JP2002182911A - コンポーネント開発支援システム - Google Patents

コンポーネント開発支援システム

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JP2002182911A
JP2002182911A JP2000377381A JP2000377381A JP2002182911A JP 2002182911 A JP2002182911 A JP 2002182911A JP 2000377381 A JP2000377381 A JP 2000377381A JP 2000377381 A JP2000377381 A JP 2000377381A JP 2002182911 A JP2002182911 A JP 2002182911A
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JP
Japan
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processing
component
processing elements
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basic
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Application number
JP2000377381A
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Kazuki Yoshida
田 和 樹 吉
Naonori Matsuo
尾 尚 典 松
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Toshiba Corp
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Toshiba Corp
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Publication date
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
    • G06F8/20Software design
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F8/00Arrangements for software engineering
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  • Software Systems (AREA)
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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • User Interface Of Digital Computer (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーション開発の基礎となるコンポー
ネントを効率的に開発することができるコンポーネント
開発支援システムを提供する。 【解決手段】 ユーザが、入出力装置18を用いて、テ
ンプレートSessionBean(処理生成部20)を生成する
と、処理生成部20の実行ステートメント部22におい
て、特定のインタフェースが呼び出され、EnterpriseBe
anインスタンスの生成要求が出される。これに伴って、
SessionBeanインスタンス41が生成され、また処理モ
デル生成部22に対して処理モデル42の生成要求が出
される。処理モデル生成部22は、コンポーネント定義
情報17に基づいて、コンポーネント内部の処理を実現
するプログラムステートメントを自動生成するととも
に、これを順次実行してコンピュータのメモリ上に実行
可能な処理モデル42を生成する。なお、処理モデル4
2は、SessionBeanインスタンス41に関連付けられた
形で生成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、再利用可能な部品
としてのコンポーネントの組み合わせによりアプリケー
ション開発を行うためのコンポーネント技術に係り、と
りわけ、アプリケーション開発の基礎となるコンポーネ
ントを開発するためのコンポーネント開発支援システム
に関する。
【0002】
【従来の技術】コンポーネントの組み合わせによりアプ
リケーション開発を行うための仕様として、EJB(En
terprise JavaBeans)が知られている。EJBは、複数
のコンポーネント(EnterpriseBean)の組み合わせによ
りアプリケーションを開発する環境を提供するものであ
り、このような環境により、アプリケーションプログラ
マは、処理の並行性やエンティティの永続性等の問題を
意識することなく、ビジネスロジックの実装のみに専念
することが可能となる。なお、EJBで用いられるEnte
rpriseBeanは、EJBサーバとして提供される任意のプ
ラットフォーム上で動作可能なコンポーネントである。
【0003】今後、Webtop型のアプリケーション
システムの発展型として、EJBの仕様に見られるよう
な、ビジネスロジックのプログラムをサーバ内の中間層
に配置してなる3層型のシステム構成が広く普及してい
くことが見込まれており、アプリケーション開発の基礎
となるEnterpriseBeanの開発およびサーバ内の中間層へ
のEnterpriseBeanの組み込みにおいても、EnterpriseBe
anの実装面に深く入り込むことなく効率的に行うことが
望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】現在、EJBのEnterp
riseBeanの開発を行うためのツールが市場に現れ始めて
いるが、このようなツールはいずれもEnterpriseBeanの
ソースコード共通部分の作成を自動化するためのウィザ
ード形式のものであり、コンポーネントの開発を十分に
支援するものではない。
【0005】本発明はこのような点を考慮してなされた
ものであり、アプリケーション開発の基礎となるコンポ
ーネントを効率的に開発することができる、コンポーネ
ント開発支援システム、その方法およびコンポーネント
開発支援プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、その第1の解
決手段として、複数の処理要素の組み合わせによりアプ
リケーション開発の基礎となるコンポーネントを開発す
るためのコンポーネント開発支援システムにおいて、複
数の処理要素の組み合わせによりコンポーネント内部の
処理をモデリングし、その結果をコンポーネント定義情
報として出力する処理構成部と、前記処理構成部により
出力されたコンポーネント定義情報に基づいてコンポー
ネントを生成する処理生成部とを備え、前記処理生成部
は、前記処理構成部により出力されたコンポーネント定
義情報に基づいて、複数の処理要素からなる実行可能な
処理モデルを生成する第1生成部と、この第1生成部に
より生成された処理モデルに対して所定のインタフェー
スを介して呼び出しを行うためのセッションインスタン
スを生成する第2生成部とを有することを特徴とするコ
ンポーネント開発支援システムを提供する。
【0007】なお、上述した第1の解決手段において、
前記複数の処理要素は、前記コンポーネント内部の処理
を実現する基本的な処理を実装した複数の基本処理要素
と、前記基本処理要素の処理に関連する個別的な処理を
実装した複数のカスタム処理要素とを含むことが好まし
い。また、前記複数の処理要素は、前記各基本処理要素
間を連結して実行経路を形成するための複数の実行順序
要素をさらに含むことが好ましい。さらに、前記処理構
成部は、前記複数の処理要素をツール画面上でアイコン
として表示し、これらアイコンの組み合わせ操作に従っ
てコンポーネント内部の処理をモデリングすることが好
ましい。
【0008】本発明は、その第2の解決手段として、複
数の処理要素の組み合わせによりアプリケーション開発
の基礎となるコンポーネントを開発するためのコンポー
ネント開発支援方法において、複数の処理要素の組み合
わせによりコンポーネント内部の処理をモデリングし、
その結果をコンポーネント定義情報として出力するステ
ップと、出力されたコンポーネント定義情報に基づい
て、複数の処理要素からなる実行可能な処理モデルを生
成するステップと、生成された処理モデルに対して所定
のインタフェースを介して呼び出しを行うためのセッシ
ョンインスタンスを生成するステップとを含むことを特
徴とするコンポーネント開発支援方法を提供する。
【0009】本発明は、その第3の解決手段として、複
数の処理要素の組み合わせによりアプリケーション開発
の基礎となるコンポーネントを開発するためのコンポー
ネント開発支援プログラムにおいて、複数の処理要素の
組み合わせによりコンポーネント内部の処理をモデリン
グし、その結果をコンポーネント定義情報として出力さ
せる手順と、出力されたコンポーネント定義情報に基づ
いて、複数の処理要素からなる実行可能な処理モデルを
生成させる手順と、生成された処理モデルに対して所定
のインタフェースを介して呼び出しを行うためのセッシ
ョンインスタンスを生成させる手順とをコンピュータに
対して実行させることを特徴とするコンポーネント開発
支援プログラムを提供する。
【0010】本発明によれば、部品化された処理要素
(基本処理要素およびカスタム処理要素および実行順序
要素等)の組み合わせによりコンポーネント内部の処理
をモデリングするとともに、このようなモデリングに基
づいて実行可能な処理モデル、および当該処理モデルに
対して所定のインタフェースを介して呼び出しを行うた
めのセッションインスタンスを生成するので、コンポー
ネント内部の処理を視覚的にモデリングすることができ
るとともに、モデリングされたコンポーネントに対して
特に追加の実装作業を施すことなく、直接コンポーネン
トの生成および実行を行うことができる。このため、ア
プリケーション開発の基礎となるコンポーネントの開発
およびサーバ内の中間層への組み込みを、コンポーネン
トの実装面に深く入り込むことなく効率的に行うことが
できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1乃至図8は本発明によ
るコンポーネント開発支援システムの一実施の形態を示
す図である。なお、本実施の形態では、EJB(Enterp
rise JavaBeans)で用いられるコンポーネント(Enterp
riseBean)の開発を例に挙げて説明する。
【0012】図1に示すように、本実施の形態に係るコ
ンポーネント開発支援システムは、複数の処理要素の組
み合わせによりアプリケーション開発の基礎となるコン
ポーネントを開発するためのものであり、複数の処理要
素の組み合わせによりコンポーネント内部の処理をモデ
リングし、その結果をコンポーネント定義情報17とし
て出力する処理構成部10と、処理構成部10により出
力されたコンポーネント定義情報17に基づいてコンポ
ーネント(EnterpriseBeanインスタンス)を生成する処
理生成部20とを備えている。なお、処理構成部10お
よび処理生成部20には、マウスやキーボード、ディス
プレイ装置等を含む入出力装置18が接続されている。
【0013】ここで、コンポーネントを構成する処理要
素は、基本処理要素、カスタム処理要素および実行順序
要素の3種類からなる。基本処理要素は、コンポーネン
ト内部の処理を実現する基本的な処理を一つ一つを個別
に実装したものである。また、カスタム処理要素は、基
本処理要素の処理に関連する個別的な処理(基本処理要
素が満たさなくてはならない業務的な要件や、一定条件
下で起動される業務的またはアプリケーション的な小処
理)を基本処理要素から独立した形で一つ一つ個別に実
装したものである。なお、カスタム処理要素は、元にな
る基本処理要素から呼び出され形で実装される。さら
に、実行順序要素は、各基本処理要素間を連結して実行
経路を形成するものである。
【0014】処理構成部10は、複数の処理要素をツー
ル画面上でアイコンとして表示し、これらアイコンの組
み合わせ操作に従ってコンポーネント内部の処理をモデ
リングするGUI(Graphical User Interface)部11
と、GUI部11によるモデリングの結果である各処理
要素の組み込みの宣言および各処理要素間の関係付けに
関する情報をコンポーネント定義情報17としてコンピ
ュータのメモリ上に記録する定義情報記憶部16とを有
している。
【0015】GUI部11は、入出力装置18との間で
制御信号やデータ等の入出力を行うための入出力制御部
12と、入出力制御部12に接続された基本処理定義部
13、カスタム処理定義部14および実行順序定義部1
5とを有している。このうち、入出力制御部12は、入
出力装置18からのマウス操作により入力されたイベン
トを取得し、そのイベントを基本処理定義部13、カス
タム処理定義部14および実行順序定義部15のいずれ
かとの間で受け渡すようになっている。
【0016】図2はGUI部11により表示されるツー
ル画面の一例を示す図である。図2に示すように、ツー
ル画面30は、パレット領域31と、キャンバス領域3
2とを有している。このうち、パレット領域31には、
基本処理要素(トランザクション、DBアクセスおよび
分割等の基本的な処理を実現する処理要素)に対応する
複数のアイコン34と、カスタム処理要素に対応する複
数のアイコン35とが配置されている。また、キャンバ
ス領域32には、パレット領域31に配置されたアイコ
ン34,35に基づいて貼り付けられた複数のアイコン
34a,35aが配置されている。なお、キャンバス領
域32に配置されたアイコン34a,35aはそれぞ
れ、開発対象となるコンポーネントを構成する基本処理
要素およびカスタム処理要素のインスタンスに対応して
いる。なお、パレット領域31およびキャンバス領域3
2において、基本処理要素およびカスタム処理要素はそ
れぞれ別々の形状を持つアイコンとして表示されてい
る。また、実行順序要素はアイコン間を結ぶ向き付けさ
れた線(符号36参照)として表示されている。
【0017】このようなツール画面30において、ユー
ザは、入出力装置18に含まれるマウス等を用いてアイ
コンに対して各種の操作(アイコンの貼り付け、移動、
関係付け、複製およびメニューのポップアップ等)を行
うことができるようになっており、キャンバス領域32
上でアイコン34a,35aと線36とをつなぎ合わせ
ることによりコンポーネント内部の処理をツリー構造と
してモデリングすることができるようになっている。
【0018】具体的には例えば、ユーザは、基本処理要
素に対応するアイコン34をマウス操作によりキャンバ
ス領域32上にアイコン34aとして配置することによ
り(図2の符号(A)参照)、入出力制御部12および基
本処理定義部13により、コンポーネント内部での処理
にその基本処理要素の処理を組み込むことを宣言するこ
とができる。
【0019】また、カスタム処理要素に対応するアイコ
ン35をマウス操作によりキャンバス領域32上の基本
処理要素に対応するアイコン34aに接続する形でアイ
コン35aとして配置することにより(図2の符号(B)
参照)、入出力制御部12およびカスタム処理定義部1
4により、基本処理要素の処理にカスタム処理要素の個
別的な処理を組み込むことを宣言することができる。な
お、カスタム処理要素の組み込みは、組み込み先の基本
処理要素に対応するアイコン34aのダイアログ37を
マウス操作によりポップアップし、そのポップアップさ
れたダイアログ37のフィールドにカスタム処理要素の
識別子を入力することによっても宣言することができる
(図2の符号(C)参照)。
【0020】さらに、基本処理要素に対応するアイコン
34間をマウス操作により線36で結ぶことにより(図
2の符号(D)参照)、入出力制御部12および実行順序
定義部15により、始点となる基本処理要素から終点と
なる基本処理要素に向けた実行順序を形成することがで
きる。
【0021】図3はツール画面30上で作成されるコン
ポーネント(EnterpriseBean)の処理モデルの一例を示
す図である。
【0022】なお、このようにして得られた各処理要素
の組み込みの宣言および各処理要素間の関係付けに関す
る情報は、定義情報記憶部16によりコンポーネント定
義情報17としてコンピュータのメモリ上に記録され
る。なお、コンポーネント定義情報17は、ユーザから
の要求に応じて2次記憶装置内にも保存される。コンポ
ーネント定義情報17の記録にはXML等を用いること
ができる。
【0023】一方、処理生成部20は、テンプレートSe
ssionBeanとして構成されており、処理構成部10によ
り出力されたコンポーネント定義情報17に基づいて、
コンピュータのメモリ上に複数の処理要素からなる実行
可能な処理モデルを生成する処理モデル生成部(第1生
成部)21と、処理モデル生成部21により生成された
処理モデルに対して所定のインタフェースを介して呼び
出しを行うためのSessionBeanインスタンス(セッショ
ンインスタンス)を生成する実行ステートメント部(第
2生成部)22とを有している。
【0024】ここで、処理モデル生成部21は、処理構
成部10により出力されたコンポーネント定義情報17
に基づいて、コンポーネント内部の処理を実現するプロ
グラムステートメントを自動生成するとともに、これを
順次実行してコンピュータのメモリ上に実行可能な処理
モデルを生成する。具体的には、コンポーネント定義情
報17に含まれる処理要素のうち、基本処理要素および
カスタム処理要素は、対応する処理要素のインスタンス
を生成するステートメントに変換される。また、カスタ
ム処理要素については、それが接続されている基本処理
要素にその参照を保持させるようなステートメントに変
換される。さらに、実行順序要素は、始点に対応する基
本処理要素に、終点に対応する基本処理要素の参照を保
持させるようなステートメントに変換される。なお、コ
ンポーネントが実行される場合には、この参照に基づく
メソッド呼び出しにより処理が行われる。なお、このよ
うにして処理モデルが生成されると、SessionBeanイン
スタンスの所定のインタフェースを介して基本処理要素
のうち起点となる基本処理要素が呼び出され、処理モデ
ルが実行(リターン)される。
【0025】なお、実行ステートメント部22は、あら
かじめ決められたEJBのSessionBeanインスタンスを
生成するためのインタフェースの中で、処理モデル生成
部21を介して実行可能な処理モデルを生成させるステ
ートメントを含んでいる。また、コンポーネントの機能
を実行するためのSessionBeanインスタンスのインタフ
ェースの中で、生成された処理モデルの起点となる基本
処理要素のインスタンスに対して所定のインタフェース
を介して呼び出しを行って処理を実行するステートメン
トを含んでいる。
【0026】次に、このような構成からなる本実施の形
態の作用について説明する。
【0027】モデリング まず、図1および図2により、コンポーネント(Enterp
riseBean)のモデリング処理について説明する。
【0028】ユーザが、入出力装置18に含まれるマウ
ス等を用いて、処理構成部10のGUI部11により表
示されたツール画面30上のアイコンに対して各種の操
作を行うと、マウス操作により入力されたイベントがG
UI部11の入出力制御部12により取得され、そのイ
ベントが基本処理定義部13、カスタム処理定義部14
および実行順序定義部15のいずれかに受け渡される。
このとき、入出力制御部12と、基本処理定義部13、
カスタム処理定義部14および実行順序定義部15のそ
れぞれとの間では、所定の形式({イベントの種類})
のデータが受け渡される。
【0029】その後、受け渡し先の基本処理定義部1
3、カスタム処理定義部14および実行順序定義部15
において、受け渡されたイベントに基づく所定の処理が
行われる。具体的には例えば、基本処理要素に対応する
アイコン34をマウス操作によりキャンバス領域32上
にアイコン34aとして配置した場合には、基本処理定
義部13において、コンポーネント内部での処理にその
基本処理要素の処理を組み込むことが宣言される。ま
た、カスタム処理要素に対応するアイコン35をマウス
操作によりキャンバス領域32上の基本処理要素に対応
するアイコン34aに接続する形でアイコン35aとし
て配置した場合には、カスタム処理定義部14におい
て、基本処理要素の処理にカスタム処理要素の個別的な
処理を組み込むことが宣言される。さらに、基本処理要
素に対応するアイコン34間をマウス操作により線36
で結んだ場合には、実行順序定義部15において、始点
となる基本処理要素から終点となる基本処理要素に向け
た実行順序が形成される。
【0030】なお、基本処理定義部13、カスタム処理
定義部14および実行順序定義部15による処理の結果
は、入出力制御部12を介して、定義情報記憶部16に
よりコンポーネント定義情報17としてコンピュータの
メモリ上に記録される。このとき、入出力制御部12と
定義情報記憶部16との間で受け渡されるデータの形式
は次のとおりである。
【0031】基本処理定義部13からの記録の場合:
{基本処理要素の種類,識別子,プロパティ値*} カスタム処理定義部14からの記録の場合:{カスタム
処理要素の種類,識別子,プロパティ値*,組み込み先
となる基本処理要素の識別子} 実行順序定義部15からの記録の場合:{始点になる基
本処理要素の識別子,終点になる基本処理要素の識別
子} なお、ツール画面30上で、上述したようなアイコンに
対する操作を繰り返し行ってキャンバス領域32上でア
イコン34a,35aと線36とをつなぎ合わせること
により、コンポーネント内部の処理をツリー構造として
モデリングすることができる。
【0032】生成 次に、図4により、コンポーネント(EnterpriseBeanイ
ンスタンス)の生成処理について説明する。
【0033】ユーザが、入出力装置18を用いて、EJ
B EnterpriseBeanのHomeインタフェースを介して、テ
ンプレートSessionBean(処理生成部20)を生成する
と、処理生成部20の実行ステートメント部22におい
て、特定のインタフェースが呼び出され、EnterpriseBe
anインスタンスの生成要求が出される。
【0034】これに伴って、SessionBeanインスタンス
41が生成され、また処理モデル生成部21に対して処
理モデル42の生成要求が出される。
【0035】処理モデル生成部21は、コンポーネント
定義情報17に基づいて、コンポーネント内部の処理を
実現するプログラムステートメントを自動生成するとと
もに、これを順次実行してコンピュータのメモリ上に実
行可能な処理モデル42を生成する。なお、SessionBea
nインスタンス41は、そのインタフェースの中で、生
成された処理モデル42の起点となる基本処理要素のイ
ンスタンスに対して所定のインタフェースを介して呼び
出しを行うステートメントを含んでおり、処理モデル4
2は、SessionBeanインスタンス41に関連付けられた
形で生成される。
【0036】機能実行 次に、図5により、生成されたコンポーネント(Enterp
riseBeanインスタンス)の機能実行処理について説明す
る。
【0037】ユーザが、入出力装置18を用いて、上述
したようにして生成されたコンポーネント(Enterprise
Beanインスタンス)のSessionBeanインスタンス41の
機能実行要求を出すと、SessionBeanインスタンス41
の特定のインタフェースが呼び出され、処理モデル42
により機能実行処理が行われる。
【0038】図5はコンポーネント(EnterpriseBeanイ
ンスタンス)における機能実行処理を説明するための図
である。なお、図5においては、コンポーネント(Ente
rpriseBeanインスタンス)の構造が、基本処理要素、カ
スタム処理要素および実行順序要素の元となるクラス間
の関係として示されている。
【0039】図5に示すように、まず、SessionBeanイ
ンスタンス41(テンプレートSessionBean43)から
機能実行要求が処理モデル42の起点となる基本処理要
素44に受け渡される。
【0040】基本処理要素44においては、処理を行う
中で、所定の箇所でそこにカスタム処理要素45が付加
されているかどうかが確かめられ、付加されている場合
には、付加されているカスタム処理要素45に対して、
特定のインタフェースを介して呼び出しを行う。なお、
カスタム処理要素45および実行順序要素46の生起順
序は通常、カスタム処理要素45(事前カスタム処
理)、実行順序要素46およびカスタム処理要素45
(事後カスタム処理)という順である。また、基本処理
要素44においては、処理を行う中で、所定の箇所で実
行順序要素46が付加されているかどうかが確かめら
れ、付加されている場合には、付加されている実行順序
要素46に対して、特定のインタフェースを介して呼び
出しを行う。なお、実行処理要素46においては、次に
実行すべき特定の基本処理要素44が指定され、その基
本処理要素44に対して特定のインタフェースを介して
呼び出しが行われる。
【0041】なお、カスタム処理要素45または実行順
序要素46に進み、そこでの処理が終了して再び基本処
理要素44に戻った後は、基本処理要素44での残りの
処理を行う。
【0042】図6および図7はコンポーネント(Enterp
riseBeanインスタンス)における処理の流れを具体的に
示す図であり、図6は施設予約システム用の処理モデル
において指示およびデータがツリー構造を辿って末端ま
で伝搬する往路の様子を示し、図7は図6に示す処理モ
デルにおける復路の様子を示している。なお、図6およ
び図7は、図3に示す処理モデルと同様の表記法に従っ
て記述されており、処理モデルの構造が、基本処理要
素、カスタム処理要素および実行順序要素の個々のイン
スタンス間の関係として示されている。図6および図7
に示すように、基本処理要素と実行順序要素との間でイ
ンタフェースの呼び出しが繰り返し行われることによ
り、指示およびデータが順次伝搬され、コンポーネント
(EnterpriseBeanインスタンス)の機能実行処理が行わ
れる。
【0043】このように本実施の形態によれば、ツール
画面30上において、部品化された処理要素(基本処理
要素およびカスタム処理要素)をアイコンとして表示す
るとともに、これらの処理要素間の実行順序を向き付け
された線として表示するので、コンポーネント(Enterp
riseBean)内部の処理を視覚的にモデリングすることが
できる。また、このようなモデリングに基づいて実行可
能な処理モデル42、および処理モデル42に対して所
定のインタフェースを介して呼び出しを行うためのSess
ionBeanインスタンス41を生成するので、モデリング
されたEnterpriseBeanに対して特に追加の実装作業を施
すことなく、直接コンポーネントの生成および実行を行
うことができる。このため、アプリケーション開発の基
礎となるEnterpriseBeanの開発およびサーバ内の中間層
への組み込みを、EnterpriseBeanの実装面に深く入り込
むことなく効率的に行うことができる。
【0044】なお、上述した実施の形態においては、基
本処理要素とは別の実行順序要素を設けるようにしてい
るが、基本処理要素が直接インタフェースを介して他の
基本処理要素を呼び出すようにしてもよい。
【0045】また、上述した実施の形態において、処理
構成部10および処理生成部20はいずれも、図8に示
すようなコンピュータシステム50上で稼働するプログ
ラムモジュールとして実現することができる。また、処
理要素(基本処理要素、カスタム処理要素および実行順
序要素)のクラスライブラリ等を含む業務プロセス開発
用フレームワークについても、図8に示すようなコンピ
ュータシステム50上に実装することができる。ここ
で、コンピュータシステム50は、コンピュータ本体5
1の他、CRT等の表示装置52、プリンタ53、キー
ボードやマウス等の入力装置54、FDドライブ56、
CD−ROMドライブ57およびハードディスク装置5
8等の各種の周辺機器を備えている。そして、上述した
ようなプログラムモジュールを含むプログラムは、コン
ピュータ本体51上のメモリ57やハードディスク5
8、およびフレキシブルディスク59やCD−ROM6
0等のようなコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格
納され、コンピュータ本体51上のCPU(中央演算処
理装置)から逐次読み出されて実行されることにより上
述したような機能を実現することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
プリケーション開発の基礎となるコンポーネントの開発
およびサーバ内の中間層への組み込みを、コンポーネン
トの実装面に深く入り込むことなく効率的に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるコンポーネント開発支援システム
の一実施の形態を示すブロック図。
【図2】図1に示すコンポーネント開発支援システムに
おけるコンポーネント(EnterpriseBean)のモデリング
処理を説明するための図。
【図3】コンポーネント(EnterpriseBean)の処理モデ
ルの一例を示す図。
【図4】図1に示すコンポーネント開発支援システムに
おけるコンポーネント(EnterpriseBeanインスタンス)
の生成処理を説明するための図。
【図5】図1に示すコンポーネント開発支援システムに
より生成されたコンポーネント(EnterpriseBeanインス
タンス)の機能実行処理を説明するための図。
【図6】コンポーネント(EnterpriseBeanインスタン
ス)の処理モデルにおける処理の流れ(往路)の一例を
説明するための図。
【図7】図7に示すコンポーネント(EnterpriseBeanイ
ンスタンス)の処理モデルにおける処理の流れ(復路)
を説明するための図。
【図8】コンポーネント開発支援プログラムが実装され
るコンピュータシステムの一例を示すブロック図。
【符号の説明】 10 処理構成部 11 GUI部 12 入出力制御部 13 基本処理定義部 14 カスタム処理定義部 15 実行順序定義部 16 定義情報記憶部 17 コンポーネント定義情報 18 入出力装置 20 処理生成部 21 処理モデル生成部 22 実行ステートメント部 30 ツール画面 41 SessionBeanインスタンス(セッションインスタ
ンス) 42 処理モデル 43 テンプレートSessionBean 44 基本処理要素 45 カスタム処理要素 46 実行順序処理要素 57 メモリ(記録媒体) 58 ハードディスク(記録媒体) 59 フレキシブルディスク(記録媒体) 60 CD−ROM(記録媒体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B076 DB04 DC04 DC09 DD05 DD07 DD10 DF06 5E501 AC10 AC34 BA05 CA03 CB02 CB09 DA15 EA11 FA04 FA13 FA14 FA22

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の処理要素の組み合わせによりアプリ
    ケーション開発の基礎となるコンポーネントを開発する
    ためのコンポーネント開発支援システムにおいて、 複数の処理要素の組み合わせによりコンポーネント内部
    の処理をモデリングし、その結果をコンポーネント定義
    情報として出力する処理構成部と、 前記処理構成部により出力されたコンポーネント定義情
    報に基づいてコンポーネントを生成する処理生成部とを
    備え、 前記処理生成部は、前記処理構成部により出力されたコ
    ンポーネント定義情報に基づいて、複数の処理要素から
    なる実行可能な処理モデルを生成する第1生成部と、こ
    の第1生成部により生成された処理モデルに対して所定
    のインタフェースを介して呼び出しを行うためのセッシ
    ョンインスタンスを生成する第2生成部とを有すること
    を特徴とするコンポーネント開発支援システム。
  2. 【請求項2】前記複数の処理要素は、前記コンポーネン
    ト内部の処理を実現する基本的な処理を実装した複数の
    基本処理要素と、前記基本処理要素の処理に関連する個
    別的な処理を実装した複数のカスタム処理要素とを含む
    ことを特徴とする請求項1記載のコンポーネント開発支
    援システム。
  3. 【請求項3】前記複数の処理要素は、前記各基本処理要
    素間を連結して実行経路を形成するための複数の実行順
    序要素をさらに含むことを特徴とする請求項2記載のコ
    ンポーネント開発支援システム。
  4. 【請求項4】前記処理構成部は、前記複数の処理要素を
    ツール画面上でアイコンとして表示し、これらアイコン
    の組み合わせ操作に従ってコンポーネント内部の処理を
    モデリングすることを特徴とする請求項1記載のコンポ
    ーネント開発支援システム。
  5. 【請求項5】複数の処理要素の組み合わせによりアプリ
    ケーション開発の基礎となるコンポーネントを開発する
    ためのコンポーネント開発支援方法において、 複数の処理要素の組み合わせによりコンポーネント内部
    の処理をモデリングし、その結果をコンポーネント定義
    情報として出力するステップと、 出力されたコンポーネント定義情報に基づいて、複数の
    処理要素からなる実行可能な処理モデルを生成するステ
    ップと、 生成された処理モデルに対して所定のインタフェースを
    介して呼び出しを行うためのセッションインスタンスを
    生成するステップとを含むことを特徴とするコンポーネ
    ント開発支援方法。
  6. 【請求項6】複数の処理要素の組み合わせによりアプリ
    ケーション開発の基礎となるコンポーネントを開発する
    ためのコンポーネント開発支援プログラムにおいて、 複数の処理要素の組み合わせによりコンポーネント内部
    の処理をモデリングし、その結果をコンポーネント定義
    情報として出力させる手順と、 出力されたコンポーネント定義情報に基づいて、複数の
    処理要素からなる実行可能な処理モデルを生成させる手
    順と、 生成された処理モデルに対して所定のインタフェースを
    介して呼び出しを行うためのセッションインスタンスを
    生成させる手順とをコンピュータに対して実行させるこ
    とを特徴とするコンポーネント開発支援プログラム。
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