JP2002167741A - 管路施工管理システムおよびこのシステムのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

管路施工管理システムおよびこのシステムのプログラムを記録した記録媒体

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JP2002167741A
JP2002167741A JP2000366566A JP2000366566A JP2002167741A JP 2002167741 A JP2002167741 A JP 2002167741A JP 2000366566 A JP2000366566 A JP 2000366566A JP 2000366566 A JP2000366566 A JP 2000366566A JP 2002167741 A JP2002167741 A JP 2002167741A
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excavation
measuring
pipeline
construction
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JP2000366566A
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Shigeo Ikubo
重雄 伊窪
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KYOWA SOKURYO SEKKEI KK
Original Assignee
KYOWA SOKURYO SEKKEI KK
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/20Hydro energy

Landscapes

  • Underground Structures, Protecting, Testing And Restoring Foundations (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 管路の測量によって得られた位置情報および
管路を含む埋設物に関する種々の情報に基づいて施工管
理に必要な図面や書類を作成する。 【解決手段】 道路上の既知点を測量して、測量装置の
位置座標を算出する。試験堀の位置、既設管路の位置お
よびその他の埋設物の位置を測量し、これらの種別、形
状、深さ等の情報を情報処理装置に入力すると、図面が
自動的に作成され、施工図が得られる。堀削溝内に施工
された桝および敷設された新設管路の位置をそれぞれ測
量する。桝および管路の配列については、配列テーブル
から標準配列を選択して、必要事項を入力すれば、自動
的に管路配列および断面図が得られる。入力された情報
に基づいて土量、管材料の積算が自動的に行われ、書類
が作成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば電線共同溝
等の管路の埋設工事における施工管理作業に用いる管路
施工管理システムに関する。
【0002】
【従来の技術】道路に電線等の管路を敷設するとき、ま
ず施工現場の状況を調査し、すでに埋設されている埋設
物の情報を入手してから、これらの情報に基づいて管路
の設計が行われる。そして、作成された設計図にしたが
って施工するとき、まず工事着手前の準備段階として、
現場の状況、土質調査、埋設物の確認等が行われる。こ
のとき、道路を掘削した試験掘を測量することによっ
て、試験掘の位置、および管路等の埋設物の種別、位
置、形状、深さを調べる。これらの調査データは、現場
において野帳やメモ帳に手書きで記録される。その後、
事務所等に持ち帰り、図面や書類を作成している。ま
た、工事開始後の施工段階においても、同様に敷設され
た管路を測量して、そのデータを手書きで記録した後、
図面や書類を作成している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように図面等の
作成は手作業で行われているため、時間がかかる。ま
た、図面の修正が発生すると、さらに時間がかかってし
まい、効率が非常に悪い。そこで、測量したデータを外
部のパソコン等の情報処理装置に出力できる測量装置が
使用されるようになってきている。このような測量装置
としてはトータルステーションがあり、情報処理装置と
組み合わせることにより、現場で測量しながら図面を作
成することができる。
【0004】ところで、管路の施工では、敷設された管
路以外に他の埋設物が存在しており、この埋設物の詳細
な情報も記録しておくことが望まれる。そこで、本発明
は、上記に鑑み、測量によって得られた位置情報および
管路を含む埋設物に関する種々の情報に基づいて施工管
理に必要な図面や書類を作成できる管路施工管理システ
ムの提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による課題解決手
段は、任意の対象物の位置を測量する測量装置と、該測
量装置から出力された測量データに基づいて位置座標を
算出する情報処理装置とを用いた管路施工管理システム
であって、道路上の既知点を測量して前記測量装置の位
置座標を算出する基準位置設定手段と、埋設物を調べる
ために掘削された試験掘の複数箇所を測量して試験掘の
位置座標を算出する試験掘位置測定手段と、前記試験掘
内にある管路の複数箇所を測量して位置座標を算出する
既設管路位置測定手段と、前記管路の種別、形状、深
さ、本数等の情報を入力する管路情報入力手段と、前記
管路以外の埋設物の複数箇所を測量して位置座標を算出
する埋設物位置測定手段と、前記埋設物の種別、形状、
深さの情報を入力する埋設物情報入力手段と、前記試験
掘内の土質、地下水、舗装種別等の詳細情報を入力する
試験掘情報入力手段と、各測定手段および入力手段によ
って得られた各情報に基づいて施工図を作成する施工図
作成手段と、前記施工図に基づいて工事の許可を受ける
ために必要な関係書類を作成する関係書類作成手段とを
備えた試験掘管理システムと、施工現場において道路上
の既知点を測量して測量装置の位置座標を算出する基準
位置設定手段と、掘削溝内に施工された桝を測量して位
置座標を算出する桝位置測定手段と、敷設された管路に
沿って複数箇所を測量して位置座標を算出する新設管路
位置測定手段と、前記桝および管路における配列とその
種別を入力する配列入力手段と、前記掘削溝の掘削場
所、掘削幅、掘削深さ、舗装種別、仮舗装等の掘削情報
を入力する掘削情報入力手段と、土留工、履工板、防護
工等の仮設工事情報および土質、地下水、舗装詳細等の
現場詳細情報を入力する施工情報入力手段と、各測定手
段および入力手段によって得られた各情報に基づいて施
工状況を記した出来形図を作成する図面作成手段と、各
情報から土量計算および管材料計算を行う積算手段と、
前記図面作成手段によって作成された図面および積算手
段によって得られた情報から定期的に報告書を作成する
報告書作成手段と、工事完了後に竣工図および工事記録
等の竣工図書を作成する図書作成手段とを備えた施工管
理システムとによって構成されるものである。
【0006】上記の各システムは、記録媒体に記録され
たプログラムにしたがって情報処理装置により実行され
る。
【0007】まず、施工現場の既設管路等の埋設物を確
認するための準備段階に行う試験堀に上記システムを適
用することによって、測量および調査結果の情報を即座
に取り込むことができ、リアルタイムに図面が作成され
る。したがって、施工図作成に要する時間を短縮でき、
工事期間の短縮を図れる。
【0008】そして、施工時でも、施工された桝および
敷設された管路の情報以外に他の管路の情報も即座に取
り込んで、リアルタイムに図面が作成される。この図面
を活用することによって、報告書等の書類を容易に作成
することができ、施工管理に役立てることができる。
【0009】ここで、管路の標準配列あるいは管路と桝
との標準配列を記録した配列テーブルを用意しておく。
標準配列は、桝の種別、管路の種別ごとの標準条数(本
数)、桝と管路との配置、管路の配置を含んだものであ
り、標準配列に基づいて掘削幅および掘削深さが自動的
に設定されるようになっている。そして、配列テーブル
から該当する標準配列を選択して、埋設されている管路
に応じて本数の変更を行うとともに種別、管径、埋設深
さ等の必要事項の入力を行うことによって、管路の配列
を容易に取得でき、断面図も容易に作成することができ
る。さらに、これを元にして、土量計算、管材料計算が
容易に行える。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態の管路施工管
理システムは、電線共同溝の施工を対象にしたものであ
り、図1に示すように、測量装置としてのトータルステ
ーション1と、施工管理プログラムを内蔵した情報処理
装置2と、情報処理装置2に接続された出力装置3とか
ら構成される。
【0011】トータルステーション1は、レーザ光でタ
ーゲット4であるミラーを自動的に探索した後、ターゲ
ット4に対してレーザ光を照射して、その反射光を検出
することにより、ターゲット4までの距離を測量する。
2つのターゲット4が既知の位置にあるとき、2つのタ
ーゲット4を測量することによって、トータルステーシ
ョン1に対する既知の2点の距離と角度がわかり、これ
らのデータによりトータルステーション1の位置座標を
算出することができる。そして、対象物を測量すること
によって、トータルステーション1の位置座標に基づい
て対象物の位置座標が算出される。
【0012】トータルステーション1に、ケーブルを介
してノートパソコン等の情報処理装置2が接続されてい
る。情報処理装置2には、トータルステーション1から
入力された情報およびキーボード等の入力装置5によっ
て入力された情報に基づいて、管路を敷設する施工に関
する図面や書類を作成するための施工管理プログラムが
記録媒体を介して組み込まれている。このプログラムの
実行によって作成された図面や書類は、内蔵メモリ、F
D、CD、メモリカード等の記録媒体に保存されるとと
もに、表示装置あるいはプリンタといった出力装置3か
ら出力される。
【0013】施工管理プログラムは、図2に示す施工管
理のフローチャートにしたがって作成され、施工前の準
備段階に行われる試験堀に対する試験掘管理システムに
関するものと施工段階での施工管理システムに関するも
のとに分けられている。
【0014】まず、準備段階において、図3に示すよう
に、施工現場における埋設物等を確認するために試験掘
を行うとき、CADによって作成された工事設計図を元
にするために、この図面を開く。
【0015】そして、図4に示すように、工事設計図に
示された2つの既知点を視準できるような道路上の任意
の位置にトータルステーション1を据え付け、各既知点
を測量する。既知点としては、道路中心点T1、T2が
適切であるが、これ以外の工事設計図に記された他の点
に決めてもよい。このように、既知点を測量しておくこ
とによって、工事設計図上でのトータルステーション1
の位置座標が算出され、工事設計図と整合を取れる。
【0016】その後、試験掘6の位置を特定するための
測量を行う。そのため、表示装置に、図5に示すような
「試掘位置測定」画面を表示する。まず、この試験掘に
対する掘削番号を入力し、掘削深さを入力する。そし
て、図6に示すように、試験掘6の近傍の道路肩A1、
A2を測量する。なお、道路肩A1、A2を測量できな
い場合は、民地との境界点B1、B2を測量する。測量
された結果として、それぞれの地点のXY座標が画面に
表示される。
【0017】次に、試験掘6の掘削箇所P1〜P4を測
量すると、それぞれのXY座標が画面に表示される。試
験堀6の形状が矩形状であれば、最低限4つのコーナを
測定することによって、位置および形状を特定すること
ができる。また、図7に示すように試験掘6が連続して
2つ行われて、形状がT形となる場合、各コーナの掘削
箇所P1〜P8を測量すればよい。L形である場合は、
各コーナの6箇所を測量すればよい。
【0018】続いて、試験掘6内にある埋設物の測量を
行う。このとき、表示装置に、図8に示すような「試掘
グループ」画面を表示する。まず、埋設されている既設
管路7にグループ番号を付与して、入力する。そして、
試験掘6内に現れている管路7が試験堀6を横切ってい
る場合、その一端W−1−1、G−1−1と他端W−1
−2、G−1−2にターゲット4を置き、測量すると、
そのXY座標が画面に表示される。また、管路7の種別
(企業名)、管径、埋設深さを入力する。管路7の種別
としては、下水、水道、電気、電話、ガスがあり、管路
以外の埋設物は、例えば矩形物、H鋼、鋼矢板、コンク
リートといった残置物であり、その他あるいは不明とし
て、該当する形状と大きさを入力する。さらに、電気、
電話等の複数の管からなる管路7の場合は、本数と各管
の間隔も入力する。この場合の測量は管路7の中心を基
準にして行い、位置座標を算出する。また、管路7が途
中で屈曲している場合には、その屈曲点を測量して、位
置座標を算出する。
【0019】次に、この試験掘6の詳細情報を入力す
る。このとき、表示装置に、図9に示すような「試掘詳
細情報」画面を表示する。詳細情報としては、地下水の
有無、上中底部の土質、舗装種別、その他の必要な情報
を入力する。これにより、図4に示すように、上記の各
情報に基づいて表示装置の図面上に、試験掘6と管路7
を含む埋設物とを直接表示できる。この図面には、実際
の測量によって得られた情報に基づき試験掘6および管
路7等の位置が表示され、また机上の調査によって得ら
れた情報による管路7aの位置も表示され、両者を対比
することができる。
【0020】1つの試験掘6の測量が終了すると、次の
試験掘6についても同様に測量を行い、必要な情報を入
力する。すべての試験掘6の測量が終了すると、測量に
よって得られた情報および入力された情報を記録媒体に
保存する。
【0021】そして、試験掘6による結果に基づいて、
例えば図10、11に示すような詳細平面図および詳細
断面図が自動的に作成される。これによって、道路に埋
設されている管路7や他の埋設物8を図面に反映させる
ことができる。
【0022】そこで、工事設計図において、ハンドホー
ル等の桝位置を修正したり、敷設する新設管路9の位置
を修正して、施工図が作成される。その後、試験堀6等
によって得られた情報に基づいて工事に関する協議資料
を作成して、変更があれば施工図を修正する。工事の許
可を受けるために必要な交通対策図、提出書類等の関係
書類を作成して、プリンタ等の出力装置3から出力す
る。これらの書類の様式は、あらかじめひな形として情
報処理装置2に保存されており、関係書類のひな形を表
示装置に読み出して、必要な情報を記録媒体から読み込
んだり、あるいは入力を行って、関係書類が作成され
る。
【0023】次に、施工が開始されると、施工図にした
がって道路に堀削溝10が掘られる。図12に示すよう
に、堀削溝10を視準できるような道路上の任意の位置
にトータルステーション1を据え付け、既知点として例
えば道路中心点T1、T2を測量する。これによって、
施工図上でのトータルステーション1の位置座標が算出
され、施工図と整合を取れる。
【0024】まず、施工された桝11の測量を行う。桝
11のセンターM1あるいは桝11の対角線上の2隅M
2、M3にターゲット4を置き、測量する。続いて、敷
設した管路9の上部の複数箇所P1〜P3にターゲット
を置き、それぞれ測量する。これによって、桝11およ
び管路9の位置座標が得られる。
【0025】このとき、同時に管路配列を記録する。そ
のため、表示装置に図13に示す「管配列メニュー」画
面を表示する。桝11と管路7、9との組み合わせに応
じて、管配列の複数の標準配列が配列テーブルに設定さ
れており、これらの標準配列が画面に表示されている。
この中から該当する配列を選択すると、例えば図14に
示すような詳細な「管配列」画面が表示される。この画
面には、管路7、9の種別に応じて標準の管の本数(条
数)が表示されており、また管路7、9の種別ごとに複
数の管径も表示されている。
【0026】そこで、堀削溝11内の管の本数に応じて
画面上の管の本数を増減させ、また管路7、9の種別を
選択する。さらに、桝11、例えばハンドホールの種別
を選択し、その桝断面形状として、実測した長さ、幅、
深さを入力する。さらにまた、現在の舗装状況として、
舗装種別、舗装厚を入力し、仮舗装をする場合は、仮舗
装厚も入力する。
【0027】なお、堀削溝10の幅と深さは、標準の管
路配列にしたがって自動的に演算されて入力される。た
だし、実際の配列が標準配列と著しく異なる場合は、改
めて実測した幅と深さを入力する。
【0028】そして、この施工に関する詳細な情報を入
力するときは、表示装置に図15に示す「詳細情報」画
面を表示する。ここには、土留工、履工板、防護工、地
下水、舗装詳細、土質、特記事項について表示されてお
り、それぞれ種別、長さ、有無、形状等の該当する情報
を入力する。
【0029】ところで、施工時に図面に記載されていな
い埋設物12が発見された場合、その位置G1、G2を
測量して、位置座標を算出する。また、埋設物12が管
路の場合、その種別、形状、寸法、深さ、本数を入力し
て、記録しておく。管路以外の残置矢板、H鋼、コンク
リート塊等の埋設物12の場合についても同様に、その
種別、大きさ、深さを入力して、記録しておく。このよ
うに、他の埋設管路の情報を保存しておけば、道路管理
者に情報提供を行うことによって、道路管理に役立たせ
ることができる。
【0030】次に、上記のように取得された情報に基づ
いて資材や工数の積算、出来形図の作成を行う。例え
ば、堀削溝10の大きさ等の情報を予め設定された計算
式に入力することによって、堀削した土量、埋め戻しに
要する土量、残土量、使用した管材料の数量が自動的に
導き出される。これらの積算結果を記載した所定の様式
の書類が作成され、毎日の施工状況を即座に確認でき
る。このとき、管路の配列の組み替えといった変更を行
うときでも、変更前後における土量の比較、検討が容易
に行え、施工の変更に対して迅速に対処することができ
る。
【0031】また、日々作成される図面および上記の積
算結果を日ごと、週ごと、月ごとに集計することによ
り、日報、週報、月報等の施工管理書類が自動的に作成
される。このように作成された書類は、報告書あるいは
協議資料、承認用書類として利用される。
【0032】そして、工事が完了したとき、今まで保存
されていた情報を利用して、施工時に変更された事項が
反映された竣工図および工事記録等の竣工図書が自動的
に作成される。
【0033】なお、本発明は、上記実施形態に限定され
るものではなく、本発明の範囲内で上記実施形態に多く
の修正および変更を加え得ることは勿論である。管路、
堀削溝等の測量時に、深さについては手作業で測定して
入力していたが、トータルステーションは3次元的に測
量できるので、これを利用して自動的に深さを測定して
もかまわない。また、トータルステーションに無線通信
機能を付加して、無線により情報処理装置との間で情報
の伝送を行うようにしてもよい。
【0034】
【発明の効果】以上の説明から明らかな通り、本発明に
よると、試験堀および管路等の測量によって得られた情
報および直接入力された情報を情報処理装置においてデ
ジタル的に管理することによって、必要な図面および書
類を容易かつ迅速に作成することができる。したがっ
て、工事申請あるいは許可に必要な関係書類、定期的な
報告書、竣工図書といった書類を容易に作成でき、これ
らの書類管理も確実に行うことができる。
【0035】そして、作成された図面、書類等は、表示
装置上あるいは出力された書面上においてリアルタイム
に確認することができるため、施工の進捗状況を容易に
把握することができ、施工管理を行いやすくなる。その
ため、施工時に発生する問題等について協議したり、承
認を求める場合に効率よく行うことができ、これに伴う
図面等の修正変更も容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の管路施工管理システムに使用する測量
装置の構成図
【図2】施工管理システムの全体フローチャート
【図3】試験堀管理システムのフローチャート
【図4】試験堀の現場を示す平面図
【図5】試験堀位置の入力画面を示す図
【図6】試験堀の平面図
【図7】他の形態の試験堀の平面図
【図8】管路情報の入力画面を示す図
【図9】試験堀の詳細情報の入力画面を示す図
【図10】作成された試験堀の図面を示し、(a)は平
面図、(b)は断面図
【図11】作成された他の試験堀の図面を示し、(a)
は平面図、(b)は断面図
【図12】施工現場を示す平面図
【図13】管路の標準配列が表示された配列入力画面を
示す図
【図14】詳細な管路配列が表示された配列入力画面を
示す図
【図15】現場詳細情報の入力画面を示す図
【符号の説明】
1 トータルステーション 2 情報処理装置 3 出力装置 4 ターゲット 5 入力装置 6 試験堀 7 既設管路 8 埋設物 9 新設管路 10 堀削溝 11 桝 12 他の埋設物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 17/60 104

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 任意の対象物の位置を測量する測量装置
    と、該測量装置から出力された測量データに基づいて位
    置座標を算出する情報処理装置とを用い、施工現場にお
    いて道路上の既知点を測量して前記測量装置の位置座標
    を算出する基準位置設定手段と、埋設物を調べるために
    掘削された試験掘の複数箇所を測量して試験掘の位置座
    標を算出する試験掘位置測定手段と、前記試験掘内にあ
    る管路の複数箇所を測量して位置座標を算出する既設管
    路位置測定手段と、前記管路の種別、形状、深さ、本数
    等の情報を入力する管路情報入力手段と、前記管路以外
    の埋設物の複数箇所を測量して位置座標を算出する埋設
    物位置測定手段と、前記埋設物の種別、形状、深さの情
    報を入力する埋設物情報入力手段と、前記試験掘内の土
    質、地下水、舗装種別等の詳細情報を入力する試験掘情
    報入力手段と、各測定手段および入力手段によって得ら
    れた各情報に基づいて施工図を作成する施工図作成手段
    とを備えたことを特徴とする管路施工管理システム。
  2. 【請求項2】 任意の対象物の位置を測量する測量装置
    と、該測量装置から出力された測量データに基づいて位
    置座標を算出する情報処理装置とを用い、施工現場にお
    いて道路上の既知点を測量して測量装置の位置座標を算
    出する基準位置設定手段と、掘削溝内に施工された桝を
    測量して位置座標を算出する桝位置測定手段と、敷設さ
    れた管路に沿って複数箇所を測量して位置座標を算出す
    る新設管路位置測定手段と、前記桝および管路における
    配列、種別を入力する配列入力手段と、前記掘削溝の掘
    削場所、掘削幅、掘削深さ、舗装種別、仮舗装等の掘削
    情報を入力する掘削情報入力手段と、仮設工事情報およ
    び土質、地下水、舗装詳細等の現場詳細情報を入力する
    施工情報入力手段と、各測定手段および入力手段によっ
    て得られた各情報に基づいて施工状況を記した出来形図
    を作成する図面作成手段と、各情報から土量計算および
    管材料計算を行う数量計算手段と、前記図面作成手段に
    よって作成された図面および数量計算手段によって得ら
    れた情報から定期的に報告書を作成する報告書作成手段
    とを備えたことを特徴とする管路施工管理システム。
  3. 【請求項3】 管路の標準配列あるいは管路と桝との標
    準配列を記録した配列テーブルを備え、前記標準配列に
    は、管路の標準条数が設定され、配列入力手段におい
    て、前記配列テーブルから標準配列を選択して必要事項
    の入力を行い、選択された標準配列に基づいて掘削幅お
    よび掘削深さが自動計算されることを特徴とする請求項
    2記載の管路の施工管理システム。
  4. 【請求項4】 任意の対象物の位置を測量する測量装置
    と、該測量装置から出力された測量データに基づいて位
    置座標を算出する情報処理装置とを用い、道路上の既知
    点を測量して前記測量装置の位置座標を算出する基準位
    置設定手段と、埋設物を調べるために掘削された試験掘
    の複数箇所を測量して試験掘の位置座標を算出する試験
    掘位置測定手段と、前記試験掘内にある管路の複数箇所
    を測量して位置座標を算出する既設管路位置測定手段
    と、前記管路の種別、形状、深さ、本数等の情報を入力
    する管路情報入力手段と、前記管路以外の埋設物の複数
    箇所を測量して位置座標を算出する埋設物位置測定手段
    と、前記埋設物の種別、形状、深さの情報を入力する埋
    設物情報入力手段と、前記試験掘内の土質、地下水、舗
    装種別等の詳細情報を入力する試験掘情報入力手段と、
    各測定手段および入力手段によって得られた各情報に基
    づいて施工図を作成する施工図作成手段とを備えた試験
    掘管理システムと、施工現場において道路上の既知点を
    測量して測量装置の位置座標を算出する基準位置設定手
    段と、掘削溝内に施工された桝を測量して位置座標を算
    出する桝位置測定手段と、敷設された管路に沿って複数
    箇所を測量して位置座標を算出する新設管路位置測定手
    段と、前記桝および管路における配列とその種別を入力
    する配列入力手段と、前記掘削溝の掘削場所、掘削幅、
    掘削深さ、舗装種別、仮舗装等の掘削情報を入力する掘
    削情報入力手段と、仮設工事情報および土質、地下水、
    舗装詳細等の現場詳細情報を入力する施工情報入力手段
    と、各測定手段および入力手段によって得られた各情報
    に基づいて施工状況を記した出来形図を作成する図面作
    成手段と、各情報から土量計算および管材料計算を行う
    積算手段と、前記図面作成手段によって作成された図面
    および積算手段によって得られた情報から定期的に報告
    書を作成する報告書作成手段とを備えた施工管理システ
    ムとを実行するためのプログラムが記録されたことを特
    徴とする記録媒体。
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