JP2002172183A - 消火ホース用ノズルの管鎗構造 - Google Patents

消火ホース用ノズルの管鎗構造

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JP2002172183A
JP2002172183A JP2000370921A JP2000370921A JP2002172183A JP 2002172183 A JP2002172183 A JP 2002172183A JP 2000370921 A JP2000370921 A JP 2000370921A JP 2000370921 A JP2000370921 A JP 2000370921A JP 2002172183 A JP2002172183 A JP 2002172183A
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spear
pipe
fire extinguishing
water
fire
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Toyohiko Yoneda
豊彦 米田
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Yone Corp
Original Assignee
Yone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来よりも放水距離を増加させた消火ホース
用ノズルを提供すること。 【解決手段】 本発明では、管鎗の基端部に消火ホース
を連通連結するとともに、管鎗の先端部に送水口を連通
連結してなる消火ホース用ノズルにおいて、管鎗の内周
部に、管鎗の基端部から先端部に向けて伸延する複数の
整流板を管鎗の軸心に向けて放射状に設けることとし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、消火ホース用ノズ
ルの管鎗構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の消火ホース用ノズルは、管鎗の基
端部に消火ホースを連通連結するとともに、管鎗の先端
部に送水口を連通連結して構成していた。
【0003】かかる従来の消火ホース用ノズルにおける
管鎗は、先細り状の中空円筒で形成していた。
【0004】そして、火災現場などにおいて消火作業者
が先端の送水口を火元に向けた状態で管鎗を保持し、消
火ホースから供給される消火用水を火元に向けて放出し
て、消火作業を行うようにしていた。
【0005】その際に、消火ホースから供給された消火
用水は、先細り中空円筒状に形成された管鎗の内部にお
いて絞られること(徐々に断面積が減少していくこと)
により流速が加速され、管鎗の先端部の送水口から勢い
よく遠方に向けて放出されるようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
消火ホース用ノズルにあっては、消火ホースから供給さ
れた消火用水を先細り中空円筒状の管鎗でただ単に絞る
だけで送水口から水を遠方に放出するように構成してい
た。
【0007】そのため、消火作業を従来よりも一層安全
に行えるようにすべく従来よりも一層遠方に消火用水を
放出することができるようにする(放水距離を増加させ
る)ためには、管鎗の先端部の内径(断面積)を基端部
の内径(断面積)よりもかなりの比率で絞り込まなけれ
ばならなかった。
【0008】その場合には、管鎗の内部での消火用水の
圧力損失が大きくなってしまい、消火ホースから供給す
る水圧を増加させなければ所望の放水距離が得られず、
消火ホースに消火用水を供給する消火設備自体をより高
圧水を供給できるように改造しなければならなくなって
しまい、そのために多大な時間と労力を要するおそれが
あった。
【0009】しかも、管鎗に供給される水圧を増加させ
ると、それに伴って管鎗を把持する消火作業者が受ける
圧力(反動力)も増加してしまい、消火作業に多大な労
力や熟練を要するようになるおそれがあった。
【0010】そこで、本発明では、管鎗内部を流れる水
の圧力を増加させることなく、送水口から水をより一層
遠方に放出することができる消火ホース用ノズルを提供
するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明では、
管鎗の基端部に消火ホースを連通連結するとともに、管
鎗の先端部に送水口を連通連結してなる消火ホース用ノ
ズルにおいて、管鎗の内周部に、管鎗の基端部から先端
部に向けて伸延する複数の整流板を管鎗の軸心に向けて
放射状に設けることとした。
【0012】また、整流板は、管鎗と一体的に形成する
こととした。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る消火ホース用ノズル
は、管鎗の基端部に消火ホースを連通連結するととも
に、管鎗の先端部に送水口を連通連結したものである。
【0014】しかも、管鎗の内周部に、管鎗の基端部か
ら先端部に向けて伸延する複数の整流板を管鎗の軸心に
向けて放射状に設けたものである。
【0015】このように、管鎗の内部に整流板を設ける
ことにより、消火ホースから供給された消火用水が管鎗
の内部で整流板によって整流され、これにより、管鎗内
での渦の発生を防止して乱流の発生を防止し、送水口か
ら消火用水を従来よりも遠方に放出することができるも
のである。
【0016】そして、従来よりも遠方に放水できること
から、消火作業においては、危険な火元から離れた場所
で消火作業者が消火作業を行うことができ、消火作業の
安全性を向上させることができるものである。
【0017】また、消火用水が管鎗の内部で整流された
後に送水口から放出されるために、送水口から放出され
た消火用水は、拡散することなく(乱れることなく)真
直ぐに力強く放出され、したがって、放水の方向性が安
定するとともに、放水による消火能力が増加して、消火
作業をより一層容易なものとすることができるものであ
る。
【0018】特に、整流板を管鎗と一体的に形成するこ
とによって、管鎗の製造が容易であるとともに、製造費
用の増加を可及的に抑えることができ、したがって、安
価で製造容易な消火ホース用ノズルとすることができる
ものである。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら具体的に説明する。
【0020】本発明に係る消火ホース用ノズル1は、図
1及び図2に示すように、管鎗2の基端部に消火ホース
(図示省略)を接続するための接続体3を取付ける一
方、管鎗2の先端部に送水口(図示省略)を螺着するた
めのネジ部4を形成している。
【0021】管鎗2は、先細り中空円筒状の管鎗本体5
の先端外周部に中空円筒状の管鎗先金具6を嵌入する一
方、管鎗本体5の基端外周部に環状の管鎗元金具7を嵌
入し、同管鎗元金具7の外周部にハンドル8を取付けて
いる。図中、9はOリングである。
【0022】また、管鎗2は、管鎗本体5の外周部を熱
収縮性を有するビニールチューブで被覆して表面が凹凸
状のグリップ10を形成している。
【0023】管鎗本体5は、図2及び図3に示すよう
に、内周部に、管鎗2の基端部から先端部に向けて伸延
する6個の整流板11を管鎗2の軸心12に向けて放射状に
形成している。かかる整流板11は、管鎗本体5を絞り成
形することによって管鎗本体5と一体的に同時に成形し
ている。
【0024】すなわち、管鎗本体5の内周面から管鎗本
体5の軸心12に向けて整流板11を突出形成しており、同
整流板11は、管鎗本体5の基端部から先端部に向けて管
鎗本体5の内周面に沿って直線状に伸延させている。
尚、隣接する整流板11,11同士の間隔は、基端部から先
端部に向けて漸次縮小していくようになっている。
【0025】このように、本実施例では、管鎗2の内周
部に、管鎗2の基端部から先端部に向けて伸延する複数
の整流板11を管鎗2の軸心12に向けて放射状に設けてい
るため、消火ホースから供給された消火用水は、管鎗2
の内部で整流板11に沿って流れることとなり、消火用水
が管鎗2の内部で整流板11によって整流され、これによ
り、管鎗2の内部(内周面近傍)での渦の発生を防止し
て乱流の発生を防止し、送水口から消火用水を従来より
も遠方にしかも真直ぐに放出することができる。
【0026】この場合に、消火ホースから供給する消火
用水の圧力を増加させる必要がなく、したがって、消火
ホースに消火用水を供給するための消火設備自体を従来
よりも高圧の消火用水を供給することができるように改
造する必要がないとともに、管鎗2を把持する消火作業
者が受ける圧力(反動力)も増加することがない。
【0027】そして、従来よりも遠方に放水できること
から、消火作業においては、危険な火元から離れた場所
で消火作業者が消火作業を行うことができ、消火作業の
安全性を向上させることができる。
【0028】また、消火用水を管鎗2の内部で整流した
後に送水口から放出するようにしているために、送水口
から放出された水は、拡散することなく(乱れることな
く)真直ぐに力強く放水され、これにより、放水の方向
性が安定するとともに、放水による消火能力が増加し
て、消火作業をより一層容易なものとすることができ
る。
【0029】しかも、本実施例では、整流板11を管鎗2
と一体的に形成しているため、管鎗2の製造が容易であ
るとともに、製造費用の増加を可及的に抑えることがで
き、したがって、安価で製造容易な消火ホース用ノズル
1とすることができる。
【0030】尚、整流板11は、管鎗本体5とは別体に形
成し、それを管鎗本体5の内周面に取付けてもよく、ま
た、管鎗本体5の基端部から先端部に向けて直線状に形
成したものに限らず、螺旋状に形成したものでもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明は、以上に説明したような形態で
実施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0032】すなわち、請求項1に係る本発明では、管
鎗の基端部に消火ホースを連通連結するとともに、管鎗
の先端部に送水口を連通連結してなる消火ホース用ノズ
ルにおいて、管鎗の内周部に、管鎗の基端部から先端部
に向けて伸延する複数の整流板を管鎗の軸心に向けて放
射状に設けているため、消火ホースから供給された消火
用水が管鎗の内部で整流板によって整流され、これによ
り、管鎗の内部での渦の発生を防止して乱流の発生を防
止し、送水口から水を遠方に放出することができる。
【0033】そして、従来よりも遠方に放水できる(放
水距離を増加させることができる)ことから、消火作業
においては、消火作業者が危険な火元から離れた場所で
消火作業を行うことができ、消火作業の安全性を向上さ
せることができる。
【0034】しかも、消火用水を管鎗の内部で整流した
後に送水口から放出するようにしているため、送水口か
ら放出された水は、拡散することなく(乱れることな
く)真直ぐに力強く放出されることとなり、これによ
り、放水の方向性が安定するとともに、放水による消火
能力が増加して、消火作業を容易なものとすることがで
きる。
【0035】また、請求項2に係る本発明では、整流板
を管鎗と一体的に形成しているため、管鎗の製造が容易
であるとともに、製造費用の増加を可及的に抑えること
ができ、したがって、安価で製造容易な消火ホース用ノ
ズルとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る消火ホース用ノズルを示す平面
図。
【図2】同平面断面図。
【図3】図2のI−I断面図。
【符号の説明】
1 消火ホース用ノズル 2 管鎗 3 接続体 5 管鎗本体 6 管鎗先金具 7 管鎗元金具 8 ハンドル 10 グリップ 11 整流板 12 軸心

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管鎗の基端部に消火ホースを連通連結す
    るとともに、管鎗の先端部に送水口を連通連結してなる
    消火ホース用ノズルにおいて、 管鎗の内周部に、管鎗の基端部から先端部に向けて伸延
    する複数の整流板を管鎗の軸心に向けて放射状に設けた
    ことを特徴とする消火ホース用ノズルの管鎗構造。
  2. 【請求項2】 整流板は、管鎗と一体的に形成したこと
    を特徴とする請求項1記載の消火ホース用ノズルの管鎗
    構造。
JP2000370921A 2000-12-06 2000-12-06 消火ホース用ノズルの管鎗構造 Pending JP2002172183A (ja)

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