塚太郎、神奈
川県横浜市戸塚区○○町XX−XX、なし」という情報
を返却する。また当該情報の真正性を真正情報管理部1
05が保証する旨の真正性保証情報マーク205である
戸塚区長証明印も返却する。
【0038】図6は本実施形態の真正性保証情報埋め込
みから特徴値確認までの処理概要を示す図である。ステ
ップ218で申請書類処理部103は、真正情報管理部
105から返却された真正性保証情報204を転入出申
請書203に埋め込み(例えばSGMLやXMLのタグ
に情報を設定する等の処理を行う)、真正性保証情報2
04の設定された項目の属性を入力の行えない変更不可
の属性に変更する。
【0039】次にステップ219で申請書類処理部10
3は、真正情報管理部105から返却された真正性保証
情報マーク205を画像データとして表示するタグを転
入出申請書203に追加した後、その転入出申請書20
3の特徴値を抽出して当該行政機関の秘密鍵を用いて暗
号化し、その暗号化した特徴値を電子透かしとして真正
性保証情報マーク205に埋め込む処理を行う。これら
の処理を行った転入出申請書206の例を図7に示す。
【0040】図7は本実施形態の書類申請処理サーバ1
02から利用者端末100に返却されたときの転入出申
請書206の例を示す図である。申請書類処理部103
は、図7に示す様に前記の処理が行われた転入出申請書
206及び真正性保証情報マーク205を申請元である
利用者端末100へ返却する。図7において、破線で囲
まれた領域は真正性保証情報204の設定された項目を
表しており、この項目は更新不可の項目に変更されてい
ることから、利用者が入力しなければならない項目は
「新住所」のみとなっている。この様に本実施形態で
は、利用者が入力しなければならない項目が減少するの
で、結果的に申請書類記入時の記入漏れや記入ミスの発
生を抑えることができる。
【0041】住民等の利用者は利用者端末100に申請
書類処理部103から返却された転入出申請書206に
対して、新住所の情報を入力し、転入出申請ができる情
報を全て記入した転入出申請書207を作成する。転入
出申請書207の例を図8に示す。
【0042】図8は本実施形態の申請サーバ107へ申
請するときの転入出申請書207の例を示す図である。
図8に示す様に転入出申請書207には新住所のみの入
力が行われた後、申請サーバ107への申請が行われ
る。利用者端末100は、利用者からの申請指示を受付
けて申請サーバ107に転入出申請書207及び真正性
保証情報マーク205を送信し、転入出申請を行う。
【0043】図9は本実施形態の申請情報真正性確認処
理の処理手順を示すフローチャートである。申請サーバ
107は、利用者端末100から送信された転入出申請
書207から当該申請書類を識別する為の識別情報を読
み出して、利用者端末100から要求された申請が転入
出申請である旨を判断し、転入出申請処理を開始する。
【0044】ステップ901で申請サーバ107の申請
情報真正性確認処理部108は、利用者端末100から
送信された転入出申請書207を受け取る。
【0045】ステップ902では、その転入出申請書2
07に真正性保証情報マーク205が付加されているか
どうかを調べ、真正性保証情報マーク205が付加され
ている場合にはステップ903へ進む。
【0046】ステップ903で申請情報真正性確認処理
部108は、利用者によって入力された新住所の情報を
除いた転入出申請書207の特徴値を抽出した後、ステ
ップ904では、真正性保証情報マーク205内の暗号
化された特徴値を抽出してそのマークを発行した行政機
関の公開鍵で復号化する。
【0047】ステップ905では、前記の転入出申請書
207から抽出した特徴値と、真正性保証情報マーク2
05から復号化した特徴値とを比較して、転入出申請書
207の特徴値と真正性保証情報マーク205内の特徴
値とが一致するかどうかを調べ、一致する場合にはステ
ップ906へ進む。
【0048】図10は本実施形態の真正性保証情報マー
ク確認から転入出申請処理までの処理概要を示す図であ
る。転入出申請書207の特徴値と真正性保証情報マー
ク205内の特徴値とが一致していることが判ると、ス
テップ906で申請情報真正性確認処理部108は、書
類申請処理サーバ102にある真正情報管理部105
に、前記暗号化された特徴値の取り除かれた真正性保証
情報マーク205を渡して、その真正性保証情報マーク
205が正しいマークであるかどうかの確認を依頼す
る。
【0049】真正情報管理部105は、前記渡された真
正性保証情報マーク205と真正情報管理部105が保
持しているマークとを比較し、真正性保証情報マーク2
05が真正情報管理部105自身の返却したものと同じ
マークであるかどうかを判定した後、その判定結果を申
請情報真正性確認処理部108に通知する。ここで、前
記渡された真正性保証情報マーク205が他の行政機関
の発行したマークである場合には、その行政機関の書類
申請処理サーバの真正情報管理部に前記判定を依頼した
り、その行政機関の書類申請処理サーバの真正情報管理
部からマークを受信して前記判定を行っても良い。
【0050】ステップ907で申請情報真正性確認処理
部108は、真正情報管理部105から受け取った判定
結果の内容を調べ、真正性保証情報マーク205が正し
いことを保証する旨の判定結果を受け取っている場合に
は、転入出申請書207内の真正性保証情報204(本
例では氏名、住所、同居人情報)が正しい情報であると
判定し、新住所変更の手続き処理を行う申請処理部20
8へ転入出申請書207を渡す。
【0051】ステップ908で申請処理部208は、申
請された新住所の所在チェック等の申請認可に必要な処
理を実施し、その申請を認可すると、転入出申請が受理
されたことを示すメッセージを利用者端末100へ通知
して転入出の申請処理を終了する。
【0052】以上説明した様に本実施形態の電子申請シ
ステムによれば、申請書類の提供側で真正性を証明する
ことができる真正性保証情報をその申請書類に設定して
利用者に提示するので、申請書類記入時の記入漏れや記
入ミスを防止し、申請処理側のチェック項目を減少させ
ることで申請業務の効率向上を図ることが可能である。
【0053】なお、本発明を実現する為のプログラムを
記録媒体に記録し、前記プログラムを当該記録媒体から
計算機若しくは携帯端末等の情報処理装置にインストー
ルして使用しても良いし、当該記録媒体にネットワーク
を通じてアクセスして前記プログラムを使用しても良
い。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば申請書類の提供側で真正
性を証明することができる真正性保証情報をその申請書
類に設定して利用者に提示するので、申請書類記入時の
記入漏れや記入ミスを防止し、申請処理側のチェック項
目を減少させることで申請業務の効率向上を図ることが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態の電子申請システムの概略構成を示
す図である。
【図2】本実施形態の申請書類処理部103の処理手順
を示すフローチャートである。
【図3】本実施形態の書類申請処理サーバ102への接
続要求から取得可能項目判定処理までの処理概要を示す
図である。
【図4】本実施形態の申請書類DB104にある転入出
申請書203の例を示す図である。
【図5】本実施形態の真正性保証情報取得処理の処理概
要を示す図である。
【図6】本実施形態の真正性保証情報埋め込みから特徴
値確認までの処理概要を示す図である。
【図7】本実施形態の書類申請処理サーバ102から利
用者端末100に返却されたときの転入出申請書206
の例を示す図である。
【図8】本実施形態の申請サーバ107へ申請するとき
の転入出申請書207の例を示す図である。
【図9】本実施形態の申請情報真正性確認処理の処理手
順を示すフローチャートである。
【図10】本実施形態の真正性保証情報マーク確認から
転入出申請処理までの処理概要を示す図である。
【符号の説明】
100…利用者端末、101…インターネット、102
…書類申請処理サーバ、104…申請書類DB、106
…真正性保証書類DB、107…申請サーバ、201…
認証局、103…申請書類処理部、105…真正情報管
理部、109…利用者側処理部、108…申請情報真正
性確認処理部、208…申請処理部、202…申請書類
一覧表、203…転入出申請書、204…真正性保証情
報、205…真正性保証情報マーク、206…転入出申
請書、207…転入出申請書。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 申請内容に関わる各種情報を申請書類に
    入力して申請手続きを電子的に行う電子申請方法におい
    て、 利用者の利用可能な申請書類を示す申請書類一覧表を利
    用者端末へ送信するステップと、前記申請書類一覧表か
    ら選択された申請処理を行う上で必要な申請書類を申請
    書類DBから取り出すステップと、 前記取り出された申請書類に必要な情報の内、その申請
    書類の提供側で真正性を証明することができる情報であ
    る真正性保証情報を真正性保証書類DBから取り出すス
    テップと、前記取り出された真正性保証情報を前記申請
    書類に設定して当該利用者端末に送信するステップと、 前記真正性保証情報が設定された申請書類の内容を当該
    利用者端末で表示し、当該申請書類に必要な情報の内、
    利用者が記入すべき情報の入力を受付けてその申請書類
    に設定するステップと、前記利用者からの入力内容と前
    記真正性保証情報が設定された申請書類を受信して当該
    申請書類に対応した申請処理を行うステップとを有する
    ことを特徴とする電子申請方法。
  2. 【請求項2】 真正性保証書類DBから取り出された真
    正性保証情報を申請書類に設定する際に、当該真正性保
    証情報の真正性を保証する為の真正性保証マークを付加
    することを特徴とする請求項1に記載された電子申請方
    法。
  3. 【請求項3】 前記申請書類に対応した申請処理を行う
    際に、当該申請書類に付加された真正性保証マーク内の
    情報を用いて、その申請書類に設定されている真正性保
    証情報の真正性を確認することを特徴とする請求項2に
    記載された電子申請方法。
  4. 【請求項4】 申請内容に関わる各種情報を申請書類に
    入力して申請手続きを電子的に行う電子申請システムに
    おいて、 利用者の利用可能な申請書類を示す申請書類一覧表を利
    用者端末へ送信し、前記申請書類一覧表から選択された
    申請処理を行う上で必要な申請書類を申請書類DBから
    取り出し、真正性保証書類DBから取り出された真正性
    保証情報を前記申請書類に設定して当該利用者端末に送
    信する申請書類処理部と、 申請書類DBから取り出された申請書類に必要な情報の
    内、その申請書類の提供側で真正性を証明することがで
    きる情報である真正性保証情報を真正性保証書類DBか
    ら取り出す真正情報管理部と、 前記真正性保証情報が設定された申請書類の内容を利用
    者端末で表示し、当該申請書類に必要な情報の内、利用
    者が記入すべき情報の入力を受付けてその申請書類に設
    定する利用者側処理部と、前記利用者からの入力内容と
    前記真正性保証情報が設定された申請書類を受信して当
    該申請書類に対応した申請処理を行う申請処理部とを備
    えることを特徴とする電子申請システム。
  5. 【請求項5】 申請内容に関わる各種情報を申請書類に
    入力して申請手続きを電子的に行う電子申請システムと
    してコンピュータを機能させる為のプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体において、 利用者の利用可能な申請書類を示す申請書類一覧表を利
    用者端末へ送信し、前記申請書類一覧表から選択された
    申請処理を行う上で必要な申請書類を申請書類DBから
    取り出し、真正性保証書類DBから取り出された真正性
    保証情報を前記申請書類に設定して当該利用者端末に送
    信する申請書類処理部と、 申請書類DBから取り出された申請書類に必要な情報の
    内、その申請書類の提供側で真正性を証明することがで
    きる情報である真正性保証情報を真正性保証書類DBか
    ら取り出す真正情報管理部と、 前記真正性保証情報が設定された申請書類の内容を利用
    者端末で表示し、当該申請書類に必要な情報の内、利用
    者が記入すべき情報の入力を受付けてその申請書類に設
    定する利用者側処理部と、前記利用者からの入力内容と
    前記真正性保証情報が設定された申請書類を受信して当
    該申請書類に対応した申請処理を行う申請処理部として
    コンピュータを機能させる為のプログラムを記録したこ
    とを特徴とする記録媒体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013025585A (ja) * 2011-07-21 2013-02-04 Koshi Yamazaki 情報生成表示装置、情報生成表示方法及び情報生成表示プログラム

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