JP2002183056A - メール送付管理システム及び方法並びにコンピュータが読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

メール送付管理システム及び方法並びにコンピュータが読み取り可能な記録媒体

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JP2002183056A
JP2002183056A JP2000383939A JP2000383939A JP2002183056A JP 2002183056 A JP2002183056 A JP 2002183056A JP 2000383939 A JP2000383939 A JP 2000383939A JP 2000383939 A JP2000383939 A JP 2000383939A JP 2002183056 A JP2002183056 A JP 2002183056A
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JP2000383939A
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Masao Ishizuka
真男 石塚
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】旅先などで簡単にその旅情を伝えるメールを送
れるようにすること。 【解決手段】ホテルの利用者によるメール(電子メー
ル、葉書)の送付を中継管理するホテルシステム1は、
当該ホテルを利用する利用者の利用者情報を宿泊DBに
記憶すると共に、オリジナルデザインDBに当該ホテル
固有のオリジナルメールフォームを記憶しておく。そし
て、メールサービスサーバ1Bは、メールサービスを利
用する利用者が当該施設を利用する利用者か否かを、上
記宿泊DBの利用者情報に基づいて判別し、そうであれ
ば、その利用者が作成するメール内容(文書データ、筆
記文書)に対して上記オリジナルデザインDBに記憶さ
れた上記オリジナルメールフォームを付加して、送付対
象メールを当該利用者が指定した宛先(メールアドレ
ス、住所)に対して送付する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホテル等の特定施
設の利用者によるメールの送付を中継管理するメール送
付管理システム及び方法、並びに、そのようなメール送
付管理システムの動作をコンピュータに実行させる命令
を含むプログラムを格納したコンピュータが読み取り可
能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、インターネット等のネットワーク
網の発展とせそれに接続するための各種機器の普及に伴
って、電子メールが広く利用されるようになってきてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
旅先などで電子メールを送る場合、その電子メールは通
常と変わらないものであるため、文面のみでは絵葉書の
郵送のような旅情が伝わりづらいという問題があった。
【0004】この場合、上記電子メールに画像などを添
付すれば多少その効果はアップするが、画像を取得して
貼り付けるといった手間が必要であり、携帯メール端末
(携帯電話)などの小型機器での操作はかなり面倒で、
且つ能力的に問題がある場合があり、何れにしろ、絵葉
書感覚での簡単にその旅情を伝えるメール送信はできな
かった。
【0005】また、絵葉書を送る場合には、現在のキー
ボード入力に慣れた人や字の汚い人にとっては、文面や
宛先等の文字を手書きすることは、面倒であった。
【0006】本発明の課題は、旅先などで簡単にその旅
情を伝えるメール(電子メール、葉書)を送れるように
することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明によるメール送付管理シス
テムは、特定施設(ホテル、テーマパーク、列車等)の
利用者(宿泊者、入場者、乗客等)によるメール(電子
メール、葉書)の送付を中継管理するメール送付管理シ
ステムであって、当該施設を利用する利用者の利用者情
報を管理する利用者情報管理手段(宿泊データベース)
と、当該施設固有の付加価値情報(オリジナルメールフ
ォーム、音楽、映像等)を記憶する付加価値情報記憶手
段(オリジナルデザインDB)と、メールサービスを利
用する利用者が当該施設を利用する利用者か否かを、上
記利用者情報管理手段で管理された上記利用者情報に基
づいて判別する判別手段と、該判別手段が上記メールサ
ービスを利用する利用者が当該施設利用者であると判別
した場合に、その利用者が作成するメール内容(文書デ
ータ、筆記文書)に対して上記付加価値情報記憶手段に
記憶された上記付加価値情報を付加する付加価値情報付
加手段(メールサービスサーバ)と、上記メール内容に
対して上記付加価値情報の付加された送付対象メール
(電子メール、葉書)を当該利用者が指定した宛先(メ
ールアドレス、住所)に対して送付する送付手段と、を
具備することを特徴とする。
【0008】即ち、請求項1に記載の発明のメール送付
管理システムによれば、特定施設の利用者であれば、そ
の施設を利用した利用者のみの特典である、その施設固
有の付加価値情報の付加されたメール(電子メール、葉
書)の送付サービスを利用することができ、その付加価
値の付いたメールを所望する宛先に対して送付すること
ができる。
【0009】また、請求項2に記載の発明によるメール
送付管理システムは、請求項1に記載の発明によるメー
ル送付管理システムにおいて、上記付加価値情報記憶手
段に記憶された上記付加価値情報は、上記施設固有のオ
リジナルなメールデザインフォーム(画像付き)であ
り、上記付加価値情報付加手段は、そのメールデザイン
フォームを利用者に対して提供(利用者端末への送信、
ペーパ提供)し、その利用者がそのメールデザインフォ
ームで作成したメールを受付け(メール受信、ペーパ受
付け)、上記送付手段は、その受付けたメールデザイン
フォームによるメールを上記宛先に送付する、ことを特
徴とする。
【0010】即ち、請求項2に記載の発明のメール送付
管理システムによれば、施設固有のオリジナルなメール
デザインフォームによるメールを送付することが可能と
なる。
【0011】また、請求項3に記載の発明によるメール
送付管理システムは、請求項2に記載の発明によるメー
ル送付管理システムにおいて、上記メールデザインフォ
ームは上記付加価値情報記憶手段に複数種記憶され、上
記付加価値情報付加手段は、その複数種のメールデザイ
ンフォームを上記利用者に対して案内し、その中で当該
利用者が選択したメールデザインフォームを上記利用者
に対して提供する、ことを特徴とする。
【0012】即ち、請求項3に記載の発明のメール送付
管理システムによれば、複数種のデザインフォームの中
から所望するフォームを選ぶことができる。
【0013】また、請求項4に記載の発明によるメール
送付管理システムは、請求項2に記載の発明によるメー
ル送付管理システムにおいて、上記付加価値情報付加手
段は、上記メールデザインフォームを提供する際、上記
利用者が利用する端末(ホテル専用端末、利用者個人端
末)に対して上記メールデザインフォームによる電子シ
ートを送信し、その電子シートに対して上記利用者が上
記端末で入力作成したメール内容(文面)を受信し、上
記送付手段は、その受信したメール内容の入力された上
記デザインフォームによる送付対象メールを上記宛先に
対して送付する、ことを特徴とする。
【0014】即ち、請求項4に記載の発明のメール送付
管理システムによれば、利用者が利用する端末からのメ
ール内容(文面)を上記メールデザインフォームによる
送付対象メールを送付できる。
【0015】また、請求項5に記載の発明によるメール
送付管理システムは、請求項4に記載の発明によるメー
ル送付管理システムにおいて、上記送付対象メールは電
子メールであり、上記送付手段は、上記メール内容の入
力された上記電子シートによる電子メールを上記宛先と
して指定されたメールアドレス先に送信する、ことを特
徴とする。
【0016】即ち、請求項5に記載の発明のメール送付
管理システムによれば、電子メールとしてのサービスが
可能となる。
【0017】また、請求項6に記載の発明によるメール
送付管理システムは、請求項4に記載の発明によるメー
ル送付管理システムにおいて、上記送付対象メールは印
刷物メール(葉書、手紙)であり、上記送付手段は、受
信した上記メール内容を上記メールデザインフォームの
付加された印刷物を選択し、その印刷物に対して上記メ
ール内容、宛先を印刷して、その印刷物の郵送を手配す
る、ことを特徴とする。
【0018】即ち、請求項6に記載の発明のメール送付
管理システムによれば、印刷物メール(葉書、手紙)と
してのサービスが可能となる。
【0019】また、請求項7に記載の発明によるメール
送付管理システムは、請求項1に記載の発明によるメー
ル送付管理システムにおいて、上記利用者情報管理手段
では、上記施設を利用する利用者の利用権利期間(ホテ
ル滞在中、その後1週間等)の情報を管理し、上記判別
手段では、当該利用権利期間内にある利用者か否かを判
別する、ことを特徴とする。
【0020】即ち、請求項7に記載の発明のメール送付
管理システムによれば、上記利用者にあってはそのサー
ビスの利用権利期間が管理されるので、期間中のみのサ
ービスが可能で、その権利期間の設定によっては、その
利用前後においての利用も可能となる。
【0021】また、請求項8に記載の発明によるメール
送付管理システムは、請求項1に記載の発明によるメー
ル送付管理システムにおいて、上記利用者に対して上記
施設専用の端末装置(ルーム備え付け端末、モバイル端
末)を提供し、上記利用者に対しては当該端末装置を介
してメール案内、メール作成、メール送付を受付けるこ
とを特徴とする。
【0022】即ち、請求項8に記載の発明のメール送付
管理システムによれば、利用者に対して提供した施設専
用の端末装置によりそのサービス利用が簡易に行える。
【0023】また、請求項9に記載の発明によるメール
送付管理システムは、請求項1に記載の発明によるメー
ル送付管理システムにおいて、更に、所定の広告情報
(当該施設の広告情報、他の広告情報)を記憶する広告
情報記憶手段を具備し、上記付加価値情報付加手段は、
その広告情報記憶手段に記憶された広告情報を上記付加
価値情報の付加されるメールに対して更に付加する、こ
とを特徴とする。
【0024】即ち、請求項9に記載の発明のメール送付
管理システムによれば、広告付きメールのサービスによ
り、その施設利用者以外への広告効果が期待できる。
【0025】また、請求項10に記載の発明によるメー
ル送付管理システムは、請求項9に記載の発明によるメ
ール送付管理システムにおいて、上記広告情報の付加さ
れた送付対象メールを受け取ったメール受取人から当該
施設に対する利用申込があった場合には、そのメールの
送付を依頼した上記利用者に対して特典を付与すること
を特徴とする。
【0026】即ち、請求項10に記載の発明のメール送
付管理システムによれば、上記広告付きメールを送付す
ることによるメリットを上記利用者は得られる。
【0027】また、請求項11に記載の発明によるメー
ル送付管理システムは、請求項1に記載の発明によるメ
ール送付管理システムにおいて、上記広告情報に対して
は、そのメールの送付を依頼した上記利用者の識別情報
を更に付加し、上記メール受取人からの利用申込の際は
上記識別情報を受取り、その識別情報に基づいて上記特
典を付与する対象となる利用者を特定することを特徴と
する。
【0028】即ち、請求項11に記載の発明のメール送
付管理システムによれば、メールにその利用者の識別情
報を更に付加することで、そのメール受取人からの利用
申込があった場合は、特典を与えるべき利用者を直ちに
特定できる。
【0029】また、請求項12に記載の発明によるメー
ル送付管理システムは、請求項9に記載の発明によるメ
ール送付管理システムにおいて、上記広告情報の付加さ
れた送付対象メールの送付数(あるいは宛先数)をその
メール送付を行った上記利用者別に管理し、その利用者
における上記送付数(あるいは宛先数)に応じて当該利
用者に対して特典を付与することを特徴とする。
【0030】即ち、請求項12に記載の発明のメール送
付管理システムによれば、メールの送付数(あるいは宛
先数)に応じて利用者に対して特典を付与することで、
より多くの利用を促すことができる。
【0031】また、請求項13に記載の発明によるメー
ル送付管理方法は、特定施設(ホテル、テーマパーク、
列車等)の利用者(宿泊者、入場者、乗客等)によるメ
ール(電子メール、葉書)の送付を中継管理するメール
送付管理方法であって、当該施設を利用する利用者の利
用者情報を管理し、当該施設固有の付加価値情報(オリ
ジナルメールフォーム、音楽、映像等)を記憶し、メー
ルサービスを利用する利用者が当該施設を利用する利用
者か否かを、上記利用者情報に基づいて判別し、当該施
設利用者であると判別した場合に、その利用者が作成す
るメール内容(文書データ、筆記文書)に対して上記付
加価値情報を付加し、上記メール内容に対して上記付加
価値情報の付加された送付対象メール(電子メール、葉
書)を当該利用者が指定した宛先(メールアドレス、住
所)に対して送付する、ことを特徴とする。
【0032】即ち、請求項13に記載の発明のメール送
付管理方法によれば、その施設を利用した利用者のみの
特典である、その施設固有の付加価値情報の付加された
メール(電子メール、葉書)の送付サービスを利用する
ことができ、その付加価値の付いたメールを所望する宛
先に対して送付することができる。
【0033】また、請求項14に記載の発明によるコン
ピュータが読み取り可能な記録媒体は、特定施設(ホテ
ル、テーマパーク、列車等)の利用者(宿泊者、入場
者、乗客等)によるメール(電子メール、葉書)の送付
を中継管理する際に、当該施設を利用する利用者の利用
者情報を管理する処理と、当該施設固有の付加価値情報
(オリジナルメールフォーム、音楽、映像等)を記憶す
る処理と、メールサービスを利用する利用者が当該施設
を利用する利用者か否かを、上記利用者情報に基づいて
判別する処理と、当該施設利用者であると判別した場合
に、その利用者が作成するメール内容(文書データ、筆
記文書)に対して上記付加価値情報を付加する処理と、
上記メール内容に対して上記付加価値情報の付加された
送付対象メール(電子メール、葉書)を当該利用者が指
定した宛先(メールアドレス、住所)に対して送付する
処理と、をコンピュータに実行させる命令を含むプログ
ラムを格納したことを特徴とする。
【0034】即ち、請求項14に記載の発明のコンピュ
ータが読み取り可能な記録媒体によれば、その施設を利
用した利用者のみの特典である、その施設固有の付加価
値情報の付加されたメール(電子メール、葉書)の送付
サービスを利用することができ、その付加価値の付いた
メールを所望する宛先に対して送付することができる。
【0035】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態を図
1乃至図8の(B)を参照して説明する。
【0036】図1は、本一実施の形態に係るメール送付
管理システム及び方法の適用されたシステムの構成を示
す図である。
【0037】即ち、ホテルシステム1は、各客室に設置
されたルーム端末2と接続されている。なお、本実施の
形態においては、このルーム端末2は、利用者つまり宿
泊者がチェックインの際に渡される客室のルームキーと
して機能するキーカード3の挿入により認証が行われる
ようになっている。
【0038】また、ホテルシステム1は、インターネッ
ト等のネットワーク網4を介して、電子メール受信者端
末5に対して、電子メールを送信することが可能となっ
ている。更に、印刷した葉書を葉書受取者6に配送する
手配を行えるようになっている。
【0039】上記ホテルシステム1は、そのフロントに
設置されたフロント端末1Aと、電子メールの送信を管
理するメールサービスサーバ1B、電子メールの受信を
管理するメール管理サーバ1C、葉の印刷とその配送手
配を行う印刷配送サーバ1D、及び各種データベース
(DB)を管理するDB管理サーバ1Eとしての機能を
果たす。
【0040】このホテルシステム1は、実際には、図2
の(A)に示すようなパーソナルコンピュータによって
構成されている。即ち、このパーソナルコンピュータ
は、同図に示すように、CPU10、入力装置12、表
示装置14、印刷装置16、記憶装置18、RAM2
0、伝送制御部22等よりなる。
【0041】ここで、上記CPU10は、当該パーソナ
ルコンピュータ全体を制御する制御部である。
【0042】また、上記入力装置12は、キーボード
と、マウス等のポインティングデバイスとを含む。ま
た、上記表示装置14は、CRTや液晶ディスプレィ等
であり、上記印刷装置16は、プリンタである。
【0043】上記記憶装置18は、ハードディスクやR
OM等である。この記憶装置18には、上記CPU10
で実行される当該パーソナルコンピュータの処理プログ
ラムやアプリケーションプログラム、各種データ等が予
め記憶されている。即ち、上記CPU10は、該記憶装
置18に記憶されたプログラムに従って動作すること
で、上記フロント端末1A、メールサービスサーバ1
B、メール管理サーバ1C、印刷配送サーバ1D、及び
DB管理サーバ1Eとしての機能を果たす。上記RAM
20は、その際のCPU10のワークエリアとして利用
される。
【0044】また、上記伝送制御部22は、通信回線
(有線又は無線)24を介して、上記ルーム端末2、及
び、ネットワーク網4と接続し、データの送受信を行う
ためのものである。
【0045】なお、上記記憶装置18に記憶するプログ
ラムやデータ等は、フロッピー(登録商標)ディスクや
光(磁気)ディスク等の記録媒体26から読み込むよう
にしても良いし、上記伝送制御部22により上記通信回
線24を介して接続されたネットワーク網4上の他の機
器から受信して、これに記憶するようにしても良いこと
は勿論である。
【0046】また、上記記憶装置18には、室テーブ
ル、宿泊DB、ユーザDB、メールDB、予約DB、オ
リジナルデザインDB、等の種々のデータベースが構築
されている。
【0047】ここで、図3の(A)は、室テーブル18
Aの記憶構成を示す図である。即ち、この室テーブル1
8Aは、室番号毎に、その室のタイプと、空き状況を記
憶するものである。
【0048】図3の(B)は、宿泊DB18Bに記憶さ
れる1レコードの構成を示す図である。即ち、この宿泊
DB18Bにおいては、室番号、室状況、滞在期間、ユ
ーザID、利用者名、室料金、オプション料金を1レコ
ードとして、各室のデータを記憶する。なお、ユーザI
Dは、ユーザDBにユーザを登録する際に発生される各
ユーザ固有のデータである。また、オプション料金は、
例えば冷蔵庫の有料飲料を飲んだ場合等、室料金以外に
利用者によって発生された料金を記憶するためのエリア
である。
【0049】図3の(C)は、ユーザDB18Cに記憶
される1レコードの構成を示す図である。即ち、このユ
ーザDB18Cは、利用者名、ユーザID、利用日、住
所、電話番号、メールアドレス、メール数、新規申込数
を1レコードとして、各ユーザのデータを記憶する。な
お、メール数とは詳細は後述するようにして上記ルーム
端末2を操作して出した電子メール及び葉書の数であ
る。また、新規申込数とは、その電子メールの受信者か
らの宿泊申込数である。
【0050】図3の(D)は、メールDB18Dに記憶
される1レコードの構成を示す図である。即ち、このメ
ールDB18Dは、ユーザID、宛先、文面、フォーム
番号、メール種別、配送IDを1レコードとして、各メ
ールのデータを記憶する。なお、フォーム番号とは、オ
リジナルデザインDBに記憶された複数のメールデザイ
ンフォームを特定するためのものであり、詳細は後述す
るようにして、利用者によりルーム端末2を操作して選
択されるようになっている。また、メール種別は、当該
メールを電子メールとして送るのか、葉書に印刷して送
るのかを示す情報であり、当該メールを葉書に印刷して
送る際には、識別番号が、上記配送IDとして記憶され
る。
【0051】なお、特に図示しないが、予約DBは、各
室の予約状況を記憶するものであり、オリジナルデザイ
ンDBは、当該ホテルでしか入手できないような電子メ
ール及び葉書のデザインフォームを複数記憶しているも
のである。
【0052】一方、上記ルーム端末2は、図2の(B)
に示すように、キーボードやポインティングデバイスを
含む入力装置2Aと、CRTや液晶ディスプレィ等の表
示装置2Bとから構成されている。ここで、表示装置2
Bは、テレビジョン放送番組の視聴にも利用されるよう
になっている。
【0053】また、特に図示はしていないが、ルーム端
末2の入力装置2Aには、カードスロットが設けられ、
上記キーカード3が挿入されるようになっている。この
キーカード3は、磁気カード或いはICカードとして構
成され、図3の(E)に示すように、室番号、ユーザI
D、有効期間を記憶している。
【0054】次に、このような構成における動作を説明
する。図4の(A)は、フロント端末1Aでのチェック
イン動作を説明するフローチャートである。このフロー
チャートに記載した各機能を実現するプログラムは、C
PU10が読み取り可能なプログラムコードの形態で上
記記憶装置18もしくは記録媒体26に記憶されている
(以下の各処理についても同様)。
【0055】即ち、まず、宿泊者申込画面を表示して
(ステップS11)、人数、室タイプ、及び滞在期間を
入力する(ステップS12)。そして、要求内容つまり
入力された人数、室タイプ、及び滞在期間に合致する空
室を室テーブル18Aにて検索し(ステップS13)、
空室が無い場合には(ステップS14)、上記ステップ
S11に戻る。これは、例えば室タイプの変更により空
室が有るかもしれないからである。
【0056】これに対して、空室が有った場合には(ス
テップS14)、その室番号と室契約画面を表示して
(ステップS15)、利用者名、住所、電話番号、メー
ルアドレス等を入力する(ステップS16)。これに応
じて、ユーザIDを生成して(ステップS17)、上記
入力された利用者のデータと共に宿泊DB18Bに登録
すると共に(ステップS18)、ユーザDB18Cに登
録する(ステップS19)。そして、キーカード3に室
番号、ユーザID、有効期間を登録して(ステップS2
0)、キーカード3を利用者に対して発行する(ステッ
プS21)。その後、上記ステップS11に戻り、次の
利用者のチェックインに備えることになる。
【0057】図5の(A)は、ルーム端末2の動作を説
明するフローチャートである。即ち、ルーム端末2は、
通常、キーカード3の挿入待ち状態となっており(ステ
ップS31)、キーカード3が挿入されると、そのキー
カード3のから室番号と有効期間を読み出してチェック
を行い(ステップS32)、そのチェック結果がNGの
場合には(ステップS33)、上記ステップS31に戻
る。これにより、当該ルーム端末2を正規の利用者しか
使用できないようにしている。即ち、マスターキーを持
つホテル従業員による不正利用を防止している。
【0058】一方、上記チェック結果がOKの場合には
(ステップS33)、メールサービスサーバ1Bにログ
イン要求を行い(ステップS34)、上記キーカード3
から読み出した室番号とユーザIDをメールサービスサ
ーバ1Bに送信する(ステップS35)。そして、メー
ルサービスサーバ1BからOK応答が有ったか否かを判
別する(ステップS36)。
【0059】ここで、メールサービスサーバ1Bは、図
6に示すように動作する。即ち、何れかのルーム端末2
よりログイン要求があると(ステップS51)、そのロ
グインしたルーム端末2から送信されてくる上記室番号
とユーザIDを受信して(ステップS52)、その室番
号の室状況を宿泊DB18Bでチェックする(ステップ
S53)。そして、そのチェックの結果、当該室が滞在
中を示していない場合には(ステップS54)、上記ス
テップS51に戻る。
【0060】従ってこの場合には、ルーム端末2では、
上記ステップS36で、メールサービスサーバ1Bより
OK応答が無いと判別し、上記ステップS31に戻る。
これにより、不正利用を防止することができる。あるい
は、上記ステップS31に戻るのではなく、当該ルーム
端末2の動作を終了するようにしても良い。そうするこ
とにより、更に別のキーカードによる試みを防止するこ
とができる。また更に、不正利用の試みがあったことを
フロント端末1A等に報知するようにしても良い。
【0061】一方、メールサービスサーバ1Bにおい
て、上記ステップS54で当該室が滞在中を示すと判別
した場合には、上記受信した室番号とユーザIDを宿泊
DB18Bでチェックする(ステップS55)。そし
て、そのチェックの結果がNGであれば(ステップS5
6)、上記ステップS51に戻る。
【0062】従ってこの場合にも、ルーム端末2では、
上記ステップS36で、メールサービスサーバ1Bより
OK応答が無いと判別し、上記ステップS31に戻る。
【0063】上記ステップS56においてチェック結果
がOKであると判別した場合には、メールサービスサー
バ1Bは、ルーム端末2にOK応答を送信する(ステッ
プS57)。
【0064】ルーム端末2では、このOK応答を受信し
た場合には(ステップS36)、メールサービス画面を
その表示装置2Bに表示する(ステップS37)。そし
て、利用者による利用選択の有無を判別し(ステップS
38)、利用しない場合、例えば図示しない『終了』キ
ー等の操作により、上記ステップS31に戻る。勿論、
この場合、他の有料サービスのメニューに移っても良
い。
【0065】これに対して、利用選択が有った場合には
(ステップS38)、メニュー要求をメールサービスサ
ーバ1Bに送信する(ステップS39)。
【0066】ここで、メールサービスサーバ1Bは、上
記ステップS57でのルーム端末2へのOK応答の送信
後、メニュー要求の有無を判別するようになっており
(ステップS58)、メニュー要求が無い場合には上記
ステップS51に戻るが、メニュー要求を受けた時に
は、メニューページをルーム端末2に送信する(ステッ
プS59)。
【0067】このメニューページは、図5の(B)に示
すように、メール種別の選択と、オリジナルデザインD
Bに記憶されている当該ホテルでしか入手できないよう
な複数種のメールデザインフォームの選択メニューとを
含むものである。ここで、メールデザインフォームとし
ては、電子メール用と葉書用とが有り、メールデザイン
フォームの選択メニューでは、上記メール種別の選択に
応じて、対応するメールデザインフォームの一覧が表示
されるようになっている。メールデザインフォームは、
例えば、図5の(C)に示すように、当該ホテルオリジ
ナルの画像中7Aに、利用者が実際のメール文面を入力
するメール内容記入エリア7Bと、当該ホテルの住所、
電話番号やメールアドレス等が記載された広告情報エリ
ア7Cとを含む。
【0068】ルーム端末2では、このようなメニューペ
ージを受信して(ステップS40)、その表示装置2B
にそれを表示する(ステップS41)。そして、利用者
による選択入力を受け(ステップS42)、その選択内
容をメールサービスサーバ1Bに送信する(ステップS
43)。
【0069】メールサービスサーバ1Bでは、その選択
内容を受信して(ステップS60)、利用者が選択した
メール種別が電子メールであれば(ステップS61)、
選択された電子メール用のオリジナルデザインフォーム
をルーム端末2に送信する(ステップS62)。
【0070】ルーム端末2では、そのオリジナルデザイ
ンフォームを受信して(ステップS44)、表示する。
ここで、利用者は宛先(この場合は電子メールアドレ
ス)を入力すると共に(ステップS45)、オリジナル
デザインフォームのメール内容記入エリア7Bに文面を
作成していく(ステップS46)。そして、文面が完成
したならば、メールサービスサーバ1Bに宛先と文面を
送信する(ステップS47)。その後、続行するか否か
を判別し(ステップS48)、続行する場合には上記ス
テップS41に戻る。即ち、更に別のメールを出すこと
が可能となっている。そして、続行しない場合、例えば
図示しない『終了』キー等の操作により、ログアウト要
求をメールサービスサーバ1Bに送信してから(ステッ
プS49)、上記ステップS31に戻る。勿論、この場
合、他の有料サービスのメニューに移っても良い。
【0071】上記ステップS47で送信されてきた宛先
及び文面を受信すると(ステップS63)、メールサー
ビスサーバ1Bは、メールDB18Dに、その宛先及び
文面と共に、フォーム番号、メール種別、及びユーザI
Dを登録する(ステップS64)。次に、広告情報に当
該ユーザIDを付加し(ステップS65)、上記文面に
よる電子メールに対してその広告情報を付加する(ステ
ップS66)。そして、その電子メールを上記宛先(電
子メールアドレス)に対して送信する(ステップS6
7)。その後、ユーザDB18Cのメール数を更新する
(ステップS68)。そして、ルーム端末2からログア
ウト要求が有ったか否かを判別し(ステップS69)、
ログアウト要求が無い場合には上記ステップS60に戻
り、ログアウト要求が有ったときには上記ステップS5
1に戻る。
【0072】一方、上記ステップS61において、メー
ル種別が葉書であると判別した場合には、メールサービ
スサーバ1Bは、選択された葉書作成用のオリジナルデ
ザインフォームをルーム端末2に送信する(ステップS
70)。
【0073】ルーム端末2では、上記電子メール用のオ
リジナルデザインフォームの場合と同様にして、宛先
(この場合は住所)及び文面を入力して、メールサービ
スサーバ1Bに送信することになる。
【0074】而して、メールサービスサーバ1Bは、こ
の宛先及び文面を受信して(ステップS71)、メール
DB18Dに、その宛先及び文面と共に、フォーム番
号、メール種別、及びユーザIDを登録する(ステップ
S72)。そして、印刷配送サーバ1Dに対して配送手
配を行う(ステップS73)。この配送手配は、配送手
配通知と配送IDを送信するものである。そしてその
後、上記ステップS69に進む。
【0075】図4の(B)は、印刷配送サーバ1Dの動
作を説明するフローチャートである。即ち、メールサー
ビスサーバ1Bから配送手配通知を受けると(ステップ
S81)、印刷配送サーバ1Dは、配送IDを受信して
(ステップS82)、その配送ID対応のレコードをメ
ールDB18Dから読み出す(ステップS83)。そし
て、読み出したフォーム番号に対応するオリジナルデザ
インフォームの葉書を印刷装置16にセットし(ステッ
プS84)、そのセットした葉書に読み出した宛先及び
文面を印刷する(ステップS85)。その後、印刷され
た葉書を図示しない配送ボックスに格納する(ステップ
S86)。そして、上記ステップS81に戻り、次の配
送手配通知を待つことになる。
【0076】一方、上記ステップS67で送信された電
子メールを受信する電子メール受信者端末5側では、図
7の(A)に示すように動作する。
【0077】即ち、まず受信した電子メールをオープン
して、受信者がメール内容を読む(ステップS1)。そ
して、それを読んだ受信者が当該ホテルを利用しようと
思った場合には、電子メール内の広告情報エリア7Cを
クリックする(ステップS2)。これに応じて、広告情
報内のユーザIDが読み出されると共に(ステップS
3)、申込ページが表示される(ステップS4)。ここ
で、所定の申込入力を行い(ステップS5)、申込ボタ
ンをクリックすると(ステップS6)、その申込内容に
上記読み出したユーザIDを付加して、申込ページ内の
申込メールアドレスに対して電子メールを送信する(ス
テップS7)。
【0078】ここで、申込ページは、電子メールに添付
されているものであるが、ネットワーク網4を介して当
該ホテルのサイトに接続してWebブラウザ等により申
込ページが表示されるように構成しても良いことは勿論
である。
【0079】ホテルシステム1では、上記申込メールア
ドレスに対して送信された電子メールを受信すると、メ
ール管理サーバ1Cは、図7の(B)に示すように動作
する。
【0080】即ち、まず、その受信した申込電子メール
に含まれる申込内容による申し込みが可能か否かを室テ
ーブル18Aでチェックする(ステップS91)。そし
て、申込不可の場合には(ステップS92)、満室であ
ることを示す電子メールを返信する(ステップS9
3)。
【0081】これに対して、申込可の場合には(ステッ
プS92)、ユーザIDの付加が有るか否かを判別する
(ステップS94)。これは、上記当該ホテルの利用者
から送られた電子メールに応じて申込を行う人以外も、
電子メールで宿泊予約申込を行う場合が有るからであ
る。そして、ユーザIDが付加されていない場合には、
申込内容に基づいて予約DB及び室テーブル18Aを更
新する(ステップS95)。
【0082】また、ユーザIDが付加されていた場合に
は(ステップS94)、申込人数並びに日数に応じて申
込数を算出し(ステップS96)、ユーザDB18C内
の上記ユーザID対応のレコードにおける新規申込数を
更新する(ステップS97)。そしてその後、上記ステ
ップS95に進む。
【0083】図8の(A)は、フロント端末1Aでのチ
ェックアウト動作を説明するフローチャートである。
【0084】即ち、まず、図示しないキーカードリーダ
にキーカード3を挿入し(ステップS101)、そのキ
ーカード3から室番号及びユーザIDを読み出して、宿
泊DB18Bに基づいて利用料金を算出する(ステップ
S102)。その後、ユーザDB18Cの当該ユーザI
Dに対応するレコードよりメール数をチェックし(ステ
ップS103)、メール数が無ければ(ステップS10
4)、後述するステップS107に進む。
【0085】これに対して、メール数が有る場合には
(ステップS104)、その送信数に応じた割引料金を
算出して(ステップS105)、上記ステップS102
で算出した利用料金から減算する割引計算を行う(ステ
ップS106)。即ち、利用者が出したメールには、当
該ホテルの広告が含まれており、その広告分の料金をサ
ービスするものである。
【0086】その後、ユーザDB18Cの当該ユーザI
Dに対応するレコードより新規申込数が有るか否かを判
別し(ステップS107)、新規申込数が有れば、その
申込数に応じた割引料金を算出する(ステップS10
8)。そして、ユーザDB18Cの当該ユーザIDに対
応するレコードにおける新規申込数をクリアする(ステ
ップS109)。
【0087】その後、或いは上記ステップS107で新
規申込が無いと判別された場合、精算料金を算出して
(ステップS110)、それを表示する(ステップS1
11)。そして、精算処理を行う(ステップS11
2)。その後、宿泊DB18Bを更新して(ステップS
113)、動作を終了する。
【0088】図8の(B)は、定期的に実行されるDB
管理サーバ1EでのユーザDB18Cのチェック動作を
説明するフローチャートである。
【0089】即ち、まず、ユーザDB18C内で利用日
から1ヶ月経過したユーザレコードを抽出する(ステッ
プS121)。そして、そのレコードの新規申込数をチ
ェックし(ステップS122)、申込数が有れば(ステ
ップS123)、その申込数に応じた割引クーポンを利
用者宛に発送する(ステップS124)。その後、或い
は上記ステップS123で申込数が無いと判断された場
合、更に、他のレコードが有るか否かを判別して(ステ
ップS125)、有れば上記ステップS122に戻り、
無ければ動作を終了する。
【0090】以上、一実施の形態に基づいて本発明を説
明したが、本発明は上述した実施の形態に限定されるも
のではなく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形や応用
が可能なことは勿論である。
【0091】例えば、上記一実施の形態はホテルを例に
説明したが、本発明はホテルに限らず、テーマパークや
列車等の他の施設でも良い。
【0092】また、メール内容は、筆記文書でも良い。
その場合、ルーム端末2に手書き入力手段を設けても良
いし、利用者が手書きした文面のペーパを手渡しにより
ホテル従業員が受け取って、それをスキャナで読み取っ
て、画像データを電子メールに添付して或いは葉書に印
刷して送るようにすれば良い。
【0093】また、ルーム端末2は、各室に備え付けた
専用端末に限らず、モバイル端末を貸し出したり、利用
者が持参したモバイル端末を利用できるようにしても良
いことは勿論である。
【0094】更に、上記一実施の形態は、オリジナルメ
ールフォームとしたが、音楽や映像等、当該施設固有の
付加価値情報であっても良い。
【0095】
【発明の効果】請求項1に記載の発明のメール送付管理
システムによれば、その施設を利用した利用者のみの特
典である、その施設固有の付加価値情報の付加されたメ
ール(電子メール、葉書)の送付サービスを利用するこ
とができ、その付加価値の付いたメールを所望する宛先
に対して送付することができる。
【0096】請求項2に記載の発明のメール送付管理シ
ステムによれば、施設固有のオリジナルなメールデザイ
ンフォームによるメールを送付することが可能となる。
【0097】請求項3に記載の発明のメール送付管理シ
ステムによれば、複数種のデザインフォームの中から所
望するフォームを選ぶことができる。
【0098】請求項4に記載の発明のメール送付管理シ
ステムによれば、利用者が利用する端末からのメール内
容(文面)を上記メールデザインフォームによる送付対
象メールを送付できる。
【0099】請求項5に記載の発明のメール送付管理シ
ステムによれば、電子メールとしてのサービスが可能と
なる。
【0100】請求項6に記載の発明のメール送付管理シ
ステムによれば、印刷物メール(葉書、手紙)としての
サービスが可能となる。
【0101】請求項7に記載の発明のメール送付管理シ
ステムによれば、上記利用者にあってはそのサービスの
利用権利期間が管理されるので、期間中のみのサービス
が可能で、その権利期間の設定によっては、その利用前
後においての利用も可能となる。
【0102】請求項8に記載の発明のメール送付管理シ
ステムによれば、利用者に対して提供した施設専用の端
末装置によりそのサービス利用が簡易に行える。
【0103】請求項9に記載の発明のメール送付管理シ
ステムによれば、広告付きメールのサービスにより、そ
の施設利用者以外への広告効果が期待できる。
【0104】請求項10に記載の発明のメール送付管理
システムによれば、上記広告付きメールを送付すること
によるメリットを上記利用者は得られる。
【0105】請求項11に記載の発明のメール送付管理
システムによれば、メールにその利用者の識別情報を更
に付加することで、そのメール受取人からの利用申込が
あった場合は、特典を与えるべき利用者を直ちに特定で
きる。
【0106】請求項12に記載の発明のメール送付管理
システムによれば、メールの送付数(あるいは宛先数)
に応じて利用者に対して特典を付与することで、より多
くの利用を促すことができる。
【0107】請求項13に記載の発明のメール送付管理
方法によれば、その施設を利用した利用者のみの特典で
ある、その施設固有の付加価値情報の付加されたメール
(電子メール、葉書)の送付サービスを利用することが
でき、その付加価値の付いたメールを所望する宛先に対
して送付することができる。
【0108】請求項14に記載の発明のコンピュータが
読み取り可能な記録媒体によれば、その施設を利用した
利用者のみの特典である、その施設固有の付加価値情報
の付加されたメール(電子メール、葉書)の送付サービ
スを利用することができ、その付加価値の付いたメール
を所望する宛先に対して送付することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るメール送付管理シ
ステム及び方法の適用されたシステムの構成を示す図で
ある。
【図2】(A)は図1中のホテルシステムの実際の構成
を示すブロック図であり、(B)はルーム端末の設置さ
れた室内を示す図である。
【図3】(A)は室テーブルの記憶構成を示す図、
(B)は宿泊DBに記憶される1レコードの構成を示す
図、(C)はユーザDBに記憶される1レコードの構成
を示す図、(D)はメールDBに記憶される1レコード
の構成を示す図であり、(E)はキーカードの記憶構成
を示す図である。
【図4】(A)はフロント端末でのチェックイン動作を
説明するフローチャートを示す図であり、(B)は印刷
配送サーバの動作を説明するフローチャートを示す図で
ある。
【図5】(A)はルーム端末の動作を説明するフローチ
ャートを示す図、(B)はメニューページを示す図であ
り、(C)はメールデザインフォームの一例を示す図で
ある。
【図6】メールサービスサーバの動作を説明するフロー
チャートを示す図である。
【図7】(A)は電子メール受信者端末側の動作を説明
するフローチャートを示す図であり、(B)はメール管
理サーバの動作を説明するフローチャートを示す図であ
る。
【図8】(A)はフロント端末でのチェックアウト動作
を説明するフローチャートを示す図であり、(B)は定
期的に実行されるDB管理サーバでのユーザDBのチェ
ック動作を説明するフローチャートを示す図である。
【符号の説明】
1 ホテルシステム 1A フロント端末 1B メールサービスサーバ 1C メール管理サーバ 1D 印刷配送サーバ 1E DB管理サーバ 2 ルーム端末 2A 入力装置 2B 表示装置 3 キーカード 4 ネットワーク網 5 電子メール受信者端末 6 葉書受取者 7A 画像 7B メール内容記入エリア 7C 広告情報エリア 10 CPU 12 入力装置 14 表示装置 16 印刷装置 18 記憶装置 18A 室テーブル 18B 宿泊DB 18C ユーザDB 18D メールDB 20 RAM 22 伝送制御部 24 通信回線 26 記録媒体

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 特定施設の利用者によるメールの送付を
    中継管理するメール送付管理システムであって、 当該施設を利用する利用者の利用者情報を管理する利用
    者情報管理手段と、 当該施設固有の付加価値情報を記憶する付加価値情報記
    憶手段と、 メールサービスを利用する利用者が当該施設を利用する
    利用者か否かを、上記利用者情報管理手段で管理された
    上記利用者情報に基づいて判別する判別手段と、 該判別手段が上記メールサービスを利用する利用者が当
    該施設利用者であると判別した場合に、その利用者が作
    成するメール内容に対して上記付加価値情報記憶手段に
    記憶された上記付加価値情報を付加する付加価値情報付
    加手段と、 上記メール内容に対して上記付加価値情報の付加された
    送付対象メールを当該利用者が指定した宛先に対して送
    付する送付手段と、 を具備することを特徴とするメール送付管理システム。
  2. 【請求項2】 上記付加価値情報記憶手段に記憶された
    上記付加価値情報は、上記施設固有のオリジナルなメー
    ルデザインフォームであり、 上記付加価値情報付加手段は、そのメールデザインフォ
    ームを利用者に対して提供し、その利用者がそのメール
    デザインフォームで作成したメールを受付け、 上記送付手段は、その受付けたメールデザインフォーム
    によるメールを上記宛先に送付する、 ことを特徴とする請求項1に記載のメール送付管理シス
    テム。
  3. 【請求項3】 上記メールデザインフォームは上記付加
    価値情報記憶手段に複数種記憶され、 上記付加価値情報付加手段は、その複数種のメールデザ
    インフォームを上記利用者に対して案内し、その中で当
    該利用者が選択したメールデザインフォームを上記利用
    者に対して提供する、 ことを特徴とする請求項2に記載のメール送付管理シス
    テム。
  4. 【請求項4】 上記付加価値情報付加手段は、上記メー
    ルデザインフォームを提供する際、上記利用者が利用す
    る端末に対して上記メールデザインフォームによる電子
    シートを送信し、その電子シートに対して上記利用者が
    上記端末で入力作成したメール内容を受信し、 上記送付手段は、その受信したメール内容の入力された
    上記デザインフォームによる送付対象メールを上記宛先
    に対して送付する、 ことを特徴とする請求項2に記載のメール送付管理シス
    テム。
  5. 【請求項5】 上記送付対象メールは電子メールであ
    り、 上記送付手段は、上記メール内容の入力された上記電子
    シートによる電子メールを上記宛先として指定されたメ
    ールアドレス先に送信する、 ことを特徴とする請求項4に記載のメール送付管理シス
    テム。
  6. 【請求項6】 上記送付対象メールは印刷物メールであ
    り、 上記送付手段は、受信した上記メール内容を上記メール
    デザインフォームの付加された印刷物を選択し、その印
    刷物に対して上記メール内容、宛先を印刷して、その印
    刷物の郵送を手配する、 ことを特徴とする請求項4に記載のメール送付管理シス
    テム。
  7. 【請求項7】 上記利用者情報管理手段では、上記施設
    を利用する利用者の利用権利期間の情報を管理し、 上記判別手段では、当該利用権利期間内にある利用者か
    否かを判別する、 ことを特徴とする請求項1に記載のメール送付管理シス
    テム。
  8. 【請求項8】 上記利用者に対して上記施設専用の端末
    装置を提供し、上記利用者に対しては当該端末装置を介
    してメール案内、メール作成、メール送付を受付けるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のメール送付管理システ
    ム。
  9. 【請求項9】 更に、所定の広告情報を記憶する広告情
    報記憶手段を具備し、 上記付加価値情報付加手段は、その広告情報記憶手段に
    記憶された広告情報を上記付加価値情報の付加されるメ
    ールに対して更に付加する、 ことを特徴とする請求項1に記載のメール送付管理シス
    テム。
  10. 【請求項10】 上記広告情報の付加された送付対象メ
    ールを受け取ったメール受取人から当該施設に対する利
    用申込があった場合には、そのメールの送付を依頼した
    上記利用者に対して特典を付与することを特徴とする請
    求項9に記載のメール送付管理システム。
  11. 【請求項11】 上記広告情報に対しては、そのメール
    の送付を依頼した上記利用者の識別情報を更に付加し、
    上記メール受取人からの利用申込の際は上記識別情報を
    受取り、その識別情報に基づいて上記特典を付与する対
    象となる利用者を特定することを特徴とする請求項1に
    記載のメール送付管理システム。
  12. 【請求項12】 上記広告情報の付加された送付対象メ
    ールの送付数をそのメール送付を行った上記利用者別に
    管理し、その利用者における上記送付数に応じて当該利
    用者に対して特典を付与することを特徴とする請求項9
    に記載のメール送付管理システム。
  13. 【請求項13】 特定施設の利用者によるメールの送付
    を中継管理するメール送付管理方法であって、 当該施設を利用する利用者の利用者情報を管理し、 当該施設固有の付加価値情報を記憶し、 メールサービスを利用する利用者が当該施設を利用する
    利用者か否かを、上記利用者情報に基づいて判別し、 当該施設利用者であると判別した場合に、その利用者が
    作成するメール内容に対して上記付加価値情報を付加
    し、 上記メール内容に対して上記付加価値情報の付加された
    送付対象メールを当該利用者が指定した宛先に対して送
    付する、 ことを特徴とするメール送付管理方法。
  14. 【請求項14】 特定施設の利用者によるメールの送付
    を中継管理する際に、 当該施設を利用する利用者の利用者情報を管理する処理
    と、 当該施設固有の付加価値情報を記憶する処理と、 メールサービスを利用する利用者が当該施設を利用する
    利用者か否かを、上記利用者情報に基づいて判別する処
    理と、 当該施設利用者であると判別した場合に、その利用者が
    作成するメール内容に対して上記付加価値情報を付加す
    る処理と、 上記メール内容に対して上記付加価値情報の付加された
    送付対象メールを当該利用者が指定した宛先に対して送
    付する処理と、 をコンピュータに実行させる命令を含むプログラムを格
    納した、コンピュータが読み取り可能な記録媒体。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009506404A (ja) * 2005-08-01 2009-02-12 シックス コンティネンツ ホテルズ,インク. 電子メニューおよびコンシェルジュ・システム
US7496261B2 (en) 2001-06-26 2009-02-24 Fujikura Ltd. Dispersion compensating optical fiber and dispersion compensating optical fiber module
JP2016099691A (ja) * 2014-11-19 2016-05-30 株式会社エヌケービー 郵便物送付システム
WO2022244094A1 (ja) * 2021-05-18 2022-11-24 株式会社wash-plus セルフランドリーシステム

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