JP2002165230A - 3次元画像検出装置 - Google Patents

3次元画像検出装置

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JP2002165230A
JP2002165230A JP2000358054A JP2000358054A JP2002165230A JP 2002165230 A JP2002165230 A JP 2002165230A JP 2000358054 A JP2000358054 A JP 2000358054A JP 2000358054 A JP2000358054 A JP 2000358054A JP 2002165230 A JP2002165230 A JP 2002165230A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被写体と3次元画像検出装置との距離が大き
い場合にも、十分に大きい出力を得る。 【解決手段】 外部光源装置45を被写体Sの近くに配
置する。内蔵ビーム光源装置14から3つのレーザビー
ムを被写体S上の異なる点A1、A2、A3にスポット状
に照射する。点A1、A2、A3で反射された光をカメラ
のCCDで受光し、点A1、A2、A3までの距離a1、a
2、a3及びその座標値を算出する。外部光源装置45か
ら測距光を拡散して被写体S全体に照射し、その反射光
をカメラのCCDで検出することにより距離a1+b
1、a2+b2、a3+b3を求め、距離b1、b2、
b3を算出する。点A1、A2、A3の座標値と距離b
1、b2、b3から射出部OSの座標値を算出する。C
CDの任意の画素に対応する被写体S上の点Cまでの距
離aを、画素の位置、射出部OSの座標値及びCCDで
検出される距離a+bから算出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光伝播時間測定法
を用いて被写体の3次元形状等を検出する3次元画像検
出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、被計測物体(被写体)の3次元形
状を計測する能動方式の3次元画像検出装置として、例
えば「Measurement Science and Technology」(S. Chr
istie他、vol.6, p1301-1308, 1995 年)に記載された
3次元画像検出装置や、国際公開97/01111号公報に開示
された3次元画像検出装置などが知られている。「Meas
urement Science and Technology」に記載された装置で
は、パルス変調されたレーザ光が被写体の全体に照射さ
れ、その反射光がイメージインテンシファイアが取付け
られた2次元CCDセンサによって受光され、電気信号
に変換される。イメージインテンシファイアはレーザ光
のパルス発光に同期したゲートパルスによってシャッタ
制御される。この構成によれば、遠い被写体からの反射
光による受光量は近い被写体からの反射光による受光量
に比べて小さいので、被写体の距離に応じた出力がCC
Dの各画素毎に得られる。一方、国際公開97/01111号公
報に記載された装置では、パルス変調されたレーザ光等
の光が被写体の全体に照射され、その反射光がメカニカ
ル又は液晶素子等から成る電気光学的シャッタと組み合
わされた2次元CCDセンサによって受光され、電気信
号に変換される。そのシャッタは、測距光のパルスとは
異なるタイミングで制御され、距離情報がCCDの各画
素毎に得られる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの測距方法で
は、光源の位置とCCDとの位置とを略一致させ、測距
光が光源から照射されてからCCDで受光されるまでの
時間(光の伝播時間)が、CCDと被写体との間を光が
往復する時間に略相当するとしてその距離が求められ
る。すなわち、測距光の発光とCCDでの露光期間とを
制御することにより、被写体の3次元形状をCCDの受
光面全体において一括して検出可能な上述のような3次
元画像検出装置では、光源は被写体からの反射光を検知
するCCDの近くに配置される必要がある。
【0004】また、これらの測距方法では、被写体の3
次元形状を一括して検出するため、被写体全体に測距光
を照射する必要があり、測距光は拡散して被写体に照射
される。したがって、3次元画像検出装置と被写体との
距離が離れると、被写体に届く測距光の光量が著しく減
少するため、光量不足となり距離測定が不可能になった
り、距離測定の精度が低下するなどの問題がある。
【0005】本発明は、被写体と3次元画像検出装置と
の距離が大きい場合にも、十分に大きい出力を得ること
ができる3次元画像検出装置を得ることを目的としてい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の3次元画像検出
装置は、複数のビーム状の測距光を射出し撮像部から所
定の位置に配置されたビーム光源と、拡散された測距光
を照射し撮像部に対し任意の位置に配置可能な外部光源
と、ビーム光源から被写体に複数のビーム状の測距光を
射出しその反射光を撮像部で受光することにより、複数
のビーム状の測距光がスポット状に照射された被写体の
各点までの第1の距離を求めるスポット測距手段と、外
部光源から被写体に拡散された測距光を照射し、その反
射光を撮像部で受光することにより、外部光源から照射
された測距光が被写体に反射され撮像部で受光されるま
でに進んだ第2の距離を撮像部の画素毎に求める本測距
手段と、第1の距離と第2の距離とに基づき外部光源の
位置を算出する外部光源位置算出手段とを備えたことを
特徴としている。
【0007】3次元画像検出装置は、第2の距離と、各
画素の撮像部における位置と、外部光源の位置とから、
各画素に対応する被写体までの距離を画素毎に算出する
ための手段を備えることが好ましく、これにより、被写
体の3次元形状を3次元画像検出装置内において直接算
出することが可能となる。また、高い出力と、指向性の
高いビーム状の測距光を得るために、ビーム光源はレー
ザであることが好ましい。更に、ビーム光源は3以上の
ビームを同時に射出可能であることが好ましい。これに
より、外部光源の位置を算出するのに必要なビーム測距
を短時間に行うことができる。
【0008】また、本発明の3次元画像検出装置は、複
数のビーム状の測距光を射出し、撮像部から所定の位置
に配置されたビーム光源と、ビーム光源から被写体に複
数のビーム状の測距光を射出し、その反射光を撮像部で
受光することにより、複数のビーム状の測距光がスポッ
ト状に照射された被写体の各点までの第1の距離を求め
るスポット測距手段と、撮像部に対し任意の位置に配置
可能な外部光源から被写体に照射される拡散された測距
光の被写体からの反射光を撮像部で受光することによ
り、外部光源から照射された測距光が被写体に反射され
撮像部で受光されるまでに進んだ第2の距離を撮像部の
画素毎に求めることができる本測距手段と、第1の距離
と第2の距離とに基づき外部光源の位置を算出する外部
光源位置算出手段とを備えたことを特徴としている。
【0009】また、本発明の3次元画像検出装置は、光
源の発光を制御するための制御信号を出力する光源制御
手段と、受光量に応じた電荷を画素毎に蓄積可能な撮像
部と、撮像部の駆動を制御する撮像部駆動制御手段と、
光源制御手段からの制御信号に基づき発光が制御される
光源からの光を被写体に照射し、その反射光を撮像部に
おいて受光することにより、被写体までの距離情報を画
素毎に検出する距離情報検出手段と、光源制御手段の制
御信号によりその発光が制御され、複数のビーム状の光
を射出するビーム光源と、光源制御手段から出力される
制御信号を外部光源へ出力するための外部出力手段と、
制御信号を択一的にビーム光源又は外部出力手段に出力
する選択切換手段とを備えたことを特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態
であるカメラ型の3次元画像検出装置の斜視図である。
図1を参照して第1の実施形態において用いられるカメ
ラ型の3次元画像検出装置について説明する。
【0011】カメラ本体10の前面において、撮影レン
ズ11の左上にはファインダ窓(対物部)12が設けら
れ、右上にはストロボ13が設けられている。カメラ本
体10の上面において、撮影レンズ11の真上には、測
距のためのビーム状のレーザ光線を射出する内蔵ビーム
光源装置(ビーム光源)14が配設されており、内蔵ビ
ーム光源装置14には、例えば3つのレーザ14a、1
4b、14cが設けられている。内蔵ビーム光源装置1
4の左側にはレリーズスイッチ15及び液晶表示パネル
16が設けられ、また右側にはモード切替ダイヤル17
が設けられている。カメラ本体10の側面には、カメラ
本体10に外付けされる外部光源装置(外部光源)45
(図2参照)を接続するための外部光源接続コネクタ1
8、ICメモリカード等の記録媒体を挿入するためのカ
ード挿入口19が形成され、またビデオ出力端子20、
インターフェースコネクタ21が設けられている。
【0012】図2は、図1に示すカメラの回路構成を示
すブロック図である。撮影レンズ11の中には絞り25
が設けられている。絞り25の開度はアイリス駆動回路
26によって調整される。撮影レンズ11の焦点調節動
作及びズーミング動作はレンズ駆動回路27によって制
御される。
【0013】撮影レンズ11の光軸上にはCCD(撮像
部)28が配設されている。CCD28の撮像面には、
撮影レンズ11によって被写体像が形成され、被写体像
に対応した電荷が発生する。CCD28における電荷の
蓄積動作、電荷の読出動作等の動作は、システムコント
ロール回路35からCCD駆動回路30へ出力されるC
CD駆動用のパルス信号によって制御される。CCD2
8から読み出された電荷信号、すなわち画像信号はそれ
ぞれアンプ31において増幅され、A/D変換器32に
おいてアナログ信号からデジタル信号に変換される。デ
ジタルの画像信号は撮像信号処理回路33においてガン
マ補正等の処理を施され、画像メモリ34に一時的に格
納される。アイリス駆動回路26、レンズ駆動回路27
及び撮像信号処理回路33はシステムコントロール回路
35によって制御される。
【0014】画像信号は画像メモリ34から読み出さ
れ、LCD駆動回路36に供給される。LCD駆動回路
36は画像信号に応じて動作し、これにより画像表示L
CDパネル37には、画像信号に対応した画像が表示さ
れる。
【0015】また画像メモリ34から読み出された画像
信号はTV信号エンコーダ38に送られ、ビデオ出力端
子20を介して、カメラ本体10の外部に設けられたモ
ニタ装置39に伝送可能である。システムコントロール
回路35はインターフェース回路40に接続され、イン
ターフェース回路40はインターフェースコネクタ21
に接続されている。したがって画像メモリ34から読み
出された画像信号は、インターフェースコネクタ21に
接続されたコンピュータ41に伝送可能である。またシ
ステムコントロール回路35は、記録媒体制御回路42
を介して画像記録装置43に接続されている。したがっ
て画像メモリ34から読み出された画像信号は、画像記
録装置43に装着されたICメモリカード等の記録媒体
Mに記録可能である。また記録媒体Mに一旦記録された
画像信号は必要に応じて記録媒体Mから読み出され、シ
ステムコントロール回路35を介してLCDパネル37
に表示することができる。
【0016】システムコントロール回路35には、発光
素子制御回路44が接続されている。発光装置14に設
けられたレーザ14a、14b、14cは、例えばレー
ザダイオードであり、レーザ14a、14b、14cの
発光動作は発光素子制御回路44によって制御される。
レーザ14a、14b、14cはそれぞれ測距光である
ビーム状のレーザ光線を照射するものであり、これらの
レーザ光線は被写体上の異なる3つの位置にスポット状
に照射される。被写体において反射した光は撮影レンズ
11に入射し、CCD28において画像信号として検出
される。後述するように、この画像信号からレーザ光線
が照射された被写体上の3つの点(スポット)までの距
離が計測される(以後スポット測距と呼ぶ)。なお、こ
のスポット測距において、CCD28における転送動作
のタイミング等の制御はシステムコントロール回路35
とCCD駆動回路30によって行われる。
【0017】発光素子制御回路44は、外部光源接続コ
ネクタ18にも接続されており、発光素子制御回路44
から出力される制御信号は、外部光源接続コネクタ18
に接続されるケーブル(46)を介して外部光源装置4
5へ出力することができる。このとき、外部光源装置4
5での発光動作は、発光素子制御回路44からの制御信
号に基づいて制御される。また、外部光源接続コネクタ
18は、システムコントロール回路35へも接続されて
おり、外部光源装置45はシステムコントロール回路3
5から制御可能である。外部光源装置45は被写体近く
に配置され、被写体に向けて拡散された測距光を被写体
全体に照射する。このとき、被写体で反射された光は、
撮像レンズ11に入射し、CCD28において検知され
る。CCD28の各画素では、後述するように被写体ま
での距離に対応する信号電荷が蓄積され、被写体の3次
元形状を表す3次元画像として検出される(以後本測距
と呼ぶ)。なお、この本測距において、CCD28にお
ける転送動作のタイミング等の制御はシステムコントロ
ール回路35とCCD駆動回路30によって行われる。
【0018】システムコントロール回路35には、レリ
ーズスイッチ15、モード切替ダイヤル17から成るス
イッチ群47と、液晶表示パネル(表示素子)16とが
接続されている。
【0019】次に図3及び図4を参照して、CCDを用
いた本実施形態における距離測定の基本的な原理につい
て説明する。なお図4において横軸は時間tである。
【0020】距離測定装置Bから出力された測距光は被
写体Sにおいて反射し、図示しないCCDによって受光
される。測距光は所定のパルス幅Hを有するパルス状の
光であり、したがって被写体Sからの反射光も、同じパ
ルス幅Hを有するパルス状の光である。また反射光のパ
ルスの立ち上がりは、測距光のパルスの立ち上がりより
も時間δ・t(δは遅延係数)だけ遅れる。光源から射
出された測距光が、被写体で反射され距離測定装置Bに
おいて反射光として検出されるまでに進む距離R(ここ
では距離測定装置Bと被写体Sとの往復の距離2r)は R=2r=δ・t・C ・・・(1) により得られる。ただしCは光速である。
【0021】例えば測距光のパルスの立ち下がりから反
射光を検知可能な状態に定め、反射光のパルスが立ち下
がった後に検知不可能な状態に切り換えるように反射光
検知期間Tを設ける。すなわち、反射光検知期間Tは、
反射光の立ち上がりが、反射光検知期間Tが開始する前
にCCDにおいて受光され、その立下りが反射光検知期
間内にCCDにおいて受光されるように定められる。図
4に示されるように、この反射光検知期間Tにおける受
光量Aは距離rに相関する。すなわち受光量Aは、距離
rが大きくなるほど(時間δ・tが大きくなるほど)大
きくなるため、受光量Aから被写体までの距離が算定さ
れる。
【0022】本実施形態におけるスポット測距及び本測
距では、上述した原理を利用してCCD28に設けら
れ、2次元的に配列された複数のフォトダイオードにお
いてそれぞれ受光量Aを検出することにより行われる。
すなわち、各フォトダイオード(各画素)において検出
された受光量Aに基づいて、カメラ本体10からCCD
28の各フォトダイオードに対応する被写体S上の各点
までの距離情報をフォトダイオード(画素)毎に画像信
号(3次元画像)として検出する。本測距では、この画
像信号から被写体Sの表面形状を表わす距離データがフ
ォトダイオード(画素)毎に算出される。スポット測距
ではレーザ14a、14b、14cにより測距光がスポ
ット状に照射された被写体上の3つの点までの距離及び
座標が算出される。
【0023】図5は、CCD28に設けられるフォトダ
イオード51と垂直転送部52の配置を示す図である。
図6は、CCD28を基板53に垂直な平面で切断して
示す断面図である。このCCD28は従来公知のインタ
ーライン型CCDであり、不要電荷の掃出しにVOD
(縦型オーバーフロードレイン)方式を用いたものであ
る。
【0024】フォトダイオード51と垂直転送部(信号
電荷保持部)52はn型基板53の面に沿って形成され
ている。フォトダイオード51は2次元的に格子状に配
列され、垂直転送部52は所定の方向(図5において上
下方向)に1列に並ぶフォトダイオード51に隣接して
設けられている。垂直転送部52は、1つのフォトダイ
オード51に対して4つの垂直転送電極52a、52
b、52c、52dを有している。したがって垂直転送
部52では、4つのポテンシャルの井戸が形成可能であ
り、従来公知のように、これらの井戸の深さを制御する
ことによって、信号電荷をCCD28から出力すること
ができる。なお、垂直転送電極の数は目的に応じて自由
に変更できる。
【0025】基板53の表面に形成されたp型井戸の中
にフォトダイオード51が形成され、p型井戸とn型基
板53の間に印加される逆バイアス電圧によってp型井
戸が完全空乏化される。この状態において、入射光(被
写体からの反射光)の光量に応じた電荷がフォトダイオ
ード51において蓄積される。基板電圧Vsub を所定値
以上に大きくすると、フォトダイオード51に蓄積した
電荷は、基板53側に掃出される。これに対し、転送ゲ
ート部54に電荷転送信号(電圧信号)が印加されたと
き、フォトダイオード51に蓄積した電荷は垂直転送部
52に転送される。すなわち電荷掃出し信号によって電
荷を基板53側に掃出した後、フォトダイオード51に
蓄積した信号電荷が、電荷転送信号によって垂直転送部
52側に転送される。このような動作により、いわゆる
電子シャッタ動作が実現される。
【0026】しかし、被写体までの距離を図3、図4を
参照して説明した原理により測定する場合には、極めて
高速な電子シャッタ動作が要求されるため、1回のシャ
ッタ動作では十分な信号出力を得られない。したがっ
て、本実施形態の距離情報検出動作では、上述の電子シ
ャッタ動作を繰り返し行うことにより、垂直転送部52
において信号電荷を積分し、より大きな信号出力を得て
いる。
【0027】図7は、垂直転送部52において信号電荷
の積分を行う本実施形態の距離情報検出動作のタイミン
グチャートである。また、図8はこの距離情報検出動作
のフローチャートである。図1、図2、図5〜図8を参
照して本実施形態における距離情報検出動作について説
明する。
【0028】図7に示すように、垂直同期信号S1の出
力に同期して一定のパルス幅TSを有するパルス状の測
距光S3が出力される。測距光S3の出力から所定時間
経過後、電荷掃出し信号(パルス信号)S2が出力さ
れ、これによりフォトダイオード51に蓄積していた不
要電荷が基板53の方向に掃出される。電荷掃出し信号
S2は、測距光S3の立下りに略同期してその出力を終
了し、電荷掃出し信号S2の出力の終了によりフォトダ
イオード51における電荷蓄積が開始する。すなわち、
フォトダイオード51における電荷蓄積動作は、測距光
S3の立下りに略同期して開始される。一方、垂直同期
信号S1の出力に同期して出力された測距光S3は、被
写体において反射され、δ・t時間経過後CCD28に
おいて反射光S4として受光される。測距光S3の出力
が終了してから一定時間が経過したとき、すなわち、電
荷蓄積期間が開始してから一定時間が経過したとき、電
荷転送信号(パルス信号)S5が出力され、これにより
フォトダイオード51に蓄積された電荷が垂直転送部5
2に転送され、フォトダイオード51における電荷蓄積
動作が終了する。なお、電荷転送信号S5は、反射光の
立下りが電荷蓄積期間T内に検知されるように、電荷掃
出し信号S2の出力から十分時間が経過した後に出力さ
れる。
【0029】このように電荷掃出し信号S2の出力の終
了から電荷転送信号S5の出力開始までの期間Tの間、
フォトダイオード51には、被写体までの距離に対応し
た信号電荷が蓄積される。すなわち反射光S4は被写体
までの距離に応じて測距光S3に比べてδ・t時間だけ
遅れCCD28において受光され、フォトダイオード5
1では、反射光S4の一部のみが検知される。検知され
る光は、光が伝播するのにかかる時間(δ・t)に相関
し、この光によって生じる信号電荷S6は被写体までの
距離に対応している。この信号電荷S6は、電荷転送信
号S5によって垂直転送部52に転送される。なお電荷
蓄積期間Tは、測距光S3の立下りに同期して開始され
る必要はなく、計測される被写体の距離に応じてそのタ
イミングは調整される。
【0030】電荷転送信号S5の出力から一定時間が経
過した後、再び電荷掃出し信号S2が出力され、垂直転
送部52への信号電荷の転送後にフォトダイオード51
に蓄積された不要電荷が基板53の方向へ掃出される。
すなわち、フォトダイオード51において新たに信号電
荷の蓄積が開始する。そして、上述したのと同様に、電
荷蓄積期間Tが経過したとき、信号電荷は垂直転送部5
2へ転送される。
【0031】このような信号電荷S6の垂直転送部52
への転送動作は、次の垂直同期信号S1が出力されるま
で、繰り返し実行される。これにより垂直転送部52に
おいて、信号電荷S6が積分され、1フィールドの期間
(2つの垂直同期信号S1によって挟まれる期間)に積
分された信号電荷S6は、その期間被写体が静止してい
ると見做せれば、被写体までの距離情報に対応してい
る。
【0032】以上説明した信号電荷S6の検出動作は1
つのフォトダイオード51に関するものであり、全ての
フォトダイオード51においてこのような検出動作が行
なわれる。1フィールドの期間の検出動作の結果、各フ
ォトダイオード51に隣接した垂直転送部52の各部位
には、そのフォトダイオード51によって検出された距
離情報が保持される。この距離情報は垂直転送部52に
おける垂直転送動作および図示しない水平転送部におけ
る水平転送動作によってCCD28から出力される。
【0033】これら距離情報検出手段における各動作
は、図8のフローチャートに従って実行される。すなわ
ち、ステップ101において垂直同期信号S1が出力さ
れるとともに測距光制御が開始される。すなわち内蔵ビ
ーム光源装置14又は外部光源装置45が駆動され、パ
ルス状の測距光S3が断続的に出力される。次いでステ
ップ102が実行され、CCD28による検知制御が開
始される。すなわち図7を参照して説明した距離情報検
出動作が開始され、電荷掃出し信号S2と電荷転送信号
S5が交互に出力されて、距離情報の信号電荷S6が垂
直転送部52において積分される。
【0034】ステップ103では、距離情報検出動作の
開始から1フィールド期間が終了したか否か、すなわち
新たに垂直同期信号S1が出力されたか否かが判定され
る。1フィールド期間が終了するとステップ104へ進
み、距離情報の信号電荷S6がCCD28から出力され
る。この信号電荷S6はステップ105において画像メ
モリ34に一時的に記憶される。ステップ106では測
距光制御がオフ状態に切換えられ、内蔵ビーム光源装置
14又は外部光源装置45の発光動作が停止され、この
処理は終了する。
【0035】本実施形態では、内蔵ビーム光源装置14
を用いたスポット測距と外部光源45を用いた本測距と
により被写体の3次元形状が検出される。図9は、本実
施形態のスポット測距及び本測距における被写体S、カ
メラ本体10、ケーブル46を介してカメラ本体10と
接続される外部光源装置45の配置を模式的に示す図で
ある。図9を参照して、本実施形態において実行される
上記距離情報検出動作を用いた3次元形状の算出方法に
ついて説明する。
【0036】点A1、A2、A3は、カメラ本体10に設
けられたスポット用光源装置14のレーザ14a、14
b、14cから射出されるレーザビームにより、スポッ
ト状に測距光が照射される被写体S上の点の位置を示し
ている。距離a1、a2、a3はカメラ本体10から点
1、A2、A3までの距離(第1の距離)であり、距離
1、b2、b3は、外部光源装置45から測距光が拡散
されて射出される射出部OSから点A1、A2、A3までの
距離である。
【0037】距離a1、a2、a3は、スポット測距によ
り測定される。すなわち、スポット用光源装置14のレ
ーザから図7のタイミングでパルス状のビーム光が測距
光として射出され、点A1、A2、A3において反射され
た反射光がカメラ本体10のCCD28において、図7
に示されるタイミングで検出されることにより距離
1、a2、a3が測定される。スポット測距では、測距
光たるレーザビームは被写体S上の点A1、A2、A3
みに照射されるので、CCD28の画素(フォトダイオ
ード51)のうち反射光を受光検知するのは、点A1
2、A3に対応する画素のみである。したがって、これ
により、点A1、A2、A3に対応する画素をその画素値
から特定することができ、スポット測距では、点A1
2、A3に対応する画素のみで距離の算出が行われる。
なお、このとき算出される距離は、式(1)におけるr
=R/2である。
【0038】一方、距離b1、b2、b3は、本測距の検
出結果及びスポット測距により求められる距離a1
2、a3により算出される。すなわち、外部光源装置4
5から図7に示されたタイミングで被写体Sの全体に測
距光が拡散されて照射され、被写体Sで反射された反射
光がCCD28において、図7に示されるタイミングで
検出される。このとき、点A1、A2、A3において反射
された光は、距離(第2の距離)a1+b1、a2+b2
3+b3を経てCCD28のフォトダイオード51で検
出されるので、点A1、A2、A3に対応する画素で検出
された信号電荷からは、それぞれ距離a1+b1、a2
2、a3+b3が算出される。すなわち、式(1)にお
ける距離Rである。距離a1+b1、a2+b2、a3+b3
から距離a1、a2、a3を減ずることにより、距離b1
2、b3が求められる。なお、本測距では、測距光は被
写体S全体に照射されるので、CCD28の略全画素に
おいて反射光が受光検知される。すなわち、本測距で
は、CCD28の全画素に対応する被写体S上の点まで
の距離に対応した信号電荷がそれぞれの画素で検出さ
れ、CCD28の各画素から被写体Sまでの距離(後述
の距離bに対応)が、CCD28の全画素について算出
される。
【0039】カメラ本体10の撮像光学系において、そ
の焦点とCCD28の各画素との間の位置関係は既知な
ので、ある画素においてその画素値から距離が算出され
ると、その画素に対応する被写体S上の点の座標値(例
えばカメラの焦点を座標原点とする)が求められる。し
たがって、距離a1、a2、a3から点A1、A2、A3の座
標(x1,y1,z1)、(x2,y2,z3)、(x3
3,z3)が求められる。ここで、各点A1、A2、A3
から外部光源装置45における測距光の射出部OSまで
の距離は、それぞれb1、b2、b3なので、射出部OS
座標を(X,Y,Z)とすると、 (X−x12+(Y−y12+(Z−z12=b1 2 ・・・(2) (X−x22+(Y−y22+(Z−z22=b2 2 ・・・(3) (X−x32+(Y−Y32+(Z−Z32=b3 2 ・・・(4) が成り立ち、式(2)〜(4)を解くことにより射出部
Sの座標(X,Y,Z)が求められる。なお、式
(2)〜(4)は2次の方程式なので、その解には正負
の任意性があるが、これは外部光源装置45の実際の配
置から特定される。
【0040】次に、CCD28の各画素に対応する被写
体S上の点のうち、点A1、A2、A 3以外の点に対応す
る点の座標又は距離を求める方法について説明する。例
えば被写体S上の点A1、A2、A3以外の点Cの座標を
(x,y,z)とし、カメラ本体10からの距離をa、
外部光源装置45の射出部OSからの距離をbとする
と、距離a、bは以下の式を解くことにより求められ
る。 (x−X)2+(y−Y)2+(z−Z)2=b2 ・・・(5) x2+y2+z2=a2 ・・・(6) a+b=d ・・・(7) x/α=y/β=z/γ ・・・(8) ここでdは、外部光源装置45から射出された測距光
が、点Cで反射されCCD28で検出されるまでに進ん
だ距離(第2の距離)であり、上述した本測距において
算出される。また、式(8)は座標原点(焦点)と点B
とを結ぶ直線の式であり、α、β、γは、点Bに対応す
る画素の位置によって一意的に決まり、既知の値であ
る。すなわち、式(5)〜式(8)において未知変数は
x、y、z、a、bの5つである。したがって、式
(5)〜式(8)を解くことにより、上記未知変数x、
y、z、a、bを求めることができる。以上により、C
CD28の各画素に対応する被写体S上の各点までの距
離aとその座標値とが算出され、被写体の3次元形状が
取得される。
【0041】図10は、本実施形態のカメラ型の3次元
画像検出装置において実行されるプログラムのフローチ
ャートであり、図11、図12はそれぞれ図10の中の
スポット測距、本測距のサブルーチンのフローチャート
である。図8〜図12を参照して本実施形態における3
次元画像の検出動作について説明する。
【0042】ステップ201においてレリーズスイッチ
15が全押しされていることが確認されると、ステップ
202において、内蔵ビーム光源装置14を用いたスポ
ット測距が開始され、ステップ203において、外部光
源装置45を用いた本測距が行われる。ステップ203
における本測距が終了すると、ステップ204において
CCD28による通常の撮影動作(CCDビデオ制御)
がオン状態に定められ、カラーの静止画が撮像される。
その後ステップ205において、ステップ202のスポ
ット測距及びステップ203の本測距により求められた
被写体の3次元画像の画像データ、距離データ、及びス
テップ204において得られた被写体のカラー静止画像
の画像データなどが記録媒体Mに記録され、このプログ
ラムは終了する。
【0043】ステップ202のスポット測距のサブルー
チンでは、図11に示されるように、ステップ301
で、測距用の光源として内蔵ビーム光源装置が設定され
る。すなわち、発光素子制御回路44(図2参照)から
出力される信号が、レーザ14a、14b、14cへの
み出力されるように設定される。この設定は、システム
コントロール回路35からの制御信号により発光素子制
御回路44において行われる。ステップ302では、図
8のフローチャートを参照して説明した距離情報検出動
作がレーザ14a、14b、14cを光源として実行さ
れ、画像メモリ34に各画素の画素値が3次元画像の画
像データとして一時的に記憶される。なお、このときレ
ーザ14a、14b、14cは同時に測距光を射出す
る。
【0044】ステップ303では、画像メモリ34に一
時的に記憶された3次元画像の画像データがシステムコ
ントロール回路35へ読み出され、CCD28の全画素
の中から、3つのレーザ14a、14b、14cにより
レーザビームがスポット状に照射される被写体上の3つ
の点(A1、A2、A3)に対応する画素が探索される。
ステップ304では、ステップ303において探索さ
れ、レーザビームが照射されている3つの点に対応する
画素の画素値に演算処理が施され、被写体までの距離a
1、a2、a3が距離データとして算出される。その後、
ステップ305において、ステップ303で特定された
点A1、A2、A3に対応する画素の位置、及びにステッ
プ304において算出された点A1、A2、A3までの距
離に基づいて演算処理が行われ、各点A1、A2、A3
対応する座標値(x1,y1,z1)、(x2,y2
2)、(x3,y3,z3)が、カメラの焦点を座標原点
とした座標系において求められる。ステップ306で
は、ステップ304、ステップ305で求められた点A
1、A2、A3までの距離とその座標値とが記録媒体Mに
記録されこのスポット測距のサブルーチンは終了する。
【0045】次に図12を参照してステップ203の本
測距のサブルーチンについて説明する。ステップ401
では、測距用の光源として外部光源装置が設定される。
すなわち、発光素子制御回路44(図2参照)から出力
される信号が、外部光源取付コネクタを介して接続され
た外部光源装置45のみへ出力されるように設定され
る。この設定は、ステップ301と同様に、システムコ
ントロール回路35からの制御信号により発光素子制御
回路44において行われる。ステップ402では、図8
のフローチャートを参照して説明した距離情報検出動作
が外部光源装置45を光源として実行され、画像メモリ
34に各画素の画素値が3次元画像の画像データとして
一時的に記憶される。
【0046】ステップ403では、図11のステップ3
05において算出された点A1、A2、A3の座標値
(x1,y1,z1)、(x2,y2,z2)、(x3,y3
3)を用いた式(2)〜(4)により外部光源装置4
5の位置、すなわち、射出部OSの座標値(X,Y,
Z)が求められる。ステップ404では、ステップ40
2において取得され、画像メモリ34に一時的に記憶さ
れた3次元画像の画像データがシステムコントロール回
路35へ読み出され、各画素値に対し距離を求めるため
の演算処理が施される。すなわち、外部光源装置45か
ら射出された測距光が、CCD28のフォトダイオード
51で検出されるまでに進んだ距離d(=a+b)が画
素毎に算出される。ステップ405では、距離d及びス
テップ403において求められた外部光源装置45の位
置(X,Y,Z)等に基づいて、カメラ本体10から被
写体Sまでの距離aが式(5)〜(8)を解くことによ
りCCD28の画素毎に距離データとして求められる。
これらの距離データは、ステップ405において、画像
メモリ35に一時的に記憶され、この本測距のサブルー
チンは終了する。
【0047】以上のように、本実施形態によれば、カメ
ラ本体から分離された外部光源装置を任意の位置に配置
して、CCDの画素毎に被写体までの距離を検出するこ
とができる。すなわち、外部光源装置はカメラ本体から
分離されているので、被写体近くに配置することがで
き、これにより被写体とカメラとの距離が離れていると
きでも十分な光量の測距光を被写体に照射できるので、
高い信号出力が得られS/N比が向上する。
【0048】また、外部光源装置はカメラ本体とは独立
しているためカメラ本体を小型化しつつ、大容量の光源
を外部光源装置として用いることも可能となる。更に、
カメラ本体には、内蔵ビーム光源装置が搭載されている
ので、外部光源装置の位置を簡単に特定することができ
る。
【0049】本実施形態では、内蔵ビーム光源装置とし
て3つのレーザを用いたが、1つのレーザから射出され
る光線を回折格子などで複数の光線に分岐させてもよ
く、このときには、内蔵ビーム光源装置14は1つのレ
ーザと回折格子とから構成することができる。また、ス
ポット測距において計測される被写体上の点の数は3点
に限られるものではなく4点以上であってもよい。
【0050】本実施形態において、外部光源装置は、カ
メラ本体とケーブルにより接続され、外部光源装置の発
光のタイミングはこのケーブルを介して制御されていた
が、無線、光通信等を介して制御してもよい。
【0051】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、被写体
と3次元画像検出装置との距離が大きい場合にも、十分
に大きい出力を得ることができる3次元画像検出装置を
得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における一実施形態であるカメラ型の3
次元画像検出装置の斜視図である。
【図2】図1に示すカメラの回路構成を示すブロック図
である。
【図3】測距光による距離測定の原理を説明するための
図である。
【図4】測距光、反射光、ゲートパルス、及びCCDが
受光する光量分布を示す図である。
【図5】CCDに設けられるフォトダイオードと垂直転
送部の配置を示す図である。
【図6】CCDを基板に垂直な平面で切断して示す断面
図である。
【図7】被写体までの距離に関するデータを検出する距
離情報検出動作のタイミングチャートである。
【図8】本実施形態において実行される距離情報検出動
作のサブルーチンのフローチャートである。
【図9】外部光源装置を用いた距離測定の原理を説明す
る図である。
【図10】本実施形態のカメラ型の3次元画像検出装置
で実行されるプログラムのフローチャートである。
【図11】スポット測距で実行されるサブルーチンのフ
ローチャートである。
【図12】本測距で実行されるサブルーチンのフローチ
ャートである。
【符号の説明】
14 内蔵ビーム光源装置 14a、14b、14c レーザ 18 外部光源接続コネクタ 28 CCD 30 CCD駆動回路 35 システムコントロール回路 44 発光素子制御回路 45 外部光源装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // H04N 101:00 G01B 11/24 A Fターム(参考) 2F065 AA06 BB05 DD00 FF01 FF12 FF31 GG06 GG08 HH02 HH04 JJ03 JJ09 JJ26 LL30 NN12 QQ03 QQ24 SS13 UU01 UU05 2H059 AA18 5B057 BA02 BA19 DA07 DA20 DB01 DB08 DC19 5C022 AA13 AB15 AB68 AC31 AC42 AC52 AC69 5C061 AB03 AB06

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のビーム状の測距光を射出し、撮像
    部から所定の位置に配置されたビーム光源と、 拡散された測距光を照射し、前記撮像部に対し任意の位
    置に配置可能な外部光源と、 前記ビーム光源から被写体に前記複数のビーム状の測距
    光を射出し、その反射光を前記撮像部で受光することに
    より、前記複数のビーム状の測距光がスポット状に照射
    された前記被写体の各点までの第1の距離を求めるスポ
    ット測距手段と、 前記外部光源から前記被写体に前記拡散された測距光を
    照射し、その反射光を前記撮像部で受光することによ
    り、前記外部光源から照射された前記測距光が前記被写
    体に反射され前記撮像部で受光されるまでに進んだ第2
    の距離を前記撮像部の画素毎に求める本測距手段と、 前記第1の距離と、前記第2の距離とに基づき前記外部
    光源の位置を算出する外部光源位置算出手段とを備える
    ことを特徴とする3次元画像検出装置。
  2. 【請求項2】 前記第2の距離と、前記各画素の前記撮
    像部における位置と、前記外部光源の位置とから、前記
    各画素に対応する被写体までの距離を前記画素毎に算出
    するための手段を備えることを特徴とする請求項1に記
    載の3次元画像検出装置。
  3. 【請求項3】 前記ビーム光源がレーザであることを特
    徴とする請求項1に記載の3次元画像検出装置。
  4. 【請求項4】 前記ビーム光源が3以上のビームを同時
    に射出可能であることを特徴とする請求項1に記載の3
    次元画像検出装置。
  5. 【請求項5】 複数のビーム状の測距光を射出し、撮像
    部から所定の位置に配置されたビーム光源と、 前記ビーム光源から被写体に前記複数のビーム状の測距
    光を射出し、その反射光を前記撮像部で受光することに
    より、前記複数のビーム状の測距光がスポット状に照射
    された前記被写体の各点までの第1の距離を求めるスポ
    ット測距手段と、 前記撮像部に対し任意の位置に配置可能な外部光源から
    前記被写体に照射される拡散された測距光の前記被写体
    からの反射光を前記撮像部で受光することにより、前記
    外部光源から照射された前記測距光が前記被写体に反射
    され前記撮像部で受光されるまでに進んだ第2の距離を
    前記撮像部の画素毎に求めることができる本測距手段
    と、 前記第1の距離と、前記第2の距離とに基づき前記外部
    光源の位置を算出する外部光源位置算出手段とを備える
    ことを特徴とする3次元画像検出装置。
  6. 【請求項6】 光源の発光を制御するための制御信号を
    出力する光源制御手段と、 受光量に応じた電荷を画素毎に蓄積可能な撮像部と、 前記撮像部の駆動を制御する撮像部駆動制御手段と、 前記光源制御手段からの制御信号に基づき発光が制御さ
    れる光源からの光を被写体に照射し、その反射光を前記
    撮像部において受光することにより、前記被写体までの
    距離情報を画素毎に検出する距離情報検出手段と、 前記光源制御手段の制御信号によりその発光が制御さ
    れ、複数のビーム状の光を射出するビーム光源と、 前記光源制御手段から出力される制御信号を外部光源へ
    出力するための外部出力手段と、 前記制御信号を択一的に前記ビーム光源又は前記外部出
    力手段に出力する選択切換手段とを備えることを特徴と
    する3次元画像検出装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US10200637B2 (en) 2016-03-31 2019-02-05 Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. Image pickup apparatus including light source, image sensor, and control circuit

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