JP2002169513A - 液晶表示パネル走査線ドライバ - Google Patents

液晶表示パネル走査線ドライバ

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JP2002169513A JP2000364002A JP2000364002A JP2002169513A JP 2002169513 A JP2002169513 A JP 2002169513A JP 2000364002 A JP2000364002 A JP 2000364002A JP 2000364002 A JP2000364002 A JP 2000364002A JP 2002169513 A JP2002169513 A JP 2002169513A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示電極電圧の変動の小さい、液晶表示装置
の画面のフリッカを抑制しうる液晶表示パネル走査線ド
ライバを提供する。 【解決手段】 液晶表示パネル走査線ドライバの単位出
力回路は、第1のスイッチング素子M31と第3のスイ
ッチング素子M33とからなるインバータの出力ノード
Nnに、第2のスイッチング素子M32のドレインを接
続し、さらに、第2のスイッチング素子32と接地との
間に第4のスイッチング素子M34を介設している。第
2,第3のスイッチング素子M32,M33のゲートに
は、外部からの入力信号S32,S33が入力され、第
4のスイッチング素子M34には、外部からの入力電圧
V4が入力される。出力信号Ygの立ち下がり波形が、
第4のスイッチング素子M34の電流駆動能力に応じて
緩やかに調整される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶を駆動するた
めの液晶表示パネル走査線ドライバに係り、特に液晶表
示パネルの表示電極電位の変動の低減対策に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、液晶表示パネル走査線ドライ
バは、通常、複数の走査電極ラインに対応して設けられ
た複数のフリップフロップからなるシフトレジスタと、
出力回路と、最終段のシフトレジスタのデータを次段の
LSIに伝える為の入出力制御回路とにより構成されて
いる。そして、液晶表示パネル走査線ドライバの動作時
には、シフトレジスタの出力シフト動作により、複数の
走査電極ラインを順次にアクティブにして、液晶表示パ
ネルの表示画面を垂直方向にスキャンしていき、最終段
のシフトレジスタのシフトデータを次段のLSIのドラ
イブ信号入力端子に入力して、次段のLSIを動作させ
ている。
【0003】図7は、従来の液晶表示パネル走査線ドラ
イバの出力回路中の1つのユニットの構成を概略的に示
す回路図である。同図に示すように、従来の液晶表示パ
ネル走査線ドライバの出力回路は、制御回路100と、
Pチャネル型トランジスタM101及びNチャネル型ト
ランジスタM102からなる出力バッファ(インバー
タ)と、出力端子105とを備えている。この構成によ
り、入力信号S1が”H”のときに、制御回路100か
ら出力バッファに信号”H”が供給され、出力バッファ
(インバータ)からの出力信号Ygは”L”となる。そ
して、出力信号Ygにより液晶表示パネルの薄膜トラン
ジスタ(図示せず)がスイッチング動作を行なう。
【0004】ここで、液晶表示パネル走査線ドライバに
おいては、液晶表示パネルの薄膜トランジスタ(図示せ
ず)をスイッチングさせる駆動能力をできるだけ大きく
するため、一般には、出力バッファのPチャネルトラン
ジスタM101とNチャネルトランジスタM102との
能力をほぼ同じとして、より電流駆動能力が高くなるよ
うに構成されている。
【0005】図2は、液晶表示パネル中の液晶素子部の
一部を示す電気回路図(等価回路図)である。同図に示
すように、液晶素子は、液晶容量CL を有する容量素子
として表される。そして、1つの液晶素子に対して表示
電極電圧を与えるための薄膜トランジスタTFTが配置
され、各液晶素子及び薄膜トランジスタTFTは、マト
リクス状に配置されている。各薄膜トランジスタTFT
のゲート電極Gはゲート電圧Vgを供給するゲート配線
に接続され、薄膜トランジスタTFTのソース電極Sは
ソース電圧VSを供給するソース配線に接続されてい
る。また、液晶素子の表示電極Aには薄膜トランジスタ
TFTのドレイン電極Dが接続され、液晶素子の共通電
極Bは共通電圧Vcoを供給するための共通電極配線に接
続されている。このとき、薄膜トランジスタTFTのド
レイン電極D−ソース電極S間には寄生容量Cdsが存在
し、薄膜トランジスタTFTのゲート電極G−ドレイン
電極D間には寄生容量Cgdが存在している。
【0006】液晶表示パネル走査線ドライバの出力信号
Ygは、薄膜トランジスタTFTのゲート配線からゲー
ト電圧Vgとして供給され、薄膜トランジスタTFTの
ソース電極Sには、液晶データドライバの出力が入力さ
れる。そして、薄膜トランジスタTFTのゲート電圧V
gがHレベルの時に薄膜トランジスタTFTがオンにな
り、そのソース電極Sの電圧が液晶素子の表示電極Aに
伝達され、共通電極Bの共通電圧Vcoとの電位差に応じ
て液晶素子中の液晶の状態が制御される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ここで、上記従来の液
晶表示パネル走査線ドライバにおいては、以下のような
不具合があった。
【0008】図8は、従来の薄膜トランジスタTFTに
関する信号の時間変化を示すタイミングチャートであ
る。同図に示すように、時刻t101で第1フレーム目
に入り、ゲート電極Gにレベル”H”(オン電圧VDD
2)が入力されると、薄膜トランジスタTFT1がオン
し、液晶容量CL と寄生容量Cds,Cgdとにソース電圧
VS−供給電圧Vcoの電位差に応じた電荷が蓄積され、
表示電極Aの電位(表示電極電圧)はソース電圧VSに
近づく。続いて、時刻t102でゲート電極Gの電圧が
レベル”L”(オフ電圧VSS2)に立ち下がると、薄膜
トランジスタTFT1がオフし、液晶容量CL と寄生容
量Cds,Cgdとは蓄積された電荷を保持し、表示電極A
の電位(表示電極電圧)はソース電圧VSにほぼ等しく
保持される。
【0009】続いて、時刻t103で第2フレーム目に
入り、再びゲート電極Gにレベル”H”が入力される
と、薄膜トランジスタTFT1がオンし、反転されたソ
ース電圧VSと共通電圧Vcoとの電位差に応じて液晶容
量CL と寄生容量Cds,Cgdとに電荷が蓄積され、表示
電極Aの電位(表示電極電圧)は反転されたソース電圧
VSに近づく。続いて、時刻t104でゲート電極Gの
電圧がレベル”L”(オフ電圧VSS2)に立ち下がる
と、薄膜トランジスタTFT1がオフし、液晶容量CL
と寄生容量Cds,Cgdとは蓄積された電荷を保持し、表
示電極Aの電位(表示電極電圧)はソース電圧VSにほ
ぼ等しく保持される。
【0010】このとき、時刻t102及び時刻t104
において、液晶表示パネル走査線ドライバの出力信号Y
g(=ゲート電圧Vg)が”H”から”L”になる際
に、液晶容量CL と寄生容量Cds,Cgdとに蓄積された
電荷が液晶データドライバの電位(ソース電圧VS)に
引っ張られると、表示電極Aの電位(表示電極電圧)の
変動ΔVが生じるおそれがあった。そして、この表示電
極の電位(表示電極電圧)の変動ΔVは、各フレームご
とに異なる値になる(バラツキがある)ので、この液晶
電極電圧の変動ΔVの変動が液晶表示装置の画面のちら
つき(フリッカ)となって表れるという不具合があっ
た。
【0011】本発明の目的は、表示電極電圧の変動ΔV
を低減しうる手段を講ずることにより、液晶表示装置の
画面のちらつき(フリッカ)の抑制を図ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の液晶表示
パネル走査線ドライバは、液晶表示パネルの走査線に電
圧を供給する単位出力回路を備えた液晶表示パネル走査
線ドライバであって、上記単位出力回路は、高電位側電
圧を供給するノードと低電位側電圧を供給するノードと
の間に設けられ、pチャネル型トランジスタとnチャネ
ル型トランジスタとを直列に接続してなるインバータ
と、ドレインが上記インバータの出力ノードに接続さ
れ、ソースが低電位側電圧を供給するノードに接続さ
れ、ゲートに外部信号を受けるトランジスタからなるス
イッチング素子とを備えている。
【0013】これにより、インバータの出力ノードから
出力される出力信号を走査線駆動用電圧として用いた時
に、出力信号が急激に立ち下がることなく、スイッチン
グ素子の電流駆動能力に応じた緩やかな立ち下がり波形
を示すようになる。したがって、走査線を経て出力信号
によって駆動される液晶素子において、走査線における
電圧の急激な低下に起因する液晶素子の表示電極電圧の
変動が抑制され、表示電極電圧のバラツキも低減され
る。よって、液晶表示装置の画面のちらつき(フリッ
カ)を有効に抑制することができる。
【0014】その場合、スイッチング素子はトランジス
タによって構成されているので、スイッチング素子のゲ
ートに与えられる外部信号の値によって電流駆動能力が
定まる。つまり、外部信号の電圧値によって、出力信号
の立ち下がり波形を調整することが可能になる。よっ
て、液晶表示パネルの仕様などに応じた適正な出力信号
の立ち下がり波形を得ることができる。
【0015】上記スイッチング素子は、常時オンになる
ように設定されていることにより、制御の簡素化を図る
ことができる。
【0016】上記スイッチング素子と上記インバータの
出力ノードとの間に介設され、単位出力回路の出力の立
ち下がりのタイミングを調整するためのもう1つのスイ
ッチング素子をさらに備えることにより、立ち下がり状
態を緩やかにしながら、ある時間が経過した後は、出力
信号を速やかにオフ電圧まで低下させることが可能にな
る。例えば、一般に液晶表示パネルには、液晶素子の表
示電極への電圧の供給を制御する薄膜トランジスタが配
置されているので、薄膜トランジスタがオフしてから出
力信号をオン電圧に立ち下げることが可能となる。
【0017】上記もう1つのスイッチング素子は、上記
インバータのNチャネル型トランジスタよりも電流駆動
能力が小さいことが好ましい。
【0018】上記スイッチング素子のゲートに供給され
る外部信号は、上記スイッチング素子のI−V特性にお
ける飽和領域の電圧値であることにより、立ち下がり波
形を安定して調整することが可能になる。
【0019】本発明の第2の液晶表示パネル走査線ドラ
イバは、液晶表示パネルの走査線に電圧を供給する単位
出力回路を備えた液晶表示パネル走査線ドライバであっ
て、上記各単位出力回路ごとに設けられ、上記単位出力
回路の出力信号の立下り波形を制御する制御回路を備え
ている。
【0020】これにより、出力信号が急激に立ち下がる
ことなく緩やかな立ち下がり波形を示すように調整する
ことが可能になる。したがって、走査線を経て出力信号
によって駆動される液晶素子において、走査線における
電圧の急激な低下に起因する液晶素子の表示電極電圧の
変動が抑制され、表示電極電圧のバラツキも低減され
る。よって、液晶表示装置の画面のちらつき(フリッ
カ)を有効に抑制することができる。
【0021】上記単位出力回路は、高電位側電圧を供給
するノードと低電位側電圧を供給するノードとの間に設
けられ、pチャネル型トランジスタとnチャネル型トラ
ンジスタとを直列に接続してなるインバータと、ドレイ
ンが上記インバータの出力ノードに接続され、ソースが
低電位側電圧を供給するノードに接続され、ゲートに外
部信号を受けるトランジスタからなるスイッチング素子
とを備えていることにより、スイッチング素子の電流駆
動能力を利用して、出力信号の立ち下がり波形の調整が
容易になる。
【0022】上記スイッチング素子は、常時オンになる
ように設定されていることにより、制御の簡素化を図る
ことができる。
【0023】上記スイッチング素子と上記インバータの
出力ノードとの間に介設され、単位出力回路の出力の立
ち下がりのタイミングを調整するためのもう1つのスイ
ッチング素子をさらに備えることにより、立ち下がり状
態を緩やかにしながら、ある時間が経過した後は、出力
信号を速やかにオフ電圧まで低下させることが可能にな
る。
【0024】上記スイッチング素子のゲートに供給され
る外部信号は、上記スイッチング素子のI−V特性にお
ける飽和領域の電圧値であることにより、立ち下がり波
形を安定して調整することが可能になる。
【0025】
【発明の実施形態】本発明にかかわる液晶表示パネル走
査線ドライバは、複数の液晶表示パネル走査線ドライバ
出力全ての立ち下がり波形をなめらかに立ち下げるとと
もに、その立ち下がり波形を搭載される薄膜トランジス
タや液晶素子などの特性に応じて可変できるように構成
したものである。
【0026】以下、本発明にかかわる液晶表示パネル走
査線ドライバの出力回路の具体的な実施形態について図
面を参照しながら説明する。
【0027】図1は、本実施形態における液晶表示パネ
ル走査線ドライバの回路構成を示す図である。同図に示
すように、本実施形態の液晶表示パネル走査線ドライバ
1は、多数のDフリップフロップFF0−FFnにより
構成されるシフトレジスタ10と、多数の単位出力回路
BF0−BFnにより構成される出力回路30とを備え
ている。シフトレジスタ10の外部には、各フリップフ
ロップFF0−FFnのデータ端子Dにデータを供給す
るためのドライブ信号入力端子11と、各フリップフロ
ップFF0−FFnのクロック端子CKにクロックを供
給するためのクロック信号入力端子12とが設けられて
いる。出力回路30の外部には、各単位出力回路BF0
−BFnに制御信号V4を供給するための制御信号端子
21と、各単位出力回路BF0−BFnに入力信号S3
2を供給するための入力信号端子22と、各単位出力回
路BF0−BFnに入力信号S33を供給するための入
力信号端子23と、薄膜トランジスタのゲート電極に供
給される出力信号Yg0−Ygnを出力するための出力端子
Ot1−Otnとが設けられている。さらに、出力回路30
の各単位出力回路BF0−BFnには、薄膜トランジス
タのオン電圧VDD2と、薄膜トランジスタのオフ電圧V
SS2とが供給される。
【0028】ここで、本実施形態の液晶表示パネル走査
線ドライバ1において使用する電圧値の1例をあげる
と、ロジック用電源電圧VDD1は2.7V〜5.5V、ロ
ジック用接地電圧VSSは0V(グランドGND)、薄膜ト
ランジスタTFTのオン電圧VDD2は8V〜10V、薄
膜トランジスタのオフ電圧VSS2は−5V〜−3Vであ
る。
【0029】シフトレジスタ10においては、初段のD
フリップフロップFF0のデータ入力端子Dがドライブ
信号入力端子11に接続され、各段について、前段のD
フリップフロップFFj のQ出力の出力端子Qが次段の
DフリップフロップFFj+1のデータ入力端子Dに接続
されている。また、各DフリップフロップFF0−FF
nの出力端子Yからの出力がそれぞれ対応する単位出力
回路BF0−BFnに入力される。全てのDフリップフ
ロップFF0−FFnのアクティブロウ型のクロック入
力端子CKは、1つのクロック信号入力端子12に共通
に接続され、同じクロック信号が各Dフリップフロップ
FF0−FFnに供給されている。
【0030】出力回路30は、それぞれ図示しない液晶
表示パネルの走査電極ラインに出力信号Yg0−Ygnを供
給する。すなわち、後述する図3に示すように、出力回
路30において、シフトレジスタ10の各フリップフロ
ップFF0−FFnからの出力信号に応じて、高電位側
の液晶駆動用電源電圧であるオン電圧VDD2と、低電位
側の液晶駆動用電源電圧であるオフ電圧VSS2の振幅に
レベルシフトして出力する。
【0031】図3は、本実施形態における液晶表示パネ
ル走査線ドライバの出力回路30中の1つの単位出力回
路BFの構成を示す回路図である。単位出力回路BF
は、シフトレジスタ10の出力を受ける制御回路35
と、制御回路35の出力を受ける第1,第2,第3のレ
ベルシフタ31−33と、直列に配置された第1,第
2,第4のスイッチング素子M31,M32,M34
と、レベルシフタ33の出力を受ける第3のスイッチン
グ素子M33とを備えている。
【0032】第1のスイッチング素子M31はエンハン
スメント型のPチャネル型MOSFETからなる。第2
のスイッチング素子M32はエンハンスメント型のNチ
ャネル型MOSFETからなり電流能力が低く設定され
ている。第3のスイッチング素子M33はエンハンスメ
ント型のNチャネル型MOSFETからなり電流能力
が、第2のスイッチング素子M32よりも高く設定され
ている。第4のスイッチング素子M34の第4のスイッ
チング素子M34はエンハンスメント型のNチャネル型
MOSFETからなる。そして、第1のスイッチング素
子M31のドレインは高電位側の液晶駆動用電源電圧
(オン電圧)VDD2を供給するノードに接続され、第2
のスイッチング素子M32のドレインは第1のスイッチ
ング素子M31のソースに接続され、第2のスイッチン
グ素子M32のソースは第4のスイッチング素子M34
のドレインに接続され、第4のスイッチング素子M34
のソースは低電位側の液晶駆動用電源電圧(オフ電圧)
VSS2を供給するノードに接続されている。
【0033】また、第1のスイッチング素子M31のゲ
ートは第1のレベルシフタ回路31の出力に接続され、
第2のスイッチング素子M32のゲートは第2のレベル
シフタ回路32の出力に接続され、第1のスイッチング
素子M31のソースと第2のスイッチング素子M32の
ドレインにつながる出力ノードNnは第3のスイッチン
グ素子M33のドレインに接続され、第3,第4のスイ
ッチング素子M33,M34のソースはそれぞれ低電位
側の液晶駆動用電源VSS2に接続され、第3のスイッチ
ング素子M33のゲートは第3のレベルシフタ回路33
の出力に接続され、出力端子Otは出力ノードNnに接
続されている。
【0034】つまり、第1のスイッチング素子M31と
第3のスイッチング素子M33とからなるインバータ
(図7に示す従来の単位出力回路と同じ構造)の出力ノ
ードNnに、第2のスイッチング素子M32のドレイン
を接続し、さらに、第2のスイッチング素子32と接地
との間に第4のスイッチング素子M34を介設したもの
に相当する。
【0035】また、第1のレベルシフタ回路31、第2
のレベルシフタ回路32、第3のレベルシフタ回路33
の入力側は、それぞれ制御回路35の出力信号端子O3
1,O32,O33に接続され、制御回路35の入力信
号端子I31にはシフトレジスタ10の出力端子Yの出
力信号Yoが入力され、入力信号端子I32,I33に
は外部からの入力信号S32,S33が入力され、第4
のスイッチング素子M34には、外部からの入力電圧V
4が入力される。なお、入力信号S32が直接、第2の
スイッチング素子M32のオン・オフを制御しているわ
けでもなく、入力信号S33が第3のスイッチング素子
M33のオン・オフを直接制御しているわけでもない。
【0036】本実施形態においても、液晶表示パネル中
の液晶素子部の構成は、図2に示すとおりである。すな
わち、同図に示すように、液晶素子は、液晶容量CL を
有する容量素子として表される。そして、1つの液晶素
子に対して表示電極電圧を与えるための薄膜トランジス
タTFTが配置され、各液晶素子及び薄膜トランジスタ
TFTは、マトリクス状に配置されている。各薄膜トラ
ンジスタTFTのゲート電極Gはゲート電圧Vgを供給
するゲート配線に接続され、薄膜トランジスタTFTの
ソース電極Sはソース電圧VSを供給するソース配線に
接続されている。また、液晶素子の表示電極Aには薄膜
トランジスタTFTのドレイン電極Dが接続され、液晶
素子の共通電極Bは共通電圧Vcoを供給するための共通
電極配線に接続されている。このとき、薄膜トランジス
タTFTのドレイン電極D−ソース電極S間には寄生容
量Cdsが存在し、薄膜トランジスタTFTのゲート電極
G−ドレイン電極D間には寄生容量Cgdが存在してい
る。
【0037】図4は、上記単位出力回路BF及び液晶素
子部における各信号の時間変化を示すタイミングチャー
トである。
【0038】以下、以上のように構成された液晶表示パ
ネル走査線ドライバの出力回路30や液晶素子部の動作
について、図2−図4を参照しながら説明する。
【0039】ここで、外部の入力電圧V4は、第4のス
イッチング素子M34を常時オン状態に保持するように
設定されている。
【0040】時刻t1で、第1フレーム目に入り、シフ
トレジスタ10からの出力信号Yoがレベル”H”で出
力される。初期状態においては、外部からの入力信号S
32のレベルは”H”であり、入力信号S33のレベル
は”L”である。この状態においては、制御回路35の
出力信号端子O31の出力レベルは”H”であり、出力
信号端子O32の出力レベルは”L”であり、出力信号
端子O33の出力レベルは”L”である。そして、第1
のレベルシフタ回路31、第2のレベルシフタ回路3
2、第3のレベルシフタ回路33により、信号の振幅が
VDD2−VSS2にレベルシフトされ、第1のスイッチン
グ素子M31がオンに、第2のスイッチング素子M32
及び第3のスイッチング素子M33がオフになって、出
力端子Otからオン電圧VDD2が出力される。出力端子
Otは、図2の液晶素子部の等価回路における薄膜トラ
ンジスタTFT1のゲート電極Gに接続されているの
で、薄膜トランジスタTFT1はオンになり、液晶容量
CL と寄生容量Cds,Cgdとにソース電圧VS−供給電
圧Vcoの電位差に応じた電荷が蓄積され、表示電極Aの
電位(表示電極電圧)はソース電圧VSに近づく。
【0041】次に、時刻t2において、外部からの入力
信号S32がレベル”L”に、入力信号S33がレベ
ル”L”になると、第1のスイッチング素子M31がオ
フになり、第2のスイッチング素子M32がオンにな
り、第3のスイッチング素子M33がオフになり、出力
端子Otはオン電圧VDD2からオフ電圧VSS2に向かっ
て徐々に変化する。このとき、特に、第2のスイッチン
グ素子M32は第3のスイッチング素子M33よりも電
流能力が低く設けられているので、図4の時刻T2から
t3に示すように、出力端子Otの立ち下がり波形は滑
らかになる。そして、出力端子Otの滑らかな立ち下が
りに従って、薄膜トランジスタTFT1はゆっくりとオ
ン状態からオフ状態に変化する。このように、薄膜トラ
ンジスタTFT1をゆっくりとオフ状態に切り替えるこ
とにより、液晶容量CL および寄生容量CdsとCgdはソ
ース電位VSを充電させ続けることができることから、
表示電極Aの電位(表示電極電圧)はソース電位VSに
ほぼ等しく保持される。つまり、従来の液晶表示パネル
走査線ドライバに比べて、表示電極電圧の変動ΔVを小
さくすることができる。
【0042】続いて、時刻t3において、外部からの入
力信号S32がレベル”H”に、入力信号S32がレベ
ル”H”になると、クロックに同期してシフトレジスタ
10からの出力信号Yoがレベル”L”で出力されるの
で、第1のスイッチング素子M31がオフになり、第2
のスイッチング素子M32がオフになり、第3のスイッ
チング素子M33がオンになり、出力端子Otからオフ
電圧VSS2が出力される。第3のスイッチング素子M3
3は第2のスイッチング素子M32に比べて十分に電流
能力が大きいので、出力端子Otからの出力の立ち下が
り波形は非常に鋭くなる。このとき、時刻t3のタイミ
ング、すなわち入力信号S33がレベル”L”からレベ
ル”H”に変化するタイミングは、薄膜トランジスタT
FT1がオフするタイミングよりも遅いときに設定して
おく。薄膜トランジスタTFT1がオフした後は、薄膜
トランジスタTFT1のゲート電圧Vgを早く立ち下げ
ても、液晶容量CL と寄生容量Cds,Cgdとに充電され
た電荷に対応するソース電位VSは、リーク電流がない
限り変動しないので、表示電極Aはソース電位VSに保
持される。
【0043】そして、時刻t4で入力信号S32を立ち
上げ、その後、時刻t5で入力信号S33を立ち下げる
ことにより、初期の状態に戻す。
【0044】説明は省略するが、第2フレーム目におい
ても、第1フレーム目と同じシーケンスで入力信号S3
1,S32を入力することにより、時刻t6−t11に
おいて、第1フレーム目の時刻t1−t5とそれぞれ基
本的に同じ変化(表示電極電圧は反転する)を示すの
で、表示電極電圧の変動ΔVを小さくすることができ
る。
【0045】本実施形態の液晶表示パネル走査線ドライ
バによると、外部信号V4に応じて常時オンとなってい
る第4のスイッチング素子M34を、インバータの出力
ノードNnと低電位側電位であるオフ電位VSS2との間
に介設することにより、薄膜トランジスタTFTのゲー
ト電極Gに供給される電圧の立ち下がりを緩やかにする
ことができる。つまり、液晶表示パネル走査線ドライバ
の出力Yg(=ゲート電圧Vg)が”H”から”L”に
なる変化が緩やかになる(図4に示す時刻t2からt3
の間)ので、液晶容量CL と寄生容量Cds,Cgdとに蓄
積された電荷が液晶データドライバの電位(ソース電圧
VS)に引っ張られる作用が抑制され、表示電極Aの電
位(表示電極電圧)の変動ΔVが低減される。その結
果、各フレームにおける表示電極の電位(表示電極電
圧)の変動ΔVのバラツキも低減されるので、液晶表示
装置の画面のちらつき(フリッカ)を有効に抑制するこ
とができる。特に、MOSFETにより構成される第4
のスイッチング素子M34を配置しているので、出力回
路30や液晶素子部の構造に応じたゲート電圧Vgの適
正な立ち下がり波形を得ることができる。
【0046】具体的には、時刻t2のシーケンスにおい
て、第4のスイッチング素子M34のゲート電圧を、外
部からの入力電圧V4の電圧値によって調整することに
より、時刻t2から時刻t3までの出力端子Otの出力
の立ち下がり波形を液晶表示パネルの仕様に応じて自由
に調整することができる。
【0047】図5は、第4のスイッチング素子M34の
I−V特性を示す図である。MOSFETによって構成
される第4のスイッチング素子M34は、図5に示すよ
うに、ソース・ドレイン電圧Vdsがある値以上になると
電流値Idsの飽和特性を示し、その飽和値はゲート・ソ
ース間電圧Vgsが大きいほど大きい。よって、このMO
SFETの飽和特性を利用して、外部電圧V4を高くす
ると、図4に示す出力信号Ygの立ち下がりが急になる
一方、外部電圧V4を低くすると、図4に示す出力信号
Ygの立ち下がりが緩やかになる。つまり、I−V特性
の飽和領域を用いて立ち下がり波形を調整することがで
きる。また、第2のスイッチング素子M32がオンにな
るタイミングの設定によって、出力信号Ygがオフ電圧
VSS2になるタイミングを調整することができる。
【0048】なお、図3に示す単位出力回路BFにおい
て、第2のスイッチング素子M32がなくても、本発明
の基本的な効果を得ることは可能である。
【0049】図6は、第2のスイッチング素子M32が
配置されていない本実施形態の変形例における単位出力
回路BF’の回路図である。つまり、第1のスイッチン
グ素子M31と第3のスイッチング素子M33とからな
るインバータ(図7に示す従来の単位出力回路と同じ構
造)の出力ノードNnに第4のスイッチング素子M34
のドレインを接続したものに相当する。
【0050】同図に示す構造を採用した場合には、図4
に示すタイミングチャートにおいて、出力信号Ygがオ
フ電圧VSS2になるタイミングは、第4のスイッチング
素子M34の電流駆動能力によって調整されることにな
る。すなわち、第4のスイッチング素子M34の電流駆
動能力を十分大きく設定すれば、出力信号Ygがオフ電
圧VSS2になるタイミングが早くなり、第4のスイッチ
ング素子M34の電流駆動能力を小さめに設定すれば、
出力信号Ygがオフ電圧VSS2になるタイミングを遅く
することができる。この変形例では、従来の構造に比べ
て入力信号を外部から供給するラインを1つ追加するだ
けで済むので、コストの増大を抑制しつつフリッカの発
生を抑制することができる。
【0051】また、図6に示す構造を採用する場合、第
4のスイッチング素子M34のゲートに入力される外部
電圧V4により、第4のスイッチング素子M34のオン
・オフを切り替えるようにしてもよい。
【0052】
【発明の効果】本発明の液晶表示パネル走査線ドライバ
によれば、液晶表示パネルの走査線に供給する電圧を生
成するための出力回路において、出力信号の立ち下がり
波形を緩やかにするためのトランジスタをインバータの
出力ノードと低電位供給ノードとの間に設けたので、液
晶表示パネルの仕様に応じて、液晶表示電圧変動による
フリッカの減少の条件を自由に調整することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態における液晶表示パネル走査
線ドライバの回路構成を示す図である。
【図2】一般的な液晶表示パネルにおける液晶素子部の
一部を示す電気回路図(等価回路図)である。
【図3】本発明の実施形態における液晶表示パネル走査
線ドライバの出力回路中の1つの単位出力回路の構成を
示す回路図である。
【図4】本発明の実施形態の単位出力回路及び液晶素子
部における信号の時間変化を示すタイミングチャートで
ある。
【図5】本発明の実施形態における第4のスイッチング
素子のI−V特性を示す図である。
【図6】本発明の実施形態の変形例における単位出力回
路の回路図である。
【図7】従来の液晶表示パネル走査線ドライバの出力回
路中の1つのユニットの構成を概略的に示す回路図であ
る。
【図8】従来の制御電圧の時間変化を示すタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
10 シフトレジスタ 11 ドライブ信号入力端子 12 クロック信号入力端子 BF 単位出力回路 FF フリップフロップ S31 入力信号 S32 入力信号 21 第1のレベルシフタ回路 22 第2のレベルシフタ回路 23 第3のレベルシフタ回路 24 出力端子 30 出力回路 35 制御回路 100 液晶表示パネル走査線ドライバ TFT 薄膜トランジスタ M31 第1のスイッチング素子 M32 第2のスイッチング素子 M32 第3のスイッチング素子 M34 第4のスイッチング素子 FF0 Dフリップフロップ Yg0,Yg1…Ygn 出力信号 VDD1 ロジック用電源 VSS1 ロジック用グランド VDD2 オン電圧 VSS2 オフ電圧 V4 外部電圧
フロントページの続き Fターム(参考) 2H093 NA16 NC09 NC21 ND10 ND33 ND36 5C006 AC22 AF46 BB16 BC03 BF03 BF06 BF25 BF32 BF34 BF46 FA18 FA23 FA26 5C080 AA10 BB05 DD06 FF11 JJ02 JJ03 JJ04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液晶表示パネルの走査線に電圧を供給す
    る単位出力回路を備えた液晶表示パネル走査線ドライバ
    において、 上記単位出力回路は、 高電位側電圧を供給するノードと低電位側電圧を供給す
    るノードとの間に設けられ、pチャネル型トランジスタ
    とnチャネル型トランジスタとを直列に接続してなるイ
    ンバータと、 上記インバータのpチャネル型トランジスタとnチャネ
    ル型トランジスタとの接続部につながる出力ノードと、 ドレインが上記出力ノードに接続され、ソースが低電位
    側電圧を供給するノードに接続され、ゲートに外部信号
    を受けるトランジスタからなるスイッチング素子とを備
    えていることを特徴とする液晶表示パネル走査線ドライ
    バ。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の液晶表示パネル走査線ド
    ライバにおいて、 上記スイッチング素子は、常時オンになるように設定さ
    れていることを特徴とする液晶表示パネル走査線ドライ
    バ。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載の液晶表示パネル走
    査線ドライバにおいて、 上記スイッチング素子と上記インバータの出力ノードと
    の間に介設され、単位出力回路の出力の立ち下がりのタ
    イミングを調整するためのもう1つのスイッチング素子
    をさらに備えていることを特徴とする液晶表示パネル走
    査線ドライバ。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の液晶表示パネル走査線ド
    ライバにおいて、 上記もう1つのスイッチング素子は、上記インバータの
    Nチャネル型トランジスタよりも電流駆動能力が小さい
    ことを特徴とする液晶表示パネル走査線ドライバ。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のうちいずれか1つに記載
    の液晶表示パネル走査線ドライバにおいて、 上記スイッチング素子のゲートに供給される外部信号
    は、上記スイッチング素子のI−V特性における飽和領
    域の電圧値であることを特徴とする液晶表示パネル走査
    線ドライバ。
  6. 【請求項6】 液晶表示パネルの走査線に電圧を供給す
    る単位出力回路を備えた液晶表示パネル走査線ドライバ
    において、 上記各単位出力回路ごとに設けられ、上記単位出力回路
    の出力信号の立下り波形を制御する制御回路を備えてい
    ることを特徴とする液晶表示パネル走査線ドライバ。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の液晶表示パネル走査線ド
    ライバにおいて、 上記単位出力回路は、 高電位側電圧を供給するノードと低電位側電圧を供給す
    るノードとの間に設けられ、pチャネル型トランジスタ
    とnチャネル型トランジスタとを直列に接続してなるイ
    ンバータと、 ドレインが上記インバータの出力ノードに接続され、ソ
    ースが低電位側電圧を供給するノードに接続され、ゲー
    トに外部信号を受けるトランジスタからなるスイッチン
    グ素子とを備えていることを特徴とする液晶表示パネル
    走査線ドライバ。
  8. 【請求項8】 請求項7記載の液晶表示パネル走査線ド
    ライバにおいて、 上記スイッチング素子は、常時オンになるように設定さ
    れていることを特徴とする液晶表示パネル走査線ドライ
    バ。
  9. 【請求項9】 請求項7又は8記載の液晶表示パネル走
    査線ドライバにおいて、 上記スイッチング素子と上記インバータの出力ノードと
    の間に介設され、単位出力回路の出力の立ち下がりのタ
    イミングを調整するためのもう1つのスイッチング素子
    をさらに備えていることを特徴とする液晶表示パネル走
    査線ドライバ。
  10. 【請求項10】 請求項7〜9のうちいずれか1つに記
    載の液晶表示パネル走査線ドライバにおいて、 上記スイッチング素子のゲートに供給される外部信号
    は、上記スイッチング素子のI−V特性における飽和領
    域の電圧値であることを特徴とする液晶表示パネル走査
    線ドライバ。
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