JP2002183278A - 出願書類評価装置、出願書類評価方法、および、記録媒体 - Google Patents

出願書類評価装置、出願書類評価方法、および、記録媒体

Info

Publication number
JP2002183278A
JP2002183278A JP2000376767A JP2000376767A JP2002183278A JP 2002183278 A JP2002183278 A JP 2002183278A JP 2000376767 A JP2000376767 A JP 2000376767A JP 2000376767 A JP2000376767 A JP 2000376767A JP 2002183278 A JP2002183278 A JP 2002183278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
application document
idea
judgment material
server device
application
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000376767A
Other languages
English (en)
Inventor
Sumio Iwase
純夫 岩瀬
Hiroshi Nakazawa
博 中沢
Kenichi Fukahori
健一 深堀
Mitsuo Osawa
光男 大沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2000376767A priority Critical patent/JP2002183278A/ja
Publication of JP2002183278A publication Critical patent/JP2002183278A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 代書者によって作成された明細書の適否を簡
易にチェックする。 【解決手段】 アイディア発案者によって案出されたア
イディアは、アイディア発案者端末装置11から入力さ
れ、アイディア受付サーバ装置22に登録された後、特
許価値確認サーバ装置23に転送され、そこで、特許価
値の確認が行われる。特許価値を有すると判定されたア
イディアは、投資者募集サーバ装置24に送信されて投
資者が募集され、一定の投資を得たアイディアは、代書
者募集サーバ装置25に送信されて代書者がオークショ
ン形式で募集される。代書者が決定したアイディアは、
代書者によって明細書の作成がなされ、完成した明細書
は代書者端末装置14から明細書評価サーバ装置26に
送信される。明細書評価サーバ装置26では、文法、形
式等のチェックが自動的に行われた後、必要に応じて、
評価者や専門家に対して明細書の内容チェックが依頼さ
れ、そのチェック内容が代書者に対してフィードバック
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出願書類評価装
置、出願書類評価方法、および、記録媒体に関し、特
に、代書者によって作成された出願書類を評価する出願
書類評価装置、出願書類評価方法、および、記録媒体に
関する。
【0002】
【従来の技術】知的所有権である特許、実用新案、およ
び、意匠等について登録を受けようとする場合には、所
定の要件を満たす書類を作成し、特許庁に出願する必要
がある。
【0003】ところで、このような出願書類を作成する
ためには、記載様式や記載要件に関する知識が必要であ
る。また、特に、特許や実用新案では、出願の客体が技
術的思想の創作であり抽象的であるため、書類を作成す
るための知識のみならず、発明や考案を理解するための
知識も必要となる。
【0004】そこで、従来においては、特許等の登録を
受けようとする場合には、特許等の出願手続きの専門家
たる特許事務所に書類の作成を依頼することが通例であ
った。特に、資金や人材が豊富な大企業等においては、
上述のような知的所有権の運用を専門に行う知的財産部
が存在し、代理権契約を締結した複数の特許事務所を外
部に擁しており、出願の重要度や技術分野に応じて最適
な事務所を選択し、出願書類の代書を委託していた。
【0005】一方、近年、優れたアイディアを有する個
人が設立した会社、いわゆるベンチャー企業に一般の投
資者が投資する制度が発達し、企業等の信用ではなく、
アイディア自体に出資する社会的な仕組みができつつあ
る。このような仕組みは、従来の社会構造では資金力が
乏しく事業化ができず埋もれていったであろう優れたア
イディアを事業化という形で開花させ、結果的に産業の
発達に貢献するという点で注目を集めている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな資金や人材に乏しいベンチャー企業等が、その企業
等が有するアイディアに対して特許権等の知的所有権の
取得を希望する場合、その技術分野に適した特許事務所
を数多の事務所の中から選択することは非常に困難であ
り、例え選択することができたとしても、作成された出
願書類の適否を判断することは非常に困難であるという
問題点があった。そのため、瑕疵がある出願書類や、十
分な権利範囲が確保できない出願書類が適切な検討もな
されないままに出願されてしまい、知的財産権の保護が
確保できないのみならず、出願に係る代金が無駄に浪費
されてしまうという問題点があった。
【0007】一方、大企業においては、出願件数が非常
に多いために、個々の出願について十分に検討を行う時
間が確保できず、十全でない出願書類が出願されてしま
う場合があるという問題点もあった。
【0008】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、知的財産権の十分な保護を図ることを目的と
し、代書者によって作成された出願書類を、効率的に評
価することを可能とする出願書類評価装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】また、本発明は、出願書類等について十分
な知識を有しない者であっても、知的財産権を確実に保
護し得る出願書類評価装置を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、代書者によって作成された出願書類を評
価する出願書類評価装置において、代書者によって作成
された出願書類を取得する出願書類取得手段と、出願書
類取得手段によって取得された出願書類の品質を判断す
るための判断材料を取得する判断材料取得手段と、判断
材料取得手段によって取得された判断材料を、出願書類
に係る権利者が有する端末装置に表示させる表示手段
と、を有することを特徴とする出願書類評価装置が提供
される。
【0011】ここで、出願書類取得手段は、代書者によ
って作成された出願書類を取得する。判断材料取得手段
は、出願書類取得手段によって取得された出願書類の品
質を判断するための判断材料を取得する。表示手段は、
判断材料取得手段によって取得された判断材料を、出願
書類に係る権利者が有する端末装置に表示させる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本形態における知的所有
権資産管理システムの構成例を示す図である。
【0013】この図に示すように、知的所有権資産管理
システム1は、アイディア発案者が使用する、例えば、
パーソナルコンピュータ、PDA等の通信端末であるア
イディア発案者端末(クライアント)装置11、アイデ
ィア保有者が使用する通信端末であるアイディア保有者
端末装置12、アイディアをもとに発行された株券に対
して投資する投資者が使用する投資者端末装置13、知
的所有権に関する出願書類としての明細書の代書を行う
代書者が使用する代書者端末装置14、作成された明細
書の評価を行う評価者が使用する評価者端末装置15、
作成された明細書の評価を行う弁理士等の専門家が使用
する専門家端末装置16、所定の契約を行った知的所有
権資産管理システム1の利用者を管理する利用者管理サ
ーバ装置21、アイディア発案者によって発案されたア
イディアを受け付けるアイディア受付サーバ装置22、
アイディアの特許価値を確認する特許価値確認サーバ装
置23、アイディアに対する投資者を募集する投資者募
集サーバ装置24、代書者を募集する代書者募集サーバ
装置25、作成された明細書の評価を行う明細書評価サ
ーバ装置26、および、インターネット、イントラネッ
ト、LAN、WAN等の電気通信手段であるネットワー
ク30によって構成される。
【0014】ここで、アイディアとは、自然法則を利用
した技術的思想の創作たる発明、考案、物品の形状、模
様若しくは色彩又はこれらの結合であって、視覚を通じ
て美感を起こさせるものである意匠等、広く知的所有権
全般における知的所有権資産を意味する。
【0015】また、アイディア発案者とは、アイディア
を発案した者を意味し、単独で発案した発案者、共同で
発案した共同発案者の双方を含む。アイディア保有者と
は、当該アイディア発案者から特許等を受ける権利又は
特許権等の譲渡を受けた者をいい、このシステムの場合
には、アイディアに基づいて発行された株券に投資した
投資者をいう。
【0016】代書者とは、アイディア発案者またはアイ
ディア保有者に代わって、当該アイディアを特許庁等に
出願する際に必要な形式の書類(例えば、明細書)とし
て代書する者をいう。具体的には、発明者(共有者を含
む)、弁理士、または弁護士等の有資格者、および有資
格者から委託を受けた者である。
【0017】アイディア発案者端末装置11、アイディ
ア保有者端末装置12、投資者端末装置13、代書者端
末装置14、評価者端末装置15、専門家端末装置1
6、利用者管理サーバ装置21、アイディア受付サーバ
装置22、特許価値確認サーバ装置23、投資者募集サ
ーバ装置24、代書者募集サーバ装置25、および、明
細書評価サーバ装置26は、ネットワーク30を介し、
相互に通信可能なように接続され、さらに、図示してい
ない、特許公報等の情報を公開する日本国内外の特許庁
等のサーバ装置等と通信可能なように接続されている。
【0018】知的所有権資産管理システム1は、このネ
ットワーク30を介した通信によって相互に連動しつつ
各種処理動作を行う。なお、図1では、単数のアイディ
ア発案者端末装置11、アイディア保有者端末装置1
2、投資者端末装置13、代書者端末装置14、評価者
端末装置15、および、専門家端末装置16を図示した
が、実際は、それぞれ複数のアイディア発案者端末装置
11、アイディア保有者端末装置12、投資者端末装置
13、代書者端末装置14、評価者端末装置15、およ
び、専門家端末装置16が、ネットワーク30と通信可
能なように接続されることとしてもよい。
【0019】また、各々の装置は単体もしくは関連する
機能ごとに同一の装置で構成されていてもよい。以下、
図1に示した知的所有権資産管理システム1を構成する
各要素の詳細について説明する。
【0020】〔アイディア発案者端末装置11〕アイデ
ィア発案者端末装置11は、例えば、パーソナルコンピ
ュータであり、アイディア発案者によるキーボード、マ
ウス操作等によって入力された各種情報を、ネットワー
ク30を介して各種サーバ装置へ送信する。
【0021】〔アイディア保有者端末装置12〕アイデ
ィア保有者端末装置12も、アイディア発案者端末装置
11と同様、例えば、パーソナルコンピュータであり、
ネットワーク30を介して、上述した各種サーバ装置か
ら送信された各種情報を表示するとともに、アイディア
保有者によるキーボード、マウス操作等によって入力さ
れた各種情報を、ネットワーク30を介して各種サーバ
装置へ送信する。
【0022】〔投資者端末装置13〕投資者端末装置1
3も、アイディア発案者端末装置11と同様、例えば、
パーソナルコンピュータであり、ネットワーク30を介
して、上述した各種サーバ装置から送信された各種情報
を表示するとともに、投資者によるキーボード、マウス
操作等によって入力された各種情報を、ネットワーク3
0を介して各種サーバ装置へ送信する。
【0023】〔代書者端末装置14〕代書者端末装置1
4も、アイディア発案者端末装置11と同様、例えば、
パーソナルコンピュータであり、ネットワーク30を介
して、上述した各種サーバ装置から送信された各種情報
を表示するとともに、代書者によるキーボード、マウス
操作等によって入力された各種情報を、ネットワーク3
0を介して各種サーバ装置へ送信する。
【0024】〔評価者端末装置15〕評価者端末装置1
5も、アイディア発案者端末装置11と同様、例えば、
パーソナルコンピュータであり、ネットワーク30を介
して、上述した各種サーバ装置から送信された各種情報
を表示するとともに、評価者によるキーボード、マウス
操作等によって入力された各種情報を、ネットワーク3
0を介して上述した各種サーバ装置へ送信する。
【0025】〔専門家端末装置16〕専門家端末装置1
6も、アイディア発案者端末装置11と同様、例えば、
パーソナルコンピュータであり、ネットワーク30を介
して、上述した各種サーバ装置から送信された各種情報
を表示するとともに、専門家によるキーボード、マウス
操作等によって入力された各種情報を、ネットワーク3
0を介して上述した各種サーバ装置へ送信する。
【0026】〔利用者管理サーバ装置21〕利用者管理
サーバ装置21は、知的所有権資産管理システム1の利
用に関する所定の利用契約を結んだアイディア発案者、
アイディア保有者、投資者、代書者、評価者、および、
専門家等の情報の管理を行う。利用契約は、例えば、ア
イディア発案者等が氏名、メールアドレス等の所定の個
人情報を、知的所有権資産管理システム1の運営者に提
供し、さらに所定の利用手数料を支払うこと等によって
行われ、このような契約を結んだアイディア発案者等
は、当該システム利用のためのID番号、パスワード等
を取得する。また、この契約において、利用者は、当該
システムによって管理されるアイディアの守秘義務を負
うこととなる。このような利用契約を結んだ利用者の情
報は、利用者管理サーバ装置21が有する図示していな
いデータベースに格納されて管理される。なお、株に対
して投資を行う投資者、アイディアの代書を行う代書
者、作成された明細書の検討を行う評価者または専門家
についても同様の契約を締結するので、投資者、代書
者、評価者、および、専門家は本システムに自由にアク
セスできるようになるかわりに守秘義務を負うことにな
る。
【0027】〔アイディア受付サーバ装置22〕アイデ
ィア受付サーバ装置22は、アイディア発案者によって
発案され、知的所有権資産管理システム1の利用のため
に、アイディア発案者によって提供されたアイディアの
受付を行う装置である。
【0028】図2は、アイディア受付サーバ装置22の
構成を例示した図である。図2に示すように、アイディ
ア受付サーバ装置22は、例えば、ネットワーク30を
介して送信された各種情報を受信する受信部22a、ア
イディア等を格納するデータベース22b、各種情報の
処理を行うプロセッサ等の処理部22c、および各種情
報を、ネットワーク30を介して送信する送信部22d
によって構成されている。
【0029】図3は、アイディア受付サーバ装置22の
処理を説明するためのフローチャートである。 ステップS1:アイディア発案者がアイディア発案者端
末装置11を用いて入力し、ネットワーク30を介して
送信された新規アイディアを示すアイディア情報を、受
信部22aによって受信し、データベース22bに格納
する。なお、ここでのアイディア情報は、アイディア自
体を示すテキストおよび図面等の情報と、そのアイディ
アが属する技術分野(カテゴリ)等の属性情報とから構
成されている。なお、ファイル自体でなく、図示してい
ない所定のデータベースに格納されたアイディア等を特
定するファイル名等であってもよい。
【0030】ステップS2:ステップS1で受信したア
イディア情報を、ネットワーク30を介して特許価値確
認サーバ装置23に送信し、送信したアイディア情報の
特許価値確認依頼を行う。なお、特許価値確認処理につ
いては、次の特許価値確認サーバ装置23の説明時に解
説する。
【0031】ステップS3:ステップS2で依頼した特
許価値確認の結果により、新規アイディアが当該システ
ムへの登録に値する特許価値を有するか否か判断する。
ここで、特許価値があると判断された場合、その新規ア
イディアの登録を行うためステップS4に進む。一方、
特許価値がないと判断された場合、その新規アイディア
の登録は行わず処理を終了する。
【0032】ステップS4:ステップS3で特許価値有
りと判断された新規アイディアの登録を示すアイディア
情報をネットワーク30を介して、投資者募集サーバ装
置24に送信し、アイディアに投資する投資者を募集す
るように要請する。なお、投資者の募集処理について
は、投資者募集サーバ装置24の説明時に解説する。
【0033】〔特許価値確認サーバ装置23〕特許価値
確認サーバ装置23は、アイディア受付サーバ装置22
に登録されたアイディアの特許価値を判断し、アイディ
ア発案者によって発案されたアイディアが、当該システ
ム利用に適した要件を具備するか否か判断する装置であ
る。ここで特許価値確認サーバ装置23が判断する特許
価値は、新規性、進歩性等の技術的価値のみならず、そ
のアイディアに対応する市場の市場規模、成長率、競合
関係等の経済的価値を含むこととしてもよい。
【0034】図4は、特許価値確認サーバ装置23の構
成を例示した図である。図4に示すように、特許価値確
認サーバ装置23は、例えば、ネットワーク30を介し
て送信された各種情報を受信する受信部23a、アイデ
ィア等を格納するデータベース23b、各種情報の処理
を行うプロセッサ等の処理部23c、および各種情報
を、ネットワーク30を介して送信する送信部23dに
よって構成されている。
【0035】図5は、特許価値確認サーバ装置23の処
理を説明するためのフローチャートである。 ステップS10:ネットワーク30を介しアイディア受
付サーバ装置22から送信されたアイディア情報を受信
部23aによって受信する。
【0036】ステップS11:ステップS10で受信し
たアイディア情報に示されるアイディアの技術的価値の
評価を行い、例えば、その技術的価値を数値化した技術
的価値評価値の算出を行う。
【0037】ここでの技術的価値の評価は、データベー
ス23bに格納されている各種のパラメータ、公知技術
文献等を用い、受信したアイディアが、新規性、進歩性
等の技術的価値を有しているか否かを判断することによ
り行われる。
【0038】ステップS12:ステップS10で受信し
たアイディアの経済的価値の評価を行い、例えば、その
経済的価値を数値化した経済的価値評価値の算出を行
う。ここでの経済的価値の評価も、データベース23b
に格納されている各種のパラメータ、公知技術文献等を
用い、受信したアイディアが、経済的価値を有している
か否かを判断することにより行われる。
【0039】ステップS13:ステップS11で算出し
た技術的価値評価値、およびステップS12で算出した
経済的価値評価値からなる特許価値情報を、ネットワー
ク30を介し、アイディア受付サーバ装置22に送信す
る。特許価値情報が送信されたアイディア受付サーバ装
置22は、前述のように、この特許価値情報を用い、新
規アイディアが当該システムに登録するレベルに達して
いるか否かを判断する。
【0040】〔投資者募集サーバ装置24〕投資者募集
サーバ装置24は、特許価値確認サーバ装置23によっ
て特許価値が確認されたアイディアに対する投資者を募
集するサーバ装置である。ここで、投資者を募集する方
法としては、アイディア発案者等が集めようとする投資
額に見合った株券を発行し、この株券に対する購入者を
募集することによって行われる。
【0041】図6は、投資者募集サーバ装置24の構成
を例示した図である。図6に示すように、投資者募集サ
ーバ装置24は、例えば、ネットワーク30を介して送
信された各種情報を受信する受信部24a、アイディア
と投資者とを格納するデータベース24b、各種情報の
処理を行うプロセッサ等の処理部24c、および各種情
報を、ネットワーク30を介して送信する送信部24d
によって構成されている。
【0042】図7は、投資者募集サーバ装置24の処理
を説明するためのフローチャートである。 ステップS20:ネットワーク30を介し特許価値確認
サーバ装置23から送信されたアイディア情報を受信部
24aによって受信する。
【0043】ステップS21:ステップS20で受信し
たアイディアに対する投資条件の設定が行われる。投資
条件とは、投資者募集要求を行ったアイディア保有者が
設定する募集投資総額、投資対象となるアイディアに対
して発行される知的所有権資産株の総株数、知的所有権
資産株の株価、総株数に対してのアイディア保有者の持
分比率、知的所有権資産株の販売期間等の情報である。
投資条件の設定は、例えば、投資者募集要求を受け取っ
た投資者募集サーバ装置24が、その投資者募集要求に
関する投資条件の設定を、ネットワーク30を介し、ア
イディア保有者に依頼し、その依頼に対し、アイディア
保有者が、アイディア保有者端末装置12を用いて投資
条件を入力し、ネットワーク30を介し、入力した投資
条件を投資者募集サーバ装置24に送信することによっ
て行われ、投資者募集サーバ装置24に送信された投資
条件は、受信部24aによって受信され、データベース
24bに格納される。
【0044】ステップS22:アイディア情報および投
資条件が決定されると、次に、それらの情報をもとに知
的所有権資産株の発行、公開が行われ、その知的所有権
資産株に対する投資者の募集が行われる。
【0045】発行される知的所有権資産株の設定は、例
えば、ステップS20およびステップS21においてデ
ータベース24bに格納されたアイディア情報、投資条
件をもとに行われる。
【0046】設定された知的所有権資産株は、契約によ
って守秘義務を負った投資者に公開され、投資者の募集
が行われる。知的所有権資産株の公開は、例えば、各投
資者が、投資者端末装置13を用い、ネットワーク30
を介して、投資者募集サーバ装置24にアクセスし、知
的所有権資産株の対象となるアイディア等を検索、閲覧
することによって行われる。また、この際、知的所有権
資産株の対象となるアイディアに関する技術的価値およ
び経済的価値の評価結果をアイディア情報とともに、投
資者端末装置13に送信することとしてもよい。なお、
ここで、投資者募集サーバ装置24にアクセスできる投
資者は、本システムの利用契約を結んだ投資者のみであ
り、アクセス時に、利用者管理サーバ装置21によって
行われる認証処理において認証された投資者のみであ
る。
【0047】公開された知的所有権資産株を閲覧した投
資者は、その内容を検討し、希望する知的所有権資産株
に対する投資処理を行う。ここでの投資処理は、例え
ば、投資者端末装置13を用い、購入する知的所有権資
産株の対象となるアイディア、購入株数等の投資に関す
る情報を入力し、入力した所定の情報を、ネットワーク
30を介し、投資者募集サーバ装置24に送信すること
によって行われる。
【0048】投資に関する情報が投資者募集サーバ装置
24に送信されると、投資者募集サーバ装置24は、知
的所有権資産株の売買処理を行い、その投資者に関する
投資者情報を、データベース24bに登録する。
【0049】また、投資者募集サーバ装置24は、この
売買処理によって販売された知的所有権資産株の株数に
関する情報を、データベース24bに登録するととも
に、残りの株数を管理する。
【0050】なお、この知的所有権資産株の売買処理に
おいては、投資者が出資金を出資することが担保されて
いればよく、その支払いは、投資の申し込み時、あるい
は申し込み後の所定の期日までのいずれであってもよ
い。また、その支払い方法は、電子マネーを用いた方
法、金融機関への振り込みによる方法、現金書留による
方法等どのような方法であってもよい。
【0051】ステップS23:知的所有権資産株の売買
が開始されてから所定の期間が経過すると、投資者募集
サーバ装置24は、株が完売したか否か、即ち、資金の
調達に成功したか否かを判定し、成功した場合にはステ
ップS24に進み、それ以外の場合には処理を終了す
る。
【0052】なお、資金調達に成功したか否かは、全て
の株が完売した場合のみならず、目標額の株が完売した
場合にも資金調達に成功したと判断するようにしてもよ
い。 ステップS24:投資者募集サーバ装置24は、アイデ
ィアの経済的・戦略的重要性を示す指標であるアイディ
ア評価額を算出する。具体的な算出方法としては、投資
により集めることができた資金や、特許価値確認サーバ
装置23によって判定された特許価値等に基づいて、所
定の演算を行うことにより導出される。
【0053】ステップS25:投資者募集サーバ装置2
4は、資金調達に成功したアイディア情報に対して、ス
テップS24で算出されたアイディア評価額を属性情報
として付加し、ネットワーク30を介して代書者募集サ
ーバ装置25に送信し、代書者の募集を要求する。
【0054】〔代書者募集サーバ装置25〕代書者募集
サーバ装置25は、投資者募集サーバ装置24によって
投資者が集められ、資金調達に成功したアイディア情報
を受信し、そのアイディアの価値、技術分野等に相応す
る代書者を募集する。なお、代書者を募集する方法の詳
細については後述する。
【0055】図8は、代書者募集サーバ装置25の構成
を例示した図である。図8に示すように、代書者募集サ
ーバ装置25は、例えば、ネットワーク30を介して送
信された各種情報を受信する受信部25a、募集の対象
となるアイディアと、募集してきた代書者とを格納する
データベース25b、各種情報の処理を行うプロセッサ
等の処理部25c、および各種情報を、ネットワーク3
0を介して送信する送信部25dによって構成されてい
る。
【0056】図9は、代書者募集サーバ装置25の処理
を説明するためのフローチャートである。 ステップS30:代書者募集サーバ装置25は、ネット
ワーク30を介し投資者募集サーバ装置24から送信さ
れたアイディア情報を受信部25aによって受信する。
【0057】ステップS31:代書者募集サーバ装置2
5は、ネットワーク30を介し投資者募集サーバ装置2
4から送信された属性情報を受信部25aによって受信
する。
【0058】ステップS32:代書者募集サーバ装置2
5は、ステップS31において受信した属性情報に含ま
れているアイディア評価額を参照し、代書者のランクを
決定する。なお、この決定方法としては、例えば、アイ
ディア評価額が高額であるほど、代書者のランクも高い
ものとする等がある。
【0059】ステップS33:代書者募集サーバ装置2
5は、図10に示すようなオークション画面に対して、
受信したアイディア情報を出品し、代書者を募集する。
ここで、図10の例では、「代書者募集」と題された画
面50が表示されている。また、その表示領域50aに
は、出品中のアイディア情報が一覧形式で表示されてい
る。ここで、「アイディアID」は、アイディア情報に
対してシステムが付与したユニークなIDである。「カ
テゴリ」は、アイディアが属する技術分野を示す。「内
容」は、アイディアを示すテキスト情報である。なお、
これらの記載部分は、ハイパーテキスト(ホットテキス
ト)とされているので、これらの部分をクリックするこ
とにより、より詳細な説明や図面を参照することが可能
となる。「アイディア評価額」は、図7のステップS2
4で決定されたアイディアの価値である。「代書者ラン
ク」は、図9のステップS32で決定された応札する代
書者が有すべきランクである。「応募期限」はオークシ
ョンで代書者の応募を募る期限である。「納期」は明細
書の納期である。「ベース価格」はオークションの開始
価格である。「応募状況」はそれぞれのアイディアへの
代書者の応募状況を示す。「現在価格」は現時点におけ
る最低の応札価格を示している。なお、このオークショ
ンは、逆オークション形式で応札者が募集され、最低の
応札価格をつけた応札者が落札者に選択される。
【0060】各アイディア情報の右側には、代書者が応
札する際に操作するボタン50b〜50dが表示されて
いる。また、表示領域50aの下には、入力内容を送信
する場合と、キャンセルする場合にそれぞれ操作される
ボタン50e,50fが表示されている。
【0061】ステップS34:代書者募集サーバ装置2
5は、オークションに出品されたアイディアが落札され
たか否かを判定し、落札された場合にはステップS35
に進み、それ以外の場合にはステップS34に戻って同
様の処理を繰り返す。
【0062】ステップS35:代書者募集サーバ装置2
5は、落札者に対して、アイディアの代書依頼を、例え
ば、電子メールにより通知する。このような通知を受け
取った落札者は、アイディア発案者またはアイディア保
有者(以下、アイディア発案者等と称す)と連絡を取
り、例えば、テレビ電話等によって、アイディアの詳細
について打ち合わせを行った後、明細書の作成にとりか
かることになる。
【0063】〔明細書評価サーバ装置26〕明細書評価
サーバ装置26は、代書者募集サーバ装置25によって
募集された代書者によって代書された明細書を、代書者
端末装置14から受信し、その適否について種々の評価
を行う。
【0064】図11は、明細書評価サーバ装置26の構
成を例示した図である。図11に示すように、明細書評
価サーバ装置26は、例えば、ネットワーク30を介し
て送信された各種情報を受信する受信部26a、評価の
対象となる明細書と、明細書に対する評価情報とを格納
するデータベース26b、各種情報の処理を行うプロセ
ッサ等の処理部26c、および各種情報を、ネットワー
ク30を介して送信する送信部26dによって構成され
ている。
【0065】図12は、明細書評価サーバ装置26の処
理を説明するためのフローチャートである。 ステップS50:明細書評価サーバ装置26は、代書者
によって作成された明細書、図面、および、願書(以
下、単に明細書と称す)を、代書者端末装置14から受
信し、受信した日時とともにデータベース26bに記録
する受付処理を実行する。
【0066】ステップS51:明細書評価サーバ装置2
6は、明細書の書式をチェックする書式チェック処理を
実行する。なお、この処理の詳細については、図18を
参照して後述する。
【0067】ステップS52:明細書評価サーバ装置2
6は、明細書に記載された文章の文法をチェックする文
法処理チェックを実行する。なお、この処理の詳細につ
いては、図19を参照して後述する。
【0068】ステップS53:明細書評価サーバ装置2
6は、請求の範囲に記載された請求項や、実施の形態に
記載された文章の構造的な解析を行う内容解析処理を実
行する。なお、この処理の詳細については図20を参照
して後述する。
【0069】ステップS54:明細書評価サーバ装置2
6は、以上のステップS51〜S53において検出また
は解析された結果を、アイディア発案者端末装置11ま
たはアイディア保有者端末装置12に送信し、図13に
示すような解析結果画面を表示させる。
【0070】この図では、「解析結果」と題された画面
60が表示されており、その内部は、フレーム60a〜
60cに分割されている。フレーム60aには、解析の
対象となった明細書の本文等が表示される。また、フレ
ーム60bには、フレーム60aに表示されている明細
書に関連する図面等が表示される。更に、フレーム60
cには、フレーム60aに表示されている内容がカーソ
ルによって指定された場合に、その指定された内容に関
連付けされているメッセージやコメントが表示される。
【0071】この例では、具体的には、フレーム60a
には、対象となる明細書の発明の実施の形態が表示され
ており、ステップS51またはステップS52において
チェックされた結果、不適切と判定された部分(「の」
および「21」)と、図番号(図1)とには下線が付さ
れており、リンクが張られていることが示されている。
【0072】フレーム60bには、フレーム60aに表
示されている文章の先頭に出現する「図1」に該当する
図面が表示されている。なお、図番号をクリックするこ
とにより、他の図面を表示させることも可能である。
【0073】フレーム60cには、フレーム60aに表
示されている文章においてカーソルによって指定された
「21」に関連付けられたコメント「アイディア保有者
端末装置の符号は「12」です。」が表示されている。
【0074】画面の右下部には、フレーム60cに表示
されている内容を修正する場合にクリックするボタン6
0dと、このような画面において修正を行った結果の明
細書を、専門家や評価者に対して送信し、内容の吟味を
依頼する場合にクリックするボタン60eが表示されて
いる。
【0075】ステップS55:明細書評価サーバ装置2
6は、図13に示す画面60において、修正を行うこと
を指示するボタン60dが操作されたか否かを判定し、
操作された場合にはステップS56に進み、それ以外の
場合にはステップS57に進む。
【0076】なお、この図には示していないが、複数箇
所を修正する場合には、ステップS54に戻って同様の
処理を繰り返すようにしてもよい。 ステップS56:明細書評価サーバ装置26は、データ
ベース26bに格納されている、明細書の該当する部分
を修正する処理を実行する。例えば、図13に示す画面
60において、ボタン60dが操作された場合には、明
細書中の該当する符号「21」が「12」に変更され
る。
【0077】なお、修正の必要が明らかである場合に
は、アイディア発案者等に問い合わせることなく自動的
に修正するようにしてもよい。 ステップS57:明細書評価サーバ装置26は、図13
に示す画面60において、修正後の明細書の内容の吟味
を、専門家または評価者等に依頼することを示すボタン
60eがクリックされたか否かを判定し、クリックされ
た場合にはステップS58に進み、それ以外の場合には
ステップS64に進む。
【0078】ステップS58:明細書評価サーバ装置2
6は、明細書の内容を専門家等に依頼する内容吟味依頼
処理を実行する。なお、この処理の詳細は、図24を参
照して後述するが、簡潔にその処理の概要を述べると、
先ず、アイディア発案者端末装置11に対して図14に
示すような内容吟味依頼用の画面70が表示される。
【0079】この図では、内容の吟味を依頼する相手の
選択肢として、「アイディア保有者」、「専門家(弁理
士)」、および、「評価者(準専門家)」が表示されて
おり、それぞれの左隣りに表示されているチェックボッ
クスをマークすることにより相手を選択することができ
る。また、特許性の調査を依頼することも可能であり、
その場合には、選択肢「特許検索」または「類似事業検
索」の左隣りに表示されているチェックボックスをマー
クすることにより対象を選択することができる。
【0080】ここで、アイディア保有者とは、アイディ
アに対して投資した投資者を示している。専門家とは、
明細書に関する専門知識を有する弁理士等である。ま
た、評価者とは、このシステムが内容吟味を依頼する旨
の契約を行っている者であり、弁理士のような資格は有
していない者でもよく、明細書に関する知識が豊富な者
をいう。
【0081】また、特許検索とは、内容吟味の対象とな
る明細書の特許請求の範囲に記載されている内容と、同
一または類似する先願が存在するか否かを、例えば、特
許庁が有するデータベースから検索する。類似事業検索
は、内容吟味の対象となる明細書の特許請求の範囲に記
載されている内容と、同一または類似する事業を既に実
施または準備している他社が存在するか否かを、例え
ば、インターネット上に公開された各社のデータベース
から検索する。
【0082】このような画面において、所望の項目が選
択され、ボタン70dがクリックされた場合には、選択
された相手に対して明細書の吟味を依頼する電子メール
等が送信されるとともに、特許価値確認サーバ装置23
に対して、特許検索や類似事業検索の依頼がなされる。
【0083】このような、依頼を受け取った、評価者や
専門家等は、図15に示す、「ログイン」と題された画
面75において、自己のIDとパスワードを入力して認
証処理を受けた後、所定のページにアクセスすることに
より、対象となる明細書を閲覧することが可能となる。
そして、閲覧した結果のコメント等については、後述す
る掲示板に書き込む。
【0084】ステップS59:明細書評価サーバ装置2
6は、前述した掲示板や、特許価値確認サーバ装置23
から、明細書の内容に対する吟味の結果を受信する。そ
して、受信した結果は、アイディア発案者の有するアイ
ディア発案者端末装置11に対して送信され、図16に
示すような画面80が表示されることになる。
【0085】この画面80では、タイトル「内容吟味結
果」が表示されており、その表示領域は、複数のフレー
ム80a〜80dに分割されている。フレーム80aに
は、専門家(A弁理士)からの回答が表示されている。
フレーム80bには、発明保有者Bからの回答が表示さ
れている。また、フレーム80cには、特許検索の結果
が表示されている。また、フレーム80dには類似事業
検索の結果が表示されている。なお、それぞれのフレー
ムの右端には、各回答に応じた修正を、代書者に要求す
るか否かを選択するためのチェックボックスが表示され
ている。
【0086】ステップS60:明細書評価サーバ装置2
6は、図16に示す画面80において、所定のチェック
ボックスがチェックされた後、ボタン80fがクリック
されたか否かを判定し、クリックされた場合にはステッ
プS61に進み、それ以外の場合にはステップS64に
進む。
【0087】ステップS61:明細書評価サーバ装置2
6は、図16に示す画面80において選択された回答に
応じた明細書の補正を、代書者に依頼する処理である補
正処理を実行する。なお、この処理の詳細は、図25を
参照して後述するが、その概要を説明すると、先ず、明
細書評価サーバ装置26は、図16に示す画面80にお
いてチェックボックスがチェックされた回答を取得す
る。そして、取得した回答を織り込んだ電子メールを作
成し、明細書の代書を行った代書者端末装置14に対し
て送信する。
【0088】図17は、この際に送信される電子メール
の一例を示している。この例では、図16の画面80に
おいてチェックボックスにて指定された回答の内容が列
記されたメール90が表示されており、代書者はこの電
子メールに応じて明細書を訂正することになる。
【0089】ステップS62:明細書評価サーバ装置2
6は、ステップS61の補正処理により、代書者によっ
て補正された明細書を、アイディア発案者のアイディア
発案者端末装置11に送信し、補正の可否を確認する。
【0090】ステップS63:明細書評価サーバ装置2
6は、補正された明細書の内容が、アイディア発案者等
によって了承されたか否かを判定し、了承された場合に
はステップS64に進み、それ以外の場合にはステップ
S58に戻って同様の処理を繰り返す。
【0091】ステップS64:明細書評価サーバ装置2
6は、完成した明細書を、ネットワーク30を介して、
特許庁のサーバに対して送信することにより出願する出
願処理を実行する。
【0092】図18は、図12のステップS51に示す
「書式チェック処理」の詳細を説明するフローチャート
である。 ステップS70:明細書評価サーバ装置26は、明細書
中の符号の不一致を検出する。即ち、明細書評価サーバ
装置26は、データベース26bに格納されている明細
書に出現する数字を検索し、その数字の直前に出現する
語句を取得し、数字と語句とを関連付けしてテーブルに
格納する。そして、テーブルに格納されている同一の数
字に係る語句のうち、他の語句とは異なるものについて
は、誤った符号を付されたものであると判定して、これ
を符号の不一致とする。
【0093】ステップS71:明細書評価サーバ装置2
6は、明細書中の欠落事項を検出する。即ち、明細書評
価サーバ装置26は、データベース26bに格納されて
いる必要的記載事項(例えば、「請求の範囲」および
「実施の形態」等)の一覧テーブルを取得し、明細書中
にこれら全てが記載されているか否かのチェックを行
う。
【0094】ステップS72:明細書評価サーバ装置2
6は、願書の誤記を検出する。即ち、明細書評価サーバ
装置26は、アイディア受付サーバ装置22に格納され
ているアイディア発案者またはアイディア保有者に関す
る情報を取得し、願書の記載内容と対比することによ
り、発明者または出願人およびその住所等が正確に記載
されているか否かをチェックする。
【0095】ステップS73:明細書評価サーバ装置2
6は、明細書中に記載された符号と、図面に記載された
符号との不一致を検出する。具体的には、明細書評価サ
ーバ装置26は、データベース26bに格納されている
図面を取得し、その中に記載されている数字と、その直
前の語句とを取得して関連付けする。そして、明細書に
対しても同様の処理を行い、先に図面から取得したデー
タと比較し、一致しないデータが存在する場合には、図
面の記載事項と明細書の記載事項が一致しないと判断す
る。
【0096】ステップS74:明細書評価サーバ装置2
6は、以上のステップS70〜73において検出した書
式ミスを、アイディア発案者等に指摘するために例えば
HTML形式のファイルを生成する。なお、このファイ
ルをブラウザ等により表示すると、図13に示すような
画面が得られる。
【0097】図19は、図12のステップS52に示す
「文法チェック処理」の詳細を説明するフローチャート
である。 ステップS90:明細書評価サーバ装置26は、対象と
なる明細書から助詞(て、に、を、は)が連続して使用
されている文を検出する。即ち、明細書評価サーバ装置
26は、明細書に含まれている文章を、読点を区切りと
して複数の文に分割し、同一の助詞が連続して3回以上
出現する文を検出する。
【0098】ステップS91:明細書評価サーバ装置2
6は、仮名遣いの誤りを検出する。即ち、明細書評価サ
ーバ装置26は、出現頻度の高い仮名遣いの誤り、例え
ば、「づつ(ずつ)」を格納したテーブルをデータベー
ス26bに有しており、このテーブルと明細書に含まれ
ている文とを比較することにより、仮名遣いの誤りを検
出する。
【0099】ステップS92:明細書評価サーバ装置2
6は、表記の不統一を検出する。即ち、明細書評価サー
バ装置26は、明細書に含まれている文章に対して、形
態素解析処理を施すことにより形態素を抽出し、品詞毎
に分類する。そして、各品詞において、同意であるが複
数の表現形式が許可される形態素(例えば、「エンコー
ダ」と「エンコーダー」等)が存在する場合にはこれら
を表記の不統一として検出する。
【0100】ステップS93:明細書評価サーバ装置2
6は、重ね言葉を検出する。即ち、明細書評価サーバ装
置26は、明細書に含まれている文章に対して、形態素
解析処理を施すことにより形態素を抽出し、意味が類似
する形容詞が同一の名詞を修飾する場合(例えば、「各
形態素毎」の「各」および「毎」)には、これを重ね言
葉として検出する。
【0101】ステップS94:明細書評価サーバ装置2
6は、副詞の呼応ミスを検出する。即ち、明細書評価サ
ーバ装置26は、明細書に含まれている文章に対して、
形態素解析処理を施すことにより形態素を抽出し、副詞
を特定する。そして、呼応関係を有する副詞(例えば、
「たり」(〜たり、〜たりと呼応する))が正確に使用
されていない場合には、これを呼応ミスとして検出す
る。
【0102】ステップS95:明細書評価サーバ装置2
6は、ミススペリングを検出する。即ち、明細書評価サ
ーバ装置26は、明細書に含まれているアルファベット
から成る単語を検出し、データベース26bに内蔵する
英語辞書と比較することにより、ミススペリングを検出
する。
【0103】ステップS96:明細書評価サーバ装置2
6は、以上のステップS90〜95において検出した文
法ミスをアイディア発案者等に指摘するために例えばH
TML形式のファイルを生成する。図20は、以上の処
理によって得られたHTML形式のファイルを、ブラウ
ザによって表示した場合の一例を示している。
【0104】この図では、フレーム60aに表示されて
いる明細書の一文に含まれている3つの助詞「の」に下
線が付してあり、その部分に、マウスのカーソルが配置
されている。フレーム60cには、この「の」に関連付
けられたコメントである「助詞「の」が連続していま
す。」が表示されている。
【0105】なお、このような例では、自動的に文章を
訂正することは困難である場合も多いので、そのような
場合には、アイディア発案者がマニュアル操作で、該当
する部分を修正する。
【0106】図21は、図12のステップS53に示す
「内容解析処理」の詳細を説明するフローチャートであ
る。 ステップS100:明細書評価サーバ装置26は、明細
書の請求の範囲に含まれている各請求項の従属関係を調
べることにより、請求項の構造を解析する。
【0107】図22は、構造解析の結果に基づく請求項
の表示例である。この例では、フレーム60aに、請求
項の構造が木構造として表示されている。フレーム60
bには、マウスのカーソルによって指定された請求項の
内容が表示されている。また、フレーム60cには、マ
ウスのカーソルによって指定された請求項に対するコメ
ント「請求項1のサブクレームは、5つ存在します。」
が表示されている。
【0108】ステップS101:明細書評価サーバ装置
26は、明細書に含まれている文章に対して構文解析を
行い、主語と述語の対応関係の解析を行う。なお、この
ようにして得られた主語と述語は、例えば、後述する図
23で示すように、反転表示されるので、長文であって
も主語と述語を簡単に見いだすことが可能となるので、
明細書を読み慣れていない者でも記載されている内容を
理解し易くなる。
【0109】ステップS102:明細書評価サーバ装置
26は、明細書に含まれている文章に頻出するキーワー
ドを抽出する。なお、このようにして得られたキーワー
ドは、例えば、後述する図23で示すように、反転表示
されるので、キーワードに重点を置きながら読むこと
で、明細書の内容を的確に把握することが可能となる。
【0110】ステップS103:明細書評価サーバ装置
26は、明細書に含まれている難易語や略語を抽出し、
これらに対する補注データを作成する。
【0111】図23は、このステップにおいて作成され
た補注データの表示例である。この図では、略語である
「PDA」が反転表示されている。このような反転表示
された部分にマウスのカーソルを移動させると、フレー
ム60cにその語句の補注が表示される。この例では、
「PDA」に対する補注データとして「Personal Digit
al Assistants 個人向け携帯情報機器の総称。」が表
示されている。
【0112】このように、補注を表示することで、明細
書にしばしば出現する難易語や略語の意味を把握するこ
とが可能となり、明細書に記載されている内容を的確に
理解することが可能となる。
【0113】ステップS104:明細書評価サーバ装置
26は、以上のステップS100〜S103における解
析結果に基づいて、HTML形式の内容解析結果ファイ
ルを作成する。
【0114】図24は、図12のステップS58に示す
「内容吟味依頼処理」の詳細を説明するフローチャート
である。 ステップS110:明細書評価サーバ装置26は、デー
タベース26bに格納されている所定のHTML形式の
文書を、アイディア発案者のアイディア発案者端末装置
11に送信することにより、図14に示す吟味依頼用の
画面70を表示させる。
【0115】ステップS111:明細書評価サーバ装置
26は、図14に示す画面70において指定された項
目、即ち、チェックボックスがチェックされている項目
を取得する。
【0116】ステップS112:明細書評価サーバ装置
26は、図14に示す領域70aに表示されている吟味
依頼の何れかが指定されているか否かを判定し、指定さ
れている場合にはステップS113に進み、それ以外の
場合にはステップS114に進む。
【0117】ステップS113:図14に示す領域70
aにおいて指定された依頼人に対して、電子メール等に
より、明細書の内容吟味を依頼する。
【0118】なお、アイディア保有者が選択された場合
には、全てのアイディア保有者に対して通知がなされ
る。また、評価者が選択された場合には、このサービス
を提供する提供者が、契約を行っている者であって、明
細書に対する知識を有している、例えば、他の代書者や
技術者に対して、内容吟味の依頼が通知される。また、
専門家が選択された場合には、このサービスを提供する
者が、契約を行っている弁理士等に対して、内容吟味の
依頼が通知される。なお、評価者および専門家に対し
て、過去の実績からランク付けし、このランクととも
に、得意な技術分野を表示して、アイディア発案者の一
助としてもよい。
【0119】ステップS114:明細書評価サーバ装置
26は、図14に示す領域70bに表示されている特許
検索依頼が指定されたか否かを判定し、指定されている
場合にはステップS115に進み、それ以外の場合には
ステップS116に進む。
【0120】ステップS115:明細書評価サーバ装置
26は、特許価値確認サーバ装置23に対して、特許検
索を行うように依頼する。その結果、特許価値確認サー
バ装置23は、ネットワーク30上に接続されている特
許庁のサーバにアクセスし、吟味の対象となる明細書の
請求の範囲に記載されている事項(発明特定事項)と、
一定の対応関係を有する内容が掲載されている先願を検
索する。その結果、権利範囲である特許請求の範囲に記
載された内容と関連する先願が存在するか否かが明確に
なり、特許要件である新規性や進歩性の判断の一助とな
る。
【0121】ステップS116:明細書評価サーバ装置
26は、図14に示す領域70bに表示されている類似
事業検索が指定されたか否かを判定し、指定されている
場合にはステップS117に進み、それ以外の場合には
処理を終了する。
【0122】ステップS117:明細書評価サーバ装置
26は、特許価値確認サーバ装置23に対して、類似事
業検索を行うように依頼する。その結果、特許価値確認
サーバ装置23は、ネットワーク30上に公開されてい
る企業のデータベース等にアクセスし、吟味の対象とな
る明細書の請求の範囲に記載されている事項(発明特定
事項)と一定の対応関係を有する内容が掲載されている
データ(例えば、ホームページ)を検索する。その結
果、権利範囲である特許請求の範囲に記載された内容と
関連する事業が存在するか否かが明確になり、前述の場
合と同様に新規性または進歩性の判断の一助となる。
【0123】図25は、図12のステップS61に示す
「補正処理」の詳細を説明するフローチャートである。 ステップS120:明細書評価サーバ装置26は、図1
6に示す画面80においてチェックされた項目を取得す
る。
【0124】ステップS121:明細書評価サーバ装置
26は、ステップS120で取得した回答を含む補正依
頼メール(図17参照)を作成する。
【0125】ステップS122:明細書評価サーバ装置
26は、ステップS121で作成した電子メールを、明
細書を代書した代書者の代書者端末装置14に送信す
る。
【0126】その結果、代書者は、図17に示すような
電子メールを受信し、この電子メールに記載された回答
を参照しつつ、新規性および進歩性を具備するように明
細書を補正することが可能となる。
【0127】以上に説明したように、本発明の実施の形
態によれば、代書者によって作成された明細書に対し
て、書式チェックおよび文法チェックを行うようにした
ので、明細書の記載形式について知識を有しない者であ
っても、明細書が有する瑕疵を容易に見いだすことが可
能となる。
【0128】また、本実施の形態によれば、明細書に対
して内容解析処理を自動的に施すようにしたので、明細
書の内容を理解しやすい形式に整えたり、補助的な情報
を表示するようにしたので、記載内容を容易に理解する
ことが可能となり、権利範囲が適切であるか否かの判断
を的確に行うことが可能となる。
【0129】また、本実施の形態によれば、弁理士等の
専門家等に対して、明細書の内容のチェックをネットワ
ーク30を介して依頼するようにしたので、更に吟味さ
れた内容での出願が可能となる。
【0130】更に、本実施の形態によれば、権利書とし
て一応の完成を迎えた明細書を、特許価値確認サーバ装
置23に送信して、特許価値を再度確認するようにした
ので、出願前に、そのアイディアの有効性を十分に検討
することにより、特許要件を具備するための補正を行う
ことが可能となる。
【0131】なお、以上の実施の形態で取り上げたチェ
ック内容は一例であり、本発明はこれらの場合に限定さ
れるものではないことはいうまでもない。最後に、上記
の処理機能は、コンピュータによって実現することがで
きる。その場合、出願書類評価装置(明細書評価サーバ
装置26)が有すべき機能の処理内容は、コンピュータ
で読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムに記
述されており、このプログラムをコンピュータで実行す
ることにより、上記処理がコンピュータで実現される。
コンピュータで読み取り可能な記録媒体としては、磁気
記録装置や半導体メモリ等がある。市場へ流通させる場
合には、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memor
y)やフロッピー(登録商標)ディスク等の可搬型記録媒
体にプログラムを格納して流通させたり、ネットワーク
を介して接続されたコンピュータの記憶装置に格納して
おき、ネットワークを通じて他のコンピュータに転送す
ることもできる。コンピュータで実行する際には、コン
ピュータ内のハードディスク装置等にプログラムを格納
しておき、メインメモリにロードして実行する。
【0132】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、代書者
によって作成された出願書類を評価する出願書類評価装
置において、代書者によって作成された出願書類を取得
する出願書類取得手段と、前記出願書類取得手段によっ
て取得された出願書類の品質を判断するための判断材料
を取得する判断材料取得手段と、前記判断材料取得手段
によって取得された判断材料を、前記出願書類に係る権
利者が有する端末装置に表示させる表示手段と、を設け
るようにしたので、明細書に関する知識を有しない者で
あっても、明細書の良否を正確に判断することが可能と
なるので、知的財産を確実に保護することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の構成例を示す図である。
【図2】図1に示すアイディア受付サーバ装置の詳細な
構成例を示すブロック図である。
【図3】図2に示すアイディア受付サーバ装置において
実行される処理の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図4】図1に示す特許価値確認サーバ装置の詳細な構
成例を示すブロック図である。
【図5】図4に示す特許価値確認サーバ装置において実
行される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図6】図1に示す投資者募集サーバ装置の詳細な構成
例を示すブロック図である。
【図7】図6に示す投資者募集サーバ装置において実行
される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図8】図1に示す投資者募集サーバ装置の詳細な構成
例を示すブロック図である。
【図9】図8に示す代書者募集サーバ装置において実行
される処理の一例を説明するフローチャートである。
【図10】代書者を募集する際のオークション画面の一
例を示す図である。
【図11】図1に示す明細書評価サーバ装置の詳細な構
成例を示すブロック図である。
【図12】図11に示す明細書評価サーバ装置において
実行される処理の一例を説明するフローチャートであ
る。
【図13】図12のステップS54によって表示される
解析結果画面の表示例である。
【図14】図12のステップS58によって表示される
内容吟味依頼画面の表示例である。
【図15】評価者がログインする際に表示される認証用
画面の一例である。
【図16】図12に示すステップS59によって表示さ
れる内容吟味結果画面の一例である。
【図17】図12に示すステップS61において、代書
者に対して送信される電子メールの一例である。
【図18】図12に示すステップS51の「書式チェッ
ク処理」の詳細を説明するフローチャートである。
【図19】図12に示すステップS52の「文法チェッ
ク処理」の詳細を説明するフローチャートである。
【図20】図19に示す処理の結果をブラウザによって
表示した場合の表示例を示す図である。
【図21】図12に示すステップS53の「内容解析処
理」の詳細を説明するフローチャートである。
【図22】図21に示す処理の結果をブラウザによって
表示した場合の表示例を示す図である。
【図23】図21に示す処理の結果をブラウザによって
表示した場合の表示例を示す図である。
【図24】図12に示すステップS58の「内容吟味依
頼処理」の詳細を説明するフローチャートである。
【図25】図12に示すステップS61の「補正処理」
の詳細を説明するフローチャートである。
【符号の説明】
11…アイディア発案者端末装置,12…アイディア保
有者端末装置,13…投資者端末装置,14…代書者端
末装置,15…評価者端末装置,16…専門家端末装
置,21…利用者管理サーバ装置,22…アイディア受
付サーバ装置,23…特許価値確認サーバ装置,24…
投資者募集サーバ装置,25…代書者募集サーバ装置,
26…明細書評価サーバ装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 深堀 健一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 (72)発明者 大沢 光男 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 代書者によって作成された出願書類を評
    価する出願書類評価装置において、 前記代書者によって作成された出願書類を取得する出願
    書類取得手段と、 前記出願書類取得手段によって取得された出願書類の品
    質を判断するための判断材料を取得する判断材料取得手
    段と、 前記判断材料取得手段によって取得された判断材料を、
    前記出願書類に係る権利者が有する端末装置に表示させ
    る表示手段と、 を有することを特徴とする出願書類評価装置。
  2. 【請求項2】 前記判断材料は、前記出願書類に対して
    書式チェックを行った結果であることを特徴とする請求
    項1記載の出願書類評価装置。
  3. 【請求項3】 前記判断材料は、前記出願書類に記載さ
    れた文章に対して、文法チェックを行った結果であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の出願書類評価装置。
  4. 【請求項4】 前記判断材料は、前記出願書類に記載さ
    れた文章に対して、構文解析を施した結果であることを
    特徴とする請求項1記載の出願書類評価装置。
  5. 【請求項5】 前記判断材料取得手段によって取得され
    た判断材料に基づいて、前記出願書類を補正する補正手
    段を更に有することを特徴とする請求項1記載の出願書
    類評価装置。
  6. 【請求項6】 前記判断材料は、代書者以外の第三者の
    意見であり、 前記判断材料取得手段は、前記第三者の使用に係る端末
    装置から、前記意見を取得することを特徴とする請求項
    1記載の出願書類評価装置。
  7. 【請求項7】 前記第三者は、前記出願書類に関する専
    門知識を有する者であることを特徴とする請求項6記載
    の出願書類評価装置。
  8. 【請求項8】 前記第三者は、前記出願書類に記載され
    たアイディアの共有者であることを特徴とする請求項6
    記載の出願書類評価装置。
  9. 【請求項9】 前記判断材料取得手段によって取得され
    た判断材料に応じて、前記代書者に対して前記出願書類
    の補正を依頼する補正依頼手段を更に有することを特徴
    とする請求項1記載の出願書類評価装置。
  10. 【請求項10】 前記判断材料取得手段によって取得さ
    れた判断材料に応じて、前記代書者に対して前記出願書
    類に新たな内容の追加を依頼する追加依頼手段を更に有
    することを特徴とする請求項1記載の出願書類評価装
    置。
  11. 【請求項11】 前記出願書類に係るアイディアの知的
    財産権としての価値を評価する価値評価手段を更に有す
    ることを特徴とする請求項1記載の出願書類評価装置。
  12. 【請求項12】 前記価値評価手段は、前記出願書類の
    権利範囲を確定する部分に記載された内容と、一定の対
    応関係を有する情報を、ネットワーク上から検索する検
    索手段を更に有することを特徴とする請求項11記載の
    出願書類評価装置。
  13. 【請求項13】 前記検索手段によって検索された情報
    に応じて、前記出願書類に係るアイディアについて、登
    録要件の具備の如何を検討する登録要件検討手段を更に
    有することを特徴とする請求項12記載の出願書類評価
    装置。
  14. 【請求項14】 代書者によって作成された出願書類を
    評価する出願書類評価方法において、 代書者によって作成された出願書類を取得する出願書類
    取得ステップと、 前記出願書類取得ステップによって取得された出願書類
    の品質を判断するための判断材料を取得する判断材料取
    得ステップと、 前記判断材料取得ステップによって取得された判断材料
    を、前記出願書類に係る権利者が有する端末装置に表示
    させる表示ステップと、 を有することを特徴とする出願書類評価方法。
  15. 【請求項15】 代書者によって作成された出願書類を
    評価する処理をコンピュータに機能させるプログラムを
    記録した記録媒体において、 コンピュータを、 前記代書者によって作成された出願書類を取得する出願
    書類取得手段、 前記出願書類取得手段によって取得された出願書類の品
    質を判断するための判断材料を取得する判断材料取得手
    段、 前記判断材料取得手段によって取得された判断材料を、
    前記出願書類に係る権利者が有する端末装置に表示させ
    る表示手段、 として機能させるプログラムを記録したコンピュータ読
    み取り可能な記録媒体。
JP2000376767A 2000-12-12 2000-12-12 出願書類評価装置、出願書類評価方法、および、記録媒体 Pending JP2002183278A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000376767A JP2002183278A (ja) 2000-12-12 2000-12-12 出願書類評価装置、出願書類評価方法、および、記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000376767A JP2002183278A (ja) 2000-12-12 2000-12-12 出願書類評価装置、出願書類評価方法、および、記録媒体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002183278A true JP2002183278A (ja) 2002-06-28

Family

ID=18845587

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000376767A Pending JP2002183278A (ja) 2000-12-12 2000-12-12 出願書類評価装置、出願書類評価方法、および、記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002183278A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004038628A1 (ja) * 2002-10-23 2004-05-06 Ird Corp. 情報処理装置およびプログラム
WO2014203905A3 (ja) * 2013-06-17 2015-02-19 アイビーリサーチ株式会社 符号抽出方法、符号抽出装置及びプログラム
JP6145856B1 (ja) * 2016-05-30 2017-06-14 株式会社root ip プログラム、記録媒体
JP2020149658A (ja) * 2019-03-07 2020-09-17 株式会社鈴康 情報処理方法、プログラム及び情報処理装置
JP2022536734A (ja) * 2019-07-19 2022-08-18 南京瑞祥信息技術有限公司 認証待ちデジタル資産パケットの処理方法及びシステム
JP7137265B1 (ja) 2021-06-24 2022-09-14 弁理士法人Ipx 情報処理システム、プログラムおよび情報処理方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004038628A1 (ja) * 2002-10-23 2004-05-06 Ird Corp. 情報処理装置およびプログラム
JP2008287744A (ja) * 2002-10-23 2008-11-27 Ird:Kk 情報処理装置およびプログラム
JP4640869B2 (ja) * 2002-10-23 2011-03-02 有限会社アイ・アール・ディー 情報処理装置およびプログラム
WO2014203905A3 (ja) * 2013-06-17 2015-02-19 アイビーリサーチ株式会社 符号抽出方法、符号抽出装置及びプログラム
JPWO2014203905A1 (ja) * 2013-06-17 2017-02-23 アイビーリサーチ株式会社 符号抽出方法、符号抽出装置及びプログラム
JP6145856B1 (ja) * 2016-05-30 2017-06-14 株式会社root ip プログラム、記録媒体
JP2017215644A (ja) * 2016-05-30 2017-12-07 株式会社root ip プログラム、記録媒体
JP2020149658A (ja) * 2019-03-07 2020-09-17 株式会社鈴康 情報処理方法、プログラム及び情報処理装置
JP2022536734A (ja) * 2019-07-19 2022-08-18 南京瑞祥信息技術有限公司 認証待ちデジタル資産パケットの処理方法及びシステム
JP7137265B1 (ja) 2021-06-24 2022-09-14 弁理士法人Ipx 情報処理システム、プログラムおよび情報処理方法
JP2023004927A (ja) * 2021-06-24 2023-01-17 弁理士法人Ipx 情報処理システム、プログラムおよび情報処理方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10923912B2 (en) Electronic trading confirmation system
US10382420B1 (en) Website owner verification system, method, and device
US10268641B1 (en) Search result ranking based on trust
US9430470B2 (en) Automated report service tracking system and method
JP4718687B2 (ja) ワークフロー管理システム
US5819271A (en) Corporate information communication and delivery system and method including entitlable hypertext links
US7500178B1 (en) Techniques for processing electronic forms
US8209278B1 (en) Computer editing system for common textual patterns in legal documents
JP2010513997A (ja) オンラインコンピュータ支援翻訳
US8843814B2 (en) Automated report service tracking system and method
US20070136266A1 (en) Electronic business information system
US8078501B2 (en) Method and apparatus for facilitating user registration in an on-line auction environment
US20020072992A1 (en) Matching and assisting a buyer and a vendor from an inquiry, through a proposal, and to an order
JP2002183278A (ja) 出願書類評価装置、出願書類評価方法、および、記録媒体
TW200844881A (en) System for matching transaction of intellectual property with self-searching, self-enlarge and amending classification characters and method of the same
Richards et al. Progress on XBRL from an Australian perspective
White Making search work: implementing Web, intranet and enterprise search
KR101965527B1 (ko) 광고 url이 포함된 견적서 생성 시스템
CN1324052A (zh) 计算机软件合作平台
KR20210033804A (ko) 의료기기 글로벌 마켓 플랫폼 서버 및 그 운영 방법
WO2002017194A1 (en) Apparatus, system and method for managing transactions between market parties from multiple market party classes
Stone et al. Aspects of Academic Publishing [Testing Ourselves]
WO2002023451A1 (en) Apparatus, system and method for forming resulting transaction profiles
WO2001088821A1 (en) Apparatus, system and method for managing transaction profiles representing different levels of market party commitment
KR20020043904A (ko) 인쇄업무 중계시스템