JP2002165751A - 蛍光内視鏡装置 - Google Patents
蛍光内視鏡装置Info
- Publication number
- JP2002165751A JP2002165751A JP2000369842A JP2000369842A JP2002165751A JP 2002165751 A JP2002165751 A JP 2002165751A JP 2000369842 A JP2000369842 A JP 2000369842A JP 2000369842 A JP2000369842 A JP 2000369842A JP 2002165751 A JP2002165751 A JP 2002165751A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- fluorescent
- light
- normal
- living tissue
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
- 230000005284 excitation Effects 0.000 claims abstract description 33
- 230000000644 propagated effect Effects 0.000 claims abstract description 31
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 79
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 67
- 238000002073 fluorescence micrograph Methods 0.000 claims description 33
- 230000003595 spectral effect Effects 0.000 abstract description 42
- 239000013078 crystal Substances 0.000 abstract description 4
- 239000010453 quartz Substances 0.000 abstract 1
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 21
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 6
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 4
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 4
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 4
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 4
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 3
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 2
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 1
- 238000003745 diagnosis Methods 0.000 description 1
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 1
- 230000001902 propagating effect Effects 0.000 description 1
- 239000000523 sample Substances 0.000 description 1
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating, Analyzing Materials By Fluorescence Or Luminescence (AREA)
- Endoscopes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 蛍光内視鏡装置装置において、イメージガイ
ドにより伝播された蛍光像を撮像することにより得られ
た画像中に発生するモアレを防止する。 【解決手段】 励起光Leの照射を受けた生体組織1か
ら発生した蛍光による像Zkをイメージガイド21によ
ってその端面21Bに伝播し、端面21Bに伝播された
蛍光像Zkを蛍光像結像手段30によって互いに異なる
3つの波長領域に分光して結像させ、高感度撮像素子4
1、42および43によって撮像する蛍光内視鏡装置に
おいて、切替ミラー39とダイクロイックミラー35と
の間に水晶複屈折板等の位相板81を配設する。
ドにより伝播された蛍光像を撮像することにより得られ
た画像中に発生するモアレを防止する。 【解決手段】 励起光Leの照射を受けた生体組織1か
ら発生した蛍光による像Zkをイメージガイド21によ
ってその端面21Bに伝播し、端面21Bに伝播された
蛍光像Zkを蛍光像結像手段30によって互いに異なる
3つの波長領域に分光して結像させ、高感度撮像素子4
1、42および43によって撮像する蛍光内視鏡装置に
おいて、切替ミラー39とダイクロイックミラー35と
の間に水晶複屈折板等の位相板81を配設する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蛍光内視鏡装置に
関し、詳しくは、イメージガイドによって伝播された生
体組織から発生した蛍光による像を分光して撮像する蛍
光内視鏡装置に関するものである。
関し、詳しくは、イメージガイドによって伝播された生
体組織から発生した蛍光による像を分光して撮像する蛍
光内視鏡装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、励起光を生体組織に照射する
ことによりこの生体組織から発生した蛍光に基づき、生
体の組織性状を診断する手法が知られている。
ことによりこの生体組織から発生した蛍光に基づき、生
体の組織性状を診断する手法が知られている。
【0003】例えば、体腔内の生体組織に波長410n
m近傍の励起光を照射し、この励起光の照射により生体
組織から発生した蛍光の強度と、この生体組織が受光し
た励起光の強度との比率で表される蛍光収率や、励起光
の照射により発生した蛍光中の480nm近傍の波長領
域の強度と、430nm〜730nmに亘る波長領域の
強度との比率で表される規格化蛍光強度等に基づいて作
成された画像によって生体の組織性状を観察する蛍光内
視鏡装置が提案されている。
m近傍の励起光を照射し、この励起光の照射により生体
組織から発生した蛍光の強度と、この生体組織が受光し
た励起光の強度との比率で表される蛍光収率や、励起光
の照射により発生した蛍光中の480nm近傍の波長領
域の強度と、430nm〜730nmに亘る波長領域の
強度との比率で表される規格化蛍光強度等に基づいて作
成された画像によって生体の組織性状を観察する蛍光内
視鏡装置が提案されている。
【0004】上記蛍光収率は、生体の正常組織および病
変組織が同一強度の励起光を受光した場合に正常組織か
ら発生する自家蛍光の強度が病変組織から発生する自家
蛍光の強度より高くなることに基づいて病変組織と正常
組織との識別を行う指標であり、また、この蛍光収率は
同一の被測定部位における励起光の受光強度とこの励起
光の受光により発生した自家蛍光の発光強度との比率で
表される値なので、励起光を照射する射出点と励起光の
照射を受ける生体組織の被測定部位との距離および角度
等に影響されない生体の組織性状を表す安定した指標と
して利用することができる。
変組織が同一強度の励起光を受光した場合に正常組織か
ら発生する自家蛍光の強度が病変組織から発生する自家
蛍光の強度より高くなることに基づいて病変組織と正常
組織との識別を行う指標であり、また、この蛍光収率は
同一の被測定部位における励起光の受光強度とこの励起
光の受光により発生した自家蛍光の発光強度との比率で
表される値なので、励起光を照射する射出点と励起光の
照射を受ける生体組織の被測定部位との距離および角度
等に影響されない生体の組織性状を表す安定した指標と
して利用することができる。
【0005】実際に蛍光収率を求めるにあたっては、生
体組織が受光した励起光の強度を直接測定することが難
しいので、例えば近赤外光等の生体組織に吸収されにく
い特定波長領域の光の照射を受けた生体組織によって反
射された参照光による像の強度によって前記生体組織が
受光した励起光の強度を代替し、蛍光収率を求めてい
る。
体組織が受光した励起光の強度を直接測定することが難
しいので、例えば近赤外光等の生体組織に吸収されにく
い特定波長領域の光の照射を受けた生体組織によって反
射された参照光による像の強度によって前記生体組織が
受光した励起光の強度を代替し、蛍光収率を求めてい
る。
【0006】すなわち、蛍光収率は、励起光の照射を受
けた生体組織から発生した蛍光の強度と生体組織が照射
を受けた励起光の強度との比率によって求められる値で
あるが、蛍光収率の近似値として、励起光の照射を受け
た生体組織から発生した蛍光による像の強度と特定波長
領域の光(必ずしも近赤外光でなくてもよく、可視波長
領域の光で代替することもできる)の照射を受けた生体
組織によって反射された参照光による像の強度との比率
により求められる値によって近似的に蛍光収率の値を求
めている。
けた生体組織から発生した蛍光の強度と生体組織が照射
を受けた励起光の強度との比率によって求められる値で
あるが、蛍光収率の近似値として、励起光の照射を受け
た生体組織から発生した蛍光による像の強度と特定波長
領域の光(必ずしも近赤外光でなくてもよく、可視波長
領域の光で代替することもできる)の照射を受けた生体
組織によって反射された参照光による像の強度との比率
により求められる値によって近似的に蛍光収率の値を求
めている。
【0007】規格化蛍光強度は、励起光の照射を受けた
生体の正常組織と病変組織とから発生する蛍光のスペク
トルの形状が480nm近傍の波長領域において異なる
ことに基づいて正常組織と病変組織との識別を行う指標
であり、蛍光収率と同様に、励起光を照射する射出点と
励起光の照射を受ける生体組織の被測定部位との距離お
よび角度等に影響されない指標である。
生体の正常組織と病変組織とから発生する蛍光のスペク
トルの形状が480nm近傍の波長領域において異なる
ことに基づいて正常組織と病変組織との識別を行う指標
であり、蛍光収率と同様に、励起光を照射する射出点と
励起光の照射を受ける生体組織の被測定部位との距離お
よび角度等に影響されない指標である。
【0008】このように、体腔内の組織性状の診断にお
いては、上記蛍光収率や規格化蛍光強度等の指標を用い
て作成した組織性状画像を利用して生体の組織性状を観
察している。
いては、上記蛍光収率や規格化蛍光強度等の指標を用い
て作成した組織性状画像を利用して生体の組織性状を観
察している。
【0009】一方、従来より、体腔内に挿入された細長
い観察プローブ(内視鏡挿入部と呼ぶこともある)を通
して生体組織の像を撮像し、得られた画像をテレビモニ
タ等に表示させて生体組織を観察する内視鏡装置が知ら
れている。さらに、この内視鏡装置を応用して体腔内の
生体組織の蛍光像を分光測定する蛍光内視鏡装置も研究
されている。
い観察プローブ(内視鏡挿入部と呼ぶこともある)を通
して生体組織の像を撮像し、得られた画像をテレビモニ
タ等に表示させて生体組織を観察する内視鏡装置が知ら
れている。さらに、この内視鏡装置を応用して体腔内の
生体組織の蛍光像を分光測定する蛍光内視鏡装置も研究
されている。
【0010】例えば、励起光の照射を受けた生体組織か
ら発生した微弱な蛍光による像を分光して測定する蛍光
内視鏡装置においては、生体組織から発生した蛍光によ
る像をイメージガイドを用いて内視鏡挿入部先端から内
視鏡本体に導き、このイメージガイドによって導かれた
蛍光像を分光して高感度撮像素子によって撮像し、テレ
ビモニタに表示させたり、通常光の照射を受けた生体組
織によって反射された通常像を撮像して蛍光像と比較し
て表示させたりしている。
ら発生した微弱な蛍光による像を分光して測定する蛍光
内視鏡装置においては、生体組織から発生した蛍光によ
る像をイメージガイドを用いて内視鏡挿入部先端から内
視鏡本体に導き、このイメージガイドによって導かれた
蛍光像を分光して高感度撮像素子によって撮像し、テレ
ビモニタに表示させたり、通常光の照射を受けた生体組
織によって反射された通常像を撮像して蛍光像と比較し
て表示させたりしている。
【0011】この蛍光像を伝播するイメージガイドは数
万本のファイバが束ねられたものであり、イメージガイ
ドにより伝播される蛍光像は、1本のファイバが1画素
(ファイバ画素と呼ぶことにする)に対応するように形
成されている。一方、このイメージガイドにより伝播さ
れた蛍光像を撮像する撮像素子は、1画素当たりの受光
光量を多くするために、受光画素数を少なくすると共に
受光画素の面積を大きくしてより多くの受光光量を確保
する構造を有する高感度撮像素子を用いており、その受
光画素数は上記通常像を撮像する通常感度を有する撮像
素子の受光画素数(数十万画素)の1/10程度であり
ファイバ画素の数にほぼ等しくなっている。
万本のファイバが束ねられたものであり、イメージガイ
ドにより伝播される蛍光像は、1本のファイバが1画素
(ファイバ画素と呼ぶことにする)に対応するように形
成されている。一方、このイメージガイドにより伝播さ
れた蛍光像を撮像する撮像素子は、1画素当たりの受光
光量を多くするために、受光画素数を少なくすると共に
受光画素の面積を大きくしてより多くの受光光量を確保
する構造を有する高感度撮像素子を用いており、その受
光画素数は上記通常像を撮像する通常感度を有する撮像
素子の受光画素数(数十万画素)の1/10程度であり
ファイバ画素の数にほぼ等しくなっている。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】このため、蛍光像を撮
像する高感度撮像素子の画素数がイメージガイドのファ
イバ画素数に近くなり、蛍光像が高感度撮像素子の撮像
面に結像されたときに、一定のピッチで配列されたファ
イバ画素による像がほぼ同程度のピッチで配列された受
光画素によって標本化(撮像)されるので、撮像された
画像中に元の蛍光像には存在しない規則的な模様(モア
レ)が発生し、画像が見にくいものとなってしまうこと
がある。
像する高感度撮像素子の画素数がイメージガイドのファ
イバ画素数に近くなり、蛍光像が高感度撮像素子の撮像
面に結像されたときに、一定のピッチで配列されたファ
イバ画素による像がほぼ同程度のピッチで配列された受
光画素によって標本化(撮像)されるので、撮像された
画像中に元の蛍光像には存在しない規則的な模様(モア
レ)が発生し、画像が見にくいものとなってしまうこと
がある。
【0013】また、特定波長領域の光、すなわち、特定
の波長範囲で限定された光の照射を受けた生体組織によ
って反射された参照光も強度が弱い光であり、蛍光の場
合と同様にイメージファイバにより伝播された参照光に
よる像を撮像する撮像素子として高感度撮像素子を用い
る場合には、上記蛍光の場合と同様に撮像された画像中
にモアレが発生し、画像が見にくいものとなってしまう
ことがある。
の波長範囲で限定された光の照射を受けた生体組織によ
って反射された参照光も強度が弱い光であり、蛍光の場
合と同様にイメージファイバにより伝播された参照光に
よる像を撮像する撮像素子として高感度撮像素子を用い
る場合には、上記蛍光の場合と同様に撮像された画像中
にモアレが発生し、画像が見にくいものとなってしまう
ことがある。
【0014】通常像を撮像する撮像素子の方は、蛍光像
や参照光像を撮像する撮像素子ほど高感度である必要が
ないので画素数はファイバ画素に対して遥かに多くモア
レを発生するおそれはない。
や参照光像を撮像する撮像素子ほど高感度である必要が
ないので画素数はファイバ画素に対して遥かに多くモア
レを発生するおそれはない。
【0015】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、イメージガイドによって伝播された光強度が弱い
像を高感度で撮像した画像中におけるモアレの発生を防
止することができる蛍光内視鏡装置を提供することを目
的とするものである。
あり、イメージガイドによって伝播された光強度が弱い
像を高感度で撮像した画像中におけるモアレの発生を防
止することができる蛍光内視鏡装置を提供することを目
的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の蛍光内視
鏡装置は、励起光の照射を受けた生体組織から発生した
蛍光による像および通常光の照射を受けた前記生体組織
によって反射された通常光による像を前記生体組織に臨
ませた一端から他端に伝播するイメージガイドと、この
イメージガイドの他端に伝播された蛍光による像を分光
して結像する蛍光像結像手段と、この蛍光像結像手段の
光軸上に配された蛍光像撮像手段と、前記イメージガイ
ドの他端に伝播された通常光による像を結像する通常像
結像手段と、この通常像結像手段の光軸上に配された通
常像撮像手段とを備えた蛍光内視鏡装置において、通常
像結像手段が、前記通常光による像をこの通常像撮像手
段の撮像面上に結像するものであり、かつ蛍光像結像手
段が、この蛍光像撮像手段の撮像面から前記光軸方向に
ズレた位置に前記蛍光による像を結像するものであるこ
とを特徴とするものである。すなわち、蛍光像結像手段
の結像のピントをボケさせたことを特徴とするものであ
る。
鏡装置は、励起光の照射を受けた生体組織から発生した
蛍光による像および通常光の照射を受けた前記生体組織
によって反射された通常光による像を前記生体組織に臨
ませた一端から他端に伝播するイメージガイドと、この
イメージガイドの他端に伝播された蛍光による像を分光
して結像する蛍光像結像手段と、この蛍光像結像手段の
光軸上に配された蛍光像撮像手段と、前記イメージガイ
ドの他端に伝播された通常光による像を結像する通常像
結像手段と、この通常像結像手段の光軸上に配された通
常像撮像手段とを備えた蛍光内視鏡装置において、通常
像結像手段が、前記通常光による像をこの通常像撮像手
段の撮像面上に結像するものであり、かつ蛍光像結像手
段が、この蛍光像撮像手段の撮像面から前記光軸方向に
ズレた位置に前記蛍光による像を結像するものであるこ
とを特徴とするものである。すなわち、蛍光像結像手段
の結像のピントをボケさせたことを特徴とするものであ
る。
【0017】前記イメージガイドが、特定波長領域の光
の照射を受けた生体組織によって反射された参照光によ
る像をこの生体組織に臨ませた一端から他端に伝播する
ものであり、このイメージガイドの他端に伝播された、
特定波長領域の光の照射を受けた前記生体組織によって
反射された参照光による像を結像する参照像結像手段
と、この参照像結像手段の光軸上に配された参照像撮像
手段とをさらに備え、この参照像結像手段が、前記参照
像撮像手段の撮像面から光軸方向にズレた位置に前記参
照光による像を結像するものとしてもよい。
の照射を受けた生体組織によって反射された参照光によ
る像をこの生体組織に臨ませた一端から他端に伝播する
ものであり、このイメージガイドの他端に伝播された、
特定波長領域の光の照射を受けた前記生体組織によって
反射された参照光による像を結像する参照像結像手段
と、この参照像結像手段の光軸上に配された参照像撮像
手段とをさらに備え、この参照像結像手段が、前記参照
像撮像手段の撮像面から光軸方向にズレた位置に前記参
照光による像を結像するものとしてもよい。
【0018】本発明の第2の蛍光内視鏡装置は、励起光
の照射を受けた生体組織から発生した蛍光による像を一
端から他端に伝播するイメージガイドと、このイメージ
ガイドの他端に伝播された蛍光による像を分光して結像
する蛍光像結像手段と、この蛍光像結像手段により結像
された蛍光による像を撮像する蛍光像撮像手段とを備え
た蛍光内視鏡装置において、蛍光像結像手段が、光路中
に、光学的ローパスフィルタを備えたものであることを
特徴とするものである。すなわち、これも蛍光像結像手
段の結像のピントをボケさせたことを特徴とするもので
ある。
の照射を受けた生体組織から発生した蛍光による像を一
端から他端に伝播するイメージガイドと、このイメージ
ガイドの他端に伝播された蛍光による像を分光して結像
する蛍光像結像手段と、この蛍光像結像手段により結像
された蛍光による像を撮像する蛍光像撮像手段とを備え
た蛍光内視鏡装置において、蛍光像結像手段が、光路中
に、光学的ローパスフィルタを備えたものであることを
特徴とするものである。すなわち、これも蛍光像結像手
段の結像のピントをボケさせたことを特徴とするもので
ある。
【0019】本発明の第3の蛍光内視鏡装置は、励起光
の照射を受けた生体組織から発生した蛍光による像およ
び特定波長領域の光の照射を受けた前記生体組織によっ
て反射された参照光による像をこの生体組織に臨ませた
一端から他端に伝播するイメージガイドと、このイメー
ジガイドの他端に伝播された前記蛍光による像を分光し
て結像する蛍光像結像手段と、この蛍光像結像手段の光
軸上に配された蛍光像撮像手段と、前記イメージガイド
の他端に伝播された参照光による像を結像する参照光像
結像手段と、この参照光像結像手段の光軸上に配された
参照光像撮像手段とを備えた蛍光内視鏡装置において、
参照光像結像手段および蛍光像結像手段が、光路中に、
光学的ローパスフィルタを備えたものであることを特徴
とするものである。
の照射を受けた生体組織から発生した蛍光による像およ
び特定波長領域の光の照射を受けた前記生体組織によっ
て反射された参照光による像をこの生体組織に臨ませた
一端から他端に伝播するイメージガイドと、このイメー
ジガイドの他端に伝播された前記蛍光による像を分光し
て結像する蛍光像結像手段と、この蛍光像結像手段の光
軸上に配された蛍光像撮像手段と、前記イメージガイド
の他端に伝播された参照光による像を結像する参照光像
結像手段と、この参照光像結像手段の光軸上に配された
参照光像撮像手段とを備えた蛍光内視鏡装置において、
参照光像結像手段および蛍光像結像手段が、光路中に、
光学的ローパスフィルタを備えたものであることを特徴
とするものである。
【0020】前記特定波長領域の光は、700nmより
長波長側の近赤外領域の光であることが好ましい。
長波長側の近赤外領域の光であることが好ましい。
【0021】前記蛍光像結像手段が、互いに異なる2つ
以上の波長領域に分光された蛍光による像を結像するも
のであり、蛍光像撮像手段が、この蛍光像結像手段によ
って結像されたそれぞれの蛍光による像を撮像するもの
とすることができる。
以上の波長領域に分光された蛍光による像を結像するも
のであり、蛍光像撮像手段が、この蛍光像結像手段によ
って結像されたそれぞれの蛍光による像を撮像するもの
とすることができる。
【0022】なお、通常光とは、可視領域の波長を有す
る光を意味するものである。
る光を意味するものである。
【0023】また、特定波長領域の光とは、ある定めら
れた波長範囲に制限されている強度が弱い光を意味する
ものである。
れた波長範囲に制限されている強度が弱い光を意味する
ものである。
【0024】また、像を撮像面上に結像するとは、ピン
トが正確に合った像が撮像面上に形成されることを意味
する。
トが正確に合った像が撮像面上に形成されることを意味
する。
【0025】また、撮像面から光軸方向にズレた位置に
結像するとは、イメージガイド端面に伝播された蛍光に
よる像を、モアレの発生を防止できる距離だけ、撮像面
から光軸方向に離れた位置に結像することを意味する。
結像するとは、イメージガイド端面に伝播された蛍光に
よる像を、モアレの発生を防止できる距離だけ、撮像面
から光軸方向に離れた位置に結像することを意味する。
【0026】
【発明の効果】本発明の第1の蛍光内視鏡装置によれ
ば、通常光による像を通常像撮像手段の撮像面上に結像
する一方、蛍光による像あるいは参照光による像は蛍光
像撮像手段の撮像面から光軸方向にズレた位置に結像す
るようにしたので、通常像はピントが合った状態で撮像
する一方、蛍光による像あるいは参照光による像はボケ
たものとするので撮像した蛍光画像中におけるモアレの
発生を防止することができる。なぜなら、蛍光像撮像手
段の撮像面上の蛍光像あるいは参照光像は、ピントがず
れているので空間周波数の高い成分が減衰された像とな
り、受光画素と同程度のピッチで配列された画素間に境
界を有する像としては標本化されなくなるので、蛍光像
あるいは参照光像を撮像した画像中におけるモアレの発
生を防止することができるからである。
ば、通常光による像を通常像撮像手段の撮像面上に結像
する一方、蛍光による像あるいは参照光による像は蛍光
像撮像手段の撮像面から光軸方向にズレた位置に結像す
るようにしたので、通常像はピントが合った状態で撮像
する一方、蛍光による像あるいは参照光による像はボケ
たものとするので撮像した蛍光画像中におけるモアレの
発生を防止することができる。なぜなら、蛍光像撮像手
段の撮像面上の蛍光像あるいは参照光像は、ピントがず
れているので空間周波数の高い成分が減衰された像とな
り、受光画素と同程度のピッチで配列された画素間に境
界を有する像としては標本化されなくなるので、蛍光像
あるいは参照光像を撮像した画像中におけるモアレの発
生を防止することができるからである。
【0027】本発明の第2および第3の蛍光内視鏡装置
によれば、蛍光像結像手段あるいは参照光像結像手段の
光路中に光学的ローパスフィルタを備えるようにしたの
で、蛍光像あるいは参照光像に含まれる空間周波数の高
いファイバ画素による像の強度が減衰され、ファイバ画
素は受光画素と同程度のピッチで配列された画素間に境
界を有する像としては標本化されなくなるので、蛍光像
あるいは参照光像を撮像した画像中におけるモアレの発
生を防止することができる。
によれば、蛍光像結像手段あるいは参照光像結像手段の
光路中に光学的ローパスフィルタを備えるようにしたの
で、蛍光像あるいは参照光像に含まれる空間周波数の高
いファイバ画素による像の強度が減衰され、ファイバ画
素は受光画素と同程度のピッチで配列された画素間に境
界を有する像としては標本化されなくなるので、蛍光像
あるいは参照光像を撮像した画像中におけるモアレの発
生を防止することができる。
【0028】また、特定波長領域の光を700nmより
長波長側の近赤外領域の光とすれば、生体組織による吸
収が少なく、生体組織に照射された特定波長領域の光の
強度をより正確に表した反射光(すなわち参照光)を得
ることができる。
長波長側の近赤外領域の光とすれば、生体組織による吸
収が少なく、生体組織に照射された特定波長領域の光の
強度をより正確に表した反射光(すなわち参照光)を得
ることができる。
【0029】なお、蛍光像結像手段を、互いに異なる2
つ以上の波長領域に分光された蛍光による像を結像する
ものとし、蛍光像撮像手段を、この蛍光像結像手段によ
って結像されたそれぞれの蛍光による像を撮像するもの
とすれば、互いに異なる波長帯域に分離された複数の蛍
光による像を撮像することができ、これにより、分光さ
れた蛍光像を撮像した画像間の演算が行なえるので、規
格化蛍光強度等の指標を求めることができる。
つ以上の波長領域に分光された蛍光による像を結像する
ものとし、蛍光像撮像手段を、この蛍光像結像手段によ
って結像されたそれぞれの蛍光による像を撮像するもの
とすれば、互いに異なる波長帯域に分離された複数の蛍
光による像を撮像することができ、これにより、分光さ
れた蛍光像を撮像した画像間の演算が行なえるので、規
格化蛍光強度等の指標を求めることができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施の形
態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の
第1の実施の形態の蛍光内視鏡装置の概略構成を示すブ
ロック図、図2は規則的に配列されたイメージガイドの
ファイバ画素および高感度撮像素子の受光画素を示す拡
大図である。なお、第1の実施の形態の蛍光内視鏡装置
は、蛍光像を高感度撮像素子の撮像面から光軸方向にズ
レた位置に結像することによりモアレの発生を防止する
ように構成されたものである。
態について、図面を用いて説明する。図1は、本発明の
第1の実施の形態の蛍光内視鏡装置の概略構成を示すブ
ロック図、図2は規則的に配列されたイメージガイドの
ファイバ画素および高感度撮像素子の受光画素を示す拡
大図である。なお、第1の実施の形態の蛍光内視鏡装置
は、蛍光像を高感度撮像素子の撮像面から光軸方向にズ
レた位置に結像することによりモアレの発生を防止する
ように構成されたものである。
【0031】本発明の第1の実施の形態による蛍光内視
鏡装置100は、光源10から射出された励起光Leの
照射を受けた生体組織1から発生した蛍光による像Zk
および同じ光源から射出された通常光Ltの照射を受け
た生体組織1によって反射された通常光による像Ztを
生体組織1に臨ませた一端の端面21Aから他端の端面
21Bに伝播するイメージガイド21、イメージガイド
21の端面21Bに伝播された蛍光像Zkを分光して結
像する蛍光像結像手段30、蛍光像結像手段30の光軸
上に配された蛍光像撮像手段である高感度撮像素子4
1、42および43、イメージガイド21の端面21B
に伝播された通常像Ztを結像する通常像結像手段5
0、および通常像結像手段50によって結像された通常
像を撮像する通常像撮像手段である通常像撮像素子61
を備えている。
鏡装置100は、光源10から射出された励起光Leの
照射を受けた生体組織1から発生した蛍光による像Zk
および同じ光源から射出された通常光Ltの照射を受け
た生体組織1によって反射された通常光による像Ztを
生体組織1に臨ませた一端の端面21Aから他端の端面
21Bに伝播するイメージガイド21、イメージガイド
21の端面21Bに伝播された蛍光像Zkを分光して結
像する蛍光像結像手段30、蛍光像結像手段30の光軸
上に配された蛍光像撮像手段である高感度撮像素子4
1、42および43、イメージガイド21の端面21B
に伝播された通常像Ztを結像する通常像結像手段5
0、および通常像結像手段50によって結像された通常
像を撮像する通常像撮像手段である通常像撮像素子61
を備えている。
【0032】蛍光像結像手段30は、蛍光像Zkを互い
に異なる3つの波長領域に分光し、分光され3つの光路
上に分光蛍光像Zk1、Zk2およびZk3を結像させ
るものである。高感度撮像素子41、42および43
は、分光蛍光像Zk1、Zk2およびZk3を結像させ
る各光路の光軸上にそれぞれ配置されている。なお、高
感度撮像素子41、42および43は、それぞれイメー
ジガイドのファイバ画素数と同程度の数万個の受光画素
を有し、通常像撮像素子61は数十万個の受光画素を有
する。
に異なる3つの波長領域に分光し、分光され3つの光路
上に分光蛍光像Zk1、Zk2およびZk3を結像させ
るものである。高感度撮像素子41、42および43
は、分光蛍光像Zk1、Zk2およびZk3を結像させ
る各光路の光軸上にそれぞれ配置されている。なお、高
感度撮像素子41、42および43は、それぞれイメー
ジガイドのファイバ画素数と同程度の数万個の受光画素
を有し、通常像撮像素子61は数十万個の受光画素を有
する。
【0033】体腔内に挿入される内視鏡挿入部20の内
部には、上記イメージガイド21および光源10から射
出された励起光Leおよび通常光Ltを伝播するライト
ガイド22が配設されている。
部には、上記イメージガイド21および光源10から射
出された励起光Leおよび通常光Ltを伝播するライト
ガイド22が配設されている。
【0034】通常像結像手段50は、イメージガイドの
端面21Bに伝播された通常像Ztの一次像を作る対物
レンズ34、対物レンズ34を通して伝播された通常光
を直角に反射させる切替ミラー39、切替ミラー39に
よって反射された通常光をさらに直角に反射させる反射
ミラー51、および反射ミラー51によって反射された
通常光を通常像Zt1として結像する結像レンズ52を
備え、対物レンズ34および切替ミラー39を蛍光像結
像手段30と共用している。
端面21Bに伝播された通常像Ztの一次像を作る対物
レンズ34、対物レンズ34を通して伝播された通常光
を直角に反射させる切替ミラー39、切替ミラー39に
よって反射された通常光をさらに直角に反射させる反射
ミラー51、および反射ミラー51によって反射された
通常光を通常像Zt1として結像する結像レンズ52を
備え、対物レンズ34および切替ミラー39を蛍光像結
像手段30と共用している。
【0035】なお、切替ミラー39は、その一端Oを中
心に45度回転することにより通常光および蛍光の光路
を切り替えるものであり、対物レンズ34を通して入射
した通常光を反射ミラー51の方向に反射させる場合に
は光軸に対して45度傾いた向きに配置されて光路内に
挿入され、対物レンズ34を通して入射した蛍光を後述
するダイクロイックミラー35の方向に伝播させる場合
には光軸に対して平行な向きに配置されて光路から外さ
れる。
心に45度回転することにより通常光および蛍光の光路
を切り替えるものであり、対物レンズ34を通して入射
した通常光を反射ミラー51の方向に反射させる場合に
は光軸に対して45度傾いた向きに配置されて光路内に
挿入され、対物レンズ34を通して入射した蛍光を後述
するダイクロイックミラー35の方向に伝播させる場合
には光軸に対して平行な向きに配置されて光路から外さ
れる。
【0036】蛍光像結像手段30は、上記3つに分岐さ
れた光路を有し、分光蛍光像Zk1を結像させる第1の
光路にはイメージガイドの端面21Bに伝播された蛍光
像Ztの一次像を作る対物レンズ34、対物レンズ34
を通して伝播された蛍光を透過および反射させることに
より分光するダイクロイックミラー35、ダイクロイッ
クミラー35を透過した蛍光を分光蛍光像Zk1として
結像させる結像レンズ31を備え、ダイクロイックミラ
ー35によって反射された蛍光を伝播させる分光蛍光像
Zk2を結像させる第2の光路には、光を透過および反
射させて光路を分岐させるハーフミラー36、ハーフミ
ラー36によって反射された蛍光中の特定の波長領域の
蛍光のみを透過させる帯域フィルタ37A、帯域フィル
タ37Aを透過した蛍光を分光蛍光像Zk2として結像
させる結像レンズ32を備え、ハーフミラー36を透過
した蛍光を伝播させる分光蛍光像Zk3を結像させる第
3の光路には、上記帯域フィルタ37Aとは異なる特定
の波長領域の光のみを透過させる帯域フィルタ37B、
帯域フィルタ37Bを透過した蛍光を反射させる反射ミ
ラー38、反射ミラー38によって反射された蛍光を分
光蛍光像Zk3として結像させる結像レンズ33を備え
ている。
れた光路を有し、分光蛍光像Zk1を結像させる第1の
光路にはイメージガイドの端面21Bに伝播された蛍光
像Ztの一次像を作る対物レンズ34、対物レンズ34
を通して伝播された蛍光を透過および反射させることに
より分光するダイクロイックミラー35、ダイクロイッ
クミラー35を透過した蛍光を分光蛍光像Zk1として
結像させる結像レンズ31を備え、ダイクロイックミラ
ー35によって反射された蛍光を伝播させる分光蛍光像
Zk2を結像させる第2の光路には、光を透過および反
射させて光路を分岐させるハーフミラー36、ハーフミ
ラー36によって反射された蛍光中の特定の波長領域の
蛍光のみを透過させる帯域フィルタ37A、帯域フィル
タ37Aを透過した蛍光を分光蛍光像Zk2として結像
させる結像レンズ32を備え、ハーフミラー36を透過
した蛍光を伝播させる分光蛍光像Zk3を結像させる第
3の光路には、上記帯域フィルタ37Aとは異なる特定
の波長領域の光のみを透過させる帯域フィルタ37B、
帯域フィルタ37Bを透過した蛍光を反射させる反射ミ
ラー38、反射ミラー38によって反射された蛍光を分
光蛍光像Zk3として結像させる結像レンズ33を備え
ている。
【0037】画像データ処理回路72は、通常像撮像素
子61によって撮像され出力された通常像を表す画像デ
ータを入力し映像信号に変換して出力すると共に、高感
度撮像素子41、42および43によって撮像され出力
された分光蛍光像Zk1、Zk2およびZk3を表す画
像データを入力し、それぞれの画像データを映像信号に
変換して個別に出力したりこれらの画像データ間の演算
等を行なった結果を映像信号に変換して出力したりする
ものである。画像データ処理回路72から出力された通
常像を表す映像信号は表示器73に表示され、分光蛍光
像を表す映像信号は表示器74に表示される。
子61によって撮像され出力された通常像を表す画像デ
ータを入力し映像信号に変換して出力すると共に、高感
度撮像素子41、42および43によって撮像され出力
された分光蛍光像Zk1、Zk2およびZk3を表す画
像データを入力し、それぞれの画像データを映像信号に
変換して個別に出力したりこれらの画像データ間の演算
等を行なった結果を映像信号に変換して出力したりする
ものである。画像データ処理回路72から出力された通
常像を表す映像信号は表示器73に表示され、分光蛍光
像を表す映像信号は表示器74に表示される。
【0038】なお、通常像Ztを通常像撮像素子61の
撮像面上に結像させ、かつ高感度撮像素子41、42お
よび43の撮像面から光軸方向にズレた位置に分光蛍光
像Zk1、Zk2およびZk3を結像させるための各光
学要素の位置決めは、以下のような方式によって行なわ
れる。
撮像面上に結像させ、かつ高感度撮像素子41、42お
よび43の撮像面から光軸方向にズレた位置に分光蛍光
像Zk1、Zk2およびZk3を結像させるための各光
学要素の位置決めは、以下のような方式によって行なわ
れる。
【0039】第1の位置決め方式は、まず始めに、通常
像撮像素子61によって撮像され表示器73に表示され
た映像を観察しながら通常像撮像素子61を光軸方向に
移動させ表示されている通常像Zt1のピントを合わせ
ることにより、通常像Zt1の結像面に通常像撮像素子
61の撮像面を合致させる。次に、高感度撮像素子41
によって撮像され表示器74に表示された分光蛍光像Z
k1の映像を観察しながら高感度撮像素子41を光軸方
向に移動させ表示されている分光蛍光像Zk1のピント
を合わせることにより、分光蛍光像Zk1の結像面に高
感度撮像素子41の撮像面を合致させる。同様に、表示
器74に表示された分光蛍光像Zk2およびZk3のピ
ントを合わせることにより分光蛍光像Zk2およびZk
3の結像面に高感度撮像素子42および43の撮像面を
合致させる。このとき表示器74に表示された分光蛍光
像Zk1、Zk2およびZk3にはモアレが発生する。
像撮像素子61によって撮像され表示器73に表示され
た映像を観察しながら通常像撮像素子61を光軸方向に
移動させ表示されている通常像Zt1のピントを合わせ
ることにより、通常像Zt1の結像面に通常像撮像素子
61の撮像面を合致させる。次に、高感度撮像素子41
によって撮像され表示器74に表示された分光蛍光像Z
k1の映像を観察しながら高感度撮像素子41を光軸方
向に移動させ表示されている分光蛍光像Zk1のピント
を合わせることにより、分光蛍光像Zk1の結像面に高
感度撮像素子41の撮像面を合致させる。同様に、表示
器74に表示された分光蛍光像Zk2およびZk3のピ
ントを合わせることにより分光蛍光像Zk2およびZk
3の結像面に高感度撮像素子42および43の撮像面を
合致させる。このとき表示器74に表示された分光蛍光
像Zk1、Zk2およびZk3にはモアレが発生する。
【0040】すなわち、イメージガイド21の端面21
Bは図2(A)に示すような規則的に配列された多数の
ファイバによる画素から構成されており、この端面21
Bに伝播された分光蛍光像を撮像する高感度撮像素子の
撮像面にも上記ファイバ画素と同じような図2(B)に
示すような規則的に配列された受光画素が配されてい
る。したがって、このファイバ画素の像を含む分光蛍光
像が高感度撮像素子の撮像面上に結像され撮像される
と、一定のピッチで配列されたファイバ画素を表す像
が、同程度のピッチで配列された受光画素によって標本
化されるのでモアレが発生する。
Bは図2(A)に示すような規則的に配列された多数の
ファイバによる画素から構成されており、この端面21
Bに伝播された分光蛍光像を撮像する高感度撮像素子の
撮像面にも上記ファイバ画素と同じような図2(B)に
示すような規則的に配列された受光画素が配されてい
る。したがって、このファイバ画素の像を含む分光蛍光
像が高感度撮像素子の撮像面上に結像され撮像される
と、一定のピッチで配列されたファイバ画素を表す像
が、同程度のピッチで配列された受光画素によって標本
化されるのでモアレが発生する。
【0041】次に、表示器74に表示された上記モアレ
を含む各分光蛍光像の映像を観察しながら対物レンズ3
4を光軸方向に移動させ、3つの分光蛍光像の結像位置
を同時に移動させる。表示された各分光蛍光像を表す映
像からモアレが除去されるように分光蛍光像の結像位置
を移動させた後に対物レンズ34を固定する。
を含む各分光蛍光像の映像を観察しながら対物レンズ3
4を光軸方向に移動させ、3つの分光蛍光像の結像位置
を同時に移動させる。表示された各分光蛍光像を表す映
像からモアレが除去されるように分光蛍光像の結像位置
を移動させた後に対物レンズ34を固定する。
【0042】映像中のモアレを除去するには一定のピッ
チで配列されたファイバ画素が標本化されないようにす
ればよいので、分光蛍光像を高感度撮像素子の撮像面か
ら光軸方向にズレた位置に結像させ、図3に示すように
分光蛍光像を構成するファイバ画素の像がボケた状態で
撮像されるようにすることにより、ファイバ画素は一定
のピッチで配列された像としては標本化されず、モアレ
の発生を防止することができる。なお、このとき通常像
Zt1の位置も光軸方向に移動され、表示器73によっ
て表示される通常像もピントのずれた像となる。
チで配列されたファイバ画素が標本化されないようにす
ればよいので、分光蛍光像を高感度撮像素子の撮像面か
ら光軸方向にズレた位置に結像させ、図3に示すように
分光蛍光像を構成するファイバ画素の像がボケた状態で
撮像されるようにすることにより、ファイバ画素は一定
のピッチで配列された像としては標本化されず、モアレ
の発生を防止することができる。なお、このとき通常像
Zt1の位置も光軸方向に移動され、表示器73によっ
て表示される通常像もピントのずれた像となる。
【0043】その後、結像レンズ52あるいは通常像撮
像素子61の位置を調節して、通常像Zt1の結像面と
通常像撮像素子61の撮像面とを合致させる。
像素子61の位置を調節して、通常像Zt1の結像面と
通常像撮像素子61の撮像面とを合致させる。
【0044】これにより、表示器74にはモアレが除去
された分光蛍光像が表示され、表示器73にはピントが
合った通常像が表示される。
された分光蛍光像が表示され、表示器73にはピントが
合った通常像が表示される。
【0045】第2の位置決め方式は、まず始めに、上記
第1の位置決め方式と同様に通常像Zt1の結像面に通
常像撮像素子61の撮像面を合致させると共に、分光蛍
光像Zk1、Zk2およびZk3の結像面に高感度撮像
素子41、42および43の撮像面を合致させる。この
とき、表示器74に表示された分光蛍光像Zk1、Zk
2およびZk3には上記と同様の理由によりモアレが発
生する。
第1の位置決め方式と同様に通常像Zt1の結像面に通
常像撮像素子61の撮像面を合致させると共に、分光蛍
光像Zk1、Zk2およびZk3の結像面に高感度撮像
素子41、42および43の撮像面を合致させる。この
とき、表示器74に表示された分光蛍光像Zk1、Zk
2およびZk3には上記と同様の理由によりモアレが発
生する。
【0046】次に、表示器74に表示された上記モアレ
が発生した分光蛍光像Zk1を観察しながら、この表示
された画像からモアレが除去されるまで高感度撮像素子
41を光軸方向に移動させる。モアレが発生した分光蛍
光像Zk2およびZk3に関しても同様に、表示された
画像からモアレが除去されるまで高感度撮像素子42お
よび43をそれぞれ光軸方向に移動させる。
が発生した分光蛍光像Zk1を観察しながら、この表示
された画像からモアレが除去されるまで高感度撮像素子
41を光軸方向に移動させる。モアレが発生した分光蛍
光像Zk2およびZk3に関しても同様に、表示された
画像からモアレが除去されるまで高感度撮像素子42お
よび43をそれぞれ光軸方向に移動させる。
【0047】これにより、上記と同様の理由によってモ
アレの発生を防止することができ、表示器74にはモア
レが除去された分光蛍光像が表示され、表示器73には
ピントが合った通常像が表示される。
アレの発生を防止することができ、表示器74にはモア
レが除去された分光蛍光像が表示され、表示器73には
ピントが合った通常像が表示される。
【0048】次に、上記第1の実施の形態における作用
について説明する。
について説明する。
【0049】まず始めに、生体組織1の通常像を観察す
るために切替ミラー39を光路中に傾けて挿入する。次
に、光源10から射出された通常光Ltをライトガイド
22および照射レンズ23を通して生体組織1に照射す
る。通常光の照射を受けた生体組織1によって反射され
た通常光による通常像Ztは入射レンズ24およびイメ
ージガイド21を通して端面21Bに伝播される。イメ
ージガイドの端面21Bに伝播された通常像Ztは切替
ミラー39および反射ミラー51によって反射されると
共に、対物レンズ34と結像レンズ52を通して通常像
撮像素子61の撮像面上に通常像Zt1として結像され
る。通常像撮像素子61の撮像面上に結像された通常像
Zt1は、通常像撮像素子61によって撮像され画像デ
ータとして出力された後、画像データ処理回路72によ
って映像信号に変換され表示器73に表示される。
るために切替ミラー39を光路中に傾けて挿入する。次
に、光源10から射出された通常光Ltをライトガイド
22および照射レンズ23を通して生体組織1に照射す
る。通常光の照射を受けた生体組織1によって反射され
た通常光による通常像Ztは入射レンズ24およびイメ
ージガイド21を通して端面21Bに伝播される。イメ
ージガイドの端面21Bに伝播された通常像Ztは切替
ミラー39および反射ミラー51によって反射されると
共に、対物レンズ34と結像レンズ52を通して通常像
撮像素子61の撮像面上に通常像Zt1として結像され
る。通常像撮像素子61の撮像面上に結像された通常像
Zt1は、通常像撮像素子61によって撮像され画像デ
ータとして出力された後、画像データ処理回路72によ
って映像信号に変換され表示器73に表示される。
【0050】次に、生体組織1の分光蛍光像を観察する
ために切替ミラー39を光路から外し、光源10から射
出された励起光Leをライトガイド22および照射レン
ズ23を通して生体組織1に照射する。励起光Leの照
射を受けた生体組織1から発生した蛍光像Zkは入射レ
ンズ24およびイメージガイド21を通してその端面2
1Bに伝播される。端面21Bに伝播された蛍光像Zk
は、互いに異なる3つの波長領域に分光されて高感度撮
像素子41、42および43の撮像面からそれぞれ光軸
方向にズレた位置に、分光蛍光像Zk1、Zk2および
Zk3として結像される。これらの分光蛍光像Zk1、
Zk2およびZk3は高感度撮像素子41、42、43
によって撮像され画像データとして出力された後、画像
データ処理回路72によって映像信号に変換され表示器
74に表示される。
ために切替ミラー39を光路から外し、光源10から射
出された励起光Leをライトガイド22および照射レン
ズ23を通して生体組織1に照射する。励起光Leの照
射を受けた生体組織1から発生した蛍光像Zkは入射レ
ンズ24およびイメージガイド21を通してその端面2
1Bに伝播される。端面21Bに伝播された蛍光像Zk
は、互いに異なる3つの波長領域に分光されて高感度撮
像素子41、42および43の撮像面からそれぞれ光軸
方向にズレた位置に、分光蛍光像Zk1、Zk2および
Zk3として結像される。これらの分光蛍光像Zk1、
Zk2およびZk3は高感度撮像素子41、42、43
によって撮像され画像データとして出力された後、画像
データ処理回路72によって映像信号に変換され表示器
74に表示される。
【0051】ここで、高感度撮像素子41、42、43
の撮像面と、蛍光像結像手段30によって結像されたそ
れぞれの分光蛍光像Zk1、Zk2、Zk3の結像面の
位置は、撮像された画像中にモアレが発生しない距離だ
け予め光軸方向にずれているので、表示器74に表示さ
れる画像中のモアレの発生を防止することができ、切替
ミラー39の切り替えにより、モアレが除去された各分
光蛍光像と、ピントが合った通常像とを選択して表示さ
せ両者の映像を比較して観察することができる。
の撮像面と、蛍光像結像手段30によって結像されたそ
れぞれの分光蛍光像Zk1、Zk2、Zk3の結像面の
位置は、撮像された画像中にモアレが発生しない距離だ
け予め光軸方向にずれているので、表示器74に表示さ
れる画像中のモアレの発生を防止することができ、切替
ミラー39の切り替えにより、モアレが除去された各分
光蛍光像と、ピントが合った通常像とを選択して表示さ
せ両者の映像を比較して観察することができる。
【0052】なお、各分光蛍光像はピントがずれた像と
して撮像され表示されるが、生体組織から発生する蛍光
による像は元々明確な輪郭を持っていないので、多少ピ
ントがずれていても観察する上での支障は少ない。
して撮像され表示されるが、生体組織から発生する蛍光
による像は元々明確な輪郭を持っていないので、多少ピ
ントがずれていても観察する上での支障は少ない。
【0053】また、画像データ処理回路72によって画
像データ間の演算を行ない特定の波長領域に分光された
各分光蛍光像間の強度の比率を求めたり、ダイクロイッ
クミラー、帯域フィルタ等の特性を適当に選択し、特定
の波長領域の蛍光像の強度を全波長領域に亘る蛍光像の
強度で除算した値、すなわち規格化蛍光強度を求めたり
することにより生体のより詳しい組織性状を可視画像と
して観察するようにすることもできる。
像データ間の演算を行ない特定の波長領域に分光された
各分光蛍光像間の強度の比率を求めたり、ダイクロイッ
クミラー、帯域フィルタ等の特性を適当に選択し、特定
の波長領域の蛍光像の強度を全波長領域に亘る蛍光像の
強度で除算した値、すなわち規格化蛍光強度を求めたり
することにより生体のより詳しい組織性状を可視画像と
して観察するようにすることもできる。
【0054】また、図4に示すように上記実施の形態に
おいて配置した光源を、励起光Le、通常光Ltと共に
特定波長領域である近赤外光Lkを照射可能とする光源
10´に変更し、さらに切り替えミラー39とダイクロ
イックミラー35との間に光源10´からの近赤外光L
sの照射を受けた生体組織1によって反射された近赤外
光(参照光像Zs)を反射させ、近赤外より短い波長領
域、すなわち生体組織から発生した蛍光を含む波長領域
の光を透過させるダイクロイックミラー91を配置する
ことにより参照光像Zsを抽出し、この参照光像Zsを
反射ミラー92によって直角に反射させ、結像レンズ9
3によって高感度撮像素子94の撮像面から光軸方向に
ズレた位置に参照光像Zs1として結像させることによ
り、上記と同様にモアレを除去した参照光による像を高
感度撮像素子94によって撮像することができる。撮像
された参照光像は高感度撮像素子94から画像データと
して出力され、画像データ処理回路72′によって取得
された各画像間の演算が行われ、例えば励起光の照射に
より生体組織から発生した蛍光による像の強度と、この
生体組織が受光した励起光の強度(上記実施の形態にお
いては参照光による像の強度)との比率で表される蛍光
収率等の値を求めることにより生体組織のより詳しい組
織性状を可視画像として観察するようにすることもでき
る。
おいて配置した光源を、励起光Le、通常光Ltと共に
特定波長領域である近赤外光Lkを照射可能とする光源
10´に変更し、さらに切り替えミラー39とダイクロ
イックミラー35との間に光源10´からの近赤外光L
sの照射を受けた生体組織1によって反射された近赤外
光(参照光像Zs)を反射させ、近赤外より短い波長領
域、すなわち生体組織から発生した蛍光を含む波長領域
の光を透過させるダイクロイックミラー91を配置する
ことにより参照光像Zsを抽出し、この参照光像Zsを
反射ミラー92によって直角に反射させ、結像レンズ9
3によって高感度撮像素子94の撮像面から光軸方向に
ズレた位置に参照光像Zs1として結像させることによ
り、上記と同様にモアレを除去した参照光による像を高
感度撮像素子94によって撮像することができる。撮像
された参照光像は高感度撮像素子94から画像データと
して出力され、画像データ処理回路72′によって取得
された各画像間の演算が行われ、例えば励起光の照射に
より生体組織から発生した蛍光による像の強度と、この
生体組織が受光した励起光の強度(上記実施の形態にお
いては参照光による像の強度)との比率で表される蛍光
収率等の値を求めることにより生体組織のより詳しい組
織性状を可視画像として観察するようにすることもでき
る。
【0055】図5は、本発明の第2の実施の形態の蛍光
内視鏡装置の概略構成を示すブロック図である。第2の
実施の形態の蛍光内視鏡装置は、切替ミラー39とダイ
クロイックミラー35との間に光学的ローパスフィルタ
である水晶複屈折板等の位相板81を挿入し、この位相
板81を透過することにより複屈折して分離された2つ
の分光蛍光像を、高感度撮像素子の撮像面上に結像する
ように構成したものであり、その他は第1の実施の形態
と同様の構成からなる。以下、第1の実施の形態の蛍光
内視鏡装置と同様の構成については同じ符号を使用し説
明を省略する。
内視鏡装置の概略構成を示すブロック図である。第2の
実施の形態の蛍光内視鏡装置は、切替ミラー39とダイ
クロイックミラー35との間に光学的ローパスフィルタ
である水晶複屈折板等の位相板81を挿入し、この位相
板81を透過することにより複屈折して分離された2つ
の分光蛍光像を、高感度撮像素子の撮像面上に結像する
ように構成したものであり、その他は第1の実施の形態
と同様の構成からなる。以下、第1の実施の形態の蛍光
内視鏡装置と同様の構成については同じ符号を使用し説
明を省略する。
【0056】第1の実施の形態と同様の切替ミラー39
を光路中に傾けて挿入して生体組織1の通常像を観察す
る作用については省略し、切替ミラー39を光路から外
して生体組織1の分光蛍光像を観察するときの作用につ
いて説明する。
を光路中に傾けて挿入して生体組織1の通常像を観察す
る作用については省略し、切替ミラー39を光路から外
して生体組織1の分光蛍光像を観察するときの作用につ
いて説明する。
【0057】光源10から射出された励起光Leの照射
を受けた生体組織1から発生した蛍光による蛍光像Zk
は入射レンズ24およびイメージガイド21を通して端
面21Bに伝播される。端面21Bに伝播された蛍光像
Zkは、位相板81を透過することにより2つの分光蛍
光像に分離され、さらに互いに異なる3つの波長領域に
分光されて高感度撮像素子41、42および43の撮像
面上にそれぞれ結像される。3つの波長領域に分光され
結像された3組の分光蛍光像は高感度撮像素子41、4
2および43によって撮像され画像データ処理回路72
を通して表示器74に表示される。
を受けた生体組織1から発生した蛍光による蛍光像Zk
は入射レンズ24およびイメージガイド21を通して端
面21Bに伝播される。端面21Bに伝播された蛍光像
Zkは、位相板81を透過することにより2つの分光蛍
光像に分離され、さらに互いに異なる3つの波長領域に
分光されて高感度撮像素子41、42および43の撮像
面上にそれぞれ結像される。3つの波長領域に分光され
結像された3組の分光蛍光像は高感度撮像素子41、4
2および43によって撮像され画像データ処理回路72
を通して表示器74に表示される。
【0058】ここで、複屈折して分離され2つの分光蛍
光像が各高感度撮像素子の撮像面上において重なり合っ
て結像されることにより空間周波数の高い像のピントが
ボケた状態となり、その強度が減衰されるので、ファイ
バ画素の画素間の境界による像が減衰されモアレの発生
を防止することができる。その他の作用については、第
1の実施の形態と同様である。
光像が各高感度撮像素子の撮像面上において重なり合っ
て結像されることにより空間周波数の高い像のピントが
ボケた状態となり、その強度が減衰されるので、ファイ
バ画素の画素間の境界による像が減衰されモアレの発生
を防止することができる。その他の作用については、第
1の実施の形態と同様である。
【0059】なお、光学的ローパスフィルタとしては、
水晶複屈折板に限らず、表面の断面形状が矩形波、ノコ
ギリ波等の形状を有する透明なプラスチック製の位相格
子等を用いてもよい。
水晶複屈折板に限らず、表面の断面形状が矩形波、ノコ
ギリ波等の形状を有する透明なプラスチック製の位相格
子等を用いてもよい。
【0060】図6は、本発明の第3の実施の形態の蛍光
内視鏡装置の概略構成を示すブロック図である。第3の
実施の形態の蛍光内視鏡装置は、通常像は撮像せず蛍光
像と特定波長領域の光である参照光像を撮像するように
構成した装置である。この蛍光内視鏡装置には、励起光
Leおよび特定波長領域の光である近赤外光Lsを射出
する光源10″、近赤外光Lsの照射を受けた生体組織
1によって反射されイメージガイド21の端面21Bに
伝播された参照光像Zsを結像する参照光像結像手段5
0′、および参照光像結像手段50′によって参照光像
Zs1を結像させる光路の光軸上にはイメージガイドの
ファイバ画素数と同程度の数万個の受光画素を有する高
感度撮像素子61′が備えられている。
内視鏡装置の概略構成を示すブロック図である。第3の
実施の形態の蛍光内視鏡装置は、通常像は撮像せず蛍光
像と特定波長領域の光である参照光像を撮像するように
構成した装置である。この蛍光内視鏡装置には、励起光
Leおよび特定波長領域の光である近赤外光Lsを射出
する光源10″、近赤外光Lsの照射を受けた生体組織
1によって反射されイメージガイド21の端面21Bに
伝播された参照光像Zsを結像する参照光像結像手段5
0′、および参照光像結像手段50′によって参照光像
Zs1を結像させる光路の光軸上にはイメージガイドの
ファイバ画素数と同程度の数万個の受光画素を有する高
感度撮像素子61′が備えられている。
【0061】参照光像結像手段50′は、イメージガイ
ドの端面21Bに伝播された参照光像Zsの一次像を作
る対物レンズ34′、対物レンズ34′を通して伝播さ
れた参照光を直角に反射させ、対物レンズ34′を通し
て伝播された蛍光を透過させるダイクロイックミラー3
9′、ダイクロイックミラー39′によって反射された
参照光をさらに直角に反射させる反射ミラー51′、反
射ミラー51′によって反射された参照光を参照像Zs
1として結像する結像レンズ52′、およびダイクロイ
ックミラー39′と反射ミラー51′との間の光路中に
光学的ローパスフィルタである水晶複屈折板等の位相板
81′を備えている。
ドの端面21Bに伝播された参照光像Zsの一次像を作
る対物レンズ34′、対物レンズ34′を通して伝播さ
れた参照光を直角に反射させ、対物レンズ34′を通し
て伝播された蛍光を透過させるダイクロイックミラー3
9′、ダイクロイックミラー39′によって反射された
参照光をさらに直角に反射させる反射ミラー51′、反
射ミラー51′によって反射された参照光を参照像Zs
1として結像する結像レンズ52′、およびダイクロイ
ックミラー39′と反射ミラー51′との間の光路中に
光学的ローパスフィルタである水晶複屈折板等の位相板
81′を備えている。
【0062】その他の構成は、第2の実施の形態と同様
である。以下、第2の実施の形態の蛍光内視鏡装置と同
様の構成については同じ符号を使用し説明を省略する。
である。以下、第2の実施の形態の蛍光内視鏡装置と同
様の構成については同じ符号を使用し説明を省略する。
【0063】次に、生体組織1の参照光像を観察すると
きの作用について説明する。なお、第2の実施の形態と
同様の生体組織1の蛍光像を観察する作用については省
略する。
きの作用について説明する。なお、第2の実施の形態と
同様の生体組織1の蛍光像を観察する作用については省
略する。
【0064】光源10″から射出された近赤外光Lsを
ライトガイド22および照射レンズ23を通して生体組
織1に照射する。近赤外光Lsの照射を受けた生体組織
1によって反射された参照光による参照光像Zsは入射
レンズ24およびイメージガイド21を通して端面21
Bに伝播される。イメージガイドの端面21Bに伝播さ
れた参照光像Zsは、ダイクロイックミラー39′およ
び反射ミラー51′によって反射されると共に、対物レ
ンズ34′と結像レンズ52′を通して高感度撮像素子
61′の撮像面上に参照光像Zs1として結像される。
ライトガイド22および照射レンズ23を通して生体組
織1に照射する。近赤外光Lsの照射を受けた生体組織
1によって反射された参照光による参照光像Zsは入射
レンズ24およびイメージガイド21を通して端面21
Bに伝播される。イメージガイドの端面21Bに伝播さ
れた参照光像Zsは、ダイクロイックミラー39′およ
び反射ミラー51′によって反射されると共に、対物レ
ンズ34′と結像レンズ52′を通して高感度撮像素子
61′の撮像面上に参照光像Zs1として結像される。
【0065】ここで、イメージガイドの端面21Bに伝
播された参照像Zsは、ダイクロイックミラー39′と
反射ミラー51′との間の光路中に配置されている位相
板81′中を伝播するときに複屈折してわずかに分離さ
れ2つの参照光像が高感度撮像素子61′の撮像面上に
おいて重なり合って結像される。これにより、空間周波
数の高い像のピントがボケた状態となり、その強度が減
衰されるので、ファイバ画素の画素間の境界による像が
減衰されモアレの発生を防止することができる。
播された参照像Zsは、ダイクロイックミラー39′と
反射ミラー51′との間の光路中に配置されている位相
板81′中を伝播するときに複屈折してわずかに分離さ
れ2つの参照光像が高感度撮像素子61′の撮像面上に
おいて重なり合って結像される。これにより、空間周波
数の高い像のピントがボケた状態となり、その強度が減
衰されるので、ファイバ画素の画素間の境界による像が
減衰されモアレの発生を防止することができる。
【0066】高感度撮像素子61′の撮像面上に結像さ
れた参照光像Zt1は、高感度撮像素子61′によって
撮像され画像データとして画像データ処理回路71′に
出力され、画像データ処理回路72によって、例えば励
起光の照射により生体組織から発生した蛍光による像の
強度と、この生体組織が受光した励起光の強度(上記実
施の形態においては参照光による像の強度)との比率で
表される蛍光収率等の値が求められ、生体組織の組織性
状を表す画像が表示される。その他の作用については、
第2の実施の形態と同様である。
れた参照光像Zt1は、高感度撮像素子61′によって
撮像され画像データとして画像データ処理回路71′に
出力され、画像データ処理回路72によって、例えば励
起光の照射により生体組織から発生した蛍光による像の
強度と、この生体組織が受光した励起光の強度(上記実
施の形態においては参照光による像の強度)との比率で
表される蛍光収率等の値が求められ、生体組織の組織性
状を表す画像が表示される。その他の作用については、
第2の実施の形態と同様である。
【0067】なお、上記撮像素子(高感度撮像素子も含
む)は、CCD型の撮像素子あるいはMOS型の撮像素子等、
画素を有する撮像素子であればどのようなタイプの撮像
素子を用いてもよい。
む)は、CCD型の撮像素子あるいはMOS型の撮像素子等、
画素を有する撮像素子であればどのようなタイプの撮像
素子を用いてもよい。
【図1】第1の実施の形態による蛍光内視鏡装置の概略
構成を示す図
構成を示す図
【図2】規則的に配列されたファイバ画素および受光画
素を示す拡大図
素を示す拡大図
【図3】ピントが合っていない状態で撮像されファイバ
画素の像を示す図
画素の像を示す図
【図4】参照光像を撮像する機能を付加した蛍光内視鏡
装置の概略構成をを示す図
装置の概略構成をを示す図
【図5】本発明の第2の実施の形態の蛍光内視鏡装置の
概略構成をを示す図
概略構成をを示す図
【図6】本発明の第3の実施の形態の蛍光内視鏡装置の
概略構成をを示す図
概略構成をを示す図
1 生体組織 10 光源 20 内視鏡挿入部 21 イメージガイド 30 蛍光像結像手段 39 切替ミラー 41,42,43 高感度撮像素子 50 通常像結像手段 61 通常像撮像素子 73,74 表示器 81 位相板
フロントページの続き Fターム(参考) 2G043 AA03 BA16 CA05 EA01 FA01 FA05 GA04 GB01 GB18 GB19 HA05 HA09 JA01 JA03 KA01 LA03 4C061 AA00 BB00 CC07 DD00 FF47 HH51 LL03 MM04 NN01 NN05 PP11 QQ04 VV04 WW17
Claims (6)
- 【請求項1】 励起光の照射を受けた生体組織から発生
した蛍光による像および通常光の照射を受けた前記生体
組織によって反射された通常光による像を前記生体組織
に臨ませた一端から他端に伝播するイメージガイドと、
該イメージガイドの他端に伝播された前記蛍光による像
を分光して結像する蛍光像結像手段と、該蛍光像結像手
段の光軸上に配された蛍光像撮像手段と、前記イメージ
ガイドの他端に伝播された前記通常光による像を結像す
る通常像結像手段と、該通常像結像手段の光軸上に配さ
れた通常像撮像手段とを備えた蛍光内視鏡装置におい
て、 前記通常像結像手段が、前記通常光による像を前記通常
像撮像手段の撮像面上に結像するものであり、かつ前記
蛍光像結像手段が、前記蛍光像撮像手段の撮像面から前
記光軸方向にズレた位置に前記蛍光による像を結像する
ものであることを特徴とする蛍光内視鏡装置。 - 【請求項2】 前記イメージガイドが、特定波長領域の
光の照射を受けた前記生体組織によって反射された参照
光による像を前記生体組織に臨ませた一端から他端に伝
播するものであり、前記イメージガイドの他端に伝播さ
れた、前記特定波長領域の光の照射を受けた前記生体組
織によって反射された参照光による像を結像する参照像
結像手段と、該参照像結像手段の光軸上に配された参照
像撮像手段とをさらに備え、前記参照像結像手段が、前
記参照像撮像手段の撮像面から前記光軸方向にズレた位
置に前記参照像を結像するものであることを特徴とする
請求項1記載の蛍光内視鏡装置。 - 【請求項3】 励起光の照射を受けた生体組織から発生
した蛍光による像および通常光の照射を受けた前記生体
組織によって反射された通常光による像を前記生体組織
に臨ませた一端から他端に伝播するイメージガイドと、
該イメージガイドの他端に伝播された前記蛍光による像
を分光して結像する蛍光像結像手段と、該蛍光像結像手
段の光軸上に配された蛍光像撮像手段と、前記イメージ
ガイドの他端に伝播された前記通常光による像を結像す
る通常像結像手段と、該通常像結像手段の光軸上に配さ
れた通常像撮像手段とを備えた蛍光内視鏡装置におい
て、 前記通常像結像手段が、前記通常光による像を前記通常
像撮像手段の撮像面上に結像するものであり、かつ前記
蛍光像結像手段が、光路中に、光学的ローパスフィルタ
を備えたものであることを特徴とする蛍光内視鏡装置。 - 【請求項4】 励起光の照射を受けた生体組織から発生
した蛍光による像および特定波長領域の光の照射を受け
た前記生体組織によって反射された参照光による像を前
記生体組織に臨ませた一端から他端に伝播するイメージ
ガイドと、該イメージガイドの他端に伝播された前記蛍
光による像を分光して結像する蛍光像結像手段と、該蛍
光像結像手段の光軸上に配された蛍光像撮像手段と、前
記イメージガイドの他端に伝播された前記参照光による
像を結像する参照光像結像手段と、該参照光像結像手段
の光軸上に配された参照光像撮像手段とを備えた蛍光内
視鏡装置において、 前記参照光像結像手段および前記蛍光像結像手段が、光
路中に、光学的ローパスフィルタを備えたものであるこ
とを特徴とする蛍光内視鏡装置。 - 【請求項5】 前記特定波長領域の光が700nmより
長波長側の近赤外領域の光であることを特徴とする請求
項2または4記載の蛍光内視鏡装置。 - 【請求項6】 前記蛍光像結像手段が、互いに異なる2
つ以上の波長領域に分光された前記蛍光による像を結像
するものであり、前記蛍光像撮像手段が、該蛍光像結像
手段によって結像されたそれぞれの蛍光による像を撮像
するものであることを特徴とする請求項1から5のいず
れか1項記載の蛍光内視鏡装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000369842A JP2002165751A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 蛍光内視鏡装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000369842A JP2002165751A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 蛍光内視鏡装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002165751A true JP2002165751A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=18839820
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000369842A Withdrawn JP2002165751A (ja) | 2000-12-05 | 2000-12-05 | 蛍光内視鏡装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002165751A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010220892A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Olympus Corp | 蛍光観察装置 |
-
2000
- 2000-12-05 JP JP2000369842A patent/JP2002165751A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010220892A (ja) * | 2009-03-24 | 2010-10-07 | Olympus Corp | 蛍光観察装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP3435268B2 (ja) | 蛍光観察内視鏡装置 | |
| JP5735031B2 (ja) | コンパクトな蛍光内視鏡映像システム | |
| US6772003B2 (en) | Endoscope apparatus | |
| CN100457020C (zh) | 扫描内窥镜 | |
| KR20010110420A (ko) | 내시경 진단용 자가 형광 영상화 시스템 | |
| JPH0785135B2 (ja) | 内視鏡装置 | |
| KR20060036059A (ko) | 주사식 내시경 | |
| JPH04500321A (ja) | 多次元画像システム | |
| JP4298151B2 (ja) | 蛍光画像表示方法および装置 | |
| CN103458761B (zh) | 偏振光观察装置 | |
| WO2016181077A1 (fr) | Dispositif et procédé d'observation d'un objet, avec prise en compte de la distance entre le dispositif et l'objet | |
| CN107072476A (zh) | 观察装置 | |
| JP4245787B2 (ja) | 蛍光画像取得方法および装置 | |
| JP3318295B2 (ja) | 光断層イメージング装置 | |
| JP2003111716A (ja) | 標準光源、補正係数算出方法および装置並びに蛍光画像生成方法および装置 | |
| JP2003290131A (ja) | 立体内視鏡 | |
| JPH06154228A (ja) | 光断層イメージング装置 | |
| JPH0323832A (ja) | 電子内視鏡装置 | |
| JP6138386B1 (ja) | 内視鏡装置及び内視鏡システム | |
| WO2022044898A1 (ja) | 医療撮像システム、医療撮像装置、および動作方法 | |
| JP2003018467A (ja) | 電荷増倍型固体電子撮像装置およびその制御方法 | |
| JP2002165751A (ja) | 蛍光内視鏡装置 | |
| JPH10243936A (ja) | 内視鏡装置 | |
| US20200252601A1 (en) | Imaging system and synchronization control method | |
| CN208837876U (zh) | 快速组织分子光谱成像装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080205 |