JP2002177349A - 冷却装置付き棺桶用仮設蓋 - Google Patents

冷却装置付き棺桶用仮設蓋

Info

Publication number
JP2002177349A
JP2002177349A JP2000404032A JP2000404032A JP2002177349A JP 2002177349 A JP2002177349 A JP 2002177349A JP 2000404032 A JP2000404032 A JP 2000404032A JP 2000404032 A JP2000404032 A JP 2000404032A JP 2002177349 A JP2002177349 A JP 2002177349A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coffin
cooling
cooler
lid
cooling device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000404032A
Other languages
English (en)
Inventor
Minoru Yano
穰 矢野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TAIHOO PROD KK
Original Assignee
TAIHOO PROD KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by TAIHOO PROD KK filed Critical TAIHOO PROD KK
Priority to JP2000404032A priority Critical patent/JP2002177349A/ja
Publication of JP2002177349A publication Critical patent/JP2002177349A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cold Air Circulating Systems And Constructional Details In Refrigerators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 葬儀中の遺体保存に使用するドライアイス
は地球温暖化の原因となるため、二酸化炭素排出の無
い、地球環境保全を主たる目的とした、冷却装置付き棺
桶用仮設蓋の提供。 【構成】 棺桶の蓋の下面に冷却器を、その上方部に
冷却手段を配設し、棺桶内を適温に冷却するよう構成し
た、冷却装置付き棺桶用仮設蓋。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】[産業上の利用分野]本発明は棺桶の蓋部
に冷却装置を組み込んだ、仮設用の棺桶蓋に関する。
【0002】[従来の技術]従来気温の高い季節の葬儀
は、棺桶内の遺体周辺にドライアイスを充填し、桶内の
温度上昇を阻止して、遺体の腐敗の進行を遅延させてい
た。
【0003】[発明が解決しようとする課題]上記従来
例のドライアイスの使用は、地球の温暖化現象の原因と
なる二酸化炭素を排出するため、地球規模での環境破壊
の原因となる欠点があった。
【0004】そこで、本発明は、上記従来例が有する問
題点を解決するために、棺桶の蓋部に冷却装置を組み込
んだ冷却装置付き棺桶用仮設蓋を提供せんとする物で有
る。
【0005】[課題を解決するための手段]上記従来技
術が有する問題点を解決することを課題として、本発明
は棺桶の蓋の下面に冷却器を形成し、その上方部に冷却
手段を講じたことを請求項1とするものである。
【0006】次に、上記冷却手段として冷媒の気化熱を
利用する、圧縮式冷却方式を使用したことを請求項2と
するものである。
【0007】又、冷却手段に冷媒の気化熱を利用する、
吸収式冷却方式を使用したことを請求項3とするもので
ある。
【0008】又、冷却手段にペルチェ効果を利用した、
電子冷却方式を使用したことを請求項4とするものであ
る。
【0009】更に、棺桶の蓋部に棺桶内の消臭並びに殺
菌手段を講じたことを請求項5とするものである。
【0010】又、上記消臭並びに殺菌手段にオゾンガス
を使用したことを請求項6とするものである。
【0011】更に、上記消臭並びに殺菌手段に光触媒反
応を利用したことを請求項7とするものである。
【0012】又、上記消臭並びに殺菌手段に紫外線を使
用したことを請求項8とするものである。
【0013】[作 用]本発明は上述したように、棺桶
の蓋を仮設蓋とし、蓋の下面に冷却器を配し、その上方
部には冷媒を使用した冷却手段、又はペルチェ効果を使
用した冷却手段により冷却器を冷却し、棺桶内を常時低
温度に保持させて、遺体の腐敗を防止する。よって、気
温の高い季節に長時間遺体を保管しても腐敗の進行及び
悪臭の発生を防止し、且つ、従来のドライアイスによる
二酸化炭素の排出が無くなる。
【0014】[実施例]以下本発明を図面に示す実施例
に基ずいて説明する。図1は本発明の一実施例の断面図
である。(1)本発明の仮設蓋の外装であり、(2)は
桶の内部を冷却する冷却器で平板形状をし、外装(1)
の蓋部下面に配設されている。冷却器(2)の上方部に
は冷却器を冷却する冷却手段(3)が配設されている。
又、冷却器(2)の一部に開口部を設けるか、又は冷却
器(2)の端部に消臭並びに殺菌手段(4)が配設され
ている。仮設蓋の外装(1)は遺体(6)の収納された
棺桶(5)に被られるよう形成されている。又、棺桶
(5)は発泡スチロール等の断熱材で形成された保温ケ
ース(7)に挿入して、冷却効率を向上させることも可
能である。
【0015】図2は本発明の冷却手段(3)の一方式で
ある圧縮式冷却方式の作動構成図を示す。塩化エチルや
フレオン等の気体冷媒を圧縮ポンプ等の圧縮器(8)
で、約10気圧以上の高圧に圧縮し、約80℃の温度に
上昇した冷媒を液化凝縮器(9)に送り込み空気または
水で約30℃前後に冷却し、同時に液化させる。液化し
た冷媒は気化弁(10)を通過して少しずつ冷却器
(2)に送り込まれ、ここで急に1〜2気圧に減圧され
るため液化冷媒は気化され冷却器(2)は気化熱で冷却
される。この気化した冷媒を再び圧縮機(8)に戻す。
この動作を繰り返す事により冷却を促進する、棺桶
(5)内の温度はサーモスタットで制御し、圧縮機
(8)のモーターをON/OFFして棺桶(5)内の温
度を適正値に制御する。
【0016】図3は本発明の冷却手段(3)の一方式で
ある吸収式冷却方式に関する作動構成図である。この方
式も前記圧縮式同様に冷媒の気化により冷却が形成され
る。冷媒にはアンモニアが使用され、加熱槽(12)に
は強いアンモニアを溶解した水が封入されており、加熱
槽(12)は都市ガスまたは電熱等の熱源(11)で加
熱される。加熱槽(12)内のアンモニアと水は蒸発
し、水は液化し易いのですぐ水に戻が、蒸発を絶えず継
続するとアンモニア蒸気は蒸気圧が上昇し、液化凝縮器
(9)に送り込まれ、液化・凝縮に必要な圧力に成るま
で蒸気圧は上昇し続け液化凝縮する。液化したアンモニ
アは膨張器(13)を通して少しずつ冷却器(2)内に
蒸発させると気化熱により冷却される。棺桶(5)内の
温度はサーモスタットで制御し、熱源をON/OFFし
て棺桶(5)内の温度を適正値に制御する。
【0017】図4は本発明の冷却手段(3)の一方式で
ある電子冷却方式を使用した、仮設蓋の一実施例の断面
図である。仮設蓋の外装(1)の上方部には電子冷却素
子(15)より発熱する熱を発散させるファン(14)
が配設され、外装(1)の下面には平板状の冷却器
(2)を配設されている。冷却器(2)の上面にはP及
びN型半導体を交互に接合した電子冷却素子(15)の
冷却面が密着されている。そして、N型半導体に+電
極、P型半導体に−電極を接続し、直流電源を印加する
とペルチェ効果によって、冷却器(2)に密着した側が
吸熱状態となり棺桶(5)内は冷却される。
【0018】[発明の効果]本発明は上述したように、
棺桶の蓋に冷却手段を内装し、葬儀時棺桶に被せて使用
する冷却装置付きの仮設蓋とすることにより、ドライア
イスの充填を不要とし、二酸化炭素の放出が無くなり、
地球温暖化防止に寄与する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の断面図である。
【図2】本発明の冷却手段の一方式である圧縮式冷却方
式の作動構成図である。
【図3】本発明の冷却手段の一方式である吸収式冷却方
式の作動構成図である。
【図4】本発明の電子冷却方式を使用した一実施例の断
面図である。
【符号の説明】
1.仮設蓋の外装 2.冷却器 3.冷却手段 4.殺菌消臭手段 5.棺桶 6.遺体 7.保温ケース 8.圧縮器 9.液化凝縮器 10.気化弁 11.熱源 12.加熱槽 13.膨張器 14.ファン 15.電子冷却素子

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】棺桶蓋の下面に冷却器を形成し、その上方
    部に冷却手段を講じたことを特徴とする、冷却装置付き
    棺桶用仮設蓋。
  2. 【請求項2】上記請求項1記載の冷却手段に冷媒の気化
    熱を利用した、圧縮式冷却方式を使用したことを特徴と
    する、冷却装置付き棺桶用仮設蓋。
  3. 【請求項3】上記請求項1記載の冷却手段に冷媒の気化
    熱を利用した、吸収式冷却方式を使用したことを特徴と
    する、冷却装置付き棺桶用仮設蓋。
  4. 【請求項4】上記請求項1記載の冷却手段にペルチェ効
    果を利用した電子冷却方式を使用したことを特徴とす
    る、冷却装置付き棺桶用仮設蓋。
  5. 【請求項5】上記請求項2、3、4のいずれか1項に記
    載の冷却装置付き棺桶用仮設蓋に消臭並びに殺菌手段を
    講じたことを特徴とする、冷却装置付き棺桶用仮設蓋。
  6. 【請求項6】上記請求項5に記載の消臭並びに殺菌手段
    としてオゾンガスを使用した事を特徴とする、冷却装置
    付き棺桶用仮設蓋。
  7. 【請求項7】上記請求項5に記載の消臭並びに殺菌手段
    として光触媒反応を使用した事を特徴とする、冷却装置
    付き棺桶用仮設蓋。
  8. 【請求項8】上記請求項5に記載の消臭並びに殺菌手段
    として紫外線を使用した事を特徴とする、冷却装置付き
    棺桶用仮設蓋。
JP2000404032A 2000-12-08 2000-12-08 冷却装置付き棺桶用仮設蓋 Pending JP2002177349A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000404032A JP2002177349A (ja) 2000-12-08 2000-12-08 冷却装置付き棺桶用仮設蓋

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000404032A JP2002177349A (ja) 2000-12-08 2000-12-08 冷却装置付き棺桶用仮設蓋

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002177349A true JP2002177349A (ja) 2002-06-25

Family

ID=18868051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000404032A Pending JP2002177349A (ja) 2000-12-08 2000-12-08 冷却装置付き棺桶用仮設蓋

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002177349A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004062549A1 (ja) * 2003-01-15 2004-07-29 Kabushikikaisha Yae Kogyo 棺桶冷却装置及びその棺桶冷却システム
JP2006043245A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Plest One:Kk 遺体用保冷庫
WO2007064100A1 (en) * 2005-12-01 2007-06-07 Yong Sun Kim Funeral car
CN106214414A (zh) * 2016-07-09 2016-12-14 江西际海制冷设备有限公司 智能太平柜
JP2019177080A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 和男 川本 吸熱式死体冷却装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004062549A1 (ja) * 2003-01-15 2004-07-29 Kabushikikaisha Yae Kogyo 棺桶冷却装置及びその棺桶冷却システム
JP2006043245A (ja) * 2004-08-06 2006-02-16 Plest One:Kk 遺体用保冷庫
WO2007064100A1 (en) * 2005-12-01 2007-06-07 Yong Sun Kim Funeral car
CN106214414A (zh) * 2016-07-09 2016-12-14 江西际海制冷设备有限公司 智能太平柜
JP2019177080A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 和男 川本 吸熱式死体冷却装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Saha et al. Solar/waste heat driven two-stage adsorption chiller: the prototype
US20190154314A1 (en) Method and system for maximizing the thermal properties of a thermoelectric cooler and use therewith in association with hybrid cooling
JP2008506923A (ja) 冷却装置
JP2007278666A (ja) 二元冷凍装置
JP2002177349A (ja) 冷却装置付き棺桶用仮設蓋
US6158711A (en) Flow control valve which restrains heat exchange between high temperature heat expansion solution and low temperature coolant
JP2004233039A (ja) 吸着冷却装置を備えた冷却コンテナ
JP6211729B1 (ja) 減圧水循環型の暖房装置および冷暖房装置
JP2005529686A (ja) 除湿器付着型プラズマ滅菌装置
JP2004085178A (ja) 蒸気圧縮式冷凍機
TWI277411B (en) Portable medical thermostatic container
JP4265370B2 (ja) 吸着式ヒートポンプ
JP2006200821A (ja) 太陽光発電装置搭載冷温熱利用装置
JP2006038346A (ja) 冷凍機
JP2019504276A (ja) ハイブリッド蒸気圧縮−吸着サイクルを有する装置およびその実施方法
JP2003159933A (ja) カーエアコン用圧縮機の冷却手段
JP2000265809A (ja) 太陽熱温水器、太陽熱蒸気発生器等の太陽光エネルギーを利用して、高圧ガス体を得、回転エネルギーとして取り出す方法
JP2004101050A (ja) 冷却庫
JP2000329414A (ja) 混成冷凍機
JP3054534B2 (ja) 吸収冷凍機
JP4383940B2 (ja) 採水装置
JPH10318654A (ja) 冷蔵庫の冷却装置
JP2006300403A (ja) 熱交換を利用する加熱冷却装置
JP2000088424A (ja) 電子冷却装置と吸収冷却装置を具備した冷蔵庫
WO2004062549A1 (ja) 棺桶冷却装置及びその棺桶冷却システム