JP2002171251A - 外部メモリ付き通信端末装置及びスクランブル方法 - Google Patents

外部メモリ付き通信端末装置及びスクランブル方法

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JP2002171251A
JP2002171251A JP2000364227A JP2000364227A JP2002171251A JP 2002171251 A JP2002171251 A JP 2002171251A JP 2000364227 A JP2000364227 A JP 2000364227A JP 2000364227 A JP2000364227 A JP 2000364227A JP 2002171251 A JP2002171251 A JP 2002171251A
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JP
Japan
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data
scramble
external memory
terminal device
communication terminal
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Application number
JP2000364227A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Sukauchi
利明 須河内
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 発明は、外部メモリ媒体に書き込んだデータ
の機密性が極めて高く、高速処理が可能な外部メモリ付
き通信端末装置を提供することを目的とする。 【解決手段】 発明の外部メモリ付き通信端末装置は、
新規にスクランブルファイルを作成するときには、スク
ランブル管理手段が、メモリ部から読み出した自端末番
号情報と所定の乱数とで作成したスクランブル用種デー
タを基にスクランブル関数によって擬似ランダム符号を
生成し、所定のビットごとに該擬似ランダム符号と元デ
ータとの暗号処理を行ってスクランブルを行い、且つ自
端末番号情報と乱数とスクランブル関数のバージョン情
報を書き込んだスクランブル用鍵データを作成し、さら
に外部メモリ媒体にスクランブル用鍵データとスクラン
ブルされたデータを書き込むことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリカード等の
外部メモリ媒体を装着することができ、外部メモリ媒体
にデータを書き込んだときには、他の通信端末装置等で
は読み出せない機密性の高い外部メモリ付き通信端末装
置、及び通信端末装置のメモリ媒体にデータを格納する
とき高度の機密性が得られるスクランブル方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、通信端末装置、例えば携帯電話や
PHS等の携帯端末装置においては、内部メモリを利用
して短縮ダイヤル機能や多くのデータを記憶していた。
しかし、インターネットへ接続して情報を得るなど、膨
大なデータを扱う必要が生じている。こうした中、外付
けの外部記憶装置としてメモリカードを装着できる通信
端末装置が注目されている。
【0003】そこで、従来のメモリカード装着可能な通
信端末装置として携帯端末装置について説明する。図5
(a)は従来の外部メモリ付き携帯端末装置の前面全体
図、図5(b)は従来の外部メモリ付き携帯端末装置の
背面全体図、図6は従来の外部メモリ付き携帯端末装置
の制御ブロック図、図7は従来の外部メモリ付き携帯端
末装置に装着するメモリカード構成図である。図5
(a),(b)において、1は携帯電話やPHS等の携
帯端末装置、2はLCDなどの表示画面、3は数字や記
号,カタカナ等の入力が可能な入力キー、4は操作用の
ファンクションキー、5は無線基地局やコードレス親機
との電波による送受信を行うアンテナである。入力キー
3の#記号や*記号、または併せてファンクションキー
4を使用して各種入力モードの切換えができる。また、
ファンクションキー4は、表示画面に表示されたメニュ
ー表示の各種機能の中で強調表示された位置を移動させ
たり、各種機能の中から1つの機能を選択したりすると
きに使用される。6はSDメモリカード、マルチメディ
アカード、スマートカード等のメモリカード、7はメモ
リカード6を装着し、読み出し書込みを接触または非接
触で行えるカード装着部、8はカード装着部7を覆う蓋
である。
【0004】次に、この従来の外部メモリ付き携帯端末
装置1の制御回路について説明する。図6に示すよう
に、9はアンテナ5で送受信する無線信号の処理を行う
無線送受信部、10はメロディを処理するMIDI機能
や音声機能を処理する音声回路、11は音声通話やメロ
ディを出力するスピーカー、12は音声通話用のマイク
である。13はLCD等の表示画面2にメニュー表示や
各種情報、電話番号等を表示する表示手段である。
【0005】14は入力キー3の押下を制御回路への入
力信号として出力するキー入力手段、15はファンクシ
ョンキー4の押下を制御回路への入力信号として出力す
る各種機能を実現する選択入力手段、16は外部メモリ
付き携帯端末装置1の各種情報やプログラムを記憶する
メモリ部である。17はメモリカード6への入出力を行
うカードリーダ・ライタである。18は外部メモリ付き
携帯端末装置1全体の制御を行う制御部である。メモリ
部16のROM等に記憶されている各種プログラムを読
み出し、メモリ部16のRAMに記憶されているデータ
を利用して、通話や通信、その他様々の機能を実現す
る。
【0006】次に、図7に基づいてメモリカード6につ
いて説明すると、19はメモリカード6に内蔵されたカ
ード制御部、20はプログラム等を格納したROM、2
1はデータ処理用のRAM、22はEEPROMでデー
タを書込み消去できるデータ用メモリである。データ用
メモリ22は64Kビット単位でブロック化されてお
り、そのうちデータ用メモリA22aにはメモリカード
のセキュリティ管理を実行するためのパスワードや読出
し・書込み許可キー等が格納され、データメモリ用メモ
リB22bは、それぞれのブロック単位で画像データや
その他のデータを格納できるものである。23はメモリ
カード6とカード装着部7との接点となるコネクタ部で
ある。
【0007】このメモリカード6を外部メモリ付き携帯
端末装置1のカード装着部7にセットすると、外部メモ
リ付き携帯端末装置1の制御部18はそれを認識し、メ
モリカード6が読み取り可能なものであれば、制御部1
8はカード制御部19にアクセスし、カード制御部19
がこのアクセスの正当性をパスワード等で確認する。こ
れによってデータの読み出し書込みが可能になる。そし
て、SDカードやマルチメディアカード、スマートカー
ドなどのようにメモリカード6の種類によっては、さら
にカード制御部19が読出し・書込み許可キーを発行す
るものがある。制御部18はカードリーダ・ライタ17
を介してこれを入手する。データメモリ用メモリB22
bを開くため制御部18はこの読出し・書込み許可キー
を用いて再度データ用メモリB22bにアクセスし、デ
ータの読み出しを行ったり書込みを行うものである。こ
の読出し・書込み許可キーを利用することにより、メモ
リカード6のセキュリティが確実に保たれるものであ
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の外部
メモリ付き携帯端末装置1は、メモリカード6を装着す
ることにより、メモリカード6のもつセキュリティ機能
で高度の機密を保てるものであった。しかし、最近で
は、メモリカード6のRAMやデータ用メモリ22の中
のデータの内容を表示できる高い解読能力をもつパーソ
ナルコンピュータ等の端末装置が出現し、これにセット
すれば、パスワードや読出し・書込み許可キーがあるに
もかかわらず、簡単に解読されてしまう可能性があっ
た。
【0009】また、外部メモリ付き携帯端末装置1の同
一の機種を用いてメモリカード6を装着すると、単にパ
スワード等を利用してだけのセキュリティ管理ではデー
タ用メモリB22bの中を閲覧される可能性がある。こ
れを防止するには、これらのセキュリティ管理に加え、
個々の外部メモリ付き携帯端末装置1ごとにメモリカー
ド6にスクランブルをかけて、スクランブルをかけた外
部メモリ付き携帯端末装置1だけが唯一データの解読が
できるようにするのが望ましい。
【0010】なお、メモリカード6が、軽量性、記憶容
量、機密性等の面で最も優れた携帯端末装置用の外部メ
モリ媒体であるが、この他にも磁気カードやその他の外
部メモリ媒体でも以上説明した事情はまったく同じであ
る。
【0011】そしてスクランブルを行う際に、暗号化の
ためのデータが保存したいデータ量に匹敵するような場
合や、複雑な演算をしてソフト的に負荷が大きくなるよ
うな場合だと、外部メモリ付き携帯端末装置1が高価、
大型になってしまい、処理時間もかかって問題となる。
【0012】そこで、本発明は、外部メモリ媒体を装着
することができ、この外部メモリ媒体に書き込んだデー
タの機密性が極めて高く、高速処理が可能な外部メモリ
付き通信端末装置を提供することを目的とする。
【0013】また、本発明は、通信端末装置のメモリ媒
体にデータを格納するとき高度の機密性が得られ、高速
処理が可能なスクランブル方法を提供することを目的と
する。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明の外部メモリ付き通信端末装置は、新規にスクラ
ンブルファイルを作成するときには、スクランブル管理
手段が、メモリ部から読み出した自端末番号情報を基に
元データとの暗号処理を行ってスクランブルを行い、ス
クランブルされたデータを外部メモリ媒体に書き込むこ
とを特徴とする。
【0015】これにより、外部メモリ媒体を装着するこ
とができ、この外部メモリ媒体に書き込んだデータの機
密性が極めて高く、高速処理が可能になる。
【0016】また、本発明のスクランブル方法は、自端
末番号情報と所定の乱数とで作成したスクランブル用種
データを基にスクランブル関数によって擬似ランダム符
号を生成し、所定のビットごとに該擬似ランダム符号と
元データとの暗号処理を行ってスクランブルを行うとと
もに、自端末番号情報と乱数とスクランブル関数のバー
ジョン情報を書き込んだスクランブル用鍵データを作成
し、メモリ媒体に該スクランブル用鍵データとスクラン
ブルしたデータを書き込むことを特徴とする。
【0017】これにより、通信端末装置のメモリ媒体に
データを格納するとき高度の機密性が得られ、高速処理
が可能になる。
【0018】
【発明の実施の形態】請求項1に記載された発明は、通
信を行うための送受信部と、送受信するデータと自端末
番号情報を記憶できるメモリ部と、装着された外部メモ
リ媒体にデータを格納したり、該外部メモリ媒体からデ
ータを読み出したりするための外部メモリ入出力部と、
送受信するデータを表示するとともに、外部メモリ媒体
から読み出したデータを表示できる表示手段と、入力を
行う入力手段と、外部メモリ媒体に書き込む元データに
スクランブルを行うスクランブル管理手段を備えた外部
メモリ付き通信端末装置であって、新規にスクランブル
ファイルを作成するときには、スクランブル管理手段
が、メモリ部から読み出した自端末番号情報を基に元デ
ータとの暗号処理を行ってスクランブルを行い、スクラ
ンブルされたデータを外部メモリ媒体に書き込むことを
特徴とする外部メモリ付き通信端末装置であるから、自
端末番号情報を用いてスクランブルをかけるため、他の
端末装置では読み取りができず、外部メモリ媒体に書き
込んだデータの機密性が極めて高くなり、処理は比較的
簡単で高速処理が可能になる。
【0019】請求項2に記載された発明は、新規にスク
ランブルファイルを作成するときに、自端末番号情報を
書き込んだスクランブル用鍵データを作成し、スクラン
ブルされたデータと共にスクランブル用鍵データを外部
メモリ媒体に書き込むことを特徴とする請求項1に記載
の外部メモリ付き通信端末装置であるから、スクランブ
ル用鍵データを外部メモリ媒体から取り出すことがで
き、スクランブルを解除できる。
【0020】請求項3に記載された発明は、スクランブ
ル用鍵データには、暗号処理に用いる関数のバージョン
情報をも有することを特徴とする請求項1または2に記
載の外部メモリ付き通信端末装置であるから、暗号処理
に用いる関数のバージョンによりスクランブル結果を異
なるものにすることができ、より機密性が増す。
【0021】請求項4に記載された発明は、通信を行う
ための送受信部と、送受信するデータと自端末番号情報
を記憶できるメモリ部と、装着された外部メモリ媒体に
データを格納したり、該外部メモリ媒体からデータを読
み出したりするための外部メモリ入出力部と、送受信す
るデータを表示するとともに、外部メモリ媒体から読み
出したデータを表示できる表示手段と、入力を行う入力
手段と、外部メモリ媒体に書き込む元データにスクラン
ブルを行うスクランブル管理手段を備えた外部メモリ付
き通信端末装置であって、新規にスクランブルファイル
を作成するときには、スクランブル管理手段が、メモリ
部から読み出した自端末番号情報と所定の乱数とで作成
したスクランブル用種データを基にスクランブル関数に
よって擬似ランダム符号を生成し、所定のビットごとに
該擬似ランダム符号と元データとの暗号処理を行ってス
クランブルを行い、且つ自端末番号情報と乱数とスクラ
ンブル関数のバージョン情報を書き込んだスクランブル
用鍵データを作成し、さらに外部メモリ媒体にスクラン
ブル用鍵データとスクランブルされたデータを書き込む
ことを特徴とする外部メモリ付き通信端末装置であるか
ら、自端末番号情報と乱数を用いてスクランブルをかけ
るため、他の端末装置では読み取りができず、外部メモ
リ媒体に書き込んだデータの機密性が極めて高くなり、
処理は比較的簡単で高速処理が可能になる。
【0022】請求項5に記載された発明は、既存のスク
ランブルファイルを読み出す場合には、スクランブル管
理手段が、スクランブル用鍵データから自端末番号情報
と乱数とスクランブル関数のバージョン情報を読出し、
スクランブル関数によって擬似ランダム符号をもとめ
て、所定のビットごとにスクランブルされたデータとの
復号処理を行ってスクランブル解除することを特徴とす
る請求項1〜4のいすれかに記載の外部メモリ付き通信
端末装置であるから、既存のスクランブルファイルを読
み出す場合には、スクランブル用鍵データに書き込まれ
ている情報から擬似ランダム符号を算出し、これによっ
てスクランブルの解除が可能となる。
【0023】請求項6に記載された発明は、通信端末装
置が、音声回路とマイクとスピーカーを備えた携帯端末
装置であり、送受信部が無線送受信部であることを特徴
とする請求項1〜5のいずれかに記載の外部メモリ付き
通信端末装置であるから、軽量、小型、安価で機密性の
高い外部メモリ媒体付き携帯端末装置を実現できる。
【0024】請求項7に記載された発明は、外部メモリ
媒体がメモリカードであり、外部メモリ入出力部がカー
ドリーダ・ライタであることを特徴とする請求項1〜6
のいずれかに記載の外部メモリ付き通信端末装置である
から、軽量で、大容量のメモリカードを装着した通信端
末装置となり、ネットワークから大量のデータを取得す
ることが可能で、且つ取得した情報の機密性を守ること
ができる。
【0025】請求項8に記載された発明は、自端末番号
情報が電話番号であることを特徴とする請求項1〜7の
いずれかに記載の外部メモリ付き通信端末装置であるか
ら、電話番号をスクランブルに使え、各端末装置に対し
て外部メモリ媒体を特異的に対応させ、セキュリティは
確実見守られる。
【0026】請求項9に記載された発明は、自端末番号
情報と所定の乱数とで作成したスクランブル用種データ
を基にスクランブル関数によって擬似ランダム符号を生
成し、所定のビットごとに該擬似ランダム符号と元デー
タとの暗号処理を行ってスクランブルを行うとともに、
自端末番号情報と乱数とスクランブル関数のバージョン
情報を書き込んだスクランブル用鍵データを作成し、メ
モリ媒体に該スクランブル用鍵データとスクランブルし
たデータを書き込むことを特徴とするスクランブル方法
であるから、自端末番号情報を用いてスクランブルをか
けるため、他の端末装置では読み取りができず、簡単な
方法で外部メモリ媒体に書き込んだデータの機密性が極
めて高くなり、処理は比較的簡単で高速処理が可能にな
る。
【0027】(実施の形態)以下、本発明の一実施の形
態における外部メモリ対付き携帯端末装置とスクランブ
ル方法について図面に基づき説明する。図1は本発明の
一実施の形態における外部メモリ付き携帯端末装置の制
御ブロック図、図2は本発明の一実施の形態における外
部メモリ付き携帯端末装置のスクランブル処理の機能
図、図3本発明の一実施の形態における外部メモリ付き
携帯端末装置の既存ファイルのスクランブル処理のフロ
ーチャート、図4は本発明の一実施の形態における外部
メモリ付き携帯端末装置の新規ファイルのスクランブル
処理のフローチャートである。なお、本実施の形態の外
部メモリ対付き携帯端末装置について、図5(a),
(b)の前面全体図と背面全体図、図7のメモリカード
構成図は、上述の従来の外部メモリ付き携帯端末装置と
共通であるから、同一の図面を用いることとし省略す
る。また、図1〜図4に示す本実施の形態の外部メモリ
付き携帯端末装置において、この従来の外部メモリ付き
携帯端末装置と同一符号の部材は、両者で基本的に同一
のものであるから、詳細な説明は従来の説明に譲り、こ
こでは部材の名称の指摘にとどめ説明は省略する。
【0028】図1において、1は携帯端末装置、2は表
示画面、3は入力が可能な入力キー、4は操作用のファ
ンクションキー、5はアンテナである。6はメモリカー
ド、7はカード装着部、8は蓋である。また、9は無線
送受信部、10は音声回路、11はスピーカー、12は
マイクである。13は表示手段、14はキー入力手段、
15は選択入力手段、16はメモリ部、17はカードリ
ーダ・ライタである。18は制御部、19はカード制御
部、20はプログラム等を格納したROM、21はデー
タ処理用のRAM、22はEEPROMでデータを書込
み消去できるデータ用メモリである。22aはデータ用
メモリA、B22bはデータメモリ用メモリ、23はコ
ネクタ部である。
【0029】続いて、本発明の特徴部分である元データ
をスクランブルするスクランブル管理手段とスクランブ
ル方法について説明する。
【0030】図1において、24はストリーム暗号等の
スクランブル関数を利用して得た擬似ランダム符号と元
データとの排他的論理和(exclusive OR)をとった
り、置換処理、換字処理などの暗号処理を行うことで元
データをスクランブルするスクランブル管理手段、25
は乱数発生器であり、ランダム関数を有しており、元デ
ータからスクランブルファイルを作成するたびに乱数を
発生する。なお、この暗号処理は互換性または置換性を
有すもので、スクランブルされたデータに対して再度ス
クランブル関数を作用させると元に戻るか、何度か作用
させるとその都度シフトし最終的に一巡して元に戻る作
用等を有している。従って、例えば、スクランブルされ
たデータに対して同一の擬似ランダム符号との排他的論
理和(exclusive OR)をとると、スクランブルを解
除できる。
【0031】スクランブル管理手段24は、新規にスク
ランブルファイルを作成するときには、まず、メモリ部
16に格納されている自端末番号情報と、乱数発生器2
5が発生した所定の乱数の結合を行ったり、論理和をと
ったりして、スクランブル用種データを生成する。すな
わち、自端末番号情報から32ビットのデータを作ると
ともに乱数から32ビットのデータを作り、そのままシ
リアルに結合する。この結果得られる64ビットのデー
タをスクランブル用種データとしたり、あるいは32ビ
ットの自端末番号データと乱数の32ビットの論理和を
とって32ビットのスクランブル用種データとする。次
いで、これをスクランブル関数により擬似乱数化させて
擬似ランダム符号を生成し、擬似ランダム符号の8ビッ
ト分を読出しては元データの1バイトずつ暗号処理を行
う。例えば、排他的論理和をとったり、ビットの位置を
置換したり、換字処理したり、さらには循環させたりし
てスクランブルを行う。
【0032】本実施の形態においては自端末番号情報は
電話番号を利用しており、例えばこれを電話番号090
−***−****とすると、さらにこれを90***
****という10進数とみなし、16進数8桁の数3
*******に変換する。また、ランダム関数を用い
て乱数発生器25から発生した乱数++++++++も
16進数8桁の数に変換する。従って、スクランブル用
種データとなるのは、3*******+++++++
+という64ビットのデータか、両者の8桁の論理和を
とって32ビットのデータである。このスクランブル用
種データを基に擬似ランダム符号を生成するため、スク
ランブル管理手段24はスクランブル関数を呼び出して
演算し、これにより擬似ランダム符号を得る。なお、ス
クランブル関数は、一般的にストリーム暗号等が使用さ
れるが、他の暗号を用いても本発明の趣旨は何ら変わる
ものではない。
【0033】ところで、図2に示すように、スクランブ
ル管理手段24がバージョンの異なる第2のスクランブ
ル関数を呼び出し可能にしておき、スクランブル関数で
最初のスクランブルを行い、更に第2段めの演算とし
て、第2のスクランブル関数を呼び出して第2のスクラ
ンブルを行うのも、更に機密性を高めることができ好適
である。スクランブル解除は逆の順に行えばよい。
【0034】スクランブル管理手段24は、元データを
スクランブルしてデータ変換するとともに、擬似ランダ
ム符号を導くための自端末番号(ここでは電話番号)情
報と乱数とスクランブル関数のバージョン情報を書き込
んだスクランブル用鍵データを作成する。これはスクラ
ンブルされたデータを換字処理してビット数を増したり
してそこに書き込んだり、スクランブルされたデータの
前にヘッダとして書き込んだり、逆にデータの後に付加
して書き込んだりすればよい。このスクランブル用鍵デ
ータのデータ構成は、例えばスクランブル関数のバージ
ョン情報a(1バイト)、自端末番号情報b1〜b4
(4バイト)、乱数c1〜c4(4バイト)を、このま
ま順に、あるいはバイト単位で分散させてスクランブル
データの中に埋め込めばよい。ヘッダを作成するときに
は、まず乱数で所定ビット数のヘッダを作成し、この中
に上記データを埋め込めばよい。
【0035】次に、スクランブル管理手段24が既存の
スクランブルファイルを読み出す場合の説明を行う。こ
の場合にはスクランブル管理手段24が、スクランブル
用鍵データから自端末番号情報b1〜b4と乱数c1〜
c4とスクランブル関数のバージョン情報aを読出す。
読み出した自端末番号情報b1〜b4と乱数c1〜c4
から、上述した方法で復号用の種データをつくり、これ
を基にバージョン情報aに合致したスクランブル関数に
よって擬似ランダム符号をもとめる。次いで1バイト分
のスクランブルされたデータとこの擬似ランダム符号の
8ビット分を読み込み、復号処理を行う。例えば排他的
論理和をとったり、ビットの位置を置換したり、換字処
理や循環させたりして、スクランブル解除を行い、元デ
ータの1バイト分を解読する。これはスクランブル管理
手段24の行う暗号処理の互換性または置換性による。
続いて、次の1バイト分のスクランブルされたデータが
読み込まれ、擬似ランダム符号の8ビットが読み込まれ
2バイト目がスクランブル解除される。さらに、同様な
演算を繰り返して、指定レングスがスクランブル解除さ
れると、解読された元データが表示手段13に表示され
る。
【0036】次に、本発明の一実施の形態における外部
メモリ付き携帯端末装置のスクランブル処理について図
3、図4のフローチャートに基づいて説明する。
【0037】まず、既存のスクランブルファイルを読み
出す場合のスクランブル処理について図3に基づいて説
明する。step1において、外部メモリ付き携帯端末
装置1の制御部18はメモリカード6が装着されるとそ
れを認識し、メモリカード6が読み取り可能なものか否
かが判断される。読み出し可能であればstep2へ進
み、制御部18はカード制御部19にアクセスし、カー
ド制御部19がこのアクセスの正当性をパスワード等で
確認する。step1において、読み取りできないと判
断されるとstep3に進み、エラー表示され、END
処理される(step13)。
【0038】step2でアクセス権の正当性が確認さ
れると、メモリカード6のカード制御部19が読出し・
書込み許可キーを発行する(step4)。制御部18
はカードリーダ・ライタ17を介してこれを入手し、こ
の読出し・書込み許可キーを用いて再度データ用メモリ
B22bにアクセスする(step5)。データ用メモ
リB22bに格納されているスクランブル用鍵データを
読み出し、スクランブル用鍵データから、スクランブル
関数のバージョン情報a、電話番号情報b1〜b4、乱
数c1〜c4を読み出す(step6)。次いで、この
電話番号情報b1〜b4と、メモリ部16に格納されて
いる電話番号情報が合致しているか否かがチェックされ
る(step7)。合致していなければ、端末が違うた
めエラー処理して(step8)、END処理される
(step13)。
【0039】1バイト分の自端末番号情報b1と乱数c
1から復号用種データを作り、スクランブル関数によっ
て擬似ランダム符号をもとめて(step9)、データ
用メモリB22bに格納されている格納データから1バ
イト分のデータを取り出し、復号処理を行いスクランブ
ル解除する(step10)。次に、格納データが指定
レングスまでスクランブル解除されたか否かが判断され
(step11)、指定レングスにまで至っていない場
合はstep10に戻ってこれを繰り返す。もし、指定
レングスまでスクランブル解除された場合はstep1
2に進んで表示手段13に表示され、その後END処理
される(step13)。
【0040】次に、新規にスクランブルファイルを作成
するときのスクランブル処理について図4に基づいて説
明する。step21において、制御部18はメモリカ
ード6が装着されるとそれを認識し、メモリカード6が
読み取り可能なものか否かが判断される。読み出し可能
であればstep22へ進み、制御部18はカード制御
部19にアクセスし、カード制御部19がこのアクセス
の正当性をパスワード等で確認する。step21にお
いて、読み取りできないと判断されるとstep23に
進み、エラー表示され、END処理される(step3
2)。
【0041】step22でアクセス権の正当性が確認
されると、メモリカード6のカード制御部19が読出し
・書込み許可キーを発行する(step24)。制御部
18はカードリーダ・ライタ17を介してこれを入手す
る(step25)。続いて、スクランブル管理手段2
4は、スクランブル用格納部に格納されている自端末番
号情報と乱数発生器25が発生した所定の乱数からスク
ランブル用種データを作り、これを擬似乱数化させるス
クランブル関数により擬似ランダム符号を生成し(st
ep26)、擬似ランダム符号の8ビット分を読出して
元データを1バイトずつ暗号処理して全体のスクランブ
ル処理を行う(step27)。
【0042】次に元データが指定レングスまでスクラン
ブルされたか否かが判断され(step28)、指定レ
ングスまで至っていない場合はstep27に戻ってこ
れを繰り返す。もし、指定レングスまでスクランブル解
除された場合は、step29に進んで、スクランブル
管理手段24は、スクランブル関数のバージョン情報
a、電話番号情報b1〜b4、乱数c1〜c4からスク
ランブル用鍵データを作成する(step29)。
【0043】続いて、制御部18は、読出し・書込み許
可キーを用いて再度データ用メモリB22bにアクセス
し(step30)、データ用メモリB22bにスクラ
ンブル用鍵データとスクランブル処理されたデータを格
納する(step31)。その後END処理される(s
tep32)。
【0044】このように、本実施の形態の外部メモリ付
き携帯端末装置のスクランブル処理は、スクランブル管
理手段により自端末番号情報を用いてスクランブルをか
けるため、他の端末装置では読み取りができず、スクラ
ンブル解除のための処理は本携帯端末に固有のものとな
り、外部メモリ媒体に書き込んだデータは極めて安全
で、スクランブル処理は比較的簡単で、コストもかから
ず、高速処理が可能になる。また、すでにパスワード等
と外部メモリ媒体固有のセキュリティ管理を有している
携帯端末装置においては、さらに固有で厳重なセキュリ
ティ管理を行うことができることになる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように本発明の請求項1に
記載された外部メモリ付き通信端末装置は、新規にスク
ランブルファイルを作成するときには、スクランブル管
理手段が、メモリ部から読み出した自端末番号情報を基
に元データとの暗号処理を行ってスクランブルを行い、
スクランブルされたデータを外部メモリ媒体に書き込む
から、自端末番号情報を用いてスクランブルをかけるた
め、他の端末装置では読み取りができず、外部メモリ媒
体に書き込んだデータの機密性が極めて高くなり、処理
は比較的簡単で高速処理が可能になる。
【0046】請求項2に記載された外部メモリ付き通信
端末装置は、新規にスクランブルファイルを作成すると
きに、自端末番号情報を書き込んだスクランブル用鍵デ
ータを作成し、スクランブルされたデータと共にスクラ
ンブル用鍵データを外部メモリ媒体に書き込むから、ス
クランブル用鍵データを外部メモリ媒体から取り出すこ
とができ、スクランブルを解除できる。
【0047】請求項3に記載された外部メモリ付き通信
端末装置は、スクランブル用鍵データには、暗号処理に
用いる関数のバージョン情報をも有するから、暗号処理
に用いる関数のバージョンによりスクランブル結果を異
なるものにすることができ、より機密性が増す。
【0048】請求項4に記載された外部メモリ付き通信
端末装置は、新規にスクランブルファイルを作成すると
きには、スクランブル管理手段が、メモリ部から読み出
した自端末番号情報と所定の乱数とで作成したスクラン
ブル用種データを基にスクランブル関数によって擬似ラ
ンダム符号を生成し、所定のビットごとに該擬似ランダ
ム符号と元データとの暗号処理を行ってスクランブルを
行い、且つ自端末番号情報と乱数とスクランブル関数の
バージョン情報を書き込んだスクランブル用鍵データを
作成するから、自端末番号情報を用いてスクランブルを
かけるため、他の端末装置では読み取りができず、外部
メモリ媒体に書き込んだデータの機密性が極めて高くな
り、処理は比較的簡単で高速処理が可能になる。
【0049】請求項5に記載された外部メモリ付き通信
端末装置は、既存のスクランブルファイルを読み出す場
合には、スクランブル管理手段が、スクランブル用鍵デ
ータから自端末番号情報と乱数とスクランブル関数のバ
ージョン情報を読出し、スクランブル関数によって擬似
ランダム符号をもとめて、所定のビットごとにスクラン
ブルされたデータとの復号処理を行ってスクランブル解
除するから、既存のスクランブルファイルを読み出す場
合には、スクランブル用鍵データに書き込まれている情
報から擬似ランダム符号を算出し、これによってスクラ
ンブルの解除が可能となる。
【0050】請求項6に記載された外部メモリ付き通信
端末装置は、通信端末装置が携帯端末装置であるから、
軽量、小型、安価で機密性の高い外部メモリ媒体付き携
帯端末装置を実現できる。
【0051】請求項7に記載された外部メモリ付き通信
端末装置は、外部メモリ媒体がメモリカードであるか
ら、軽量で、大容量のメモリカードを装着した通信端末
装置となり、ネットワークから大量のデータを取得する
ことが可能で、且つ取得した情報の機密性を守ることが
できる。
【0052】請求項8に記載された外部メモリ付き通信
端末装置は、自端末番号情報が電話番号であるから、電
話番号をスクランブルに使え、各端末装置に対して外部
メモリ媒体を特異的に対応させ、セキュリティは確実見
守られる。
【0053】請求項9に記載されたスクランブル方法
は、自端末番号情報と所定の乱数とで作成したスクラン
ブル用種データを基にスクランブル関数によって擬似ラ
ンダム符号を生成し、所定のビットごとに該擬似ランダ
ム符号と元データとの暗号処理を行ってスクランブルを
行うとともに、自端末番号情報と乱数とスクランブル関
数のバージョン情報を書き込んだスクランブル用鍵デー
タを作成し、メモリ媒体に該スクランブル用鍵データと
スクランブルしたデータを書き込むから、自端末番号情
報を用いてスクランブルをかけるため、他の端末装置で
は読み取りができず、簡単な方法で外部メモリ媒体に書
き込んだデータの機密性が極めて高くなり、処理は比較
的簡単で高速処理が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における外部メモリ付き
携帯端末装置の制御ブロック図
【図2】本発明の一実施の形態における外部メモリ付き
携帯端末装置のスクランブル処理の機能図
【図3】本発明の一実施の形態における外部メモリ付き
携帯端末装置の既存ファイルのスクランブル処理のフロ
ーチャート
【図4】本発明の一実施の形態における外部メモリ付き
携帯端末装置の新規ファイルのスクランブル処理のフロ
ーチャート
【図5】(a)従来の外部メモリ付き携帯端末装置の前
面全体図 (b)従来の外部メモリ付き携帯端末装置の背面全体図
【図6】従来の外部メモリ付き携帯端末装置の制御ブロ
ック図
【図7】従来の外部メモリ付き携帯端末装置に装着する
メモリカード構成図
【符号の説明】
1 携帯端末装置 2 表示画面 3 入力キー 4 ファンクションキー 5 アンテナ 6 メモリカード 7 カード装着部 8 蓋 9 無線送受信部 10 音声回路 11 スピーカー 12 マイク 13 表示手段 14 キー入力手段 15 選択入力手段 16 メモリ部 17 カードリーダ・ライタ 18 制御部 19 カード制御部 20 ROM 21 RAM 22 データ用メモリ 22a データ用メモリA 22b データメモリ用メモリB 23 コネクタ部 24 スクランブル管理手段 25 乱数発生器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04M 1/00 H04N 7/14 5K036 1/274 H04L 9/00 653 H04N 7/14 621A 7/167 H04N 7/167 Z Fターム(参考) 5B017 AA03 BA07 BB09 CA14 5B058 CA27 KA02 KA04 KA06 KA08 KA31 KA35 YA20 5C064 AA01 AA06 AB03 AB04 AC01 AC08 AD02 AD08 AD14 AD18 CA14 CB08 CC04 5J104 NA02 NA35 PA02 PA14 5K027 AA11 HH26 5K036 AA07

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】通信を行うための送受信部と、 送受信するデータと自端末番号情報を記憶できるメモリ
    部と、 装着された外部メモリ媒体にデータを格納したり、該外
    部メモリ媒体からデータを読み出したりするための外部
    メモリ入出力部と、 送受信するデータを表示するとともに、前記外部メモリ
    媒体から読み出したデータを表示できる表示手段と、 入力を行う入力手段と、 前記外部メモリ媒体に書き込む元データにスクランブル
    を行うスクランブル管理手段を備えた外部メモリ付き通
    信端末装置であって、 新規にスクランブルファイルを作成するときには、前記
    スクランブル管理手段が、前記メモリ部から読み出した
    自端末番号情報を基に前記元データとの暗号処理を行っ
    てスクランブルを行い、スクランブルされたデータを前
    記外部メモリ媒体に書き込むことを特徴とする外部メモ
    リ付き通信端末装置。
  2. 【請求項2】新規にスクランブルファイルを作成すると
    きに、前記自端末番号情報を書き込んだスクランブル用
    鍵データを作成し、スクランブルされたデータと共に前
    記スクランブル用鍵データを前記外部メモリ媒体に書き
    込むことを特徴とする請求項1に記載の外部メモリ付き
    通信端末装置。
  3. 【請求項3】前記スクランブル用鍵データには、暗号処
    理に用いる関数のバージョン情報をも有することを特徴
    とする請求項1に記載の外部メモリ付き通信端末装置。
  4. 【請求項4】通信を行うための送受信部と、 送受信するデータと自端末番号情報を記憶できるメモリ
    部と、 装着された外部メモリ媒体にデータを格納したり、該外
    部メモリ媒体からデータを読み出したりするための外部
    メモリ入出力部と、 送受信するデータを表示するとともに、前記外部メモリ
    媒体から読み出したデータを表示できる表示手段と、 入力を行う入力手段と、 前記外部メモリ媒体に書き込む元データにスクランブル
    を行うスクランブル管理手段を備えた外部メモリ付き通
    信端末装置であって、 新規にスクランブルファイルを作成するときには、前記
    スクランブル管理手段が、前記メモリ部から読み出した
    自端末番号情報と所定の乱数とで作成したスクランブル
    用種データを基にスクランブル関数によって擬似ランダ
    ム符号を生成し、所定のビットごとに該擬似ランダム符
    号と前記元データとの暗号処理を行ってスクランブルを
    行い、且つ前記自端末番号情報と前記乱数と前記スクラ
    ンブル関数のバージョン情報を書き込んだスクランブル
    用鍵データを作成し、 さらに前記外部メモリ媒体に前記スクランブル用鍵デー
    タとスクランブルされたデータを書き込むことを特徴と
    する外部メモリ付き通信端末装置。
  5. 【請求項5】既存のスクランブルファイルを読み出す場
    合には、前記スクランブル管理手段が、前記スクランブ
    ル用鍵データから前記自端末番号情報と前記乱数と前記
    スクランブル関数のバージョン情報を読出し、スクラン
    ブル関数によって前記擬似ランダム符号をもとめて、所
    定のビットごとにスクランブルされたデータとの復号処
    理を行ってスクランブル解除することを特徴とする請求
    項1〜4のいすれかに記載の外部メモリ付き通信端末装
    置。
  6. 【請求項6】前記通信端末装置が、音声回路とマイクと
    スピーカーを備えた携帯端末装置であり、前記送受信部
    が無線送受信部であることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれかに記載の外部メモリ付き通信端末装置。
  7. 【請求項7】前記外部メモリ媒体がメモリカードであ
    り、前記外部メモリ入出力部がカードリーダ・ライタで
    あることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の
    外部メモリ付き通信端末装置。
  8. 【請求項8】前記自端末番号情報が電話番号であること
    を特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の外部メモ
    リ付き通信端末装置。
  9. 【請求項9】自端末番号情報と所定の乱数とで作成した
    スクランブル用種データを基にスクランブル関数によっ
    て擬似ランダム符号を生成し、所定のビットごとに該擬
    似ランダム符号と元データとの暗号処理を行ってスクラ
    ンブルを行うとともに、前記自端末番号情報と前記乱数
    と前記スクランブル関数のバージョン情報を書き込んだ
    スクランブル用鍵データを作成し、メモリ媒体に該スク
    ランブル用鍵データとスクランブルしたデータを書き込
    むことを特徴とするスクランブル方法。
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