JP2002183003A - プロバイダアクセスシステム、プロバイダアクセス方法および記録媒体 - Google Patents

プロバイダアクセスシステム、プロバイダアクセス方法および記録媒体

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JP2002183003A
JP2002183003A JP2000377364A JP2000377364A JP2002183003A JP 2002183003 A JP2002183003 A JP 2002183003A JP 2000377364 A JP2000377364 A JP 2000377364A JP 2000377364 A JP2000377364 A JP 2000377364A JP 2002183003 A JP2002183003 A JP 2002183003A
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JP2000377364A
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Inventor
Yukiko Ozaki
有希子 小崎
Tetsuya Ueno
哲也 上野
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のプロバイダに加入せずに、加入してい
ないプロバイダのサービスも享受可能にする。 【解決手段】 ユーザは、端末1により加入プロバイダ
2にログインした(ステップ101)後、加入プロバイ
ダ2は、プロキシセンター5へアクセスする(ステップ
102)。ユーザが選択したサービスが許容されていた
場合は、プロキシセンター5より該当するサービスの他
プロバイダ3へアクセスする(ステップ108)。ユー
ザによって選択されたサービスは、プロキシセンター5
に、まず提供される(ステップ109)が、このサービ
スは、プロキシセンター5が他プロバイダ3になりかわ
ってユーザへと提供する(ステップ110)。これによ
り、ユーザは、プロキシセンター5のプロキシサーバ4
を介して、他プロバイダ3のサービスを享受する(ステ
ップ111)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネット等
のネットワークに接続された端末と、複数のプロバイダ
との間のアクセスを、プロキシサーバを介して行うプロ
バイダアクセスシステム、プロバイダアクセス方法およ
び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータ(以下、「パソ
コン」)をインターネットに接続する場合には、通常、
そのパソコンのユーザは、接続料金を安くするため、パ
ソコンが設置されている場所を意識して、その場所に最
も近いプロバイダにアクセスする。例えば、パソコンの
設置場所が、ユーザの自宅や職場等の所定の場所である
場合には、その場所に最も近い所定のプロバイダにアク
セスすればよい。そして、アクセスしたプロバイダの提
供するサービスを受けることとなる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユーザ
が、外出先や出張先で、携帯型パソコンをインターネッ
トに接続するときには、自分の居る場所から最も近いプ
ロバイダのアクセスポイントの位置を知るのは容易では
ない。
【0004】また、通常、現在加入しているプロバイダ
よりも、同等のサービスを割安に提供している別のプロ
バイダが存在している場合や、現在加入しているプロバ
イダが提供しているサービスとは別個のサービスを、別
のプロバイダが提供している場合には、ユーザは、別の
プロバイダのプロバイダに接続してサービスを享受する
ことを希望するが、そのためには、複数のプロバイダと
別個に契約を行うこととなり、加入手続きをそのたび行
わなければならない他、インターネット利用中も、別の
サービスを受けようとするたびに、現在のプロバイダ接
続をいったん切断し、別のプロバイダとの接続手順を再
度行わなければならない。
【0005】また、将来的には接続料金が大幅に値下げ
されることが予想されるが、現状では複数プロバイダと
契約すれば、基本料金等が何重にもかかってくることに
なり、ユーザとしてはかなりの負担となる。このため、
サービスを利用するということよりも、利用したいサー
ビスを限定した上でのプロバイダ選択に慎重にならざる
を得ない。
【0006】このことは、インターネット利用のために
は好ましい背景であるとは言えない。
【0007】そこで、本発明は、ユーザが複数のプロバ
イダに加入することなく、複数のプロバイダからのサー
ビスを享受可能なプロバイダアクセスシステム、プロバ
イダアクセス方法および記録媒体を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明のプロバイダアクセスシステムは、ユーザにより
操作され、ネットワークと接続可能な端末と、前記ネッ
トワークと接続されている、前記ユーザが直接アクセス
可能な状態の、少なくとも1つの第1のプロバイダと、
前記ネットワークと接続されている、前記第1のプロバ
イダとは異なるサービスを提供する少なくとも1つの第
2のプロバイダとを有するプロバイダアクセスシステム
であって、前記ネットワークと接続され、前記第2のプ
ロバイダにアクセスを希望する前記ユーザが前記端末よ
り、前記第1のプロバイダにアクセスすることで、前記
ユーザを前記第2のプロバイダに間接的にアクセスさせ
るプロキシサーバを有することを特徴とする。
【0009】上記の通り構成された本発明のプロバイダ
アクセスシステムは、第2のプロバイダにアクセスを希
望するユーザが、第1のプロバイダにアクセスし、プロ
キシサーバを介してから第2のプロバイダに間接的にア
クセスするシステムである。このため、第2のプロバイ
ダにアクセスしたいが直接のアクセスが困難で、かつ、
第1のプロバイダにしか直接アクセスできないような場
合でも、ユーザは、プロキシサーバを介することで第2
のプロバイダにアクセスすることができる。
【0010】また、本発明のプロバイダアクセスシステ
ムは、第1のプロバイダである、ユーザが加入している
加入プロバイダに、端末よりログインしたユーザが、第
2のプロバイダである、ユーザが加入していない他プロ
バイダからのサービスの享受を希望した場合、プロキシ
サーバが、他プロバイダからのサービスをユーザに代わ
って一旦享受してから、ユーザに他プロバイダのサービ
スを提供するものであってもよい。この場合、ユーザ
は、加入プロバイダに加えて他プロバイダにも加入する
といった複数のプロバイダに加入することなく、1つの
プロバイダにさえ加入していれば、プロキシサーバを介
して加入していない他プロバイダからのサービスも享受
できる。
【0011】また、本発明のプロバイダアクセスシステ
ムは、第1のプロバイダである、ユーザが加入していな
い他プロバイダへのアクセスを可能とするユーザのアク
セス許可情報を、端末により他プロバイダに送信するこ
とで他プロバイダにログインしたユーザが、第2のプロ
バイダである、ユーザが加入している加入プロバイダか
らのサービスの享受を希望した場合、プロキシサーバ
が、ユーザに代わって加入プロバイダに一旦アクセスし
て加入プロバイダにログインするためのログイン情報を
受信し、ログイン情報をユーザに送信し、ユーザによっ
て端末より返信されてきたログイン情報に基づく情報
を、ユーザに代わって加入プロバイダに返信することで
ユーザを加入プロバイダにアクセスさせるものであって
もよい。この場合、ユーザは、例えば、ユーザが加入し
ている加入プロバイダにアクセスしたいものの、アクセ
スポイントがユーザの端末の至近にないが、ユーザがア
クセス許可情報を用いることでアクセス可能な他プロバ
イダが存在する場合、他プロバイダにアクセスした後、
プロキシサーバを介して加入プロバイダにアクセスする
ことができる。
【0012】プロキシサーバは、第1のプロバイダに所
属するものであってもよいし、第2のプロバイダに所属
するものであってもよいし、あるいは、第1のプロバイ
ダ、および第2のプロバイダとは独立して運営されるプ
ロキシセンターに所属するものであってもよい。
【0013】本発明のプロバイダアクセス方法は、ユー
ザにより操作され、ネットワークと接続可能な端末によ
り、前記ネットワークと接続されている、前記ユーザが
直接アクセス可能な状態の、少なくとも1つの第1のプ
ロバイダと、前記ネットワークと接続されている、前記
第1のプロバイダとは異なるサービスを提供する少なく
とも1つの第2のプロバイダとのいずれかにアクセスす
るプロバイダアクセス方法であって、前記ネットワーク
と接続されているプロキシサーバが、前記第2のプロバ
イダにアクセスを希望する前記ユーザが前記端末より、
前記第1のプロバイダにアクセスすることで、前記ユー
ザを前記第2のプロバイダに間接的にアクセスさせる工
程を含むことを特徴とする。
【0014】上記の通りのプロバイダアクセス方法は、
第2のプロバイダにアクセスを希望するユーザが第1の
プロバイダにアクセスし、プロキシサーバを介してから
第2のプロバイダに間接的にアクセスする方法であるた
め、第2のプロバイダにアクセスしたいが直接のアクセ
スが困難で、かつ、第1のプロバイダにしか直接アクセ
スできないような場合でも、ユーザは、プロキシサーバ
を介することで第2のプロバイダにアクセスすることが
できる。
【0015】本発明のプロバイダアクセス方法は、第1
のプロバイダである、ユーザが加入している加入プロバ
イダに、端末よりログインしたユーザが、第2のプロバ
イダである、ユーザが加入していない他プロバイダから
のサービスの享受を希望した場合、プロキシサーバが、
他プロバイダのサービスをユーザに代わって一旦享受す
る工程と、プロキシサーバが、ユーザに代わって一旦享
受した他プロバイダからのサービスを、ユーザに提供す
る工程とを含むものであってもよい。
【0016】また、本発明のプロバイダアクセス方法
は、第1のプロバイダである、ユーザが加入していない
他プロバイダへのアクセスを可能とするユーザのアクセ
ス許可情報を、端末により他プロバイダに送信すること
で他プロバイダにログインしたユーザが、第2のプロバ
イダである、ユーザが加入している加入プロバイダのサ
ービスの享受を希望した場合、プロキシサーバが、ユー
ザに代わって加入プロバイダに一旦アクセスする工程
と、プロキシサーバが、加入プロバイダにログインする
ためのログイン情報を受信し、ログイン情報をユーザに
送信する工程と、ユーザによって端末より返信されてき
たログイン情報に基づく情報を、プロキシサーバが、ユ
ーザに代わって加入プロバイダに返信することでユーザ
を加入プロバイダにアクセスさせる工程とを含むもので
あってもよい。
【0017】本発明の記録媒体は、ユーザにより操作さ
れ、ネットワークと接続可能な端末により、前記ネット
ワークと接続されている、前記ユーザが直接アクセス可
能な状態の、少なくとも1つの第1のプロバイダと、前
記ネットワークと接続されている、前記第1のプロバイ
ダとは異なるサービスを提供する少なくとも1つの第2
のプロバイダとのいずれかにアクセスする処理をコンピ
ュータに実行させるためのプログラムを記録した記録媒
体であって、前記ネットワークと接続されているプロキ
シサーバが、前記第2のプロバイダにアクセスを希望す
る前記ユーザが前記端末より、前記第1のプロバイダに
アクセスすることで、前記ユーザを前記第2のプロバイ
ダに間接的にアクセスさせる処理をコンピュータに実行
させるためのプログラムを記録している。
【0018】また、本発明の記録媒体は、第1のプロバ
イダである、ユーザが加入している加入プロバイダに、
端末よりログインしたユーザが、第2のプロバイダであ
る、ユーザが加入していない他プロバイダからのサービ
スの享受を希望した場合、プロキシサーバが、他プロバ
イダのサービスをユーザに代わって一旦享受する処理
と、プロキシサーバが、ユーザに代わって一旦享受した
他プロバイダからのサービスを、ユーザに提供する処理
とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録
したものであってもよい。
【0019】また、本発明の記録媒体は、第1のプロバ
イダである、ユーザが加入していない他プロバイダへの
アクセスを可能とするユーザのアクセス許可情報を、端
末により他プロバイダに送信することで他プロバイダに
ログインしたユーザが、第2のプロバイダである、ユー
ザが加入している加入プロバイダからのサービスの享受
を希望した場合、プロキシサーバが、ユーザに代わって
加入プロバイダに一旦アクセスする処理と、プロキシサ
ーバが、加入プロバイダにログインするためのログイン
情報を受信し、ログイン情報をユーザに送信する処理
と、ユーザによって端末より返信されてきたログイン情
報に基づく情報を、プロキシサーバが、ユーザに代わっ
て加入プロバイダに返信することでユーザを加入プロバ
イダにアクセスさせる処理とをコンピュータに実行させ
るためのプログラムを記録したものであってもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0021】図1は、本発明のプロバイダアクセスシス
テムの実施の一形態を示すシステム構成図である。
【0022】本形態のプロバイダアクセスシステムは、
ユーザが操作し、パソコン等の情報端末処理装置である
インターネット等のネットワーク6に接続された端末1
と、ユーザが加入している加入プロバイダ2と、ユーザ
は加入しておらず、加入プロバイダ2とは異なるサービ
スを提供する他プロバイダ3と、加入プロバイダ2から
のアクセスにより、他プロバイダ3のサービスをユーザ
に提供するプロキシセンター5のプロキシサーバ4を有
する。
【0023】プロキシセンター5は、加入プロバイダ2
と他プロバイダ3とをつなぐ役目をもつものであり、加
入プロバイダ2から見ればホストマシンのプロキシとし
て、他プロバイダ3から見た場合は、ユーザのプロキシ
としての役割を持つ。
【0024】また、記録媒体7は、本発明のプロバイダ
アクセスシステムにより本発明のプロバイダアクセス方
法を実行するためのプログラムが記録されており、この
プログラムが記録媒体7からプロキシサーバ4に読み込
まれ、プロキシサーバ4の動作を制御する。プロキシサ
ーバ4は、このプログラムの制御により本発明のプロバ
イダアクセス方法を実行する。この記録媒体7は、磁気
ディスク、半導体メモリまたはその他の記録媒体であっ
てもよい。
【0025】なお、図1では、ユーザにサービスを提供
するプロバイダが加入プロバイダ2および他プロバイダ
3の2つしか示されていないが、さらに、別の複数のプ
ロバイダがネットワーク6に接続しているものであって
もよい。
【0026】また、図1では、プロキシセンター5は、
独立した事業者として存在している例を示しているが、
加入プロバイダ2あるいは他プロバイダ3のいずれかに
含まれているものであってもよい。
【0027】以下に上記のように構成されたプロバイダ
アクセスシステムにおけるプロバイダアクセス方法につ
いて説明する。なお、以下の説明において、プロキシセ
ンター5に対する情報の送受信は、プロキシセンター5
のプロキシサーバ4に対する情報の送受信を意味し、加
入プロバイダ2および他プロバイダ3に対する情報の送
受信は、加入プロバイダ2および他プロバイダ3がそれ
ぞれのサービスを提供するために備えている不図示のサ
ーバに対する情報の送受信を意味する。 (第1の実施形態)本実施形態では、図1に示したプロ
バイダアクセスシステムにおいて、加入プロバイダ2に
のみ加入している、端末1を有するユーザが、プロキシ
センター5を介して他プロバイダ3のサービスを利用す
る例に関して説明する。
【0028】図2は、図1に示したプロバイダアクセス
システムにおけるプロバイダアクセス方法の第1の実施
形態を説明するためのフローチャートである。
【0029】なお、以下に示す送受信はHTTP(Hy
perText TransferProtocol)
方式である。
【0030】まず、ユーザは、端末1により、加入して
いる加入プロバイダ2にログインする(ステップ10
1)。
【0031】次に、加入プロバイダ2は、ユーザによる
加入プロバイダ2へのログイン後、プロキシセンター5
へアクセスする(ステップ102)。
【0032】アクセス後、プロキシセンター5は、端末
1に対して、サービス選択画面を送信する(ステップ1
03)。
【0033】ユーザは、享受したいサービスを選択する
とともに、パスワードをプロキシセンター5へと送信す
る(ステップ104)。
【0034】ユーザからのパスワードを受信したプロキ
シセンター5は、ユーザが選択したサービスが許容され
ているのかどうかをログインとパスワードで認証判断を
する(ステップ105)。
【0035】認証後、ユーザが選択したサービスが非許
容であれば、プロキシセンター5はアクセスを拒否し、
その旨をユーザに通知する(ステップ106)。これに
より、ユーザはアクセスが拒否されたことを確認する
(ステップ107)。
【0036】一方、ユーザが選択したサービスが許容さ
れていた場合は、プロキシセンター5より該当するサー
ビスのプロバイダ(本実施形態では他プロバイダ3)へア
クセスする(ステップ108)。
【0037】プロキシセンター5が他プロバイダ3にア
クセスする場合、プロキシセンター5は他プロバイダ3
のユーザとして動作し、接続後は他プロバイダ3になり
かわって、ユーザに対するサービスを実行する。すなわ
ち、ユーザによって選択されたサービスは、プロキシセ
ンター5に、まず提供される(ステップ109)が、こ
のサービスは、プロキシセンター5が他プロバイダ3に
なりかわってユーザへと提供する(ステップ110)。
これにより、ユーザは、プロキシセンター5のプロキシ
サーバ4を介して、他プロバイダ3のサービスを享受す
ることができる(ステップ111)。
【0038】以上説明したように本実施形態のプロバイ
ダアクセスシステムによれば、加入プロバイダ2にのみ
加入しているユーザが、他プロバイダ3に加入せずと
も、プロキシセンター5のプロキシサーバ4を介して、
他プロバイダ3の提供するサービスを享受することがで
きる。このため、ユーザは、サービス毎にプロバイダに
複数加入する必要がなくなることで、加入に要する料金
等を節約できるとともに、新たな加入手続が不要となる
ため、インターネット利用の簡略化を図ることができ
る。
【0039】また、プロバイダを運営する事業者側の効
果としては、小規模のプロバイダでもサービスエリアを
拡大することなく多くのユーザにサービスを提供でき
る。さらに、プロキシセンター5を運営する事業者側の
効果としては、事業規模の大小に関わらず、サービス
(ローミング)仲介料を徴収できる点で、今まで以上の収
益を挙げることが可能となる。 (第2の実施形態)本実施形態では、図1に示したプロ
バイダアクセスシステムにおいて、加入プロバイダ2に
加入している、端末1を有するユーザが、他のプロバイ
ダである他プロバイダ3を経由して加入プロバイダ2に
アクセスする例に関して説明する。
【0040】図3は、図1に示したプロバイダアクセス
システムにおけるプロバイダアクセス方法の第2の実施
形態を説明するためのフローチャートである。
【0041】なお、以下に示す送受信はHTTP方式で
ある。
【0042】まず、他プロバイダ3に、加入プロバイダ
2のユーザであるユーザのアクセス用IDとパスワード
をあらかじめ用意してもらう(ステップ201)。
【0043】次に、ユーザは、アクセス用IDとパスワ
ードを用いて端末1により、他プロバイダ3にログイン
する(ステップ202)。
【0044】次に、他プロバイダ3は、ユーザによる他
プロバイダ3へのログイン後、プロキシセンター5へア
クセスする(ステップ203)。
【0045】アクセス後、プロキシセンター5は、端末
1に対して、プロバイダ選択画面を送信する(ステップ
204)。
【0046】ユーザは、アクセスしたいプロバイダ(本
実施形態では、加入プロバイダ2)を選択するととも
に、パスワードをプロキシセンター5へと送信する(ス
テップ205)。
【0047】ユーザからのパスワードを受信したプロキ
シセンター5は、ユーザが選択したプロバイダにユーザ
が許容されているのかどうかをログインとパスワードで
認証判断をする(ステップ206)。
【0048】認証後、ユーザが、選択したプロバイダに
対して非許容であれば、プロキシセンター5はアクセス
を拒否し、その旨をユーザに通知する(ステップ20
7)。これにより、ユーザはアクセスが拒否されたこと
を確認する(ステップ208)。
【0049】一方、ユーザが選択したプロバイダにユー
ザに許容されていた場合は、プロキシセンター5より該
当するサービスのプロバイダ(本実施形態では加入プロ
バイダ2)へアクセスする(ステップ209)。
【0050】加入プロバイダ2へのアクセス後、加入プ
ロバイダ2は、プロキシセンター5に対して、ユーザが
加入プロバイダ2にログインするための情報を提供する
(ステップ210)。
【0051】プロキシセンター5は、加入プロバイダ2
から受け取った、加入プロバイダ2にログインするため
の情報をユーザに対して提供する(ステップ211)。
これにより、ユーザは、プロキシセンター5を介して、
加入プロバイダ2から、加入プロバイダ2にログインす
るための情報を受け取ることとなる。
【0052】次に、ユーザは、加入プロバイダ2にログ
インするための情報に基づいて入力を行い(ステップ2
12)、プロキシセンター5へと送信する。
【0053】プロキシセンター5は、ユーザからの入力
情報を加入プロバイダ2へと送信し(ステップ21
3)、これにより、ユーザは、プロキシセンター5を介
して加入プロバイダ2へとアクセスすることができる。
【0054】以上説明したように本実施形態のプロバイ
ダアクセスシステムによれば、ユーザは、例えば、ユー
ザが加入している加入プロバイダ2にアクセスしたいも
のの、アクセスポイントがユーザの端末の至近にない
が、ユーザがアクセス許可情報であるアクセス用IDと
パスワードを用いることでアクセス可能な他プロバイダ
3が存在するといった場合に、他プロバイダ3にアクセ
スした後、プロキシサーバ4を介して加入プロバイダ2
にアクセスすることができる。
【0055】このため、本実施形態の場合も第1の実施
形態と同様に、ユーザは、複数のプロバイダ加入に要す
る料金等を節約できるとともに、新たな加入手続が不要
となるため、インターネット利用の簡略化を図ることが
できる。
【0056】また、プロバイダを運営する事業者側の効
果としては、小規模のプロバイダでもサービスエリアを
拡大することなく多くのユーザにサービスを提供でき
る。さらに、プロキシセンター5を運営する事業者側の
効果としては、事業規模の大小に関わらず、サービス
(ローミング)仲介料を徴収できる点で、今まで以上の収
益を挙げることが可能となる。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
第1のプロバイダに直接アクセスし、プロキシサーバを
介してから第2のプロバイダに間接的にアクセスするた
め、第2のプロバイダにアクセスしたいが直接のアクセ
スが困難で、かつ、第1のプロバイダにしか直接アクセ
スできないような場合でも、ユーザは、プロキシサーバ
を介することで第2のプロバイダにアクセスすることが
できる。よって、ユーザは複数のプロバイダ加入に要す
る料金等を節約できるとともに、新たな加入手続が不要
となる。
【0058】また、プロバイダを運営する事業者側の効
果としては、小規模のプロバイダでもサービスエリアを
拡大することなく多くのユーザにサービスを提供でき
る。さらに、プロキシサーバを有する事業者側の効果と
しては、事業規模の大小に関わらず、サービス(ローミ
ング)仲介料を徴収できる点で、今まで以上の収益を挙
げることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のプロバイダアクセスシステムの実施の
一形態を示すシステム構成図である。
【図2】図1に示したプロバイダアクセスシステムにお
けるプロバイダアクセス方法の第1の実施形態を説明す
るためのフローチャートである。
【図3】図1に示したプロバイダアクセスシステムにお
けるプロバイダアクセス方法の第2の実施形態を説明す
るためのフローチャートである。
【符号の説明】
1 端末 2 第1のプロバイダ 3 第2のプロバイダ 4 プロキシサーバ 5 プロキシセンター 6 ネットワーク 7 記録媒体

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユーザにより操作され、ネットワークと
    接続可能な端末と、前記ネットワークと接続されてい
    る、前記ユーザが直接アクセス可能な状態の、少なくと
    も1つの第1のプロバイダと、前記ネットワークと接続
    されている、前記第1のプロバイダとは異なるサービス
    を提供する少なくとも1つの第2のプロバイダとを有す
    るプロバイダアクセスシステムであって、 前記ネットワークと接続され、前記第2のプロバイダに
    アクセスを希望する前記ユーザが前記端末より、前記第
    1のプロバイダにアクセスすることで、前記ユーザを前
    記第2のプロバイダに間接的にアクセスさせるプロキシ
    サーバを有することを特徴とするプロバイダアクセスシ
    ステム。
  2. 【請求項2】 前記第1のプロバイダである、前記ユー
    ザが加入している加入プロバイダに、前記端末よりログ
    インした前記ユーザが、前記第2のプロバイダである、
    前記ユーザが加入していない他プロバイダからのサービ
    スの享受を希望した場合、前記プロキシサーバが、前記
    他プロバイダからのサービスを前記ユーザに代わって一
    旦享受してから、前記ユーザに前記他プロバイダのサー
    ビスを提供する請求項1に記載のプロバイダアクセスシ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記第1のプロバイダである、前記ユー
    ザが加入していない他プロバイダへのアクセスを可能と
    する前記ユーザのアクセス許可情報を、前記端末により
    前記他プロバイダに送信することで前記他プロバイダに
    ログインした前記ユーザが、前記第2のプロバイダであ
    る、前記ユーザが加入している加入プロバイダからのサ
    ービスの享受を希望した場合、前記プロキシサーバが、
    前記ユーザに代わって前記加入プロバイダに一旦アクセ
    スして前記加入プロバイダにログインするためのログイ
    ン情報を受信し、前記ログイン情報を前記ユーザに送信
    し、前記ユーザによって前記端末より返信されてきた前
    記ログイン情報に基づく情報を、前記ユーザに代わって
    前記加入プロバイダに返信することで前記ユーザを前記
    加入プロバイダにアクセスさせる請求項1に記載のプロ
    バイダアクセスシステム。
  4. 【請求項4】 前記プロキシサーバは、前記第1のプロ
    バイダに所属する請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載のプロバイダアクセスシステム。
  5. 【請求項5】 前記プロキシサーバは、前記第2のプロ
    バイダに所属する請求項1ないし3のいずれか1項に記
    載のプロバイダアクセスシステム。
  6. 【請求項6】 前記プロキシサーバは、前記第1のプロ
    バイダ、および前記第2のプロバイダとは独立して運営
    されるプロキシセンターに所属する請求項1ないし3の
    いずれか1項に記載のプロバイダアクセスシステム。
  7. 【請求項7】 ユーザにより操作され、ネットワークと
    接続可能な端末により、前記ネットワークと接続されて
    いる、前記ユーザが直接アクセス可能な状態の、少なく
    とも1つの第1のプロバイダと、前記ネットワークと接
    続されている、前記第1のプロバイダとは異なるサービ
    スを提供する少なくとも1つの第2のプロバイダとのい
    ずれかにアクセスするプロバイダアクセス方法であっ
    て、 前記ネットワークと接続されているプロキシサーバが、
    前記第2のプロバイダにアクセスを希望する前記ユーザ
    が前記端末より、前記第1のプロバイダにアクセスする
    ことで、前記ユーザを前記第2のプロバイダに間接的に
    アクセスさせる工程を含むことを特徴とするプロバイダ
    アクセス方法。
  8. 【請求項8】 前記第1のプロバイダである、前記ユー
    ザが加入している加入プロバイダに、前記端末よりログ
    インした前記ユーザが、前記第2のプロバイダである、
    前記ユーザが加入していない他プロバイダからのサービ
    スの享受を希望した場合、 前記プロキシサーバが、前記他プロバイダのサービスを
    前記ユーザに代わって一旦享受する工程と、 前記プロキシサーバが、前記ユーザに代わって一旦享受
    した前記他プロバイダからのサービスを、前記ユーザに
    提供する工程とを含む請求項7に記載のプロバイダアク
    セス方法。
  9. 【請求項9】 前記第1のプロバイダである、前記ユー
    ザが加入していない他プロバイダへのアクセスを可能と
    する前記ユーザのアクセス許可情報を、前記端末により
    前記他プロバイダに送信することで前記他プロバイダに
    ログインした前記ユーザが、前記第2のプロバイダであ
    る、前記ユーザが加入している加入プロバイダのサービ
    スの享受を希望した場合、 前記プロキシサーバが、前記ユーザに代わって前記加入
    プロバイダに一旦アクセスする工程と、 前記プロキシサーバが、前記加入プロバイダにログイン
    するためのログイン情報を受信し、前記ログイン情報を
    前記ユーザに送信する工程と、 前記ユーザによって前記端末より返信されてきた前記ロ
    グイン情報に基づく情報を、前記プロキシサーバが、前
    記ユーザに代わって前記加入プロバイダに返信すること
    で前記ユーザを前記加入プロバイダにアクセスさせる工
    程とを含む請求項7に記載のプロバイダアクセス方法。
  10. 【請求項10】 ユーザにより操作され、ネットワーク
    と接続可能な端末により、前記ネットワークと接続され
    ている、前記ユーザが直接アクセス可能な状態の、少な
    くとも1つの第1のプロバイダと、前記ネットワークと
    接続されている、前記第1のプロバイダとは異なるサー
    ビスを提供する少なくとも1つの第2のプロバイダとの
    いずれかにアクセスする処理をコンピュータに実行させ
    るためのプログラムを記録した記録媒体であって、 前記ネットワークと接続されているプロキシサーバが、
    前記第2のプロバイダにアクセスを希望する前記ユーザ
    が前記端末より、前記第1のプロバイダにアクセスする
    ことで、前記ユーザを前記第2のプロバイダに間接的に
    アクセスさせる処理をコンピュータに実行させるための
    プログラムを記録した記録媒体。
  11. 【請求項11】 前記第1のプロバイダである、前記ユ
    ーザが加入している加入プロバイダに、前記端末よりロ
    グインした前記ユーザが、前記第2のプロバイダであ
    る、前記ユーザが加入していない他プロバイダからのサ
    ービスの享受を希望した場合、前記プロキシサーバが、
    前記他プロバイダのサービスを前記ユーザに代わって一
    旦享受する処理と、 前記プロキシサーバが、前記ユーザに代わって一旦享受
    した前記他プロバイダからのサービスを、前記ユーザに
    提供する処理とをコンピュータに実行させるためのプロ
    グラムを記録した請求項10に記載の記録媒体。
  12. 【請求項12】 前記第1のプロバイダである、前記ユ
    ーザが加入していない他プロバイダへのアクセスを可能
    とする前記ユーザのアクセス許可情報を、前記端末によ
    り前記他プロバイダに送信することで前記他プロバイダ
    にログインした前記ユーザが、前記第2のプロバイダで
    ある、前記ユーザが加入している加入プロバイダからの
    サービスの享受を希望した場合、前記プロキシサーバ
    が、前記ユーザに代わって前記加入プロバイダに一旦ア
    クセスする処理と、 前記プロキシサーバが、前記加入プロバイダにログイン
    するためのログイン情報を受信し、前記ログイン情報を
    前記ユーザに送信する処理と、 前記ユーザによって前記端末より返信されてきた前記ロ
    グイン情報に基づく情報を、前記プロキシサーバが、前
    記ユーザに代わって前記加入プロバイダに返信すること
    で前記ユーザを前記加入プロバイダにアクセスさせる処
    理とをコンピュータに実行させるためのプログラムを記
    録した請求項10に記載の記録媒体。
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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10254807A (ja) * 1997-01-22 1998-09-25 Lucent Technol Inc 匿名的にサーバサイトを閲覧する方法
JP2000099461A (ja) * 1998-04-29 2000-04-07 Ncr Internatl Inc ユ―ザ・セッションを形成し、該ユ―ザ・セッションに応じたインタ―ネット・デ―タを提供する方法及び装置
WO2000051031A1 (en) * 1999-02-26 2000-08-31 America Online, Inc. Proxy server augmenting a client request with user profile data

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