JP2002171348A - 音声情報提供システムおよび方法 - Google Patents

音声情報提供システムおよび方法

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JP2002171348A
JP2002171348A JP2000367532A JP2000367532A JP2002171348A JP 2002171348 A JP2002171348 A JP 2002171348A JP 2000367532 A JP2000367532 A JP 2000367532A JP 2000367532 A JP2000367532 A JP 2000367532A JP 2002171348 A JP2002171348 A JP 2002171348A
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audio
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JP2000367532A
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Yuzuru Shimono
讓 下野
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Docomo Mobile Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザの聴取レベルに合ったレベルで、いつ
でもどこでも簡単に聴くことができる音声用情報を提供
する音声情報提供システムおよび方法を提供する。 【解決手段】 電話端末1に音声信号として提供するた
めの複数の種類の音声用情報を各々、複数の聴取レベル
とともに音声用情報データベース7に蓄積し、電話端末
1からの通信網30を介したアクセスに応答し、電話端
末から入力される音声用情報選択情報に従って音声用情
報データベース7を検索し、該当する聴取レベルの音声
用情報を取得し、この取得した聴取レベルの音声用情報
を音声応答装置5で音声信号に変換し、この変換された
音声信号を通信網を介して電話端末に返送し、電話端末
で聴取する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯型または固定
型の電話端末からの通信網を介したアクセスに応答し、
例えば英語、仏語、独語、日本語などのニュースやコラ
ムまたは語学テキストなどのような複数の音声用情報を
複数の聴取レベルで音声信号として通信網を介して電話
端末に提供する音声情報提供システムおよび方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】例えば、英語ニュースなどの音声用情報
を音声信号で電話回線を介して提供するニュース提供サ
ービスがある。このニュース提供サービスをユーザが聴
くには、ユーザは固定電話機などの電話端末から該サー
ビスセンタの電話番号をダイヤルし、該サービスセンタ
にアクセスする。該サービスセンタは、ユーザからの着
信を検出すると、予め記録装置に記録されている英語ニ
ュースを読み出し、音声応答装置などで音声信号にして
電話回線に送出する。ユーザは電話回線を介して送信さ
れてくる英語ニュースの音声信号を電話端末で受信する
ことにより英語ニュースを聴くことができる。なお、こ
のような従来の英語ニュースは、例えば英会話に熟練し
た人や英米人などを一般に対象としていることが多く、
その通話速度は人が普通に話す通常のレベルの速さであ
って、例えば英会話の初級者や中級者にとっては聴き取
ることが困難な比較的速いレベルであり、しかも通話速
度のレベルもこの通常のレベルの1つのみである。
【0003】また、語学習得用の語学教材として、例え
ば英語を録音したCD−ROMやテープが市販されてい
る。このようなCD−ROMやテープでは、録音方法や
再生技術により英語の速度が比較的遅い初級者用の速度
と通常のネイティブな速度である上級者用の速度の2段
階の速度などで英語を再生して聴くことができるように
なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、例え
ば、従来の英語ニュース提供サービスのような音声情報
提供システムにおいて提供される音声用情報の通話速度
は、人が普通に話すような通常レベルの1つのみであ
り、例えば英語ニュースの場合には英会話の熟練者や英
米人などを対象とした比較的速いレベルであり、英会話
の初級者や中級者にとっては聴き難いという問題があ
り、ユーザの聴取レベルに合わせた通話速度で聴くこと
ができる音声用情報の提供が要望されている。
【0005】また、上述した語学教材用の、例えば英語
を録音したCD−ROMやテープは速度が例えば初級者
用と上級者用の2段階などで再生することはできるが、
更にユーザの聴取レベルに合った細かいレベルで聴くこ
とができないという問題があるとともに、またCD−R
OMやテープの再生はCD−ROMやテープを再生する
装置がある所でないとできないため、聴く場所が固定さ
れ、いつでもどこでも簡単に聴くことができないという
問題がある。
【0006】更に、従来の例えば英語ニュース提供サー
ビスのような音声情報提供システムにおいて提供される
音声用情報は、単に耳で聴くのみでなく、文字を見なが
ら聴くことができたら、例えば語学の練習のためには非
常に有効であるが、従来の音声情報提供システムは単に
耳で聴くために音声信号で音声用情報を送出するのみで
あって、この提供される音声用情報を例えばディスプレ
イに表示して目で見ながら聴くことができないという問
題がある。
【0007】本発明は、上記に鑑みてなされたもので、
その目的とするところは、ユーザの聴取レベルに合った
レベルで、いつでもどこでも簡単に聴くことができる音
声用情報を提供する音声情報提供システムおよび方法を
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の本発明は、携帯型または固定型の電
話端末からの通信網を介したアクセスに応答し、該電話
端末に音声用情報を音声信号で提供する音声情報提供シ
ステムであって、電話端末に音声信号として提供するた
めの複数の種類の音声用情報を各々、複数の聴取レベル
とともに蓄積する音声用情報データベースと、前記電話
端末からの通信網を介したアクセスに応答し、該電話端
末から入力される音声用情報選択情報に従って、前記音
声用情報データベースに蓄積されている複数の音声用情
報のうちの1つであって、複数の聴取レベルのうちの1
つの聴取レベルの音声用情報を音声用情報データベース
から検索する音声用情報検索手段と、この検索した聴取
レベルの音声用情報を音声信号に変換する音声変換手段
と、この音声変換手段で変換された音声信号を前記電話
端末で聴取し得るように通信網を介して前記電話端末に
返送する音声信号返送手段とを有することを要旨とす
る。
【0009】請求項1記載の本発明にあっては、電話端
末から入力される音声用情報選択情報に従って音声用情
報データベースを検索し、該選択情報に対応する聴取レ
ベルの音声用情報を取得し、この聴取レベルの音声用情
報を音声信号に変換し、通信網を介して電話端末に送信
し、電話端末で聴取するため、ユーザは電話端末を用い
て、時間を問わず自分の都合の良い空き時間などにいつ
でも、また外出先などのどこからでも、自分のリスニン
グ力にあった任意の聴取レベルで所望の音声用情報を音
声信号として極めて簡単に聴取でき、例えば英語ニュー
スなどを聴取した場合には、種々の聴取レベルで聴取す
ることにより英語に対するリスニング力を向上すること
ができる。
【0010】また、請求項2記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記音声用情報検索手段が、前記
電話端末から入力される音声用情報選択情報の各々に対
して、前記音声用情報データベースに蓄積されている各
々が複数の聴取レベルの複数の音声用情報の1つを一意
に対応つける対応情報を記憶する対応情報記憶手段と、
前記電話端末から音声用情報選択情報が入力された場
合、この入力された音声用情報選択情報によって前記対
応情報記憶手段を検索し、該音声用情報選択情報に対応
する音声用情報を選択する対応音声用情報検索手段とを
有することを要旨とする。
【0011】請求項2記載の本発明にあっては、各音声
用情報選択情報に対して複数の聴取レベルの複数の音声
用情報の各々を一意に対応つける対応情報を用いて、音
声用情報選択情報に対応する音声用情報を選択する。
【0012】更に、請求項3記載の本発明は、請求項1
または2記載の発明において、前記音声用情報選択情報
が、前記音声用情報データベースに蓄積された音声用情
報を選択する情報選択サブ情報、およびこの選択された
音声用情報の聴取レベルを選択するレベル選択サブ情報
を有することを要旨とする。
【0013】請求項3記載の本発明にあっては、音声用
情報選択情報は音声用情報を選択する情報選択サブ情報
と聴取レベルを選択するレベル選択サブ情報からなる。
【0014】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
発明において、前記情報選択サブ情報が、電話端末から
のダイヤル情報であり、前記レベル選択サブ情報は、電
話端末からのプッシュボタン信号であることを要旨とす
る。
【0015】請求項4記載の本発明にあっては、情報選
択サブ情報はダイヤル情報であり、レベル選択サブ情報
はプッシュボタン信号である。
【0016】また、請求項5記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、電話端末から入力される音声信号
を認識する音声認識手段を更に有し、前記音声用情報検
索手段は、電話端末から入力される音声信号からなる音
声用情報選択情報を前記音声認識手段で認識し、この認
識した音声信号の音声用情報選択情報に従って前記音声
用情報データベースに蓄積されている複数の音声用情報
のうちの1つであって、複数の聴取レベルのうちの1つ
の聴取レベルの音声用情報を選択する音声信号認識型音
声用情報選択手段を有することを要旨とする。
【0017】請求項5記載の本発明にあっては、電話端
末からの音声信号からなる音声用情報選択情報を音声認
識し、この認識した音声信号の音声用情報選択情報に従
って音声用情報データベースを検索して、選択情報に対
応する聴取レベルの音声用情報を選択する。
【0018】更に、請求項6記載の本発明は、請求項1
乃至3のいずれかに記載の発明において、前記複数の音
声用情報が、それぞれ複数の外国語で構成される音声用
情報であり、前記複数の聴取レベルは、初級の速度およ
び初級の単語および言いまわしを使用した最下位聴取レ
ベルから上級の速度および上級の単語および言いまわし
を使用した最上位聴取レベルまでの複数のレベル段階を
有することを要旨とする。
【0019】請求項6記載の本発明にあっては、複数の
聴取レベルは、初級の速度および初級の単語および言い
まわしを使用した最下位聴取レベルから上級の速度およ
び上級の単語および言いまわしを使用した最上位聴取レ
ベルまでの複数のレベル段階を有する。
【0020】請求項7記載の本発明は、請求項1記載の
発明において、前記音声用情報データベースに蓄積され
ている前記複数の音声用情報をそれぞれ更新し、この更
新された古い音声用情報から最新の音声用情報まで時系
列的に前記音声用情報データベースに蓄積するように制
御する更新制御手段と、前記電話端末が前記音声信号返
送手段から返送されてくる所望の音声用情報を聴取して
いる場合に、該電話端末から入力される所定の更新アッ
プ情報または更新ダウン情報を受信する更新アップ/ダ
ウン情報受信手段と、この更新アップ/ダウン情報受信
手段で更新ダウン情報を受信した場合、前記電話端末が
聴取している音声用情報の1つ前に更新された古い音声
用情報を前記音声用情報データベースから検索し、前記
更新アップ/ダウン情報受信手段で更新アップ情報を受
信した場合、前記電話端末が聴取している音声用情報の
1つ後に更新された新しい音声用情報を前記音声用情報
データベースから検索する更新音声用情報検索手段と、
この検索した音声用情報を前記音声変換手段で音声信号
に変換し、この音声信号を前記音声信号返送手段により
通信網を介して前記電話端末に返送するように制御する
返送制御手段とを有することを要旨とする。
【0021】請求項7記載の本発明にあっては、音声用
情報データベースに蓄積されている複数の音声用情報を
更新し、古い音声用情報から最新の音声用情報まで時系
列的に蓄積し、電話端末から更新ダウン情報を受信する
と、電話端末が聴取中の音声用情報の1つ前に更新され
た古い音声用情報を検索し、更新アップ情報を受信する
と、1つ後に更新された新しい音声用情報を検索し、電
話端末に返送するため、例えば英語ニュースなどで前日
分のものを聴取したい場合には、更新ダウン情報を入力
することで簡単に聴取でき、また前日分の古い音声用情
報を聴取している場合に、新しい更新された音声用情報
を聴取したい場合には、更新アップ情報を入力すること
で簡単に聴取することができる。
【0022】また、請求項8記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記電話端末が前記音声信号返送
手段から返送されてくる所望の音声用情報を所望の聴取
レベルの音声信号で聴取している場合に、該電話端末か
ら入力される所定のレベルアップ情報またはレベルダウ
ン情報を受信するレベルアップ/ダウン情報受信手段
と、このレベルアップ/ダウン情報受信手段でレベルア
ップ情報を受信した場合、前記電話端末が聴取している
前記音声用情報の聴取レベルより1つ上の聴取レベルの
音声用情報を前記音声用情報データベースから検索し、
前記レベルアップ/ダウン情報受信手段でレベルダウン
情報を受信した場合、前記電話端末が聴取している前記
音声用情報の聴取レベルより1つ下の聴取レベルの音声
用情報を前記音声用情報データベースから検索するレベ
ル検索手段と、この検索した聴取レベルの音声用情報を
前記音声変換手段で音声信号に変換し、この音声信号を
前記音声信号返送手段により通信網を介して前記電話端
末に返送するように制御する返送制御手段とを有するこ
とを要旨とする。
【0023】請求項8記載の本発明にあっては、電話端
末からレベルアップ情報を受信すると、電話端末が聴取
中の音声用情報の聴取レベルより1つ上の聴取レベルの
音声用情報を音声用情報データベースから検索し、レベ
ルダウン情報を受信すると、1つ下の聴取レベルの音声
用情報を検索して、電話端末に返送するため、ユーザが
現在聴取している音声用情報の聴取レベルが自分のリス
ニング力に対して少し高いと考えた場合には、レベルダ
ウン情報を入力することにより、簡単に自分に合った聴
取レベルの音声用情報を聴取することができ、また逆に
聴取レベルが自分のリスニング力に対して低い場合に
は、レベルアップ情報を入力することにより、聴取レベ
ルを高くした音声用情報を簡単に聴取することができ
る。
【0024】更に、請求項9記載の本発明は、請求項1
記載の発明において、前記音声信号返送手段で電話端末
に音声信号で返送している音声用情報が終了した場合、
該音声用情報の聴取レベルを1つレベル変更した音声用
情報を前記音声用情報データベースから検索するレベル
変更音声用情報検索手段と、この検索したレベル変更し
た音声用情報を前記音声変換手段で音声信号に変換し、
前記音声信号返送手段で通信網を介して前記電話端末に
返送するように制御する返送制御手段とを有することを
要旨とする。
【0025】請求項9記載の本発明にあっては、電話端
末で聴取中の音声用情報が終了した場合、聴取レベルを
1つレベル変更した音声用情報を検索して、電話端末に
返送するため、ユーザが聴取中の音声用情報が終了した
場合、特別な操作を行なわなくても、聴取レベルを1つ
変更した次の音声用情報を連続して自動的に聴取でき、
利便性を向上することができる。
【0026】請求項10記載の本発明は、請求項9記載
の発明において、前記レベル変更音声用情報検索手段
が、聴取レベルを1つ変更した音声用情報として、1つ
上位の聴取レベルの音声用情報を前記音声用情報データ
ベースから検索する上位レベル音声用情報検索手段と、
該上位音声用情報検索手段において聴取レベルを1つ変
更した音声用情報を検索しようとした場合、現在の聴取
レベルが最上位聴取レベルであった場合、最下位聴取レ
ベルの音声用情報を前記音声用情報データベースから検
索するように前記上位レベル音声用情報検索手段を制御
する継続レベル制御手段とを有することを要旨とする。
【0027】請求項10記載の本発明にあっては、電話
端末で聴取中の音声用情報が終了した場合、1つ上位の
聴取レベルの音声用情報を検索し、電話端末で現在の聴
取レベルが最上位聴取レベルであった場合、最下位聴取
レベルの音声用情報を検索し、電話端末に返送するた
め、ユーザが聴取中の音声用情報が終了した場合、特別
な操作を行なわなくても、1つ上位の聴取レベルの音声
用情報を連続して自動的に聴取できるとともに、またこ
の場合最上位聴取レベルにあった場合には、最下位聴取
レベルの音声用情報を繰り返し聴取することができ、利
便性を向上することができる。
【0028】請求項11記載の本発明は、請求項1記載
の発明において、前記電話端末が前記音声信号返送手段
から返送されてくる所望の音声用情報を聴取している場
合に、該電話端末から入力される所定のテキストダウン
ロード要求情報を受信するダウンロード要求情報受信手
段と、このテキストダウンロード要求情報を受信した場
合、前記電話端末が聴取している音声用情報を前記音声
用情報データベースから該音声用情報のテキストデータ
として読み出し、この読み出した音声用情報のテキスト
データを前記電話端末のメモリに蓄積させ、必要により
電話端末のディスプレイに表示したり、電話端末で聴取
し得るように該音声用情報のテキストを通信網を介して
電話端末にダウンロードする音声用情報ダウンロード手
段とを有することを要旨とする。
【0029】請求項11記載の本発明にあっては、電話
端末が所望の音声用情報を聴取している場合に、電話端
末からテキストダウンロード要求情報を入力すると、電
話端末が聴取中の音声用情報のテキストデータを音声用
情報データベースから読み出し、このテキストデータを
電話端末にダウンロードするため、電話端末ではこのテ
キストデータをディスプレイに表示して閲覧しながら、
音声用情報を音声信号で聴取でき、この聴取中の音声用
情報の内容をテキストデータとして更に明確に閲覧で
き、自分のリスニング力が合っているか否かを適確に判
断できるとともに、聴取しても不明な点をテキストデー
タから確認することができる。
【0030】請求項12記載の本発明は、携帯型または
固定型の電話端末からの通信網を介したアクセスに応答
し、該電話端末に音声用情報を音声信号で提供する音声
情報提供システムであって、電話端末に音声信号として
提供するための複数の種類の音声用情報を各々、複数の
聴取レベルとともに蓄積する音声用情報データベース
と、前記電話端末からの通信網を介したアクセスに応答
し、複数の種類の音声用情報、該音声用情報に対する複
数の聴取レベル情報、各音声用情報に対する更新アップ
/ダウン情報を含む案内情報を電話端末のディスプレイ
に表示すべく通信網を介して電話端末に送信する案内情
報送信手段と、電話端末においてディスプレイに表示さ
れた前記案内情報を閲覧して該案内情報のうちの所望の
情報を選択的に入力した結果として、電話端末から入力
される音声用情報、聴取レベル情報、更新アップ/ダウ
ン情報を通信網を介して受信した場合、この受信した情
報に基づいて決まる音声用情報を前記音声用情報データ
ベースから検索する音声用情報選択手段と、この検索し
た音声用情報を音声信号に変換する音声変換手段と、こ
の音声変換手段で変換された音声信号を前記電話端末で
聴取し得るように通信網を介して前記電話端末に返送す
る音声信号返送手段とを有することを要旨とする。
【0031】請求項12記載の本発明にあっては、電話
端末からのアクセスに対して案内情報を電話端末のディ
スプレイに表示し、電話端末においてこの案内情報を閲
覧し、ユーザが案内情報のうちの所望の情報を選択的に
入力すると、この入力情報に基づいて決まる音声用情報
を音声用情報データベースから検索し、電話端末に返送
するため、電話端末のユーザは案内情報から所望の情報
を簡単に選択でき、所望の情報の選択が容易になり、利
便性を著しく向上することができる。
【0032】請求項13記載の本発明は、請求項12記
載の発明において、前記案内情報送信手段が、前記案内
情報としてテキストダウンロード要求情報を電話端末の
ディスプレイに表示すべく通信網を介して電話端末に送
信するダウンロード要求情報送信手段を有し、前記音声
用情報検索手段は、電話端末においてディスプレイに表
示された前記テキストダウンロード要求情報を閲覧して
該要求情報を電話端末で選択的に入力した結果として電
話端末から入力されるテキストダウンロード要求情報を
受信した場合、この受信したテキストダウンロード要求
情報に基づいて電話端末が聴取している音声用情報のテ
キストを前記音声用情報データベースから読み出し、こ
の読み出した音声用情報のテキストを前記電話端末のメ
モリに蓄積するように該音声用情報のテキストを通信網
を介して電話端末にダウンロードするテキストダウンロ
ード手段を有することを要旨とする。
【0033】請求項13記載の本発明にあっては、ユー
ザが案内情報として電話端末のディスプレイに表示され
たテキストダウンロード要求情報を選択して入力する
と、電話端末が聴取中の音声用情報のテキストを音声用
情報データベースから読み出し、この音声用情報のテキ
ストを電話端末にダウンロードするため、電話端末では
このダウンロードされたテキストデータをディスプレイ
に表示して閲覧しながら、音声用情報を音声信号で聴取
でき、この聴取中の音声用情報の内容をテキストデータ
として更に明確に閲覧でき、自分のリスニング力が合っ
ているか否かを適確に判断できるとともに、聴取しても
不明な点をテキストデータから確認することができる。
【0034】また、請求項14記載の本発明は、請求項
13記載の発明において、各単語および熟語に対する詳
細な説明情報を各単語および熟語に対応して格納してい
る単語辞書データベースと、電話端末において通信網を
介してダウンロードされてメモリに蓄積されディスプレ
イに表示されている前記音声用情報のテキストを閲覧し
ながら、該テキスト中の単語または熟語を選択的に指定
して入力した結果として電話端末から入力される該単語
または熟語情報および単語説明要求情報を通信網を介し
て受信した場合、前記単語辞書データベースを検索し
て、前記単語または熟語に対する詳細な説明情報を取得
し、この詳細な説明情報を通信網を介して電話端末に送
信する詳細説明情報送信手段とを更に有することを要旨
とする。
【0035】請求項14記載の本発明にあっては、電話
端末においてダウンロードされたテキストを閲覧しなが
ら、テキスト中の単語または熟語を選択的に指定して入
力すると、単語辞書データベースを検索して、前記単語
または熟語に対する詳細な説明情報を取得し、電話端末
に送信するため、電話端末でテキストを閲覧している場
合や閲覧しながら音声用情報を聴取している場合などに
おいて、不明な単語などがあった場合、その詳細な説明
を簡単に取得でき、難解な単語などがあっても、いちい
ち辞書を引く煩雑な手間もなく、進めることができる。
【0036】更に、請求項15記載の本発明は、携帯型
または固定型の電話端末からの通信網を介したアクセス
に応答し、該電話端末に音声用情報を音声信号で提供す
る音声情報提供システムであって、電話端末に音声信号
として提供するための複数の種類の音声用情報を各々、
複数の聴取レベルとともに蓄積する音声用情報データベ
ースと、電話端末に文字表示用テキストとして提供する
ための、前記複数の種類の音声用情報に内容的にそれぞ
れ対応する複数の種類の文字表示用テキスト情報を各
々、複数の単語レベルとともに蓄積する文字表示用テキ
ストデータベースと、前記電話端末からの通信網を介し
たアクセスに応答し、複数の種類の文字表示用テキスト
情報の選択識別用情報および該文字表示用テキスト情報
に対する複数の単語レベル情報の選択識別用情報を含む
案内情報を電話端末のディスプレイに表示すべく通信網
を介して電話端末に送信する案内情報送信手段と、電話
端末においてディスプレイに表示された前記案内情報を
閲覧して該案内情報のうちの所望の情報を選択的に入力
した結果として、電話端末から入力される文字表示用テ
キスト情報の選択識別用情報および単語レベル情報の選
択識別用情報を通信網を介して受信した場合、この受信
した文字表示用テキスト情報の選択識別用情報および単
語レベル情報の選択識別用情報に基づいて決まる単語レ
ベルの文字表示用テキスト情報を前記文字表示用テキス
トデータベースから検索するテキスト情報検索手段と、
この検索した文字表示用テキスト情報を前記電話端末の
メモリに蓄積し、電話端末において閲覧し得るようにデ
ィスプレイに表示すべく該文字表示用テキスト情報を前
記通信網を介して電話端末に送信するテキスト情報送信
手段と、前記電話端末からの通信網を介したアクセスに
応答し、該電話端末から入力される音声用情報選択情報
に従って、前記音声用情報データベースに蓄積されてい
る複数の音声用情報のうちの1つであって、複数の聴取
レベルのうちの1つの聴取レベルの音声用情報を音声用
情報データベースから検索する音声用情報検索手段と、
この検索した聴取レベルの音声用情報を音声信号に変換
する音声変換手段と、この音声変換手段で変換された前
記音声用情報の音声信号を前記電話端末で聴取し得るよ
うに通信網を介して前記電話端末に返送する音声信号返
送手段とを有することを要旨とする。
【0037】請求項15記載の本発明にあっては、電話
端末からのアクセスに対して案内情報を電話端末のディ
スプレイに表示し、この案内情報から電話端末で選択的
に入力した文字表示用テキスト情報の選択識別用情報お
よび単語レベル情報の選択識別用情報を受信すると、こ
の文字表示用テキスト情報の選択識別用情報および単語
レベル情報の選択識別用情報で文字表示用テキストデー
タベースを検索して、該当する単語レベルの文字表示用
テキスト情報を取得し、この検索した文字表示用テキス
ト情報を電話端末に送信し、電話端末では該情報をディ
スプレイに表示して閲覧し、またこの閲覧に続く電話端
末からのアクセスに応答した後、電話端末から入力され
る音声用情報選択情報で音声用情報データベースを検索
して、該当する聴取レベルの音声用情報を取得し、この
音声用情報を音声信号に変換し、通信網を介して電話端
末に送信するため、電話端末ではディスプレイに表示さ
れたテキストを閲覧しながら音声用情報を音声信号で聴
取でき、この聴取中の音声用情報の内容をテキストデー
タとして明確に閲覧でき、自分のリスニング力が合って
いるか否かを適確に判断できるとともに、聴取しても不
明な点をテキストデータから確認することができる。
【0038】請求項16記載の本発明は、携帯型または
固定型の電話端末からの通信網を介したアクセスに応答
し、該電話端末に音声用情報を音声信号で提供する音声
情報提供システムであって、電話端末に音声信号として
提供するための複数の種類の音声用情報を各々、複数の
聴取レベルとともに蓄積する音声用情報データベース
と、電話端末に文字表示用テキストとして提供するため
の、前記複数の種類の音声用情報に内容的にそれぞれ対
応する複数の種類の文字表示用テキスト情報を各々、複
数の単語レベルとともに蓄積する文字表示用テキストデ
ータベースと、前記電話端末からの通信網を介したアク
セスに応答し、複数の種類の文字表示用テキスト情報の
選択識別用情報および該文字表示用テキスト情報に対す
る複数の単語レベル情報の選択識別用情報を含む案内情
報を電話端末のディスプレイに表示すべく通信網を介し
て電話端末に送信する案内情報送信手段と、電話端末に
おいてディスプレイに表示された前記案内情報を閲覧し
て該案内情報のうちの所望の情報を選択的に入力した結
果として、電話端末から入力される文字表示用テキスト
情報の選択識別用情報および単語レベル情報の選択識別
用情報を通信網を介して受信した場合、この受信した文
字表示用テキスト情報の選択識別用情報および単語レベ
ル情報の選択識別用情報に基づいて決まる単語レベルの
文字表示用テキスト情報を前記文字表示用テキストデー
タベースから検索するテキスト情報検索手段と、この検
索した文字表示用テキスト情報を前記電話端末のメモリ
に蓄積し、ディスプレイに表示し得るように該文字表示
用テキスト情報を前記通信網を介して電話端末に送信す
るテキスト情報送信手段と、電話端末においては前記テ
キスト情報送信手段から送信されてくる前記文字表示用
テキスト情報を受信し、このディスプレイに表示された
文字表示用テキスト情報を閲覧し、該文字表示用テキス
ト情報を音声信号で聴取すべく所定の聴取要求情報を選
択的に入力した結果として、電話端末から入力される前
記聴取要求情報を受信した場合、前記テキスト情報検索
手段で検索した単語レベルの文字表示用テキスト情報に
内容的に対応する聴取レベルの音声用情報を前記音声用
情報データベースから検索する音声用情報検索手段と、
この検索した聴取レベルの音声用情報を音声信号に変換
する音声変換手段と、この音声変換手段で変換された音
声信号を前記電話端末で聴取し得るように通信網を介し
て前記電話端末に返送する音声信号返送手段とを有する
ことを要旨とする。
【0039】請求項16記載の本発明にあっては、電話
端末からのアクセスに対して案内情報を電話端末のディ
スプレイに表示し、この案内情報から電話端末で選択的
に入力した文字表示用テキスト情報の選択識別用情報お
よび単語レベル情報の選択識別用情報を受信すると、こ
の文字表示用テキスト情報の選択識別用情報および単語
レベル情報の選択識別用情報で文字表示用テキストデー
タベースを検索して、該当する単語レベルの文字表示用
テキスト情報を取得し、この検索した文字表示用テキス
ト情報を電話端末に送信し、電話端末では該テキスト情
報をディスプレイに表示して閲覧し、該テキスト情報に
該当する音声用情報の聴取要求情報を選択的に入力する
と、該当する音声用情報を音声用情報データベースから
検索し、この音声用情報を音声信号に変換し、通信網を
介して電話端末に送信するため、電話端末ではディスプ
レイに表示されたテキストを閲覧しながら音声用情報を
音声信号で聴取でき、この聴取中の音声用情報の内容を
テキストデータとして明確に閲覧でき、自分のリスニン
グ力が合っているか否かを適確に判断できるとともに、
聴取しても不明な点をテキストデータから確認すること
ができる。
【0040】また、請求項17記載の本発明は、携帯型
または固定型の電話端末からの通信網を介したアクセス
に応答し、該電話端末に音声用情報を音声信号で提供す
る音声情報提供方法であって、電話端末に音声信号とし
て提供するための複数の種類の音声用情報を各々、複数
の聴取レベルとともに音声用情報データベースに蓄積
し、前記電話端末からの通信網を介したアクセスに応答
し、該電話端末から入力される音声用情報選択情報に従
って、前記音声用情報データベースに蓄積されている複
数の音声用情報のうちの1つであって、複数の聴取レベ
ルのうちの1つの聴取レベルの音声用情報を音声用情報
データベースから検索し、この検索した聴取レベルの音
声用情報を音声信号に変換し、この変換された音声信号
を前記電話端末で聴取し得るように通信網を介して前記
電話端末に返送することを要旨とする。
【0041】請求項17記載の本発明にあっては、電話
端末から入力される音声用情報選択情報に従って音声用
情報データベースを検索し、該選択情報に対応する聴取
レベルの音声用情報を取得し、この聴取レベルの音声用
情報を音声信号に変換し、通信網を介して電話端末に送
信し、電話端末で聴取するため、ユーザは電話端末を用
いて、時間を問わず自分の都合の良い空き時間などにい
つでも、また外出先などのどこからでも、自分のリスニ
ング力にあった任意の聴取レベルで所望の音声用情報を
音声信号として極めて簡単に聴取でき、例えば英語ニュ
ースなどを聴取した場合には、種々の聴取レベルで聴取
することにより英語に対するリスニング力を向上するこ
とができる。
【0042】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いて本発明の実施
の形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る
音声情報提供システムの構成を示す図である。同図に示
す音声情報提供システム10は、複数の音声用情報A〜
Mを各々、複数の聴取レベルa〜nで蓄積している音声
用情報データベース(DB)7を有している。
【0043】この音声用情報データベース7に蓄積され
ている音声用情報A〜Mとは、例えば英語のニュース、
仏語のニュース、独語のニュース、日本語のニュース、
これらの各国語のコラム、更には語学教材用の各国語の
語学テキスト、また更には各国語による芸能ニュース、
各国語による防災訓練情報、各国語による地震情報、各
国語による犬猫の飼い方や選び方、植物などの園芸の季
節に合った手入れの方法などのような趣味の情報、各国
語による廃棄ガス問題などを含む地球環境の情報、政治
の情報などのような様々な情報である。
【0044】また、聴取レベルとは、音声用情報が送出
されるレベルであるが、これには音声用情報が送出され
る音声信号そのものの速度、すなわち通話速度、具体的
には会話速度などに相当する速度レベルと音声用情報を
構成する単語および言いまわしレベル、すなわち難しい
単語や難しい言いまわしなどを使用しているかまたは簡
単な単語や言いまわしなどを使用しているかなどのレベ
ル、このレベルを本発明では単語レベルと称することに
するが、この単語レベルとからなる英語ニュースを例に
とると、聴取レベルは、英語を勉強している人向けの初
級者レベルから英語に熟練している人や英米人向けの上
級者レベルがあり、このような聴取レベルの選択は、例
えばTOEICなどの点数を基準に行なうことも可能で
ある。
【0045】なお、複数の音声用情報の各々は、内容的
には全く同じ内容を有しているのであるが、上述したよ
うに聴取レベルが速度レベルと単語レベルから構成され
ていると説明したように、各音声用情報は聴取レベルの
うちの単語レベルによって内容的には同じであっても、
異なる単語や言いまわしを使用している場合があり、各
音声用情報は、文章そのものが同じでない場合もある。
例えば、ある音声用情報が警察官の役割についての情報
であり、「警察官は町内の治安を維持するために重要か
つ必要です」という表現があったとすると、このような
表現は、聴取レベルが低い初級用レベルまたは子供用レ
ベルでは、「おまわりさんは、町が安全なようにしてい
ます」となり、聴取レベルが高い上級用レベルまたは大
人用レベルでは、「警察官は町内の治安維持のために重
要不可欠な存在である」となり、この例題は最適な例で
はないのですが、例えばこのように単語や言いまわしな
どの表現、すなわち文章は異なるが、内容的には同じも
のである。
【0046】従って、図1の音声用情報データベース7
または上述した説明において、例えば音声用情報Aとい
う情報は、聴取レベルによって単語や言いまわしが異な
り、全く同じとは言えないものであるが、内容的には全
く同じものであるため、本実施形態は聴取レベルが異な
っても、同じ表現の音声用情報Aを使用し、この音声用
情報Aは同じものであるとしている。
【0047】そして、後述するように、このような各音
声用情報は、聴取レベルに合った音声信号に変換されて
出力されることになるのであるが、このような聴取レベ
ルに合った音声信号は、上述した速度レベルが異なるだ
けでなく、音声用情報を構成している単語や言いまわし
なども異なっているものである。このような音声用情報
の聴取レベルに合った音声信号への変換は、厳密には前
記速度レベルにあった音声信号への変換であり、音声用
情報そのものは既に内容的に異なる単語や言いまわしな
どを用いて異なるものであり、そのものの単語レベルに
よる変換は、既に各音声用情報そのものに含まれていて
蓄積され、存在しないのであるが、本実施形態では、音
声用情報は、聴取レベルに合った音声信号に変換させる
という表現を使用したり、または音声用情報は聴取レベ
ルに従って音声信号に変換されるという表現を使用した
り、または音声用情報は聴取レベルに基づいて音声信号
に変換されるという表現を用いることにより、各音声用
情報は速度レベルと単語/言いまわしレベルの両方であ
る聴取レベルに従って音声信号に変換されるものとす
る。これは、各音声用情報は、内容的に同じだけでな
く、使用している単語や言いまわしなどの表現も同じも
のであるとし、聴取レベルに基づく音声信号への変換に
より該音声用情報を速度レベルでの変換のみならず、単
語(言いまわしも含む)レベルでの変換も行なうことを
意味しているとも言えるものであり、このような変換を
実現する音声変換手段を有しているとしてもよいもので
ある。
【0048】そして、複数の音声用情報の各々は、複数
の聴取レベルで音声用情報データベース7に蓄積されて
いるが、この音声用情報データベース7に複数のレベル
で蓄積されている音声用情報は、後述するように、複数
の音声用情報の1つが複数の聴取レベルの1つとともに
選択され、この選択された1つの聴取レベルの1つの音
声用情報が出力されるようになっている。
【0049】音声用情報データベース7は、音声応答装
置5を介して通信網3に接続され、通信網3から更に電
話端末1に接続されている。この電話端末1には、携帯
電話機、固定電話機、PHS端末などがある。また、通
信網3には、携帯電話用の携帯網、固定電話用の電話
網、PHS端末用のPHS網を含む以外に更に、インタ
ーネットも含んでもよいものである。
【0050】また、音声応答装置5には、音声認識装置
9が設けられている。この音声認識装置9は、通信網3
を介して電話端末1から送信されてくるユーザの音声信
号を音声認識し、この音声認識した結果を音声応答装置
5に供給するようになっている。
【0051】更に、通信網3と音声応答装置5との間に
は、会員データベース(DB)13を備えた会員識別装
置11が接続されている。この会員識別装置11は、図
1に示す音声情報提供システム10の利用を会員制にし
た場合に、本システムにアクセスしてくる電話端末1か
らのユーザが本システムの会員であるかどうかを識別す
るものである。本実施形態では、この会員であるか否か
の識別に通信網3からの電話番号通知サービスを利用し
ており、電話端末1から通信網3を介して音声応答装置
5にアクセスした場合に、通信網3から送信されてくる
電話端末1の電話番号を会員識別装置11で受信し、こ
の受信した電話番号を会員データベース13で確認し
て、電話端末1のユーザが会員であるか否かを識別して
いる。会員データベース13には、全会員の電話番号が
蓄積されている。
【0052】各電話端末1は、音声応答装置5から通信
網3を介して送信されてくる音声用情報や該音声用情報
のダウンロードされてくるテキスト情報などを記憶する
ためのメモリを有していることが好ましいし、またこの
音声用情報のダウンロードされたテキスト情報を表示す
るディスプレイを有していることが好ましいものである
が、単に音声応答装置5からの音声用情報を音声信号で
聴くだけである場合には、通常の電話機の機能としての
受話器のみを有しているものであってもよいものであ
る。
【0053】次に、以上のように構成される音声情報提
供システム10の作用について説明する。
【0054】図1において、音声情報提供システム10
を利用したいユーザは、電話端末1から通信網3を介し
て図1の音声情報提供システム10にアクセスし、該電
話端末1から音声用情報選択情報を入力する。この音声
用情報選択情報は、音声情報提供システムの音声応答装
置5で受信される。音声応答装置5は、この受信した音
声用情報選択情報を分析し、該音声用情報選択情報に従
って音声用情報データベース7に蓄積されている複数の
音声用情報のうちの1つであって、複数の聴取レベルの
うちの1つの聴取レベルの音声用情報を選択する。
【0055】なお、この音声用情報および聴取レベルの
選択のために、音声応答装置5は、電話端末1から入力
される音声用情報選択情報の各々に対して、音声用情報
データベース7に蓄積されている各々が複数の聴取レベ
ルの複数の音声用情報の1つを一意に対応つける対応情
報を記憶する対応情報記憶手段を有し、電話端末1から
音声用情報選択情報が入力された場合、この入力された
音声用情報選択情報によって対応情報記憶手段を検索
し、該音声用情報選択情報に対応する音声用情報および
聴取レベルを選択するようになっている。
【0056】そして、音声応答装置5は、上述したよう
に音声用情報データベース7から選択した音声用情報お
よび聴取レベルに基づき該音声用情報を該聴取レベルの
音声信号に内臓の音声変換手段で変換し、この音声信
号、すなわち選択された音声用情報の選択された聴取レ
ベルで変換された音声信号を電話端末1で聴取し得るよ
うに通信網3を介して電話端末1に返送する。
【0057】なお、上述した音声用情報選択情報の設定
の仕方には複数の方法がある。第1の方法の音声用情報
選択情報は、各音声用情報の各聴取レベル毎に直接電話
番号を割り当てるものであり、ユーザが電話端末1から
この電話番号を直接ダイヤルすることにより当該聴取レ
ベルの音声用情報が音声用情報データベース7から選択
されるものである。
【0058】例えば、音声用情報Aのレベル1(例え
ば、初級の英語ニュース)は、電話番号として1111
が割り当てられ、音声用情報Bのレベル2(例えば、中
級の英語ニュース)は、電話番号として2222が割り
当てられ、また音声用情報Bのレベル1(初級の仏語ニ
ュース)は、電話番号として5555が割り当てられ、
更に音声用情報Mのレベルn(上級の英語コラム)は、
電話番号として9999を割り当てられるなどである。
【0059】また、この場合、ある音声用情報をある聴
取レベルでユーザが電話端末1で聴いている場合に、簡
単に聴取レベルを変更できるように例えばPB信号で所
定のダイヤル番号を聴取レベル変更情報として電話端末
1から入力したり、またはこの所定のダイヤル番号を#
や*との組合せなどからなる聴取レベル変更情報として
電話端末1から入力することもできるものである。すな
わち、ユーザがある音声用情報をある聴取レベルで聴い
ている場合に、電話端末1からPB信号で例えば「#」
を入力すると、聴取レベルが1つ上の聴取レベルにアッ
プし、また例えば「*」を入力すると、聴取レベルが1
つ下の聴取レベルにダウンするようにすることも可能で
ある。
【0060】第2の音声用情報選択情報は、音声情報提
供システム10の電話番号が1つであり、PB信号を用
いて、各音声用情報および各聴取レベルを選択するもの
である。すなわち、音声情報提供システム10にアクセ
スする電話番号は、例えば1111などの1つの代表番
号であり、この代表電話番号で音声情報提供システムに
アクセスした後、ユーザが電話端末1からPB信号を入
力することにより、音声用情報および聴取レベルを選択
するものである。例えば、PB信号の「1」の入力で初
級者用、「2」の入力で中級者用、「3」の入力で上級
者用の聴取レベルを選択することができる。なお、この
場合も、聴取レベルの変更は上述した第1の音声用情報
選択情報の場合と同様である。
【0061】第3の音声用情報選択情報は、電話番号や
PB信号を使用しない方法であり、例えば始めに初級者
用の英語ニュースを送出したとすると、この初級者用の
英語ニュースが終わると、次に中級者用の英語ニュース
が自動的に送出され、中級者用の英語ニュースが終わる
と、次に上級者用の英語ニュースが送出されるものであ
る。
【0062】すなわち、この第3の音声用情報選択情報
では、複数の聴取レベルは、初級者用の速度レベルおよ
び初級者用の単語レベルを使用した最下位の聴取レベル
から上級者用の速度レベルおよび上級者用の単語レベル
を使用した最上位の聴取レベルまでの複数のレベル段階
を有しているものである。
【0063】第4の音声用情報選択情報は、音声認識装
置9による音声認識を利用して、聴取レベルを選択する
ものである。すなわち、音声情報提供システム10にア
クセスする電話番号は、例えば1111などの1つの代
表番号であり、ユーザは、電話端末1からこの代表電話
番号で音声情報提供システム10にアクセスした後、電
話端末1から音声で所望の音声用情報および聴取レベル
を出力すると、この音声の音声用情報および聴取レベル
を音声認識装置9で音声認識し、この認識した音声用情
報の聴取レベルのものが音声用情報データベース7から
検索されるものである。なお、この場合、音声認識装置
9は、音声認識した結果をユーザに確認することも可能
である。
【0064】更に、音声用情報選択情報について詳細に
説明すると、各々が複数の聴取レベルの各音声用情報を
選択するための音声用情報選択情報は、音声用情報デー
タベース7に蓄積された音声用情報を選択するための情
報選択サブ情報と、この選択された音声用情報の聴取レ
ベルを選択するためのレベル選択サブ情報とから構成さ
れていることが好ましく、このような音声用情報選択情
報の構成のもとにおいて、前記第1の音声用情報選択情
報や第2の音声用情報選択情報が適宜構成されるもので
あってもよい。
【0065】また、図1に示す音声情報提供システム1
0は、音声用情報データベース7に蓄積されている複数
の音声用情報をそれぞれ更新し、この更新された古い音
声用情報から最新の音声用情報まで時系列的に音声用情
報データベース7に蓄積するように制御する更新制御手
段を例えば音声応答装置5の内部に備えているものであ
る。この更新は、例えば英語ニュースの場合には、毎日
または1週間毎に更新されると、語学教材の場合には年
度毎に更新されるものである。
【0066】そして、電話端末1が音声情報提供システ
ム10の音声応答装置5(の具体的には音声信号返送手
段)から返送されてくる音声用情報を所望の聴取レベル
の音声信号で聴取している場合に、該電話端末1から所
定の更新アップ情報または更新ダウン情報を入力するこ
とができるようになっている。このような更新アップ/
ダウン情報は、例えば電話端末1のPB信号で構成して
もよい。
【0067】このように電話端末1から入力される所定
の更新アップ情報または更新ダウン情報は、音声情報提
供システム10の音声応答装置5の例えば更新アップ/
ダウン情報受信手段で受信されることになる。そして、
更新ダウン情報を受信した場合には、電話端末1が聴取
している音声用情報の1つ前に更新された古い音声用情
報を例えば更新音声用情報検索手段によって音声用情報
データベース7から検索し、また更新アップ情報を受信
した場合、電話端末1が聴取している音声用情報の1つ
後に更新された新しい音声用情報を更新音声用情報検索
手段で音声用情報データベース7から検索するようにな
っている。
【0068】このように音声用情報データベース7から
検索され聴取レベルの更新アップ/ダウンされた音声用
情報は、音声応答装置5の音声変換手段で音声信号に変
換し、この音声信号を音声信号返送手段により通信網3
を介して電話端末1に送信するようになっている。
【0069】また、本実施形態の音声情報提供システム
10においては、電話端末1が音声応答装置5から返送
されてくる所望の音声用情報を所望の聴取レベルの音声
信号で聴取している場合に、電話端末1は所定のレベル
アップ情報またはレベルダウン情報を入力することがで
きる。この入力は、例えば電話端末1のPB信号などを
用いて行なうことができる。
【0070】電話端末1から入力される所定のレベルア
ップ情報またはレベルダウン情報は、音声応答装置5が
内蔵するレベルアップ/ダウン情報受信手段で受信され
る。そして、レベルアップ情報を受信した場合、電話端
末1が現在聴取している音声用情報の聴取レベルより1
つ上の聴取レベルの音声用情報を音声用情報データベー
ス7から検索し、またレベルダウン情報を受信した場
合、電話端末1が聴取している音声用情報の聴取レベル
より1つ下の聴取レベルの音声用情報を音声用情報デー
タベース7から検索し、この検索した聴取レベルの音声
用情報を音声応答装置5の音声変換手段で音声信号に変
換し、この音声信号を通信網3を介して電話端末1に返
送するようになっている。
【0071】更に、音声情報提供システム10におい
て、上述したように電話端末1から入力されるレベルア
ップ情報やレベルダウン情報の代わりに、電話端末1に
対して所望の聴取レベルの音声信号で返送している音声
用情報が終了した場合、該音声用情報の聴取レベルを1
つレベル変更した音声用情報を音声用情報データベース
7から自動的に検索し、この検索してレベル変更した音
声用情報を音声応答装置5で音声信号に変換し、通信網
3を介して電話端末1に自動的に送信することも可能で
ある。
【0072】また、上述した場合において、聴取レベル
を1つ変更した音声用情報として、1つ上位の聴取レベ
ルの音声用情報を音声用情報データベース7から検索す
る場合において、電話端末1における現在の聴取レベル
が最上位聴取レベルであった場合には、最下位聴取レベ
ルの音声用情報または最上位聴取レベルよりも1つ下の
聴取レベルの音声用情報を音声用情報データベース7か
ら検索するようにすることも可能である。
【0073】更に、本実施形態の音声情報提供システム
10においては、電話端末1は、本システムから通信網
3を介して返送されてくる所望の音声用情報を聴取して
いる場合に、電話端末1のPB信号などで所定のテキス
トダウンロード要求情報を入力することができる。従っ
て、音声情報提供システム10においては、この電話端
末1から入力される所定のテキストダウンロード要求情
報を音声応答装置5の内蔵するダウンロード要求情報受
信手段で受信するようになっている。
【0074】そして、音声情報提供システム10は、電
話端末1からテキストダウンロード要求情報を受信した
場合には、電話端末1が現在聴取している音声用情報の
テキストを音声用情報データベース7から読み出し、こ
の読み出した音声用情報のテキストを電話端末1にダウ
ンロードすることができ、これにより電話端末1はこの
音声用情報のテキストを受信すると、電話端末1自身が
備えているメモリに蓄積し、このメモリに蓄積された音
声用情報を適宜読み出し、通信網3を介することなく自
在に聴取することができるようになっている。なお、こ
の場合には、電話端末1はメモリを内蔵しているもので
あることは勿論であるが、このようなメモリの内蔵は近
年のメモリの小型化、大容量化から考えても極めて容易
なことである。
【0075】また更に、本実施形態の音声情報提供シス
テム10においては、電話端末1が上述したようにメモ
リを内蔵していることに加えて、ディスプレイを備えて
いる場合には、このディスプレイに上述した複数種類の
音声用情報、各音声用情報に対する複数の聴取レベル情
報、各音声用情報に対する更新アップ/ダウン情報を含
む案内情報を表示するようにし、この案内情報を用い
て、各種機能を更に容易に行なうことができる。
【0076】詳細には、この場合、音声情報提供システ
ム10は、電話端末1からの通信網3を介したアクセス
に応答し、上述した案内情報を通信網3を介して電話端
末1に送信する案内情報送信手段を有する。この案内情
報は、具体的には、複数種類の音声用情報、該音声用情
報の各々に対する複数の聴取レベル情報、各音声用情報
に対する更新アップ/ダウン情報を含むものである。
【0077】電話端末1においては、この通信網3を介
した案内情報を受信すると、電話端末1自身が内蔵して
いるディスプレイに該案内情報を表示する。そして、電
話端末1においては、ディスプレイに表示された案内情
報をユーザが閲覧し、この案内情報のうちの所望の情報
を例えばPB信号などで入力すると、この電話端末1か
らPB信号などで入力された例えば音声用情報、聴取レ
ベル情報、または更新アップ/ダウン情報などは、案内
情報選択情報として通信網3を介して音声情報提供シス
テム10に送信される。
【0078】なお、上述したように、複数の音声用情
報、各音声用情報に対する聴取レベル情報、更新アップ
/ダウン情報を含む案内情報のうちの所望の情報を例え
ばPB信号などで入力する方法としては、例えば案内情
報を構成するすべての情報に対応する番号を付してお
き、この番号を電話端末1のPB信号などで入力すれば
よいことになる。
【0079】例えば、次のように案内情報を構成するこ
とができる。
【0080】電話端末1のディスプレイ画面において: 案内情報G1 (1) 音声用情報A:聴取レベルa (2) 音声用情報B:聴取レベルb … (M) 音声用情報M:聴取レベルn (11) 更新アップ (12) 更新ダウン (13) 聴取レベルアップ (14) 聴取レベルダウン また、別の表現の案内情報として、上述したように、音
声用情報と聴取レベルを1対1に連結して表示する代わ
りに音声用情報と聴取レベルを別々に表示して次のよう
な案内情報ディスプレイ画面を構成することも可能であ
る。
【0081】案内情報G2 (1) 音声用情報A (2) 音声用情報B … (M) 音声用情報M (11) 聴取レベルa (12) 聴取レベルb … (n) 聴取レベルn (21) 更新アップ (22) 更新ダウン (23) 聴取レベルアップ (24) 聴取レベルダウン この場合には、音声用情報と聴取レベルを別々に電話端
末1のPB信号などで入力することになる。そして、こ
のような場合、最初の聴取レベルを入力し、それから音
声用情報を入力してもよい。また、上述したような案内
情報が電話端末1のディスプレイの表示画面の大きさに
比較して長いまたは大きい場合、ディスプレイの表示画
面に表示される分を少しずつ表示し、これをスクロール
して順次表示するようにしながら、案内情報の全体を閲
覧できるようにし得ることは言うまでもないことであ
る。なお、上記案内情報は、その一部を一例として表示
したものであり、これ以外に種々の情報の表示があって
もよいものである。
【0082】音声情報提供システム10は、この電話端
末1から入力された案内情報選択情報を受信すると、こ
の受信した音声用情報、聴取レベル情報または更新アッ
プ/ダウン情報などの案内情報選択情報に基づいて決ま
る音声用情報を音声用情報データベース7から検索す
る。そして、この音声用情報データベース7から検索さ
れた音声用情報は、音声応答装置5(の音声変換手段)
で音声信号に変換され、音声情報提供システム10から
通信網3を介して電話端末1に送信される。電話端末1
は、この音声信号を受信して聴取することができる。
【0083】また、上述したように、電話端末1に表示
する案内情報としてテキストダウンロード要求情報を含
めることも可能である。この場合には、音声情報提供シ
ステム10は、テキストダウンロード要求情報を含んだ
案内情報を通信網3を介して電話端末1に送信すること
になる。電話端末1においては、この音声情報提供シス
テム10から通信網3を介して送信されてくるテキスト
ダウンロード要求情報を含んだ案内情報を受信すると、
電話端末1のディスプレイに表示する。
【0084】そして、電話端末1においてユーザは、デ
ィスプレイに表示されたテキストダウンロード要求情報
を含む案内情報を閲覧し、このテキストダウンロード要
求情報を電話端末1の例えばPB信号などで入力する
と、この電話端末1から入力されたテキストダウンロー
ド要求情報は、電話端末1から通信網3を介して音声情
報提供システム10に送信される。音声情報提供システ
ム10は、この電話端末1からテキストダウンロード要
求情報を受信すると、この受信したテキストダウンロー
ド要求情報に基づいて電話端末1が現在聴取している音
声用情報を音声用情報データベース7から読み出し、こ
の読み出した音声用情報をテキストデータとして音声情
報提供システム10から通信網3を介して電話端末1に
ダウンロードする。電話端末1においては、この音声情
報提供システム10からダウンロードされた音声用情報
のテキストデータを受信すると、電話端末1の内蔵して
いるメモリに蓄積する。そして、電話端末1において
は、必要により、このメモリに蓄積された音声用情報の
テキストデータを電話端末1のディスプレイに表示して
閲覧したり、または該音声用情報をメモリから順次読み
出して、電話端末1の受話器で聴取したり、または自分
のメモリに蓄積した音声用情報をディスプレイに表示し
て閲覧しながら、更にメモリに蓄積された音声用情報を
順次再生しながら電話端末1の受話器などで繰り返し何
回でも聴取することができる。このようにすることによ
り、電話端末1は以降音声情報提供システム10にアク
セスしなくても、音声用情報の聴取および閲覧を自由に
できるようになる。
【0085】なお、この場合、ユーザは電話端末1のメ
モリに蓄積された音声用情報をディスプレイに表示する
だけにし、音声用情報の音声信号は通信網3を介して音
声情報提供システム10から受信し、ディスプレイに表
示された音声用情報を閲覧しながら、この受信した音声
情報提供システム10からの音声用情報を電話端末1の
受話器で聴取してもよいものである。
【0086】なお、音声用情報データベース7への音声
用情報の蓄積信号形態の方法について説明する。音声用
情報データベース7に蓄積される音声用情報は、音声応
答装置5において音声信号に変換され得るような信号形
態で音声用情報データベース7に蓄積されるとともに、
また電話端末1のメモリに音声用情報のテキストデータ
として蓄積され、必要により電話端末1のディスプレイ
に表示し得るような信号形態で音声用情報データベース
7に蓄積されているものである。このようなことは、音
声用情報を音声用情報データベース7に蓄積する場合に
デジタル形式の信号形態で蓄積することにより比較的容
易に実施することができるものであるが、また場合によ
っては、音声用情報データベース7に蓄積された音声用
情報を音声(音声信号)へ変換する手段やテキストデー
タへ変換する手段を用いることにより簡単に行なうこと
ができるものである。すなわち、音声用情報データベー
ス7に音声用情報を蓄積する場合に、該音声用情報を音
声信号としても、またテキストデータとしても使用可能
な共通の信号形態で蓄積したり、または該音声用情報を
音声信号にも、またテキストデータにも変換可能な共通
の信号形態で音声用情報データベース7に蓄積すること
により可能である。なお、この変換する方法の場合に
は、変換手段として、音声用情報データベース7に蓄積
された音声用情報の信号形態から音声信号に変換する第
1の変換手段と音声用情報データベース7に蓄積された
音声用情報の信号形態からテキストデータに変換する第
2の変換手段の2つの手段が必要である場合もある。
【0087】また、本実施形態の音声情報提供システム
10は、図1では図示していないが、各単語や熟語に対
する詳細な説明情報を各単語や熟語に対応して格納して
いる単語辞書データベースを有していてもよいものであ
る。
【0088】音声情報提供システム10は、このような
単語辞書データベースを有している場合には、上述した
ように、電話端末1において通信網3を介して音声情報
提供システム10からダウンロードされてメモリに蓄積
され、必要によりディスプレイに表示されている音声用
情報のテキストを閲覧しながら、電話端末1において該
音声用情報のテキスト中の単語や熟語(以下、単語のみ
で説明する)を例えば電話端末1のPB信号などにより
指定して入力した場合、この電話端末1から入力された
単語情報は電話端末1から通信網3を介して音声情報提
供システム10に入力されることになるが、音声情報提
供システム10は、この通信網3からの単語情報を受信
することができる。
【0089】音声情報提供システム10は、通信網3を
介した電話端末1からの単語指定情報を受信すると、上
述した単語辞書データベースを検索して、電話端末1か
ら単語情報として入力された単語に対する詳細な説明情
報を単語辞書データベースから取得し、この詳細な説明
情報を通信網3を介して電話端末1に送信することがで
きる。そして、電話端末1においては、この詳細な説明
情報を受信すると、例えば一旦電話端末1のメモリに蓄
積し、それから電話端末1のディスプレイに表示した
り、または電話端末1の図示しない再生手段で再生し、
電話端末1の受話器などで音声化し、ユーザはこの再生
された詳細な説明情報を音声信号として受話器などで聴
取することができるようになる。
【0090】なお、上述した説明において、電話端末1
においてディスプレイに表示されたテキストデータ中か
ら単語や熟語を例えばPB信号などで指定して入力する
方法としては、電話端末1のディスプレイに表示された
テキストデータを例えば行と行中の単語の出現位置、す
なわち例えば行に存在する複数の単語を行の左端から数
えて、何番目にいるかという数字情報となどにより実現
することができる。また、電話端末1のディスプレイ中
にカーソルやポインタのようなマークが表示可能である
場合には、このようなマークで単語を指定し、これから
クリックなどまたはクリックなどの代わりに、例えば電
話端末1のPB信号などの「*」信号を操作して行なう
ことも可能である。更に、図1に示す音声情報提供シス
テム10においては、音声認識装置9を有しているの
で、電話端末1から調べたい単語を電話端末1の受話器
などに対して発声することにより、この単語の音声信号
が電話端末1から通信網3を介して音声情報提供システ
ム10の音声認識装置9に伝達されるので、この音声認
識装置9で単語を識別し、この識別した単語で前記単語
辞書データベースを検索して、その詳細な説明情報を取
得し、電話端末1に返送することも可能である。
【0091】次に、図2を参照して、本発明の他の実施
形態に係る音声情報提供システムについて説明する。図
2に示す音声情報提供システム100は、図1に示した
実施形態の音声情報提供システムにおいて通信網として
インターネット網も含んだ通信網30を使用し、この通
信網30を介して、具体的にはこの通信網30のインタ
ーネット網用の通信回線33を介してサーバ21を接続
するとともに、このサーバ21に文字表示用テキストデ
ータベース23および単語辞書データベース25を接続
するように構成した点が異なるものである。なお、本実
施形態の音声情報提供システムにおいては、電話端末1
としては、携帯電話機、固定電話機、PHS端末などの
任意の電話端末でも使用可能であるが、iモードでイン
ターネットを行なうことができる携帯電話機であること
が好ましい。従って、以下の説明では、iモードの携帯
電話機を用いた場合について説明するが、これに限定さ
れるものでない。
【0092】従って、図2の本実施形態の音声情報提供
システム100は、前記音声応答装置5、音声用情報デ
ータベース7に加えて、サーバ21、文字表示用テキス
トデータベース23、単語辞書データベース25から構
成され、この図2では図示しないが、図1の実施形態と
同様に音声認識装置9および会員識別装置11、会員デ
ータベース13を備えているものである。なお、音声応
答装置5、音声用情報データベース7などは、図1に示
した実施形態に使用されているものと全く同じ構成およ
び機能を有するものである。特に、音声用情報データベ
ース7は、図2ではその中身を図示していないが、図1
の場合と同様に、電話端末1に音声信号として提供する
ための複数の種類の音声用情報を各々、複数の聴取レベ
ルとともに蓄積しているものであり、具体的には図1に
示すように複数の音声用情報A〜Mを各々、複数の聴取
レベルa〜nで蓄積しているものである。
【0093】そして、図2に示す本実施形態では、前記
音声応答装置5およびサーバ21は、それぞれ互いに異
なる通信回線を介して通信網30に接続されている。具
体的には、音声応答装置5は、通常の有線および無線を
含む電話網などからなる通信回線31を介して通信網3
0に接続され、サーバ21は、インターネット網用の通
信回線33を介して通信網30に接続されている。
【0094】また、新たに設けられた文字表示用テキス
トデータベース23は、電話端末1に文字表示用テキス
トとして提供するための、前記音声用情報データベース
7に蓄積された複数の種類の音声用情報に内容的にそれ
ぞれ対応する複数の種類の文字表示用テキスト情報を各
々、複数の単語レベルとともに蓄積しているものであ
る。そして、この文字表示用テキスト情報を音声情報提
供システム100から通信網30を介して電話端末1に
送信した場合には、電話端末1において該文字表示用テ
キスト情報を受信し、メモリに蓄積し、それから電話端
末1のディスプレイに表示し、電話端末1のユーザはこ
の表示された文字表示用テキスト情報を閲覧することが
できるものである。このようにディスプレイに表示され
たテキスト情報を電話端末1で閲覧している場合に、上
述した図1で説明したように音声応答装置5から該テキ
スト情報に対応する音声用情報が音声信号で電話端末1
に送出されてきた場合には、ユーザは、ディスプレイに
表示されたテキスト情報を閲覧しながら、該テキスト情
報に対応する音声用情報を音声信号で、すなわち音声で
聴取することができるものである。
【0095】文字表示用テキストデータベース23に蓄
積されている文字表示用テキスト情報は、音声用情報デ
ータベース7に蓄積されている音声用情報と内容的には
全く同じであるが、音声用情報データベース7に蓄積さ
れている音声用情報は、音声信号として電話端末1に提
供されて音声として出力されるものであり、また文字表
示用テキストデータベース23に蓄積されている文字表
示用テキスト情報は、文字表示用のテキスト情報として
電話端末1に提供されてディスプレイに文字として表示
されるものであるため、両者は異なる信号でデータベー
スにそれぞれ蓄積され、従ってデータベースとしても音
声用情報データベース7と文字表示用テキストデータベ
ース23の両方を備えているものである。しかしなが
ら、図1の実施形態の説明中における「音声用情報デー
タベース7への音声用情報の蓄積信号形態の方法」につ
いての記載で説明したように、例えば変換手段などを設
けて、音声用情報データベース7と文字表示用テキスト
データベース23は1つのデータベースとして構成する
ことも可能であるが、本実施形態では説明の都合上、別
々のデータベースである音声用情報データベース7と文
字表示用テキストデータベース23として説明する。
【0096】文字表示用テキストデータベース23に蓄
積される文字表示用テキスト情報は、電話端末1のディ
スプレイに文字として表示されればよいものであるた
め、音声用情報データベース7に蓄積される音声用情報
のように聴取レベルのうちの、速度レベルは不要であ
り、単語レベルのみが必要であるので、上述したよう
に、文字表示用テキストデータベース23は、複数の種
類の文字表示用テキスト情報を各々、複数の単語レベル
とともに蓄積しているものである。
【0097】音声用情報データベース7に蓄積されてい
る音声用情報と文字表示用テキストデータベース23に
蓄積されている文字表示用テキスト情報の対応関係を説
明すると、次のようになる。
【0098】音声用情報データベース7に蓄積されてい
る音声用情報は、図1および次に示すように、各音声用
情報A〜Mのそれぞれに対して聴取レベル1〜nを有し
ている。
【0099】音声用情報データベース7: 音声用情報A:聴取レベル1 音声用情報A:聴取レベル2 … 音声用情報A:聴取レベルn 音声用情報B:聴取レベル1 … 音声用情報B:聴取レベルn … 音声用情報M:聴取レベル1 … 音声用情報M:聴取レベル:n これに対応して、文字表示用テキストデータベース23
に蓄積されている文字表示用テキスト情報は、次に示す
ように、各音声用情報A〜Mのそれぞれに対応する各文
字表示用テキスト情報A′〜M′に対して単語レベル
1′〜n′を有している。
【0100】文字表示用テキストデータベース23: 文字表示用テキスト情報A′:単語レベル1′ 文字表示用テキスト情報A′:単語レベル2′ … 文字表示用テキスト情報A′:単語レベルn′ 文字表示用テキスト情報B′:単語レベル1′ … 文字表示用テキスト情報B′:単語レベルn′ … 文字表示用テキスト情報M′:単語レベル1′ … 文字表示用テキスト情報M′:単語レベル:n′ また、単語辞書データベース25は、各単語および熟語
に対する詳細な説明情報を各単語および熟語に対応して
格納しているものである。
【0101】次に、以上のように構成される本実施形態
の音声情報提供システム100の作用について、図4に
示すフローチャートに従い、図5〜図7に示す電話端末
1のディスプレイ画面を参照しながら説明を行なう。
【0102】図2において、音声情報提供システム10
0を利用したいユーザは、電話端末1から通信網30、
通信回線33を介して図2の音声情報提供システム10
0のサーバ21に接続し、該サーバ21のホームページ
(HP)にアクセスする(図4のステップS11)。こ
のように電話端末1がサーバ21のホームページにアク
セスすると、このホームページには、複数の種類の文字
表示用テキスト情報の選択識別用情報および該文字表示
用テキスト情報に対する複数の単語レベル情報の選択識
別用情報を含む案内情報がサーバ21から通信回線3
3、通信網30を介して電話端末に送信した結果とし
て、電話端末1のディスプレイに表示される。
【0103】このように電話端末1のディスプレイに表
示される案内情報は、例えば図5の中ほどに示すディス
プレイ画面1aに表示されるものであり、更に具体的に
は図4のステップS13で示すように、(a)英文テキ
スト確認(この例では、英文テキストとなっているが、
これに限定されるものでなく、正確には、上述したよう
に文字表示用テキストデータベース23に蓄積された
「文字表示用テキスト情報の確認」ということにな
る)、(b)単語調査、(c)Phone to 機能による発
信という案内情報の表示が行なわれる(ステップS1
3)。
【0104】そして、電話端末1のユーザは、電話端末
1のディスプレイ画面1aに表示された前記案内情報を
閲覧し、該案内情報のうちの所望の情報を選択的に入力
することになるが、この結果として、(a)英文テキス
トの確認や(b)単語調査が選択された場合には、ステ
ップS15に進んで、英文テキストの確認や単語調査が
行なわれてから、ステップS13に戻る。なお、本実施
形態では、上述したように、電話端末1としてiモード
の携帯電話機を用いた場合には、上記案内情報のうちの
所望の情報の選択的入力は、iモードの携帯電話機のジ
ョイスティックを用いて、ディスプレイ画面1a上のポ
インタを所望の情報の上に移動し、そこでクリックを行
なうことにより行なうことができる。しかしながら、i
モードの携帯電話機で行なう場合には、電話端末のPB
信号などを用いて入力することが可能であり、以下の説
明では、特にその入力方法について必要な場合を除いて
特に限定しない。
【0105】この英文テキストの確認では、更に詳しく
は、ユーザはディスプレイ画面1aを閲覧して、確認し
たい英文テキストを選択識別情報とその単語レベル情報
の選択識別情報の両方で指定することが必要であるが、
この指定は詳しくは英文テキストに相当する文字表示用
テキストの文字表示用テキスト情報の選択識別情報と単
語レベル情報の選択識別用情報をディスプレイ画面1a
上で指定することになる。具体的には、上記英文テキス
トの確認が指定されると、このような情報がディスプレ
イ画面1a上に表示されることになる。
【0106】そして、電話端末1のユーザは、このよう
な表示を閲覧して、所望の文字表示用テキストを選択す
べく、所望の文字表示用テキスト情報の選択識別用情報
と単語レベル情報の選択識別用情報を指定して入力する
と、これらの情報は電話端末1から通信網30、通信回
線33を介してサーバ21に送信されるので、サーバ2
1はこれらの情報を受信する。そして、サーバ21は、
この受信した文字表示用テキスト情報の選択識別用情報
および単語レベル情報の選択識別用情報に基づいて決ま
る単語レベルの文字表示用テキスト情報を文字表示用テ
キストデータベース23からサーバ21が内蔵するテキ
スト情報検索手段で検索する。
【0107】そして、サーバ21は、この検索した文字
表示用テキスト情報を通信回線33、通信網30を介し
て電話端末1に送信すると、この文字表示用テキスト情
報は電話端末1で受信され、電話端末1のメモリに蓄積
され、電話端末において閲覧し得るようにディスプレイ
に表示される。例えば、図6のディスプレイ画面1a
(c)は、このように電話端末1のディスプレイに表示
されたディスプレイ画面を示しているものである。
【0108】電話端末1において、上述したように、英
文テキストである文字表示用テキスト情報を受信してメ
モリに蓄積し、ディスプレイに表示された文字表示用テ
キスト情報を閲覧すると、処理はステップS15からス
テップS13に戻るのであるが、ここで、ユーザは、電
話端末1からステップS13に記載されている(c)Ph
one to 機能による発信を選択すると、電話端末1は、
上述したホームページの閲覧を一旦終了し、ここで通信
網30、通信回線33を介したサーバ21へのアクセス
を一旦切断することになる(ステップS17)。なお、
この状態では、電話端末1のメモリには前記文字表示用
テキスト情報が蓄積されたままであり、後でディスプレ
イに表示して閲覧することができるようになっている。
【0109】上述したように、Phone to 機能によりサ
ーバ21との接続が切断されると、電話端末1は、通信
網30、通信回線31を介して音声情報提供システム1
00の音声応答装置5に自動的に接続し、音声応答装置
5にアクセスする(ステップS19)。なお、この状態
は、図5において、ディスプレイ画面1aと音声応答装
置5との間として図示されているものである。
【0110】このようにして、電話端末1が通信網3
0、通信回線31を介して音声応答装置5にアクセスす
ると、ユーザは、自分が聴取したい所望の音声用情報を
聴取するために電話端末1から例えばPB信号などによ
り該音声用情報の選択情報を入力する。
【0111】なお、この場合に電話端末1から入力され
る音声用情報選択情報は、上述したように電話端末1の
ディスプレイ画面1aに表示された文字表示用テキスト
情報、例えば図6のディスプレイ画面1a(c)に表示
されているような文字表示用テキスト情報に対応する音
声用情報の選択情報であることが好ましい。すなわち、
このように電話端末1のディスプレイに表示される文字
表示用テキスト情報に対応する音声用情報が音声応答装
置5から送られてくれば、このディスプレイに表示され
た文字表示用テキスト情報を閲覧しながら音声応答装置
5の送出されてくる音声用情報を音声信号で聴取できる
からであるが、これに限定される必要はない。
【0112】ユーザが電話端末1から入力した音声用情
報選択情報は、通信網30、通信回線31を介して音声
応答装置5で受信される。音声応答装置5がこの音声用
情報選択情報を受信すると、この音声用情報選択情報に
従って、音声用情報データベース7を検索し、複数の音
声用情報のうちの1つであって、複数の聴取レベルのう
ちの1つの聴取レベルの音声用情報を音声用情報データ
ベース7から取得する。そして、この取得した聴取レベ
ルの音声用情報を音声応答装置5の音声変換手段で音声
信号に変換し、この変換された音声用情報の音声信号を
音声応答装置5から通信回線31、通信網30を介して
電話端末1に返送する。この結果、ユーザは、電話端末
1からこの音声用情報を音声信号で聴取することができ
るが(ステップS21)、この場合、上述したように、
電話端末1のディスプレイに表示されている文字表示用
テキスト情報を閲覧しながら、音声応答装置5から送出
されてくる音声信号を聴取することにより、聴取してい
る音声用情報の内容をテキスト情報から更に明確に理解
できることになる。なお、このように音声応答装置5か
ら電話端末1に音声信号が送出される様子が図5の最下
部における音声応答装置5から電話端末1への矢印で図
示されている。
【0113】次に、上述したように、電話端末1におい
て通信網30、通信回線33を介して音声情報提供シス
テム100のサーバ21にアクセスし、これによりサー
バ21から電話端末1のメモリに蓄積され、更にディス
プレイに表示されている文字表示用テキスト情報を閲覧
している場合に、この閲覧している文字表示用テキスト
情報の中の単語や熟語、例えば英語の単語や熟語の意味
がわからない場合に、この単語や熟語の意味を単語辞書
データベース25から取得する方法について説明する。
【0114】電話端末1のディスプレイに表示されてい
る文字表示用テキスト情報をユーザが閲覧している場合
に、この文字表示用テキスト情報中にユーザにとって意
味不明の単語や熟語(以下、単語のみで説明する)があ
った場合には、ユーザはこの単語を指定して入力する
と、この電話端末1から入力された単語の情報は電話端
末1から通信網30、通信回線33を介して音声情報提
供システム100のサーバ21に入力されることにな
る。なお、電話端末1における単語の指定は、該電話端
末1がiモードの携帯電話機である場合には、そのジョ
イスティックで文字表示用テキスト情報が表示されてい
るディスプレイ画面上のポインタを単語の上に移動して
クリックすればよい。また、電話端末1がiモードの携
帯電話機でない場合には、前述した図1の実施形態で説
明した方法で行なうことが可能である。
【0115】そして、サーバ21は、電話端末1から指
定された単語の情報を受信すると、単語辞書データベー
ス25を検索して、この単語に対する詳細な説明情報を
単語辞書データベース25から取得し、この詳細な説明
情報を通信回線33、通信網30を介して電話端末1に
送信することができる。そして、電話端末1において
は、この詳細な説明情報を受信すると、例えば一旦電話
端末1のメモリに蓄積し、それから電話端末1のディス
プレイに表示したり、または電話端末1の図示しない再
生手段で再生し、電話端末1の受話器などで音声化し、
ユーザはこの再生された詳細な説明情報を音声信号とし
て受話器などで聴取することができるようになる。
【0116】上述した作用について図6および図7を参
照して簡単に説明する。図6において、上述したよう
に、電話端末1のディスプレイ画面1aに本音声情報提
供システムのホームページが表示され、これに続いてデ
ィスプレイ画面1a(a)に示すように、案内情報が表
示され、この案内情報のうちの例えば「今日のトピック
ス」を例えばポインタで指定してクリックすると、ディ
スプレイ画面1a(b)に示すように、「今日のトピッ
クス(TODAY'S TOPICS)」がその内容とともに表示され
る。この表示のうち、例えば「1」の「やわらちゃん」
を指定すると、次のディスプレイ画面1a(c)に示す
ように、「やわらちゃん」のニュースが英文ニュースと
して電話端末1のディスプレイに表示される。
【0117】このように「やわらちゃん」の英文ニュー
スが電話端末1のディスプレイにディスプレイ画面1a
(c)のように表示されている状態で、ユーザにとって
不明な熟語「first love」があり、この熟語の意味を知
りたい場合には、このディスプレイ画面1a(c)の下
部に表示されている「単語」をクリックなどして指定す
ると、図7のディスプレイ画面1a(d)が表示され、
単語「first love」の下にその意味として「初恋」が表
示され、ユーザはこれにより単語の意味を知ることがで
きる。
【0118】次に、ディスプレイ画面1a(d)の画面
において、ユーザが「次へ」をクリックなどすると、次
のディスプレイ画面1a(e)に進み、トピック(TOPI
C)2の英文ニュースが表示される。この表示におい
て、また単語「earthquake」を指定して、「単語」をク
リックなどすると、この単語の意味がディスプレイ画面
1a(f)に示すように「地震」として表示される。ま
た、「次へ」をクリックなどすると、次のディスプレイ
画面1a(g)に進み、トピック3などが表示され、更
に次のディスプレイ画面1a(h)では、どの聴取レベ
ルで聴くかを問い合わせてくることになる。この問合せ
に答えることにより、その指定した聴取レベルで英文ニ
ュースを聴取することができる。また、ディスプレイ画
面1a(h)の下に示す「終了」をクリックすると、本
処理は終了する。
【0119】次に、図3を参照して、本発明の別の実施
形態に係る音声情報提供システムについて説明する。
【0120】同図に示す実施形態の音声情報提供システ
ム101は、図2に示した実施形態の音声情報提供シス
テム100において通信回線31を介して音声応答装置
5を通信網30に接続していたものをやめて、音声応答
装置5をサーバ21に代わるサーバ41に対して内部で
接続し、このサーバ41から通信回線33を介して通信
網30に接続するように構成するとともに、またサーバ
41に関連データベース27を設けた点が異なるもので
あり、その他の構成は図2に示すものと同じである。
【0121】また、作用として大きく異なる点は、図2
で示す実施形態の音声情報提供システム100では、電
話端末1が、通信網30、通信回線33を介してサーバ
21に接続した後、一旦この接続を切断して、電話端末
1から通信網30、通信回線31を介して音声応答装置
5に接続して、音声用情報の音声信号を聴取するように
しているのに対して、図3に示す本実施形態の音声情報
提供システム101では、この切断が不要であるととも
に、電話端末1から通信網30、通信回線33を介して
サーバ41に接続されたままの状態において先にサーバ
41が文字表示用テキストデータベース23から検索し
た文字表示用テキスト情報に対応する音声用情報を音声
用情報データベース7から検索し、この検索した音声用
情報を音声信号としてサーバ41から通信回線33、通
信網30を介して電話端末1に送出し、これにより電話
端末1においてそのディスプレイに表示された文字表示
用テキスト情報を閲覧しながら、音声信号を聴取するこ
とができるものである。
【0122】このように構成される実施形態において、
音声情報提供システム101を利用したいユーザは、電
話端末1からの通信網30、通信回線33を介してサー
バ41に接続し、該サーバ41のホームページにアクセ
スする。電話端末1がサーバ41のホームページにアク
セスすると、このホームページには、複数の種類の文字
表示用テキスト情報の選択識別用情報および該文字表示
用テキスト情報に対する複数の単語レベル情報の選択識
別用情報を含む案内情報がサーバ41から通信回線3
3、通信網30を介して電話端末1のディスプレイに表
示される。
【0123】電話端末1では、ディスプレイに表示され
た案内情報をユーザが閲覧して該案内情報のうちの所望
の情報を選択的に入力すると、この電話端末1から入力
された文字表示用テキスト情報の選択識別用情報および
単語レベル情報の選択識別用情報は通信網30、通信回
線33を介して音声情報提供システム101のサーバ4
1に送信される。サーバ41は、この文字表示用テキス
ト情報の選択識別用情報および単語レベル情報の選択識
別用情報を受信すると、この受信した文字表示用テキス
ト情報の選択識別用情報および単語レベル情報の選択識
別用情報に基づいて決まる単語レベルの文字表示用テキ
スト情報を文字表示用テキストデータベース23から検
索する。
【0124】この検索した文字表示用テキスト情報は、
サーバ41から通信回線33、通信網30を介して電話
端末1に送信される。電話端末1は、この文字表示用テ
キスト情報を受信し、電話端末1のメモリに蓄積され、
ディスプレイに表示する。
【0125】電話端末1は、このディスプレイに表示さ
れた文字表示用テキスト情報を閲覧するが、この閲覧し
ている文字表示用テキスト情報に対応する音声用情報を
音声信号で聴取したい場合には、該文字表示用テキスト
情報の聴取を要求するための所定の聴取要求情報を電話
端末1から選択的に入力する。なお、この入力は、電話
端末1のPB信号などで行なってもよいし、または文字
表示用テキスト情報が表示されているディスプレイ画面
上に表示されている例えば「聴取要求情報」をポインタ
で指定してからクリックなどすることによっても可能で
ある。
【0126】この電話端末1から入力された聴取要求情
報は、通信網30、通信回線33を介してサーバ41で
受信される。サーバ41は、この聴取要求情報を受信す
ると、上述したように文字表示用テキストデータベース
23から検索した単語レベルの文字表示用テキスト情報
に内容的に対応する聴取レベルの音声用情報を音声用情
報データベース7から検索する。この検索は、サーバ4
1が音声応答装置5を制御して行なうことになる。
【0127】この検索された聴取レベルの音声用情報
は、音声応答装置5において音声信号に変換され、音声
情報提供システム101から通信回線33、通信網30
を介して電話端末1に送出され、電話端末1でディスプ
レイに表示されている文字表示用テキスト情報を閲覧し
ながら聴取されることになる。
【0128】なお、図8は、上述した各実施形態の機能
を簡単に説明するための流れ図である。同図において、
本日分や前日分とは、上記実施形態における更新アップ
情報や更新ダウン情報で更新された音声用情報の本日分
の情報、またこの本日分の情報を前日に更新ダウンした
音声用情報の前日分の情報を意味しているものである。
【0129】図8では、固定電話機、携帯電話機、PH
S端末などの電話端末1から聴取希望の聴取レベルを選
択したり、またはダウンロードを選択する処理を電話番
号の入力や音声で入力すると(ステップS81)、この
希望の聴取レベルの外国語情報の本日分の情報が取得さ
れ、ここで例えば上述した更新ダウン情報を入力する
と、前日分の情報が取得され(ステップS83)、通信
網を介して音声信号で返送されてくるかまたはダウンロ
ードされるので、この返送されてきた音声信号を聴取し
たり、またはダウンロードされてきた情報を受信できる
(ステップS58)。また、ここで前記更新ダウン情報
を入力して、前日分の情報を聴取したい旨またはダウン
ロードしたい旨の希望を例えば付加信号または音声で入
力すると、前日分の希望の聴取レベルの音声用情報であ
る外国語情報を検索し(ステップS89)、通信網を介
して音声信号として送信またはダウンロードされ、電話
端末1においてこの音声信号を聴取したり、ダウンロー
ド情報を受信して表示などすることができる。
【0130】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
電話端末から入力される音声用情報選択情報に従って音
声用情報データベースを検索し、該選択情報に対応する
聴取レベルの音声用情報を取得し、この聴取レベルの音
声用情報を音声信号に変換し、通信網を介して電話端末
に送信し、電話端末で聴取するので、ユーザは電話端末
を用いて、時間を問わず自分の都合の良い空き時間など
にいつでも、また外出先などのどこからでも、自分のリ
スニング力にあった任意の聴取レベルで所望の音声用情
報を音声信号として極めて簡単に聴取でき、例えば英語
ニュースなどを聴取した場合には、種々の聴取レベルで
聴取することにより英語に対するリスニング力を向上す
ることができる。
【0131】また、本発明によれば、音声用情報データ
ベースに蓄積されている複数の音声用情報を更新し、古
い音声用情報から最新の音声用情報まで時系列的に蓄積
し、電話端末から更新ダウン情報を受信すると、電話端
末が聴取中の音声用情報の1つ前に更新された古い音声
用情報を検索し、更新アップ情報を受信すると、1つ後
に更新された新しい音声用情報を検索し、電話端末に返
送するので、例えば英語ニュースなどで前日分のものを
聴取したい場合には、更新ダウン情報を入力することで
簡単に聴取でき、また前日分の古い音声用情報を聴取し
ている場合に、新しい更新された音声用情報を聴取した
い場合には、更新アップ情報を入力することで簡単に聴
取することができる。
【0132】更に、本発明によれば、電話端末からレベ
ルアップ情報を受信すると、電話端末が聴取中の音声用
情報の聴取レベルより1つ上の聴取レベルの音声用情報
を音声用情報データベースから検索し、レベルダウン情
報を受信すると、1つ下の聴取レベルの音声用情報を検
索して、電話端末に返送するので、ユーザが現在聴取し
ている音声用情報の聴取レベルが自分のリスニング力に
対して少し高いと考えた場合には、レベルダウン情報を
入力することにより、簡単に自分に合った聴取レベルの
音声用情報を聴取することができ、また逆に聴取レベル
が自分のリスニング力に対して低い場合には、レベルア
ップ情報を入力することにより、聴取レベルを高くした
音声用情報を簡単に聴取することができる。
【0133】本発明によれば、電話端末で聴取中の音声
用情報が終了した場合、聴取レベルを1つレベル変更し
た音声用情報を検索して、電話端末に返送するので、ユ
ーザが聴取中の音声用情報が終了した場合、特別な操作
を行なわなくても、聴取レベルを1つ変更した次の音声
用情報を連続して自動的に聴取でき、利便性を向上する
ことができる。
【0134】また、本発明によれば、電話端末で聴取中
の音声用情報が終了した場合、1つ上位の聴取レベルの
音声用情報を検索し、電話端末で現在の聴取レベルが最
上位聴取レベルであった場合、最下位聴取レベルの音声
用情報を検索し、電話端末に返送するので、ユーザが聴
取中の音声用情報が終了した場合、特別な操作を行なわ
なくても、1つ上位の聴取レベルの音声用情報を連続し
て自動的に聴取できるとともに、またこの場合最上位聴
取レベルにあった場合には、最下位聴取レベルの音声用
情報を繰り返し聴取することができ、利便性を向上する
ことができる。
【0135】更に、本発明によれば、電話端末が所望の
音声用情報を聴取している場合に、電話端末からテキス
トダウンロード要求情報を入力すると、電話端末が聴取
中の音声用情報のテキストデータを音声用情報データベ
ースから読み出し、このテキストデータを電話端末にダ
ウンロードするので、電話端末ではこのテキストデータ
をディスプレイに表示して閲覧しながら、音声用情報を
音声信号で聴取でき、この聴取中の音声用情報の内容を
テキストデータとして更に明確に閲覧でき、自分のリス
ニング力が合っているか否かを適確に判断できるととも
に、聴取しても不明な点をテキストデータから確認する
ことができる。
【0136】本発明によれば、電話端末からのアクセス
に対して案内情報を電話端末のディスプレイに表示し、
電話端末においてこの案内情報を閲覧し、ユーザが案内
情報のうちの所望の情報を選択的に入力すると、この入
力情報に基づいて決まる音声用情報を音声用情報データ
ベースから検索し、電話端末に返送するので、電話端末
のユーザは案内情報から所望の情報を簡単に選択でき、
所望の情報の選択が容易になり、利便性を著しく向上す
ることができる。
【0137】また、本発明によれば、ユーザが案内情報
として電話端末のディスプレイに表示されたテキストダ
ウンロード要求情報を選択して入力すると、電話端末が
聴取中の音声用情報のテキストを音声用情報データベー
スから読み出し、この音声用情報のテキストを電話端末
にダウンロードするので、電話端末ではこのダウンロー
ドされたテキストデータをディスプレイに表示して閲覧
しながら、音声用情報を音声信号で聴取でき、この聴取
中の音声用情報の内容をテキストデータとして更に明確
に閲覧でき、自分のリスニング力が合っているか否かを
適確に判断できるとともに、聴取しても不明な点をテキ
ストデータから確認することができる。
【0138】更に、本発明によれば、電話端末において
ダウンロードされたテキストを閲覧しながら、テキスト
中の単語または熟語を選択的に指定して入力すると、単
語辞書データベースを検索して、前記単語または熟語に
対する詳細な説明情報を取得し、電話端末に送信するの
で、電話端末でテキストを閲覧している場合や閲覧しな
がら音声用情報を聴取している場合などにおいて、不明
な単語などがあった場合、その詳細な説明を簡単に取得
でき、難解な単語などがあっても、いちいち辞書を引く
煩雑な手間もなく、進めることができる。
【0139】本発明によれば、電話端末からのアクセス
に対して案内情報を電話端末のディスプレイに表示し、
この案内情報から電話端末で選択的に入力した文字表示
用テキスト情報の選択識別用情報および単語レベル情報
の選択識別用情報を受信すると、この文字表示用テキス
ト情報の選択識別用情報および単語レベル情報の選択識
別用情報で文字表示用テキストデータベースを検索し
て、該当する単語レベルの文字表示用テキスト情報を取
得し、この検索した文字表示用テキスト情報を電話端末
に送信し、電話端末では該情報をディスプレイに表示し
て閲覧し、またこの閲覧に続く電話端末からのアクセス
に応答した後、電話端末から入力される音声用情報選択
情報で音声用情報データベースを検索して、該当する聴
取レベルの音声用情報を取得し、この音声用情報を音声
信号に変換し、通信網を介して電話端末に送信するの
で、電話端末ではディスプレイに表示されたテキストを
閲覧しながら音声用情報を音声信号で聴取でき、この聴
取中の音声用情報の内容をテキストデータとして明確に
閲覧でき、自分のリスニング力が合っているか否かを適
確に判断できるとともに、聴取しても不明な点をテキス
トデータから確認することができる。
【0140】また、本発明によれば、電話端末からのア
クセスに対して案内情報を電話端末のディスプレイに表
示し、この案内情報から電話端末で選択的に入力した文
字表示用テキスト情報の選択識別用情報および単語レベ
ル情報の選択識別用情報を受信すると、この文字表示用
テキスト情報の選択識別用情報および単語レベル情報の
選択識別用情報で文字表示用テキストデータベースを検
索して、該当する単語レベルの文字表示用テキスト情報
を取得し、この検索した文字表示用テキスト情報を電話
端末に送信し、電話端末では該テキスト情報をディスプ
レイに表示して閲覧し、該テキスト情報に該当する音声
用情報の聴取要求情報を選択的に入力すると、該当する
音声用情報を音声用情報データベースから検索し、この
音声用情報を音声信号に変換し、通信網を介して電話端
末に送信するので、電話端末ではディスプレイに表示さ
れたテキストを閲覧しながら音声用情報を音声信号で聴
取でき、この聴取中の音声用情報の内容をテキストデー
タとして明確に閲覧でき、自分のリスニング力が合って
いるか否かを適確に判断できるとともに、聴取しても不
明な点をテキストデータから確認することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る音声情報提供システ
ムの構成を示す図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る音声情報提供シス
テムの構成を示す図である。
【図3】本発明の別の実施形態に係る音声情報提供シス
テムの構成を示す図である。
【図4】図2に示す実施形態の音声情報提供システムの
作用を示すフローチャートである。
【図5】図2に示す実施形態の音声情報提供システムの
作用を示す説明図である。
【図6】図2に示す実施形態の音声情報提供システムの
図5に続く作用を示す説明図である。
【図7】図2に示す実施形態の音声情報提供システムの
図6に続く作用を示す説明図である。
【図8】本発明の各実施形態における機能を簡単に説明
するための流れ図である。
【符号の説明】
1 電話端末 3,30 通信網 5 音声応答装置 7 音声用情報データベース 9 音声認識装置 10 音声情報提供システム 11 会員識別装置 13 会員データベース 21,41 サーバ 23 文字表示用テキストデータベース 25 単語辞書データベース 31,33 通信回線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09B 5/08 G09B 5/08 5K024 19/04 19/04 5K101 19/06 19/06 G10K 15/02 G10K 15/02 G10L 13/00 H04M 3/42 Q 15/00 11/08 H04M 3/42 G10L 3/00 Q 11/08 551A Fターム(参考) 2C028 AA02 AA03 BA02 BA03 BB04 BB05 BB06 BB07 BC01 BD02 BD03 CA13 DA04 5B075 ND14 PQ02 PQ04 5D015 KK02 KK04 5D045 AB12 AB21 AB26 5K015 AB02 AF02 AF08 GA12 GA13 5K024 AA76 BB05 CC01 CC11 EE01 FF05 GG01 GG03 5K101 KK16 KK18 MM07 NN15

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 携帯型または固定型の電話端末からの通
    信網を介したアクセスに応答し、該電話端末に音声用情
    報を音声信号で提供する音声情報提供システムであっ
    て、 電話端末に音声信号として提供するための複数の種類の
    音声用情報を各々、複数の聴取レベルとともに蓄積する
    音声用情報データベースと、 前記電話端末からの通信網を介したアクセスに応答し、
    該電話端末から入力される音声用情報選択情報に従っ
    て、前記音声用情報データベースに蓄積されている複数
    の音声用情報のうちの1つであって、複数の聴取レベル
    のうちの1つの聴取レベルの音声用情報を音声用情報デ
    ータベースから検索する音声用情報検索手段と、 この検索した聴取レベルの音声用情報を音声信号に変換
    する音声変換手段と、 この音声変換手段で変換された音声信号を前記電話端末
    で聴取し得るように通信網を介して前記電話端末に返送
    する音声信号返送手段とを有することを特徴とする音声
    情報提供システム。
  2. 【請求項2】 前記音声用情報検索手段は、 前記電話端末から入力される音声用情報選択情報の各々
    に対して、前記音声用情報データベースに蓄積されてい
    る各々が複数の聴取レベルの複数の音声用情報の1つを
    一意に対応つける対応情報を記憶する対応情報記憶手段
    と、 前記電話端末から音声用情報選択情報が入力された場
    合、この入力された音声用情報選択情報によって前記対
    応情報記憶手段を検索し、該音声用情報選択情報に対応
    する音声用情報を選択する対応音声用情報検索手段とを
    有することを特徴とする請求項1記載の音声情報提供シ
    ステム。
  3. 【請求項3】 前記音声用情報選択情報は、前記音声用
    情報データベースに蓄積された音声用情報を選択する情
    報選択サブ情報、およびこの選択された音声用情報の聴
    取レベルを選択するレベル選択サブ情報を有することを
    特徴とする請求項1または2記載の音声情報提供システ
    ム。
  4. 【請求項4】 前記情報選択サブ情報は、電話端末から
    のダイヤル情報であり、前記レベル選択サブ情報は、電
    話端末からのプッシュボタン信号であることを特徴とす
    る請求項3記載の音声情報提供システム。
  5. 【請求項5】 電話端末から入力される音声信号を認識
    する音声認識手段を更に有し、 前記音声用情報検索手段は、電話端末から入力される音
    声信号からなる音声用情報選択情報を前記音声認識手段
    で認識し、この認識した音声信号の音声用情報選択情報
    に従って前記音声用情報データベースに蓄積されている
    複数の音声用情報のうちの1つであって、複数の聴取レ
    ベルのうちの1つの聴取レベルの音声用情報を選択する
    音声信号認識型音声用情報選択手段を有することを特徴
    とする請求項1記載の音声情報提供システム。
  6. 【請求項6】 前記複数の音声用情報は、それぞれ複数
    の外国語で構成される音声用情報であり、前記複数の聴
    取レベルは、初級の速度および初級の単語および言いま
    わしを使用した最下位聴取レベルから上級の速度および
    上級の単語および言いまわしを使用した最上位聴取レベ
    ルまでの複数のレベル段階を有することを特徴とする請
    求項1乃至3のいずれかに記載の音声情報提供システ
    ム。
  7. 【請求項7】 前記音声用情報データベースに蓄積され
    ている前記複数の音声用情報をそれぞれ更新し、この更
    新された古い音声用情報から最新の音声用情報まで時系
    列的に前記音声用情報データベースに蓄積するように制
    御する更新制御手段と、 前記電話端末が前記音声信号返送手段から返送されてく
    る所望の音声用情報を聴取している場合に、該電話端末
    から入力される所定の更新アップ情報または更新ダウン
    情報を受信する更新アップ/ダウン情報受信手段と、 この更新アップ/ダウン情報受信手段で更新ダウン情報
    を受信した場合、前記電話端末が聴取している音声用情
    報の1つ前に更新された古い音声用情報を前記音声用情
    報データベースから検索し、前記更新アップ/ダウン情
    報受信手段で更新アップ情報を受信した場合、前記電話
    端末が聴取している音声用情報の1つ後に更新された新
    しい音声用情報を前記音声用情報データベースから検索
    する更新音声用情報検索手段と、 この検索した音声用情報を前記音声変換手段で音声信号
    に変換し、この音声信号を前記音声信号返送手段により
    通信網を介して前記電話端末に返送するように制御する
    返送制御手段とを有することを特徴とする請求項1記載
    の音声情報提供システム。
  8. 【請求項8】 前記電話端末が前記音声信号返送手段か
    ら返送されてくる所望の音声用情報を所望の聴取レベル
    の音声信号で聴取している場合に、該電話端末から入力
    される所定のレベルアップ情報またはレベルダウン情報
    を受信するレベルアップ/ダウン情報受信手段と、 このレベルアップ/ダウン情報受信手段でレベルアップ
    情報を受信した場合、前記電話端末が聴取している前記
    音声用情報の聴取レベルより1つ上の聴取レベルの音声
    用情報を前記音声用情報データベースから検索し、前記
    レベルアップ/ダウン情報受信手段でレベルダウン情報
    を受信した場合、前記電話端末が聴取している前記音声
    用情報の聴取レベルより1つ下の聴取レベルの音声用情
    報を前記音声用情報データベースから検索するレベル検
    索手段と、 この検索した聴取レベルの音声用情報を前記音声変換手
    段で音声信号に変換し、この音声信号を前記音声信号返
    送手段により通信網を介して前記電話端末に返送するよ
    うに制御する返送制御手段とを有することを特徴とする
    請求項1記載の音声情報提供システム。
  9. 【請求項9】 前記音声信号返送手段で電話端末に音声
    信号で返送している音声用情報が終了した場合、該音声
    用情報の聴取レベルを1つレベル変更した音声用情報を
    前記音声用情報データベースから検索するレベル変更音
    声用情報検索手段と、 この検索したレベル変更した音声用情報を前記音声変換
    手段で音声信号に変換し、前記音声信号返送手段で通信
    網を介して前記電話端末に返送するように制御する返送
    制御手段とを有することを特徴とする請求項1記載の音
    声情報提供システム。
  10. 【請求項10】 前記レベル変更音声用情報検索手段
    は、聴取レベルを1つ変更した音声用情報として、1つ
    上位の聴取レベルの音声用情報を前記音声用情報データ
    ベースから検索する上位レベル音声用情報検索手段と、 該上位音声用情報検索手段において聴取レベルを1つ変
    更した音声用情報を検索しようとした場合、現在の聴取
    レベルが最上位聴取レベルであった場合、最下位聴取レ
    ベルの音声用情報を前記音声用情報データベースから検
    索するように前記上位レベル音声用情報検索手段を制御
    する継続レベル制御手段とを有することを特徴とする請
    求項9記載の音声情報提供システム。
  11. 【請求項11】 前記電話端末が前記音声信号返送手段
    から返送されてくる所望の音声用情報を聴取している場
    合に、該電話端末から入力される所定のテキストダウン
    ロード要求情報を受信するダウンロード要求情報受信手
    段と、 このテキストダウンロード要求情報を受信した場合、前
    記電話端末が聴取している音声用情報を前記音声用情報
    データベースから該音声用情報のテキストデータとして
    読み出し、この読み出した音声用情報のテキストデータ
    を前記電話端末のメモリに蓄積させ、必要により電話端
    末のディスプレイに表示したり、電話端末で聴取し得る
    ように該音声用情報のテキストを通信網を介して電話端
    末にダウンロードする音声用情報ダウンロード手段とを
    有することを特徴とする請求項1記載の音声情報提供シ
    ステム。
  12. 【請求項12】 携帯型または固定型の電話端末からの
    通信網を介したアクセスに応答し、該電話端末に音声用
    情報を音声信号で提供する音声情報提供システムであっ
    て、 電話端末に音声信号として提供するための複数の種類の
    音声用情報を各々、複数の聴取レベルとともに蓄積する
    音声用情報データベースと、 前記電話端末からの通信網を介したアクセスに応答し、
    複数の種類の音声用情報、該音声用情報に対する複数の
    聴取レベル情報、各音声用情報に対する更新アップ/ダ
    ウン情報を含む案内情報を電話端末のディスプレイに表
    示すべく通信網を介して電話端末に送信する案内情報送
    信手段と、 電話端末においてディスプレイに表示された前記案内情
    報を閲覧して該案内情報のうちの所望の情報を選択的に
    入力した結果として、電話端末から入力される音声用情
    報、聴取レベル情報、更新アップ/ダウン情報を通信網
    を介して受信した場合、この受信した情報に基づいて決
    まる音声用情報を前記音声用情報データベースから検索
    する音声用情報選択手段と、 この検索した音声用情報を音声信号に変換する音声変換
    手段と、 この音声変換手段で変換された音声信号を前記電話端末
    で聴取し得るように通信網を介して前記電話端末に返送
    する音声信号返送手段とを有することを特徴とする音声
    情報提供システム。
  13. 【請求項13】 前記案内情報送信手段は、前記案内情
    報としてテキストダウンロード要求情報を電話端末のデ
    ィスプレイに表示すべく通信網を介して電話端末に送信
    するダウンロード要求情報送信手段を有し、 前記音声用情報検索手段は、電話端末においてディスプ
    レイに表示された前記テキストダウンロード要求情報を
    閲覧して該要求情報を電話端末で選択的に入力した結果
    として電話端末から入力されるテキストダウンロード要
    求情報を受信した場合、この受信したテキストダウンロ
    ード要求情報に基づいて電話端末が聴取している音声用
    情報のテキストを前記音声用情報データベースから読み
    出し、この読み出した音声用情報のテキストを前記電話
    端末のメモリに蓄積するように該音声用情報のテキスト
    を通信網を介して電話端末にダウンロードするテキスト
    ダウンロード手段を有することを特徴とする請求項12
    記載の音声情報提供システム。
  14. 【請求項14】 各単語および熟語に対する詳細な説明
    情報を各単語および熟語に対応して格納している単語辞
    書データベースと、 電話端末において通信網を介してダウンロードされてメ
    モリに蓄積されディスプレイに表示されている前記音声
    用情報のテキストを閲覧しながら、該テキスト中の単語
    または熟語を選択的に指定して入力した結果として電話
    端末から入力される該単語または熟語情報および単語説
    明要求情報を通信網を介して受信した場合、前記単語辞
    書データベースを検索して、前記単語または熟語に対す
    る詳細な説明情報を取得し、この詳細な説明情報を通信
    網を介して電話端末に送信する詳細説明情報送信手段と
    を更に有することを特徴とする請求項13記載の音声情
    報提供システム。
  15. 【請求項15】 携帯型または固定型の電話端末からの
    通信網を介したアクセスに応答し、該電話端末に音声用
    情報を音声信号で提供する音声情報提供システムであっ
    て、 電話端末に音声信号として提供するための複数の種類の
    音声用情報を各々、複数の聴取レベルとともに蓄積する
    音声用情報データベースと、 電話端末に文字表示用テキストとして提供するための、
    前記複数の種類の音声用情報に内容的にそれぞれ対応す
    る複数の種類の文字表示用テキスト情報を各々、複数の
    単語レベルとともに蓄積する文字表示用テキストデータ
    ベースと、 前記電話端末からの通信網を介したアクセスに応答し、
    複数の種類の文字表示用テキスト情報の選択識別用情報
    および該文字表示用テキスト情報に対する複数の単語レ
    ベル情報の選択識別用情報を含む案内情報を電話端末の
    ディスプレイに表示すべく通信網を介して電話端末に送
    信する案内情報送信手段と、 電話端末においてディスプレイに表示された前記案内情
    報を閲覧して該案内情報のうちの所望の情報を選択的に
    入力した結果として、電話端末から入力される文字表示
    用テキスト情報の選択識別用情報および単語レベル情報
    の選択識別用情報を通信網を介して受信した場合、この
    受信した文字表示用テキスト情報の選択識別用情報およ
    び単語レベル情報の選択識別用情報に基づいて決まる単
    語レベルの文字表示用テキスト情報を前記文字表示用テ
    キストデータベースから検索するテキスト情報検索手段
    と、 この検索した文字表示用テキスト情報を前記電話端末の
    メモリに蓄積し、電話端末において閲覧し得るようにデ
    ィスプレイに表示すべく該文字表示用テキスト情報を前
    記通信網を介して電話端末に送信するテキスト情報送信
    手段と、 前記電話端末からの通信網を介したアクセスに応答し、
    該電話端末から入力される音声用情報選択情報に従っ
    て、前記音声用情報データベースに蓄積されている複数
    の音声用情報のうちの1つであって、複数の聴取レベル
    のうちの1つの聴取レベルの音声用情報を音声用情報デ
    ータベースから検索する音声用情報検索手段と、 この検索した聴取レベルの音声用情報を音声信号に変換
    する音声変換手段と、 この音声変換手段で変換された前記音声用情報の音声信
    号を前記電話端末で聴取し得るように通信網を介して前
    記電話端末に返送する音声信号返送手段とを有すること
    を特徴とする音声情報提供システム。
  16. 【請求項16】 携帯型または固定型の電話端末からの
    通信網を介したアクセスに応答し、該電話端末に音声用
    情報を音声信号で提供する音声情報提供システムであっ
    て、 電話端末に音声信号として提供するための複数の種類の
    音声用情報を各々、複数の聴取レベルとともに蓄積する
    音声用情報データベースと、 電話端末に文字表示用テキストとして提供するための、
    前記複数の種類の音声用情報に内容的にそれぞれ対応す
    る複数の種類の文字表示用テキスト情報を各々、複数の
    単語レベルとともに蓄積する文字表示用テキストデータ
    ベースと、 前記電話端末からの通信網を介したアクセスに応答し、
    複数の種類の文字表示用テキスト情報の選択識別用情報
    および該文字表示用テキスト情報に対する複数の単語レ
    ベル情報の選択識別用情報を含む案内情報を電話端末の
    ディスプレイに表示すべく通信網を介して電話端末に送
    信する案内情報送信手段と、 電話端末においてディスプレイに表示された前記案内情
    報を閲覧して該案内情報のうちの所望の情報を選択的に
    入力した結果として、電話端末から入力される文字表示
    用テキスト情報の選択識別用情報および単語レベル情報
    の選択識別用情報を通信網を介して受信した場合、この
    受信した文字表示用テキスト情報の選択識別用情報およ
    び単語レベル情報の選択識別用情報に基づいて決まる単
    語レベルの文字表示用テキスト情報を前記文字表示用テ
    キストデータベースから検索するテキスト情報検索手段
    と、 この検索した文字表示用テキスト情報を前記電話端末の
    メモリに蓄積し、ディスプレイに表示し得るように該文
    字表示用テキスト情報を前記通信網を介して電話端末に
    送信するテキスト情報送信手段と、 電話端末においては前記テキスト情報送信手段から送信
    されてくる前記文字表示用テキスト情報を受信し、この
    ディスプレイに表示された文字表示用テキスト情報を閲
    覧し、該文字表示用テキスト情報を音声信号で聴取すべ
    く所定の聴取要求情報を選択的に入力した結果として、
    電話端末から入力される前記聴取要求情報を受信した場
    合、前記テキスト情報検索手段で検索した単語レベルの
    文字表示用テキスト情報に内容的に対応する聴取レベル
    の音声用情報を前記音声用情報データベースから検索す
    る音声用情報検索手段と、 この検索した聴取レベルの音声用情報を音声信号に変換
    する音声変換手段と、 この音声変換手段で変換された音声信号を前記電話端末
    で聴取し得るように通信網を介して前記電話端末に返送
    する音声信号返送手段とを有することを特徴とする音声
    情報提供システム。
  17. 【請求項17】 携帯型または固定型の電話端末からの
    通信網を介したアクセスに応答し、該電話端末に音声用
    情報を音声信号で提供する音声情報提供方法であって、 電話端末に音声信号として提供するための複数の種類の
    音声用情報を各々、複数の聴取レベルとともに音声用情
    報データベースに蓄積し、 前記電話端末からの通信網を介したアクセスに応答し、
    該電話端末から入力される音声用情報選択情報に従っ
    て、前記音声用情報データベースに蓄積されている複数
    の音声用情報のうちの1つであって、複数の聴取レベル
    のうちの1つの聴取レベルの音声用情報を音声用情報デ
    ータベースから検索し、 この検索した聴取レベルの音声用情報を音声信号に変換
    し、 この変換された音声信号を前記電話端末で聴取し得るよ
    うに通信網を介して前記電話端末に返送することを特徴
    とする音声情報提供方法。
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